まんがさんぽ

★まんがデーター　［１１／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■■■■
・属性　：　成年・複数
・おまけ：　春ちゃん通信。
・その他：　短編×８。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春籠漸（ちゅんろうざん）」センセの「ワイセツ絵本」です。

アマゾンでの表記は「春篭斬」と、かなり省略されていた「春籠漸」センセ。
これはいいのかなぁ…。
いちおう検索はどちらでもひっかかりました。
ただ、正式な漢字を入れないと表示される単行本がぐっと少なくなってしまうので注意。

さて、そんな「春籠漸」センセの新刊「ワイセツ絵本」です。
確か…過去になんだか単行本を見た記憶があります。
わすれましたが。
今回の「ワイセツ絵本」というタイトルそのまま、非常にわいせつな単行本でした（笑）
複数でのドえっち展開がお好きな方向けですね。
↓表紙の可愛らしい雰囲気で判断せず、えろえろな裏表紙にて判断するのがいいでしょう。
派手な液体描写がため、なかなかドギツイ絵でした。


※ヘルメット少女「三津谷蘭ちゃん」
　レアシールゲットです！さて、その効果は…

せっかく絵の話題になったので、そのまま続けますね。
しっかりと乱れない、強い線での絵柄。
トーンとベタの色が目立ち、コマ割り小さめでいっぱいに描かれているため、こってりとしてます。
前述しました、ドロリとした液体描写と共に描かれている太字の擬音がその度合いを強めておりました。
アンダーヘアから局部までしっかり描かれており、えっち度はかなり高かったです。
幅広い輪郭で大きい目が特徴の可愛らしい絵柄。
概ね問題ないものの、たまにバランス悪くなっているところがあります。
全体的にカタイ印象ですね。

続いてお話について。
全て短編が収録されており、たいていが複数形。
すぐに男女がぞろぞろと集まってきます（笑）

田舎で遊んでいた「望」・「香子」の兄妹。
地元の「小山夕貴」と知り合い、遊んでいたところちょっとした事から～という短編「森の中で結ばれて…」
”すぐに男女がぞろぞろと集まってくる”、代表的なお話です。
これは男子みたいな女の子「夕貴さん」ですね。
登場したてはそのまま男子っぽかったものの、だんだん女の子しておりました。
いかにも田舎育ちという、奔放な感じも良かったです。
この辺で女子は１人、と言っていたそのまま、後半にぞろぞろ出てきたのは全て野郎。
療養目的もあった「香子ちゃん」でしたが、元気にえっちしていました（笑）

「ヘルメットの少女達」もノスタルジーな感覚です。
通学でヘルメット着用が義務付けられている地域。
ある日、森の中にてえっちする「花咲桂」さんを目撃した「三津谷蘭」ちゃん。
彼女から次の日にバラのシールを貰い、それをヘルメットに貼り付けたところ…地元のおじさんに声をかけられ、小屋まで連れてこられてしまうのでした。
えー、同意ありです。念のため。
柄によってプレイが変化するんですが、ハマってしまった「蘭ちゃん」は次々にシールを試しておりました。
（※５枚セットで２組＝１０回分をお買い上げ。レアシールもゲットしていましたよー）
合図にもなっているためか、えっち描写では必ずヘルメット姿ですね。
過去にそういう決まりだった方は、そんな姿が刺さると思います。
ひでるさんの地域には無かったですね。
なんとなく羨ましく思った記憶あります。


※左：学級委員「志保さん」、右：藤咲さん
　眼鏡な２人です。「志保さん」は良かったなぁ。

学級委員「志保」さん、「実原」くん２人の自由研究話「自由研究発表会」
…えー、ここでわざわざ詳細を書かなくとも、お話はなんとなく想像できるのではないかなぁ。
そうです、２人の自由研究テーマは「性器」なのでした。
こちらの「志保さん」は眼鏡・半開き目の、なかなか魅力的なヒロイン。
探究心が強く、学者ちっくなんです（※そのためテキスト多め）
途中まで物事にまったく動じることないまま、淡々と説明をし続けていました。
いいなぁ、これ。
「本物があるんだから～」
ということで実物、試してみようでえっち、それがやがてギャラリーを巻き込む、王道展開なのでした。

