■放課後つーしんぼ!! (ほかまみつり)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「Milky Magic るるか」
・その他: 短編×12(うち「ただいみゃ!!」×2、
「Milky Magic るるか」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほかまみつり」センセの「放課後つーしんぼ!!」です。
こちらの紹介帯、
「もはや全方位向け!」
とか書いておりました。
…全方位ですか。
そうかなぁ。
限りなーく特定なひと方位だけだと思うんですが。
そんな訳で、一応念のため調べてみました、「全方位」
ぜんほうい 【全方位】 全部の方位。あらゆる方向。 (※goo辞書より引用)
うん、あってますよね。
あの紹介は大袈裟だと思います。
ジャンル・お話は無論のこと、絵柄もきっちり人を選ぶと思います。
※妹「しずくさん」
意外に大きめな方が多いのは特徴だと思います。
前置き長くなりましたが、本日の紹介は「放課後つーしんぼ!!」です。
こちらは「ほかまみつり」センセの最新刊。
6冊目でした。
以前ブログで紹介しました3冊目「発育っちゃうぞ」の際にも書いてますが、やっぱり合わないですね。
それは分かっていたものの、洗練された↓表紙に釣り上げられてしまいました。
前後編の漫画も含めた、短編集という構成。
強いタイプのロリ漫画で、前述したように傾きは大きいです。
冒頭に収録された「看病(まも)ってあげマス!-So you don’t have to coldness-」は、教師と生徒。
風邪をひいた先生のお見舞いに、クラスを代表して部屋を訪ねた「野辺山望」
見事・無事に、しっかりとしたおかゆを作った彼女には、もう1つの目的があったのでした…。
もともと告白をしたのは「望ちゃん」から。
こちらの先生はぱっちりストライクゾーンだったので、思わず暴走してしまったんですね。
ひでえなぁ。
「キ…スしてください」
という彼女はまだ良いとして、いきなりあんなエロいキスを仕掛けないように。
だいたい、アンタ風邪ひいてるでしょー。
告白した際に「望ちゃん」は思わず逃げ出していたようですが、こちらでもそんな感じ。
わざわざランドセルを背負わせてえっちしていましたよ。
まぁ、確かに料理つくる前後のアレコレは可愛かったですけどねー。
連続話ヒロインなどを押しのけ、見事↓表紙を飾ったのは「ちっちゃなお願い おっきな約束」の「しずく」さん(←たぶん)
膨らみかけた胸が痛いと泣いていた、妹「しずくさん」のマッサージをしていたお兄ちゃん。
そのためか、まだランドセルな年齢ながら立派に育っていたのです。
単行本の特徴というべきロリ巨乳ですね。
それなりに知識はあり、ああした場面にて年上を相手に駆け引きをしておりました。
眼鏡は伊達ではありません。
(※そんな計算高いキャラではないけど)
えっちは実兄との近親で、ラブラブです。
兄の短パンを着用しているところがキュートでした。
「Milky Magic るるか+-初級編-」のヒロインも眼鏡でロリ巨乳。
アニメキャラ「るるか」のコスプレをする彼女「まるか」さんは同人ショップでの立ち読みで、メロメロになってしまったのでした。
もう救いようのないエロさですね。
前半は、ほぼ1人で勝手にえっちへと展開させていました。
コートの下でコスプレしてる、ってのもえっちでしたよー。
なお、描き下ろし「Milky Magic るるか」は、彼女が見ていた同人誌の内容になってます。
魔法少女ネタでしたが、お好きな方にはページ数がちと少ないかも(4Pです)
短編「ミステリーハンター亜美の不思議発見っ!!」に登場する「東野亜美(つおの・つぐみ)」さんも眼鏡キャラ。
彼女は理事長の孫娘というお嬢さまで、クラス担任すら呼び捨てにするというワガママ娘です。
前の2人と比較すると、バストサイズは控え目。
ミステリースポットの調査と称して、学校でえっちできるスペースを探していました。
なぜかブルマ(体操着)姿でしたが、あれは「亜美さん」のサービスかな。
えっち直前でランドセルを背負わせるんですけど…こちらの教師って、前述した「看病ってあげマス!」の教師と同一人物じゃない?
※左:野辺山望、右:まるかさん
眼鏡ヒロインもちらほらと。
ヒロイン「佐山葉津美」さんと、「大野」兄弟との三角関係を描いた「放課後プリズナー」
クラス委員の「葉津美さん」に憧れる「大野くん」
彼女を手伝うこととした放課後、教師であり、兄でもある「大野」先生と彼女のえっち関係を知ることとなるのです。
「葉津美さん」らは中学2年生ということで、収録ヒロイン中では年齢の高い娘さん。
スタイルもむちっとした感じがあり、セーラー服が良い感じ。
いちおう複数えっちでしたが、「大野くん」は終始圧倒されていましたよ。
「Noppo≒Chibi」はお隣に住む同級生「タイチ」くんとの漫画。
スカートめくりで皆を困らせていた彼に対し、幼馴染み「かれん」さんは、
「着替える間だけ…」
ということで、下着を間近で見せることとなったのです。
同年代ではふたまわまりくらい大柄なヒロイン。
胸も大きめ。
どちらかと言うと凛々しさのある彼女でしたが、えっちに従って可愛らしくなっていくところに注目。
収録では唯一前後編「ただいみゃ!!」
原因不明な難病で長期の入院をしていた妹「涼子」
病状は悪化しており、自らの足で立つことはできないうえ、最近では両腕も不自由なほどでした。
そんな彼女に名付けられた黒猫「コムギ」
珍しく尻尾が2つに割れていたんですが、なんとお兄ちゃんの目前で「涼子」の意思を持ったまま擬人化したのです。
ファンタジーちっくなお話。
ロリ猫耳なヒロインとのえっちで、黒猫だけあって褐色肌になっていました。
姿は「涼子ちゃん」の猫耳コスプレっぽいですね。
意思は「コムギ」と2人分が同居した感じだったんですが、ページ数の関係かお兄ちゃんの理解は素早く・説明的。
ちょっと駆け足過ぎるところがあり、お話を軽くしていました。
後編があーした展開だったので、とっかかり部分はもっと丁寧な描写がほしかったですね。
例ええっちページを減らしたとしても。(大人な事情で難しいのでしょうけれど)
まぁ、安易なハッピー展開でなかったのは個人的に良かったです。
※左:ふたばさん、右:みなこさん
各ヒロインは可愛く描かれていました。癖はありますが。
ほか、「おくじょうてんごく」は「藤川清音」さん。
先生を学校の屋上にて待つ「清音さん」
その間、プレゼントされたアイテムで1人楽しむこととしたのです。
もともとえっちなパターンですね。
同じくアイテムネタな「磨いてっ!! mysister」は、電動歯ブラシ。
あっけらかんとお兄ちゃんをえっちに誘う「みなこ」さん。
えろい事に使わないように(笑)
雪国での「Snow Dust Memories」は「数馬」くんと「ふたば」さんの同年代カップル。
ここは何と言っても、「ふたばさん」のタイツ姿でしょう。
黒のシャツもなんだかえっちっぽかったですね。
こちらのヒロイン3名は、皆さん年相応なバストサイズでした。
細くしなやかな線の絵柄。
濃淡は適度なくらいですっきり洗練されており、綺麗です。
全体的に乱れはなかったものの、頭が大きめなロリバランスが基本で年齢の割に巨乳な娘もおり、崩れたようなコマも散見されました。
大小コマなど細かいコマ割りで、ハミ出る、ぶち抜くなども多い、ごっちゃり系。
漫画としては濃い目になるでしょう。
それらもひっくるめての個性ですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: かなり癖がありますが、この作風で洗練されていました。
・話3: ややはっちゃけ感がありましたが、成年漫画としては普通でしょう。
・独4: ロリ巨乳ですね。どちらのヒロインも積極的で、可愛くえっちに描かれています。
合計:[11/15]
前述しているように人を選ぶもので、判断は↓表紙・裏表紙双方がいいでしょう。
あるいは、見辛いですが紹介帯の裏とか。
ひでるさんはやっぱり合いませんでしたが、そのあたりで違和感なければ楽しめると思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「Milky Magic るるか」
・その他: 短編×12(うち「ただいみゃ!!」×2、
「Milky Magic るるか」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほかまみつり」センセの「放課後つーしんぼ!!」です。
こちらの紹介帯、
「もはや全方位向け!」
とか書いておりました。
…全方位ですか。
そうかなぁ。
限りなーく特定なひと方位だけだと思うんですが。
そんな訳で、一応念のため調べてみました、「全方位」
ぜんほうい 【全方位】 全部の方位。あらゆる方向。 (※goo辞書より引用)
うん、あってますよね。
あの紹介は大袈裟だと思います。
ジャンル・お話は無論のこと、絵柄もきっちり人を選ぶと思います。
※妹「しずくさん」
意外に大きめな方が多いのは特徴だと思います。
前置き長くなりましたが、本日の紹介は「放課後つーしんぼ!!」です。
こちらは「ほかまみつり」センセの最新刊。
6冊目でした。
以前ブログで紹介しました3冊目「発育っちゃうぞ」の際にも書いてますが、やっぱり合わないですね。
それは分かっていたものの、洗練された↓表紙に釣り上げられてしまいました。
前後編の漫画も含めた、短編集という構成。
強いタイプのロリ漫画で、前述したように傾きは大きいです。
冒頭に収録された「看病(まも)ってあげマス!-So you don’t have to coldness-」は、教師と生徒。
風邪をひいた先生のお見舞いに、クラスを代表して部屋を訪ねた「野辺山望」
見事・無事に、しっかりとしたおかゆを作った彼女には、もう1つの目的があったのでした…。
もともと告白をしたのは「望ちゃん」から。
こちらの先生はぱっちりストライクゾーンだったので、思わず暴走してしまったんですね。
ひでえなぁ。
「キ…スしてください」
という彼女はまだ良いとして、いきなりあんなエロいキスを仕掛けないように。
だいたい、アンタ風邪ひいてるでしょー。
告白した際に「望ちゃん」は思わず逃げ出していたようですが、こちらでもそんな感じ。
わざわざランドセルを背負わせてえっちしていましたよ。
まぁ、確かに料理つくる前後のアレコレは可愛かったですけどねー。
連続話ヒロインなどを押しのけ、見事↓表紙を飾ったのは「ちっちゃなお願い おっきな約束」の「しずく」さん(←たぶん)
膨らみかけた胸が痛いと泣いていた、妹「しずくさん」のマッサージをしていたお兄ちゃん。
そのためか、まだランドセルな年齢ながら立派に育っていたのです。
単行本の特徴というべきロリ巨乳ですね。
それなりに知識はあり、ああした場面にて年上を相手に駆け引きをしておりました。
眼鏡は伊達ではありません。
(※そんな計算高いキャラではないけど)
えっちは実兄との近親で、ラブラブです。
兄の短パンを着用しているところがキュートでした。
「Milky Magic るるか+-初級編-」のヒロインも眼鏡でロリ巨乳。
アニメキャラ「るるか」のコスプレをする彼女「まるか」さんは同人ショップでの立ち読みで、メロメロになってしまったのでした。
もう救いようのないエロさですね。
前半は、ほぼ1人で勝手にえっちへと展開させていました。
コートの下でコスプレしてる、ってのもえっちでしたよー。
なお、描き下ろし「Milky Magic るるか」は、彼女が見ていた同人誌の内容になってます。
魔法少女ネタでしたが、お好きな方にはページ数がちと少ないかも(4Pです)
短編「ミステリーハンター亜美の不思議発見っ!!」に登場する「東野亜美(つおの・つぐみ)」さんも眼鏡キャラ。
彼女は理事長の孫娘というお嬢さまで、クラス担任すら呼び捨てにするというワガママ娘です。
前の2人と比較すると、バストサイズは控え目。
ミステリースポットの調査と称して、学校でえっちできるスペースを探していました。
なぜかブルマ(体操着)姿でしたが、あれは「亜美さん」のサービスかな。
えっち直前でランドセルを背負わせるんですけど…こちらの教師って、前述した「看病ってあげマス!」の教師と同一人物じゃない?
※左:野辺山望、右:まるかさん
眼鏡ヒロインもちらほらと。
ヒロイン「佐山葉津美」さんと、「大野」兄弟との三角関係を描いた「放課後プリズナー」
クラス委員の「葉津美さん」に憧れる「大野くん」
彼女を手伝うこととした放課後、教師であり、兄でもある「大野」先生と彼女のえっち関係を知ることとなるのです。
「葉津美さん」らは中学2年生ということで、収録ヒロイン中では年齢の高い娘さん。
スタイルもむちっとした感じがあり、セーラー服が良い感じ。
いちおう複数えっちでしたが、「大野くん」は終始圧倒されていましたよ。
「Noppo≒Chibi」はお隣に住む同級生「タイチ」くんとの漫画。
スカートめくりで皆を困らせていた彼に対し、幼馴染み「かれん」さんは、
「着替える間だけ…」
ということで、下着を間近で見せることとなったのです。
同年代ではふたまわまりくらい大柄なヒロイン。
胸も大きめ。
どちらかと言うと凛々しさのある彼女でしたが、えっちに従って可愛らしくなっていくところに注目。
収録では唯一前後編「ただいみゃ!!」
原因不明な難病で長期の入院をしていた妹「涼子」
病状は悪化しており、自らの足で立つことはできないうえ、最近では両腕も不自由なほどでした。
そんな彼女に名付けられた黒猫「コムギ」
珍しく尻尾が2つに割れていたんですが、なんとお兄ちゃんの目前で「涼子」の意思を持ったまま擬人化したのです。
ファンタジーちっくなお話。
ロリ猫耳なヒロインとのえっちで、黒猫だけあって褐色肌になっていました。
姿は「涼子ちゃん」の猫耳コスプレっぽいですね。
意思は「コムギ」と2人分が同居した感じだったんですが、ページ数の関係かお兄ちゃんの理解は素早く・説明的。
ちょっと駆け足過ぎるところがあり、お話を軽くしていました。
後編があーした展開だったので、とっかかり部分はもっと丁寧な描写がほしかったですね。
例ええっちページを減らしたとしても。(大人な事情で難しいのでしょうけれど)
まぁ、安易なハッピー展開でなかったのは個人的に良かったです。
※左:ふたばさん、右:みなこさん
各ヒロインは可愛く描かれていました。癖はありますが。
ほか、「おくじょうてんごく」は「藤川清音」さん。
先生を学校の屋上にて待つ「清音さん」
その間、プレゼントされたアイテムで1人楽しむこととしたのです。
もともとえっちなパターンですね。
同じくアイテムネタな「磨いてっ!! mysister」は、電動歯ブラシ。
あっけらかんとお兄ちゃんをえっちに誘う「みなこ」さん。
えろい事に使わないように(笑)
雪国での「Snow Dust Memories」は「数馬」くんと「ふたば」さんの同年代カップル。
ここは何と言っても、「ふたばさん」のタイツ姿でしょう。
黒のシャツもなんだかえっちっぽかったですね。
こちらのヒロイン3名は、皆さん年相応なバストサイズでした。
細くしなやかな線の絵柄。
濃淡は適度なくらいですっきり洗練されており、綺麗です。
全体的に乱れはなかったものの、頭が大きめなロリバランスが基本で年齢の割に巨乳な娘もおり、崩れたようなコマも散見されました。
大小コマなど細かいコマ割りで、ハミ出る、ぶち抜くなども多い、ごっちゃり系。
漫画としては濃い目になるでしょう。
それらもひっくるめての個性ですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: かなり癖がありますが、この作風で洗練されていました。
・話3: ややはっちゃけ感がありましたが、成年漫画としては普通でしょう。
・独4: ロリ巨乳ですね。どちらのヒロインも積極的で、可愛くえっちに描かれています。
合計:[11/15]
前述しているように人を選ぶもので、判断は↓表紙・裏表紙双方がいいでしょう。
あるいは、見辛いですが紹介帯の裏とか。
ひでるさんはやっぱり合いませんでしたが、そのあたりで違和感なければ楽しめると思います。
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■ベルベット・キス (ハルミチヒロ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : サラリーマン・ストレス
・おまけ: おまけまんが。
・その他: カラー(4P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハルミチヒロ」センセの「ベルベット・キス 1巻」です。
親子とか兄弟とか夫婦とか…。
近しい人がそれぞれ漫画家さんというのをちらほら見かけますね。
こちらの「ハルミチヒロ」センセもそうしたお1人で、HPによると「藤谷陽子」センセは妹さんとのことでした。
いいなぁ。
さて、本日は以前に「恋をするのが仕事です。」を紹介している「ハルミチヒロ」センセ。
おそらくは5冊目という単行本は、「ベルベット・キス 1巻」です。
一般系なえっち単行本。
巻数表記から察せられるそのまま、2巻へと続きます。
「恋をするのが~」は全3巻という長編になりましたが、今回はどこまで続くのかなぁ。
※ヒロイン特集1:パシりを得た「花乃子さん」
簡単に言うと、1巻はこんな感じになってます。
主人公「新田信(にった・しん)」は普通のサラリーマン。
宝くじで10万を当て、大口の契約も取るなど、なかなか運気好調でした。
そんな頃、覚えのない「キクチヤ」と名乗る者から呼び出されたのです。
指定された場所は、見上げるような巨大なビル。
そちらに顔を見せた見知らぬ男から、
「いきなりですが、あなたはこちらに8千万円の借金があります」
そう切り出されたのです。
言葉に思い当たる部分があった「新田」
突然の事でうろたえる彼に、返済と利子を凍結させるための条件を提示されたのでした。
「簡単なことです」
それは、”ある女性の友達になること”だったのです。
…だいたい、そうした導入部。
今後どうなってしまうのか、ドキドキな長編ストーリーです。
お話は「新田くん」の視点で進み、冒頭の幸運が「キクチヤ」との出会いから急転直下しておりました。
ラブコメ色の強かった前単行本とは違って、非常にストレスを加えられる漫画。
(※そちらも中盤あたりは雲行き怪しかったですが)
ヒロインとのえっちシーンも多く差し込まれているんですが、エロスを感じるよりその苦労っぷりに背筋が寒くなる感じ。
同情しますね。
