■霜枝さんちの明るい食卓 (宮原歩)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年一般]ラブコメ・家族 20101220
・おまけ: カバー裏に表紙リンク絵。
・その他: 初単行本、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「霜枝さんちの明るい食卓」です。
まだ風邪が抜けきらないですね。
前回寝てしまった、と書きましたが、まだ引きずってる感覚。
鼻のあたりがぼーっとしますよ。
※霜枝家の人々
美人揃いです。羨ましいですね!
さて、本日は「霜枝さんちの明るい食卓」です。
描かれている「宮原歩」センセは、こちらが初単行本な様子。
ただし、しっかりと技術を磨かれていたのか、作画は高いレベルで安定。
お話としても、一般えっち系の連載では適度に軽く、軽過ぎず…と、なかなかよい仕上がりでした。
とりあえず↓表紙の感じにピーンときた方は楽しめるでしょう。
「霜枝美緒」と付き合っていた主人公「智樹」
彼女との付き合いは長く、現在フリーターながら結婚を決意したのでした。
長女である「美緒」のため、婿入りを承諾したんですが…彼女の家が想像以上に貧しいことを知るのです。
しかし、義母「美影」、義妹「美里(みり)」らはそういったことを帳消しにするほど魅力的で、そのまま霜枝家に入るこを了承したのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
※美緒さん
ノリ良い方でした。お尻が可愛いです。
家族ラブコメですね。
基本軽い感じでのえっち展開で、
”ふわふわトロトロの母子丼をご賞味あれ!!”
そういった紹介帯そのまま、義妹「美里ちゃん」、義母「美影さん」ともえっちしちゃいます。
ただ、お互いつまみ食い程度のことで、また「智樹くん」は妻「美緒さん」からブレておらず、2人とのえっち後も引きずってはおりませんでした。
心理的ないざこざはなく、サッパリとした印象です。
また、後述しますが貧乏という設定も巧く生かされておりました。
そんな訳で、1話「おむこさん」は結婚話。
金銭的理由で式はなく、籍を入れた後はさっそく霜枝家での生活が始まっていました。
家に到着した途端、普通に服を脱ぎ出す「美緒さん」
「だってウチ脱衣所なんてないし」
とか言ってました。
なるほど、貧乏という設定はこう利用されるんですね!
ちょっと、本気で目から鱗な感覚。
さらにお風呂。
お湯・沸かすという部分を省エネするため、複数人数で入るのが霜枝家の常識。
それがため、当初は「美緒」・「智樹」の新婚カップルで入っていたんですが、そこに義妹「美里ちゃん」が。
「美緒」・「美里」のどちらも「智樹くん」の存在を不思議とは思わず、普通に接してるのが凄いですね。
えっちはなんと「美里ちゃん」
「美緒さん」が髪を洗う隙での、ドキドキ行為になっています。
掴みとしては、これ以上ないくらいのシチュエーションだったと思います。
2話「おかたずけ」は納屋片付け話。
これ以前はたぶん4名でザコ寝になっていたと想像されるので、個人的にはそんなんが見たかったなぁ。
「美影さん」の寝姿とか、さぞ色っぽいのでは…。
こちらでは、片付けがイヤで逃げる際の「美里ちゃん」のイラストが可愛いです。
喫茶店を経営する「美影さん」も抜け、結局は2人で整理することとなるんですが…片付けってのはあーしたものですよね。
高校時の体操服を発見した「智樹くん」によって、ブルマでのコスブレえっちになってます。
後半でもありますが、「美緒さん」は怒りつつもなかなかノリの良い方。
えっちにも柔軟で、彼が惚れるのも納得な感じでした。
お尻は反則ですね。
※おまけ:逃げる「美里ちゃん」
このコマがお気に入りです。
前話で示されていた喫茶店を手伝う3話「おてつだい」
こちらは義母「美影さん」
前半のちょっと叱られるシーンが素敵です。
こんな人現実になかなかいないでしょうねー。
「智樹くん」は確かに父親似なんでしょう。
やや強引な流れでしたが、「美影さん」の魅力満載でした。
でも、オープン中に店内で普通にえっちできちゃうのは、いいんだろうか(笑)
4話「おもてなし」は「美里ちゃん」のバイト先エピソード。
メイド喫茶で働く彼女の先輩として、眼鏡な「琴音」さんが登場します。
人気ナンバーワンと言ってましたが、それも納得。
店内と平時での変貌っぷりが見事でした。
「美里ちゃん」を含め、2人ともメイド服がよくお似合いです。
えっちではしっかり「琴音さん」も参加していました。
5話「おおむかし」は喫茶店での過去エピソード。
現在よりはっちゃけた、若いころの「美影さん」が見られます。
なんとなーく「美緒さん」とダブリますね。
さすがは親子。
こちらでも3話と同じく喫茶店でのえっちになっているんですが、そんなんは昔からか。
えっちの内容まで濃密に話したという「美影さん」
確かにそうした後に一緒のお風呂というのは興奮するだろうなぁ。
久しぶりに「美緒さん」の6話「おおめだま」
こちらでは公園でのえっちで、他カップルに刺激されての社長プレイ。
当初は面接に敗れた「智樹くん」を叱る場面でしたが、なんのかんの彼に合わせてくれるのが可愛いです。
ちなみに、冒頭には採用担当の女性がいたんですけど…彼女が気になりました。
片目隠れた、色っぽい方ですよ。
本当にチョイ役なのが残念。
※左:義妹「美里」、右:義母「美影」
「美影さん」はこのシーンが最高。叱られたいですよ。
7話「おすみつき」から8話「おめでとう」、9話「おとうさん」までがラストエピソード。
まぁ、サブタイトルからもどんなんだかは察しつくでしょう。
「美緒さん」とのお尻えっちな7話。
これまでのえっちさを帳消しにするような、母親然とした「美影さん」に注目下さい。
続く8話では、「美影さん」・「美里ちゃん」との複数。
「智樹くん」は思わず幻と勘違いしてましたが、それも納得です。
まぁ、良い義母・義妹ですわね。
そうした中、オチでの「美緒さん」も実に可愛らしかったですよ。
最終話がどうなるのか、ご期待下さい。
しっかり強めな細線の絵柄。
黒も同様で、全体的に濃淡はやや濃いめ。
複雑でない程度に描き込まれ、あちこちの丁寧さもあって綺麗にまとまっています。
コメディー、シリアスなどのバランス感覚に優れ、漫画の巧い方。
お話のジャンル的なものもあるでしょうけど、テンポ良かったです。
深い瞳の可愛らしいキャラ絵。
漫画っぽ過ぎず、エロ過ぎない爽やかさがありました。
安定感もあり、すぐに一般系漫画(こちらも一般ではありますが)に行ってしまいそう。
カラーでも変化ないため、だいたいは↓表紙での判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 実に巧かったです。次も期待しています。
・話4: やや軽めですが、優れたラブコメ漫画でした。
・独4: 貧乏ネタからのえっちをもう少しプッシュしてほしかったなぁ、と。
合計:[13/15]
なお、カバー裏には↓表紙・裏表紙とのリンク絵になっており、それぞれ若干露出が大きくなっています。
ご丁寧に、裏表紙の「琴音さん」イラストは眼鏡オフで、いい感じでした。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [
・おまけ: カバー裏に表紙リンク絵。
・その他: 初単行本、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「霜枝さんちの明るい食卓」です。
まだ風邪が抜けきらないですね。
前回寝てしまった、と書きましたが、まだ引きずってる感覚。
鼻のあたりがぼーっとしますよ。
※霜枝家の人々
美人揃いです。羨ましいですね!
さて、本日は「霜枝さんちの明るい食卓」です。
描かれている「宮原歩」センセは、こちらが初単行本な様子。
ただし、しっかりと技術を磨かれていたのか、作画は高いレベルで安定。
お話としても、一般えっち系の連載では適度に軽く、軽過ぎず…と、なかなかよい仕上がりでした。
とりあえず↓表紙の感じにピーンときた方は楽しめるでしょう。
「霜枝美緒」と付き合っていた主人公「智樹」
彼女との付き合いは長く、現在フリーターながら結婚を決意したのでした。
長女である「美緒」のため、婿入りを承諾したんですが…彼女の家が想像以上に貧しいことを知るのです。
しかし、義母「美影」、義妹「美里(みり)」らはそういったことを帳消しにするほど魅力的で、そのまま霜枝家に入るこを了承したのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
※美緒さん
ノリ良い方でした。お尻が可愛いです。
家族ラブコメですね。
基本軽い感じでのえっち展開で、
”ふわふわトロトロの母子丼をご賞味あれ!!”
そういった紹介帯そのまま、義妹「美里ちゃん」、義母「美影さん」ともえっちしちゃいます。
ただ、お互いつまみ食い程度のことで、また「智樹くん」は妻「美緒さん」からブレておらず、2人とのえっち後も引きずってはおりませんでした。
心理的ないざこざはなく、サッパリとした印象です。
また、後述しますが貧乏という設定も巧く生かされておりました。
そんな訳で、1話「おむこさん」は結婚話。
金銭的理由で式はなく、籍を入れた後はさっそく霜枝家での生活が始まっていました。
家に到着した途端、普通に服を脱ぎ出す「美緒さん」
「だってウチ脱衣所なんてないし」
とか言ってました。
なるほど、貧乏という設定はこう利用されるんですね!
ちょっと、本気で目から鱗な感覚。
さらにお風呂。
お湯・沸かすという部分を省エネするため、複数人数で入るのが霜枝家の常識。
それがため、当初は「美緒」・「智樹」の新婚カップルで入っていたんですが、そこに義妹「美里ちゃん」が。
「美緒」・「美里」のどちらも「智樹くん」の存在を不思議とは思わず、普通に接してるのが凄いですね。
えっちはなんと「美里ちゃん」
「美緒さん」が髪を洗う隙での、ドキドキ行為になっています。
掴みとしては、これ以上ないくらいのシチュエーションだったと思います。
2話「おかたずけ」は納屋片付け話。
これ以前はたぶん4名でザコ寝になっていたと想像されるので、個人的にはそんなんが見たかったなぁ。
「美影さん」の寝姿とか、さぞ色っぽいのでは…。
こちらでは、片付けがイヤで逃げる際の「美里ちゃん」のイラストが可愛いです。
喫茶店を経営する「美影さん」も抜け、結局は2人で整理することとなるんですが…片付けってのはあーしたものですよね。
高校時の体操服を発見した「智樹くん」によって、ブルマでのコスブレえっちになってます。
後半でもありますが、「美緒さん」は怒りつつもなかなかノリの良い方。
えっちにも柔軟で、彼が惚れるのも納得な感じでした。
お尻は反則ですね。
※おまけ:逃げる「美里ちゃん」
このコマがお気に入りです。
前話で示されていた喫茶店を手伝う3話「おてつだい」
こちらは義母「美影さん」
前半のちょっと叱られるシーンが素敵です。
こんな人現実になかなかいないでしょうねー。
「智樹くん」は確かに父親似なんでしょう。
やや強引な流れでしたが、「美影さん」の魅力満載でした。
でも、オープン中に店内で普通にえっちできちゃうのは、いいんだろうか(笑)
4話「おもてなし」は「美里ちゃん」のバイト先エピソード。
メイド喫茶で働く彼女の先輩として、眼鏡な「琴音」さんが登場します。
人気ナンバーワンと言ってましたが、それも納得。
店内と平時での変貌っぷりが見事でした。
「美里ちゃん」を含め、2人ともメイド服がよくお似合いです。
えっちではしっかり「琴音さん」も参加していました。
5話「おおむかし」は喫茶店での過去エピソード。
現在よりはっちゃけた、若いころの「美影さん」が見られます。
なんとなーく「美緒さん」とダブリますね。
さすがは親子。
こちらでも3話と同じく喫茶店でのえっちになっているんですが、そんなんは昔からか。
えっちの内容まで濃密に話したという「美影さん」
確かにそうした後に一緒のお風呂というのは興奮するだろうなぁ。
久しぶりに「美緒さん」の6話「おおめだま」
こちらでは公園でのえっちで、他カップルに刺激されての社長プレイ。
当初は面接に敗れた「智樹くん」を叱る場面でしたが、なんのかんの彼に合わせてくれるのが可愛いです。
ちなみに、冒頭には採用担当の女性がいたんですけど…彼女が気になりました。
片目隠れた、色っぽい方ですよ。
本当にチョイ役なのが残念。
※左:義妹「美里」、右:義母「美影」
「美影さん」はこのシーンが最高。叱られたいですよ。
7話「おすみつき」から8話「おめでとう」、9話「おとうさん」までがラストエピソード。
まぁ、サブタイトルからもどんなんだかは察しつくでしょう。
「美緒さん」とのお尻えっちな7話。
これまでのえっちさを帳消しにするような、母親然とした「美影さん」に注目下さい。
続く8話では、「美影さん」・「美里ちゃん」との複数。
「智樹くん」は思わず幻と勘違いしてましたが、それも納得です。
まぁ、良い義母・義妹ですわね。
そうした中、オチでの「美緒さん」も実に可愛らしかったですよ。
最終話がどうなるのか、ご期待下さい。
しっかり強めな細線の絵柄。
黒も同様で、全体的に濃淡はやや濃いめ。
複雑でない程度に描き込まれ、あちこちの丁寧さもあって綺麗にまとまっています。
コメディー、シリアスなどのバランス感覚に優れ、漫画の巧い方。
お話のジャンル的なものもあるでしょうけど、テンポ良かったです。
深い瞳の可愛らしいキャラ絵。
漫画っぽ過ぎず、エロ過ぎない爽やかさがありました。
安定感もあり、すぐに一般系漫画(こちらも一般ではありますが)に行ってしまいそう。
カラーでも変化ないため、だいたいは↓表紙での判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 実に巧かったです。次も期待しています。
・話4: やや軽めですが、優れたラブコメ漫画でした。
・独4: 貧乏ネタからのえっちをもう少しプッシュしてほしかったなぁ、と。
合計:[13/15]
なお、カバー裏には↓表紙・裏表紙とのリンク絵になっており、それぞれ若干露出が大きくなっています。
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■DOGスタイル (みなもと悠)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]時代劇・コメディー
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×4。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みなもと悠(みなもと・ゆう)」センセの「DOGスタイル」です。
短編集だったんですねー。
1冊まるまるの長編だと勝手に解釈していたので、ちょっぴりがっかり。
また後述しますが、↓表紙ほどエロスではありませんでした。
そんな訳で、本日は「DOGスタイル」です。
描かれている「みなもと悠」センセは「明日のよいち!」の方。
ひでるさんはこちらが初見。
出版社が同じであり、14巻が同時発売となっているためか、紹介帯や裏表紙でもしっかりアピールされていました。
前述したように、こちらは短編集。
単行本自体の発売は「チャンピオンRED」でしたが、初出についてはあちこち雑誌から。
えっち度が低いのは、そうした理由もあるでしょうね。
※「かのとくん」と犬
こちらを、せめて中編くらいで見たかったですね。
それで言うと、表題作「DOGスタイル」は唯一「チャンピオンRED」からの漫画です。
科学者の祖父をもつ主人公「日野かのと」
誕生日にそんな祖父から贈られてきたのは、ダンボールに入った全裸の女性でした。
「私はお前の犬だ。そして、お前は私の…ご主人様だ!」
そう、彼女はマンション住まいで犬が飼えなかった彼のため、祖父が発明した犬だったのです。
そんな訳で、首輪・全裸な女性とのコメディー。
漫画のポイントは、「ご主人様」とか言いつつも、偉そうな物言いの彼女…ではありません。
主人公「かのとくん」ですね。
ぶっちゃけ、この漫画中でもっとも可愛らしく描かれているのは彼でした。
クラスメイトらの対応もそんな感じ。
そうした女性っぽい「かのとくん」が男らしくなる切っ掛けを、犬という彼女がサポートする~という内容。
「とてもオスとは思えないな」
実際にそうした台詞もありましたね。
オチも面白く、これが長編の1話目ならばいいんですが…短編としてはややパンチ弱め。
個人的には、「かのとくん」と犬な彼女とのドキドキコメディーのが良かったなぁ。
また、ヒロインはほぼ全裸なんですが、バストトップを筆頭に肝心な部分は描かれておらず。
エロス的にも中途半端でした。
ちなみに、ひでるさん的には小さい頃の孫の台詞から、何年もの時間をかけてまで犬を開発したおじいさんがいいなぁ、と。
訳の分からんところになんとなく感動していましたが。
※左:愛染(アイゼン)、右:ゆず
やはり胸は大きめになるのでした。
女性に対して興味津々であるものの、恥ずかしさが先に立つ主人公「叶愛染(かのう・あいぜん)」
マトモに対応できるのは、幼馴染み「ゆず」だけでした。
ある日、彼女が落した愛染明王の恋愛成就のお守りに”素敵な彼女”を願ったところ…眷属の1人という「朧月夜(おぼろつきよ)」によって、彼は女性にされてしまったのでした。
そんなんが「叶えてアイゼン」
いちおう雑誌掲載時は前後編モノで、ページ数としては最も多め。
先の短編は女性っぽい男性でしたが、こちは完全に性別逆転な漫画。
そんな訳で、彼(彼女)は別人のイトコとして学校に通うこととなるんですが…学校での着替えの際に、初めて自らが女性の体だと気付いているんですね。
ここがやたら違和感。
だって、普通は女になったと気付いたその直後に確認するものでしょ?
