■大丈夫な日だから (杜拓哉)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]お風呂・複数
・おまけ: あとがき・作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×7。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杜拓哉(もり・たくや)」センセの「大丈夫な日だから」です。
アマゾンにて表紙・裏表紙が公開されていました。
待っていました、「魔法少女イスカ ~after school.~」が17日発売とのこと。
もうすぐですね。
描かれているのが「SASAYUKi」センセなので、期待大です。
とかなんとか書いていたら、「キルタイムコミュニケーション」さんのHPに原稿サンプルが出ていました。
この部分だけでモノ凄いこととなってます。
…ホントにすげぇなぁ。
じっくり待ちましょう。
例によって原作は全く知らないんですけどね。
さて、本日は「大丈夫な日だから」です。
「杜拓哉」センセの4冊目。
ブログでは前巻「デキちゃったらどうしよ」を紹介しております。
今回の収録は7話で、うち1話がショート短編。
だいたい30ページからそれ以上というお話群になっていました。
紹介帯の”長編作品集”というのは、そういう意味なようです。
1冊まるまるの連続話が収録されている訳ではありません。
一般系と言っても良さそうな、すっきりとしたヒロインらが大きく乱れる姿を堪能下さい。
※左:「みずえさん」、右:姉「つぐみさん」
年上女性もいい感じでした。包容力ありますね。
カラー原稿のある冒頭話「ひとづまきしまむ」は隣の人妻とのえっちパターン。
お隣に住む人妻「みずえ」に憧れていた主人公「ゆきのぶ」
ちらほらとよく隣を気にしていたんですが、ある日下着泥棒の現行犯を彼女に目撃されてしまったのでした。
なんとなく見当がついていたという彼女は、
「直接口説いてくれればいいのに~」
とか冗談を言ったところ、彼は満更でもない様子だったのです。
淡々とした感じが色っぽい「みずえさん」
(※「杜拓哉」センセの漫画運びはだいたい淡々とした雰囲気でしたが)
年上女性の冗談には、やっぱり真剣に返すのが吉。
あっさりとえっち展開に流れていました。
包容力があって良いですね。
お昼を過ぎたことで食事まで用意してくれるんですが、そんな彼女を裸エプロンにしていました。
うお、羨ましいなぁ。
好き勝手にさせてくれたその後は、ベットでレクチャーまでしてくれています。
これは明日にでもお邪魔したくなりますわ。
独身寮でのお風呂えっちが展開される「おーばーふろー」
こちらは一転して年下です。
残業続きだった主人公が夜遅くに男子独身寮の風呂に入っていたところ、なぜか女の子の声が。
寮母の娘「たまみ」は友人「まいな」・「りか」を誘って、大きい風呂へ夜中にこっそり入りにきていたのです。
男性に興味をもった「まいな」や「たまみ」は、生で見せてもらうようお願いをするのでした。
だいたいそんな感じ。
雰囲気的には、「あずまゆき」センセが得意そうなパターン(笑)
純そうに見えて、じっくり見るためにわざわざ眼鏡をかけて戻ってくる「たまみさん」がいい感じ。
ターゲットをリーダー的な「まいなちゃん」にしたのは、良い判断だったと思います。
お誘いの場面は、なんだか刺さりましたよー。
2人目は、なにげに興味津々だった「たまみさん」
お友達のため段取りをする「まいなちゃん」が可笑しい。
また、発育は良く、貧乳なん彼女とは逆に巨乳でした。
そりゃー比べたくなるわね。
最後は最もマトもだったポニーテールな「りかさん」
お願いを聞き入れ、放尿シーンまで見せていました。
※「まいな」・「たまみ」・「りか」
このあたりね、お誘い場面です。
「姉湯-ねっとう-」もお風呂な漫画ですが、こちらは普通の家庭風呂。
友人「翔太」の家に泊まり込みで遊びに行った「わたる」
彼には姉「つぐみ」がいたんですが、風呂に入っていた2人に続いて彼女も普通に入ってきたのです。
いきなりの全裸に混乱していた「わたる」
さらに、「翔太」の体を普通に洗っていた「つぐみ」の次の行動に衝撃を受けたのでした。
ごく当たり前のようにやってるのが素敵ですね。
どっちかと言うと洗ってあげたいですが(笑)
そのまま姉弟でえっちまでしていたほか、「わたるくん」にも順番が。
こざっぱりしているのが、逆にえっちな感覚。
もう一度させてくれたのはまた良かったですね。
いいお姉ちゃんでした。
「おまとめ姉妹」は姉「まき」、妹「みゆ」という姉妹のお話。
間違って「みゆ」が送ってきた写メにより、むりやりえっちさせられていると勘違いした「まき」
(※正確には、そう誤魔化した)
その代わりに交渉へ行った「まき」でしたが、逆に脅されてしまったのです。
まぁ、闇雲に突撃してはダメ。
実際のところ「みゆちゃん」はえっち好きで、雰囲気とは裏腹にあっけらかんとシテいました。
この漫画、「まきさん」も脱がされはしていたもののその場面ではえっちされておらず、その後の展開もほぼ合意と言って良い程度。
まるまる受け入れてしまう「みゆちゃん」よりも良いものでした。
ラストページが面白いです。
「特殊な状況」は「ヒロ」・「由衣」のカップル。
同窓会へ出席するため、最終のバスに乗った2人。
しかし、うっかり寝てしまい、気付いた時には車庫に入っていたのでした。
まぁ、他にすることないですよ。
しかし、普通は車庫へ入る前にしっかり見回るものだと思いますが…怠慢だわね。
訴えましょう。
※左:姉「まきさん」、右:「ななか」・「ななみ」
複数えっち展開が多いのも特徴です。
「こーちゃん」を巡って激しいバトルを繰り広げていた、幼馴染みの双子「ななか」・「ななみ」
決着をつけるため、えっちしてもらうようお願いしていました。
しかし、いざ2人きりになると、どちらとも巧く運ばなかったのでした。
色々と考え、原因が分かったという彼が提案したのは、3名でのえっちだったのです。
そんな「おさななななじみ」はWヒロインもの。
ライバルは変わらず、お互いのえっちを見てエスカレートしていく2人。
良いアイデアでしたねー。
中盤ではこちらもお風呂えっちで、2人並べるという羨ましいシチュエーション。
後半では複数えっち。
「ななかさん」の性格に合わせ、いじわるなえっちをしていました。
太く強めな曲線での絵柄。
かなりクッキリとした感じです。
濃淡はそこそこで、描き込みも同様なくらい。
ただ、局部とか液体・内臓描写がクドめな描き方で、それがため非常に濃い印象。
特に内臓描写に関しては頻繁にあり、漫画全体はこってりでした。
人物絵は、むちっと肉付き良い可愛らしいもの。
雰囲気ソレっぽくないものの、あちこちえっちです。
↓表紙・裏表紙など、カラー部分の雰囲気とはちと異なるかと思います。
原稿サンプルほか、「おーばーふろー」の途中までが立ち読みできる「ヒット出版社」さんのHPが参考に良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 独特な雰囲気・タッチでひとを選ぶと思います。
・話4: 各話長さあり、読み応えがあります。
・独4: 淡々としたえっち展開がいい感じでした。
合計:[12/15]
4ページのショート「デキるまで」は、前巻「デキちゃったらどうしよ」の宣伝漫画です。
オチ部分にぜひ注目下さい。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]お風呂・複数
・おまけ: あとがき・作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×7。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杜拓哉(もり・たくや)」センセの「大丈夫な日だから」です。
アマゾンにて表紙・裏表紙が公開されていました。
待っていました、「魔法少女イスカ ~after school.~」が17日発売とのこと。
もうすぐですね。
描かれているのが「SASAYUKi」センセなので、期待大です。
とかなんとか書いていたら、「キルタイムコミュニケーション」さんのHPに原稿サンプルが出ていました。
この部分だけでモノ凄いこととなってます。
…ホントにすげぇなぁ。
じっくり待ちましょう。
例によって原作は全く知らないんですけどね。
魔法少女イスカ ~after school.~ (二次元ドリームコミックス 233) (2011/03/20) SASAYUKi 商品詳細を見る |
さて、本日は「大丈夫な日だから」です。
「杜拓哉」センセの4冊目。
ブログでは前巻「デキちゃったらどうしよ」を紹介しております。
今回の収録は7話で、うち1話がショート短編。
だいたい30ページからそれ以上というお話群になっていました。
紹介帯の”長編作品集”というのは、そういう意味なようです。
1冊まるまるの連続話が収録されている訳ではありません。
一般系と言っても良さそうな、すっきりとしたヒロインらが大きく乱れる姿を堪能下さい。
※左:「みずえさん」、右:姉「つぐみさん」
年上女性もいい感じでした。包容力ありますね。
カラー原稿のある冒頭話「ひとづまきしまむ」は隣の人妻とのえっちパターン。
お隣に住む人妻「みずえ」に憧れていた主人公「ゆきのぶ」
ちらほらとよく隣を気にしていたんですが、ある日下着泥棒の現行犯を彼女に目撃されてしまったのでした。
なんとなく見当がついていたという彼女は、
「直接口説いてくれればいいのに~」
とか冗談を言ったところ、彼は満更でもない様子だったのです。
淡々とした感じが色っぽい「みずえさん」
(※「杜拓哉」センセの漫画運びはだいたい淡々とした雰囲気でしたが)
年上女性の冗談には、やっぱり真剣に返すのが吉。
あっさりとえっち展開に流れていました。
包容力があって良いですね。
お昼を過ぎたことで食事まで用意してくれるんですが、そんな彼女を裸エプロンにしていました。
うお、羨ましいなぁ。
好き勝手にさせてくれたその後は、ベットでレクチャーまでしてくれています。
これは明日にでもお邪魔したくなりますわ。
独身寮でのお風呂えっちが展開される「おーばーふろー」
こちらは一転して年下です。
残業続きだった主人公が夜遅くに男子独身寮の風呂に入っていたところ、なぜか女の子の声が。
寮母の娘「たまみ」は友人「まいな」・「りか」を誘って、大きい風呂へ夜中にこっそり入りにきていたのです。
男性に興味をもった「まいな」や「たまみ」は、生で見せてもらうようお願いをするのでした。
だいたいそんな感じ。
雰囲気的には、「あずまゆき」センセが得意そうなパターン(笑)
純そうに見えて、じっくり見るためにわざわざ眼鏡をかけて戻ってくる「たまみさん」がいい感じ。
ターゲットをリーダー的な「まいなちゃん」にしたのは、良い判断だったと思います。
お誘いの場面は、なんだか刺さりましたよー。
2人目は、なにげに興味津々だった「たまみさん」
お友達のため段取りをする「まいなちゃん」が可笑しい。
また、発育は良く、貧乳なん彼女とは逆に巨乳でした。
そりゃー比べたくなるわね。
最後は最もマトもだったポニーテールな「りかさん」
お願いを聞き入れ、放尿シーンまで見せていました。
※「まいな」・「たまみ」・「りか」
このあたりね、お誘い場面です。
「姉湯-ねっとう-」もお風呂な漫画ですが、こちらは普通の家庭風呂。
友人「翔太」の家に泊まり込みで遊びに行った「わたる」
彼には姉「つぐみ」がいたんですが、風呂に入っていた2人に続いて彼女も普通に入ってきたのです。
いきなりの全裸に混乱していた「わたる」
さらに、「翔太」の体を普通に洗っていた「つぐみ」の次の行動に衝撃を受けたのでした。
ごく当たり前のようにやってるのが素敵ですね。
どっちかと言うと洗ってあげたいですが(笑)
そのまま姉弟でえっちまでしていたほか、「わたるくん」にも順番が。
こざっぱりしているのが、逆にえっちな感覚。
もう一度させてくれたのはまた良かったですね。
いいお姉ちゃんでした。
「おまとめ姉妹」は姉「まき」、妹「みゆ」という姉妹のお話。
間違って「みゆ」が送ってきた写メにより、むりやりえっちさせられていると勘違いした「まき」
(※正確には、そう誤魔化した)
その代わりに交渉へ行った「まき」でしたが、逆に脅されてしまったのです。
まぁ、闇雲に突撃してはダメ。
実際のところ「みゆちゃん」はえっち好きで、雰囲気とは裏腹にあっけらかんとシテいました。
この漫画、「まきさん」も脱がされはしていたもののその場面ではえっちされておらず、その後の展開もほぼ合意と言って良い程度。
まるまる受け入れてしまう「みゆちゃん」よりも良いものでした。
ラストページが面白いです。
「特殊な状況」は「ヒロ」・「由衣」のカップル。
同窓会へ出席するため、最終のバスに乗った2人。
しかし、うっかり寝てしまい、気付いた時には車庫に入っていたのでした。
まぁ、他にすることないですよ。
しかし、普通は車庫へ入る前にしっかり見回るものだと思いますが…怠慢だわね。
訴えましょう。
※左:姉「まきさん」、右:「ななか」・「ななみ」
複数えっち展開が多いのも特徴です。
「こーちゃん」を巡って激しいバトルを繰り広げていた、幼馴染みの双子「ななか」・「ななみ」
決着をつけるため、えっちしてもらうようお願いしていました。
しかし、いざ2人きりになると、どちらとも巧く運ばなかったのでした。
色々と考え、原因が分かったという彼が提案したのは、3名でのえっちだったのです。
そんな「おさななななじみ」はWヒロインもの。
ライバルは変わらず、お互いのえっちを見てエスカレートしていく2人。
良いアイデアでしたねー。
中盤ではこちらもお風呂えっちで、2人並べるという羨ましいシチュエーション。
後半では複数えっち。
「ななかさん」の性格に合わせ、いじわるなえっちをしていました。
太く強めな曲線での絵柄。
かなりクッキリとした感じです。
濃淡はそこそこで、描き込みも同様なくらい。
ただ、局部とか液体・内臓描写がクドめな描き方で、それがため非常に濃い印象。
特に内臓描写に関しては頻繁にあり、漫画全体はこってりでした。
人物絵は、むちっと肉付き良い可愛らしいもの。
雰囲気ソレっぽくないものの、あちこちえっちです。
↓表紙・裏表紙など、カラー部分の雰囲気とはちと異なるかと思います。
原稿サンプルほか、「おーばーふろー」の途中までが立ち読みできる「ヒット出版社」さんのHPが参考に良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 独特な雰囲気・タッチでひとを選ぶと思います。
・話4: 各話長さあり、読み応えがあります。
・独4: 淡々としたえっち展開がいい感じでした。
合計:[12/15]
4ページのショート「デキるまで」は、前巻「デキちゃったらどうしよ」の宣伝漫画です。
オチ部分にぜひ注目下さい。
大丈夫な日だから (セラフィンコミックス) (2011/03/11) 杜 拓哉 商品詳細を見る |
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tag : ポニーテール
■僕がナースになった理由 (ムサシマル)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・病院
・おまけ: あとがき、カバー裏にイラスト(表裏リンクあり)。
・その他: カラー(4P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ムサシマル」センセの「僕がナースになった理由」です。
こないだ、”カバー裏に間違い探しがあって楽しかった”みたいなことを書きましたが。
こちらの単行本にもカバー裏にイラストがあり、メインの男女が服装を表裏で入れ替えているのよ。
なんだか、コレが良かった(笑)
個人的には↓表紙・裏表紙とそっくり入れ替えても良かったのではないかなーって思うくらい。
基本的に同じ構図・同じポーズ・同じ服装にて描かれているんですが、バストサイズとか表情などが微妙に違っているのです。
女装な彼のがやや内マタっぽいのが気になりますよ。
※左:「輝くん(ユミちゃん)」、右:院長「多賀津摩矢」
やたら短いスカート丈に注目です。彼は足綺麗だそうですが。
そんな訳で、本日は「僕がナースになった理由」です。
過去に成年系「ネイキッドプレイ」、一般系「GO!GO!ガール」などを紹介しております、「ムサシマル」センセの最新刊。
アマゾンには、
”男の娘の漫画ではない”
というようなレビューが書かれていました。
ああ、そうなのか。
その定義みたいなのがイマイチひでるさんは分かりませんが、性転換モノ、いかにも女の子っぽい男性モノ、というどちらでもありません。
とりあえずは経緯を含め、どんなんかざっくりとあらすじを書いてみますね。
「画報大学病院」から、田舎の病院「多賀津クリニック」へと転院となった医師「真弓輝(まゆみ・てる)」
同行予定であったナース(看護師)が途中で発見した駅にて早々に離脱したため、彼1人で訪ねることとなったのです。
到着早々、急患とはち合わせた彼はそれを手伝うべく着替えようとしたところ…ナース服とカツラが入っていたのです。
途中で離脱した彼女がどうやら荷物を間違えたらしく、また付近のロッカーにも適当な服がなかったため、緊急時ということでナース服に袖を通したのでした。
専門外であった医師「小暮」に代わった彼の的確なアドバイスで患者は無事生還。
一躍英雄となったのです。
しかし、その女装に気づいた看護師長「多賀津薫子」、それを面白がった院長「多賀津摩矢」らは、医師「真弓輝」、看護師「山田ユミ」という2枚のシフト表を渡してきたのでした。
証拠写真をネタにされたため、「輝」は時に「山田ユミ」として、ナースの仕事もすることとなったのです。
…だいたいはそんな感じ。
「ありがとう!あなたの指示がなければ源三サン亡くなってたかもしれない!」
そうした冒頭での台詞が印象的でした。
専門外だったとはいえ、どんな病院だ(笑)
そんな訳で、男女双方の視点がある、病院ラブコメみたいな漫画です。
主人公「輝くん」は、たまたま女装をしただけで、流行りである”男の娘とはちと異なる”様子。
ただ、それが案外ハマっていて「薫子さん」以外には誰にも気付かれず、またメイン・ヒロインである「多賀津綾香」はその姿だと主人公に心を許すという要素がありました。
なんのかんのと、男女をうまく使い分けてるようなコメディーですね。
適度なドタバタ感・えっち描写のある、1冊まるまるの長編。
しっかり読み応えもあり、一般えっち系として優れた出来栄えであると思います。
「多賀津クリニック」は田舎のボロ病院。
看護師長の「薫子さん」は長女、メイン看護師の「綾香さん」は次女と、母であり院長でもある「摩矢さん」の親族な構成でした。
「輝くん」が女装ナースを続けられたのは、こうした設定がためでしょう。
同性好きな医師「小暮」、研修生「浅川美緒」などを筆頭に、漫画ではだいぶはっちゃけて描かれていたものの、何気に地域では信頼を集めている様子。
まぁ、それっぽくない、楽しげな病院でしたけどねー。
※左:研修生「浅川美緒」、右:きさらちゃん
院長以下、目立つスタッフ陣のクリニックです。
1話目は触感から女性ではないと見破った長女「薫子さん」から。
女装していた「輝くん」をいいネタとして面白がっていました。
そんな訳で、漫画中盤部分を抜き出したカラー原稿部分は「薫子さん」とのえっち直前です。
なお、女装した「輝くん」は必死に裾を押さえていましたけど、この病院はスカート丈がやたら短くて良いですね。
院長もエロチックな方でしたし、そっちの意味でも人気ありそう。
そんな院長「摩矢さん」が登場する2話目。
ここまでが導入エピソードという感じですかね。
見るからにエロそうな医師「摩矢さん」ですが、自ら「年増」と言っていたそのまま、娘さん2人の成長っぷりを考えると…実は相当な年齢であるかと思われます。
