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■つめあわせ (堺はまち)

★まんがデーター [6/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵(表裏で連続絵)
・その他: 短編×10、初単行本。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「堺はまち」センセの「つめあわせ」です。

えー、この「堺はまち」センセは10年近く漫画を描いてきているそうなんですが、これが初単行本だそうです。
ぽつぽつ仕事されてきたんでしょうか。
それだけ長い間描いてこられたなら、さぞかしいいモノ……とはなかなかいかないようです。
当然ながら好みもあるんでしょうけれど、ひでるさんとしては微妙。残念。

こちらの単行本「つめあわせ」は短編集です。
内容は学園のアイドルから人妻・ナース・メイド、果ては悪魔に魔法使いなんてのまで登場する、タイトルそのまま賑やかなものとなっております。

亡くなった商店街会長の奥さま「天野沙織」さんのお話、「商店街の女王」が秀逸。
不況で分裂しかかった商店街をその身一つでまとめたという「沙織さん」は”店主らのアイドル”という称号が相応しいキャラ。
さらりと流れる単純・王道話なんですが、それだけに何も考えず楽しめる良作でした。

沙織さんとエイナさん.jpg
※左:女王「天野沙織さん」、右:魔法使い「エイナ・プリスキン」です。
 左右で3年くらいの差があったりします。しかし、「沙織さん」は…いいですねぇ。

眼鏡っ娘が好きなんでつい描いてしまいました、という「恋の魔法は半人前」
魔法工房の店主「エイナ・プリスキン」は小さい眼鏡が似合う、やぼったい系の魔法使い。
成年漫画でよくあるような、フリルできゃるーん☆ってな魔法少女ではありません。
表情をあまり崩さず、マテリアル補給という名目で仕事と割り切ったえっちをする「エイナさん」
…なんだかいいですね。ちょっと変わってて。
それだけに、後半のラブラブ展開は到達するまでが早すぎることもあって、イマイチ。
こうした漫画では仕方ないのでしょうけれど、なんだかなー。

全体的に話は弱く、大したものではありませんでした。
ラブコメ話の比率が高いんですが、伝わってくるものが薄いですね。
もっと簡単にした方がいいかなーって思いました。
中途半端なコメディーも寒々しいです。

年代が幅広く、2003年4月から2007年2月まで。
七割ほどは最近のものなので、その点では問題ないでしょう。
見てて厳しいほどではないですが、はっきりと差は感じます。
シャープな線のすっきりとした絵柄。
基本的には巧いんですが、引き絵や背景・服の描写が甘く、どうしても今一歩、二歩という印象でした。
↓表紙・裏表紙など眼鏡率がなんとなく高いんですが、きっちり眼鏡かけ続けているのは2話だけ。
(※ちょっとだけならもう少しある)
センセお好きなようなので、逆にそれをもっと前面に押し出しても良かったかもしれません。

そんなこんなで、統一感のない編集にもやや足を引っ張られているような気がしました。
最近の絵柄はなかなか良かったので、次回作に期待!

つめあわせ.jpg

つめあわせ / 堺 はまち

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genre : アニメ・コミック

tag : 魔法少女ラブコメコメディー

■ひとみのカルテ 4巻[完結] (梅谷ケンヂ)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 女医・巨乳
・おまけ: あとがき、おまけ日記風4コマ。
・その他: 全4巻。
※今回データ、画像は全て4巻のものです。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「梅谷ケンヂ」センセの「ひとみのカルテ 4巻[完結]」です。

できれば昨日から続いた猫っぽい流れの3連発で行きたかったんですが…残念ながらいいのがありませんでした。
そんな訳で、普通に先日発売された、こちらの「ひとみのカルテ 4巻」を。
こちら、買ってほったらかしにしておりましたが、よくよく見たら完結巻でしたね(笑)
過去に「3巻」が発売された時にも取り上げておりますが、”有害図書指定されたんだよー”って話がほとんどだったので今回は普通に紹介。

父親が経営していた「香坂医院」を受け継いだ女医「香坂瞳」
周囲には大病院が建ち、その経営状態は決して良いものではありませんが、持ち前の優しさと押しに弱い「」とは言えない性格で男性陣の心をしっかりと掴んでいくのでした。
だいたいそんなお話。

患者を助けるのは医者としての私の務め!
ってな感じに、序盤は「瞳先生」が治療という名目であっちこっちでえっちされるお話が基本です。
このあたりはほぼ単発話でして、どこから読んでも問題ありません。
その2巻途中で登場した研修医「内之倉聡」くんが3巻で再登場して主要キャラになると、彼との関係が話の基本となっていきます。

ここからはほぼストーリー漫画となりまして、いままでえっちフリーだった「瞳先生」が、途端に貞操観念を持つようになってきます。
1,2巻ではあっさり流され、そりゃーもう色々とされていたんですけれど…。