どこで調達したのか、しっかり女性モノの制服着ている訳だし。
バストそこそこサイズで、ノーブラとか言っていたので…だいぶ日常生活でも違和感があると思うのだけれど。
まぁ、いいか。
漫画は彼が女性になったことで、「ゆずさん」の本心に気付き・心を通わせるというもの。
あの場面で、自ら犠牲になってまで助けようとしていた彼女は凄いですね。
ただし、後半の展開はちょっと安直な感じ。
彼何かと目立つ雰囲気で、少なくとも5名ほど彼女がいるようだったので、何かと噂になり易いと思うけど。
あーしたイベントなく、女性で口説いてほしかったなぁ。
はっちゃけ時代劇な漫画「ネコったま!」
簡単には怪盗・警察(与力)な漫画ですが、時代劇・現代とが融合した、妙な世界になっていました。
そんな舞台の説明は、直接怪盗をする理由にもなっているんですが…ぶっちゃけ、短編ではめんどくさい設定。
前半のだらっとした解説はいかにもそんな感じ。
もっとシンプルのがいいのでは。
また、一見善人な「浮羽」が実は悪人…というのは、先の漫画と同じでネタかぶりです。
普通に怪盗・警察のラブコメで良かったのでは。
とりあえず怪盗(ドロボー)ネコとか呼ばれていましたが、特に名前の無い大怪盗。
そう、よくよく見ると女性なんですね。
彼女としては与力「たまき」さんを気に入っていたので、まぁ百合ちっくでいいか。
※左:たまき、右:行眞(こうま)
「たまきさん」の頭上にあるパトライトが可愛いです。
収録では最も古い原稿の「ヴィランズソウル」は鎌倉時代末期な漫画。
絵柄としてはそれなり。
こちらは適度な漫画具合で、はっちゃけてはいません。
ただ、善人だったのが実は…というネタはこちらも同様でした。
あとね、ひでるさんはこの時代好きですが、ちと一般的でないんですよねー。
強く柔らかな線の絵柄。
濃淡はやや濃く、コマ割りは細かめでページは賑やか。
ジャンル的にコメディー崩しが多く、特に小さいコマはそんな感じ。
良い部分との差があります。
個人的には、ちらほら引っ掛かる表現もありました。
また、初出そのまま、原稿時期はバラバラで全体は不安定。
収録のうち「ヴィランズソウル」以外は、だいたい↓表紙からの感覚で問題ないでしょう。
タイトル、↓表紙から察せられるほどにえっちっぽくはありませんので、ひでるさんのように期待し過ぎないよう注意。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 平均して普通くらいだと思います。
・話2: 悪くはないものの、似たような展開の連発はどうも…。
・独2: 軽いですね。ファン向け作品集でしょう。
合計:[7/15]
「たまきさん」のデザインとか、ちらほら面白い部分もあるんですが…。
表題作がもう1、2話あれば良かったなぁ。
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・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]時代劇・コメディー
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×4。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みなもと悠(みなもと・ゆう)」センセの「DOGスタイル」です。
短編集だったんですねー。
1冊まるまるの長編だと勝手に解釈していたので、ちょっぴりがっかり。
また後述しますが、↓表紙ほどエロスではありませんでした。
そんな訳で、本日は「DOGスタイル」です。
描かれている「みなもと悠」センセは「明日のよいち!」の方。
ひでるさんはこちらが初見。
出版社が同じであり、14巻が同時発売となっているためか、紹介帯や裏表紙でもしっかりアピールされていました。
前述したように、こちらは短編集。
単行本自体の発売は「チャンピオンRED」でしたが、初出についてはあちこち雑誌から。
えっち度が低いのは、そうした理由もあるでしょうね。
※「かのとくん」と犬
こちらを、せめて中編くらいで見たかったですね。
それで言うと、表題作「DOGスタイル」は唯一「チャンピオンRED」からの漫画です。
科学者の祖父をもつ主人公「日野かのと」
誕生日にそんな祖父から贈られてきたのは、ダンボールに入った全裸の女性でした。
「私はお前の犬だ。そして、お前は私の…ご主人様だ!」
そう、彼女はマンション住まいで犬が飼えなかった彼のため、祖父が発明した犬だったのです。
そんな訳で、首輪・全裸な女性とのコメディー。
漫画のポイントは、「ご主人様」とか言いつつも、偉そうな物言いの彼女…ではありません。
主人公「かのとくん」ですね。
ぶっちゃけ、この漫画中でもっとも可愛らしく描かれているのは彼でした。
クラスメイトらの対応もそんな感じ。
そうした女性っぽい「かのとくん」が男らしくなる切っ掛けを、犬という彼女がサポートする~という内容。
「とてもオスとは思えないな」
実際にそうした台詞もありましたね。
オチも面白く、これが長編の1話目ならばいいんですが…短編としてはややパンチ弱め。
個人的には、「かのとくん」と犬な彼女とのドキドキコメディーのが良かったなぁ。
また、ヒロインはほぼ全裸なんですが、バストトップを筆頭に肝心な部分は描かれておらず。
エロス的にも中途半端でした。
ちなみに、ひでるさん的には小さい頃の孫の台詞から、何年もの時間をかけてまで犬を開発したおじいさんがいいなぁ、と。
訳の分からんところになんとなく感動していましたが。
※左:愛染(アイゼン)、右:ゆず
やはり胸は大きめになるのでした。
女性に対して興味津々であるものの、恥ずかしさが先に立つ主人公「叶愛染(かのう・あいぜん)」
マトモに対応できるのは、幼馴染み「ゆず」だけでした。
ある日、彼女が落した愛染明王の恋愛成就のお守りに”素敵な彼女”を願ったところ…眷属の1人という「朧月夜(おぼろつきよ)」によって、彼は女性にされてしまったのでした。
そんなんが「叶えてアイゼン」
いちおう雑誌掲載時は前後編モノで、ページ数としては最も多め。
先の短編は女性っぽい男性でしたが、こちは完全に性別逆転な漫画。
そんな訳で、彼(彼女)は別人のイトコとして学校に通うこととなるんですが…学校での着替えの際に、初めて自らが女性の体だと気付いているんですね。
ここがやたら違和感。
だって、普通は女になったと気付いたその直後に確認するものでしょ?
どこで調達したのか、しっかり女性モノの制服着ている訳だし。
バストそこそこサイズで、ノーブラとか言っていたので…だいぶ日常生活でも違和感があると思うのだけれど。
まぁ、いいか。
漫画は彼が女性になったことで、「ゆずさん」の本心に気付き・心を通わせるというもの。
あの場面で、自ら犠牲になってまで助けようとしていた彼女は凄いですね。
ただし、後半の展開はちょっと安直な感じ。
彼何かと目立つ雰囲気で、少なくとも5名ほど彼女がいるようだったので、何かと噂になり易いと思うけど。
あーしたイベントなく、女性で口説いてほしかったなぁ。
はっちゃけ時代劇な漫画「ネコったま!」
簡単には怪盗・警察(与力)な漫画ですが、時代劇・現代とが融合した、妙な世界になっていました。
そんな舞台の説明は、直接怪盗をする理由にもなっているんですが…ぶっちゃけ、短編ではめんどくさい設定。
前半のだらっとした解説はいかにもそんな感じ。
もっとシンプルのがいいのでは。
また、一見善人な「浮羽」が実は悪人…というのは、先の漫画と同じでネタかぶりです。
普通に怪盗・警察のラブコメで良かったのでは。
とりあえず怪盗(ドロボー)ネコとか呼ばれていましたが、特に名前の無い大怪盗。
そう、よくよく見ると女性なんですね。
彼女としては与力「たまき」さんを気に入っていたので、まぁ百合ちっくでいいか。
※左:たまき、右:行眞(こうま)
「たまきさん」の頭上にあるパトライトが可愛いです。
収録では最も古い原稿の「ヴィランズソウル」は鎌倉時代末期な漫画。
絵柄としてはそれなり。
こちらは適度な漫画具合で、はっちゃけてはいません。
ただ、善人だったのが実は…というネタはこちらも同様でした。
あとね、ひでるさんはこの時代好きですが、ちと一般的でないんですよねー。
強く柔らかな線の絵柄。
濃淡はやや濃く、コマ割りは細かめでページは賑やか。
ジャンル的にコメディー崩しが多く、特に小さいコマはそんな感じ。
良い部分との差があります。
個人的には、ちらほら引っ掛かる表現もありました。
また、初出そのまま、原稿時期はバラバラで全体は不安定。
収録のうち「ヴィランズソウル」以外は、だいたい↓表紙からの感覚で問題ないでしょう。
タイトル、↓表紙から察せられるほどにえっちっぽくはありませんので、ひでるさんのように期待し過ぎないよう注意。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 平均して普通くらいだと思います。
・話2: 悪くはないものの、似たような展開の連発はどうも…。
・独2: 軽いですね。ファン向け作品集でしょう。
合計:[7/15]
「たまきさん」のデザインとか、ちらほら面白い部分もあるんですが…。
表題作がもう1、2話あれば良かったなぁ。
DOGスタイル (チャンピオンREDコミックス) (2010/12/08) みなもと 悠 商品詳細を見る |
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■ちょめちょめオトメ (メメ50)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(24P)、短編×15。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「メメ50(めめ・ごじゅう)」センセの「ちょめちょめオトメ」です。
やっぱり延期ですね。
11月下旬と発売表にあった「MGジョー作品集(仮)/MGジョー」は、12月下旬に変更したようです。
楽しみにしていたのにのにのに。
まぁ、「仮」となっている時点で怪しい感じはありましたが。
ちなみにタイトルは決定したらしく、サイトには「のむおんな」と書かれていました。
今月発売はあるんでしょうか。
オモロイ感じであれば、今年ラストでもいいかなー。
さて本日は、”COMIC華漫の風雲児”なんて通り名を持つ「メメ50」センセです。
今回の「ちょめちょめオトメ」が初単行本。
ああ、また巧い方が出てきたなーって感じ。
彩色原稿もお上手で、いきなりカラーが24ページもありました。
収録は全て短編で、ショートもあったものの15話と多め。
※桜さん
収録ではこちらが最も良かったです。いいお尻です。
↓表紙を飾っている「雛」ちゃんの「らぶかる!」
幼馴染み・元カノという「雛ちゃん」の失恋を聞きつけた主人公「昇」は、チャンスとばかりに家を訪ねたんですが…他に2人の元カレも集合していたのでした。
あー弱々しく男を集結させ、果てはトンデモなオチにて決着します。
たぶん、このタイプは本気の悪女でしょうねー。
まぁ、えっちの許容あるのが救い。
野郎ばっかですが、複数えっちです。
「スメルズ・ライク・体操部!」の「桜」さんが裏表紙担当。
そちらでは制服でしたが、漫画はジャージにブルマ姿になっています。
裏表紙も、そんなんに色付けてくれた方が良かったなぁ(笑)
足を痛めて歩けない「桜さん」を、「春」くんが保健室まで連れていくんですが…途中で強い尿意をもよおしてしまったのでした。
大ピンチ・エピソードですね。
放尿シーンは控え目な表現。
ジャージ程度では隠せない彼女の大きな胸、そしてお尻が非常にいい感じでした。
「紅音」・「天音」姉妹との「はぷイヴ」
Wヒロインになっており、当然ながら複数えっちになります。
そのため、先の複数~と違い、女の子絡み合うような絵で見た目に優しくなっていました。
ただ、彼はちと問題多そうね。
日焼け跡が眩しい「ようこそ!快感海岸」は海の家でのお話。
むちむちな「カホ」ちゃんとの野外えっちです。
流れも比較的スムーズで、ビキニ跡が素敵でした。
※左:カホちゃん、右:こころちゃん
雰囲気違うでしょ。まだ安定しきっていません。
「水際さぼタージュ」はカラー原稿でやや多めな8ページ。
こちらが収録での冒頭話となっており、光沢あるブルーな水着がいい感じ。
教師「霧島」さんの寝込みを襲う流れで、むちむちな水着姿が素敵だったので…脱がすの早いなぁ。
水着が引っ掛かった周辺のコマが好き。
「みこみこ」、「しじまのなかで」はカラーの4ページ。
ショートカットの可愛い巫女「舞」ちゃんの「みこみこ」は神社でのえっち。
ちゃんと下着穿いてなかったですね。
一方、「しじまのなかで」はアダルトな色気漂う義姉「香代子」さん。
キャラ・ネタ共にこっちのが好き(笑)
特にオチ部分はいいなぁ。
前半2ページのみカラー原稿で収録の「アイドル撮りマスカー?」
ファースト写真集を出すアイドル「桜井美希」の写真家に抜擢された「木戸明」のお話。
まぁ、普通はあんな素人みたいなの使わないでしょうねー。
写真を気に入った~とありましたが、「美希さん」がなにゆえわざわざ彼を指名したのか説明なく、お話としては微妙。
「ちょっとガッカリです」
関係ないこちらにまで突き刺さるような、その一言がキツイ。
カラー6ページの「ハロウィン大作戦」がデビュー作、「君は僕のヒカリもの」が一番最初に描いたモノクロ漫画とのこと。
前者「ハロウィン大作戦」はアパートの住人「大輔」くんと彼に恋する「稲月苗子」さん。
はっきりしない「苗子さん」を、管理人さんがハロウィンのイベントを借りてくっつけようとする流れです。
実際のところ詳しく知りませんが、「イタズラしちゃいますからぁ」になるほど、って思いました。
後者「君は僕のヒカリもの」は「ヒカリ」さんと「イソベ」くん。
かなりコメディーちっくな処理になっており、ヒロイン「ヒカリさん」もまんまるでそんな感じです。
戦後成金「三澤ケンタ」は財産税で危機に陥っていた名家来須家を救ったんですが、その代償として娘「来須怜花(くるす・れいか)」との結婚を望んだのでした。
しかし、彼女を密かに想っていた使用人「ジュンイチ」には到底納得できるようなものでなく…という流れ。
よくありがちなストーリーでしたが、漫画っぽい結末でないのがいいですね。
まぁ、所詮使用人風情ですから。
あの場面で我を通したとしても、より不幸になるだけでしょうし。
※左:アイドル「桜井美希」、右:お嬢様「来須怜花」
気遣いから覚悟まで、「怜花さん」は立派なお嬢様してました。
ほか、「僕と彼女と夏休み」はツインテールな「巴」ちゃんと「大地」くん。
1ページ目はペンションの3名をずらりと並べたかったですねー。
さらりとした顔出しはわざとかもしれませんが、こちらとしては”誰だっけ?”という感覚です。
そのため、驚きは半減。
水玉な下着が可愛いです。
「ももいろ好奇心」はポニーテールな生徒会長「水野杏子」さんと「高田」くん。
堅物な生徒会長が実はエロいというのは、成年漫画でのお約束。
ただ、切っ掛けはもう少し”仕方なく~”という大義名分を「杏子さん」に与えてほしかったかなぁ。
もともと気がある訳でもなさそうだし。
これはたぶん後日談のが面白いと思います。
ショートカットでスパッツ姿が可愛い「こころ」ちゃんの「ココロユラユレ」は家庭教師とのえっち。
ヒロインは良いんですが、あまりお話は伝わってきません。
「義兄ばーさりー!」はお姉さん・「ゆうな」ちゃんと「ケンタ」くん。
いちおう気持ちを整理する、みたいなのかな。
あれ、もしかしたら、お姉さんは気付いてるかもしれませんね。
強い線の絵柄。
結構細かいコマ割りで、変化ある・ブチ抜くなどで賑やか。
線も太めであるなど色はクッキリしており、全体的にやや濃い目でした。
描き込みもしっかりしています。
横幅ふっくらで、丸い輪郭なキャラ絵。
目もまんまるです。
絵に合うのか、カラーは非常に良い感じ。
白黒も悪くはないものの、ビミョーな乱れ・崩れを感じます。
細かい部分をつつかせてもらうと、個人的にはたまに分かり辛い部分もありました。
また、初単行本ということで全体の不安定さはあり、収録のうち09年原稿はやや軽め。
そう大きい落差ではないですけどね。
判断については「ワニマガジン社」さんのHPか、紹介帯裏面のカット絵が良いでしょう。
HPでは「らぶかる!」が立ち読みできます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 濃い目でごっちゃり。細かい部分の安定も欲しいところ。
・話3: 絵は良いんですが見せ方に引っ掛かる部分もあり、個人的には微妙。
・独3: 悪くないものの、全体的に球威不足な印象でした。
合計:[10/15]
初出一覧にお名前のふり仮名など、単行本は親切設計でした。
読み方は「ごじゅう」で良いんですね。
また、解説部分での「私が表紙の雛です…」、「裏表紙の桜です」がブログ書く身では有難いです。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(24P)、短編×15。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「メメ50(めめ・ごじゅう)」センセの「ちょめちょめオトメ」です。
やっぱり延期ですね。
11月下旬と発売表にあった「MGジョー作品集(仮)/MGジョー」は、12月下旬に変更したようです。
楽しみにしていたのにのにのに。
まぁ、「仮」となっている時点で怪しい感じはありましたが。
ちなみにタイトルは決定したらしく、サイトには「のむおんな」と書かれていました。
今月発売はあるんでしょうか。
オモロイ感じであれば、今年ラストでもいいかなー。
さて本日は、”COMIC華漫の風雲児”なんて通り名を持つ「メメ50」センセです。
今回の「ちょめちょめオトメ」が初単行本。
ああ、また巧い方が出てきたなーって感じ。
彩色原稿もお上手で、いきなりカラーが24ページもありました。
収録は全て短編で、ショートもあったものの15話と多め。
※桜さん
収録ではこちらが最も良かったです。いいお尻です。
↓表紙を飾っている「雛」ちゃんの「らぶかる!」
幼馴染み・元カノという「雛ちゃん」の失恋を聞きつけた主人公「昇」は、チャンスとばかりに家を訪ねたんですが…他に2人の元カレも集合していたのでした。
あー弱々しく男を集結させ、果てはトンデモなオチにて決着します。
たぶん、このタイプは本気の悪女でしょうねー。
まぁ、えっちの許容あるのが救い。
野郎ばっかですが、複数えっちです。
「スメルズ・ライク・体操部!」の「桜」さんが裏表紙担当。
そちらでは制服でしたが、漫画はジャージにブルマ姿になっています。
裏表紙も、そんなんに色付けてくれた方が良かったなぁ(笑)
足を痛めて歩けない「桜さん」を、「春」くんが保健室まで連れていくんですが…途中で強い尿意をもよおしてしまったのでした。
大ピンチ・エピソードですね。
放尿シーンは控え目な表現。
ジャージ程度では隠せない彼女の大きな胸、そしてお尻が非常にいい感じでした。
「紅音」・「天音」姉妹との「はぷイヴ」
Wヒロインになっており、当然ながら複数えっちになります。
そのため、先の複数~と違い、女の子絡み合うような絵で見た目に優しくなっていました。
ただ、彼はちと問題多そうね。
日焼け跡が眩しい「ようこそ!快感海岸」は海の家でのお話。
むちむちな「カホ」ちゃんとの野外えっちです。
流れも比較的スムーズで、ビキニ跡が素敵でした。
※左:カホちゃん、右:こころちゃん
雰囲気違うでしょ。まだ安定しきっていません。
「水際さぼタージュ」はカラー原稿でやや多めな8ページ。
こちらが収録での冒頭話となっており、光沢あるブルーな水着がいい感じ。
教師「霧島」さんの寝込みを襲う流れで、むちむちな水着姿が素敵だったので…脱がすの早いなぁ。
水着が引っ掛かった周辺のコマが好き。
「みこみこ」、「しじまのなかで」はカラーの4ページ。
ショートカットの可愛い巫女「舞」ちゃんの「みこみこ」は神社でのえっち。
ちゃんと下着穿いてなかったですね。
一方、「しじまのなかで」はアダルトな色気漂う義姉「香代子」さん。
キャラ・ネタ共にこっちのが好き(笑)
特にオチ部分はいいなぁ。
前半2ページのみカラー原稿で収録の「アイドル撮りマスカー?」
ファースト写真集を出すアイドル「桜井美希」の写真家に抜擢された「木戸明」のお話。
まぁ、普通はあんな素人みたいなの使わないでしょうねー。
写真を気に入った~とありましたが、「美希さん」がなにゆえわざわざ彼を指名したのか説明なく、お話としては微妙。
「ちょっとガッカリです」
関係ないこちらにまで突き刺さるような、その一言がキツイ。
カラー6ページの「ハロウィン大作戦」がデビュー作、「君は僕のヒカリもの」が一番最初に描いたモノクロ漫画とのこと。
前者「ハロウィン大作戦」はアパートの住人「大輔」くんと彼に恋する「稲月苗子」さん。
はっきりしない「苗子さん」を、管理人さんがハロウィンのイベントを借りてくっつけようとする流れです。
実際のところ詳しく知りませんが、「イタズラしちゃいますからぁ」になるほど、って思いました。
後者「君は僕のヒカリもの」は「ヒカリ」さんと「イソベ」くん。
かなりコメディーちっくな処理になっており、ヒロイン「ヒカリさん」もまんまるでそんな感じです。
戦後成金「三澤ケンタ」は財産税で危機に陥っていた名家来須家を救ったんですが、その代償として娘「来須怜花(くるす・れいか)」との結婚を望んだのでした。
しかし、彼女を密かに想っていた使用人「ジュンイチ」には到底納得できるようなものでなく…という流れ。
よくありがちなストーリーでしたが、漫画っぽい結末でないのがいいですね。
まぁ、所詮使用人風情ですから。
あの場面で我を通したとしても、より不幸になるだけでしょうし。
※左:アイドル「桜井美希」、右:お嬢様「来須怜花」
気遣いから覚悟まで、「怜花さん」は立派なお嬢様してました。
ほか、「僕と彼女と夏休み」はツインテールな「巴」ちゃんと「大地」くん。
1ページ目はペンションの3名をずらりと並べたかったですねー。
さらりとした顔出しはわざとかもしれませんが、こちらとしては”誰だっけ?”という感覚です。
そのため、驚きは半減。
水玉な下着が可愛いです。
「ももいろ好奇心」はポニーテールな生徒会長「水野杏子」さんと「高田」くん。
堅物な生徒会長が実はエロいというのは、成年漫画でのお約束。
ただ、切っ掛けはもう少し”仕方なく~”という大義名分を「杏子さん」に与えてほしかったかなぁ。
もともと気がある訳でもなさそうだし。
これはたぶん後日談のが面白いと思います。
ショートカットでスパッツ姿が可愛い「こころ」ちゃんの「ココロユラユレ」は家庭教師とのえっち。
ヒロインは良いんですが、あまりお話は伝わってきません。
「義兄ばーさりー!」はお姉さん・「ゆうな」ちゃんと「ケンタ」くん。
いちおう気持ちを整理する、みたいなのかな。
あれ、もしかしたら、お姉さんは気付いてるかもしれませんね。
強い線の絵柄。
結構細かいコマ割りで、変化ある・ブチ抜くなどで賑やか。
線も太めであるなど色はクッキリしており、全体的にやや濃い目でした。
描き込みもしっかりしています。
横幅ふっくらで、丸い輪郭なキャラ絵。
目もまんまるです。
絵に合うのか、カラーは非常に良い感じ。
白黒も悪くはないものの、ビミョーな乱れ・崩れを感じます。
細かい部分をつつかせてもらうと、個人的にはたまに分かり辛い部分もありました。
また、初単行本ということで全体の不安定さはあり、収録のうち09年原稿はやや軽め。
そう大きい落差ではないですけどね。
判断については「ワニマガジン社」さんのHPか、紹介帯裏面のカット絵が良いでしょう。
HPでは「らぶかる!」が立ち読みできます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 濃い目でごっちゃり。細かい部分の安定も欲しいところ。
・話3: 絵は良いんですが見せ方に引っ掛かる部分もあり、個人的には微妙。
・独3: 悪くないものの、全体的に球威不足な印象でした。
合計:[10/15]
初出一覧にお名前のふり仮名など、単行本は親切設計でした。
読み方は「ごじゅう」で良いんですね。
また、解説部分での「私が表紙の雛です…」、「裏表紙の桜です」がブログ書く身では有難いです。
ちょめちょめオトメ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2010/12/01) メメ50 商品詳細を見る |
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■むくろのまちのなかまたち (みた森たつや)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]アクション・ミュータント
・おまけ: あとがき、合間におまけのページ(設定解説)、
加筆修正あり。
・その他: 9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みた森たつや」センセの「むくろのまちのなかまたち」です。
おかしな街の、おかしな仲間たちが大活躍!
