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■淫笑う看護婦 (米倉けんご)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・眼鏡
・おまけ: あとがき、カバー裏の絵は若干違う、
      描き下ろし「続・バカ双子」収録。
・その他: 初回限定版(漫画小冊子、収納ケース)と通常版あり、
       カラー(10P)、短編×11。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「米倉けんご」センセの「淫笑う看護婦」です。

アダルトから一般までのゲーム原画やカラーイラストなど、あちこち進出している「米倉けんご」センセ。
名前は知らなくとも、絵はどちらかでみたことがあるのではないでしょうか?
ひでるさんは「私立星之端学園  恋愛!?専科」が好きだったんです。
そんな訳で名前買いをしてるんですが、米倉センセの漫画は濃い目が多いんです。
一気に読むとこれが疲れるんですよー。
なんとなく。 (※おまけに「トリプルヴァイオレーションズ」はヤオイでした。危険!)

さて、発売されている単行本では、おそらく最新となる「淫笑う看護婦」
表題作は前後編の2話のみで、タイトルに背負っている「看護婦」はこちらしか登場しません。
保健室の先生ってのが1話ありますが、全体として眼鏡率が高かったので、上の属性は「眼鏡」としてみました。
ネタは看護婦・教師・妹・姉妹・教師・妹・姉・部活後輩・保健室教師…という構成ですね。
表紙とタイトルはあまり気にしなくていいようです。

ストーリーものでは重ためな心理戦が得意な米倉センセですが、短編集のこちらは手っ取り早いえっち漫画となっています。
えっち…というより”えろい”ですね。
ページのほとんどがえろえろです。…すぐ始まります(笑)
そんなでも、ちゃんとお話があるのがセンセの巧いところでしょう。あちこち強引なわりに、最後はすっかり落ち着くのも特徴のようです。

絵柄ですが、とりあえず比較図を用意しました。
↓こちらご覧下さい。
米倉センセ比較


基本的には柔らかな細線の成年漫画絵です。
比較図のように、話によってやったらアダルトなキャラと、ロリキャラを描き分けることができる、稀有な漫画家さんです。左右違う作者みたいでしょ?
トーンでの濃淡に特徴があり、またあちこちの描写が細かくえろいです。
あっさり描けばそれなりに、ギャグを描けばテンション高く、えっちなの描けばごっちゃり・えろえろに、と調整されているようです。
これはえっちなの、ですね。
そんなんが苦手な方は…手に取らないか。お好きな方はぜひどうぞ。

ちなみに、こちらには初回限定版と通常版の二種類があります。
初回限定版には、同人誌発表2話と描き下ろしを含む84ページ程度の漫画小冊子と収納ケースがついています。
ちなみに、本編はちょっと厚めな224ページです。
値段がそれなりに上がってしまいますが、ファンならばこちらがオススメ。

淫笑う看護婦

淫笑う看護婦 初回限定版 / 米倉 けんご (※写真)
淫笑う看護婦 普及版 / 米倉 けんご

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tag : ゲーム原画

■らぶぽっ! (森見明日)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・パンチラ
・おまけ: ちょっとあとがき、スタッフページ、カバー裏にラフ絵、
       合間に4コマ漫画「良い子、悪い子、普通の子」×5。
・その他: カラー(4P)、1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森見明日」センセの「らぶぽっ!1巻」です。

「森見明日」センセと言えば、巫女さん漫画「祭事の乙女達」、「結びの杜」などでよく知られている(…と思う)漫画家さんです。
いいですね~、巫女さんって(笑)
ひでるさんは初めての単行本「drop frame」…だっけか、からファンだったのですよ。なにせ、後の再版本まで買ってしまいましたから。
まぁ、いつものように作者名だけ見て、よく内容確認しないまま買っただけなんですけどね。
必殺「作者名買い」ですよ。

