■わたしたちの田村くん 4巻[完結] (倉藤倖)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 恋愛・ラブコメ
・おまけ: あとがき(1,2,3,4)、原作・キャラデザコメント(1,2)、
番外編は描き下ろしの様子。
・その他: 原作「竹宮ゆゆこ」、番外編(1,2,3,4)、全4巻。
※括弧内数字は収録の巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「倉藤倖(くらふじ・さち)」センセの「わたしたちの田村くん 4巻[完結]」です。
原作が小説の漫画版ですね。
こないだの4巻が最終巻となりました。
結構お気に入りな漫画だっただけに、ちょっと残念です。
ほかのメディア展開とかは…ないのかな、どうかな。
※松澤小巻
電波系ヒロインな彼女。1,3巻裏表紙の後姿も可愛らしいです。
進路志望に”故郷の星へ帰る”などと書いてしまう「松澤小巻(まつざわ・こまき)」は中学3年の同級生でした。
偶然にその進路志望用紙を見てしまった主人公「田村雪貞(たむら・ゆきさだ)」は、そんな「松澤さん」に興味を持ち、またひょんな切っ掛けから彼女の深い過去を知ったことで、急速に親しい仲になっていくのです。
ついには告白をしたものの、高校受験前に転校したことからだんだん疎遠になってしまうのでした。
一方、高校での同級生「相馬広香(そうま・ひろか)」は、家庭教師をしていた兄の「直」の元教え子。
「氷の女王」だの「ツンドラ女王」だのと呼称される彼女は優れた容姿とキツイ性格がため、クラスでは浮いた存在になっていたのです。
「お前の秘密を知ってるぞ…」
些細な考えからの言葉は「相馬さん」に異なった感覚にて捉えられ、絡むことの多い彼女と徐々に親しくなっていくのです…。
まぁ、大雑把にはそんな感じ。
爽やか…なだけでないですが、読んでいて心地よい典型的なラブコメです。
主要キャラが男「田村くん」1人に女性「松澤さん」、「相馬さん」という2人ではありましたが、実はその女性2人はまったく接触がありません。
カバーでは仲良さげに並んで描かれておりますが、そんな訳で微妙に三角関係ではないところがミソなのでした。
4巻中扉のカラーでは、両手に花状態な「田村くん」が描かれておりましたが…皆一堂に会するシーンも見たかったなー。
たぶん、「田村くん」は終始落ち着かないことでしょう(笑)
※相馬広香
ツンデレ系ヒロイン。性格的なこともあり、彼女のが目立っておりましたね。
いわゆる不思議系な「松澤さん」が常に遠ざかろうとするのに対し、ツンデレな「相馬さん」はぐいぐい関わってくるタイプ。
それぞれ正反対というべき個性を持ちながら、どちらもなかなか重たい過去を背負っているのです。
2人とも別の意味で対人間関係がうまくなく、ちょっとお節介な「田村くん」がため、心を開くこととなるんですね。
そう、自分のことを”地味”だの”モテない”だのと言っておりましたが、あちこちのポイントで即実行に移してしまう、なかなか行動力を持ち合わせた男の子。
本人は卑下しておりますが、全然そうではないと思います。
小説版は知りませんが、漫画では「松澤さん」の転校後、高校受験に挑む場面から始まっておりました。
そのため、チョコを投げつけてきた「相馬さん」のが登場は早かったんですね。
1巻では、過去の回想から「松澤さん」に惹かれ、親しくなっていく描写。
現実シーンでは、「相馬さん」との出会いから高校での再会。そして近づく切っ掛けなどなど。
もっとも見どころの多い2巻では、転校する直前の「松澤さん」との回想、孤立してしまう「相馬さん」の過去が描かれておりました。この巻が最も好きです。
それぞれと急速に関係が接近することもあって、両ヒロインの感情爆発が見ものです。
「相馬さんって、誰?」
…という、最後の「松澤さん」からの手紙も秀逸ですね。(このあたりの裏話は4巻・番外編にて明らかになります)
その一文だけで、ガタカダに揺さぶられてしまう「「田村くん」
本来であれば、気持ちが通じ合った「相馬さん」とより恋人っぽくなっていく筈なんですが…2人の間で悩み始めるのが3巻。
「相馬さん」の告白を受けた「「田村くん」がどんな決断を下すのか、という最終4巻に繋がる構成なのでした。
※どうする、田村くん?!
やっぱり恋愛モノは揉めてナンボ(?)ですね。
強弱適度で引っ張りも巧みなので、こうしたラブコメが好きな方には刺さる漫画でしょう。
なお、「田村くん」の友人「高浦真一」の妹「玉井伊欧(たまい・いお)」
「不潔よー」が口癖の潔癖症で、黒魔術に凝っているという、サブの割に濃い設定なキャラクター。
各巻に収録された彼女の番外編は楽しく、特に3巻に収録された「キャラの設定資料紹介」では、ページの隅で「伊欧ちゃん」がいちいちツッコミを入れております。
些細な事なんですが、あれだけで単なる資料公開の面白さが倍増しておりました。
いや、このまま終わらせるには、惜しいですねー。
本編もいいですが、彼女も非常に良かったです。
※おまけ:玉井伊欧
でました、「不潔よー!」
細線のすっきり絵柄。
下手ではないですが極端な巧さもなく、素朴な雰囲気。
適度に荒れた感じも、逆にをそんなんを醸し出していると思いました。
全巻を通して安定感あり、バランスに優れております。
ただ、確立されている個性は人を選ぶかもしれません。
おおむね↓表紙の判断で問題ないでしょう。
…小説の絵柄の方がややアニメちっくかなぁ。
そちらと比べると、ややあっさり気味かもしれません。
わたしたちの田村くん 2 (2) (電撃コミックス)
わたしたちの田村くん 4 (4) (電撃コミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 恋愛・ラブコメ
・おまけ: あとがき(1,2,3,4)、原作・キャラデザコメント(1,2)、
番外編は描き下ろしの様子。
・その他: 原作「竹宮ゆゆこ」、番外編(1,2,3,4)、全4巻。
※括弧内数字は収録の巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「倉藤倖(くらふじ・さち)」センセの「わたしたちの田村くん 4巻[完結]」です。
原作が小説の漫画版ですね。
こないだの4巻が最終巻となりました。
結構お気に入りな漫画だっただけに、ちょっと残念です。
ほかのメディア展開とかは…ないのかな、どうかな。
※松澤小巻
電波系ヒロインな彼女。1,3巻裏表紙の後姿も可愛らしいです。
進路志望に”故郷の星へ帰る”などと書いてしまう「松澤小巻(まつざわ・こまき)」は中学3年の同級生でした。
偶然にその進路志望用紙を見てしまった主人公「田村雪貞(たむら・ゆきさだ)」は、そんな「松澤さん」に興味を持ち、またひょんな切っ掛けから彼女の深い過去を知ったことで、急速に親しい仲になっていくのです。
ついには告白をしたものの、高校受験前に転校したことからだんだん疎遠になってしまうのでした。
一方、高校での同級生「相馬広香(そうま・ひろか)」は、家庭教師をしていた兄の「直」の元教え子。
「氷の女王」だの「ツンドラ女王」だのと呼称される彼女は優れた容姿とキツイ性格がため、クラスでは浮いた存在になっていたのです。
「お前の秘密を知ってるぞ…」
些細な考えからの言葉は「相馬さん」に異なった感覚にて捉えられ、絡むことの多い彼女と徐々に親しくなっていくのです…。
まぁ、大雑把にはそんな感じ。
爽やか…なだけでないですが、読んでいて心地よい典型的なラブコメです。
主要キャラが男「田村くん」1人に女性「松澤さん」、「相馬さん」という2人ではありましたが、実はその女性2人はまったく接触がありません。
カバーでは仲良さげに並んで描かれておりますが、そんな訳で微妙に三角関係ではないところがミソなのでした。
4巻中扉のカラーでは、両手に花状態な「田村くん」が描かれておりましたが…皆一堂に会するシーンも見たかったなー。
たぶん、「田村くん」は終始落ち着かないことでしょう(笑)
※相馬広香
ツンデレ系ヒロイン。性格的なこともあり、彼女のが目立っておりましたね。
いわゆる不思議系な「松澤さん」が常に遠ざかろうとするのに対し、ツンデレな「相馬さん」はぐいぐい関わってくるタイプ。
それぞれ正反対というべき個性を持ちながら、どちらもなかなか重たい過去を背負っているのです。
2人とも別の意味で対人間関係がうまくなく、ちょっとお節介な「田村くん」がため、心を開くこととなるんですね。
そう、自分のことを”地味”だの”モテない”だのと言っておりましたが、あちこちのポイントで即実行に移してしまう、なかなか行動力を持ち合わせた男の子。
本人は卑下しておりますが、全然そうではないと思います。
小説版は知りませんが、漫画では「松澤さん」の転校後、高校受験に挑む場面から始まっておりました。
そのため、チョコを投げつけてきた「相馬さん」のが登場は早かったんですね。
1巻では、過去の回想から「松澤さん」に惹かれ、親しくなっていく描写。
現実シーンでは、「相馬さん」との出会いから高校での再会。そして近づく切っ掛けなどなど。
もっとも見どころの多い2巻では、転校する直前の「松澤さん」との回想、孤立してしまう「相馬さん」の過去が描かれておりました。この巻が最も好きです。
それぞれと急速に関係が接近することもあって、両ヒロインの感情爆発が見ものです。
「相馬さんって、誰?」
…という、最後の「松澤さん」からの手紙も秀逸ですね。(このあたりの裏話は4巻・番外編にて明らかになります)
その一文だけで、ガタカダに揺さぶられてしまう「「田村くん」
本来であれば、気持ちが通じ合った「相馬さん」とより恋人っぽくなっていく筈なんですが…2人の間で悩み始めるのが3巻。
「相馬さん」の告白を受けた「「田村くん」がどんな決断を下すのか、という最終4巻に繋がる構成なのでした。
※どうする、田村くん?!
やっぱり恋愛モノは揉めてナンボ(?)ですね。
強弱適度で引っ張りも巧みなので、こうしたラブコメが好きな方には刺さる漫画でしょう。
なお、「田村くん」の友人「高浦真一」の妹「玉井伊欧(たまい・いお)」
「不潔よー」が口癖の潔癖症で、黒魔術に凝っているという、サブの割に濃い設定なキャラクター。
各巻に収録された彼女の番外編は楽しく、特に3巻に収録された「キャラの設定資料紹介」では、ページの隅で「伊欧ちゃん」がいちいちツッコミを入れております。
些細な事なんですが、あれだけで単なる資料公開の面白さが倍増しておりました。
いや、このまま終わらせるには、惜しいですねー。
本編もいいですが、彼女も非常に良かったです。
※おまけ:玉井伊欧
でました、「不潔よー!」
細線のすっきり絵柄。
下手ではないですが極端な巧さもなく、素朴な雰囲気。
適度に荒れた感じも、逆にをそんなんを醸し出していると思いました。
全巻を通して安定感あり、バランスに優れております。
ただ、確立されている個性は人を選ぶかもしれません。
おおむね↓表紙の判断で問題ないでしょう。
…小説の絵柄の方がややアニメちっくかなぁ。
そちらと比べると、ややあっさり気味かもしれません。
わたしたちの田村くん 1 (1) (電撃コミックス) (2006/12/16) 竹宮 ゆゆこ 商品詳細を見る |
わたしたちの田村くん 3 (3) (電撃コミックス) (2008/01/26) 竹宮 ゆゆこ 商品詳細を見る |
わたしたちの田村くん 2 (2) (電撃コミックス)
わたしたちの田村くん 4 (4) (電撃コミックス)
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■ボクの家のクルリ様 (カイシンシ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、
カバー裏にカラー別絵・コメント。
・その他: カラー(6P)、短編×10
(うち「ボクの家のクルリ様」×4、「すきいみ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「カイシンシ」センセの「ボクの家のクルリ様」です。
お疲れ様です。
時間・体力共にぎりぎりなので、さっそく始めます。
「カイシンシ」センセの3冊目となる単行本「ボクの家のクルリ様」ですね。
以前紹介しました「こいのいろ」は、ほぼ大まかには1年前。
なんだか、つい先日くらいだったと思っていましたが…これは無意識に刺さっていたという証拠かもしれませんねー。
※神様「クルリ様」です。
もうちょっと丈が短ければ、パンチラとか楽しめたんですが…。
さて、2冊目「こいのいろ」ではレベルアップ(笑)する「可奈美」ちゃんが非常に印象的だった、「はじめて大作戦」を中心に、ほか短編という構成でした。
今回は、表題作を含む2本の連続話と短編という収録になっております。
容姿的に目立つ「クルリ」様のシリーズ、重たく緊張感ある「すきいみ」シリーズと、読者の方にはどちらかざっくり刺さると思われます。
表題作の連続話「ボクの家のクルリ様」
交通事故に遭いかけた「桃次郎」を救ったのは、ツインテールなロリ神様「クルリ様」でした。
「あたしは便利屋じゃないの!自分達でなんとかしなさい!」
お願いに対して、堂々とそんなことを言い放つ「クルリ様」
なぜか「桃次郎くん」を気に入ったらしく、彼のことを「しもべ」と呼び、勝手に同居を始めるのでした。
だいたいそんなん。
カバー、カバー裏のカラー絵、さらにあとがき背景まで、こちらの「クルリ様」だらけでした。
(※ちなみに前巻はあちこち「可奈美ちゃん」づくし)
単純えっちなお話で、4話ほど続いている割にさしたるストーリーではありません。
もっと他の服を着せればよかった、と書かれておりましたがその通りで、シチュエーション的にもやや弱め。
ラブラブでぐいぐい迫ってくる「可奈美ちゃん」と違い、こちらの「クルリ様」は経験豊富(たぶん)なだけ、色々ありそうなのでした。
特に、ヤキモチ焼く2話目の「クルリ様」は可愛らしいですね。
「ダメ!他の女の子見ちゃ!!」
とかなんとか言っておりました。
そのえっちシーンなどで、「やっと見つけた」とか気になる台詞を言っていたんですが…あとがきにて、詳細が書かれておりました。
うーん、文字でなく普通に漫画として読みたかったんですが…。
難しいんでしょうね。
登場キャラも、ほとんど「クルリ様」と「桃次郎くん」だけでしたが、せっかく嫉妬するキャラなので、もっとヤキモキさせたのが良かったかなぁ。
4話目も、起きるのが早過ぎだと思うのだけれど。
※悩む「伊乃さん」です。
ううん、この感覚が切ないですね。いいですね。
前単行本に1話目が収録されている「すきいみ」シリーズ。
今回は3話ほど収録されており、こちらはまだまだ続くようなのでした…。
親友「伊乃」さんの兄「裕貴」くんに恋をした「ほなか」さん。
その応援にて無事告白を果たした「ほなかさん」は、「伊乃さん」の導きもあってえっちまですませ、晴れて恋人同士になったのです。
「わたしが1番いいって…言ったのに」
しかし、その裏で「伊乃さん」は複雑な心境で苦しんでいたのでした。
※もうひとつ「伊乃さん」です。
でも、この娘お兄ちゃんと~~~前にもなんかしらありそうね。
今回収録は、おおよそストーリーの中盤くらいまでのようです。
鬱屈した気持ちを抱える「伊乃さん」がよく描かれた、追い込み系漫画。
特に「すきいみ4~告白~」では、ある人から告白された「伊乃さん」の反応が秀逸なのでした。
うん、これはいいですねー!こんなんいいですよぅー。
その告白が純粋なだけ、より「伊乃さん」は苦しんでいくと思われます。(←たぶん)
爆発まであと何秒、って感じですかね。
それだけに、「すきいみ3~すきとスキ~」での過去話が重要なのです。
お兄ちゃん、最低っ!!