こちらの紹介帯はそんな文句でした。
プラスして、平仮名だけのタイトル「むくろのまちのなかまたち」、そして巨乳をアピールするような↓表紙絵を見るかぎり…あの内容はまったく想像できませんねー。
ひでるさんは、同じ一般向けの超・名作「僕と彼女のホント」のような、楽しげなラブコメ話を考えていましたよ。
描かれているのは、「わらって!桃子センセ」、「うらかたっ!」などを過去に紹介している「みた森たつや」センセ。
ため、ラブコメ要素も当然あるんですけれどね。
※左:蘭花さん、右:伝言屋さん
この「伝言屋さん」が予想外に可愛かったですよ。
海に浮かぶ、巨大な人工都市「骸島(むくろじま)」
豊富な資源を巡る各国の領有権争いも、遠い昔の事でした。
軍事・工業・歓楽…などの様々な施設はただの都市として残り、人が住むだけ延々と巨大化は続き、結果として地図も作れないような迷宮、テーマパークのような様となっていたのです。
そこに住むのは、犯罪者、脱走兵、そして戦争から生み出された特殊能力者”ミュータント”たち。
最下層にある集落「龍骸路(りゅうがいろ)」の「蘭花(ランファ/らんか)」に雇われた主人公「レンジ」こと「伝嗣錬治(でんし・れんじ)」は、そこで便利屋として働くんですが…周囲では様々な思惑が渦巻いていたのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
ストーリーの長編漫画。
前半は様々な事情を抱えつつも頑張って生きている~みたいな、えっち人情劇っぽいもの。
あくまで”ぽい”ですよ。
ただし、中盤あたりからキナ臭い空気が漂い、アクションちっくなシーンもちらほら登場するようになっています。
実は、このお話は専門用語の飛び交う、そこそこ敷居が高めなもの。
ただし、”理解できなきゃ、見なくて結構”という描き方でもありません。
このあたりの感覚は、さすがの腕前。
いちおう、2種類の楽しみ方ができる仕上がりになっています。
軽くざっと読めば…熱い主人公が織り成す、バトル・ハーレム漫画。
多くの個性的なヒロインが登場し、えっちし、ラブラブしておりました。
これをしっかりと読み込めば…独特な世界観、ミュータントたちの悲哀・たくましさ、人種差別や愛情、国家の対応その他もろもろまで、色々に想像が膨らみ続けるようなもの。
※水棲人「トト」
冒頭の目前まる出しなシチュエーションが好きです。
まぁ、よく設定の練られた漫画だと思います。
↓表紙の谷間に釣られた方は、けっこう驚くかもしれません。
ただし、1冊・9話(201ページ)だけで語るには、ややそれが過ぎる印象。
個人的に。
(もっとじっくり時間をかけれればいいんですが、おっちゃん日々時間に追われている状態なので…)
ちらほら用語が台詞の端々にあるので、けっこう難解なのです。
用語解説がてら、ざっと例をあげると…
●蛋民島(たんみんとう):
大陸の通称。
●骸島(むくろじま):
島の通称。
●龍骸路(りゅうがいろ):
島の最下層域で物語の舞台。複雑な造りになっている。
●東湾村(とうんわんちぇん):
島の工業地区周辺から広がった集落。脱走兵などの貧民街。
●桜花楼(おーかろう):
「蘭花」が経営する娼館。主人公らの家。
…どうですか。
なかなか難しそうでしょ?(※説明キチンと合ってるかわかんない)
ややこしい漢字が使われ、また読みも中華っぽいものもあるんですよ。
こうして書き出してみてようやく理解できましたが、ひでるさんは1周目の際にこれらが頭の中でぐちゃぐちゃ(笑)
さらに主人公。
2話後半での「レンジくん」は自らのことを、
「旧列島陸軍の第2世代型バイオ・ウエポン・ハイブリット・ソルジャー、しかも欠陥廃棄のロストナンバー」
…とか言っていました。
書くのもめんどくさいですね。
「読み飛ばして下さって結構でございます」
というおまけ解説も、やっぱり読んだ方が良いかなー。
本編だけだと、いまいち理解しづらいかも。
えっち目的な人は台詞をすっ飛ばしたりしてると、途中から訳分からなくなるかもしれません。
逆に言えば、軽々しいはっちゃけ話ではないよー、ってことなんですが。
ちょっと似ているセンセの過去単行本「ご近所のもんすたあ」がえっちメインの漫画なら、こちらは設定・お話重視かな。
えっちに至る設定もちゃんとしてます。
ミュータントは女性が多く、また基本として短命なので積極的。
またそれだけでなく、ミュータント同士のカップルはえっちすると24時間後に死ぬが、それ以前に再度えっちすればまた24時間延長される~というのもありました。
これがため、えっち描写をごく自然なものとしています。
ややこしく書くと、
増殖しないよう、バーコード登録レベルのミュータント同士での交配は24時間後に自壊因子が発動する。
ただし、24時間以内に同じ遺伝子情報を取り込めば、もう24時間延長するという裏技もあります。
…だいたい以上のような感じですかね。
あと、読んでいて思ったのが、ヒロインについて。
今回はメインというべきヒロインが分かり辛いのです。
単行本の顔となっているのが、「蘭花さん」
↓表紙で色気を振りまいている方。
1話冒頭でのえっちシーンも彼女なんですが、憧れの存在という立ち位置。
「レンジくん」とのえっちも相当に遅く、結果出番が少ないのです。
まあ、後半であんな事になるとは意外。
都合良く間に合わない(救済ありますが)ところは良かったです。
※左:アンナさん、右:ミーナさん
「ミーナさん」をもうちょっと見たかったです。
その逆で、意外なほどに目立っていたのが、プロの案内屋・水棲人(アクア・ミュー)の「トト」ちゃん。
白黒絵では褐色肌っぽいですが、裏表紙では緑色。
これが合わないという人がいるかもしれませんが…
「お肌ツルツル」
そうした台詞には納得。
なるほど。
たぶん、「みた森たつや」センセのお気に入りではないかなぁ。
はっちゃけた性格で可愛く、分かり易いキャラ。
スタイル自体を変化させることもでき、巨乳になったり、大人っぽくなったりもしていました。
「いつものトトがちゃんと好きだってば」
そうした「レンジくん」の言葉にもあったように、あのわさわさした感じが最も良いかなぁ。
「桜花楼」の残り2人、金髪の「アンナ」さんは”髪の毛を自在に伸縮できる”ことが仇となり、ふと設定を忘れると、ショートカットの際に誰だか分からなくなります。
黒髪・巨乳・褐色肌な「ミーナ・ラヒリ」さんは、裏表紙の女医さんみたいな服が好き。
ただ、本編でそんなんなく、またお話にもイマイチ絡まないため、「アンナさん」よりも地味な存在になっています。
ほか、メインではないものの、3話にてピックアップされた「配線屋」の「ミヤコ」さん、メインの4話ほかちらほら顔を見せていた「伝言屋」さんが目立っていました。
特に、7人分の思考が同時にお相手していた「伝言屋」さんとのシーンは、この漫画でも屈指な名場面だと思います。
メインはボヤけていたものの皆さん個性的で、それぞれ魅力を発揮してましたよ。
絵柄はいつも通りの安定感。
太めの強い線で、濃淡は濃い目です。
ふっくら可愛らしいバランスで、乱れ・崩れもなく丁寧。
特に今回は舞台・世界観をサポートする背景が細かく、深いです。
設定と共にだいぶ気を配っている様子で、いかにも曰くありげな様がよく表現されていました。
モブに過去作品のキャラとかいそうでしたが…遊びはなしかな。
発見できませんでした。
もし何らか気付いた人いたら、教えて下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 細かい部分までしっかり描かれていました。
・話5: 設定を無視する・受け入れる…のどちらでも、楽しめます。
・独4: ただ、ややこしいことに違いはありません。
合計:[14/15]
テキストも多めなんですね。
この世界観・設定をそのまま利用して、もう少し軽めな別ストーリーがいいなぁ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]アクション・ミュータント
・おまけ: あとがき、合間におまけのページ(設定解説)、
加筆修正あり。
・その他: 9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みた森たつや」センセの「むくろのまちのなかまたち」です。
おかしな街の、おかしな仲間たちが大活躍!
こちらの紹介帯はそんな文句でした。
プラスして、平仮名だけのタイトル「むくろのまちのなかまたち」、そして巨乳をアピールするような↓表紙絵を見るかぎり…あの内容はまったく想像できませんねー。
ひでるさんは、同じ一般向けの超・名作「僕と彼女のホント」のような、楽しげなラブコメ話を考えていましたよ。
描かれているのは、「わらって!桃子センセ」、「うらかたっ!」などを過去に紹介している「みた森たつや」センセ。
ため、ラブコメ要素も当然あるんですけれどね。
※左:蘭花さん、右:伝言屋さん
この「伝言屋さん」が予想外に可愛かったですよ。
海に浮かぶ、巨大な人工都市「骸島(むくろじま)」
豊富な資源を巡る各国の領有権争いも、遠い昔の事でした。
軍事・工業・歓楽…などの様々な施設はただの都市として残り、人が住むだけ延々と巨大化は続き、結果として地図も作れないような迷宮、テーマパークのような様となっていたのです。
そこに住むのは、犯罪者、脱走兵、そして戦争から生み出された特殊能力者”ミュータント”たち。
最下層にある集落「龍骸路(りゅうがいろ)」の「蘭花(ランファ/らんか)」に雇われた主人公「レンジ」こと「伝嗣錬治(でんし・れんじ)」は、そこで便利屋として働くんですが…周囲では様々な思惑が渦巻いていたのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
ストーリーの長編漫画。
前半は様々な事情を抱えつつも頑張って生きている~みたいな、えっち人情劇っぽいもの。
あくまで”ぽい”ですよ。
ただし、中盤あたりからキナ臭い空気が漂い、アクションちっくなシーンもちらほら登場するようになっています。
実は、このお話は専門用語の飛び交う、そこそこ敷居が高めなもの。
ただし、”理解できなきゃ、見なくて結構”という描き方でもありません。
このあたりの感覚は、さすがの腕前。
いちおう、2種類の楽しみ方ができる仕上がりになっています。
軽くざっと読めば…熱い主人公が織り成す、バトル・ハーレム漫画。
多くの個性的なヒロインが登場し、えっちし、ラブラブしておりました。
これをしっかりと読み込めば…独特な世界観、ミュータントたちの悲哀・たくましさ、人種差別や愛情、国家の対応その他もろもろまで、色々に想像が膨らみ続けるようなもの。
※水棲人「トト」
冒頭の目前まる出しなシチュエーションが好きです。
まぁ、よく設定の練られた漫画だと思います。
↓表紙の谷間に釣られた方は、けっこう驚くかもしれません。
ただし、1冊・9話(201ページ)だけで語るには、ややそれが過ぎる印象。
個人的に。
(もっとじっくり時間をかけれればいいんですが、おっちゃん日々時間に追われている状態なので…)
ちらほら用語が台詞の端々にあるので、けっこう難解なのです。
用語解説がてら、ざっと例をあげると…
●蛋民島(たんみんとう):
大陸の通称。
●骸島(むくろじま):
島の通称。
●龍骸路(りゅうがいろ):
島の最下層域で物語の舞台。複雑な造りになっている。
●東湾村(とうんわんちぇん):
島の工業地区周辺から広がった集落。脱走兵などの貧民街。
●桜花楼(おーかろう):
「蘭花」が経営する娼館。主人公らの家。
…どうですか。
なかなか難しそうでしょ?(※説明キチンと合ってるかわかんない)
ややこしい漢字が使われ、また読みも中華っぽいものもあるんですよ。
こうして書き出してみてようやく理解できましたが、ひでるさんは1周目の際にこれらが頭の中でぐちゃぐちゃ(笑)
さらに主人公。
2話後半での「レンジくん」は自らのことを、
「旧列島陸軍の第2世代型バイオ・ウエポン・ハイブリット・ソルジャー、しかも欠陥廃棄のロストナンバー」
…とか言っていました。
書くのもめんどくさいですね。
「読み飛ばして下さって結構でございます」
というおまけ解説も、やっぱり読んだ方が良いかなー。
本編だけだと、いまいち理解しづらいかも。
えっち目的な人は台詞をすっ飛ばしたりしてると、途中から訳分からなくなるかもしれません。
逆に言えば、軽々しいはっちゃけ話ではないよー、ってことなんですが。
ちょっと似ているセンセの過去単行本「ご近所のもんすたあ」がえっちメインの漫画なら、こちらは設定・お話重視かな。
えっちに至る設定もちゃんとしてます。
ミュータントは女性が多く、また基本として短命なので積極的。
またそれだけでなく、ミュータント同士のカップルはえっちすると24時間後に死ぬが、それ以前に再度えっちすればまた24時間延長される~というのもありました。
これがため、えっち描写をごく自然なものとしています。
ややこしく書くと、
増殖しないよう、バーコード登録レベルのミュータント同士での交配は24時間後に自壊因子が発動する。
ただし、24時間以内に同じ遺伝子情報を取り込めば、もう24時間延長するという裏技もあります。
…だいたい以上のような感じですかね。
あと、読んでいて思ったのが、ヒロインについて。
今回はメインというべきヒロインが分かり辛いのです。
単行本の顔となっているのが、「蘭花さん」
↓表紙で色気を振りまいている方。
1話冒頭でのえっちシーンも彼女なんですが、憧れの存在という立ち位置。
「レンジくん」とのえっちも相当に遅く、結果出番が少ないのです。
まあ、後半であんな事になるとは意外。
都合良く間に合わない(救済ありますが)ところは良かったです。
※左:アンナさん、右:ミーナさん
「ミーナさん」をもうちょっと見たかったです。
その逆で、意外なほどに目立っていたのが、プロの案内屋・水棲人(アクア・ミュー)の「トト」ちゃん。
白黒絵では褐色肌っぽいですが、裏表紙では緑色。
これが合わないという人がいるかもしれませんが…
「お肌ツルツル」
そうした台詞には納得。
なるほど。
たぶん、「みた森たつや」センセのお気に入りではないかなぁ。
はっちゃけた性格で可愛く、分かり易いキャラ。
スタイル自体を変化させることもでき、巨乳になったり、大人っぽくなったりもしていました。
「いつものトトがちゃんと好きだってば」
そうした「レンジくん」の言葉にもあったように、あのわさわさした感じが最も良いかなぁ。
「桜花楼」の残り2人、金髪の「アンナ」さんは”髪の毛を自在に伸縮できる”ことが仇となり、ふと設定を忘れると、ショートカットの際に誰だか分からなくなります。
黒髪・巨乳・褐色肌な「ミーナ・ラヒリ」さんは、裏表紙の女医さんみたいな服が好き。
ただ、本編でそんなんなく、またお話にもイマイチ絡まないため、「アンナさん」よりも地味な存在になっています。
ほか、メインではないものの、3話にてピックアップされた「配線屋」の「ミヤコ」さん、メインの4話ほかちらほら顔を見せていた「伝言屋」さんが目立っていました。
特に、7人分の思考が同時にお相手していた「伝言屋」さんとのシーンは、この漫画でも屈指な名場面だと思います。
メインはボヤけていたものの皆さん個性的で、それぞれ魅力を発揮してましたよ。
絵柄はいつも通りの安定感。
太めの強い線で、濃淡は濃い目です。
ふっくら可愛らしいバランスで、乱れ・崩れもなく丁寧。
特に今回は舞台・世界観をサポートする背景が細かく、深いです。
設定と共にだいぶ気を配っている様子で、いかにも曰くありげな様がよく表現されていました。
モブに過去作品のキャラとかいそうでしたが…遊びはなしかな。
発見できませんでした。
もし何らか気付いた人いたら、教えて下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 細かい部分までしっかり描かれていました。
・話5: 設定を無視する・受け入れる…のどちらでも、楽しめます。
・独4: ただ、ややこしいことに違いはありません。
合計:[14/15]
テキストも多めなんですね。
この世界観・設定をそのまま利用して、もう少し軽めな別ストーリーがいいなぁ。
むくろのまちのなかまたち (マンサンコミックス) (2010/11/29) みた森 たつや 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■お姉様がイかせてあげる (舞六まいむ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]お嬢様・人妻
・おまけ: あとがき、描き下ろし「お姉様がイかせてあげる」、
合間にネタ絵・キャラクターデザイン・ラフ
・その他: カラー(12P)、短編×9(うち「ブライダル☆プリンセス」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「舞六まいむ(まいむ・まいむ)」センセの「お姉様がイかせてあげる」です。
ちょっとスペースお借りして。
「かんぱち/結城心一」を読みました。
題材がどんなんであろうと、いつもの「結城心一」センセな世界です。
ただ…アレは本人どんな感覚なのか、ひでるさんには想像もつかなく、そういう意味で興味津々。
”まさか自分が描くことになろうとは”
とか書いてありましたが、そうでしょうねぇ。
やり辛いのか、さして気にしないのか…。
さて、「アネドル お姉ちゃんはアイドル」を過去に紹介している「舞六まいむ」センセ。
2冊目という最新刊は、「お姉様がイかせてあげる」です。
メインの連続話はお嬢様との中編。
ほか短編は保健医に義姉と、広義でのお姉さん。
ヒロインには人妻がちらほらいたので、↑上の属性は人妻としています。
収録でのメイン「ブライダル☆プリンセス」は全4話。
「富余有蔵(とみあまり・ゆうぞう)」との結婚を控える「金福財百合花」
「富余銀行」頭取の息子に嫁ぐというベタな政略結婚でしたが、苦しい経営となった「金福財商事」のためにそれを受け入れていたのです。
しかし、姉から止められていた相手の写真を見た「百合花」は、車から逃亡。
偶然にも近くを歩いていた「金福財商事」の新人サラリーマン「平民男(ひら・たみお)」に助けを求めたのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
世間ズレしたお嬢様とのラブコメ。
連続ストーリーになっており、「百合花さん」との出会いからなにげに事が巧く運ぶ様がポイントです。
爽やか(…だよね、いちおう)で前向きな、読後感良い作品に仕上がっていました。
※金福財百合花
物事(好きな人)に対して自然とよく解釈する方。幸せだろうなぁ。
出会いの1話目は電車プレイから。
「百合花さん」を逃がすため、彼女を連れて電車へと駆け込む「民男くん」
初めて電車に乗ったのね。
お嬢様だー。
満員電車で密着した彼女と、”合ってはいるものの場面が間違っている”知識にて、えっち展開となってました。
駅に到着した途端に行為バレているんですが、それが自分らの事だと気付いていない「百合花さん」が可笑しいです。
その後も勘違いは続いてます。
そんな調子なので、「百合花さん」があー言うのは分かるんですけど、「民男くん」の”好き”は軽いですねー。
メイド姿な「百合花さん」が可愛い2話目は彼の家。
ちらほら”お姉さま”と言葉に出ていた、姉「凛花」さんが登場してます。
彼女が「金福財商事」の社長さん。
こちらでも、勘違いの「百合花さん」によって、危機がうやむやになっています。
眼鏡で凛々しい「凛花さん」とのえっちですね。
やはり「愛してます社長!!」
とかなんとか言ってる「民男くん」
その真意はともかく、「凛花さん」もメロメロにされていました。
…かなり巧いのかな。
3話目は「有蔵」の妹「鈴音」ちゃん登場。
先輩・後輩という「民男くん」とは、昔付き合っていた間柄なのです。
彼女が社長令嬢であることも知らなかった雰囲気なので、それが本当ならば付き合っていた事実も納得。
彼、特にかしこまっていないところが良かったのかなー。
ある意味大物なのかもしれませんね。
こちらの危機でも、助けに入った「百合花さん」によって流されていました。
後半での3名入り乱れる複数えっちにご期待下さい。
最終4話は結婚式エピソード。
「なんていい花嫁なんだ…」
途中でそうした台詞がありましたが、その通り。
あの”勝手に良く解釈”してしまう「百合花さん」の性質は、もう才能というべきレベル。
行動力もあり、パートナーとしては最高でしょう。
ちょっと彼が羨ましいですね。
ここでの言葉はもう軽くは感じませんでしたよ。
※左:保健医「由梨さん」、右:繭さん
この「由梨さん」が可愛いです。保健室行きたくなりますね。
短編「人妻保健痴女医」
タイトルには”痴女”の文字がありますが、ヒロインの保健医「由梨」さんは優しいお姉さん的な描かれ方。
