2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■センチメンタル-愛染五郎作品集 (愛染五郎)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 官能・露出
・おまけ: あとがき・作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×8(うち「ピーカン夫婦」×4)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「愛染五郎」センセの「センチメンタル-愛染五郎作品集」です。

帯にあった「異才」という言葉がなるほどしっくりくる「愛染五郎」センセ。
ちょっと地味目な↓表紙が博打っぽい感じでしたが、書店でどうにも気になったので手を出してみたのでした。
大人気、というにはなかなか難しいかもしれませんけれど、捨て置くに惜しい漫画家さんだと思いますよ。
こりゃー修行の成果ですね。

タイトルにもあるように、センセの短編集な単行本。
表題作「センチメンタル」は大人に嬉しい、ちょっとノスタルジーちっくなお話。
社会人となっていた「サトル」くんは出張で昔住んでいた海辺の町に立ち寄り、そこで昔懐かしい「マリ」さんに出会うのでした。
大人になる事が怖かった、という台詞は素直に「なるほどな~」という感じ。
お話としてはありきたりなものですが、昔と今の対比や抑えた雰囲気がえっちでした。
どーでもいいですが、過去「マリちゃん」の水着姿がなんだかヤバめです。
センセ絵巧いですね。この娘設定はいくつなんだろ?

マリちゃん.jpg
※ちなみに「マリちゃん」はこんなスク水なのです。ちょっと小さくない?
 左の海から上がってきた姿がちょっとえっちっぽいですよね。

中編「ピーカン夫婦」は原作付き(※アニメやビデオ作品などで活躍する「永森裕二」さん)の漫画。
実写ビデオ作品もあるらしいので、聞いたことある方がいるかもしれませんね。
レコード会社のディレクター「尾藤亮」はやや斜に構えた、人付き合いの悪い男。
ちょっとした盛り上がりで草野球を始めるんですが、そこで草陰にて全裸で寝ていた「光子」と出会うのでした。
だいたいそんなん。
お話はなんだか唐突。
わからなかないですが、ページ数が限られている中でえっちもあるので、消化しきれていないような印象でした。
もしこれが原作通りなら、「愛染五郎」センセに非はないのでしょうけれど…。

こうした作品らを押さえて↓表紙をゲットしたのが「かくれんぼ」の「藤木菖」さん。
小さい頃の目撃から、変わった性癖をもってしまった「棐」くん。
しかし、そこで目撃していたのはなんと彼だけでなかったのでした。
そんなお話。
こりゃースゴイですよ。なかなかオススメです。
ツインテールな「菖さん」は表紙ではスク水なんですが、本編ではブルマですね。
そんなんで、ロッカー越しの赤い糸プレイはやたらめったらえっちでした。
ちょっとだけなのが残念。

菖さんとめぐみさん.jpg
※左:「かくれんぼ」の「藤木菖さん」着替え中なんですが、お尻出過ぎよ。
 右:「よびだし」の「姫乃木めぐみさん」…彼女が何に驚いているかは秘密。

並べると全然違うんですが、どことなく「ふうたまろ」センセの絵を思い出しました。
柔らかな細線で、すっきりしていながら細部まで丁寧です。
縦長に広がる恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)と豊かで健康的な身体が特徴。
普段の絵の健全っぽさが、その際にはよりえっちっぽい色を強調しているようでした。
非常に絵が巧い方ですね。
もっとセンセの漫画が見たくなりました。

今回の中編は原作付きということで評価から外すと、ほか短編の出来栄えはどれもよくまとまっておりました。
ちょっと抑えめな独特の空気で、例えるなら映画や絵画のような官能美。
やや派手さには欠けますが、技巧派でいいんじゃないでしょうか。
できれば成年指定で見てみたいですね。

センチメンタル.jpg

センチメンタル―愛染五郎作品集 / 愛染 五郎

★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ノスタルジー永森裕二ツインテール

■Precious 初回限定版 (森崎くるみ)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏に4コマ漫画。
・その他: カラー(8P)、短編×12(うち「quartet」×4)、
      初回限定でイラストブック。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ」センセの「Precious 初回限定版」です。

昨日が「森永みるく」センセで本日は「森崎くるみ」センセですよ。
失礼ながら、「くるみ」だー「みるく」だーって、どちらも怪しげなお名前ですね。
…なんだかAV女優みたい(笑)

そんなこんなで「Precious 初回限定版」です。
最近よくある、オマケつき初回限定ですよ。
こちらでは、カラーイラストが収録された小冊子(24ページ)がついております。
あくまでもイラスト集(※メガプラス学園の企画も収録)なので、純粋に漫画が読みたい人にはこのオマケは微妙かも。
それで価格が上がっちゃってますしね。
ただ、これがあると本編↓表紙を飾る「真央ちゃん」のヌードが見れますんで、ちょっと気になった方はどうぞ(笑)