絵柄そのまま、ラブコメちっくな楽しいお話が多い収録の中にて、異彩を放っている連続話でした。
どうせなら一気に読みたいんですが…「カイシンシ」センセ自身、何かしらを削って描かれているらしく、なかなか時間がかかっているようです。
応援してます、ぜひラストまで頑張って下さい!
(※個人的には、ドロドロなラストを希望。…どうなるんだろう)
※左:奈央さん、右:琴音さん。
単純にキャラで言えば、こちらの「奈央さん」がお気に入りです。また登場しないかなぁ。
ほか、わさびだのからしだのというお弁当が楽しい「うーすけ」さんのラブコメ「わんこすたいる」、冷静沈着な「琴音」さんの「げんきのチカラ」、和風メイド「奈央」さんの「ちょいワル御主人様」、などが収録されておりました。
天然なまま、常に思考の上をいっている「奈央さん」がなんとも素敵なんですね。
こちらの短編がラストの収録であったため、「すきいみ」でのもやもやは綺麗さっぱり吹き飛ぶことと思います(笑)
強い線でのすっきり絵柄。
大きめのキャラ絵・コマ割りで、濃淡はやや薄め。白比率が高いのです。
それだけに、若干バランスの悪い箇所が目立ちました。(気にならない程度、ちょっとね)
目が大きく、幅広な輪郭のロリ絵柄。
和風メイド「奈央さん」はそこそこの年齢(おそらく)、「琴音さん」・「ほなかさん」はそれなりのバストサイズだったり、↓表紙の雰囲気とは裏腹にロリの一辺倒ではありません。
可愛い容姿には違いないですけど、ジャンル違いにご注意下さい。
絵柄の判断については、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
個性が確立され、前巻よりも安定感ありました。
各短編によって多少処理の違いがあるようですけれど。
この、いかにも屈託ない絵柄での、ブラックな漫画に直撃されました。
「カイシンシ」センセは大変なようでしたが、ラブコメと共に描き続けてほしいジャンルです。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、
カバー裏にカラー別絵・コメント。
・その他: カラー(6P)、短編×10
(うち「ボクの家のクルリ様」×4、「すきいみ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「カイシンシ」センセの「ボクの家のクルリ様」です。
お疲れ様です。
時間・体力共にぎりぎりなので、さっそく始めます。
「カイシンシ」センセの3冊目となる単行本「ボクの家のクルリ様」ですね。
以前紹介しました「こいのいろ」は、ほぼ大まかには1年前。
なんだか、つい先日くらいだったと思っていましたが…これは無意識に刺さっていたという証拠かもしれませんねー。
※神様「クルリ様」です。
もうちょっと丈が短ければ、パンチラとか楽しめたんですが…。
さて、2冊目「こいのいろ」ではレベルアップ(笑)する「可奈美」ちゃんが非常に印象的だった、「はじめて大作戦」を中心に、ほか短編という構成でした。
今回は、表題作を含む2本の連続話と短編という収録になっております。
容姿的に目立つ「クルリ」様のシリーズ、重たく緊張感ある「すきいみ」シリーズと、読者の方にはどちらかざっくり刺さると思われます。
表題作の連続話「ボクの家のクルリ様」
交通事故に遭いかけた「桃次郎」を救ったのは、ツインテールなロリ神様「クルリ様」でした。
「あたしは便利屋じゃないの!自分達でなんとかしなさい!」
お願いに対して、堂々とそんなことを言い放つ「クルリ様」
なぜか「桃次郎くん」を気に入ったらしく、彼のことを「しもべ」と呼び、勝手に同居を始めるのでした。
だいたいそんなん。
カバー、カバー裏のカラー絵、さらにあとがき背景まで、こちらの「クルリ様」だらけでした。
(※ちなみに前巻はあちこち「可奈美ちゃん」づくし)
単純えっちなお話で、4話ほど続いている割にさしたるストーリーではありません。
もっと他の服を着せればよかった、と書かれておりましたがその通りで、シチュエーション的にもやや弱め。
ラブラブでぐいぐい迫ってくる「可奈美ちゃん」と違い、こちらの「クルリ様」は経験豊富(たぶん)なだけ、色々ありそうなのでした。
特に、ヤキモチ焼く2話目の「クルリ様」は可愛らしいですね。
「ダメ!他の女の子見ちゃ!!」
とかなんとか言っておりました。
そのえっちシーンなどで、「やっと見つけた」とか気になる台詞を言っていたんですが…あとがきにて、詳細が書かれておりました。
うーん、文字でなく普通に漫画として読みたかったんですが…。
難しいんでしょうね。
登場キャラも、ほとんど「クルリ様」と「桃次郎くん」だけでしたが、せっかく嫉妬するキャラなので、もっとヤキモキさせたのが良かったかなぁ。
4話目も、起きるのが早過ぎだと思うのだけれど。
※悩む「伊乃さん」です。
ううん、この感覚が切ないですね。いいですね。
前単行本に1話目が収録されている「すきいみ」シリーズ。
今回は3話ほど収録されており、こちらはまだまだ続くようなのでした…。
親友「伊乃」さんの兄「裕貴」くんに恋をした「ほなか」さん。
その応援にて無事告白を果たした「ほなかさん」は、「伊乃さん」の導きもあってえっちまですませ、晴れて恋人同士になったのです。
「わたしが1番いいって…言ったのに」
しかし、その裏で「伊乃さん」は複雑な心境で苦しんでいたのでした。
※もうひとつ「伊乃さん」です。
でも、この娘お兄ちゃんと~~~前にもなんかしらありそうね。
今回収録は、おおよそストーリーの中盤くらいまでのようです。
鬱屈した気持ちを抱える「伊乃さん」がよく描かれた、追い込み系漫画。
特に「すきいみ4~告白~」では、ある人から告白された「伊乃さん」の反応が秀逸なのでした。
うん、これはいいですねー!こんなんいいですよぅー。
その告白が純粋なだけ、より「伊乃さん」は苦しんでいくと思われます。(←たぶん)
爆発まであと何秒、って感じですかね。
それだけに、「すきいみ3~すきとスキ~」での過去話が重要なのです。
お兄ちゃん、最低っ!!
絵柄そのまま、ラブコメちっくな楽しいお話が多い収録の中にて、異彩を放っている連続話でした。
どうせなら一気に読みたいんですが…「カイシンシ」センセ自身、何かしらを削って描かれているらしく、なかなか時間がかかっているようです。
応援してます、ぜひラストまで頑張って下さい!
(※個人的には、ドロドロなラストを希望。…どうなるんだろう)
※左:奈央さん、右:琴音さん。
単純にキャラで言えば、こちらの「奈央さん」がお気に入りです。また登場しないかなぁ。
ほか、わさびだのからしだのというお弁当が楽しい「うーすけ」さんのラブコメ「わんこすたいる」、冷静沈着な「琴音」さんの「げんきのチカラ」、和風メイド「奈央」さんの「ちょいワル御主人様」、などが収録されておりました。
天然なまま、常に思考の上をいっている「奈央さん」がなんとも素敵なんですね。
こちらの短編がラストの収録であったため、「すきいみ」でのもやもやは綺麗さっぱり吹き飛ぶことと思います(笑)
強い線でのすっきり絵柄。
大きめのキャラ絵・コマ割りで、濃淡はやや薄め。白比率が高いのです。
それだけに、若干バランスの悪い箇所が目立ちました。(気にならない程度、ちょっとね)
目が大きく、幅広な輪郭のロリ絵柄。
和風メイド「奈央さん」はそこそこの年齢(おそらく)、「琴音さん」・「ほなかさん」はそれなりのバストサイズだったり、↓表紙の雰囲気とは裏腹にロリの一辺倒ではありません。
可愛い容姿には違いないですけど、ジャンル違いにご注意下さい。
絵柄の判断については、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
個性が確立され、前巻よりも安定感ありました。
各短編によって多少処理の違いがあるようですけれど。
この、いかにも屈託ない絵柄での、ブラックな漫画に直撃されました。
「カイシンシ」センセは大変なようでしたが、ラブコメと共に描き続けてほしいジャンルです。
ボクの家のクルリ様 (TENMAコミックス RiN) (2008/06/20) カイシンシ 商品詳細を見る |
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■ディスバニッシュ (みたくるみ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : OL・変身
・おまけ: あとがき、折り返しにコメント。
・その他: とじ込みポスターあり、
全て表題作(10話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「DisVanish ディスバニッシュ」です。
先週に続いて業務の負荷があり、時間の厳しい毎日です。
毎度ながら、ちょろっとでいきます。
さて、こないだ紹介しました「誘惑したいカラダ」が初単行本という「みたくるみ」センセ。
なんと、早くも2冊目なのです。
しかも発売された「DisVanish ディスバニッシュ」は、一般系で連続話という単行本なの。
…めちゃ順調ですね!
※「黛アヤ」変身前です。
普段は眼鏡でポニーテールな「アヤさん」、左は変身のため誘惑してるのです。
真面目なんですが、空回りすること頻繁なOL「黛アヤ(まゆずみ・あや)」さん。
ドジで失敗多く、商談でも資料を不足させた上に、お客様を引っぱたいてしまうなど、仕事ぶりにはかなり問題があったのでした。
一生懸命ながら結果がついてこない毎日で、「アヤさん」はなんとか自分自身を変えたいと思っていたのです。
そんな頃、コンビニで貰った人形(※ミディム)を眺めていると…。
「今後は私に従ってもらう。もしも逆らえば…呪いで死ぬよ!」
とかなんとか突然に動き出し、喋ったソレは「アヤさん」の体内へ呪いのアイテムを無理やり埋め込むのでした。
こうして、願望そのまま変身ヒロインとなってしまったのです。
がしかし、変身のためには男の体液(笑)を飲み込まなければならず…。
だいたい、そんな感じ。
もしかしたらお気づきな方がいるかもしれませんが、昨日に続く変身ネタだったので、こちらの漫画を選択しました。
お話としては、「アヤさん」の成長物語…ですよね。
業務から自分自身にコンプレックス・悩みを抱えていた彼女が、”変身ヒロインとして頑張ったことで、ある種の壁を乗り越える”、みたいな流れ。
呪いどうのという当初のネタは置いといて、”自分を変えたい”という願望が闘う主な動機になっているんですが…これがやや弱いかなぁ。
漫画中に描かれていたのは些細な失敗なので、痛々しい場面も多い戦いの世界に身を置くというのには、違和感がありました。
もっと、泥水をすするような、ドロ臭いものがあってもいいかなぁ。
そんなんだと、違う漫画になっちゃうか。
パンチラな日常、薄くむちむちとしたスーツ姿の変身後という、目に優しいところはポイント。
胸を触られたり、拘束されたりするピンチシーンも多く、直接どうの~というまではありませんでしたが、なかなかエロティックで期待通りな展開でした。
こちらの「ヴァルキリーコミックス」は何冊が読んでおりますが、基本路線にかなり忠実ではないでしょうか。
※「黛アヤ」変身後
変身描写とか、「青い地球を守るため、胸の鼓動がどうのこうの」…みたいな台詞もほしかったなぁ。
シリーズではお馴染み(?)の触手に攻められたり、スーツを破かれたりもあります。
前半部分はけっこう頑張っているかなーというくらいの印象でしたが、5話目以降ではバストトップの露出も少なくなかったです。
ひでるさんは、そちらを描く、隠すというあたりは、えっち描写での基準であると考えております。
(※ほか、直接してしまう描写のある・なし、…とか。他にもあるけどまた今度)
直接えっち描写のない一般単行本で考えると、頑張ったと思います。
自分の意思とは関係なく、スーツを脱いでしまいそうになるという6、7話目のシチュエーションは特に良かったです。
「ザクレ様」万歳!
その後、力尽きて変身も解けてしまう「アヤさん」は、「ザクレ様」に色々調べられてしまうんですが…なんで下着姿かなー。
お話としても後半の盛り上がってくる場面だったので、あそこは「みたくるみ」センセにもうひと頑張りしてほしかったですよ。
健康診断じゃーないんだから。
これは出版社の意向なんですかねぇ。
ちなみに、変身する際にはたいていキスしてましたが、「体液」ということなので、血液でも、アレでもいいのです。
1話目でのシーンで、「体液を~」という台詞と抵抗している「アヤさん」のコマがため、いきなりアレを想像していたひでるさん。
すっかり、発想が成年漫画です(笑)
細線の安定したデジタル絵柄。
以前紹介しました初単行本「誘惑したいカラダ」よりも安定感は増しており、綺麗な仕上がりでした。
そこそこごっちゃりとしていても、濃淡が薄めの洗練された絵で、見やすいのです。
逆に言うと、よくまとまり過ぎなので、アクションとしての雰囲気、派手さとしては弱いかもしれません。
動きは巧い方でしたけどね。(背景はあっさりでしたが)
すらりとしたキャラ絵は、お姉さん系が揃ったお話とよく合致しております。
判断には、カラーでも変化ないので↓表紙・裏表紙にてどうぞ。
あのコスチュームが気に入れば、ほぼ間違いなく楽しめるでしょう。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : OL・変身
・おまけ: あとがき、折り返しにコメント。
・その他: とじ込みポスターあり、
全て表題作(10話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「DisVanish ディスバニッシュ」です。
先週に続いて業務の負荷があり、時間の厳しい毎日です。
毎度ながら、ちょろっとでいきます。
さて、こないだ紹介しました「誘惑したいカラダ」が初単行本という「みたくるみ」センセ。
なんと、早くも2冊目なのです。
しかも発売された「DisVanish ディスバニッシュ」は、一般系で連続話という単行本なの。
…めちゃ順調ですね!
