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■Colorful Princess (反村幼児)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツンデレ
・おまけ: カラーイラストギャラリー(8P)、
      カバー裏にコメント・作品解説・別絵、
      一部加筆修正。
・その他: カラー(16P)、短編×12
       (うち「櫻咲くあの嶺で…」×2)
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「反村幼児(そりむら・ようじ)」センセの「Colorful Princess(カラフル・プリンセス)」です。

2年ぶり、3冊目の単行本なんだって。
なんだかもっと出ているような気もしましたが…ちょっと意外ですね。
そんなこんなで今回は、イラストでもあちこちで見かける「反村幼児」センセの最新単行本「Colorful Princess(カラフル・プリンセス)」です。
連続話もありますが、基本的には短編がずらりとまとまった作品集でした。
先生から姉・妹にお嬢様など、結構幅広いキャラが登場しております。
逆に言えば、やや統一感に欠けるかなー。

ありすと夏姫.jpg
※ロリ巨乳・「亜理翠さん」と「夏姫ちゃん」です。
 右の「夏姫ちゃん」サンプルはぎりぎりを狙ってみました。でかいねー。

なるほど、メガプラスHPでの文句「ツンデレロリ巨乳の決定版」はこれを指すんですね、という「ぷるぷるはにぃびぃ」
世界的なファッションデザイナーの娘「坂上亜理翠」は普段現地人の母とニューヨークで暮らしておりますが、年に一度の夏休み期間だけは日本に滞在するのです。
坂上家の専属運転手(兼用心棒)である「一宮蒼太郎」はその間、「亜理翠」お嬢様の世話を任されるのでした。
大雑把ですがそんなん。

子供のお嬢様とそれに仕える忠実な大人の男性従者という、よくあるカップリング。(※ひでる的には「吸血姫美夕」パターンですよ)
まだまだこき使ってやるんだから!
とか言う「亜理翠ちゃん」は母親の血を引いているのか、小学校5年生という義務教育中にもかかわらず、なかなかの巨乳。
おまけにツインテールで金髪という、ツンデレという冠に相応しい外観なのですよ。
きました。
これが噂の「ツンデレロリ巨乳」なんですね(笑)
展開としては、直球ストレートな王道展開。
ヒネりはありませんが、こちらはそれでいいのでしょう。
ただ、カットジーンズの下にはちゃんとパンツをはいた方がいいと思うよ「亜理翠さん」
色々な意味を含め、良くないと思うので。

単行本収録で唯一の連続話「櫻咲くあの嶺で…」は前後編のお話。
私立「櫻嶺女子学院初等部」は首都圏に住む、お金持ちのお嬢様らが通う名門校。
大学卒業したての主人公「大嶋尚吾」はそちらに破格の待遇で採用され、待望の新米教師となりました。
新しい環境にて奮闘する「大嶋先生」がようやく慣れてきた頃、児童会長「久遠寺絢音(※↓表紙の娘さんね)」「一色百合花」という両名に「勉強を教えて欲しい」と放課後呼び出されるんですが…。
だいたいそのようなお話。

正直なところ、前半はよくありがちな教師とロリ生徒らの3Pえっち漫画。
ですが、続く後半のぶっ飛び方はさすが「反村幼児」センセ!!という感じでした。
皆の手本となることこそ会長の勤め
…だって。
いやいや、立派ですよ「久遠寺絢音さん」、さすが児童会長。
でも、やることはあんなんなんですが…そんなところが素敵。
分かりづらい↑表現ですみません。
ラストは途中で想像できるそのままなんですが、それを実際に絵で見せられると物凄いインパクトでした。
「大嶋先生」、お疲れ様です(笑)
しかし…調査済み、って学院長。
よくもまぁ他人の性遍歴をあそこまで丹念に調べたものです。
なんだかわかんないけど、そんなとこにちょっと感動(?)
まぁ、漫画なんですけどね。

白亞と環お姉ちゃん.jpg
※左:縦ロール髪の「白亞さん」、右:生徒会長「環お姉ちゃん」です。
 どちらもいいキャラですね。「白亞さん」はカバー裏の絵がいいですよ!!

その他、ロリえっち漫画「Wild Orange Princess」は優しい漫画。
ヒロイン「橘花」さんの身の上が不幸であるため、まだ幼い彼女とのえっちがやったら爽やか・イイ話に感じるところがポイントでした。
同人誌にて発表されたらしい「Fairy Twins」は前単行本「Little Drops」に登場した、双子キャラの後日談。
二人はスクール水着なので、お好きな方はぜひどうぞ。
わかんないですけど、内容は同人誌とまったく同じみたいなので、持っている方は注意。
…以上、プリンセスってタイトルにもあるように、登場する女の子は大小問わず皆強いですね。
はっきり言って、男性陣のが可愛らしく描かれておりました。

鋭角的な線のカツカツっとした、刺さりそうな絵柄です。
極端に大きな目とホームベース型の輪郭が特徴。
トーン処理を多用しており、ページ全体は独特のつやつやとした、CG絵みたいになっています。
ごっちゃり派手目に描かれるところなども、かなり癖が強いタイプです。
もし↓表紙で違和感あれば避けて下さい。

ちなみに、ロリ系が比率高めではありますが、そればかりでないのでご安心・ご注意を。
センセは四苦八苦と描かれていましたが、「私立聖黎女学院科学同好会の野望」に登場する「出雲白亞」さんの縦ロール髪はやっぱりいいもんですねー。

