■童貞びゅるびゅる (花巻かえる)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]女性主導・M
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花巻かえる(はなまき・かえる)」センセの「童貞びゅるびゅる」です。
これまたエロい↓表紙ですねー。
いちおう指で隠れてるからおっけーなのか。
そんなんなのにまた紹介帯の幅は広く、”この下はどうなってしまうのか”とか、ドキドキ外してみましたが…特に絵の変化はありませんでした。
ちょっと期待してしまいましたよ。
(※ちなみに、カバー裏はぼんやりしている部分がクッキリしていましたけど、さして見たいモノでなく…)
ただ、個人的には裏表紙のが好きです(笑)
赤色は紺色とまた違った趣がありますね。
そんな訳で、初単行本「むれムレ!」を以前に取り上げている「花巻かえる」センセ。
本日は2冊目の「童貞びゅるびゅる」です。
タイトルそのまま、という感じでしたね。
こないだの「ヴァージンきらぁ/乃良紳二」の逆で、収録の多くは男性が初めてな作品群。
そのため、えっちは女性のが積極的というか、襲いかかられるような感じになっていました。
紹介帯に書かれていた”ドM紳士”は伊達ではありません。
※左:なずなさん、右:「朱未」・「涼」
こうしたヒロインらからえっち”される”漫画群です。
学校では真面目で模範的生徒であった「宮島あのみ」
主人公の担任教師は、街中で偶然に援助交際中の彼女を発見。
自宅まで引っ張ってきたんですが…という流れの「センセ失格」
お小遣いを逃した、と彼女に迫られていました。
まぁ、自宅に連れ込んではダメ。
余談ですが、ひでるさん学生時代に担任だった方は、女子は無論のこと男子でも家へ上げないという徹底した人でしたよ。
なにしろ相手は大人しいフリして援交やってた娘ですかからね。
軽いアプローチで動揺した隙を見逃さず、好き勝手されていました。
途中の台詞”ぬいて…”の、それぞれ解釈違いが面白いです。
言葉の響きだけでは、どっちだか分かんないですわね。
「チ○ポ狂想曲」は眼鏡の生徒会長さん。
真面目で清楚な生徒会長「柿原英梨」
彼女に憧れていた「佐伯浩一」は、ひょんなタイミングで彼女の独りえっちを目撃してしまったのでした。
「浩一くん」は後輩なので、今度は女性が年上。
それっぽくなかった女性のイメージが崩されるというのは、先の短編と同じです。
学校の教室で、机相手ほかアイテムまで持ち込んでおり、そんな場面を押さえたならばまったく別パターンになりそうなんですが…普通の成年系とは異なり、逆に強迫ちっくなことされてました。
「生徒教員に人望のある私と新入生のあなた、みんなどっちを信じると思う?」
…だって。ひでぇなぁ。
制服下にスクール水着なんて着ていた「英梨さん」は、えろえろな割にいちおう初めて。
そのため、欲望を満たすに彼はうってつけな男子でしょう。
オチ部分にそんなんが垣間見えましたよ。
文芸部員「伊藤」さんに告白した、サッカー部の「神谷」くん。
付き合うことを承諾した彼女の出した条件は、
”文芸部員のためえっちを分け与える”
というものだったのです。
そんな訳で、「飛んで火に入る夏童貞」は4名女子からされるパターン。
複数えっちなんですが、さして羨ましく見えないです。
意中の相手はかなり異なる意識のようですし、文芸部員にはほぼ実験台のように扱われてます。
オチでの一言も、なにげに酷い。
(※見方によってはお払い箱のよう)
いちおう冒頭にて”話合わないと思う”とか言ってましたが、話でなくて”常識が合わない”ですよね。
バレー部「なずな」さんのブルマ姿をのぞき・盗撮したとのことで、彼女から詰め寄られる「荒人」くん。
追い詰められてマジ告白してきたことで、「なずなさん」は彼がペット属性であると判断。
「荒人くん」に独りえっちを見せるよう要求したのでした。
そんな短編「ペット男子」
「なずなさん」の思い通りに振舞う「荒人くん」
タイトルそのまま、確かにペット的な扱いもありましたが、結構ご褒美は多め。
しつけばかりではなく、先の3話と比べるとかなりマシな感覚です。
彼の雰囲気から察するに、ベストカップルかもしれませんね。
※左:上柳さん、右:姉「久美さん」
でも…やっぱりこうしたラブコメちっくなのが好き。
「女体×官能×実践」は「涼」・「朱未」というWヒロイン漫画。
「朱未さん」に恋する「悠」くんは、告白してきた「舞」を振っていました。
どちらともの友人であった「涼」さんは、「朱未さん」を伴って彼を問いただしに来たのでした。
複数えっちですね。
完全にオモチャ扱いだった「飛んで火に入る~」とは異なり、2人ともちゃんと「悠くん」を見ています。
そのため、まったく空気の異なるお話に仕上がっていました。
この後「朱未さん」と恋愛発展するかもしれないですからねー。
ブルマ姿な「涼さん」
彼女が裏表紙担当で、本編でもそんなシーンあるんですが…いまいち迫力に欠けるのが残念。
後述しますが、足付近はパンチ弱いと思います。
再婚した父親。
相手が、よりによって同級生「由紀」さんだったのです。
そのため、同い年の彼女が義母となった「哲也」くん。
家に置かれていたブルマにふと見とれていたところ、後ろから声を掛けられたのでした。
「ギャルママ相姦」はそんなお話。
親子を手玉に取ってる感じでしたね。
遙かに年上な相手と結婚までしているだけあって、男性についてよく理解している様子。
「哲也くん」では叶わない相手でしょう。
えっち最中の「もう!じれったいわねっ」が好き。
ノーパンで授業を受けていた「上柳」さんの「はつじょ~エスカレーション」
ふとした拍子で「日比谷」くんにそれを目撃されてしまうと、屋上まで引っ張っていったのでした。
眼鏡で大人しそうな「上柳さん」
ストレス解消から、えっちに傾倒していったことをカミングアウトしています。
「見せっこしない?」
なーんて言ってました。
可愛いですね。
喜んで!!
収録では普通っぽい成年漫画(笑)で、どっちか極端に強いこともなく、安心して見れます。
彼よりもえっち度高く、エスカレートしているのは彼女のほう。
お互いがそれぞれのを触る場面が良かったです。
いいオチですよ。
このあたりの短編から、”強い女性度合い”は弱まってます。
「ぬるぬるぬるんぬるるるるん!」…って…タイトル書き辛いわ。
2年の問題児「牧野唯」・「平沢美也」というWヒロインで、相手は水泳部顧問教師。
結構性格違うっぽいんですけど、なかなか良い連携をしていました。
水着が2人して違うのもいいですね(※スクール水着な「唯さん」と、ビキニな「美也さん」)
タイトルそのままサンオイルなんですが、もうちょっとぬるぬるの質感がほしいかな。
※「平沢美也」・「牧野唯」
タイプ異なる仲良しな2人も良かったです。
ほか、「ブラ・コン」は「久美」・「裕也」の姉弟近親もの。
お互いラブラブで、「裕也くん」の制服の匂いを確かめる「久美さん」がいい感じ。
新入生な彼のモテっぷりにやきもきとしていました。
こんな時に両親いないのは危険ですねー。
「図書室で脱がさないで」は縞パンな「佳奈」さん。
付き合っている「真一」との図書館えっちです。
収録では珍しく、主導権を握ろうとしてそれができないというパターンになっていました。
あれは普通バレバレだと思いますが、自分のが不利だと気付くのだいぶ遅かったですね。
なお、↓表紙はこちらの「佳奈さん」です。
「強制ワイセツ文化祭」はちょっとブラックなお話。
男子校の学園祭に来たヒロインが、”リラクゼーション喫茶”にて複数えっちされてます。
展開としてはいかにも成年漫画なんですが、今回の収録ではもっとも異質でした。
太めで柔らかな線の絵柄。
描き込み・濃淡はどちらもすっきり。
こざっぱりとした雰囲気は良し悪しという感覚で、見易くまとまっている半面、やや質感は弱め。
最近の原稿については、デジタル特有の綺麗さがありました。
たぶん途中から処理が異なると思います。
キャラ絵は概ね良好。
多少表情・動きにぎこちなさを感じました。
また、心なしか、足があまり巧くない印象です。
個人的には、バランス悪く見えるコマもありました。
足単体、あるいは腰から太ももへと流れるあたりがイマイチなのかな。
裏表紙と違い、白黒絵ではお尻のボリュームが弱く感じる箇所も見られます。
カラー絵でもいいですが、紹介帯のカット絵が判断になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 悪くはないものの、不安定なところもありました。
・話4: 好みはあると思いますが、完成度は低くないと思います。
・独4: 強い女性だけずらり揃えていいのでは。
合計:[11/15]
実は…後半のラブコメちっくな短編のが面白かったです。
女性主導でもいいんですけど、モノ扱いみたいなのはげんなりしますわね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]女性主導・M
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花巻かえる(はなまき・かえる)」センセの「童貞びゅるびゅる」です。
これまたエロい↓表紙ですねー。
いちおう指で隠れてるからおっけーなのか。
そんなんなのにまた紹介帯の幅は広く、”この下はどうなってしまうのか”とか、ドキドキ外してみましたが…特に絵の変化はありませんでした。
ちょっと期待してしまいましたよ。
(※ちなみに、カバー裏はぼんやりしている部分がクッキリしていましたけど、さして見たいモノでなく…)
ただ、個人的には裏表紙のが好きです(笑)
赤色は紺色とまた違った趣がありますね。
そんな訳で、初単行本「むれムレ!」を以前に取り上げている「花巻かえる」センセ。
本日は2冊目の「童貞びゅるびゅる」です。
タイトルそのまま、という感じでしたね。
こないだの「ヴァージンきらぁ/乃良紳二」の逆で、収録の多くは男性が初めてな作品群。
そのため、えっちは女性のが積極的というか、襲いかかられるような感じになっていました。
紹介帯に書かれていた”ドM紳士”は伊達ではありません。
※左:なずなさん、右:「朱未」・「涼」
こうしたヒロインらからえっち”される”漫画群です。
学校では真面目で模範的生徒であった「宮島あのみ」
主人公の担任教師は、街中で偶然に援助交際中の彼女を発見。
自宅まで引っ張ってきたんですが…という流れの「センセ失格」
お小遣いを逃した、と彼女に迫られていました。
まぁ、自宅に連れ込んではダメ。
余談ですが、ひでるさん学生時代に担任だった方は、女子は無論のこと男子でも家へ上げないという徹底した人でしたよ。
なにしろ相手は大人しいフリして援交やってた娘ですかからね。
軽いアプローチで動揺した隙を見逃さず、好き勝手されていました。
途中の台詞”ぬいて…”の、それぞれ解釈違いが面白いです。
言葉の響きだけでは、どっちだか分かんないですわね。
「チ○ポ狂想曲」は眼鏡の生徒会長さん。
真面目で清楚な生徒会長「柿原英梨」
