■黒薔薇の騎士 聖帝ローザ (助三郎)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、修正あり。
・その他: 初単行本、原作「筑摩十幸」、キャラクター紹介、
8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「助三郎(すけさぶろう)」センセの「黒薔薇の騎士 聖帝ローザ」です。
直接関係の無いお話から、すみません。
たぶん…ひでるさんと同世代の方には大変懐かしい、「ランス2」がリニューアルされるそうです。
わーわーぱちぱちぱち。
「アリスソフト」さん恒例のバラエティーパック「アリス2010」に入るそうです。
なにげに、「ままにょにょ」のパワーアップ版「わいどにょ」もやりたいので…
こりゃ、久しぶりにソフト買いますか!
(※12/18発売予定。まだアマゾンに登録なかったので、詳細は「アリスソフト」さんのHPでどうぞ)
※シュバルト神聖帝国・女皇帝「ローザ・フリージンガー」
凛々しい「ローザさん」 なかなかえっちなコスチュームが嬉しいです。
さて、ソフトを紹介するブログではないので本編。
「助三郎」センセの新刊「黒薔薇の騎士 聖帝ローザ」です。
同社の小説「黒薔薇の騎士」からの展開モノ。
原作はゲームでないんですね。
さらに折り返しの紹介部分によると、分岐小説集「淫虐の黒騎士ローザ」が原点らしく、かなり人気あるお話のようでした。
分岐小説って…察するところ、ゲームブックの小説寄りみたいなものかな?
それら小説の挿絵は全て「助三郎」センセだったので、まさにファン待望の単行本化というところでしょう。
(※表紙絵で小説を買う人も多かったと思うので)
さて、絵師「助三郎」センセはこちらが初単行本。
小説の挿絵は頻繁に描かれているようで、アマゾンなどで見てみるとずらーっと本が並びました。
センセのHPにも”イラストレーター”と書かれているため、意識としても本業はそちらみたい。
剣と魔法のファンタジー世界。
魔を祓うとされる御子「ヨハン」を擁する、「シュバルト神聖帝国」
こちらを統べるのは、大陸全土に名を轟かせる女皇帝「ローザ・フリージンガー」でした。
一時は混乱していた帝国は、御子「ヨハン」と皇帝「ローザ」の指導によって復興していたのです。
しかし、神聖帝国の教皇にして叔父「アルベルト」は魔を操る少女「メリル」と結び、彼女を罠に掛けるのでした。
…だいたいそんな感じ。
毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんらしい、ファンタジー・えっち漫画です。
凛々しい女皇帝「ローザさん」が徹底的にイヤらしいことされる(笑)パターンね。
HPなどによると、設定は原作そのままで展開オリジナルとのこと。
既に小説を読んでいる方も安心です。
ちなみに、いつものことながらひでるさんは原作未読。
掴みとなる、1話「辺境の聖帝」、2話「教皇の罠」
やはり格好良さをアピールしておかなければ、ということで、ヒロイン「ローザさん」の強さが堪能できるお話になっています。
彼女、こうした漫画史上・最強クラスではないでしょうか。たぶん。
※強いぞ!「ローザさま」
かなりの使い手という「ローザさま」なのです。
親衛隊「聖薔薇騎士団」の騎士「リズ」があっさり陥落した、辺境の魔物。
これに真っ向から勝負を挑みながら、圧倒的な剣さばきを見せておりました。
お約束で仲間に足を引っ張られ、触手に捕縛されてしまうんですが…余裕で反撃するんですね。
「わざと捕まった方がお前を斬るのに都合が良かっただけだ」
とか言ったりして。きゃー。
魔を操る少女「メリル」が直接攻撃を仕掛ける2話目。
罠によって身体が自由にならないまま、やっぱり捕まってしまう「ローザさん」
1話と同じ作戦も失敗し、これは万事休すかと思ったら…わずか一瞬の隙にて撃退しております。
たった一瞬で周囲の魔物を斬り伏せ、さらに首謀者「メリル」をも追い詰めているのです。
強いぞー!!
