まんがさんぽ

★まんがデーター　［１５／１５］
・絵　　　：■■■■■
・話　　　：■■■■■
・独創性：■■■■■
・属性　：　あたたか・妖怪
・おまけ：　あとがき。裏表紙は毎回登場妖怪のイラスト。
・その他：　現在は５巻まで発売中

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「熊倉隆敏」センセの「もっけ　１～５巻」です。

…あれ、このブログで満点つけたのは初めてですかね？

「もっけ」は一言で言うと、妖怪との共存漫画です。
可愛い「檜原静流・瑞生」姉妹が主人公ですが、さして媚びるような要素はなく。
魑魅魍魎の出るオカルトなお話ですが、懲らしめたり退治したりする訳でなく。（※ちょっとはある）
先の主人公姉妹の二人はそんな人外のものを見て、かつ話もできてしまう能力者なんですが、それを持て余しています。よくある妖怪退治漫画とは違って、事件に巻き込まれてしまう”厄介な力”という観点で描かれています。

人には理解されず、出会う妖怪にはちょっかいを出され、気軽に旅行も遊びもできない。特に重いのは４巻の親族らが登場する「＃２４イソオンナ」の話でして、

「居もしないモン居るとか言っちゃって　馬鹿じゃない！？　嘘つき姉妹」

…とか、従姉妹の子に言われているシーンがあります。半端な漫画ではなさそーだ、ってのはこの台詞から読み取れるかと思います。
ＴＶとかでよく異能者（※本物かどうかしらんけど）がもてはやされていますが、実際のところはこの漫画のような感じなのかなー、とか考えたりして。

絵柄は表紙↓そのままな感じで、濃い線の漫画絵です。ネタが妖怪であるためか、全体的に黒めで、人外のモノたちは結構迫力のある怖い雰囲気で描かれています。

たいていは明るく楽しげに描かれている漫画ですが、可愛いらしい雰囲気もあれば、先のような深刻な描写や、本気になった妖怪の恐ろしさもちゃんと描かれた、他に類を見ない良作となっています。
↑そーんな関係にちょっとでも興味があるのなら、ぜひどうぞ！

もっけ(勿怪) 4 (4) 熊倉 隆敏 (2005/03/23) 講談社 この商品の詳細を見る

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

★まんがデーター　［１０／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　成年・ラブコメ
・おまけ：　お祝いイラスト、あとがき。カバー裏「おまけのページ」
・その他：　初単行本。短編×１０（※うち、２話は同キャラ話）

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「染谷美帆」センセの「おんなのこ」です。

こちらは一応成年漫画なんですが、Ｈ度は低くおさえめです。
ちょっとそういったシーンのあるラブコメ、ですかね。作者の染谷センセ自ら評して「たんぽぽえっち」だそーな。
なるほど、いい表現ですよ。

「どうしよう…っ　一日中頭の中がいっぱいでっ…　ダメだよっ…　もう…　止まんないよ！！」

さて、上でラブコメとか書いておりますが、設定として近親モノが複数あり、コメディーでは済まないシリアスな内容となっています。それでも決して暗くも修羅場にもならず、しっとり静かに流れるような雰囲気でした。
短編「アルコールラプソディー」なんてのは現実でほぼありえない設定・展開でしょうが、酒の上での事情があった次の日、帰宅した兄に対して一気にまくし立てるように喋る妹さんの様はなんだかいいですね。（←なにが？）
上に書いた台詞はそこからの引用です。これだけ読んでビビッときたら買っても損はしないはず（笑）
短編「秘密」もやはり同じような近親モノですが、託された兄へのラブレターを渡さずに破り捨てる妹さんはなんだか……以下同文（笑）
ほか、年齢に差がある男女が多いのは染谷センセの趣味なのでしょうね。

…と、まぁ、そんな漫画です。どきどきしますよ。
絵柄としてはちょっと少女漫画ちっくな、ラブリー風味です。線が細く、しなやかで全体的にはやや白め。登場する女の子はみな可愛らしく、男性はすらりと毒なく描かれています。女性が好みそうな男性像ですかね。
ぜひ長編も読んでみたいところなんですが、発売されてる２冊目の単行本「ｈｏｎｅｙ　ｐｉａｃｅ」も短編集なんですよね～。
こちらもまた別の意味で面白い漫画なんですが。