瞳先生.jpg
※主人公、女医の「香坂瞳さん」です。今回はスク水着せられたりしてます。
 姉の台詞「瞳は”NOと言えない日本人”の典型」ってその通り。こんな病院は密かに流行りそうです(笑)

いまいち頼りない年下の「内之倉くん」はえっち方面に才覚があり、「瞳先生」とも相性抜群な様子。
(※ちなみに、「瞳先生」もスゴイらしい)
…ですが、この程度では相手としてはさすがに弱いですね。
そうした意味で、いったん別れさせておいて後に成長した姿で再会するってのは実にセオリー通りだと思います。
全部書いてしまうと読むときの楽しさが失われるのでこれくらいにしておきますが、よくよく考えてみると、結局のところ「瞳先生」が文字通り”身体張ってがんばった結果”が最後に花咲いたのかもしれません(笑)

また、3巻ラストあたりからは妊娠もしていないのに母乳出たりして、めたくたえっちな「瞳先生」
伊達に”有害図書指定”されただけのことはありまして、液体にまみれになったりしてます。
一般指定でここまでの表現はなかなか難しそうなんですが、「梅谷ケンヂ」センセがんばってます。
爽やか系の成年漫画では比較にならんくらいえっちですよ。
いいんじゃないでしょうか(笑)

愛さん・瑠さん.jpg
※おまけ。左:三女「愛さん」、右:長女「瑠さん」、です。
 香坂三姉妹はそれぞれタイプ違いますが、皆デカいのです。

強い線でごっちゃり描かれる方です。
長い連載でしたが、全4巻非常に安定感ありました。
濃い目の癖が強い人物絵なので、人を選びます。
各話↓表紙のCGっぼい絵より、裏表紙カラーの方が実際の白黒絵に近いので、判断されるにはそちらがオススメ。
「瞳先生」以下登場する女性は揃って大きいので、そんなんが好みな方も楽しめるでしょう。

こちらの香坂家は三姉妹なんですが、その名前が「瑠(るい)」「瞳」「愛」…って、これは「キャッツ・アイ」ですか?!
たった今先程、この文章書いてて気付きましたよ(笑)

ひとみのカルテ 4 (4) ひとみのカルテ 4 (4)
梅谷 ケンヂ (2007/03/12)
双葉社
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tag : 三姉妹

■子猫あげます (城爪草)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・猫
・おまけ: あとがき、おまけ2Pまんが。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、
      短編×9(うち「For You」×3)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「城爪草」センセの「子猫あげます KITTY FOR YOU」です。

実は、こっそり昨日の「キャットウォーク」とは猫つながりだったりなんかして(笑)
TYPE-MOON」系のイラストとか、同人誌でお馴染みの「城爪草」センセ。
ひでるさんは「T-MOON COMPLEX総集編」とかを持っております。
いやー、凛の漫画は良かったですよ。
オススメです。

さて、こちら「子猫あげます KITTY FOR YOU」はそんな「城爪草」センセの初単行本にして、現在は唯一の商業向け本です。たぶん。
初版が平成14年といいますから、だいぶ昔のことですね。
内容は中編「For You」を含めた、短編集となっております。
結構色々なパターンがあるんですが、タイトルそのまま広義に解釈するとだいたい猫っぽいので、↑属性もその様にさせていただきました。
ちょっと強引ですがそんなん。

ハルナさんとこむぎちゃん.jpg
左:いわゆるツンデレな「ハルナさん」、小さい「こむぎちゃん」です。
 この服着る「こむぎちゃん」はちょっとだけなのが残念ですね。

↓表紙にも登場しているキュートな服装で目立つ女の子「若菜こむぎ」ちゃんの「こむぎ133」
話は単純、「こむぎちゃん」は二十歳なのに、133という身長と童顔で幼く見えるのでした。
ごく簡単ですがそんなん。
後の流れは成年漫画に慣れた方ならそんなあらすじだけでおおよその想像ができるでしょう。
なお、↓表紙のような服装は最後にちょっと着るだけ(※上画像参照)で、この姿でのえっちはありません。
お好きな方は気をつけて。

そしてもう一人。
↓表紙におります制服姿の「宮崎みずき」さんが登場する「Kitty in the RAIN」
タイトルの「RAIN」という文字通り、本編でもちゃんとずぶ濡れです。また、猫もキーワードの一つとなっておりますんで、表題ともぴったりな漫画なのですよ。
雨の降る日、三ヶ月ぶりに出会った元教え子「宮崎みずき」は傘もささず、ずぶ濡れになって町を歩いておりました。
そんな訳で、声をかけるところから始まるお話。
思わず猫に傘を与えてしまう「みずきさん」は漫画で天然とされておりますが、現代では稀な非常に真っ直ぐな良い娘さんです。
今すぐ好きになってくれなくてもいいから
なーんて台詞は不意にぐっときますね。
今度は中学の制服着て~、というオチがそのまま”おまけ2Pまんが”へ繋がっております。
これはラブコメちっくで好きな系統でした。

真実さん.jpg
※銃を構える刑事「綾神真実さん」です。
 こちらの漫画は最近なのか、絵は安定してます。この後はどうなる?!