とある事情で、年の離れた校長の妻となっている「由梨さん」
2人の行為を目撃した生徒「学」くんは、ある悩みを打ち明けてきたのです。
こちらのポイントは、校長以外の登場人物はそれ関係に疎いということ。
特に「学くん」は同級生にも馬鹿にされるほどの知識なさ。若いのに。
「由梨さん」としては、たぶん初めて仕事柄・年齢相応に指導できる相手で、かつえっちでも主導権を握ることのできる稀有な存在。
ちらほら校長と比べてましたが、そりゃー若いのがいいでしょう(笑)
また、中盤でははち合わせる場面があるんですけど、アレで気付かないというのはおっさんボケてるのかな。
カラー原稿から始まる「兄嫁の誘惑」は、「信行」くんと義姉「雪乃」さん。
「相変わらずなんだかよく分からない人だ…」
そんな兄の嫁「雪乃さん」が、暇つぶしに彼を使って子育てゴッコをするというもの。
前半のアレは物凄いですね。
兄「正行」は東大卒のエリートだと書かれていましたが、彼女のどこが良かったんだろう。
…あ、そういう訳分かんないところか。
出来ちゃった婚なため、普通に母乳の出る「雪乃さん」
いちおう子育てマニュアルを見ながらのアレコレなんですが、いちいちえっちでした。
あんなんしていながら、直接えっちについては(いちおう)抵抗していたのが意外。
そうした普通の感覚もあるのねぇ。
※義姉「雪乃さん」
こんなんでは試験どころでないでしょうね(笑)
いきなり地下室に監禁される「勇」くんという場面から始まる、「子作りティーチャー」
お話は、子供がたくさん欲しいという彼女「雛」さんが、自らの姉「繭(まゆ)」さんに作り方のレクチャーを依頼したというもの。
自らの娘、小さい「鈴」ちゃんを連れている「繭さん」がエグいです。
(※彼女いくつか知りませんけど。なお、さすがに参加しません)
講師役だったはずの「繭さん」がいつしか楽しんでいるところがポイント。
人妻はいいなぁ。
この後の「雛さん」とはちらほら揉めてそうね。
「秘密のフェアリー」は「千秋」・「梨花」のWヒロイン話。
お嬢様な「梨花」に友人以上の感情を抱いていた「千秋」は、放課後の待ち合わせで彼女の裏の顔を知ることとなるのでした。
展開はいちおう複数えっちでしたが、どちらかと言うと「梨花さん」のがそうだったのかな。
ラスト前ページの断定口調な彼女には強さがありました。
男どもはどーでもいいんでしょうね。
描き下ろしの表題作「お姉様がイかせてあげる」は、たぶん↓表紙・裏表紙を飾る彼女とのえっちショートでした。
悪くないものの、特にコレというものないまま終わってしまうのは残念。
強めな線の絵柄。
コマはほぼすき間なく詰め込まれ、かなり賑やか。
髪の毛やら液体やらで、ごっちゃりしてます。
ちと見辛い時もあるくらい。
劇画ちっくのアダルトなキャラも手伝って、濃厚な雰囲気がありました。
前回は途中から雰囲気違っていた絵柄が気になっていたんですが、どうやら漫画によって変えられている様子。
幅広いんですね。
「お姉様がイかせてあげる」というタイトルそのまま、大人っぽい仕上がりでした。
「舞六まいむ」センセのHPを見る限り、こっちのがスタンダードみたい。
カラーもお上手で、特に今回はメイン連続話「ブライダル☆プリンセス」の2話目。
金髪・青メイド服のお嬢様が配色からイイ感じで、次の可能性をひしひしと感じました。
白黒絵は安心・確実な「ティーアイネット」さんなので、例によって裏表紙で判断できます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やや個性強め。細かい部分にも安定感が欲しいです。
・話4: 短編も良いですが、メインの「百合花さん」が良かったですね。
・独3: もっと姉押しのが良いかと。せめて保健医「由梨さん」みたいな感じ。
合計:[11/15]
なお、「ティーアイネット」さんのHPのサンプルには前述した”メイド服なお嬢様”のカラー部分がありました。
気になった方はぜひお邪魔してみて下さい。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]お嬢様・人妻
・おまけ: あとがき、描き下ろし「お姉様がイかせてあげる」、
合間にネタ絵・キャラクターデザイン・ラフ
・その他: カラー(12P)、短編×9(うち「ブライダル☆プリンセス」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「舞六まいむ(まいむ・まいむ)」センセの「お姉様がイかせてあげる」です。
ちょっとスペースお借りして。
「かんぱち/結城心一」を読みました。
題材がどんなんであろうと、いつもの「結城心一」センセな世界です。
ただ…アレは本人どんな感覚なのか、ひでるさんには想像もつかなく、そういう意味で興味津々。
”まさか自分が描くことになろうとは”
とか書いてありましたが、そうでしょうねぇ。
やり辛いのか、さして気にしないのか…。
かんぱち 1 (IDコミックス REXコミックス) (2010/10/27) 結城 心一 商品詳細を見る |
さて、「アネドル お姉ちゃんはアイドル」を過去に紹介している「舞六まいむ」センセ。
2冊目という最新刊は、「お姉様がイかせてあげる」です。
メインの連続話はお嬢様との中編。
ほか短編は保健医に義姉と、広義でのお姉さん。
ヒロインには人妻がちらほらいたので、↑上の属性は人妻としています。
収録でのメイン「ブライダル☆プリンセス」は全4話。
「富余有蔵(とみあまり・ゆうぞう)」との結婚を控える「金福財百合花」
「富余銀行」頭取の息子に嫁ぐというベタな政略結婚でしたが、苦しい経営となった「金福財商事」のためにそれを受け入れていたのです。
しかし、姉から止められていた相手の写真を見た「百合花」は、車から逃亡。
偶然にも近くを歩いていた「金福財商事」の新人サラリーマン「平民男(ひら・たみお)」に助けを求めたのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
世間ズレしたお嬢様とのラブコメ。
連続ストーリーになっており、「百合花さん」との出会いからなにげに事が巧く運ぶ様がポイントです。
爽やか(…だよね、いちおう)で前向きな、読後感良い作品に仕上がっていました。
※金福財百合花
物事(好きな人)に対して自然とよく解釈する方。幸せだろうなぁ。
出会いの1話目は電車プレイから。
「百合花さん」を逃がすため、彼女を連れて電車へと駆け込む「民男くん」
初めて電車に乗ったのね。
お嬢様だー。
満員電車で密着した彼女と、”合ってはいるものの場面が間違っている”知識にて、えっち展開となってました。
駅に到着した途端に行為バレているんですが、それが自分らの事だと気付いていない「百合花さん」が可笑しいです。
その後も勘違いは続いてます。
そんな調子なので、「百合花さん」があー言うのは分かるんですけど、「民男くん」の”好き”は軽いですねー。
メイド姿な「百合花さん」が可愛い2話目は彼の家。
ちらほら”お姉さま”と言葉に出ていた、姉「凛花」さんが登場してます。
彼女が「金福財商事」の社長さん。
こちらでも、勘違いの「百合花さん」によって、危機がうやむやになっています。
眼鏡で凛々しい「凛花さん」とのえっちですね。
やはり「愛してます社長!!」
とかなんとか言ってる「民男くん」
その真意はともかく、「凛花さん」もメロメロにされていました。
…かなり巧いのかな。
3話目は「有蔵」の妹「鈴音」ちゃん登場。
先輩・後輩という「民男くん」とは、昔付き合っていた間柄なのです。
彼女が社長令嬢であることも知らなかった雰囲気なので、それが本当ならば付き合っていた事実も納得。
彼、特にかしこまっていないところが良かったのかなー。
ある意味大物なのかもしれませんね。
こちらの危機でも、助けに入った「百合花さん」によって流されていました。
後半での3名入り乱れる複数えっちにご期待下さい。
最終4話は結婚式エピソード。
「なんていい花嫁なんだ…」
途中でそうした台詞がありましたが、その通り。
あの”勝手に良く解釈”してしまう「百合花さん」の性質は、もう才能というべきレベル。
行動力もあり、パートナーとしては最高でしょう。
ちょっと彼が羨ましいですね。
ここでの言葉はもう軽くは感じませんでしたよ。
※左:保健医「由梨さん」、右:繭さん
この「由梨さん」が可愛いです。保健室行きたくなりますね。
短編「人妻保健痴女医」
タイトルには”痴女”の文字がありますが、ヒロインの保健医「由梨」さんは優しいお姉さん的な描かれ方。
とある事情で、年の離れた校長の妻となっている「由梨さん」
2人の行為を目撃した生徒「学」くんは、ある悩みを打ち明けてきたのです。
こちらのポイントは、校長以外の登場人物はそれ関係に疎いということ。
特に「学くん」は同級生にも馬鹿にされるほどの知識なさ。若いのに。
「由梨さん」としては、たぶん初めて仕事柄・年齢相応に指導できる相手で、かつえっちでも主導権を握ることのできる稀有な存在。
ちらほら校長と比べてましたが、そりゃー若いのがいいでしょう(笑)
また、中盤でははち合わせる場面があるんですけど、アレで気付かないというのはおっさんボケてるのかな。
カラー原稿から始まる「兄嫁の誘惑」は、「信行」くんと義姉「雪乃」さん。
「相変わらずなんだかよく分からない人だ…」
そんな兄の嫁「雪乃さん」が、暇つぶしに彼を使って子育てゴッコをするというもの。
前半のアレは物凄いですね。
兄「正行」は東大卒のエリートだと書かれていましたが、彼女のどこが良かったんだろう。
…あ、そういう訳分かんないところか。
出来ちゃった婚なため、普通に母乳の出る「雪乃さん」
いちおう子育てマニュアルを見ながらのアレコレなんですが、いちいちえっちでした。
あんなんしていながら、直接えっちについては(いちおう)抵抗していたのが意外。
そうした普通の感覚もあるのねぇ。
※義姉「雪乃さん」
こんなんでは試験どころでないでしょうね(笑)
いきなり地下室に監禁される「勇」くんという場面から始まる、「子作りティーチャー」
お話は、子供がたくさん欲しいという彼女「雛」さんが、自らの姉「繭(まゆ)」さんに作り方のレクチャーを依頼したというもの。
自らの娘、小さい「鈴」ちゃんを連れている「繭さん」がエグいです。
(※彼女いくつか知りませんけど。なお、さすがに参加しません)
講師役だったはずの「繭さん」がいつしか楽しんでいるところがポイント。
人妻はいいなぁ。
この後の「雛さん」とはちらほら揉めてそうね。
「秘密のフェアリー」は「千秋」・「梨花」のWヒロイン話。
お嬢様な「梨花」に友人以上の感情を抱いていた「千秋」は、放課後の待ち合わせで彼女の裏の顔を知ることとなるのでした。
展開はいちおう複数えっちでしたが、どちらかと言うと「梨花さん」のがそうだったのかな。
ラスト前ページの断定口調な彼女には強さがありました。
男どもはどーでもいいんでしょうね。
描き下ろしの表題作「お姉様がイかせてあげる」は、たぶん↓表紙・裏表紙を飾る彼女とのえっちショートでした。
悪くないものの、特にコレというものないまま終わってしまうのは残念。
強めな線の絵柄。
コマはほぼすき間なく詰め込まれ、かなり賑やか。
髪の毛やら液体やらで、ごっちゃりしてます。
ちと見辛い時もあるくらい。
劇画ちっくのアダルトなキャラも手伝って、濃厚な雰囲気がありました。
前回は途中から雰囲気違っていた絵柄が気になっていたんですが、どうやら漫画によって変えられている様子。
幅広いんですね。
「お姉様がイかせてあげる」というタイトルそのまま、大人っぽい仕上がりでした。
「舞六まいむ」センセのHPを見る限り、こっちのがスタンダードみたい。
カラーもお上手で、特に今回はメイン連続話「ブライダル☆プリンセス」の2話目。
金髪・青メイド服のお嬢様が配色からイイ感じで、次の可能性をひしひしと感じました。
白黒絵は安心・確実な「ティーアイネット」さんなので、例によって裏表紙で判断できます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やや個性強め。細かい部分にも安定感が欲しいです。
・話4: 短編も良いですが、メインの「百合花さん」が良かったですね。
・独3: もっと姉押しのが良いかと。せめて保健医「由梨さん」みたいな感じ。
合計:[11/15]
なお、「ティーアイネット」さんのHPのサンプルには前述した”メイド服なお嬢様”のカラー部分がありました。
気になった方はぜひお邪魔してみて下さい。
お姉様がイかせてあげる (2010/11/05) 舞六 まいむ 商品詳細を見る |
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■彼女で満室 (真鍋譲治)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・漫画家
・おまけ: あとがき、設定資料、4コマ。
・その他: カラー(4P)、9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「真鍋譲治(まなべ・じょうじ)」センセの「彼女で満室 1巻」です。
こちらでも紹介しております、「リン×ママ」の4巻と同時発売でした。
どちらも一般系だったので、”なるほど、同時発売で旧作ファンを新作に引き継ぎするのか”、って深読みしましたが、あっちは5巻まで続くそうで。
勘違いでした。
ともかく、出版社側は同時発売をフェアとして盛り上げていたんですが…抱き枕カバーとICカード用シールって、どちらもいらないなぁ。
(※しかも抽選)
前に「井上よしひさ」センセがやっていたような、小冊子の全員サービスとかならば良かったんですが。
あれは色々なキャラの共演する、実に楽しいものでした。
※成年漫画家3名
眼鏡の娘が「小野あゆみ」、左下が「モッチぃー」です。
さて、そんな訳で本日は「真鍋譲治」センセの最新刊「彼女で満室(かのじょでいっぱい) 1巻」です。
一般えっち系な長編漫画。
ぶっちゃけ、↓表紙の段階では、ややぼんやりとした感覚。
同時発売だった「リン×ママ」のが、強い引きを感じますね。
タイトルもカチッと内容が伝わってくるようなものではありません。
コレといった特徴が見えず、はっきり言って読み手を誘引できそうにない雰囲気。
アピール力が弱いです。
(※絵柄が横だとしても、収録の見開きカラーページな絵のが良かったと思う)
ただし、なんちゃら耳が登場するようなファンタジー(←不得意なのです)ではなく、普通のサラリーマンを主人公としたお話も今まで見た中では最も日常的。
次々に新たなヒロインが増えていくのは相変わらずなようですが、あちこちに妙な大仰さもなく。
個人的に、「真鍋譲治」センセの漫画では最も面白い仕上がりだと感じました。
離婚手続き中の主人公「東堂あきら」
悪い事は重なり、新居への引っ越し当日、ダブルブッキングが発覚したのです。
不動産屋のミスはともかく、その相手「神山ひな」ともども待たせていた引越し屋のため、とりあえず同じアパートの別々の部屋へ荷物を入れたのでした。
こうして、20歳という若い女性とルームシェアのような状態になったのです。
困惑する「あきら」とは裏腹に、マイペースな「ひな」の職業は漫画家さん。
締め切り間近だった「ひな」は、同居の初日から挨拶もそこそこに「あきら」に協力を要請し、普通に仕事ある彼はいきなり徹夜させられる羽目になってしまったのでした。
…大雑把にはだいたいそんなお話。
女性漫画家さんとの同居ラブコメ長編です。
描いているネタが(当然のように)成年漫画なので、そっち方面はネタの追及もあって興味津々。
「ひなさん」は独特なテンションで気さくな性格がため、男とのルームシェアは無論のこと、えっちにも普通に応じています。
一方の主人公「トドさん」こと「あきらくん」
離婚調停中というなかなか軽くはない状態で、いちおう漫画では常識人。
結婚生活での甘くない部分も体験してきており、そーした感じの「ひなさん」との同居生活でも浮かれている雰囲気はありませんでした。
こうした2人に、「ひなさん」と同じ女性漫画家な2人、同じく離婚経験のある「あきらくん」の女性上司などのヒロインが脇を固めております。
実際のところ、現実味はないお話。
しかし、探偵・怪盗、女子プロレスなどの世界と比べればちらほら関わる、理解できる部分も多く、感情移入のし易い、スルリと読める漫画になっていると思います。
※主任「高瀬響子」
彼女がなかなかいい活躍をしていました。
ダブルブッキングの1話目。
描かれている「ひなさん」の性格から察するに、あーした行動にも違和感ありません。
「あきらくん」の部屋にもまったく遠慮なく入っていましたからね。
下手をすると、同居人がいるというあのシチュエーションすら、逆に楽しく感じているのかも。
挨拶でもはしゃいでいましたし、出ていく・出ていかないという話題をすっ飛ばしてルームシェアを受け入れたような発言がありました。
知識のない一般人が、いきなりあーした原稿みたら、びっくりするだろうなぁ。
えっち関係となるのは、原稿お手伝いのお礼から。
徹夜明けでの仕事ってのは厳しいですねー。
同情しますよ。
それを癒すという名目で、お風呂に誘ったのは「ひなさん」から。
「あきらくん」はそちらでもまったく手を出していなかった点に注目。
2話目は会社の上司、主任「高瀬響子」さん登場。
離婚経験者でそっち方面のアドバイスもしてくれる、頭の上がらない相手ですね。
なるほど、調停中に別の女性と同居しているのはマズいこと。
そうした重い部分を、吹き飛ばすような「ひなさん」がスゴイ。
えっちもそうですが、性格的にも「あきらくん」にとっては癒しになりそうです。
やっぱり誘うのは「ひなさん」からでした。
そんなんですが、逆に迫られたと勘違いした際の反応が可愛いです。
「響子さん」とのえっちか描かれる3話目。
なかなか面倒見の良い方です。
「酔っ払って独りになりたくないんだよ~」
とか言っていましたが、これは「あきらくん」にも当てはまりそう。
そうした意味で、考える隙を与えないような「ひなさん」の存在が大きいかと。
こちらでは珍しく「あきらくん」から。
厳しさあるものの「響子さん」は美人ですし、普段見慣れた上司のあーした無防備な姿というのは刺さって当然のこと。
でも、たぶん…「ひなさん」への対応(1話目)を見る限り、許可なければぎりぎりで思い止まるだろうなぁ、彼は。
しっかりメモっている「ひなさん」が可笑しいですが、ダンボールかぶったままなのね(笑)
”猫が3匹に増えていた……”という4話目。
ここで「ひなさん」と同じ漫画家の友人「モッチぃー」、「小野あゆみ」が登場しています。
女3人寄ればかしましい、とは言いますが、お風呂から寝ている時まで「あきらくん」疲れそうですね。
漫画というネタでは欠かせない、モデルになるパターン。
なお、性格的に”いかにもその必要なさそう”な「ひなさん」ではなく、「あゆみさん」でした。
また、引っ越しからまったく片付いていない部屋は「ひなさん」のキャラクターそのままという感じでしたが、”彼女がどこで寝ていたか”、の描写は特に秀逸。
なるほど、そんな感じだ。
「ひなさん」とお出かけの5話目はアダルトショップの店員「朝霞優衣」さん登場回。
周囲に夫婦とふれ回っているのも彼女らしいですね。
後半の寝る2人のうち、先に手を出してきたのはやっぱり「ひなさん」でした。
※漫画家「神山ひな」
オモロイ娘さんです。えっちでいいよね。
そうした彼女も可愛いんですが、収録で最も良かったのが6話目。
ここは前半の会社シーン。
先のえっちから、会社では緊張感ある「響子さん」
それを察した「あきらくん」がスイッチを入れたことで、エレベーター内でのキスに発展しています。
ここの流れはエロスですね。
機会があれば(ないよ)、ぜひ名前を耳元で囁きたいですよ。
後半から7話目に直接繋がっており、ショップ店員「優衣さん」と。
悪くないとは思いますが、彼女はお話でやや異質な存在。
あまり目立たない方がいいのでは…。
ヒロインをバラかさず、もっと「ひなさん」中心でいいように思います。
現実に引き戻されるような8話目は離婚調停ネタ、続く収録のラスト9話目では「あきらくん」の奥さま「東堂美幸」さんがついに登場します。
ある程度生活に慣れ、また思い出させられるような切っ掛けもあってか、「あきらくん」の表情が曇っています。
そんな彼を助けているのは、最適な相談相手役の「響子さん」
感情的なことはともかく、色々と支えになっています。
タバコの量を減らしたというのもキュート。
退社時間後のえっちがいいですね。
一方、「ひなさん」はここでもマイペース。
「響子さん」とはまた違う意味での支えですかね。
彼を訪ねてきた「美幸さん」と鉢合わせしているものの、のらりくらりと煙に巻いていました。
特に、直接対決(?)の部分は見事な返しでした。
いちおう、引っ越し先の連絡もしているのね。
そういうもの?