彼女に憧れていた「佐伯浩一」は、ひょんなタイミングで彼女の独りえっちを目撃してしまったのでした。
「浩一くん」は後輩なので、今度は女性が年上。
それっぽくなかった女性のイメージが崩されるというのは、先の短編と同じです。
学校の教室で、机相手ほかアイテムまで持ち込んでおり、そんな場面を押さえたならばまったく別パターンになりそうなんですが…普通の成年系とは異なり、逆に強迫ちっくなことされてました。
「生徒教員に人望のある私と新入生のあなた、みんなどっちを信じると思う?」
…だって。ひでぇなぁ。
制服下にスクール水着なんて着ていた「英梨さん」は、えろえろな割にいちおう初めて。
そのため、欲望を満たすに彼はうってつけな男子でしょう。
オチ部分にそんなんが垣間見えましたよ。
文芸部員「伊藤」さんに告白した、サッカー部の「神谷」くん。
付き合うことを承諾した彼女の出した条件は、
”文芸部員のためえっちを分け与える”
というものだったのです。
そんな訳で、「飛んで火に入る夏童貞」は4名女子からされるパターン。
複数えっちなんですが、さして羨ましく見えないです。
意中の相手はかなり異なる意識のようですし、文芸部員にはほぼ実験台のように扱われてます。
オチでの一言も、なにげに酷い。
(※見方によってはお払い箱のよう)
いちおう冒頭にて”話合わないと思う”とか言ってましたが、話でなくて”常識が合わない”ですよね。
バレー部「なずな」さんのブルマ姿をのぞき・盗撮したとのことで、彼女から詰め寄られる「荒人」くん。
追い詰められてマジ告白してきたことで、「なずなさん」は彼がペット属性であると判断。
「荒人くん」に独りえっちを見せるよう要求したのでした。
そんな短編「ペット男子」
「なずなさん」の思い通りに振舞う「荒人くん」
タイトルそのまま、確かにペット的な扱いもありましたが、結構ご褒美は多め。
しつけばかりではなく、先の3話と比べるとかなりマシな感覚です。
彼の雰囲気から察するに、ベストカップルかもしれませんね。
※左:上柳さん、右:姉「久美さん」
でも…やっぱりこうしたラブコメちっくなのが好き。
「女体×官能×実践」は「涼」・「朱未」というWヒロイン漫画。
「朱未さん」に恋する「悠」くんは、告白してきた「舞」を振っていました。
どちらともの友人であった「涼」さんは、「朱未さん」を伴って彼を問いただしに来たのでした。
複数えっちですね。
完全にオモチャ扱いだった「飛んで火に入る~」とは異なり、2人ともちゃんと「悠くん」を見ています。
そのため、まったく空気の異なるお話に仕上がっていました。
この後「朱未さん」と恋愛発展するかもしれないですからねー。
ブルマ姿な「涼さん」
彼女が裏表紙担当で、本編でもそんなシーンあるんですが…いまいち迫力に欠けるのが残念。
後述しますが、足付近はパンチ弱いと思います。
再婚した父親。
相手が、よりによって同級生「由紀」さんだったのです。
そのため、同い年の彼女が義母となった「哲也」くん。
家に置かれていたブルマにふと見とれていたところ、後ろから声を掛けられたのでした。
「ギャルママ相姦」はそんなお話。
親子を手玉に取ってる感じでしたね。
遙かに年上な相手と結婚までしているだけあって、男性についてよく理解している様子。
「哲也くん」では叶わない相手でしょう。
えっち最中の「もう!じれったいわねっ」が好き。
ノーパンで授業を受けていた「上柳」さんの「はつじょ~エスカレーション」
ふとした拍子で「日比谷」くんにそれを目撃されてしまうと、屋上まで引っ張っていったのでした。
眼鏡で大人しそうな「上柳さん」
ストレス解消から、えっちに傾倒していったことをカミングアウトしています。
「見せっこしない?」
なーんて言ってました。
可愛いですね。
喜んで!!
収録では普通っぽい成年漫画(笑)で、どっちか極端に強いこともなく、安心して見れます。
彼よりもえっち度高く、エスカレートしているのは彼女のほう。
お互いがそれぞれのを触る場面が良かったです。
いいオチですよ。
このあたりの短編から、”強い女性度合い”は弱まってます。
「ぬるぬるぬるんぬるるるるん!」…って…タイトル書き辛いわ。
2年の問題児「牧野唯」・「平沢美也」というWヒロインで、相手は水泳部顧問教師。
結構性格違うっぽいんですけど、なかなか良い連携をしていました。
水着が2人して違うのもいいですね(※スクール水着な「唯さん」と、ビキニな「美也さん」)
タイトルそのままサンオイルなんですが、もうちょっとぬるぬるの質感がほしいかな。
※「平沢美也」・「牧野唯」
タイプ異なる仲良しな2人も良かったです。
ほか、「ブラ・コン」は「久美」・「裕也」の姉弟近親もの。
お互いラブラブで、「裕也くん」の制服の匂いを確かめる「久美さん」がいい感じ。
新入生な彼のモテっぷりにやきもきとしていました。
こんな時に両親いないのは危険ですねー。
「図書室で脱がさないで」は縞パンな「佳奈」さん。
付き合っている「真一」との図書館えっちです。
収録では珍しく、主導権を握ろうとしてそれができないというパターンになっていました。
あれは普通バレバレだと思いますが、自分のが不利だと気付くのだいぶ遅かったですね。
なお、↓表紙はこちらの「佳奈さん」です。
「強制ワイセツ文化祭」はちょっとブラックなお話。
男子校の学園祭に来たヒロインが、”リラクゼーション喫茶”にて複数えっちされてます。
展開としてはいかにも成年漫画なんですが、今回の収録ではもっとも異質でした。
太めで柔らかな線の絵柄。
描き込み・濃淡はどちらもすっきり。
こざっぱりとした雰囲気は良し悪しという感覚で、見易くまとまっている半面、やや質感は弱め。
最近の原稿については、デジタル特有の綺麗さがありました。
たぶん途中から処理が異なると思います。
キャラ絵は概ね良好。
多少表情・動きにぎこちなさを感じました。
また、心なしか、足があまり巧くない印象です。
個人的には、バランス悪く見えるコマもありました。
足単体、あるいは腰から太ももへと流れるあたりがイマイチなのかな。
裏表紙と違い、白黒絵ではお尻のボリュームが弱く感じる箇所も見られます。
カラー絵でもいいですが、紹介帯のカット絵が判断になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 悪くはないものの、不安定なところもありました。
・話4: 好みはあると思いますが、完成度は低くないと思います。
・独4: 強い女性だけずらり揃えていいのでは。
合計:[11/15]
実は…後半のラブコメちっくな短編のが面白かったです。
女性主導でもいいんですけど、モノ扱いみたいなのはげんなりしますわね。
童貞びゅるびゅる (ウォー!コミックス) (2010/12/21) 花巻 かえる 商品詳細を見る |
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■oct-edge (からすま弐式)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ファンタジー・巨乳。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に作品解説「思い出を振り返って」
描き下ろし「翼人戦隊セイレンジャー 番外編」
・その他: 初単行本、短編×9(うち「翼人戦隊セイレンジャー」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「からすま弐式(からすま・にしき)」センセの「oct-edge[オクトエッヂ]」です。
毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さん。
うち、こっち系(二次元ドリームコミックス)な漫画を紹介するのは、なんだか久しぶり。
…9月の「堕天使たちの狂詩曲/ぱふぇ」以来ですかね。
さて、そんな訳で、本日は「oct-edge[オクトエッヂ]」です。
こちらが「からすま弐式」センセの初単行本。
天使から魔法使い、教師まで、けっこう舞台・場面はさまざま。
絵柄はなかなか良好です。
ただ、全体的の印象として、オチの巧くない方。
こちら系統のジャンルというのは、より悪化するパターン、大逆転するパターンなどがセオリーで、お話的には概ね弱い(軽い)ものです。
それを踏まえたとしても、あまり良くは見えませんでした。
ちょっと勿体ないですね。
※左:剣術師範「ルシア」、右:下級天使「レアム」
こんな感じで下乳見える、ぎりぎりなコスチュームです。
まずは描き下ろしもあって、収録では唯一の連続モノになっている「翼人戦隊セイレンジャー ピンクの堕悦」
いわゆる、定番の色違いな戦隊ヒーローものですね。
さすがに成年漫画なだけあって、コスチュームでのバストもやたら目立っています。
「今にもスーツがはち切れそうな~」
とか言われていました。
こちらの「ピンク」さんは長髪なんですけど、マスクをかぶっても髪の毛が露出するデザインが可愛いです。
「からすま弐式」センセもお気に入りなのか、折り返しでは変身前後の姿が描かれていました。
お話はセオリー通りに「ピンクさん」が捕縛されるというもの。
実験のためエロい事されるんですが、皆に心配かけまいと声を我慢するシチュエーションでした。
変身後の姿での複数えっちで、お仲間ともシテいます。
いちおう冒頭部分の前フリがオチに結びついていたものの、かなり唐突な印象。
妙なまでの不自然さがありました。
あれは偶然そうなった、とするよりも彼女がそれに気付いて~という展開のが良かったのでは。
描き下ろし「翼人戦隊セイレンジャー 番外編」は、そちらでの後遺症治療話。
治療とか言いつつも、今度は味方陣営での複数えっちになってます。
「ピンクさん」不幸ですね。
なにげに下着は縞パンでしたよ。
バイオトラブルちっくな短編「永遠庭園」
工場での環境悪化から、周囲の植物が全滅した町。
そんな中、唯一の青々とした森が付近にあるんですが、見に行った者が”誰も帰ってこない”という奇妙な場所であったのです。
そちらへ女性が調査に赴くんですが…あんな露出たっぷりな軽装で、森に入るのは相当に異常(笑)
靴もパンプスっぽいですからね。
相手は意思を持つ植物で、触手えっちになります。
彼女の黒い下着がセクシーでした。
※女盗人「はる香」
この最低限な変装が素敵ですね。こっちは上乳です。
ファンタジーっぽいのは「Mad Sorcerer」、「AmBivalenCe」、「cruel」という3話ほど。
元国仕えな大魔道士「グレイ」卿とのバトル「Mad Sorcerer」
魔法というよりは召喚獣を駆使しての戦い。
ポイントが”契約”になっているんですが、その契約方法が作中では曖昧で、オチのそれもポカーンという感じ。
また、途中に出現するナメクジっぽい召喚獣。
あれはもう少し艶めかしく、べっとりグロテスクな描かれ方のが良かったのでは。
「AmBivalenCe」は王族の剣術師範「ルシア」と可愛らしい「王子」さま。
「王子…最近注意力が散漫ですね」
そんな事を「ルシアさん」は言っていましたがね。
そんな下乳丸出しなエロいコスチュームで集中なんかできるかー!!