カラーページもある、ハードな中編「For You」
両親に文字通り売られた「深雪」ちゃんは「九沼隆昭」によって監禁され、酷い扱いを受けておりました。
熱心な刑事「綾神真実(あやがみ・まさみ)」によって救出されるんですが、巨大なグループ企業の御曹司である「九沼隆昭」はあっさり釈放されてしまうのでした…。
だいたいそんなお話。
こちらは深い設定も控えた、読み応えのある中編となっております。
ラストに到るまで重たく衝撃的な話が続くんですが、最後の2ページで救われておりました。
暗い表情ばかりだった「深雪ちゃん」の笑顔が素敵です。
センセの優しさが出ているような、良い終わり方ですね。

強い線のあっさり気味な絵です。
年代に差があるのか、やや絵柄にバラツキが見られます。そんなに気にならないですが。
今も昔も変わらない、非常に強い目が特徴。
丸い目の可愛い娘より、ちょっとキツい女性のが良く見えるのは気のせいか、それとも同人誌の影響か…どうでしょう。
さすがに、現在の絵よりもややぼってりとした雰囲気でした。

↓表紙・裏表紙に登場ヒロインが勢ぞろいしているので、書店で見かけたならぐるりと眺めるのがいいでしょう。
一般誌では漫画を描かれているようですが、できるなら今の絵柄での成年単行本が見たいですねー。

子猫あげます.jpg

子猫あげます / 城爪草

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tag : ラブコメ

◆妖怪人気1位は「一反木綿」 (産経新聞)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
ちょっと漫画に関するニュースを見つけましたんで、こちらで紹介させて頂きます。
やっぱり、国内から世界の動きまで、知っておくのはいいことでしょう。たとえそれが漫画でも…。

実写劇場版が近々公開されるらしい「ゲゲゲの鬼太郎
ひでるさん的には「田中麗奈」の猫娘がイイ感じで期待されるところなんですが、その宣伝だかなんだか、こんな記事がありました。
とりあえず↓コチラご覧下さい。


◎妖怪人気1位は「一反木綿」 飛行能力が高評価
  [産経新聞]2007年03月17日

 漫画家、水木しげるさんの出身地、鳥取県境港市の観光協会が主催した「第1回妖怪人気投票」の結果を17日、発表した。
 1位は446票で、飛行能力を使ってゲゲゲの鬼太郎を助ける「一反木綿」が選ばれた。鬼太郎は4位にとどまる
 2位「目玉おやじ」、3位「水木しげる先生」で、鬼太郎は4位、「ねずみ男」は6位だった。
 全国から7221票(インターネット6873票、はがき348票)の投票があった。
 一反木綿を選んだ理由は「空飛ぶ姿がユニーク」「うすっぺらいのに厚い心をもっている」「乗って空を飛ぶのが子どものころからの夢でした」などが挙げられた。
---------------------------------- 。。。

飛行能力が高評価、って新聞記事で真面目な感じに書かれているのが下手なギャグ漫画より可笑しいですね。
北朝鮮やら中国やらが不穏な動きを見せている昨今ですが、まだまだ日本は平和なもんです(笑)
注目すべきは3位の「水木しげる先生」
……って、ついに妖怪にされてしまったんですね。「矢追純一」さんが宇宙人、ってーのとおんなじですよ。
主人公「鬼太郎」にも勝る人気ぶりはさすがです。
また、あえてそこに投票する方々もなんというか、スゴイ。エライ。
で、くだらない。

うっかり見逃して残念ながら投票できませんでしたが、ひでるさんなら…目目蓮(もくもくれん)かな。
あの障子の各マスにどばーって目が並ぶやつ。
実際に見たらあれほど恐いだろう妖怪はありませんよ。ええ。

あるいは…定番ですが雪女ですか(笑)
できれば「ゆきめさん(※声は白鳥由里ね)」のようなんが希望。


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※そんな訳でトップ人気だった「一反木綿」です。
 くだらなさ爆発!…でも、ちょっとほしいかも。

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tag : ゲゲゲの鬼太郎矢追純一田中麗奈白鳥由里

■キャットウォーク (けろりん)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・猫耳
・おまけ: あとがき、描き下ろし(カラー4P)他、
      4コマ、カットイラストなど多数。
・その他: 全て表題作(12話)、カラー(86P)、
      B5サイズ・ムック。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けろりん」センセの「キャットウォーク」です。

昨日書いたように、なかなかいい本が見当たらなかったので書店をうろうろハシゴしたりして、こんなん発見しました。
はっきり言ってこちらの存在を知らなかったので、ひでるさん的にはちょっとした掘り出し物感覚です。
これだから書店ハシゴはやめられません。