こちらでは、拘束プレイみたいなのに「輝くん」を誘っておりました。
(※女装していたので「ユミちゃん」な格好です)
後にもありますが、こーして好き勝手やってるのが若さを保つ秘訣かも。
また、危機を助けられて歓迎ムードであった1話目と、明らかに態度の異なる「綾香さん」にも注目。
歓迎会の3話目は、百合趣味な研修生「美緒さん」
「実習の時はいつもペアを組んでました」
そんな回想部分は1コマで処理されてましたが、どこまでが本当なんだろう。
こちらでの「輝くん」は前半を女装の「ユミちゃん」で参加し、途中で交代するという忙しい状況。
いきなりホロ酔い加減で登場すれば不信がられそうですが、参加者はすでにベロベロ。
杞憂でしたね。(※「美緒さん」と「小暮」しかいませんでしたが)
酔いがためか、自ら調合したという漢方薬の実験がためか、「美緒さん」は普段の言動とは裏腹に「輝くん」とえっちしています。
カテーテールとかクスコ(膣鏡)とか、病院モノらしいプレイがあるのでお楽しみに。
患者「きさら」ちゃんとの4話目は、ちょっと落ち着いて日常描写。
病院にだいぶ慣れた「輝くん」が見られ、男女での勤務もうまく使い分けている感じ。
また、真面目なため他キャラに遅れを取っている「綾香さん」の、中間エピソードにもなっていました。
そんな訳で、折り返し地点のような、結構重要なエピソードです。
お互い、気持に変化が出てきたかなーってところ。
そのため、「輝くん」にラブラブな「きさらちゃん」の投入は良いタイミングでした。
立て続けにえっちしてるだけか、「輝くん」は雰囲気とは裏腹に巧いようですねー。
※看護師「多賀津綾香」
せっかくパンストだったので、早期のうちからパンチラとかあれば…
温泉旅行な5話目。
漫画内キャラも不安になっている自由な感じでしたが、
「愛人のお医者様をたくさん招いているから…」
だって。
凄いな、それ。
こちらでも、男女どちらでも参加することとなっている忙しい「輝くん」
なんと、銭湯にタオル1枚巻いた状態で女湯へ入るという、離れ業をやっていました。
あれは「薫子さん」の強迫によるものかな。
「綾香さん」の全裸はこれが初めて。
「美緒さん」にレズられたり、背中流したりと盛りだくさん。
メインは「薫子さん」との銭湯えっちでした。
風邪の「輝くん」・「ユミちゃん」宅へ皆が見舞いに来る、収録でも最高に忙しげな6話。
彼が住んでいたのは「摩矢さん」が寮として借りていた物件で、相談された彼女はわざわざ上に「ユミちゃん」の部屋を用意しています。
家具などもしっかり用意していたほか、細かい仕込みまでありました。
そんなんお好きなんですねー。
見舞いに来た「小暮」、「綾香さん」が好き勝手に上下するため、「輝くん」も緊急用梯子で先回りして着替えるなど大変なことになっていました。
そうした中、全裸で布団にいた「摩矢さん」がまたややこしいですね。
また、こちらでは冒頭での「輝くん」が可笑しいです。
あーも頻繁ならそうなるか。
そちらのオチ部分から7、8話の最終エピソードになります。
真面目な会話をする中、えっちし続ける「薫子さん」・「美緒さん」が素敵。
八方塞がりっぽい状況だったのが、ある切っ掛けで打破されます。
ああ、なるほどね。
こちらではメインヒロイン「綾香さん」をたっぷりお楽しみ下さい。
適度なくらいの描き込み、濃淡でバランス良い感じの作画。
大きな崩れ、乱れもなく安定しています。
コメディー描写がやや強めでしたが、全体的にはそう嫌味な癖はありません。
一般えっちに適した、万人向けのすっきり絵柄でした。
あちこちに引っ掛かる点なく、漫画の巧い方。
サクサクと読み進められると思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙でご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 漫画の巧い方です。バランスにも優れていました。
・話4: 個性的なキャラの楽しい病院ラブコメでした。
・独5: セオリーなナースネタに、男女入れ替わりが良いインパクトでした。
合計:[12/15]
個人的には、4話のような日常描写をもっと見たかったなー。
他キャラが目立つので、やや「綾香さん」が弱いのも問題ですね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・病院
・おまけ: あとがき、カバー裏にイラスト(表裏リンクあり)。
・その他: カラー(4P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ムサシマル」センセの「僕がナースになった理由」です。
こないだ、”カバー裏に間違い探しがあって楽しかった”みたいなことを書きましたが。
こちらの単行本にもカバー裏にイラストがあり、メインの男女が服装を表裏で入れ替えているのよ。
なんだか、コレが良かった(笑)
個人的には↓表紙・裏表紙とそっくり入れ替えても良かったのではないかなーって思うくらい。
基本的に同じ構図・同じポーズ・同じ服装にて描かれているんですが、バストサイズとか表情などが微妙に違っているのです。
女装な彼のがやや内マタっぽいのが気になりますよ。
※左:「輝くん(ユミちゃん)」、右:院長「多賀津摩矢」
やたら短いスカート丈に注目です。彼は足綺麗だそうですが。
そんな訳で、本日は「僕がナースになった理由」です。
過去に成年系「ネイキッドプレイ」、一般系「GO!GO!ガール」などを紹介しております、「ムサシマル」センセの最新刊。
アマゾンには、
”男の娘の漫画ではない”
というようなレビューが書かれていました。
ああ、そうなのか。
その定義みたいなのがイマイチひでるさんは分かりませんが、性転換モノ、いかにも女の子っぽい男性モノ、というどちらでもありません。
とりあえずは経緯を含め、どんなんかざっくりとあらすじを書いてみますね。
「画報大学病院」から、田舎の病院「多賀津クリニック」へと転院となった医師「真弓輝(まゆみ・てる)」
同行予定であったナース(看護師)が途中で発見した駅にて早々に離脱したため、彼1人で訪ねることとなったのです。
到着早々、急患とはち合わせた彼はそれを手伝うべく着替えようとしたところ…ナース服とカツラが入っていたのです。
途中で離脱した彼女がどうやら荷物を間違えたらしく、また付近のロッカーにも適当な服がなかったため、緊急時ということでナース服に袖を通したのでした。
専門外であった医師「小暮」に代わった彼の的確なアドバイスで患者は無事生還。
一躍英雄となったのです。
しかし、その女装に気づいた看護師長「多賀津薫子」、それを面白がった院長「多賀津摩矢」らは、医師「真弓輝」、看護師「山田ユミ」という2枚のシフト表を渡してきたのでした。
証拠写真をネタにされたため、「輝」は時に「山田ユミ」として、ナースの仕事もすることとなったのです。
…だいたいはそんな感じ。
「ありがとう!あなたの指示がなければ源三サン亡くなってたかもしれない!」
そうした冒頭での台詞が印象的でした。
専門外だったとはいえ、どんな病院だ(笑)
そんな訳で、男女双方の視点がある、病院ラブコメみたいな漫画です。
主人公「輝くん」は、たまたま女装をしただけで、流行りである”男の娘とはちと異なる”様子。
ただ、それが案外ハマっていて「薫子さん」以外には誰にも気付かれず、またメイン・ヒロインである「多賀津綾香」はその姿だと主人公に心を許すという要素がありました。
なんのかんのと、男女をうまく使い分けてるようなコメディーですね。
適度なドタバタ感・えっち描写のある、1冊まるまるの長編。
しっかり読み応えもあり、一般えっち系として優れた出来栄えであると思います。
「多賀津クリニック」は田舎のボロ病院。
看護師長の「薫子さん」は長女、メイン看護師の「綾香さん」は次女と、母であり院長でもある「摩矢さん」の親族な構成でした。
「輝くん」が女装ナースを続けられたのは、こうした設定がためでしょう。
同性好きな医師「小暮」、研修生「浅川美緒」などを筆頭に、漫画ではだいぶはっちゃけて描かれていたものの、何気に地域では信頼を集めている様子。
まぁ、それっぽくない、楽しげな病院でしたけどねー。
※左:研修生「浅川美緒」、右:きさらちゃん
院長以下、目立つスタッフ陣のクリニックです。
1話目は触感から女性ではないと見破った長女「薫子さん」から。
女装していた「輝くん」をいいネタとして面白がっていました。
そんな訳で、漫画中盤部分を抜き出したカラー原稿部分は「薫子さん」とのえっち直前です。
なお、女装した「輝くん」は必死に裾を押さえていましたけど、この病院はスカート丈がやたら短くて良いですね。
院長もエロチックな方でしたし、そっちの意味でも人気ありそう。
そんな院長「摩矢さん」が登場する2話目。
ここまでが導入エピソードという感じですかね。
見るからにエロそうな医師「摩矢さん」ですが、自ら「年増」と言っていたそのまま、娘さん2人の成長っぷりを考えると…実は相当な年齢であるかと思われます。
こちらでは、拘束プレイみたいなのに「輝くん」を誘っておりました。
(※女装していたので「ユミちゃん」な格好です)
後にもありますが、こーして好き勝手やってるのが若さを保つ秘訣かも。
また、危機を助けられて歓迎ムードであった1話目と、明らかに態度の異なる「綾香さん」にも注目。
歓迎会の3話目は、百合趣味な研修生「美緒さん」
「実習の時はいつもペアを組んでました」
そんな回想部分は1コマで処理されてましたが、どこまでが本当なんだろう。
こちらでの「輝くん」は前半を女装の「ユミちゃん」で参加し、途中で交代するという忙しい状況。
いきなりホロ酔い加減で登場すれば不信がられそうですが、参加者はすでにベロベロ。
杞憂でしたね。(※「美緒さん」と「小暮」しかいませんでしたが)
酔いがためか、自ら調合したという漢方薬の実験がためか、「美緒さん」は普段の言動とは裏腹に「輝くん」とえっちしています。
カテーテールとかクスコ(膣鏡)とか、病院モノらしいプレイがあるのでお楽しみに。
患者「きさら」ちゃんとの4話目は、ちょっと落ち着いて日常描写。
病院にだいぶ慣れた「輝くん」が見られ、男女での勤務もうまく使い分けている感じ。
また、真面目なため他キャラに遅れを取っている「綾香さん」の、中間エピソードにもなっていました。
そんな訳で、折り返し地点のような、結構重要なエピソードです。
お互い、気持に変化が出てきたかなーってところ。
そのため、「輝くん」にラブラブな「きさらちゃん」の投入は良いタイミングでした。
立て続けにえっちしてるだけか、「輝くん」は雰囲気とは裏腹に巧いようですねー。
※看護師「多賀津綾香」
せっかくパンストだったので、早期のうちからパンチラとかあれば…
温泉旅行な5話目。
漫画内キャラも不安になっている自由な感じでしたが、
「愛人のお医者様をたくさん招いているから…」
だって。
凄いな、それ。
こちらでも、男女どちらでも参加することとなっている忙しい「輝くん」
なんと、銭湯にタオル1枚巻いた状態で女湯へ入るという、離れ業をやっていました。
あれは「薫子さん」の強迫によるものかな。
「綾香さん」の全裸はこれが初めて。
「美緒さん」にレズられたり、背中流したりと盛りだくさん。
メインは「薫子さん」との銭湯えっちでした。
風邪の「輝くん」・「ユミちゃん」宅へ皆が見舞いに来る、収録でも最高に忙しげな6話。
彼が住んでいたのは「摩矢さん」が寮として借りていた物件で、相談された彼女はわざわざ上に「ユミちゃん」の部屋を用意しています。
家具などもしっかり用意していたほか、細かい仕込みまでありました。
そんなんお好きなんですねー。
見舞いに来た「小暮」、「綾香さん」が好き勝手に上下するため、「輝くん」も緊急用梯子で先回りして着替えるなど大変なことになっていました。
そうした中、全裸で布団にいた「摩矢さん」がまたややこしいですね。
また、こちらでは冒頭での「輝くん」が可笑しいです。
あーも頻繁ならそうなるか。
そちらのオチ部分から7、8話の最終エピソードになります。
真面目な会話をする中、えっちし続ける「薫子さん」・「美緒さん」が素敵。
八方塞がりっぽい状況だったのが、ある切っ掛けで打破されます。
ああ、なるほどね。
こちらではメインヒロイン「綾香さん」をたっぷりお楽しみ下さい。
適度なくらいの描き込み、濃淡でバランス良い感じの作画。
大きな崩れ、乱れもなく安定しています。
コメディー描写がやや強めでしたが、全体的にはそう嫌味な癖はありません。
一般えっちに適した、万人向けのすっきり絵柄でした。
あちこちに引っ掛かる点なく、漫画の巧い方。
サクサクと読み進められると思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙でご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 漫画の巧い方です。バランスにも優れていました。
・話4: 個性的なキャラの楽しい病院ラブコメでした。
・独5: セオリーなナースネタに、男女入れ替わりが良いインパクトでした。
合計:[12/15]
個人的には、4話のような日常描写をもっと見たかったなー。
他キャラが目立つので、やや「綾香さん」が弱いのも問題ですね。
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■VIRGIN FREAK (みつるぎあおい)
まんがデーター [6/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、加筆修正。
・その他: 初単行本、カラー(12P)、短編×14
(うち「彼女の場合 妹の場合」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みつるぎあおい」センセの「VIRGIN FREAK [ヴァージンフリーク]」です。
うーん。
2月の月末に「茜新社」さんから発売された新刊群。
HPにて↓表紙を見た際には、どちらも期待していたんですが…。
ごめんなさい、今回はまったく合いませんでした。
これが初単行本のようで、センセのHPなどを見る限りでは、そう悪くないようなんですが。
そんな訳で、あまり良い文言は並ばないと思います。
そういったのが得意でない方は、こちらでご遠慮頂ければ。
いきます。
漫画ほか、イラストなどのお仕事もされているらしい「みつるぎあおい」センセ。
当然ながら良く描けているコマもありましたが、漫画については微妙でした。
※左:妹「芹菜ちゃん」、右:双葉ちゃん
可愛いヒロイン絵はこうした感じです。
加筆修正の結果か、そう落差はありません。
ただし、全体的に慣れてないような印象。
漫画が巧くないです。
”至高の逸品”とは大げさですね。
軽いタッチの作画で、線が一定でないようなのは…原稿時期がためかな。
見てのとおり大きな目が特徴の、可愛らしいキャラ絵です。
ややデフォルメ強いですかね。
これがなかなか難しく、少しの配置ズレが大きく崩れて見えてしまうのです。
スタイルはふっくらとしていて、最大の売りになっている巨乳は確かにいい感じ。
漫画特有の極端な大きさも、程度に処理されてます。
ただ、お尻から足までのラインがイマイチに見える事多く、大きさある胸との関係からバランスを崩す原因のよう。
肩から腕の動きもちらほら不自然に見え、動きのある描写が特に良くありません。
キャラと同様、普通にはあまり感じない配置、構図も引っ掛かります。
どうなっているのか、やや分かり辛いコマもありました。
白黒の漫画部分は合致しませんでしたが、冒頭2話などカラーのが慣れてるかな。
個人的には、次巻も手を出し辛いです。
収録については、ほぼ短編になっています。
そうした感じで絵柄が刺さらなかったため、当然ながら漫画もあまり楽しめていません。
冒頭からの「-約束-」、「desire」はカラーのショート漫画。
↓表紙を飾る「茜」ちゃんとの「-約束-」は、半年ぶりに会ったカップル話です。
ふわふわした可愛らしい服装だったんですが、ページ数がためかいきなり全裸にされていました。
「desire」のヒロインはツンデレ妹「亜利菜」さん。
彼女は他ヒロインと違って縦に長めなバランスで、収録では最も良い感じ。
あのオチは、「なんで私の~知ってるのよ」みたいに、ばっちーんとビンタ喰らわせて終わった方が良かったのでは。
「デレク~」は縞パンな姉「麻紀」さん。
ゲームに勝った彼女は、弟「まーくん」に期待するえっちをしてもらうというもの。
「みつるぎあおい」センセは、ロリっとした可愛いキャラより、こうしたお姉さん系なヒロインのが合うのでは。
淡々とした雰囲気で、いわゆるお姉さんっぽい性格ではないんですけどね。
短編「まま・はは」は、お姉さんを通り越して義母という「雛子」さん。
黒パンストで、お尻中心っぽいのはいいんですが…えっち描写がイマイチ。
ちょっと若めな人妻風味で、あるいはこんなんでも宜しいのでは、と。
「SKY BLUE」はショートカットな「奈々」さん。
M字なコマとか、やはりえっち描写は微妙なものの、爽やかな空気の「奈々さん」は良いビジュアル。
なんだか、だんだん胸が大きくなっているように思いました。
ブラ上部のフリルはやや邪魔かなー。
※左:姉「麻紀さん」、右:奈々さん
お姉さんバランスだと、こんな感じになっていました。
「彼女の場合 妹の場合」、「彼女の場合 妹の場合 P2」は収録で唯一の連続話。
前者は生徒会長「ユミエ」さんと「恭」くん。
会議を進行する彼女にえっち仕掛けるのはこうしたパターンのお約束。
美人で優しい先輩、というキャラの割りには幼すぎるかな。
後者が妹「芹菜」ちゃんだったので、もうちょっと雰囲気変えても良かったのでは。
真っ最中に鉢合わせするまでの流れがユルく、そこに至るまでにげんなり。
2人がえっち対立するところは良かったですが。
ヒロイン「衣(ころも)」さんの「秘め事」
部活に熱心な彼氏「卓」くんがため、他の男性とえっちしてしまった現場を押さえられるというものなんですが…なにゆえあーなったのか細かい部分が描き切れておらず、「衣さん」の行動がな意味不明。
勝手に盛り上がっていましたよ。
なぜかお嬢様口調な「沙希」さんの「むき☆なめ」
コメディーちっくな軽いお話です。
コロコロ変化していた表情がちょっと不安定な感じ。
「あしっコ」の「麻衣」さんも「沙希さん」同様にポニーテールな女性。
(※ちなみに「沙希さん」のソレはドリル状でした)
ほぼ枠線なく、終始大きい絵になってます。
タイトルそのまま足でスル即えっち系でしたが、クオリティ上がるのであれはこんなんでもいいかと。
(※事実、収録で絵柄は安定している方です)
「固くてしょうがない!」はレオタードな「双葉」ちゃんのお話。
彼女もスポーツ少女らしくポニーテールでした。
ストレッチかたがたえっちする展開なんですが、あんな身体のカタさで新体操とは先が遠いですね。
おっきい胸という「くるみ」さんの短編「ばんそうこう」
ブルマな「くるみさん」はやっぱりポニーテール。
こうした活発っぽいヒロインがお好みなのかな。
ブラを破壊してしまったため、その代わりに絆創膏を貼るというシチュエーションでした。
さらに絆創膏も剥がれていましたが…バストトップによって、なんですね。
そんな馬鹿な。
3カ月振りに来店した「護」くんを接待する「天野百合」ちゃんという「Little Night Princess」
あれは、ぶっちゃけ常連にするためのテクニックにしか見えませんが。
オチでの台詞も金銭がちらつきますよ(笑)
「好きだからはずかしくない!」は「ほのか」ちゃん。
えっちまでの展開は、こっちのが恥ずかしいです。
よくありがちなパターンでしたけどね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 漫画が巧く感じません。
・話1: その関係もあり、こちらも刺さりません。
・独3: やっぱり胸でしょう。
合計:[6/15]
↓表紙などカラーでは判断し辛いと思います。
もう少し安定するだろう次巻のが良いかもしれません。