※ヒロイン特集2:とりあえず可愛い「花乃子さん」
街中でも際立って目立つ娘さんではないでしょうか。
主人公を振り回す、ヒロイン「かのさん」こと「花乃子(かのこ)」さん。
漫画冒頭部分にて、すれ違った「新田くん」が思わず目で追ってしまうほどの美少女でした。
ホテル住まいで好きに遊ぶだけの大金を持ち、自由奔放に振舞う彼女。
えっちOKでミステリアスな点なども含め、ちょっと付き合う程度ならば良いんでしょうけど…多額の借金がちらつく「新田くん」の場合は別。
時間お構いなしに呼び出され、パシりにされ、えっちの相手をつとめ…あっという間に憔悴しきっていました。
サラリーマンな彼は、結構優秀な方であったみたい。
仕事に対して責任感あり、あちこち反応は良く、マナーもそこそこ。
冒頭で見られた営業成績のグラフも高かったですからね。
しかし、そんなんが昼夜問わずの呼び出しで仕事にも集中できておらず、
①不規則な呼び出しで、日中の営業に行けなくなる。
②昼夜問わずそんなんなので、生活リズムを狂わされる。
③仕事中に席を外すことが増え、周囲から不信の目で見られるようになる。
④板ばさみでストレスが溜まる。
⑤重要な約束を忘れるなど、ミスを連発し、マイナスの渦に落ち込む。
結果、”顔付きが変わった”と上司から指摘されるまでになっていました。
以上のような、ビジネスシーンのあちこちがやたらリアル。
げんなりしますね。
まぁ、この漫画の優れている点はそのダウナーな部分だと思いますが(笑)
※ヒロイン特集3:小悪魔な「花乃子さん」
最終8話の彼女は可愛かったですよ。おまけまんがも。
なにしろ、通常であれば大人な対応で誤魔化せるだろう彼が、中盤あたりから何度か激高する場面がありました。
読み手の心情は「新田くん」と重なるため、どうしてもツインテールで小悪魔ちっくな「花乃子さん」とのえっちを楽しむほどの余裕がありません。
特に乱交パーティーみたいな部屋へ連れていかれる4話はそんなん。
まだ「花乃子さん」と2人だけのがいいなぁ。
ここでは書きませんが、彼女の正体が判明する5話からは、ちらほらと素の反応を見せるようになっていました。
「ひとりじゃつまんないもん」
やっぱり、その台詞が核心だったりするのかな。まだ何かあるかな。
しっかり・丁寧な線の絵柄。
適度な濃淡でバランス感覚も良く、漫画でも気になる部分はありません。
表現は無論のこと、背景・小物なども良い感じ。
メリハリもあって読み易いです。
キャラにも変な癖はなく、洗練されていました。
可愛く自由ではあるものの、どこか儚さのあるヒロイン「花乃子さん」ほか、主人公「新田くん」などにもすんなり馴染めることと思います。
カラーとは多少雰囲気異なるものの、↓表紙での判断で問題ありません。
あるいは、お試し読み用の小冊子(※1話、2話収録)も用意されているらしいので、もし書店にあれば参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 一般えっち・ストーリー系のお手本見たいな感じの絵柄でしょう。
・話4: 営業経験ある方には、荒れていく「新田くん」にぞくぞくすると思います(笑)
・独4: まだ1巻なので評価し辛いですが…漫画に没頭できました。
合計:[13/15]
収録ではラストの8話では、少しいい感じになっていたりしたんですが…登場の新キャラが非常に気になるところ。
イイ目もあるとは言え、「新田くん」にはそろそろ一息ついてほしいです。
本気で病気になっちゃうよ。
(※あるいは仕事で地方へ転勤させられるか、減給になるか…)
2巻が、結末がどうなるのか、早く続きを読みたいです。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : サラリーマン・ストレス
・おまけ: おまけまんが。
・その他: カラー(4P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハルミチヒロ」センセの「ベルベット・キス 1巻」です。
親子とか兄弟とか夫婦とか…。
近しい人がそれぞれ漫画家さんというのをちらほら見かけますね。
こちらの「ハルミチヒロ」センセもそうしたお1人で、HPによると「藤谷陽子」センセは妹さんとのことでした。
いいなぁ。
さて、本日は以前に「恋をするのが仕事です。」を紹介している「ハルミチヒロ」センセ。
おそらくは5冊目という単行本は、「ベルベット・キス 1巻」です。
一般系なえっち単行本。
巻数表記から察せられるそのまま、2巻へと続きます。
「恋をするのが~」は全3巻という長編になりましたが、今回はどこまで続くのかなぁ。
※ヒロイン特集1:パシりを得た「花乃子さん」
簡単に言うと、1巻はこんな感じになってます。
主人公「新田信(にった・しん)」は普通のサラリーマン。
宝くじで10万を当て、大口の契約も取るなど、なかなか運気好調でした。
そんな頃、覚えのない「キクチヤ」と名乗る者から呼び出されたのです。
指定された場所は、見上げるような巨大なビル。
そちらに顔を見せた見知らぬ男から、
「いきなりですが、あなたはこちらに8千万円の借金があります」
そう切り出されたのです。
言葉に思い当たる部分があった「新田」
突然の事でうろたえる彼に、返済と利子を凍結させるための条件を提示されたのでした。
「簡単なことです」
それは、”ある女性の友達になること”だったのです。
…だいたい、そうした導入部。
今後どうなってしまうのか、ドキドキな長編ストーリーです。
お話は「新田くん」の視点で進み、冒頭の幸運が「キクチヤ」との出会いから急転直下しておりました。
ラブコメ色の強かった前単行本とは違って、非常にストレスを加えられる漫画。
(※そちらも中盤あたりは雲行き怪しかったですが)
ヒロインとのえっちシーンも多く差し込まれているんですが、エロスを感じるよりその苦労っぷりに背筋が寒くなる感じ。
同情しますね。
※ヒロイン特集2:とりあえず可愛い「花乃子さん」
街中でも際立って目立つ娘さんではないでしょうか。
主人公を振り回す、ヒロイン「かのさん」こと「花乃子(かのこ)」さん。
漫画冒頭部分にて、すれ違った「新田くん」が思わず目で追ってしまうほどの美少女でした。
ホテル住まいで好きに遊ぶだけの大金を持ち、自由奔放に振舞う彼女。
えっちOKでミステリアスな点なども含め、ちょっと付き合う程度ならば良いんでしょうけど…多額の借金がちらつく「新田くん」の場合は別。
時間お構いなしに呼び出され、パシりにされ、えっちの相手をつとめ…あっという間に憔悴しきっていました。
サラリーマンな彼は、結構優秀な方であったみたい。
仕事に対して責任感あり、あちこち反応は良く、マナーもそこそこ。
冒頭で見られた営業成績のグラフも高かったですからね。
しかし、そんなんが昼夜問わずの呼び出しで仕事にも集中できておらず、
①不規則な呼び出しで、日中の営業に行けなくなる。
②昼夜問わずそんなんなので、生活リズムを狂わされる。
③仕事中に席を外すことが増え、周囲から不信の目で見られるようになる。
④板ばさみでストレスが溜まる。
⑤重要な約束を忘れるなど、ミスを連発し、マイナスの渦に落ち込む。
結果、”顔付きが変わった”と上司から指摘されるまでになっていました。
以上のような、ビジネスシーンのあちこちがやたらリアル。
げんなりしますね。
まぁ、この漫画の優れている点はそのダウナーな部分だと思いますが(笑)
※ヒロイン特集3:小悪魔な「花乃子さん」
最終8話の彼女は可愛かったですよ。おまけまんがも。
なにしろ、通常であれば大人な対応で誤魔化せるだろう彼が、中盤あたりから何度か激高する場面がありました。
読み手の心情は「新田くん」と重なるため、どうしてもツインテールで小悪魔ちっくな「花乃子さん」とのえっちを楽しむほどの余裕がありません。
特に乱交パーティーみたいな部屋へ連れていかれる4話はそんなん。
まだ「花乃子さん」と2人だけのがいいなぁ。
ここでは書きませんが、彼女の正体が判明する5話からは、ちらほらと素の反応を見せるようになっていました。
「ひとりじゃつまんないもん」
やっぱり、その台詞が核心だったりするのかな。まだ何かあるかな。
しっかり・丁寧な線の絵柄。
適度な濃淡でバランス感覚も良く、漫画でも気になる部分はありません。
表現は無論のこと、背景・小物なども良い感じ。
メリハリもあって読み易いです。
キャラにも変な癖はなく、洗練されていました。
可愛く自由ではあるものの、どこか儚さのあるヒロイン「花乃子さん」ほか、主人公「新田くん」などにもすんなり馴染めることと思います。
カラーとは多少雰囲気異なるものの、↓表紙での判断で問題ありません。
あるいは、お試し読み用の小冊子(※1話、2話収録)も用意されているらしいので、もし書店にあれば参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 一般えっち・ストーリー系のお手本見たいな感じの絵柄でしょう。
・話4: 営業経験ある方には、荒れていく「新田くん」にぞくぞくすると思います(笑)
・独4: まだ1巻なので評価し辛いですが…漫画に没頭できました。
合計:[13/15]
収録ではラストの8話では、少しいい感じになっていたりしたんですが…登場の新キャラが非常に気になるところ。
イイ目もあるとは言え、「新田くん」にはそろそろ一息ついてほしいです。
本気で病気になっちゃうよ。
(※あるいは仕事で地方へ転勤させられるか、減給になるか…)
2巻が、結末がどうなるのか、早く続きを読みたいです。
ベルベット・キス(1) (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT) (2010/05/07) ハルミ チヒロ 商品詳細を見る |
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■家族快楽 (ハッチ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき・作品解説、
カバー裏に「家族懐疑4話・母親サイド」
・その他: 短編×8(うち「家族懐疑」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハッチ」センセの「家族快楽」です。
正直なところ、絵的にはあまり好みではありません。
ただ、こちらは成年漫画として実に優秀。
長編から短編まで、えっちでした。
そんな訳で、ロリ系単行本「しょがくせ」を紹介している「ハッチ」センセ。
6冊目という単行本は「家族快楽」でした。
前述したように、メインの中編ほか短編にて構成された単行本。
収録の各話はオール近親ネタ。
そんなお話から絵柄まで、どちらかと言うと読み手を選ぶものだと思います。
ただし、どちらのシチュエーションにも高いエロス度がありました。
パッと見の感覚だけで避けるには、惜しい漫画集ですね。
特にえっちな気分(笑)になりたい方には、オススメです。
※左:義母「靖子さん」、右:母「礼子さん」
たぶん「清人くん(右の彼)」は年上好きだと思う。
まずは同時収録の短編から。
それぞれ親の再婚によって、家族となった「勇人」・「春樹」の2人。
強く反対をし続けている「春樹」は、表面での対応と違って「勇人」にもはっきりとした敵意を向けていたのです。
新たな義母「靖子」はなかなか魅力的な容姿であり、実は血の繋がっている「春樹」もそうした感覚。
そんな彼女のえっちを目撃した「勇人」は…と、だいたいそんな流れになる「チェンジザワールド」
冒頭の雰囲気から、ガラリと変わる「勇人くん」
彼はあーんな子だったのねー。
びっくり。
そんな訳で、義母とのえっち短編です。
途中で「勇人くん」はひねくれてしまった切っ掛けを話していましたが、学校でのエピソードも見たいです。
(※先生は見逃し難いキャラでしたけど、もしかして他短編とかで登場してるのかな?)
技術あるらしく、漫画では完全に「勇人くん」のペースになってました。
ラストのああした展開も期待されたものでしょう。
そんなんは置いといて…ああ、お父さん(笑)
眠っている妹へ悪戯する兄のお話「ジンクス」
可愛らしい顔であったものの、”知らない内にこんなに胸が育ち”とあったそのまま、やたら豊満な胸の「多恵」ちゃんがポイントです。
読後感の良いオチでした。
道徳的な良し悪しは置いといて、収録では安心して読めるタイプですね。
上下の2段ベッドが良かった「兄妹部屋」も兄妹の近親ネタ。
なにげに、妹「紗季」がえっちに興味を持っていることを知った兄。
1人えっちしているだろう彼女に期待して、早めに寝るなどの対策を取っていると…ついに4日後に彼女が動いたのでした。
微かな吐息に我慢できなくなった彼は…というもの。
これはえっちでしたねー。
2段ベッドの上から聞こえてくるアレは、確かに耐えがたい誘惑でしょう。
声を掛けた際のコマは最高。
非常に良い緊張感がありました。
先の「ジンクス」よりもリアルっぽくて良いですね。
特に2段ベットの経験者(?)は雰囲気が想像できるため良いかと。
※妹「紗季ちゃん」
バレた!の図。音って気になりますよね。
芸能マネージャーの「ママネージャー」は母子の近親です。
10年前の離婚と共に会っていなかった息子。
芸能マネージャー「本条礼子」が付くこととなったのは、成長した「清人」だったのです。
しかし、彼はこちらを覚えておらず…と、そんな流れ。
逆はやっぱり気付かないモノかなぁ。
離れていた期間が長く、通常のソレよりも説得力があります。
また、華やかな世界であるため、凛々しい美しさで魅力的な「礼子さん」にもなんだか納得。
おそらくは、実年齢よりも若い感じなのでしょう。
えっちはしてしまうんですが、コレ実は母親の愛情話みたいな展開になってます。
ちょっとイイ話。(←ちょっとね)
頑張った末の結果として、意外なオチが描かれているのでご期待下さい。
あれで満足なのね。
収録でのメイン「家族懐疑」は4話の連続話。
ブツ切りでなくストーリー漫画になっており、「ハッチ」センセ曰く、
「良い人が1人もいない~」
とか。
だいたいはその通り(笑)
強いて言えば、妹「夕姫」さんかなぁ。
ざーっと見て、彼女は被害者というか、ただ素直に生きていただけかと思います。
※左:「多恵ちゃん」、右:「夕姫さん」
どちらもだいたい同年代くらいだと思いますが…あれは触りたくなって当然かも。
「家族会議があるからすぐに帰ってきなさい」
そうした、深刻な口調の電話で実家へと呼び出された「耕太」
妹「夕姫」の件と伝えられた彼には、思い当たる事があったのです。
10年前、仕事で忙しい両親に代わって妹の面倒を見ていた彼は、ちょっとした悪戯からエスカレートして、いつしか関係をしてしまったのでした。
いつしか、明確な愛情表現をするようになった「夕姫」に恐くなった彼は、逃げるようにして実家を離れていたのです。
さて、戻った「耕太」が母親から聞かされたのは、さらに驚かされるものでした。
「耕太…夕姫が妊娠したの。お父さんとの子よ」
あの家族会議は尋常でない重苦しさですねー。
当然ながら「耕太くん」のお手付きも露見しており、1話ラストの段階からもうハチャメチャ。
ラブい近親漫画では味わえない、何かが絡みついてくるような雰囲気です。
面白い…は適切な表現でないですね。
読み物として優秀でした。
それがため、ここでは色々と書き辛いのです。
特にストレスがたまるだろう3話からがオススメ(笑)
たまんないわね。
母親も実に良い味を出していました。
(※先の「礼子さん」とはまるで違うのよ)
どんな結末になるのか、ドキドキご覧ください。
しっかりとした強めな線の絵柄。
濃淡具合はすっきりで、描き込みはそこそこくらい。
ただ、それでいながら背景などキャラ絵以外もキッチリと描かれていました。
ページはやや賑やかですかね。
良い時もありましたがちらほらバランス微妙なコマが目につき、やや崩れ気味。
ただし、表現的に気になるものはありません。ご安心を。
全体的に安定しており、漫画としてはまったく問題ありません。
癖のある画風をどう判断するかですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 個人的に合わないです。ただ、漫画としては十分なものがあるかと。
・話5: えっちなお話群でした。近親ネタが苦手でなければオススメ。
・独5: じわじわストレスをためられる中編ほか、短編のシチュエーションも良かったです。
合計:[13/15]
↓表紙などカラー絵は印象がガラリと変わるので、やや参考には難しいかと。
サンプルほか「家族懐疑」の1話が立ち読みできる「ヒット出版社」さんのHPであらかじめ確認しておくと良いでしょう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき・作品解説、
カバー裏に「家族懐疑4話・母親サイド」
・その他: 短編×8(うち「家族懐疑」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハッチ」センセの「家族快楽」です。
正直なところ、絵的にはあまり好みではありません。
ただ、こちらは成年漫画として実に優秀。
長編から短編まで、えっちでした。
そんな訳で、ロリ系単行本「しょがくせ」を紹介している「ハッチ」センセ。
6冊目という単行本は「家族快楽」でした。
前述したように、メインの中編ほか短編にて構成された単行本。
収録の各話はオール近親ネタ。
そんなお話から絵柄まで、どちらかと言うと読み手を選ぶものだと思います。
ただし、どちらのシチュエーションにも高いエロス度がありました。
パッと見の感覚だけで避けるには、惜しい漫画集ですね。
特にえっちな気分(笑)になりたい方には、オススメです。
※左:義母「靖子さん」、右:母「礼子さん」
たぶん「清人くん(右の彼)」は年上好きだと思う。
まずは同時収録の短編から。
それぞれ親の再婚によって、家族となった「勇人」・「春樹」の2人。
強く反対をし続けている「春樹」は、表面での対応と違って「勇人」にもはっきりとした敵意を向けていたのです。
新たな義母「靖子」はなかなか魅力的な容姿であり、実は血の繋がっている「春樹」もそうした感覚。
そんな彼女のえっちを目撃した「勇人」は…と、だいたいそんな流れになる「チェンジザワールド」
冒頭の雰囲気から、ガラリと変わる「勇人くん」
彼はあーんな子だったのねー。
びっくり。
そんな訳で、義母とのえっち短編です。
途中で「勇人くん」はひねくれてしまった切っ掛けを話していましたが、学校でのエピソードも見たいです。
(※先生は見逃し難いキャラでしたけど、もしかして他短編とかで登場してるのかな?)