絵柄についてはそうカラーと差はなく、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
やや濃い目なバランスで、丁寧なもの。
描き込みは適度なくらいでしょう。
全体で安定感しており、表現など漫画についても巧い方です。
楽しく読み進められるかと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: やや癖はあるものの、絵・漫画の巧い方です。
・話5: まだ掴みの1巻ですが、面白かったです。今後はどうなるかなぁ。
・独4: しつこくない程度に業界・離婚調停などのネタもありました。
合計:[14/15]
ちょっと気になっているのは、↑上でも書きましたがショップ店員「優衣さん」とのアレコレ。
直接ストーリーとの関係はなく、個人的には蛇足に感じました。
もっと「ひなさん」・「響子さん」とイチャイチャさせた方がいいのではないかなぁ。
★「真鍋譲治」センセの漫画紹介記事
[恋するウシチチ]
成年。獣人ヒロインなストーリー。いろいろあったらしく、未完。
[リン×ママ]
一般。人妻、女子プロレスなどの要素あるラブコメ。5巻まで続く様子。
[幕の内でらっくす 3巻]
[幕の内でらっくす 1巻]
一般。探偵・怪盗などが活躍するアクション・ラブコメ。全3巻。
[てぇいる・ちぇいさー]
成年。猫耳ボンテージな「マルス」とのアクション・ラブコメ。全3巻。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・漫画家
・おまけ: あとがき、設定資料、4コマ。
・その他: カラー(4P)、9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「真鍋譲治(まなべ・じょうじ)」センセの「彼女で満室 1巻」です。
こちらでも紹介しております、「リン×ママ」の4巻と同時発売でした。
どちらも一般系だったので、”なるほど、同時発売で旧作ファンを新作に引き継ぎするのか”、って深読みしましたが、あっちは5巻まで続くそうで。
勘違いでした。
ともかく、出版社側は同時発売をフェアとして盛り上げていたんですが…抱き枕カバーとICカード用シールって、どちらもいらないなぁ。
(※しかも抽選)
前に「井上よしひさ」センセがやっていたような、小冊子の全員サービスとかならば良かったんですが。
あれは色々なキャラの共演する、実に楽しいものでした。
※成年漫画家3名
眼鏡の娘が「小野あゆみ」、左下が「モッチぃー」です。
さて、そんな訳で本日は「真鍋譲治」センセの最新刊「彼女で満室(かのじょでいっぱい) 1巻」です。
一般えっち系な長編漫画。
ぶっちゃけ、↓表紙の段階では、ややぼんやりとした感覚。
同時発売だった「リン×ママ」のが、強い引きを感じますね。
タイトルもカチッと内容が伝わってくるようなものではありません。
コレといった特徴が見えず、はっきり言って読み手を誘引できそうにない雰囲気。
アピール力が弱いです。
(※絵柄が横だとしても、収録の見開きカラーページな絵のが良かったと思う)
ただし、なんちゃら耳が登場するようなファンタジー(←不得意なのです)ではなく、普通のサラリーマンを主人公としたお話も今まで見た中では最も日常的。
次々に新たなヒロインが増えていくのは相変わらずなようですが、あちこちに妙な大仰さもなく。
個人的に、「真鍋譲治」センセの漫画では最も面白い仕上がりだと感じました。
離婚手続き中の主人公「東堂あきら」
悪い事は重なり、新居への引っ越し当日、ダブルブッキングが発覚したのです。
不動産屋のミスはともかく、その相手「神山ひな」ともども待たせていた引越し屋のため、とりあえず同じアパートの別々の部屋へ荷物を入れたのでした。
こうして、20歳という若い女性とルームシェアのような状態になったのです。
困惑する「あきら」とは裏腹に、マイペースな「ひな」の職業は漫画家さん。
締め切り間近だった「ひな」は、同居の初日から挨拶もそこそこに「あきら」に協力を要請し、普通に仕事ある彼はいきなり徹夜させられる羽目になってしまったのでした。
…大雑把にはだいたいそんなお話。
女性漫画家さんとの同居ラブコメ長編です。
描いているネタが(当然のように)成年漫画なので、そっち方面はネタの追及もあって興味津々。
「ひなさん」は独特なテンションで気さくな性格がため、男とのルームシェアは無論のこと、えっちにも普通に応じています。
一方の主人公「トドさん」こと「あきらくん」
離婚調停中というなかなか軽くはない状態で、いちおう漫画では常識人。
結婚生活での甘くない部分も体験してきており、そーした感じの「ひなさん」との同居生活でも浮かれている雰囲気はありませんでした。
こうした2人に、「ひなさん」と同じ女性漫画家な2人、同じく離婚経験のある「あきらくん」の女性上司などのヒロインが脇を固めております。
実際のところ、現実味はないお話。
しかし、探偵・怪盗、女子プロレスなどの世界と比べればちらほら関わる、理解できる部分も多く、感情移入のし易い、スルリと読める漫画になっていると思います。
※主任「高瀬響子」
彼女がなかなかいい活躍をしていました。
ダブルブッキングの1話目。
描かれている「ひなさん」の性格から察するに、あーした行動にも違和感ありません。
「あきらくん」の部屋にもまったく遠慮なく入っていましたからね。
下手をすると、同居人がいるというあのシチュエーションすら、逆に楽しく感じているのかも。
挨拶でもはしゃいでいましたし、出ていく・出ていかないという話題をすっ飛ばしてルームシェアを受け入れたような発言がありました。
知識のない一般人が、いきなりあーした原稿みたら、びっくりするだろうなぁ。
えっち関係となるのは、原稿お手伝いのお礼から。
徹夜明けでの仕事ってのは厳しいですねー。
同情しますよ。
それを癒すという名目で、お風呂に誘ったのは「ひなさん」から。
「あきらくん」はそちらでもまったく手を出していなかった点に注目。
2話目は会社の上司、主任「高瀬響子」さん登場。
離婚経験者でそっち方面のアドバイスもしてくれる、頭の上がらない相手ですね。
なるほど、調停中に別の女性と同居しているのはマズいこと。
そうした重い部分を、吹き飛ばすような「ひなさん」がスゴイ。
えっちもそうですが、性格的にも「あきらくん」にとっては癒しになりそうです。
やっぱり誘うのは「ひなさん」からでした。
そんなんですが、逆に迫られたと勘違いした際の反応が可愛いです。
「響子さん」とのえっちか描かれる3話目。
なかなか面倒見の良い方です。
「酔っ払って独りになりたくないんだよ~」
とか言っていましたが、これは「あきらくん」にも当てはまりそう。
そうした意味で、考える隙を与えないような「ひなさん」の存在が大きいかと。
こちらでは珍しく「あきらくん」から。
厳しさあるものの「響子さん」は美人ですし、普段見慣れた上司のあーした無防備な姿というのは刺さって当然のこと。
でも、たぶん…「ひなさん」への対応(1話目)を見る限り、許可なければぎりぎりで思い止まるだろうなぁ、彼は。
しっかりメモっている「ひなさん」が可笑しいですが、ダンボールかぶったままなのね(笑)
”猫が3匹に増えていた……”という4話目。
ここで「ひなさん」と同じ漫画家の友人「モッチぃー」、「小野あゆみ」が登場しています。
女3人寄ればかしましい、とは言いますが、お風呂から寝ている時まで「あきらくん」疲れそうですね。
漫画というネタでは欠かせない、モデルになるパターン。
なお、性格的に”いかにもその必要なさそう”な「ひなさん」ではなく、「あゆみさん」でした。
また、引っ越しからまったく片付いていない部屋は「ひなさん」のキャラクターそのままという感じでしたが、”彼女がどこで寝ていたか”、の描写は特に秀逸。
なるほど、そんな感じだ。
「ひなさん」とお出かけの5話目はアダルトショップの店員「朝霞優衣」さん登場回。
周囲に夫婦とふれ回っているのも彼女らしいですね。
後半の寝る2人のうち、先に手を出してきたのはやっぱり「ひなさん」でした。
※漫画家「神山ひな」
オモロイ娘さんです。えっちでいいよね。
そうした彼女も可愛いんですが、収録で最も良かったのが6話目。
ここは前半の会社シーン。
先のえっちから、会社では緊張感ある「響子さん」
それを察した「あきらくん」がスイッチを入れたことで、エレベーター内でのキスに発展しています。
ここの流れはエロスですね。
機会があれば(ないよ)、ぜひ名前を耳元で囁きたいですよ。
後半から7話目に直接繋がっており、ショップ店員「優衣さん」と。
悪くないとは思いますが、彼女はお話でやや異質な存在。
あまり目立たない方がいいのでは…。
ヒロインをバラかさず、もっと「ひなさん」中心でいいように思います。
現実に引き戻されるような8話目は離婚調停ネタ、続く収録のラスト9話目では「あきらくん」の奥さま「東堂美幸」さんがついに登場します。
ある程度生活に慣れ、また思い出させられるような切っ掛けもあってか、「あきらくん」の表情が曇っています。
そんな彼を助けているのは、最適な相談相手役の「響子さん」
感情的なことはともかく、色々と支えになっています。
タバコの量を減らしたというのもキュート。
退社時間後のえっちがいいですね。
一方、「ひなさん」はここでもマイペース。
「響子さん」とはまた違う意味での支えですかね。
彼を訪ねてきた「美幸さん」と鉢合わせしているものの、のらりくらりと煙に巻いていました。
特に、直接対決(?)の部分は見事な返しでした。
いちおう、引っ越し先の連絡もしているのね。
そういうもの?
絵柄についてはそうカラーと差はなく、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
やや濃い目なバランスで、丁寧なもの。
描き込みは適度なくらいでしょう。
全体で安定感しており、表現など漫画についても巧い方です。
楽しく読み進められるかと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: やや癖はあるものの、絵・漫画の巧い方です。
・話5: まだ掴みの1巻ですが、面白かったです。今後はどうなるかなぁ。
・独4: しつこくない程度に業界・離婚調停などのネタもありました。
合計:[14/15]
ちょっと気になっているのは、↑上でも書きましたがショップ店員「優衣さん」とのアレコレ。
直接ストーリーとの関係はなく、個人的には蛇足に感じました。
もっと「ひなさん」・「響子さん」とイチャイチャさせた方がいいのではないかなぁ。
彼女で満室 1 (芳文社コミックス) (2010/10/27) 真鍋 譲治 商品詳細を見る |
★「真鍋譲治」センセの漫画紹介記事
[恋するウシチチ]
成年。獣人ヒロインなストーリー。いろいろあったらしく、未完。
[リン×ママ]
一般。人妻、女子プロレスなどの要素あるラブコメ。5巻まで続く様子。
[幕の内でらっくす 3巻]
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一般。探偵・怪盗などが活躍するアクション・ラブコメ。全3巻。
[てぇいる・ちぇいさー]
成年。猫耳ボンテージな「マルス」とのアクション・ラブコメ。全3巻。
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■櫻田さんと僕の事 (前田千石)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]人妻・ラブコメ
・おまけ:
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「櫻田さんと僕の事 1巻」です。
ちょっと前に、発売されるよーって書きました。
この付近は他の発売も多く、また見逃して売り切れ~みたいなパターンはなんとも悔しいので、毎日書店をチェックしていました(本当)
よかった、無事にゲットできましたよ。
そんな訳で、個人的なメイン、すこぶる肌に合う「前田千石」センセの最新刊です。
いつものように一般えっち系ですね。
今回は巻数表記がありました。
おそらくは、センセ初の巻数またぐ単行本(←たぶん)
ブログ書くにあたり、HPにお邪魔させていただきましたが、
”当初の予定では1巻分で終わるつもりだった”
そう書かれていて、驚き。
雑誌アンケートの結果が良かったのかなぁ。
ともかく、続きモノ長編漫画ということで、たっぷりな期待と共に読ませていただきました。
もう、いかにも「前田千石」センセらしい仕上がり。
的確にツボをつかれた感覚です。
面白かったです!
※櫻田春菜さん
下宿先を探したくなるほど魅力ある方でした。
主人公「高野洋介」は大学生。
合格した彼が荷物と共に新居へ到着したところ、アパートは火事で残骸と化していたのです。
こうして、今どきながら唯一条件に見合った”下宿”をチョイスする羽目になったのでした。
初っ端からつまずいた彼を待っていたのは、家に1人で住む未亡人「櫻田春菜」
家賃は格安で、また気さくで美人な彼女に身の回りも世話までしてもらえるという好条件。
純粋な憧れがもやもやとした妄想に変わった頃、バイトから帰った「洋介」は驚くべき事態に遭遇したのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
未亡人とのラブコメ漫画ですね。
「洋介くん」・「櫻田さん(※)」のやり取りで、なんとなく「めぞん一刻」を思い出しました。
あ、そう言えば前巻「女神荘ぱにっく!」でも引き合いに出してましたね。
そんな訳で、超王道ラブコメが脳裏に浮かんだ本作品は、非常に手堅い印象。
ムダや遊びなく、じわじわと距離を縮めていく2人の姿がじっくりと丁寧に描かれていました。
(※ずっと「櫻田さん」という呼び方だったので、それに合わせます←まだ彼は下の名前知らないかも)
「洋介くん」はえっち系漫画の主人公ながら、常識ある男性。
どちらかと言うと消極的で、作品中でもしばしば悩む描写がありました。
ある程度親しくなった後も「櫻田さん」にはかなり気を配っており、5話では細かな言動について察しています。
「もし…また我慢できなくなっちゃったら、いつでも言ってね」
そこまで決定的な事を言われても素っ気なく、気持ち押さえて1人で処理(3話)をしていました。
うー、漫画っぽくはないものの、その対応にはなんとなく親近感を覚えますね(笑)
1話での大チャンスについて。
これが成年漫画なら、ばっちり繋がるシチュエーションでしょう。
しかし、「洋介くん」は手を出していません。
ぎりぎりでとどまりました。
確かにあの一言は重いですよねー。
ただ、ここで彼はキッチリ理性を働かせて、さらにしっかりと後始末までしている(2話)のです。
ついでに、その後は罪悪感に苦しんでいました。
前半のアレだって、ほぼ不可抗力なんですけど、難儀な性格なのです。
一方のヒロイン「櫻田さん」
設定ではいちおう未亡人でしたが、後述する他ヒロインもいたので、↑属性部分は「人妻」に統一しました。
笑顔の似合う、親しみやすい美人さん。
よく「前田千石」センセが描かれる人妻キャラと違って、即えっちではありません(笑)
真面目な人でした。
※ラブラブ「櫻田さん」
彼女の心情変化に注目です。いいなぁ。
おそらく漫画の最終目的は、”心身ともに彼女と結ばれる”ことでしょう。
しかし、コレは一般ではあるものの、えっち重視な単行本。
毎回のお約束サービスを埋めなければなりません。
そこで、前述しております、1話での大チャンス。
うっすらとした記憶が残っていた「櫻田さん」でしたが、「洋介くん」のあーした対応によって、大きな安心感を覚えたのだと思います。
そのため直後の2話でも、彼に「笑顔が眩しい」と言わるほどの表情を見せています。
一緒のお風呂など「櫻田さん」の言動は、お姉さん的なサービス謝罪だったのでしょう。
それがため、スイッチ入ることとなるんですが。
期待と不安と入り混じるようになる3話では、無意識に「洋介くん」の仕掛けた”放置プレイ”によって、より意識を強めることとなるのです。
こうした流れにて描かれる「洋介くん」・「櫻田さん」というカップルの心理は、詳細で巧み。
お互い接近した3話から4話にかけての騒動、またそうなる切っ掛けも、センセの腕を感じます。
あーでもしないと、この2人ずっと素股を続けそうでしたからねぇ。
第2ヒロイン「響子」さんが登場するのは5話から。
まったくタイプの異なる彼女によるアレコレで、「櫻田さん」の新たな一面が見られることとなるのです。
ざーっと書いてしまいましたが、ちょろっと各話について。
残念ながらカラーページでなかった1話目。
冒頭付近での出迎えた「櫻田さん」は、エプロン・タイトスカートの振り向き絵。
魅力爆発ですね。
そんなんがため、後半の酔った彼女のトボけた感じがやたらキュートなのでした。
”変態アフロ”
とか言われていたバイト先の店長「鈴さん」登場の2話目。
1話目は名前だけで出演だったんですが、その際は女性だと思ってました。
まぁ、こちらはアフロでなくてお風呂描写を十二分に楽しむのがいいでしょう。
「櫻田さん」視点で進む3話は”放置プレイ”
ドキドキ落ち着かない~から、ちょっとイラつく、不安に感じるという、心理変化が可愛らしいです。
ここは必見。
ちらほら↑上で書きましたが、4話はぜひ単行本で。
シリアスな様をさっくりとプチ壊していた、扉シーンが巧いです。
※響子さん
なかなか危険な人です。彼女もいちおう人妻。
裏表紙を飾る人妻「響子さん」登場の5話。
「洋介くん」が小学生とか言われている点に注目です。
1話にて友人「圭輔」に、
「年上に気に入られんの得意じゃん」
とか言われてましたが、なるほど童顔がウケるんでしょうねー。
なお、こちらのメインは…より近しい関係となった「櫻田さん」ですが、そちらは単行本でどうぞ。
6、7話も、引き続き「響子さん」の切っ掛けによる混乱エピソード。
「櫻田さん」に対し、あれだけじれったかった彼。
そんなんを、あっさり操って見せる「響子さん」がスゴイ、こわい。
特に7話目は凶悪(笑)
ちょっと実際には危険そうなシロモノなので、真似しないように。
そんな訳で、1巻の最終エピソード8、9話は再び「櫻田さん」
「今日は早かったのね?」
笑顔でそんなん連発する様が可笑しいです。
怒ってましたねー。
その後、部屋で1人考えを巡らせる、気持ちを引きずったまま、仲直りしようと頑張る~という「櫻田さん」がまた実に魅力的。
「勘違いしないでっ!~なんだから!」
とか、ツンデレみたいな台詞もあったのでお見逃しなく。
ちょっと気になったのが、9話のタイトル扉。
アレは漫画の流れそのままで、イメージ画像でなくて起こった事柄ですよね。
ラブラブでした。
絵柄はいつもの安定感。
濃淡、人物、背景などのバランスも適度で良く、非常に見易い仕上がりです。
すっきり綺麗にまとまっていました。
コメディー崩しは主にバイト先で、下宿先ではテンポの良いラブコメ。
年上ながら、可愛らしさたっぷりな「櫻田さん」が魅力的に描かれています。
おそらく元カラー原稿がことごとく白黒なのが、ちと残念でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: はい、好みな絵柄なのです。綺麗に安定しています。
・話5: 手堅いラブコメ漫画でした。今後展開あるものの、1巻は良かったー。
・独4: じっくりな展開、細かい心理描写が嬉しいです。
合計:[14/15]
2周目も色々なところが見え、面白かったです。
刺さりました。
オチでは、やはり決着をつけるべき名前が登場。
2巻で果たしてどーなるのか、期待して待ちたいと思います。
★「前田千石」センセの漫画紹介記事
[ミセスリンク]
B-men’s comics 初単行本 人妻調教
[奥さんバレー]
ACTION COMICS 2冊目 スポーツえっち
[アネモエ 姉萌え]
B-men’s comics 3冊目 お姉さんとの近親
[森乃さんちの婿事情]
ACTION COMICS 4冊目 お隣の母・姉妹とのコメディー
[ふぁみこん。]
B-men’s comics 5冊目 母子の近親・小さい兄と大きい妹(母もいる)のコメディー
[ハハカノ]
ACTION COMICS 6冊目 義母との近親コメディー
[縁切り本舗]
ACTION COMICS 7冊目 憧れていた従姉のお姉さんの豹変ぶりは?