再度鏡にでも映してみてはどうでしょう?
いくらまだ幼い「王子さま」でも、集中できなくて当然のこと(笑)
漫画は「カウエン」卿らの暗躍もあったんですが…メインは普通に「王子さま」とのえっち。
周囲の思惑は置いといて、彼の気持ちは純粋なものでしょう。たぶん。
剣士としてのプライドがあり、また臣下という立場がために抵抗していましたが。
うまく、その寵愛を得れば彼がトップになった際には…とか思わず考えちゃいますね。
「cruel」は自ら魔界へ堕ちた大天使「セリフェル」と下級天使「レアム」の天使バトル。
どちらも外見としては女性で、やや百合ちっく。
「セリフェル」を救うため、その欲望から解放するべくえっちするパターン。
それでいいのかなぁ。
「セリフェル」にあったアレが実は…という展開は良かったですが、オチは結構ばっさりしたものでイマイチ。
たぶん、この話はえっち最中もずっと浮いてた筈。
※左:生活指導「朝倉先生」、右:部長「村上」
黒ストッキングが素敵。あ、趣味に走ったので「ピンクさん」を出し忘れました。
ほか、時代劇な「香さねのいろめ」は噂の女盗人。
相手が浮世絵師ということで、「はる香」さんはやっぱり筆でされていました。
下着は褌であったので、せっかくなのでもう少ししっかり見たかったな。
ラストの1コマが、非常にバランス悪いのが残念。
「女教師 朝倉環の花裂き白書」、「社恋スペクトル」はどちらも現代劇。
うち前者「女教師 朝倉環の花裂き白書」は生活指導の「朝倉」先生。
生活指導があんなムチムチの格好してちゃーダメでしょ。
タイトスカートと、黒パンストがえっちでした。
下着も黒でしたよ。
後者「社恋スペクトル」は女性の上司「村上」部長。
普段厳しい方なようですが、巧くいった際のご褒美は笑顔だけでない様子でした。
そりゃ、「清水」くんでなくても、絶対の忠誠を誓いますよ。ええ。
けっこうえっちではメロメロで、オチがあんなになるとは意外。
「からすま弐式」センセは抵抗あったようですが、たまにはこんなんもいいのでは。
強めな線の絵柄。
濃淡はどちらかと言うと濃いめで、ジャンルもあってページはかなり複雑・賑やか。
コマ枠自体がどっかいっちゃう風なことも多いです。
各キャラに服装、触手など、あちこちは頑張って描かれている様子。
ただ、前述しているようなオチ部分ほか、ちらほら分かり辛いコマもありました。
表現的には伝わり辛いところがあるかもしれません。
バランス微妙なコマも散見され、漫画としては何歩か不足しているかな。
↓表紙などカラーは良く、キャラなども素敵だったので、今後に期待。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: セクシー系なヒロインが魅力的でした。現代劇もいいですね。
・話2: 表現の不足か、いま一歩な感覚。
・独3: 色々ジャンルがため、統一感には欠け、コレというポイントも不足しています。
合計:[8/15]
初単行本の割りには全体の安定感はあり、ヒロイン絵は良好です。
もうプラスなんちゃらがあれば、より良くなるのでは。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ファンタジー・巨乳。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に作品解説「思い出を振り返って」
描き下ろし「翼人戦隊セイレンジャー 番外編」
・その他: 初単行本、短編×9(うち「翼人戦隊セイレンジャー」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「からすま弐式(からすま・にしき)」センセの「oct-edge[オクトエッヂ]」です。
毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さん。
うち、こっち系(二次元ドリームコミックス)な漫画を紹介するのは、なんだか久しぶり。
…9月の「堕天使たちの狂詩曲/ぱふぇ」以来ですかね。
さて、そんな訳で、本日は「oct-edge[オクトエッヂ]」です。
こちらが「からすま弐式」センセの初単行本。
天使から魔法使い、教師まで、けっこう舞台・場面はさまざま。
絵柄はなかなか良好です。
ただ、全体的の印象として、オチの巧くない方。
こちら系統のジャンルというのは、より悪化するパターン、大逆転するパターンなどがセオリーで、お話的には概ね弱い(軽い)ものです。
それを踏まえたとしても、あまり良くは見えませんでした。
ちょっと勿体ないですね。
※左:剣術師範「ルシア」、右:下級天使「レアム」
こんな感じで下乳見える、ぎりぎりなコスチュームです。
まずは描き下ろしもあって、収録では唯一の連続モノになっている「翼人戦隊セイレンジャー ピンクの堕悦」
いわゆる、定番の色違いな戦隊ヒーローものですね。
さすがに成年漫画なだけあって、コスチュームでのバストもやたら目立っています。
「今にもスーツがはち切れそうな~」
とか言われていました。
こちらの「ピンク」さんは長髪なんですけど、マスクをかぶっても髪の毛が露出するデザインが可愛いです。
「からすま弐式」センセもお気に入りなのか、折り返しでは変身前後の姿が描かれていました。
お話はセオリー通りに「ピンクさん」が捕縛されるというもの。
実験のためエロい事されるんですが、皆に心配かけまいと声を我慢するシチュエーションでした。
変身後の姿での複数えっちで、お仲間ともシテいます。
いちおう冒頭部分の前フリがオチに結びついていたものの、かなり唐突な印象。
妙なまでの不自然さがありました。
あれは偶然そうなった、とするよりも彼女がそれに気付いて~という展開のが良かったのでは。
描き下ろし「翼人戦隊セイレンジャー 番外編」は、そちらでの後遺症治療話。
治療とか言いつつも、今度は味方陣営での複数えっちになってます。
「ピンクさん」不幸ですね。
なにげに下着は縞パンでしたよ。
バイオトラブルちっくな短編「永遠庭園」
工場での環境悪化から、周囲の植物が全滅した町。
そんな中、唯一の青々とした森が付近にあるんですが、見に行った者が”誰も帰ってこない”という奇妙な場所であったのです。
そちらへ女性が調査に赴くんですが…あんな露出たっぷりな軽装で、森に入るのは相当に異常(笑)
靴もパンプスっぽいですからね。
相手は意思を持つ植物で、触手えっちになります。
彼女の黒い下着がセクシーでした。
※女盗人「はる香」
この最低限な変装が素敵ですね。こっちは上乳です。
ファンタジーっぽいのは「Mad Sorcerer」、「AmBivalenCe」、「cruel」という3話ほど。
元国仕えな大魔道士「グレイ」卿とのバトル「Mad Sorcerer」
魔法というよりは召喚獣を駆使しての戦い。
ポイントが”契約”になっているんですが、その契約方法が作中では曖昧で、オチのそれもポカーンという感じ。
また、途中に出現するナメクジっぽい召喚獣。
あれはもう少し艶めかしく、べっとりグロテスクな描かれ方のが良かったのでは。
「AmBivalenCe」は王族の剣術師範「ルシア」と可愛らしい「王子」さま。
「王子…最近注意力が散漫ですね」
そんな事を「ルシアさん」は言っていましたがね。
そんな下乳丸出しなエロいコスチュームで集中なんかできるかー!!
再度鏡にでも映してみてはどうでしょう?