触手にぐるぐるにされたら普通はえっちシーンになるのがお約束なんですけど、”2度にわたってセオリー破りをするほど強い”んですねー、この方。
すごいなぁ。
ただ、相手がそれを見極めた上で策を練っており、結局は敵の手に堕ちてしまうのでした。
教皇「アルベルト」は叔父だそうなんですが、まるで似てない上に典型的な悪役顔が可笑しいです。
2話後半では、眼鏡のシスター「マリア」も陥落。
彼女、唯一まともな味方になりそうだったんですが…。
※左:聖薔薇騎士団「リズ」、右:魔を操る少女「メリル」
「メリルちゃん」のえっちはありませんでした。
えっち開始となる3話「地獄の拷問」でも、呪術によってぎりぎりで回避。
ただ、あの最終手段は出すの早かったか。
(※そうそう意思によって左右できなさそうですが)
続く4話「魔女裁判」は、途中からがやや違和感。
浣腸はいいとして、その後のアレは裁判中なのに変だよー。
この後はタイトルそのままなシチュエーションが続きます。
「肛虐調教」、「処刑台の牝豚」というのが5、6話。
特に民衆が見守る中で豚を相手とする6話「処刑台の牝豚」がスゴイ。
濃厚には描かれていませんでしたが、人によってはこんなん嫌だろうなぁ。
そんなこんなで、えっちされつつも逆転の一手を狙う「ローザさん」ですが…彼女がどうなってしまうのか、ぜひ単行本でどうぞ。
獣姦はありましたが、ファンタジーらしい触手とのえっちなどはごくわずか。
特殊なものは他にお尻くらいなもので、明確な肉体改造とか極端な描写はありませんでした。
どっちかというと軽い方だと思います。
前述したように、原作から作画に変化がないのはファンにとって有難いことでしょう。
細線のデジタル絵。
ロング黒髪というキャラがメインでなく、服装にも黒はそこそこ程度です。
また暗いシーンも少ないためか、ああいったお話の割に濃淡は薄く、すっきりとしています。
いかにも、というコテコテ・こってりしたのがお好きな方には、やや物足りないかもしれません。
コマは変形多く枠線をはみ出すことも多々あり、ページは賑やかな印象。
ただし、バランスが取れ、乱れることもないためか、さほど見辛い感じはありませんでした。
さすがに多くの挿絵をされているだけあって、巧いです。
分かり易いネタがためか漫画としてひっかかるところなく、イラストを本業とされている方にありがちな絵の強弱もありませんでした。
いいんじゃないでしょうか。
判断には↓表紙・裏表紙でどうぞ。
センセは他にもイラストを手掛けている小説が多くあったので、これに続く単行本がまたあるかもしれません。
次も期待しております。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、修正あり。
・その他: 初単行本、原作「筑摩十幸」、キャラクター紹介、
8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「助三郎(すけさぶろう)」センセの「黒薔薇の騎士 聖帝ローザ」です。
直接関係の無いお話から、すみません。
たぶん…ひでるさんと同世代の方には大変懐かしい、「ランス2」がリニューアルされるそうです。
わーわーぱちぱちぱち。
「アリスソフト」さん恒例のバラエティーパック「アリス2010」に入るそうです。
なにげに、「ままにょにょ」のパワーアップ版「わいどにょ」もやりたいので…
こりゃ、久しぶりにソフト買いますか!
(※12/18発売予定。まだアマゾンに登録なかったので、詳細は「アリスソフト」さんのHPでどうぞ)
※シュバルト神聖帝国・女皇帝「ローザ・フリージンガー」
凛々しい「ローザさん」 なかなかえっちなコスチュームが嬉しいです。
さて、ソフトを紹介するブログではないので本編。
「助三郎」センセの新刊「黒薔薇の騎士 聖帝ローザ」です。
同社の小説「黒薔薇の騎士」からの展開モノ。
原作はゲームでないんですね。
さらに折り返しの紹介部分によると、分岐小説集「淫虐の黒騎士ローザ」が原点らしく、かなり人気あるお話のようでした。
分岐小説って…察するところ、ゲームブックの小説寄りみたいなものかな?