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・絵 :■■□□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、加筆修正。
・その他: 初単行本、カラー(12P)、短編×14
(うち「彼女の場合 妹の場合」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みつるぎあおい」センセの「VIRGIN FREAK [ヴァージンフリーク]」です。
うーん。
2月の月末に「茜新社」さんから発売された新刊群。
HPにて↓表紙を見た際には、どちらも期待していたんですが…。
ごめんなさい、今回はまったく合いませんでした。
これが初単行本のようで、センセのHPなどを見る限りでは、そう悪くないようなんですが。
そんな訳で、あまり良い文言は並ばないと思います。
そういったのが得意でない方は、こちらでご遠慮頂ければ。
いきます。
漫画ほか、イラストなどのお仕事もされているらしい「みつるぎあおい」センセ。
当然ながら良く描けているコマもありましたが、漫画については微妙でした。
※左:妹「芹菜ちゃん」、右:双葉ちゃん
可愛いヒロイン絵はこうした感じです。
加筆修正の結果か、そう落差はありません。
ただし、全体的に慣れてないような印象。
漫画が巧くないです。
”至高の逸品”とは大げさですね。
軽いタッチの作画で、線が一定でないようなのは…原稿時期がためかな。
見てのとおり大きな目が特徴の、可愛らしいキャラ絵です。
ややデフォルメ強いですかね。
これがなかなか難しく、少しの配置ズレが大きく崩れて見えてしまうのです。
スタイルはふっくらとしていて、最大の売りになっている巨乳は確かにいい感じ。
漫画特有の極端な大きさも、程度に処理されてます。
ただ、お尻から足までのラインがイマイチに見える事多く、大きさある胸との関係からバランスを崩す原因のよう。
肩から腕の動きもちらほら不自然に見え、動きのある描写が特に良くありません。
キャラと同様、普通にはあまり感じない配置、構図も引っ掛かります。
どうなっているのか、やや分かり辛いコマもありました。
白黒の漫画部分は合致しませんでしたが、冒頭2話などカラーのが慣れてるかな。
個人的には、次巻も手を出し辛いです。
収録については、ほぼ短編になっています。
そうした感じで絵柄が刺さらなかったため、当然ながら漫画もあまり楽しめていません。
冒頭からの「-約束-」、「desire」はカラーのショート漫画。
↓表紙を飾る「茜」ちゃんとの「-約束-」は、半年ぶりに会ったカップル話です。
ふわふわした可愛らしい服装だったんですが、ページ数がためかいきなり全裸にされていました。
「desire」のヒロインはツンデレ妹「亜利菜」さん。
彼女は他ヒロインと違って縦に長めなバランスで、収録では最も良い感じ。
あのオチは、「なんで私の~知ってるのよ」みたいに、ばっちーんとビンタ喰らわせて終わった方が良かったのでは。
「デレク~」は縞パンな姉「麻紀」さん。
ゲームに勝った彼女は、弟「まーくん」に期待するえっちをしてもらうというもの。
「みつるぎあおい」センセは、ロリっとした可愛いキャラより、こうしたお姉さん系なヒロインのが合うのでは。
淡々とした雰囲気で、いわゆるお姉さんっぽい性格ではないんですけどね。
短編「まま・はは」は、お姉さんを通り越して義母という「雛子」さん。
黒パンストで、お尻中心っぽいのはいいんですが…えっち描写がイマイチ。
ちょっと若めな人妻風味で、あるいはこんなんでも宜しいのでは、と。
「SKY BLUE」はショートカットな「奈々」さん。
M字なコマとか、やはりえっち描写は微妙なものの、爽やかな空気の「奈々さん」は良いビジュアル。
なんだか、だんだん胸が大きくなっているように思いました。
ブラ上部のフリルはやや邪魔かなー。
※左:姉「麻紀さん」、右:奈々さん
お姉さんバランスだと、こんな感じになっていました。
「彼女の場合 妹の場合」、「彼女の場合 妹の場合 P2」は収録で唯一の連続話。
前者は生徒会長「ユミエ」さんと「恭」くん。
会議を進行する彼女にえっち仕掛けるのはこうしたパターンのお約束。
美人で優しい先輩、というキャラの割りには幼すぎるかな。
後者が妹「芹菜」ちゃんだったので、もうちょっと雰囲気変えても良かったのでは。
真っ最中に鉢合わせするまでの流れがユルく、そこに至るまでにげんなり。
2人がえっち対立するところは良かったですが。
ヒロイン「衣(ころも)」さんの「秘め事」
部活に熱心な彼氏「卓」くんがため、他の男性とえっちしてしまった現場を押さえられるというものなんですが…なにゆえあーなったのか細かい部分が描き切れておらず、「衣さん」の行動がな意味不明。
勝手に盛り上がっていましたよ。
なぜかお嬢様口調な「沙希」さんの「むき☆なめ」
コメディーちっくな軽いお話です。
コロコロ変化していた表情がちょっと不安定な感じ。
「あしっコ」の「麻衣」さんも「沙希さん」同様にポニーテールな女性。
(※ちなみに「沙希さん」のソレはドリル状でした)
ほぼ枠線なく、終始大きい絵になってます。
タイトルそのまま足でスル即えっち系でしたが、クオリティ上がるのであれはこんなんでもいいかと。
(※事実、収録で絵柄は安定している方です)
「固くてしょうがない!」はレオタードな「双葉」ちゃんのお話。
彼女もスポーツ少女らしくポニーテールでした。
ストレッチかたがたえっちする展開なんですが、あんな身体のカタさで新体操とは先が遠いですね。
おっきい胸という「くるみ」さんの短編「ばんそうこう」
ブルマな「くるみさん」はやっぱりポニーテール。
こうした活発っぽいヒロインがお好みなのかな。
ブラを破壊してしまったため、その代わりに絆創膏を貼るというシチュエーションでした。
さらに絆創膏も剥がれていましたが…バストトップによって、なんですね。
そんな馬鹿な。
3カ月振りに来店した「護」くんを接待する「天野百合」ちゃんという「Little Night Princess」
あれは、ぶっちゃけ常連にするためのテクニックにしか見えませんが。
オチでの台詞も金銭がちらつきますよ(笑)
「好きだからはずかしくない!」は「ほのか」ちゃん。
えっちまでの展開は、こっちのが恥ずかしいです。
よくありがちなパターンでしたけどね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 漫画が巧く感じません。
・話1: その関係もあり、こちらも刺さりません。
・独3: やっぱり胸でしょう。
合計:[6/15]
↓表紙などカラーでは判断し辛いと思います。
もう少し安定するだろう次巻のが良いかもしれません。
VIRGIN FREAK (TENMAコミックス) (2011/02/25) みつるぎ あおい 商品詳細を見る |
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■プリンセスラバー!pure my heart (緑木邑)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、原作「Ricotta」、漫画原案「空蝉」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑木邑(みどりぎ・むら)」センセの「プリンセスラバー! pure my heart」です。
やっぱりサービス的に期待できそうなのは「緑木邑」センセ版ですかねー。
…そんなことを書いたのは、去年の10月のこと。
待っていました。
「緑木邑」センセ作画の「プリンセスラバー! pure my heart」がついに発売です。
さして原作も知らぬまま、
①コミックスアライブ版・「由雅なおは」センセ作画の「プリンセスラバー!」
②電撃コミックス版・「しゅー」センセ作画の「プリンセスラバー!~Eternal Love For My Lady~」
とかなんとか、発売された2冊を紹介してきた、こちらの作品。
今回のコレはヴァルキリーコミックス版です。
※プリンセスラバー!・ヒロインズ
ドレスでの集合絵です。
思えば、「由雅なおは」センセ紹介の際に引っ掛かったのが、「緑木邑」センセ作画のこちらでした。
単行本はこれが(たぶん)初めてなようですが、絵的には最も優秀だと思います。
さすがにゲーム原画なども手掛けておられる方ですね。
収録も9話と最も多く、またサービスシーンも期待通りでした。
発売3冊のうち、おそらく、ファンの心を鷲掴みにするのはやっぱりこちらの単行本だと思います。たぶん。
交通事故によって両親を亡くした主人公「有馬哲平」は顔も知らなかった祖父と対面しました。
有馬グループの総裁「有馬一心」は、”日本経済界のドン”という存在。
ひどく悲しい顔であった彼にそのまま引き取られ、「哲平」は有馬家の一員として以前とはまったく異なる環境にて過ごすこととなったのです。
ある日、祖父の主催するパーティーに参加することとなった「哲平」
ヘイゼルリンク公国の第一王女「シャルロット=ヘイゼルリンク」のエスコートをするよう命じられていたんですが…彼女は、以前街中で出会った娘さん。
また、パーティー会場は令嬢「シルヴィア=ファン・ホッセン」との婚約が発表されるなど、周囲は賑やかになっていくのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんなん。
高貴・華やかな上流社会でのラブコメ漫画です。
お話はオリジナルな様子。
はっきりと分かりませんが、各キャラの見せ場的なものは表現されているのかな。
各キャラの魅力を、大きい範囲ですくっているような感じがしました。
各話でざらりとヒロインを変えていた「由雅なおは」センセ版、メインヒロインの「シャルロットさん」を中心としている「しゅー」センセ版。
こちらは話数もあるためか、過不足なく各ヒロインらとうまーく付き合っていました。
明確な攻略対象は絞らず、学園生活を満喫している感覚。
深い関係にはならず、ややこしい事態へ発展しないだけ、お話としては軽めです。
(※「緑木邑」センセ曰く”アルフ(老執事)ルートみたいになってしまった”とのこと)
また、こちらの特徴として見逃せないのがサービスシーン。
3話まではタッチ、パンチラという程度でしたが、4話の着替えシーンでセミヌードにバストトップ。
そちらを切っ掛けに、ちらほら全裸シーンが差し込まれていました。
ここで”明確な攻略対象は絞らず”という設定が効果を発揮。
だいたい複数で行動しているため、コマは非常に華やかに描かれています。
見開きもありましたよ。
また、「哲平くん」もそうした場面に遭遇するエンカウント率高く、なかなか羨ましい限りです。
※左:シャルロット、右:シルヴィア
「シャルロットさん」はやたらなサイズで迫力満点でした。
1話「開演」は「シャルロットさん」との初遭遇。
偶然出会った彼女に流され、街を案内するというもの。
ジュースの自動販売機が初体験という世間知らずなだけあって、テンション高く楽しんでいました。
彼女の魅力爆発という感じですね。
初見からその巨乳に顔埋めていましたし、後半では不可抗力で股間にも顔を埋めることとなっています。
執事「アルフレッド」との追いかけっこは完全にコメディーでした。
オチ部分がパーティーになっており、お姫様然とした彼女に再会という流れです。
直接続く2話「騎士と舞踏会」は、タイトルそのまま「シルヴィアさん」…なんですが、言葉数少ない彼女がため、妹「マリア=ファン・ホッセン」のが目立っていました。
彼女ら家族に見とれていた「哲平くん」を察した「シャルロットさん」が良かったです。
3話「迷探偵マリアの華麗なる策動」…ということで、「マリアちゃん」がなんとメインまで強奪です。
こちらはパーティーに参加していなかった、社交部「鳳条院聖華」、「金子綾乃」、「竹園エリカ」、専属メイド「藤倉優」らの紹介みたいな感じ。
特に「聖華さん」の登場シーンには驚きでした。
…鍵かけてなかったの??
怯えてるとはいえ、その膝に座っちゃう彼女もまた可笑しいですね。
やり辛いってば。
後半のフェンシング衣装での「シルヴィアさん」にも注目。
そちらでの事件がため、社交部にて「聖華さん」主催のモデルをすることとなる4話「少女とドレスと微笑みと」
コメディーな3話違い、こちらはお色気押し。
前半ではメイド「優さん」の、
「ご奉仕します、私のご主人様…」
なーんて色っぽいシーンがあり、後半では参加ヒロインらの着替えがたっぷりでした。
なぜか皆の胸をチェックしている「マリアちゃん」が面白いです。
5話「饗宴!」がステージ開始。
あるトラブルが発生しており、ドレス姿の「シルヴィアさん」をまさぐるという羨まシーンから、ステージに出た「聖華さん」のスカート下に潜り込むという、マニアックなプレイまでが描かれます。
まぁ、いくらスカート丈あるとはいえ、実際にあんなんないわね。
こうした漫画で海(プール)と並ぶ定番イベント、温泉旅行回の6話「温泉旅行と秋の空」
懐いた猫のような「シャルロットさん」、ご奉仕なメイド「優さん」、前回からなんとなく近しい「聖華さん」など、フラグ立てている彼女らに遅れた「シルヴィアさん」
電車場面の難儀な感じが、いかにもそれっぽいですね。
こちらもサービス回で、なんと9ページが彼女らの露天風呂シーン。
見開きにもなっていましたよ。
直接続く、旅行の後編・7話「いつまでも、そのままで」はメイド「優さん」
貸切混浴の真価が発揮されます。
モロですね。
彼女だけずっと浸かっていたのかな。
「もう…仕方ないですね」
というコマが好き(笑)
なお、ある理由から「優さん」とサウナに閉じ込められており、のどが渇いていた「哲平くん」の成年漫画な発想に注目です。
※左:マリア、右:藤倉優
結構目立っていたのが「マリアちゃん」
8話「想い、想われ」、9話「心はいつもとなりにいて」が最終エピソード。
モテモテですね。
これら2話も、なんのかんのとサービスカット多めだったのでご期待下さい。
変わらぬテンションで、華やか・賑やかなまま終わっています。
極細線の今風な作画。
適度かやや淡い濃淡具合で、描き込みもしつこくない程度です。
極端に目立つ乱れ・崩れはなく、こざっぱりと綺麗にまとめられていました。
大きい黒目で可愛らしいキャラ絵は、そこそこ幅あって縦長。
お話もあってか、コメディー崩しは多め。
そのあたりで好み分かれるかもしれませんが、各話は安定しておりました。
極端な癖もなく、良い感じです。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 豊富なサービスカットも含めて良い按配です。
・話4: はっちゃけラブコメとしてまとまっていました。
・独4: たぶん、読者の期待にキッチリ答えた1冊でしょう。
合計:[12/15]
ほか、判断には「コミックヴァルキリー」さんの公式サイトが便利。
1話「開演」がまるまる立ち読みできます。
※アニメ版。こっちはアダルトだそうです。こんなんもあるのね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、原作「Ricotta」、漫画原案「空蝉」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑木邑(みどりぎ・むら)」センセの「プリンセスラバー! pure my heart」です。
やっぱりサービス的に期待できそうなのは「緑木邑」センセ版ですかねー。
…そんなことを書いたのは、去年の10月のこと。
待っていました。
「緑木邑」センセ作画の「プリンセスラバー! pure my heart」がついに発売です。
さして原作も知らぬまま、
①コミックスアライブ版・「由雅なおは」センセ作画の「プリンセスラバー!」
②電撃コミックス版・「しゅー」センセ作画の「プリンセスラバー!~Eternal Love For My Lady~」
とかなんとか、発売された2冊を紹介してきた、こちらの作品。
今回のコレはヴァルキリーコミックス版です。
※プリンセスラバー!・ヒロインズ
ドレスでの集合絵です。
思えば、「由雅なおは」センセ紹介の際に引っ掛かったのが、「緑木邑」センセ作画のこちらでした。
単行本はこれが(たぶん)初めてなようですが、絵的には最も優秀だと思います。
さすがにゲーム原画なども手掛けておられる方ですね。
収録も9話と最も多く、またサービスシーンも期待通りでした。
発売3冊のうち、おそらく、ファンの心を鷲掴みにするのはやっぱりこちらの単行本だと思います。たぶん。
交通事故によって両親を亡くした主人公「有馬哲平」は顔も知らなかった祖父と対面しました。
有馬グループの総裁「有馬一心」は、”日本経済界のドン”という存在。
ひどく悲しい顔であった彼にそのまま引き取られ、「哲平」は有馬家の一員として以前とはまったく異なる環境にて過ごすこととなったのです。
ある日、祖父の主催するパーティーに参加することとなった「哲平」
ヘイゼルリンク公国の第一王女「シャルロット=ヘイゼルリンク」のエスコートをするよう命じられていたんですが…彼女は、以前街中で出会った娘さん。
また、パーティー会場は令嬢「シルヴィア=ファン・ホッセン」との婚約が発表されるなど、周囲は賑やかになっていくのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんなん。
高貴・華やかな上流社会でのラブコメ漫画です。
お話はオリジナルな様子。
はっきりと分かりませんが、各キャラの見せ場的なものは表現されているのかな。
各キャラの魅力を、大きい範囲ですくっているような感じがしました。
各話でざらりとヒロインを変えていた「由雅なおは」センセ版、メインヒロインの「シャルロットさん」を中心としている「しゅー」センセ版。
こちらは話数もあるためか、過不足なく各ヒロインらとうまーく付き合っていました。
明確な攻略対象は絞らず、学園生活を満喫している感覚。
深い関係にはならず、ややこしい事態へ発展しないだけ、お話としては軽めです。
(※「緑木邑」センセ曰く”アルフ(老執事)ルートみたいになってしまった”とのこと)
また、こちらの特徴として見逃せないのがサービスシーン。
3話まではタッチ、パンチラという程度でしたが、4話の着替えシーンでセミヌードにバストトップ。
そちらを切っ掛けに、ちらほら全裸シーンが差し込まれていました。
ここで”明確な攻略対象は絞らず”という設定が効果を発揮。
だいたい複数で行動しているため、コマは非常に華やかに描かれています。
見開きもありましたよ。
また、「哲平くん」もそうした場面に遭遇するエンカウント率高く、なかなか羨ましい限りです。
※左:シャルロット、右:シルヴィア
「シャルロットさん」はやたらなサイズで迫力満点でした。
1話「開演」は「シャルロットさん」との初遭遇。
偶然出会った彼女に流され、街を案内するというもの。
ジュースの自動販売機が初体験という世間知らずなだけあって、テンション高く楽しんでいました。
彼女の魅力爆発という感じですね。
初見からその巨乳に顔埋めていましたし、後半では不可抗力で股間にも顔を埋めることとなっています。
執事「アルフレッド」との追いかけっこは完全にコメディーでした。
オチ部分がパーティーになっており、お姫様然とした彼女に再会という流れです。
直接続く2話「騎士と舞踏会」は、タイトルそのまま「シルヴィアさん」…なんですが、言葉数少ない彼女がため、妹「マリア=ファン・ホッセン」のが目立っていました。
彼女ら家族に見とれていた「哲平くん」を察した「シャルロットさん」が良かったです。
3話「迷探偵マリアの華麗なる策動」…ということで、「マリアちゃん」がなんとメインまで強奪です。
こちらはパーティーに参加していなかった、社交部「鳳条院聖華」、「金子綾乃」、「竹園エリカ」、専属メイド「藤倉優」らの紹介みたいな感じ。
特に「聖華さん」の登場シーンには驚きでした。
…鍵かけてなかったの??