技術あるらしく、漫画では完全に「勇人くん」のペースになってました。
ラストのああした展開も期待されたものでしょう。
そんなんは置いといて…ああ、お父さん(笑)
眠っている妹へ悪戯する兄のお話「ジンクス」
可愛らしい顔であったものの、”知らない内にこんなに胸が育ち”とあったそのまま、やたら豊満な胸の「多恵」ちゃんがポイントです。
読後感の良いオチでした。
道徳的な良し悪しは置いといて、収録では安心して読めるタイプですね。
上下の2段ベッドが良かった「兄妹部屋」も兄妹の近親ネタ。
なにげに、妹「紗季」がえっちに興味を持っていることを知った兄。
1人えっちしているだろう彼女に期待して、早めに寝るなどの対策を取っていると…ついに4日後に彼女が動いたのでした。
微かな吐息に我慢できなくなった彼は…というもの。
これはえっちでしたねー。
2段ベッドの上から聞こえてくるアレは、確かに耐えがたい誘惑でしょう。
声を掛けた際のコマは最高。
非常に良い緊張感がありました。
先の「ジンクス」よりもリアルっぽくて良いですね。
特に2段ベットの経験者(?)は雰囲気が想像できるため良いかと。
※妹「紗季ちゃん」
バレた!の図。音って気になりますよね。
芸能マネージャーの「ママネージャー」は母子の近親です。
10年前の離婚と共に会っていなかった息子。
芸能マネージャー「本条礼子」が付くこととなったのは、成長した「清人」だったのです。
しかし、彼はこちらを覚えておらず…と、そんな流れ。
逆はやっぱり気付かないモノかなぁ。
離れていた期間が長く、通常のソレよりも説得力があります。
また、華やかな世界であるため、凛々しい美しさで魅力的な「礼子さん」にもなんだか納得。
おそらくは、実年齢よりも若い感じなのでしょう。
えっちはしてしまうんですが、コレ実は母親の愛情話みたいな展開になってます。
ちょっとイイ話。(←ちょっとね)
頑張った末の結果として、意外なオチが描かれているのでご期待下さい。
あれで満足なのね。
収録でのメイン「家族懐疑」は4話の連続話。
ブツ切りでなくストーリー漫画になっており、「ハッチ」センセ曰く、
「良い人が1人もいない~」
とか。
だいたいはその通り(笑)
強いて言えば、妹「夕姫」さんかなぁ。
ざーっと見て、彼女は被害者というか、ただ素直に生きていただけかと思います。
※左:「多恵ちゃん」、右:「夕姫さん」
どちらもだいたい同年代くらいだと思いますが…あれは触りたくなって当然かも。
「家族会議があるからすぐに帰ってきなさい」
そうした、深刻な口調の電話で実家へと呼び出された「耕太」
妹「夕姫」の件と伝えられた彼には、思い当たる事があったのです。
10年前、仕事で忙しい両親に代わって妹の面倒を見ていた彼は、ちょっとした悪戯からエスカレートして、いつしか関係をしてしまったのでした。
いつしか、明確な愛情表現をするようになった「夕姫」に恐くなった彼は、逃げるようにして実家を離れていたのです。
さて、戻った「耕太」が母親から聞かされたのは、さらに驚かされるものでした。
「耕太…夕姫が妊娠したの。お父さんとの子よ」
あの家族会議は尋常でない重苦しさですねー。
当然ながら「耕太くん」のお手付きも露見しており、1話ラストの段階からもうハチャメチャ。
ラブい近親漫画では味わえない、何かが絡みついてくるような雰囲気です。
面白い…は適切な表現でないですね。
読み物として優秀でした。
それがため、ここでは色々と書き辛いのです。
特にストレスがたまるだろう3話からがオススメ(笑)
たまんないわね。
母親も実に良い味を出していました。
(※先の「礼子さん」とはまるで違うのよ)
どんな結末になるのか、ドキドキご覧ください。
しっかりとした強めな線の絵柄。
濃淡具合はすっきりで、描き込みはそこそこくらい。
ただ、それでいながら背景などキャラ絵以外もキッチリと描かれていました。
ページはやや賑やかですかね。
良い時もありましたがちらほらバランス微妙なコマが目につき、やや崩れ気味。
ただし、表現的に気になるものはありません。ご安心を。
全体的に安定しており、漫画としてはまったく問題ありません。
癖のある画風をどう判断するかですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 個人的に合わないです。ただ、漫画としては十分なものがあるかと。
・話5: えっちなお話群でした。近親ネタが苦手でなければオススメ。
・独5: じわじわストレスをためられる中編ほか、短編のシチュエーションも良かったです。
合計:[13/15]
↓表紙などカラー絵は印象がガラリと変わるので、やや参考には難しいかと。
サンプルほか「家族懐疑」の1話が立ち読みできる「ヒット出版社」さんのHPであらかじめ確認しておくと良いでしょう。
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■小中ロック2 (バー・ぴぃちぴっと)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、巫女島・解説、
描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」、
・その他: 短編×13(うち「巫女島シリーズ」×7、「強引ぐマイウェイ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「バー・ぴぃちぴっと」センセの「小中ロック2」です。
巻数表記にしたんですね。
ちょっと昔にはタブーとされていたのに…時代が変わったのかな。
確かに前巻から繋がる漫画もありましたが、別タイトルでも全然おかしくはないんですけど…。
「バー・ぴぃちぴっと」センセの配慮なのかな。
いちおう、センセのHPには”悩んだ結果、分かり易く~”というように書かれていましたが。
ちなみに、前作「小中ロック」は2009年で最も売れた様子。
(※紹介帯による)
面白かったからなぁ。
そう考えると、確実に続けて買ってもらうことを狙ったのかもしれません。
※左:唯ちゃん、右:綾香ちゃん
なにげに眼鏡比率も高めでした。
さて、そんな訳で2冊目「小中ロック2」です。
紹介文には「まだまだ超加速を続けるバー・ぴぃちぴっと先生の閃光の如き軌跡をご堪能下さい」
…とか書いてありました。
”閃光の如き軌跡”とはずいぶん恥ずかしい感じに大げさな気もしますね。
しかし、確かに前回に負けない、魅力あふれる仕上がりになっていました。
特に、前巻から続く今回のメインシリーズ「巫女島」は、その結末に驚くことと思います。たぶん。
まずは短編から。
なぜか短編(※シリーズでないもの)のヒロイン3名は、皆さん眼鏡キャラになっていました。
いきなり「人間五十年~」の「敦盛」から始まっていた「妹ハザード」
兄妹の近親話で、コメディーちっくなつくり。
「男性として好きです」
とか言っていた妹「綾香」ちゃんに対して、お兄ちゃんの反応は成年漫画とは思えないくらいに真っ当。
「お前の母ちゃんが整形でめちゃくちゃかわいく若くなったとして…告白されてセックスしようって言われたらどう思う?」
…だって。
なるほど、スゲエ例え話ですよ。
鍵をかけられていたものの、次々にピッキングの腕が上達していく「綾香ちゃん」に注目。
兄妹という立場すら利用して、親がいながらも関係なく、風呂場や部屋へと侵入していました。
ほぼ楽しい感じのまま進みますが、ラスト前での「綾香ちゃん」はちょっぴりシリアスでした。
「音楽室の優等生」は教師「中島」と生徒「原口ほのか」ちゃんのラブえっち話。
彼女からの告白で付き合うこととなった2人は、いつしか深い関係になっていました。
優等生で、普段はどちらかと言うと抑え気味な彼女。
収録では捻りなく展開する短編で、どっちかと言うとオチ以降のが気になりますねー。
「ギリギリ火遊び」は「天上唯」・「マモル」という、お外でのえっちが好きなカップル。
「こんな性癖の持ち主とは思ってなかったよド畜生」
とかなんとか、露出ぎりぎりなえっちに対して悪態をついてた彼女。
かなりおかしい「綾香ちゃん」、優等生な「ほのかちゃん」らとは異なって、もっとも普通な感覚の女の子でしょう(だと思う)
こちらの漫画は、ヒロイン「唯ちゃん」の視点になっているのがポイント。
ラブラブな感じと、もどかしさがよく表現されていました。
「わかんないや」がいいですね。
※左:美津軽りんご、右:宮本ゆかり
「りんごちゃん」はチェック柄のスカートがいいですねー。
ここから前作「小中ロック」との続き漫画。
「強引ぐマイウェイ 番外編」、描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、ひでるさんお気に入り「なっちゃん」こと「大江山夏」さんの続編です。
うち、「強引ぐマイウェイ 番外編」は「なっちゃん」のお友達「神崎沙織」さんのエピソード。
頭からスタイル、性格まで良いという「沙織さん」は先生とのカップル。
教室でのえっちなんですが、とある理由で「なっちゃん」は掃除道具入れに隠れたままなのでした。
漫画は行為を覗く「なっちゃん」視点で進み、2人のえっちを観察しているような風情です。
収録ではトップクラスなバストの「沙織さん」と、計ったことすらない(笑)という「なっちゃん」をお楽しみください。
描き下ろしの「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、そのまま撮影ちっくな構成。
局部のアップが多いのもそれがためですかね。
8ページとやや少なめですが、冒頭からオチまで彼女の魅力が満載でした。
相変わらず「直人」くんとの仲も良好でしたよ。
収録のメインは前巻から続く「巫女島シリーズ」で、7話ほど収録されています。
人口1,800名のうち、9割が女性という夢の島”巫女島”
その全員は小さい頃より巫女(娼婦)として教育されているという、特殊な売春島なのでした。
島の外からの客は「神様」として崇められ、ほぼ自由に島民である娘らから”感謝と誠意の御奉仕”を受けることができるのでした。
しかし、
1 巫女がいやがることは強要しない、巫女を傷つけない。
2 立ち入り禁止区域には侵入しない。
3 巫女に「外」のことを教えない。
…という、重要なルールも存在していたのです……。
都合の良い、単なるえっち設定かと思いきや…なかなか深いお話に仕上がっていました。
各話でヒロインが変わる、オムニバスちっくな構成。
彼女らとのはっちゃけたロリえっちの裏で、チラホラと垣間見える巫女島の実情に迫っていきます。
できれば、前回の1話も単行本内にまとめたかったところでしたねー。
収録での1話目「巫女島-ゆかり-」は人気の高い「宮本ゆかり」ちゃん。
眼鏡の巨乳さんで、母乳プレイが楽しめる彼女。
ここはえっちよりも、ちょっとした一言で即座に対処していた”巫女島管理部”が最大のポイント。
緊張感ある結末になっており、前半の巨乳ロリえっちを軽く吹き飛ばしてくれました。
また、名物小学生として前回登場の三倉姉妹ほか数名が描かれておりますが、そのうちの1人、超元気なショタ系女児「西村まこと」ちゃんは、続く「巫女島鬼ごっこ」でのヒロイン。
最強と呼ばれる彼女は「条件付き巫女」であり、鬼ごっこで捕まえられるとえっちできるのでした。
やたら高いテンションにシャツと短パンという格好、さらにはくだらんトラップにお約束で引っ掛かるなど、オモロイ娘さん。
人気の高さがため複数えっちで、寝てる間までされています。
※左:西村まこと、右:皿家うさぎ
同じシリーズの漫画なんですが…「うさぎちゃん」はちと怖いよ。
「巫女島カメラマン」ではポニーテールな「青山ちあき」ちゃん。
ここでの写真は島外持ち出し厳禁でした。
…徹底してますねー。
メインは緊張していた「ちあきちゃん」とのえっち。
こちらも1話目と同じく、独特な世界”巫女島”の暗部が見えます。
ちょっとだけでしたけど。
「巫女島S嬢」は名物小学生の1人「美津軽りんご」さん。
S系巫女でトップクラスの人気という彼女。
今回の↓表紙は…たぶん彼女ですよね。
主人公である男性はほったらかし、他で複数えっちをしていました。
オチ部分が可笑しいです。
少し年齢の上がる「巫女島中学」
ここは眼鏡の「雪」ちゃん。
彼女に恋した男性のお話で、この独特な島ゆえの切なさに溢れるお話になってます。
なお、授業風景も描かれているんですが、
「せんせーが一番集中してないじゃーん」
のあたりが好き。わはは。
シリーズ結末となる、「巫女島終幕前夜」、「巫女島最終日」の2話。
ここでのヒロインは、ミステリアスな「皿家うさぎ」ちゃん。
巫女島神社の次女で、彼女も名物小学生の1人。
”なぜかヤらせてくれない難攻不落の4年生”という彼女がラストを飾っておりました。
前半にて妹「三倉ともよ」、姉「三倉登美子」ほか、「まことちゃん」、「ゆかりちゃん」などが登場していましたが…気軽にえっちを楽しむ彼女らと、徹底的にそれを拒否続ける彼女。
その理由が明かされる「巫女島最終日」は秀逸な出来栄えです。
ここは凄かった。
「バー・ぴぃちぴっと」センセが期待した展開はNGになったようですが、結果的に深いテーマとえっちがバランス良く混ざった傑作になったと思います。
よくこんな話を考えるなぁ。(←無論イイ意味で)
極細・繊細な線の絵柄。
キャラはどちらかというとすっきりしてますが、服装や背景などは良く描き込まれています。
丁寧かつ適度なくらいの濃淡で、全体は見易く仕上がっていました。
「なっちゃん」の弾けたコメディーから、「巫女島」での緊張感ある描写まで、幅広い漫画を描ける方。
特に普段が可愛らしいだけ、シリアスになった際の冷たさは抜群。
よく描き込まれた背景などが効果的でした。
カラーよりも白黒絵のが巧いと思うので、↓表紙からプラス判定で良いでしょう。
今回↓の表紙・裏表紙は、それぞれの面だけで見るとイマイチよく分かんない感じですね。
購入した方は、カバーを外して広げるのをオススメしておきます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少目につくコマもありましたが些細なこと。高いクオリティです。
・話5: 短編・中編どちらも良い出来栄え。
・独5: 今回単行本は「巫女島」でしょう。非常に良かったです。
合計:[15/15]
某専門書店では、小冊子がオマケとなっているので1話ほどお得。
ネタは「巫女島」なんですが、前回単行本に出ていた男性キャラとのコラボになってます。
回想程度ですが、褐色肌の娘さんらが顔を見せるので、そちらが好きだった方は必見!
数に限りあるため、お早めにどうぞ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、巫女島・解説、
描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」、
・その他: 短編×13(うち「巫女島シリーズ」×7、「強引ぐマイウェイ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「バー・ぴぃちぴっと」センセの「小中ロック2」です。
巻数表記にしたんですね。
ちょっと昔にはタブーとされていたのに…時代が変わったのかな。
確かに前巻から繋がる漫画もありましたが、別タイトルでも全然おかしくはないんですけど…。
「バー・ぴぃちぴっと」センセの配慮なのかな。
いちおう、センセのHPには”悩んだ結果、分かり易く~”というように書かれていましたが。
ちなみに、前作「小中ロック」は2009年で最も売れた様子。
(※紹介帯による)
面白かったからなぁ。
そう考えると、確実に続けて買ってもらうことを狙ったのかもしれません。
※左:唯ちゃん、右:綾香ちゃん
なにげに眼鏡比率も高めでした。
さて、そんな訳で2冊目「小中ロック2」です。
紹介文には「まだまだ超加速を続けるバー・ぴぃちぴっと先生の閃光の如き軌跡をご堪能下さい」
…とか書いてありました。
”閃光の如き軌跡”とはずいぶん恥ずかしい感じに大げさな気もしますね。
しかし、確かに前回に負けない、魅力あふれる仕上がりになっていました。
特に、前巻から続く今回のメインシリーズ「巫女島」は、その結末に驚くことと思います。たぶん。
まずは短編から。
なぜか短編(※シリーズでないもの)のヒロイン3名は、皆さん眼鏡キャラになっていました。
いきなり「人間五十年~」の「敦盛」から始まっていた「妹ハザード」
兄妹の近親話で、コメディーちっくなつくり。
「男性として好きです」
とか言っていた妹「綾香」ちゃんに対して、お兄ちゃんの反応は成年漫画とは思えないくらいに真っ当。
「お前の母ちゃんが整形でめちゃくちゃかわいく若くなったとして…告白されてセックスしようって言われたらどう思う?」
…だって。
なるほど、スゲエ例え話ですよ。
鍵をかけられていたものの、次々にピッキングの腕が上達していく「綾香ちゃん」に注目。
兄妹という立場すら利用して、親がいながらも関係なく、風呂場や部屋へと侵入していました。
ほぼ楽しい感じのまま進みますが、ラスト前での「綾香ちゃん」はちょっぴりシリアスでした。
「音楽室の優等生」は教師「中島」と生徒「原口ほのか」ちゃんのラブえっち話。
彼女からの告白で付き合うこととなった2人は、いつしか深い関係になっていました。
優等生で、普段はどちらかと言うと抑え気味な彼女。
収録では捻りなく展開する短編で、どっちかと言うとオチ以降のが気になりますねー。
「ギリギリ火遊び」は「天上唯」・「マモル」という、お外でのえっちが好きなカップル。
「こんな性癖の持ち主とは思ってなかったよド畜生」
とかなんとか、露出ぎりぎりなえっちに対して悪態をついてた彼女。
かなりおかしい「綾香ちゃん」、優等生な「ほのかちゃん」らとは異なって、もっとも普通な感覚の女の子でしょう(だと思う)
こちらの漫画は、ヒロイン「唯ちゃん」の視点になっているのがポイント。
ラブラブな感じと、もどかしさがよく表現されていました。
「わかんないや」がいいですね。
※左:美津軽りんご、右:宮本ゆかり
「りんごちゃん」はチェック柄のスカートがいいですねー。
ここから前作「小中ロック」との続き漫画。
「強引ぐマイウェイ 番外編」、描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、ひでるさんお気に入り「なっちゃん」こと「大江山夏」さんの続編です。
うち、「強引ぐマイウェイ 番外編」は「なっちゃん」のお友達「神崎沙織」さんのエピソード。
頭からスタイル、性格まで良いという「沙織さん」は先生とのカップル。
教室でのえっちなんですが、とある理由で「なっちゃん」は掃除道具入れに隠れたままなのでした。
漫画は行為を覗く「なっちゃん」視点で進み、2人のえっちを観察しているような風情です。
収録ではトップクラスなバストの「沙織さん」と、計ったことすらない(笑)という「なっちゃん」をお楽しみください。
描き下ろしの「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、そのまま撮影ちっくな構成。
局部のアップが多いのもそれがためですかね。
8ページとやや少なめですが、冒頭からオチまで彼女の魅力が満載でした。
相変わらず「直人」くんとの仲も良好でしたよ。
収録のメインは前巻から続く「巫女島シリーズ」で、7話ほど収録されています。
人口1,800名のうち、9割が女性という夢の島”巫女島”
その全員は小さい頃より巫女(娼婦)として教育されているという、特殊な売春島なのでした。
島の外からの客は「神様」として崇められ、ほぼ自由に島民である娘らから”感謝と誠意の御奉仕”を受けることができるのでした。
しかし、
1 巫女がいやがることは強要しない、巫女を傷つけない。
2 立ち入り禁止区域には侵入しない。
3 巫女に「外」のことを教えない。
…という、重要なルールも存在していたのです……。
都合の良い、単なるえっち設定かと思いきや…なかなか深いお話に仕上がっていました。
各話でヒロインが変わる、オムニバスちっくな構成。
彼女らとのはっちゃけたロリえっちの裏で、チラホラと垣間見える巫女島の実情に迫っていきます。
できれば、前回の1話も単行本内にまとめたかったところでしたねー。
収録での1話目「巫女島-ゆかり-」は人気の高い「宮本ゆかり」ちゃん。
眼鏡の巨乳さんで、母乳プレイが楽しめる彼女。
ここはえっちよりも、ちょっとした一言で即座に対処していた”巫女島管理部”が最大のポイント。
緊張感ある結末になっており、前半の巨乳ロリえっちを軽く吹き飛ばしてくれました。
また、名物小学生として前回登場の三倉姉妹ほか数名が描かれておりますが、そのうちの1人、超元気なショタ系女児「西村まこと」ちゃんは、続く「巫女島鬼ごっこ」でのヒロイン。
最強と呼ばれる彼女は「条件付き巫女」であり、鬼ごっこで捕まえられるとえっちできるのでした。
やたら高いテンションにシャツと短パンという格好、さらにはくだらんトラップにお約束で引っ掛かるなど、オモロイ娘さん。
人気の高さがため複数えっちで、寝てる間までされています。
※左:西村まこと、右:皿家うさぎ
同じシリーズの漫画なんですが…「うさぎちゃん」はちと怖いよ。
「巫女島カメラマン」ではポニーテールな「青山ちあき」ちゃん。
ここでの写真は島外持ち出し厳禁でした。
…徹底してますねー。
メインは緊張していた「ちあきちゃん」とのえっち。
こちらも1話目と同じく、独特な世界”巫女島”の暗部が見えます。
ちょっとだけでしたけど。
「巫女島S嬢」は名物小学生の1人「美津軽りんご」さん。
S系巫女でトップクラスの人気という彼女。
今回の↓表紙は…たぶん彼女ですよね。
主人公である男性はほったらかし、他で複数えっちをしていました。
オチ部分が可笑しいです。
少し年齢の上がる「巫女島中学」
ここは眼鏡の「雪」ちゃん。
彼女に恋した男性のお話で、この独特な島ゆえの切なさに溢れるお話になってます。
なお、授業風景も描かれているんですが、
「せんせーが一番集中してないじゃーん」
のあたりが好き。わはは。
シリーズ結末となる、「巫女島終幕前夜」、「巫女島最終日」の2話。
ここでのヒロインは、ミステリアスな「皿家うさぎ」ちゃん。
巫女島神社の次女で、彼女も名物小学生の1人。
”なぜかヤらせてくれない難攻不落の4年生”という彼女がラストを飾っておりました。
前半にて妹「三倉ともよ」、姉「三倉登美子」ほか、「まことちゃん」、「ゆかりちゃん」などが登場していましたが…気軽にえっちを楽しむ彼女らと、徹底的にそれを拒否続ける彼女。
その理由が明かされる「巫女島最終日」は秀逸な出来栄えです。
ここは凄かった。
「バー・ぴぃちぴっと」センセが期待した展開はNGになったようですが、結果的に深いテーマとえっちがバランス良く混ざった傑作になったと思います。
よくこんな話を考えるなぁ。(←無論イイ意味で)
極細・繊細な線の絵柄。
キャラはどちらかというとすっきりしてますが、服装や背景などは良く描き込まれています。
丁寧かつ適度なくらいの濃淡で、全体は見易く仕上がっていました。
「なっちゃん」の弾けたコメディーから、「巫女島」での緊張感ある描写まで、幅広い漫画を描ける方。
特に普段が可愛らしいだけ、シリアスになった際の冷たさは抜群。
よく描き込まれた背景などが効果的でした。
カラーよりも白黒絵のが巧いと思うので、↓表紙からプラス判定で良いでしょう。
今回↓の表紙・裏表紙は、それぞれの面だけで見るとイマイチよく分かんない感じですね。
購入した方は、カバーを外して広げるのをオススメしておきます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少目につくコマもありましたが些細なこと。高いクオリティです。
・話5: 短編・中編どちらも良い出来栄え。
・独5: 今回単行本は「巫女島」でしょう。非常に良かったです。
合計:[15/15]
某専門書店では、小冊子がオマケとなっているので1話ほどお得。
ネタは「巫女島」なんですが、前回単行本に出ていた男性キャラとのコラボになってます。
回想程度ですが、褐色肌の娘さんらが顔を見せるので、そちらが好きだった方は必見!