単行本で唯一の連続話「quartet」は「森崎くるみ」センセ初の連載漫画だそうです。
女生徒らの間で何やら噂が広まり、避けられるようになっていた主人公「遠山博之」くん。
同級生の「ひよこ」ちゃんとは幼馴染み、学園で働く保険医「小鳥」さんはその姉で「博之くん」の憧れの存在。
既に旦那がおり、人妻となっていた「小鳥さん」ですが、ふとした切っ掛けから「博之くん」と深い関係になってしまいます。
それ以後、保健室でも頻繁に秘密な行為は繰り返されていくのでした。
だいたいはそんなお話。
大らかで自由奔放な姉と、その反動で不器用に育ってしまう妹というのはよくあるフォーマット。
話としても、そんな関係から想像できるであろう王道展開で、言葉は悪いですが無難なつくりでした。
るんた、るんた、ってな擬音で「博之くん」を連れ込む姉「小鳥さん」のキャラが秀逸でして、あまりに強烈すぎるためか妹「ひよこちゃん」が霞んでしまっているように感じました。漫画って難しいですね。
話としては「森崎くるみ」センセらしい、楽しいラブコメに仕上がっております。

Precious・サンプル.jpg
※上:ひよこ・小鳥姉妹、下:優ちゃんと真央ちゃんです。
 どうすか、お姉ちゃん強いでしょ?真央ちゃんの「はうっ」も良い反応です。
  
単行本タイトルと表紙・裏表紙、さらにはあとがき絵までもゲットした「Precious」の「真央ちゃん」
↓表紙で期待した方。
残念ながら、漫画ではああいったひらひらした服装ではありません。あしからず。
さて、こちらは「真央」ちゃんと義兄「比呂」くんの兄妹カップルの禁断ラブコメ話です。
-最初で…最後だからね…
…って「真央ちゃん」、一度で済む訳ないでしょーに!!
実はこの話には結構重たい設定があるんですが、これはごくごく簡単に触れられていただけでした。
それが正解かどうかは、読み手の好みによるでしょうけれどね。
ただ、センセの作風から考えると、ひでるさんはちょうどいいくらいだと思います。
しましまな「真央ちゃん」の下着とか、ツーサイドアップの髪型とか、アイス好きな描写とか…。
そんなんに撃ち抜かれそうな貴方なら、きっと気に入るでしょう。

マンションの部屋に住む和風な幽霊さんと「猛」くんの「そこにいるひと」
部屋に閉じ込めたりするほどの能力があるのに、泣かされたりずるずる引きずられるトコがやたら可愛い幽霊さん。
こちらもコメディータッチで描かれ、終始可笑しい空気に包まれているんですが。
よくよく考えると、「猛」くんはこの部屋に住んでいるうちに死んでしまいそうな気がするのは私だけ?
あのまったく悪気ない態度が、逆に危険ではないか、と。
本人も気付かぬうちにあの世へ行ってしまいそうですよ。
こわいこわい。

幽霊さん.jpg
※ひでるお気に入りの幽霊さん(名前ない)です。
 「死にたくないでしゅう~」って貴女幽霊でしょーが!!

しっかり引かれた線とやや黒が強めな絵柄。
普段の楕円で大きい目と、微笑む時のアーチ目が特徴で、どちらかと言うと人物はロリ寄り。
でも、妹は出てきますが、純粋な意味でのロリはありません。
皆ぽよよんとしたスタイルです。
可愛く・楽しくでいいんですが、シリアス漫画を目指した場合は若干厳しいかなー、って思います。
安定感は抜群でして巧い方なんですけれど、絵のタイプ的に嫌いな人もいるでしょう。
↓表紙で判断して下さい。

全体としては読後感の良い、ラブコメちっくな作品集でした。
難しいこと考えず、色々なシチュエーションをすっきりと楽しんで下さい。

Precious 初回限定版 Precious 初回限定版
森崎 くるみ (2007/03/10)
コアマガジン
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメツーサイドアップコメディーメガプラス

■あまいくちびる (森永みるく)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき・作品解説、ゲストページ、
      描き下ろし「BUNNY’S ROAD<おまけ>」、
      「ネコのお話」
・その他: カラー(16P)、短編×13
      (うち「ひらひら」×4、「BUNNY’S ROAD」×3)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森永みるく」センセの「あまいくちびる」です。

ああ、やっぱり「森永みるく」センセの漫画は面白いなぁ…。
目次にあった初出によると、最も古い作品で1995年。そちらを筆頭に2000年、2002年、2003年…に最近の作品という、どちらかと言うと”いままで収録し損ねていたっぽい作品集”なのです。
…でもね。
この方はもともと実力あるので、「こりゃーいつ頃の漫画ですか?」なんて懸念は必要ありません。
絵柄は気にならない程度のバラツキですから、そちらに関しても問題ないでしょう。
ちなみに、ひでるさんは「にくらしいあなたへ」から「森永みるく」センセのファンなので、評価は甘々になっているかもしれません。
ちょっと気をつけて。

ようやく出ました、こちらの「あまいくちびる」は久しぶりな「森永みるく」センセの成年系単行本です。
センセが得意とするコメディー調なものと、ほんのり暖かなラブコメが半々くらいですかね。

あやちゃんと先輩.jpg
※左:妹「あやちゃん」、右:バニーズロードの先輩リーダーです。
 おしおきにはうさぎさんらしくニンジンを使用します(笑)