いくらまだ幼い「王子さま」でも、集中できなくて当然のこと(笑)
漫画は「カウエン」卿らの暗躍もあったんですが…メインは普通に「王子さま」とのえっち。
周囲の思惑は置いといて、彼の気持ちは純粋なものでしょう。たぶん。
剣士としてのプライドがあり、また臣下という立場がために抵抗していましたが。
うまく、その寵愛を得れば彼がトップになった際には…とか思わず考えちゃいますね。
「cruel」は自ら魔界へ堕ちた大天使「セリフェル」と下級天使「レアム」の天使バトル。
どちらも外見としては女性で、やや百合ちっく。
「セリフェル」を救うため、その欲望から解放するべくえっちするパターン。
それでいいのかなぁ。
「セリフェル」にあったアレが実は…という展開は良かったですが、オチは結構ばっさりしたものでイマイチ。
たぶん、この話はえっち最中もずっと浮いてた筈。
※左:生活指導「朝倉先生」、右:部長「村上」
黒ストッキングが素敵。あ、趣味に走ったので「ピンクさん」を出し忘れました。
ほか、時代劇な「香さねのいろめ」は噂の女盗人。
相手が浮世絵師ということで、「はる香」さんはやっぱり筆でされていました。
下着は褌であったので、せっかくなのでもう少ししっかり見たかったな。
ラストの1コマが、非常にバランス悪いのが残念。
「女教師 朝倉環の花裂き白書」、「社恋スペクトル」はどちらも現代劇。
うち前者「女教師 朝倉環の花裂き白書」は生活指導の「朝倉」先生。
生活指導があんなムチムチの格好してちゃーダメでしょ。
タイトスカートと、黒パンストがえっちでした。
下着も黒でしたよ。
後者「社恋スペクトル」は女性の上司「村上」部長。
普段厳しい方なようですが、巧くいった際のご褒美は笑顔だけでない様子でした。
そりゃ、「清水」くんでなくても、絶対の忠誠を誓いますよ。ええ。
けっこうえっちではメロメロで、オチがあんなになるとは意外。
「からすま弐式」センセは抵抗あったようですが、たまにはこんなんもいいのでは。
強めな線の絵柄。
濃淡はどちらかと言うと濃いめで、ジャンルもあってページはかなり複雑・賑やか。
コマ枠自体がどっかいっちゃう風なことも多いです。
各キャラに服装、触手など、あちこちは頑張って描かれている様子。
ただ、前述しているようなオチ部分ほか、ちらほら分かり辛いコマもありました。
表現的には伝わり辛いところがあるかもしれません。
バランス微妙なコマも散見され、漫画としては何歩か不足しているかな。
↓表紙などカラーは良く、キャラなども素敵だったので、今後に期待。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: セクシー系なヒロインが魅力的でした。現代劇もいいですね。
・話2: 表現の不足か、いま一歩な感覚。
・独3: 色々ジャンルがため、統一感には欠け、コレというポイントも不足しています。
合計:[8/15]
初単行本の割りには全体の安定感はあり、ヒロイン絵は良好です。
もうプラスなんちゃらがあれば、より良くなるのでは。
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■榊美麗のためなら僕は…ッ!!フルカラー限定版 (桐原いづみ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・劇団
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、カバー裏にラフ絵。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
※限定版はフルカラー仕様(162ページ)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桐原いづみ(きりはら・いづみ)」センセの「榊美麗のためなら僕は…ッ!! 1巻 フルカラー限定版」です。
こないだ書いたように、こちら限定版です。
どうしようかなーって思っていましたが、ネットで見たところ、↓表紙のデザインから価格まで異なっていたので、やってみることとしました。
※榊美麗さん
だいたいこんな感じの仕上がりでしたよー。
なかなか良い感じのフルカラーです。
フルカラー単行本は、こちらのブログでちらほら取り上げていますが、ひでるさんが気になるのは漫画としての読み応え。
価格が普通以上なわりにページ少ないとか、大部分イラストで占められてるとか…色々あるもんなんですね。
その点では、コチラ完璧。
なにしろ、もともとは普通に白黒原稿ですから。
通常版はそんなんね。
どっちも気になる方は、「双葉社」さんのHPで双方の立ち読みが出来る(※しかも、ちゃんと同じページです)ので便利ですよ。
紙質はツヤっとしたものでないため、そっちでコストダウンされているみたいですが、見るに不具合ありません。
完全監修という彩色はデジタルっぽい雰囲気でなく、落ち着いた軽くないもの。
なんというか、↓表紙よりもしっとりした感覚。
漫画を邪魔することなく、自然でした。
あとがきから合間のネタ絵まで色がついており、皆様お疲れさまでしたーという感じ。
なお、”セールス好調であれば”、2巻でも限定・通常という発売が予定されているんだとか。
ドキドキしますわね(笑)
さて、今回は限定版でお送りします「榊美麗のためなら僕は…ッ!!」です。
描かれているのは「桐原いづみ」センセ。
ひでるさんの初見は「ココノカの魔女」で、過去に紹介している「白雪ぱにみくす!」以外は読んでいないので…センセの代表作「ひとひら」も読んだことないんですね。
演劇モノ(←あまり興味ない)だと聞いていたし、もう何巻か発売された後だったので…。
アニメにもなっていたようですが、そっちもまるで見ておりません。
いつやってたんだろう。
こちらの「榊美麗のためなら僕は…ッ!!」は、その後のお話。
スピンオフ作品だと気付いたのは、あとがき文でした。
いちおう収録の6話にて、さすがにひでるさんも見覚えがあるような娘(※「ひとひら」主人公の「麻井麦」さんね)が出演していたのに気付き、てっきり同一世界な漫画かと思ったんですけど。
そんな訳で、毎度の如く、まっったくのド初心者なひでるさんです。
よく分かっていなくても十分楽しめる。という感じが伝わればいいかな、と。
逆にそっちのキャラも顔を見せていたので、ファンは言わずもがなですね。
※松本さん
この娘が面白かった。ちょっとめんどくさい感じよね。
こちらの主人公は女子大生の「榊美麗(さかき・みれい)」さん。
高校時代の友人らと劇団「ならずもの」を立ち上げた「美麗」は、駅前で団員募集のビラ配りをしていました。
結果的にそれは劇団員や協力者と出会うこととなるんですが、その中の1人「上原」は有名な劇団「スターキッズ」の主宰だったのです。
口は悪いものの彼のアドバイスもあって公演は無事に終わり、ようやく軌道に乗りかけていた頃。
「僕と!付き合って頂けないでしょうか…!?」
ビラ配りでゲットした中学生「立花祐」はそう告白をしてきたのでした。
だいたいはそんな感じ。
年齢差なラブコメ漫画です。
5才程度でしたが、大人なソレと違って大学生・中学生のカップルというのは大きいですね。
う、羨ましい…。
同じ劇団内で、座長と一般協力者という立場の違いみたいなのも、なんとなくありました。
そうした細かい部分より、中学生な「立花くん」はともかく、年上な「美麗さん」がまったく恋愛関係に不慣れであるのがポイントになっています。
じんわりした好意には気付かなそうなタイプですからねぇ…。
若いそのまま直球ド真ん中勝負だったのが、おそらく成功(?)要因なのでしょう。
妹「美希」さんほか家族らの反応を見る限り、「立花くん」が初の彼氏なようでした。
カップルのいっぱい・いっぱいな様をお楽しみください。
ビラ配りからの1話。
うお、よくよく見ると「立花くん」は1ページにてビラを受け取っていましたね。
コレが切っ掛けか。たはー!
その後、通りがかった「上原」より、いきなり「バカ」呼ばわりをされております。
出会いからすれば、相手は普通「上原」でしょう。
見た目の釣り合いも適当に良いので。
彼がまた有名劇団の主宰ということで、2人喧嘩しつつもカップルになるパターンかと思いましたが。
まぁ、雰囲気的に大きく絡むことにはなるのでしょうけど。
コマをぶち抜きして登場していた「立花くん」
さきほど冒頭部分に姿を発見しましたが、目立った登場はこちらが初のこと。
なるほど、メインらしい扱いでした。
告白後の2話目。
「どうしよう…」
がキーワードですね。
パジャマ姿の「美麗さん」が可愛いかったです。
サブキャラですが、1話でも独特な存在感が可笑しい「松本」さん。
単純に人との関わりを喜ぶようで、初の恋愛相談ちっくなことにテンションを上げていました。
口は堅く(←友人いないだろうし)、やや面倒くさいところはあるもののじっくり話は聞いてくれ、アドバイスもそう的外れではありませんでした。
意外に初心な「美麗さん」としては、格好の相談相手ですね。
ほっとくとイジけるので、定期的に話す(=確認・発散する)という効果もありそうで。
続く3話では、練習に参加しなかった彼に連絡しようか迷う「美麗さん」の背中を押していました。
「立花くん」の家へ行くことなるのはそうした流れ。
彼はびっくりしてましたねー。
知ってか知らずか母親が適度なラブコメ無神経っぷりを発揮し、うまいことサポートをしておりました。
※榊家姉妹・美麗、美希
榊家の描写が可笑しいです。美麗さんガンバレ!