※「黛アヤ」変身前です。
普段は眼鏡でポニーテールな「アヤさん」、左は変身のため誘惑してるのです。
真面目なんですが、空回りすること頻繁なOL「黛アヤ(まゆずみ・あや)」さん。
ドジで失敗多く、商談でも資料を不足させた上に、お客様を引っぱたいてしまうなど、仕事ぶりにはかなり問題があったのでした。
一生懸命ながら結果がついてこない毎日で、「アヤさん」はなんとか自分自身を変えたいと思っていたのです。
そんな頃、コンビニで貰った人形(※ミディム)を眺めていると…。
「今後は私に従ってもらう。もしも逆らえば…呪いで死ぬよ!」
とかなんとか突然に動き出し、喋ったソレは「アヤさん」の体内へ呪いのアイテムを無理やり埋め込むのでした。
こうして、願望そのまま変身ヒロインとなってしまったのです。
がしかし、変身のためには男の体液(笑)を飲み込まなければならず…。
だいたい、そんな感じ。
もしかしたらお気づきな方がいるかもしれませんが、昨日に続く変身ネタだったので、こちらの漫画を選択しました。
お話としては、「アヤさん」の成長物語…ですよね。
業務から自分自身にコンプレックス・悩みを抱えていた彼女が、”変身ヒロインとして頑張ったことで、ある種の壁を乗り越える”、みたいな流れ。
呪いどうのという当初のネタは置いといて、”自分を変えたい”という願望が闘う主な動機になっているんですが…これがやや弱いかなぁ。
漫画中に描かれていたのは些細な失敗なので、痛々しい場面も多い戦いの世界に身を置くというのには、違和感がありました。
もっと、泥水をすするような、ドロ臭いものがあってもいいかなぁ。
そんなんだと、違う漫画になっちゃうか。
パンチラな日常、薄くむちむちとしたスーツ姿の変身後という、目に優しいところはポイント。
胸を触られたり、拘束されたりするピンチシーンも多く、直接どうの~というまではありませんでしたが、なかなかエロティックで期待通りな展開でした。
こちらの「ヴァルキリーコミックス」は何冊が読んでおりますが、基本路線にかなり忠実ではないでしょうか。
※「黛アヤ」変身後
変身描写とか、「青い地球を守るため、胸の鼓動がどうのこうの」…みたいな台詞もほしかったなぁ。
シリーズではお馴染み(?)の触手に攻められたり、スーツを破かれたりもあります。
前半部分はけっこう頑張っているかなーというくらいの印象でしたが、5話目以降ではバストトップの露出も少なくなかったです。
ひでるさんは、そちらを描く、隠すというあたりは、えっち描写での基準であると考えております。
(※ほか、直接してしまう描写のある・なし、…とか。他にもあるけどまた今度)
直接えっち描写のない一般単行本で考えると、頑張ったと思います。
自分の意思とは関係なく、スーツを脱いでしまいそうになるという6、7話目のシチュエーションは特に良かったです。
「ザクレ様」万歳!
その後、力尽きて変身も解けてしまう「アヤさん」は、「ザクレ様」に色々調べられてしまうんですが…なんで下着姿かなー。
お話としても後半の盛り上がってくる場面だったので、あそこは「みたくるみ」センセにもうひと頑張りしてほしかったですよ。
健康診断じゃーないんだから。
これは出版社の意向なんですかねぇ。
ちなみに、変身する際にはたいていキスしてましたが、「体液」ということなので、血液でも、アレでもいいのです。
1話目でのシーンで、「体液を~」という台詞と抵抗している「アヤさん」のコマがため、いきなりアレを想像していたひでるさん。
すっかり、発想が成年漫画です(笑)
細線の安定したデジタル絵柄。
以前紹介しました初単行本「誘惑したいカラダ」よりも安定感は増しており、綺麗な仕上がりでした。
そこそこごっちゃりとしていても、濃淡が薄めの洗練された絵で、見やすいのです。
逆に言うと、よくまとまり過ぎなので、アクションとしての雰囲気、派手さとしては弱いかもしれません。
動きは巧い方でしたけどね。(背景はあっさりでしたが)
すらりとしたキャラ絵は、お姉さん系が揃ったお話とよく合致しております。
判断には、カラーでも変化ないので↓表紙・裏表紙にてどうぞ。
あのコスチュームが気に入れば、ほぼ間違いなく楽しめるでしょう。
ディスバニッシュ (ヴァルキリーコミックス) (ヴァルキリーコミックス) (2008/06/29) みたくるみ 商品詳細を見る |
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■プラちな+ (らっこ)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・変身
・おまけ: あとがき漫画「反省会スペサル」、
ゲストページ、カバー裏に別絵・最後のあとがき、
4コマ「ちなミニ+」(たぶん描き下ろし)
・その他: カラー(10P)、全て表題作(9話収録)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「らっこ」センセの「プラちな+」です。
えー、いきなりですが、すみません。
つい先日のブログ記事にて、”発売された他の成年系が弱い”とかなんとか書いてしまいましたが…こちらは非常に良かったです。
大変失礼しました。「らっこ」センセ、ごめんなさい。
やっぱり漫画というのは読まなければわかりませんね~。
そんな訳で、当ブログでは「チェリー・ボム」を紹介しております「らっこ」センセ。
こちらは4冊目の単行本で、センセ初の1冊まるまる表題作という長編漫画なのでした。
※物理教師「綾坂ちなみ」
別人に見えますが、コレが同一人物(笑)簡単には、そんな話ですよ。
「綾坂ちなみ」は凹山学園・写真部の顧問教師。
わずか2名となり、部室もなくなってしまった写真部を再建するという名目により、写真モデルを引き受けておりました。
普段は外すとモノが見えなくなるという視力がため、瓶底眼鏡をかけている、ちんちくりんな「ちなみ先生」
しかし眼鏡を外すと、物理法則をも捻じ曲げる(※担当教科が物理)、むちむちセクシーボディーな女性になるのです。
また、生徒会副会長にしてその妹「綾坂いるみ」は、逆に眼鏡を外すとちんまりしたロリ少女になってしまうという、トンデモない姉妹だったのでした。
…大まかにはそんな感じ。
「眼鏡外すと印象がガラッと変わる子ってよくいるでしょ?ちなみちゃんもソッチ系なんだよねー」
いやいや、だよねーってな問題じゃーないでしょ。
漫画中でも即座に突っ込まれておりましたが、”眼鏡の着脱で変身する姉妹”の活躍する、テンション高いえっちコメディーです。
元々は2冊目の単行本「ムリクリ」に収録された連続話(※2話あるようです)から、キャラと設定の一部を引き継いだものなんだとか。
そちらを所持している方には、より楽しめるかもしれません。
ヒロイン「ちなみ先生」は写真部・部長「西山怜」の言われるがまま、えっち写真・動画のモデルになっているだけでなく、悪霊退治から演劇・呼び込みまで手伝っており、そのいい金ヅルとなっておりました。
こりゃ、優しいというよりも天然ですね。
また、自らの裸について恥ずかしいという感情はあるようでしたが、海へ繰り出す4話では、ガムテープにて大事な部分だけを隠した姿で登場しておりました。
案の定、6コマ先では早くも剥がれてたりして…もっとしっかり隠して下さい(笑)
どんな教師だ。
※生徒会・副会長「綾坂いるみ」
ちんまりとした姿は、瓶底眼鏡でないだけ「いるみさん」のが可愛いのです。
ひでるさんは、こちらの流れされ系な「ちなみ先生」派なんですが、漫画では準ヒロインという「いるみさん」のが性格の強さもあってか前に出やすく、やたら目立っておりました。
2人登場の回では、ことごとく「ちなみ先生」が押し負けていたのが残念です。
まぁ、このあたりは完全に好みの問題でしょうけれど。
始まって数話くらい、単独ヒロインで引っ張って欲しかったのですよ。
ちなみに、「らっこ」センセ曰く、
「いるみさんのがいじりやすかった」(※最後のあとがきより抜粋)
…ということで、初メインとなった2話から、強盗の3話、海の4話、弟「あきら」くんとの6話、お姫様コスプレの7話メイド姿の8話…などなど、各所でよく動いておりました。
言動は「S」なのに、本当はアブノな「M」というややこしい設定のキャラで、コロコロ変化する性格が実に独特。
ちょっと都合良すぎな感じもありましたけどね。
ここは良し悪しかなぁ。
弟「あきらくん」をやたら意識して恥ずかしがっている描写が印象的な2話。
続いて、寝付けなかった「あきらくん」との6話では意外なほどに”お姉ちゃん”しており、えっちはともかくとして、あまり見せなかった優しい表情が良かったです。
普段からあー接していれば、寝言の名前だって違ったかもしれないのに…。
※おまけ1:お姉ちゃん、な「いるみさん」
このお話だけで、だいぶ「いるみさん」の評価が変わったひでるさんです。
えっちシーンでは、「入部して下さい」という言葉を効果的に利用していた1話とか、両極端な「いるみさん」の魅力満載な2、3話、放尿シーンのある巫女コスプレの5話。
さらに、お姫様の「いるみさん」、騎士の「ちなみ先生」という逆のが良さそうな演劇えっちの7話、収録では最初で最後の複数プレイとなる9話などがありました。
なお、大小変身という成年漫画では、「幸田朋弘」センセの代表作「Pろいど3」というのが思い出されました。
そちらはロリ形体でのえっちについても描かれておりましたが、「プラちな+」ではメイドコスプレな8話にちょっとだけ。
そんなん好きな方は残念賞。
また、せっかく「ちなみ先生」は教師だと言うのに、教鞭を執るシーンなどが一切ありませんでした。
いろいろとシチュエーションが考えられるのに、もったいないなぁ。
そんなんも、「いるみさん」のキャラが強かった影響ですかね。
おまけ2:女の子、な「ちなみ先生」
これもいいですねー。ちなみに、バニーコスプレなのです。
細く丁寧な線ですが、トーン・ベタの処理と細部まで描き込まれたページがため、かなりのこってり系です。
液体から肉表現など、派手で濃い目。
コメディー描写からえっちシーンまで、アップテンポの激しい漫画に仕上がっておりました。
ロリ・アダルト形体のどちらもバランスに優れたキャラ絵で、非常に表情豊か。
ちょっと癖は強めだと思いますが、巧い方です。
白黒絵の良さを失わないカラー絵なので、判断には↓表紙で問題ないでしょう。
…以上、色々書かせて頂きました。
ネタのもっとも基本となる変身について、”錯覚”だの”印象変わる”だのという一言だけで片付ける描写がなによりも楽しいのです。
きっちりとした最終回が描かれていないのは、読み手次第で良し悪し。
とりあえず、”これで一区切り”というように書かれていたので、次もあり得ると思われます。
期待して待ちましょう。
プラちな+ (真激COMICS)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・変身
・おまけ: あとがき漫画「反省会スペサル」、
ゲストページ、カバー裏に別絵・最後のあとがき、
4コマ「ちなミニ+」(たぶん描き下ろし)
・その他: カラー(10P)、全て表題作(9話収録)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「らっこ」センセの「プラちな+」です。
えー、いきなりですが、すみません。
つい先日のブログ記事にて、”発売された他の成年系が弱い”とかなんとか書いてしまいましたが…こちらは非常に良かったです。
大変失礼しました。「らっこ」センセ、ごめんなさい。
やっぱり漫画というのは読まなければわかりませんね~。
そんな訳で、当ブログでは「チェリー・ボム」を紹介しております「らっこ」センセ。
こちらは4冊目の単行本で、センセ初の1冊まるまる表題作という長編漫画なのでした。
※物理教師「綾坂ちなみ」
別人に見えますが、コレが同一人物(笑)簡単には、そんな話ですよ。
「綾坂ちなみ」は凹山学園・写真部の顧問教師。
わずか2名となり、部室もなくなってしまった写真部を再建するという名目により、写真モデルを引き受けておりました。
普段は外すとモノが見えなくなるという視力がため、瓶底眼鏡をかけている、ちんちくりんな「ちなみ先生」
しかし眼鏡を外すと、物理法則をも捻じ曲げる(※担当教科が物理)、むちむちセクシーボディーな女性になるのです。
また、生徒会副会長にしてその妹「綾坂いるみ」は、逆に眼鏡を外すとちんまりしたロリ少女になってしまうという、トンデモない姉妹だったのでした。
…大まかにはそんな感じ。
「眼鏡外すと印象がガラッと変わる子ってよくいるでしょ?ちなみちゃんもソッチ系なんだよねー」
いやいや、だよねーってな問題じゃーないでしょ。
漫画中でも即座に突っ込まれておりましたが、”眼鏡の着脱で変身する姉妹”の活躍する、テンション高いえっちコメディーです。
元々は2冊目の単行本「ムリクリ」に収録された連続話(※2話あるようです)から、キャラと設定の一部を引き継いだものなんだとか。
そちらを所持している方には、より楽しめるかもしれません。
ヒロイン「ちなみ先生」は写真部・部長「西山怜」の言われるがまま、えっち写真・動画のモデルになっているだけでなく、悪霊退治から演劇・呼び込みまで手伝っており、そのいい金ヅルとなっておりました。
こりゃ、優しいというよりも天然ですね。
また、自らの裸について恥ずかしいという感情はあるようでしたが、海へ繰り出す4話では、ガムテープにて大事な部分だけを隠した姿で登場しておりました。
案の定、6コマ先では早くも剥がれてたりして…もっとしっかり隠して下さい(笑)
どんな教師だ。
※生徒会・副会長「綾坂いるみ」
ちんまりとした姿は、瓶底眼鏡でないだけ「いるみさん」のが可愛いのです。
ひでるさんは、こちらの流れされ系な「ちなみ先生」派なんですが、漫画では準ヒロインという「いるみさん」のが性格の強さもあってか前に出やすく、やたら目立っておりました。
2人登場の回では、ことごとく「ちなみ先生」が押し負けていたのが残念です。
まぁ、このあたりは完全に好みの問題でしょうけれど。
始まって数話くらい、単独ヒロインで引っ張って欲しかったのですよ。
ちなみに、「らっこ」センセ曰く、
「いるみさんのがいじりやすかった」(※最後のあとがきより抜粋)
…ということで、初メインとなった2話から、強盗の3話、海の4話、弟「あきら」くんとの6話、お姫様コスプレの7話メイド姿の8話…などなど、各所でよく動いておりました。
言動は「S」なのに、本当はアブノな「M」というややこしい設定のキャラで、コロコロ変化する性格が実に独特。
ちょっと都合良すぎな感じもありましたけどね。
ここは良し悪しかなぁ。
弟「あきらくん」をやたら意識して恥ずかしがっている描写が印象的な2話。
続いて、寝付けなかった「あきらくん」との6話では意外なほどに”お姉ちゃん”しており、えっちはともかくとして、あまり見せなかった優しい表情が良かったです。
普段からあー接していれば、寝言の名前だって違ったかもしれないのに…。
※おまけ1:お姉ちゃん、な「いるみさん」
このお話だけで、だいぶ「いるみさん」の評価が変わったひでるさんです。
えっちシーンでは、「入部して下さい」という言葉を効果的に利用していた1話とか、両極端な「いるみさん」の魅力満載な2、3話、放尿シーンのある巫女コスプレの5話。
さらに、お姫様の「いるみさん」、騎士の「ちなみ先生」という逆のが良さそうな演劇えっちの7話、収録では最初で最後の複数プレイとなる9話などがありました。