4話ほどある「ひらひら」は連続した話でなく、それぞれが独立したオムニバスなラブストーリー。
学生時代の想いを残したまま、自らが学校教師となった「西岡奈緒美」さんの1話。
時代は大正とか昭和くらいなのかな。現代の吉原で働く「ちはるちゃん」のたおやかで優しい2話。
家庭崩壊した幼少期をトラウマにしながら、自らそれに流されてしまう「ゆうこさん」の3話。
いかにもな若い悩みを描いたコメディー調の4話。
…と、どちらも他ではあまり見られない、しっかりと作られた漫画です。
特に2話「ちはるちゃん」の作品はどこぞの映画みたいな、ラストまでゆったり流れるような良作でした。

一方、描き下ろしもされている「BUNNY’S ROAD」はテンション高めな連続えっちコメディーです。
会員制ナイトクラブ「バニーズロード」でバニーガールとして働く「倉橋あや」ちゃん。
お客様のあしらいが下手な「あやちゃん」は今日も店で失敗し、先輩のリーダーにおしおきされてしまうのでした。
(※「バニーズロード」は高級クラブで礼儀正しい店、という設定ね)
↑そちらで紹介した「ひらひら」とは、まったく種類の異なる漫画ですよ。
コロコロと表情を変えるドジうさぎの「あやちゃん」が見ていて楽しく、いかにもセンセらしいキャラでした。
このバニーガールってのは成年漫画ではありそうでなかなかない(ような気がする)素材なので、そんなコスプレが好きな方はどうぞ。
あんまりえっちっぽくはないですけどね。

早紀さんと夏美さん.jpg
頃表題作「あまいくちぴる」より、「早紀さん」と「夏美さん」です。
 …どうですか?このコマだけだと、まさに百合姫コミックス

表題作「あまいくちぴる」は↓表紙をゲットしたロングヘアの「早紀」さん、ショートカットの「夏美」さん両名による、百合姫コミックスのような漫画。
えっちがなければ、そのまんま「くちびるためいきさくらいろ」とかに収録されていそうです。
彼女の涙は少しだけ苦くて、もっと甘いから
…だって。
うわあああ、なんだかこっ恥ずかしいですが、これで正解なのでしょう。
しかし、「森永みるく」センセはこんなんが本当に好きなんですねぇ。

ちょっと長いですけど最後にもう一つ。
メガネでちびっ子な「水谷先生」とそれを狙う生徒「工藤美紀」ちゃんの「ラブまでMAY BE あとちょっと?」
これは…馬鹿馬鹿しくてスゴイ(←褒め言葉ですよ)
二人っきりになるため、低い点数のまま追試を受け続けるという「美紀ちゃん」は短編だけにしておくのがもったいないくらいに良いキャラでした。
はちゃめちゃですけれど。

さすがに95年の漫画は雰囲気違います(※しかし、なぜかカラーなの)が、全体的に絵柄は安定しております。
はっきりとした丁寧な線で、しつこくない作画。
濃淡のバランスは非常に良く、ページ全体見やすく描かれております。
コメディーパートでの独特な崩れ方と少女漫画のような漫符に特徴ある方です。
表紙↓で拒否感なければ問題ないでしょう。

以上、連続話もありましたが、バラエティ豊かな短編集という仕上がりです。
全体的にえっち度は低空飛行(※えっち自体しない漫画もあるので)なので、ソレ目的な人は要注意。
ただ、お話はどれもセンセ独特な味付けで非常に良いので、オススメです。

あまいくちびる ホットミルクコミックス あまいくちびる ホットミルクコミックス
森永 みるく (2007/03/10)
コアマガジン
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】



theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメコメディーコスプレ少女漫画百合姫コミックスショートカットバニーガール

■ゲームしようよ (RAYMON)

★まんがデーター [6/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 業界話・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、初回限定特典でしおり、
      描き下ろし(?)「緑川のゲーム以外の事しようよ」、
      カバー裏に「ゲーム開発裏日記」
・その他: カラー(4P)、短編×15(うち「ゲームしようよ」×12)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「RAYMON」センセの「ゲームしようよ」です。

発売はこないだですね。
そりゃー「RAYMON」センセの新刊出ると知って期待していたんですが…書店で見て「これは違うな」と肌に感じました。
ひでるさん的には、センセはえっちが薄くなる一般漫画ではしんどい方だと思っているのです。
そんなこんなと警戒はしてみましたが、とりあえずこちら「ゲームしようよ」を購入してみることとなるのでした。
残念ながら、予感的中。
がっかり。

見てるよ.jpg
※おまけ。

記念すべき「RAYMON」センセの初一般単行本です。
ゲームソフト制作会社クリスピーで働く主人公「加山健吾」はバイトで世話をしていた「大城優衣」が正式に社員となったことで、より張り切るのでした。しかし、現実はなかなかうまくいかないのです。
…というようなお話。
表紙で嫌な予感がした通り、ありきたりな業界奮闘話ですね。
ちゃんと用語解説があったりもしますが、1話12ページ内でストーリー進行しつつ、えっちなサービスシーンを入れないといけない(だろうと思う)という、厳しい構成。
あとがきにセンセ自身が書かれているように現実はもっとシビアなものですから、会社勤めをしいる人間には読むのに辛い。寒い。
コメディーのユルさにも、弱いシリアス展開にも耐えられませんでした。
こりゃ、アカン。
帯には”ゲーム業界の裏側”なんて文字がありましたが、物珍しいお得情報はありませんでした。