怯えてるとはいえ、その膝に座っちゃう彼女もまた可笑しいですね。
やり辛いってば。
後半のフェンシング衣装での「シルヴィアさん」にも注目。
そちらでの事件がため、社交部にて「聖華さん」主催のモデルをすることとなる4話「少女とドレスと微笑みと」
コメディーな3話違い、こちらはお色気押し。
前半ではメイド「優さん」の、
「ご奉仕します、私のご主人様…」
なーんて色っぽいシーンがあり、後半では参加ヒロインらの着替えがたっぷりでした。
なぜか皆の胸をチェックしている「マリアちゃん」が面白いです。
5話「饗宴!」がステージ開始。
あるトラブルが発生しており、ドレス姿の「シルヴィアさん」をまさぐるという羨まシーンから、ステージに出た「聖華さん」のスカート下に潜り込むという、マニアックなプレイまでが描かれます。
まぁ、いくらスカート丈あるとはいえ、実際にあんなんないわね。
こうした漫画で海(プール)と並ぶ定番イベント、温泉旅行回の6話「温泉旅行と秋の空」
懐いた猫のような「シャルロットさん」、ご奉仕なメイド「優さん」、前回からなんとなく近しい「聖華さん」など、フラグ立てている彼女らに遅れた「シルヴィアさん」
電車場面の難儀な感じが、いかにもそれっぽいですね。
こちらもサービス回で、なんと9ページが彼女らの露天風呂シーン。
見開きにもなっていましたよ。
直接続く、旅行の後編・7話「いつまでも、そのままで」はメイド「優さん」
貸切混浴の真価が発揮されます。
モロですね。
彼女だけずっと浸かっていたのかな。
「もう…仕方ないですね」
というコマが好き(笑)
なお、ある理由から「優さん」とサウナに閉じ込められており、のどが渇いていた「哲平くん」の成年漫画な発想に注目です。
※左:マリア、右:藤倉優
結構目立っていたのが「マリアちゃん」
8話「想い、想われ」、9話「心はいつもとなりにいて」が最終エピソード。
モテモテですね。
これら2話も、なんのかんのとサービスカット多めだったのでご期待下さい。
変わらぬテンションで、華やか・賑やかなまま終わっています。
極細線の今風な作画。
適度かやや淡い濃淡具合で、描き込みもしつこくない程度です。
極端に目立つ乱れ・崩れはなく、こざっぱりと綺麗にまとめられていました。
大きい黒目で可愛らしいキャラ絵は、そこそこ幅あって縦長。
お話もあってか、コメディー崩しは多め。
そのあたりで好み分かれるかもしれませんが、各話は安定しておりました。
極端な癖もなく、良い感じです。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 豊富なサービスカットも含めて良い按配です。
・話4: はっちゃけラブコメとしてまとまっていました。
・独4: たぶん、読者の期待にキッチリ答えた1冊でしょう。
合計:[12/15]
ほか、判断には「コミックヴァルキリー」さんの公式サイトが便利。
1話「開演」がまるまる立ち読みできます。
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※アニメ版。こっちはアダルトだそうです。こんなんもあるのね。
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■青の時代 (宮内由香)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ロリ・恋愛
・おまけ: あとがき、カバー裏もカラー、
描き直し「恋のハナ」(元は同人誌)、
追加描き下ろし「ロリータ」・「にゃこの育成日記」、
追加描き下ろし「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮内由香(みやうち・ゆか)」センセの「青の時代」です。
青ですね。
…タイトルそのまま。
今回はカバー外してもカラーになっているんですが、そちらの方が一般的な感覚。
ちょっと独特な感じで、色もあって店頭では目立っていたものの、初見の方にはちと手を出し辛いオーラかと思います。
紹介帯のカット絵が、またあまり大きくないんですよねー。
そんな訳で、ぱりっと魅力が伝わりにくい、玄人好みっぽいデザインになっていましたが、漫画は全然とっつき易いものです。
初見の方にもぜひオススメしたい1冊。
※左:亜矢ちゃん、右:けいちゃん
こちらは、ラブコメちっくなお話のヒロインらです。
そうか、これ「青の時代」が3冊目なのか。
前巻の「恋愛賛歌」は04年だって。
なんだか今回の「茜新社」さん単行本は、懐かし特集みたいな感じですねー。
ゆっくり過ぎですよ、「宮内由香」センセ。
こちらのブログでは、初単行本「僕のおうちに遊びにおいで」を紹介した事があります。
ちょろっとだけ。
今回の「青の時代」に収録された9話は、けっこう様々。
基本的なジャンルはもちろん1つですけど、スタンダードなものからコメディーちっくなものまで、色々と取り揃えた感じ。
とりあえず、どちらも丁寧に描かれていました。
細かい表情やしぐさなどが巧く、漫画的なえっちというより、文学的なエロスという感じ。
(そうでないのもある)
漫画のネタがためしっかり書けない部分もありますが、軽いモノからちらほら紹介していきますね。
別れた彼女が置いていった花から生まれた姫様「花子(仮)」さんの「わがままジュリエット」
こちらは手のひらサイズの”リアルフィギュア”というべき彼女との、ファンタジー・コメディーですね。
かぶっていたティアラの正体に関心。
まぁ、あんなギザギザしてるのは変ですけどね。
「良家の血筋である~」
嘘か本当か、そんな事を言っているだけあって、なかなか生意気なのが逆にキュート。
そりゃー、「タケオ」くんでなくても、どんなんなっているか調べたくなって当然でしょう。
当然ながら、彼のがそのまま収まることもなく、ここをどうしたのかご期待下さい。
成長したら大きくなったりするのかな。
「にゃこの育成日記」は成年漫画ではお馴染みな擬人化猫。
子猫から順調に育った「にゃこ」は、発情期を迎えたのでした。
お話としてはそんなん。
悶える「にゃこ」も良いんですが、なにげにお気に入りは、
「にゃこ、大きくなりました」
そんな、追加描き下ろしページ部分。
生意気盛りということで雰囲気もそれっぽく、こちらでのえっち場面も見たかったなぁ、とか。
ラブコメちっくな、ノリの良い1話「放課後塾~中学生になりました~」
こちらが冒頭話で、カラー原稿部分はブルマな「亜矢」ちゃんです。
そっちは過去描写で、本編の彼女は中学生。
塾教師とのえっちですが、開始からお互いに気軽な喋りができる深い関係です。
あの抱きついたり、めそめそ泣くあたりのコメディーな様は、なんだか「流星ひかる」センセっぽいノリですね。
給食配膳の際に着るかっぽう着(下は全裸)でのえっちでした。
先生、やばいくらいにマニアックですねー。
「先生って変な事ばっか思いつくんだから」
とか言われていましたよ。
「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」は何気にない感じから、興味、そして初恋へと発展していく(たぶん)、甘酸っぱい物語です。
月2回ほどのクラス集会での遊びで、絶好というべき隠れポイントを共有する男女2人。
なんとなく会話をするようになるんですが…彼にはちらちらと気になるものが。
うん、あの時代の女の子ってのは、あーしたもんですよね。
ひでるさんにも覚えがあります。
それからは、保健授業後というお膳立てもあり、お互いに見せ合うという発展をしておりました。
ドキドキシチュエーションですね。
あれは惚れる(←お互いに)
キスへの流れも自然でした。
この漫画は、オチ部分が秀逸なのでお楽しみに。
また、そちらから後日談を描き下ろされているんですが、この部分があるとないとでは、また大違い。
とりあえずひと安心。
※左:寺田さん、右:晶ちゃん
こちらはシリアス系。当然ながら、空気からして全然違ってますね。
このあたりからじんわり重くなってきます。
短編「このこあたしの」は、こうしたジャンルでは珍しい百合モノ。
社会人な「京子」さんと、学生の「はるか」ちゃん。
経験から、ある程度割り切って考えている「京子さん」に対し、関係について、恋愛についてなど、思い悩んでいる「はるかちゃん」
父子家庭、という言葉もあり、大人な女性への憧れもあるんだろうなぁ。
キスされる前後の「はるかちゃん」が可愛いです。
もともとは同人誌発表だったらしい短編「恋のハナ」
収録にあたり丸々描き直しをしたそうで、どうもお疲れさまでした。
それがため、同人誌を持っている方にも”どこが違うのか見比べてみる”という遊びができるようになっています。
簡単には、「ハナ」ちゃんの恋愛話(片想い中)ですね。
現在の状況をよく理解し、ある意味利用し、虎視眈々とXデーを狙っているような感じ。
お風呂での1人会話が良かったです。
彼女の想い人である伯父「文雄」なんですが…成年漫画の読み過ぎか、ひでるさんはまた違った妄想(期待?)をしてしまうんですよね。
前半など、2人並んだ姿が変におさまりいいので。
たぶん間違った想像なんでしょうけど。
眼鏡な「寺田」さんと教師の「特別な私」
優等生ながら人当たりもソフトで、皆から支持を集める「寺田さん」
ただ、そんな本人はそこそこな自分自身を考えてしまうのでした。
なかなか難儀な娘さんですね。
優秀な証拠でしょう。
そうした「寺田さん」の、頭ではどうにもならないえっちな様が楽しめます。
こちらの教師は彼女に対して何もしていませんが、それもまたいいのかな。
ちなみに、あの後(冒頭)、「寺田さん」はブルマ姿で体育出ているんですね。
なんだかえっち(笑)
※「ロリータ」の女の子
ここはたっぷりお楽しみください。
今回の収録では、「明けの明星」、「ロリータ」が双璧というべき(かもしれない)短編でしょう。
「明けの明星」は「晶」ちゃんと社会人「宇野」のカップル。
ヒロイン「晶ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘さん。
そこそこ複雑な家庭っぽく、お弁当の際のリアクションがキュートでした。
電車でのアレも、なんだか分かる気がします。
こちらのポイントは勘違い。
次の短編と違って、「宇野」は彼女にある誤解をされているんですが…やっぱそう考えちゃうものかな(笑)
えっちシーンに割かれたページ多く、じっくりとした描写が楽しめると思います。
続いて後者「ロリータ」
塾への行き来で通る公園にて、頻繁に出会う髪の長い男性。
ふとした拍子に会話をするようになり、それがいつしかキャッチボールをするまでの関係になっていたんですが…。
あーまで至る、心理うんぬんは置いといて。
野球帽にグローブ、服装もパーカーにズボン姿など、まるでそれっぽくなかった彼女の女の子なところが素敵。
みつあみな制服姿も見れるんですが、やっぱり帽子かぶった姿のがいいですね。
触ってるところからえっちでした。
やはり、多くのページを使って描かれていたので必見です。
本編でのラストは切ないものでしたが、追加の描き下ろしで優しい仕上がりになっていました。
とりあえず戻ってきなさいな(笑)
強めで柔らかな線の絵柄。
ページには白の面積が大きく、濃淡としては適度なくらい。
よく描き込まれていたものの、それがためかごっちゃりとした感じはありません。
キャラ絵は無論のこと背景や小物まで丁寧。
あちこちのバランスも良く、大小から間、枠の有無などコマ割りも様々。
ふんわり優しくまとまった、巧く綺麗な漫画を描かれる方です。
軽いコメディーからシリアス、漫画っぽさからリアルなキャラ絵まで守備範囲は広め。
表情・仕草などの表現力があり、ムダなテキストがありません。
テンポよく漫画世界に入っていけると思います。
判断は…↓表紙などはちょっと違うんですよ。
見辛いですが、紹介帯のカット絵がぎりぎりですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ソフトで変な癖のない方です。間口は広いでしょう。
・話5: 元原稿部分もそうですけど、特に追加ページが良かったです。
・独5: 収録は硬軟でバランスに優れ、どちらも独特な世界が広がっています。
合計:[15/15]
カラーとか、1枚イラスト程度ではほとんど伝わってきません。
やっぱり判断には漫画作品をある程度見て欲しいんですけど、残念ながら「茜新社」さんは立ち読みとかないんですよねー。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ロリ・恋愛
・おまけ: あとがき、カバー裏もカラー、
描き直し「恋のハナ」(元は同人誌)、
追加描き下ろし「ロリータ」・「にゃこの育成日記」、
追加描き下ろし「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮内由香(みやうち・ゆか)」センセの「青の時代」です。
青ですね。
…タイトルそのまま。
今回はカバー外してもカラーになっているんですが、そちらの方が一般的な感覚。
ちょっと独特な感じで、色もあって店頭では目立っていたものの、初見の方にはちと手を出し辛いオーラかと思います。
紹介帯のカット絵が、またあまり大きくないんですよねー。
そんな訳で、ぱりっと魅力が伝わりにくい、玄人好みっぽいデザインになっていましたが、漫画は全然とっつき易いものです。
初見の方にもぜひオススメしたい1冊。
※左:亜矢ちゃん、右:けいちゃん
こちらは、ラブコメちっくなお話のヒロインらです。
そうか、これ「青の時代」が3冊目なのか。
前巻の「恋愛賛歌」は04年だって。
なんだか今回の「茜新社」さん単行本は、懐かし特集みたいな感じですねー。
ゆっくり過ぎですよ、「宮内由香」センセ。
こちらのブログでは、初単行本「僕のおうちに遊びにおいで」を紹介した事があります。
ちょろっとだけ。
今回の「青の時代」に収録された9話は、けっこう様々。
基本的なジャンルはもちろん1つですけど、スタンダードなものからコメディーちっくなものまで、色々と取り揃えた感じ。
とりあえず、どちらも丁寧に描かれていました。
細かい表情やしぐさなどが巧く、漫画的なえっちというより、文学的なエロスという感じ。
(そうでないのもある)
漫画のネタがためしっかり書けない部分もありますが、軽いモノからちらほら紹介していきますね。
別れた彼女が置いていった花から生まれた姫様「花子(仮)」さんの「わがままジュリエット」
こちらは手のひらサイズの”リアルフィギュア”というべき彼女との、ファンタジー・コメディーですね。
かぶっていたティアラの正体に関心。
まぁ、あんなギザギザしてるのは変ですけどね。
「良家の血筋である~」
嘘か本当か、そんな事を言っているだけあって、なかなか生意気なのが逆にキュート。
そりゃー、「タケオ」くんでなくても、どんなんなっているか調べたくなって当然でしょう。
当然ながら、彼のがそのまま収まることもなく、ここをどうしたのかご期待下さい。
成長したら大きくなったりするのかな。
「にゃこの育成日記」は成年漫画ではお馴染みな擬人化猫。
子猫から順調に育った「にゃこ」は、発情期を迎えたのでした。
お話としてはそんなん。
悶える「にゃこ」も良いんですが、なにげにお気に入りは、
「にゃこ、大きくなりました」
そんな、追加描き下ろしページ部分。
生意気盛りということで雰囲気もそれっぽく、こちらでのえっち場面も見たかったなぁ、とか。
ラブコメちっくな、ノリの良い1話「放課後塾~中学生になりました~」
こちらが冒頭話で、カラー原稿部分はブルマな「亜矢」ちゃんです。
そっちは過去描写で、本編の彼女は中学生。
塾教師とのえっちですが、開始からお互いに気軽な喋りができる深い関係です。
あの抱きついたり、めそめそ泣くあたりのコメディーな様は、なんだか「流星ひかる」センセっぽいノリですね。
給食配膳の際に着るかっぽう着(下は全裸)でのえっちでした。
先生、やばいくらいにマニアックですねー。
「先生って変な事ばっか思いつくんだから」
とか言われていましたよ。
「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」は何気にない感じから、興味、そして初恋へと発展していく(たぶん)、甘酸っぱい物語です。
月2回ほどのクラス集会での遊びで、絶好というべき隠れポイントを共有する男女2人。
なんとなく会話をするようになるんですが…彼にはちらちらと気になるものが。
うん、あの時代の女の子ってのは、あーしたもんですよね。
ひでるさんにも覚えがあります。
それからは、保健授業後というお膳立てもあり、お互いに見せ合うという発展をしておりました。
ドキドキシチュエーションですね。
あれは惚れる(←お互いに)
キスへの流れも自然でした。
この漫画は、オチ部分が秀逸なのでお楽しみに。
また、そちらから後日談を描き下ろされているんですが、この部分があるとないとでは、また大違い。
とりあえずひと安心。
※左:寺田さん、右:晶ちゃん
こちらはシリアス系。当然ながら、空気からして全然違ってますね。
このあたりからじんわり重くなってきます。
短編「このこあたしの」は、こうしたジャンルでは珍しい百合モノ。
社会人な「京子」さんと、学生の「はるか」ちゃん。
経験から、ある程度割り切って考えている「京子さん」に対し、関係について、恋愛についてなど、思い悩んでいる「はるかちゃん」
父子家庭、という言葉もあり、大人な女性への憧れもあるんだろうなぁ。
キスされる前後の「はるかちゃん」が可愛いです。
もともとは同人誌発表だったらしい短編「恋のハナ」
収録にあたり丸々描き直しをしたそうで、どうもお疲れさまでした。
それがため、同人誌を持っている方にも”どこが違うのか見比べてみる”という遊びができるようになっています。
簡単には、「ハナ」ちゃんの恋愛話(片想い中)ですね。
現在の状況をよく理解し、ある意味利用し、虎視眈々とXデーを狙っているような感じ。
お風呂での1人会話が良かったです。
彼女の想い人である伯父「文雄」なんですが…成年漫画の読み過ぎか、ひでるさんはまた違った妄想(期待?)をしてしまうんですよね。
前半など、2人並んだ姿が変におさまりいいので。
たぶん間違った想像なんでしょうけど。
眼鏡な「寺田」さんと教師の「特別な私」
優等生ながら人当たりもソフトで、皆から支持を集める「寺田さん」
ただ、そんな本人はそこそこな自分自身を考えてしまうのでした。
なかなか難儀な娘さんですね。
優秀な証拠でしょう。
そうした「寺田さん」の、頭ではどうにもならないえっちな様が楽しめます。
こちらの教師は彼女に対して何もしていませんが、それもまたいいのかな。
ちなみに、あの後(冒頭)、「寺田さん」はブルマ姿で体育出ているんですね。
なんだかえっち(笑)
※「ロリータ」の女の子
ここはたっぷりお楽しみください。
今回の収録では、「明けの明星」、「ロリータ」が双璧というべき(かもしれない)短編でしょう。
「明けの明星」は「晶」ちゃんと社会人「宇野」のカップル。
ヒロイン「晶ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘さん。
そこそこ複雑な家庭っぽく、お弁当の際のリアクションがキュートでした。
電車でのアレも、なんだか分かる気がします。
こちらのポイントは勘違い。
次の短編と違って、「宇野」は彼女にある誤解をされているんですが…やっぱそう考えちゃうものかな(笑)
えっちシーンに割かれたページ多く、じっくりとした描写が楽しめると思います。
続いて後者「ロリータ」
塾への行き来で通る公園にて、頻繁に出会う髪の長い男性。
ふとした拍子に会話をするようになり、それがいつしかキャッチボールをするまでの関係になっていたんですが…。
あーまで至る、心理うんぬんは置いといて。
野球帽にグローブ、服装もパーカーにズボン姿など、まるでそれっぽくなかった彼女の女の子なところが素敵。
みつあみな制服姿も見れるんですが、やっぱり帽子かぶった姿のがいいですね。
触ってるところからえっちでした。
やはり、多くのページを使って描かれていたので必見です。
本編でのラストは切ないものでしたが、追加の描き下ろしで優しい仕上がりになっていました。
とりあえず戻ってきなさいな(笑)
強めで柔らかな線の絵柄。
ページには白の面積が大きく、濃淡としては適度なくらい。
よく描き込まれていたものの、それがためかごっちゃりとした感じはありません。
キャラ絵は無論のこと背景や小物まで丁寧。
あちこちのバランスも良く、大小から間、枠の有無などコマ割りも様々。
ふんわり優しくまとまった、巧く綺麗な漫画を描かれる方です。
軽いコメディーからシリアス、漫画っぽさからリアルなキャラ絵まで守備範囲は広め。
表情・仕草などの表現力があり、ムダなテキストがありません。
テンポよく漫画世界に入っていけると思います。
判断は…↓表紙などはちょっと違うんですよ。
見辛いですが、紹介帯のカット絵がぎりぎりですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ソフトで変な癖のない方です。間口は広いでしょう。
・話5: 元原稿部分もそうですけど、特に追加ページが良かったです。
・独5: 収録は硬軟でバランスに優れ、どちらも独特な世界が広がっています。
合計:[15/15]
カラーとか、1枚イラスト程度ではほとんど伝わってきません。
やっぱり判断には漫画作品をある程度見て欲しいんですけど、残念ながら「茜新社」さんは立ち読みとかないんですよねー。
青の時代 (TENMAコミックス LO) (2011/01/28) 宮内 由香 商品詳細を見る |
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■らぶなう (みつや)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・胸
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おまけまんが」、
カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「ひみつのお嬢様」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みつや」センセの「らぶなう」です。
↓表紙・裏表紙、そして折り返しまで、カバーは1枚絵になっております。
ずらりと登場ヒロインらが並んでいるんですね。
ちゃんと各パートに配置されてました。
なにゆえ皆さん胸を丸出しにしているのか、どんなシチュエーションなのか、巻末の描き下ろし「おまけまんが」に描かれております。
登場キャラが集合しているので、誰がどこにいるのか探してみるといいでしょう。
そんなこんなで、本日は久しぶりな「みつや」センセです。
こちらのブログでは、初単行本(110123まちがい)「萌乳☆」から「パイコレ」、一般系「恋降る夜の物語」まで紹介をしております。
新刊である5冊目の単行本は、成年系「らぶなう」です。
こちら、本来は去年9月発売予定であったようですが、タイミング合わず1月になった様子。
色々とあるんでしょうね。
※左:ミミちゃん、右:学園長令嬢「熊神美沙」
連続話の2人です。後編でもしっかり「ミミちゃん」参加してます。
”所構わず股間がビンビンになってしまう”
そんな悩みを抱える主人公「直木正継(なおき・まさつぐ)」(※真継は誤植?)