[女神荘ぱにっく!]
ACTION COMICS 8冊目 女性限定アパート「女神荘」の管理人となった、女嫌いな「漣児くん」のお話。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]人妻・ラブコメ
・おまけ:
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「櫻田さんと僕の事 1巻」です。
ちょっと前に、発売されるよーって書きました。
この付近は他の発売も多く、また見逃して売り切れ~みたいなパターンはなんとも悔しいので、毎日書店をチェックしていました(本当)
よかった、無事にゲットできましたよ。
そんな訳で、個人的なメイン、すこぶる肌に合う「前田千石」センセの最新刊です。
いつものように一般えっち系ですね。
今回は巻数表記がありました。
おそらくは、センセ初の巻数またぐ単行本(←たぶん)
ブログ書くにあたり、HPにお邪魔させていただきましたが、
”当初の予定では1巻分で終わるつもりだった”
そう書かれていて、驚き。
雑誌アンケートの結果が良かったのかなぁ。
ともかく、続きモノ長編漫画ということで、たっぷりな期待と共に読ませていただきました。
もう、いかにも「前田千石」センセらしい仕上がり。
的確にツボをつかれた感覚です。
面白かったです!
※櫻田春菜さん
下宿先を探したくなるほど魅力ある方でした。
主人公「高野洋介」は大学生。
合格した彼が荷物と共に新居へ到着したところ、アパートは火事で残骸と化していたのです。
こうして、今どきながら唯一条件に見合った”下宿”をチョイスする羽目になったのでした。
初っ端からつまずいた彼を待っていたのは、家に1人で住む未亡人「櫻田春菜」
家賃は格安で、また気さくで美人な彼女に身の回りも世話までしてもらえるという好条件。
純粋な憧れがもやもやとした妄想に変わった頃、バイトから帰った「洋介」は驚くべき事態に遭遇したのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
未亡人とのラブコメ漫画ですね。
「洋介くん」・「櫻田さん(※)」のやり取りで、なんとなく「めぞん一刻」を思い出しました。
あ、そう言えば前巻「女神荘ぱにっく!」でも引き合いに出してましたね。
そんな訳で、超王道ラブコメが脳裏に浮かんだ本作品は、非常に手堅い印象。
ムダや遊びなく、じわじわと距離を縮めていく2人の姿がじっくりと丁寧に描かれていました。
(※ずっと「櫻田さん」という呼び方だったので、それに合わせます←まだ彼は下の名前知らないかも)
「洋介くん」はえっち系漫画の主人公ながら、常識ある男性。
どちらかと言うと消極的で、作品中でもしばしば悩む描写がありました。
ある程度親しくなった後も「櫻田さん」にはかなり気を配っており、5話では細かな言動について察しています。
「もし…また我慢できなくなっちゃったら、いつでも言ってね」
そこまで決定的な事を言われても素っ気なく、気持ち押さえて1人で処理(3話)をしていました。
うー、漫画っぽくはないものの、その対応にはなんとなく親近感を覚えますね(笑)
1話での大チャンスについて。
これが成年漫画なら、ばっちり繋がるシチュエーションでしょう。
しかし、「洋介くん」は手を出していません。
ぎりぎりでとどまりました。
確かにあの一言は重いですよねー。
ただ、ここで彼はキッチリ理性を働かせて、さらにしっかりと後始末までしている(2話)のです。
ついでに、その後は罪悪感に苦しんでいました。
前半のアレだって、ほぼ不可抗力なんですけど、難儀な性格なのです。
一方のヒロイン「櫻田さん」
設定ではいちおう未亡人でしたが、後述する他ヒロインもいたので、↑属性部分は「人妻」に統一しました。
笑顔の似合う、親しみやすい美人さん。
よく「前田千石」センセが描かれる人妻キャラと違って、即えっちではありません(笑)
真面目な人でした。
※ラブラブ「櫻田さん」
彼女の心情変化に注目です。いいなぁ。
おそらく漫画の最終目的は、”心身ともに彼女と結ばれる”ことでしょう。
しかし、コレは一般ではあるものの、えっち重視な単行本。
毎回のお約束サービスを埋めなければなりません。
そこで、前述しております、1話での大チャンス。
うっすらとした記憶が残っていた「櫻田さん」でしたが、「洋介くん」のあーした対応によって、大きな安心感を覚えたのだと思います。
そのため直後の2話でも、彼に「笑顔が眩しい」と言わるほどの表情を見せています。
一緒のお風呂など「櫻田さん」の言動は、お姉さん的なサービス謝罪だったのでしょう。
それがため、スイッチ入ることとなるんですが。
期待と不安と入り混じるようになる3話では、無意識に「洋介くん」の仕掛けた”放置プレイ”によって、より意識を強めることとなるのです。
こうした流れにて描かれる「洋介くん」・「櫻田さん」というカップルの心理は、詳細で巧み。
お互い接近した3話から4話にかけての騒動、またそうなる切っ掛けも、センセの腕を感じます。
あーでもしないと、この2人ずっと素股を続けそうでしたからねぇ。
第2ヒロイン「響子」さんが登場するのは5話から。
まったくタイプの異なる彼女によるアレコレで、「櫻田さん」の新たな一面が見られることとなるのです。
ざーっと書いてしまいましたが、ちょろっと各話について。
残念ながらカラーページでなかった1話目。
冒頭付近での出迎えた「櫻田さん」は、エプロン・タイトスカートの振り向き絵。
魅力爆発ですね。
そんなんがため、後半の酔った彼女のトボけた感じがやたらキュートなのでした。
”変態アフロ”
とか言われていたバイト先の店長「鈴さん」登場の2話目。
1話目は名前だけで出演だったんですが、その際は女性だと思ってました。
まぁ、こちらはアフロでなくてお風呂描写を十二分に楽しむのがいいでしょう。
「櫻田さん」視点で進む3話は”放置プレイ”
ドキドキ落ち着かない~から、ちょっとイラつく、不安に感じるという、心理変化が可愛らしいです。
ここは必見。
ちらほら↑上で書きましたが、4話はぜひ単行本で。
シリアスな様をさっくりとプチ壊していた、扉シーンが巧いです。
※響子さん
なかなか危険な人です。彼女もいちおう人妻。
裏表紙を飾る人妻「響子さん」登場の5話。
「洋介くん」が小学生とか言われている点に注目です。
1話にて友人「圭輔」に、
「年上に気に入られんの得意じゃん」
とか言われてましたが、なるほど童顔がウケるんでしょうねー。
なお、こちらのメインは…より近しい関係となった「櫻田さん」ですが、そちらは単行本でどうぞ。
6、7話も、引き続き「響子さん」の切っ掛けによる混乱エピソード。
「櫻田さん」に対し、あれだけじれったかった彼。
そんなんを、あっさり操って見せる「響子さん」がスゴイ、こわい。
特に7話目は凶悪(笑)
ちょっと実際には危険そうなシロモノなので、真似しないように。
そんな訳で、1巻の最終エピソード8、9話は再び「櫻田さん」
「今日は早かったのね?」
笑顔でそんなん連発する様が可笑しいです。
怒ってましたねー。
その後、部屋で1人考えを巡らせる、気持ちを引きずったまま、仲直りしようと頑張る~という「櫻田さん」がまた実に魅力的。
「勘違いしないでっ!~なんだから!」
とか、ツンデレみたいな台詞もあったのでお見逃しなく。
ちょっと気になったのが、9話のタイトル扉。
アレは漫画の流れそのままで、イメージ画像でなくて起こった事柄ですよね。
ラブラブでした。
絵柄はいつもの安定感。
濃淡、人物、背景などのバランスも適度で良く、非常に見易い仕上がりです。
すっきり綺麗にまとまっていました。
コメディー崩しは主にバイト先で、下宿先ではテンポの良いラブコメ。
年上ながら、可愛らしさたっぷりな「櫻田さん」が魅力的に描かれています。
おそらく元カラー原稿がことごとく白黒なのが、ちと残念でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: はい、好みな絵柄なのです。綺麗に安定しています。
・話5: 手堅いラブコメ漫画でした。今後展開あるものの、1巻は良かったー。
・独4: じっくりな展開、細かい心理描写が嬉しいです。
合計:[14/15]
2周目も色々なところが見え、面白かったです。
刺さりました。
オチでは、やはり決着をつけるべき名前が登場。
2巻で果たしてどーなるのか、期待して待ちたいと思います。
櫻田さんと僕の事(1) (アクションコミックス) (2010/10/28) 前田 千石 商品詳細を見る |
★「前田千石」センセの漫画紹介記事
[ミセスリンク]
B-men’s comics 初単行本 人妻調教
[奥さんバレー]
ACTION COMICS 2冊目 スポーツえっち
[アネモエ 姉萌え]
B-men’s comics 3冊目 お姉さんとの近親
[森乃さんちの婿事情]
ACTION COMICS 4冊目 お隣の母・姉妹とのコメディー
[ふぁみこん。]
B-men’s comics 5冊目 母子の近親・小さい兄と大きい妹(母もいる)のコメディー
[ハハカノ]
ACTION COMICS 6冊目 義母との近親コメディー
[縁切り本舗]
ACTION COMICS 7冊目 憧れていた従姉のお姉さんの豹変ぶりは?
[女神荘ぱにっく!]
ACTION COMICS 8冊目 女性限定アパート「女神荘」の管理人となった、女嫌いな「漣児くん」のお話。
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■保健室での淫らな少女の育て方 (海星海月)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・学園
・おまけ: 描き下ろし「番外編 私の居場所」
・その他: 小ポスター、8話+2話収録(全て表題作・1巻完結?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海星海月(みほし・くらげ)」センセの「保健室での淫らな少女の育て方」です。
どうやら、今月は2冊の単行本を出される「海星海月」センセです。
「こうして妹はオカズになった」は10月28日発売な様子。
サンプル絵が「G-WALK」さんのHPで確認できたので、こちら「保健室での淫らな少女の育て方」の絵柄どんなんか調べたい方は、参考になると思います。
(※「オークス」さんHPでは内容の確認できません。ちと不親切よね)
そんなこんなで「海星海月」センセ。
ざっと見た過去単行本の表紙絵には明確な記憶あったので、ブログでは紹介済みだと思いましたが…あれれ、ないですね。
どうやら、”表紙に覚えがある”というソレ自体怪しいです。
たぶん漫画はコレが初見ではないと思うんですが。
…と、センセには「西村はるか」という別名義もありました。
こっちの表紙にも記憶あるような…まぁ、いいか。
※左:天草小春、右:春木まみ
ヒロインらはこんな感じ。単に可愛いだけでないのがポイント。
いかにも短編っぽい雰囲気の「保健室での淫らな少女の育て方」ですが、こちらは全7話+1話に番外編の収録された長編漫画です。
ただ、各話を貫くような、明確なストーリーはいまいち見えてきません。
同じ世界観・学園(保健室)を背景とし、キャラの関係がちらほら確認できるくらい。
↑データーではいちおう”1巻完結”と書きましたが、コレもどうなるか分かりません。
単行本にあとがきなどのコメントなく、またHPなどもお持ちでないようで、「海星海月」センセの考えがよく分からないのでした。
もしかしたら、2冊目あるかも。
1話目は頭のリボンが特徴の「天草小春」ちゃん。
天然っぽさが可愛い彼女は、実は重度な汗フェチ。
雨の日の満員電車にて匂いにあてられた彼女は…という展開。
こんな娘が1人でそんなん乗っちゃダメ(笑)
冒頭のギャップがもの凄く、正しくロリえっちしてました。
”バレたら社会から抹殺”
あっさり流されることなく、やたら周囲を気にしていた男性がリアルです。
でも、客観的に見れば間違いなく痴漢野郎でしょうねー。
こんなん実際にはないでしょうけど、えろい幼女には気をつけましょう。
8ページの1.5話目は、その直後。
おじさんとのトイレえっちの続きになってました。
器用に便器を使っているところに注目。
2話目も「小春ちゃん」です。
えっち後の彼女は泣いてたりして、ちょっとしんみり。
なるほど、あんな姿見せつけられていた「安達直」くんがえっちできない訳ですね。
(※たぶん、彼は後始末とか色々してる筈)
こちらでは体育の授業にてスイッチ入った「小春ちゃん」と「直くん」
保健室でのえっちになってます。
「すごいお宝ゲットしたよ~」
そんな感じで、美味しく頂かれてしまうのでした。
なお、ここで単行本では最も主人公に近そうな保健医「大原」が登場してます。
彼氏の「勇芽」くんが浮気したとかで、「愛美」ちゃんとえっちしてました。
※東山雪乃
どっちも「雪乃さん」です。なかなか深い背景を持つヒロインです。
3話目は眼鏡な「東山雪乃」さんが登場。
全体を通してのヒロインは彼女かなぁ。
たぶん、「愛美ちゃん」とのえっちから保健室にいたと思います。
「大原」にはかなり献身的で、健気な娘。
対する彼も温かく、やってる事の良い悪いは置いといて「愛美ちゃん」にかけた言葉は格好良いものでした。
ああ、コレは惚れる。
多くの女の子が「大原」と関係していましたが、そんなんも納得。
後半から4話目前半まで、結局4名での複数えっち展開になってました。
4話目のメインは、「雪乃」さんの過去描写です。
当時は裸眼で、まだ髪の長い彼女。
なかなか重い運命を背負っていました。
こんなん好きです。
もっとこの2人をメインにして良かったかなぁ、って思うんですが、次からはまた別のお話になってます。
新キャラが登場の5話目。
テストで100点とった「春木まみ」ちゃん。
そのご褒美として、教師「西条」に付き合ってもらう約束をしていたのでした。
彼女からの申し出に軽く応じていた彼。
実はツーサイドアップな「酒井くるみ」に恋しており、そのイメージもあって結局えっちしてしまうのです。
あのぅ、付き合ってもらう約束ではなかったの?
途中から止まんなくなってる「西条」が悲しいですね(笑)
あんなん講師で大丈夫なんでしょうか。
そちらから直接続く6話目
冒頭では先の流れで、「西条」の大失態が描かれています。
あれはひでぇなぁ。
そんな彼が相談を持ちかけていたのが、再び登場の保健医「大原」
「まみちゃん」とのえっちも考えていたようですが、「くるみさん」とは既に関係してました。
真面目で、「雪乃さん」とはまた違ったタイプですね。
複雑な心情が描かれており、なにげに「大原」はそれを察しています。
さすが保健医、大したものです。
※酒井くるみ
髪型ツーサイドアップでないですが…こんなんいいよね。
いちおう本編では収録で最終話となる7話目。
3話目の台詞にあった、「林間教室での美少女百人斬り」について、ちょろっと判明してます。
こちらは「くるみさん」と教師「西条」
彼の部屋の”くるみちゃんコレクション”がヤバい感じ。
そんなんが、ああしたシチュエーションになれば、そりゃたまんないわね。
また、お話の流れから、まるで抵抗しない「くるみさん」にも納得。
後半の彼はちと気の毒な感じでしたが(笑)
なお、「不登校えぴそーど わん」は中等部な2人。
ツインテールで眼鏡な「雨神雪音」さんと「早乙女健一」くんですね。
番外編「私の居場所」は「雪乃さん」のショートエピソードでした。
これで、特にそれっぽい感じないまま、さらりと終わってます。
やっぱりまだ続くのかな。
「くるみさん」はまだモヤモヤしたままで気持ち的に決着しておらず、また「雪乃さん」も描き下ろし部分にてちょっと…アレはどうでしょう。
あちこち巧くいけばいいですね。
強めな線の絵柄。
全体的に黒が強く、濃淡は濃い目な感じ。
描き込みは適度なくらい。
背景などしっかりしていながら、キャラをつぶさない程度のまとまり。
やや崩れ気味に見えるコマもありましたが、全体ではそう問題ではないでしょう。
心情的な描写もなかなか巧く、”ロリなヒロインによるエロス話”という単純なものではありませんでした。
癖はあるので、ジャンルを含めて許容できるか、どうか。
判断については、↓表紙絵を信じて大丈夫です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定していました。ヒロインがよく描けていたと思います。
・話3: 恋愛してましたね。全体ストーリーがイマイチよく分かんないのでマイナス。
・独4: 単なるロリえっちでないのは好みでした。
合計:[11/15]
↓表紙・裏表紙、折り返しに中扉、もくじ絵など、使い回しばかりなのが残念。
描き下ろしあったものの前述したようにあとがきもなく、ちょっと寂しいですよ。
この後どうなるかも分かんないですし。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・学園
・おまけ: 描き下ろし「番外編 私の居場所」
・その他: 小ポスター、8話+2話収録(全て表題作・1巻完結?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海星海月(みほし・くらげ)」センセの「保健室での淫らな少女の育て方」です。
どうやら、今月は2冊の単行本を出される「海星海月」センセです。
「こうして妹はオカズになった」は10月28日発売な様子。
サンプル絵が「G-WALK」さんのHPで確認できたので、こちら「保健室での淫らな少女の育て方」の絵柄どんなんか調べたい方は、参考になると思います。
(※「オークス」さんHPでは内容の確認できません。ちと不親切よね)
そんなこんなで「海星海月」センセ。
ざっと見た過去単行本の表紙絵には明確な記憶あったので、ブログでは紹介済みだと思いましたが…あれれ、ないですね。
どうやら、”表紙に覚えがある”というソレ自体怪しいです。
たぶん漫画はコレが初見ではないと思うんですが。
…と、センセには「西村はるか」という別名義もありました。
こっちの表紙にも記憶あるような…まぁ、いいか。
※左:天草小春、右:春木まみ
ヒロインらはこんな感じ。単に可愛いだけでないのがポイント。
いかにも短編っぽい雰囲気の「保健室での淫らな少女の育て方」ですが、こちらは全7話+1話に番外編の収録された長編漫画です。
ただ、各話を貫くような、明確なストーリーはいまいち見えてきません。
同じ世界観・学園(保健室)を背景とし、キャラの関係がちらほら確認できるくらい。
↑データーではいちおう”1巻完結”と書きましたが、コレもどうなるか分かりません。
単行本にあとがきなどのコメントなく、またHPなどもお持ちでないようで、「海星海月」センセの考えがよく分からないのでした。
もしかしたら、2冊目あるかも。
1話目は頭のリボンが特徴の「天草小春」ちゃん。
天然っぽさが可愛い彼女は、実は重度な汗フェチ。
雨の日の満員電車にて匂いにあてられた彼女は…という展開。
こんな娘が1人でそんなん乗っちゃダメ(笑)
冒頭のギャップがもの凄く、正しくロリえっちしてました。
”バレたら社会から抹殺”
あっさり流されることなく、やたら周囲を気にしていた男性がリアルです。
でも、客観的に見れば間違いなく痴漢野郎でしょうねー。
こんなん実際にはないでしょうけど、えろい幼女には気をつけましょう。
8ページの1.5話目は、その直後。
おじさんとのトイレえっちの続きになってました。
器用に便器を使っているところに注目。
2話目も「小春ちゃん」です。
えっち後の彼女は泣いてたりして、ちょっとしんみり。
なるほど、あんな姿見せつけられていた「安達直」くんがえっちできない訳ですね。
(※たぶん、彼は後始末とか色々してる筈)
こちらでは体育の授業にてスイッチ入った「小春ちゃん」と「直くん」
保健室でのえっちになってます。
「すごいお宝ゲットしたよ~」
そんな感じで、美味しく頂かれてしまうのでした。
なお、ここで単行本では最も主人公に近そうな保健医「大原」が登場してます。
彼氏の「勇芽」くんが浮気したとかで、「愛美」ちゃんとえっちしてました。
※東山雪乃
どっちも「雪乃さん」です。なかなか深い背景を持つヒロインです。
3話目は眼鏡な「東山雪乃」さんが登場。
全体を通してのヒロインは彼女かなぁ。
たぶん、「愛美ちゃん」とのえっちから保健室にいたと思います。
「大原」にはかなり献身的で、健気な娘。
対する彼も温かく、やってる事の良い悪いは置いといて「愛美ちゃん」にかけた言葉は格好良いものでした。
ああ、コレは惚れる。
多くの女の子が「大原」と関係していましたが、そんなんも納得。
後半から4話目前半まで、結局4名での複数えっち展開になってました。
4話目のメインは、「雪乃」さんの過去描写です。
当時は裸眼で、まだ髪の長い彼女。
なかなか重い運命を背負っていました。
こんなん好きです。
もっとこの2人をメインにして良かったかなぁ、って思うんですが、次からはまた別のお話になってます。
新キャラが登場の5話目。
テストで100点とった「春木まみ」ちゃん。
そのご褒美として、教師「西条」に付き合ってもらう約束をしていたのでした。
彼女からの申し出に軽く応じていた彼。
実はツーサイドアップな「酒井くるみ」に恋しており、そのイメージもあって結局えっちしてしまうのです。
あのぅ、付き合ってもらう約束ではなかったの?