なお、大小変身という成年漫画では、「幸田朋弘」センセの代表作「Pろいど3」というのが思い出されました。
そちらはロリ形体でのえっちについても描かれておりましたが、「プラちな+」ではメイドコスプレな8話にちょっとだけ。
そんなん好きな方は残念賞。
また、せっかく「ちなみ先生」は教師だと言うのに、教鞭を執るシーンなどが一切ありませんでした。
いろいろとシチュエーションが考えられるのに、もったいないなぁ。
そんなんも、「いるみさん」のキャラが強かった影響ですかね。
おまけ2:女の子、な「ちなみ先生」
これもいいですねー。ちなみに、バニーコスプレなのです。
細く丁寧な線ですが、トーン・ベタの処理と細部まで描き込まれたページがため、かなりのこってり系です。
液体から肉表現など、派手で濃い目。
コメディー描写からえっちシーンまで、アップテンポの激しい漫画に仕上がっておりました。
ロリ・アダルト形体のどちらもバランスに優れたキャラ絵で、非常に表情豊か。
ちょっと癖は強めだと思いますが、巧い方です。
白黒絵の良さを失わないカラー絵なので、判断には↓表紙で問題ないでしょう。
…以上、色々書かせて頂きました。
ネタのもっとも基本となる変身について、”錯覚”だの”印象変わる”だのという一言だけで片付ける描写がなによりも楽しいのです。
きっちりとした最終回が描かれていないのは、読み手次第で良し悪し。
とりあえず、”これで一区切り”というように書かれていたので、次もあり得ると思われます。
期待して待ちましょう。
プラちな+ (真激COMICS)
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■恋するネイキッドガール (恩田チロ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・甘々
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「その後の僕と彼女と彼女」
・その他: カラー(4P)、短編×10
(うち「僕と彼女と彼女」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「恩田チロ(おんだ・ちろ)」センセの「恋するネイキッドガール」です。
いやぁ、休みというのは時間早いですねー。
やだやだ(笑)
さて、過去に初単行本「好色チロリズム」を紹介している、注目の「恩田チロ」センセ。
2冊目の単行本は一般系「恋するネイキッドガール」なのでした。
こちらは9話の短編集で、追加1話が4ページの描き下ろしで後日談となっております。
読みやすく読後感の良い、甘いラブコメ単行本なのですよ。
※左から、優里さん、啓ちゃん、芽衣さん。
左はちょうど揉めてるトコですね。「芽衣さん」の浴衣姿は単行本にてどうぞ。
その描き下ろしがある短編「僕と彼女と彼女の事情」
主人公「慎太郎」くんはバイト先で知り合った「啓」ちゃんと恋人同士。
彼女の自宅へ呼ばれた「慎太郎くん」は、ルームメイトであるOL「優里」さんと初遭遇しました。
「啓ちゃん」が切らしたお茶を買いに行ったことで2人っきりとなった部屋にて、いきなり「優里さん」は服を脱ぎ出したのです。
「啓よりスゴいこと…してあげよっか」
唯一の複数プレイ話で、両手に花状態なんですが…まぁ、そうそうモテる筈もなく、こんなん現実なのでしょう。
しかし、「優里さん」はもうちょっとエゲつなく振る舞ってくれても良かったかなぁ。
百合漫画ちっくに、もっと好意を爆発させた方が話としては盛り上がったと思います。
描き下ろし部分はその補完みたいな感じでしたけれど。
また、仲直りするくだりもあっさりし過ぎなのがイマイチ。
…でも、あれ以上引っ張るにはページが足りないか。
クールなヒロイン「芽衣」さんの着物姿が可愛い「まつりのよるに」
職場に転勤してきた「芽衣さん」と付き合う「雅人」くん。
お互い仕事が忙しいことはあるものの、「芽衣さん」とは”外でのデートすら一度もない”という、インドア派だったのです。
ある日、地元のお祭に誘ってみると…と、だいたいそんな流れ。
祭りはともかく、インドアというのは難しいかな。
逆に重たい設定つけるほどのページ数もないのでしょうけれど。
舞台をお祭りとした漫画なんですが、花火を描かなかったのは珍しいですね。
また、こうした話でよくありがちな”木陰などで始めちゃう”描写がなかったのは、「芽衣さん」の性格と合致していると思います。
彼女はそういうキャラではないですもんね。
耳元にぼそぼそと囁くシーンが印象的で、可愛らしかったです。
※左:水音さん、右:早川巴さん。
こちらの「早川巴さん」がお気に入りなのです。ちなみにその笑顔は↓下で。
関西弁の「寺田桐子」さんの「春咲メモリアル」はカラーから続く冒頭話、オチのラストページが可愛らしい「安藤芹菜」さんの「はるがきた!」、先輩「茂木七緒」さんの「ラヴァーズ+」という3話は職場をメイン舞台とする短編。
うち「ラヴァーズ+」ですが、家で散々失敗をやらかしている「七緒さん」
職場では才色兼備で、エースとか呼ばれてるやり手な社員なんですが…
「あたしいっつも失敗してるでしょ?仕事中のそんなとこ直人だけは見せたくなかったから」
いやいや、いつも失敗してる、って-のは、日常での話でしょう?
それとも、気を張って頑張っている会社でのミスを見られるのか嫌だった?
目の前うろうろされると、公私の区別がつかなくなる?
…とまあ、何はともあれ描ききれておらず、分かり辛いかなぁ。
※おまけ:猫目な早川さん。
特にこのコマは可愛らしかったです。いいなぁ。
ほか、猫目な笑顔のかーいい「早川巴」さんの「愛情ミステイク」、中盤の雪景色がなんだかしっとりする「スノーホワイト」、画家の卵「水音」さんの「サマー・スケッチ」など、全体的に甘々なラブコメ漫画でした。
「恩田チロ」センセのキャラ絵的には、そちらの「早川さん」とか「水音さん」みたいな、振りまわしてくるタイプのが合っていると思います。
砂浜で始めちゃう「水音さん」はいいなぁ。
強い線のごっちゃり絵柄。
コマ割り小さめで、枠線をぶち破ることも頻繁です。
さらに描き込みも深いので、どちらかというと濃い目な感じでした。
特に「胸」のむっちり、ぼってりな質感は非常に巧く、大変に素敵な仕上がりになっております。
いいですねー。
他の漫画家さんらと何が違うんだろう。線とか形とかかなぁ…。
どことなく「ゼロの者」センセちっくでしたよ。
(※余談ですが、収録ヒロインは皆大きいです→カバー裏参照)
ツリ目と恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)、緩やかな顎あたりが特徴。
癖はあるものの、そうした女の子の可愛らしさは絶品なので、↓表紙・裏表紙などが気に入れば問題ないでしょう。
なお、こちらは短編集でしたが、センセのHPによると連続話なども描かれているようでした。
次の単行本も期待しております。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・甘々
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「その後の僕と彼女と彼女」
・その他: カラー(4P)、短編×10
(うち「僕と彼女と彼女」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「恩田チロ(おんだ・ちろ)」センセの「恋するネイキッドガール」です。
いやぁ、休みというのは時間早いですねー。
やだやだ(笑)
さて、過去に初単行本「好色チロリズム」を紹介している、注目の「恩田チロ」センセ。
2冊目の単行本は一般系「恋するネイキッドガール」なのでした。
こちらは9話の短編集で、追加1話が4ページの描き下ろしで後日談となっております。
読みやすく読後感の良い、甘いラブコメ単行本なのですよ。
※左から、優里さん、啓ちゃん、芽衣さん。
左はちょうど揉めてるトコですね。「芽衣さん」の浴衣姿は単行本にてどうぞ。
その描き下ろしがある短編「僕と彼女と彼女の事情」
主人公「慎太郎」くんはバイト先で知り合った「啓」ちゃんと恋人同士。
彼女の自宅へ呼ばれた「慎太郎くん」は、ルームメイトであるOL「優里」さんと初遭遇しました。
「啓ちゃん」が切らしたお茶を買いに行ったことで2人っきりとなった部屋にて、いきなり「優里さん」は服を脱ぎ出したのです。
「啓よりスゴいこと…してあげよっか」
唯一の複数プレイ話で、両手に花状態なんですが…まぁ、そうそうモテる筈もなく、こんなん現実なのでしょう。
しかし、「優里さん」はもうちょっとエゲつなく振る舞ってくれても良かったかなぁ。
百合漫画ちっくに、もっと好意を爆発させた方が話としては盛り上がったと思います。
描き下ろし部分はその補完みたいな感じでしたけれど。
また、仲直りするくだりもあっさりし過ぎなのがイマイチ。
…でも、あれ以上引っ張るにはページが足りないか。
クールなヒロイン「芽衣」さんの着物姿が可愛い「まつりのよるに」
職場に転勤してきた「芽衣さん」と付き合う「雅人」くん。
お互い仕事が忙しいことはあるものの、「芽衣さん」とは”外でのデートすら一度もない”という、インドア派だったのです。
ある日、地元のお祭に誘ってみると…と、だいたいそんな流れ。
祭りはともかく、インドアというのは難しいかな。
逆に重たい設定つけるほどのページ数もないのでしょうけれど。
舞台をお祭りとした漫画なんですが、花火を描かなかったのは珍しいですね。
また、こうした話でよくありがちな”木陰などで始めちゃう”描写がなかったのは、「芽衣さん」の性格と合致していると思います。
彼女はそういうキャラではないですもんね。
耳元にぼそぼそと囁くシーンが印象的で、可愛らしかったです。
※左:水音さん、右:早川巴さん。
こちらの「早川巴さん」がお気に入りなのです。ちなみにその笑顔は↓下で。
関西弁の「寺田桐子」さんの「春咲メモリアル」はカラーから続く冒頭話、オチのラストページが可愛らしい「安藤芹菜」さんの「はるがきた!」、先輩「茂木七緒」さんの「ラヴァーズ+」という3話は職場をメイン舞台とする短編。
うち「ラヴァーズ+」ですが、家で散々失敗をやらかしている「七緒さん」
職場では才色兼備で、エースとか呼ばれてるやり手な社員なんですが…
「あたしいっつも失敗してるでしょ?仕事中のそんなとこ直人だけは見せたくなかったから」
いやいや、いつも失敗してる、って-のは、日常での話でしょう?
それとも、気を張って頑張っている会社でのミスを見られるのか嫌だった?
目の前うろうろされると、公私の区別がつかなくなる?
…とまあ、何はともあれ描ききれておらず、分かり辛いかなぁ。
※おまけ:猫目な早川さん。
特にこのコマは可愛らしかったです。いいなぁ。
ほか、猫目な笑顔のかーいい「早川巴」さんの「愛情ミステイク」、中盤の雪景色がなんだかしっとりする「スノーホワイト」、画家の卵「水音」さんの「サマー・スケッチ」など、全体的に甘々なラブコメ漫画でした。
「恩田チロ」センセのキャラ絵的には、そちらの「早川さん」とか「水音さん」みたいな、振りまわしてくるタイプのが合っていると思います。
砂浜で始めちゃう「水音さん」はいいなぁ。
強い線のごっちゃり絵柄。
コマ割り小さめで、枠線をぶち破ることも頻繁です。
さらに描き込みも深いので、どちらかというと濃い目な感じでした。
特に「胸」のむっちり、ぼってりな質感は非常に巧く、大変に素敵な仕上がりになっております。
いいですねー。
他の漫画家さんらと何が違うんだろう。線とか形とかかなぁ…。
どことなく「ゼロの者」センセちっくでしたよ。
(※余談ですが、収録ヒロインは皆大きいです→カバー裏参照)
ツリ目と恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)、緩やかな顎あたりが特徴。
癖はあるものの、そうした女の子の可愛らしさは絶品なので、↓表紙・裏表紙などが気に入れば問題ないでしょう。
なお、こちらは短編集でしたが、センセのHPによると連続話なども描かれているようでした。
次の単行本も期待しております。
恋するネイキッドガール(バンブーコミックスVITAMAN SELECT) (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT) (2008/07/07) 恩田 チロ 商品詳細を見る |
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■少女マテリアル (鳴子ハナハル)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・豪華
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろしカラーショート、
作品解説、加筆・修正あり。
・その他: カバーは特殊仕様(両面)、
カラー(16P)、短編×12
(うち「2/4」×2、「蔵」×2)
※初回版のみ「サイン入り複製原画・販売要項カード封入」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳴子ハナハル(なるこ・はなはる)」センセの「少女マテリアル」です。
当ブログでも紹介しました、「かみちゅ!」の漫画版でお馴染みの「鳴子ハナハル」センセ。
成年系では初となる単行本「少女マテリアル」がついに発売されました。
発売予定の時から相当な話題になっており、延期もしたので大騒ぎでしたねー。
そんな訳で、紹介についてはほとぼり冷めてからでいいかなー、とか捻くれていたひでるさんでしたが、結局は祭りに参加させて頂くこととしました。
…だって、他発売の成年系が弱めだったんだもの。
※左:ちあきさん、右:美加さん。
悩んでいることもあってか、笑顔の少ない「ちあきさん」なのでした。
とりあえず、↓表紙からスゴイです。
単行本にはカラーイラストや原稿などありましたが、やっぱり抜群に巧い方ですねぇー。
ちなみに、カバーはカラーである表面だけでなく、裏面には同じ白黒絵(ややラフっぽい)がある、両面描かれたリバーシブル。
さらに、文字部分が凸凹しているという贅沢・特殊仕様になっておりました。
紙質も硬く、手触りも最高。
単行本全体のずっしりとした重さは、まるで古き良き超合金のようです(本当)
伊達に金額高い(定価1300円+税)だけのことはありました。
そんなんが目立っておりますが、漫画としては短編集という単行本。
もともと巧い方ですし、修正もされているようなので絵的な問題はほぼありませんが、収録は02年から04年とかなーり古めな原稿がメインなのでした。
カラーのショートと短編のある冒頭話「2/4」
いきなり複数プレイなんですが、実は全体で見るともっとも普通なお話なのでした。
「孝史」くんと付き合う「吉田ちあき」さん、そして彼の幼馴染みという「和彦」、巨乳の「絵里」ちゃんという4名。
うち、「孝史くん」、「ちあきさん」カップルの微妙な心理が描かれております。
「孝史くん」はイイ奴ですね。
短編では完全に第三者状態でしたが、逆のカップル側からの目線でも見たかったです。
なお、カラー部分はオマケみたいなもので、連続性については希薄なもの。
解説によると、短編部分をカラーの補足という感じに描かれたのだとか。
※左:京子ちゃん、右:加代子さん。
お話では、こちらがお気に入りです。うーん、色々書きたいことあるんですが、とりあえず読んでみて!