さて、そんな「森見明日」センセの新連載・単行本です。
美術部部長の「柏木千夏子」は部員「鳴門渉」にラブラブなんですが、彼は年上な家庭教師「綿貫鳩子」が好きなんですね。さらにまた、鳩子さんが家庭教師として赴く鳴門くんの自宅というのが”ラブホテル”なんですよ。
そりゃー、千夏子さんとしてはいてもたってもいられませんね。
1巻後半では、策士な漫研部長「立場知花」が暗躍しはじめ、「これからどうなるんだー」という幕引きでした。

ちなみに余談ですが、”ラブホが自宅”で思い出したのが、タイトルの似ている「Lov-Ho!/山口よしのぶ
どんなんだったか詳細忘れましたが、こちらも同様な設定でしたねぇ。

「らぶぽっ!」は、上記のような話の青春ラブコメです。
別に女子高ではないんですが、とりあえず彼以外に目立つ男性が不在であるため、よくある恋愛ゲームちっくな漫画となっています。
また、ストーリーを牽引するヒロイン(?)千夏子さんはやったらアクティブで、あちこち蹴ったり、女の子ながらえっちな妄想したりと、漫画のお色気アップに貢献しております。
まー、制服のスカートもやったら短いので、あちこちで頻繁にパンチラしてます。
なにせ、彼女足振り上げてあちこち蹴っ飛ばしてますから…。

千夏子さんの蹴り

↑ほら、こんな具合に。
彼女が美術部部長の「柏木千夏子」さんですね。↓表紙で左下にいるピンク髪の子ですよ。

絵柄としては、繊細な細線の青年漫画風。
文ではどう表現したらいいのか分かりませんが、独特な特徴ある線を描かれる方です。硬いというか、柔らかいというか…(どっちだ)
濃淡のバランスはちょうどいい具合で、すっきりと見やすいです。
↓表紙は…構図とかの関係でやや評価しづらいですかね。カラーでも雰囲気はそう変化しないと思いますが。

…そんな感じです。
ちょっとえっちっぽいラブコメが好きな方なら楽しめるでしょう。
コメディー要素が強いので、しっとりした恋愛モノが好みな方は、テンションの高さがマイナスになるかもしれません。
巫女さんでなくて良いのであれば、「森見明日」センセのファンも問題ないでしょう(笑)
たぶん。
とりあえず完結はしてませんので、次をのんびり待ちましょう。10月発売とのことですよ。

らぶぽっ!

ラブ・ぽっ! 1 (1) / 森見 明日

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tag : ラブコメ巫女さん山口よしのぶコメディー

■ラブイロ (小島紗)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・コスプレ
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×11。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小島紗」センセの「ラブイロ」です。

…今回紹介で96冊目でした。
まだ100冊にも満たない状況ですが、もうどれが紹介済みで、なにが未紹介なのか、訳分からなくなってきているひでるです。
日々頭から体まで、あちこち衰えてきております(笑)

さて、今回は「小島紗」センセ。
そのまま「こじま・さや」でいいようです。
名前で検索してみましたが、HPは見当たりませんでした。残念!

「小島紗」センセはこちら「ラブイロ」が初単行本です。新旧三年間からのよりぬき収録となっています。
最も古い、2003年掲載の短編三本は全体的(話・絵)にちょっとぎこちない雰囲気でした。普通に読み進めるとやや気になる程度ですが、見比べてしまうと差が目立つ、という感じ。

ラブイロ・比較絵

↑こんなん。左が最古・右が最新です。…分かりづらいですかね。

それ以外はさして問題ないと思われます。
なお、上の属性では「コスプレ」とさせていただきましたが、実際は色々あってジャンル特定は微妙でした。登場するキャラが、メイド・セーラー服・エレベーターガール・ナース・チャイナ・スク水、という感じであったので、一応コスプレにしています。フェチ、ってくくりも違いますし。