いっぽう榊家は…という感じの4話。
「美麗さん」の変化にリアクションと共に驚く妹「美希さん」がイイ感じ。
こうしたキャラは上手ですね。
後半にもありましたが、この姉妹のやり取りは良かったです。
顔を青ざめる親父とかも。
告白OKから再度出会う5話、収録ではラストとなるデートの6話
自ら考えてましたが、先が思いやられますね。
あれは疲れそう。
デートの申し込みから着ていく服で悩むなど、まるでこっちが中学生のようでした。
こちらでも家族との描写が可笑しく、そんなんがため「松本さん」の電話が助け舟となっています。
本当は妹さんに相談するのが手っ取り早いと思うんですが…あれでは無理か。
デートではかなり「立花くん」が頑張っており、「美麗さん」のぎこちなさもあって、見事にすれ違っていました。
知り合いに出会ったのは今のところマイナス作用でしたが、「美麗さん」を落ち着かせる結果となっています。
前述しましたが、カラー彩色が巧く、「桐原いづみ」センセの雰囲気を保っていました。
限定版か、通常版かは完全に好みでしょう。
すっきり安定してクドさなく、美麗な作画です。
コロコロと変化するキャラの表情に優れ、シリアスは無論のこと、コメディーがまた良いですね。
流れがスムーズでテンポも良好という、漫画の巧い方です。
判断については↓表紙・裏表紙で特に問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 手間暇かけてフルカラーにしているだけのことはあります。
・話4: 紹介の文言”思わず赤面”が納得なラブコメ漫画でした。
・独3: 今のところはそう目立つものはなかったかと。ファンの方はプラスして下さい。
合計:[12/15]
収録のラストは必見。
次巻で2人はどうなってしまうのか、フルカラー本が発売されるのか(笑)、期待しましょう。
※コッチが通常版です。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・劇団
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・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
※限定版はフルカラー仕様(162ページ)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
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こないだ書いたように、こちら限定版です。
どうしようかなーって思っていましたが、ネットで見たところ、↓表紙のデザインから価格まで異なっていたので、やってみることとしました。
※榊美麗さん
だいたいこんな感じの仕上がりでしたよー。
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価格が普通以上なわりにページ少ないとか、大部分イラストで占められてるとか…色々あるもんなんですね。
その点では、コチラ完璧。
なにしろ、もともとは普通に白黒原稿ですから。
通常版はそんなんね。
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完全監修という彩色はデジタルっぽい雰囲気でなく、落ち着いた軽くないもの。
なんというか、↓表紙よりもしっとりした感覚。
漫画を邪魔することなく、自然でした。
あとがきから合間のネタ絵まで色がついており、皆様お疲れさまでしたーという感じ。
なお、”セールス好調であれば”、2巻でも限定・通常という発売が予定されているんだとか。
ドキドキしますわね(笑)
さて、今回は限定版でお送りします「榊美麗のためなら僕は…ッ!!」です。
描かれているのは「桐原いづみ」センセ。
ひでるさんの初見は「ココノカの魔女」で、過去に紹介している「白雪ぱにみくす!」以外は読んでいないので…センセの代表作「ひとひら」も読んだことないんですね。
演劇モノ(←あまり興味ない)だと聞いていたし、もう何巻か発売された後だったので…。
アニメにもなっていたようですが、そっちもまるで見ておりません。
いつやってたんだろう。
こちらの「榊美麗のためなら僕は…ッ!!」は、その後のお話。
スピンオフ作品だと気付いたのは、あとがき文でした。
いちおう収録の6話にて、さすがにひでるさんも見覚えがあるような娘(※「ひとひら」主人公の「麻井麦」さんね)が出演していたのに気付き、てっきり同一世界な漫画かと思ったんですけど。
そんな訳で、毎度の如く、まっったくのド初心者なひでるさんです。
よく分かっていなくても十分楽しめる。という感じが伝わればいいかな、と。
逆にそっちのキャラも顔を見せていたので、ファンは言わずもがなですね。
※松本さん
この娘が面白かった。ちょっとめんどくさい感じよね。
こちらの主人公は女子大生の「榊美麗(さかき・みれい)」さん。
高校時代の友人らと劇団「ならずもの」を立ち上げた「美麗」は、駅前で団員募集のビラ配りをしていました。
結果的にそれは劇団員や協力者と出会うこととなるんですが、その中の1人「上原」は有名な劇団「スターキッズ」の主宰だったのです。
口は悪いものの彼のアドバイスもあって公演は無事に終わり、ようやく軌道に乗りかけていた頃。
「僕と!付き合って頂けないでしょうか…!?」
ビラ配りでゲットした中学生「立花祐」はそう告白をしてきたのでした。
だいたいはそんな感じ。
年齢差なラブコメ漫画です。
5才程度でしたが、大人なソレと違って大学生・中学生のカップルというのは大きいですね。
う、羨ましい…。
同じ劇団内で、座長と一般協力者という立場の違いみたいなのも、なんとなくありました。
そうした細かい部分より、中学生な「立花くん」はともかく、年上な「美麗さん」がまったく恋愛関係に不慣れであるのがポイントになっています。
じんわりした好意には気付かなそうなタイプですからねぇ…。
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見た目の釣り合いも適当に良いので。
彼がまた有名劇団の主宰ということで、2人喧嘩しつつもカップルになるパターンかと思いましたが。
まぁ、雰囲気的に大きく絡むことにはなるのでしょうけど。
コマをぶち抜きして登場していた「立花くん」
さきほど冒頭部分に姿を発見しましたが、目立った登場はこちらが初のこと。
なるほど、メインらしい扱いでした。
告白後の2話目。
「どうしよう…」
がキーワードですね。
パジャマ姿の「美麗さん」が可愛いかったです。
サブキャラですが、1話でも独特な存在感が可笑しい「松本」さん。
単純に人との関わりを喜ぶようで、初の恋愛相談ちっくなことにテンションを上げていました。
口は堅く(←友人いないだろうし)、やや面倒くさいところはあるもののじっくり話は聞いてくれ、アドバイスもそう的外れではありませんでした。
意外に初心な「美麗さん」としては、格好の相談相手ですね。
ほっとくとイジけるので、定期的に話す(=確認・発散する)という効果もありそうで。
続く3話では、練習に参加しなかった彼に連絡しようか迷う「美麗さん」の背中を押していました。
「立花くん」の家へ行くことなるのはそうした流れ。
彼はびっくりしてましたねー。
知ってか知らずか母親が適度なラブコメ無神経っぷりを発揮し、うまいことサポートをしておりました。
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榊家の描写が可笑しいです。美麗さんガンバレ!
いっぽう榊家は…という感じの4話。
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こうしたキャラは上手ですね。
後半にもありましたが、この姉妹のやり取りは良かったです。
顔を青ざめる親父とかも。
告白OKから再度出会う5話、収録ではラストとなるデートの6話
自ら考えてましたが、先が思いやられますね。
あれは疲れそう。
デートの申し込みから着ていく服で悩むなど、まるでこっちが中学生のようでした。
こちらでも家族との描写が可笑しく、そんなんがため「松本さん」の電話が助け舟となっています。
本当は妹さんに相談するのが手っ取り早いと思うんですが…あれでは無理か。
デートではかなり「立花くん」が頑張っており、「美麗さん」のぎこちなさもあって、見事にすれ違っていました。
知り合いに出会ったのは今のところマイナス作用でしたが、「美麗さん」を落ち着かせる結果となっています。
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限定版か、通常版かは完全に好みでしょう。
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・独3: 今のところはそう目立つものはなかったかと。ファンの方はプラスして下さい。
合計:[12/15]
収録のラストは必見。
次巻で2人はどうなってしまうのか、フルカラー本が発売されるのか(笑)、期待しましょう。
榊美麗のためなら僕は…ッ!!(1)フルカラー限定版 (アクションコミックス) (2011/02/12) 桐原 いづみ 商品詳細を見る |
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■らぶしぇるたぁ (あずまゆき)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・関西弁
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ぶらしぇるたぁ」
・その他: カラー(4P)、7話+番外編「ぶらしぇるたぁ」収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あずまゆき」センセの「らぶしぇるたぁ[Love Shelter] 1巻」です。
こちらのブログでは漫画を紹介しております、「真剣で私に恋しなさい!」
なんと、アニメ化が決定したようです。
↓コチラご覧ください。
■真剣で私に恋しなさい!! : テレビアニメ化決定 「武士娘」が巻き起こす学園ラブコメ
登場ヒロイン5人が全員「武士娘」という「真剣(まじ)で私に恋しなさい!!」(まじこい)がテレビアニメ化されることが、明らかになった。放送局・時期はともに未定。
原作のPCゲームは09年の「萌えゲー アワード」で大賞部門銀賞を獲得した作品。舞台は川崎市をモデルにした「川神市」。川神学園2年生の直江大和には、幼いころから育ってきた大切な仲間たちがいた。男4人と女3人の仲良しグループに、新たな女の子2人が加わったことで、ドタバタ学園コメディーの様相を呈していく。
(記事元:まんたんウェブ 2011年02月07日)
ああ、漫画も面白かったからなぁ。
まだ時期は未定のようですが、時間が合えばぜひ見たいですね。
公式サイトもできてましたよ。
さて、本日は毎度お馴染み…って、最後の紹介「ママは同級生」は08年12月でしたか。
連続巻が多いからねぇ。
今回の新刊「らぶしぇるたぁ」は「あずまゆき」名義。
おお、コレは久しぶりのえっち系なんですね。
そんな訳で直接えっちが毎回差し込まれていたものの、成年マークはないためソフト気味です。
まぁ、「あずまゆき」センセの漫画は可愛くまとまるのが魅力なので、マークの有無なんて関係ないですが。
※悠里さん
カチューシャの可愛いヒロインです。えっちしまくってました。
主人公「悠里」は、家が隣の「秋夜」とは幼馴染み。
特に付き合っている感覚ない2人でしたが、えっちは頻繁という関係でした。
ある日、昔馴染みだったお姉さん的存在の「桐野美沙」が、担任教師として帰ってくることとなりました。
彼女は「秋夜」にとって、初恋・憧れの存在。