単行本の大部分を占める表題作はそんなんですが、短編はさすがに「RAYMON」センセという出来栄え。
図書委員と眼鏡な女の子のえっち話「図書室の天使」
途中までは王道展開なんですが、結局二人は付き合わないところが評価急上昇。
女の子のラスト台詞はまさにその通りだと思います。
短編なのにキャラちゃんとしてますね。
カチューシャが懐かしい「梓」さんの「美しき朝」は「聖なる行水/ぢたま某」でもあった、机の角好きな(※何故かは触れませんけれど)女の子のお話です。
一部に圧倒的なファンがいるとかいないとかいう、そういった趣味・趣向の方にはオススメ。
この2話だけでも買う価値はあるかもしれません。

短編のヒロイン.jpg
※そんな訳で、メインを無視して短編のヒロインの二人です。
 左:「梓ちゃん」、右:名前ない眼鏡な女の子、です。
 
色の強い線とトーン処理の多用された絵柄。
五角形な輪郭とやたら大きな目、高い鼻が特徴で、あちこちバランスが崩れてしまうのが特徴。
特に今回は全体的にやや雑な印象を受けました。
好き嫌いが大きく分かれる濃い絵なので、↓表紙などでしっかり吟味して下さい。

やっぱり、以前紹介した「校内艶女交際」とか、オススメな「橙果と桃華」とかですねぇ。
成年系のがしっくりくる方だと思いますよ。

ゲームしようよ ゲームしようよ
RAYMON (2007/02/26)
少年画報社

この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメコメディー

■エピキュリアン シンドローム (獅童ありす)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、アシ漫画「修羅場かくあり記」、
      キャララフ・解説、カバー裏に別絵、
      描き下ろし「Hot.biz Success0」
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×12
      (うち「Hot.biz」×6、「めたもる」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「獅童ありす」センセの「エピキュリアン シンドローム」です。

「獅童ありす」センセのHPによりますと、そろそろ新単行本が出そうな気配なんですが…まだ予定になかったと思います。たぶん。
あちこち探してみたところでは「恋愛中毒少女」ってタイトルで4月発売なのかな?
どうかな?
さて、こちらの「エピキュリアン シンドローム」はそんなセンセの初単行本です。
購入時に頂いたカバーをかけてあったので、存在をすっかり忘れておりました。
こちらは単行本の半分を占める中編漫画と、短編の組み合わせによる作品集となっております。

描き下ろしプロローグもあって、気合の入っている中編「Hot.biz」
主人公「井上大輔」は幼馴染みで世界的大企業のお嬢様「鈴木麻悠美」こと「まゆみちゃん」に釣り合う男になるため、企業設立のベルツリー学園で勉学に励むのです。
しかし、先輩の「佐々木瑠奈」ほか、彼の周囲には様々な邪魔が入るのでした。
だいたいそんなお話。

るみなちゃんと静久さん.jpg
※左:メイドコスプレな「るみなちゃん」、右:お嬢様「静久さん」です。
 「パパともするんだー」なんて捨て台詞残されたら大慌てですよねぇ。

えー、ベルツリー学園(※そのまんまな名前ね…)でしたっけ?
そちらがどんな教育をしているか知りませんが、仕事ですぱーんと役立つ座学なんてありませんよ。ええ。
100歩ゆずって、そこ出身の学問だけでエリートと呼ばれてる連中が本社にこぞっている会社があったとして…。
…すぐ崩壊するでしょう、その世界的大企業ってやつ(笑)
そんなヤバい会社設定もそうですが、主役「大輔くん」が色々な意味で弱く、また全体がコメディー調であることも手伝って、ユルいお話により拍車がかかっております。
そんなんなのに、最後のシメがこれまた作者の自己満足みたいなの。
綺麗に終わった…というより、あまりにご都合主義で冷めました。絶対零度です。ゴアゴンゴンです。
確かに本人もそれなりに努力しているような描写もありましたが、何が大切かを「まゆみちゃん」に指摘してもらい、「でも、がんばるよ!」程度の台詞言わせて終わればよかったのに。
それがため、ただでさえ薄っぺらい話が透き通るような薄さになっています。
また、好きなヒロインとはなかなかえっちできず、次々に違う娘と関係を結ぶあたりはよくあるギャルゲー展開でしたね。

連続話では、「長原るみな」ちゃんのメイドコスプレが可愛い、前後編「めたもる」のがまだいいかもしれません。
特に前編のカラーページ部分や、撮影シーン部分は単純にえっちで良かったです。
ほか、日が暮れてしまい、慌てて帰る子が体験する夜道での出来事を描いた短編「危険な夜道」がなかなか。
どちらへ落とすのか、ぎりぎりまで分からんところは花丸。
それこそお姉ちゃんの話とか、続きを描けそうに思うんですが…。