学園長令嬢「熊神美沙」が実は男好き~という他愛無い噂話にもギンギンに反応していた彼は、気になる相手「ミミ」ちゃんからラブレターを貰いました。
呼び出しに応じて体育館へ行ってみると、彼女ほかチアリーディング部の面々に囲まれて…と、そんなんが、収録では唯一の前後編「ひみつのお嬢様」です。
前編は八重歯の可愛い「ミミちゃん」とのえっち。
体育館のド真ん中とは、なかなか恥ずかしい感じ。
ただ、取り囲むチア部の女の子らも、えっちはないものの軽く脱いでおり、見た目に優しかったです。
「ミミちゃん」の一言から、後編へと繋がっていました。
こちらでの「ミミちゃん」はとある理由でメイド服。
詳細は伏せますが、彼女の案内によって学園長令嬢「美沙さん」とのえっちになります。
普段からあんな状態のようなので、確かに選ばれてしかるべきかも。(ヒデェ理由ですが)
裏表紙でこちら向きなのが「美沙さん」
ツリ目と髪型、ほんのり厚い唇、さらには喋り方にて、お嬢様っぽさを表現しておりました。
これがなかなかいい感じ。
さらーっと流れさていましたが、色々シチュエーションを見たいですね。
学校でえっちしてほしかったなぁ。
「午後のアイスコーヒー」は喫茶店「カフェ・ドゥー」でのコメディーちっくなお話。
こちらの「もえみ」さんが↓表紙でこちら向きな女の子。
アイスコーヒーを注文した男性。
ミルクがついてないことに気づくと~という切っ掛け。
このパターンは王道ですね。
「うちのお店では気に入ったお客様がいると”店内でHしていい”という方針がありまして…」
とか言ってました。
ううむ、喫茶店とか言いながら、新手の風俗ですわね。
胸元開いたコスチュームが可愛く、彼が通おうとするのも納得。
ただ、まさかあんなオチが待ち構えているとは驚きでした。
受験を控えた息子のため、会社住み込みの父はメイド教会に依頼。
さいたま支部から、メイド「日津路めりい」さんがやって来ました。
しかし、ドジっ娘な彼女は何をやらせてもダメで、唯一できることは夜の相手だったのでした。
「メリーさんはメイド」はそんな短編。
まぁ、それなりに費用かかっている筈なので、文句言って入れ替えが普通ですが、成年漫画ですからね。
えっちできればOKか。
お風呂にも、すんなり入ってきていました。
ここでの問題は、彼が”受験の真っ最中”であること。
「さっきは途中で終わっちゃいましたからね」
じゃ、ねーだろー!!
せめて邪魔しなければいいのに。
また、彼も受験生の身で、”結婚”とか”一生面倒みる”とか、軽々しく言わないように。
子供産ませてる場合じゃないでしょ。
勉強しなさいよ。
※娘「美香」・母「サキ」
どうですか!そっくりでしょ?
Wヒロインの「いけないレッスン」は家庭教師。
娘「美香」ちゃんの家庭教師である「キョウちゃん」は、母「サキ」さんの後輩で元カレでした。
彼をひと目で気に入った「美香ちゃん」は勉強そこそこに彼を誘惑しようとするんですが、そこに母「サキさん」が鉢合わせして…なーんて展開。
母子というより、ほぼ姉妹ですね。
2人並んだ絵は、髪型と胸サイズくらいの違いだけ。
「サキさん」はおそらく童顔で若く見えるんでしょうけど、あの年齢の子がいるとは思えないですねー。
見ていて引っ掛かったのは、彼にラブラブな「美香ちゃん」
”お兄ちゃん先生”
…とか呼んでいましたよ。
うわぁ。
「3年奇面組」の「立前正義」を思い出しますね。
(※そっちは「ちちにいちゃん」でしたが)
同じくWヒロインな「脱衣ポーカー」は、ポニーテールな「あすか」さんと友人「綾」さん。
この2人がそれぞれ折り返し部分ですね。
告白してから3年という「あすかさん」でしたが、彼氏「コータロー」くんとは何もないまま。
それを心配した”百戦錬磨”な「綾さん」は、彼の誕生日イベントを利用しようと考えたのでした。
タイトルそのまま、2人を相手に脱衣ポーカーする流れ。
微妙に勝てないところがリアルっぽいですが、アルコールの入っていた「綾さん」とはいい感じ。
あれが芝居ならば凄いんですが、オチを見る限りでは違う様子。
えっちし損ないましたね(笑)
ただ、彼女の頑張りあってか、残された2人で自然にえっちへと突入しておりました。
めでたし・めでたし。
「あすかさん」の巨乳を前にして、3年もの間放置していた理由はなんかあるんでしょうかね。
「ナグモ」くんとゲームで対戦した眼鏡の「ひより」さん。
初心者ながら、自称ゲーマーという彼を圧倒したんですが、ふと気付くと隣の彼女は独りえっちをしていたのでした。
短編「プレイゲーム!」はだいたいそんなん。
「これがヒミツの特訓法なの」
とか言ってましたが…逆に集中できないのでは?
それに気を取られた「ナグモくん」が負けるなら理解できますが、直接コントロールとは関係ないですし。
まぁ、冒頭から2人イイ感じだったので、遅かれ早かれという感じ。
カップル成立な漫画でした。
「魔女のキモチ」は魔法使いな「りおん」さん。
巨乳な女の子がいいなぁ、とえっち雑誌を眺めていた彼に対し、
「こんな女の子と仲良くなれる、魔法のギシキが~」
そう持ちかけ、目を閉じさせたのでした。
ファンタジーではないので、なんちゃって魔女ですね。
ラストシーンとか、彼の言葉などから察するに、舞台は学校みたい。
怪しげな小物ありましけど、あれは部室なのかな?
漫画は「りおんさん」からの告白えっち。
いかにも魔女ちっくなトンガリ帽子は取ってしまうものの、ローブは身に付けたままでひと安心。
それが最大の特徴ですからねぇ。
※左から、綾さん・あすかさん、魔法使い「りおんさん」
皆さん健康的なお色気でした。
「ゴーイング★まゆき」は姉「まゆき」さん、「小杉優子」ちゃんの2人。
それぞれとではなく、2人でのえっちでした。
冒頭で語られる、「のぶ郎」の想い人「優子ちゃん」
あの一言はどうですか?
常に何らかと比べられてそうで、気が気でないですわね(笑)
その依頼を受け、得意のタロット占いで招いた「優子ちゃん」と話すうち、自ら試してみたくなったのでした。
「まゆきさん」はふたなりなんですねー。
オチはこうした展開のお約束でした。
丸眼鏡と大きいリボンが特徴の「まゆきさん」は、ソレがなければ好みなキャラなんですが…。
くっきり・柔らかな曲線の絵柄。
コマ割りはそこそこ大きく、描き込みはスッキリめ。
濃淡は適度かやや薄めというくらい。
ページには余裕あるため、見易いです。
丸い輪郭とやや厚めな唇に特徴あるキャラ絵。
むちむちしたスタイルで、ふっくら健康的でした。
ラブコメなお話も手伝ってか、良くも悪くもえっちっぽくないですね。
一般系のような爽やかさもあります。
↓表紙などカラーとの差はさほどでもないため、判断はそちらで問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 優しいふんわり絵です。個性が多少強め。
・話3: ややこしさのない、ラブコメ話です。
・独3: プラスなんちゃらがほしいところでした。
合計:[10/15]
いまいち合わないかなぁ。
ぼんやりラブコメなお話もそうですが、脱ぐのが早くややフェチっぽさに欠けるのが最大の理由ではないかと。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・胸
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おまけまんが」、
カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「ひみつのお嬢様」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みつや」センセの「らぶなう」です。
↓表紙・裏表紙、そして折り返しまで、カバーは1枚絵になっております。
ずらりと登場ヒロインらが並んでいるんですね。
ちゃんと各パートに配置されてました。
なにゆえ皆さん胸を丸出しにしているのか、どんなシチュエーションなのか、巻末の描き下ろし「おまけまんが」に描かれております。
登場キャラが集合しているので、誰がどこにいるのか探してみるといいでしょう。
そんなこんなで、本日は久しぶりな「みつや」センセです。
こちらのブログでは、
新刊である5冊目の単行本は、成年系「らぶなう」です。
こちら、本来は去年9月発売予定であったようですが、タイミング合わず1月になった様子。
色々とあるんでしょうね。
※左:ミミちゃん、右:学園長令嬢「熊神美沙」
連続話の2人です。後編でもしっかり「ミミちゃん」参加してます。
”所構わず股間がビンビンになってしまう”
そんな悩みを抱える主人公「直木正継(なおき・まさつぐ)」(※真継は誤植?)
学園長令嬢「熊神美沙」が実は男好き~という他愛無い噂話にもギンギンに反応していた彼は、気になる相手「ミミ」ちゃんからラブレターを貰いました。
呼び出しに応じて体育館へ行ってみると、彼女ほかチアリーディング部の面々に囲まれて…と、そんなんが、収録では唯一の前後編「ひみつのお嬢様」です。
前編は八重歯の可愛い「ミミちゃん」とのえっち。
体育館のド真ん中とは、なかなか恥ずかしい感じ。
ただ、取り囲むチア部の女の子らも、えっちはないものの軽く脱いでおり、見た目に優しかったです。
「ミミちゃん」の一言から、後編へと繋がっていました。
こちらでの「ミミちゃん」はとある理由でメイド服。
詳細は伏せますが、彼女の案内によって学園長令嬢「美沙さん」とのえっちになります。
普段からあんな状態のようなので、確かに選ばれてしかるべきかも。(ヒデェ理由ですが)
裏表紙でこちら向きなのが「美沙さん」
ツリ目と髪型、ほんのり厚い唇、さらには喋り方にて、お嬢様っぽさを表現しておりました。
これがなかなかいい感じ。
さらーっと流れさていましたが、色々シチュエーションを見たいですね。
学校でえっちしてほしかったなぁ。
「午後のアイスコーヒー」は喫茶店「カフェ・ドゥー」でのコメディーちっくなお話。
こちらの「もえみ」さんが↓表紙でこちら向きな女の子。
アイスコーヒーを注文した男性。
ミルクがついてないことに気づくと~という切っ掛け。
このパターンは王道ですね。
「うちのお店では気に入ったお客様がいると”店内でHしていい”という方針がありまして…」
とか言ってました。
ううむ、喫茶店とか言いながら、新手の風俗ですわね。
胸元開いたコスチュームが可愛く、彼が通おうとするのも納得。
ただ、まさかあんなオチが待ち構えているとは驚きでした。
受験を控えた息子のため、会社住み込みの父はメイド教会に依頼。
さいたま支部から、メイド「日津路めりい」さんがやって来ました。
しかし、ドジっ娘な彼女は何をやらせてもダメで、唯一できることは夜の相手だったのでした。
「メリーさんはメイド」はそんな短編。
まぁ、それなりに費用かかっている筈なので、文句言って入れ替えが普通ですが、成年漫画ですからね。
えっちできればOKか。
お風呂にも、すんなり入ってきていました。
ここでの問題は、彼が”受験の真っ最中”であること。
「さっきは途中で終わっちゃいましたからね」
じゃ、ねーだろー!!
せめて邪魔しなければいいのに。
また、彼も受験生の身で、”結婚”とか”一生面倒みる”とか、軽々しく言わないように。
子供産ませてる場合じゃないでしょ。
勉強しなさいよ。
※娘「美香」・母「サキ」
どうですか!そっくりでしょ?
Wヒロインの「いけないレッスン」は家庭教師。
娘「美香」ちゃんの家庭教師である「キョウちゃん」は、母「サキ」さんの後輩で元カレでした。
彼をひと目で気に入った「美香ちゃん」は勉強そこそこに彼を誘惑しようとするんですが、そこに母「サキさん」が鉢合わせして…なーんて展開。
母子というより、ほぼ姉妹ですね。
2人並んだ絵は、髪型と胸サイズくらいの違いだけ。
「サキさん」はおそらく童顔で若く見えるんでしょうけど、あの年齢の子がいるとは思えないですねー。
見ていて引っ掛かったのは、彼にラブラブな「美香ちゃん」
”お兄ちゃん先生”
…とか呼んでいましたよ。
うわぁ。
「3年奇面組」の「立前正義」を思い出しますね。
(※そっちは「ちちにいちゃん」でしたが)
同じくWヒロインな「脱衣ポーカー」は、ポニーテールな「あすか」さんと友人「綾」さん。
この2人がそれぞれ折り返し部分ですね。
告白してから3年という「あすかさん」でしたが、彼氏「コータロー」くんとは何もないまま。
それを心配した”百戦錬磨”な「綾さん」は、彼の誕生日イベントを利用しようと考えたのでした。
タイトルそのまま、2人を相手に脱衣ポーカーする流れ。
微妙に勝てないところがリアルっぽいですが、アルコールの入っていた「綾さん」とはいい感じ。
あれが芝居ならば凄いんですが、オチを見る限りでは違う様子。
えっちし損ないましたね(笑)
ただ、彼女の頑張りあってか、残された2人で自然にえっちへと突入しておりました。
めでたし・めでたし。
「あすかさん」の巨乳を前にして、3年もの間放置していた理由はなんかあるんでしょうかね。
「ナグモ」くんとゲームで対戦した眼鏡の「ひより」さん。
初心者ながら、自称ゲーマーという彼を圧倒したんですが、ふと気付くと隣の彼女は独りえっちをしていたのでした。
短編「プレイゲーム!」はだいたいそんなん。
「これがヒミツの特訓法なの」
とか言ってましたが…逆に集中できないのでは?
それに気を取られた「ナグモくん」が負けるなら理解できますが、直接コントロールとは関係ないですし。
まぁ、冒頭から2人イイ感じだったので、遅かれ早かれという感じ。
カップル成立な漫画でした。
「魔女のキモチ」は魔法使いな「りおん」さん。
巨乳な女の子がいいなぁ、とえっち雑誌を眺めていた彼に対し、
「こんな女の子と仲良くなれる、魔法のギシキが~」
そう持ちかけ、目を閉じさせたのでした。
ファンタジーではないので、なんちゃって魔女ですね。
ラストシーンとか、彼の言葉などから察するに、舞台は学校みたい。
怪しげな小物ありましけど、あれは部室なのかな?
漫画は「りおんさん」からの告白えっち。
いかにも魔女ちっくなトンガリ帽子は取ってしまうものの、ローブは身に付けたままでひと安心。
それが最大の特徴ですからねぇ。
※左から、綾さん・あすかさん、魔法使い「りおんさん」
皆さん健康的なお色気でした。
「ゴーイング★まゆき」は姉「まゆき」さん、「小杉優子」ちゃんの2人。
それぞれとではなく、2人でのえっちでした。
冒頭で語られる、「のぶ郎」の想い人「優子ちゃん」
あの一言はどうですか?
常に何らかと比べられてそうで、気が気でないですわね(笑)
その依頼を受け、得意のタロット占いで招いた「優子ちゃん」と話すうち、自ら試してみたくなったのでした。
「まゆきさん」はふたなりなんですねー。
オチはこうした展開のお約束でした。
丸眼鏡と大きいリボンが特徴の「まゆきさん」は、ソレがなければ好みなキャラなんですが…。
くっきり・柔らかな曲線の絵柄。
コマ割りはそこそこ大きく、描き込みはスッキリめ。
濃淡は適度かやや薄めというくらい。
ページには余裕あるため、見易いです。
丸い輪郭とやや厚めな唇に特徴あるキャラ絵。
むちむちしたスタイルで、ふっくら健康的でした。
ラブコメなお話も手伝ってか、良くも悪くもえっちっぽくないですね。
一般系のような爽やかさもあります。
↓表紙などカラーとの差はさほどでもないため、判断はそちらで問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 優しいふんわり絵です。個性が多少強め。
・話3: ややこしさのない、ラブコメ話です。
・独3: プラスなんちゃらがほしいところでした。
合計:[10/15]
いまいち合わないかなぁ。
ぼんやりラブコメなお話もそうですが、脱ぐのが早くややフェチっぽさに欠けるのが最大の理由ではないかと。
らぶなう (メガストアコミックス) (2011/01/19) みつや 商品詳細を見る |
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■妄想HONEY (三国ハヂメ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]学園・コメディー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「あとがきまんが」、
合間にSDキャラ・コメント
カバー裏に漫画「大原澄子」・「はじけない約1名」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
4話+おまけ収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「三国ハヂメ(みくに・はぢめ)」センセの「妄想HONEY」です。
夜に宅配便が。
なんか届いたと思ったら…「ゆるゆり」の4巻でした。
前に書きましたが、小冊子つきの限定版ですからねー。
ついに表紙では顔が隠されてしまった主人公「あかり」(笑)
そちらでは出ずっぱりと、なかなか珍しいこととなってます。
ファンの方は必見。
本編では新キャラが登場しており、喋らない生徒会長「松本ちせ」がいい感じ。
アレでちゃんとボロボロになるのは予想外でした。
また、冒頭のカラー部分では、度肝を抜かれましたよ。
なお、カバーを外してみたところ…ちゃんとサインが書いてありました。
本物かな。
「なもり」センセ、いったい何冊書かれたんでしょう、お疲れさまでした。
ちなみに、ひでるさんはうっかりアマゾンで予約購入しましたが、さらにまた別の小冊子が付く書店もあるみたい。
うわ、そっちのが良かったか!!