Colorful Princess (ホットミルクコミックス 242)Colorful Princess (ホットミルクコミックス 242)
(2007/06/08)
反村 幼児

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tag : ファッションツインテールスクール水着義務教育

■おねがいユリ先生 (翔丸)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・教師
・おまけ: あとがき、ゲストページ、合間に作品解説、
      描き下ろし「おねがいユリ先生 特別編」
・その他: 短編×11(うち、表題作×8)
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「翔丸」センセの「おねがいユリ先生」です。

いやぁ、先生ってのは本当にいいものですねー。
こちらのブログでも、「隣のみなの先生/MGジョー」、「一撃悩殺サツキ先生/じゃみんぐ」、「大好き!みらの先生/どざむら」など先生シリーズを紹介しておりますが、こちらはまだだったので。
とりあえず先生趣味な方には、ぜひ押さえておきたい1冊でしょう。
あ、似たお名前で「モーレツ!ボイン先生/英丸」ってのもありましたが…こちらはまだ続いているので、また今度。

イラストのお仕事も多い「翔丸」センセ。
こちらの「おねがいユリ先生」は表題作の連続話を中心とした短編集です。
とりあえずインパクト抜群な↓表紙に引かれた方はそのまま手を出しても大丈夫です。たぶん。

ユリ先生.jpg
※1話・5話、新旧の「天野ユリ」先生です。
 こう並べてみると、あんまり変わらないですかね。

番外編を合わせて8話収録の「おねがいユリ先生」
幼馴染みの「清水カオリ」さんから逃げる「竹内ジュン」くん。
ふと入った教室にて、「天野ユリ」先生が一人でいたしている姿を目撃しました。
見られて慌てた「ユリ先生」は口封じのため、「竹内くん」の言うことをなんでも聞くこととするのでした…。
だいたいはそんなお話。

勝手に一人で暴走する「ユリ先生」
このことは誰にも言わないで!そのかわりきみの言うことなんでも聞くから!
…という台詞は成年漫画で”待ってました!”というお約束ですが、受けた「竹内くん」はこの時うろたえてただけなんですね。
無理やり迫った「ユリ先生」もはっきり言って、誰でも何でも良かったっぽいのよ。
そんなんが、いつの間にか相思相愛になってしまっている安易さがいかにも成年漫画。
一応、3話目にそれらしい流れがありましたけれど、ストーリーとしては他愛ないもの。
まぁ、えっち漫画ですからね。
4話目、保健の「緒方メグミ」先生が登場する回の冒頭部分もちょっと分かりづらい表現でした。
まぁ…えっち漫画ですからー。

あとねぇ…「ユリ先生」がえろいだけで、薄っぺらいキャラというのが最大の問題。
ビジュアルはいいんですが、短編話のキャラみたいにこざっぱりとし過ぎて、あまり魅力ないんですね。
他のキャラを色々と出す暇があるなら、もう少しヒロインである「ユリ先生」を掘り下げてもらいたかったです。
だいたい、教師のくせして頭も良くなさそうだし…。
ついでに言うなら、「ユリ先生」はすぐ服を脱ぎすぎです(笑)
(※脱がすのが早いって特技があるみたいですが)
ひでるさんとしては「CAGE/すえひろがり」みたいな、授業中にどうのこうのってなシチュエーションを期待していたんですけどねぇ…ちょっと残念。
もう少しじわじわ攻めてほしかったなー、なんて。
ごめんなさい、↓表紙での期待が大きかっただけ、批判意見ばかりになってしまいました。
とりあえずフォローしておきますが、えっち漫画としてはごくごく無難な良い出来栄えであると思います。

お母さんとユリ・メグミ.jpg
※左:妊娠のお母さん、右:ユリ・メグミ両先生の学生時代です。
 皆さん大きなモノお持ちですね。ひでるオススメはそちらのお母さん。

短編では他に学園モノが2話と、もうひとつが母子近親ネタの「妊婦でポン」
実にふざけたタイトルですが、コレがなかなかないタイプの漫画で、ひでる超オススメです。
「彰」くんのお母さんは妊娠中で、もうお腹も大きくなった状態。
その旦那がもう何ヶ月かも出張中でして、どうにも身体を持て余していたため、「彰くん」に手を出してしまうのでした。 
簡単に書きましたが、そんなトンデモ話。
里帰りさせて
…だって。
わーははははははははは[泣き笑い]
まぁ、設定だけ伝われば十分な単純えっち漫画なので、だらだらとした説明は今回省略します。
ただ、ちょっと期待ハズレだった「おねがいユリ先生」を補完して余りあるお話でした。
これだけでも単行本1冊買う価値があると思います。いや、マジで。
いいもんはいい。

やや太めな線でのあっさり絵柄。
濃淡のバランスは適当で、ページ全体は見やすかったです。
等身は高く、バランスの取れたプロポーションの人物絵。
えっちシーンもクドさはなくて見栄え良く、成年漫画に慣れていない方には丁度いい具合だと思います。
↓表紙のカラーは白黒絵と違った非常に良い雰囲気なので、こちらで判断するのはやや危険かもしれません。
うまーく脳内で線画にするのがいいかも。
なお、連載の「おねがいユリ先生」は描かれている期間が長いらしく、若干絵の変化が感じられました。
まぁ、さほど気にする必要もない程度ですが。