※ちなみに、表紙↓あんまりよくないので、裏表紙も掲載しました。
　裏のが本来の絵に近い感じです。



おんなのこ / 染谷 美帆

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

★まんがデーター　［１２／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性　：　あたたか・えっち
・おまけ：　あとがき・番外編（※小説）
・その他：　全２巻（※当データは復刻された愛蔵版のものです）

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「えのあきら」センセの「ぺかぺかの洋航娘」です。

とりあえず先に書きますが、ひでるさんは「えのあきら」センセのファンですんで、評価はだいぶ甘めだと思います。
うふふ…。

最近はバイク漫画「ジャジャ」でお馴染みの「えのあきら」センセ。
ひでるさんはバイクにわずかばかりも興味ありませんが、変わらぬ「えのあきらワールド」を楽しんでおります。センセは確か、ホンダでデザインだかなんだかをやっていた経歴の持ち主ですが、この漫画を見ると仕事からの知識というより、単に好きなんでしょう。
過去の漫画（※たいていは成年モノ）でもバイクとかが話によく出てきましたからね。

さて、こちらはだいぶ前の漫画なんですが、基本サスペンスちっくでありながら、タイトルそのままな明るく楽しい漫画となっております。
「えのあきら」センセの作品で最もひでるさんが好きなものです。

簡単に書くと、豪華客船「サン・マルシェ号」にて、スペシャル・パーサー（※要はお客さまのためになんでもサービスする接待係）として勤務する主人公「敷島望」。部屋で同室となった「タルちゃん」が無残に殺される未来を見ると、予知通りになるような事件が周囲に起こり始めるのでした。
…という感じです。
この「敷島望」はえっちによって未来予知の能力がある、というのがミソであり、サービスシーンを入れ込む理由付けともなっています。
漫画家さんは大変ですね（笑）

正直なところ、それほど骨太なストーリーな訳でもないんですが、みな邪気が薄く、シリアスながらもあたたかで元気な展開なので読んでて楽しい気持ちにさせてくれる単行本です。ちょっとハラハラする場面や、お約束なえっちシーンもあったりしますんで、「ジャジャ」でファンになった方にもオススメです。

絵柄ははっきりとした線の”ロリ系成年誌漫画絵”です。ちょっと小悪魔ちっくで、ぷにぷにと健康的なお色気の女性（※吸血鬼カルラシリーズはそのままんまでしたね）が非常に巧いですね。ぺかぺか、というタイトルからも感じられるようなあっさりした雰囲気です。
見やすいんですが、ドロリと濃い系統が好きな方にはもの足りなく感じるかもしれません。
ちなみに、１話目だけがちょっと描きなれていない風ですが、これはすぐ落ち着きますんで問題ないでしょう。

過去発売のコミックスは絶版。愛蔵版は…手に入るかな？





ぺかぺかの洋航娘 1 愛蔵版 (1) / えの あきら
ぺかぺかの洋航娘 2 愛蔵版 (2) / えの あきら


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genre : アニメ・コミック

★まんがデーター　［１３／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■■■
・独創性：■■■■□
・属性　：　有名・ラブコメ
・おまけ：　
・その他：　愛蔵版など色々あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高橋留美子」センセの「めぞん一刻」です。

アニメでもそりゃたいへんな人気でしたし、トンデモな実写映画（笑）もありました、いまさら説明の必要がないほどに有名な漫画です。
こちらは「うる星やつら」とか「らんま」にあったような少年誌向けドタバタ喜劇とは違う正統派のラブコメで、ひでるさんはこっちのが好きです。
らんま、などは特にやりすぎな時もありましたから…。

「めぞん一刻」は現代劇（※ちょっと時代が前ですね）ではあるものの、脇を固める人達は「高橋留美子」センセ独特のちょっと変わった性格である一方で、メインとなる主人公らは性格から立ち位置まで、ラブコメとして実にスタンダードな配置となっています。
それはお話も同様で、すれ違い・勘違いのなどのもどかしい連続はこういった話の王道でして、基本線をきっちり死守していると思います。
…そこがいいんですね。

初めの巻はまだ絵柄が粗く、ギャグ漫画のような要素も強いので、後半だけ知っている人はかなり違和感と衝撃を覚えるでしょう。
そうですね、だいたい、五代くんの骨折話あたりからだいぶ落ち着いてきます。
初期の絵に抵抗を感じた方（笑）はそのくらいから読み進めれば問題ないでしょう。（※オリジナルの単行本で５巻くらい）