前後編の連続話「蔵」
父親の決めた従姉妹「加代子」との縁談を潔しとしなかった「沢村浩介」は、本心から好きな女中「晴江」を連れ、家を捨てて暮らすこととしました。
それから三年後。
父親の訃報によって再び村を訪れることとなる「浩介」ですが…。
だいたいそんなん。
昔の成年系アドベンチャーゲームのような、旧家でのドロドロとしたお話です。
「浩介」のことを”お兄ちゃん”と慕う「京子」ちゃんがいきなりお風呂場で~という流れもそんな感じでしたが、中盤の出来事から盛り上がる終盤に至るまで、期待通りな漫画でした。
「…最後まで私には、何一つ本気になってくれないのね」
という「加代子さん」の一言がずっしりと重いです。
ラストページも良かったですよー。多少、予測がついてしまうかもしれませんが…。
そちらと似た感じのシリアス系短編。
ぞわぞわした怖さの「ヒタイ」、淡々とした静かな流れの「紅い水」という2話は、まったく異なるタイプで重たかったです。
※夏子さん
いい女の子が、「中に出された」とか言わないよーに(笑)
ほか、彼女「美加」ちゃんが色々されてしまう「踊る大観覧車」、卵を産む「典子」さんのサスペンスちっく話「スクランブルドエッグ」、オチの良かった「U.F.O」という3話は、ちょっとした捻りのきいたタイプ。
設定はよー分からん感じでしたが、「踊る大観覧車」のシチュエーションはえっちでしたね。
逆に設定からお話まで綺麗にまとまっていた「明日の私にヨロシク」は、昨日の記憶が残らないヒロイン「夏子」さんの短編でした。
こちらはオススメ。
説明を吹っ飛ばした巨乳・おさげな女の子の「岬まで」みたいな短編もありましたが、全体的には読ませるタイプの単行本に仕上がっておりました。
各話とも、えっちとのバランスはまぁ、適当だと思います。
そんなんも悪くはないんですが、やっぱり「蔵」のような中編が読みたいところでした。
前述しているように、漫画は時期の古い原稿で構成されております。
安定感あるのでさしたる問題はないですが、やっぱりカラー部分と比較してしまうともっさりしておりました。
良く言えば、素朴で懐かしい感じ、かな。
背景から小物に至るまで細かい部分もしっかり描き込まれ、ページ全体は強い黒で濃い目。
まったく知らない方が↓表紙で判断すると、あるいはページ開いて違う印象を受けるかもしれませんね。
一方、巻末のカラー漫画などは期待そのままな仕上がりでした。
お話も含めて癖はあるので、多少人を選ぶかもしれません。
なお、初回版には「サイン入り複製原画・販売要項カード封入」とのことでしたが…9千円ですか。
微妙に買えそうで怖いんですが、さすがにあのえろえろ絵を飾っておくほどの勇気なく(笑)
横と奥へと広がる、吸い込まれるようないい絵なんですけどねー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・豪華
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろしカラーショート、
作品解説、加筆・修正あり。
・その他: カバーは特殊仕様(両面)、
カラー(16P)、短編×12
(うち「2/4」×2、「蔵」×2)
※初回版のみ「サイン入り複製原画・販売要項カード封入」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳴子ハナハル(なるこ・はなはる)」センセの「少女マテリアル」です。
当ブログでも紹介しました、「かみちゅ!」の漫画版でお馴染みの「鳴子ハナハル」センセ。
成年系では初となる単行本「少女マテリアル」がついに発売されました。
発売予定の時から相当な話題になっており、延期もしたので大騒ぎでしたねー。
そんな訳で、紹介についてはほとぼり冷めてからでいいかなー、とか捻くれていたひでるさんでしたが、結局は祭りに参加させて頂くこととしました。
…だって、他発売の成年系が弱めだったんだもの。
※左:ちあきさん、右:美加さん。
悩んでいることもあってか、笑顔の少ない「ちあきさん」なのでした。
とりあえず、↓表紙からスゴイです。
単行本にはカラーイラストや原稿などありましたが、やっぱり抜群に巧い方ですねぇー。
ちなみに、カバーはカラーである表面だけでなく、裏面には同じ白黒絵(ややラフっぽい)がある、両面描かれたリバーシブル。
さらに、文字部分が凸凹しているという贅沢・特殊仕様になっておりました。
紙質も硬く、手触りも最高。
単行本全体のずっしりとした重さは、まるで古き良き超合金のようです(本当)
伊達に金額高い(定価1300円+税)だけのことはありました。
そんなんが目立っておりますが、漫画としては短編集という単行本。
もともと巧い方ですし、修正もされているようなので絵的な問題はほぼありませんが、収録は02年から04年とかなーり古めな原稿がメインなのでした。
カラーのショートと短編のある冒頭話「2/4」
いきなり複数プレイなんですが、実は全体で見るともっとも普通なお話なのでした。
「孝史」くんと付き合う「吉田ちあき」さん、そして彼の幼馴染みという「和彦」、巨乳の「絵里」ちゃんという4名。
うち、「孝史くん」、「ちあきさん」カップルの微妙な心理が描かれております。
「孝史くん」はイイ奴ですね。
短編では完全に第三者状態でしたが、逆のカップル側からの目線でも見たかったです。
なお、カラー部分はオマケみたいなもので、連続性については希薄なもの。
解説によると、短編部分をカラーの補足という感じに描かれたのだとか。
※左:京子ちゃん、右:加代子さん。
お話では、こちらがお気に入りです。うーん、色々書きたいことあるんですが、とりあえず読んでみて!
前後編の連続話「蔵」
父親の決めた従姉妹「加代子」との縁談を潔しとしなかった「沢村浩介」は、本心から好きな女中「晴江」を連れ、家を捨てて暮らすこととしました。
それから三年後。
父親の訃報によって再び村を訪れることとなる「浩介」ですが…。
だいたいそんなん。
昔の成年系アドベンチャーゲームのような、旧家でのドロドロとしたお話です。
「浩介」のことを”お兄ちゃん”と慕う「京子」ちゃんがいきなりお風呂場で~という流れもそんな感じでしたが、中盤の出来事から盛り上がる終盤に至るまで、期待通りな漫画でした。
「…最後まで私には、何一つ本気になってくれないのね」
という「加代子さん」の一言がずっしりと重いです。
ラストページも良かったですよー。多少、予測がついてしまうかもしれませんが…。
そちらと似た感じのシリアス系短編。
ぞわぞわした怖さの「ヒタイ」、淡々とした静かな流れの「紅い水」という2話は、まったく異なるタイプで重たかったです。
※夏子さん
いい女の子が、「中に出された」とか言わないよーに(笑)
ほか、彼女「美加」ちゃんが色々されてしまう「踊る大観覧車」、卵を産む「典子」さんのサスペンスちっく話「スクランブルドエッグ」、オチの良かった「U.F.O」という3話は、ちょっとした捻りのきいたタイプ。
設定はよー分からん感じでしたが、「踊る大観覧車」のシチュエーションはえっちでしたね。
逆に設定からお話まで綺麗にまとまっていた「明日の私にヨロシク」は、昨日の記憶が残らないヒロイン「夏子」さんの短編でした。
こちらはオススメ。
説明を吹っ飛ばした巨乳・おさげな女の子の「岬まで」みたいな短編もありましたが、全体的には読ませるタイプの単行本に仕上がっておりました。
各話とも、えっちとのバランスはまぁ、適当だと思います。
そんなんも悪くはないんですが、やっぱり「蔵」のような中編が読みたいところでした。
前述しているように、漫画は時期の古い原稿で構成されております。
安定感あるのでさしたる問題はないですが、やっぱりカラー部分と比較してしまうともっさりしておりました。
良く言えば、素朴で懐かしい感じ、かな。
背景から小物に至るまで細かい部分もしっかり描き込まれ、ページ全体は強い黒で濃い目。
まったく知らない方が↓表紙で判断すると、あるいはページ開いて違う印象を受けるかもしれませんね。
一方、巻末のカラー漫画などは期待そのままな仕上がりでした。
お話も含めて癖はあるので、多少人を選ぶかもしれません。
なお、初回版には「サイン入り複製原画・販売要項カード封入」とのことでしたが…9千円ですか。
微妙に買えそうで怖いんですが、さすがにあのえろえろ絵を飾っておくほどの勇気なく(笑)
横と奥へと広がる、吸い込まれるようないい絵なんですけどねー。
少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2008/07/01) 鳴子ハナハル 商品詳細を見る |
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tag : 超合金アドベンチャーゲームサスペンス
■でいじー・ぶるー (にっぽり)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学園
・おまけ: あとがき
・その他: 初単行本、カラー(8P)、
短編×10(うち「ツン☆デコ」×2、
「いじめないでよっ!!」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「にっぽり」センセの「でいじー・ぶるー」です。
お疲れ様ですぅー。
やっと長い1週間が終わりました。へろへろです。
かなりしんどいので、本日もさっそく始めさせて頂きます。
こちらの「でいじー・ぶるー」は「にっぽり」センセの初単行本。
連続話もある短編集で、ひでるさん好みな絵柄なんですが…いまいちコレという、もうワンパンチ足りない感じですかね。
※左:里伽子さん、右:委員長
画像比較絵です。こうして並べると、やっぱり全然良くなってますね。
カラーのショート、通常短編という2話の「ツン☆デコ」
タイトルそのまま、オデコが目立つツンデレちっくな女の子「里伽子」さんと「和樹」くんというカップルです。
1話目はいいとして、オデコをまるでクローズアップしなかった2話目はやっぱり片手落ち。
また、えっちシーンたっぷりな構成もいいんですが、オチを含めてもう少し何らかが欲しかったところです。
ツインテールの「アミ」ちゃん、「圭」くんの「ボーイアンドガール」
こちらの「アミちゃん」は典型的なツンデレですね。
一方、幼馴染み「圭くん」は、前半と後半でガラリと印象の変わる男の子でした。
笑顔でズカズカと部屋に入り込んでくる、押し倒して続けちゃうなど、彼なかなか侮れない野郎なのですよ。
もっと頼りない感じと思いましたけれど。
なお、女子連中で唯一反応が異なる「アミちゃん」の描写とか、小さいコマの崩し絵が可愛かったです。
他のシチュエーションとか見てみたいですねー。
※左:アミちゃん、右:沙耶さん。
なかなか良いヒロインが揃っている単行本です。
まだ進路志望を提出していなかった「黒河沙耶」さんは、生徒指導室に呼び出されておりました、という「責任とってね」
ちょっと不思議系な「沙耶さん」と先生のお話です。
独特な間のある「沙耶さん」は、なんだか「はなまる幼稚園/勇人」の「柊ちゃん」が大きくなったような感じの娘でした。
そちらがお気に入りなひでるさんには、直撃なキャラです。
しかし、進路指導で”似合っている”とか、コスプレちっくな妄想だけで職業を勧めるというのはどうかと思うよ、先生。
しかもナースだのスチュワーデスだのなんて、簡単にはいかないものを…。
先の読めるラブコメ色の強い展開で、なかなかまとまり良い作品です。
…あれ、どこかで似たようなタイトルの漫画(※)があったような…という「いじめないでよっ!!」「いじめないでよっ!!喝!!」という2話の連続エピソード。
(※「あまえないでよっ!!/宗我部としのり」ですね)
放課後、クラスのアイドル的な存在「南里有紀」さん、眼鏡の「飯島夏美」さんらに呼ばれた主人公「佐藤」くん。
「ちょっと頼みたいことあるんだよね~」
ということで、幸運にも「南里さん」の部屋へ上がることとなった「佐藤くん」
しかし、実は男性向けの同人サークルをやっていた2人によって、モデルとされてしまうのでした…。
「本当、苛めたくなっちゃう」
ショタでSという「南里さん」は、妖しい笑顔が素敵なキャラクター。
猫をかぶっている、学校とのギャップが良いんですね。
また、作画担当の「飯島さん」はスケッチしなければならない筈なんですが…すぐ参加してしまう困った人。
絵描きなさいよ(笑)
雰囲気的に「飯島さん」は遊び・本気を割り切れなさそうな感じで、続編とかあれば「南里さん」を含めて微妙な三角関係になっちゃいそうでした。
ぜひ続きを描いてほしいなぁ。
※南里有紀さん。
ぜひ、表裏そのまま掲載したかったのですよ。
ほか、↓表紙を飾る貧乳な委員長の「素直になれなくて」、活発な女子「柚子」さんの「ボクは女の子」、文芸部「さーや先輩」こと「高槻さやか」・1年生「桜井祐美」との複数プレイ「部活希望!」などが収録されておりました。
なお、雷が苦手という「一条」さんの「ういーく・ぽいんと」
外は雷が鳴っている雨模様のはずなんですが…背景のガラスは白いまま。
そのため、光った描写が分かり辛く、またそれに怯えて抱きついてくる流れが不自然に見えました。
冒頭に”掃除用具入れに体育座りのまま入っている”という無理やりな描写もあり、作画のマズさが目立つ短編。