おねがい ユリ先生 (TENMA COMICS)おねがい ユリ先生 (TENMA COMICS)
(2006/07/15)
翔丸

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tag : 相思相愛

■箱舟の行方 (シギサワカヤ)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 恋愛・不器用
・おまけ: あとがき、合間にコメント、
      カバー裏にカラー別絵、
      描き下ろし「箱舟の行方」「空の記憶」
・その他: カラー(4P)、短編×6、初単行本、
      表紙は凸凹ある特別仕様。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シギサワカヤ」センセの「箱舟の行方」です。

こちらは例によって書店をぐるぐるハシゴして見つけました。
見慣れた店でもうろうろしてみるもんですね。
こちらは「憐[Ren]」という小説のシリーズなどでイラストを手がける、「シギサワカヤ」センセの初単行本です。
ざっとHPを見た感じではイラストのお仕事が多いみたいですねー。
ちなみに、「シギサワ」までが苗字で「カヤ」が名前なんだって。
言われなければ分かりませんよ。

箱舟の行方サンプル.jpg
※左:「ミナコさん」、右:「咲さん」です。
 そのタイミングで「言っちゃダメ」なんて、かっちょえー台詞ですね!一度はそんなん口にしてみたいですよ。

さて、単行本「箱舟の行方」は、大まかに言うと不器用な男女の恋愛模様を描いた短編集です。
がちゃがちゃとしたラブコメを見飽きた方にはいいと思います。
なお、いかにもえっちっぽい↓表紙なんですが、それに多大な期待をしてはいけません。
いつもの当ブログの調子とは違うので、気をつけて(笑)

冒頭カラーで始まる表題作「箱舟の行方」はなんと描き下ろしでした。
同社内の主任「田村修造」との結婚が決まり、退職することとなった「倉田咲」
しかし、妻子のいるシステム室「笹原」との関係について、気持ちの整理がまだ終わっていなかったのです…。

うわうわ、なんだかそこいらのドラマにありそうな展開の短編ですね。
いや、実際にもこんなんあるかもしれません。
主要3名それぞれの心理描写が見事で、結局ずるずると関係を続けてしまう、どうにもならない様がよく描かれておりました。
それとなく二人の関係について探りを入れていたりする、表の彼氏「修造くん」がなんだか気の毒。
まぁ、このまま結婚するのはやめた方がよさそうです。(…しないかな?)
エレベーター内で突然キスされたり、飲み会後での会話シーンがやたら”雰囲気えっち”でした。

箱舟の行方サンプル2
※おまけ。コメディーシーンはこんな感じ。

ごく近しい間柄だったカップルの話「こい、のようなもの」、不器用な恋愛話「つまりは病のような。」など、単純に好きだの嫌いだのって言葉では説明できない、微妙な関係がしっかり描かれて読み応えは抜群。
また、センセの同人誌に掲載されていたらしい1ページ漫画「ウィーク・エンダー」、4ページ・5ページの「ワールズエンド・サテライト」など、ショートストーリーも無駄なくまとまった良作。
ほんの少しの変化すら沢山の覚悟が必要
…という言葉が重いですね。
まるでサスペンスドラマみたいですよ。

丁寧で柔らかな細線のさっぱり絵。
ページ全体は薄く灰色で、優しい…じゃないな、繊細な絵柄ですよ。
目を塗らずに、白く描かれる特徴がありまして、それがため独特な緊張感ある雰囲気となっております。
巧い方ですが、やや少女漫画ちっくなところを含めて人を選ぶでしょう。

妹だのおもらしだの巨乳だの…って、いつものようなえっち系もいいですが、たまにはこんなしっとり落ち着いたのも宜しいかと思います。
↓表紙にあるような絵の雰囲気も含め、どちらかと言うと女性のが好みそうな単行本。
ですが、センセのHPでも書かれていたように、所属位置が実に不明瞭なの。
ひでるさんは一般系えっち漫画コーナーみたいなところで発見しましたが、場合によっては少女漫画コーナーとかにもあったりするようです。
ぜひ、皆さんも書店をうろうろしてみて下さい(笑)

箱舟の行方 (ジェッツコミックス)箱舟の行方 (ジェッツコミックス)
(2006/07/28)
シギサワ カヤ

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tag : ラブコメコメディーサスペンス

■突撃となりのお兄ちゃん (LEE)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・妹
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク別絵。
・その他: カラー(5P)、短編×11
      (うち「えっちな関係」×3、「PuppyPet」×3)
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「LEE」センセの「突撃となりのお兄ちゃん」です。

…いや、これまたはっずかしー↓表紙ですねー。
これならまだモロ出しのがいいかも、ってそりゃまずいか。
慣れていない人は頑張ってレジまで持っていくように(笑)
あるいはネット注文とかのがいいかもしれませんね。

そんな訳で「LEE」センセの2冊目の単行本は妹漫画「突撃となりのお兄ちゃん」です。
こちらは中編2話を収録した妹系な作品集。
1冊目は「みにみみ」という獣耳少女漫画とのことで、どちらにしろ読み手の趣味趣向次第という単行本。
ソフトで丁寧な絵柄なので、なかなかいいと思います。

