■たまゆら (momo)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]日常風景・竹原
・おまけ: あとがき、合間に宣伝・ネタ絵、
カバー裏に4コマ。
・その他: 原作「佐藤順一」、折り返しにコメント、
6話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「momo(もも?)」センセの「たまゆら」です。
アマゾンにて、タイトルの「たまゆら」で検索してみたら…いっぱいヒットしてびっくり。
ゲームか小説が原作なのかなー、って思っていたら、OVAが原作でした。
今度TVになるそうな。
はー、人気なんですねー。
※たまゆら・ヒロインズ
この4名がメインです。「楓ちゃん」の背丈に注目。
そんな訳で、訳も分からぬまま手にとっていた、こちらは漫画版の「たまゆら」です。
はっきり言って、女の子4名で目立っていたのが、手に取った理由。
前述したように原作の知識は欠片もなく、また「momo」センセの漫画もこちらが初見でした。
”話題のOVAをひと足早くコミカライズ”
紹介文言にそう書いてあったので、原作から大きな変化はないみたい。
1冊まるまるの長編で、主人公の女の子を中心とした仲良し4名のふんわりとしたお話です。
驚くような事件・事故なく、特に恋愛描写もなく、またひでるさんの期待するようなサービスシーンもありません。
穏やかーな、ふんわり・優しい漫画となっています。
亡くなった父親の故郷・竹原市に引っ越した主人公「ぽって」こと「沢渡楓(さわたり・ふう)」
高校に進学し、昔馴染みであった「塙かおる」ほか、趣味の写真を通じて「桜田麻音(さくらだ・まおん)」、「岡崎のりえ」らと知り合ったのでした。
「楓」とその弟「香」には、父親と出掛けた思い出の場所があり…瀬戸内の風景に詳しいという「かおる」の姉「さよみ」の案内で、そちらを探すこととしたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
”安芸の小京都”こと瀬戸内海は竹原を舞台にしたお話です。
写真などでたまに写る、水滴みたいなぼんやりとしたものの名称が「たまゆら」だそうで。
タイトルは、そちらからのものでした。
「楓ちゃん」の撮った想い出の写真にも「たまゆら」が写りこんでいるんですね。
漫画内での説明は、
「幸せで優しい写真に時々現れる」
でした。
ためしにコレも検索してみると、あちこちにヒットします。
いくつか実際の写真も見てきました。
ああ、なるほど。
あんなんが「たまゆら」なのかー。
今度写真を撮る際には意識してみましょうか。
…って、デジカメにも写るのかな。
簡単には日常漫画です。
もう少し具体的になると、↑上のあらすじ部分で書いたそのまま、主人公「楓ちゃん」の写真・絵に残る、思い出の場所を探す、みたいなもの。
ただ、そう探索は重視してはおらず、仲良し4人組でふわふわと遊んでいるような感じ。
学生ですが授業風景はほぼなく、だいたいが放課後・休日。
誰が好きだ、嫌いだという、ややこしい感情みたいなのもありません。
強いコメディーではないものの、全体的には楽しい仕上がりになっていました。
※左:沢渡楓、右:岡崎のりえ
キャラは「のりえさん」でしょう。モテそうですよね。
カメラが修理に出されている1話目。
いきなりポイントになるアイテムがないことで、逆に印象に残りますね。
新学期で「麻音」・「のりえ」との初対面があるため、珍しく教室描写があります。
そうしたキャラ紹介と共に、思い出の写真、たまゆらについての解説など、冒頭話らしく周辺説明がされているんですが、比較的自然でスムーズでした。
主人公「楓ちゃん」のあだ名である「ぽって」も、わざわざ「かおるさん」が口に出していることで伝わり易いです。
身長はメンバーで一際小さく、肩くらい。
そうした歩く際の擬音(あるいは、雰囲気がそんな感じなんでしょうね)がため、ふたまわりくらい幼い感じ。
うーん、これから頑張りましょう。
動物キャラ「ももねこ」との風景が楽しいタイトル絵の2話目。
本編中にもそんなんあります。
2話目では写真でしたが、ここで弟「香くん」登場。
帰宅した「楓ちゃん」を抱きついて迎えてましたよー。
まぁ、彼女のスタイルでは、失礼ながらさほど楽しさないでしょうけど、彼はいくつなんだろう。
まだ思春期前かなー。
(※切符買っていたので、小学校・中学年くらい?)
仲良しグループやお話の進行を邪魔しない、性格の良い子です。
お姉ちゃんもあー育ってますからね。
そんな彼がツインテールな「のりえさん」を直撃。
以降、コマの隅などであちこちにて、ラブラブしている描写が入っています。
同じ空間にいる際には、ほぼ彼の近くをキープしてますね。
よくくっついてたりもします。
「香くん」いいなぁ。
普段の漫画の影響(笑)がため、この2人には色々と想像が膨らみました。
本編とは関係ないところで刺さっていたひでるさんです。
お互いもう少し成長したら、何らかあるかも(←ないか)
なお、こちらでは中盤の「楓ちゃん」に注目。
エロス・カメラマンでしたよ。
同性だからOK、でもないんですね。
3話目は「楓」・「香」の姉弟にて、写真家「志保美りほ」へ会いに行くお話。
写真展に招待されたのです。
こちらの「りほさん」も、全体の雰囲気を壊さない、優しいお姉さんキャラでした。
いくつか知りませんが、「楓ちゃん」と喋ってても違和感ないですね。
彼女の目指す理想像みたいな感じ。
何年か後にはそっくりになっているのではないかなぁ。
「楓ちゃん」の写真に続き、「香くん」の絵が発見される4話目はおでかけ編。
場所を探してみよう、となるのはこちらから。
切っ掛けとなるのは、新キャラ「さよみさん」ですね。
多少の強引さと、ほわーと包み込むような包容力のある、典型的なお姉ちゃんでした。
ちなみに、その接近を妹「かおるさん」は匂いで察知してますね。
鼻はイイ設定があるようですが、あるいは香水とかつけてるのかな。
※たまゆら・ヒロインズ、その2
やっぱり集合絵だと思いました。右はその直後の「楓ちゃん」が楽しいです。
直接続く5話目は、おでかけ編の後半。
お弁当食べてたりしましたが…本当に皆さん良い人ばかりなのね。
邪悪な存在が溶かされそうなくらい。
なお、こちらでは銭湯シーンがありましたが、サービスほどのものでもありませんでした。
少ないコマから察せられるのは、雰囲気そのままな「楓ちゃん」と、意外にありそうだった「のりえさん」
ますます「香くん」が羨ましいですよ。
なお、思い出の場所・第二候補が発見される最終6話目も、おでかけ編です。
とあるアクシデントが発生するんですが、それがため謎(←そうややこしいものでないけど)が解明される展開でした。
ここの運びと描写が実にお上手で、きゅっとまとまっています。
不意に泣かされますね。
人物絵は細かーく見ると、ちらほら崩れ気味なところがあります。
いちおう、普通に読むにはそう気にならない程度とは思いますが。
目立つような乱れもなく、概ねまとまっていました。
線はちょっぴり強め。
あまり細かすぎず、かと言ってあっさり過ぎない背景がちょうどいい感じ。
漫画絵を邪魔することもなく、うまーく雰囲気が出せていたと思います。
特にこのお話は舞台が竹原ということでポイントになる部分なんですが…しっかり描かれていました。
だいたいは↓表紙・裏表紙での判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: キャラと背景がかみ合っていたと思います。
・話4: 悪人不在の、穏やかな癒し漫画でした。
・独3: 好みあるかなー。個人的にはもうひと押し欲しい気が。
合計:[11/15]
だいたい原作通りなんでしょうね。
巧くお話の魅力を描き出させていると思います。
楽しく読ませさせて頂きました。
ただ…パンチはやや弱めかなー。(強いのは違うとも分かっているんですが)
※原作はこんな感じ
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]日常風景・竹原
・おまけ: あとがき、合間に宣伝・ネタ絵、
カバー裏に4コマ。
・その他: 原作「佐藤順一」、折り返しにコメント、
6話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「momo(もも?)」センセの「たまゆら」です。
アマゾンにて、タイトルの「たまゆら」で検索してみたら…いっぱいヒットしてびっくり。
ゲームか小説が原作なのかなー、って思っていたら、OVAが原作でした。
今度TVになるそうな。
はー、人気なんですねー。
※たまゆら・ヒロインズ
この4名がメインです。「楓ちゃん」の背丈に注目。
そんな訳で、訳も分からぬまま手にとっていた、こちらは漫画版の「たまゆら」です。
はっきり言って、女の子4名で目立っていたのが、手に取った理由。
前述したように原作の知識は欠片もなく、また「momo」センセの漫画もこちらが初見でした。
”話題のOVAをひと足早くコミカライズ”
紹介文言にそう書いてあったので、原作から大きな変化はないみたい。
1冊まるまるの長編で、主人公の女の子を中心とした仲良し4名のふんわりとしたお話です。
驚くような事件・事故なく、特に恋愛描写もなく、またひでるさんの期待するようなサービスシーンもありません。
穏やかーな、ふんわり・優しい漫画となっています。
亡くなった父親の故郷・竹原市に引っ越した主人公「ぽって」こと「沢渡楓(さわたり・ふう)」
高校に進学し、昔馴染みであった「塙かおる」ほか、趣味の写真を通じて「桜田麻音(さくらだ・まおん)」、「岡崎のりえ」らと知り合ったのでした。
「楓」とその弟「香」には、父親と出掛けた思い出の場所があり…瀬戸内の風景に詳しいという「かおる」の姉「さよみ」の案内で、そちらを探すこととしたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
”安芸の小京都”こと瀬戸内海は竹原を舞台にしたお話です。
写真などでたまに写る、水滴みたいなぼんやりとしたものの名称が「たまゆら」だそうで。
タイトルは、そちらからのものでした。
「楓ちゃん」の撮った想い出の写真にも「たまゆら」が写りこんでいるんですね。
漫画内での説明は、
「幸せで優しい写真に時々現れる」
でした。
ためしにコレも検索してみると、あちこちにヒットします。
いくつか実際の写真も見てきました。
ああ、なるほど。
あんなんが「たまゆら」なのかー。
今度写真を撮る際には意識してみましょうか。
…って、デジカメにも写るのかな。
簡単には日常漫画です。
もう少し具体的になると、↑上のあらすじ部分で書いたそのまま、主人公「楓ちゃん」の写真・絵に残る、思い出の場所を探す、みたいなもの。
ただ、そう探索は重視してはおらず、仲良し4人組でふわふわと遊んでいるような感じ。
学生ですが授業風景はほぼなく、だいたいが放課後・休日。
誰が好きだ、嫌いだという、ややこしい感情みたいなのもありません。
強いコメディーではないものの、全体的には楽しい仕上がりになっていました。
※左:沢渡楓、右:岡崎のりえ
キャラは「のりえさん」でしょう。モテそうですよね。
カメラが修理に出されている1話目。
いきなりポイントになるアイテムがないことで、逆に印象に残りますね。
新学期で「麻音」・「のりえ」との初対面があるため、珍しく教室描写があります。
そうしたキャラ紹介と共に、思い出の写真、たまゆらについての解説など、冒頭話らしく周辺説明がされているんですが、比較的自然でスムーズでした。
主人公「楓ちゃん」のあだ名である「ぽって」も、わざわざ「かおるさん」が口に出していることで伝わり易いです。
身長はメンバーで一際小さく、肩くらい。
そうした歩く際の擬音(あるいは、雰囲気がそんな感じなんでしょうね)がため、ふたまわりくらい幼い感じ。
うーん、これから頑張りましょう。
動物キャラ「ももねこ」との風景が楽しいタイトル絵の2話目。
本編中にもそんなんあります。
2話目では写真でしたが、ここで弟「香くん」登場。
帰宅した「楓ちゃん」を抱きついて迎えてましたよー。
まぁ、彼女のスタイルでは、失礼ながらさほど楽しさないでしょうけど、彼はいくつなんだろう。
まだ思春期前かなー。
(※切符買っていたので、小学校・中学年くらい?)
仲良しグループやお話の進行を邪魔しない、性格の良い子です。
お姉ちゃんもあー育ってますからね。
そんな彼がツインテールな「のりえさん」を直撃。
以降、コマの隅などであちこちにて、ラブラブしている描写が入っています。
同じ空間にいる際には、ほぼ彼の近くをキープしてますね。
よくくっついてたりもします。
「香くん」いいなぁ。
普段の漫画の影響(笑)がため、この2人には色々と想像が膨らみました。
本編とは関係ないところで刺さっていたひでるさんです。
お互いもう少し成長したら、何らかあるかも(←ないか)
なお、こちらでは中盤の「楓ちゃん」に注目。
エロス・カメラマンでしたよ。
同性だからOK、でもないんですね。
3話目は「楓」・「香」の姉弟にて、写真家「志保美りほ」へ会いに行くお話。
写真展に招待されたのです。
こちらの「りほさん」も、全体の雰囲気を壊さない、優しいお姉さんキャラでした。
いくつか知りませんが、「楓ちゃん」と喋ってても違和感ないですね。
彼女の目指す理想像みたいな感じ。
何年か後にはそっくりになっているのではないかなぁ。
「楓ちゃん」の写真に続き、「香くん」の絵が発見される4話目はおでかけ編。
場所を探してみよう、となるのはこちらから。
切っ掛けとなるのは、新キャラ「さよみさん」ですね。
多少の強引さと、ほわーと包み込むような包容力のある、典型的なお姉ちゃんでした。
ちなみに、その接近を妹「かおるさん」は匂いで察知してますね。
鼻はイイ設定があるようですが、あるいは香水とかつけてるのかな。
※たまゆら・ヒロインズ、その2
やっぱり集合絵だと思いました。右はその直後の「楓ちゃん」が楽しいです。
直接続く5話目は、おでかけ編の後半。
お弁当食べてたりしましたが…本当に皆さん良い人ばかりなのね。
邪悪な存在が溶かされそうなくらい。
なお、こちらでは銭湯シーンがありましたが、サービスほどのものでもありませんでした。
少ないコマから察せられるのは、雰囲気そのままな「楓ちゃん」と、意外にありそうだった「のりえさん」
ますます「香くん」が羨ましいですよ。
なお、思い出の場所・第二候補が発見される最終6話目も、おでかけ編です。
とあるアクシデントが発生するんですが、それがため謎(←そうややこしいものでないけど)が解明される展開でした。
ここの運びと描写が実にお上手で、きゅっとまとまっています。
不意に泣かされますね。
人物絵は細かーく見ると、ちらほら崩れ気味なところがあります。
いちおう、普通に読むにはそう気にならない程度とは思いますが。
目立つような乱れもなく、概ねまとまっていました。
線はちょっぴり強め。
あまり細かすぎず、かと言ってあっさり過ぎない背景がちょうどいい感じ。
漫画絵を邪魔することもなく、うまーく雰囲気が出せていたと思います。
特にこのお話は舞台が竹原ということでポイントになる部分なんですが…しっかり描かれていました。
だいたいは↓表紙・裏表紙での判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: キャラと背景がかみ合っていたと思います。
・話4: 悪人不在の、穏やかな癒し漫画でした。
・独3: 好みあるかなー。個人的にはもうひと押し欲しい気が。
合計:[11/15]
だいたい原作通りなんでしょうね。
巧くお話の魅力を描き出させていると思います。
楽しく読ませさせて頂きました。
ただ…パンチはやや弱めかなー。(強いのは違うとも分かっているんですが)
たまゆら (エデンコミックス) (2011/05/14) momo 商品詳細を見る |
※原作はこんな感じ
たまゆら 第一巻(初回生産限定) [DVD] (2010/11/26) 竹達彩奈、阿澄佳奈 他 商品詳細を見る |
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■空想画廊 (水上カオリ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ファンタジー・学園
・おまけ: あとがき、あとがき4コマ、カバー裏にイラスト。
・その他: 5話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水上カオリ(みなかみ・かおり)」センセの「空想画廊」です。
ちょっとスペースを拝借して。
「ぽてまよ/御形屋はるか」は5巻で完結でした。
ブログでは…紹介してないか。
”ナニモノなのか?”とか正体判明するような文句が紹介帯に書いてあり、ドキドキしながら読んだんですが…なんとなく分かるような、分かんないような……。
例によって、ひでるさんの理解力弱いためかなぁ。
そんなコトを思っていたら、書かれていたアマゾンのレビューでもだいたいそうした感じ。
やや安心(笑)
とはいえ面白いには違いなく、コメディーでありつつも心温まるお話。
苦手な4コマなのに、泣ける、良いシリーズでした。
さて、本日は「水上カオリ」センセです。
ひでるさんは特に知りませんでしたが、小説の挿絵などイラスト中心な方。
なんとなく見たことあるかなー。
ちなみに、マンガ日本史では「春日局」を担当された様子。
↓コレ。
かなーりキュートなお姫様で描かれてますねー。
これからは漫画方面にも活動の幅を広げていくのかな。
本日の「空想画廊」は、「水上カオリ」センセのオリジナル長編漫画。
1冊で完結するので、買い易さがあると思います。
↑上の属性ではファンタジーとしましたが、お話はだいたい”学園七不思議”みたいな風情になっています。
ちょっと不思議な、怖さと優しさあるお話に仕上がっていました。
※左から、「奈々」・「みのり」・「冴」
微妙な関係の3名に注目。
「夜の美術室には絶対に入っちゃいけないよ」
「聖カテリナ学園」の中学受験に合格した「みのり」
祖母「さゆり」は先の言葉と共に、おまじないを彼女の背中にほどこしたのです。
「みのり」はその後高等部へと順調に進学。
そちらでは美術部に所属していたんですが…やはり”夜の美術室には人を入れてはいけない”という暗黙のルールがあったのでした。
それがためか、教師のあまりに強引な追い出し方に腹を立てた友人「藤木奈々」は、噂の真相を暴くべく潜入。
ふと祖母の注目を思い出した「みのり」が彼女を追いかけて校内へ入ると、なんとも不思議な体験をしたのです。
さらに美樹室では、卒業生で”天才”と呼ばれていた画家「槙野冴(まきの・さえ)」が当時のままの姿で顔を見せたのでした…。
かなり大雑把で端折っていますが、だいたいそんな感じ。
学園の不思議を解決するようなお話ですね。
あちこちにファンタジーな場面がありますが、霊力とか魔力でガンガン戦うようなものではありません。
ごく普通の女の子が、持ち前の優しさで事件をなんとなく解決する、みたいな感じ。
各話はそれなりに繋がっているものの、基本は1話完結。
(※3、4話は連続したエピソードです)
同じ舞台・同じキャラで、ゲストが遭遇する不可思議な出来事に首を突っ込むという流れでした。
「冴さん」との出会いを描いた、切っ掛けとなる1話。
学園に居残っていた生徒が毎年のように行方不明になっていましたが、その原因はおそらく彼女でしょうね。
カオスの中心みたいな存在です。
「私のお友達なの」
とか言っていましたが、彼女の周囲を取り囲んでいたのは、明らかにヤバめ。
モロに「みのり」・「奈々」の2人は襲われており、もし祖母「さゆりさん」のおまじないがなければ…次の日には行方不明になっていたでしょう。
(※実は彼女ら行方不明になるんですが、詳細は内緒。ちょっぴりぞーってしますわね)
「みのりさん」を助けた、若い頃の祖母「さゆりさん」が可愛いです。
※ラブラブ「冴さん」
基本的には「みのりさん」に懐いています。完全に従う訳でもないですが。
2話目は音楽室にある、”決して弾いてはいけない”という楽譜。
直接の関係はないようでしたが、「冴さん」もその存在を知っておりました。
キャラそのまま災いを楽しんでますねー。
まぁ、当然のように上級生「綾子」が弾いてしまい、先の事件でオバケ退治をしたと評判になっていた「みのりさん」が関わるという流れ。
ただ…ここは本来彼女を守るべき「バロン」が煽ってますね。
当初は気にならなかったですが、2周目はなんとなく違和感が。
けっこう「みのりさん」危なかったですよ。
ラストの「冴さん」に注目。
前述したように楽譜の存在は彼女の楽しみであり、真面目に解決を願う「みのりさん」とは逆の考え。
その可愛らしさと怖ろしさの両面が見られる、魅力満載という回でした。
それまではシリアスでしたが、コメディーな解決部分にご期待下さい。
ちょっとしたことで友人「奈々さん」が巻き込まれてしまう3、4話。
いわゆる恋愛のおまじないが題材となっています。
あんなんは女子高っぽくていいですねー。
実際のところはどうか知らんけど。
そんなんの、良くない方でターゲットにされてしまう「奈々さん」
ぶっちゃけほぼ無関係で、あれは逆恨みにしてもちょっと酷過ぎ。
3話はプロローグですね。
後半の「奈々」・「冴」・「みのり」の微妙な雰囲気に注目です。
収録で最も怖いエピソードに仕上がっている4話。
”真っ黒くてちっちゃくて、ベッドの下に逃げてった”
そうした説明をした「奈々さん」
そりゃー、人類の天敵というべき昆虫Gのことでは!?