雷というネタについても、あまり活かし切れていない印象です。
もう一度くらい、雷によって抱きつかせるとかあっても、良かったかなぁ。
細線で、どちらかと言うとすっきり、こざっぱりとした絵柄。
大きな目にばっさり髪。そして、ホームベースのような五角形の輪郭が特徴です。
初単行本ですが個性が確立しており、全体的に安定感がありました。
ところどころ気になる部分もありましたが、まぁ些細な程度です。
いちおう、古い原稿は適度に荒れた感じで、最近の原稿は線など綺麗にまとまってましたかね。
お話はともかく、絵柄は良いと思います。
なお、こちらの↓表紙なんですが…女の子はいいとして、背景が弱い(と思う)のは難点かなぁ。
カラー絵も巧い方ですが、あれは安っぽく、微妙に感じちゃいますよー。
でいじー・ぶるー (SANWA COMICS No. 21)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学園
・おまけ: あとがき
・その他: 初単行本、カラー(8P)、
短編×10(うち「ツン☆デコ」×2、
「いじめないでよっ!!」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「にっぽり」センセの「でいじー・ぶるー」です。
お疲れ様ですぅー。
やっと長い1週間が終わりました。へろへろです。
かなりしんどいので、本日もさっそく始めさせて頂きます。
こちらの「でいじー・ぶるー」は「にっぽり」センセの初単行本。
連続話もある短編集で、ひでるさん好みな絵柄なんですが…いまいちコレという、もうワンパンチ足りない感じですかね。
※左:里伽子さん、右:委員長
画像比較絵です。こうして並べると、やっぱり全然良くなってますね。
カラーのショート、通常短編という2話の「ツン☆デコ」
タイトルそのまま、オデコが目立つツンデレちっくな女の子「里伽子」さんと「和樹」くんというカップルです。
1話目はいいとして、オデコをまるでクローズアップしなかった2話目はやっぱり片手落ち。
また、えっちシーンたっぷりな構成もいいんですが、オチを含めてもう少し何らかが欲しかったところです。
ツインテールの「アミ」ちゃん、「圭」くんの「ボーイアンドガール」
こちらの「アミちゃん」は典型的なツンデレですね。
一方、幼馴染み「圭くん」は、前半と後半でガラリと印象の変わる男の子でした。
笑顔でズカズカと部屋に入り込んでくる、押し倒して続けちゃうなど、彼なかなか侮れない野郎なのですよ。
もっと頼りない感じと思いましたけれど。
なお、女子連中で唯一反応が異なる「アミちゃん」の描写とか、小さいコマの崩し絵が可愛かったです。
他のシチュエーションとか見てみたいですねー。
※左:アミちゃん、右:沙耶さん。
なかなか良いヒロインが揃っている単行本です。
まだ進路志望を提出していなかった「黒河沙耶」さんは、生徒指導室に呼び出されておりました、という「責任とってね」
ちょっと不思議系な「沙耶さん」と先生のお話です。
独特な間のある「沙耶さん」は、なんだか「はなまる幼稚園/勇人」の「柊ちゃん」が大きくなったような感じの娘でした。
そちらがお気に入りなひでるさんには、直撃なキャラです。
しかし、進路指導で”似合っている”とか、コスプレちっくな妄想だけで職業を勧めるというのはどうかと思うよ、先生。
しかもナースだのスチュワーデスだのなんて、簡単にはいかないものを…。
先の読めるラブコメ色の強い展開で、なかなかまとまり良い作品です。
…あれ、どこかで似たようなタイトルの漫画(※)があったような…という「いじめないでよっ!!」「いじめないでよっ!!喝!!」という2話の連続エピソード。
(※「あまえないでよっ!!/宗我部としのり」ですね)
放課後、クラスのアイドル的な存在「南里有紀」さん、眼鏡の「飯島夏美」さんらに呼ばれた主人公「佐藤」くん。
「ちょっと頼みたいことあるんだよね~」
ということで、幸運にも「南里さん」の部屋へ上がることとなった「佐藤くん」
しかし、実は男性向けの同人サークルをやっていた2人によって、モデルとされてしまうのでした…。
「本当、苛めたくなっちゃう」
ショタでSという「南里さん」は、妖しい笑顔が素敵なキャラクター。
猫をかぶっている、学校とのギャップが良いんですね。
また、作画担当の「飯島さん」はスケッチしなければならない筈なんですが…すぐ参加してしまう困った人。
絵描きなさいよ(笑)
雰囲気的に「飯島さん」は遊び・本気を割り切れなさそうな感じで、続編とかあれば「南里さん」を含めて微妙な三角関係になっちゃいそうでした。
ぜひ続きを描いてほしいなぁ。
※南里有紀さん。
ぜひ、表裏そのまま掲載したかったのですよ。
ほか、↓表紙を飾る貧乳な委員長の「素直になれなくて」、活発な女子「柚子」さんの「ボクは女の子」、文芸部「さーや先輩」こと「高槻さやか」・1年生「桜井祐美」との複数プレイ「部活希望!」などが収録されておりました。
なお、雷が苦手という「一条」さんの「ういーく・ぽいんと」
外は雷が鳴っている雨模様のはずなんですが…背景のガラスは白いまま。
そのため、光った描写が分かり辛く、またそれに怯えて抱きついてくる流れが不自然に見えました。
冒頭に”掃除用具入れに体育座りのまま入っている”という無理やりな描写もあり、作画のマズさが目立つ短編。
雷というネタについても、あまり活かし切れていない印象です。
もう一度くらい、雷によって抱きつかせるとかあっても、良かったかなぁ。
細線で、どちらかと言うとすっきり、こざっぱりとした絵柄。
大きな目にばっさり髪。そして、ホームベースのような五角形の輪郭が特徴です。
初単行本ですが個性が確立しており、全体的に安定感がありました。
ところどころ気になる部分もありましたが、まぁ些細な程度です。
いちおう、古い原稿は適度に荒れた感じで、最近の原稿は線など綺麗にまとまってましたかね。
お話はともかく、絵柄は良いと思います。
なお、こちらの↓表紙なんですが…女の子はいいとして、背景が弱い(と思う)のは難点かなぁ。
カラー絵も巧い方ですが、あれは安っぽく、微妙に感じちゃいますよー。
でいじー・ぶるー (SANWA COMICS No. 21)
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■ノストラダムスに聞いてみろ♪ (森崎くるみ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: あとがき、
カバー裏に漫画「丹生川上水波」登場。
・その他: 原作「Lime」、カラー(4P)、1巻完結(6話収録)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「ノストラダムスに聞いてみろ♪」です。
昨日に続いていっぱい・いっぱいなので、以下同文(笑)
本当に時間もないので、前置きはそこそこにさっそく本題へ入らさせて頂きます。
※左から、ティア、白山菊理、浅間咲耶。
こんな感じです。原作知っている方にも問題ないと思いますが、どうですか?
さて、一般系では「死神とチョコレート・パフェ」が印象に残っている「森崎くるみ」センセ。
たぶん6冊目くらいな単行本はやっぱり一般系で原作つきなお話「ノストラダムスに聞いてみろ♪」なのでした。
原作は成年系恋愛ゲームとのことですが、毎度の如くそちらについてはまったく知識ありません。
学園一の美少女と名高いクラスメイト「浅間咲耶(せんげん・さくや)」の買い物に付き合わされた主人公「筑波那岐(つくば・なぎ)」
その帰り道、ひょんなことから女の子の飼い猫を探すこととなった「那岐くん」は、”ノストラダムスの予言”をする「ストラ」と、「ノストラダムス」と名乗る若い外国人に出会います。
2人はよくわからない電波なことをつらつらと語ったほか、「那岐くん」しか知りえない事柄を言い当てたのでした。
「公園に向かえばとっても綺麗で素敵な誰かに対面かも♪」
そんな、朝の占いのような予言を受けますが、当初の考えそのまま商店街に向かった「那岐くん」は見事そちらで猫を探し当てたのです。
一方、その様を見ていた「ストラ」は前マスターである「ノストラダムス」の元を離れることを決意し、半ば強引に「那岐くん」の家へ押しかけ、彼の予言書となるのでした。
実は、”1999年に恐怖の大王が世界を滅ぼす…”という予言を覆した張本人とされるのが「那岐くん」だったんですが…。
大雑把ですが、そんな感じ。
うーん、前半みたいなラブコメを続けてくれた方が良かったかなぁ。
タイトルそのまま予言をテーマにした珍しいお話なんですが、残念ながらそちらに大した魅力はなく。
お話自体も結局のところはありきたりでした。
良く言えば無難な仕上がり、悪く言えば活かしきれなかった、というところでしょう。
つまんなくはないものの、際立った感じもありません。
※正ヒロイン「ストラさん」です。
朝に弱い女の子なので、起こされる立場なのです。
正ヒロインの「ストラさん」は”予言書の化身”だそうですが…この設定もよくわかんないですね。
「雨が降ると調子が出ないんですよ~紙がよれちゃいます~」
漫画内でもツッコミを受けておりますが、そんなことを言っておりました。
しかし、日常生活部分ではコメディー担当として、よく目立ってます。
「ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも…わ・た・し?」
…で「わ・た・し」を選んだことによって、登録承認となる流れなど、その最たる部分。
よく契約とかなんとかには、キスしたり、名前つけてあげたりというのが一般的ですが、ここまで軽い展開はそうそうお目にかかれません。
毎朝寝坊している彼女を起こすのが「那岐くん」という、逆転現象も可笑しいです。
原作は攻略対象が複数いるゲームですが、漫画版はそのメインである「ストラさん」ルートを描いているのかな。
「アガスティアの葉」の化身「ティア」、そのマスターで将来の結婚相手が「那岐くん」であると予言された「白山菊理(しらやま・くくり)」
妹「秋葉穂ノ香」にクラスメイト「浅間咲耶」など、他のキャラも魅力的でしたが、いかんせんページが足りず出番ちょっとだけ。
かと言って、それぞれシナリオも掘り下げるほどではないのかなぁ…。
「森崎くるみ」センセの本領が発揮されるだろう、かしましい日常シーンが延々と続く、ほんわかラブコメな漫画が最も適当だったかもしれませんね。
漫画内では出番なく、カバー裏にて出演していた「丹生川上水波(にうかわかみ・みずは)」さんなど絡めば、より楽しそうだったんですけどねー。
ちなみに、ひでるさんが気に入ったのは、これまたちょい出演なロリ母親「秋葉那美(あきは・なみ)」さんでした(笑)
「暴漢が出てもそいつの命の方が危ないかもな」
という台詞がありましたけど、そんなシーンが欲しかったです。
※左:母「秋葉那美」、妹「秋葉穂ノ香」
…どんな母親だ(笑)ちなみに、「穂ノ香さん」は意外に目立たなかったですね。
シーンと言えば、サービスカットが隠されている点が気になりました。
あれ、これってもともと成年ゲームですよね??
「ストラさん」との出会いシーンでは”ピンクの縞々”とか言っておりましたが、肝心な部分は描かれず。
また、「菊理さん」、「ティアさん」の出会いでも”連続で眼福”だった「那岐くん」ですが、読者にその恩恵はありませんでした。
パンチラ程度もダメなの?
クラスメイト「咲耶さん」は初登場でのサービスなど、健康的なお色気で目立っておりましたが…こうしたお話の常で「ストラさん」登場と共にどんどん出番が減ってしまいました。
下着の買い物に男友達を誘うだけでなく、見繕うまで許可してくれるなど、かなりざっくばらんな性格で期待できたんですけどねー。
これは出版社側の問題なんでしょうか。
せっかく「森崎くるみ」センセなのに、もったいないなぁ。
非常に安定感のある、丸っこい典型的な美少女絵柄。
シリアス、コメディーどちらも漫画の巧い方ですが、特に崩し絵は可愛らしく味があります。
コロコロと表情を変えるキャラたちを、よく操っていると思いました。
うん、さほど差は感じませんが、原作絵の方がやや大人っぽい感じですかね。
判断については、↓表紙・裏表紙を参照下さいませ。
ネタ的には微妙です。
漫画としては、「森崎くるみ」センセの技術とそれぞれキャラの魅力がため、原作・センセというファンの方にもオススメもできる仕上がりになっていたと思います。
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※こちらが原作の絵柄。
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: あとがき、
カバー裏に漫画「丹生川上水波」登場。
・その他: 原作「Lime」、カラー(4P)、1巻完結(6話収録)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「ノストラダムスに聞いてみろ♪」です。
昨日に続いていっぱい・いっぱいなので、以下同文(笑)
本当に時間もないので、前置きはそこそこにさっそく本題へ入らさせて頂きます。
※左から、ティア、白山菊理、浅間咲耶。
こんな感じです。原作知っている方にも問題ないと思いますが、どうですか?