数に限りあるため、お早めにどうぞ。
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■ほのいろ。 (氷室芹夏)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 姉妹・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 全て表題作(「ほのいろ。」×23、
「あたし、小学生なんですけどぉ~」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「氷室芹夏(ひむろ・せりか)」センセの「ほのいろ。」です。
「月紅」とか、「水の誘惑」などを読んでいる「氷室芹夏」センセ。
最新刊は「ほのいろ。」です。
こちらは、↓表紙買いでした。
明るくポップな色彩で、ロリ巨乳なヒロイン絵。
なんか、イメージにある「氷室芹夏」センセとはまったく異なる雰囲気だったのですよ。
こんなんもいいですね。
※妹「桃花ちゃん」
巨乳小学生です。しかも、かなりの天然さんでした。
さて、この「ほのいろ。」はショート漫画集です。
絵の雰囲気から、巻末に収録されている「あたし、小学生なんですけどぉ~」がもともとの発表されたものかな。
タイトルは異なっているものの、全て表題作の漫画集となってます。
ページはけっこうバラつきがあり、各話だいたい8~10ページというところ。
おおむね3話づつが同シチュエーションになっていました。
(※「氷室芹夏」センセのHPによると、雑誌掲載も数話単位だった様子)
そのため、あまりブツブツ切れる感じがなく、読み易いと思います。
また、ラストまで224ページと、ショート漫画でしたがボリュームは通常単行本以上。
とりあえず↓表紙の感じに違和感なければ、手を出して大丈夫だと思います。
姉「梅花(うめか)」さんと妹「桃花(ももか)」ちゃんという、仲良し姉妹が主役。
小学生ながら、91という驚異なバストサイズを持つ巨乳な「桃花ちゃん」に対し、全体的に小さい高校生「梅花さん」のあべこべな日常が描かれていました。
ほのぼの漫画ですね。
巨乳小学生と言えば、年始に紹介しました小学生「森下ユキさん(※少女孵化)」などが思い出されますが、こちらは一般系。
ほわほわと穏やかな日常が描かれてます。
ドえらいサイズの「桃花ちゃん」ですが、直接えっちは当然ながらありません。
サービスカットがちらほらというくらい。
いちおう、2人ともバストトップは描かれてましたね(←ちょっとだけですが)
ボリューム満点のスタイルながら「桃花ちゃん」は相当に天然な娘で、無意識にアピール・男性連中を惑わせていました。
あれは数年後には凄いコトになりそうですねー。
妹想いの「梅花さん」が大変そうです。
こっちはまた違ったファンができそうですが。
漫画のコメディー部分は、そうしたあべこべ姉妹を中心とした、日常風景という感じ。
正直なところ、ロリ巨乳な「桃花ちゃん」以外はパッと目立つ派手さはありませんが、ほわほわとした軽さと、温かさ・優しさのある漫画に仕上がっていました。
構成・ジャンルで人を選ぶかなぁ。
適度に力の抜けた、独特な雰囲気の漫画で、なかなかいいと思うんですけどね。
※読み切りの2人
なんというか、2人とも普通くらいのバランスです。
前述したように、おそらく「あたし、小学生なんですけどぉ~」が1回目かな。
…確認してきました。
09年3月に読み切りとして掲載されたのがそちら。
まだ描き慣れていない感じがあったものの、「ほのいろ。」と変化ありません。
逆に言えば、この時点で基本は確立していたんですね。
舞台は学校になっており、薄着なうえノーブラな「桃花ちゃん」に担任教師がドキドキさせられるもの。
この先生は「ほのいろ。」登場時でも、ちゃんと聖職者してました。
成年漫画のソレとは大違いですね(笑)
ただ、指摘するのは女性教師なり、保健医なりに頼んだ方がいいだろうなぁ。
なお、こちらだけ14ページほどあります。
その2「出会い」は「後藤」くん登場。
けっこうな雨の中、ノーブラで走る「桃花ちゃん」です。
うん、あれは運命を感じて当然ですね。
じっくり顔見ないように。
ちなみに、大学生と間違われていました。
その3「お風呂」は2ページのみ。
姉「梅花さん」がオチをつけていました。
おそらく人気があったのでしょう。
これが連載となって再登場したのは、09年8月のことです。
タイトル「ほのいろ。」と心機一転な1~3話はプール話。
こちらのオープニングはえっちでいいですねー。
アイスの付近も、天性の素質を感じます。
なお、ここでは高校生と間違われていました。
ツッコミ役の眼鏡な「杏ちゃん」こと「杏子」さんが良い味を出してます。
こうしたキャラは女の子3人組に欠かせませんね。
4~6話は続いて夏休み(?)風景。
相変わらずノーブラな「桃花ちゃん」が水浸しになるという描写があります。
スケスケもいいんですが…最も被害をうけていながら、まるで怒らない彼女が素敵。
いい娘さんですよ。
こちらでは担任の先生「川島」が登場。
「桃花は知らずに誘惑してるからな」
というそのまま、頑張って理性を保とうとする先生にランドセル半裸を見せていました。
7~9話は体育祭から続くエピソード。
こちらの学校はちゃんと(?)男女同じっぽい短パンなんですが…着るのが「桃花ちゃん」では無意味ですね。
いままでオチ担当っぽかった「梅花さん」のクラス風景がしっかり描かれています。
10、11話も続いて「梅花さん」がメイン。
なるほど彼女のが美人顔ですよね。
なかなか危ない感じの友人「つつじ」さんがいろいろ着せかえさせて楽しんでいました。
※姉「梅花さん」
そう、なにげに美少女(姉ですが)な「梅花さん」でした。
12、13話はクリスマス、14話は初詣。
あれは男の子かな?
子供を一発で泣きやます(胸で)という特技を見せていた「桃花ちゃん」
その関係から、子持ちの母親と勘違いされていました。
初詣では2人着物姿で並んでいましたが…うん、こうして見るとスゴイ姉妹ですね。
ちょっと恥ずかしくなるくらいに仲良く、微笑ましいですよ。
15、16話はスケート、17話は節分と2月頃の様子。
「桃花ちゃん」はよくランドセル背負っているんですが、その理由が描かれていました。
なるほどねぇ。
節分でのアレコレは、さすがにちょっとやり過ぎのような…。
18~20話はバレンタインに合わせてか、「桃花ちゃん」の初恋話。
コレは騙されました。
そっちかー!!
「桃花ちゃん」を優しくサポートする「つつじさん」が素敵です。
春を迎えるラストの21~23は姉妹を中心にしたものでした。
目立っていたのは、ネコ好きというオープニングから目立っていた「梅花さん」
ラストはまだ全然続きそうなものでしたが、いちおうここまでです。
しなやかな細線の絵柄。
濃淡は淡く、画面は白比率があってすっきりとしてました。
ネタそのまま、平たくコメディー色の強い作画です。
綺麗な絵との落差も大きいんですね。
ジャンルもあり、漫画を読む際にはあまりきになりませんでしたが。
かなりデフォルメ強く、ここは最大のポイントになるでしょう。
大雑把には、↓表紙・裏表紙の感じでいいですが…多少カラーを考慮した方がいいかも。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 巧い方ですが…ジャンルもあって、軽いものでした。
・話3: ほわほわ優しい漫画です。ちょっと読むに最適。
・独4: えろい方面にあまり傾倒しなかったのは、珍しいと思います。
合計:[10/15]
あとがきによると、「しばし休憩」とのことでした。
↓表紙の感じは良いので…やっぱり、えっちなパターンでも見たいですね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 姉妹・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 全て表題作(「ほのいろ。」×23、
「あたし、小学生なんですけどぉ~」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「氷室芹夏(ひむろ・せりか)」センセの「ほのいろ。」です。
「月紅」とか、「水の誘惑」などを読んでいる「氷室芹夏」センセ。
最新刊は「ほのいろ。」です。
こちらは、↓表紙買いでした。
明るくポップな色彩で、ロリ巨乳なヒロイン絵。
なんか、イメージにある「氷室芹夏」センセとはまったく異なる雰囲気だったのですよ。
こんなんもいいですね。
※妹「桃花ちゃん」
巨乳小学生です。しかも、かなりの天然さんでした。
さて、この「ほのいろ。」はショート漫画集です。
絵の雰囲気から、巻末に収録されている「あたし、小学生なんですけどぉ~」がもともとの発表されたものかな。
タイトルは異なっているものの、全て表題作の漫画集となってます。
ページはけっこうバラつきがあり、各話だいたい8~10ページというところ。
おおむね3話づつが同シチュエーションになっていました。
(※「氷室芹夏」センセのHPによると、雑誌掲載も数話単位だった様子)
そのため、あまりブツブツ切れる感じがなく、読み易いと思います。
また、ラストまで224ページと、ショート漫画でしたがボリュームは通常単行本以上。
とりあえず↓表紙の感じに違和感なければ、手を出して大丈夫だと思います。
姉「梅花(うめか)」さんと妹「桃花(ももか)」ちゃんという、仲良し姉妹が主役。
小学生ながら、91という驚異なバストサイズを持つ巨乳な「桃花ちゃん」に対し、全体的に小さい高校生「梅花さん」のあべこべな日常が描かれていました。
ほのぼの漫画ですね。
巨乳小学生と言えば、年始に紹介しました小学生「森下ユキさん(※少女孵化)」などが思い出されますが、こちらは一般系。
ほわほわと穏やかな日常が描かれてます。
ドえらいサイズの「桃花ちゃん」ですが、直接えっちは当然ながらありません。
サービスカットがちらほらというくらい。
いちおう、2人ともバストトップは描かれてましたね(←ちょっとだけですが)
ボリューム満点のスタイルながら「桃花ちゃん」は相当に天然な娘で、無意識にアピール・男性連中を惑わせていました。
あれは数年後には凄いコトになりそうですねー。
妹想いの「梅花さん」が大変そうです。
こっちはまた違ったファンができそうですが。
漫画のコメディー部分は、そうしたあべこべ姉妹を中心とした、日常風景という感じ。
正直なところ、ロリ巨乳な「桃花ちゃん」以外はパッと目立つ派手さはありませんが、ほわほわとした軽さと、温かさ・優しさのある漫画に仕上がっていました。
構成・ジャンルで人を選ぶかなぁ。
適度に力の抜けた、独特な雰囲気の漫画で、なかなかいいと思うんですけどね。
※読み切りの2人
なんというか、2人とも普通くらいのバランスです。
前述したように、おそらく「あたし、小学生なんですけどぉ~」が1回目かな。
…確認してきました。
09年3月に読み切りとして掲載されたのがそちら。
まだ描き慣れていない感じがあったものの、「ほのいろ。」と変化ありません。
逆に言えば、この時点で基本は確立していたんですね。
舞台は学校になっており、薄着なうえノーブラな「桃花ちゃん」に担任教師がドキドキさせられるもの。
この先生は「ほのいろ。」登場時でも、ちゃんと聖職者してました。
成年漫画のソレとは大違いですね(笑)
ただ、指摘するのは女性教師なり、保健医なりに頼んだ方がいいだろうなぁ。
なお、こちらだけ14ページほどあります。
その2「出会い」は「後藤」くん登場。
けっこうな雨の中、ノーブラで走る「桃花ちゃん」です。
うん、あれは運命を感じて当然ですね。
じっくり顔見ないように。
ちなみに、大学生と間違われていました。
その3「お風呂」は2ページのみ。
姉「梅花さん」がオチをつけていました。
おそらく人気があったのでしょう。
これが連載となって再登場したのは、09年8月のことです。
タイトル「ほのいろ。」と心機一転な1~3話はプール話。
こちらのオープニングはえっちでいいですねー。
アイスの付近も、天性の素質を感じます。
なお、ここでは高校生と間違われていました。
ツッコミ役の眼鏡な「杏ちゃん」こと「杏子」さんが良い味を出してます。
こうしたキャラは女の子3人組に欠かせませんね。
4~6話は続いて夏休み(?)風景。
相変わらずノーブラな「桃花ちゃん」が水浸しになるという描写があります。
スケスケもいいんですが…最も被害をうけていながら、まるで怒らない彼女が素敵。
いい娘さんですよ。
こちらでは担任の先生「川島」が登場。
「桃花は知らずに誘惑してるからな」
というそのまま、頑張って理性を保とうとする先生にランドセル半裸を見せていました。
7~9話は体育祭から続くエピソード。
こちらの学校はちゃんと(?)男女同じっぽい短パンなんですが…着るのが「桃花ちゃん」では無意味ですね。
いままでオチ担当っぽかった「梅花さん」のクラス風景がしっかり描かれています。
10、11話も続いて「梅花さん」がメイン。
なるほど彼女のが美人顔ですよね。
なかなか危ない感じの友人「つつじ」さんがいろいろ着せかえさせて楽しんでいました。
※姉「梅花さん」
そう、なにげに美少女(姉ですが)な「梅花さん」でした。
12、13話はクリスマス、14話は初詣。
あれは男の子かな?
子供を一発で泣きやます(胸で)という特技を見せていた「桃花ちゃん」
その関係から、子持ちの母親と勘違いされていました。
初詣では2人着物姿で並んでいましたが…うん、こうして見るとスゴイ姉妹ですね。
ちょっと恥ずかしくなるくらいに仲良く、微笑ましいですよ。
15、16話はスケート、17話は節分と2月頃の様子。
「桃花ちゃん」はよくランドセル背負っているんですが、その理由が描かれていました。
なるほどねぇ。
節分でのアレコレは、さすがにちょっとやり過ぎのような…。
18~20話はバレンタインに合わせてか、「桃花ちゃん」の初恋話。
コレは騙されました。
そっちかー!!