るみなちゃん・カラー.jpg
※再びメイドコスプレな「るみなちゃん」です。
 アマゾン提供の↓表紙がぼんやりしてるので、カラー絵をつけてみました。

濃く流れるような線で、トーン処理を色々効果的に使っておられるようです。
鋭角的でやったら乱れ広がる髪の毛と、刺さりそうなほどの顎が特徴。
さらさら、ってタッチですが、その線が全体に多いのでページ全体はごっちゃりめ。
あと、バランスがちょっと微妙。コメディー時の崩れも大きく、気になりました。
巧い方なんですが、そう言い切れない、いま一歩な雰囲気です。

なんだか…あちこち批判っぽい記事となってしまいました。
センセ、およびファンの方。いらしたらごめんなさいね。

エピキュリアンシンドローム エピキュリアンシンドローム
獅童 ありす (2006/01/20)
晋遊舎
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ギャルゲーラブコメコメディーコスプレゴアゴンゴン

■キミキス (東雲太郎)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・キス
・おまけ: あとがき、アシスタントページ。
・その他: カラー(4P)、現在1巻まで発売中、
      8話+Extra、原作=エンターブレイン
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲太郎」センセの「キミキス ~various heroines~ 1巻」です。

いやぁ、すごかったですねー。
皆さん、発売日付近に本屋へ行きましたか?
ひでるさんは行きつけの店になかったので、「ああ、延期なんかなー」と思ったんですよ。
その後、別目的もあったので、比較的大きめな本屋さんへ行ったんですね。
そこでびっくり。
漫画だけの新刊コーナーがあるんですが、どかーんと積まれた本の山にまるで火口のような穴があったんです。
底の方には…「キミキス various heroines 1巻」が2冊ほど。(本当)
メチャ売れてるようですねー。
ひでる、うまいことその1冊をゲットすることができました。
もし数分でも遅れたなら、跡形もなかったことでしょう。

さて、ひでるさんはこちらの原作ゲームをほぼまったく知りません。
漫画の売れ行きからして…人気あるのかな?
それとも「東雲太郎」センセの人気?かな?
とりあえず、帯にあった文句「各種漫画感想ブログで大絶賛」とありましたんで、こちらもその流れに便乗してみることとしたのです。
ちなみに、ゲームについては先程記述したようによく分かっていないので、ほぼ漫画だけの感想です。
あらかじめ。

キミキス・サンプル.jpg
※ゲームをやっている方へ。漫画サンプルです。

そんなこんなで「東雲太郎」センセの初一般単行本「キミキス ~various heroines~ 1巻」です。
主人公「光一」くんは高校生になってガラリと綺麗になった、幼馴染みのお姉さん「摩央」さんに憧れると同時に、やや近寄りづらくなったような印象も受けておりました。
ふとした切っ掛けから二人でゆっくり会話する機会に恵まれると、「摩央さん」はモテたいと願う「光一くん」を助けるべく、レッスンを引き受けるのでした。
おおまかにはそんな内容。

可愛い男の子を好みに調教…しているんですが、自らの理想に近づくにつれて不安さが増してくる微妙な感情。みたいな。
特に中盤以降の揺れる心理描写はなかなかイイものですね。
見た感じでは、「To Heart2」漫画のような一本の話にせず、ヒロイン一人にスポットを当てたのは正解だと思います。
お話はラストまですっと一本。
寄り道せず、穏やかに、そして爽やかにすらすらーっと描かれておりました。
ラブコメ好きな貴方には、どきどきと楽しめることでしょう。
こんなんは女性の方でも楽しく読めるかもしれません。

摩央さん.jpg
※本単行本ヒロイン「水澤摩央」さんです。
 どうですか、左のシーンはいいでしょう?寝たフリなんてしてられません。

ちなみに、ひでるさんのいつもの視点から眺めると…こちらの「光一くん」の精神力に脱帽。
他はまぁ別としても、4話「パジャマでおじゃま」の回であの「摩央さん」相手に歯止めがかかるのがどうにも理解不能です。
…まぁ、一般漫画だからねぇ(笑)

作画はいかにも漫画っぽくアレンジされておりますが、原作の独特のタッチを崩さない、良い出来栄えでしょう。
柔らかでありながら強い線で、全体的には黒が残るように感じます。
比較的しっかりした眉毛と恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)を左右に丸っこく描かれるのが特徴。
過去に紹介しました成年漫画「Swing Out Sisters」の頃と比べると、だいぶ洗練された印象ですね。
またカラーについてですが、↓表紙の正面絵より中扉の水着絵のが全然良く見えました。
これは原作イメージを大切にした結果なのかもしれませんが、ちょっと損しているかも。

以上、そんなんですか。
ひでるさんはラブコメ好きなので、なかなか楽しめました。
タイトルからして「キス」がキーワードなのでしょうけれど、おっちゃんには寸止めがキツすぎるかなー、と(笑)
2巻はまるで違うキャラになるようなので、どんなんなるか期待したいと思います。

キミキス-various heroines 1 (1) キミキス-various heroines 1 (1)
エンターブレイン (2007/02/28)
白泉社
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメエンターブレイン原作ゲーム