漫画帯には「天然系ハイテンションラブコメモード全開」との紹介でしたが、ラブコメは…うーん、弱めかな。天然系ハイテンションは良い文言だと思います。
話はテンションの高いギャグ系が基本です。
↓表紙のメイドさんが登場する「今日もご主人様のために」、やったら短いワンピースで登場する「パンツはどこっ!?」など、ドジっ娘路線が非常に巧い方だと思いました。この手のが好きな方なら楽しめるでしょう。
今後が期待できそうな漫画家さんですね。

絵柄は細線であっさりな成年漫画調。全体的に色は白いです。
あとがきで「小さ目なキャラが得意」と書かれていたそのまま人物絵はロリっぽいですが、ジャンル的には普通。
あっさり・ぷにぷにの漫画ちっくな感じが人を選ぶと思います。
また、カラーが巧い方です。↓表紙・裏表紙共に雰囲気はこのまんまですが、バランス取れた良い絵になってます。
本編については↑先の比較絵を参考にして下さい。

軽いギャグ話が好きな方には合うでしょう。
逆にシリアスな心理戦が好きな方は、その要素かなり薄いので難しいでしょう。

ラブイロ ラブイロ
小島 紗 (2006/05/19)
晋遊舎

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■絶対×浪漫 (むっちりむうにい)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 百合・ラブコメ
・おまけ: あとがき、「世界に一つだけの徒花」は加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、短編×7(うち、3話連続、4コマあり)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むっちりむうにい」センセの「絶対×浪漫」です。

冒頭ではよく名前をネタにさせていただきますが、この方も実に特徴的で覚えやすいお名前です。
インパクトは抜群なんですけど…ねぇ。
前に紹介した「オタクビーム」センセ、これから紹介するかもしれない「ぶるまほげろー」センセらに匹敵する雰囲気です。
…女性の方だそうですが。
変な名前(笑)

さて、ひでるさんは見たことありませんが、アニメ「十兵衛ちゃん」のキャラクター原案をやっていたそうなので、知っている方も多いでしょう。
そんな「むっちりむうにい」センセの百合漫画です。
なぜだか、発売されている「百合姫コミックス」をかなりの高確率で購入している、頭おかしいひでるさん。
今月は「速瀬羽柴」センセ(16日発売)の単行本が発売されるそうなので、また1冊増えそうです。
…気が向いたらこちらもレビューしますね。

お話の舞台は全て学園。
スタンダード(?)な百合ラブコメと、ちょっとオカルトっぽい話(※4コマもこっち系)で構成されています。
どちらもギャグ要素が強く、突っ込んだりドギマギしたりと実に忙しい漫画です。

この顔に、このスタイル、さらに加えてサラサラヘア。 ちんくしゃの海にはたぶん眩しいだろう。 この私をなぜ避けたりする?

そんなお嬢様「東城つばき」に、言い寄られるわキスされるわで大変な「後藤海」の浪漫シリーズ三部作が楽しいです。
片方がソレにやたら肯定派で、もう一方はまともだったのがだんだんその世界へ引き込まれていく…ってのはこうした漫画の王道ですが、読み手にとっては最も楽しいパターンですね。
また、このつばきさんは、↑上の発言のように、好きな相手にもまるで容赦ないのが珍しいです。
後半のオカルトちっくなのより、ずっとこれだけでも良かった感じでした。

ちなみに、↓表紙が浪漫シリーズの二人です。こちら危険な雰囲気ですね。
絵柄はだいたいこんな感じ。カラーでも大幅に変化しません。
通常は濃い太線でざっくり描かれた、少年漫画風となってます。高いテンションも手伝って、ページはややごっちゃり気味。
また、あとがきで「化石の原稿」とあるように、だいぶ古いものであるようです。
(※初出表記がなかったの)

SongSong浪漫


↑こんなん。
若干新しいものも混じっているようですけどね。
ひでるさんはさして問題ありませんでしたが、絵を気にする人は気をつけて下さい。
百合系統、というよりもラブコメ好きな方に合いそうな漫画でした。
オススメしますよ!