気になる方はお早めにどうぞ。
さて、今回は珍しく流れが良く、百合姫コミックスです。
そちらと同時発売の「妄想HONEY」ですね。
描かれている「三国ハヂメ」センセは、ブログで「百合色螺旋」、「極上ドロップス」などを紹介しています。
お得意(たぶん)な学園モノで、はっちゃけ度の強い百合コメディーでした。
ご自身のHPで言ってましたが、1巻完結なので買い易いですよ。
※先輩「望」と「ののか」
この2人が非常に面白いです。
幼馴染み「佐倉奏」と共に”花越高校”へ入学した主人公「木原乃ノ花(ののか)」
入学式の直前、「ののか」は3年生の「仁科望」にいきなり連れて行かれたんですが…いつの間にか、生徒会に加えられていたのです。
先輩「望」は、学園内外でPR活動をするという”ビジュアル委員会”の1人。
制服のデザインが今年から変わったことで、1年生からも特例で委員を選出する必要があったのです。
こうした学園の事情と「望」の熱意によって、「ののか」は生徒会に入ることを決意したのでした。
だいたいそんな感じ。
【 花越高校・生徒会 】 せっかくまとめたので、掲載してみました。
■1年生
V委「木原乃ノ花(ののか)」
回収班「佐倉奏」
■2年生
会計「小森里江」
書記「三田村愛」
■3年生
V委「仁科望」
??「大原澄子(スマコ)」 ※昨年までV委
会計「本田美和」
書記「宇梶朋」
会長「相川想」
学園コメディーですね。
そういったお話では必須な生徒会が物語の舞台となっており、授業風景・家庭状況などはほぼ描かれておりません。
軽く百合ちっくな空気が流れる中、本気な方がちらほら、という感じ。
どっちかというとコメディー色のが強いかなー。
こちらの主人公「ののかさん」は、適度なお馬鹿さん。
「三国ハヂメ」センセが折り返し部分で述べていたそのまま、ふわふわとした可愛らしさ。
その相手となる先輩「望さん」も、真面目な顔してボケ倒すようなキャラクターです。
セオリーである、”元気な後輩と落ち着いた先輩”みたいなんではありません。
どっちも違ったタイプのお花畑を抱えているようで、珍道中なカップルです。
それぞれの幼馴染み1年生「奏さん」、3年生「スマコ」こと「大原澄子」さんら、”責任者”の振り回される様をお楽しみ下さい。
そのほか、生徒会メンバーにはそれっぽい方々おりましたが、さほど目立ってはおりません。
ちょっと残念ね。
※ビジュアル委員「仁科望」
「望さん」と「スマコさん」のエピソードを見たいです。
そんな訳で、入学式の1話目。
いきなり「ののかさん」が飛ばしてましたが、それに対する「奏さん」の手慣れた感じが素敵。
「ののかがきいてない程度にきいてない」
この台詞は名言ですね。
他1年生から噂されていましたが、目立つ美人はどちらかと言うと「奏さん」
ただ、先輩「望さん」の好みはやっぱり「ののかさん」でしょう。
まるで説明してないところが彼女らしいです。
しかし、”ビジュアル委員会”とはモノ凄いネーミング。
裏の愛称というのならば分かるんですが。
なお、普通(?)の学園・百合漫画であれば必ずあるだろう、激しい嫉妬を受ける描写。
そうした感情をぶつけていたのは、書記「三田村愛」さんくらい。
モブな同学年らにそうした描写なく、応援傾向でした。
なかなか珍しいですね。
「ののかさん」が気付いていないか、はたまた裏で「奏さん」が守っているか…どっちもかもしれませんが。
そんな訳で、2話目は生徒会に入った「ののかさん」です。
さっそく”ビジュアル委員”として、商店街やら別女子校やらで活動を行っています。
ついでに「奏さん」もここから生徒会に入ることとなりました。
書記「宇梶朋」、会計「本田美和」らが大歓迎していたそのまま、実質的に活躍しそうなのは彼女でしょう。
入試の成績は学年2位だそうです。
だからややこしいコトまで考えてしまう羽目になるんですけどね。
なお、単行本後半にて「ののかさん」は”考える係”、「スマコさん」には”責任者”とか呼ばれていました。
ほか、後半の強い百合傾向である”西宮女子”とか、恥ずかしい目にあってる「ののかさん」に対した先輩「望さん」の言動に注目。
こっちもある意味お馬鹿さんなんですけど…容姿がため何をやらせても適当に決まっており、また「ののかさん」にとっては嬉しいものでしょう。
※左から、「大原澄子(スマコ)」、「木原乃ノ花(ののか)」・「佐倉奏」
今後も「奏さん」は色々と苦労させられるんだろうなぁ。
そちらのオチから直接続く3話目。
「ののかさん」の魅力が大爆発したような事態になっており、彼女ならではの展開です。
大コマで怒る「スマコさん」が素敵。
「臨機応変なんてできる脳ない~」
そんな事言われてましたけど、当たってますね。
”賢いほうの1年”という「奏さん」と、明らかなほどの扱いの差が可笑しいです。
また、あまり懲りていないような「ののかさん」が素晴らしい。
「奏さん」は大変ですね、色々と。
そのため、後半ではちょとした切っ掛けから離れることとなるのです。
珍しい、落ち込む「ののかさん」が描かれる4話目が最終話。
”わかんない”と事情を語る彼女に対し、生徒会の面々はそれで全てを理解していました。
ああ、「ののかさん」ってば…。
「見た目以外役に立たない」
とかなんとか言われているのに、まるで気にもしてない「望」・「ののか」の2人。
あの感覚は尋常でないですね。
戦力的に必要な「奏さん」を戻すべく、作戦を立てるんですが…どうなるかは単行本にて。
「この脳はあれか?ハムスターが車でも回してんのか?」
その台詞が好き。
柔らか線の安定感ある絵柄。
濃淡から描き込みまでは適度なくらいで、白比率もあってすっきり系です。
ややカタイ感じもありますが、さして気にならない程度でしょう。
縦長で細身なスタイルの人物絵。
崩しが巧く、コメディー描写は良好。
やっぱり、シリアスよりも合っていると思います。
カラーでもそう変化はないので、判断については↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりと見易い作画です。
・話4: コメディーながら、ちゃんと百合漫画してます。
・独4: ボケ倒すメインの2人が独特な雰囲気でした。
合計:[12/15]
なお、描き下ろしの「おまけまんが」、カバー裏漫画ではひでるさんもお気に入りな「スマコさん」がピックアップされていました。
もうちょっと彼女のエピソードがみたいですよ。
★過去に紹介した百合姫コミックス
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]学園・コメディー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「あとがきまんが」、
合間にSDキャラ・コメント
カバー裏に漫画「大原澄子」・「はじけない約1名」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
4話+おまけ収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「三国ハヂメ(みくに・はぢめ)」センセの「妄想HONEY」です。
夜に宅配便が。
なんか届いたと思ったら…「ゆるゆり」の4巻でした。
前に書きましたが、小冊子つきの限定版ですからねー。
ついに表紙では顔が隠されてしまった主人公「あかり」(笑)
そちらでは出ずっぱりと、なかなか珍しいこととなってます。
ファンの方は必見。
本編では新キャラが登場しており、喋らない生徒会長「松本ちせ」がいい感じ。
アレでちゃんとボロボロになるのは予想外でした。
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本物かな。
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ちなみに、ひでるさんはうっかりアマゾンで予約購入しましたが、さらにまた別の小冊子が付く書店もあるみたい。
うわ、そっちのが良かったか!!
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さて、今回は珍しく流れが良く、百合姫コミックスです。
そちらと同時発売の「妄想HONEY」ですね。
描かれている「三国ハヂメ」センセは、ブログで「百合色螺旋」、「極上ドロップス」などを紹介しています。
お得意(たぶん)な学園モノで、はっちゃけ度の強い百合コメディーでした。
ご自身のHPで言ってましたが、1巻完結なので買い易いですよ。
※先輩「望」と「ののか」
この2人が非常に面白いです。
幼馴染み「佐倉奏」と共に”花越高校”へ入学した主人公「木原乃ノ花(ののか)」
入学式の直前、「ののか」は3年生の「仁科望」にいきなり連れて行かれたんですが…いつの間にか、生徒会に加えられていたのです。
先輩「望」は、学園内外でPR活動をするという”ビジュアル委員会”の1人。
制服のデザインが今年から変わったことで、1年生からも特例で委員を選出する必要があったのです。
こうした学園の事情と「望」の熱意によって、「ののか」は生徒会に入ることを決意したのでした。
だいたいそんな感じ。
【 花越高校・生徒会 】 せっかくまとめたので、掲載してみました。
■1年生
V委「木原乃ノ花(ののか)」
回収班「佐倉奏」
■2年生
会計「小森里江」
書記「三田村愛」
■3年生
V委「仁科望」
??「大原澄子(スマコ)」 ※昨年までV委
会計「本田美和」
書記「宇梶朋」
会長「相川想」
学園コメディーですね。
そういったお話では必須な生徒会が物語の舞台となっており、授業風景・家庭状況などはほぼ描かれておりません。
軽く百合ちっくな空気が流れる中、本気な方がちらほら、という感じ。
どっちかというとコメディー色のが強いかなー。
こちらの主人公「ののかさん」は、適度なお馬鹿さん。
「三国ハヂメ」センセが折り返し部分で述べていたそのまま、ふわふわとした可愛らしさ。
その相手となる先輩「望さん」も、真面目な顔してボケ倒すようなキャラクターです。
セオリーである、”元気な後輩と落ち着いた先輩”みたいなんではありません。
どっちも違ったタイプのお花畑を抱えているようで、珍道中なカップルです。
それぞれの幼馴染み1年生「奏さん」、3年生「スマコ」こと「大原澄子」さんら、”責任者”の振り回される様をお楽しみ下さい。
そのほか、生徒会メンバーにはそれっぽい方々おりましたが、さほど目立ってはおりません。
ちょっと残念ね。
※ビジュアル委員「仁科望」
「望さん」と「スマコさん」のエピソードを見たいです。
そんな訳で、入学式の1話目。
いきなり「ののかさん」が飛ばしてましたが、それに対する「奏さん」の手慣れた感じが素敵。
「ののかがきいてない程度にきいてない」
この台詞は名言ですね。
他1年生から噂されていましたが、目立つ美人はどちらかと言うと「奏さん」
ただ、先輩「望さん」の好みはやっぱり「ののかさん」でしょう。
まるで説明してないところが彼女らしいです。
しかし、”ビジュアル委員会”とはモノ凄いネーミング。
裏の愛称というのならば分かるんですが。
なお、普通(?)の学園・百合漫画であれば必ずあるだろう、激しい嫉妬を受ける描写。
そうした感情をぶつけていたのは、書記「三田村愛」さんくらい。
モブな同学年らにそうした描写なく、応援傾向でした。
なかなか珍しいですね。
「ののかさん」が気付いていないか、はたまた裏で「奏さん」が守っているか…どっちもかもしれませんが。
そんな訳で、2話目は生徒会に入った「ののかさん」です。
さっそく”ビジュアル委員”として、商店街やら別女子校やらで活動を行っています。
ついでに「奏さん」もここから生徒会に入ることとなりました。
書記「宇梶朋」、会計「本田美和」らが大歓迎していたそのまま、実質的に活躍しそうなのは彼女でしょう。
入試の成績は学年2位だそうです。
だからややこしいコトまで考えてしまう羽目になるんですけどね。
なお、単行本後半にて「ののかさん」は”考える係”、「スマコさん」には”責任者”とか呼ばれていました。
ほか、後半の強い百合傾向である”西宮女子”とか、恥ずかしい目にあってる「ののかさん」に対した先輩「望さん」の言動に注目。
こっちもある意味お馬鹿さんなんですけど…容姿がため何をやらせても適当に決まっており、また「ののかさん」にとっては嬉しいものでしょう。
※左から、「大原澄子(スマコ)」、「木原乃ノ花(ののか)」・「佐倉奏」
今後も「奏さん」は色々と苦労させられるんだろうなぁ。
そちらのオチから直接続く3話目。
「ののかさん」の魅力が大爆発したような事態になっており、彼女ならではの展開です。
大コマで怒る「スマコさん」が素敵。
「臨機応変なんてできる脳ない~」
そんな事言われてましたけど、当たってますね。
”賢いほうの1年”という「奏さん」と、明らかなほどの扱いの差が可笑しいです。
また、あまり懲りていないような「ののかさん」が素晴らしい。
「奏さん」は大変ですね、色々と。
そのため、後半ではちょとした切っ掛けから離れることとなるのです。
珍しい、落ち込む「ののかさん」が描かれる4話目が最終話。
”わかんない”と事情を語る彼女に対し、生徒会の面々はそれで全てを理解していました。
ああ、「ののかさん」ってば…。
「見た目以外役に立たない」
とかなんとか言われているのに、まるで気にもしてない「望」・「ののか」の2人。
あの感覚は尋常でないですね。
戦力的に必要な「奏さん」を戻すべく、作戦を立てるんですが…どうなるかは単行本にて。
「この脳はあれか?ハムスターが車でも回してんのか?」
その台詞が好き。
柔らか線の安定感ある絵柄。
濃淡から描き込みまでは適度なくらいで、白比率もあってすっきり系です。
ややカタイ感じもありますが、さして気にならない程度でしょう。
縦長で細身なスタイルの人物絵。
崩しが巧く、コメディー描写は良好。
やっぱり、シリアスよりも合っていると思います。
カラーでもそう変化はないので、判断については↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりと見易い作画です。
・話4: コメディーながら、ちゃんと百合漫画してます。
・独4: ボケ倒すメインの2人が独特な雰囲気でした。
合計:[12/15]
なお、描き下ろしの「おまけまんが」、カバー裏漫画ではひでるさんもお気に入りな「スマコさん」がピックアップされていました。
もうちょっと彼女のエピソードがみたいですよ。
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■淫らな香り、挑発する脚 (マゴロク)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]足・香り
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×7
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「マゴロク」センセの「淫らな香り、挑発する脚」です。
ちょっと気になって調べてみました。
1月28日に発売が予定されている「パンダかめんの最期」
作者名に「秋葉凪人」とあったので、念のため検索してみたところ…そうですよね、「秋葉凪樹」センセの別名ですよね。
待っていました。
今から楽しみにしています。
今月は下旬がまた忙しそうですねー。
さて、本日は「淫らな香り、挑発する脚」です。
描かれている「マゴロク」センセはこれが5冊目の単行本。
名義はこちらから変更したようで、昔は「黒龍眼」センセ。
そちらお名前での単行本「淫脚」は、ブログで紹介しています。
※左:医師「天海さん」、右:お姉ちゃん
エロエロなので、チョイスは難しかったです。
今回の収録は短編群。
えっちなタイトルそのまま内容も同様で、紹介帯には”ド変態ワールド開幕!!”とか書かれていました。
んー、まぁ、ノーマルなラブコメえっちではありませんでしたが、ド変態というのはやや大げさに感じます。
一部の短編はけっこう傾き大きかったですけど…フェチですよね。
慣れていない方は、ちょっと気をつけた方が良いかも。
冒頭の「末期症状」は裏表紙の方でお医者さん。
看板に”天海医院”とあったので、「天海」さんでいいのかな。
えっちの際に長続きしない、という悩みで天海医院を訪ねた主人公。
医師「天海」は診断のため服を脱ぐよう指示したんですが…治療行為と言いつつ、いきなり舌を這わせてきたのです。
カラー原稿のあるこちら。
「マゴロク」センセのHPを見たところ、4ページのカラー原稿部分は全て描き直しをされたようです。
(※修正前後を公開されていたので、興味ある方は訪ねてみてみて。「黒龍眼」で検索した方が早いです)
お疲れさまでした。
ただ、それがため冒頭の掴みに威力あり、立ち上がりも上々という感覚になってます。
眼鏡で知的な印象の医師「天海さん」
こうした流れそのまま、治療と称してえっち世界へ引きずり込む展開。
ただし、単にえろいだけではありません。
彼女の凄いところは、きっちりした知識(たぶん)で悩みを解決しつつ、自らの欲望を果たし、さらには彼の調教まで行っているのです。
これは凄い。
あの知的美人に言われたら、多少変だと思っても逆らえないでしょうねー。
パンストの脚もえっちでした。
アイテムを”使われて”メロメロにされており、オチ部分はなかなか衝撃的です。
サッカー部女子マネージャーの「むせるほど熱く…」は複数えっち。
運動部員の相手をする~というのは、成年漫画ではお馴染みな流れですよね。
マネージャーは、ぱっと見は普通の女の子。
しかし、強い臭いフェチであり、洗濯物で思わず独りえっちをしていたところ、その現場を撮られてしまったのでした。
可愛い娘なんですけどねぇ。
切っ掛けとしては写真からでしたが、さして抵抗もしないまま、自ら始めています。
「これはクセになりそう…」
とか言ってますね。
顔からは想像できない大きな胸の持ち主で、複数えっちを楽しんでいます。
画面も物凄いこととなっていましたよ。
※奈緒美さんと奥さま(義母)
こちらのお話がお気に入りです。
姉弟の近親系「姉香る」
小さい頃に両親を亡くし、姉と2人きりで住む主人公「ひろし」
早くから会社勤めをした彼女に対し、学校へ通う傍ら家事をする役目がありました。
そのため洗濯は彼の役割だったんですが、その独特なニオイの誘惑に逆らえなくなっていたのです。
そんな訳で、こちらも洗濯ものから。
野郎のパンスト姿は嫌だなぁ。
穿くなよ。
発見したお姉ちゃんは驚きつつも優しく、言葉とは裏腹にさして抵抗していませんでした。
やっぱりパンストは女性のものですわね。
えっちシーンでは、そんな脚がたっぷり楽しめるようになってます。
お屋敷に”メイド”として仕える使用人・男の子のお話「痴人の館」
貿易商を営む旦那は仕事に忙しく、再婚の奥様はほったらかし。
そのためか、使用人の彼にメイド服を着せ、えっちな悪戯をするようになっていました。
そんな頃、再婚前の娘「奈緒美」も彼に同様なことをしてきたのです。
ぱっと見では、女装な男の子が年齢異なる女性から色々されるパターン。
ただ、コレ実は結構良いお話。
詳細は書きませんが、オチは収録で最も爽やか。
こんなん好き。
ドリル髪な奥さまはドレスに網タイツ、ツーサイドアップな「奈緒美さん」はパンストと衣装も異なる2人。
えっちもそれぞれ単独・複数とあって、楽しめました。
彼は大変そうね。
なお、↓表紙が「奈緒美さん」です。
同じく使用人なお話「偕老同穴の契り-母と子の-」は、性別が逆で使用人の方が女性。
車椅子な「清佐(きよすけ)」と、その面倒を見る介護士「珠世」さん。
単純に「珠世さん」への恋愛であればまた全然異なる展開だと思うんですが…。
先の短編とは違い、義理ではない母子の歪んだ愛情が描かれています。
特に母親。
「気がつけば~」
…じゃねーだろー!!