■glamourous parlor グラマラス・パーラー (都氏)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・お姉さん
・おまけ: あとがき、描き下ろし4コマ(12P)
・その他: 短編×12、カラー(4P)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「都氏」センセの「glamourous parlor グラマラス・パーラー」です。

あー、こちらの「都氏」センセですが、カラー原稿だと良さが半減してしまう方ですねー。
特に単行本の顔である↓表紙(裏も)は実によろしからぬ出来栄え。
ひでるさんも通常なら敬遠していたところなんですが、帯に漫画カットがあったんです。
それ見て思い切ってみたのでした。

そんな訳で、「都氏」センセの漫画はこちらが初見。
独特な絵柄とお話はなんだか妙な新鮮さが伝わってきました。
特に、成年漫画に慣れた人(?)にはオススメです。
そんなこちら「glamourous parlor グラマラス・パーラー」は個別話ばかりの短編集。
悪人不在の楽しい話が基本でして、人妻・お姉さん系が多いためか女の子は積極的。
結構酷い目に遭っている娘もいるんですが、描き方によってそう感じさせないところが「都氏」センセのいいトコロでしょう。
また、描き下ろしの4コマがそれぞれの後日談となっており、話に深みを増す効果となっておりました。

詩歩さん・秀美さん.jpg
※左:新婚「詩歩さん」、右:幼馴染みの「秀美さん」です。
 ちょっと極端っぽいのを選んでみました。これで違和感なければ書店へゴー!

団地妻「初音」さんの「早く大人になりたいな!」
隣の気さくで可愛い若奥さま。
そんな彼女は元AV女優でした、なーんて設定は成年漫画でよくありがちな設定。
喧嘩して出てきた「初音さん」とラブラブえっち、というくだりまでは王道展開なんですが、最後のページでひっくり返されます。
ぱんぱかぱぁ~ん、なんてくだけたテンションは腰砕けにさせられました。
4コマ後日談の落とし方もすっきりとして良いですね。
また、”泣きぼくろの女性”というキャラ設定だけでドキっとした貴方なら、きっと楽しめるでしょう。

最近の不況と旦那のギャンブルにより、喫茶店の経営は傾いておりました。
それを打破するため、妻の「未来」さんに流行のメイド服を着せただけでなく、美人局をやらせようとするトンデモ話「ホームメイドカフェ」
そんなストーリーを文字だけで追っかけると暗い印象しか伝わってきませんが、コレ実はラブコメちっくな明るい漫画なのです。
どうですか、びっくりするでしょ?
ついでに、登場キャラは結局皆不幸になりません。
計画した旦那はそれなりの報いを受けておりますが、4コマ後日談でも描かれているようにまったく挫けておりません。
いや、たくましいですね。

単行本で最も衝撃的だったのが、薬局店長「相本里奈」さんの「人妻生搾り」
…あ、ピックアップ紹介が人妻3連発になってしまいましたね。ごめんなさい。
二人のバイト店員に告白されてしまう「里奈さん」の対応が最大の見物。
私人妻だから浮気はできないけどぉ、おさわりNGのコミュニケーションならOKだと思うの…
なーんて台詞と共に取った行動がいかにも成年漫画で素敵。
搾乳器プレイなんてのにも「うっそー」程度の台詞で受け入れてくれます。(※これって薬局にはあるものなの?)
「里奈さん」花丸ですよ!
恥ずかしいからエプロンだけつけてる、ってところも好きな方にはポイント高いでしょう。
これはオススメです。

戸田エリさん.jpg
※メイドコスプレの「戸田エリさん」です。
 もっともソレっぽいコマを選んでみました。これだけ見ると成年漫画には見えないでしょう?
 
目の濃く黒っぽい感じはやや少女漫画ちっくです。
並べると全然違うでしょうけれど、「田嶋安恵」センセの漫画を思い出しました。
だいたいそんな感じですよ。
やや太めで黒が強い線ですが、キャラは白くすっきりめ。
はずむような髪の毛と大きい目、そして微笑む表情に特徴があります。
独特な個性を持っている方なんですが、それが非常に強いので好き嫌いがはっきり分かれる絵柄でしょう。
判断は、帯がついてたらそちらを。
なければ…↓表紙絵を線だけでくり抜くように見て下さい(笑)
はっきり言って、白黒絵のが段違いに良いです。

glamourous parlor glamourous parlor
都氏 (2007/02/28)
コアマガジン
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ギャンブルラブコメコスプレ少女漫画

■恋愛かがく実験 (嶺本八美)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・眼鏡
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×12(うち「はふり本虫記」×4)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「嶺本八美」センセの「恋愛かがく実験」です。

名前が口に出しづらい系統な「嶺本八美」センセ。
これで「りょうもと・はつみ」と読むのでした。
可愛らしい絵柄なのに、男女のいざこざとかが得意な嶺本センセ。
こちらは短編集ということで、以前にあったようなややこしい話はなく、気楽に読める単行本となっております。

