■フラジール (巴天舞)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき4コマ、中書き(4コマ、コメント、ネタ絵)
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、短編×8
(うち「ソーセージ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「巴天舞(ともえ・てんぶ)」センセの「フラジール」です。
久しぶりのアルコールでふらふらしています。
苦手な人は分解する要素がないとかなんとか聞きましたが、ないんだろうなぁ。
頭がガキガキ痛いですね。
なかなか治まらないんだ、これが。
さて、本日は過去に成年系「In her crack[インハークラック]」を紹介している「巴天舞」センセ。
最新刊は一般えっち系の「フラジール」です。
こちらは前後編も含めた、8話のラブコメ話ですね。
一般ですが、各話直接えっち描写のある単行本。
正直なところ、絵柄についてはもう少し頑張ってほしいところがありました。
ただ、収録の各話はセオリーっぽいだけでもなく、楽しめると思います。
※左から、美空・七海、マコト
「マコトさん」が驚いたのは、もう1つ理由があったりします。
”家族について行って引っ越しますですの。マダラギさんと同じ市になるからやっと逢えますの♪”
オンラインゲームで仲の良い「イカルガ」から、そんなメッセージを受け取っていた、「マダラギ」こと「斑木拓斗」
それから一週間たってもログインは見られず、引っ越しが大変なんだろうと思っていた矢先。
ゼミで教授から紹介された「斑鳩七海」は、その「イカルガ」のプレイヤーだったのでした。
そんな導入部の「ソーセージ」は、前後編の冒頭漫画。
変わった名前を、そのままキャラにつけていた2人。
ゲームで親しい相手が可愛い女の子だったというのは、それだけでテンション上がるでしょう。
「女の子でホッとした」
「拓斗くん」も、思わずそんな事を言ってます。
ただ…ゲーム中のあんなんで好意は持つモノなの?やったことないので分かりませんが。
なかなか積極的な娘で、いきなりえっちを仕掛けておりました。
オチになっていた、ゲーム中の一言がいいですね。
そんな訳で後編。
当初は伏せておこうかと思いましたが、よくよく確認したタイトルでバレバレなんですね、この話。
(※気づいていなかったので、ひでるさんはかなり新鮮に読めました)
タネ明かしで、「七海さん」の妹にしてゲームの当人「斑鳩美空」さんが登場しています。
喋り方はあのまんまの「~ですの」口調なんですね。
考えると、第三者的にプレイを眺めていた「七海さん」が彼に興味を持つというのはあるかも。
お互いバツが悪い中、それぞれをかばい合うところが素敵な姉妹でした。
後編のえっちは複数です。
「拓斗くん」羨ましいなぁ。
ややこしくなるかもしれませんが、双子の感覚リンクとかあってもいいかと思いました。
4コマもいい出来栄えですね。
スキーで道に迷っていた主人公。
噂に聞いていたそのまま、雪女に遭遇してしまうのです。
襲われかかったところ…彼女「雪奈」が好みのタイプであり、一目惚れした彼は毎日足繁く通うようになってしまうのでした。
そうした、雪女とのファンタジーなお話「雪のせい」
雪女は伝わっている普通のお話がラブいためか、妖怪中で恋愛に絡めやすいキャラですね。
この「雪奈さん」は長髪な美人で、胸元もゆるめだったので、ああした反応もアリかと思います。
お菓子で餌付けされつつあり、ペースを乱されている「雪奈ちゃん」がキュートでした。
やはり身体は冷たい設定のようで、えっちは半分命がけ。
それを経たことでのハッピーエンドなのかな。
こちらは漫画後のネタ絵が秀逸。
その後の”ちょっと太った”という「雪奈ちゃん」はよりむちむちっとしたスタイルで、下着もふんどしになっています。
ああ、本編でソレを描かなかったのは勿体なかったなぁ。(※ノーパンのようでした)
こちらの絵は折り返しでカラーになっていたので、そちらと共にお楽しみ下さい。
色彩があると、より雪女っぽいですね。
また、その裏にあった後任の雪女「雪穂」ちゃん。
こちらがまた良い感じで、もう1話漫画が描けそうでした。
「巴天舞」センセの絵は雪女と相性良く、メインシリーズでもいいかと思います。
福袋のバックが欲しい「マリ」さんは、神様コスプレにてお賽銭をおネダリするのでした。
そんなお正月のえっち短編「かしこみ」
先の「雪のせい」ではふんどしを逃してしまいましたが、こちらの「マリさん」は着用していました。
巫女装束(これが自称神様ね)を脱がしてのふんどしという、嬉しい設定です。
ペロってめくってましたねー。
いいんじゃないでしょうか。
同じアパートに住んでいる、人懐っこい後輩「ヒナ」さんの「ハラペコブギウギ」
食事のたびに先輩を訪ねてくる「ヒナさん」
こちらも餌付けっぽいですよ。
また「ヒナさん」も犬ちっくな女性なのでした。
彼女がタダ飯の合コンにつられたことが、意識を持つ切っ掛けとなっています。
慣れか、ちゃんと食事を用意していた彼が可笑しいです。