こちら「キャットウォーク」はあちこちでイラストなど描かれて活躍されている「けろりん」センセの2冊目の単行本ですね。
失礼ながら…書店で発見した時は一瞬同人誌かと思っちゃいました(笑)
ちょっと大きめなB5サイズ・ムックで、ごくあっさりしたつくり。
「けろりん」センセがよく仕事をされている「テックジャイアン」で連載されていたもののコミックス化だそうです。
発売は2004年のようですが、うっかり見逃してしまいましたよ。

まるちゃんとみけ子ちゃん.jpg
※左上:住所不定「ミケ子ちゃん」、右上・下:「まるちゃん」です。
 貧乏な「健晴くん」のために食べ物とってきてあげました、の図です。

あまり儲かっていないH漫画家「矢沢健晴」はオッドアイ※↓)の白猫の「まる」を飼っていました。
「まるちゃん」は「パパ」と呼ぶご主人さま「健晴くん」のことが大好き。
その「まるちゃん」はたまに喋るなど、どうやら不思議な力もあるんだかないんだか、あるいは単なる妄想なのか、という感じなのでした。
だいたいそんなお話。

猫な主人公「まるちゃん」が可愛く、非常に優しい暖かな雰囲気です。
なんだっけ、「鬼魔あづさ」センセも同じような猫日常漫画を描かれていましたが、そんなんみたいです。
記憶曖昧ですが、「夕暮れにさんぽ」でしたっけ?
そちらはほぼ人間状態でしたが、こちらはちょくちょく猫の姿になってます。
猫耳にさして想い入れのないひでるさんにとっては、白猫そのままの「まるちゃん」のがやたらめったら可愛いかったです。
「健晴くん」の元カノ「環」さんを慰めるみたいにお仲間と取り囲んだり、ティッシュ引っこ抜いて遊んだり、ビニールに釣られて捕まったりするとこが猫らしくて(当たり前か)非常に良かったです。
猫飼いたくなりますね。
猫「まる」の擬人化は現実なのか妄想なのか、適当にぼかされたままなのは正解だと思います。
和服な仔猫「ミケ子」ちゃんもいいですね。

環さん、暖める.jpg
※元カノ「環」さんを慰めるの図。
 こんなん「ひだまりスケッチ」でもありましたね。

まるで色鉛筆みたいな色使いがソフトな、ほんわかとした絵柄。
柔らかな線で細かく丁寧に描かれ、安定感は抜群です。
コメディーの崩し絵もしっかりとしてました。
大人っぽいキャラからロリまで、どちらも巧い方です。
ほぼ↓表紙そのまんまですから、そちらで判断して下さい。
癖はありますが、基本的に嫌味ない絵だと思います。

ちなみに、センセのHPによると、83ページと84ページが逆であるそうです。
…なるほど、確かに若干流れが変でしたね。

(※)オッドアイ
虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)、眼の色が左右で違うこと。
オッドアイという俗称は主に動物で使用されるのです。
ネコの場合は白猫に多く見られ、聴覚障害を併発している場合が多いんだって。
ウィキペディア・他で調べました。
ああ、「まる」ちゃんも白猫ですねぇ。
カラー原稿であることを巧みに利用しておりますね、「けろりん」センセさすがです。
単語検索したところ結構あちこちにヒットしまして、実際にオッドアイの猫も掲載されていた写真でいくつか見れました。
実際は奇形の一種なんでしょうけれど…カッコいいのよ、これが。

キャットウォーク キャットウォーク
けろりん (2004/10/15)
エンターブレイン
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genre : アニメ・コミック

tag : テックジャイアンオッドアイ

■ボクの成年貢献人 (彩画堂)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 同人誌再編集・コメディー
・おまけ: 描き下ろし(7話・最終話)、あとがき、
      あとがき漫画「ぼくのしぇーねんこーけんにんとわたくし」
・その他: 登場人物紹介、全て表題作(8話)。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂」センセの「ボクの成年貢献人」です。

はー、今週発売の漫画たちはひでるさん的にコレというのがありませんでした。
(※「えのあきら」センセの「ジャジャ」とか、「犬上すくね」センセの「ラバーズ7」くらいですかね…)
これまで土日はなんとなく成年漫画を紹介するのが習慣になっておりましたが、そんな訳で本日は一般漫画です。
こないだ発売された「彩画堂」センセの「ボクの成年貢献人」です。

星乃みらい.jpg
※秘密をもつ「みらいさん」の画像比較。
 うわうわ、まるで別人のようですよ!左が1話の初登場、右が描き下ろしです。

帯とかあとがきにも書いておるように、こちらは同人誌の加筆・修正・再編成版となっております。
そちらにあった、カラーイラストや表紙イラストなどは全てカット。
本編内容も商業用に再構成、さらに描き下ろしがあります。
同人誌を持っている方は、どこが違うかぜひ見比べて下さい(笑)
なーんて書かれていました。
ぜひそうしたいところなんですが、現在手元にないんですねー、これが残念ながら。