それがため、「悠里」の日々はなんだか落ち着かなくなってしまうのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
今のところは、昔馴染みの3名による三角関係ラブコメ。
舞台がため、登場キャラが皆関西弁であるところが最大の特徴です。
キャラで1、2名という漫画は数多くありますが、ラブコメジャンル全員がソレというのはあまりないと思いました。
たぶん。
ただ、あとがきにて、
「少し読みづらいかもしれません~」
なんてあります。
あれれ、描かれている「あずまゆき」センセ自身がそんなことを。
ただ、実際のところは確かにその通りで、他の方言よりも多少の馴染みがあるとはいえ、やはり文字として次々に吹き出しへおさまるとそんな感じ。
関西方面の方なら、また感覚違ったりするのかな。
これがあまり言葉・土地柄に関係なくすかっーて終わってしまうとしたら、単に独善的なだけ。
ごめんなさい、ここはあまり漫画として親切と言えないでしょう。
今後の展開に期待ですかね。
※だいたいこうした関係です。
やっぱり否定しちゃうのでした。
えっち面では主人公「悠里さん」が中心、彼女押しです。
「秋夜くん」とのえっちを楽しんでいました。
ちょっと脱ぐのが早く、フェチっぽいポイントがないのは残念でした。
(※雰囲気を大きく崩してしまうため、コスプレとか難しいでしょうけど)
その友人・ツインテールな「宝生真奈」さんは、1巻にてえっちシーンを披露したもう1人。
そう、こちらの巻にて「美沙さん」はほぼ脱いでいないのです。
ココがちょっと意外。
胸とか、なかなか良いサイズだったんですけどねー。
後半のフリもあったので、2巻では彼女の視点を中心として描かれたりしたら面白いかも。
ただ、あまりややこしい恋愛劇になるのは個人的に歓迎しません。
少しならいいですが、あまりシリアスが続くとセンセの軽い絵がやはりマイナス効果になるので。
いまいち素直になりきれない「悠里さん」くらいの描写が、丁度良いでしょう。
キャラを絞り、彼女の心理をひたすらに追いかけたのは正解だったと思います。
1話「恋人設定」は冒頭カラー原稿です。
いきなりのえっちシーンから2人の状況が描かれており、
「もう悠里彼女でええかな~」
そんな「秋夜くん」の一言が重い。
実は”恋人設定”という単にプレイなんですね。
複雑な「悠里さん」の心境が表現されていました。
漫画にてちらほら差し込まれるそんなんは巧かったです。
「あずまゆき」センセ、失礼しました。
2話「再会」は「美沙さん」の登場回。
教帰郷し、学校にて担任教師として再会するため出番はまだそれなり。
初恋相手にテンションを上げる「秋夜くん」に対し、それを身体で受け止める「悠里さん」という感じでした。
朝方の10分えっちが好き。
さすがに着替え中とかに入ってくるのも関係ないんですね、彼女は。
本格的に「美沙さん」が参加するのは3話「憧れのひと」から。
タイトル扉も「美沙さん」に奪われてしまいました。
大人な彼女が即「秋夜くん」とえっちすることもなく、相手をするのはやっぱり「悠里さん」です。
あの衣装を脱がさずにシテほしかったなー。
個人的には1話に続く「悠里さん」のお風呂シーンが好き。
4話「好きだから」より「真奈さん」が参加。
彼女のえっちで画面に変化を出し、また「悠里」・「秋夜」の関係について客観的な目線が描かれていました。
※左:美沙さん、右:真奈さん
「真奈さん」のノーブラ姿に注目下さい。
5話「酩酊トーク」なんですが…前半にてノーブラな「真奈さん」が登場するんですね。
それがため電車内で事件が起こるんですけど、その後”ブラしてなかった”と分かった「秋夜くん」が何気なく制服越しにじーっと見つめるんです。
ぶっちゃけ、ココが一番好き。
後半には「美沙さん」のサービスカットありましたが、実は直接えっちの無い回です。
そこから続く6話「酒乱淫乱」
夢破れてしいそうな「秋夜くん」を慰める「悠里さん」です。
「もぉ…っ、秋夜のばかぁ…」
アルコールもあって感覚が異なるらしく、そんな可愛らしい事を言っていました。
お酒は二十歳を過ぎてから。
7話「プレゼント」が収録の最終話です。
事は単純そうでないものの、またまた慰め役の「悠里さん」でした。
ちょっと余裕が出たっぽいですけど、あーした発言をしてしまうのはいかにも彼女らしいですね。
今までずっとそんな感じだったんだろうなぁ。
巻末に収録の「ぶらしぇるたぁ」は描き下ろし。
ドキドキな「悠里さん」の初ブラ話になってます。
ちょっと若い彼女をお楽しみ下さい。
さすがに直接えっちはないですか。
細線のすっきり絵柄。
濃淡・描き込みはそこそこで、白比率もあるため画面はスッキリ。
丁寧で線の乱れはないものの、ややバランス崩れて見えるコマもあります。
さほど気になるほどではありませんが。
本来ならばロリっぽいヒロインのがお上手な方ですが、こちらは比較的大人っぽいです。
ややこしい心理描写は合わない認識でしたけど、なんだかスッキリしない「悠里さん」を巧く表現されていました。
良かったです。
属性ラブコメと書いてますが、コメの部分は薄め。
ちらほら「悠里さん」は嘘笑いしてましたからねぇ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 可愛く綺麗な仕上がりです。個人的にちと気になる部分もあったので。
・話4: ヒロインに絞った作戦は当たりだと思います。
・独4: 前述したように、関西弁としたなんらかが、あるかどうか。
合計:[12/15]
赤の制服とヒロインの笑顔を前面にした↓表紙がカチっと刺さるだろう、良いイラストでした。
よくよく見ると、引っ張ってる手先は爽やかではない位置(笑)なんですけどね。
★「あずまゆき」・「あづまゆき」センセの漫画紹介記事
[ママは同級生]
同居する義母はFカップ巨乳の同級生「今井結花」だったのでした。
[柊小学校恋愛くらぶ]
恋愛の練習をするという、「恋愛部」を設立した女の子らのお話。
[Rくろにくる-prelude]
新境地、というファンタジー・アクションな漫画。
[Cheer up! チア アップ]
チアガールでまとめられた単行本。こちらは「あずまゆき」名義です。
[SCHOOL MATE] 【オススメ】
妹「藍川未来」と幼馴染み「漆原紗月」のちょっとえっちな寸止めラブコメ。
[ボクの番台さん]
銭湯「花乃湯」を舞台とした恋愛劇。
[しらたま!]
女の子野球チームの4コマ漫画。なかなか野球しません。
[こんいろ] 【オススメ】
センセの代表作というべき、えっちな双子「奈々緒」・「奈々子」のお話。成年漫画です。
[Glee Green Island]
お気楽な日常生活がメインという、学園コメディー。ばっさり終わるので注意。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・関西弁
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ぶらしぇるたぁ」
・その他: カラー(4P)、7話+番外編「ぶらしぇるたぁ」収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あずまゆき」センセの「らぶしぇるたぁ[Love Shelter] 1巻」です。
こちらのブログでは漫画を紹介しております、「真剣で私に恋しなさい!」
なんと、アニメ化が決定したようです。
↓コチラご覧ください。
■真剣で私に恋しなさい!! : テレビアニメ化決定 「武士娘」が巻き起こす学園ラブコメ
登場ヒロイン5人が全員「武士娘」という「真剣(まじ)で私に恋しなさい!!」(まじこい)がテレビアニメ化されることが、明らかになった。放送局・時期はともに未定。
原作のPCゲームは09年の「萌えゲー アワード」で大賞部門銀賞を獲得した作品。舞台は川崎市をモデルにした「川神市」。川神学園2年生の直江大和には、幼いころから育ってきた大切な仲間たちがいた。男4人と女3人の仲良しグループに、新たな女の子2人が加わったことで、ドタバタ学園コメディーの様相を呈していく。
(記事元:まんたんウェブ 2011年02月07日)
ああ、漫画も面白かったからなぁ。
まだ時期は未定のようですが、時間が合えばぜひ見たいですね。
公式サイトもできてましたよ。
さて、本日は毎度お馴染み…って、最後の紹介「ママは同級生」は08年12月でしたか。
連続巻が多いからねぇ。
今回の新刊「らぶしぇるたぁ」は「あずまゆき」名義。
おお、コレは久しぶりのえっち系なんですね。
そんな訳で直接えっちが毎回差し込まれていたものの、成年マークはないためソフト気味です。
まぁ、「あずまゆき」センセの漫画は可愛くまとまるのが魅力なので、マークの有無なんて関係ないですが。
※悠里さん
カチューシャの可愛いヒロインです。えっちしまくってました。
主人公「悠里」は、家が隣の「秋夜」とは幼馴染み。
特に付き合っている感覚ない2人でしたが、えっちは頻繁という関係でした。
ある日、昔馴染みだったお姉さん的存在の「桐野美沙」が、担任教師として帰ってくることとなりました。
彼女は「秋夜」にとって、初恋・憧れの存在。
それがため、「悠里」の日々はなんだか落ち着かなくなってしまうのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
今のところは、昔馴染みの3名による三角関係ラブコメ。
舞台がため、登場キャラが皆関西弁であるところが最大の特徴です。
キャラで1、2名という漫画は数多くありますが、ラブコメジャンル全員がソレというのはあまりないと思いました。
たぶん。
ただ、あとがきにて、
「少し読みづらいかもしれません~」
なんてあります。
あれれ、描かれている「あずまゆき」センセ自身がそんなことを。
ただ、実際のところは確かにその通りで、他の方言よりも多少の馴染みがあるとはいえ、やはり文字として次々に吹き出しへおさまるとそんな感じ。
関西方面の方なら、また感覚違ったりするのかな。
これがあまり言葉・土地柄に関係なくすかっーて終わってしまうとしたら、単に独善的なだけ。
ごめんなさい、ここはあまり漫画として親切と言えないでしょう。
今後の展開に期待ですかね。
※だいたいこうした関係です。
やっぱり否定しちゃうのでした。
えっち面では主人公「悠里さん」が中心、彼女押しです。
「秋夜くん」とのえっちを楽しんでいました。
ちょっと脱ぐのが早く、フェチっぽいポイントがないのは残念でした。
(※雰囲気を大きく崩してしまうため、コスプレとか難しいでしょうけど)
その友人・ツインテールな「宝生真奈」さんは、1巻にてえっちシーンを披露したもう1人。
そう、こちらの巻にて「美沙さん」はほぼ脱いでいないのです。
ココがちょっと意外。
胸とか、なかなか良いサイズだったんですけどねー。
後半のフリもあったので、2巻では彼女の視点を中心として描かれたりしたら面白いかも。
ただ、あまりややこしい恋愛劇になるのは個人的に歓迎しません。
少しならいいですが、あまりシリアスが続くとセンセの軽い絵がやはりマイナス効果になるので。
いまいち素直になりきれない「悠里さん」くらいの描写が、丁度良いでしょう。
キャラを絞り、彼女の心理をひたすらに追いかけたのは正解だったと思います。
1話「恋人設定」は冒頭カラー原稿です。
いきなりのえっちシーンから2人の状況が描かれており、
「もう悠里彼女でええかな~」
そんな「秋夜くん」の一言が重い。
実は”恋人設定”という単にプレイなんですね。
複雑な「悠里さん」の心境が表現されていました。
漫画にてちらほら差し込まれるそんなんは巧かったです。
「あずまゆき」センセ、失礼しました。
2話「再会」は「美沙さん」の登場回。
教帰郷し、学校にて担任教師として再会するため出番はまだそれなり。
初恋相手にテンションを上げる「秋夜くん」に対し、それを身体で受け止める「悠里さん」という感じでした。
朝方の10分えっちが好き。
さすがに着替え中とかに入ってくるのも関係ないんですね、彼女は。