途中から止まんなくなってる「西条」が悲しいですね(笑)
あんなん講師で大丈夫なんでしょうか。
そちらから直接続く6話目
冒頭では先の流れで、「西条」の大失態が描かれています。
あれはひでぇなぁ。
そんな彼が相談を持ちかけていたのが、再び登場の保健医「大原」
「まみちゃん」とのえっちも考えていたようですが、「くるみさん」とは既に関係してました。
真面目で、「雪乃さん」とはまた違ったタイプですね。
複雑な心情が描かれており、なにげに「大原」はそれを察しています。
さすが保健医、大したものです。
※酒井くるみ
髪型ツーサイドアップでないですが…こんなんいいよね。
いちおう本編では収録で最終話となる7話目。
3話目の台詞にあった、「林間教室での美少女百人斬り」について、ちょろっと判明してます。
こちらは「くるみさん」と教師「西条」
彼の部屋の”くるみちゃんコレクション”がヤバい感じ。
そんなんが、ああしたシチュエーションになれば、そりゃたまんないわね。
また、お話の流れから、まるで抵抗しない「くるみさん」にも納得。
後半の彼はちと気の毒な感じでしたが(笑)
なお、「不登校えぴそーど わん」は中等部な2人。
ツインテールで眼鏡な「雨神雪音」さんと「早乙女健一」くんですね。
番外編「私の居場所」は「雪乃さん」のショートエピソードでした。
これで、特にそれっぽい感じないまま、さらりと終わってます。
やっぱりまだ続くのかな。
「くるみさん」はまだモヤモヤしたままで気持ち的に決着しておらず、また「雪乃さん」も描き下ろし部分にてちょっと…アレはどうでしょう。
あちこち巧くいけばいいですね。
強めな線の絵柄。
全体的に黒が強く、濃淡は濃い目な感じ。
描き込みは適度なくらい。
背景などしっかりしていながら、キャラをつぶさない程度のまとまり。
やや崩れ気味に見えるコマもありましたが、全体ではそう問題ではないでしょう。
心情的な描写もなかなか巧く、”ロリなヒロインによるエロス話”という単純なものではありませんでした。
癖はあるので、ジャンルを含めて許容できるか、どうか。
判断については、↓表紙絵を信じて大丈夫です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定していました。ヒロインがよく描けていたと思います。
・話3: 恋愛してましたね。全体ストーリーがイマイチよく分かんないのでマイナス。
・独4: 単なるロリえっちでないのは好みでした。
合計:[11/15]
↓表紙・裏表紙、折り返しに中扉、もくじ絵など、使い回しばかりなのが残念。
描き下ろしあったものの前述したようにあとがきもなく、ちょっと寂しいですよ。
この後どうなるかも分かんないですし。
保健室での淫らな少女の育て方 (OKS COMIX) (2010/10/25) 海星 海月 商品詳細を見る |
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■うぶらぶ UBU-LOVE (まくろ)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ビジネス・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まくろ」センセの「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
また平仮名3文字の検索し辛いお名前が…。
しかも、音としても様々利用されているものでした。
これはどうかなー。
単純にアマゾンで仮名3字だけにて検索しても、まー全然出てきませんね。
ついでに言えば、タイトルの「うぶらぶ」自体も、「あまの・よ~き」センセの単行本などがヒットしていました。
まぁ、どんな名前にするかはご本人の自由ですけれど。
セールス的には、プラスに働かないのではないかなぁ。
実際のところどうだか知りませんが。
そんなこんなで、本日は「まくろ」センセ。
初単行本は「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
こちらは一般系のえっち単行本。
収録は全て短編で、おまけもあとがき程度。
こうした本のお約束な構成になってました。
全体的にそう悪くはないと思います。
ただ、正直なところまだ色々と不足しているような印象です。
※左:家庭教師「芳賀和美」、右:先輩「みずきさん」
こうしたお姉さんキャラは良かったです。
家庭教師「芳賀和美」さんの「先生の公式」
こちらの「和美さん」が、裏表紙で色気振りまく彼女です。
収録の全ヒロイン中で最も目立つ容姿で、彼女を表紙にもってきても良かったかと思います。
大学浪人の2年目となった「萩原裕貴」
見かねた母親の依頼した家庭教師は、えらい美人だったのでした。
唯一の眼鏡キャラです。
(※えっちの際に外してしまいますが)
スタイル良く、着ている服装などもキャリアウーマンちっく。
いかにも彼集中できてない感じ(笑)でしたが、それも当然でしょう。
「胸とか意識しすぎて」という言葉に責任を感じた「和美さん」は~、なんてお約束な展開です。
年上然とした落ち着きのある対応と、黒い下着が良かったですよ。
羨ましいラストにご期待下さい。
会社での花見にてコキ使われる新人「真田」くんを見かねた先輩「みずき」さん。
彼女に腕を引かれてその場を抜け出したんですが…2人が落ち着いた場所は、お盛んなカップルの多い穴場だったのでした。
そんな短編「咲くらん」
いい先輩ですねー。
ただ従うしか身の置き所ない新人さんには、まさに女神のよう。
えっちへの流れも、彼女からというのがどうにも有難いです。
この回はお話好みで良かったんですが、やや作画が乱れがち。
「みずきさん」の輪郭が妙に広くなったりして、不安定なのが残念でした。
特にとり得なく、冴えない平凡な主人公。
明るく美人で人気もあるという会社の同僚「野口あずさ」さんから、何故か彼は猛アタックされるのでした。
そうした、なんとも羨ましい現代ファンタジーなお話「アナタふぇち」
仕事でもまったく接点の無い彼女。
もはや”社内ストーカー”という感じで、意味もなく隣に立っていただけでなく、男子トイレにまでついてこようとしていました。
ちょっと怖いよ「あずささん」
仕事しようよ。
本編はそうした流れから、トイレ内でのえっちになってます。
「…君って本当に変態なんだね…」
とか言われていました。
えっち後のリアクションがイイです。
おっちゃん店長「北村」と若い「小林ミカ」さんの短編「純嬢」
見た目冴えなく、何の取り柄もないという彼に告白した「ミカさん」
”随分歳が離れていて…”
とかありましたが、2人は年齢差どころか雰囲気に至るまで、全く接点ない雰囲気。
これはおっちゃんの夢みたいなお話ですね。
「付き合って下さいっ(交際)」という告白に、「どこにですか?(場所)」と、普通に返答しているのも当然のこと。
意を決した彼女から押し倒す場面は、もうちょっと作画頑張ってほしかったです。
あの場面は、もっとお尻をアップにしても良かったのでは。
いかにもオミズちっくな容姿の「ミカさん」でしたが、本人言っていたように案外お似合いなカップルなのかもしれません。
なーんて思いたくなるのは、現代ファンタジーに憧れてるためかなぁ。
3つ年上という「吉崎恵」は隣のお姉さん。
夜中に酔っ払ったままふらりと訪ねてくる彼女は、主人公にたびたび合コンでのグチを聞かせていました。
初恋相手で憧れていた「恵」のそうした話題に嫌気がさした彼は…という表題作「うぶらぶ」
よくありがちな展開ですね。
2人幼馴染みとのことですが、3つ上というのは脱稿も変わるタイミングなので大きいでしょう。
彼は「鈍感」とか言われてましたけど、もう少し年上っぽい、余裕をもったお誘いが欲しい感じもありましたよ、「恵さん」。
そんなんが可愛いと言えるかもしれませんが。
いちおう設定としては本当みたいでしたが、”合コンへ行ってる”というのはやや怪しい気がしました。
銭湯での一目惚れ話「あい・らぶ・湯♪」
番台の「あかり」さん目当てで、足繁く銭湯へ通う「小川」くん。
仕事で閉店間際に来た彼は、その日が営業の最終日であると聞かされるのでした。
いちおう親しく会話するまでの間柄になっており、煮物なんておすそ分けでもらってます。
常連客はほかにいないらしく、頻繁に通った甲斐があったというもの。
最後ということで、背中流してくれるんですが…彼女はタオル1枚だけだったのです。
まぁ、この時点でもうOKですよねー。
同じく看板娘狙いの「はるか食堂」
こちらはオフィス街にある飲食店。
やはり毎日通っている「野村」くん。
どうやら昼食と共に夕食もそちらでお世話になっているみたい。
先の銭湯と違って毎日盛況のようなんですが、さすがに夕食時期は落ち着いてる様子。
隣でお酒に付き合ってくれてますからね。
しっかり名前も覚えられており、1日のうち2度も顔出してるだけのことはありました。
うん、脈あるでしょう。
こうした漫画では、店内えっちがお約束。
ただ、どーでもいいですが…たぶん店1人でやってないと思う(本編に描写ない)ので、もう1人は奥で覗いてたか、あるいは先に帰ったのかな。
※左:吉崎恵、右:吉崎恵、義姉「亜希子さん」
安定すれば、また良さが見えてくるかもしれません。
だいたいラブっぽい収録作品中、「義姉飼育」、「I-DOLL」の2話はブラック展開になります。
前者は義姉「亜希子」さんと「智樹」くん。
彼女の痴態を目撃した彼は、それをネタに脅しをかけるのでした。
メイド服でのえっちで、何かあるかなーって見てましたが、そのまま終わってしまいました。あれれ。
この回の作画は適度なスッキリ感で、個人的に最も好きなタイプです。
後者はツインテールなアイドル「水谷リサ」さん。
コンサートは満員、テレビに引っ張りだこというトップアイドルの実態は、マネージャー「野高」に調教されていたのでした。
わかんないけど、ここまでメディアに注目されてる娘は過去から現在まで丸裸にされるのでは?
どうやら枕営業までさせられてましたが、口増えればそれだけリスク高まるでしょ。
控室でのえっちも、あっさりバレそうでしたが。
ほか、「こすぷれ日和」は、風邪のお見舞いに来た彼女「明菜」ちゃんにナースコスプレを頼むもの。
「お姉ちゃんが通販で買ったやつ」
とか言ってたナース服はやたら丈短く、間違いなくえっち系。
なかなか天然っぽい可愛さあり、「純」くんもたまらなくなってしまうのでした。
風邪ではなかったの?
えっちで治るパターンで、彼女にうつらなかったのは幸い。
ホステス「葵」さんとの「Club Princess」
彼女のピンチを救った「四谷」くんとのえっちなんですが…これもだいぶ都合良い感じですね。
「好きになっちゃうじゃない」
…とか言ってましたけど、そうかなぁ。
”とりあえずお礼に1回えっち”くらいな流れで精神的な事は匂わすくらいのが自然では。
強い線の絵柄。
ざらりと流しているような描き方で、画面は平面的。
あちこちばっさりしており、描き込み弱め。
丁寧さを含め、全体的にもう少し頑張ってほしい感じです。
動きある絵はもう一歩、二歩。
見たくないほどではなく、すっきりと良く見えたコマもあったので惜しいです。
単行本では冒頭に配置されていた表題作「うぶらぶ」が最も古く、08年08月。
こちらがデビュー作品みたい。
最も新しい原稿がラストの「Club Princess」で、10年09月でした。
だんだん新しくなっていきます。
後半のが洗練された感じあったものの、個人的には良くも悪くもさほど変化していない感覚。
合間など繋ぎのコマ部分には安定が見えましたが、各話で少しづつタッチが変わります。
まだ模索中という感じでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 良いコマもありますが、不安定です。
・話3: 低めの中間点です。軽いタッチなので凌辱系は合わないかな。
・独2: 特にコレという目立つものは今のところありませんでした。
合計:[7/15]
「双葉社」さんのHPにて立ち読みができるため、余裕ある場合はそちらがオススメです。
(※「うぶらぶ」が途中まで読めます)
ちなみに、単行本は成年マークないんですが、そちらは年齢確認出てくるんですね。
不思議。
出版流通とネットの違いかな。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ビジネス・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まくろ」センセの「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
また平仮名3文字の検索し辛いお名前が…。
しかも、音としても様々利用されているものでした。
これはどうかなー。
単純にアマゾンで仮名3字だけにて検索しても、まー全然出てきませんね。
ついでに言えば、タイトルの「うぶらぶ」自体も、「あまの・よ~き」センセの単行本などがヒットしていました。
まぁ、どんな名前にするかはご本人の自由ですけれど。
セールス的には、プラスに働かないのではないかなぁ。
実際のところどうだか知りませんが。
そんなこんなで、本日は「まくろ」センセ。
初単行本は「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
こちらは一般系のえっち単行本。
収録は全て短編で、おまけもあとがき程度。
こうした本のお約束な構成になってました。
全体的にそう悪くはないと思います。
ただ、正直なところまだ色々と不足しているような印象です。
※左:家庭教師「芳賀和美」、右:先輩「みずきさん」
こうしたお姉さんキャラは良かったです。
家庭教師「芳賀和美」さんの「先生の公式」
こちらの「和美さん」が、裏表紙で色気振りまく彼女です。
収録の全ヒロイン中で最も目立つ容姿で、彼女を表紙にもってきても良かったかと思います。
大学浪人の2年目となった「萩原裕貴」
見かねた母親の依頼した家庭教師は、えらい美人だったのでした。
唯一の眼鏡キャラです。
(※えっちの際に外してしまいますが)
スタイル良く、着ている服装などもキャリアウーマンちっく。
いかにも彼集中できてない感じ(笑)でしたが、それも当然でしょう。
「胸とか意識しすぎて」という言葉に責任を感じた「和美さん」は~、なんてお約束な展開です。
年上然とした落ち着きのある対応と、黒い下着が良かったですよ。
羨ましいラストにご期待下さい。
会社での花見にてコキ使われる新人「真田」くんを見かねた先輩「みずき」さん。
彼女に腕を引かれてその場を抜け出したんですが…2人が落ち着いた場所は、お盛んなカップルの多い穴場だったのでした。
そんな短編「咲くらん」
いい先輩ですねー。
ただ従うしか身の置き所ない新人さんには、まさに女神のよう。
えっちへの流れも、彼女からというのがどうにも有難いです。
この回はお話好みで良かったんですが、やや作画が乱れがち。
「みずきさん」の輪郭が妙に広くなったりして、不安定なのが残念でした。
特にとり得なく、冴えない平凡な主人公。
明るく美人で人気もあるという会社の同僚「野口あずさ」さんから、何故か彼は猛アタックされるのでした。
そうした、なんとも羨ましい現代ファンタジーなお話「アナタふぇち」
仕事でもまったく接点の無い彼女。
もはや”社内ストーカー”という感じで、意味もなく隣に立っていただけでなく、男子トイレにまでついてこようとしていました。
ちょっと怖いよ「あずささん」
仕事しようよ。
本編はそうした流れから、トイレ内でのえっちになってます。
「…君って本当に変態なんだね…」
とか言われていました。
えっち後のリアクションがイイです。
おっちゃん店長「北村」と若い「小林ミカ」さんの短編「純嬢」
見た目冴えなく、何の取り柄もないという彼に告白した「ミカさん」
”随分歳が離れていて…”
とかありましたが、2人は年齢差どころか雰囲気に至るまで、全く接点ない雰囲気。
これはおっちゃんの夢みたいなお話ですね。
「付き合って下さいっ(交際)」という告白に、「どこにですか?(場所)」と、普通に返答しているのも当然のこと。
意を決した彼女から押し倒す場面は、もうちょっと作画頑張ってほしかったです。
あの場面は、もっとお尻をアップにしても良かったのでは。
いかにもオミズちっくな容姿の「ミカさん」でしたが、本人言っていたように案外お似合いなカップルなのかもしれません。
なーんて思いたくなるのは、現代ファンタジーに憧れてるためかなぁ。
3つ年上という「吉崎恵」は隣のお姉さん。
夜中に酔っ払ったままふらりと訪ねてくる彼女は、主人公にたびたび合コンでのグチを聞かせていました。
初恋相手で憧れていた「恵」のそうした話題に嫌気がさした彼は…という表題作「うぶらぶ」
よくありがちな展開ですね。
2人幼馴染みとのことですが、3つ上というのは脱稿も変わるタイミングなので大きいでしょう。
彼は「鈍感」とか言われてましたけど、もう少し年上っぽい、余裕をもったお誘いが欲しい感じもありましたよ、「恵さん」。
そんなんが可愛いと言えるかもしれませんが。
いちおう設定としては本当みたいでしたが、”合コンへ行ってる”というのはやや怪しい気がしました。
銭湯での一目惚れ話「あい・らぶ・湯♪」
番台の「あかり」さん目当てで、足繁く銭湯へ通う「小川」くん。
仕事で閉店間際に来た彼は、その日が営業の最終日であると聞かされるのでした。
いちおう親しく会話するまでの間柄になっており、煮物なんておすそ分けでもらってます。
常連客はほかにいないらしく、頻繁に通った甲斐があったというもの。
最後ということで、背中流してくれるんですが…彼女はタオル1枚だけだったのです。
まぁ、この時点でもうOKですよねー。
同じく看板娘狙いの「はるか食堂」
こちらはオフィス街にある飲食店。
やはり毎日通っている「野村」くん。
どうやら昼食と共に夕食もそちらでお世話になっているみたい。
先の銭湯と違って毎日盛況のようなんですが、さすがに夕食時期は落ち着いてる様子。
隣でお酒に付き合ってくれてますからね。
しっかり名前も覚えられており、1日のうち2度も顔出してるだけのことはありました。
うん、脈あるでしょう。
こうした漫画では、店内えっちがお約束。
ただ、どーでもいいですが…たぶん店1人でやってないと思う(本編に描写ない)ので、もう1人は奥で覗いてたか、あるいは先に帰ったのかな。
※左:吉崎恵、右:吉崎恵、義姉「亜希子さん」
安定すれば、また良さが見えてくるかもしれません。
だいたいラブっぽい収録作品中、「義姉飼育」、「I-DOLL」の2話はブラック展開になります。
前者は義姉「亜希子」さんと「智樹」くん。
彼女の痴態を目撃した彼は、それをネタに脅しをかけるのでした。
メイド服でのえっちで、何かあるかなーって見てましたが、そのまま終わってしまいました。あれれ。
この回の作画は適度なスッキリ感で、個人的に最も好きなタイプです。
後者はツインテールなアイドル「水谷リサ」さん。
コンサートは満員、テレビに引っ張りだこというトップアイドルの実態は、マネージャー「野高」に調教されていたのでした。
わかんないけど、ここまでメディアに注目されてる娘は過去から現在まで丸裸にされるのでは?