とか、ひでるさん突っ込んでいましたが、「奈々さん」の真剣な表情がためか漫画ではスルー。
怖がる彼女のため、2人の入浴シーンもありました。
サービスですね。
ちなみに、雰囲気そのまま「みのりさん」はちいさいようでした。がんばれ。
後半の「冴さん」がまた非常に良い感じ。
解決すべきキーを持つ彼女の小悪魔っぽさが、この漫画の魅力でしょう。
いちおう「冴さん」の助言によって事件は解決するんですが、それだけで終わらないのがポイントです。
この2話は非常に良かったですよ。
※いぢわる「冴さん」
こんなんが彼女の最大の魅力でしょう。
そんな訳で5話が最終話。
詳細は伏せますが、子供の姿の「冴さん」、茨(いばら)に覆われる学園など、大変なこととなっていました。
きっちりエンディングとなります。
面白かったです。
…が。
この漫画の最大の問題。
盛り上がってきたところで、すっぱーって終わっちゃうところ。
1、2話で設定とかなんとかが頭に落ちてきて、お話の流れが確立されて、3、4話の連続エピソードで面白くなってきたぞー、ってなところで、あっさり最終話。
早いなー。
まぁ、そんな感覚のまま終えるのはいいかもしれませんけどー。
解決する能力ありながら、人の味方ではない「冴さん」が良く、「みのり」・「奈々」との微妙な三角関係とか、もう少し色々とエピソードが読みたかったです。
さすがにイラストからの方なので、あちこちの絵は美麗。
↓表紙などカラーは無論のこと、白黒絵も8割~9割はほぼそのままのクオリティーでした。
よくある絵の強弱もなく、小さなコマまで丁寧です。
キャラ絵はさらりとした髪と、透き通るクリアな目。
凄いですね。
まさに吸い込まれるような感じ。
細かーく見れば、ちらほら気になる箇所がない訳ではないですが、普通に読むには十分。
表現など引っ掛かることはありませんでした。
人物・小物・背景などバランスに優れ、また絵の巧さがため表現的な問題も薄め。
慣れない事で「水上カオリ」センセは大変だったようですが、その苦労がため良い結果になったと思います。
とりあえず、イラスト刺さっていた方ならば、間違いなく楽しめるでしょう。
↓表紙買いでも大丈夫。たぶん。
あとはファンタジーちっくなのがお話がどうかなー。
あの雰囲気好きなら問題ないかなー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 細かいモノを打ち消すくらいの画力がありました。
・話4: これはキャラの魅力ですね。前述したように話数少な過ぎるのが難点。
・独3: もうプラスなんちゃらが欲しいけど…この話数では限界か。
合計:[12/15]
5話で完結ですが、もし7話あれば”七不思議”っぽく、違ったまとまりになったかも。ありきたりか。
ちょっと設定を変えて、また「冴さん」に「どうしようかしら…こんな面白そうなもの」とか言ってほしいですね。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ファンタジー・学園
・おまけ: あとがき、あとがき4コマ、カバー裏にイラスト。
・その他: 5話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水上カオリ(みなかみ・かおり)」センセの「空想画廊」です。
ちょっとスペースを拝借して。
「ぽてまよ/御形屋はるか」は5巻で完結でした。
ぽてまよ(5) (アクションコミックス) (2011/05/12) 御形屋 はるか 商品詳細を見る |
ブログでは…紹介してないか。
”ナニモノなのか?”とか正体判明するような文句が紹介帯に書いてあり、ドキドキしながら読んだんですが…なんとなく分かるような、分かんないような……。
例によって、ひでるさんの理解力弱いためかなぁ。
そんなコトを思っていたら、書かれていたアマゾンのレビューでもだいたいそうした感じ。
やや安心(笑)
とはいえ面白いには違いなく、コメディーでありつつも心温まるお話。
苦手な4コマなのに、泣ける、良いシリーズでした。
さて、本日は「水上カオリ」センセです。
ひでるさんは特に知りませんでしたが、小説の挿絵などイラスト中心な方。
なんとなく見たことあるかなー。
ちなみに、マンガ日本史では「春日局」を担当された様子。
↓コレ。
新マンガ日本史 29号 (2011/05/17) 不明 商品詳細を見る |
かなーりキュートなお姫様で描かれてますねー。
これからは漫画方面にも活動の幅を広げていくのかな。
本日の「空想画廊」は、「水上カオリ」センセのオリジナル長編漫画。
1冊で完結するので、買い易さがあると思います。
↑上の属性ではファンタジーとしましたが、お話はだいたい”学園七不思議”みたいな風情になっています。
ちょっと不思議な、怖さと優しさあるお話に仕上がっていました。
※左から、「奈々」・「みのり」・「冴」
微妙な関係の3名に注目。
「夜の美術室には絶対に入っちゃいけないよ」
「聖カテリナ学園」の中学受験に合格した「みのり」
祖母「さゆり」は先の言葉と共に、おまじないを彼女の背中にほどこしたのです。
「みのり」はその後高等部へと順調に進学。
そちらでは美術部に所属していたんですが…やはり”夜の美術室には人を入れてはいけない”という暗黙のルールがあったのでした。
それがためか、教師のあまりに強引な追い出し方に腹を立てた友人「藤木奈々」は、噂の真相を暴くべく潜入。
ふと祖母の注目を思い出した「みのり」が彼女を追いかけて校内へ入ると、なんとも不思議な体験をしたのです。
さらに美樹室では、卒業生で”天才”と呼ばれていた画家「槙野冴(まきの・さえ)」が当時のままの姿で顔を見せたのでした…。
かなり大雑把で端折っていますが、だいたいそんな感じ。
学園の不思議を解決するようなお話ですね。
あちこちにファンタジーな場面がありますが、霊力とか魔力でガンガン戦うようなものではありません。
ごく普通の女の子が、持ち前の優しさで事件をなんとなく解決する、みたいな感じ。
各話はそれなりに繋がっているものの、基本は1話完結。
(※3、4話は連続したエピソードです)
同じ舞台・同じキャラで、ゲストが遭遇する不可思議な出来事に首を突っ込むという流れでした。
「冴さん」との出会いを描いた、切っ掛けとなる1話。
学園に居残っていた生徒が毎年のように行方不明になっていましたが、その原因はおそらく彼女でしょうね。
カオスの中心みたいな存在です。
「私のお友達なの」
とか言っていましたが、彼女の周囲を取り囲んでいたのは、明らかにヤバめ。
モロに「みのり」・「奈々」の2人は襲われており、もし祖母「さゆりさん」のおまじないがなければ…次の日には行方不明になっていたでしょう。
(※実は彼女ら行方不明になるんですが、詳細は内緒。ちょっぴりぞーってしますわね)
「みのりさん」を助けた、若い頃の祖母「さゆりさん」が可愛いです。
※ラブラブ「冴さん」
基本的には「みのりさん」に懐いています。完全に従う訳でもないですが。
2話目は音楽室にある、”決して弾いてはいけない”という楽譜。
直接の関係はないようでしたが、「冴さん」もその存在を知っておりました。
キャラそのまま災いを楽しんでますねー。
まぁ、当然のように上級生「綾子」が弾いてしまい、先の事件でオバケ退治をしたと評判になっていた「みのりさん」が関わるという流れ。
ただ…ここは本来彼女を守るべき「バロン」が煽ってますね。
当初は気にならなかったですが、2周目はなんとなく違和感が。
けっこう「みのりさん」危なかったですよ。
ラストの「冴さん」に注目。
前述したように楽譜の存在は彼女の楽しみであり、真面目に解決を願う「みのりさん」とは逆の考え。
その可愛らしさと怖ろしさの両面が見られる、魅力満載という回でした。
それまではシリアスでしたが、コメディーな解決部分にご期待下さい。
ちょっとしたことで友人「奈々さん」が巻き込まれてしまう3、4話。
いわゆる恋愛のおまじないが題材となっています。
あんなんは女子高っぽくていいですねー。
実際のところはどうか知らんけど。
そんなんの、良くない方でターゲットにされてしまう「奈々さん」
ぶっちゃけほぼ無関係で、あれは逆恨みにしてもちょっと酷過ぎ。
3話はプロローグですね。
後半の「奈々」・「冴」・「みのり」の微妙な雰囲気に注目です。
収録で最も怖いエピソードに仕上がっている4話。
”真っ黒くてちっちゃくて、ベッドの下に逃げてった”
そうした説明をした「奈々さん」
そりゃー、人類の天敵というべき昆虫Gのことでは!?
とか、ひでるさん突っ込んでいましたが、「奈々さん」の真剣な表情がためか漫画ではスルー。
怖がる彼女のため、2人の入浴シーンもありました。
サービスですね。
ちなみに、雰囲気そのまま「みのりさん」はちいさいようでした。がんばれ。
後半の「冴さん」がまた非常に良い感じ。
解決すべきキーを持つ彼女の小悪魔っぽさが、この漫画の魅力でしょう。
いちおう「冴さん」の助言によって事件は解決するんですが、それだけで終わらないのがポイントです。
この2話は非常に良かったですよ。
※いぢわる「冴さん」
こんなんが彼女の最大の魅力でしょう。
そんな訳で5話が最終話。
詳細は伏せますが、子供の姿の「冴さん」、茨(いばら)に覆われる学園など、大変なこととなっていました。
きっちりエンディングとなります。
面白かったです。
…が。
この漫画の最大の問題。
盛り上がってきたところで、すっぱーって終わっちゃうところ。
1、2話で設定とかなんとかが頭に落ちてきて、お話の流れが確立されて、3、4話の連続エピソードで面白くなってきたぞー、ってなところで、あっさり最終話。
早いなー。
まぁ、そんな感覚のまま終えるのはいいかもしれませんけどー。
解決する能力ありながら、人の味方ではない「冴さん」が良く、「みのり」・「奈々」との微妙な三角関係とか、もう少し色々とエピソードが読みたかったです。
さすがにイラストからの方なので、あちこちの絵は美麗。
↓表紙などカラーは無論のこと、白黒絵も8割~9割はほぼそのままのクオリティーでした。
よくある絵の強弱もなく、小さなコマまで丁寧です。
キャラ絵はさらりとした髪と、透き通るクリアな目。
凄いですね。
まさに吸い込まれるような感じ。
細かーく見れば、ちらほら気になる箇所がない訳ではないですが、普通に読むには十分。
表現など引っ掛かることはありませんでした。
人物・小物・背景などバランスに優れ、また絵の巧さがため表現的な問題も薄め。
慣れない事で「水上カオリ」センセは大変だったようですが、その苦労がため良い結果になったと思います。
とりあえず、イラスト刺さっていた方ならば、間違いなく楽しめるでしょう。
↓表紙買いでも大丈夫。たぶん。
あとはファンタジーちっくなのがお話がどうかなー。
あの雰囲気好きなら問題ないかなー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 細かいモノを打ち消すくらいの画力がありました。
・話4: これはキャラの魅力ですね。前述したように話数少な過ぎるのが難点。
・独3: もうプラスなんちゃらが欲しいけど…この話数では限界か。
合計:[12/15]
5話で完結ですが、もし7話あれば”七不思議”っぽく、違ったまとまりになったかも。ありきたりか。
ちょっと設定を変えて、また「冴さん」に「どうしようかしら…こんな面白そうなもの」とか言ってほしいですね。
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■快感スイーツ(萌) (蒔野靖弘)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]コメディー・スイーツ
・おまけ: あとがき、合間に4コマ。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「蒔野靖弘(まきの・やすひろ)」センセの「快感スイーツ(萌)」です。
スイーツですね。
旅行へ行ったりすると”御当地ソフトクリーム”を探すひでるさん。
別で何度か書いているので、もし万が一興味あったら表ブログみてみて。
結構ありそうで、コレがなかなかないんですよ。
印象に残っているのは、そのままの味だった「八丁味噌」と、辛かった「わさび」ですね。
美味いのは普通なので、やっぱりそっち系。
あ、こないだの「やきいも」は香ばしい焼き芋がパッと思い浮かび、味もなかなか良いものでしたが。
そんな流れで、本日は「快感スイーツ(萌)」です。
描かれている「蒔野靖弘」センセは「牧野靖弘」から改名したそうです。
よくよく調べると、別に「のぎまこと」という名前もありました。
それぞれの名前で多く単行本を出されており、
たぶん…
「茜ちゃんPANIC(※のぎまこと名義)」は読んだような気が…わかんないけど。
さて、今回の「快感スイーツ(萌)」は一般えっち系の単行本。
軽いコメディーちっくで、1冊まるまるの長編になっていました。
特に大仰なトラブルは起こったりしていませんが、雰囲気としては問題解決パターン。
同キャラの1話完結モノですね。
※樽戸翔子(1話・8話)
基本的に即えっちな方でした。
主人公「樽戸翔子(たると・しょうこ)」は「カフェ・ココロン」のオーナー。
店を手伝う従妹「黒糖くるみ」は彼女の巨乳をアピールすることを考え、それを強調した制服をデザインしたのでした。
結果として思惑は当たり、ティータイムになると男性客で溢れる人気店になったのです。
また、「翔子」の天然さと発せられるフェロモンは男子に不思議な影響を与えるようで、その協力から自然に新作スイーツが生みだされていたのでした。
だいぶ大雑把ですが、そんな感じ。
そんな訳で、スイーツ店を舞台にしたえっちラブコメです。
「翔子さん」には特定の彼氏おらず、想い人もおらず、ラブ度は低め。
えっちから新作が完成するという展開になっているため、来るもの拒まずというスタンス。
また「翔子さん」の発するフェロモンには何らかの効果があるらしく、驚くほどにあっさりえっちに流れていました。
(※実は直接えっちまで至らないケースのが多いのですが)
こざっぱりとしていて、ステディになろう、しようという感覚はないみたいですねー。
「カフェ・ココロン」のアイドルという感じなのでしょう。
”天然ドジエロパティシエール”
そんな称号は伊達ではありません。
この漫画の最大の特徴は、タイトルそのままスイーツ描写。
単に舞台設定とか、漫画の小道具という扱いが普通ですよね。
こちらの場合、オチなどにスイーツ絵と解説が差し込まれているのです。
それが比較的しっかりとしていて大仰でもなく、また必要以上にページを占有してもいません。
やはりえっちメインだろう漫画の割合としては、適当なくらいのスペースだと思います。
※天然・巨乳な「翔子さん」
だいたい切っ掛けはこんな感じです。邪魔そう。
基本的な展開の1話目。
オープニング(※こちらの場合は舞台説明)があり、ターゲットとなる男性が「翔子さん」の魅力にグラつき…えっちして新作スイーツが完成する、というもの。
ド天然な「翔子さん」
何が客に刺さっているのか、全く理解しておりません。
こちらはパイがそのままおっぱいになるという王道な言葉遊び。
サラリーマンな男性がターゲットになんですが、「翔子さん」が彼に接近すると他の男性客が一斉にお会計を済ませ、また「くるみちゃん」もそっと店を離れておりました。
「あいつがショコタン一人占めかよ…」
そうした台詞もあり、皆さんその後の展開をよく知っている、って事ですよね。
男性客の理由はそっちか。
2話目は試食ということで、「翔子さん」から男性客をチョイスするパターン。
「趣味ワルっ!」
とは「くるみちゃん」の弁。
自分と似て、ほわーっとした感じが好みなようでした。
前回のサラリーマンと同じく自らの純粋な部分が引き出されるようで、それに応じた「翔子さん」からキスをしてます。
それでも、彼氏って発想はないのねぇ。
3話はモンブランの新作ということで…栗でお約束な言葉ネタが。
「ここはAV撮影のスタジオかっ」
そんな台詞もありました。
前回に続いて”どきゅん”な描写があります。
惚れっぽいですね、彼女。
なお、前述したような言葉のややこしさ(?)から迫られる「翔子さん」でしたが、
「勘違いしたままでも…イイですよ…」
とか、言っていました。
なお、「くるみちゃん」は前半で”人の恋路~”という台詞ありますが、こちらの男性も結局彼氏には成り得ないんですねー。
店を飛び出す4話は移動クレープ店のお手伝い。
えっち相手はその店長(社長)さん。
どちらかと言うと前半は「くるみちゃん」のが刺さっていましたが、彼が「翔子さん」にハマったと悟ってから、あっさり身を引いています。
普段店にて目の当たりにしてたら、あーなるか。
あまりな巨乳で、鉄板に乗っかる部分が可笑しいです。
オチではけっこう酷いこと言ってましたが。
実は2年前まで芸能界にいたという「くるみちゃん」主役な5話。
店では縁の下の力持ち的存在で、「翔子さん」が圧倒的に目立っているようですが…彼女目当てなお客さんも少なからずいそうですね。
ソロ写真集出すほどだったようだし。
昔馴染みな写真家「河内屋太貴」とのえっち。
2周目でじっくり見て気付きましたが、直接えっち描かれるのはこの5話が初めて。
もしかして、「翔子さん」はいつも直前までしかシテないのかも。
6話はまた店を飛び出し、ブームなロールケーキのレシピを教わりに行くというもの。
試食してお気に入りな店へ堂々と赴くという、離れ業をやってました。
こんなん出来る「翔子さん」は凄い。
こちら登場の男性(※元AV男優)は面白かったです。
※黒糖くるみ(1話・5話)
彼女目的な男子もいそうですね。
市内女子校に講師として出張する7話。
さすが人気店パティシエだけあって、引く手も多いですねー。
タイプの異なる3名の女子高生とイチャイチャしております。
ちゃんと新作スイーツが3つ完成しているのがポイントでしょう。
おっぴろげて”可愛い”とか言われてましたよ(笑)
和菓子な8話は「翔子さん」の巨乳が通じないという、イレギュラーなお話。
ちなみに写真家「太貴くん」がまた顔を見せており、「くるみちゃん」とは順調にお付き合いしている様子でした。
即座に突っ込み入れるコマがあったものの、彼を店に呼ぶのは危険な気もしますね。
なお、冒頭では通用しなかったものの、最終的にはいつものパターンになってます。
「翔子さん」スゲェなぁ。
温泉旅館な9話は若女将「八木満珠(やぎ・まんじゅ)」さんがゲスト。
冒頭から露天風呂シーンで「満珠さん」を含めたヒロイン3名のヌードが拝めます。
こうした展開に「翔子さん」を連れてくのは危険な気もしますが、「くるみちゃん」が良い動きを見せてました。
先程も書きましたけど、直接えっちな2回目ですね。
最終10話は当然ながら「翔子さん」
どんな展開かはいちおう伏せておきます。
らしい終わり方でしたよ。
ぽってりした、デフォルメ強いキャラ絵。
コメディー的ですね。
強く太めな線も特徴的。
そのため濃淡は濃い目で、バランスも独特です。
かなり癖が強いため、好き・嫌いがはっきり分かれると思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にて判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 特徴的なので、単純に好みかどうか。
・話3: ぱっと楽しい漫画に仕上がっていました。
・独4: なんのかんのとスイーツに絡めています。
合計:[10/15]
テンポ良い、軽い仕上がりでした。
スイーツ好きな方とか、細かい単語など知っていればより楽しいかもしれませんね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
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・属性 : [一般]コメディー・スイーツ
・おまけ: あとがき、合間に4コマ。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「蒔野靖弘(まきの・やすひろ)」センセの「快感スイーツ(萌)」です。
スイーツですね。
旅行へ行ったりすると”御当地ソフトクリーム”を探すひでるさん。
別で何度か書いているので、もし万が一興味あったら表ブログみてみて。
結構ありそうで、コレがなかなかないんですよ。
印象に残っているのは、そのままの味だった「八丁味噌」と、辛かった「わさび」ですね。
美味いのは普通なので、やっぱりそっち系。
あ、こないだの「やきいも」は香ばしい焼き芋がパッと思い浮かび、味もなかなか良いものでしたが。
そんな流れで、本日は「快感スイーツ(萌)」です。
描かれている「蒔野靖弘」センセは「牧野靖弘」から改名したそうです。
よくよく調べると、別に「のぎまこと」という名前もありました。
それぞれの名前で多く単行本を出されており、
たぶん…
「茜ちゃんPANIC(※のぎまこと名義)」は読んだような気が…わかんないけど。
さて、今回の「快感スイーツ(萌)」は一般えっち系の単行本。
軽いコメディーちっくで、1冊まるまるの長編になっていました。
特に大仰なトラブルは起こったりしていませんが、雰囲気としては問題解決パターン。
同キャラの1話完結モノですね。
※樽戸翔子(1話・8話)
基本的に即えっちな方でした。
主人公「樽戸翔子(たると・しょうこ)」は「カフェ・ココロン」のオーナー。
店を手伝う従妹「黒糖くるみ」は彼女の巨乳をアピールすることを考え、それを強調した制服をデザインしたのでした。
結果として思惑は当たり、ティータイムになると男性客で溢れる人気店になったのです。
また、「翔子」の天然さと発せられるフェロモンは男子に不思議な影響を与えるようで、その協力から自然に新作スイーツが生みだされていたのでした。
だいぶ大雑把ですが、そんな感じ。
そんな訳で、スイーツ店を舞台にしたえっちラブコメです。
「翔子さん」には特定の彼氏おらず、想い人もおらず、ラブ度は低め。
えっちから新作が完成するという展開になっているため、来るもの拒まずというスタンス。
また「翔子さん」の発するフェロモンには何らかの効果があるらしく、驚くほどにあっさりえっちに流れていました。