服装・容姿は良かったので、彼女は先生役で見たかったです。
※介護士「珠世さん」
絵柄はすこぶる良好でした。
ほか、「飼育ノススメ」はアダルト女性・男の子が2人ずつで、こちらも女性のが強め。
メインカップルは、教師とその生徒「春日」くん。
ほのかな恋心を抱いていた彼を、じわじわふかーいトコロまで調教していくというもの。
登場するもう1組カップルはきっちり済んでおり、目の当たりにした彼も当初は驚いていましたが…同じレベルまで到達しています。
先生は服装を含めて魅力的なんですが、中盤からのアレはちとエグ過ぎかなぁ。
同じく教師と生徒の「忘れ難き…」
こちらはより濃い展開で、冒頭から登場していた教師「椿」さん、生徒「雅人」くんがメインでなく…同級生の男子「シンジ」くん。
セーラー服姿で「雅人くん」を迎えたのは、「シンジくん」なのでした。
そんな訳で、前短編よりより濃度が高いネタになっています。
ちょっとここまでいってしまうと、イヤ。
「椿さん」の対応はあれで良いのかなぁ。
しっかり面倒を見た点はいいと思いますが。
中太線の絵柄。
しっかり描き込まれ、コマ割りも複雑でごっちゃり。
色も強く、ネタ的なこともあって、漫画はこってり濃厚です。
丁寧で乱れ・崩れなく、優れたバランス感覚。
迫力がありました。
単行本は全体的に押し気味でしたが引きも良く、漫画の巧い方。
むちむちとしていながらリアル寄りなヒロインもいい感じです。
個性はありますが、絵ではそう人を選ばないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 色っぽいから可愛いまで、むちむちしていて魅力的です。
・話4: ジャンルが合致するかどうか、でしょうね。
・独5: 人によって、がちーと刺さると思います。
合計:[14/15]
やっぱりパンストはいいですね。
野郎が穿いた絵にはがくーとなりましたが。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]足・香り
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×7
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「マゴロク」センセの「淫らな香り、挑発する脚」です。
ちょっと気になって調べてみました。
1月28日に発売が予定されている「パンダかめんの最期」
作者名に「秋葉凪人」とあったので、念のため検索してみたところ…そうですよね、「秋葉凪樹」センセの別名ですよね。
待っていました。
今から楽しみにしています。
今月は下旬がまた忙しそうですねー。
さて、本日は「淫らな香り、挑発する脚」です。
描かれている「マゴロク」センセはこれが5冊目の単行本。
名義はこちらから変更したようで、昔は「黒龍眼」センセ。
そちらお名前での単行本「淫脚」は、ブログで紹介しています。
※左:医師「天海さん」、右:お姉ちゃん
エロエロなので、チョイスは難しかったです。
今回の収録は短編群。
えっちなタイトルそのまま内容も同様で、紹介帯には”ド変態ワールド開幕!!”とか書かれていました。
んー、まぁ、ノーマルなラブコメえっちではありませんでしたが、ド変態というのはやや大げさに感じます。
一部の短編はけっこう傾き大きかったですけど…フェチですよね。
慣れていない方は、ちょっと気をつけた方が良いかも。
冒頭の「末期症状」は裏表紙の方でお医者さん。
看板に”天海医院”とあったので、「天海」さんでいいのかな。
えっちの際に長続きしない、という悩みで天海医院を訪ねた主人公。
医師「天海」は診断のため服を脱ぐよう指示したんですが…治療行為と言いつつ、いきなり舌を這わせてきたのです。
カラー原稿のあるこちら。
「マゴロク」センセのHPを見たところ、4ページのカラー原稿部分は全て描き直しをされたようです。
(※修正前後を公開されていたので、興味ある方は訪ねてみてみて。「黒龍眼」で検索した方が早いです)
お疲れさまでした。
ただ、それがため冒頭の掴みに威力あり、立ち上がりも上々という感覚になってます。
眼鏡で知的な印象の医師「天海さん」
こうした流れそのまま、治療と称してえっち世界へ引きずり込む展開。
ただし、単にえろいだけではありません。
彼女の凄いところは、きっちりした知識(たぶん)で悩みを解決しつつ、自らの欲望を果たし、さらには彼の調教まで行っているのです。
これは凄い。
あの知的美人に言われたら、多少変だと思っても逆らえないでしょうねー。
パンストの脚もえっちでした。
アイテムを”使われて”メロメロにされており、オチ部分はなかなか衝撃的です。
サッカー部女子マネージャーの「むせるほど熱く…」は複数えっち。
運動部員の相手をする~というのは、成年漫画ではお馴染みな流れですよね。
マネージャーは、ぱっと見は普通の女の子。
しかし、強い臭いフェチであり、洗濯物で思わず独りえっちをしていたところ、その現場を撮られてしまったのでした。
可愛い娘なんですけどねぇ。
切っ掛けとしては写真からでしたが、さして抵抗もしないまま、自ら始めています。
「これはクセになりそう…」
とか言ってますね。
顔からは想像できない大きな胸の持ち主で、複数えっちを楽しんでいます。
画面も物凄いこととなっていましたよ。
※奈緒美さんと奥さま(義母)
こちらのお話がお気に入りです。
姉弟の近親系「姉香る」
小さい頃に両親を亡くし、姉と2人きりで住む主人公「ひろし」
早くから会社勤めをした彼女に対し、学校へ通う傍ら家事をする役目がありました。
そのため洗濯は彼の役割だったんですが、その独特なニオイの誘惑に逆らえなくなっていたのです。
そんな訳で、こちらも洗濯ものから。
野郎のパンスト姿は嫌だなぁ。
穿くなよ。
発見したお姉ちゃんは驚きつつも優しく、言葉とは裏腹にさして抵抗していませんでした。
やっぱりパンストは女性のものですわね。
えっちシーンでは、そんな脚がたっぷり楽しめるようになってます。
お屋敷に”メイド”として仕える使用人・男の子のお話「痴人の館」
貿易商を営む旦那は仕事に忙しく、再婚の奥様はほったらかし。
そのためか、使用人の彼にメイド服を着せ、えっちな悪戯をするようになっていました。
そんな頃、再婚前の娘「奈緒美」も彼に同様なことをしてきたのです。
ぱっと見では、女装な男の子が年齢異なる女性から色々されるパターン。
ただ、コレ実は結構良いお話。
詳細は書きませんが、オチは収録で最も爽やか。
こんなん好き。
ドリル髪な奥さまはドレスに網タイツ、ツーサイドアップな「奈緒美さん」はパンストと衣装も異なる2人。
えっちもそれぞれ単独・複数とあって、楽しめました。
彼は大変そうね。
なお、↓表紙が「奈緒美さん」です。
同じく使用人なお話「偕老同穴の契り-母と子の-」は、性別が逆で使用人の方が女性。
車椅子な「清佐(きよすけ)」と、その面倒を見る介護士「珠世」さん。
単純に「珠世さん」への恋愛であればまた全然異なる展開だと思うんですが…。
先の短編とは違い、義理ではない母子の歪んだ愛情が描かれています。
特に母親。
「気がつけば~」
…じゃねーだろー!!
服装・容姿は良かったので、彼女は先生役で見たかったです。
※介護士「珠世さん」
絵柄はすこぶる良好でした。
ほか、「飼育ノススメ」はアダルト女性・男の子が2人ずつで、こちらも女性のが強め。
メインカップルは、教師とその生徒「春日」くん。
ほのかな恋心を抱いていた彼を、じわじわふかーいトコロまで調教していくというもの。
登場するもう1組カップルはきっちり済んでおり、目の当たりにした彼も当初は驚いていましたが…同じレベルまで到達しています。
先生は服装を含めて魅力的なんですが、中盤からのアレはちとエグ過ぎかなぁ。
同じく教師と生徒の「忘れ難き…」
こちらはより濃い展開で、冒頭から登場していた教師「椿」さん、生徒「雅人」くんがメインでなく…同級生の男子「シンジ」くん。
セーラー服姿で「雅人くん」を迎えたのは、「シンジくん」なのでした。
そんな訳で、前短編よりより濃度が高いネタになっています。
ちょっとここまでいってしまうと、イヤ。
「椿さん」の対応はあれで良いのかなぁ。
しっかり面倒を見た点はいいと思いますが。
中太線の絵柄。
しっかり描き込まれ、コマ割りも複雑でごっちゃり。
色も強く、ネタ的なこともあって、漫画はこってり濃厚です。
丁寧で乱れ・崩れなく、優れたバランス感覚。
迫力がありました。
単行本は全体的に押し気味でしたが引きも良く、漫画の巧い方。
むちむちとしていながらリアル寄りなヒロインもいい感じです。
個性はありますが、絵ではそう人を選ばないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 色っぽいから可愛いまで、むちむちしていて魅力的です。
・話4: ジャンルが合致するかどうか、でしょうね。
・独5: 人によって、がちーと刺さると思います。
合計:[14/15]
やっぱりパンストはいいですね。
野郎が穿いた絵にはがくーとなりましたが。
淫らな香り、挑発する脚 (MUJIN COMICS) (2011/01/06) マゴロク 商品詳細を見る |
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■ボク☆すき (みこくのほまれ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・双子
・おまけ: あとがき、おまけ4コマ、カバー裏にキャラ設定。
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みこくのほまれ」センセの「ボク☆すき」です。
年末あたりから成年系ばかりになってしまいました。
なかなか強力なラインアップでしたから…読みたいと思う本が、そっちばっかりだったのね。
そんな訳で、本日は久しぶりに一般系の単行本としてみました。
過去に「とくもり」を紹介している「みこくのほまれ」センセ。
たぶん9冊目くらいな単行本は「ボク☆すき」です。
良い↓表紙ですねー。
いかにも一般えっち系という爽やかさと、ぎりぎりなエロス度合いがイイ感じ。
オチかつ漫画ネタを示しているような裏表紙も面白いですねー。
たぶん、店頭にて目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
※ボク☆すき・キャラクターズ
主要キャラはこんな感じです。
単行本は1冊まるまるの長編漫画。
内容は、そっくり容姿な双子男女のラブコメ話です。
それぞれ別の性別に入れ替わるのがポイントという、ドキドキ展開。
ただ、中盤からは双子の姉「桐ノ院要(とうのいん・かなめ)」ちゃんの恋愛決着が中心となります。
それがため、お話的に悪くはないものの、エロス的に後半はややパワーダウンかなー。
個人的には、性別のネタばらしをもう1、2話遅らせても良かったように思います。
弟「桐ノ院渉(とうのいん・わたる)」、姉「桐ノ院要」は双子の姉弟。
(※詳しくどっちが先かは不明)
性別は違うものの、それぞれの服を着るとお隣の昔なじみ「相原秀太」しか見分けれないほどにそっくり。
そのため、お互いお遊び的に入れ替わることも多かったのです。
ある日、体調を崩した「渉」がため、その友人らの集まりにこっそりと出かけた「要」
しかし、それはAV鑑賞会で、初めて男女のえっちを見た彼女はのぼせてしまったのでした。
だいたいそんな感じの導入部。
桐ノ院家・双子姉弟のラブコメ漫画です。
エピソードによって「渉くん」がメインになることもありますが、基本的に主人公は「要ちゃん」
↓表紙も彼女ですよね。
また、カバー裏のキャラ設定に書かれていたように、途中からのストーリー変更は読んでいるこちらにも察せられるものでした。
あれは良かったのか、悪かったのか…。
変な話、逆に意外な感じにはなっていましたけれど。
「要ちゃん」の着替えがカラーで楽しめる1話目「みちゃった!」
モテモテな「渉くん」、活発な「要ちゃん」、そして唯一2人の見極めができる「秀太くん」という基本設定が示されています。
メインは八重歯が可愛い「要ちゃん」
初AVにて、のぼせておりました。
あまりそっち知識ないのに、いきなり無修正でしたからねぇー。
運よく「秀太くん」がいたから良かったものの、これが成年系であれば危険なシチュエーションでした。
なお、AVに出演していた「まりあ」はセンセの他漫画のキャラのようです。
ファンの方は嬉しい仕様でしょう。
※桐ノ院要
こちらの単行本は彼女ですね。可愛いです。
2話目「しちゃった!」は「要ちゃん」の学園生活から。
ここからお友達「牧野りん」さんが登場。
女性側から、「要ちゃん」をえっち方面へと導いていました。
おそらくはこれが人生初の独りえっち。
可愛い下着姿で、スタイルはなかなかのもの。
なお、先のエピソードの絶好なシチュエーションでも、まったく手を触れなかった(たぶん)「秀太くん」
なんとこの2人の部屋は、窓越しに行き来できるくらいのラブコメ距離だったのです。
そのため、普通に帰宅した「秀太くん」はかなりハッキリと独りえっちを目撃していました。
このあたりまではいい感じだったんですけどねー。
続く3話目「ばれちゃった?」は男装した「要ちゃん」が「渉くん」の代わりに学校(体力測定)へ行くというもの。
彼は「要ちゃん」の学校へは行かず…付き合っている教師「美里」さんとホテル・インでした。
とんでもないですが、ここではエピソードのえっち度合いを補完する役割ですね。
こちらから、金持ちのぼっちゃん「西沢京一郎」が登場。
絵に描いたようなライバルキャラだったんですが、結局のところ彼をイケメンに描き切れなかったことが問題でしょう。
注目はジャージ姿の「要ちゃん」
サラシを巻いていたもののさすがに女性っぽい身体のラインで、「京一郎くん」を困惑させています。
ラスト前のああした行動は…かなり危険よね。
普通ならば、トイレとか個室で着替えようと考えるはず。
また、「秀太くん」はここで頑張らなかったことが、後の出番激減・サブ降格に繋がったと思います。
4話目「見られちゃった」では逆に、体調を崩した「要ちゃん」の代わりに「渉くん」がこっそり女子高へと潜入するパターン。
年上で教師と付き合う、しかも学校サボってホテルに行ってるという彼だけあって、同年代女性の扱いなんてお手のもの。
お友達「りんさん」に、逆えっちを仕掛けていました。
さすがですねー。
なお、自宅では「要ちゃん」・「京一郎くん」・「秀太くん」らの三角関係っぽい雰囲気が伺えます。
この時点では勘違いしたままの「京一郎くん」
途中からはバカっぽさが目立ちますが、いい男ではありますよね。
こうした漫画のお約束、5話目「いっちゃった」は皆でプールへと出かけるお話。
ここが関係者へのネタばらしとなっています。
もう少しどっちがどっち状態を維持したまま、お互い逆の学校へ登校するドキドキシチュエーションが見たかったですが。
えっちは後輩「工藤風子」ちゃん。
2話目に続いて、女の子同士のえっちパターンです。
運動ができて、初心で、中性な雰囲気もあるためか、「要ちゃん」は女子にもモテモテですね。
そんな感じで女性同士で経験を重ねたためか…真実を知った「京一郎くん」とのデート6話目「されちゃった」ではついに初えっちです。
彼は金持ち然とした言動の前に、良い意味でのバカっぽさが目立つ、オモロイ男性。
表裏ない素直さと、じいやのサポートを味方にアピールしていました。
ぶっちゃけ、あの真っ直ぐさは、近しい関係だっただけ「秀太くん」はかなわないですね。
ただ、お話として色々と盛り上がりそうなのは、絶対に彼の方だったと思うんですが。
※左:お友達「牧野りん」、右:後輩「工藤風子」
女の子にも狙われる「要ちゃん」なのでした。
ラストエピソード開始な7話目「ふられちゃった」
えっちでのメインは、置いてけぼりの「秀太くん」と「風子ちゃん」という意外なカップル。
フラれちゃった2人のフォロー漫画みたいですね。
可愛い服装の「要ちゃん」が見れる8話目「やっちゃった」
ラストへ向け、話がぐらりと揺らいでいるんですが…まぁ、コレが大した問題ではないんですよ。
常識のズレ程度で、想いとしては変わっていないのだから。
そのため、9話目「おわっちゃった」では、極端なまでの一直線さを見せており、巧く事がおさまっていました。
基本的に悪人はおらず、あまり傷つく者もおらず、爽やかラブコメというラストでしたね。
強い線の絵柄。
こざっぱりとした描き込みで、濃淡は適度なくらい。
見やすいものですね。
多少の乱れ・崩れを感じますが、それも些細な程度。
作画・漫画のどちらも一般えっち系としては十分で、特にヒロインが可愛くまとまっていたのは心強いです。
あちこちの細かい部分の安定度が増せば、より良くなると思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
なお、「みこくのほまれ」センセのHPでは発売記念壁紙を配布していたので、気になる方はぜひチェックしてみて。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 気になる所はちらほらあったものの…「要ちゃん」が可愛く描けていました。
・話3: 後半はやっぱり「秀太くん」だったと思います。
・独4: 切捨てちっくだったライバルキャラの躍進に注目です。
合計:[11/15]
「要ちゃん」の可愛さ、「渉くん」と入れ替わった際のふんわりとしたエロスが、実に良かった漫画でした。
ただし前述していますが、途中の変更はお話の良さを半減させてしまったと思います。
シチュエーションはもっと様々に考えられたので、個人的に勿体無いかなぁ、と。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・双子
・おまけ: あとがき、おまけ4コマ、カバー裏にキャラ設定。
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みこくのほまれ」センセの「ボク☆すき」です。
年末あたりから成年系ばかりになってしまいました。
なかなか強力なラインアップでしたから…読みたいと思う本が、そっちばっかりだったのね。
そんな訳で、本日は久しぶりに一般系の単行本としてみました。
過去に「とくもり」を紹介している「みこくのほまれ」センセ。
たぶん9冊目くらいな単行本は「ボク☆すき」です。
良い↓表紙ですねー。
いかにも一般えっち系という爽やかさと、ぎりぎりなエロス度合いがイイ感じ。
オチかつ漫画ネタを示しているような裏表紙も面白いですねー。
たぶん、店頭にて目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
※ボク☆すき・キャラクターズ
主要キャラはこんな感じです。
単行本は1冊まるまるの長編漫画。
内容は、そっくり容姿な双子男女のラブコメ話です。
それぞれ別の性別に入れ替わるのがポイントという、ドキドキ展開。
ただ、中盤からは双子の姉「桐ノ院要(とうのいん・かなめ)」ちゃんの恋愛決着が中心となります。
それがため、お話的に悪くはないものの、エロス的に後半はややパワーダウンかなー。
個人的には、性別のネタばらしをもう1、2話遅らせても良かったように思います。
弟「桐ノ院渉(とうのいん・わたる)」、姉「桐ノ院要」は双子の姉弟。
(※詳しくどっちが先かは不明)
性別は違うものの、それぞれの服を着るとお隣の昔なじみ「相原秀太」しか見分けれないほどにそっくり。
そのため、お互いお遊び的に入れ替わることも多かったのです。
ある日、体調を崩した「渉」がため、その友人らの集まりにこっそりと出かけた「要」
しかし、それはAV鑑賞会で、初めて男女のえっちを見た彼女はのぼせてしまったのでした。
だいたいそんな感じの導入部。
桐ノ院家・双子姉弟のラブコメ漫画です。
エピソードによって「渉くん」がメインになることもありますが、基本的に主人公は「要ちゃん」
↓表紙も彼女ですよね。
また、カバー裏のキャラ設定に書かれていたように、途中からのストーリー変更は読んでいるこちらにも察せられるものでした。
あれは良かったのか、悪かったのか…。
変な話、逆に意外な感じにはなっていましたけれど。
「要ちゃん」の着替えがカラーで楽しめる1話目「みちゃった!」
モテモテな「渉くん」、活発な「要ちゃん」、そして唯一2人の見極めができる「秀太くん」という基本設定が示されています。
メインは八重歯が可愛い「要ちゃん」
初AVにて、のぼせておりました。
あまりそっち知識ないのに、いきなり無修正でしたからねぇー。