はふりちゃん.jpg
※この娘が本好きヒロイン「はふりちゃん」です。
 付き合うのには、こちらの本読破が条件なんだって。たはー。

収録では唯一の中編「はふり本虫記」
主人公「狩野泰光」は本好きで図書館の常連だった「神崎祝(かんざき・はふり)」に何気なく興味を持ち、付き合うこととするのでした。
そんなお話。
どちらかというと冴えない女の子との恋愛話はセンセの十八番ですね。
ただ、あとがきでも書かれていたように、ヒロインの「はふりちゃん」はかなり微妙なラインをついたやぼったさ。
一般受けはしないでしょうけれど…逆に、そんな娘のえっちが見たいマニアックな貴方にはぴったりかもしれません(笑)
話としては、もう少し長い方が良かったように思いました。
まだ色々描ききれていないような気がします。

単行本の表題となった「恋愛かがく実験」は短編。
家が隣の幼馴染み「晃彦」と「加乃」は小学校の頃からずっと一緒で、気心知れた間柄。
恋人ができない原因をそれと考えた二人は、お互い会わずに相手を探そうとするんですが…。
という、よくある設定。
一ヵ月後に久しぶりに会話した二人の描写はなかなか。
ただ、タイトルがいまいち合致するような内容でなく、また表題作としては弱いと思います。

眼鏡の「加賀見麻奈」さんが登場する、ちょっと変わったお話「かすむ視界のむこうのあなた」
人の顔を凝視しないとよく見えず、どうしても睨んだような顔になってしまう「麻奈さん」
ああ、こんなんあるよねー、って普通に読みましたが、よくよく考えると「麻奈さん」眼鏡合っていないのでは??
一人称が「ボク」で名前「佐々木真」ってのは確かにややこしいですが…女の子を間違えるのはやや強引でしょう。

麻奈さんといずみさん.jpg
※左:眼鏡の「麻奈さん」、右:太めを気にする「いずみさん」、です。
 ダイエットのためえっちするのはよくあるネタなんですが…「いずみさん」全然太ってないと思うよ。

残念なのが、お尻でまとめられた「ももパン」とか、ロリな「無防備年齢宣言」とは違って、まとまりのない内容でした。
若干眼鏡率が高いかなー、ということで↑属性に入れさせて頂きましたが、目立つ訳ではないですし。

昔描かれてた頃は癖がだいぶ強かった「嶺本八美」センセ。
その頃から比べると、だいぶ絵は洗練されて見やすくなってきましたね。
強い細線の整った絵柄。
あっさりすっきりで見やすく、コメディー時の崩れ方も巧い方です。
色っぽいタイプから可愛らしい女性まで作画は非常に安定しており、この点では問題ないでしょう。
それにしても…なんで↓表紙をあんな感じにしてしまったのか、疑問。
もさもさっとしたキャラの色使いとか、それを押さえ込むようなタイトルのピンクの色が変に目だっており、微妙だと思います。
これなら裏表紙のがいいのでは?

恋愛かがく実験 マンサンコミックス 恋愛かがく実験 マンサンコミックス
嶺本 八美 (2007/02/26)
実業之日本社
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ダイエットコメディー

■アフタースクール (藤原俊一)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学園
・おまけ: 折り返しにコメント。
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×10。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤原俊一」センセの「アフタースクール」です。

ちょっと素朴な雰囲気と、透け具合が良かった「アフタースクール」の↓表紙。
地味めではありますが、ひでるさんはこんなん好きです。てへへ。
タイトルそのまま、学校関係でのエピソードが多い本単行本です。
ほとんどが制服ですが、テニスウェアから流行のメイドみたいなのまで出てきますよ。

成長した、幼馴染みだった男女3名の話「Which...?」
トイレでの「あずさ」さんの話はよくある”もつれる系”なラブコメ展開なんですが、それを受けた「ゆき」さんのおしおき提案があまりにぬるくでびっくり。
結論が出ないラストは見ている方として冷めます。
この「大樹」くんは最低な野郎だと思うんですが、果たしてコイツのどこがいいのやら。

三崎ちゃん.jpg
※先生らしさがカケラもない保健室の先生「三崎ちゃん」です。
 聴診器プレイをあっさり受け入れる素敵な人です(笑)

保健室の先生「三崎」ちゃんとのラブラブ話「ちょっとHな健康診断」
教師らしくない言動の「三崎ちゃん」はいいキャラなんですか、「くろたん」というあだ名で呼んでいる男の子との関係がイマイチ不鮮明。
そんなもやもやっとしたところはありますが、こちらでの聴診器プレは秀逸。
あんまり聴こえないんで…胸まくってもらってもいいですか?
というえっち発言にあっさり応じる「三崎ちゃん」が素敵に無敵。

おまけにもう一つ。
ビジュアル的に楽しい「グラビアアイドルの取扱説明書」
こちらのヒロイン「巴」ちゃんは、幼馴染みで世話好きでちょっと気が強くて、巨乳でアイドルなんだって。
…物凄い設定ですよ(笑)
実際のえっちシーンよりも、勉強中の描写のがなんだかぐっときますね。
こりゃー「定吉」くんは無罪だろう、って。
ちなみに、「巴ちゃん」は胸が弱点でへろへろになってしまうという、「The Great Escape/尾崎未来」のヒロイン「あいちゃん」みたいな、ありそうでなかなかない設定が非常に良かったです。
なお、こちらでは成年漫画らしく、本来は服越しであるはずなんですが、透ける描き方をされています。
ノーブラかと思って読んでたら違った、みたいな。細かいですが、コレはややこしいかなぁ。