巨大グループ企業「現代興産」社長の息子、「現代光壱」は若いながら後継者と目され、学校へも行けない多忙な日々を送っておりました。
しかし、事業の一つであった客船事業、両親も乗っていた豪華客船「インペリアル号」がハリケーンの直撃を受けて遭難すると、その賠償金で会社は倒産。なんと十億もの借金を背負うこととなってしまうのでした。
そんな絶望的な状況の「光壱くん」を訪ねてきた「星乃みらい」は財産を預かる後見人。
財産相続には、その「みらいさん」との入籍が条件となっていたのです。
だいたいそんなお話。

ちょこちょことネタ振りはありましたが、後半はやっぱりかなりの駆け足。
文字説明もやたら多かったですね。
ラストは綺麗にまとめず、あのように落として正解だと思いました
ただ、漫画としては変にストーリー追っかけることなく、日常コメディーで最終的に相手選ぶくらいの軽い方が面白かったのでは…。
まぁ、いいか。

振り回される系主人公「光壱くん」は終始ほとんどカヤの外。
債権回収の「宇田川」さんのが個性強く、よっぽと目だって動いております。
ただ周囲に翻弄されているだけな印象の「光壱くん」にさして魅力ないのが寂しいところです。
また、サブヒロインの「桜むつき」さんとは頻繁にえっちする割に、メインヒロインで同居もしている「みらいさん」とは妄想えっちばっかりなの。
奥手ではないですし、かと言って真面目にも見えないんですよね。
(※あるいは、むつきさんを選んでるのか?)
この点でもなんだか弱いかなー。
過去に紹介しました「ハナさんの休日」のが全体的にすっきりまとまってますよ。

桜むつき.jpg
※彼女という位置をキープしている「むつきさん」の画像一覧です。
 左上:最新、右上:最古、下:これが一番いいように思う5話の絵柄です。

だいぶ絵がコロコロと変わっており、そんな意味で不安定。
5話くらいの絵柄が一番いいように見えました。
昔のは写実っぽく濃すぎ、最新のはなんだかやけにあっさりして、なんだかセンセの個性が失われているように感じました。
初出で見ると、1話が2000年、6話が2003年。描き下ろしは最近でしょうから、モノ凄く年代が離れております。
絵柄が変わって当たり前なのかもしれません。
なお、↓表紙の塗り方はいつもと違ってやけにあっさり・ぼんやり気味。
特にカラーはこってりしてた方が「彩画堂」センセらしくていいのにのにのに……。

同人誌からの違いで気付いたのが…えっちシーンでの描写がソフトになってるかなぁ、と。
わずかな記憶ではその程度しか気付きませんでした(笑)
やっぱり隣で見比べてみたいですねぇ。

ボクの成年貢献人 ボクの成年貢献人
彩画堂 (2007/03/12)
双葉社
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tag : コメディー

■咲 Saki (小林立)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 麻雀・美少女
・おまけ: カバー裏に漫画「ゆーきの宇宙タコス計画」。
・その他: 現在は1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小林立」センセの「咲 Saki」です。

携帯でやる麻雀ゲームってーのはなにゆえあんなに面白いんでしょうね。
現在ひでるさんはそんなんに夢中。
…と、いきなり脱線しますが、麻雀ゲームと言ったら、やはりゲームアーツの「ぎゅわんぶらあ自己中心派」でしょう。
漫画からの登場キャラはやたら個性が強くて楽しく、はちゃめちゃに強いキャラがいるものの、うまく立ち回ればトップも取れるという抜群のバランス感覚。
はっきり言って、現在までこれに勝る麻雀ゲームには出会っておりません。
昔はやたら熱中してやってましたよ。なっつかしいなー。
ひでるさん的に最高峰と言えるゲームでした。オススメです。
しかし、これは懐かしのパソゲー紹介ブログではないので、余談はそれくらいに(笑)

麻雀漫画っぽいシーン.jpg
※サンプル・麻雀漫画っぽいシーンです。
 ダブリーで一発ですよ。ものスゴイ引きの強さ!!
 
そんな訳で美少女麻雀漫画「咲 Saki」です。
麻雀漫画で主人公が女の子ってーのは「めとろがーる/入江紀子」以来ですね。
あちらは独特のテンボで、さすが「入江紀子」センセって面白さがあったんですが、こちらはどうでしょう?