さて、一般系では「死神とチョコレート・パフェ」が印象に残っている「森崎くるみ」センセ。
たぶん6冊目くらいな単行本はやっぱり一般系で原作つきなお話「ノストラダムスに聞いてみろ♪」なのでした。
原作は成年系恋愛ゲームとのことですが、毎度の如くそちらについてはまったく知識ありません。
学園一の美少女と名高いクラスメイト「浅間咲耶(せんげん・さくや)」の買い物に付き合わされた主人公「筑波那岐(つくば・なぎ)」
その帰り道、ひょんなことから女の子の飼い猫を探すこととなった「那岐くん」は、”ノストラダムスの予言”をする「ストラ」と、「ノストラダムス」と名乗る若い外国人に出会います。
2人はよくわからない電波なことをつらつらと語ったほか、「那岐くん」しか知りえない事柄を言い当てたのでした。
「公園に向かえばとっても綺麗で素敵な誰かに対面かも♪」
そんな、朝の占いのような予言を受けますが、当初の考えそのまま商店街に向かった「那岐くん」は見事そちらで猫を探し当てたのです。
一方、その様を見ていた「ストラ」は前マスターである「ノストラダムス」の元を離れることを決意し、半ば強引に「那岐くん」の家へ押しかけ、彼の予言書となるのでした。
実は、”1999年に恐怖の大王が世界を滅ぼす…”という予言を覆した張本人とされるのが「那岐くん」だったんですが…。
大雑把ですが、そんな感じ。
うーん、前半みたいなラブコメを続けてくれた方が良かったかなぁ。
タイトルそのまま予言をテーマにした珍しいお話なんですが、残念ながらそちらに大した魅力はなく。
お話自体も結局のところはありきたりでした。
良く言えば無難な仕上がり、悪く言えば活かしきれなかった、というところでしょう。
つまんなくはないものの、際立った感じもありません。
※正ヒロイン「ストラさん」です。
朝に弱い女の子なので、起こされる立場なのです。
正ヒロインの「ストラさん」は”予言書の化身”だそうですが…この設定もよくわかんないですね。
「雨が降ると調子が出ないんですよ~紙がよれちゃいます~」
漫画内でもツッコミを受けておりますが、そんなことを言っておりました。
しかし、日常生活部分ではコメディー担当として、よく目立ってます。
「ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも…わ・た・し?」
…で「わ・た・し」を選んだことによって、登録承認となる流れなど、その最たる部分。
よく契約とかなんとかには、キスしたり、名前つけてあげたりというのが一般的ですが、ここまで軽い展開はそうそうお目にかかれません。
毎朝寝坊している彼女を起こすのが「那岐くん」という、逆転現象も可笑しいです。
原作は攻略対象が複数いるゲームですが、漫画版はそのメインである「ストラさん」ルートを描いているのかな。
「アガスティアの葉」の化身「ティア」、そのマスターで将来の結婚相手が「那岐くん」であると予言された「白山菊理(しらやま・くくり)」
妹「秋葉穂ノ香」にクラスメイト「浅間咲耶」など、他のキャラも魅力的でしたが、いかんせんページが足りず出番ちょっとだけ。
かと言って、それぞれシナリオも掘り下げるほどではないのかなぁ…。
「森崎くるみ」センセの本領が発揮されるだろう、かしましい日常シーンが延々と続く、ほんわかラブコメな漫画が最も適当だったかもしれませんね。
漫画内では出番なく、カバー裏にて出演していた「丹生川上水波(にうかわかみ・みずは)」さんなど絡めば、より楽しそうだったんですけどねー。
ちなみに、ひでるさんが気に入ったのは、これまたちょい出演なロリ母親「秋葉那美(あきは・なみ)」さんでした(笑)
「暴漢が出てもそいつの命の方が危ないかもな」
という台詞がありましたけど、そんなシーンが欲しかったです。
※左:母「秋葉那美」、妹「秋葉穂ノ香」
…どんな母親だ(笑)ちなみに、「穂ノ香さん」は意外に目立たなかったですね。
シーンと言えば、サービスカットが隠されている点が気になりました。
あれ、これってもともと成年ゲームですよね??
「ストラさん」との出会いシーンでは”ピンクの縞々”とか言っておりましたが、肝心な部分は描かれず。
また、「菊理さん」、「ティアさん」の出会いでも”連続で眼福”だった「那岐くん」ですが、読者にその恩恵はありませんでした。
パンチラ程度もダメなの?
クラスメイト「咲耶さん」は初登場でのサービスなど、健康的なお色気で目立っておりましたが…こうしたお話の常で「ストラさん」登場と共にどんどん出番が減ってしまいました。
下着の買い物に男友達を誘うだけでなく、見繕うまで許可してくれるなど、かなりざっくばらんな性格で期待できたんですけどねー。
これは出版社側の問題なんでしょうか。
せっかく「森崎くるみ」センセなのに、もったいないなぁ。
非常に安定感のある、丸っこい典型的な美少女絵柄。
シリアス、コメディーどちらも漫画の巧い方ですが、特に崩し絵は可愛らしく味があります。
コロコロと表情を変えるキャラたちを、よく操っていると思いました。
うん、さほど差は感じませんが、原作絵の方がやや大人っぽい感じですかね。
判断については、↓表紙・裏表紙を参照下さいませ。
ネタ的には微妙です。
漫画としては、「森崎くるみ」センセの技術とそれぞれキャラの魅力がため、原作・センセというファンの方にもオススメもできる仕上がりになっていたと思います。
ノストラダムスに聞いてみろ♪ (角川コミックス・エース 205-1) (2008/06/26) 森崎 くるみLime 商品詳細を見る |
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※こちらが原作の絵柄。
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■小っちゃな恋のメロディ (たまちゆき)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・作品解説、
描き下ろし「小っちゃな恋のメロディ~卒業編」、
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
短編×13(うち「IDOL☆SISTER」×4、
「淫乱ウイルス」×3、
「小っちゃな恋のメロディ」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまちゆき」センセの「小っちゃな恋のメロディ」です。
えー、昨日はすみませんでした。
業務の時点で力尽きてしまったので、ブログまでいきつきませんでした。
たはー。
本日も変わらずいっぱい・いっぱいなので、ちょろっとだけでごめんなさい。
こちらのブログでは過去に「華奢なカラダ」を紹介しております、「たまちゆき」センセの新刊「小っちゃな恋のメロディ」です。
…そう言えば、「小さな恋のものがたり」ってありましたねー。
リボンちゃん(※リボンジュースって…知ってる?)みたいな娘が出てくる、かわいらしいーお話…で合ってますよね。たぶん。
こちらの「小っちゃな恋のメロディ」もロリ系なので、可愛らしいという点では同じですか。
さて、こちらの単行本は成年ロリの系統では珍しく、3話の中編で構成された単行本です。
ひでるさんみたいに、適度な長さ(←巻数多い漫画だとわかんなくなるのね)の漫画がお好きな方には、嬉しい構成でしょう。
※アイドル「高瀬夕姫ちゃん」
同じような絵になっちゃいました。↓表紙みたいなシマパンなかったのは残念。
一瞬どこぞのゲームと勘違いしそうな「IDOL☆SISTER」
携帯CMでブレイクしたアイドルの「高瀬夕姫」ちゃん。
まだ小学生ながら、ドラマに写真集にと忙しい毎日を送っておりました。
芸能界では清純なイメージで売っている「夕姫ちゃん」ですが、大学に通うお兄ちゃんとはラブラブえっちな関係。
本日もお兄ちゃんの要求に、ずるずると流されてしまうのでした。
だいたいそんなお話。
こちらの中編は、ロリもそうですが妹属性な方を直撃するだろう近親ラブコメですね。
しっかり者の「夕姫ちゃん」に対し、お兄ちゃんはやや変態ちっく。
1話では出演したTVドラマの演技に妙な猜疑心をみせておりましたが、勝手にあちこち自慢する、職場にずかずかと押しかける、友人らの目前でアイテム仕込む…など、確実にその邪魔をしております。
特に、3話の着ぐるみバイトの回はひどく、何度もNGを出した挙句、練習サボって楽屋に押しかけ、えっちを強要していました。
4話でも、最初から最後まで好き勝手にしてますねー。
…うーん、コイツの何がいいんだろうか(笑)
単なる大学生なので、現時点で相当な収入差があるのでしょうけれど…
「テレビなんて観てるだけの方がよっぽど気楽でいい」
とか、偉そうなことまで語っておりました。
漫画内でも友人から突っ込まれておりましたが、お兄ちゃん最低です。
「夕姫ちゃん」がイイ娘なので、なんだか腹立たしいですよ。
なお、「たまちゆき」センセのお気に入りらしく、別短編の表題が冠とされているにも関わらず↓表紙をゲットしたほか、続編も描かれているそうです。(今回収録は4話まで)
実験的な作品という3話の連続モノ「淫乱ウイルス」
”10代前半の女子だけが感染する”という、謎のウィルスが猛威を振るう世界。
関東一帯に拡がるソレは、ところ構わず発情してしまう症状から、通称「淫乱ウイルス」と呼ばれておりました。
田舎町に住む「今日子」ちゃんの学校でも休む女子が増え、そして…。
先の話とは異なり、やや社会派っぽい色のある中編。
コメディー要素は完全に排除され、全編シリアスなものとなっておりました。
成年系のこうしたジャンルでは珍しい漫画ですね。
正直、オチ部分がかなり無理やりで苦しかったんですが、ネタとしてこんなんもアリだと思います。
前編の夕方・帰宅途中シーンはなかなか衝撃的。
あれは、「今日子ちゃん」トラウマになってしまいそうです。
先の漫画と違って、こちらの男の子「勇気」くんがなかなかの人物だったことが救いでした。
暗く重たい話になりそうなところでしたが、ぎりぎり回避できましたよ。
※「相沢ひかる」
空気も読める、いい娘でした。修学旅行編のアレはやっぱり狙ってやったのかなぁ。
1年前に転校してきた主人公「矢追誠司」くん。
引っ込み思案でかつ大人しい性格がため、クラスでは独りでいることが多かったのです。
ある日、手紙で呼び出された「誠司くん」が校舎裏まで足を運ぶと、そこには明るく積極的なクラスの人気者「相沢ひかる」ちゃんがおりました。
「ただキミとえっちしたかっただけ」
イタズラを警戒する「誠司くん」に、「ひかるちゃん」はそんなことを言うのでした…という表題作「小っちゃな恋のメロディ」
こちらは、多くの男性が好みそうなシチュエーションですね。
積極的(ついでにえっち)な彼女がため、その彼氏は振り回されつつも人間的に成長していくという、実に読後感の良いお話でした。
ぱっと浮かぶところでは、「のぞみウィッチィズ/野部利雄」とか…あと思いつかないけど、そんな系ですかね。
当初、名前すら知らなかった、失礼極まりない「誠司くん」に対し、逆に正確なデータをしっかり記憶していた「ひかるちゃん」
そんな彼に改めて名乗ったシーンは、小さいコマながら実に印象的でした。
おでこをコツンとする仕草が素敵です。
どうしても弱気に傾いてしまいがちな「誠司くん」に何度も自信をつけさせるような言動をしているほか、2話目「夏編」では泳ぎの特訓に付き合い、3話目「秋編」では手作り弁当を持参。
4話目の「冬編」ではご褒美とクリスマスプレゼントを用意しておりました。
いい娘ですねー。
しかし、あのクリスマスプレゼントは…できれば事前に知っておきたかったですね(笑)
水中で目を開ける練習とか、修学旅行編での言動、描き下ろし部分も良かったです。
できれば、何年後かのもっと大きくなった二人を見たいですよ。
なお、こちらの「春編」「冬編」の2話は過去単行本に収録されたものの再録でした。
…既に持っている方は複雑かなぁ。
ただセンセがあとがきで述べているように、このお話は出会いから続く展開があってしっかりまとまる漫画だと思うので、全編収録して完全版として頂いたのは歓迎します。
乱れない強い線のすっきりとした見やすい絵柄。
センセは「多少絵柄が変わっている~」と、わざわざ1ページで注意書きをしておりましたが、個性確立されていることもあってか、ほとんど気にはなりませんでした。
単行本全体での安定感は高いと思います。
また、適度な濃淡具合であちこちのバランスも良く、漫画の巧い方です。
人物絵は、大きめに描かれる頭と細い身体という、ロリ系統の典型。
このジャンルでは濃すぎず間口は広いタイプなんですが、一般的にはやっぱり人を選ぶでしょう。
判断は↓表紙・裏表紙を信じて問題ありませんのでよくご確認下さい。
絵柄の趣味趣向が合うのであれば、お話も良かったのでオススメな1冊です。
やっぱり連続話はいいですね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・作品解説、
描き下ろし「小っちゃな恋のメロディ~卒業編」、
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
短編×13(うち「IDOL☆SISTER」×4、
「淫乱ウイルス」×3、
「小っちゃな恋のメロディ」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまちゆき」センセの「小っちゃな恋のメロディ」です。
えー、昨日はすみませんでした。
業務の時点で力尽きてしまったので、ブログまでいきつきませんでした。
たはー。
本日も変わらずいっぱい・いっぱいなので、ちょろっとだけでごめんなさい。
こちらのブログでは過去に「華奢なカラダ」を紹介しております、「たまちゆき」センセの新刊「小っちゃな恋のメロディ」です。
…そう言えば、「小さな恋のものがたり」ってありましたねー。
リボンちゃん(※リボンジュースって…知ってる?)みたいな娘が出てくる、かわいらしいーお話…で合ってますよね。たぶん。
こちらの「小っちゃな恋のメロディ」もロリ系なので、可愛らしいという点では同じですか。
さて、こちらの単行本は成年ロリの系統では珍しく、3話の中編で構成された単行本です。
ひでるさんみたいに、適度な長さ(←巻数多い漫画だとわかんなくなるのね)の漫画がお好きな方には、嬉しい構成でしょう。
※アイドル「高瀬夕姫ちゃん」
同じような絵になっちゃいました。↓表紙みたいなシマパンなかったのは残念。
一瞬どこぞのゲームと勘違いしそうな「IDOL☆SISTER」
携帯CMでブレイクしたアイドルの「高瀬夕姫」ちゃん。
まだ小学生ながら、ドラマに写真集にと忙しい毎日を送っておりました。
芸能界では清純なイメージで売っている「夕姫ちゃん」ですが、大学に通うお兄ちゃんとはラブラブえっちな関係。
本日もお兄ちゃんの要求に、ずるずると流されてしまうのでした。
だいたいそんなお話。
こちらの中編は、ロリもそうですが妹属性な方を直撃するだろう近親ラブコメですね。
しっかり者の「夕姫ちゃん」に対し、お兄ちゃんはやや変態ちっく。
1話では出演したTVドラマの演技に妙な猜疑心をみせておりましたが、勝手にあちこち自慢する、職場にずかずかと押しかける、友人らの目前でアイテム仕込む…など、確実にその邪魔をしております。