※左:雪女「雪奈」、右:神様コスプレ「マリさん」
雪女のお話はシリーズにしてほしいですね。
一緒にキャッチボールや野球をやっていた「マコト」が、実は女の子だったという「ひみちゅ」
「間違えられて…言いづらくなって…」
初対面でそう思い込んでしまうと、勘違いしたままズルズルいくかなぁ。
「マコトさん」は一緒に楽しみたかっただろうしねー。
普通にお風呂場で見た「赤木」くんはびっくりしたでしょう。
ショートカットで、やや膨らんだくらいの貧乳が可愛いです。
その後のネタ絵もキュート。
中扉でカラーになってました。
他の連中には喋らないままだったので、バレないようにドキドキえっちとかシチュエーションが想像できそう。
ほか、「イケない…センパイ」は課長「頼子」さんと軟派な「木下」くんというビジネス短編。
こちらの「頼子さん」が↓表紙ですね。
いちおう、本命っぽく描かれていました。
ただ、彼の慣れた雰囲気から察するに、どうにも落すためのテクニックに見えます。
なかなかモテるようではあったので、今後は不安な毎日を過ごすこととなりそう。
「ラブ★ボブ」は教師「佐藤聖矢」と同僚「鈴木」さんのえっち。
幼馴染み「ユミ」ちゃんの結婚話から、フラれたと思いこんだ彼を慰めるというものなんですが…オチとかしっくりこないですね。
あの展開で「やだっ」とか言われるのは、独特だと思いますけど。
濃淡はそう濃くはなく、そこそこ白比率があってスッキリめ。
各原稿時期には差があるみたい。
新しいだろう漫画には洗練された雰囲気がありました。
描き込みはそれなりで、服などもカタく見えます。
頭と体、細い手足など、全身のバランスが微妙。
動きある絵がいまいち良くありません。
良く描かれているコマもあったので、もう少し丁寧さが欲しいところでした。
癖も強め。
合間に描かれているネタ絵などは軽いタッチで比較的良かったので、次に期待ですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 全体で不安定でした。各話のおまけページはいい感じです。
・話3: 雪女のお話は、ネタ絵を含めて今後を感じさせるような良いお話でした。
・独3: 気になったのは、前述してきたように”ふんどし”ですね。
合計:[8/15]
「少年画報社」さんのサイトにて、「ソーセージ」の前後編のちょろっとが立ち読みできました。
収録では最も良い原稿で全体の雰囲気は掴み辛いですが、参考にはいいかと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき4コマ、中書き(4コマ、コメント、ネタ絵)
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、短編×8
(うち「ソーセージ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「巴天舞(ともえ・てんぶ)」センセの「フラジール」です。
久しぶりのアルコールでふらふらしています。
苦手な人は分解する要素がないとかなんとか聞きましたが、ないんだろうなぁ。
頭がガキガキ痛いですね。
なかなか治まらないんだ、これが。
さて、本日は過去に成年系「In her crack[インハークラック]」を紹介している「巴天舞」センセ。
最新刊は一般えっち系の「フラジール」です。
こちらは前後編も含めた、8話のラブコメ話ですね。
一般ですが、各話直接えっち描写のある単行本。
正直なところ、絵柄についてはもう少し頑張ってほしいところがありました。
ただ、収録の各話はセオリーっぽいだけでもなく、楽しめると思います。
※左から、美空・七海、マコト
「マコトさん」が驚いたのは、もう1つ理由があったりします。
”家族について行って引っ越しますですの。マダラギさんと同じ市になるからやっと逢えますの♪”
オンラインゲームで仲の良い「イカルガ」から、そんなメッセージを受け取っていた、「マダラギ」こと「斑木拓斗」
それから一週間たってもログインは見られず、引っ越しが大変なんだろうと思っていた矢先。
ゼミで教授から紹介された「斑鳩七海」は、その「イカルガ」のプレイヤーだったのでした。
そんな導入部の「ソーセージ」は、前後編の冒頭漫画。
変わった名前を、そのままキャラにつけていた2人。
ゲームで親しい相手が可愛い女の子だったというのは、それだけでテンション上がるでしょう。
「女の子でホッとした」
「拓斗くん」も、思わずそんな事を言ってます。
ただ…ゲーム中のあんなんで好意は持つモノなの?やったことないので分かりませんが。
なかなか積極的な娘で、いきなりえっちを仕掛けておりました。
オチになっていた、ゲーム中の一言がいいですね。
そんな訳で後編。
当初は伏せておこうかと思いましたが、よくよく確認したタイトルでバレバレなんですね、この話。
(※気づいていなかったので、ひでるさんはかなり新鮮に読めました)
タネ明かしで、「七海さん」の妹にしてゲームの当人「斑鳩美空」さんが登場しています。
喋り方はあのまんまの「~ですの」口調なんですね。