ちなみに、様々な面で明らかに勝っていた三鷹さんが結局五代くんに恋愛面で負けてしまうのは、「単純接触効果」という心理学的にも合致しております。
これは簡単に説明すると「よく接触する人や身近にいる人に好意をもつようになる」ことで、一刻館にて頻繁に顔をつきあわせてお互い声をかけていた間柄のが有利なんですよ。たぶん。
（※三鷹さんは結局九条さんと結婚してウヤムヤになるんですが、元々響子さんがヤキモチ妬いたり好意をみせていたのは五代くんでした）

よく言われることでしょうが、特にラスト付近はとても良い仕上がりになっています。
不幸な人の出ない幸せ話なので、未読の方いらっしゃいましたら（いるのか？）ぜひまとめてどうぞ。

めぞん一刻 (1) 高橋 留美子 (1996/12) 小学館 この商品の詳細を見る

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genre : アニメ・コミック

★まんがデーター　［１１／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性　：　成年・メイド
・おまけ：　カバー裏「各ヒロイン別攻略指南」
・その他：　カラー（４Ｐ）、全て表題作。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「的良みらん」センセの「PALLADIUM　GARDEN」です。

こんど一般誌でも漫画を描くそうで、すっかり有名になった（と思う）的良センセの代表作品。
…ではないかと思う、この「PALLADIUM　GARDEN」
略してぱらでん。

全寮制・超一流のメイド育成機関（笑）にて、創設者であった祖父が死んだことによって、代わりに理事長職に就くこととなった主人公「明神総一郎」。まるで訳も分からぬまま、その支配者たる資格を得るため、それぞれ特技をもつ武装メイドと戦わされるのでした。

だいたいそんなん。
実は…なぁんてヒミツ要素も含んだ、それぞれの様々な思惑が交錯する、アクションサスペンスに仕上がっております。ノリ的にはＰＣゲームのような感じですね。
従来のものよりシリアス色が強めで読み応えはありますんで、Ｈ目的でない人（そんなんいないか）も楽しめると思います。

ご本人も自覚しているようですが、的良センセは脇キャラクターを作る（容姿・性格共に）のが非常に巧い方でして、本作でも脇をかためるメイド６名は色々なタイプが取り揃い、実に魅力的に描かれています。
どんな趣向（笑）の持ち主でも大丈夫ですよ！

※こんなん



絵柄としては青年誌と少年誌の中間あたりのような雰囲気で、やや色が濃い目の漫画絵です。内容と同様に全体アクティブな感じですかね。ただ、ちょっと人を選ぶ絵であるかもしれません。表紙など↑↓で判断して下さい。
ちなみに、カバー裏のおまけ、「各ヒロイン別攻略指南」はそのままどこぞのＰＣゲームにありそうな感じでイイですね。
キャラ解説も兼ねてるようなので、ぜひカバーを外してみてください。




PALLADIUM GARDEN / 的良 みらん

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

★まんがデーター　［１０／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　成年・えっち
・おまけ：　あとがき、キャラ紹介、カバー裏絵
・その他：　カラー（１０Ｐ）

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼ノ仁」センセの「活線挿抜（かっせんそうばつ）」です。

色々な事情（笑）があって故意に控えていますが、たまには本気でえっちな漫画をご紹介、ということでこちら「活線挿抜」。
最近は青年誌でも描かれているようですから、ひでるさんの脳内ではすっかり有名人なこの人、ご存じでしょうか？


「別にいいんじゃない気にしなくても。そういう鈍いとこ割と私気に入っているかも」

これまではだいたい短編でしたが、珍しく一冊まるまる同じ話となっている長編な本作。
一応、学園モノとなっています。
情けない男子の「藤田くん」（主人公？）が、ぐいぐい引っ張っていくような姐御肌な女性「西田敦子」に流されながら、なんとなしに付き合っていく様は、これまた男性の夢でしょう。
…かと言って、ラブラブになっていかないあたりはちょっとリアルかも。冒頭台詞のような感じね。