(※実は直接えっちまで至らないケースのが多いのですが)
こざっぱりとしていて、ステディになろう、しようという感覚はないみたいですねー。
「カフェ・ココロン」のアイドルという感じなのでしょう。
”天然ドジエロパティシエール”
そんな称号は伊達ではありません。
この漫画の最大の特徴は、タイトルそのままスイーツ描写。
単に舞台設定とか、漫画の小道具という扱いが普通ですよね。
こちらの場合、オチなどにスイーツ絵と解説が差し込まれているのです。
それが比較的しっかりとしていて大仰でもなく、また必要以上にページを占有してもいません。
やはりえっちメインだろう漫画の割合としては、適当なくらいのスペースだと思います。
※天然・巨乳な「翔子さん」
だいたい切っ掛けはこんな感じです。邪魔そう。
基本的な展開の1話目。
オープニング(※こちらの場合は舞台説明)があり、ターゲットとなる男性が「翔子さん」の魅力にグラつき…えっちして新作スイーツが完成する、というもの。
ド天然な「翔子さん」
何が客に刺さっているのか、全く理解しておりません。
こちらはパイがそのままおっぱいになるという王道な言葉遊び。
サラリーマンな男性がターゲットになんですが、「翔子さん」が彼に接近すると他の男性客が一斉にお会計を済ませ、また「くるみちゃん」もそっと店を離れておりました。
「あいつがショコタン一人占めかよ…」
そうした台詞もあり、皆さんその後の展開をよく知っている、って事ですよね。
男性客の理由はそっちか。
2話目は試食ということで、「翔子さん」から男性客をチョイスするパターン。
「趣味ワルっ!」
とは「くるみちゃん」の弁。
自分と似て、ほわーっとした感じが好みなようでした。
前回のサラリーマンと同じく自らの純粋な部分が引き出されるようで、それに応じた「翔子さん」からキスをしてます。
それでも、彼氏って発想はないのねぇ。
3話はモンブランの新作ということで…栗でお約束な言葉ネタが。
「ここはAV撮影のスタジオかっ」
そんな台詞もありました。
前回に続いて”どきゅん”な描写があります。
惚れっぽいですね、彼女。
なお、前述したような言葉のややこしさ(?)から迫られる「翔子さん」でしたが、
「勘違いしたままでも…イイですよ…」
とか、言っていました。
なお、「くるみちゃん」は前半で”人の恋路~”という台詞ありますが、こちらの男性も結局彼氏には成り得ないんですねー。
店を飛び出す4話は移動クレープ店のお手伝い。
えっち相手はその店長(社長)さん。
どちらかと言うと前半は「くるみちゃん」のが刺さっていましたが、彼が「翔子さん」にハマったと悟ってから、あっさり身を引いています。
普段店にて目の当たりにしてたら、あーなるか。
あまりな巨乳で、鉄板に乗っかる部分が可笑しいです。
オチではけっこう酷いこと言ってましたが。
実は2年前まで芸能界にいたという「くるみちゃん」主役な5話。
店では縁の下の力持ち的存在で、「翔子さん」が圧倒的に目立っているようですが…彼女目当てなお客さんも少なからずいそうですね。
ソロ写真集出すほどだったようだし。
昔馴染みな写真家「河内屋太貴」とのえっち。
2周目でじっくり見て気付きましたが、直接えっち描かれるのはこの5話が初めて。
もしかして、「翔子さん」はいつも直前までしかシテないのかも。
6話はまた店を飛び出し、ブームなロールケーキのレシピを教わりに行くというもの。
試食してお気に入りな店へ堂々と赴くという、離れ業をやってました。
こんなん出来る「翔子さん」は凄い。
こちら登場の男性(※元AV男優)は面白かったです。
※黒糖くるみ(1話・5話)
彼女目的な男子もいそうですね。
市内女子校に講師として出張する7話。
さすが人気店パティシエだけあって、引く手も多いですねー。
タイプの異なる3名の女子高生とイチャイチャしております。
ちゃんと新作スイーツが3つ完成しているのがポイントでしょう。
おっぴろげて”可愛い”とか言われてましたよ(笑)
和菓子な8話は「翔子さん」の巨乳が通じないという、イレギュラーなお話。
ちなみに写真家「太貴くん」がまた顔を見せており、「くるみちゃん」とは順調にお付き合いしている様子でした。
即座に突っ込み入れるコマがあったものの、彼を店に呼ぶのは危険な気もしますね。
なお、冒頭では通用しなかったものの、最終的にはいつものパターンになってます。
「翔子さん」スゲェなぁ。
温泉旅館な9話は若女将「八木満珠(やぎ・まんじゅ)」さんがゲスト。
冒頭から露天風呂シーンで「満珠さん」を含めたヒロイン3名のヌードが拝めます。
こうした展開に「翔子さん」を連れてくのは危険な気もしますが、「くるみちゃん」が良い動きを見せてました。
先程も書きましたけど、直接えっちな2回目ですね。
最終10話は当然ながら「翔子さん」
どんな展開かはいちおう伏せておきます。
らしい終わり方でしたよ。
ぽってりした、デフォルメ強いキャラ絵。
コメディー的ですね。
強く太めな線も特徴的。
そのため濃淡は濃い目で、バランスも独特です。
かなり癖が強いため、好き・嫌いがはっきり分かれると思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にて判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 特徴的なので、単純に好みかどうか。
・話3: ぱっと楽しい漫画に仕上がっていました。
・独4: なんのかんのとスイーツに絡めています。
合計:[10/15]
テンポ良い、軽い仕上がりでした。
スイーツ好きな方とか、細かい単語など知っていればより楽しいかもしれませんね。
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■敏感・ぷにアヌス (みにおん)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・男の子
・おまけ: 「MINON LINERNOTE20(あとがき・作品解説)」
・その他: 短編×8(うち「Q.T.Pure」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みにおん」センセの「敏感・ぷにアヌス」です。
ちょっぴりスペースをお借りして。
5、6、7月で毎月1冊づつ発売される~という「ゆるゆり」の5巻が発売されていました。
おお、本当にでましたか。(←嘘なわけないですが)
アマゾンでも”専用特典付き”とか書かれていますが、立体スタンドPOPがオマケになっていました。
そちらは「歳納京子さん」ですね。
欲しい方はお早めに。
今回は一見すると、主人公「あかりさん」の姿が見えない表紙が可笑しいです。(※紹介帯にすっぽり隠れる仕様)
ずっとこんな扱いか(笑)
本編では、やっぱり温泉シーンに注目。
お気に入りの生徒会長「松本ちせ」の出番が少ないのが残念でしたが、抱えられてる絵がやたら可愛かったのでいいや。
さて、本日は「みにおん」センセです。
ひでるさんはこちらが初見でしたが活躍は古く、もう10年以上漫画を描かれている方でした。
単行本は今回の「敏感・ぷにアヌス」で20冊目なのだとか。
すごいですね!
とりあえずは20冊突破おめでとうございます。
気になったのは↓表紙の透け乳。
ほぼそれだけで手に取りました。
収録は1エピソード前後編があったほかは全て短編。
デジタルのツヤっとした作画で、お話は明暗どちらもありました。
そう重々しいものはないですが。
うーん、ぶっちゃけひでるさんは肌に合わない印象ですね。
※左から、「鞍馬えみり」・「春崎つばめ」、「ヒカリちゃん」
「Q.T.Pure」はややコメディータッチです。
収録では唯一の連続話「Q.T.Pure」
転校してきた「春崎つばめ」は過去の経験で男子が苦手。
彼女を積極的に迎え入れた「鞍馬えみり」は、それを克服できるよう”本当のエッチ”を見せるのでした。
ごく簡単にはそうした内容。
「えみりさん」はやたら仕切っていましたねー。
積極的で面度見も良く、慣れない「つばめさん」にとっては有難い存在。
いい娘でしたよ。
男子が苦手、というかトラウマになっていることを見抜き、まずは付き合う担任教師「影野優」とのえっちを見せていました。
そんなんが前編。
センセのHPへお邪魔したところ、”男の子も好き♪”ということで、後編はそうした感じのお話。
少しづつ慣らして~ということで、それっぽくない男子「五月澪」を「つばめさん」に接触させる流れです。
もしかしたら男の子っぽい女子だったりしてー、と脱ぐギリギリまで期待しましたが、普通に男子ですね。
解説では、”いつものように男の子~”とかありました。
ああ、ひでるさん刺さらない理由はこのあたりかなー。
なにはともあれ、漫画では「えみりさん」の作戦が当たり、優しく心地よい終わり方になっています。
「みこと」に女装をさせ、痴漢の実態を探る~という遊びをしていた「ルナ」
無事(?)彼は痴漢に遭うんですが、その際の不手際で「ルナ」も連中に捕まってしまったのでした。
そんな短編「TransjenderTRAIN」
たぶん痴漢とかどーでも良く、「みことくん」のそうした姿が好きなんでしょうねー。
プレイでしょう。
あーした事態になりつつも、彼に対しては強気な「ルナちゃん」が可笑しいです。
先の「Q.T.Pure」と似て、男の子(ほぼ見た目は可愛い女の子ですが)もガッチリえっちされていました。
ツンデレなオチは好き。
「友達の妹」はツインテールな「ヒカリ」ちゃん。
会いに行った友人「コースケ」はあいにく不在。
急な雨にびしょ濡れにされていた「エージ」は、出迎えた彼の妹「ヒカリ」の好意で、お風呂を借りつつ彼の帰宅を待つこととしたのでした。
友人を待っている状況で、もうちょっと理性保とうよー。
成年漫画だから当然ではありますが。
まぁ、ちゃんと同意を得てからのえっち展開になっていました。
最中に戻ってきそうだなぁ、というひでるさんの予想は、だいたい半分正解。
まさかオチあんなだとは驚き。
※みさわまみ
おもしろい娘さんでしたよ。
解読も難しい謎のラブレターが毎日届いていた~という短編「告白」
いっぱい・いっぱいな雰囲気が可愛らしい、「みさわ・まみ」ちゃんとのラブラブ話です。
メモを確認しつつデートに挑む「まみちゃん」
書かれていた単語がよく分かっていないのがキュートです。
入れ知恵したのは母親のようですが、あーなるまで予想してたっぽいところがエグい。
しかし、「しんご」くんもまた陥落早いなぁ。
気を使いつつもキッチリえっちしちゃっていましたよ。
いままで男女関係なく、普通に遊んでいた仲間が急に疎遠に…という思春期な短編「秘密基地」
よく題材として取り上げられますが、難しいですね。
ハブられるのは心地いいものではないですし、あのえっち展開が良いとも思わないですし。
ヒロインの「夏美」ちゃんはクセっ毛で、目力もあって成長的にはアンバランスな感覚。
もう10年もしたら、丁度良い感じの美人さんになってそうです。
ただ、オチは「みにおん」センセが書かれていた通りだと思います。
トラウマにならなければいいですね。
解説によると「TWINCEST 2in1」、「HairTrigger」は”お馴染み~”ということで、過去単行本から続くキャラみたい。
いちおう、読んでなくても大丈夫な構成です。
前者「TWINCEST 2in1」は2人の兄「陽児」・「星児」と妹「雪」の近親系。
意見の合わない2人の兄で、唯一合致するのは好きなのが妹「雪ちゃん」という点。
そんな訳で、争いを仲裁した「雪ちゃん」は”どっちの愛情が強いか”という勝負に巻き込まれてしまうのでした。
間に挟まれ、困惑する彼女は確かに可愛らしいですね。
大変そうだなぁ。
どうやらコレが初めてのことでなく、彼らの性格からして頻繁にえっちされてそうなんですが…初々しい反応な「雪ちゃん」がキュートでした。
後者「HairTrigger」は「ちみ」ちゃんが理髪店へ行くお話。
「あそこのおじさんなんかエッチで好きじゃないなぁ…」
とか言っていましたが。
店名からして”輔辺理髪店(すけべ・りはつてん)”とかストレートで、店主の目付きもやたら危険。
「つい見とれてしまったよ」
そんな台詞も危険度マックスですわね。
なんかやけにピッチリしてるなーと思ってましたが、最初にかけるエプロンで拘束していたのが凄い。
いちおうカットからシャンプーまでは普通にやったものの、その後は好き放題。
ブラシとか産毛剃毛とか…ああ、だから理髪店なのか。
お尻でされたりしてましたよ。
※左:妹「雪ちゃん」、右:ちみちゃん
あんな視線の理髪店へ行っちゃーダメ(笑)
描き込みはさほど細かくなく、スッキリとしたデジタル絵柄。
濃淡も濃くはありません。
乱れなく、洗練された雰囲気で綺麗にまとまっていました。
ジャンルがロリ系ということもあり、大きめな頭に華奢なスタイル。
デフォルメは強く、ひでるさんが気になるのはそのあたり。
崩れている訳ではないですが、人を選ぶと思います。
原稿部分は↓表紙・裏表紙よりもだいぶあっさりしていたので、あらかじめ確認した方が良いかも。
「ヒット出版社」さんのHPにて、収録のうち「友達の妹」がサンプルとしてまるまる読めました。
だいたいの雰囲気はコレで掴めると思いますので、オススメしておきます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: そう悪くないとは思いますが、個人的に合いません。
・話3: 意外にラブラブしていませんね。
・独4: ロリと共に男の子も登場しており、独特な感じはありました。
合計:[10/15]
お話は「TWINCEST 2in1」みたいなスタンダードなネタが良かったです。
「TransjenderTRAIN」も「ルナちゃん」はいいんですが…。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・男の子
・おまけ: 「MINON LINERNOTE20(あとがき・作品解説)」
・その他: 短編×8(うち「Q.T.Pure」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みにおん」センセの「敏感・ぷにアヌス」です。
ちょっぴりスペースをお借りして。
5、6、7月で毎月1冊づつ発売される~という「ゆるゆり」の5巻が発売されていました。
ゆるゆり (5)巻アマゾン専用特典付き (IDコミックス 百合姫コミックス) (2011/05/18) なもり 商品詳細を見る |
おお、本当にでましたか。(←嘘なわけないですが)
アマゾンでも”専用特典付き”とか書かれていますが、立体スタンドPOPがオマケになっていました。
そちらは「歳納京子さん」ですね。
欲しい方はお早めに。
今回は一見すると、主人公「あかりさん」の姿が見えない表紙が可笑しいです。(※紹介帯にすっぽり隠れる仕様)
ずっとこんな扱いか(笑)
本編では、やっぱり温泉シーンに注目。
お気に入りの生徒会長「松本ちせ」の出番が少ないのが残念でしたが、抱えられてる絵がやたら可愛かったのでいいや。
さて、本日は「みにおん」センセです。
ひでるさんはこちらが初見でしたが活躍は古く、もう10年以上漫画を描かれている方でした。
単行本は今回の「敏感・ぷにアヌス」で20冊目なのだとか。
すごいですね!
とりあえずは20冊突破おめでとうございます。
気になったのは↓表紙の透け乳。
ほぼそれだけで手に取りました。
収録は1エピソード前後編があったほかは全て短編。
デジタルのツヤっとした作画で、お話は明暗どちらもありました。
そう重々しいものはないですが。
うーん、ぶっちゃけひでるさんは肌に合わない印象ですね。
※左から、「鞍馬えみり」・「春崎つばめ」、「ヒカリちゃん」
「Q.T.Pure」はややコメディータッチです。
収録では唯一の連続話「Q.T.Pure」
転校してきた「春崎つばめ」は過去の経験で男子が苦手。
彼女を積極的に迎え入れた「鞍馬えみり」は、それを克服できるよう”本当のエッチ”を見せるのでした。
ごく簡単にはそうした内容。
「えみりさん」はやたら仕切っていましたねー。
積極的で面度見も良く、慣れない「つばめさん」にとっては有難い存在。
いい娘でしたよ。
男子が苦手、というかトラウマになっていることを見抜き、まずは付き合う担任教師「影野優」とのえっちを見せていました。
そんなんが前編。
センセのHPへお邪魔したところ、”男の子も好き♪”ということで、後編はそうした感じのお話。
少しづつ慣らして~ということで、それっぽくない男子「五月澪」を「つばめさん」に接触させる流れです。
もしかしたら男の子っぽい女子だったりしてー、と脱ぐギリギリまで期待しましたが、普通に男子ですね。
解説では、”いつものように男の子~”とかありました。
ああ、ひでるさん刺さらない理由はこのあたりかなー。
なにはともあれ、漫画では「えみりさん」の作戦が当たり、優しく心地よい終わり方になっています。
「みこと」に女装をさせ、痴漢の実態を探る~という遊びをしていた「ルナ」
無事(?)彼は痴漢に遭うんですが、その際の不手際で「ルナ」も連中に捕まってしまったのでした。
そんな短編「TransjenderTRAIN」
たぶん痴漢とかどーでも良く、「みことくん」のそうした姿が好きなんでしょうねー。
プレイでしょう。
あーした事態になりつつも、彼に対しては強気な「ルナちゃん」が可笑しいです。
先の「Q.T.Pure」と似て、男の子(ほぼ見た目は可愛い女の子ですが)もガッチリえっちされていました。
ツンデレなオチは好き。
「友達の妹」はツインテールな「ヒカリ」ちゃん。
会いに行った友人「コースケ」はあいにく不在。
急な雨にびしょ濡れにされていた「エージ」は、出迎えた彼の妹「ヒカリ」の好意で、お風呂を借りつつ彼の帰宅を待つこととしたのでした。
友人を待っている状況で、もうちょっと理性保とうよー。
成年漫画だから当然ではありますが。
まぁ、ちゃんと同意を得てからのえっち展開になっていました。
最中に戻ってきそうだなぁ、というひでるさんの予想は、だいたい半分正解。
まさかオチあんなだとは驚き。
※みさわまみ
おもしろい娘さんでしたよ。
解読も難しい謎のラブレターが毎日届いていた~という短編「告白」
いっぱい・いっぱいな雰囲気が可愛らしい、「みさわ・まみ」ちゃんとのラブラブ話です。
メモを確認しつつデートに挑む「まみちゃん」
書かれていた単語がよく分かっていないのがキュートです。
入れ知恵したのは母親のようですが、あーなるまで予想してたっぽいところがエグい。
しかし、「しんご」くんもまた陥落早いなぁ。
気を使いつつもキッチリえっちしちゃっていましたよ。
いままで男女関係なく、普通に遊んでいた仲間が急に疎遠に…という思春期な短編「秘密基地」
よく題材として取り上げられますが、難しいですね。
ハブられるのは心地いいものではないですし、あのえっち展開が良いとも思わないですし。
ヒロインの「夏美」ちゃんはクセっ毛で、目力もあって成長的にはアンバランスな感覚。
もう10年もしたら、丁度良い感じの美人さんになってそうです。
ただ、オチは「みにおん」センセが書かれていた通りだと思います。
トラウマにならなければいいですね。
解説によると「TWINCEST 2in1」、「HairTrigger」は”お馴染み~”ということで、過去単行本から続くキャラみたい。
いちおう、読んでなくても大丈夫な構成です。
前者「TWINCEST 2in1」は2人の兄「陽児」・「星児」と妹「雪」の近親系。
意見の合わない2人の兄で、唯一合致するのは好きなのが妹「雪ちゃん」という点。
そんな訳で、争いを仲裁した「雪ちゃん」は”どっちの愛情が強いか”という勝負に巻き込まれてしまうのでした。
間に挟まれ、困惑する彼女は確かに可愛らしいですね。
大変そうだなぁ。
どうやらコレが初めてのことでなく、彼らの性格からして頻繁にえっちされてそうなんですが…初々しい反応な「雪ちゃん」がキュートでした。
後者「HairTrigger」は「ちみ」ちゃんが理髪店へ行くお話。
「あそこのおじさんなんかエッチで好きじゃないなぁ…」
とか言っていましたが。
店名からして”輔辺理髪店(すけべ・りはつてん)”とかストレートで、店主の目付きもやたら危険。
「つい見とれてしまったよ」
そんな台詞も危険度マックスですわね。
なんかやけにピッチリしてるなーと思ってましたが、最初にかけるエプロンで拘束していたのが凄い。
いちおうカットからシャンプーまでは普通にやったものの、その後は好き放題。
ブラシとか産毛剃毛とか…ああ、だから理髪店なのか。
お尻でされたりしてましたよ。
※左:妹「雪ちゃん」、右:ちみちゃん
あんな視線の理髪店へ行っちゃーダメ(笑)
描き込みはさほど細かくなく、スッキリとしたデジタル絵柄。
濃淡も濃くはありません。
乱れなく、洗練された雰囲気で綺麗にまとまっていました。
ジャンルがロリ系ということもあり、大きめな頭に華奢なスタイル。
デフォルメは強く、ひでるさんが気になるのはそのあたり。
崩れている訳ではないですが、人を選ぶと思います。
原稿部分は↓表紙・裏表紙よりもだいぶあっさりしていたので、あらかじめ確認した方が良いかも。
「ヒット出版社」さんのHPにて、収録のうち「友達の妹」がサンプルとしてまるまる読めました。
だいたいの雰囲気はコレで掴めると思いますので、オススメしておきます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: そう悪くないとは思いますが、個人的に合いません。
・話3: 意外にラブラブしていませんね。
・独4: ロリと共に男の子も登場しており、独特な感じはありました。
合計:[10/15]
お話は「TWINCEST 2in1」みたいなスタンダードなネタが良かったです。
「TransjenderTRAIN」も「ルナちゃん」はいいんですが…。
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■姉姉妹 (松波留美)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ラブコメ・姉妹