運よく「秀太くん」がいたから良かったものの、これが成年系であれば危険なシチュエーションでした。
なお、AVに出演していた「まりあ」はセンセの他漫画のキャラのようです。
ファンの方は嬉しい仕様でしょう。
※桐ノ院要
こちらの単行本は彼女ですね。可愛いです。
2話目「しちゃった!」は「要ちゃん」の学園生活から。
ここからお友達「牧野りん」さんが登場。
女性側から、「要ちゃん」をえっち方面へと導いていました。
おそらくはこれが人生初の独りえっち。
可愛い下着姿で、スタイルはなかなかのもの。
なお、先のエピソードの絶好なシチュエーションでも、まったく手を触れなかった(たぶん)「秀太くん」
なんとこの2人の部屋は、窓越しに行き来できるくらいのラブコメ距離だったのです。
そのため、普通に帰宅した「秀太くん」はかなりハッキリと独りえっちを目撃していました。
このあたりまではいい感じだったんですけどねー。
続く3話目「ばれちゃった?」は男装した「要ちゃん」が「渉くん」の代わりに学校(体力測定)へ行くというもの。
彼は「要ちゃん」の学校へは行かず…付き合っている教師「美里」さんとホテル・インでした。
とんでもないですが、ここではエピソードのえっち度合いを補完する役割ですね。
こちらから、金持ちのぼっちゃん「西沢京一郎」が登場。
絵に描いたようなライバルキャラだったんですが、結局のところ彼をイケメンに描き切れなかったことが問題でしょう。
注目はジャージ姿の「要ちゃん」
サラシを巻いていたもののさすがに女性っぽい身体のラインで、「京一郎くん」を困惑させています。
ラスト前のああした行動は…かなり危険よね。
普通ならば、トイレとか個室で着替えようと考えるはず。
また、「秀太くん」はここで頑張らなかったことが、後の出番激減・サブ降格に繋がったと思います。
4話目「見られちゃった」では逆に、体調を崩した「要ちゃん」の代わりに「渉くん」がこっそり女子高へと潜入するパターン。
年上で教師と付き合う、しかも学校サボってホテルに行ってるという彼だけあって、同年代女性の扱いなんてお手のもの。
お友達「りんさん」に、逆えっちを仕掛けていました。
さすがですねー。
なお、自宅では「要ちゃん」・「京一郎くん」・「秀太くん」らの三角関係っぽい雰囲気が伺えます。
この時点では勘違いしたままの「京一郎くん」
途中からはバカっぽさが目立ちますが、いい男ではありますよね。
こうした漫画のお約束、5話目「いっちゃった」は皆でプールへと出かけるお話。
ここが関係者へのネタばらしとなっています。
もう少しどっちがどっち状態を維持したまま、お互い逆の学校へ登校するドキドキシチュエーションが見たかったですが。
えっちは後輩「工藤風子」ちゃん。
2話目に続いて、女の子同士のえっちパターンです。
運動ができて、初心で、中性な雰囲気もあるためか、「要ちゃん」は女子にもモテモテですね。
そんな感じで女性同士で経験を重ねたためか…真実を知った「京一郎くん」とのデート6話目「されちゃった」ではついに初えっちです。
彼は金持ち然とした言動の前に、良い意味でのバカっぽさが目立つ、オモロイ男性。
表裏ない素直さと、じいやのサポートを味方にアピールしていました。
ぶっちゃけ、あの真っ直ぐさは、近しい関係だっただけ「秀太くん」はかなわないですね。
ただ、お話として色々と盛り上がりそうなのは、絶対に彼の方だったと思うんですが。
※左:お友達「牧野りん」、右:後輩「工藤風子」
女の子にも狙われる「要ちゃん」なのでした。
ラストエピソード開始な7話目「ふられちゃった」
えっちでのメインは、置いてけぼりの「秀太くん」と「風子ちゃん」という意外なカップル。
フラれちゃった2人のフォロー漫画みたいですね。
可愛い服装の「要ちゃん」が見れる8話目「やっちゃった」
ラストへ向け、話がぐらりと揺らいでいるんですが…まぁ、コレが大した問題ではないんですよ。
常識のズレ程度で、想いとしては変わっていないのだから。
そのため、9話目「おわっちゃった」では、極端なまでの一直線さを見せており、巧く事がおさまっていました。
基本的に悪人はおらず、あまり傷つく者もおらず、爽やかラブコメというラストでしたね。
強い線の絵柄。
こざっぱりとした描き込みで、濃淡は適度なくらい。
見やすいものですね。
多少の乱れ・崩れを感じますが、それも些細な程度。
作画・漫画のどちらも一般えっち系としては十分で、特にヒロインが可愛くまとまっていたのは心強いです。
あちこちの細かい部分の安定度が増せば、より良くなると思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
なお、「みこくのほまれ」センセのHPでは発売記念壁紙を配布していたので、気になる方はぜひチェックしてみて。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 気になる所はちらほらあったものの…「要ちゃん」が可愛く描けていました。
・話3: 後半はやっぱり「秀太くん」だったと思います。
・独4: 切捨てちっくだったライバルキャラの躍進に注目です。
合計:[11/15]
「要ちゃん」の可愛さ、「渉くん」と入れ替わった際のふんわりとしたエロスが、実に良かった漫画でした。
ただし前述していますが、途中の変更はお話の良さを半減させてしまったと思います。
シチュエーションはもっと様々に考えられたので、個人的に勿体無いかなぁ、と。
ボク☆すき (マンサンコミックス) (2010/12/27) みこくの ほまれ 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメ
■ゆめいろ半熟たまご (前島龍)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・ラブコメ
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に表紙撮影前漫画・裏表紙撮影中漫画、
裏表紙撮影中漫画・続き。
・その他: 初単行本、カラー(12P)、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前島龍(まえしま・りょう)」センセの「ゆめいろ半熟たまご」です。
ロリマンガ新世代(ニュージェネレーション)だそうです。
なんだかよく分かりませんが、新しい感覚ですね。
デビューは09年とかなり最近ながら、なるほど完成度の高い1冊となっていました
”第2回LO漫画賞受賞・四人衆の1人”という肩書きは伊達ではありません。
※左:夢ちゃん、右:岡部誠子
この「誠子ちゃん」のエピソードはネタとお話の合致した良いものでした。
さて、そんな訳で本日は「前島龍」センセです。
こちらが初単行本でしたね。
その割に、絵・お話どちらにも安定感がありました。
さすがです。
シチュエーションも様々で極端さもなく、楽しめると思います。
雑誌モデルをしている「夢」ちゃんのお話「モデルのお仕事」
カラー原稿のみで8ページという冒頭話。
だいたいセオリーそのままの展開で、複数えっちになってます。
アイドルちっくな撮影衣装がキュートでした。
なお、↓表紙・裏表紙などを飾っていたのがこちらの「夢ちゃん」
カバー裏の漫画にも登場してますよ。
中頃収録の放尿漫画「保健室登校」にもカラー原稿がありました。
ネタとしてはおしっこですが、コレ実はなかなか良いお話。
良かったです。
クセっ毛で、ちょっと大人びた雰囲気もあるヒロイン「岡部誠子(おかべ・せいこ)」ちゃん。
彼女のあんなんは…いちおう病気とも関係してるのかな?
あの世代で、あーした仕打ちになるのは想像し易いです。
(※「あ」、ばっかですみません)
そんな彼女に対し、保健医「林」の行為は確かにエロいものの、大変な救いだったでしょう。
えっちでもいいじゃないか!
特に後半の彼女を見る限り、性癖がばっちハマっています。
保健室登校な現状を保健医「林」は悩んでいましたが、大丈夫。
そのうち外の世界にも慣れるでしょう。
なお、冒頭で「健太クン」とか呼んでいたので、相手が同級生かと勘違いしました。
ちょっと分かり辛かったかな。
短編「ちんげまんげ!!」ですが…スゲェタイトルですね。
ロリ漫画ながら毛が生えるという設定(←ちょろっとですが)
プールを控える「天音(あまね)」ちゃんは、それをお兄ちゃんに剃ってもらうという展開。
当然ながら、ぱっくりまる出しです。
年齢あるとはいえ、多少でも羞恥心ないものかなぁ。
電気カミソリの振動からのえっちでした。
途中からは剃るとかなんとか関係なかったですね。
「僕の妹がかわいすぎてやばい」も妹モノ。
妹「しおり」ちゃんはお兄ちゃんにラブラブ。
アピールに乗ってこない兄に対し、逆ギレした彼女は恋人同士のような痴話喧嘩をしていました。
もう、母親の前だと言うのに。
そんな訳で、兄の寝込みを襲う「しおりちゃん」なのでした。
特に中盤は必見。
姉「夏奈」、妹「美夏」のWヒロイン「おうちでプール」
子供用のビニールプールで遊ぶ2人に、お兄ちゃんが加わるという流れ。
「だーって、お兄ちゃん混ざったら絶対……」
そうした台詞そのまま、ごくあっさり、あたり前のようにえっちが始まっています。
3名での複数で、ヒロインはどちらもスクール水着。
特に妹「美夏ちゃん」は日焼け跡が眩しい褐色肌で、健康的に描かれていました。
途中の来客シーンが必見です。
※左:黒澤美深、右:久香ちゃん
筆プレイをお楽しみください。えっちよね。
「楽しい書道教室」は「黒澤美深(くろさわ・みふか)」ちゃんとその先生。
書道教室なので…やっぱり筆使ってました。
お約束ですもんね(笑)
こちらにもえっち途中に来客というパターン。
ただし、先の「おうちでプール」と違って、来たのは生徒「紺野」さん。
そのため、机下に隠れた体勢のままえっちを続ける「美深ちゃん」という構図が長く、彼女と対する先生のリアクションを楽しむお話になっていました。
「うんこだ」
とか言われてましたね。
確かにそう見えるかも。
眼鏡な「蓬田美墨(よもぎだ・みすみ)」ちゃんの「美墨ちゃんのオトナ教室」も相手は教師。
しかし、こちらはそれらしく「美墨ちゃん」の告白をキッチリ断わっており、それがための流れ。
前半の処理はえっちへの結構重要な布石です。
これが小さくごちゃごちゃしており、見辛くテンポも悪め。
後半良かったのに、勿体なかったかな。
公園で1人宇宙人を呼ぶ「青井宙子(あおい・そらこ)」ちゃん。
彼女をチェックしていた男性らは宇宙人と偽り、彼女にえっちな事を仕掛けるのでした。
そんな短編「第四種接近遭遇」は不思議ちゃんなお話。
4年生でアレですか。
友達いなさそうだなぁ(笑)
ただ、名前からして両親の影響が察せられ、知識はなかなかのもの。
チップ埋め込まれることにドキドキ期待をしていました。
えっちにも従順で、今後が物凄く心配。
※理穂ちゃん
こんなんです。20歳の男子にはしんどい遊びですが。
ほか、「まんin電車」はそのまま電車内えっち。
まぁ、普通ならば最初の座ってるシーンで絶対にバレてるよね。
後半の直接場面でも、周囲の雰囲気からして誤魔化しきれていないと思います。
「タイホされたらゴメンネ」
とか言われてましたよ。
「ハハは小学4年生」は「理穂」ちゃんとのままごと話。
年相応な感じで、細かいリアクションが可愛い「理穂ちゃん」
おそらく倍くらいの年齢だろう「正志」くんは子供役にさせられていましたが、それを逆に利用してのえっちです。
「ママのおっぱいがのみたいな」
その一言は、バカにならないほどの勇気が必要でしょうね(笑)
なかなか最低な展開でしたが、「理穂ちゃん」によって面白いオチとなってました。
似たような「スーパーヒーローごっこ」ですが、ネタがためハードです。
ヒーローになりきった「久香」ちゃんの電気アンマからの発展。
あっさり騙されて口に含むのもいいですが、
「やっつけるなら殴った方が……」
の部分が好き。
スパッツがえっちでした。
巻末収録のやたら直接的なタイトル「ちん×ちん」はふたなり漫画。
さすがにこれだけ毛色が違いますわね(笑)
2人ともそんなんで、特に先輩のはモノ凄いです。
大小コマ割りに特徴がありますね。
特に中コマと小コマの組み合わせ配置が独特でした。
双方見比べることで、細かい動きが見えるようで良いですね。
強めな線のすっきり絵柄。
濃淡はしっかりで、描き込みもそこそこというくらい。
描き方もあってやや乱れもありますが、些細な程度です。
ロリジャンルであるものの極端でなく、間口は広め。
多少の差はありますがさほど大きくはなく、単行本は安定していました。
そう変化はないので、判断は↓表紙などカラーで問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 表現なども良かったです。次が楽しみですね。
・話4: 短編「保健室登校」が巧かったです。
・独4: ふたなり話が余計に感じました。
合計:[12/15]
カバー裏のおまけ漫画も良かったです。
ちゃんとオチもありましたよ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・ラブコメ
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に表紙撮影前漫画・裏表紙撮影中漫画、
裏表紙撮影中漫画・続き。
・その他: 初単行本、カラー(12P)、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前島龍(まえしま・りょう)」センセの「ゆめいろ半熟たまご」です。
ロリマンガ新世代(ニュージェネレーション)だそうです。
なんだかよく分かりませんが、新しい感覚ですね。
デビューは09年とかなり最近ながら、なるほど完成度の高い1冊となっていました
”第2回LO漫画賞受賞・四人衆の1人”という肩書きは伊達ではありません。
※左:夢ちゃん、右:岡部誠子
この「誠子ちゃん」のエピソードはネタとお話の合致した良いものでした。
さて、そんな訳で本日は「前島龍」センセです。
こちらが初単行本でしたね。
その割に、絵・お話どちらにも安定感がありました。
さすがです。
シチュエーションも様々で極端さもなく、楽しめると思います。
雑誌モデルをしている「夢」ちゃんのお話「モデルのお仕事」
カラー原稿のみで8ページという冒頭話。
だいたいセオリーそのままの展開で、複数えっちになってます。
アイドルちっくな撮影衣装がキュートでした。
なお、↓表紙・裏表紙などを飾っていたのがこちらの「夢ちゃん」
カバー裏の漫画にも登場してますよ。
中頃収録の放尿漫画「保健室登校」にもカラー原稿がありました。
ネタとしてはおしっこですが、コレ実はなかなか良いお話。
良かったです。
クセっ毛で、ちょっと大人びた雰囲気もあるヒロイン「岡部誠子(おかべ・せいこ)」ちゃん。
彼女のあんなんは…いちおう病気とも関係してるのかな?
あの世代で、あーした仕打ちになるのは想像し易いです。
(※「あ」、ばっかですみません)
そんな彼女に対し、保健医「林」の行為は確かにエロいものの、大変な救いだったでしょう。
えっちでもいいじゃないか!
特に後半の彼女を見る限り、性癖がばっちハマっています。
保健室登校な現状を保健医「林」は悩んでいましたが、大丈夫。
そのうち外の世界にも慣れるでしょう。
なお、冒頭で「健太クン」とか呼んでいたので、相手が同級生かと勘違いしました。
ちょっと分かり辛かったかな。
短編「ちんげまんげ!!」ですが…スゲェタイトルですね。
ロリ漫画ながら毛が生えるという設定(←ちょろっとですが)
プールを控える「天音(あまね)」ちゃんは、それをお兄ちゃんに剃ってもらうという展開。
当然ながら、ぱっくりまる出しです。
年齢あるとはいえ、多少でも羞恥心ないものかなぁ。
電気カミソリの振動からのえっちでした。
途中からは剃るとかなんとか関係なかったですね。
「僕の妹がかわいすぎてやばい」も妹モノ。
妹「しおり」ちゃんはお兄ちゃんにラブラブ。
アピールに乗ってこない兄に対し、逆ギレした彼女は恋人同士のような痴話喧嘩をしていました。
もう、母親の前だと言うのに。
そんな訳で、兄の寝込みを襲う「しおりちゃん」なのでした。
特に中盤は必見。
姉「夏奈」、妹「美夏」のWヒロイン「おうちでプール」
子供用のビニールプールで遊ぶ2人に、お兄ちゃんが加わるという流れ。
「だーって、お兄ちゃん混ざったら絶対……」
そうした台詞そのまま、ごくあっさり、あたり前のようにえっちが始まっています。
3名での複数で、ヒロインはどちらもスクール水着。
特に妹「美夏ちゃん」は日焼け跡が眩しい褐色肌で、健康的に描かれていました。
途中の来客シーンが必見です。
※左:黒澤美深、右:久香ちゃん
筆プレイをお楽しみください。えっちよね。
「楽しい書道教室」は「黒澤美深(くろさわ・みふか)」ちゃんとその先生。
書道教室なので…やっぱり筆使ってました。
お約束ですもんね(笑)
こちらにもえっち途中に来客というパターン。
ただし、先の「おうちでプール」と違って、来たのは生徒「紺野」さん。
そのため、机下に隠れた体勢のままえっちを続ける「美深ちゃん」という構図が長く、彼女と対する先生のリアクションを楽しむお話になっていました。
「うんこだ」
とか言われてましたね。
確かにそう見えるかも。
眼鏡な「蓬田美墨(よもぎだ・みすみ)」ちゃんの「美墨ちゃんのオトナ教室」も相手は教師。
しかし、こちらはそれらしく「美墨ちゃん」の告白をキッチリ断わっており、それがための流れ。
前半の処理はえっちへの結構重要な布石です。
これが小さくごちゃごちゃしており、見辛くテンポも悪め。
後半良かったのに、勿体なかったかな。
公園で1人宇宙人を呼ぶ「青井宙子(あおい・そらこ)」ちゃん。
彼女をチェックしていた男性らは宇宙人と偽り、彼女にえっちな事を仕掛けるのでした。
そんな短編「第四種接近遭遇」は不思議ちゃんなお話。
4年生でアレですか。
友達いなさそうだなぁ(笑)
ただ、名前からして両親の影響が察せられ、知識はなかなかのもの。
チップ埋め込まれることにドキドキ期待をしていました。
えっちにも従順で、今後が物凄く心配。
※理穂ちゃん
こんなんです。20歳の男子にはしんどい遊びですが。
ほか、「まんin電車」はそのまま電車内えっち。
まぁ、普通ならば最初の座ってるシーンで絶対にバレてるよね。
後半の直接場面でも、周囲の雰囲気からして誤魔化しきれていないと思います。
「タイホされたらゴメンネ」
とか言われてましたよ。
「ハハは小学4年生」は「理穂」ちゃんとのままごと話。
年相応な感じで、細かいリアクションが可愛い「理穂ちゃん」
おそらく倍くらいの年齢だろう「正志」くんは子供役にさせられていましたが、それを逆に利用してのえっちです。
「ママのおっぱいがのみたいな」
その一言は、バカにならないほどの勇気が必要でしょうね(笑)
なかなか最低な展開でしたが、「理穂ちゃん」によって面白いオチとなってました。
似たような「スーパーヒーローごっこ」ですが、ネタがためハードです。
ヒーローになりきった「久香」ちゃんの電気アンマからの発展。
あっさり騙されて口に含むのもいいですが、
「やっつけるなら殴った方が……」
の部分が好き。
スパッツがえっちでした。
巻末収録のやたら直接的なタイトル「ちん×ちん」はふたなり漫画。
さすがにこれだけ毛色が違いますわね(笑)
2人ともそんなんで、特に先輩のはモノ凄いです。
大小コマ割りに特徴がありますね。
特に中コマと小コマの組み合わせ配置が独特でした。
双方見比べることで、細かい動きが見えるようで良いですね。
強めな線のすっきり絵柄。
濃淡はしっかりで、描き込みもそこそこというくらい。
描き方もあってやや乱れもありますが、些細な程度です。
ロリジャンルであるものの極端でなく、間口は広め。
多少の差はありますがさほど大きくはなく、単行本は安定していました。
そう変化はないので、判断は↓表紙などカラーで問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 表現なども良かったです。次が楽しみですね。
・話4: 短編「保健室登校」が巧かったです。
・独4: ふたなり話が余計に感じました。
合計:[12/15]
カバー裏のおまけ漫画も良かったです。
ちゃんとオチもありましたよ。
ゆめいろ半熟たまご (TENMAコミックス LO) (2010/12/24) 前島 龍 商品詳細を見る |
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