「桃花ちゃん」を優しくサポートする「つつじさん」が素敵です。
春を迎えるラストの21~23は姉妹を中心にしたものでした。
目立っていたのは、ネコ好きというオープニングから目立っていた「梅花さん」
ラストはまだ全然続きそうなものでしたが、いちおうここまでです。
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濃淡は淡く、画面は白比率があってすっきりとしてました。
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綺麗な絵との落差も大きいんですね。
ジャンルもあり、漫画を読む際にはあまりきになりませんでしたが。
かなりデフォルメ強く、ここは最大のポイントになるでしょう。
大雑把には、↓表紙・裏表紙の感じでいいですが…多少カラーを考慮した方がいいかも。
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・絵3: 巧い方ですが…ジャンルもあって、軽いものでした。
・話3: ほわほわ優しい漫画です。ちょっと読むに最適。
・独4: えろい方面にあまり傾倒しなかったのは、珍しいと思います。
合計:[10/15]
あとがきによると、「しばし休憩」とのことでした。
↓表紙の感じは良いので…やっぱり、えっちなパターンでも見たいですね。
ほのいろ。 (コミック) (2010/03/19) 氷室 芹夏 商品詳細を見る |
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■ほった。ん! (ほた。)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、もくじ部分に4コマ、
イラスト、ゲストページ、本邦初公開「これがほた。の正体だ!!」、
カバー裏に漫画「妄想ナビゲーター日名子ちゃん」
・その他: 初単行本、カバーは特殊仕様、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほた。」センセの「ほった。ん!」です。
ずらりと登場キャラが並ぶ、1枚絵なカバーが非常に良いですねー。
購入した方は、ぜひ広げて見てみて。
ちゃんと背表紙のところには、折っても違和感のないよう配置されていました。
ほかにも、折り返しを含めた5面分に、うまーくキャラが割り振られてます。
こんなん好き。
額に入れて飾っておきたくなりますね。
また、タイトルロゴだけつやっとした別素材になっているので、必見です。
いきなりざーっと失礼しました。
こちら「ほった。ん!」は「ほた。」センセの初単行本です。
ヒロインが集合した賑やかな↓表紙とは違い、単行本は全て短編という構成でした。
各話で差があったものの、絵柄としてはだいたい↓表紙の風情です。
そっちはいいんですが、問題はお話。
コレが、非常に独特なものでした。
どちらか言うと、人を選ぶポイントはそっちかと思います。
スタンダードなラブコメえっちが好きな人は、考えた方が良いかもしれません。
正直なところ、ひでるさんは刺さりませんでした。
※左:花火さん、右:蜜柑さん
今回は比較絵としました。こちらは可愛くまとまってます。
傷心旅行で山中を彷徨っていたところを、兎耳の女の子「花火」さんに助けられる短編「白兎」
着物でウサ耳な「花火さん」
年中発情期、ということで、即えっちなのでした。
ファンタジーなお話ということもあってか、流れすっ飛ばしたようになってます。
復活したアレに喜ぶ様がやたらキュートですね。
眼鏡の「蜜柑」さんは無類のゲーム好き。
付き合う「早雄」くんはほったらかされており、思わずゲーム機を叩き壊してしまったのです。
その後、ピンチにタイミング良く駆け付けた「早雄くん」を「蜜柑さん」は受け入れるのでした。
「アケステ」は仲直りえっち話ですね。
ゲーセンでの、”負け続ける同じ奴”ってのは「早雄くん」だろうと思ったんですが…違うのね。
故あって、公園でのえっちがコンビニに舞台を移してからが本番。
ここはもっと早くても良かったかなぁ。
「旨い物は宵に食え」は、大食いタレント「井上」さんとマネージャー「賢介」くん。
↓表紙を飾る、ニット帽の彼女が「井上さん」です。
いわゆるアイドルではないところが、「ほた。」センセらしさかな。
ソーセージのネタがためか、あるいは欲望に素直という表現か…わかんないですが。
ちなみに、前半での台詞
「ちゃんと見ててくれなかったのね」
…は、記憶・注意力のテストみたいになりますので、ぜひチャレンジしてみて。
※姉「みゆきさん」
収録のうち、こちらのお話が良かったです。
ホステスの姉「みゆき」さんは、酒もタバコも駄目な体質。
しかし、お客さんとの話に夢中だった彼女はうっかりお酒を飲んで倒れてしまったのでした。
そんな訳で、弟「勇太くんに引き取られた「みゆきさん」は…と、短編「いんしすたー」はだいたいそんなん。
姉弟の近親漫画です。
必要以上なことは描かれていませんが、彼の学費・生活費をがんばって工面しているんだろうなぁ。
家事については「勇太くん」がきっちり担当しており、見ていて温かな気持ちにさせられる姉弟でした。
そこそこ好きな事言っているようで、お互い気を使っています。
慣れた会話が良かったですよ。
眼鏡な「田之上」さんとの「Bibliophile」
図書室えっちですね。
脚立でパンチラ、落ちて顔面キャッチなど、お約束が再現されています。
ドストレートだったお話は、逆に驚き。
うーん、これはもう一歩足りないような感じがします。
カバーのイラストで背表紙部分を担当していた、喫茶店・店長さんの「眼鏡CAFE」
こちらも眼鏡ですね。
”可愛いけど眼鏡の趣味が致命的に悪い”
そんな店長さんの眼鏡は、旧漫画ちっくなぐるぐる模様。
ほら、「同級生2」の「加藤みのり」みたいな感じよ。
ああいったものは、漫符みたいなものだと思うんですが…そこをピックアップするんだ。
すげぇ。
当然ながら素顔は可愛らしく、故あって好みの眼鏡をかけさせると我慢できずにえっちへ突入していました。
※左:春日部苺、右:書道筆絵
後半です。ちょっと差があるのが難点。
ほか、「婚約者以上、恋人未満」は宮司「正史」くんと婚約者で巫女「明美」さんのラブコメ。
子供っぽさを気にする「明美さん」でしたが…この2人はどれくらい年齢差があるのかな。
神社で普通に仕事している「正史くん」は逆ナンパされていましたが、実に変な光景ですね。
普通、ああいう風に宮司へ声をかけないのでは。
さほど美形でもないですし、格好良かったとしても場所と職業がそんなんですから。
「倒れるときはまえのめり」は、行き倒れ(※性格には空腹で座ってた)の「麻里」さんを拾った「慎吾」くんのお話。
こちらはユニットバスがポイントになってます。
漫画でそんなんをネタにしたというのは、記憶にないですね。
なお、こちらの2人はもくじの4コマにもなっているので必見。
余談ですが、ひでるさんの部屋選びで絶対に外せないところは、ユニットバスでないこと。
たまのビジネスホテルなら仕方ないですが、日常生活であれは絶対に嫌。
「苺と鼻血」は教師と眼鏡の「春日部苺」さんというカップル。
イチゴ好きという設定は…もしかして、ラストページのネタがためですかね。
書道部の武闘派「書道筆絵(かきみち・ひつえ)」さんの「LAZY FOOLS」
これは…なんだかよく分かんないですね。
このあたりの短編4話は時期が古いのか、ちょっと作画は厳しいです。
柔らかで濃い目な線の絵柄。
濃淡は適度~やや濃い目で、さほどコテコテとした描き込みはありません。
ただ、コマ割りが小さく、ページを目一杯使っておられ、かなりごっちゃりとしていました。
はみ出る、ぶち抜く、すき間なくなる…など、複雑です。
個性にもなっているんですが、ちょっと人を選ぶかもしれないほど。
たゆんとした、コメディー向けなキャラ絵も同様。
素朴であまりえっちっぽくなく、一般漫画のような雰囲気があります。
ひでるさんは結構好みの絵なんですが、前述したように時期には差があるらしく、各話でバラバラとしてました。
不安定ですね。
巧さより”味わい深さ”のある絵柄は昔からのもの。
しかし、↓表紙から最近の原稿(たぶん)を経由してしまうと…やっぱり違いが目につきます。
迷った方は、次回単行本狙いのが良いかもしれません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 後半収録のためマイナスしましたが、可愛らしいものです。
・話2: 独特であるだけ、刺さり辛いと思います。
・独3: 非常に個性的でした。期待されるものか、疑問ですが。
合計:[8/15]
分からなくもないですが、これはちょっと違うかなぁ。
まだ1冊目なので、次に期待します。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、もくじ部分に4コマ、
イラスト、ゲストページ、本邦初公開「これがほた。の正体だ!!」、
カバー裏に漫画「妄想ナビゲーター日名子ちゃん」
・その他: 初単行本、カバーは特殊仕様、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほた。」センセの「ほった。ん!」です。
ずらりと登場キャラが並ぶ、1枚絵なカバーが非常に良いですねー。
購入した方は、ぜひ広げて見てみて。
ちゃんと背表紙のところには、折っても違和感のないよう配置されていました。
ほかにも、折り返しを含めた5面分に、うまーくキャラが割り振られてます。
こんなん好き。
額に入れて飾っておきたくなりますね。
また、タイトルロゴだけつやっとした別素材になっているので、必見です。
いきなりざーっと失礼しました。
こちら「ほった。ん!」は「ほた。」センセの初単行本です。
ヒロインが集合した賑やかな↓表紙とは違い、単行本は全て短編という構成でした。
各話で差があったものの、絵柄としてはだいたい↓表紙の風情です。
そっちはいいんですが、問題はお話。
コレが、非常に独特なものでした。
どちらか言うと、人を選ぶポイントはそっちかと思います。
スタンダードなラブコメえっちが好きな人は、考えた方が良いかもしれません。
正直なところ、ひでるさんは刺さりませんでした。
※左:花火さん、右:蜜柑さん
今回は比較絵としました。こちらは可愛くまとまってます。
傷心旅行で山中を彷徨っていたところを、兎耳の女の子「花火」さんに助けられる短編「白兎」
着物でウサ耳な「花火さん」
年中発情期、ということで、即えっちなのでした。
ファンタジーなお話ということもあってか、流れすっ飛ばしたようになってます。
復活したアレに喜ぶ様がやたらキュートですね。
眼鏡の「蜜柑」さんは無類のゲーム好き。
付き合う「早雄」くんはほったらかされており、思わずゲーム機を叩き壊してしまったのです。
その後、ピンチにタイミング良く駆け付けた「早雄くん」を「蜜柑さん」は受け入れるのでした。
「アケステ」は仲直りえっち話ですね。
ゲーセンでの、”負け続ける同じ奴”ってのは「早雄くん」だろうと思ったんですが…違うのね。
故あって、公園でのえっちがコンビニに舞台を移してからが本番。
ここはもっと早くても良かったかなぁ。
「旨い物は宵に食え」は、大食いタレント「井上」さんとマネージャー「賢介」くん。
↓表紙を飾る、ニット帽の彼女が「井上さん」です。
いわゆるアイドルではないところが、「ほた。」センセらしさかな。
ソーセージのネタがためか、あるいは欲望に素直という表現か…わかんないですが。
ちなみに、前半での台詞
「ちゃんと見ててくれなかったのね」
…は、記憶・注意力のテストみたいになりますので、ぜひチャレンジしてみて。
※姉「みゆきさん」
収録のうち、こちらのお話が良かったです。
ホステスの姉「みゆき」さんは、酒もタバコも駄目な体質。
しかし、お客さんとの話に夢中だった彼女はうっかりお酒を飲んで倒れてしまったのでした。
そんな訳で、弟「勇太くんに引き取られた「みゆきさん」は…と、短編「いんしすたー」はだいたいそんなん。
姉弟の近親漫画です。
必要以上なことは描かれていませんが、彼の学費・生活費をがんばって工面しているんだろうなぁ。
家事については「勇太くん」がきっちり担当しており、見ていて温かな気持ちにさせられる姉弟でした。
そこそこ好きな事言っているようで、お互い気を使っています。
慣れた会話が良かったですよ。
眼鏡な「田之上」さんとの「Bibliophile」
図書室えっちですね。
脚立でパンチラ、落ちて顔面キャッチなど、お約束が再現されています。
ドストレートだったお話は、逆に驚き。
うーん、これはもう一歩足りないような感じがします。
カバーのイラストで背表紙部分を担当していた、喫茶店・店長さんの「眼鏡CAFE」
こちらも眼鏡ですね。
”可愛いけど眼鏡の趣味が致命的に悪い”
そんな店長さんの眼鏡は、旧漫画ちっくなぐるぐる模様。
ほら、「同級生2」の「加藤みのり」みたいな感じよ。
ああいったものは、漫符みたいなものだと思うんですが…そこをピックアップするんだ。
すげぇ。
当然ながら素顔は可愛らしく、故あって好みの眼鏡をかけさせると我慢できずにえっちへ突入していました。
※左:春日部苺、右:書道筆絵
後半です。ちょっと差があるのが難点。
ほか、「婚約者以上、恋人未満」は宮司「正史」くんと婚約者で巫女「明美」さんのラブコメ。
子供っぽさを気にする「明美さん」でしたが…この2人はどれくらい年齢差があるのかな。
神社で普通に仕事している「正史くん」は逆ナンパされていましたが、実に変な光景ですね。
普通、ああいう風に宮司へ声をかけないのでは。
さほど美形でもないですし、格好良かったとしても場所と職業がそんなんですから。
「倒れるときはまえのめり」は、行き倒れ(※性格には空腹で座ってた)の「麻里」さんを拾った「慎吾」くんのお話。
こちらはユニットバスがポイントになってます。
漫画でそんなんをネタにしたというのは、記憶にないですね。
なお、こちらの2人はもくじの4コマにもなっているので必見。
余談ですが、ひでるさんの部屋選びで絶対に外せないところは、ユニットバスでないこと。
たまのビジネスホテルなら仕方ないですが、日常生活であれは絶対に嫌。
「苺と鼻血」は教師と眼鏡の「春日部苺」さんというカップル。
イチゴ好きという設定は…もしかして、ラストページのネタがためですかね。
書道部の武闘派「書道筆絵(かきみち・ひつえ)」さんの「LAZY FOOLS」
これは…なんだかよく分かんないですね。
このあたりの短編4話は時期が古いのか、ちょっと作画は厳しいです。
柔らかで濃い目な線の絵柄。
濃淡は適度~やや濃い目で、さほどコテコテとした描き込みはありません。
ただ、コマ割りが小さく、ページを目一杯使っておられ、かなりごっちゃりとしていました。
はみ出る、ぶち抜く、すき間なくなる…など、複雑です。
個性にもなっているんですが、ちょっと人を選ぶかもしれないほど。
たゆんとした、コメディー向けなキャラ絵も同様。
素朴であまりえっちっぽくなく、一般漫画のような雰囲気があります。
ひでるさんは結構好みの絵なんですが、前述したように時期には差があるらしく、各話でバラバラとしてました。
不安定ですね。
巧さより”味わい深さ”のある絵柄は昔からのもの。
しかし、↓表紙から最近の原稿(たぶん)を経由してしまうと…やっぱり違いが目につきます。
迷った方は、次回単行本狙いのが良いかもしれません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 後半収録のためマイナスしましたが、可愛らしいものです。
・話2: 独特であるだけ、刺さり辛いと思います。
・独3: 非常に個性的でした。期待されるものか、疑問ですが。
合計:[8/15]
分からなくもないですが、これはちょっと違うかなぁ。
まだ1冊目なので、次に期待します。
ほった。ん! (富士美コミックス) (2010/03/25) ほた。 商品詳細を見る |
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■乙女に白濁デコレーション (不二河聡)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき漫画、作品コメント、4コマ漫画。
・その他: 短編×9(うち「HNK」×5、「お嬢さま姉妹シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「不二河聡(ふじかわ・さとし)」センセの「乙女に白濁デコレーション」です。
タイトルもそうですが、↓表紙・裏表紙からぶっ飛んでますねー。
ランドセル背負ったりしてるのに。
この時代では、ぎりぎりか、あるいはアウトっぽいかもしれません。
発売延期になってましたが、カバーとか本編内容がためですかね。
(※あるいは、「締め切りブッチ」と書いてあったので、そっちかな)
そんなこんなで、「不二河聡」センセの2冊目は「乙女に白濁デコレーション」です。
センセの漫画はこちらが初見。
中編の連続話をメインとして、ちらほら短編が収録された内容でした。
はっちゃけたコメディーもいいですが、注目なのはメイン中編でしょう。
凄かったですよ。
※魔法少女「シャルロッタ」
実は、出番は短編だけではありませんでした。
故あって、短編「マジカルナイト」から。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、ロリ呼ぶ。ロリコン撲滅魔法少女シャルロッタ参上!!」
…と、名乗っていたのは当人ではないですが、そうした魔法少女モノのお話。
こちらの「シャルロッタ」さんは普段はクールらしく、現在の格好を恥ずかしがってるところがいいですね。
日常シーンも見てみたいです。
本編ではいきなり戦闘シーンから始まっており、本来はサポートするべき「魔法のステッキ」があっさり寝返るのが最大のポイント。
魔法によって、逆に相手を強化しており、触手えっちとなってしまうのです。
コスチュームの下がスクール水着であるなど、良いこだわりでした。
ぜひシリーズで見たいですね。
今回単行本のメイン「HNK」は全部で5話の中編。
「たっくん」こと「拓也」くんとツインテールの「かなみ」は幼馴染み。
気軽な会話をする近しい関係でしたが、それだけ素直になれないでいました。
2人の間で話題になっていたのは、”エロい事を書くと実際に叶う”という、魔法の日記の存在。
そんな頃、「かなみ」は学校からの帰りに、エロい内容で埋め尽くされていた日記帳を拾いました。
ひょっとして…と、後輩「康崎恵(こうさき・めぐ)」と仲良くする「拓也」への嫉妬から、勢いにまかせて書いた日記。
途中から冷静に戻った「かなみ」は文を消したんですが、完全に消し切れていなかったのです。
ファンタジーちっくな描写もある、なかなか凄い展開となる中編漫画。
まさか、あーまでなるとは驚きでした。
これは良いと思います。
※左:かなみ、右:明
実は物語の最も発端となっているのは、「明さん」なのでした。
導入部分の「HNK ページ1.ある日かなみちゃんはHな日記を拾っちゃいました」
冗談っぽくはあるものの、よくよく見ると「俺達の愛は永遠」とか「妬くんじゃねーぞ」とか、普通の男子から考えれば「拓也くん」はかなり直接的な好意を口にしています。
単に「かなみちゃん」が素直でないだけですね。
照れ隠しに主従関係とか言ってましたよ。
切っ掛けもつまらない嫉妬心からで、「拓也くん」が浮気した訳でもなく、あれは自業自得。
1文だけ消し切れていなく、害が自らに及ぶ展開は良かったです。
いきなり電車内えっちから始まる、「HNK ページ2.かなみちゃんはノートの力に溺れちゃいました」
あちゃー、ハマっちゃったかー。
まぁ、成年漫画ですからね。
より「拓也くん」に対して頑なになっていましたが、現状からしてそれも当然のこと。
ただ、当初はどうでもない感じだった後輩「恵ちゃん」の、意外なほどの黒さには驚き。
「かなみ」・「拓也」を応援する友人「明(あきら)」さんもあって、より複雑になっていきます。
「HNK ページ3.あーちゃんとめぐちゃんの回想日記」
そんな訳で、含みある発言をしていた「明さん」・「恵ちゃん」の過去が語られる1話。
えー、詳細は本編にてどうぞ(笑)
サブキャラだと思っていたその2人が、意外なほど超重要キャラに浮上する1話になっていました。
収録順では後述する短編「ザーメンプール」の後がこの「HNK」5話で、前述した短編「マジカルナイト」と続きます。
そのため、こちらで登場していた「シャルロッタさん」が当初は何だか分からなかったんですが…なるほど、そういうコトだったんですね。
回想から復帰する「HNK ページ4.かなみちゃんが大変なことになってしまいました」
時間的には、2話から直接続くのはこっちです。
「かなみちゃん」が看破していましたが、「恵ちゃん」はまさしくそうした感じなのでしょう。
ハタ迷惑ですねー。
この時点で日記を所持しているのが「恵ちゃん」だったので、好き勝手に場を操っていました。
「かなみちゃん」としても、「拓也くん」に対して引け目があるためか、頑張って強がる様が素敵です。
ストーリー的に大きく動く部分で、非常に良く描かれています。
こちらも必見。
最終話「HNK ページ5.かなみちゃんとたくやくん」
ハードなえっち描写と、やや重たいストーリーが絶妙に絡まったこの中編もついに完結です。
ヒロインは「かなみちゃん」でしたが、友人「明さん」、黒い後輩「恵ちゃん」などサブヒロインの2人が非常に良く、最後まで抜群の存在感を発揮していました。
「拓也くん」も格好良いですね。
なお、この後日談をコメディーにしていた巻末の4コマが面白いので、ぜひそちらもご覧下さい。
※左:明・恵、右:明・恵、ひとは
2人並んでいたので、3話扉絵をチョイスしました(左)こう見ると普通ですね。
収録では、その他3話ほどの短編がありました。
白鳥家お嬢さまの「ひとは(一羽)」さんが妹「ふたば」さんに案内された、”特別な女性が集まる秘密の花園”でのお話。
「ふたばさん」に捕えられた使用人「有希」を助けるべく、プールに足を踏み出すんですが…と、だいたいそんなん。
タイトルからトンデモな短編「ザーメンプール」ですね。
そのまんまで、ちょっと引く(笑)ような描写を楽しむ作品。
泳ぐとか言ってますね。
…うわぁ。
こちらのヒロイン「ひとはさん」は裏表紙を飾っていましたが、そんな感じかそれ以上です。
複数で超乱交が展開されてます。
なんのかんのと、巧くまとまっていたラストも良かったです。
ショート「お嬢さまの休日」もそちらの2人。
またまた妹「ふたばさん」によって、えっちされる「ひとはさん」なのでした。
まったくの別シチュエーションです。
オチ部分が面白く、短い割に完成度の高い作品でしょう。
「レム睡眠シスター」は妹「まゆら」ちゃんとの近親。
あれはずっと寝てるのかな?