主人公「宮永咲」さんは読書好きな高校生。
ひょんな偶然から麻雀部のクラスメイト「須賀京太郎」くんに誘われ、嫌いな麻雀をすることとなってしまうのです。
その打ち方は一見するとハチャメチャなんですが、三連続で故意にプラマイゼロにしていたという、やたら物凄い実力があったのでした。
だいたいそんな導入。

”家族麻雀で勝っても負けても具合が悪かったので、自然とプラマイゼロを狙うようになった”という設定はちょっと意外。
こんなん珍しいですね。
私は楽しくありませんよ
そんな訳で、「咲さん」は適度に和了りつつもわざわざ点数低くしたり当たりを見逃したりしてプラマイゼロにしているんですが、打っていた全国大会優勝者「原村和」さんが怒るのは当然のこと。
ぽわぽわと人畜無害そうに見えますが、この「咲さん」はとんでもなく失礼で自己中心的な娘さんですよ。
その上…
原村さんと打てて嬉しかった
…って平気な顔して言ってます。あまりにも無神経ですよ。
読んでいるこちらもイラっときます。

和さんと咲さん.jpg
※左:全国大会優勝者「原村和さん」、右:主人公「宮永咲さん」です。
 セクシーシーンを選んでみました。どうでもいいですが「咲さん」…貧相ですね(笑)

色々あった後、話は大会目指してどうの、ってよくある感じになってしまい、がっかり。
普通に「咲さん」が勝ちを目指すようになると、没個性になって目新しさに欠けてしまいます。
登場人物が女の子ばかりなのがいかにもソレ狙いで寒々しかったです。
結論として、おっちゃんには合わんのかもしれません。
(※掲載は一応ヤング誌のようなんですが…もうヤングではないのかしら)
つまらないとは言いませんが、話が進むにつれて興味が失せてしまいました。

また、当然ながら読むに麻雀の知識が必要なので敷居は高め。
一応解説とかが親切にあるんですが、分からないと退屈なものになるでしょう。
また、点数計算ができればより楽しめると思います。

太めな線でふんわりとした曲線が目立つ絵柄です。
丸い目と顎下に近いぽっかり口が特徴。
細かく見ると、たまにがっくりとバランスが崩れるコマがありました。
やや不安定でしょう。

ああ、ちょっと2巻は買いづらいですねぇ。
確かにずっとプラマイゼロを狙うような主人公では先に進まないのかもしれませんけれど。
なお、麻雀ゲームでは「咲さん」が弱かったのがちょっと意外。

咲-Saki 1 (1) 咲-Saki 1 (1)
小林 立 (2006/12/25)
スクウェア・エニックス
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genre : アニメ・コミック

tag : 麻雀ゲーム

■ハメごろ (音無響介)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: カバー裏にあとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×5、初単行本。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「音無響介」センセの「ハメごろ HAME-GORO」です。

こちらは「音無響介」センセの初単行本「ハメごろ HAME-GORO」…って、やたら直接的なタイトルですね。
ひでるさんは初見でしたが、なかなか↓表紙・裏表紙が良かったので店頭で導かれ、思わず手を出してしまいました。
とりあえず一言で表現すると…あと少し、もう一歩。

連続・関連性のない短編集です。
収録話数がやたら少ないですが、1話が40ページもある長丁場なのでボリュームとしては普通くらいでした。

真美子ちゃんとまこちゃん.jpg
※左:貧乏な「真美子ちゃん」、右:修学旅行の「まこちゃん」です。
 二人とも変わった娘ですね。特に「真美子ちゃん」の感覚が馬鹿馬鹿しくて笑い泣き。

眼鏡の「真美子」ちゃんががんばってお金を稼ぐ「給食費払おっ」
こちちらはタイトルそのまま、給食費未納という社会問題を取り扱った作品です。
こうした漫画ではなかなか珍しいですよね。
ただ、世間で指摘されている「払えるのに払わない」ではなく、「実際にお金なくて払えない」という系統なんですが。
弟さんはPTA会費も未納とのことです。大変ですよ。
野暮ったい容姿の「真美子ちゃん」なんですが、眼鏡とリボンを外したら途端に可愛くなるところがお約束でいい感じ。
また、身体張った割りにやたら安いところが気の毒ですが可笑しいです。
ちなみに千五百円ですよ。

なんというか、色々スゴイお話な「犯っちゃえ」
主人公「美優」さんは女の子なのにAVマニアで、なんと授業中でも一人でいたしてしまうえっちな娘。
友人の勧めで、一目惚れした教育実習の「小日向」先生に直接アタックをかけるのでした。
だいたいそんなん。
水泳の授業中でもまったく意に介さず、一人でいたす「美優さん」はやたら変。
ラスト付近の台詞も笑えます。
そんな訳で、タイトルそのまま酷い目に遭うのが男性という、逆パターンな漫画となっておりました。
とりあえず、「小日向先生」の今後が心配(笑)

美優さん.jpg
※おまけ。これが「美優さん」です。
 ここだけだとラブコメちっくな話に見えるんですが…。

やや強引にえっちシーンへ持ち込まれる特徴がありますが、結果的には不幸にはなりません。
皆納得しているんですね。
暗く落ち込まない系統なため読みやすく、コメディーっぽい要素も多いので読後感はいいものです。
ただ、えっちシーンでの”スケベグラビアみたいなでか文字”が大仰で鬱陶しいのがマイナス。
読んでいると、そのあたりですーっと冷めました。