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10(うち「姉姉妹」×9)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松波留美(まつなみ・るみ)」センセの「姉姉妹 SHISHIMAI」です。
なんだか記憶はあったんですが…。
過去に「着エロfull」を紹介していた「松波留美」センセですね。
その際にも書いていましたが、やはり絵柄がまったく合いません。
洗練されたデジタル絵で、前巻より良さそうではあったんですけど。
※左:義姉「柚花」、右:義妹「瑠花」
どっちも大きいですね。漫画中ではエロい2人です。
そんな訳で、今回はあまり好ましい文面にはならないと思います。
そんなん得意でなさそうな方は、ここでご遠慮ください。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これから正直な感想を書かせて頂きます。
・
・
・
いきます。
まずは最も気になる絵柄から。
極細のデジタル絵がらで、濃淡はやや薄め。
描き込みも適度なくらいだと思います。
↓表紙・裏表紙などもそうですが、良く描かれているコマもありました。
ティーンくらいな可愛らしい系統ですね。
では何が問題かと言うと…やっぱりバランス。
クオリティが長続きしないんですよ。
ぱっと見で、気になるコマは頻繁。
特に背景と共に描かれる絵(テーブルに座っているような)が違和感あります。
ちらほら差し込まれるSD絵も、誤魔化しているように感じました。
その背景自体がまた全般的に崩れ気味。
たまに描かない方が良かったのでは、という箇所もありました。
こうしたタイプでのセオリー通り、引き絵も微妙。
また、キャラ絵に大きな動きが加わると…どうにも変な印象なのです。
漫画では三女「瑠花」ちゃんが抱きついてくるシーンがよく描かれているんですが、例えばそんなん。
簡単に書きましたが、だいたいはそうした感じ。
巧いコマがあり、すっきり系なだけ悪い箇所が目立ちます。
特にバランスはどうにも慣れず、お話に集中できませんでした。
そのお話について。
一般えっち系の単行本。
メインは表題作で、1話のみ短編が収録されていました。
親の再婚から、義姉「柚花」、同い年の「真紀」、義妹「瑠花」らと同居することとなった主人公「和樹」
”仲良くなりたい”と義姉「柚花」に誘われ、会って早々とえっちしてしまうのです。
唯一秩序を保とうと奮闘していた「真紀」でしたが、積極的で距離の近い義妹「瑠花」に巻き込まれ、結局全員と関係してしまったのでした。
だいたいそんな感じ。
義理ですが姉・妹との同居ラブコメ。
親の再婚からいきなり家族になるという、お約束なパターンでした。
登場人物は主人公の彼と三姉妹だけで、いきなり挨拶から始まるなどストーリーはさして重要視されておりません。
お互いの両親は姿を見せないどころか、話題にもなっていません。
姉「柚花さん」、妹「瑠花ちゃん」はスキンシップ過多ですが、「真紀さん」だけ普通の感覚。
ややツンデレっぽく、メインヒロインのように描かれていました。
眼鏡の義姉「柚花さん」は姉妹のパターンそのまま、初えっち担当。
ほぼ何の前触れもなく、1話ではいきなり誘っていました。
巨乳ですね。
えっちに対して自由で、「和樹くん」を見つけてはえっちを仕掛けています。
「ついうっかり楽しんじゃった~」
7話ではそんな台詞もありました。
単に回数ではもっとも多いですよ。
コレでも教師だそうで、服はいちおうカチっとしたものが多めで下着も黒系統。
その色っぽさから、「和樹くん」は”らしくない”と評していました。
4話では宿泊研修で着る水着を選んでいるんですが…あの雰囲気だと生徒喰ってそうだなぁ。
(※口では否定していたけれど)
※左:真紀、右:従姉「操」
メインぽい「真紀」さんはツンデレな感じ。
ロリ巨乳な妹「瑠花ちゃん」はサイドポニー。
意外に出番は少なかったですね。
彼女も巨乳ならば、もう少し幼い感じのが目立ったのではないかなぁ。
バイト先はメイド服を着るようなところらしく、3話・5話のどちらもメイド・コスプレでした。
姉「柚花さん」と似てえっちフリーで、若いながら経験も豊富な様子。
3話では、おカタい「真紀さん」をえっちに引き込む重要な役割がありました。
メインヒロインっぽい、同年代の「真紀さん」
もっとも普通の感覚があり、強がってはいたものの、えっちも「和樹くん」とが初めて。
いきなり出来た近しい男子を意識していましたが…好きになったのはその後かな。
設定では、もっとも胸が控え目となっていました。
8話で「和樹くん」が気になっていたのは「真紀さん」のおっぱいで、本編でも書かれていたそのまま単に他の2人が大きいだけ。
特に貧乳ではありません。
1人くらいぺたーとした娘がいても良かったのでは。
短編「彼女の想い」は姉弟みたいに育ってきた、従姉「操」さん。
好きだった相手が結婚してしまい、落ち込む「剛司」くん。
そんな彼を慰める「操さん」は、長年の想いを口にしたのでした。
まぁ気付かないでしょうねー。
小さい頃から一緒だったそうですけど…普通はソレのが恋愛感情にならなそうですが。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 良いコマがあるだけ残念です。
・話2: 話数はあったので、もう少しストーリーっぽくしても良かったのでは。
・独2: 良く見られる同居モノで、姉妹もセオリーな感じでした。
合計:[6/15]
どうにも合いそうにはないですね。
バランスとか気になる方はちょっぴり注意。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ラブコメ・姉妹
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10(うち「姉姉妹」×9)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松波留美(まつなみ・るみ)」センセの「姉姉妹 SHISHIMAI」です。
なんだか記憶はあったんですが…。
過去に「着エロfull」を紹介していた「松波留美」センセですね。
その際にも書いていましたが、やはり絵柄がまったく合いません。
洗練されたデジタル絵で、前巻より良さそうではあったんですけど。
※左:義姉「柚花」、右:義妹「瑠花」
どっちも大きいですね。漫画中ではエロい2人です。
そんな訳で、今回はあまり好ましい文面にはならないと思います。
そんなん得意でなさそうな方は、ここでご遠慮ください。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これから正直な感想を書かせて頂きます。
・
・
・
いきます。
まずは最も気になる絵柄から。
極細のデジタル絵がらで、濃淡はやや薄め。
描き込みも適度なくらいだと思います。
↓表紙・裏表紙などもそうですが、良く描かれているコマもありました。
ティーンくらいな可愛らしい系統ですね。
では何が問題かと言うと…やっぱりバランス。
クオリティが長続きしないんですよ。
ぱっと見で、気になるコマは頻繁。
特に背景と共に描かれる絵(テーブルに座っているような)が違和感あります。
ちらほら差し込まれるSD絵も、誤魔化しているように感じました。
その背景自体がまた全般的に崩れ気味。
たまに描かない方が良かったのでは、という箇所もありました。
こうしたタイプでのセオリー通り、引き絵も微妙。
また、キャラ絵に大きな動きが加わると…どうにも変な印象なのです。
漫画では三女「瑠花」ちゃんが抱きついてくるシーンがよく描かれているんですが、例えばそんなん。
簡単に書きましたが、だいたいはそうした感じ。
巧いコマがあり、すっきり系なだけ悪い箇所が目立ちます。
特にバランスはどうにも慣れず、お話に集中できませんでした。
そのお話について。
一般えっち系の単行本。
メインは表題作で、1話のみ短編が収録されていました。
親の再婚から、義姉「柚花」、同い年の「真紀」、義妹「瑠花」らと同居することとなった主人公「和樹」
”仲良くなりたい”と義姉「柚花」に誘われ、会って早々とえっちしてしまうのです。
唯一秩序を保とうと奮闘していた「真紀」でしたが、積極的で距離の近い義妹「瑠花」に巻き込まれ、結局全員と関係してしまったのでした。
だいたいそんな感じ。
義理ですが姉・妹との同居ラブコメ。
親の再婚からいきなり家族になるという、お約束なパターンでした。
登場人物は主人公の彼と三姉妹だけで、いきなり挨拶から始まるなどストーリーはさして重要視されておりません。
お互いの両親は姿を見せないどころか、話題にもなっていません。
姉「柚花さん」、妹「瑠花ちゃん」はスキンシップ過多ですが、「真紀さん」だけ普通の感覚。
ややツンデレっぽく、メインヒロインのように描かれていました。
眼鏡の義姉「柚花さん」は姉妹のパターンそのまま、初えっち担当。
ほぼ何の前触れもなく、1話ではいきなり誘っていました。
巨乳ですね。
えっちに対して自由で、「和樹くん」を見つけてはえっちを仕掛けています。
「ついうっかり楽しんじゃった~」
7話ではそんな台詞もありました。
単に回数ではもっとも多いですよ。
コレでも教師だそうで、服はいちおうカチっとしたものが多めで下着も黒系統。
その色っぽさから、「和樹くん」は”らしくない”と評していました。
4話では宿泊研修で着る水着を選んでいるんですが…あの雰囲気だと生徒喰ってそうだなぁ。
(※口では否定していたけれど)
※左:真紀、右:従姉「操」
メインぽい「真紀」さんはツンデレな感じ。
ロリ巨乳な妹「瑠花ちゃん」はサイドポニー。
意外に出番は少なかったですね。
彼女も巨乳ならば、もう少し幼い感じのが目立ったのではないかなぁ。
バイト先はメイド服を着るようなところらしく、3話・5話のどちらもメイド・コスプレでした。
姉「柚花さん」と似てえっちフリーで、若いながら経験も豊富な様子。
3話では、おカタい「真紀さん」をえっちに引き込む重要な役割がありました。
メインヒロインっぽい、同年代の「真紀さん」
もっとも普通の感覚があり、強がってはいたものの、えっちも「和樹くん」とが初めて。
いきなり出来た近しい男子を意識していましたが…好きになったのはその後かな。
設定では、もっとも胸が控え目となっていました。
8話で「和樹くん」が気になっていたのは「真紀さん」のおっぱいで、本編でも書かれていたそのまま単に他の2人が大きいだけ。
特に貧乳ではありません。
1人くらいぺたーとした娘がいても良かったのでは。
短編「彼女の想い」は姉弟みたいに育ってきた、従姉「操」さん。
好きだった相手が結婚してしまい、落ち込む「剛司」くん。
そんな彼を慰める「操さん」は、長年の想いを口にしたのでした。
まぁ気付かないでしょうねー。
小さい頃から一緒だったそうですけど…普通はソレのが恋愛感情にならなそうですが。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 良いコマがあるだけ残念です。
・話2: 話数はあったので、もう少しストーリーっぽくしても良かったのでは。
・独2: 良く見られる同居モノで、姉妹もセオリーな感じでした。
合計:[6/15]
どうにも合いそうにはないですね。
バランスとか気になる方はちょっぴり注意。
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■ヤマダのオロチ (松本ミトヒ。)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]コメディー・ファンタジー
・おまけ: おまけのページ(4コマ)、未公開イラスト、カバー裏に別絵。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本ミトヒ。(まつもと・みとひ)」センセの「ヤマダのオロチ 1巻」です。
紹介帯にあった、
「おっぱいG級」
そんな文言に引っ張られてしまいました。
たいして文字は大きくなかったんですが…目ざといですね。
また、なにげによく見てみると、あの↓表紙はノーパンなんです。
ブルマか何か着用しているかと勝手に思っていましたが…。
さて、そんな訳で本日は「ヤマダのオロチ 1巻」です。
描かれているのは「メガミのカゴ」などを紹介している「松本ミトヒ。」センセ。
タイトルは単にシャレているのではなく、実はそのもの。
オロチ、スサノオなど、和風ファンタジーが下地です。
現代が舞台で、全体的にコメディー色の強いはっちゃけ漫画という仕上がりでした。
細かい事については気にしないというのが、正しい楽しみ方なのでしょう。
※対決・「オロチ」vs「詠」
こうしたアクションシーンもあります。危ないなぁ。
高校へ進学し、1人暮らしを始めた主人公「尾野佐輔」
引っ越しの片付けもそこそこにうたた寝をした「佐輔」は、ふと横に全裸の女の子が寝ていることに気づいたのでした。
昔彼が遊んでいた木刀に封印されていたという、自らを「オロチ」と名乗った彼女。
「佐輔」のことを「スサノオ」と呼び・慕い、”人の姿になれたのも「スサノオ」の封印によるおかげである”と語ったのです。
まだ尻尾がはっきり残っており、大人になったり、幼女になったりと、姿も安定していない彼女。
「佐輔」と親戚で幼馴染みの「香月詠(かづき・よみ)」は封印を完全なものとするため、術に使用したという10本の刀を探すこととなったのでした。
しかし、千年以上も前のことで刀も現在ではそのままの姿では残っておらず、なんと1本目はカレーで使っていた”おたま”だったのです。
果たして、10本の刀だったものは見つかるのか!?
基本的には、はっちゃけコメディーな漫画です。
ヒロイン「山田のオロチさん(※)」は基本的に羞恥心なく、服装も「佐輔くん」の趣味がため体操着などが多め。
(※着せた体操服に”山田”と縫いつけてあったため)
単行本のサービスシーンのほとんどを彼女が背負っておりました。
なかなか都合の良い設定で幼くもなれるため、幅広くファンが付きそうですね。
もともとが「ヤマタノオロチ」であり、身体能力は高め。
さらに頭も良く、漫画を読んだだけでバントからスイッチヒッターまでこなしていました。
ちらと見せた本能では戦闘力高そうだったんですが…封印がためか、基本的に争いごとに参加しておりません。
漫画でのアクション部分は、容姿とは裏腹に血の気多い(笑)「詠さん」がほとんど出張っていましたね。
小さい頃から剣道をやっている、もう1人のヒロイン「詠さん」
怒った際には、九尾の狐のオーラをまとっていました。
もしかして、彼女にもなんらかの秘密があるんでしょうか。
8(ヤマタノオロチ)に対する9(九尾の狐)ということで、単なる漫画表現なのかも。
剣道の試合も売られた喧嘩も負けたことがないらしく、収録後半の対決シーンでも圧倒的な実力差を見せています。
「佐輔くん」には、「無双シリーズの新作」と言われてますね。
幼馴染みというだけでなく親戚であり、本人曰く保護者で世話焼き。
彼の部屋にいた「オロチさん」に敵意を持つ、2人のキスに動揺するなど、見事にツンデレていました。
”新生活を共に過ごす「俺の嫁」と出会う”
とかなんとか言っていた、1話の「佐輔くん」
空を見上げ、天井裏を探し、ベランダを確認するなど、メディアにばっちり毒されています。
秘められた能力がいちいち覚醒しないところが素敵。
彼は終始そんなんなので、言葉の端々には色々とネタが絡んでいました。
理解出来た方が面白いでしょう。
※山田のオロチさん
メインだけあってサービスまき散らしています。
ここで気になるのは「詠さん」
剣道の設定はいいとして、いきなり真剣を振り回しているのは、かなり非常識。
どっから出した、みたいな事は言いませんが、単に彼が籠絡されたっぽい程度で斬りつけようというのはどうかなぁ。
嫉妬の度合いを越えてますわね。
普通に木刀とか竹刀で良かったのでは。
見栄えとかの問題なのかな。
また、「オロチさん」が幼女の姿になり、急に封印の話を理解するくだり。
まぁ、目前でいきなりあのサイズになれば、不可解な事も納得せざるを得ないでしょうけど…。
その前に、明らかに不自然な尻尾をスルーしてるのはイマイチ。
見せるの後で良かったのでは。
「オロチさん」・「詠さん」のお風呂シーンが前半にある2話目。
普通にバストトップが描かれているのが、なんだか意外でした。
湯気とかで無理矢理隠すタイプだと思ったので。
まぁ、えっちっぽくはないんですが。
「なんだか百合百合しい夢を見た…」
そうした「佐輔くん」の台詞に繋がっていたので、あちらのイメージは全部夢かもしれません。
「オロチさん」についてどうしようか考える「佐輔くん」は、学校にて「ヤマタノオロチ研究会」なんて活動を発見。
当人も縦線入れて驚いていましたが、やたらに都合良いのは物語を進行させるためか…はたまた主宰する「貝塚」さんに何らかの思惑があるのか…。
もし前者だったら、かなり巧くないですね。
あまりな直球ストレートで、可笑しさはありましたけど。
3話は幼女な姿の「オロチさん」が活躍。
「佐輔くん」はロリ属性ないようだったので、そのままえろい冗談のコメディーでもいいかなーって思いました。
こちらのタイプのが、「オロチさん」はイイ表情・動き・喋りをしているんですよ。
「詠さん」に頭をなでられてる時が可愛らしいです。
ちなみに「オロチさん」の記憶キャパは相当に高いらしく、先に上げたバッティングなど漫画から知識を吸収して実行しており、こちらでは1度見ただけのバトントワリングを器用にこなしています。
ようやく体操着の上下が揃う4話目。
そう、ここまで「オロチさん」はずっと体操着に下着という格好だったんですね。
「詠さん」の服はサイズ合わなかったのかな。(←ウエスト?)
とりあえず胸については、「全く合わない」という発言ありました。
なぜか世話焼きな幼馴染みキャラは貧乳が多いですねー。
バストアップ効果で、目をキラキラさせてた「詠さん」が可愛らしいです。
そんな訳で、ブラを買いに行くという、こうした漫画ではお約束な回でした。
扉絵が素敵。
※香月詠
実はなかなかいい嫁さんになりそうな「詠さん」でした。
「オロチさん」が再び学校へ封印アイテム探しに行く、というのが5話目。
放課後のどさくさにまぎれて校内に入れる、というのは納得な流れ。
いきなり転入生というのは定番ですけどかなり違和感ありますわね。
きっちり「佐輔くん」の漫画知識を得ている「オロチさん」のアレコレが良い感じ。
確かに漫画で学校を学ぶと、あーなってしまいそう。
保健室のくだりは、10冊中8冊にあったそうですよ。
そちらと直接繋がる6話は、初めて敵意を持った新キャラが登場。
巨大なハンマーを持った、ツインテールなロリ少女がいきなり攻撃を仕掛けてくるお話です。
咄嗟に機転をきかせる「詠さん」が格好良く、只者でない剣技を見せています。
今後はもう少しアクションっぽくなるんでしょうかね。
鋭角的でばっさりとした髪や目が特徴です。
人物絵はすらりと細身で縦長。
あちこち全体的に、独特なバランス感覚だと思います。
作画は細線でさらりと流したようなもの。
描き込みあっさりしており、濃淡としては薄め。
目立つほどの崩れはなく見易いですが、ジャンルがためかガチャガチャとした印象がありました。
癖が非常に強く、先に書いたバランスもあり、人を選ぶと思います。
だいたいはカラーでも変化はないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 安定していて悪くないと思いますが、癖が強いです。
・話3: ちょっと盛りだくさん過ぎる感じがありました。
・独3: そのため、どちらか削って集中した方が良かったかな、と。
合計:[9/15]
意外にサービスシーン多めなのは良かったですが、お話があまり…。
ジャンルもあるとはいえガタガタし過ぎで、それぞれのコマがスムーズに繋がっていない印象でした。
ヤマダのオロチ 1 (電撃コミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]コメディー・ファンタジー
・おまけ: おまけのページ(4コマ)、未公開イラスト、カバー裏に別絵。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本ミトヒ。(まつもと・みとひ)」センセの「ヤマダのオロチ 1巻」です。
紹介帯にあった、
「おっぱいG級」
そんな文言に引っ張られてしまいました。
たいして文字は大きくなかったんですが…目ざといですね。
また、なにげによく見てみると、あの↓表紙はノーパンなんです。
ブルマか何か着用しているかと勝手に思っていましたが…。
さて、そんな訳で本日は「ヤマダのオロチ 1巻」です。
描かれているのは「メガミのカゴ」などを紹介している「松本ミトヒ。」センセ。
タイトルは単にシャレているのではなく、実はそのもの。
オロチ、スサノオなど、和風ファンタジーが下地です。
現代が舞台で、全体的にコメディー色の強いはっちゃけ漫画という仕上がりでした。
細かい事については気にしないというのが、正しい楽しみ方なのでしょう。
※対決・「オロチ」vs「詠」
こうしたアクションシーンもあります。危ないなぁ。
高校へ進学し、1人暮らしを始めた主人公「尾野佐輔」
引っ越しの片付けもそこそこにうたた寝をした「佐輔」は、ふと横に全裸の女の子が寝ていることに気づいたのでした。
昔彼が遊んでいた木刀に封印されていたという、自らを「オロチ」と名乗った彼女。
「佐輔」のことを「スサノオ」と呼び・慕い、”人の姿になれたのも「スサノオ」の封印によるおかげである”と語ったのです。
まだ尻尾がはっきり残っており、大人になったり、幼女になったりと、姿も安定していない彼女。
「佐輔」と親戚で幼馴染みの「香月詠(かづき・よみ)」は封印を完全なものとするため、術に使用したという10本の刀を探すこととなったのでした。
しかし、千年以上も前のことで刀も現在ではそのままの姿では残っておらず、なんと1本目はカレーで使っていた”おたま”だったのです。
果たして、10本の刀だったものは見つかるのか!?