梨花ちゃん.jpg
※隣に突撃した「梨花ちゃん」です。
 このまま、ずっと拘束されてしまいそうですねー。

表紙・裏表紙を飾る「梨花」ちゃんの短編は表題作の「突撃となりのお兄ちゃん」です。
タイトルはそのまま晩御飯のパロディですか。
単行本の表題として響きも良く、全体との雰囲気も合致し、なかなかいい感じです。
今日も元気な「梨花ちゃん」は隣に住むお兄ちゃんのアパートまで遊びに来たんですが、仕事徹夜明けだったお兄ちゃんはそのまま居眠りをすることと決めたのでした。
ごく簡単にはそんな導入。
じわじわとえっちに持ち込まれる、基本的なロリ漫画でした。
しっかり合鍵の場所を把握し、許可もないまま勝手に進入して来る、したたかな「梨花ちゃん」がスゴイ。
最後の一言もそうですが、無邪気に見えてちゃんと状況理解しておりました。
ちょっとだけ、では済みそうにないですねー。

収録の中編「えっちな関係」は兄妹の近親話。
同級生の「美奈子」さんに狙われる「愛也」くんですが、実はロリコンで実妹「天音」ちゃんに手を出すというトンデモ兄貴だったのでした。
そんなお話。

それとなく「愛也くん」を誘おうとする「美奈子さん」に対する一言。
無駄なのにね
こりゃー子供の台詞ではありません。
「天音ちゃん」曰く、兄の欲望を満たすため、犯罪に走らないよう”相手してあげてる”のだそうです。
これは当然ながら自分が兄を独占できるってこともあります。
胸が大きい「美奈子さん」に嫉妬する、可愛らしい面もあるんですが、3話目で直接表現があったようにしっかりとした小悪魔ちっくな娘さんですね。
1話は海で日焼け跡も残るまま野外にて、2話目は「美奈子さん」の目前で声を押し殺して、3話目では「天音ちゃん」主導にて、とパターンが違う即えっち展開。
ややこしい事を排除した、いかにもロリ漫画という構成でした。
なお、続く「ちはるの自由研究」にもゲストとして出演していた「天音ちゃん」は友人「ちはる」ちゃんを導く重要な役回りを演じております。
最後にちょっとおまけ。
あーもー、男はたまに違う刺激が欲しい時があるんだって!!
うんうん、その通りですよ、「愛也くん」(笑)

天音ちゃんとちはるちゃん.jpg
※左:小悪魔モードの「天音ちゃん」、右:その友人「ちはるちゃん」です。
 暑いですか、そうですか…しかし「ちはるちゃん」スゴイ格好ですね。

多数の「お兄ちゃん」が登場しますが、実兄とそう呼ばれている他人が半々くらい。
基本的には、実妹・妹みたいな小さい女の子らとの積極的にえっちという、明るいロリ系漫画でした。
そんな訳で、背徳感を楽しみたい方には合いませんが、そうでないのならば問題ないでしょう。たぶん。

前述しましたが、ソフトで丁寧な絵柄です。
若干だけ絵のバラツキがあり、単行本全体としてはやや不安定。
ただ、極端に崩れることはなかったので、あまりソレを気にしなくてもいいと思います。
濃いタイプのロリ絵ではないので、間口は広めと言えるでしょう。
なお、↓表紙よりも白黒絵のがすっきりとして綺麗なので、判断にはいくらか加点をオススメしておきます。

突撃となりのお兄ちゃん (TENMAコミックス)突撃となりのお兄ちゃん (TENMAコミックス)
(2007/05/18)
LEE

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tag : パロディロリコン小悪魔

■いいなり!あいぶれーしょん (中嶋ちずな)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■■
・属性 : パンチラ・おもらし
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: カラー(4P)、初単行本、
      現在1巻まで発売中。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中嶋ちずな」センセの「いいなり!あいぶれーしょん 1巻」です。

いやー、なんというかスゴイ漫画。
エロスってのは、単純にえっちシーンがあればいいってものではないですよね。
ひでるさんを含め、男性の方々はそれぞれ様々なパーツ・物・仕草・雰囲気…などから、そんなんを感じているのでした。
…ですよね?
こちらの「いいなり!あいぶれーしょん 1巻」は過去の漫画で”限界に挑戦”した「魔法少女猫X/おりもとみまな」とはやや違った角度から、一般漫画のぎりぎりを突いたような内容です。
そのあたりの関係で、普段成年漫画を見慣れている方にオススメ。

落ちてくる雫石さん.jpg
※「村上香旗くん」・「雫石」さん、二人の出会いシーンです。
 落ちてくるまではよくあるんですが…トイレットペーパーって。

とりあえず色々な意味で、あらすじから非常に書きづらい漫画。
主人公「村上香旗(むらかみ・こうき)」は姉「薫子」と共に話題のメイドロボ展に出掛けました。
そこで、空から雫、トイレットペーパーと共に「雫石」という女の子が降ってきたのです。
なめて……拭いてほしいの
おもらしをして、いきなり態度が豹変した「雫石」に誘われるままなめると、「香旗くん」の右手と「雫石」のアソコが光の糸で繋がってしまうのでした。
…なんのこっちゃ(笑)
ごめんなさい。うまくないですが、だいたいそんな導入。
「中嶋ちずな」センセのHPには他のアニメキャラで例えた説明漫画がありますんで、興味持った方はあらかじめ検索してみるのがいいかもしれません。