絶対×浪漫 絶対×浪漫
むっちりむうにい (2006/05/18)
一迅社

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★過去に紹介した百合姫コミックス
ストロベリーシェイクSweet/林家志弦
voiceful/ナヲコ
くちびるためいきさくらいろ/森永みるく


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tag : ラブコメ十兵衛ちゃん百合姫コミックス

■シトロン・ヴェール (宮下未紀)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ライト&ダーク
・おまけ: あとがき。
・その他: 別タイプで再発売あり。(↓その表紙は旧単行本)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮下未紀」センセの「シトロン・ヴェール」です。

いいですね~「宮下未紀」センセ。
ひでるさんは同人誌の詰め合わせ単行本「アリスたちの輪舞」の頃から好きだった漫画家さんです。

アリスたちの輪舞

(※↑コレ、発売1996年頃のことだって。ふるー)

収録されたエヴァの淡々とした重い話は、ぴーんと張り詰めたような雰囲気で良かったんですよ。タイトルも凝ってました。
最近では一般誌にも進出され、漫画版の「まぶらほ」など描かれています。
名前を知っている方もかなり増えたでしょう。
ひでるさん単なる読者で全然関係ないですが、なんだか嬉しく思います。

さて、こちら「シトロン・ヴェール」はライト&ダークという表現がぴったりな漫画です。
最近の虐待事件にも通じるような「瞳の傷痕」、終始暗い雰囲気の「埋み火」、ちょっと捻りのきいた「結婚記念」など、とにかく重い、肩にずしーんとくるような話は緊張感抜群で、官能的。描写としてはソフトなんですが、えっちです。
それとは逆に、ライトな話になると極端にトコトン軽くなるのが宮下センセの特徴。後で書きますが、あっさりとした絵が手伝って100%ノンフライなさっくり風味(笑)となるんです。脱力します。
このあたりは、最近の一般誌漫画にも生かされています。
まぶらほ」とかね。(※でも、ひでるさんはこの頃のようなえっち系のが好き。合ってると思う)
これらを褒め言葉にすると、「明・暗どちらも巧い漫画家さん」となるのでしょう。

絵柄は丁寧で、柔らかな線がすっきりとした成年漫画調。目がぱっちりと丸く、優しい人物絵はやや少女漫画ちっくでもあります。
全体的には白めで、見やすいです。これがライトな話はより軽く、ダークな話は淡々とした重さを演出していると思います。
クドイ系統が好きな方には物足りなく感じるでしょう。
これは仕方ないですけどね。
また、独特の間を持った漫画家さんで、ふと空いたコマには静かな緊張感があります。
……こんなだから、暗い系統のが似合っていると思うんですよ。ええ。
なお、カラーでも雰囲気が変わらない漫画家さんです。↓表紙絵そのまんまですね。
ちなみに、最近の絵柄はこの頃より、さらにデフォルメが進んだ、漫画っぽいものになっています。
最近知られた方は若干だけ注意して下さい。

シトロンヴェール

シトロン・ヴェール / 宮下 未紀
※こちら(下)が改装版。
シトロン・ヴェール / 宮下 未紀

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genre : アニメ・コミック

tag : 少女漫画官能的

■ゆーわく 超姉萌え (KEPPI)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 姉・巨乳
・おまけ: あとがき、作品解説(実用・萌えデータつき)。
・その他: 短編10話、カラー(4P)。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「KEPPI」センセの「ゆーわく 超姉萌え」です。