特に、3話の着ぐるみバイトの回はひどく、何度もNGを出した挙句、練習サボって楽屋に押しかけ、えっちを強要していました。
4話でも、最初から最後まで好き勝手にしてますねー。
…うーん、コイツの何がいいんだろうか(笑)
単なる大学生なので、現時点で相当な収入差があるのでしょうけれど…
「テレビなんて観てるだけの方がよっぽど気楽でいい」
とか、偉そうなことまで語っておりました。
漫画内でも友人から突っ込まれておりましたが、お兄ちゃん最低です。
「夕姫ちゃん」がイイ娘なので、なんだか腹立たしいですよ。
なお、「たまちゆき」センセのお気に入りらしく、別短編の表題が冠とされているにも関わらず↓表紙をゲットしたほか、続編も描かれているそうです。(今回収録は4話まで)
実験的な作品という3話の連続モノ「淫乱ウイルス」
”10代前半の女子だけが感染する”という、謎のウィルスが猛威を振るう世界。
関東一帯に拡がるソレは、ところ構わず発情してしまう症状から、通称「淫乱ウイルス」と呼ばれておりました。
田舎町に住む「今日子」ちゃんの学校でも休む女子が増え、そして…。
先の話とは異なり、やや社会派っぽい色のある中編。
コメディー要素は完全に排除され、全編シリアスなものとなっておりました。
成年系のこうしたジャンルでは珍しい漫画ですね。
正直、オチ部分がかなり無理やりで苦しかったんですが、ネタとしてこんなんもアリだと思います。
前編の夕方・帰宅途中シーンはなかなか衝撃的。
あれは、「今日子ちゃん」トラウマになってしまいそうです。
先の漫画と違って、こちらの男の子「勇気」くんがなかなかの人物だったことが救いでした。
暗く重たい話になりそうなところでしたが、ぎりぎり回避できましたよ。
※「相沢ひかる」
空気も読める、いい娘でした。修学旅行編のアレはやっぱり狙ってやったのかなぁ。
1年前に転校してきた主人公「矢追誠司」くん。
引っ込み思案でかつ大人しい性格がため、クラスでは独りでいることが多かったのです。
ある日、手紙で呼び出された「誠司くん」が校舎裏まで足を運ぶと、そこには明るく積極的なクラスの人気者「相沢ひかる」ちゃんがおりました。
「ただキミとえっちしたかっただけ」
イタズラを警戒する「誠司くん」に、「ひかるちゃん」はそんなことを言うのでした…という表題作「小っちゃな恋のメロディ」
こちらは、多くの男性が好みそうなシチュエーションですね。
積極的(ついでにえっち)な彼女がため、その彼氏は振り回されつつも人間的に成長していくという、実に読後感の良いお話でした。
ぱっと浮かぶところでは、「のぞみウィッチィズ/野部利雄」とか…あと思いつかないけど、そんな系ですかね。
当初、名前すら知らなかった、失礼極まりない「誠司くん」に対し、逆に正確なデータをしっかり記憶していた「ひかるちゃん」
そんな彼に改めて名乗ったシーンは、小さいコマながら実に印象的でした。
おでこをコツンとする仕草が素敵です。
どうしても弱気に傾いてしまいがちな「誠司くん」に何度も自信をつけさせるような言動をしているほか、2話目「夏編」では泳ぎの特訓に付き合い、3話目「秋編」では手作り弁当を持参。
4話目の「冬編」ではご褒美とクリスマスプレゼントを用意しておりました。
いい娘ですねー。
しかし、あのクリスマスプレゼントは…できれば事前に知っておきたかったですね(笑)
水中で目を開ける練習とか、修学旅行編での言動、描き下ろし部分も良かったです。
できれば、何年後かのもっと大きくなった二人を見たいですよ。
なお、こちらの「春編」「冬編」の2話は過去単行本に収録されたものの再録でした。
…既に持っている方は複雑かなぁ。
ただセンセがあとがきで述べているように、このお話は出会いから続く展開があってしっかりまとまる漫画だと思うので、全編収録して完全版として頂いたのは歓迎します。
乱れない強い線のすっきりとした見やすい絵柄。
センセは「多少絵柄が変わっている~」と、わざわざ1ページで注意書きをしておりましたが、個性確立されていることもあってか、ほとんど気にはなりませんでした。
単行本全体での安定感は高いと思います。
また、適度な濃淡具合であちこちのバランスも良く、漫画の巧い方です。
人物絵は、大きめに描かれる頭と細い身体という、ロリ系統の典型。
このジャンルでは濃すぎず間口は広いタイプなんですが、一般的にはやっぱり人を選ぶでしょう。
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小っちゃな恋のメロディ (TENMAコミックス RiN) (TENMAコミックス RiN) (2008/06/27) たまち ゆき 商品詳細を見る |
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■よくかきまぜてめしあがれ (たまごかけごはん)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき・作品解説、加筆修正あり、
カラー描き下ろし「卒業式4P」、
カバー裏に別絵・ラフ表紙。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまごかけごはん」センセの「よくかきまぜてめしあがれ」です。
やってしまいました。
うーん、絵柄は嫌いな方ではないんですけれど…なんなんでしょう。
よくこのブログでは、漫画の合う・合わないについて書いてますが、こういった書き出しの場合は例によって後者。
これは本当に感覚的なもの。
ひでるさんは合いませんでしたが、単行本をざーっと見たかぎりでは大幅に悪いという感じでもありません。
そのため、下記はあくまでも意見の一つ程度に考えて下さい。
やや読み辛い文もあるかと思いますので、そうしたものが得意ではない方は、ここで御遠慮下さいませ。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きます)
※アイドル「桜木美希」、魔女っ娘・荒川くん。
可愛らしくていいんですが…右の魔女っ娘は男性の変身した姿なのでした。
さて、こちらの「よくかきまぜてめしあがれ」は、「たまごかけごはん」センセの初単行本。
全て短編という構成で、学生からアイドル、スケート選手に漫画家、魔女っ娘や貧乏神…までが登場する、かなり幅の広い内容です。
全体を通してテンションは高く、コメディー色の強い短編集になっておりました。
…もしかしたら、ひでるさんがさっと見て”合わない”と感じたのは、漫画に漂う妙なはっちゃけ具合が原因かもしれません。
文字がやたら多いという特徴もあり、特にえっちシーンではやや喋らせ過ぎ、余計な文言多すぎな印象。
ついでにその台詞自体もあまり良いものでなく、お話を盛り下げる要因となっておりました。
生徒会長「後藤美月」さんのカラー原稿から始まる冒頭の短編「卒業式」
家族がどうのという設定が、いきなりクライマックスに出てくるのに驚きました。
…いや、そんなこと全然描かれて(描けて)なかったでしょ?
”精一杯にいい子を演じてきた彼女が卒業式になって反乱を起こした”、というのは分かりますが、周辺が伝わってきませんでした。
隣のお姉さん「桜木美希」がちょっとした応募からオーディションに合格し、アイドルになってっちゃう…みたいな流れの「隣のグラビアお姉さん」
これは成年漫画の王道で安心。
アイドルとして邁進する彼女に対し、別れを切りだすあたりは男ですねー。
しかし、彼女の優しい言葉から思わずこぼれてしまう本心「別れたいなんて嘘だあ~~」は、なかなかリアルでした。
なにげに裏表紙を飾っている「魔女っ娘ステッキ」
倒れている魔女っ娘からステッキを奪取し、男子が変身するという、一風変わった作品。
…いや、倒れている彼女を助けてあげなさいよ。
これが普通のコメディーであればまぁいいんですが、成年漫画となれば別のこと。
彼が変身した姿はどこから見ても女の子なんですが、元が男と分かっているだけで、なんだか敬遠したくなるのが不思議です(笑)
本物の魔女っ娘とのえっちシーンありましたが、たった1コマだけでした。
いやいや、そっちをメインとして下さいよぅ。
※左:フィギア選手「舞津奈菜」、右:貧乏神「天照無小魅香」
こうした絵はなかなかいいモノでしょ。次に期待ですね。
なんだかどこぞのゲームを思い出すタイトル「リンクの妖精」はフィギアスケート話。
そんなん好きな方にはオススメです。
お話としては、スポーツものでよくあるえっち特訓話ですね。
いきなりそんなシーンから始まっており、レオタード姿ではあるものの既にはだけた状態でした。
どうせこのネタならじわじわいってほしかったー、と思うのはひでるさんだけでしょうか?
ちょっと残念。
妙な気ぐるみ話「着ぐるみコミュニケーション」、貧乏神「天照無小魅香(あまてらさぬ・こみか)」の「おっちょこ貧乏神の小魅香ちゃん」は珍しいネタで良かったんですが、オチにはがっかり。あーじゃないでしょー。
なお、「小魅香」さまはお話の流れで頭上に破魔矢が刺さったままなんですが…ありゃ過去にマスコミを騒がした「矢○○」とか想像されて危険な感じ。
ほか、外人のコスプレ話「彼女はOTAKUな留学生!」、巨乳「藤井粋花」の「爆乳王女」などがありました。
太めな線のこってりと濃い絵柄。
大きめな作画で迫力あるんですが、ごっちゃりと描かれる方で変形コマ多く、ページは見やすいと言えません。
キャラ絵はデフォルメ強く、コテコテした感じ。
目や輪郭の丸さとトーン処理は、なんとなく「魚肉ん」センセちっくでした。なんとなく。
加筆修正の結果か、各話でのバラツキは最小限程度で安定しております。
↓表紙は構図もあって分かり辛いので、裏表紙のが判断し易いでしょう。
ただ、実際の白黒絵はもう少しぼってりとして、オタフクソース調でしたが。
なお、ラストには「キャラクター名鑑&解説」があるんですが…コミックス未収録の解説をつらつらとされてもねぇ。
雑誌からのファンな方はいいのかもしれませんが。
よくかきまぜてめしあがれ (ポプリコミックス)
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・絵 :■■□□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき・作品解説、加筆修正あり、
カラー描き下ろし「卒業式4P」、
カバー裏に別絵・ラフ表紙。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまごかけごはん」センセの「よくかきまぜてめしあがれ」です。
やってしまいました。
うーん、絵柄は嫌いな方ではないんですけれど…なんなんでしょう。
よくこのブログでは、漫画の合う・合わないについて書いてますが、こういった書き出しの場合は例によって後者。
これは本当に感覚的なもの。
ひでるさんは合いませんでしたが、単行本をざーっと見たかぎりでは大幅に悪いという感じでもありません。
そのため、下記はあくまでも意見の一つ程度に考えて下さい。
やや読み辛い文もあるかと思いますので、そうしたものが得意ではない方は、ここで御遠慮下さいませ。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きます)
※アイドル「桜木美希」、魔女っ娘・荒川くん。
可愛らしくていいんですが…右の魔女っ娘は男性の変身した姿なのでした。
さて、こちらの「よくかきまぜてめしあがれ」は、「たまごかけごはん」センセの初単行本。
全て短編という構成で、学生からアイドル、スケート選手に漫画家、魔女っ娘や貧乏神…までが登場する、かなり幅の広い内容です。
全体を通してテンションは高く、コメディー色の強い短編集になっておりました。
…もしかしたら、ひでるさんがさっと見て”合わない”と感じたのは、漫画に漂う妙なはっちゃけ具合が原因かもしれません。
文字がやたら多いという特徴もあり、特にえっちシーンではやや喋らせ過ぎ、余計な文言多すぎな印象。
ついでにその台詞自体もあまり良いものでなく、お話を盛り下げる要因となっておりました。
生徒会長「後藤美月」さんのカラー原稿から始まる冒頭の短編「卒業式」
家族がどうのという設定が、いきなりクライマックスに出てくるのに驚きました。
…いや、そんなこと全然描かれて(描けて)なかったでしょ?
”精一杯にいい子を演じてきた彼女が卒業式になって反乱を起こした”、というのは分かりますが、周辺が伝わってきませんでした。
隣のお姉さん「桜木美希」がちょっとした応募からオーディションに合格し、アイドルになってっちゃう…みたいな流れの「隣のグラビアお姉さん」
これは成年漫画の王道で安心。
アイドルとして邁進する彼女に対し、別れを切りだすあたりは男ですねー。
しかし、彼女の優しい言葉から思わずこぼれてしまう本心「別れたいなんて嘘だあ~~」は、なかなかリアルでした。
なにげに裏表紙を飾っている「魔女っ娘ステッキ」
倒れている魔女っ娘からステッキを奪取し、男子が変身するという、一風変わった作品。
…いや、倒れている彼女を助けてあげなさいよ。
これが普通のコメディーであればまぁいいんですが、成年漫画となれば別のこと。
彼が変身した姿はどこから見ても女の子なんですが、元が男と分かっているだけで、なんだか敬遠したくなるのが不思議です(笑)
本物の魔女っ娘とのえっちシーンありましたが、たった1コマだけでした。
いやいや、そっちをメインとして下さいよぅ。
※左:フィギア選手「舞津奈菜」、右:貧乏神「天照無小魅香」
こうした絵はなかなかいいモノでしょ。次に期待ですね。
なんだかどこぞのゲームを思い出すタイトル「リンクの妖精」はフィギアスケート話。
そんなん好きな方にはオススメです。
お話としては、スポーツものでよくあるえっち特訓話ですね。
いきなりそんなシーンから始まっており、レオタード姿ではあるものの既にはだけた状態でした。
どうせこのネタならじわじわいってほしかったー、と思うのはひでるさんだけでしょうか?
ちょっと残念。
妙な気ぐるみ話「着ぐるみコミュニケーション」、貧乏神「天照無小魅香(あまてらさぬ・こみか)」の「おっちょこ貧乏神の小魅香ちゃん」は珍しいネタで良かったんですが、オチにはがっかり。あーじゃないでしょー。
なお、「小魅香」さまはお話の流れで頭上に破魔矢が刺さったままなんですが…ありゃ過去にマスコミを騒がした「矢○○」とか想像されて危険な感じ。
ほか、外人のコスプレ話「彼女はOTAKUな留学生!」、巨乳「藤井粋花」の「爆乳王女」などがありました。
太めな線のこってりと濃い絵柄。
大きめな作画で迫力あるんですが、ごっちゃりと描かれる方で変形コマ多く、ページは見やすいと言えません。
キャラ絵はデフォルメ強く、コテコテした感じ。
目や輪郭の丸さとトーン処理は、なんとなく「魚肉ん」センセちっくでした。なんとなく。
加筆修正の結果か、各話でのバラツキは最小限程度で安定しております。
↓表紙は構図もあって分かり辛いので、裏表紙のが判断し易いでしょう。
ただ、実際の白黒絵はもう少しぼってりとして、オタフクソース調でしたが。
なお、ラストには「キャラクター名鑑&解説」があるんですが…コミックス未収録の解説をつらつらとされてもねぇ。
雑誌からのファンな方はいいのかもしれませんが。
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