基本的には、はっちゃけコメディーな漫画です。
ヒロイン「山田のオロチさん(※)」は基本的に羞恥心なく、服装も「佐輔くん」の趣味がため体操着などが多め。
(※着せた体操服に”山田”と縫いつけてあったため)
単行本のサービスシーンのほとんどを彼女が背負っておりました。
なかなか都合の良い設定で幼くもなれるため、幅広くファンが付きそうですね。
もともとが「ヤマタノオロチ」であり、身体能力は高め。
さらに頭も良く、漫画を読んだだけでバントからスイッチヒッターまでこなしていました。
ちらと見せた本能では戦闘力高そうだったんですが…封印がためか、基本的に争いごとに参加しておりません。
漫画でのアクション部分は、容姿とは裏腹に血の気多い(笑)「詠さん」がほとんど出張っていましたね。
小さい頃から剣道をやっている、もう1人のヒロイン「詠さん」
怒った際には、九尾の狐のオーラをまとっていました。
もしかして、彼女にもなんらかの秘密があるんでしょうか。
8(ヤマタノオロチ)に対する9(九尾の狐)ということで、単なる漫画表現なのかも。
剣道の試合も売られた喧嘩も負けたことがないらしく、収録後半の対決シーンでも圧倒的な実力差を見せています。
「佐輔くん」には、「無双シリーズの新作」と言われてますね。
幼馴染みというだけでなく親戚であり、本人曰く保護者で世話焼き。
彼の部屋にいた「オロチさん」に敵意を持つ、2人のキスに動揺するなど、見事にツンデレていました。
”新生活を共に過ごす「俺の嫁」と出会う”
とかなんとか言っていた、1話の「佐輔くん」
空を見上げ、天井裏を探し、ベランダを確認するなど、メディアにばっちり毒されています。
秘められた能力がいちいち覚醒しないところが素敵。
彼は終始そんなんなので、言葉の端々には色々とネタが絡んでいました。
理解出来た方が面白いでしょう。
※山田のオロチさん
メインだけあってサービスまき散らしています。
ここで気になるのは「詠さん」
剣道の設定はいいとして、いきなり真剣を振り回しているのは、かなり非常識。
どっから出した、みたいな事は言いませんが、単に彼が籠絡されたっぽい程度で斬りつけようというのはどうかなぁ。
嫉妬の度合いを越えてますわね。
普通に木刀とか竹刀で良かったのでは。
見栄えとかの問題なのかな。
また、「オロチさん」が幼女の姿になり、急に封印の話を理解するくだり。
まぁ、目前でいきなりあのサイズになれば、不可解な事も納得せざるを得ないでしょうけど…。
その前に、明らかに不自然な尻尾をスルーしてるのはイマイチ。
見せるの後で良かったのでは。
「オロチさん」・「詠さん」のお風呂シーンが前半にある2話目。
普通にバストトップが描かれているのが、なんだか意外でした。
湯気とかで無理矢理隠すタイプだと思ったので。
まぁ、えっちっぽくはないんですが。
「なんだか百合百合しい夢を見た…」
そうした「佐輔くん」の台詞に繋がっていたので、あちらのイメージは全部夢かもしれません。
「オロチさん」についてどうしようか考える「佐輔くん」は、学校にて「ヤマタノオロチ研究会」なんて活動を発見。
当人も縦線入れて驚いていましたが、やたらに都合良いのは物語を進行させるためか…はたまた主宰する「貝塚」さんに何らかの思惑があるのか…。
もし前者だったら、かなり巧くないですね。
あまりな直球ストレートで、可笑しさはありましたけど。
3話は幼女な姿の「オロチさん」が活躍。
「佐輔くん」はロリ属性ないようだったので、そのままえろい冗談のコメディーでもいいかなーって思いました。
こちらのタイプのが、「オロチさん」はイイ表情・動き・喋りをしているんですよ。
「詠さん」に頭をなでられてる時が可愛らしいです。
ちなみに「オロチさん」の記憶キャパは相当に高いらしく、先に上げたバッティングなど漫画から知識を吸収して実行しており、こちらでは1度見ただけのバトントワリングを器用にこなしています。
ようやく体操着の上下が揃う4話目。
そう、ここまで「オロチさん」はずっと体操着に下着という格好だったんですね。
「詠さん」の服はサイズ合わなかったのかな。(←ウエスト?)
とりあえず胸については、「全く合わない」という発言ありました。
なぜか世話焼きな幼馴染みキャラは貧乳が多いですねー。
バストアップ効果で、目をキラキラさせてた「詠さん」が可愛らしいです。
そんな訳で、ブラを買いに行くという、こうした漫画ではお約束な回でした。
扉絵が素敵。
※香月詠
実はなかなかいい嫁さんになりそうな「詠さん」でした。
「オロチさん」が再び学校へ封印アイテム探しに行く、というのが5話目。
放課後のどさくさにまぎれて校内に入れる、というのは納得な流れ。
いきなり転入生というのは定番ですけどかなり違和感ありますわね。
きっちり「佐輔くん」の漫画知識を得ている「オロチさん」のアレコレが良い感じ。
確かに漫画で学校を学ぶと、あーなってしまいそう。
保健室のくだりは、10冊中8冊にあったそうですよ。
そちらと直接繋がる6話は、初めて敵意を持った新キャラが登場。
巨大なハンマーを持った、ツインテールなロリ少女がいきなり攻撃を仕掛けてくるお話です。
咄嗟に機転をきかせる「詠さん」が格好良く、只者でない剣技を見せています。
今後はもう少しアクションっぽくなるんでしょうかね。
鋭角的でばっさりとした髪や目が特徴です。
人物絵はすらりと細身で縦長。
あちこち全体的に、独特なバランス感覚だと思います。
作画は細線でさらりと流したようなもの。
描き込みあっさりしており、濃淡としては薄め。
目立つほどの崩れはなく見易いですが、ジャンルがためかガチャガチャとした印象がありました。
癖が非常に強く、先に書いたバランスもあり、人を選ぶと思います。
だいたいはカラーでも変化はないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 安定していて悪くないと思いますが、癖が強いです。
・話3: ちょっと盛りだくさん過ぎる感じがありました。
・独3: そのため、どちらか削って集中した方が良かったかな、と。
合計:[9/15]
意外にサービスシーン多めなのは良かったですが、お話があまり…。
ジャンルもあるとはいえガタガタし過ぎで、それぞれのコマがスムーズに繋がっていない印象でした。
ヤマダのオロチ 1 (電撃コミックス)
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■禁忌の砂糖菓子 (抹茶ちゃもも)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ファンタジー・複数
・おまけ: あとがき・作品解説、
リバーシブルカバー(二次元ドリー夢すごろく)、
カバー裏に4コマ「Drショクシュビッチ②③」・ゲストページ。
・その他: 折り返しに4コマ「Drショクシュビッチ①」、短編×8。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「抹茶ちゃもも(まっちゃ・ちゃもも)」センセの「禁忌の砂糖菓子」です。
例によって、ブログを書く前に「抹茶ちゃもも」センセのHPへお邪魔してきました。
そちらでは”袖塗り間違えてた”という袖部分を修正した↓表紙絵が公開されています。
なるほど、本編でもそんなんでしたね。
また、そちらによると、髪のピンク色は指定されたものだった様子。
なるほど、確かに目立つようになってるか。
個人的には”お蔵入りしました”というほうが好きです。
やっぱり紺色じゃーないかなぁ。
そんな訳で、ブログでは「その手に救いは届かない」を紹介しております「抹茶ちゃもも」センセ。
「禁忌の砂糖菓子」は3冊目でした。
同系統で良いタイトルですね。
触手とか魔法とか、ファンタジーな短編が多め。
そんなんとのえっちなため、やはりバッドエンドな漫画が目立っていました。
(※コメントにも大概バッドエンドとか書いてましたよ)
個人的にはコメディーな方のが良かったですね。
単行本には他にも4コマとかゲストとかおまけの要素も多く、色々と楽しめる仕上がりになっていました。
※左:練習生「アカネ」、右:戦士「リン」
このビキニアーマーな子が良かったです。なかなか戦闘力ありそう。
練習生「アカネ」は憧れる先輩「イリス」とペアになったものの、レベルは低く半人前扱いされていました。
怪物に襲われていたところを「イリス」に助けられ、回復薬をもらった「アカネ」
しかし、彼女が立ち去った後に怪物は復活し、再び「アカネ」を襲ってきたのです。
なぜか身体の自由もきかない「アカネ」は…という、「憧れ」が冒頭話。
こちらの「アカネちゃん」が↓表紙のヒロインですね。
ファンタジー世界の学園という設定なのか、ブルマっぽいコスチューム。
定番な触手えっちになっていました。
触手とブルマの相性は良く、「アカネちゃん」のツインテールも派手でいい感じ。
ある理由からそれを受け入れてしまうため、バッドエンドっぽいもののそう読後感は悪くありません。
まあ、一種のラブですわね。
なお、「イリスさん」は残念ながら脱いでおりません。
「彼女の背中は死の香り」は完全にファンタジーもの。
斧を扱うビキニアーマーな戦士「リン」
かなりの強さでさっくり怪物を倒していたものの、前衛ながら攻撃をかわしてしまうため、後衛に被害がおよんでしまうのでした。
パーティーの1人「ノーズ」の治療に時間がかかるため、お詫びも兼ねて「リン」は食糧を探しに周囲を散策することとしたのです。
「凶悪なレベルの化け物が相手では鎧ごとぐちゃっと潰される。避ける方が賢明だ」
とか言っていた「リンさん」
他にも、「こんな鎧で~」なんて言葉もありました。
その通りですね(笑)
実際に、直撃されたらしい後衛「ノーズ」は、だいぶヤバそうな感じでしたよ。
こちらの相手も先のエピソードと同じく触手で、不意をつかれた「リンさん」が襲われてしまうパターン。
しれっとしていた彼女が可愛く乱れる姿をお楽しみください。
後半では卵を産みつけられるというハードな展開になんですが…これで、オチは前半と同じくコメディーちっくになってます。
なかなか面白く、このパーティーの続きが見たいです。
「Endless Nightmare」は退魔師「小濱あかり」と夢魔(かな?)の女の子。
追い詰められ、「あかり」の学園へ逃げ込んだ夢魔は彼女のクラスメイトを盾にされてしまうのです。
操られた彼らにも、当初は容赦のなかった「あかりさん」
こんなんいいですね。
ただし、彼らを自害させようと操ると、さすがの「あかりさん」も屈してしまうのでした。
その直後に、あっさりと彼女の術に堕ちていますね。
これは…実はヒントですか。
そんな訳で、複数えっちとなっていました。
所々で好き勝手に操られており、ああーって終わるパターン。
なかなかお話は面白いのですが、すっと伝わり辛いです。
もう少し前後をなんとかして頂ければ。
ページがちと足りないかなぁ。
※「美羽」・「沙希」
こうしたロリちっくなのもあります。
「美羽」・「沙希」の「おひめさまごっこ」
よく廃墟で遊んでいた2人が、大人なお兄さんらにも遊ばれてしまう展開。
友人「沙希ちゃん」を守るため、自ら犠牲になる「美羽ちゃん」
前半でも勇敢な姿を見せていましたが、健気で泣けますね。
そんなんもあっさり反故にされてしまう、悲劇的な流れでした。
まさかオチの1ページがあんなになるとは想像もしませんでしたが。
やっぱり「抹茶ちゃもも」センセはコメディーのがいいなぁ。
夜魔「アマリリス(マリー)」と神父「カトレア」の「夜伽のアマリリス」
”決して人を殺めない変わり者”という「マリーさん」
食事(←えっちね)のため、ちょくちょくイタズラはしていたものの、可愛らしい娘でした。
こちらがヒロインであるため、当然ながら神父が悪い人。
しれっと涼しげな顔でいながら、なかなか酷いことをしています。
えっち最中に聖水とか使ってましたよ。
まぁ、立場・思想的に相容れないことも分かるんですが、「マリーさん」視点でオチが可哀想なため、なんか神父がムカつきます。
だいたい宗教家ってのは~。
ネットゲームな短編「仮想現実の彼女」
五感全てで仮想世界を体験できるというゲームにハマっている「加奈」さん。
ゲーム中に家では強盗が入っており、プレイ中は気付かれないことを知っていた彼らはえっちを仕掛けるのでした。
ハイレベルで、かつ我儘なプレイで知られていた彼女。
現実世界の異変はゲーム世界にも伝わり…という感じ。
よく分かんないですが、ネットゲーム内でもえっちなことされていました。
そこまでリアルだと嫌ね。
現実・仮想のどちらでも複数えっちになっており、五感が双方共通ということは…感覚は倍増されてるのかな。
収録中でも最悪だろうオチになっていました。
「神楽坂みあ」は、新聞でも活躍が書かれる魔法少女「エーデルワイス」その人でした。
学園にて、自らのえっち同人誌があることを発見。
文句を言うべく、イベント会場まで出掛けたのです。
そんな短編「魔法少女は知らないコト」
まぁ、あーした会場では単なるコスプレとしか思われないでわね。
出撃目的はかなり私的なものであったのに、なぜか同会場にいた悪の組織の幹部っぽい方。
どう収集をしているのか、なかなか優れた情報収集能力です。
(※あるいは、「みあさん」がへっぽこなのか)
その力によって、会場の皆が暴徒と化していました。
雰囲気的には怪人でない人に手出しできない~ってパターンですよ。
えっちに流され、んな事考えてませんでしたが。
こちらの「エーデルワイス」は、なんちゃら耳にバニースーツのような服装と、見た目が魔法少女っぽくなくありません。
ひでるさん的に好みから大きく外れており、ちと残念な感じ。
※左:退魔師「小濱あかり」、右:ツインテールな女の子
こうした濃い目なのはまた違った風情ですね。
「汚泥かぶりのこびっちょ共」はツインテールなヒロイン。
魔法使いというか、こちらも魔法少女っぽい風情ですね。
トイレになりそうなところを探していた彼女が、ゴブリンの集団と出くわしてしまう展開。
ああ、ゲームなどには無視される、リアルな漫画ですね。
我慢しながらの戦闘であるため、呪文の詠唱に集中できないのでした。
ううむ、こんなん誰しも経験あるシチュエーションでしょうけど、ファンタジー世界も実際はこうした事あるんだろうなぁ。
やや漏らしたものの、ゴブリンから逃れた彼女は”人間の老廃物が好み”というローパーに捕まってしまうのです。
ついてないねぇ。
そもそも、さっきの話(※「彼女の背中は死の香り」ね)にもあったように、後衛だろう魔法使いが1人ではどうにもねぇ。
あ、トイレを探してたから1人なのか。
そしたら、ますますあり得そうですよ。
誰か護衛してあげないと(笑)
触手に続いてゴブリンらも合流し、こちらはバッドエンドなパターンでした。
なお、この漫画は処理が異なるようで、やたら濃いめ。
収録中でも独特な雰囲気になっていました。
そちら「汚泥かぶりのこびっちょ共」と「Endless Nightmare」がやや古めな原稿なのかな。
線が太く色も濃い目で、もっさりとしてます。
その他はデジタルな、細線と薄めな色使いの洗練されたもの。
確かに綺麗ではあるものの、コッテリ原稿には違った良さもあり、どっちが良いかは読み手しだい。
ただし乱れや崩れについては最近だろう原稿のが明らかに優れておりました。
「憧れ」、「彼女の背中は死の香り」という冒頭2話は安定感もあります。
枠間なく、ごっちゃり描かれる方なので、あちこちのバランス良さは大きいですね。
丸っこい輪郭で、横に楕円な目という、可愛いヒロイン絵。
コメディー処理が良かったです。(←個人的に得意でないこともあるかな)
カラーでも良いですが、判断には裏表紙のカット絵が最適です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体にもう少し安定感がほしいですねー。
・話3: 傾向としてはにコメディーのが合ってるように思いました。
・独4: ミラクルな逆転オチが独特で良かったです。
合計:[10/15]
こちらのオススメがリバーシブルカバーの裏側にあった「二次元ドリー夢すごろく」
普通のすごろくかなー、って内容を見てみると…かなり自由に書かれており、読んでるだけで楽しかったです。
割れパンダさいころがまた凄い。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ファンタジー・複数
・おまけ: あとがき・作品解説、
リバーシブルカバー(二次元ドリー夢すごろく)、
カバー裏に4コマ「Drショクシュビッチ②③」・ゲストページ。
・その他: 折り返しに4コマ「Drショクシュビッチ①」、短編×8。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「抹茶ちゃもも(まっちゃ・ちゃもも)」センセの「禁忌の砂糖菓子」です。
例によって、ブログを書く前に「抹茶ちゃもも」センセのHPへお邪魔してきました。
そちらでは”袖塗り間違えてた”という袖部分を修正した↓表紙絵が公開されています。
なるほど、本編でもそんなんでしたね。
また、そちらによると、髪のピンク色は指定されたものだった様子。
なるほど、確かに目立つようになってるか。
個人的には”お蔵入りしました”というほうが好きです。
やっぱり紺色じゃーないかなぁ。
そんな訳で、ブログでは「その手に救いは届かない」を紹介しております「抹茶ちゃもも」センセ。
「禁忌の砂糖菓子」は3冊目でした。
同系統で良いタイトルですね。
触手とか魔法とか、ファンタジーな短編が多め。
そんなんとのえっちなため、やはりバッドエンドな漫画が目立っていました。
(※コメントにも大概バッドエンドとか書いてましたよ)
個人的にはコメディーな方のが良かったですね。
単行本には他にも4コマとかゲストとかおまけの要素も多く、色々と楽しめる仕上がりになっていました。
※左:練習生「アカネ」、右:戦士「リン」
このビキニアーマーな子が良かったです。なかなか戦闘力ありそう。
練習生「アカネ」は憧れる先輩「イリス」とペアになったものの、レベルは低く半人前扱いされていました。
怪物に襲われていたところを「イリス」に助けられ、回復薬をもらった「アカネ」
しかし、彼女が立ち去った後に怪物は復活し、再び「アカネ」を襲ってきたのです。
なぜか身体の自由もきかない「アカネ」は…という、「憧れ」が冒頭話。
こちらの「アカネちゃん」が↓表紙のヒロインですね。
ファンタジー世界の学園という設定なのか、ブルマっぽいコスチューム。
定番な触手えっちになっていました。
触手とブルマの相性は良く、「アカネちゃん」のツインテールも派手でいい感じ。
ある理由からそれを受け入れてしまうため、バッドエンドっぽいもののそう読後感は悪くありません。
まあ、一種のラブですわね。
なお、「イリスさん」は残念ながら脱いでおりません。
「彼女の背中は死の香り」は完全にファンタジーもの。
斧を扱うビキニアーマーな戦士「リン」
かなりの強さでさっくり怪物を倒していたものの、前衛ながら攻撃をかわしてしまうため、後衛に被害がおよんでしまうのでした。
パーティーの1人「ノーズ」の治療に時間がかかるため、お詫びも兼ねて「リン」は食糧を探しに周囲を散策することとしたのです。
「凶悪なレベルの化け物が相手では鎧ごとぐちゃっと潰される。避ける方が賢明だ」
とか言っていた「リンさん」
他にも、「こんな鎧で~」なんて言葉もありました。
その通りですね(笑)
実際に、直撃されたらしい後衛「ノーズ」は、だいぶヤバそうな感じでしたよ。
こちらの相手も先のエピソードと同じく触手で、不意をつかれた「リンさん」が襲われてしまうパターン。
しれっとしていた彼女が可愛く乱れる姿をお楽しみください。
後半では卵を産みつけられるというハードな展開になんですが…これで、オチは前半と同じくコメディーちっくになってます。
なかなか面白く、このパーティーの続きが見たいです。
「Endless Nightmare」は退魔師「小濱あかり」と夢魔(かな?)の女の子。
追い詰められ、「あかり」の学園へ逃げ込んだ夢魔は彼女のクラスメイトを盾にされてしまうのです。
操られた彼らにも、当初は容赦のなかった「あかりさん」
こんなんいいですね。
ただし、彼らを自害させようと操ると、さすがの「あかりさん」も屈してしまうのでした。
その直後に、あっさりと彼女の術に堕ちていますね。
これは…実はヒントですか。
そんな訳で、複数えっちとなっていました。
所々で好き勝手に操られており、ああーって終わるパターン。
なかなかお話は面白いのですが、すっと伝わり辛いです。
もう少し前後をなんとかして頂ければ。
ページがちと足りないかなぁ。
※「美羽」・「沙希」
こうしたロリちっくなのもあります。
「美羽」・「沙希」の「おひめさまごっこ」
よく廃墟で遊んでいた2人が、大人なお兄さんらにも遊ばれてしまう展開。
友人「沙希ちゃん」を守るため、自ら犠牲になる「美羽ちゃん」
前半でも勇敢な姿を見せていましたが、健気で泣けますね。
そんなんもあっさり反故にされてしまう、悲劇的な流れでした。
まさかオチの1ページがあんなになるとは想像もしませんでしたが。
やっぱり「抹茶ちゃもも」センセはコメディーのがいいなぁ。
夜魔「アマリリス(マリー)」と神父「カトレア」の「夜伽のアマリリス」
”決して人を殺めない変わり者”という「マリーさん」
食事(←えっちね)のため、ちょくちょくイタズラはしていたものの、可愛らしい娘でした。
こちらがヒロインであるため、当然ながら神父が悪い人。
しれっと涼しげな顔でいながら、なかなか酷いことをしています。
えっち最中に聖水とか使ってましたよ。
まぁ、立場・思想的に相容れないことも分かるんですが、「マリーさん」視点でオチが可哀想なため、なんか神父がムカつきます。
だいたい宗教家ってのは~。
ネットゲームな短編「仮想現実の彼女」
五感全てで仮想世界を体験できるというゲームにハマっている「加奈」さん。
ゲーム中に家では強盗が入っており、プレイ中は気付かれないことを知っていた彼らはえっちを仕掛けるのでした。
ハイレベルで、かつ我儘なプレイで知られていた彼女。
現実世界の異変はゲーム世界にも伝わり…という感じ。
よく分かんないですが、ネットゲーム内でもえっちなことされていました。
そこまでリアルだと嫌ね。
現実・仮想のどちらでも複数えっちになっており、五感が双方共通ということは…感覚は倍増されてるのかな。
収録中でも最悪だろうオチになっていました。
「神楽坂みあ」は、新聞でも活躍が書かれる魔法少女「エーデルワイス」その人でした。
学園にて、自らのえっち同人誌があることを発見。
文句を言うべく、イベント会場まで出掛けたのです。
そんな短編「魔法少女は知らないコト」
まぁ、あーした会場では単なるコスプレとしか思われないでわね。
出撃目的はかなり私的なものであったのに、なぜか同会場にいた悪の組織の幹部っぽい方。
どう収集をしているのか、なかなか優れた情報収集能力です。
(※あるいは、「みあさん」がへっぽこなのか)
その力によって、会場の皆が暴徒と化していました。
雰囲気的には怪人でない人に手出しできない~ってパターンですよ。
えっちに流され、んな事考えてませんでしたが。
こちらの「エーデルワイス」は、なんちゃら耳にバニースーツのような服装と、見た目が魔法少女っぽくなくありません。
ひでるさん的に好みから大きく外れており、ちと残念な感じ。
※左:退魔師「小濱あかり」、右:ツインテールな女の子
こうした濃い目なのはまた違った風情ですね。
「汚泥かぶりのこびっちょ共」はツインテールなヒロイン。
魔法使いというか、こちらも魔法少女っぽい風情ですね。
トイレになりそうなところを探していた彼女が、ゴブリンの集団と出くわしてしまう展開。
ああ、ゲームなどには無視される、リアルな漫画ですね。
我慢しながらの戦闘であるため、呪文の詠唱に集中できないのでした。
ううむ、こんなん誰しも経験あるシチュエーションでしょうけど、ファンタジー世界も実際はこうした事あるんだろうなぁ。
やや漏らしたものの、ゴブリンから逃れた彼女は”人間の老廃物が好み”というローパーに捕まってしまうのです。
ついてないねぇ。
そもそも、さっきの話(※「彼女の背中は死の香り」ね)にもあったように、後衛だろう魔法使いが1人ではどうにもねぇ。
あ、トイレを探してたから1人なのか。
そしたら、ますますあり得そうですよ。
誰か護衛してあげないと(笑)
触手に続いてゴブリンらも合流し、こちらはバッドエンドなパターンでした。
なお、この漫画は処理が異なるようで、やたら濃いめ。
収録中でも独特な雰囲気になっていました。
そちら「汚泥かぶりのこびっちょ共」と「Endless Nightmare」がやや古めな原稿なのかな。
線が太く色も濃い目で、もっさりとしてます。
その他はデジタルな、細線と薄めな色使いの洗練されたもの。
確かに綺麗ではあるものの、コッテリ原稿には違った良さもあり、どっちが良いかは読み手しだい。
ただし乱れや崩れについては最近だろう原稿のが明らかに優れておりました。
「憧れ」、「彼女の背中は死の香り」という冒頭2話は安定感もあります。
枠間なく、ごっちゃり描かれる方なので、あちこちのバランス良さは大きいですね。
丸っこい輪郭で、横に楕円な目という、可愛いヒロイン絵。
コメディー処理が良かったです。(←個人的に得意でないこともあるかな)
カラーでも良いですが、判断には裏表紙のカット絵が最適です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体にもう少し安定感がほしいですねー。
・話3: 傾向としてはにコメディーのが合ってるように思いました。
・独4: ミラクルな逆転オチが独特で良かったです。
合計:[10/15]
こちらのオススメがリバーシブルカバーの裏側にあった「二次元ドリー夢すごろく」
普通のすごろくかなー、って内容を見てみると…かなり自由に書かれており、読んでるだけで楽しかったです。
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禁忌の砂糖菓子 (二次元ドリームコミックス 230) (2011/02/28) 抹茶ちゃもも 商品詳細を見る |
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■いたずらなH-ip (みづき春人)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]戦国・タイツ
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「蒼い薔薇のM女」×4、
「僕の彼女は戦国武将!?」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みづき春人(みづき・はると)」センセの「いたずらなH-ip」です。
ずっとタイトルだけの状態でしたが…ようやく表紙絵が加わりました。
「如月群真」センセの最新刊「Sweethearts」です!