「KEPPI」と書いて「けっぴ」の読みになるようです。
色々考えちゃいましたが、ローマ字読みそのままでいいんですね。

サブタイトルそのまま、ほぼお姉さん系統で統一された1冊。
(※ちなみに初単行本は「姉萌-あねもえ-」というタイトルですが、こちらお姉さんモノはごくわずか)
その言葉が実に深い単語であると認識させられる、多種多様な”お姉さんワールド”が展開されています。ざっと書きますと、従姉、実姉、双子の姉、電車で会うお姉さん、姉妹の姉、訪問販売のお姉さん、隣のお姉さん、義姉……という感じですね。すごいなぁ。
ちなみに、収録の3話はキャラが若干だけ重なる連続モノ。そして短編「ARE YOU HOT?」は「KEPPI」センセの3冊目「見つめていいよ」に続編2話が収録されています。気に入った方はぜひこちらもチェックして下さい。

姉はいつもあたしのあこがれだった。
美人で知的で優しくて、恋愛小説が大好きだった。
そんな彼女も、
          今では立派な……
                       ポルノ作家。


無敵のMy Sister


…で、始まる「無敵のMy Sister」は作家(姉)が身内(妹)をネタにして執筆するんですが、なんだか現実にありそう(←そうか?)でいいですね。「きみおたまこ」センセの「ノンフィクションで行こう!」シリーズを思い出しました。

絵柄は実写っぽい雰囲気を感じさせる漫画絵です。…説明難しいですね。
人物ですが、目から顔まで横に広い特徴があります。基本的には漫画そのものの絵ですが、陰影描写をしっかりされているためか、ふとリアルに見えたりもします。
どちらかというと、ロリ系統のが似合いそうな可愛らしい絵なんですけどね。
なお、↓表紙絵が参考になります。カラーでも雰囲気はほぼ変わっていませんので。

全体としてはラブコメちっくなお姉さん系統です。
一部ヤバめな関係もありますが、緊張した雰囲気ではありませんので、肩の力を抜いて読めるでしょう。
そんなんが好きな人にはオススメ。
逆に、近親のドロドロ感を味わいたい人(笑)は見送りですね。

ゆーわく

ゆーわく―超姉萌 / KEPPI

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genre : アニメ・コミック

tag : ノンフィクションラブコメ

■トキメキ☆とらいあんぐる (永野あかね)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ラブコメアイドル
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 「ぼくのアイドル」の続巻。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「永野あかね」センセの「トキメキ☆とらいあんぐる」です。

こちらは青年漫画ながら、巻数表記のない続巻となっています。こういうのは成年漫画だとよく見かけられますが、珍しいですね。
ちなみに前巻は「ぼくのアイドル」で、タイトルからして全然違っています。注意。

話としては、トップアイドル「矢野みのり」とアイドル「藤本カナ」、そしてひょんなことから両者と知り合いになった一般人「内海恵介」の、よくありがちな(?)三角関係・ラブコメ話です。
一応、前作のあらすじもありますが、…まぁ、これだけではよく分からないでしょう。
永野センセは他の漫画でもそうですが、ややご都合主義的な話をされる方で、こちらも薄く・陳腐に感じます。逆に言えば、基本線が崩れないということでもあり、だいたいは期待通りに進むでしょう。
そうですね、読んでいて恥ずかしくなるようなラブコメです。一応は三角関係なんですが、修羅場にはなりません。ぬるめです。
また、センセの「プチりんく」シリーズほどではありませんが、ちょっとしたお色気もあります。

藤本カナ


↑こんなんです。
パンチラ・セミヌード程度なんですけど、やや強引なまでのパンチラが逆に清々しいですね。
こういったのが好みな方はどうぞ。

絵柄は濃い線の青年漫画絵。むっちりと肉付きのいい人物絵はいかにもえっち系(※河合奈保子に代表される、昔のアイドルのようです)なんですが、明るく爽やかな雰囲気が漫画のムードを上品にしていると思います。
また、トーン処理が目立ち、全体は灰色からやや黒目です。
ちょっとしつこい感じを受けるかもしれませんね。
永野センセはカラー絵が非常にうまく・雰囲気変わらない方なので、↓表紙絵そのままです。購入時には参考にしてください。