実はそれだけでなく、他にも盛りだくさんな内容。
ちょっとまとめる意味を含めて、↓箇条書きにしてみました。
なお、ネタバレも含んでいるので、まだ読んでいない方、あとでドキドキしたい方はご注意を。

・姉の「薫子さん」は槍術の使い手で、「香旗」にラブラブ。
・「山菅」先生、「真依」さんはなんだか百合ちっく。
・ヒロイン「雫石」は身体の半分を機械と人工組織で強化・義体化された、「半人半機」という存在。
・「雫石」とえっちしてしまうと、彼女のお腹の中に封印された「ダイダラボッチ」の魂が解放されてしまう。
・解放を望む「ダイダラボッチ」は自らの封印を破るため、媚薬を分泌して流している。(→それがおもらしに見える)
・「雫石」の態度が豹変し、えっちモードになるのはその媚薬のため。
・数多くのトイレットペーパーを持ち歩くのもそのため。
・強大な「ダイダラボッチ」は3名の「半人半機」に分割されて封印されている。(※「雫石」、「ナム」ともう一人)
・3分割してもその力を抑えきれないため、外部から制御してもらうよう契約を結ぶ。(※「香旗くん」のこと)
・「雫石」が戦闘モード(※漫画ではケンカモードと言ってた)に変身できるのは、その力の応用。
・主人公「香旗くん」と「雫石」はもともと何らかの因縁があるらしい。
・メイドロボを製作・販売している(らしい)「梅園寺重工」は「雫石」の技術を狙っている様子。

雫石・発動前後.jpg
※左が普段、右がえっちモードです。
 「雫石さん」の発動前後なんですが、このギャップが凄いですね。

…などなど。
だいたいそんなん。
先のぶっ飛んだ導入部に驚く暇もなく、色々そーいった設定だのなんだがずらりと並べられる、ややこしい漫画です。
ちょっと盛りだくさん過ぎて、ごちゃごちゃと忙しい印象。
アクションシーンとかそれに関わる設定とか、蛇足ですかねー。
「中嶋ちずな」センセの意図は置いといて、どうしてもえっちが前面となってしまう内容ですから、もう少し単純な方が良かったと思います。
あちこちパンチラ…というよりパンモロが日常で、おもらしだの雫だのさくらんぼだの…って、際どい表現が下手な成年モノよりもえっちっぽかったです。
いじめて系な「雫石さん」も良いキャラクターでした。
トイレットペーパーを持ち歩くヒロインなんて、この娘くらいなものでしょう(笑)
お話としては前述したように決して巧いとは言えませんが、とりあえずどうなるのか見守りたい漫画です。

恥ずかしくて….jpg
※恥ずかしくて赤ちゃんできちゃいそうです。
 …いや、できないってば(笑)

太線で落ち着いた絵柄。
すっきりとした素朴な人物絵で、広めの輪郭が特徴。
↓表紙・裏表紙のカラー絵がさっぱり綺麗で良いため、その反動で白黒絵が雑に見えてしまう人がいるかもしれません。
癖もそれなりにあり、ちょっと人を選ぶ絵柄だと思います。

1巻に負けず、2巻もモノ凄い展開なようでした。
とりあえず7月9日発売とのことなので、そちらにも期待しましょう。

いいなり!あいぶれーしょん (1) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ110-1))いいなり!あいぶれーしょん (1) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ110-1))
(2007/05/09)
中嶋 ちずな

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tag : パンチラアクション

■モチハダ (吉村竜巻)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
      カバー裏に漫画。
・その他: 短編×9、カラー(4P)、
      初単行本。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「吉村竜巻(よしむら・たつまき)」センセの「モチハダ」です。

竜巻って、これまた変わった名前ですね。
とりあえず、インパクト抜群な↓表紙に引っかかってしまいました。
大きい事はいい事だ!」ということで。
こちら「モチハダ」は「吉村竜巻」センセ初単行本な短編集です。
傾向として、タイトルそのまま胸の大きな女性が全編に登場し、↓表紙買いした人の期待を裏切らない内容となっておりました。

サラリーマンには似た経験をしている方がいるかもしれない「大サービス残業」
今年の新入社員「野口」くんはドジで失敗も多く、女性の上司である「早瀬」さんにはかなり厳しく当たられておりました。
もういいわ。後は私がやるから今日の仕事だけしてさっさと帰りなさい
この日もそんな一言で追い返されてしまうのですが…。

逆ギレの早瀬さん.jpg
※逆ギレの「早瀬さん」です。
 うわー、こりゃ謝るしかありませんね。

最近は女性の上司とか珍しくないですから、こんな話も意外に漫画だけの話ではないかもしれません。
これから就職しようとされている方、転職をお考えの方。
くれぐれも上司にはお気をつけ下さい(笑)
しかし、あーんな場面に遭遇しておいて、「野口くん」のが逆に脅かされているところがこの漫画最大のポイント。
普通の成年漫画なら、完全に男が主導権を握る展開になるんですけれどねー。
そんなところが妙にリアルにも思えたりして。
(※一度根付いた上下関係ってのはそう簡単に覆らないと思っています)
下手ならセクハラで訴える、とか言われている状況で「野口くん」はよく頑張りました。

日焼け跡が好きなひでるさんにクリティカルヒットした「テレパシー」
夏休み明けの「最上」さんは、タイプに似合わずこんがりと日焼けしておりました。
もともと無表情で言葉数も少ない「最上さん」なんですが、今日は何故だかよく目の前にその姿を見せるのです。
果たしてその真相とは?