話としてはＨを絡ませないといけないこの手の漫画の宿命もあって、まぁ普通。大きく目立つ点はなく、起こる問題もおおむね幸せに解決し、その制裁についても柔らかく描かれています。
こんなんなので、読後感は案外ほのぼのとしておりました。えっちシーン自体は濃いですが、極めて無茶する描写もないので安心して読めます。（←なにが？）

絵柄は非常に特徴ある成年漫画絵です。
すらりとしたリアルな雰囲気でありながら、漫画で表現されるところの”可愛さ”を失わず、奇麗に描かれています。皆スタイルがいいため、逆にバランスが悪く感じるところもありますが、概ね問題ないでしょう。

確実に好みは分かれると思いますので、表紙↓の絵柄で「おお！」と思えた方は購入に問題ないでしょう。
「えっちなのはいけません！」と思う人は見送って下さい。

活線挿抜 メガストアコミックスNo. 013 鬼ノ仁 (2003/07/30) コアマガジン この商品の詳細を見る

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

★まんがデーター　［８／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　ギャグ・ブラック
・おまけ：　あとがき（※１Ｐは漫画）
・その他：　プラスティックしおり（←なんかついてました）

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「コゲどんぽ」センセの「ヨキ、コト、キク。」です。

コゲどんぽセンセは「ブロッコリー」でもおなじみですよね。
この方の漫画はギャグ絵が極端で、普通はぷちっとしたＳＤキャラのような可愛らしさがある反面、ギャグ絵になると手抜きではないんでしょうが、だいぶ崩れてしまうんですねぇ。
おまけに、性格もちょっとひねくったようなキャラが多いんですよ。…それはこちらの漫画も同様なのでした。

「ヨキ、コト、キク。」は、タイトルだけ見るとなんのこっちゃ、という感じですが、簡単に書くと「犬神家の一族」のパロディー漫画です。
パロディーと言っても設定を拝借しているだけで、内容は似ても似つきません。
莫大な遺産を目前にした三名（＋１名）がまさに相手の隙を狙って抹殺しようとする、ブラックなコメディーになっています。
こちらも↑そんな意味で子供は見ない方がいいんですが、雰囲気的にはドタバタする少年漫画ですね。

「ぴたテン」などのほんわか（…でもない場面も多いけど一応ね）が好きな人は見送った方がいいでしょう。なんというか、乱れると収拾つかなくなる感じですから…。
「でじこ」な系統、ブラックユーモアが好きな人なら、あんなんです。いいかもしれません。
…と、ざっと上でひでるさん書いた内容がよくわからない、という人はやっぱり見送った方がいいでしょうね。





ヨキ、コト、キク。 / コゲどんぼ


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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
ちょっと漫画に関するニュースを見つけましたんで、こちらで紹介させて頂きます。
やっぱり、国内から世界の動きまで、知っておくのはいいことでしょう。たとえそれが漫画でも…。
前に紹介したフランスにて珍事件があったようです。↓

◎仏２少女、マンガの国あこがれ日本向け家出　警察に保護　 （asahi.com） 2006年7月4日

　日本の漫画やロックに魅せられたパリ郊外に住む１６歳の少女２人があこがれの日本を目指して家出。鉄道を乗り継ぎポーランドにたどり着いたところで警察に保護された。陸路ロシアを横断し、船で日本に渡る計画を立てていたが、経由国でビザ（査証）が必要だとは知らなかったという。仏紙リベラシオンが報じた。
　同じ学校に通う２人は日本の忍者マンガ「ＮＡＲＵＴＯ」や少女マンガ「ピーチガール」、日本のビジュアル系ロックの大ファン。「文化から生活スタイルまで何もかもがあこがれ」の日本に行こうと思い立った。
　朝鮮半島までの陸路は鉄道を乗り継ぎ、「海は船で渡ろう」と計画。６月２２日にわずかな現金と携帯電話、携帯オーディオプレーヤー、漫画本を持って出発。ベルギー、ドイツを経由し、２５日にポーランドからビザ無しでベラルーシに出国しようとしたところで国境警察に拘束されたという。
　フランスでは日本のアニメやコスプレ、Ｊポップが若者に絶大な人気で「オタク」「カワイイ」は仏語として定着。７月７～９日にパリ郊外で開かれる日本の漫画やアニメなど日本文化の紹介イベント「ジャパン・エキスポ」には６万人の人出が予想されている。
---------------------------------- 。。。