と、いう訳でネタがアイドルものですから、やや強引な展開が目立ちます。
(※話としては、ラスト付近が良い、前巻「ぼくのアイドル」のが全然いいと思います)
これで冷めてしまうような人には合わないでしょう。
軽いラブコメ漫画として、気軽な気持ちで読んでください。

トキメキ☆とらいあんぐる トキメキ☆とらいあんぐる
永野 あかね (2006/07/28)
白泉社

この商品の詳細を見る


※こちらは前作。
ぼくのアイドル

ぼくのアイドル / 永野 あかね

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tag : アイドルラブコメ河合奈保子

■告白~伝える想い~ (上里竹春)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 短編11話、初単行本。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「上里竹春」センセの「告白~伝える想い~」です。

前回に引き続き名前ネタですが、「上里竹春」と書いて「かみさとたけはる」でいいようです。
こういった、いくつかの読み候補が考えられる漢字の名前ってーのは、間違ってるかもしれないという恐れから声に出しづらいですね。
どこかギャグっぽくなっているのかと、色々余計に考えてしまいました。

こちらは、ゲーム「淫声」で原画経験もある「上里竹春」センセの初単行本です。
話はラブコメちっくなものが多く、ほとんどが幸せなラブラブ系。そんな中、短編「君が君であるために」は最後のコマでどかーんと落とす、急転直下型の漫画でした。
いいですね。ひでるさんはこんなん好きです。
また、全体的にお姉さんが多めで、現代・日常モノで統一されています。コスプレ度合いは残念ながら皆無でした。

麻里ちゃん


ほとんどの男性が喜ぶであろう、↑こんなシチュエーションの「オジさんと一緒」も良かったです。ちょっとした描写がヒロイン麻里ちゃんの心境をうまく表現していると思います。こんなんも良かったです。

…と、絵柄は上に貼り付けたような、いかにも漫画っぽいものです。
人物は男女・年齢などに関係なく、可愛らしく描かれています。そうですね、太線の少年漫画調と言えるでしょう。
いかにも少年誌で見かけるような雰囲気なんですが、成年マークを背負っているだけあって、しっかりえっちです。
軽めですけど。
……変な話、こういった” えっちっぽくない絵でえっち ”というのが好きな方にはオススメ(笑)

また、↓表紙絵がそうですが、色のついたイラストは上里センセ独特の良さがなくなってしまうように思いました。
(※なんだろ。平凡な絵になってしまうというか…)
ひでるさんとしては、↑上の白黒絵より魅力半減したように見えます。まだ裏表紙カラー絵のが実際に近いですかね。
店頭で判断される時は注意して下さい。
なお、こちらは初単行本ですが、初出97年の短編(※4ページだけです)以外は安定していました。ここでの問題はありません。

ちょっとページがごっちゃり感じるところもありますが、嫌味のない漫画です。
ラブコメ好きな方、お姉さん系が好みな方、あるいは初めて成年漫画の購入を考えている方(笑)には導入編としていいと思います。

告白

告白―伝える想い / 上里 竹春

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tag : 淫声ラブコメコスプレ

■び~むす。 (オタクビーム)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・監禁
・おまけ: カラー描き下ろし「ごごごじ」
      あとがき、ゲストページ、カバー裏にラフ絵。
      Q&A、インタビュー、未公開イラストなど。
・その他: 収録作品手直しあり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オタクビーム」センセの「び~むす。」です。

名前が実に特徴的で、いかにも覚えやすい「オタクビーム」センセの単行本。
インパクトは抜群ですけど…ねぇ。
変な名前(笑)

こちらは、センセの同人誌で発表していたものに、加筆・修正・追加した単行本のようです。
出版は「二見書房」さん。
同社の他の単行本でもあったように、イラスト紹介やインタビューなどのページが加わった、愛蔵版的な内容となってます。
純粋に漫画だけを読みたい人には、ちょっと邪魔に感じるかもしれません。
カラーページや作者コメントが多く、おまけページも楽しい作りにはなっています。裏話とか好きな人には、嬉しい構成でしょう。