今回はスクール水着なんですねー。
雰囲気的には、「Love Selection」と「ギリギリ・Sisters」を足して2で割ったような感じ。
いいんじゃないでしょうか。
発売は4月25日とのこと。
いまから待ち遠しいですよ。
さて、本日は「みづき春人」センセの「いたずらなH-ip」です。
こちらで2冊目の単行本。
絶版となっているらしい初単行本は、2003年11月発売と書かれていました。
ファンな方はさぞ待ち遠しかったことでしょう。
ひでるさんはこちらが初見です。
↓表紙・裏表紙など女の子がずらりと並んでおりますが、収録エピソードは3つ。
うち、2つが中編、残りが短編となっています。
イラストなどのお仕事もされており、絵柄についてはお上手でした。
ただ、漫画としては…もう1歩、2歩というのが、読み終えた際の正直な感想。
なんというか、単純に表現などが分かり辛いもの、ページをすっ飛ばしてしまったかのような急展開でコマの繋がり悪いもの、などがありました。
読んでいてちらほら引っ掛かり、ページ戻っていたので、テンポも個人的には相当に悪かったです。
特にメインのお話は、えっちとストーリーを枠内で完全に捌ききれていない印象。
もう少し単純で良かったのでは、と思いました。
※生徒会長「辻堂ルイ」、副会長「鈴木栞」
まさか「栞さん」があーだとは思いませんでしたが。
まずは1話収録の短編「藍子先生のLast Song♪」から。
卒業式を控えた、いたずらばかりしている問題児3名。
いつも面倒を見てくれていた「富田藍子」先生に、初えっちの相手をお願いするのでした。
教師「藍子さん」がいきなり怒っていて、生徒が「今日は黄色」と言っている冒頭部分。
成年漫画なので、ここは大きいコマで事の成り行きを描くべきではないかと。
結果としては、ショーツを膝下までズラしていたみたい。
穿いているスカートの形状から、そうとう潜り込まないとそんな芸当難しいと思うんですが…。
続くホームルーム中に怒る場面も、ややぎこちないですね。
「いい?このことは私と3人のヒミツよ?」
とか、けっこうあっさり承諾していた「藍子さん」
なかなかノリ良く、授業っぽくえっちを教えていました。
イイ先生ですね。
単行本の前半に収録された中編「蒼い薔薇のM女」は全4話。
私立「南条学園」には、”全身タイツの男女がそれぞれ肌触りを楽しむ”という、影のクラブ「BlueRose」がありました。
生徒会「森野恭士郎」はその「BlueRose」の1人。
ある日にパートナーになった相手は、父親が学園理事長という生徒会長「辻堂ルイ」の匂いではないかと察しました。
普段厳しく接してくるものの、彼女に憧れていた「恭士郎」は翌日の生徒会室でタイツを見せ、その反応を伺って見ることとしたのです。
しかし、待ち合わせに来た全身タイツの女性は、どう見ても副会長「鈴木栞」であり…と、そうした導入部。
収録ではこちらのお話が最も良かったかな。
生徒会の男女が関わっていた秘密クラブのお話から、後半は驚くようなお話に発展しています。
ちとややこしさはありましたけどね。
1話目は、影のクラブ「BlueRose」でのアレコレ。
漫画で全身タイツを取り扱ったのは…あまりないと思います。
ひでるさんはこんなん好きな方(笑)
生徒会長「辻堂ルイさん」は裏表紙の方で、ロール髪と青バラが特徴というお嬢様な女性。
全身タイツと言う割にロール髪は露出しており、なんとなく分かり易い感じ。
(※これは実際にどうこうでなく、親切な漫画表現でしょうね)
豊かなスタイルをぴちーと薄皮に包むタイツに色々するという、お好きな方にはたまらないプレイになっていました。
クラブではルール違反ですがちゃんと直接えっちにも至り、
「お待ちなさい!!」
とか言わせていました。
続く2話目は4ページのカラー原稿。
アレは…相当後半からの抜き出しかな。
付近にまったく当てはまらないシチュエーションで、よく分かりませんでした。
「恭士郎くん」の妄想かな?
生徒会長「ルイさん」を公園に呼び出した3話。
待ち合わせに来たのは、そのフリをした副会長「鈴木栞さん」でした。
中学時代からの顔見知りという彼女は、1話オチ部分から外面と裏腹に暗躍している様が描かれています。
この娘がまさかお話のポイントであるとは想像もしませんでした。
中盤からは、その「栞さん」によって待ち合わせをズラされていた「ルイさん」が複数の見知らぬ男に襲われるというもの。
間近で「恭士郎くん」が現場を見ており、生徒会長の正体がバレる?どうする??みたいな、ドキドキ場面。
どうなるのかなーって思っていましたが…。
そんな流れで最終4話はネタばらし。
詳細は伏せておきますが、メイド服の「ルイさん」ほか、全身タイツでない(笑)「ルイさん」、「栞さん」とのえっちが描かれています。
※全身タイツの生徒会長
だいたいこんなん。顔はイメージで見えてます。本当は口元だけね。
口元だけで、ヒロインの顔が見えないというあの全身タイツが非常に良かったです。
ただ…一般的ではないですよね。
頻繁なネタとしては特殊なので使い辛いでしょうけど、こんなんも良いかと思いました。
全5話という「僕の彼女は戦国武将!?」
外で本を読んでいた主人公「上武光輝(うえたけ・こうき)」が出会ったのは、自らを「小摩姫」と名乗る時代錯誤な女性でした。
歴史に詳しい図書委員の先輩「杉田佐奈」は、実際にそうした人物がおり、タイムスリップではないかと判断していたところ、越後の名将「鴇姫(ときひめ)」らしき人も似たような経緯で現代に現れていたのです。
2人は敵対関係にあったようなので、鉢合わせしないようにしていたんですが…と、だいたいそんな感じ。
甲冑とも忍者服ともやや異なる、独特な武将姿なヒロインとのアレコレです。
戦国は「みづき春人」センセのお好きなネタであるみたい。
色々と描きたいことがあったようですが、もう少し分かり易いのが良かったのではないかと思います。
ネタとしては面白いんですけどね。
「小摩姫」が登場する1話目。
先輩「佐奈さん」との会話に出ていたのは「鴇姫」なので、ちとややこしいですね。
ちらほら名前だけは出て来るんですが。
ヒロインとして描かれているのは「小摩姫」に違いないんですが。
着ている武将服はあみあみ(帷子)で、えっちでした。
下着は…どうせならビジュアル的にもふんどしのが良かったなぁ。
ああした類のものは当時あったのかな。どうかな。
なお、名乗った「光輝くん」に対して「小摩姫」は即座に「みつてる」って呼ぶんですが…音の響きだけで漢字に変換し、違う読みをしたのかな??
ここは相当違和感ありましたが、まぁ些細な事か。
現代の服装に着替える2話目はカラー原稿で4ページ。
こうしたネタで服選びはお約束なシチュエーションで、全然悪くないんですが…個人的にはカラーであみあみを見たかったなぁ。
3話目で連れだって歩いていたのは、ずっと名前だけ出ていた「鴇姫」でした。
登場とかなんとかの経緯をすっ飛ばしているんですね。
まぁ、「小摩姫」と同じような場面を同じように繰り返すのもどうかと思いますが、こちらは先輩「佐奈さん」も関わっていたので、普通に3名でのんきに歩いているコマはどうにも急展開な感じ。
お話の展開に利用されている”落ち武者状態”は漫画っぽく、コメディーとしての振れ幅は大きめ。
表現の1つだと思いますが、全体からしてちょっとユルいか。
ここは「鴇姫」とのえっちで、やはりあみあみとか、お尻がいい感じでした。
※小摩姫・鴇姫
もうちょっと普通のラブコメちっくで良かったのでは。
特に前置きとかないまま、「小摩姫」・「鴇姫」の2人が学校に通い出している4話目。
飛びますね。
細かい突っ込みは置いといて、ブルマ姿な2人を楽しみましょう。
ここのえっち相手は先輩「佐奈さん」
だいたい分からんでもないんですが…オチにも繋がる部分で、こちらもだいぶすっ飛ばされた雰囲気です。
まぁ、いいか。
「佐奈さん」の穿いていた下着が可愛らしいので、注目です。
最終5話にて、いちおうストーリーの決着部分まで描かれていました。
詰め込み過ぎかなぁ。
曖昧にするとか、ここまで描かなくても良いように思いましたが。
えっち相手は「佐奈さん」と「小摩姫」
お祭りに出掛ける「小摩姫」は浴衣姿でした。
ラブラブだった「鴇姫」の参加がなく、やや出番が少なかったのは残念。
お話によって多少の差はあったものの、安定しています。
適度なくらいの描き込みで、目立つような乱れ・崩れはありません。
濃淡としてはやや濃いめ。
バランスが良いためか、そうごっちゃりとした印象はなかったです。
線も強めで、全体がしっかりとしている印象。
どちらかと言うと漫画ちっくですが、キャラも良い感じにまとまっていました。
コメディー部分を除けはそう極端な癖もなく、良いと思います。
↓表紙・裏表紙などのカラーはやや軽い感じ。
紹介帯の裏にあったカット絵などを参考にして下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 漫画的に気になるところはちらほらあったものの、高水準だと思います。
・話3: 戦国話がイマイチです。お好きなだけ描き切れなくなったように感じました。
・独4: やっぱり全身タイツでしょう。
合計:[11/15]
個人的には「蒼い薔薇のM女」でした。
全身タイツとか、生徒会長「ルイさん」のキャラも良かったです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]戦国・タイツ
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「蒼い薔薇のM女」×4、
「僕の彼女は戦国武将!?」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みづき春人(みづき・はると)」センセの「いたずらなH-ip」です。
ずっとタイトルだけの状態でしたが…ようやく表紙絵が加わりました。
Sweethearts(メガストアコミックス) (2011/04/25) 如月群真 商品詳細を見る |
「如月群真」センセの最新刊「Sweethearts」です!
今回はスクール水着なんですねー。
雰囲気的には、「Love Selection」と「ギリギリ・Sisters」を足して2で割ったような感じ。
いいんじゃないでしょうか。
発売は4月25日とのこと。
いまから待ち遠しいですよ。
さて、本日は「みづき春人」センセの「いたずらなH-ip」です。
こちらで2冊目の単行本。
絶版となっているらしい初単行本は、2003年11月発売と書かれていました。
ファンな方はさぞ待ち遠しかったことでしょう。
ひでるさんはこちらが初見です。
↓表紙・裏表紙など女の子がずらりと並んでおりますが、収録エピソードは3つ。
うち、2つが中編、残りが短編となっています。
イラストなどのお仕事もされており、絵柄についてはお上手でした。
ただ、漫画としては…もう1歩、2歩というのが、読み終えた際の正直な感想。
なんというか、単純に表現などが分かり辛いもの、ページをすっ飛ばしてしまったかのような急展開でコマの繋がり悪いもの、などがありました。
読んでいてちらほら引っ掛かり、ページ戻っていたので、テンポも個人的には相当に悪かったです。
特にメインのお話は、えっちとストーリーを枠内で完全に捌ききれていない印象。
もう少し単純で良かったのでは、と思いました。
※生徒会長「辻堂ルイ」、副会長「鈴木栞」
まさか「栞さん」があーだとは思いませんでしたが。
まずは1話収録の短編「藍子先生のLast Song♪」から。
卒業式を控えた、いたずらばかりしている問題児3名。
いつも面倒を見てくれていた「富田藍子」先生に、初えっちの相手をお願いするのでした。
教師「藍子さん」がいきなり怒っていて、生徒が「今日は黄色」と言っている冒頭部分。
成年漫画なので、ここは大きいコマで事の成り行きを描くべきではないかと。
結果としては、ショーツを膝下までズラしていたみたい。
穿いているスカートの形状から、そうとう潜り込まないとそんな芸当難しいと思うんですが…。
続くホームルーム中に怒る場面も、ややぎこちないですね。
「いい?このことは私と3人のヒミツよ?」
とか、けっこうあっさり承諾していた「藍子さん」
なかなかノリ良く、授業っぽくえっちを教えていました。
イイ先生ですね。
単行本の前半に収録された中編「蒼い薔薇のM女」は全4話。
私立「南条学園」には、”全身タイツの男女がそれぞれ肌触りを楽しむ”という、影のクラブ「BlueRose」がありました。
生徒会「森野恭士郎」はその「BlueRose」の1人。
ある日にパートナーになった相手は、父親が学園理事長という生徒会長「辻堂ルイ」の匂いではないかと察しました。
普段厳しく接してくるものの、彼女に憧れていた「恭士郎」は翌日の生徒会室でタイツを見せ、その反応を伺って見ることとしたのです。
しかし、待ち合わせに来た全身タイツの女性は、どう見ても副会長「鈴木栞」であり…と、そうした導入部。
収録ではこちらのお話が最も良かったかな。
生徒会の男女が関わっていた秘密クラブのお話から、後半は驚くようなお話に発展しています。
ちとややこしさはありましたけどね。
1話目は、影のクラブ「BlueRose」でのアレコレ。
漫画で全身タイツを取り扱ったのは…あまりないと思います。
ひでるさんはこんなん好きな方(笑)
生徒会長「辻堂ルイさん」は裏表紙の方で、ロール髪と青バラが特徴というお嬢様な女性。
全身タイツと言う割にロール髪は露出しており、なんとなく分かり易い感じ。
(※これは実際にどうこうでなく、親切な漫画表現でしょうね)
豊かなスタイルをぴちーと薄皮に包むタイツに色々するという、お好きな方にはたまらないプレイになっていました。
クラブではルール違反ですがちゃんと直接えっちにも至り、
「お待ちなさい!!」
とか言わせていました。
続く2話目は4ページのカラー原稿。
アレは…相当後半からの抜き出しかな。
付近にまったく当てはまらないシチュエーションで、よく分かりませんでした。
「恭士郎くん」の妄想かな?
生徒会長「ルイさん」を公園に呼び出した3話。
待ち合わせに来たのは、そのフリをした副会長「鈴木栞さん」でした。
中学時代からの顔見知りという彼女は、1話オチ部分から外面と裏腹に暗躍している様が描かれています。
この娘がまさかお話のポイントであるとは想像もしませんでした。
中盤からは、その「栞さん」によって待ち合わせをズラされていた「ルイさん」が複数の見知らぬ男に襲われるというもの。
間近で「恭士郎くん」が現場を見ており、生徒会長の正体がバレる?どうする??みたいな、ドキドキ場面。
どうなるのかなーって思っていましたが…。
そんな流れで最終4話はネタばらし。
詳細は伏せておきますが、メイド服の「ルイさん」ほか、全身タイツでない(笑)「ルイさん」、「栞さん」とのえっちが描かれています。
※全身タイツの生徒会長
だいたいこんなん。顔はイメージで見えてます。本当は口元だけね。
口元だけで、ヒロインの顔が見えないというあの全身タイツが非常に良かったです。
ただ…一般的ではないですよね。
頻繁なネタとしては特殊なので使い辛いでしょうけど、こんなんも良いかと思いました。
全5話という「僕の彼女は戦国武将!?」
外で本を読んでいた主人公「上武光輝(うえたけ・こうき)」が出会ったのは、自らを「小摩姫」と名乗る時代錯誤な女性でした。
歴史に詳しい図書委員の先輩「杉田佐奈」は、実際にそうした人物がおり、タイムスリップではないかと判断していたところ、越後の名将「鴇姫(ときひめ)」らしき人も似たような経緯で現代に現れていたのです。
2人は敵対関係にあったようなので、鉢合わせしないようにしていたんですが…と、だいたいそんな感じ。
甲冑とも忍者服ともやや異なる、独特な武将姿なヒロインとのアレコレです。
戦国は「みづき春人」センセのお好きなネタであるみたい。
色々と描きたいことがあったようですが、もう少し分かり易いのが良かったのではないかと思います。
ネタとしては面白いんですけどね。
「小摩姫」が登場する1話目。
先輩「佐奈さん」との会話に出ていたのは「鴇姫」なので、ちとややこしいですね。
ちらほら名前だけは出て来るんですが。
ヒロインとして描かれているのは「小摩姫」に違いないんですが。
着ている武将服はあみあみ(帷子)で、えっちでした。
下着は…どうせならビジュアル的にもふんどしのが良かったなぁ。
ああした類のものは当時あったのかな。どうかな。
なお、名乗った「光輝くん」に対して「小摩姫」は即座に「みつてる」って呼ぶんですが…音の響きだけで漢字に変換し、違う読みをしたのかな??