フランスで人気ってのはどうやら本物らしいですねー。
荷物にしっかり漫画本が入っているところも大変好感触です。やっぱりナルトなんですかね？
女の子でしかもフランス人であれば大歓迎（笑）ですが、家出とかせずにちゃんと許可とって手続きしてから来てください。周囲にどれだけ迷惑かけるか考えましょうね、１６歳。
漫画は逃げませんから……あ、一期一会でした。
まぁ、集英社の人気コミックスであれば何度か出逢えるでしょう。

ところで、世界の人々は日本イコール漫画、なんですかね？
…うわ、ちょっといいかも。


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★まんがデーター　［９／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　あたたか・友情
・おまけ：　あとがき
・その他：　表題作「ｖｏｉｃｅｆｕｌ」×４、「ｖｏｉｃｅｆｕｌ」外伝×１、短編×２

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ナヲコ」センセの「ｖｏｉｃｅｆｕｌ」です。


「大好きです　幸せになってくださいっ…！！」

前に林家志弦センセの「ストロベリーシェイクSweet」を紹介しましたが、それと同じに掲載誌「百合姫」よりの漫画。
ただ、愛情というよりも友情をテーマにした、ちょっといい話系な本作品。
ライトノベル的なノリ（←読んだことないけど）の爽やか青春漫画ですよん。

表題作のほかに別視点からの外伝を収録しており、物語をより深く味わうことができるのはファン向けで良い構成だと思います。
いいですね、こういうのって。

お話としては、ネット上のみで公開されてカルト的な人気のうたうたい「ヒナ」と、単なるその１ファン「かなえ」の交流話で、お互い支え合っているメイン二人の関係は皆の理想とするところでしょう。女の子が好みそうな、ちょっといい話系です。
悪く言えばありきたりなんですけど、これはその基本線を死守するべき漫画なので問題ないでしょう。
ちょっとじんわりきますよ。毎度のことながら、ひでるさんはこれで軽く泣けます。

絵柄はふんわりとした素朴な系統です。やや白が多く感じられる、あっさり目な雰囲気ですね。
それがストーリーとよく合っており、じんわり込み上げてきますよー。

とにかく、お話ありきな漫画なのでそんな↑話が好きな方であればオススメです。
しつこくない、いかにも漫画ちっくな漫画ですよん。

voiceful ナヲコ (2006/05/18) 一迅社 この商品の詳細を見る

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
ちょっと漫画に関するニュースを見つけましたんで、こちらで紹介させて頂きます。
やっぱり、国内から世界の動きまで、知っておくのはいいことでしょう。たとえそれが漫画でもねー。
今度はアメリカでイベントがあるそうですよ↓

◎漫画ファン、コスプレイヤーら集合　米でアニメ・エキスポ開幕 　（産経新聞）　2006年7月2日

　米カリフォルニア州南部アナハイムで１日、日本のアニメや漫画を一堂に集めた「アニメ・エキスポ」が始まった。米国最大規模のアニメ祭で４日までの予定。全米などからアニメファン約５万５０００人の来場を見込んでいる。
　エキスポは米国の非営利団体が日本のアニメを米国に広めようと１９９１年に始め、今年で１５回目。会場にはバンダイなど日米の企業がブースを連ね、新作の漫画やアニメを売り込んだ。
　ブースの一つを担当するエバリン・ドゥボックさんは「今年は日本でも人気の『ＮＡＲＵＴＯ』や『ＭＯＮＳＴＥＲ』などの漫画やアニメが注目を集めている」と話した。
　会場内外にはアニメやテレビゲームのキャラクターに扮（ふん）した服装の若者たちが、ほかの来場者の写真撮影に応じ楽しげにポーズ。「ＮＡＲＵＴＯ」のキャラクターの格好をしたアイダン・ブースージ君（１２）は「ストーリーも映像も大好き」と興奮した様子だった。（共同）
---------------------------------- 。。。

前回紹介しましたフランス大会では予想６万人でした。
…ってことは芸術の国フランスのが浸透してるんでしょうか？なんだか意外ですね。
（※あ、交通の便とかそんなんも影響してるんかな？）
記事文面からはなんだか濃い様子が伺えますが、ひでるさんは「ＮＡＲＵＴＯ」も「ＭＯＮＳＴＥＲ」も読んでないので、どんなんだか知りません。
…偏ってるねぇ（笑）


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