考えると、第三者的にプレイを眺めていた「七海さん」が彼に興味を持つというのはあるかも。
お互いバツが悪い中、それぞれをかばい合うところが素敵な姉妹でした。
後編のえっちは複数です。
「拓斗くん」羨ましいなぁ。
ややこしくなるかもしれませんが、双子の感覚リンクとかあってもいいかと思いました。
4コマもいい出来栄えですね。
スキーで道に迷っていた主人公。
噂に聞いていたそのまま、雪女に遭遇してしまうのです。
襲われかかったところ…彼女「雪奈」が好みのタイプであり、一目惚れした彼は毎日足繁く通うようになってしまうのでした。
そうした、雪女とのファンタジーなお話「雪のせい」
雪女は伝わっている普通のお話がラブいためか、妖怪中で恋愛に絡めやすいキャラですね。
この「雪奈さん」は長髪な美人で、胸元もゆるめだったので、ああした反応もアリかと思います。
お菓子で餌付けされつつあり、ペースを乱されている「雪奈ちゃん」がキュートでした。
やはり身体は冷たい設定のようで、えっちは半分命がけ。
それを経たことでのハッピーエンドなのかな。
こちらは漫画後のネタ絵が秀逸。
その後の”ちょっと太った”という「雪奈ちゃん」はよりむちむちっとしたスタイルで、下着もふんどしになっています。
ああ、本編でソレを描かなかったのは勿体なかったなぁ。(※ノーパンのようでした)
こちらの絵は折り返しでカラーになっていたので、そちらと共にお楽しみ下さい。
色彩があると、より雪女っぽいですね。
また、その裏にあった後任の雪女「雪穂」ちゃん。
こちらがまた良い感じで、もう1話漫画が描けそうでした。
「巴天舞」センセの絵は雪女と相性良く、メインシリーズでもいいかと思います。
福袋のバックが欲しい「マリ」さんは、神様コスプレにてお賽銭をおネダリするのでした。
そんなお正月のえっち短編「かしこみ」
先の「雪のせい」ではふんどしを逃してしまいましたが、こちらの「マリさん」は着用していました。
巫女装束(これが自称神様ね)を脱がしてのふんどしという、嬉しい設定です。
ペロってめくってましたねー。
いいんじゃないでしょうか。
同じアパートに住んでいる、人懐っこい後輩「ヒナ」さんの「ハラペコブギウギ」
食事のたびに先輩を訪ねてくる「ヒナさん」
こちらも餌付けっぽいですよ。
また「ヒナさん」も犬ちっくな女性なのでした。
彼女がタダ飯の合コンにつられたことが、意識を持つ切っ掛けとなっています。
慣れか、ちゃんと食事を用意していた彼が可笑しいです。
※左:雪女「雪奈」、右:神様コスプレ「マリさん」
雪女のお話はシリーズにしてほしいですね。
一緒にキャッチボールや野球をやっていた「マコト」が、実は女の子だったという「ひみちゅ」
「間違えられて…言いづらくなって…」
初対面でそう思い込んでしまうと、勘違いしたままズルズルいくかなぁ。
「マコトさん」は一緒に楽しみたかっただろうしねー。
普通にお風呂場で見た「赤木」くんはびっくりしたでしょう。
ショートカットで、やや膨らんだくらいの貧乳が可愛いです。
その後のネタ絵もキュート。
中扉でカラーになってました。
他の連中には喋らないままだったので、バレないようにドキドキえっちとかシチュエーションが想像できそう。
ほか、「イケない…センパイ」は課長「頼子」さんと軟派な「木下」くんというビジネス短編。
こちらの「頼子さん」が↓表紙ですね。
いちおう、本命っぽく描かれていました。
ただ、彼の慣れた雰囲気から察するに、どうにも落すためのテクニックに見えます。
なかなかモテるようではあったので、今後は不安な毎日を過ごすこととなりそう。
「ラブ★ボブ」は教師「佐藤聖矢」と同僚「鈴木」さんのえっち。
幼馴染み「ユミ」ちゃんの結婚話から、フラれたと思いこんだ彼を慰めるというものなんですが…オチとかしっくりこないですね。
あの展開で「やだっ」とか言われるのは、独特だと思いますけど。
濃淡はそう濃くはなく、そこそこ白比率があってスッキリめ。
各原稿時期には差があるみたい。
新しいだろう漫画には洗練された雰囲気がありました。
描き込みはそれなりで、服などもカタく見えます。
頭と体、細い手足など、全身のバランスが微妙。
動きある絵がいまいち良くありません。
良く描かれているコマもあったので、もう少し丁寧さが欲しいところでした。
癖も強め。
合間に描かれているネタ絵などは軽いタッチで比較的良かったので、次に期待ですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 全体で不安定でした。各話のおまけページはいい感じです。
・話3: 雪女のお話は、ネタ絵を含めて今後を感じさせるような良いお話でした。
・独3: 気になったのは、前述してきたように”ふんどし”ですね。
合計:[8/15]
「少年画報社」さんのサイトにて、「ソーセージ」の前後編のちょろっとが立ち読みできました。
収録では最も良い原稿で全体の雰囲気は掴み辛いですが、参考にはいいかと思います。
フラジール (ヤングコミックコミックス) (2011/03/25) 巴 天舞 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】