わははは、この男の子(※名前ない)に賛成。
そうなんですよ、日焼けがイイのではなく、日焼け跡がいいんですね。
そんな訳で、制服でも水着でも、境目のラインが見えなければまるで意味がないのでした。
ラブラブなのにぶきっちょな「最上さん」なんですが、独自のテンションと喋り方が良かったです。
また、漫画では下から脱がしておりましたが…こちらの展開も素敵。

最上さんと紗枝さん.jpg
※左:日焼けの「最上さん」、右:幼馴染みの「紗枝さん」です。
 紗枝さんは夏服になってから注目度アップらしいですが、それも納得。でかいなー。

後を付いて来る「紗枝」ちゃんが可愛い「君の為に出来る事」、冒頭カラーで始まる「大きい事はいい事だ!」というラブコメちっく系統、ちょっと危険な雰囲気の「執着」、多人数プレイな「混浴ってすばらしい!」など、ブラック系も収録された、盛りだくさんな内容でした。
基本的に女性が積極的なので、読後感は悪くないと思います。

初単行本ですが、絵柄はよく安定して安心。
とかく濃く強い線であちこちしっかり描き込まれており、全体的にページは黒め。
幅広・横長な目と目立つ恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴。
えっちシーンの細かい線が独特で、迫力ある反面、好き嫌いがありそう。
でかい胸が基本でして、むちむちっとした豊かなスタイルのお姉さん絵ですね。
可愛らしい女性も問題ないですが、ツリ目で性格きつい女性のがセンセの絵柄には合っているように思いました。
ちなみに裏表紙には漫画カットがありますんで、判断はそちらが良いでしょう。

んー、どうかなー。
もう少しで「吉村竜巻」センセ独特のコレ、という個性が出てきそうな雰囲気もあるんですが、今回単行本では正直なところあちこち無難な出来栄えに感じました。
もう一息はっちゃけてほしいところかな。
次の単行本に期待しましょう。

モチハダ.jpg

モチハダ / 吉村 竜巻

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : サラリーマンラブコメ

■りかちゃんはうす (あまなつまこと)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメコスプレ
・おまけ: あとがき・イラスト、もくじに4コマ。
・その他: 短編×10(うち、表題作×8)
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あまなつまこと」センセの「りかちゃんはうす」です。

平仮名表記だったので一瞬分かりませんでしたが、やっぱり「甘夏真琴」センセでした。
あとがきでも書かれていましたが、作品の雰囲気が違ったので別人かと思いましたが…コレが適度に力の抜けたソフトえっちでして、なかなか良かったですよ。
さて、こちらの「りかちゃんはうす」は、数多くの単行本を手がけている「あまなつまこと」センセの成年マークがない単行本。
表題となった連続話「りかちゃんはうす」をメインとした、気軽に楽しめる作品集となっております。

梨香は人妻です!.jpg
※梨香ちゃんは人妻なのでした!

そんな訳で、単行本の大部分を占める「りかちゃんはうす」
主人公の「黒沢梨香」こと「りかちゃん」は中学生に間違われるような幼い容姿なんですが、実は北斗食品の営業「黒沢弥一」くんの奥さまなのでした。
ごくごく簡単ですがそんなお話。

ちょっと天然、ショートカットで幼顔の「梨香ちゃん」
こう見えて一応人妻なんですが、やったらリボンが似合うというヤバめな娘。
途中のエピソードではそのまま生クリームプレイみたいなものがありましたけれど、まるで”角砂糖を蜂蜜つけて食べる”みたいに甘くキュートなラブコメ漫画です。
大したストーリー性はないものの、毎回変わるコスプレとか、それぞれシチュエーションの異なる単純えっち話。
完全に「梨香ちゃん」を愛でる作品ですね。

黒沢梨香1.jpg
※「黒沢梨香」こと「りかちゃん」です。
 とりあえず、どちらもパンチラしてるところがポイント。

梨香は絶対補導されちゃうから身分証代わりに免許取りなさい
…と、母親に言われた容姿は伊達じゃーありません(笑)
病院にナース服のコスプレで見舞いに来る、おだてられてメイド喫茶でバイトする、届けようとした旦那の忘れ物をそのまま忘れてくる、という実にいいキャラになっておりました。
なお、えっちは無論のこと、パンチラ率も異常に高い本作。
あっ!?やだっ、スコートはき忘れてる~~~
冒頭ではチアガール姿で元気に応援する姿が描かれておりましたが、パンチラ(チラではないけれど)だけでなく、ノーブラだったりもするうっかりさん。
「けもののように」では、自分のバニーガール姿を似合わないと判断してネコ耳を選択するんですが、ひでるさんはそっち属性がないのでこれがちと残念。
…その”似合わなさ”が逆にいいと思うんですけれど……こりゃ一般的には理解されないですか。
(※でも、「弥一くん」とは感覚共有できたみたい)

バニーさん.jpg
※ちなみにこんなんです。

収録でラストとなる「Recount」は二人の出会いを描いた回想話。
5歳の頃からさして雰囲気変わっていない「梨香ちゃん」が可笑しかったです(笑)
しかし、結婚式の開始前とはいえ、受付でえっちするなんて…いやん大胆ねぇ。