ここは相当違和感ありましたが、まぁ些細な事か。
現代の服装に着替える2話目はカラー原稿で4ページ。
こうしたネタで服選びはお約束なシチュエーションで、全然悪くないんですが…個人的にはカラーであみあみを見たかったなぁ。
3話目で連れだって歩いていたのは、ずっと名前だけ出ていた「鴇姫」でした。
登場とかなんとかの経緯をすっ飛ばしているんですね。
まぁ、「小摩姫」と同じような場面を同じように繰り返すのもどうかと思いますが、こちらは先輩「佐奈さん」も関わっていたので、普通に3名でのんきに歩いているコマはどうにも急展開な感じ。
お話の展開に利用されている”落ち武者状態”は漫画っぽく、コメディーとしての振れ幅は大きめ。
表現の1つだと思いますが、全体からしてちょっとユルいか。
ここは「鴇姫」とのえっちで、やはりあみあみとか、お尻がいい感じでした。
※小摩姫・鴇姫
もうちょっと普通のラブコメちっくで良かったのでは。
特に前置きとかないまま、「小摩姫」・「鴇姫」の2人が学校に通い出している4話目。
飛びますね。
細かい突っ込みは置いといて、ブルマ姿な2人を楽しみましょう。
ここのえっち相手は先輩「佐奈さん」
だいたい分からんでもないんですが…オチにも繋がる部分で、こちらもだいぶすっ飛ばされた雰囲気です。
まぁ、いいか。
「佐奈さん」の穿いていた下着が可愛らしいので、注目です。
最終5話にて、いちおうストーリーの決着部分まで描かれていました。
詰め込み過ぎかなぁ。
曖昧にするとか、ここまで描かなくても良いように思いましたが。
えっち相手は「佐奈さん」と「小摩姫」
お祭りに出掛ける「小摩姫」は浴衣姿でした。
ラブラブだった「鴇姫」の参加がなく、やや出番が少なかったのは残念。
お話によって多少の差はあったものの、安定しています。
適度なくらいの描き込みで、目立つような乱れ・崩れはありません。
濃淡としてはやや濃いめ。
バランスが良いためか、そうごっちゃりとした印象はなかったです。
線も強めで、全体がしっかりとしている印象。
どちらかと言うと漫画ちっくですが、キャラも良い感じにまとまっていました。
コメディー部分を除けはそう極端な癖もなく、良いと思います。
↓表紙・裏表紙などのカラーはやや軽い感じ。
紹介帯の裏にあったカット絵などを参考にして下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 漫画的に気になるところはちらほらあったものの、高水準だと思います。
・話3: 戦国話がイマイチです。お好きなだけ描き切れなくなったように感じました。
・独4: やっぱり全身タイツでしょう。
合計:[11/15]
個人的には「蒼い薔薇のM女」でした。
全身タイツとか、生徒会長「ルイさん」のキャラも良かったです。
いたずらなH-ip (TENMAコミックス) (2011/04/15) みづき 春人 商品詳細を見る |
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■桜色ぶりざぁど (むつきつとむ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・人外
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵「夏ちゃん写真集(?)」
・その他: カラー(4P)、9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「桜色ぶりざぁど 1巻」です。
アマゾンをざーって見ていた際に、こちらの単行本を見掛けました。
水色な↓表紙にカチっと照準が合いましたよ。
そんな訳で、あわてて取り扱いの多い店を訪ねてきました。
よく行く書店はこうした一般えっち系が弱く、入荷数少ないのか、はたまた入荷してないのか、見当たらない事多いんですよねー。
もったいないなぁ。
そんな訳で、とりあえず名前を見たら自動的に手が出る「むつきつとむ」センセ。
最新刊は「桜色ぶりざぁど 1巻」です。
※雪女「小雪さん」
洋服も着ていましたが、やっぱり和服ですよねー。
毎度お馴染み一般えっち系。
お得意のラブコメ漫画なんですが、ヒロインは雪女でした。
またまた雪女です。
ついこないだの漫画でも刺さったの”雪女”でしたが、こちらは巻数をまたぐ長編モノになっています。
個人的にブームな感じですよ。
あとがきによると、
「以前読み切りで描いた作品の設定等をベースにしている~」
とか書いてありました。
それって、「爆走彼女 むつきつとむ作品集」に収録されていた短編「ゆきの里」かな。
そっちは雪女の世界へ迷い込むパターンでしたが、こちらはだいたい立場が逆になっています。
「殿方の種をいただきにやってまいりました…」
散る桜と共に降ってきた女性に押し潰された、主人公「唯川涼(ゆいかわ・すずむ)」
介抱してくれた彼女「小雪」は、自らを”雪女”であると名乗ったのです。
ちらりと見られた能力から、本物らしいと気付いた「涼」
彼女の役目が、”子を成すため殿方と交わる”ことだと知ったのでした。
こうして、年々数が減り、絶滅の危機にあった雪女とえっちすることになったんですが…と、だいたいそんな感じ。
この1巻は、全体的にほわほわ穏やかな空気でしたね。
えっちシーンがポイントになっている、ラブコメ漫画でした。
特にヒロインの「小雪さん」などは、いかにも「むつきつとむ」センセらしいキャラです。
ラブでコメな可愛らしさがありつつも、ちらほら垣間見える心理描写はしっかりしていました。
個人的には収録の8話にびっくりしましたよ。
世間知らずのヒロイン「小雪さん」は雪女。
おっとりとした物腰の女性で、和服がよく似合っています。
ただ、草履について知識なかったのは意外。
登場時は裸足でしたが、もともと履かないものでしたっけ。
いちおう雪女に違いないんですが、語るそのままでは”人の血の方が濃い混血”とのこと。
そのため、能力も自在には扱えていません。
平時ではせいぜい手の平程度の雪を作り出すくらい。
なんとなく冷気を放出しているようなコマはあったものの、よくありがちな”身体が冷たい”という設定もない様子。
炎天下を歩いたり、お湯に触れたりと熱に弱いこともなく、普通に料理とかもしていました。
(※肉じゃが作ってます)
そのため人間と大差はなく、「涼くん」の妹「夏」さんは能力について手品の類だと疑っており、母「夕紀」さんについては特に深く考えず流していました。
ぽこぽこ発生させる、小さい雪だるまが可愛らしいです。
「小雪さん」の目的、もともとの使命は子作り。
そのため、話すうちに自然とえっちな方面へ流れるんですが…彼女は恥ずかしがり屋で未経験なのでした。
声だけ登場していたお姉さんも、1年もかからずに男性と出会ったことを驚いていますね。
※言だるま
これが欲しい!!商品化されないかなぁ。
ほか、「涼」・「夕紀」といった名前と比較して、唯一「小雪さん」の対極っぽい名前だった妹「夏さん」
家では家事を取り仕切るしっかり者で、世話好き。
(※母「夕紀さん」は小料理屋の女将で、たぶん家は不在がち)
ラブとは違うと思いますが、理想的な兄の像があるのかな。
何かと2人にちょっかい出していました。
やや小姑っぽいですかねー。
外面は良いらしく、「涼くん」とその友人が全く異なるイメージであったのが可笑しいです。
今回の収録は、だいたい4部の構成になっていました。
出会いの1、2話。
後半の描写から木登りは得意そうだったので、落ちてきたのはそうした原因かなー。
胸で押しつぶしており、どっかんなる王道パターン。
ここで「涼くん」は軽く足をひねっており、「小雪さん」の性格から家まで付いてくるのは自然な流れに感じました。
妹「夏さん」の登場はいかにも一般系っぽいですね。
3話から5話までが、”目指せ初えっち”という展開。
このカップルはお互い不慣れなんですよ。
さらに、風邪で大学受験に失敗していた「涼くん」は、”肝心な場面で失敗する”と思い込んでいる、精神的な弱さがありました。
”ダメ”という言葉がキーワードになってますね。
そうした彼が、純粋な「小雪さん」によって成長していく~みたいな側面もあるようです。
「もう一度、じっくりと見せて下さいませんか!?」
そうした3話は、なんらかのプレイちっくでした。
ああいうのはまたいいかも。
続く4話は「小雪さん」・「夏さん」の会話に注目。
兄のえっち失敗談を聞かされるというのは、複雑な心境でしょうねぇ。
また、遠方通信能力の”言だるま”がキュート。
あれ携帯電話として発売されたら、ひでるさんは絶対に買います。
隣で見ていた「夏さん」のリアクションがまたいいですね。
「小雪さん」の古風な閃き漫符も刺さりました。
5話は1巻のクライマックスですね。
「お役目が果たせました」
…という言葉で、我に返った「涼くん」という6、7話。
関係を深めるパートですかね。
確かに、目的達した彼女がだらだらと居候を続ける必要はないのです。
純な「小雪さん」によって、前に進むことのできた彼ですから、”帰したくない”と思うのは当然のこと。
ちょっと機嫌の悪い、レアな表情も見られます。
禁止されていた、家でのえっちが描かれる7話が好き。
あれはぜひ「夏さん」がどうだったか見たいなぁ。
※左:夏さん、右:春日奈胡さん
次巻ではさらなる活躍が見込まれる「奈胡さん」です。
ホテル代を稼ぐ(←家ではダメなので)ため、「涼くん」はバイトを始めています。
そんな8、9話は新キャラ登場話。
バイト先であるコンビニでの同僚「春日奈胡(かすが・なこ)」さん。
ショートカットのすらりとした美人でした。
初登場時はどきーって刺さりましたが、まさかあんな展開になるとは意外。
詳細は伏せますが、次巻はどうなってしまうんでしょう。
なお、彼女がよくサボっていた上に切実な金銭問題(笑)を抱えていた「涼くん」は、1週間で”仕事完璧”という評価を得ていました。
そうした調子で試験も巧く運べばいいですね。
柔らかな線で、濃淡・描き込みの適度な作画。
ふわりとした優しさがあり、ソフトな洗練具合でした。
漫画の巧い方で、特にコメディー描写に優れています。
引っ掛かるポイントもなく、テンポよく読み進められるでしょう。
バランス良く、全体も安定していました。
多少の癖はあるものの、そう嫌味ある絵柄ではないと思います。
そう変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: そう問題ないと思いますが、コメディー部分は好き嫌いあるかなー。
・話4: ファンタジーなキャラを相手に、ほのぼのとしたテンションのラブコメです。
・独3: 細かく面白いものの、今のところコレと目立つポイントは薄いかも。
合計:[11/15]
2巻はひょっとして「小雪さん」の故郷へ行ったりするのかな。
”言だるま”の相手であったお姉さんほか、ロリな雪女さんの登場とかがあるかもしれません。
期待しましょう!
★「むつきつとむ」センセの漫画紹介記事 ※下記は全て一般単行本。
「オンラインな彼女」
中編、短編集。チャットと現実が別人のような女性の話がメインです。
「快感温度n℃」 「快感温度n℃[完結]」
全2巻。温泉宿が舞台のラブコメストーリー。
「桃色ぴ~ナッツ」
全2巻。下宿する大学生の女性4名と大家兄弟の恋愛話。
「いきなり☆ねこキック」
1巻発売中。猫耳少女を「ちゃろ」と麻木家姉弟の恋愛話。
「ロマンス地獄」
1巻完結。 喫茶店「浪漫棲」を経営する姉妹との恋愛話。
「爆走彼女 むつきつとむ作品集」
短編集。猫耳とか雪女とか妹とかおねーちゃんとか。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・人外
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵「夏ちゃん写真集(?)」
・その他: カラー(4P)、9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「桜色ぶりざぁど 1巻」です。
アマゾンをざーって見ていた際に、こちらの単行本を見掛けました。
水色な↓表紙にカチっと照準が合いましたよ。
そんな訳で、あわてて取り扱いの多い店を訪ねてきました。
よく行く書店はこうした一般えっち系が弱く、入荷数少ないのか、はたまた入荷してないのか、見当たらない事多いんですよねー。
もったいないなぁ。
そんな訳で、とりあえず名前を見たら自動的に手が出る「むつきつとむ」センセ。
最新刊は「桜色ぶりざぁど 1巻」です。
※雪女「小雪さん」
洋服も着ていましたが、やっぱり和服ですよねー。
毎度お馴染み一般えっち系。
お得意のラブコメ漫画なんですが、ヒロインは雪女でした。
またまた雪女です。
ついこないだの漫画でも刺さったの”雪女”でしたが、こちらは巻数をまたぐ長編モノになっています。
個人的にブームな感じですよ。
あとがきによると、
「以前読み切りで描いた作品の設定等をベースにしている~」
とか書いてありました。
それって、「爆走彼女 むつきつとむ作品集」に収録されていた短編「ゆきの里」かな。
そっちは雪女の世界へ迷い込むパターンでしたが、こちらはだいたい立場が逆になっています。
「殿方の種をいただきにやってまいりました…」
散る桜と共に降ってきた女性に押し潰された、主人公「唯川涼(ゆいかわ・すずむ)」
介抱してくれた彼女「小雪」は、自らを”雪女”であると名乗ったのです。
ちらりと見られた能力から、本物らしいと気付いた「涼」
彼女の役目が、”子を成すため殿方と交わる”ことだと知ったのでした。
こうして、年々数が減り、絶滅の危機にあった雪女とえっちすることになったんですが…と、だいたいそんな感じ。
この1巻は、全体的にほわほわ穏やかな空気でしたね。
えっちシーンがポイントになっている、ラブコメ漫画でした。
特にヒロインの「小雪さん」などは、いかにも「むつきつとむ」センセらしいキャラです。
ラブでコメな可愛らしさがありつつも、ちらほら垣間見える心理描写はしっかりしていました。
個人的には収録の8話にびっくりしましたよ。
世間知らずのヒロイン「小雪さん」は雪女。
おっとりとした物腰の女性で、和服がよく似合っています。
ただ、草履について知識なかったのは意外。
登場時は裸足でしたが、もともと履かないものでしたっけ。
いちおう雪女に違いないんですが、語るそのままでは”人の血の方が濃い混血”とのこと。
そのため、能力も自在には扱えていません。
平時ではせいぜい手の平程度の雪を作り出すくらい。
なんとなく冷気を放出しているようなコマはあったものの、よくありがちな”身体が冷たい”という設定もない様子。
炎天下を歩いたり、お湯に触れたりと熱に弱いこともなく、普通に料理とかもしていました。
(※肉じゃが作ってます)
そのため人間と大差はなく、「涼くん」の妹「夏」さんは能力について手品の類だと疑っており、母「夕紀」さんについては特に深く考えず流していました。
ぽこぽこ発生させる、小さい雪だるまが可愛らしいです。
「小雪さん」の目的、もともとの使命は子作り。
そのため、話すうちに自然とえっちな方面へ流れるんですが…彼女は恥ずかしがり屋で未経験なのでした。
声だけ登場していたお姉さんも、1年もかからずに男性と出会ったことを驚いていますね。
※言だるま
これが欲しい!!商品化されないかなぁ。
ほか、「涼」・「夕紀」といった名前と比較して、唯一「小雪さん」の対極っぽい名前だった妹「夏さん」
家では家事を取り仕切るしっかり者で、世話好き。
(※母「夕紀さん」は小料理屋の女将で、たぶん家は不在がち)
ラブとは違うと思いますが、理想的な兄の像があるのかな。
何かと2人にちょっかい出していました。
やや小姑っぽいですかねー。
外面は良いらしく、「涼くん」とその友人が全く異なるイメージであったのが可笑しいです。
今回の収録は、だいたい4部の構成になっていました。
出会いの1、2話。
後半の描写から木登りは得意そうだったので、落ちてきたのはそうした原因かなー。
胸で押しつぶしており、どっかんなる王道パターン。
ここで「涼くん」は軽く足をひねっており、「小雪さん」の性格から家まで付いてくるのは自然な流れに感じました。
妹「夏さん」の登場はいかにも一般系っぽいですね。
3話から5話までが、”目指せ初えっち”という展開。
このカップルはお互い不慣れなんですよ。
さらに、風邪で大学受験に失敗していた「涼くん」は、”肝心な場面で失敗する”と思い込んでいる、精神的な弱さがありました。
”ダメ”という言葉がキーワードになってますね。
そうした彼が、純粋な「小雪さん」によって成長していく~みたいな側面もあるようです。
「もう一度、じっくりと見せて下さいませんか!?」
そうした3話は、なんらかのプレイちっくでした。
ああいうのはまたいいかも。
続く4話は「小雪さん」・「夏さん」の会話に注目。
兄のえっち失敗談を聞かされるというのは、複雑な心境でしょうねぇ。
また、遠方通信能力の”言だるま”がキュート。
あれ携帯電話として発売されたら、ひでるさんは絶対に買います。
隣で見ていた「夏さん」のリアクションがまたいいですね。
「小雪さん」の古風な閃き漫符も刺さりました。
5話は1巻のクライマックスですね。
「お役目が果たせました」
…という言葉で、我に返った「涼くん」という6、7話。
関係を深めるパートですかね。
確かに、目的達した彼女がだらだらと居候を続ける必要はないのです。
純な「小雪さん」によって、前に進むことのできた彼ですから、”帰したくない”と思うのは当然のこと。
ちょっと機嫌の悪い、レアな表情も見られます。
禁止されていた、家でのえっちが描かれる7話が好き。
あれはぜひ「夏さん」がどうだったか見たいなぁ。
※左:夏さん、右:春日奈胡さん
次巻ではさらなる活躍が見込まれる「奈胡さん」です。
ホテル代を稼ぐ(←家ではダメなので)ため、「涼くん」はバイトを始めています。
そんな8、9話は新キャラ登場話。
バイト先であるコンビニでの同僚「春日奈胡(かすが・なこ)」さん。
ショートカットのすらりとした美人でした。
初登場時はどきーって刺さりましたが、まさかあんな展開になるとは意外。
詳細は伏せますが、次巻はどうなってしまうんでしょう。
なお、彼女がよくサボっていた上に切実な金銭問題(笑)を抱えていた「涼くん」は、1週間で”仕事完璧”という評価を得ていました。
そうした調子で試験も巧く運べばいいですね。
柔らかな線で、濃淡・描き込みの適度な作画。
ふわりとした優しさがあり、ソフトな洗練具合でした。
漫画の巧い方で、特にコメディー描写に優れています。
引っ掛かるポイントもなく、テンポよく読み進められるでしょう。
バランス良く、全体も安定していました。
多少の癖はあるものの、そう嫌味ある絵柄ではないと思います。
そう変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: そう問題ないと思いますが、コメディー部分は好き嫌いあるかなー。
・話4: ファンタジーなキャラを相手に、ほのぼのとしたテンションのラブコメです。
・独3: 細かく面白いものの、今のところコレと目立つポイントは薄いかも。
合計:[11/15]
2巻はひょっとして「小雪さん」の故郷へ行ったりするのかな。
”言だるま”の相手であったお姉さんほか、ロリな雪女さんの登場とかがあるかもしれません。
期待しましょう!