本格的に「美沙さん」が参加するのは3話「憧れのひと」から。
タイトル扉も「美沙さん」に奪われてしまいました。
大人な彼女が即「秋夜くん」とえっちすることもなく、相手をするのはやっぱり「悠里さん」です。
あの衣装を脱がさずにシテほしかったなー。
個人的には1話に続く「悠里さん」のお風呂シーンが好き。
4話「好きだから」より「真奈さん」が参加。
彼女のえっちで画面に変化を出し、また「悠里」・「秋夜」の関係について客観的な目線が描かれていました。
※左:美沙さん、右:真奈さん
「真奈さん」のノーブラ姿に注目下さい。
5話「酩酊トーク」なんですが…前半にてノーブラな「真奈さん」が登場するんですね。
それがため電車内で事件が起こるんですけど、その後”ブラしてなかった”と分かった「秋夜くん」が何気なく制服越しにじーっと見つめるんです。
ぶっちゃけ、ココが一番好き。
後半には「美沙さん」のサービスカットありましたが、実は直接えっちの無い回です。
そこから続く6話「酒乱淫乱」
夢破れてしいそうな「秋夜くん」を慰める「悠里さん」です。
「もぉ…っ、秋夜のばかぁ…」
アルコールもあって感覚が異なるらしく、そんな可愛らしい事を言っていました。
お酒は二十歳を過ぎてから。
7話「プレゼント」が収録の最終話です。
事は単純そうでないものの、またまた慰め役の「悠里さん」でした。
ちょっと余裕が出たっぽいですけど、あーした発言をしてしまうのはいかにも彼女らしいですね。
今までずっとそんな感じだったんだろうなぁ。
巻末に収録の「ぶらしぇるたぁ」は描き下ろし。
ドキドキな「悠里さん」の初ブラ話になってます。
ちょっと若い彼女をお楽しみ下さい。
さすがに直接えっちはないですか。
細線のすっきり絵柄。
濃淡・描き込みはそこそこで、白比率もあるため画面はスッキリ。
丁寧で線の乱れはないものの、ややバランス崩れて見えるコマもあります。
さほど気になるほどではありませんが。
本来ならばロリっぽいヒロインのがお上手な方ですが、こちらは比較的大人っぽいです。
ややこしい心理描写は合わない認識でしたけど、なんだかスッキリしない「悠里さん」を巧く表現されていました。
良かったです。
属性ラブコメと書いてますが、コメの部分は薄め。
ちらほら「悠里さん」は嘘笑いしてましたからねぇ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 可愛く綺麗な仕上がりです。個人的にちと気になる部分もあったので。
・話4: ヒロインに絞った作戦は当たりだと思います。
・独4: 前述したように、関西弁としたなんらかが、あるかどうか。
合計:[12/15]
赤の制服とヒロインの笑顔を前面にした↓表紙がカチっと刺さるだろう、良いイラストでした。
よくよく見ると、引っ張ってる手先は爽やかではない位置(笑)なんですけどね。
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★「あずまゆき」・「あづまゆき」センセの漫画紹介記事
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■屋上姫 (TOBI)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・三角関係
・おまけ: カバー裏にネタ絵「こんな姫は嫌だ!?」・あとがき漫画的なモノ。
・その他: 折り返しにコメント、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「TOBI(とび)」センセの「屋上姫 1巻」です。
こちらは↓表紙のインパクト強いヒロインに引っ張られました。
一言だけの紹介帯、
「彼女は嘘をついている。」
…も、なんだかすっーと誘われるようなモノでした。
配色・構図・デザインなどなど、非常に優れていると思います。
ただ、カバー裏。
そちらでは↓表紙のパロディー風に、「こんな姫は嫌だ!?」というネタ絵がありました。
コレが最高。
おまけで、そっちの漫画が見たいですねー。
※屋上姫・「霞上澄花」
あのまつ毛がため、なんとなく目が半開きっぽく見えるんですね。
そんな訳で、本日は「屋上姫」です。
コメントによると、”屋上”と”姫”が好きなので、混ぜちゃえという発想だったとのこと。
描かれている「TOBI」センセは、こちらが初の連続巻であるみたい。
確か「眼鏡なカノジョ」は読んでいました。
当然ブログでも紹介済みだと思っていたんですが…あれれ、”全ての記事を表示する”でも検索に引っ掛からない。
やってなかったっけ??
こうなると、ぶっちゃけ読んだかどうかも怪しい気が。
まぁ、キリないからいいか。
私立の高校へ入学した「黛陽平(まゆずみ・ようへい)」
小学校からの馴染みである「源条信忠(げんじょう・のぶただ)」、「伊集院結子」も同じクラスで、さして変化の無い日々が続くと思われていました。
そんな彼が、初登校の際出会った”屋上姫”という、一際目を引く存在。
彼女こそ、容姿端麗・成績優秀、そして生徒会長で理事長の孫でもある「霞上澄花(かすがみ・すみか)」だったのです。
部活のしつこい勧誘に困っていた「結子」をさらりと助けたことから、「陽平」にとって気になるようになっておりました。
帰り際、ひょんな切っ掛けから屋上にいた「澄花」とそのお礼かたがた直接話をする機会を得たところ、
「そんなに好きなら、付き合ってみる?」
そう、彼女は「陽平」もぽかんとするような事を言ってきたのです。
大雑把にはだいたいそんな感じ。
「陽平くん」・「澄花さん」というカップルそれぞれの視点で描かれる恋愛漫画。
コメディー要素の薄いラブコメですね。
派手ではなく淡々とした静かな運びで、恋愛というほどカタイ感じはありません。
まぁ、どっちも真面目でしたから、軽くもないんですが。
(※そんな訳で、当然ながらサービスシーンもありません)
※付き合ってみない?
腰が引けてる「陽平くん」に注目です。そりゃーたまんないでしょう。
独特な間を持つ、本作品のヒロイン「澄花さん」
非常に目立つ、白まつ毛が特徴ですね。
読んでいて、なんとなーく「ガンダムW」を重ねて見ていましたが。
(※知ってる人は、「リリーナ」・「ドロシー」をくっつけた感じね)
髪は漫画内だと白抜き、カラーだと灰色というか、シルバーっぽいのかな。
まぁ、そういった薄い色彩なイメージなのでしょう。
普段はあまり感情を表に出さないタイプのようです。
鏡に向かって気合いを入れているコマ(2話)も見られ、おそらくは無理矢理そうしているみたい。
先の「付き合ってみる?」の部分でも、「陽平くん」は素な彼女に対して思わず後ずさりをしていました。
お互いの瞳にそれぞれの姿が浮かぶ描写が実に見事。
2話での校門でのやりとり。
色々と考えを巡らせ、結局のところ黙ってやり過ごそうとした「陽平くん」に対し、声を掛ける「澄花さん」
性格が良く出ています。
これがまたいいですねー。
その後のお弁当、彼女からの誘いで、デートへ行く(3話)などでもそうでしたが、しれっとテリトリーへ侵入してくるのがヤバイ。
ぐさーって刺さりますよ。
本人はさして意識なくやっているんでしょうけど。
”本当のお姫様だと思える”
1話にてそう「陽平くん」が評していましたが、言動を見る限りではその通り。
どうにもぎこちなく、交際に「信忠くん」が否定した意見をしたのも当然のこと。
また、彼は真面目な子なので、いちいちぐるぐる考えており、4話での台詞など、いっぱい・いっぱい。
そんな感じで周囲には掴みどころない「澄花さん」でしたが、捨てたバラで彼を傷つけたと反省をする(2話)、表面的な台詞に後悔する(4話)、自然な会話をしていた「陽平」・「結子」に困惑する(5話)など、こちらも負けずに真面目な娘さんでした。
ちなみに、漫画では何故かタイツを穿くカットが何度かありました。
ゆったりした動作が、ちょっぴりセクシー(笑)
そう頻繁ではありませんが、↓表紙の足に釣られた方も満足頂けるのではないでしょうか。
もう1人のヒロイン「結子さん」
ほぼ完成されつつある「澄花さん」と違い、”これから感”が強い娘ですね。
昔馴染みな3名は、ほんのり恋愛感情を持ちつつある「結子さん」と、それを看破している「信忠くん」、まったく気付いていない「陽平くん」という、実にセオリーな配置でした。
あれだけバレバレな感じなのにね。
たぶん、「結子さん」としては、高校進学でそれなりに決意をしているんでしょう。
機嫌良い「陽平くん」につられてテンション上がったり(2話) 「信忠くん」の機転もあって思い切ったお誘いがデートになった(4話)など、実に可愛らしい表情を各ポイントにて見せています。
頑張ってましたよ。
もし、「澄花さん」との関係がなければ、ゆったりしたペースでのお付き合いになったと思います。
明らかにお似合いな2人ではあったものの、ライバルは強敵。
次巻の巻き返しに期待しましょう。
※伊集院結子
リアクション大きく可愛い幼馴染みでした。
なお、偶然助けた1話、そのお礼で会う2話、お互いに結果報告をした4話など、普通に感情豊かな「結子さん」と、ある意味素直でない「澄花さん」の相対する場面が可笑しいので注目。
「好きな人いる?」
そうした問いを流すことできず、実に分かり易いリアクションをしていました。
その後「澄花さん」も可愛らしい質問をしているんですけどねー。
柔らかなすっきり線の絵柄。
描き込みは細か過ぎず、クド過ぎず。
白比率が高く、すかーっとした薄い色合いでした。
乱れや崩れはなく、作画は安定。
小さなコマまで丁寧で、ちょろっと見られるコメディー崩しも良い雰囲気。
特に引っ掛かる描写もなく、テンポも良かったです。
漫画の巧い方でした。
特徴はあるものの爽やかタッチで、極端ではないので間口は広め。
だいたい↓表紙・裏表紙と変化ないので、そちらで判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ふんわりタッチの優しい絵柄でした。
・話4: しっかりと丁寧に描かれていた印象です。
・独3: 今のところ、ごくセオリーな雰囲気ですね。2巻以降かな。
合計:[12/15]
収録のラスト5話では、ちょっぴり「澄花さん」の秘密が明かされておりました。
親しく喋っていた「結子さん」・「陽平くん」の2人も目撃しており、今後はおそらく三角関係が加速するかと。
今後どうなってしまうのか、続きに期待しましょう。
前述したようにカバー裏の「澄花さん」、追加してあとがき漫画部分の彼女はコメディー調のキュートな仕上がりでした。
番外編4コマみたいなのも面白いかと。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・三角関係
・おまけ: カバー裏にネタ絵「こんな姫は嫌だ!?」・あとがき漫画的なモノ。
・その他: 折り返しにコメント、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「TOBI(とび)」センセの「屋上姫 1巻」です。
こちらは↓表紙のインパクト強いヒロインに引っ張られました。
一言だけの紹介帯、
「彼女は嘘をついている。」
…も、なんだかすっーと誘われるようなモノでした。
配色・構図・デザインなどなど、非常に優れていると思います。
ただ、カバー裏。
そちらでは↓表紙のパロディー風に、「こんな姫は嫌だ!?」というネタ絵がありました。
コレが最高。
おまけで、そっちの漫画が見たいですねー。
※屋上姫・「霞上澄花」
あのまつ毛がため、なんとなく目が半開きっぽく見えるんですね。
そんな訳で、本日は「屋上姫」です。
コメントによると、”屋上”と”姫”が好きなので、混ぜちゃえという発想だったとのこと。
描かれている「TOBI」センセは、こちらが初の連続巻であるみたい。
確か「眼鏡なカノジョ」は読んでいました。
当然ブログでも紹介済みだと思っていたんですが…あれれ、”全ての記事を表示する”でも検索に引っ掛からない。
やってなかったっけ??