葛西さんと巴ちゃん.jpg
※左:テニス部部長「葛西さん」、右:グラビアアイドル「巴ちゃん」です。
 でかいです。こんなんが目の前でゆらゆらしてたら触ってみたくなるのが当然。

全体的に話はイマひとつかもしれません。
ですが、女の子が皆積極的でして、ややこしい事になったり、暗い方面へ転落しないので、さっくり楽しく読めるでしょう。
逆に、精神攻撃っぽいのが好きな方は見送りですかね。

濃い色の細線ですっきり。
さほど目立ちませんが、それだけにやや乱れる箇所がありました。
横に長い目と、それなりに等身あるのに可愛らしさを失わない人物絵が特徴。
裏表紙に大きいスペースで漫画カットがありますので、判断はそちらが良いでしょう。

アフタースクール.jpg

アフタースクール / 藤原 俊一

★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : コスプレラブコメグラビアアイドル

■es -エス- (ICHI)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・即えっち
・おまけ: あとがき、描き下ろし「便所交際・その後」
      カバー裏におまけ漫画。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、短編×14、
      表紙は文字が浮き出た特殊仕様。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ICHI」センセの「es -エス-」です。

いきなりごめんなさい。
そりゃー賛否両論あるんでしょうけれど…あの↓表紙はもうちょっと派手なんでも良かったんではないでしょうか?
なんだろ。
背景が単色だから?ずっしり落ち着いた色だから?あるいは全体的な塗り方?
よく分かりませんけれど、書店で地味なんです。
なんとなく高級感はあるんですけどね。
本編読破後にあらためて見ると、結構「ICHI」センセの特徴が判断できる、良いモノなんですけれど。
まるで一見さんを拒んでいるようです。

温子先生とお姉さん.jpg
※幼稚園の保母さん「温子先生」と眼鏡なお姉さんです。
 この「温子先生」のお話は逆襲されたりして、なかなかスゴイですよ。

こちらの「es -エス-」は「ICHI」センセの初単行本。
…でも、そうとは思えないほどに絵・話のどちらも完成度が高い、久々な良作でした。
特に絵柄は個性が強いので人を選ぶというマイナス点はありますが、↓表紙の人物絵で抵抗感少なければオススメです。

いかにもロリっぽい空気漂うっているんですが、意外と母親・お姉さん系統な漫画が大半という特徴。
(※最年少は女子高生で、逆にロリ系統はないんですね。一部カットには登場してますが)
なんと、計算してみたら約4割ほどが母親系統でした。
それ以外にはお姉さん、先生から、くのいち漫画なんてのもあります。

職場にいたら仕事が楽しくなりそな眼鏡のお姉さんの「ベンチのお兄ちゃん」
これはオチがあるので詳しく説明できないのが残念なんですが、最初からラストまで骨組みしっかりした漫画でした。
お姉さんの対処はしっとりソフトで、最後にしっかり牽制しつつも優しいものでした。
なんというか、非常に良いお話です。ある意味。

女子高生コスプレをした奥さまの話「便所交際」
電車内で男の子を逆痴漢するというごくシンプルな内容なんですが、こんなんあったら日々の通勤も楽しくなるかもしれませんね。
こちらがおまけの描き下ろしをゲットしており、二人のその後が描かれておりました。
こりゃ、現代ファンタジーですよ。
ほか、ひでるさん好きなくのいち漫画「椿 -つばき-」はやっぱりというような、やたら露出の高いコスプレちっくな衣装。
成年系忍者漫画の王道展開で、期待通りに話が進みます。

くのいち.jpg
※おまけ。くのいち「椿さん」です。
 いくらなんでも、この格好はえっちすぎ。

センセのお話は「妊娠」が一つのキーワード。
ほとんどの漫画にそういった類の言葉が出ており、またそのものがテーマの話もありました。
なんだっけ…確か「ひんでんブルグ」センセもそんなんだったと記憶してます。
即えっち系ですから、手っ取り早いのが好みな人にオススメ。

柔らかでたゆんとした細い曲線。非常に繊細な雰囲気ですよ。
人物絵は肉付きよく、むっちりとロリっぽいんですが、大人な女性をよく描かれてます。
先ほども書きましたが、色付きではあるものの、↓表紙の雰囲気そのままです。
判断はそちらで問題ないでしょう。

es-エス- es-エス-
ICHI (2006/07/19)
コアマガジン
この商品の詳細を見る


★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】

theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : コスプレ

QRコード
QR
検索フォーム
作者名検索カテゴリー
【 お名前で分類 】
カウンター
プロフィール

 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
 いいよね、まんがって。
<現在は更新しておりません>

 はじめての方は↑カテゴリの(※サイトについて)をご覧下さい。

↓メールフォームを用意しました。なにかありましたらそちらに。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

カレンダー
02 | 2007/03 | 04
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
他にどんな記事あるの?

全ての記事を表示する

最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
フリーエリア
【趣味のCMエリアです】