食事からお風呂までずっと目を閉じたままでしたが、どんなんだろ。
とりあえず「まゆらちゃん」が可愛かったので、細かい事はスルーでいいのでしょう。
強い線の絵柄。
濃淡も強めでコマ割りが比較的小さく、ごっちゃーとした感じ。
人物絵は幅広な輪郭に大きな目。
丸い頬・顎と恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴です。
そうした可愛い絵柄とは裏腹にハードなプレイが展開され、派手な液体描写から内蔵カットまでがありました。
ちょっと人を選ぶでしょうねー。
大きな崩れ・乱れはなく、各話によってバラつきは感じましたが大きな問題ではありません。
判断は↓表紙の感じで良いと思います。
あるいは、ヒット出版社さんのHPにて「ザーメンプール」が読めるので、余裕ある方はそちらを確認するのがオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: これでもう少し安定すれば良いでしょう。人は選ぶかな。
・話4: 中編「HNK」ですね。凄かったです。
・独5: はっちゃけたコメディーから重めな中編など、なかなか見られない1冊でしょう。
合計:[12/15]
ハード寄りなノリで大変な目に遭うなど、描写としては人を選ぶと思います。
ただし、単にエロエロなだけでなく、しっかり組まれていたお話は非常にインパクトのあるものでした。
次の単行本にも期待したいと思います。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき漫画、作品コメント、4コマ漫画。
・その他: 短編×9(うち「HNK」×5、「お嬢さま姉妹シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「不二河聡(ふじかわ・さとし)」センセの「乙女に白濁デコレーション」です。
タイトルもそうですが、↓表紙・裏表紙からぶっ飛んでますねー。
ランドセル背負ったりしてるのに。
この時代では、ぎりぎりか、あるいはアウトっぽいかもしれません。
発売延期になってましたが、カバーとか本編内容がためですかね。
(※あるいは、「締め切りブッチ」と書いてあったので、そっちかな)
そんなこんなで、「不二河聡」センセの2冊目は「乙女に白濁デコレーション」です。
センセの漫画はこちらが初見。
中編の連続話をメインとして、ちらほら短編が収録された内容でした。
はっちゃけたコメディーもいいですが、注目なのはメイン中編でしょう。
凄かったですよ。
※魔法少女「シャルロッタ」
実は、出番は短編だけではありませんでした。
故あって、短編「マジカルナイト」から。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、ロリ呼ぶ。ロリコン撲滅魔法少女シャルロッタ参上!!」
…と、名乗っていたのは当人ではないですが、そうした魔法少女モノのお話。
こちらの「シャルロッタ」さんは普段はクールらしく、現在の格好を恥ずかしがってるところがいいですね。
日常シーンも見てみたいです。
本編ではいきなり戦闘シーンから始まっており、本来はサポートするべき「魔法のステッキ」があっさり寝返るのが最大のポイント。
魔法によって、逆に相手を強化しており、触手えっちとなってしまうのです。
コスチュームの下がスクール水着であるなど、良いこだわりでした。
ぜひシリーズで見たいですね。
今回単行本のメイン「HNK」は全部で5話の中編。
「たっくん」こと「拓也」くんとツインテールの「かなみ」は幼馴染み。
気軽な会話をする近しい関係でしたが、それだけ素直になれないでいました。
2人の間で話題になっていたのは、”エロい事を書くと実際に叶う”という、魔法の日記の存在。
そんな頃、「かなみ」は学校からの帰りに、エロい内容で埋め尽くされていた日記帳を拾いました。
ひょっとして…と、後輩「康崎恵(こうさき・めぐ)」と仲良くする「拓也」への嫉妬から、勢いにまかせて書いた日記。
途中から冷静に戻った「かなみ」は文を消したんですが、完全に消し切れていなかったのです。
ファンタジーちっくな描写もある、なかなか凄い展開となる中編漫画。
まさか、あーまでなるとは驚きでした。
これは良いと思います。
※左:かなみ、右:明
実は物語の最も発端となっているのは、「明さん」なのでした。
導入部分の「HNK ページ1.ある日かなみちゃんはHな日記を拾っちゃいました」
冗談っぽくはあるものの、よくよく見ると「俺達の愛は永遠」とか「妬くんじゃねーぞ」とか、普通の男子から考えれば「拓也くん」はかなり直接的な好意を口にしています。
単に「かなみちゃん」が素直でないだけですね。
照れ隠しに主従関係とか言ってましたよ。
切っ掛けもつまらない嫉妬心からで、「拓也くん」が浮気した訳でもなく、あれは自業自得。
1文だけ消し切れていなく、害が自らに及ぶ展開は良かったです。
いきなり電車内えっちから始まる、「HNK ページ2.かなみちゃんはノートの力に溺れちゃいました」
あちゃー、ハマっちゃったかー。
まぁ、成年漫画ですからね。
より「拓也くん」に対して頑なになっていましたが、現状からしてそれも当然のこと。
ただ、当初はどうでもない感じだった後輩「恵ちゃん」の、意外なほどの黒さには驚き。
「かなみ」・「拓也」を応援する友人「明(あきら)」さんもあって、より複雑になっていきます。
「HNK ページ3.あーちゃんとめぐちゃんの回想日記」
そんな訳で、含みある発言をしていた「明さん」・「恵ちゃん」の過去が語られる1話。
えー、詳細は本編にてどうぞ(笑)
サブキャラだと思っていたその2人が、意外なほど超重要キャラに浮上する1話になっていました。
収録順では後述する短編「ザーメンプール」の後がこの「HNK」5話で、前述した短編「マジカルナイト」と続きます。
そのため、こちらで登場していた「シャルロッタさん」が当初は何だか分からなかったんですが…なるほど、そういうコトだったんですね。
回想から復帰する「HNK ページ4.かなみちゃんが大変なことになってしまいました」
時間的には、2話から直接続くのはこっちです。
「かなみちゃん」が看破していましたが、「恵ちゃん」はまさしくそうした感じなのでしょう。
ハタ迷惑ですねー。
この時点で日記を所持しているのが「恵ちゃん」だったので、好き勝手に場を操っていました。
「かなみちゃん」としても、「拓也くん」に対して引け目があるためか、頑張って強がる様が素敵です。
ストーリー的に大きく動く部分で、非常に良く描かれています。
こちらも必見。
最終話「HNK ページ5.かなみちゃんとたくやくん」
ハードなえっち描写と、やや重たいストーリーが絶妙に絡まったこの中編もついに完結です。
ヒロインは「かなみちゃん」でしたが、友人「明さん」、黒い後輩「恵ちゃん」などサブヒロインの2人が非常に良く、最後まで抜群の存在感を発揮していました。
「拓也くん」も格好良いですね。
なお、この後日談をコメディーにしていた巻末の4コマが面白いので、ぜひそちらもご覧下さい。
※左:明・恵、右:明・恵、ひとは
2人並んでいたので、3話扉絵をチョイスしました(左)こう見ると普通ですね。
収録では、その他3話ほどの短編がありました。
白鳥家お嬢さまの「ひとは(一羽)」さんが妹「ふたば」さんに案内された、”特別な女性が集まる秘密の花園”でのお話。
「ふたばさん」に捕えられた使用人「有希」を助けるべく、プールに足を踏み出すんですが…と、だいたいそんなん。
タイトルからトンデモな短編「ザーメンプール」ですね。
そのまんまで、ちょっと引く(笑)ような描写を楽しむ作品。
泳ぐとか言ってますね。
…うわぁ。
こちらのヒロイン「ひとはさん」は裏表紙を飾っていましたが、そんな感じかそれ以上です。
複数で超乱交が展開されてます。
なんのかんのと、巧くまとまっていたラストも良かったです。
ショート「お嬢さまの休日」もそちらの2人。
またまた妹「ふたばさん」によって、えっちされる「ひとはさん」なのでした。
まったくの別シチュエーションです。
オチ部分が面白く、短い割に完成度の高い作品でしょう。
「レム睡眠シスター」は妹「まゆら」ちゃんとの近親。
あれはずっと寝てるのかな?
食事からお風呂までずっと目を閉じたままでしたが、どんなんだろ。
とりあえず「まゆらちゃん」が可愛かったので、細かい事はスルーでいいのでしょう。
強い線の絵柄。
濃淡も強めでコマ割りが比較的小さく、ごっちゃーとした感じ。
人物絵は幅広な輪郭に大きな目。
丸い頬・顎と恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴です。
そうした可愛い絵柄とは裏腹にハードなプレイが展開され、派手な液体描写から内蔵カットまでがありました。
ちょっと人を選ぶでしょうねー。
大きな崩れ・乱れはなく、各話によってバラつきは感じましたが大きな問題ではありません。
判断は↓表紙の感じで良いと思います。
あるいは、ヒット出版社さんのHPにて「ザーメンプール」が読めるので、余裕ある方はそちらを確認するのがオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: これでもう少し安定すれば良いでしょう。人は選ぶかな。
・話4: 中編「HNK」ですね。凄かったです。
・独5: はっちゃけたコメディーから重めな中編など、なかなか見られない1冊でしょう。
合計:[12/15]
ハード寄りなノリで大変な目に遭うなど、描写としては人を選ぶと思います。
ただし、単にエロエロなだけでなく、しっかり組まれていたお話は非常にインパクトのあるものでした。
次の単行本にも期待したいと思います。
乙女に白濁デコレーション (セラフィンコミックス) (2010/03/26) 不二河 聡 商品詳細を見る |
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■Japanese Preteen Suite (東山翔)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 「Postscript(あとがき)」、作品解説、
描き下ろし(たぶん)4コマ漫画「Daily Living of JPS」、
カバー裏にカラー別絵、加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、短編×7(※全て同一世界)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東山翔(ひがしやま・しょう)」センセの「Japanese Preteen Suite(ジャパニーズ・プリティーン・スイート)」です。
「これが、日本の、少女。」(※紹介帯より)
そうなのかー、ってな訳で、「東山翔」センセの最新刊。
ブログで紹介した2冊目「Gift ギフト」の印象がやたらに強く、やっぱり連続話だよなーとかなんとか思っていたのです。
そこで3冊目「Japanese Preteen Suite」
もくじ部分に、なんだか初単行本「Stand By Me」と同じ短編ちっくな雰囲気があって…正直なところ、ちょっとがっかりしていました。
やっぱ、長い方がじっくり描き込まれていく気がするじゃない。
↑
そうした考えが、完全に間違いだったと気付いたのは、読み始めてからそう遅いコトではありませんでした。
コレは良い!
たぶん、現時点ではセンセの最高傑作というべき単行本に仕上がっております。
いや、これが決して大袈裟なものでなく、本当にそんな感じなの。
※常識的に考えて
この直後、見事に裏切られることとなるのでした(笑)
前回「Gift ギフト」では、メイン中編のヒロイン「亜紀ちゃん」が頑張って牽引していました。
(※短編もあるけれどね)
今回「Japanese Preteen Suite」は、6名の女の子になっています。
ヒロインのタイプは様々で、当然ながらシチュエーションは豊富。
それぞれのお話はオムニバスでしたが、全て同一世界でのお話なのです。
統一された時間の流れもあって、普通に読んで長編な風情でした。
前回の単行本より、また大きく門が開かれた感じ。
あまねく、広範囲なソレに、ばきゅーん★と直撃される方も多いことでしょう。
さて、前述したように、共通世界での短編集。
各話でヒロインが変わり、その娘を中心としたストーリーが展開されます。
他キャラはゲスト的に顔見せをしてますね。
最終話では、こうした漫画のお約束で総出演エピソードになるんですが…複数で乱れたりすることなく、それぞれの相手と楽しんでいます。
そうした先人達にある意味教えられて~というのが、前後編の最終話「The Garden of Earthly Delights」の大雑把なところです。
冒頭話「The Three Question Marks」は「はづ」こと「葉月」ちゃん。
彼女が「お兄ちゃん」と呼んでいる、「裕樹」を含めた3名の男子とのえっちです。
実兄っぽくなく、一緒に登校していた描写などから察するに、近所のお兄ちゃんなのかな。
ちゃんとルールがあり、4名でえっちを楽しんでいました。
こちらのヒロイン「葉月ちゃん」は、髪を後ろで止めて、ポニーテールっぽくしてる娘。
媚薬プレイから続く、オモチャを装着してのでお買いものシーンが最高です。
必死に耐えつつ、じれったい周囲に毒づくあたり、「葉月ちゃん」の評価が急上昇でした。
3名の年上の男と付き合っているだけの感じが表現されていますね。
後半の複数えっちでは、”痴女”とか呼ばれていた実力(?)を発揮し、小さいながら前後でシテいました。
彼女はどういった切っ掛けで、こーなってしまったんでしょう。
※左:雪乃さん、右:千里ちゃん
「雪乃さん」がお気に入りです。↑上の右側も彼女ですね。
「Leucocyte」は「さなちゃん」こと委員長「真田雪乃」
ヘアピンが特徴の娘さんね。
多くのヒロインを押しのけ、彼女がカラーページをゲットしていました。
担任教師「照(あきら)」(従兄でもある)と付き合う「雪乃さん」
腕組んでいたところをクラスメイトに発見された際には、焦る彼に対して冷静に対処していました。
(※4名の中に「葉月ちゃん」の姿があります)
なかなか度胸もありますね。
そんな彼女への御褒美となる、路チュー場面が秀逸。
チェック柄のスカートと色気ない下着もいいですね。
カラー原稿部分が゛初えっち、後半は2度め。
独りえっちからお口など、急速に経験値を上げてます。
寝起きのラストページではごく穏やかに女の子しているところが描かれています。
そちらに続く「Addiction」
前回ゲストだった「葉月ちゃん」ほかお友達の会話から始まってます。
…まるで誤魔化せてなかったですよ、「雪乃さん」・「照くん」
なにげにグループ内では”ウブ”と称されていた「葉月ちゃん」が可笑しいです。
今回のヒロインは、同じく知識ないとされていた「たけちん」こと「武智麻衣(たけち・まい)」さん。
みつ編み・の娘さんで、どうやら良家の子女である様子。
(※図書室では眼鏡をかけるほか、髪を下ろしているパターンもあります)
実は登場ヒロインの中でも群を抜くえっちさがあり、聞いた噂話をすぐネタにして、独りでシテいました。
…せめて、解散した後でやって下さい(笑)
いろいろと細かな計算をしてそんなんを隠しているため、仲間内では「葉月ちゃん」と同じく、えっち知識に乏しいと認識されてたみたい。
お嬢さまらしく、なかなかしたたかですよ。
またまた噂となっていた、”リコーダーを舐める”という行為に開眼。
教室へ一番乗りした彼女は間接キスどころかトンデもない事をしており、その後の出来事を妄想してさらにネタにするなど、なかなかレベルの高いことをしてました。
頭良さそうですもんねー。
持ってきている膝かけは、授業中にするためのアイテムみたい。
たいした変態っぷりです。
この娘の将来がちょっと心配。
クラスメイト「高橋啓太」くんに朝の行為を目撃されていた、というのがこちらのメイン。
ポーカーフェイスだった「武智さん」のくるくる変わる表情をご堪能下さい。
ちょっと引くくらいにえっちな娘です。
スポーツ少女「和泉楓花(いずみ・ふうか)」ちゃんとお兄ちゃんという近親モノ「Pooka」
弟と勘違いされるボーイッシュな娘さんなんですが…基本としては、ひでるさん好きな短編「こんな感じで、いく?(※「鬼束直」センセ)」と同じく、
”酔った勢いで妹とえっちしちゃった”
という後日談なストーリー。
都合良い事に、両親が出掛けて2人っきりとなった「楓花ちゃん」と一緒にお風呂へ入るのでした。
久しぶり~だそうですが、色々と考えてるお兄ちゃんがいい感じ。
果ては、
「一回も二回も同じだろ」
ってな具合にばっちりシテしまうのでした。
この話、単にそれで終わらなかったのが、ひでるさん的には絶妙。
な、なるほどー!
そんなえっちっぽくない印象だったのに、冒頭のバスケシーンからひっかけに感じますよ。
なお、冒頭に「葉月ちゃん」・「武智さん」の姿がありましたが、「楓花ちゃん」とはお友達ですが別の学校(茜北)みたい。
※左:葉月ちゃん、右:武智さん
ヒロイン中・トップ2というべきエロい2人です。「武智さん」はやや重症(笑)
いきなりぱっくり咥えてるシーンから始まる「Flim」
ツインテールの「千里」ちゃんです。まつおかちさと
前回の「楓花ちゃん」ほか、次のお話にてメインとなる「大原紀子」さんが登場しています。
あっさり兄との関係をぶっちゃけていた彼女にびっくり。
そりゃ、「紀子さん」も倒れるわね。
彼女のお兄ちゃん「悠太」は今回ヒロインの「千里ちゃん」と付き合っており、倒れる直接原因は舐めてるとか、お尻とかそんなんでしたが(笑)
舐めてはいたものの、「千里ちゃん」らはいちおう健全(?)なカップル。
しかし、「楓花ちゃん」のお尻情報にときめいた彼女は、”それならいいのではないか”、ということで、方法を模索するのでした。
ネット検索を目撃されるのは恥ずかしいなー。
そんなんでも当人としては真剣そのもので、思わず泣いちゃうあたりが可愛いですよ。
下着履いたままのお尻えっちも良かったです。
「絶対おかしい!!」
とか言ってましたが。
前後編という最終話「The Garden of Earthly Delights」は「紀子さん」
6名のヒロイン+男性陣(※8名)で、「武智さん」の別荘へ滞在するというもの。
(※8名のうちわけ:「葉月ちゃん」トコ3名・「楓花ちゃん」の兄、「紀子さん」の兄ほか、それぞれカップル、もう1人が今回の相手「真治」くんですね)
簡単には、「紀子さん」の初恋話ですね。
もっとも安心して見ていられる、普通の娘さんでした。
後日談の4コマも良い感じです。
そうしたメイン部分もいいですが、やっぱりこちらはそれぞれのキャラの再登場・交流部分。
2週目が楽しい漫画ですね。
じっくり読んで、隅々まで見てみて。
彼氏がためか、別人のようにはっちゃけている「武智さん」がちょっと意外。
おもろいですが。
個人的には、ばっちり日焼けして跡が残っていた「葉月ちゃん」、「楓花ちゃん」らが良かったです。
しつこさのない、すっきりとした絵柄。
線は強く丁寧で、濃淡は適度なくらいだと思います。
白のがやや目立つかな。
そこそこごっちゃりしていたものの、乱れ・崩れはなく見やすく綺麗。
安定感がありました。
漫画・コメディーっぽさが前面にありながら、人間心理の機微についても的確に表現されてます。
人物絵はふんわりとしたバランスの肉付き加減。
過剰ではない、素朴な可愛らしさがありました。
「東山翔」センセはカラーでなくて白黒絵かなぁ。
判断は、紹介帯裏のカット絵が良いでしょう。(※やたら小さいですが)
ちなみに、今回のカバーはえっちっぽさなく、店頭でなかなか手の出し辛かった方にも優しいつくり。
あ、未成年の方は買わないように。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・たまにぺったり平たくなり、気になる人がいるかもしれません。個人的には十分でした。
・楽しく読み応えのある1冊です。長編みたいな風情ですよ。
・お話・えっちのバランス良く、シチュエーション豊富でした。6名にしたのは正解だと思います。
合計:[14/15]
あくまでも漫画のキャラクターで、アンリアル(だよね)ではあったものの、あちこちの描写がやたらリアルです。
こんな漫画はそう滅多に見れません。
あ、漫画の紹介文に、
「絶対に現実じゃないけど、圧倒的にリアルな6人の少女たちが今、ここに居る」
…とかなんとか、そっくり同じような事が書かれていましたよ。
やっぱりそう思いますよねー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 「Postscript(あとがき)」、作品解説、
描き下ろし(たぶん)4コマ漫画「Daily Living of JPS」、
カバー裏にカラー別絵、加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、短編×7(※全て同一世界)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東山翔(ひがしやま・しょう)」センセの「Japanese Preteen Suite(ジャパニーズ・プリティーン・スイート)」です。
「これが、日本の、少女。」(※紹介帯より)
そうなのかー、ってな訳で、「東山翔」センセの最新刊。
ブログで紹介した2冊目「Gift ギフト」の印象がやたらに強く、やっぱり連続話だよなーとかなんとか思っていたのです。
そこで3冊目「Japanese Preteen Suite」
もくじ部分に、なんだか初単行本「Stand By Me」と同じ短編ちっくな雰囲気があって…正直なところ、ちょっとがっかりしていました。
やっぱ、長い方がじっくり描き込まれていく気がするじゃない。
↑
そうした考えが、完全に間違いだったと気付いたのは、読み始めてからそう遅いコトではありませんでした。
コレは良い!