どうやら枕営業までさせられてましたが、口増えればそれだけリスク高まるでしょ。
控室でのえっちも、あっさりバレそうでしたが。
ほか、「こすぷれ日和」は、風邪のお見舞いに来た彼女「明菜」ちゃんにナースコスプレを頼むもの。
「お姉ちゃんが通販で買ったやつ」
とか言ってたナース服はやたら丈短く、間違いなくえっち系。
なかなか天然っぽい可愛さあり、「純」くんもたまらなくなってしまうのでした。
風邪ではなかったの?
えっちで治るパターンで、彼女にうつらなかったのは幸い。
ホステス「葵」さんとの「Club Princess」
彼女のピンチを救った「四谷」くんとのえっちなんですが…これもだいぶ都合良い感じですね。
「好きになっちゃうじゃない」
…とか言ってましたけど、そうかなぁ。
”とりあえずお礼に1回えっち”くらいな流れで精神的な事は匂わすくらいのが自然では。
強い線の絵柄。
ざらりと流しているような描き方で、画面は平面的。
あちこちばっさりしており、描き込み弱め。
丁寧さを含め、全体的にもう少し頑張ってほしい感じです。
動きある絵はもう一歩、二歩。
見たくないほどではなく、すっきりと良く見えたコマもあったので惜しいです。
単行本では冒頭に配置されていた表題作「うぶらぶ」が最も古く、08年08月。
こちらがデビュー作品みたい。
最も新しい原稿がラストの「Club Princess」で、10年09月でした。
だんだん新しくなっていきます。
後半のが洗練された感じあったものの、個人的には良くも悪くもさほど変化していない感覚。
合間など繋ぎのコマ部分には安定が見えましたが、各話で少しづつタッチが変わります。
まだ模索中という感じでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 良いコマもありますが、不安定です。
・話3: 低めの中間点です。軽いタッチなので凌辱系は合わないかな。
・独2: 特にコレという目立つものは今のところありませんでした。
合計:[7/15]
「双葉社」さんのHPにて立ち読みができるため、余裕ある場合はそちらがオススメです。
(※「うぶらぶ」が途中まで読めます)
ちなみに、単行本は成年マークないんですが、そちらは年齢確認出てくるんですね。
不思議。
出版流通とネットの違いかな。
うぶらぶ (アクションコミックス(ピザッツ)) (2010/09/28) まくろ 商品詳細を見る |
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■魔法教えました!! (鈴木狂太郎)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ファンタジー・貧乳
・おまけ: あとがき漫画、FREE TALK、「魔法教えまちた!?」×1、
折り返しに「魔法教えまちた!?」×2、
カバー裏に「魔法教えまちた!?」×3。
・その他: カラー(6P)、短編×9(うち「魔法教えました!!」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木狂太郎(すずき・きょうたろう)」センセの「魔法教えました!!」です。
これは面白い。
繋がっているので、ぜひ前巻「魔法教えます!!」とセットにてお楽しみ下さい。
やや癖のある絵柄に違和感なく、長編ストーリーが好きな方は間違いなく楽しめるでしょう。
たぶん。
そんな訳で、「鈴木狂太郎」センセの「魔法教えました!!」です。
えっと、何から書けばいいかな。
とりあえず、「ヒット出版社」さんのHPなどの紹介あらすじにて、だいたいどんなんか分かると思います。
初単行本「魔法教えます!!」を読んでいる方ならば。
※左:「魔法教えました!!」キャラクターズ、右:「茜色!覗いていろ!」の女の子
チェック柄がいい感じだったので掲載してしまいました。
ただ、コレはまっさらな頭で読んだ方が、絶対・確実に面白い漫画になってます。
何を隠そう、ひでるさんがそうでしたから。
はい、すっかり前巻の記憶なくなってましたねー。
ただ、そうしたモロさがため、実に新鮮な気持ちで読み進められました。
うふふ。
そんな実体験から、予備知識のないまま読む事をオススメしておきます。
いちおう気をつけて書きますが、↓これ以降はちらほらネタバレることもあると思うので、ちょっとでも気になった方、気になりそうな方はこれ以上進まないのが宜しいかと。
なお、こちら「魔法教えました!!」からの購入でも全然大丈夫です。
その際には、ぜひ前巻も揃えるのがいいでしょう。
・
・
・
・
・
書きます。
前述しているように、購入時は”前巻と似たタイトルかな~”くらいの感覚でした。
すみません。
前巻ブログ紹介では絶賛していたものの、センセのお名前と魔法関係な漫画、くらいまでに頭はリセットされていたの。
読んでいくうち、じわじわと思い出してきました(本当)
そんな状態だったので、さっきまた前巻「魔法教えます!!」を読んだところ…再度泣きました。
いい話だー。
やっぱり、叩きのめされた様を一度見せつけられると、成功した際の感動が段違いですね。
「ひぐらし」がやたら涙を誘うのと同じで。
「此ノ花(このか)」・「宗司」のカップルで番外編はどうでしょうか?
そう、ひでるさんは前巻のシメで書いてましたが、なんと実現しました。
こちら「魔法教えました!!」は過去エピソードになっています。
※「木ノ葉さん」の魔法攻撃
でもこんな描写は少なめなんですが。
「お前たち2人で魔力の高い者を魔法界の次期頭首とする」
魔法界の次期頭首候補である「此ノ花」と「木ノ葉」はライバル関係。
付き人兼教育係の「宗司」・「尚継」らは、それぞれ主と修業に励んでおりました。
しかし、ある日の作戦にて「木ノ葉」は魔力量で「此ノ花」に劣っていることを知ってしまうのです。
勝負にこだわる「木ノ葉」は、教育係「尚継」の家に伝わる秘術にて魔力の底上げを狙うと共に、想い人との深い接触を願うんですが…と、だいたいそんな導入部。
前巻と同じ、魔法とかなんとかのファンタジーな漫画です。
ヒロイン2人の性格と境遇がため、前巻と違ってラブコメっぽさはありません。
(※ラブはあっても、コメはない)
蛇足とか無理矢理ではなく自然にえっちシーンが差し込まれ、それでいてストーリーはしっかりと重いものです。
高い完成度の作品になっていました。
前回も登場していた「此ノ花」・「宗司」らに何があったのか、じっくりご確認下さい。
両ヒロインの性格・個性が発揮される、1話冒頭の邪霊狩り。
いきなりの魔法バトルです。
ちょっと分かり辛い部分があるかもしれませんが、気にせず読み進めて下さい。
後半のコマでちらり判明したりもありますので。
2周目とかより面白くなる漫画だと思います。
正直なところ、ファンタジーなだけやや敷居は高めかもしれません。
「此ノ花」・「宗司」、「木ノ葉」・「尚継」という2組のカップルが描かれており、それぞれの違いがポイントになってます。
単行本前半のメインは「木ノ葉さん」
頭首を目指す彼女は「尚継」が持つ真言立川流のスキルによって魔力アップを目指すのでした。
強い口調とは裏腹な、ドキドキした心情がいいですね。
一石二鳥と考えていた彼女が、想像とは違った展開になってしまう様をお楽しみ下さい。
いっぱい・いっぱいな感じがよく表現されてます。
オチ部分では、”お互い同じ事を考えている”というのが深いですね。
一方の「此ノ花」・「宗司」も同じ布団で寝ているんですが…こちらがどうなっているのか、お楽しみに。
修業シーンから始まる2話目。
後半にもカット絵が差し込まれますが、見事なまでの対比になっているので注目です。
「此ノ花さん」らは、ああした初々しい感じがため、後半の展開が生きるようになってます。
えっち担当は再び「木ノ葉さん」です。
前回の流れで、想い人とのえっちというよりは完全に修業と化していました。
人面痩の部分が好き(笑)
※此ノ花さん
この後に前巻見ると、また違った感覚があると思います。
3話目は頭首決定エピソードです。
驚くほどスパッと流されてましたが、なるほどその部分はさして重要ではないですもんね。
ここは細かく書かない方がいいかなー。
「此ノ花」と「木ノ葉」もそうですが、「宗司」・「尚継」による教育係バトルは見どころ。
あの付近だけだと、まったく別の漫画みたいでしたよ。
珍しく優しさを見せる「尚継」と、「木ノ葉さん」が良かったです。
えっち担当は、故あって「此ノ花さん」
今までそれっぽくなかった、彼女の乱れる様に注目。
独りえっちですが、かなり激しいものです。
まるで結婚式のような”頭首継承の儀式”が描かれる4話目。
儀式部分は前巻よりコマ数多くなってました。
明らかになる頭首の秘密は、前巻を読んだ人にはお馴染みなもの。
ここらでひでるさんの記憶もだいぶ戻ってました。
「此ノ花さん」と旧頭首の「萱乃」さん、そして「宗司」らの反応はそちらと重なり・異なりする部分があるので、ぜひ2周目などで比較してみてみて。
こちらのえっち担当は「萱乃さん」
触手による凶悪なものです。
また、「此ノ花さん」はそれを目前にしているんですね。
エロスよりも悲劇的な感覚でした。
続く5話目。
まるでバッドエンドのよう。
これが短編の触手えっち漫画なら、ばさーって終わるんですけど…。
こちらのラスト部分が、カラー原稿の0話に繋がっていました。
戻って見てみると、もらい泣きします。
「萱乃さん」が伝える台詞も、それぞれの再会部分も、たまんないですね。
「髪を伸ばしたいです」
…の台詞は特にヤバい。
詳しくは伏せておきますが、その後はちょっと熱い展開が待っているのでご期待下さい。
モヤモヤしたものも少しは発散できると思います。
+1のエピソードも非常に良かったです。
ぜひ、これに続いて「魔法教えます!!」を読んで頂ければ。
その後の4コマにあった、”魔法シリーズがまた連載する”というのは本当かなぁ。
※おまけ:「此ノ花」と「木ノ葉」
何があったか、ぜひ単行本でご確認下さい。
ほか、短編「らぶいんぱくと」はコメディー系。
そう悪くはないと思うんですが、ちょっと位置的に不利かと…。
「茜色!覗いていろ!」は吹き出しの無い漫画。
(※ちょっとはある)
チェック柄の下着がいいですね。
透明ケースを差し込む部分が見どころでしょう。
しっかり強めな線の絵柄。
濃淡はやや濃い目で、あちこちよく描き込まれています。
洗練されていて見辛さは感じませんが、ジャンルもあってかページはごっちゃりでした。
ファンタジーな世界を演出する背景や小物などが見事。
これがなにげにお話をサポートしていたと思います。
深さのある目と華奢なスタイルの人物絵は癖があり、ちょっと人を選ぶかもしれません。
だいたいは↓表紙・裏表紙にて判断できます。
あるいは、「ヒット出版社」さんのHPが見易いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定感ありました。ちょっと人は選ぶかなーって思います。
・話5: ぜひ前巻とセットで。こうしたサーガ的なものはひでるさんのツボ。
・独5: えっちシーンもストーリーを邪魔することなく、見事に融合してました。
合計:[14/15]
せっかくなので、4コマにあったような「此ノ花」・「宗司」の呑気なエピソードも見たいです。
ちょっとくらい良い思いをさせてあげては(笑)
ジャンケンにも勝ったことですし。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ファンタジー・貧乳
・おまけ: あとがき漫画、FREE TALK、「魔法教えまちた!?」×1、
折り返しに「魔法教えまちた!?」×2、
カバー裏に「魔法教えまちた!?」×3。
・その他: カラー(6P)、短編×9(うち「魔法教えました!!」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木狂太郎(すずき・きょうたろう)」センセの「魔法教えました!!」です。
これは面白い。
繋がっているので、ぜひ前巻「魔法教えます!!」とセットにてお楽しみ下さい。
やや癖のある絵柄に違和感なく、長編ストーリーが好きな方は間違いなく楽しめるでしょう。
たぶん。
そんな訳で、「鈴木狂太郎」センセの「魔法教えました!!」です。
えっと、何から書けばいいかな。
とりあえず、「ヒット出版社」さんのHPなどの紹介あらすじにて、だいたいどんなんか分かると思います。
初単行本「魔法教えます!!」を読んでいる方ならば。
※左:「魔法教えました!!」キャラクターズ、右:「茜色!覗いていろ!」の女の子
チェック柄がいい感じだったので掲載してしまいました。
ただ、コレはまっさらな頭で読んだ方が、絶対・確実に面白い漫画になってます。
何を隠そう、ひでるさんがそうでしたから。
はい、すっかり前巻の記憶なくなってましたねー。
ただ、そうしたモロさがため、実に新鮮な気持ちで読み進められました。
うふふ。
そんな実体験から、予備知識のないまま読む事をオススメしておきます。
いちおう気をつけて書きますが、↓これ以降はちらほらネタバレることもあると思うので、ちょっとでも気になった方、気になりそうな方はこれ以上進まないのが宜しいかと。
なお、こちら「魔法教えました!!」からの購入でも全然大丈夫です。
その際には、ぜひ前巻も揃えるのがいいでしょう。
・
・
・
・
・
書きます。
前述しているように、購入時は”前巻と似たタイトルかな~”くらいの感覚でした。
すみません。
前巻ブログ紹介では絶賛していたものの、センセのお名前と魔法関係な漫画、くらいまでに頭はリセットされていたの。
読んでいくうち、じわじわと思い出してきました(本当)
そんな状態だったので、さっきまた前巻「魔法教えます!!」を読んだところ…再度泣きました。
いい話だー。
やっぱり、叩きのめされた様を一度見せつけられると、成功した際の感動が段違いですね。
「ひぐらし」がやたら涙を誘うのと同じで。
「此ノ花(このか)」・「宗司」のカップルで番外編はどうでしょうか?
そう、ひでるさんは前巻のシメで書いてましたが、なんと実現しました。
こちら「魔法教えました!!」は過去エピソードになっています。
※「木ノ葉さん」の魔法攻撃
でもこんな描写は少なめなんですが。
「お前たち2人で魔力の高い者を魔法界の次期頭首とする」
魔法界の次期頭首候補である「此ノ花」と「木ノ葉」はライバル関係。
付き人兼教育係の「宗司」・「尚継」らは、それぞれ主と修業に励んでおりました。
しかし、ある日の作戦にて「木ノ葉」は魔力量で「此ノ花」に劣っていることを知ってしまうのです。
勝負にこだわる「木ノ葉」は、教育係「尚継」の家に伝わる秘術にて魔力の底上げを狙うと共に、想い人との深い接触を願うんですが…と、だいたいそんな導入部。
前巻と同じ、魔法とかなんとかのファンタジーな漫画です。
ヒロイン2人の性格と境遇がため、前巻と違ってラブコメっぽさはありません。
(※ラブはあっても、コメはない)
蛇足とか無理矢理ではなく自然にえっちシーンが差し込まれ、それでいてストーリーはしっかりと重いものです。
高い完成度の作品になっていました。
前回も登場していた「此ノ花」・「宗司」らに何があったのか、じっくりご確認下さい。
両ヒロインの性格・個性が発揮される、1話冒頭の邪霊狩り。
いきなりの魔法バトルです。
ちょっと分かり辛い部分があるかもしれませんが、気にせず読み進めて下さい。
後半のコマでちらり判明したりもありますので。
2周目とかより面白くなる漫画だと思います。
正直なところ、ファンタジーなだけやや敷居は高めかもしれません。
「此ノ花」・「宗司」、「木ノ葉」・「尚継」という2組のカップルが描かれており、それぞれの違いがポイントになってます。
単行本前半のメインは「木ノ葉さん」
頭首を目指す彼女は「尚継」が持つ真言立川流のスキルによって魔力アップを目指すのでした。
強い口調とは裏腹な、ドキドキした心情がいいですね。
一石二鳥と考えていた彼女が、想像とは違った展開になってしまう様をお楽しみ下さい。
いっぱい・いっぱいな感じがよく表現されてます。
オチ部分では、”お互い同じ事を考えている”というのが深いですね。
一方の「此ノ花」・「宗司」も同じ布団で寝ているんですが…こちらがどうなっているのか、お楽しみに。
修業シーンから始まる2話目。
後半にもカット絵が差し込まれますが、見事なまでの対比になっているので注目です。
「此ノ花さん」らは、ああした初々しい感じがため、後半の展開が生きるようになってます。
えっち担当は再び「木ノ葉さん」です。
前回の流れで、想い人とのえっちというよりは完全に修業と化していました。
人面痩の部分が好き(笑)
※此ノ花さん
この後に前巻見ると、また違った感覚があると思います。
3話目は頭首決定エピソードです。
驚くほどスパッと流されてましたが、なるほどその部分はさして重要ではないですもんね。
ここは細かく書かない方がいいかなー。
「此ノ花」と「木ノ葉」もそうですが、「宗司」・「尚継」による教育係バトルは見どころ。
あの付近だけだと、まったく別の漫画みたいでしたよ。
珍しく優しさを見せる「尚継」と、「木ノ葉さん」が良かったです。
えっち担当は、故あって「此ノ花さん」
今までそれっぽくなかった、彼女の乱れる様に注目。
独りえっちですが、かなり激しいものです。
まるで結婚式のような”頭首継承の儀式”が描かれる4話目。
儀式部分は前巻よりコマ数多くなってました。
明らかになる頭首の秘密は、前巻を読んだ人にはお馴染みなもの。
ここらでひでるさんの記憶もだいぶ戻ってました。
「此ノ花さん」と旧頭首の「萱乃」さん、そして「宗司」らの反応はそちらと重なり・異なりする部分があるので、ぜひ2周目などで比較してみてみて。
こちらのえっち担当は「萱乃さん」
触手による凶悪なものです。
また、「此ノ花さん」はそれを目前にしているんですね。
エロスよりも悲劇的な感覚でした。
続く5話目。
まるでバッドエンドのよう。
これが短編の触手えっち漫画なら、ばさーって終わるんですけど…。
こちらのラスト部分が、カラー原稿の0話に繋がっていました。
戻って見てみると、もらい泣きします。
「萱乃さん」が伝える台詞も、それぞれの再会部分も、たまんないですね。
「髪を伸ばしたいです」
…の台詞は特にヤバい。
詳しくは伏せておきますが、その後はちょっと熱い展開が待っているのでご期待下さい。
モヤモヤしたものも少しは発散できると思います。
+1のエピソードも非常に良かったです。
ぜひ、これに続いて「魔法教えます!!」を読んで頂ければ。
その後の4コマにあった、”魔法シリーズがまた連載する”というのは本当かなぁ。
※おまけ:「此ノ花」と「木ノ葉」
何があったか、ぜひ単行本でご確認下さい。
ほか、短編「らぶいんぱくと」はコメディー系。
そう悪くはないと思うんですが、ちょっと位置的に不利かと…。
「茜色!覗いていろ!」は吹き出しの無い漫画。
(※ちょっとはある)
チェック柄の下着がいいですね。
透明ケースを差し込む部分が見どころでしょう。
しっかり強めな線の絵柄。
濃淡はやや濃い目で、あちこちよく描き込まれています。
洗練されていて見辛さは感じませんが、ジャンルもあってかページはごっちゃりでした。
ファンタジーな世界を演出する背景や小物などが見事。
これがなにげにお話をサポートしていたと思います。
深さのある目と華奢なスタイルの人物絵は癖があり、ちょっと人を選ぶかもしれません。
だいたいは↓表紙・裏表紙にて判断できます。
あるいは、「ヒット出版社」さんのHPが見易いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定感ありました。ちょっと人は選ぶかなーって思います。
・話5: ぜひ前巻とセットで。こうしたサーガ的なものはひでるさんのツボ。
・独5: えっちシーンもストーリーを邪魔することなく、見事に融合してました。
合計:[14/15]
せっかくなので、4コマにあったような「此ノ花」・「宗司」の呑気なエピソードも見たいです。
ちょっとくらい良い思いをさせてあげては(笑)
ジャンケンにも勝ったことですし。
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