濃い細線で絵はだいぶすっきり。
頬のでっぷり具合に特徴があり、全体としてはやや白めです。
これで服の質感がもう少し巧くなってくれば、完璧に近づけると思いました。
なんとなく…「山口よしのぶ」センセの絵を思い出したんですが、並べると全然違うかな。どうかな。
冒頭でも書いた↓表紙ですが、こちらはよくまとまって目立っておりました。
これはちょっとばかりマイナスして考えた方が良いかも知れません。
裏表紙に漫画カットがありますんで、判断はそちらで。

…もう一歩、なんですね。
初単行本で考えるとレベルはだいぶ高く、安定感さえあります。
絵も話もセンセ独特のモノが確立されつつあり、次の単行本に期待できるような仕上がりでした。
ちょっと注目していきたい漫画家さんですね。

ハメごろ.jpg

ハメごろ / 音無 響介

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tag : コメディー社会問題ラブコメ

■スーパーロボット大戦OGディバイン・ウォーズ(木村明広)

★まんがデーター [5/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 原作ゲーム・ロボット
・おまけ: あとがき。
・その他: 現在は1巻まで発売中、カラー(4P)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木村明広」センセの「スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ 1巻」です。

ああ、単行本発売されるってのは知っていましたが、漫画「木村明広」センセなんですか。
…ちょっといきなり関係ないですけれど。
ひでるさんがこの「木村明広」センセになんとなく拒否反応があるのは、いまは懐かしいパソゲー「エメラルドドラゴン」が影響していると思われます。
センセはそちらでキャラデザインを担当してたのね。
まぁ、最後の方までやっていたので決してつまらない訳でないんですが…「タムリン、回復してー!!」ってな悪夢が蘇るのです。
このゲーム、回復魔法を持つヒロイン「タムリン」が魔法覚えるに従って、なかなか回復してくれなくなるんですよ。
(※これRPGなんですが、仲間は勝手に動くタイプなの)
特にうちの「タムリン」は終盤で回復できるのが彼女一人と言うのに、体力ボロボロになっていても無視されたんです。
…タムリン、ひょっとして怒ってる?
ってな感じ。それがまさに、ゲーム終盤まできていながら諦めた原因なのでした。
そんな理由で、「木村明広」センセに罪はないんですが、特徴ある絵を見ると過去の悲惨なイメージが脳裏にうかぶのですよ。
こわい・こわい。
なお、このネタでほんわかした方は、おそらくひでるさんと同時代にパソコン(PC-8801)をやってた方ですね。なんだかPCエンジンとかでも出ていたようですけれど、そっちは知りません。
ちょっとはマシになってるのかな?

クスハとSRXチーム.jpg
※左:「クスハ」さん、右:「SRXチームの三人」です。
 まだ集まりたてで喧嘩してます。絵は…どうですか?違和感なければいいかも。

はぁー。
そんなこんなで「木村明広」センセの「スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ 1巻」です。
話はゲーム大会決勝で敗れた「リュウセイ」くんがその帰り道で戦争に巻き込まれ、パーソナルトルーパー「ゲシュペンストMk-Ⅱ」に乗り込むという、基本設定な流れ。
これがゲームであれば別なんですけれど、ストーリーを順に追っていく漫画ともなると、序盤はどうしても弱いですね。
申し訳ないですが、強引展開でそう大した話でもないので。
今後登場するであろう”人気ある各キャラをいかにして早く集結できるか”がポイントなように感じました。

さて、↑人気キャラがうんぬん、という事でして、はっきり言って敷居は高い漫画なのです。
ゲームをやっているひでるさんはもともと知識があるのですんなり読めたんですが、初見な人にはどうしても厳しい内容でしょう。
以前紹介の「スーパーロボット大戦OGクロニクル」では用語解説があったんですけどねぇ。
今後の単行本にあらすじとかキャラ紹介がつくかどうか、ちょっと心配。

PT.jpg
※こちらはロボット好きなアナタへ。

下手ではないですが、気が抜けるようにバランスが悪くなるコマが見受けられる、イラストな方が描いた漫画の典型。
黒ベタとトーンの処理が強く、こてこてっとした絵柄です。
絵は間違いなく巧いんですが、そう感じない微妙さがあると思います。
…ちなみに、前述したような理由でひでるさんは冷静な評価ができていないかもしれません。
カラーでもだいたいそのままなので↓表紙・裏表紙でじっくりと判断して下さい。

いやね、絵は巧い方だと思いますよ。
もともとイラストな方ですし。
ただ、絵が巧いからと言って、漫画が面白いかというとそれは別のこと。
過去に発売された「プロジェクト・リムーバー」も揃えてはみましたが、全然肌に合わなかったんですよねぇ。
その後の単行本はすっかり見送っていたんですが、今回はタイトルにうっかり釣られてしまいました。
もしかしたら今後面白くなってくるのかもしれませんが、ひでるさん的には微妙。
これが同人でよく描いている「富士原昌幸」センセとか、「八房龍之助」センセなら良かったのに…。