たぶん、現時点ではセンセの最高傑作というべき単行本に仕上がっております。
いや、これが決して大袈裟なものでなく、本当にそんな感じなの。
※常識的に考えて
この直後、見事に裏切られることとなるのでした(笑)
前回「Gift ギフト」では、メイン中編のヒロイン「亜紀ちゃん」が頑張って牽引していました。
(※短編もあるけれどね)
今回「Japanese Preteen Suite」は、6名の女の子になっています。
ヒロインのタイプは様々で、当然ながらシチュエーションは豊富。
それぞれのお話はオムニバスでしたが、全て同一世界でのお話なのです。
統一された時間の流れもあって、普通に読んで長編な風情でした。
前回の単行本より、また大きく門が開かれた感じ。
あまねく、広範囲なソレに、ばきゅーん★と直撃される方も多いことでしょう。
さて、前述したように、共通世界での短編集。
各話でヒロインが変わり、その娘を中心としたストーリーが展開されます。
他キャラはゲスト的に顔見せをしてますね。
最終話では、こうした漫画のお約束で総出演エピソードになるんですが…複数で乱れたりすることなく、それぞれの相手と楽しんでいます。
そうした先人達にある意味教えられて~というのが、前後編の最終話「The Garden of Earthly Delights」の大雑把なところです。
冒頭話「The Three Question Marks」は「はづ」こと「葉月」ちゃん。
彼女が「お兄ちゃん」と呼んでいる、「裕樹」を含めた3名の男子とのえっちです。
実兄っぽくなく、一緒に登校していた描写などから察するに、近所のお兄ちゃんなのかな。
ちゃんとルールがあり、4名でえっちを楽しんでいました。
こちらのヒロイン「葉月ちゃん」は、髪を後ろで止めて、ポニーテールっぽくしてる娘。
媚薬プレイから続く、オモチャを装着してのでお買いものシーンが最高です。
必死に耐えつつ、じれったい周囲に毒づくあたり、「葉月ちゃん」の評価が急上昇でした。
3名の年上の男と付き合っているだけの感じが表現されていますね。
後半の複数えっちでは、”痴女”とか呼ばれていた実力(?)を発揮し、小さいながら前後でシテいました。
彼女はどういった切っ掛けで、こーなってしまったんでしょう。
※左:雪乃さん、右:千里ちゃん
「雪乃さん」がお気に入りです。↑上の右側も彼女ですね。
「Leucocyte」は「さなちゃん」こと委員長「真田雪乃」
ヘアピンが特徴の娘さんね。
多くのヒロインを押しのけ、彼女がカラーページをゲットしていました。
担任教師「照(あきら)」(従兄でもある)と付き合う「雪乃さん」
腕組んでいたところをクラスメイトに発見された際には、焦る彼に対して冷静に対処していました。
(※4名の中に「葉月ちゃん」の姿があります)
なかなか度胸もありますね。
そんな彼女への御褒美となる、路チュー場面が秀逸。
チェック柄のスカートと色気ない下着もいいですね。
カラー原稿部分が゛初えっち、後半は2度め。
独りえっちからお口など、急速に経験値を上げてます。
寝起きのラストページではごく穏やかに女の子しているところが描かれています。
そちらに続く「Addiction」
前回ゲストだった「葉月ちゃん」ほかお友達の会話から始まってます。
…まるで誤魔化せてなかったですよ、「雪乃さん」・「照くん」
なにげにグループ内では”ウブ”と称されていた「葉月ちゃん」が可笑しいです。
今回のヒロインは、同じく知識ないとされていた「たけちん」こと「武智麻衣(たけち・まい)」さん。
みつ編み・の娘さんで、どうやら良家の子女である様子。
(※図書室では眼鏡をかけるほか、髪を下ろしているパターンもあります)
実は登場ヒロインの中でも群を抜くえっちさがあり、聞いた噂話をすぐネタにして、独りでシテいました。
…せめて、解散した後でやって下さい(笑)
いろいろと細かな計算をしてそんなんを隠しているため、仲間内では「葉月ちゃん」と同じく、えっち知識に乏しいと認識されてたみたい。
お嬢さまらしく、なかなかしたたかですよ。
またまた噂となっていた、”リコーダーを舐める”という行為に開眼。
教室へ一番乗りした彼女は間接キスどころかトンデもない事をしており、その後の出来事を妄想してさらにネタにするなど、なかなかレベルの高いことをしてました。
頭良さそうですもんねー。
持ってきている膝かけは、授業中にするためのアイテムみたい。
たいした変態っぷりです。
この娘の将来がちょっと心配。
クラスメイト「高橋啓太」くんに朝の行為を目撃されていた、というのがこちらのメイン。
ポーカーフェイスだった「武智さん」のくるくる変わる表情をご堪能下さい。
ちょっと引くくらいにえっちな娘です。
スポーツ少女「和泉楓花(いずみ・ふうか)」ちゃんとお兄ちゃんという近親モノ「Pooka」
弟と勘違いされるボーイッシュな娘さんなんですが…基本としては、ひでるさん好きな短編「こんな感じで、いく?(※「鬼束直」センセ)」と同じく、
”酔った勢いで妹とえっちしちゃった”
という後日談なストーリー。
都合良い事に、両親が出掛けて2人っきりとなった「楓花ちゃん」と一緒にお風呂へ入るのでした。
久しぶり~だそうですが、色々と考えてるお兄ちゃんがいい感じ。
果ては、
「一回も二回も同じだろ」
ってな具合にばっちりシテしまうのでした。
この話、単にそれで終わらなかったのが、ひでるさん的には絶妙。
な、なるほどー!
そんなえっちっぽくない印象だったのに、冒頭のバスケシーンからひっかけに感じますよ。
なお、冒頭に「葉月ちゃん」・「武智さん」の姿がありましたが、「楓花ちゃん」とはお友達ですが別の学校(茜北)みたい。
※左:葉月ちゃん、右:武智さん
ヒロイン中・トップ2というべきエロい2人です。「武智さん」はやや重症(笑)
いきなりぱっくり咥えてるシーンから始まる「Flim」
ツインテールの「千里」ちゃんです。まつおかちさと
前回の「楓花ちゃん」ほか、次のお話にてメインとなる「大原紀子」さんが登場しています。
あっさり兄との関係をぶっちゃけていた彼女にびっくり。
そりゃ、「紀子さん」も倒れるわね。
彼女のお兄ちゃん「悠太」は今回ヒロインの「千里ちゃん」と付き合っており、倒れる直接原因は舐めてるとか、お尻とかそんなんでしたが(笑)
舐めてはいたものの、「千里ちゃん」らはいちおう健全(?)なカップル。
しかし、「楓花ちゃん」のお尻情報にときめいた彼女は、”それならいいのではないか”、ということで、方法を模索するのでした。
ネット検索を目撃されるのは恥ずかしいなー。
そんなんでも当人としては真剣そのもので、思わず泣いちゃうあたりが可愛いですよ。
下着履いたままのお尻えっちも良かったです。
「絶対おかしい!!」
とか言ってましたが。
前後編という最終話「The Garden of Earthly Delights」は「紀子さん」
6名のヒロイン+男性陣(※8名)で、「武智さん」の別荘へ滞在するというもの。
(※8名のうちわけ:「葉月ちゃん」トコ3名・「楓花ちゃん」の兄、「紀子さん」の兄ほか、それぞれカップル、もう1人が今回の相手「真治」くんですね)
簡単には、「紀子さん」の初恋話ですね。
もっとも安心して見ていられる、普通の娘さんでした。
後日談の4コマも良い感じです。
そうしたメイン部分もいいですが、やっぱりこちらはそれぞれのキャラの再登場・交流部分。
2週目が楽しい漫画ですね。
じっくり読んで、隅々まで見てみて。
彼氏がためか、別人のようにはっちゃけている「武智さん」がちょっと意外。
おもろいですが。
個人的には、ばっちり日焼けして跡が残っていた「葉月ちゃん」、「楓花ちゃん」らが良かったです。
しつこさのない、すっきりとした絵柄。
線は強く丁寧で、濃淡は適度なくらいだと思います。
白のがやや目立つかな。
そこそこごっちゃりしていたものの、乱れ・崩れはなく見やすく綺麗。
安定感がありました。
漫画・コメディーっぽさが前面にありながら、人間心理の機微についても的確に表現されてます。
人物絵はふんわりとしたバランスの肉付き加減。
過剰ではない、素朴な可愛らしさがありました。
「東山翔」センセはカラーでなくて白黒絵かなぁ。
判断は、紹介帯裏のカット絵が良いでしょう。(※やたら小さいですが)
ちなみに、今回のカバーはえっちっぽさなく、店頭でなかなか手の出し辛かった方にも優しいつくり。
あ、未成年の方は買わないように。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・たまにぺったり平たくなり、気になる人がいるかもしれません。個人的には十分でした。
・楽しく読み応えのある1冊です。長編みたいな風情ですよ。
・お話・えっちのバランス良く、シチュエーション豊富でした。6名にしたのは正解だと思います。
合計:[14/15]
あくまでも漫画のキャラクターで、アンリアル(だよね)ではあったものの、あちこちの描写がやたらリアルです。
こんな漫画はそう滅多に見れません。
あ、漫画の紹介文に、
「絶対に現実じゃないけど、圧倒的にリアルな6人の少女たちが今、ここに居る」
…とかなんとか、そっくり同じような事が書かれていましたよ。
やっぱりそう思いますよねー。
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■超満足デリバリー (ホーミング)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
描き下ろし(たぶん)「おまけまんが」、
カバー裏に「さやか(源氏名)」ちゃん漫画。
・その他: カラー(6P)、短編×11
(うち「超満足デリバリー」×5、「妹ミカちゃんシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ホーミング」センセの「超満足デリバリー」です。
こーれーはオススメ。
ぶっちゃけ、↓表紙からはここまで面白い漫画だと想像できませんでした。
先に読んでいれば、もっと早く紹介できましたね。
すみません。
さて、以前ブログでも取り上げている「聖翼姫闘セイントフェザー」に続く2冊目。
“万全を期したい方は、次の単行本くらいに狙いを定めるのがベストかもしれません”
…とか、前回では締めくくっていましたが、まさにそんな感じ。
思わず、紹介する漫画の順番を繰り上げてしまいました。
※さやか(源氏名)
こちらの単行本は彼女に尽きると思います。「チェンジですか…?」がいいですね。
さて、「ホーミング」センセの最新刊です。
全体的にはロリ・コメディーという漫画集ですね。
(※短編にはロリでないヒロインもいましたが)
表題の連続話を中心に、短編が配置されておりました。
その中編は無論良い出来栄えだったんですが、収録されている短編群も何気に高い完成度があります。
ほわほわした感じの漫画がお好きであれば、騙されたと思ってぜひ1冊手に取ってみてみて下さい。
無論、何の保証もできませんけど、おそらくタイムリーヒット以上の感覚があるでしょう。
ではさっそく表題作の「超満足デリバリー」から。
郵便受けに入っていた、デリバリーヘルスのチラシ。
バイトの給与が入っていた主人公は、試しに電話してみることとしたのです。
そんな訳でやってきた「さやか(源氏名)」ちゃんですが、どう見ても小学生くらいな女の子。
「で、でもちゃんと大人ですよ!」
年齢は秘密であるものの、いちおうそんな事を言っていた「さやかちゃん」
ちらほら怪しげな言動があったものの、精一杯頑張っているのでした。
だいたいそんな感じ。
コメディーちっくな連続話です。
あの切っ掛けというのは、誰もが経験しているもの。
邪魔ですよね、あーいったチラシって。
しかし、登場するヒロイン「さやかちゃん」はそうした日常設定を大きく覆す、普通ではあり得ないだろうキャラなのでした。
この娘さんを配置したことが、全ての成功の要因。
「ホーミング」センセ自身もだいぶお気に入りなようでしたが、その楽しさがこちらまで伝わってくるようです。
また、思わず漫画にツッコミたくなる、淡々としたセンセ独特の間が巧く漫画と合致していました。
自己紹介の際に、「さやか(源氏名)」と言わせたのが全て成功の始まりかなぁ。
こちらの「さやかちゃん」は、左右の髪をチェックのリボンでツインテールにしている、どう見てもロリなヒロイン。
「ひょっとしてチェンジですか…?」
おどおどしており、果てはちょっと泣いてたりもしました。
やたら慣れている訳でもなく、まるで分かっていないでもなく、というえっちラインもいい判断だと思います。
涙目になってたりするところも可愛いですね。
オチの一言もばちーと決まっていました。
そうした訳で、また彼女を指名することとなる「超満足デリバリー -凌辱30分コース-」が2話目。
前回はふりふりとした服装でしたが、今回はセーラー服。
「どんなに嫌がっても容赦は無用ですっ!」
とかなんとか、ちゃんと凌辱なお芝居をしていました。
思わず躊躇してしまう主人公に気付き、素に戻るあたりも良いですね。
プロフェッショナルです。
やや雰囲気の異なってくる3話目「超満足デリバリー -いもうとラブラブコース-」
先の2話からの流れがあり、「おにいちゃん」と呼びかけるたびに「さやかちゃん」はふにゃけていました。
普通は逆ですよね。
冷静に突っ込んだ彼にも、
「今のツッコミすごくおにいちゃんぽかった!」
そうデレデレになっています。
なお、こちらでは彼女の秘密が明かされる(笑)ので、ご期待下さい。
※左:妹「加奈子ちゃん」、右:妹「ミカちゃん」
2人の実妹なんですが…AVマニアな「ミカちゃん」はいいなぁ。
タイトル変わって「超満足いもうと」も、実はこちらの続きになってます。
1人暮らしをする主人公(↑さきほどからの彼ね)の元へ、妹「加奈子」ちゃんが訪ねてきました。
うわ、コイツはリアル妹がいるんですね!
しかも、
「最近お母さんからお金借りてるみたいだけど」
そんな言葉もあり、どうやら借金してまで「さやかちゃん」を指名し続けていたようなのです。
うーん、すごいなぁ。
こちらでのヒロイン、実妹「加奈子ちゃん」との前半のやり取りは、いかにも兄妹らしいもの。
デリバリーヘルスに傾倒していく彼を見かね、元々の想いそのままえっちしてしまうのでした。
やたら「タダ」とか言ってましたよ。
で、カラー原稿で始まる最終話「超満足デリバリーVSいもうと」へと繋がっていくのでした。
「さやか(源氏名)」、実妹「加奈子」の対決をお楽しみ下さい。
巻末の「おまけまんが」はいちおうそちらの続き、カバー裏の漫画では「さやかちゃん」と相対したような状態で、1話目の再現っぽいことをしていました。
ツンデレ好きな人にオススメな「俺をフった血も涙もない女が告白してきた」
そのまんまというタイトルですね(笑)
クラスメイト「阿部」さんに告白した「清水」くん。
しかし、「当たり前でしょ、バカ」など、ボロカスに振られてしまったのでした。
それから1週間後。
屋上まで呼び出された「清水くん」はその「阿部さん」から逆に告白されたのです。
「可哀想だから仕方なくしてあげるだけなんだからっ!!」
戸惑う彼にそんな事を言いつつ。えっちへ展開していました。
ベタベタなほどのツンデレちっくな様が素敵です。
貧乳っぷりも可愛く、またおもろいオチになっていました。
「自称超高性能メイドロボ まりあ」はタイトルそのまま、特A級メイドロボ「まりあ」のお話。
スカートから伸びていたACアダプタを触ったところ、
「どこ触ってるんですか!」
そんな感じでメロメロになってしまうというもの。
なるほど、そんなんあるかもしれませんねー。
特A級とか言っている割に、好き勝手やってる「まりあ」が良いです。
(※我を通すため、ビーム撃ってた)
ぶっちゃけ、先の「阿部さん」やこちらの「まりあ」あたりも、連続話のヒロインとしても行けそうなキャラだったと思います。
※左:阿部さん、右:特A級メイドロボ「まりあ」
この2人も良いキャラでした。どちらも別シチュエーションが見たいです。
短編「タンスを漁らないでください」は収録で最も普通なヒロイン「凛」さん。
「誠」くんとは同級生なのかな。
他人のタンスを漁るのが趣味という彼が面白いです。
「こーんなにカワイイ女の子が~」
とかなんとか、自分で(真顔で)言ってましたね、彼女。
ちょっと変わったお話「らぶりば -LOVE REVERSE-」の「桜井アスカ」さんも同級生。
ただ、彼女は頭のリボン可愛く、いい具合の貧乳でした。
ほか、「おあずけ妹」はえっち好きな「ミカ」ちゃん。
準備万端だったところを一度断わられたため、スクール水着やブルマで誘っていながらお預けさせて逆襲するもの。
この子の今後が心配です。
「妹は使われたい」も同じく「ミカちゃん」
お兄ちゃんが借りてきたAV女優「愛川まお」にやたら詳しい彼女。
今回もやたらえっちにガツガツとしており、それに負けぬようオカズになるべく頑張っていました。
この娘も「タダで使い放題!!」とか、無料を売りにしてるのね。
ふんわり線のあっさり絵柄。
濃淡は薄めで、比較的コマは大きめ。
描き込みは少なく、全体的にゆったりとしていました。
やや引き絵で、同じ構図のまま2コマ続く独特なコメディーパターンが秀逸。
派手さはないものの、ぐいぐい引き込まれるような可笑しさがありました。
なんというか4コマ漫画っぽい感覚ですね。
丸いキャラ絵はばっさりとしており、単純(←当然ながら良い意味で)
それがためコメディー崩しとの違和感少なく、ほわほわした魅力に繋がっていました。
いいんじゃないでしょうか。
個人的な意見(いつもそうだけど)ですが、「ホーミング」センセはカラーより白黒絵のが味ある方です。
全然悪くはないと思いますが、↓表紙・裏表紙では本編の良さが出ていません。
紹介帯の裏面にはカット絵でキャラが並んでいたので、そちらを参考にした方が良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・癖はありましたがクドさはなく、すっきり安定していました。
・読むに楽しい、コメディー漫画です。短編も非常に完成度高いものでした。
・前述したように、この単行本は「さやか(源氏名)」ですね。
合計:[14/15]
当初の想像を遙かに超えた単行本でした。
どうもすみません。
3冊目は真っ先に読みたいと思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
描き下ろし(たぶん)「おまけまんが」、
カバー裏に「さやか(源氏名)」ちゃん漫画。
・その他: カラー(6P)、短編×11
(うち「超満足デリバリー」×5、「妹ミカちゃんシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ホーミング」センセの「超満足デリバリー」です。
こーれーはオススメ。
ぶっちゃけ、↓表紙からはここまで面白い漫画だと想像できませんでした。
先に読んでいれば、もっと早く紹介できましたね。
すみません。
さて、以前ブログでも取り上げている「聖翼姫闘セイントフェザー」に続く2冊目。
“万全を期したい方は、次の単行本くらいに狙いを定めるのがベストかもしれません”
…とか、前回では締めくくっていましたが、まさにそんな感じ。
思わず、紹介する漫画の順番を繰り上げてしまいました。
※さやか(源氏名)
こちらの単行本は彼女に尽きると思います。「チェンジですか…?」がいいですね。
さて、「ホーミング」センセの最新刊です。
全体的にはロリ・コメディーという漫画集ですね。
(※短編にはロリでないヒロインもいましたが)
表題の連続話を中心に、短編が配置されておりました。
その中編は無論良い出来栄えだったんですが、収録されている短編群も何気に高い完成度があります。
ほわほわした感じの漫画がお好きであれば、騙されたと思ってぜひ1冊手に取ってみてみて下さい。
無論、何の保証もできませんけど、おそらくタイムリーヒット以上の感覚があるでしょう。
ではさっそく表題作の「超満足デリバリー」から。
郵便受けに入っていた、デリバリーヘルスのチラシ。
バイトの給与が入っていた主人公は、試しに電話してみることとしたのです。
そんな訳でやってきた「さやか(源氏名)」ちゃんですが、どう見ても小学生くらいな女の子。
「で、でもちゃんと大人ですよ!」
年齢は秘密であるものの、いちおうそんな事を言っていた「さやかちゃん」
ちらほら怪しげな言動があったものの、精一杯頑張っているのでした。
だいたいそんな感じ。
コメディーちっくな連続話です。
あの切っ掛けというのは、誰もが経験しているもの。
邪魔ですよね、あーいったチラシって。
しかし、登場するヒロイン「さやかちゃん」はそうした日常設定を大きく覆す、普通ではあり得ないだろうキャラなのでした。
この娘さんを配置したことが、全ての成功の要因。
「ホーミング」センセ自身もだいぶお気に入りなようでしたが、その楽しさがこちらまで伝わってくるようです。
また、思わず漫画にツッコミたくなる、淡々としたセンセ独特の間が巧く漫画と合致していました。
自己紹介の際に、「さやか(源氏名)」と言わせたのが全て成功の始まりかなぁ。
こちらの「さやかちゃん」は、左右の髪をチェックのリボンでツインテールにしている、どう見てもロリなヒロイン。
「ひょっとしてチェンジですか…?」
おどおどしており、果てはちょっと泣いてたりもしました。
やたら慣れている訳でもなく、まるで分かっていないでもなく、というえっちラインもいい判断だと思います。
涙目になってたりするところも可愛いですね。
オチの一言もばちーと決まっていました。
そうした訳で、また彼女を指名することとなる「超満足デリバリー -凌辱30分コース-」が2話目。
前回はふりふりとした服装でしたが、今回はセーラー服。
「どんなに嫌がっても容赦は無用ですっ!」
とかなんとか、ちゃんと凌辱なお芝居をしていました。
思わず躊躇してしまう主人公に気付き、素に戻るあたりも良いですね。
プロフェッショナルです。
やや雰囲気の異なってくる3話目「超満足デリバリー -いもうとラブラブコース-」
先の2話からの流れがあり、「おにいちゃん」と呼びかけるたびに「さやかちゃん」はふにゃけていました。
普通は逆ですよね。
冷静に突っ込んだ彼にも、
「今のツッコミすごくおにいちゃんぽかった!」
そうデレデレになっています。
なお、こちらでは彼女の秘密が明かされる(笑)ので、ご期待下さい。
※左:妹「加奈子ちゃん」、右:妹「ミカちゃん」
2人の実妹なんですが…AVマニアな「ミカちゃん」はいいなぁ。
タイトル変わって「超満足いもうと」も、実はこちらの続きになってます。
1人暮らしをする主人公(↑さきほどからの彼ね)の元へ、妹「加奈子」ちゃんが訪ねてきました。
うわ、コイツはリアル妹がいるんですね!