「近未来ＳＥＸ」はありがちな設定の漫画。
出生率減少の対策がため、子供の頃から性教育を徹底させることとなりました。
クラスメイト「紫条初音」さんに想いを寄せていた主人公「室狩」くん。
しかし、なぜかすれ違ってしまう間の悪さと共にちょっとした悩みもあり、なかなか言い出せずにいたのです。
そんな彼を見ていた「花椎」さんは、２人をパーティーに誘うのでした。
よくある設定でしたが、いちおう・たぶん純愛（笑）で、なかなか良いお話。
…ちょっと意外でしょ。
クラス仲は非常に良く、なかなか口に出来ない彼を察してお膳立てをしてくれた「花椎さん」が泣かせます。
（※さすがに泣きはしないのだけれど）
「紫条さん」が告白を受けた際にも、皆で祝福しておりました。
中盤までお互い別の人と散々えっちしているんですけどねぇ。
そうした妙が楽しく、ありきたりな設定を巧く料理していたと思います。
そちらと似た展開ながら、読後感微妙な「告白スクランブル」
まぁ…ヒロイン「大桃美咲」さんは置いといて、「一八」くんは成長したみたいだからいいのかな。

幼馴染み「堀内紗衣」ちゃんと付き合い始めた「御永一（みなが・はじめ）」くん。
しかし、最近の彼は覚えのない事で話しかけられること多く、まるで自分がもう１人存在するかのようだったのでした。
そんなサスペンスちっく短編「もう１人いる！」
”もう１人の自分”がため、次々と女の子から言い寄られる「一くん」
役得続きであった彼が驚く「紗衣ちゃん」からの電話…と、なかなかの衝撃展開でした。
あとがきに書かれていた寝取られ系ですね。
えっち重視の成年漫画なので仕方ないかもしれませんが、設定が良かっただけオチはイマイチでした。
まぁ、色々と描くにはページが足りませんかね。


※幼馴染み「新井詩穂さん」
　なかなか可愛い娘なんですけどねぇ…

同じく典型的な寝取られ系の短編「止められない」、「彼女は、俺以外と、ＳＥＸする。」
まずは前者から。
野球部で正義感の強い「浩二」くんと付き合う「藤咲」さん。
しかし、人前でえっちを見せつける転校生「日野」くんの危険な魅力に誘われ、そのままのめり込んでしまうのでした。
「日野くん」スゴイなぁ。
ヒロイン「藤咲さん」は眼鏡で大人しい感じな女の子で、ある意味”よろめき人妻系”な感覚の漫画です。
精神的には「浩二くん」であるものの、身体は「日野くん」…みたいな。
まだ彼とはキスすらしてない、というのもお約束ですねー。
続いて「彼女は、俺以外と、ＳＥＸする。」は付き合い始めて３カ月という「正和」、「守野操」のカップル。
ほか、幼馴染み「新井詩穂」、「小林」さん、委員長「滝川」さんとヒロインが登場していました。
↓表紙の３名は彼女らですね。
えっちに対して奔放だった「詩穂」・「小林」らを嫌って、清楚で真面目な「操さん」と付き合うこととしたんですが…「詩穂さん」の部屋で行われるパーティーに、「操さん」の姿もあったのでした。
カーテン越しの”誰だかわからない”プレイがえっちです。
声でだいたい想像でき、その１人が「操さん」だと知るものの…「詩穂さん」らに阻まれてしまう「正和くん」
もどかしさたっぷりの、スワッピングな感覚ですよ。
頭おかしくなりそうです（笑）

慣れていないと消耗しますね。
特にラブコメ好きな方はお話正反対なので注意して下さい。

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tag : アンダーヘアノスタルジーサスペンススワッピングラブコメ