だいたい、漫画とかアニメとかはとりあえずいいですから、ゲームの発売日をとっとと決めてほしいところです。
どうなってるの??
…まさか、無期延期とかにはならないでしょうねぇ。

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※ちなみに追い抜いて発売された「W」を買いましたが…ひでるさんはDSを持っていないのでした。
 まぁ、どうせやる時間もないんですが。

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tag : 回復魔法PCエンジンパーソナルトルーパー

■妄想恋愛装置 (草野紅壱)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(10P)、短編×9(うち「近すぎて遠すぎて」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野紅壱」センセの「妄想恋愛装置」です。

結構シリアスな恋愛劇を得意とする「草野紅壱」センセ。
まだこちらのブログで取り上げていなかったので、今回慌てて紹介することとしたのでした。
現段階での最新単行本はこちらの「妄想恋愛装置」です。
発売は去年の7月13日なんですが、だいたいセンセは1年に1冊のペースで単行本を発表しておられるので、次は6月以降になるのかな。どうかな。
センセのHPにはなんにも情報ありませんでしたが。

さて、こちらはちょろっと続く中編が多い「草野紅壱」センセですが、今回は短編が目立つ単行本となっております。

彩月さん.jpg
※魔法使い見習いの女子高生「椎名彩月さん」です。
 こんなんです。もうちょっと可愛らしいコスチュームにしてあげてほしかったですねぇ。

いわゆる魔女っ娘モノな「ないしょの彩月」
優秀だがスポーツが苦手の女子高生「椎名彩月」さん。
実は魔法使い見習いで、1年間で多くの人を魔法で幸せにすることが進級試験なのでした。
この「彩月さん」はちょっと服装のセンスが微妙ですね。
まぁ、それは置いていて。
特に気になる箇所は、”魔法で幸せにすると幸せゲージがたまる”設定なのに、えっちだけで魔法を使っていないのに幸せゲージが通常より貯まるところ。
これは、試験官がわざとゲージをそんな設定にしたのか、あるいはセンセ自身がかこーんと設定を忘れたのか…どうでしょう(笑)
些細なことなんですけれど。
何はともあれ、単純にあの年代の男子が幸せを感じるのは、そんなんが一番でしょう。ええ。

唯一の連続話「近すぎて遠すぎて」
幼馴染み「澄佳」さんと「ひろき」くんは周囲から見れば恋人同士のように近い存在。
そんな関係が心地よかった「澄佳さん」は恋愛事にやたら鈍感なんですが、目前で否定されてしまった「ひろきくん」は他に彼女を求めるのでした。
だいたいそのようなお話。
こんな男女間の微妙な心理描写はセンセの十八番。
こういった場合は男の子が主役であることのが多いんですが、こちらでは「澄佳さん」がメインなのです。
今日私……大丈夫な日だから……
…という台詞がやっぱり嘘であったことは微笑ましくも恐ろしいですね。
男性はくれぐれもご用心(笑)
しかし、「澄佳さん」は色々な意味で扱いづらい、イイキャラとなっています。
そんな娘が幼馴染みだった「ひろきくん」は不幸。

カラーが嬉しい「メイドさんと一緒」
4ページのショート漫画で、内容はコスプレえっちなだけのお話。
「汚したり脱がせたりしちゃ絶対にダメですよっ!?」
…って「朝夜さん」、そりゃ無理だ(笑)

澄佳さんと春音さん.jpg
※左:幼馴染みの「澄佳さん」、右:水着の「春音さん」です。
 どちらもいいんですが…性格としては「春音さん」のが安全ですか。

室内で新調した水着を着るという「雨のち晴れの日」はよくある王道展開。
あ、こいつHな事考えてるな
褒め言葉後の「康征」くんに対し、敏感にそう察知する「春音」さんはさすが恋人。
触らずに見るだけ、ってここまで凝視されると逆にえっちさを感じるかもしれませんね。
他愛ない単純ストーリーですけれど、成年漫画としてはこんな短編のが安心できるでしょう。

濃い細線でトーン処理が強く、こってりめな絵柄。
ページ全体はややガチャガチャとしており、どことなく忙しい印象です。
輪郭から目まで縦に長く、スマートな人物絵が最大の特徴。
擬音も細長いですね。
色がついてもあまり雰囲気変わらない方ですから、↓表紙で判断するのが良いでしょう。
間違いなく人を選ぶ、癖のある絵です。
気をつけて。

そんなこんなで、女の子が積極的な「草野紅壱」センセらしい単行本です。
中編が多いとしっとりした話になってしまうんですが、短編でさっくり終わるため、リズムの良いラブコメ本となっております。

妄想恋愛装置.jpg

妄想恋愛装置 / 草野 紅壱

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