ひでるさんが惹きつけられた、”私がプレゼント”みたいな下着+スケスケエプロン姿の↓表紙絵が実に良かったんですが、こちらは漫画では登場しません。
あちゃー、これまた残念でした。
(※中扉とリンク絵となっており、当然のように露出が増えておりました。お楽しみに)
ちなみに、このカバーを無くすとだいぶ寂しい本になってしまうので注意。

黒沢梨香2新旧.jpg
※おまけでもう一つ「梨香ちゃん」です。
 右が小さい頃なんですが…身長伸びただけでほとんど同じなのね。

ほか、短編された2話もさらりとしたラブコメ話です。
正直なところ、「甘夏真琴」名義の過去単行本はいくつか持っているものの、ほとんどコレという印象はありません。
最近は見かけてもスルーが多かったんですが、久しぶりに手にして正解でした。
センセのほんわかした絵柄には、このくらいのネタがちょうどいいのかもしれませんね。

柔らかい細線のさっぱりとした絵柄。
様々なバランスが適度で、非常に安定感がありました。
若干の癖は感じるものの目立つほどではないので、大幅に好き嫌いが分かれることはないでしょう。
過去作品でぼてっとした印象でしたが、こちらでは洗練されて今風になってました。
いいんじゃないでしょうか。

あとがきによると、どうやら人気もあった様子。
趣味が違うらしい「あまなつまこと」センセにとっては大変でしょうけれど、このまま続けて欲しい傑作でした。

りかちゃんはうす (マンサンコミックス)りかちゃんはうす (マンサンコミックス)
(2007/05/29)
あまなつ まこと

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tag : コスプレラブコメショートカットパンチラ

■魔法特捜グリーディア (松沢慧)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・触手
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10(うち、表題作×4)
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松沢慧(まつざわけい)」センセの「魔法特捜グリーディア」です。

「松沢慧」センセと言えば…アイドル単行本「桃色シャイニングピーチ 」の印象が強い漫画家さん。
雰囲気は今もそのまんまですね。
いきなりですが、こちらの単行本でも「ライトニングピーチ」なんてバッタもんみたいな短編が収録されています。
登場しているキャラもほぼそのまんまですし、こりゃセンセのファンサービスですね。
まるでゲームのバットエンドのような展開も実にグッドでした(笑)

そんな訳で、今回の「魔法特捜グリーディア」は魔法婦警という表題作を中心に、魔法使い・獣使いから戦隊モノ、宇宙刑事にアイドル、トレジャーハンターなど、闘う勇ましい女の子が色々されてしまうという、実に分かりやすい内容。
そんなん好きな方には、まさにクリティカルヒットな単行本でしょう。

グリーディアさん.jpg
※実は魔法婦警の「グリーディアさん」です。
 期待通りにあっさり捕まるんですが…これが実はネタなのよ。

触手うねうねで↓表紙そのままという、「魔法特捜グリーディア」は単行本で唯一の連続漫画。
魔法を使う”魔法婦警”の「グリーディア」さんは闇魔法生物を不当に扱う犯人グループを追い詰めておりました。
投降しない相手に強攻魔装を発動させた「グリーディアさん」ですが、解き放たれた魔法生物には適わず、遂にその身を絡め取られてしまうのでした…。
だいたいそんな内容。続きが気になりますよね!

いわゆる戦闘ヒロインのえっち漫画でして、とにかくひたすらえろえろに流れる王道展開。
最初は強気に闘ったりしてますが、途中から立場が逆転して、しっかり攻められちゃっておりました。
ち…違う、わ…私そんなんじゃ
犯人グループから「えろい」と指摘され、そんなお約束台詞もあります。
任務のために必死に耐える姿など、ワンパターンと言われればその通りなんですが、これはこれで正解。

ちょいと気になる点が二つほど。
発動した「強行機動態」のコスチューム(↓表紙のやつね)ですが、もともと露出が大きく、脱げる(溶かされる)楽しみがやや薄くなってしまっているところ。
変身前の姿でもきっちりえっちされるんですが、途中で眼鏡が外れてしまうところ。
(※ちなみに、1話分はちゃんと眼鏡のままされてますから、逆に言えばサービスなんですけど)
そんなんは個人の性癖で、評価が大いに分かれるでしょう。
ラストもこれまた王道…と思いましたが、どっこいコレがひと捻りありました。
こんあたりは、さすが「松沢慧」センセ!というところですね。
しかし、漫画世界の警察もロクな組織ではなさそうですよ。

亜香音さんとジェリカさん.jpg
※左:魔法使い「亜香音さん」、右:トレジャーハンターの「ジェリカさん」です。
 また似たような構図を選んでしまいましたが…お二人ともむちむちぷりんです。
 
ちなみに、触手で色々されてしまう漫画は、そちらと「トレジャーハンター・ジェリカ~扉の果てに~」、「輝少女戦隊ライトニングピーチ」、「銀河特捜アリサ」というところで、他は直接(?)な無理矢理・強引系統。
なかでも、「ケモノの姫」はひでるさん見たことありませんが、某有名アニメ映画を若干意識したような漫画で、獣使いだけあって……わははははは。
そう、貴方が想像したとおりな展開ですよん。

太めな線ですが、あまり濃すぎないバランス良い絵柄。
身長が高く、むっちりと腰まわりが安定した、近所のお姉さんっぽい人物絵です。
縦長な顔と閉じた目の具合に特徴ありますね。
若干だけバランス悪いというか、大雑把に感じる所もありましたが、目立つものではないので問題ないでしょう。
カラーは良く描かれているので、↓表紙よりも裏表紙コマ絵からの判断をオススメします。

そんな訳で、だいたい似たような系統の漫画にて統一された構成で、↓表紙・タイトルからの期待を裏切らない単行本でした。
ショートカットで活動的な女の子は「松沢慧」センセの十八番。
それら一連のキーワードに直撃された方は、是非書店へゴー!!