それら小説の挿絵は全て「助三郎」センセだったので、まさにファン待望の単行本化というところでしょう。
(※表紙絵で小説を買う人も多かったと思うので)
さて、絵師「助三郎」センセはこちらが初単行本。
小説の挿絵は頻繁に描かれているようで、アマゾンなどで見てみるとずらーっと本が並びました。
センセのHPにも”イラストレーター”と書かれているため、意識としても本業はそちらみたい。
剣と魔法のファンタジー世界。
魔を祓うとされる御子「ヨハン」を擁する、「シュバルト神聖帝国」
こちらを統べるのは、大陸全土に名を轟かせる女皇帝「ローザ・フリージンガー」でした。
一時は混乱していた帝国は、御子「ヨハン」と皇帝「ローザ」の指導によって復興していたのです。
しかし、神聖帝国の教皇にして叔父「アルベルト」は魔を操る少女「メリル」と結び、彼女を罠に掛けるのでした。
…だいたいそんな感じ。
毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんらしい、ファンタジー・えっち漫画です。
凛々しい女皇帝「ローザさん」が徹底的にイヤらしいことされる(笑)パターンね。
HPなどによると、設定は原作そのままで展開オリジナルとのこと。
既に小説を読んでいる方も安心です。
ちなみに、いつものことながらひでるさんは原作未読。
掴みとなる、1話「辺境の聖帝」、2話「教皇の罠」
やはり格好良さをアピールしておかなければ、ということで、ヒロイン「ローザさん」の強さが堪能できるお話になっています。
彼女、こうした漫画史上・最強クラスではないでしょうか。たぶん。
※強いぞ!「ローザさま」
かなりの使い手という「ローザさま」なのです。
親衛隊「聖薔薇騎士団」の騎士「リズ」があっさり陥落した、辺境の魔物。
これに真っ向から勝負を挑みながら、圧倒的な剣さばきを見せておりました。
お約束で仲間に足を引っ張られ、触手に捕縛されてしまうんですが…余裕で反撃するんですね。
「わざと捕まった方がお前を斬るのに都合が良かっただけだ」
とか言ったりして。きゃー。
魔を操る少女「メリル」が直接攻撃を仕掛ける2話目。
罠によって身体が自由にならないまま、やっぱり捕まってしまう「ローザさん」
1話と同じ作戦も失敗し、これは万事休すかと思ったら…わずか一瞬の隙にて撃退しております。
たった一瞬で周囲の魔物を斬り伏せ、さらに首謀者「メリル」をも追い詰めているのです。
強いぞー!!
触手にぐるぐるにされたら普通はえっちシーンになるのがお約束なんですけど、”2度にわたってセオリー破りをするほど強い”んですねー、この方。
すごいなぁ。
ただ、相手がそれを見極めた上で策を練っており、結局は敵の手に堕ちてしまうのでした。
教皇「アルベルト」は叔父だそうなんですが、まるで似てない上に典型的な悪役顔が可笑しいです。
2話後半では、眼鏡のシスター「マリア」も陥落。
彼女、唯一まともな味方になりそうだったんですが…。
※左:聖薔薇騎士団「リズ」、右:魔を操る少女「メリル」
「メリルちゃん」のえっちはありませんでした。
えっち開始となる3話「地獄の拷問」でも、呪術によってぎりぎりで回避。
ただ、あの最終手段は出すの早かったか。
(※そうそう意思によって左右できなさそうですが)
続く4話「魔女裁判」は、途中からがやや違和感。
浣腸はいいとして、その後のアレは裁判中なのに変だよー。
この後はタイトルそのままなシチュエーションが続きます。
「肛虐調教」、「処刑台の牝豚」というのが5、6話。
特に民衆が見守る中で豚を相手とする6話「処刑台の牝豚」がスゴイ。
濃厚には描かれていませんでしたが、人によってはこんなん嫌だろうなぁ。
そんなこんなで、えっちされつつも逆転の一手を狙う「ローザさん」ですが…彼女がどうなってしまうのか、ぜひ単行本でどうぞ。
獣姦はありましたが、ファンタジーらしい触手とのえっちなどはごくわずか。
特殊なものは他にお尻くらいなもので、明確な肉体改造とか極端な描写はありませんでした。
どっちかというと軽い方だと思います。
前述したように、原作から作画に変化がないのはファンにとって有難いことでしょう。
細線のデジタル絵。
ロング黒髪というキャラがメインでなく、服装にも黒はそこそこ程度です。
また暗いシーンも少ないためか、ああいったお話の割に濃淡は薄く、すっきりとしています。
いかにも、というコテコテ・こってりしたのがお好きな方には、やや物足りないかもしれません。
コマは変形多く枠線をはみ出すことも多々あり、ページは賑やかな印象。
ただし、バランスが取れ、乱れることもないためか、さほど見辛い感じはありませんでした。
さすがに多くの挿絵をされているだけあって、巧いです。
分かり易いネタがためか漫画としてひっかかるところなく、イラストを本業とされている方にありがちな絵の強弱もありませんでした。
いいんじゃないでしょうか。
判断には↓表紙・裏表紙でどうぞ。
センセは他にもイラストを手掛けている小説が多くあったので、これに続く単行本がまたあるかもしれません。
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黒薔薇の騎士 聖帝ローザ (二次元ドリームコミックス 189) (2009/09/16) 助三郎筑摩十幸 商品詳細を見る |
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