しかも、
「最近お母さんからお金借りてるみたいだけど」
そんな言葉もあり、どうやら借金してまで「さやかちゃん」を指名し続けていたようなのです。
うーん、すごいなぁ。
こちらでのヒロイン、実妹「加奈子ちゃん」との前半のやり取りは、いかにも兄妹らしいもの。
デリバリーヘルスに傾倒していく彼を見かね、元々の想いそのままえっちしてしまうのでした。
やたら「タダ」とか言ってましたよ。
で、カラー原稿で始まる最終話「超満足デリバリーVSいもうと」へと繋がっていくのでした。
「さやか(源氏名)」、実妹「加奈子」の対決をお楽しみ下さい。
巻末の「おまけまんが」はいちおうそちらの続き、カバー裏の漫画では「さやかちゃん」と相対したような状態で、1話目の再現っぽいことをしていました。
ツンデレ好きな人にオススメな「俺をフった血も涙もない女が告白してきた」
そのまんまというタイトルですね(笑)
クラスメイト「阿部」さんに告白した「清水」くん。
しかし、「当たり前でしょ、バカ」など、ボロカスに振られてしまったのでした。
それから1週間後。
屋上まで呼び出された「清水くん」はその「阿部さん」から逆に告白されたのです。
「可哀想だから仕方なくしてあげるだけなんだからっ!!」
戸惑う彼にそんな事を言いつつ。えっちへ展開していました。
ベタベタなほどのツンデレちっくな様が素敵です。
貧乳っぷりも可愛く、またおもろいオチになっていました。
「自称超高性能メイドロボ まりあ」はタイトルそのまま、特A級メイドロボ「まりあ」のお話。
スカートから伸びていたACアダプタを触ったところ、
「どこ触ってるんですか!」
そんな感じでメロメロになってしまうというもの。
なるほど、そんなんあるかもしれませんねー。
特A級とか言っている割に、好き勝手やってる「まりあ」が良いです。
(※我を通すため、ビーム撃ってた)
ぶっちゃけ、先の「阿部さん」やこちらの「まりあ」あたりも、連続話のヒロインとしても行けそうなキャラだったと思います。
※左:阿部さん、右:特A級メイドロボ「まりあ」
この2人も良いキャラでした。どちらも別シチュエーションが見たいです。
短編「タンスを漁らないでください」は収録で最も普通なヒロイン「凛」さん。
「誠」くんとは同級生なのかな。
他人のタンスを漁るのが趣味という彼が面白いです。
「こーんなにカワイイ女の子が~」
とかなんとか、自分で(真顔で)言ってましたね、彼女。
ちょっと変わったお話「らぶりば -LOVE REVERSE-」の「桜井アスカ」さんも同級生。
ただ、彼女は頭のリボン可愛く、いい具合の貧乳でした。
ほか、「おあずけ妹」はえっち好きな「ミカ」ちゃん。
準備万端だったところを一度断わられたため、スクール水着やブルマで誘っていながらお預けさせて逆襲するもの。
この子の今後が心配です。
「妹は使われたい」も同じく「ミカちゃん」
お兄ちゃんが借りてきたAV女優「愛川まお」にやたら詳しい彼女。
今回もやたらえっちにガツガツとしており、それに負けぬようオカズになるべく頑張っていました。
この娘も「タダで使い放題!!」とか、無料を売りにしてるのね。
ふんわり線のあっさり絵柄。
濃淡は薄めで、比較的コマは大きめ。
描き込みは少なく、全体的にゆったりとしていました。
やや引き絵で、同じ構図のまま2コマ続く独特なコメディーパターンが秀逸。
派手さはないものの、ぐいぐい引き込まれるような可笑しさがありました。
なんというか4コマ漫画っぽい感覚ですね。
丸いキャラ絵はばっさりとしており、単純(←当然ながら良い意味で)
それがためコメディー崩しとの違和感少なく、ほわほわした魅力に繋がっていました。
いいんじゃないでしょうか。
個人的な意見(いつもそうだけど)ですが、「ホーミング」センセはカラーより白黒絵のが味ある方です。
全然悪くはないと思いますが、↓表紙・裏表紙では本編の良さが出ていません。
紹介帯の裏面にはカット絵でキャラが並んでいたので、そちらを参考にした方が良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・癖はありましたがクドさはなく、すっきり安定していました。
・読むに楽しい、コメディー漫画です。短編も非常に完成度高いものでした。
・前述したように、この単行本は「さやか(源氏名)」ですね。
合計:[14/15]
当初の想像を遙かに超えた単行本でした。
どうもすみません。
3冊目は真っ先に読みたいと思います。
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■ほしうた (フミオ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に漫画「悶絶!あとがき涅槃」、
加筆修正あり。
・その他: 初単行本、原作「フロントウイング」、カラー(4P)、
6話+番外編収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「フミオ」センセの「ほしうた 1巻」です。
はー。
今日はまた時間がないので…原作がPCゲームという、こちらをチョイスしてみました。
なぜかって、キャラの名前調べるの簡単だから(笑)
また、書くことが(自分の中で)比較的考えやすい、というのもあります。
そんな訳で、本日は「ほしうた 1巻」です。
毎度の如く、ゲームは未プレイ。
いろいろよく分かってません。
繋がりはないようでしたが、メーカーさんでは「~[なんちゃら]~うた」というフォーマットでのシリーズ作品であるみたい。
多少シナリオが違うらしい漫画版を描かれるのは「フミオ」センセ。
なんと、実際にゲームの原画を担当された方だそうです。
ひでるさん、今回は紹介帯にてしっかりその文言を確認し、手に取ってます。
あとがき漫画によると、センセ自身の持ち込み企画だったようです。
良い営業っぷりです。
それだけに、
「何話か描きためてスタートしたかった…」
という一言がもの凄くリアル。
うんうん、そうでしょうねぇ(笑)
※左:雨宮くらら、右:黒田結衣
これから「結衣さん」はじわじわ追い込まれていくのかなぁ。一発逆転に期待。
”何でも願いが叶う”という「ほしうた」の伝説がある温泉街「美星町」
そちらに住む主人公「周防和彦(すおう・かずひこ)」は、祖母の死後、義妹「周防ななの」と2人暮らしをしていました。
ある日、「和彦」のクラスに転校してきた、容姿抜群なお嬢さま「雨宮くらら」
初対面から、「和彦」は彼女がどことなく気になっていたのです。
実は2人は昔馴染みという間柄だったんですが、そんな「くらら」の存在はもう1人の幼馴染み「黒田結衣」に不安な日々をもたらすこととなってしまうのでした。
だいたいそんなん…な筈。
えー、複数女性陣に囲まれる主人公という、典型的なヒロイン・ラブコメ漫画。
概ね好意をもたれているというのもお約束ですね。
まだ1巻を読んだだけなので、現時点で言うのは違うと分かっているんですけど…なんだか特徴ないですねー。
ゲームのサイトを見て来ましたが、特に目立つ要素は見られませんでした。
ちょっと独特だった、車椅子の先輩「木ノ下翠」さん以外は、妹に幼馴染み、転校生…と、あまり目新しさはなく。
舞台も温泉街(田舎)で、他にコレといった設定もなく、ごく普通の学園話。
今のところ、展開もスタンダード。
幼馴染み「結衣さん」、「くららさん」の「和彦くん」争奪ストーリーになるのかな。
申し訳ないですが、1巻の後にどんな劇的な展開があるとしても、”絶対に2巻を見たい”というほどの気にはなりません。
また、もしそんなんがあるならば、ちょっと仕掛けが遅いと思います。
続編が発売される、人気あるゲームなのかもしれませんが…ファン向け、あるいは宣伝漫画ですね。
※先輩「木ノ下翠」
ひでるさん的には彼女がもっとも衝撃的でした。
ゲームHPでは、とかく前面に出されていた旅館の娘「結衣さん」
察するところ、正ヒロインは彼女ですかね。
幼馴染み「和彦くん」が旅館を手伝っているため学校外でも話題は多く、ほぼ親公認という非常に近しい関係。
妹「ななのちゃん」に至っては、
「結衣ちゃん手籠めにして黒田旅館乗っ取る計画~」
とか言ってました。
明確に付き合っているといった言葉はないものの。周囲はそんな感じなんですね。
”もっとも彼のことを知っている”
そのアドバンテージがためか、特に前半は目立つところなかったんですが…「くららさん」も幼馴染みと知った4話からが本領発揮です。
1巻ではクライマックスというバレー大会の5、6話では、見事に素直になれない幼馴染みとなっていました。
…あれ今後揉めないかなぁ。
そんな訳で、安定していた彼女を脅かす「くららさん」
いきなり泣いてます。
何やら因縁ありそうな感じでしたけど、「結衣さん」に語ったアレが全てだったら、ちと拍子抜けですね。
運動が苦手という設定があったものの、美人で性格も良い隙の無いヒロイン。
ちょっと毒が無さ過ぎで、「結衣さん」と二枚看板な割にインパクトが弱いのです。
メイド「小梅」さんのが良い味でしたよ。
ちなみに、漫画内ではカラー絵そのまま「ピンク色の髪」として言われていましたが…染めてるの?
最も特徴的だったのが、ツインテールな先輩「翠さん」です。
非常にアクティブで、車椅子で爆走するほか、尋常でないほどの握力がありました。
↓表紙ほか立ち絵では、ちゃんと杖をついてますね。
そのまま露天風呂にも入ってました。
障害を普通には感じさせない娘なので、逆に色々とシチュエーションが想像できるんですが…1巻では完全にサブキャラという扱いです。
海ではスクール水着だった「ななのちゃん」は4話の露天風呂で良いリアクションをしていました。
カメと絡む言動も面白く、先の「翠さん」あるいは彼女のシナリオの漫画化ならば、新鮮な感覚だったかもしれませんね。
ちなみに、クラスで目立っていた「北条亜里砂」さんが攻略ヒロインでないことには驚きました。
裏表紙にも描かれているのに。
※左:妹「周防ななの」、右:メイド「小梅」
あの「ななのちゃん」とどうしたらそういうコトになるのか、見てみたいですね。
そう、紹介帯で気付きませんでしたが、↓表紙・裏表紙のカバーイラストはなにげにパンチラ大会でした。
購入の方は、試しにぜひカバーを外して広げて見てみて下さい。
「ななのちゃん」を見る限り、どうやら風が吹いたようですね。
極細線の丁寧・綺麗な作画。
淡い濃淡で白の比率も高く、過度な描き込みもありません。
画面はかなりすっきり気味です。
洗練され、いかにも今風という感じでしょう。
大きく丸い目のキャラ絵は、すらりとした細身で縦長。
必要以上に胸が大きく見えますね。
そう、それよ。
18禁ゲームの漫画版と言えばせいぜいパンチラ程度がほとんどなんですが、こちらは各ヒロインのバストトップがしっかり描かれていました。
ちょっとびっくりしましたよ。
まぁ、単行本全体で考えた場合、サービスシーンはさして多くはなかったですが。
(※普通くらいだと思います)
イラストメインな方にしばしば見られる極端な絵の強弱もなく、コマに違和感もありません。
漫画としても普通に巧いです。
カラーとはまた違った味わいのある白黒絵でしたが、概ね↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
そちらに引っ掛かった人はそのまま釣り上げられて大丈夫です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・さすがに絵を生業にしている方です。漫画も良好で、この点では大プッシュします。
・お話はこうしたネタのスタンダード。良くもなく、悪くもなく。
・現在のところ目立ったものはありません。
合計:[11/15]
なによりも、原画と同じ方が漫画をこれだけの高クオリティで描かれているというのが最大のウリでしょう。
あちこちキャラに思い入れなどあるかもしれませんが、ファンの方ならば納得の1冊だと思います。
※原作ゲームです。やはり描き手が同じというのは大きいです。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に漫画「悶絶!あとがき涅槃」、
加筆修正あり。
・その他: 初単行本、原作「フロントウイング」、カラー(4P)、
6話+番外編収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「フミオ」センセの「ほしうた 1巻」です。
はー。
今日はまた時間がないので…原作がPCゲームという、こちらをチョイスしてみました。
なぜかって、キャラの名前調べるの簡単だから(笑)
また、書くことが(自分の中で)比較的考えやすい、というのもあります。
そんな訳で、本日は「ほしうた 1巻」です。
毎度の如く、ゲームは未プレイ。
いろいろよく分かってません。
繋がりはないようでしたが、メーカーさんでは「~[なんちゃら]~うた」というフォーマットでのシリーズ作品であるみたい。
多少シナリオが違うらしい漫画版を描かれるのは「フミオ」センセ。
なんと、実際にゲームの原画を担当された方だそうです。
ひでるさん、今回は紹介帯にてしっかりその文言を確認し、手に取ってます。
あとがき漫画によると、センセ自身の持ち込み企画だったようです。
良い営業っぷりです。
それだけに、
「何話か描きためてスタートしたかった…」
という一言がもの凄くリアル。
うんうん、そうでしょうねぇ(笑)
※左:雨宮くらら、右:黒田結衣
これから「結衣さん」はじわじわ追い込まれていくのかなぁ。一発逆転に期待。
”何でも願いが叶う”という「ほしうた」の伝説がある温泉街「美星町」
そちらに住む主人公「周防和彦(すおう・かずひこ)」は、祖母の死後、義妹「周防ななの」と2人暮らしをしていました。
ある日、「和彦」のクラスに転校してきた、容姿抜群なお嬢さま「雨宮くらら」
初対面から、「和彦」は彼女がどことなく気になっていたのです。
実は2人は昔馴染みという間柄だったんですが、そんな「くらら」の存在はもう1人の幼馴染み「黒田結衣」に不安な日々をもたらすこととなってしまうのでした。
だいたいそんなん…な筈。
えー、複数女性陣に囲まれる主人公という、典型的なヒロイン・ラブコメ漫画。
概ね好意をもたれているというのもお約束ですね。
まだ1巻を読んだだけなので、現時点で言うのは違うと分かっているんですけど…なんだか特徴ないですねー。
ゲームのサイトを見て来ましたが、特に目立つ要素は見られませんでした。
ちょっと独特だった、車椅子の先輩「木ノ下翠」さん以外は、妹に幼馴染み、転校生…と、あまり目新しさはなく。
舞台も温泉街(田舎)で、他にコレといった設定もなく、ごく普通の学園話。
今のところ、展開もスタンダード。
幼馴染み「結衣さん」、「くららさん」の「和彦くん」争奪ストーリーになるのかな。
申し訳ないですが、1巻の後にどんな劇的な展開があるとしても、”絶対に2巻を見たい”というほどの気にはなりません。
また、もしそんなんがあるならば、ちょっと仕掛けが遅いと思います。
続編が発売される、人気あるゲームなのかもしれませんが…ファン向け、あるいは宣伝漫画ですね。
※先輩「木ノ下翠」
ひでるさん的には彼女がもっとも衝撃的でした。
ゲームHPでは、とかく前面に出されていた旅館の娘「結衣さん」
察するところ、正ヒロインは彼女ですかね。
幼馴染み「和彦くん」が旅館を手伝っているため学校外でも話題は多く、ほぼ親公認という非常に近しい関係。
妹「ななのちゃん」に至っては、
「結衣ちゃん手籠めにして黒田旅館乗っ取る計画~」
とか言ってました。
明確に付き合っているといった言葉はないものの。周囲はそんな感じなんですね。
”もっとも彼のことを知っている”
そのアドバンテージがためか、特に前半は目立つところなかったんですが…「くららさん」も幼馴染みと知った4話からが本領発揮です。
1巻ではクライマックスというバレー大会の5、6話では、見事に素直になれない幼馴染みとなっていました。
…あれ今後揉めないかなぁ。
そんな訳で、安定していた彼女を脅かす「くららさん」
いきなり泣いてます。
何やら因縁ありそうな感じでしたけど、「結衣さん」に語ったアレが全てだったら、ちと拍子抜けですね。
運動が苦手という設定があったものの、美人で性格も良い隙の無いヒロイン。
ちょっと毒が無さ過ぎで、「結衣さん」と二枚看板な割にインパクトが弱いのです。
メイド「小梅」さんのが良い味でしたよ。
ちなみに、漫画内ではカラー絵そのまま「ピンク色の髪」として言われていましたが…染めてるの?
最も特徴的だったのが、ツインテールな先輩「翠さん」です。
非常にアクティブで、車椅子で爆走するほか、尋常でないほどの握力がありました。
↓表紙ほか立ち絵では、ちゃんと杖をついてますね。
そのまま露天風呂にも入ってました。
障害を普通には感じさせない娘なので、逆に色々とシチュエーションが想像できるんですが…1巻では完全にサブキャラという扱いです。
海ではスクール水着だった「ななのちゃん」は4話の露天風呂で良いリアクションをしていました。
カメと絡む言動も面白く、先の「翠さん」あるいは彼女のシナリオの漫画化ならば、新鮮な感覚だったかもしれませんね。
ちなみに、クラスで目立っていた「北条亜里砂」さんが攻略ヒロインでないことには驚きました。
裏表紙にも描かれているのに。
※左:妹「周防ななの」、右:メイド「小梅」
あの「ななのちゃん」とどうしたらそういうコトになるのか、見てみたいですね。
そう、紹介帯で気付きませんでしたが、↓表紙・裏表紙のカバーイラストはなにげにパンチラ大会でした。
購入の方は、試しにぜひカバーを外して広げて見てみて下さい。
「ななのちゃん」を見る限り、どうやら風が吹いたようですね。
極細線の丁寧・綺麗な作画。
淡い濃淡で白の比率も高く、過度な描き込みもありません。
画面はかなりすっきり気味です。
洗練され、いかにも今風という感じでしょう。
大きく丸い目のキャラ絵は、すらりとした細身で縦長。
必要以上に胸が大きく見えますね。
そう、それよ。
18禁ゲームの漫画版と言えばせいぜいパンチラ程度がほとんどなんですが、こちらは各ヒロインのバストトップがしっかり描かれていました。
ちょっとびっくりしましたよ。
まぁ、単行本全体で考えた場合、サービスシーンはさして多くはなかったですが。
(※普通くらいだと思います)
イラストメインな方にしばしば見られる極端な絵の強弱もなく、コマに違和感もありません。
漫画としても普通に巧いです。
カラーとはまた違った味わいのある白黒絵でしたが、概ね↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
そちらに引っ掛かった人はそのまま釣り上げられて大丈夫です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・さすがに絵を生業にしている方です。漫画も良好で、この点では大プッシュします。
・お話はこうしたネタのスタンダード。良くもなく、悪くもなく。
・現在のところ目立ったものはありません。
合計:[11/15]
なによりも、原画と同じ方が漫画をこれだけの高クオリティで描かれているというのが最大のウリでしょう。
あちこちキャラに思い入れなどあるかもしれませんが、ファンの方ならば納得の1冊だと思います。
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