魔法特捜グリーディア.jpg

魔法特捜グリーディア / 松沢 慧

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tag : ショートカットバットエンド

■姫武将政宗伝 ぼんたん!! (阿部川キネコ)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 戦国時代コメディー
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし4コマ、
      カバー裏にリンク別絵(クイズ)
・その他: カラー(3P)、現在1巻まで発売中。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「阿部川キネコ」センセの「姫武将政宗伝 ぼんたん!! 1巻」です。

はー、これもwebコミックの単行本化なんですか。
最近はあちこち増えているみたいですね。
(※参照: webコミック GENZO [毎月28日配信])
ひでるさんはやっぱり紙のが好きなんですけれど。
…アナログ人間ですね。

片倉小十郎景綱.jpg
※相棒「片倉小十郎景綱」です。
 わはは、そりゃーびっくりするでしょう。

こちらは書店にて偶然見かけ、さして冊数もない中でうまくゲットしました。
「阿部川キネコ」センセの漫画はどちらかで見かけたような…忘れましたが、記憶ありました。
正直なところ、そんなに好みの絵ではないんですよ。
一瞬迷ったりしましたが、こちらは手にとって正解。
戦国時代ファンには、別ブログで紹介しました連続ストーリー4コマ「SENGOKU/山科けいすけ」と共にオススメな1冊です。

伊達家の子、「萩姫」は可愛くもやんちゃな姫でした。
しかし、大人でも死に至るという「疱瘡(ほうそう)」の病にかかり、どうにか一命は取り留めたものの、その片目を失ってしまうのです。
当主「輝宗」は独眼となった「萩姫」を男として育てることを決め、「梵天丸」と名乗らせるのでした。
…大雑把ですが、だいたいはそんなお話。

↑そちらのあらすじから、歴史好きな方は「だいたい史実通りに進んでいくのかなー」、って勘が働いたでしょう。
その通りです。
一部オリジナルキャラも登場しますが、主要な登場人物は皆歴史上にて登場した人(武将)です。
その性格も、伝えられているイメージを極端にデフォルメされたもの。
また、有名シーンも漫画っぽくアレンジされてはいるものの、ちゃんと再現されておりました。
実際を知っている方、あるいは人気だった大河ドラマ独眼竜政宗」を視聴していた方ならば数倍楽しめるでしょう。
(※逆に言えば、漫画でだいたいの流れとか性格は掴むことが……出来るような気がする雰囲気があるかもしれない感じが……<延々続く>……)
なお、各話扉ページには登場キャラのエピソードが書かれておりますので、歴史を知らない人でも一応大丈夫。

梵天丸.jpg
※実は「萩姫」の「梵天丸」さんです。
 これで成長した姿をみたいですねー。どんなんなるんだろ。

漫画は「伊達政宗」の史実を基本とした、派手目な歴史コメディー
時代設定を極端に無視・破壊するようなネタはなく、それなりに戦国しておりました。
(※ちょっとはあります。そういうのが許せない方は注意…って、政宗が女の時点で無理ですか)
突拍子もないような、”政宗が女だった”というトンデモ設定についても、案外普通に受け入れて読めます。

導入部から半ばくらいまでは非常にギャグ色が強かったですが、後半などではシリアスな描写も増え、なかなかイイ感じ。
普段はやたらはっちゃけた性格の「梵天丸」が随所で見せる、鋭く思慮深いという落差ある描写が物語を引き締めておりました。
そうですね、キャラで言えば、娘(妹)の「義姫」にメロメロな最上親子が最近の流行っぽくて良かったです。
その流れで、仲が悪いところが表現されているのも見事。

最上親子.jpg
※こんなんが最上親子です。
 ひでるさんはこの3名がお気に入り。「義姫」が良いキャラですよ。

強いくっきり線ですが、全体としてはさらりとしたスッキリ絵。
多くの単行本を出されているだけあって安定感があり、広がるまつ毛に特徴があります。
コメディーでの崩しが派手で大きく、癖のある絵柄と共に人を選ぶでしょう。
↓表紙のキャラに不安を持った方は避けた方がいいかもしれません。
ひでるさんもそうでしたけれど、読んでしまえばさして気にならないとは思います。

現在は「梵天丸」7歳程度のお子ちゃまなんですが、とりあえず気になるのはコレがどこまで続くのか。
できるのであれば、ひでるさんが好きな「豊臣秀吉」との面会シーンあたりまでやってほしいんですけれど…これは難しいかなー。

ぼんたん.jpg

姫武将政宗伝ぼんたん!! 1 (1) / 阿部川 キネコ

◎宣伝 ⇒ 父「伊達輝宗」 <前編> <後編> [お寺さんぽ

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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