話は全部で4話なんですが、どちらも長め。
ライトにえっちが展開される「~お・くろっく」シリーズと、まったく逆のダークで救いがない「拘禁少女」シリーズの二本立てです。
正直、ストーリーとしてはいかにも成年漫画な流れで、コレ、というものはありません。
ひでるさんは暗く重たい話が苦手なので、↓表紙にもなっている「~お・くろっく」シリーズのが好みです。
いいですね、ハルカちゃん。
(※同人誌でその後の話も描かれているので、気長に待てば次が発売されるかも)

絵柄は、はっきりとした線の青年漫画調。全体奇麗で、よくまとまっています。
時期と内容の違いもあるでしょうが、「拘禁少女」シリーズは若干雰囲気が違っていました。こちらはえっち描写もスゴめなので、普通に読み進めるとそのギャップに驚くでしょう。
基本あまり大崩れすることのない、丁寧・きっちりとしていました。ギャグ絵などもよい感じです。
ちなみに、↓表紙絵(※彼女がハルカちゃん)はそのまま判断材料になります。
カラーも非常に巧い方です。

そんな感じで、先にも書いたように、1冊の漫画としてみた場合は明暗の差が極端に激しく、好みがはっきり分かれるでしょう。
また、おまけページの比重も多いので、漫画単行本として見ると全体的に微妙。
さらに、既にセンセの同人誌を持っておられる方は、描き下ろしや修正、その他で買う気になるかどうか……。

基本的にはファン向けアイテムなのだと思います。
個々の漫画レベルは高い方ですから、興味をもった方は手にとってみて損はないでしょう。たぶん。
あとは財布と相談して下さい。

び~むす。 び~むす。
オタクビーム (2004/07/16)
二見書房

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tag : 二見書房

■ボクらがここにいる不思議 (流星ひかる)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・SF
・おまけ: あとがき漫画「えすえふさん」、途中に4コマ、
       カバー裏におまけ漫画「お散歩たまちゃん若き2人の恋結ぶ」
・その他: 「ボクらがここにいる不思議」3話、
       「正しい明日の作り方」3話。
       
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「流星ひかる」センセの「ボクらがここにいる不思議」です。

基本的には、収録された全てが「流星ひかる」センセ得意のラブコメまんがです。
ちょっとした不思議ちっくさを含んだ表題作「ボクらがここにいる不思議」はオムニバス形式。
霊能アクション・ファンタジー(?)な「正しい明日の作り方」は連続ストーリーとなっています。

上で属性をSFとしていますが、宇宙戦争が勃発するようなタイプでなく、日常の不思議的なものです。
過去に紹介しました「めもり星人/海野螢」みたいな系統ですね。

さて、流星センセと言えば、読んでいて恥ずかしくなるようなラブコメに、ちょっとだけえっちが加わった名作「半分少女」が有名ですが、こちらもそれに通ずるようなラブコメとなってます。
ただ、こちらはえっち描写がありませんので、そちら目的な人は注意して下さい。
コメディー中心な流れにちょっとドキッとする描写を見せつつ、ラストでじんわり泣けるストーリーです。
なにかと優しい漫画ですね。

絵柄はふんわりしたゆるやかな線の少年漫画風。まるっこい人物絵でちょっとロリ気味。男女どちらも可愛らしく描かれています。
見やすく嫌味の無い絵ですから、人は選ばないと思われます。たぶん。
なお、カラーになっても雰囲気はさして変わりませんので、↓表紙・裏表紙で判断できます。
購入前には参考にして下さい。

そうですね、男女どちらも楽しめる漫画でしょう。
ラブコメ好きな人ならば、買って間違い無いと思います。
派手などかーんという系統が好きな方は見送ったほうがいいですかね。

ボクらがここにいる不思議 ボクらがここにいる不思議
流星 ひかる (2001/04)
ワニブックス

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 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
 いいよね、まんがって。
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