桜色ぶりざぁど 1 (マンサンコミックス) (2011/03/29) むつき つとむ 商品詳細を見る |
★「むつきつとむ」センセの漫画紹介記事 ※下記は全て一般単行本。
「オンラインな彼女」
中編、短編集。チャットと現実が別人のような女性の話がメインです。
「快感温度n℃」 「快感温度n℃[完結]」
全2巻。温泉宿が舞台のラブコメストーリー。
「桃色ぴ~ナッツ」
全2巻。下宿する大学生の女性4名と大家兄弟の恋愛話。
「いきなり☆ねこキック」
1巻発売中。猫耳少女を「ちゃろ」と麻木家姉弟の恋愛話。
「ロマンス地獄」
1巻完結。 喫茶店「浪漫棲」を経営する姉妹との恋愛話。
「爆走彼女 むつきつとむ作品集」
短編集。猫耳とか雪女とか妹とかおねーちゃんとか。
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■おねだり上手ッ (みやもとゆう)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・恋愛
・おまけ: あとがき、カバー裏に「おまけの答え合わせ」、
描き下ろし「プレゼント」
・その他: カラー(4P)、短編×13
(うち「津村兄妹シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みやもとゆう」センセの「おねだり上手ッ」です。
実際のところ、最初に見たのはネット上でした。
本編はいいんです。
ただ、今回の↓表紙は…個人的に相当微妙。
もし「みやもとゆう」センセの名前でなければ、手には取りません。
髪の毛に輪郭、それに対する目・口の配置具合とか、胸から腰までにかけてのバランスが悪いのです。
なんでこんなんにしたんだろう。
白の背景は本編同様に爽やかでいいものの、タイトルなどを含めてインパクトは薄め。
スタイリッシュでもなく、多く単行本が並ぶ中で、これではパンチ弱いかと。
本編では違和感とかないんですけどねー。
不思議。
カラーで言えば、冒頭の漫画原稿のが良いくらい。
かと言って、そうそう悪いものでもないと思いますが…。
まぁ、「みやもとゆう」センセはもともと白黒のが味あって良い感じ。
単純に絵というより、表現とか擬音とかコマ配置とか構図とか…様々な要素を含め、漫画のが巧い方なんでしょう。
ひでるさんは好みなタイプです。
※左:村上和歌、右:津村愛実
あちこちの表情が良く描かれています。
せっかくなので、絵の話題を続けますね。
さらりとした、緩やかな曲線。
濃淡は濃くはなく、描き込みは不足を感じないくらいですっきり。
目立つ乱れや崩れもありません。
全体的にこざっばりとして、見易いものでした。
コマ割りは細かめで、そうそうぶち抜くこともなく、スルリとおさまっています。
特に表情には優れ、コメディー描写は擬音・漫符などが良い按配。
重々しさのない軽い空気がラブコメを盛り上げていました。
ヒロイン絵で可愛らしい系統で、大きい目と口、逆に小さい鼻が特徴。
横顔のラインも独特で、ぺたーとした平たいタッチ。
今回はアダルトキャラがいなかったのが、ちと残念ですね。
それなりに癖はあるのため人を選ぶかもしれません。
ただし、そう嫌な感じのない画風だと思いますが。
前述してきたように、カラー絵があまり…なので、そっちで判断するのは早計。
出版社「マックス」さんのHPにてサンプルが確認できるので、ぜひネット検索してみて下さい。
そんな感じにつらつらと書いてきましたが。
こちらのブログでは、「おいしくたべてね」、「ギュッてしてね」と紹介している「みやもとゆう」センセです。
最新巻は「おねだり上手ッ」です。
相変わらずの、あまーいラブコメ短編集。
同キャラの連続話が1エピソードありました。
そちら以外は、基本的に短編集。
…って見せかけて、実は収録された各話は、別のお話と関連する部分もあるのでした。
前回「えむ・かの」でもありました、ひでるさん好きな同一世界モノです。
ただ、そう目立つように描かれてはおらず、そーっとリンクしているような感覚。
それがためクイズっぽくなっており、カバー裏に書かれていた「おまけの答え合わせ」というのはそんなんでした。
今回は、その数が少なめだったのでちと残念。
ぶっちゃけ、あとがき見るまでスルーしてしまったくらい。
非常に高い難度のリンクもあるので、ぜひ探してみて下さい。
↓各話の話題でも触れないようにしますね。
もうちょっと欲しかったなぁ。
カラー原稿のある冒頭話は「Queen」
クラスで「千原」くんの隣に座っている、「村上和歌」さん。
しれっとした口の悪い美人で、”和歌様に踏まれ隊”なんてファンクラブもあるという女王様ちっくな方でした。
そんな彼女が珍しく忘れ物をしたことで、意外な一面を見ることとなったのです。
カラー原稿部分は、妄想での「和歌さん」
そんな前フリとファンクラブの存在がため、「ありがと」の一言に強い破壊力がありました。
こんな娘が目一杯に照れてるのはいいですねー。
えっちへのアプローチも可愛らしいものでした。
彼も言ってましたが、いじめたくなりますよ。
そちらと同じく、眼鏡なヒロイン「戸浦日向」さんの「ワンステップ」
実は両想いだった「川口」くんとのえっち展開です。
定番の大人しい優等生という彼女。
「と…戸浦って…着痩せするんだな」
そう驚いていましたが、脱いだ際のインパクトがきっちり表現されていました。
こんなんいいですね。
同じ真面目でも、風紀委員でカタイ物言いが特徴の「彩佳」さん。
合気道部でもある彼女は、最近報告されるいじめ・カツアゲ防止のため、放課後の見回りをしていたところ…妹「紗和」のえっち現場に鉢合わせしてしまったのでした。
その衝撃に失神してしまった彼女は保健室に運ばれ、彼氏「山崎大雅」が呼び出されたのです。
そんなんが「教育開始っ!」
ネタ的には、先の「和歌さん」と似て、えっち免疫がない彼女とのえっち展開。
初めてではないんですけどねー。
年上な「大雅くん」に食ってかかっていた妹「紗和さん」が可笑しいです。
下手すると(?)、彼女とのえっちも狙えそうな気がしました。
成年漫画だし。
※左:先輩「若葉さん」、右:上田岬
「若葉さん」は布団かぶったりするんですねー。
「Kiss of thanks!」、「The reward is ABC」が同一キャラの連続モノ。
可愛く、何かとモテる「津村愛実」さん。
義兄で同じ学園の教師でもある「津村達矢」は、そんな彼女に言い寄る男子を牽制をしていたのです。
出会った際の描写がありましたが…彼そこそこな年齢なので、あーした感じは持って当然。
気が気でないでしょうね。
同じ学校で教師・生徒という関係も盛り上げる要因。
もうちょっと周辺設定あれば、色々シチュエーションも考えられるのでシリーズとして良いかも。
「そうそう声なんかかけられないわよ?」
とかなんとか言っていた「愛実さん」
たぶんねぇ、本人あまり自覚ないだけじゃあないかなぁ。
(※4通くらいラブレターを貰ってます)
また、「達矢くん」から見たら、より危なっかしく見えるだろうし。
寄りかかってくる描写と、「えいっ」ってなキスシーンが良かったです。
いいなぁ、「愛実さん」
続くエピソードは、冒頭の嫉妬する彼女に注目。
大丈夫、「達矢くん」はそうそうモテないってば(笑)
こちらは右手を怪我していた「達矢くん」のお世話をするというもの。
漫画はお風呂でしたが、ぜひトイレとかも手伝ってほしいですね。
オチでもラブラブでしたよ。
従姉「桃子」さんと「湊」くんの「ハーベスト」、ほわーっとした先輩「若葉」さんの「ふわふわStudy」が収録では年上ヒロインです。(※デザイナー「晶さん」も年上かな)
もうふたまわりくらいアダルトなキャラが見たかったなぁ。
前者「桃子さん」はポニーテールの活発な女性。
あの薄着なのもアピールですかね。
「一般基準なんか知らないわよ」
そんな一言が刺さります。
後者「若葉さん」は見ていて危なっかしい女性。
バカではないんでしょうけれど世間知らずで、常に背景がお花畑のような感じ。
”オーディオビデオ”だと思っていたらしい、実際りAVを見た際のリアクションが可愛らしいです。
…いくつだ。
自分のえっち後でも同様な行動をしてましたね。
「Coach!」はスポーツ万能な「上田岬」さん。
球技大会でテニスに推薦された「岬さん」ですが、実はその経験なかったのです。
そんな訳で、テニス部な彼氏「隼人」くんにコーチをお願いしたのでした。
実は、未経験なテニスをわざわざ引き受けたのにも、ちゃんとした理由がありました。
ちょっとツンデレちっくなんがキュートですね。
テニスウェアを着てましたが、どこで調達してきたんだろう。
ちょっとアンダースコートを脱がすの早くて残念。
漫画の描写ではえっちだけでしたが、オチ部分ではラリーまでできるようになってた「岬さん」
ひでるさんは球技ダメなので、羨ましいですよ。
男子に交じって遊ぶ「倉木」さんの「乙女保管計画」
”男らしい”とか言われる彼女の思考は結構乙女ちっくで、「藤宮」くんには気になる存在でした。
スカートのまま運動している「倉木さん」
「そんなら平気だって」
とか言っておりました。
期待した通り、下にブルマ着用でしたね。
それはそれでちらちらするので、目に優しいものなんですが。
突然の雨による、透け描写からの発展です。
さすがに可愛らしいデザインのブラをしてましたねー。
もしかしたら家では女の子っぽい格好してるかも。
※郁ちゃん
笑顔の可愛い「郁ちゃん」です。
隣に住む妹的な幼馴染み「郁」ちゃんの「げっちゅ!」
細目と八重歯の可愛い「郁ちゃん」
かなり前向きで行動力もあり、告白しようとしていた「晴樹」くんの邪魔をしておりました。
「さんざん今まで~」
なんて台詞もあり、あんなん頻繁であったみたい。
ああした、わざと空気読まないくらいのアクティブさは素敵ですね。
ゴスロリショップ店員・デザイナーの卵という「晶」さんと「薫」くんの「プリティ・ダーリン」
2人ともどっちつかずなお名前ですね。
「薫くん」はほぼ女の子な容姿で、店前で服を眺めていれば、勘違いされて当然。
深く「晶さん」に刺さったようで、いきなり声をかけられただけでなく、そのモデルとなっていました。
なんとなく「AliceQuartet OBBLIGATO/藤枝雅」を思い出しますね。
ネタは一発モノですが、もうちょっと2人を見たい感じ。
流れから寝間着だったのがちと残念。
なお、描き下ろし「プレゼント」の「由奈」ちゃんの彼氏「しーちゃん」は、流行りな”男の娘”でした。
試着室えっちなんですが、「由奈ちゃん」は容姿と裏腹にまた意外に胸大きい娘なのね。
※おまけ:笹川このか
このコマね。
”霊に触れるお人好し”という「花田大輔」くんの「お願いきいてっ」
霊が見える、触れれる、という「大輔くん」
お人好しで知られ、悩み相談に霊たちが列を成していました。
ふと窓から見た可愛い娘「笹川このか」さんもやはり霊だったんですが、その相談内容はえっちしてほしいというものだったのです。
コミカルで雰囲気も良く、こちらも2、3話見たい感じの設定。
時間に関わらず霊の相談を受け付けているという、彼の日常を見たいです。
「このかさん」を見た際の、「人間か?幽霊の方か?」というリアクションもいいですねー。
彼女もコロコロ表情の変わる楽しい娘で、とくにぼたぼた泣いてるコマが秀逸。
オチはあーだったんですが、そのままのが個人的には良かったなぁ。
最終的に周囲は人外ばっかになるのよ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的にはこの軽いタッチが大好きなんですけれど。
・話4: 各話のリンクが減ってしまったのは残念でした。
・独4: 甘いラブコメ群ですね。もうひと球種あればなぁ、って思いました。
合計:[12/15]
短編もいいですが、良い設定のエピソードもあったので、数話の中編が見たいです。
各話のリンクはぜひ今後も続けてほしいです。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・恋愛
・おまけ: あとがき、カバー裏に「おまけの答え合わせ」、
描き下ろし「プレゼント」
・その他: カラー(4P)、短編×13
(うち「津村兄妹シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みやもとゆう」センセの「おねだり上手ッ」です。
実際のところ、最初に見たのはネット上でした。
本編はいいんです。
ただ、今回の↓表紙は…個人的に相当微妙。
もし「みやもとゆう」センセの名前でなければ、手には取りません。
髪の毛に輪郭、それに対する目・口の配置具合とか、胸から腰までにかけてのバランスが悪いのです。
なんでこんなんにしたんだろう。
白の背景は本編同様に爽やかでいいものの、タイトルなどを含めてインパクトは薄め。
スタイリッシュでもなく、多く単行本が並ぶ中で、これではパンチ弱いかと。
本編では違和感とかないんですけどねー。
不思議。
カラーで言えば、冒頭の漫画原稿のが良いくらい。
かと言って、そうそう悪いものでもないと思いますが…。
まぁ、「みやもとゆう」センセはもともと白黒のが味あって良い感じ。
単純に絵というより、表現とか擬音とかコマ配置とか構図とか…様々な要素を含め、漫画のが巧い方なんでしょう。
ひでるさんは好みなタイプです。
※左:村上和歌、右:津村愛実
あちこちの表情が良く描かれています。
せっかくなので、絵の話題を続けますね。
さらりとした、緩やかな曲線。
濃淡は濃くはなく、描き込みは不足を感じないくらいですっきり。
目立つ乱れや崩れもありません。
全体的にこざっばりとして、見易いものでした。
コマ割りは細かめで、そうそうぶち抜くこともなく、スルリとおさまっています。
特に表情には優れ、コメディー描写は擬音・漫符などが良い按配。
重々しさのない軽い空気がラブコメを盛り上げていました。
ヒロイン絵で可愛らしい系統で、大きい目と口、逆に小さい鼻が特徴。
横顔のラインも独特で、ぺたーとした平たいタッチ。
今回はアダルトキャラがいなかったのが、ちと残念ですね。
それなりに癖はあるのため人を選ぶかもしれません。
ただし、そう嫌な感じのない画風だと思いますが。
前述してきたように、カラー絵があまり…なので、そっちで判断するのは早計。
出版社「マックス」さんのHPにてサンプルが確認できるので、ぜひネット検索してみて下さい。
そんな感じにつらつらと書いてきましたが。
こちらのブログでは、「おいしくたべてね」、「ギュッてしてね」と紹介している「みやもとゆう」センセです。
最新巻は「おねだり上手ッ」です。
相変わらずの、あまーいラブコメ短編集。
同キャラの連続話が1エピソードありました。
そちら以外は、基本的に短編集。
…って見せかけて、実は収録された各話は、別のお話と関連する部分もあるのでした。
前回「えむ・かの」でもありました、ひでるさん好きな同一世界モノです。
ただ、そう目立つように描かれてはおらず、そーっとリンクしているような感覚。
それがためクイズっぽくなっており、カバー裏に書かれていた「おまけの答え合わせ」というのはそんなんでした。
今回は、その数が少なめだったのでちと残念。
ぶっちゃけ、あとがき見るまでスルーしてしまったくらい。
非常に高い難度のリンクもあるので、ぜひ探してみて下さい。
↓各話の話題でも触れないようにしますね。
もうちょっと欲しかったなぁ。
カラー原稿のある冒頭話は「Queen」
クラスで「千原」くんの隣に座っている、「村上和歌」さん。
しれっとした口の悪い美人で、”和歌様に踏まれ隊”なんてファンクラブもあるという女王様ちっくな方でした。
そんな彼女が珍しく忘れ物をしたことで、意外な一面を見ることとなったのです。
カラー原稿部分は、妄想での「和歌さん」
そんな前フリとファンクラブの存在がため、「ありがと」の一言に強い破壊力がありました。
こんな娘が目一杯に照れてるのはいいですねー。
えっちへのアプローチも可愛らしいものでした。
彼も言ってましたが、いじめたくなりますよ。
そちらと同じく、眼鏡なヒロイン「戸浦日向」さんの「ワンステップ」
実は両想いだった「川口」くんとのえっち展開です。
定番の大人しい優等生という彼女。
「と…戸浦って…着痩せするんだな」
そう驚いていましたが、脱いだ際のインパクトがきっちり表現されていました。
こんなんいいですね。
同じ真面目でも、風紀委員でカタイ物言いが特徴の「彩佳」さん。
合気道部でもある彼女は、最近報告されるいじめ・カツアゲ防止のため、放課後の見回りをしていたところ…妹「紗和」のえっち現場に鉢合わせしてしまったのでした。
その衝撃に失神してしまった彼女は保健室に運ばれ、彼氏「山崎大雅」が呼び出されたのです。
そんなんが「教育開始っ!」
ネタ的には、先の「和歌さん」と似て、えっち免疫がない彼女とのえっち展開。
初めてではないんですけどねー。
年上な「大雅くん」に食ってかかっていた妹「紗和さん」が可笑しいです。
下手すると(?)、彼女とのえっちも狙えそうな気がしました。
成年漫画だし。
※左:先輩「若葉さん」、右:上田岬
「若葉さん」は布団かぶったりするんですねー。
「Kiss of thanks!」、「The reward is ABC」が同一キャラの連続モノ。
可愛く、何かとモテる「津村愛実」さん。
義兄で同じ学園の教師でもある「津村達矢」は、そんな彼女に言い寄る男子を牽制をしていたのです。
出会った際の描写がありましたが…彼そこそこな年齢なので、あーした感じは持って当然。
気が気でないでしょうね。
同じ学校で教師・生徒という関係も盛り上げる要因。
もうちょっと周辺設定あれば、色々シチュエーションも考えられるのでシリーズとして良いかも。
「そうそう声なんかかけられないわよ?」
とかなんとか言っていた「愛実さん」
たぶんねぇ、本人あまり自覚ないだけじゃあないかなぁ。
(※4通くらいラブレターを貰ってます)
また、「達矢くん」から見たら、より危なっかしく見えるだろうし。
寄りかかってくる描写と、「えいっ」ってなキスシーンが良かったです。
いいなぁ、「愛実さん」
続くエピソードは、冒頭の嫉妬する彼女に注目。
大丈夫、「達矢くん」はそうそうモテないってば(笑)
こちらは右手を怪我していた「達矢くん」のお世話をするというもの。
漫画はお風呂でしたが、ぜひトイレとかも手伝ってほしいですね。
オチでもラブラブでしたよ。
従姉「桃子」さんと「湊」くんの「ハーベスト」、ほわーっとした先輩「若葉」さんの「ふわふわStudy」が収録では年上ヒロインです。(※デザイナー「晶さん」も年上かな)
もうふたまわりくらいアダルトなキャラが見たかったなぁ。
前者「桃子さん」はポニーテールの活発な女性。
あの薄着なのもアピールですかね。
「一般基準なんか知らないわよ」
そんな一言が刺さります。
後者「若葉さん」は見ていて危なっかしい女性。
バカではないんでしょうけれど世間知らずで、常に背景がお花畑のような感じ。
”オーディオビデオ”だと思っていたらしい、実際りAVを見た際のリアクションが可愛らしいです。
…いくつだ。
自分のえっち後でも同様な行動をしてましたね。
「Coach!」はスポーツ万能な「上田岬」さん。
球技大会でテニスに推薦された「岬さん」ですが、実はその経験なかったのです。
そんな訳で、テニス部な彼氏「隼人」くんにコーチをお願いしたのでした。
実は、未経験なテニスをわざわざ引き受けたのにも、ちゃんとした理由がありました。
ちょっとツンデレちっくなんがキュートですね。
テニスウェアを着てましたが、どこで調達してきたんだろう。
ちょっとアンダースコートを脱がすの早くて残念。
漫画の描写ではえっちだけでしたが、オチ部分ではラリーまでできるようになってた「岬さん」
ひでるさんは球技ダメなので、羨ましいですよ。
男子に交じって遊ぶ「倉木」さんの「乙女保管計画」
”男らしい”とか言われる彼女の思考は結構乙女ちっくで、「藤宮」くんには気になる存在でした。
スカートのまま運動している「倉木さん」
「そんなら平気だって」
とか言っておりました。
期待した通り、下にブルマ着用でしたね。
それはそれでちらちらするので、目に優しいものなんですが。
突然の雨による、透け描写からの発展です。
さすがに可愛らしいデザインのブラをしてましたねー。
もしかしたら家では女の子っぽい格好してるかも。
※郁ちゃん
笑顔の可愛い「郁ちゃん」です。
隣に住む妹的な幼馴染み「郁」ちゃんの「げっちゅ!」
細目と八重歯の可愛い「郁ちゃん」
かなり前向きで行動力もあり、告白しようとしていた「晴樹」くんの邪魔をしておりました。
「さんざん今まで~」
なんて台詞もあり、あんなん頻繁であったみたい。
ああした、わざと空気読まないくらいのアクティブさは素敵ですね。
ゴスロリショップ店員・デザイナーの卵という「晶」さんと「薫」くんの「プリティ・ダーリン」
2人ともどっちつかずなお名前ですね。
「薫くん」はほぼ女の子な容姿で、店前で服を眺めていれば、勘違いされて当然。
深く「晶さん」に刺さったようで、いきなり声をかけられただけでなく、そのモデルとなっていました。
なんとなく「AliceQuartet OBBLIGATO/藤枝雅」を思い出しますね。
ネタは一発モノですが、もうちょっと2人を見たい感じ。
流れから寝間着だったのがちと残念。
なお、描き下ろし「プレゼント」の「由奈」ちゃんの彼氏「しーちゃん」は、流行りな”男の娘”でした。
試着室えっちなんですが、「由奈ちゃん」は容姿と裏腹にまた意外に胸大きい娘なのね。
※おまけ:笹川このか
このコマね。
”霊に触れるお人好し”という「花田大輔」くんの「お願いきいてっ」
霊が見える、触れれる、という「大輔くん」
お人好しで知られ、悩み相談に霊たちが列を成していました。
ふと窓から見た可愛い娘「笹川このか」さんもやはり霊だったんですが、その相談内容はえっちしてほしいというものだったのです。
コミカルで雰囲気も良く、こちらも2、3話見たい感じの設定。
時間に関わらず霊の相談を受け付けているという、彼の日常を見たいです。
「このかさん」を見た際の、「人間か?幽霊の方か?」というリアクションもいいですねー。
彼女もコロコロ表情の変わる楽しい娘で、とくにぼたぼた泣いてるコマが秀逸。
オチはあーだったんですが、そのままのが個人的には良かったなぁ。
最終的に周囲は人外ばっかになるのよ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的にはこの軽いタッチが大好きなんですけれど。
・話4: 各話のリンクが減ってしまったのは残念でした。
・独4: 甘いラブコメ群ですね。もうひと球種あればなぁ、って思いました。
合計:[12/15]
短編もいいですが、良い設定のエピソードもあったので、数話の中編が見たいです。
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おねだり上手ッ (ポプリコミックス) (2011/03/24) みやもと ゆう 商品詳細を見る |
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