こうなると、ぶっちゃけ読んだかどうかも怪しい気が。
まぁ、キリないからいいか。
私立の高校へ入学した「黛陽平(まゆずみ・ようへい)」
小学校からの馴染みである「源条信忠(げんじょう・のぶただ)」、「伊集院結子」も同じクラスで、さして変化の無い日々が続くと思われていました。
そんな彼が、初登校の際出会った”屋上姫”という、一際目を引く存在。
彼女こそ、容姿端麗・成績優秀、そして生徒会長で理事長の孫でもある「霞上澄花(かすがみ・すみか)」だったのです。
部活のしつこい勧誘に困っていた「結子」をさらりと助けたことから、「陽平」にとって気になるようになっておりました。
帰り際、ひょんな切っ掛けから屋上にいた「澄花」とそのお礼かたがた直接話をする機会を得たところ、
「そんなに好きなら、付き合ってみる?」
そう、彼女は「陽平」もぽかんとするような事を言ってきたのです。
大雑把にはだいたいそんな感じ。
「陽平くん」・「澄花さん」というカップルそれぞれの視点で描かれる恋愛漫画。
コメディー要素の薄いラブコメですね。
派手ではなく淡々とした静かな運びで、恋愛というほどカタイ感じはありません。
まぁ、どっちも真面目でしたから、軽くもないんですが。
(※そんな訳で、当然ながらサービスシーンもありません)
※付き合ってみない?
腰が引けてる「陽平くん」に注目です。そりゃーたまんないでしょう。
独特な間を持つ、本作品のヒロイン「澄花さん」
非常に目立つ、白まつ毛が特徴ですね。
読んでいて、なんとなーく「ガンダムW」を重ねて見ていましたが。
(※知ってる人は、「リリーナ」・「ドロシー」をくっつけた感じね)
髪は漫画内だと白抜き、カラーだと灰色というか、シルバーっぽいのかな。
まぁ、そういった薄い色彩なイメージなのでしょう。
普段はあまり感情を表に出さないタイプのようです。
鏡に向かって気合いを入れているコマ(2話)も見られ、おそらくは無理矢理そうしているみたい。
先の「付き合ってみる?」の部分でも、「陽平くん」は素な彼女に対して思わず後ずさりをしていました。
お互いの瞳にそれぞれの姿が浮かぶ描写が実に見事。
2話での校門でのやりとり。
色々と考えを巡らせ、結局のところ黙ってやり過ごそうとした「陽平くん」に対し、声を掛ける「澄花さん」
性格が良く出ています。
これがまたいいですねー。
その後のお弁当、彼女からの誘いで、デートへ行く(3話)などでもそうでしたが、しれっとテリトリーへ侵入してくるのがヤバイ。
ぐさーって刺さりますよ。
本人はさして意識なくやっているんでしょうけど。
”本当のお姫様だと思える”
1話にてそう「陽平くん」が評していましたが、言動を見る限りではその通り。
どうにもぎこちなく、交際に「信忠くん」が否定した意見をしたのも当然のこと。
また、彼は真面目な子なので、いちいちぐるぐる考えており、4話での台詞など、いっぱい・いっぱい。
そんな感じで周囲には掴みどころない「澄花さん」でしたが、捨てたバラで彼を傷つけたと反省をする(2話)、表面的な台詞に後悔する(4話)、自然な会話をしていた「陽平」・「結子」に困惑する(5話)など、こちらも負けずに真面目な娘さんでした。
ちなみに、漫画では何故かタイツを穿くカットが何度かありました。
ゆったりした動作が、ちょっぴりセクシー(笑)
そう頻繁ではありませんが、↓表紙の足に釣られた方も満足頂けるのではないでしょうか。
もう1人のヒロイン「結子さん」
ほぼ完成されつつある「澄花さん」と違い、”これから感”が強い娘ですね。
昔馴染みな3名は、ほんのり恋愛感情を持ちつつある「結子さん」と、それを看破している「信忠くん」、まったく気付いていない「陽平くん」という、実にセオリーな配置でした。
あれだけバレバレな感じなのにね。
たぶん、「結子さん」としては、高校進学でそれなりに決意をしているんでしょう。
機嫌良い「陽平くん」につられてテンション上がったり(2話) 「信忠くん」の機転もあって思い切ったお誘いがデートになった(4話)など、実に可愛らしい表情を各ポイントにて見せています。
頑張ってましたよ。
もし、「澄花さん」との関係がなければ、ゆったりしたペースでのお付き合いになったと思います。
明らかにお似合いな2人ではあったものの、ライバルは強敵。
次巻の巻き返しに期待しましょう。
※伊集院結子
リアクション大きく可愛い幼馴染みでした。
なお、偶然助けた1話、そのお礼で会う2話、お互いに結果報告をした4話など、普通に感情豊かな「結子さん」と、ある意味素直でない「澄花さん」の相対する場面が可笑しいので注目。
「好きな人いる?」
そうした問いを流すことできず、実に分かり易いリアクションをしていました。
その後「澄花さん」も可愛らしい質問をしているんですけどねー。
柔らかなすっきり線の絵柄。
描き込みは細か過ぎず、クド過ぎず。
白比率が高く、すかーっとした薄い色合いでした。
乱れや崩れはなく、作画は安定。
小さなコマまで丁寧で、ちょろっと見られるコメディー崩しも良い雰囲気。
特に引っ掛かる描写もなく、テンポも良かったです。
漫画の巧い方でした。
特徴はあるものの爽やかタッチで、極端ではないので間口は広め。
だいたい↓表紙・裏表紙と変化ないので、そちらで判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ふんわりタッチの優しい絵柄でした。
・話4: しっかりと丁寧に描かれていた印象です。
・独3: 今のところ、ごくセオリーな雰囲気ですね。2巻以降かな。
合計:[12/15]
収録のラスト5話では、ちょっぴり「澄花さん」の秘密が明かされておりました。
親しく喋っていた「結子さん」・「陽平くん」の2人も目撃しており、今後はおそらく三角関係が加速するかと。
今後どうなってしまうのか、続きに期待しましょう。
前述したようにカバー裏の「澄花さん」、追加してあとがき漫画部分の彼女はコメディー調のキュートな仕上がりでした。
番外編4コマみたいなのも面白いかと。
屋上姫 ? (フレックスコミックス) (2011/02/12) TOBI 商品詳細を見る |
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■Mとしてみて (なおむ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ソフトSM・積極的
・おまけ: あとがき、イラスト。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「なおむ」センセの「Mとしてみて」です。
こちらが初単行本だとか。
「なおむ」センセは、どうやらHPなどはお持ちでない様子。
検索してみると、同名で別人な方がちらほらとヒットしていました。
文字の並びとしては結構独特だと思いましたが、やっぱり平仮名3文字名というのは、あまりオススメではないですねー。
そんなこんなで「Mとしてみて」です。
タイトルそのまま、ちょっとSちっく、Mちっくな男女が登場しておりました。
可愛らしいヒロインが登場してますが、いわゆるラブコメな展開ではないのでお気をつけて。
えっちに積極的で、なんとなく調教っぽい感じでしたよ。
↓表紙の薔薇線・赤色背景のイメージよりも、そうハードなものではなく、読み易いと思います。
※左:津山麻美、右:妹「愛美さん」
安定した絵柄はこんな感じ。かなり良い感じですよね。
表題に近いタイトルの「彼女はM?」
一大決心をした「佐藤」くんは、「津山麻美」さんを屋上へ呼び出して告白しました。
それを受けた彼女の返事は、
「私Mだけど…それでもいい?」
そんな訳で、スカート丈が短い割にノーパンでオモチャを使用しているなど、大変なことになってる彼女。
それでも表情がやたら爽やかであったのが凄いですね。
いきなりそんだけぶっちゃけたため、えっちは「麻美さん」が主導。
オモチャと併用していたりしましたが、なるほど。
中盤からの展開はなんだか妙に納得しました。
ああしたものは表裏一体なことが多いと聞きますからねー。
見るからに「佐藤くん」はSでなかったものの、その軌道修正がため実に良いカップルとなっていました。
あれはラブラブで何より。
冒頭話「兄として…」はカラー中扉を飾る妹「愛美」さんとの近親系。
早く彼女を作りたいと願う「伊藤」くん。
それと言うのも、昔えっちな事を興味そのまま妹「愛美さん」にしていたところ、すっかり彼女のがハマってしまったのでした。
今では独りでする、姿を見るなり迫ってくるなどなかなかに重症で…とか、そうした流れ。
これはイカん。
「愛美さん」も別に彼氏を作らないではなかったようですけど、
「だってみんなH下手なんだもん」
とか言っていました。
うわぁ…。
まぁ、お兄ちゃんは「愛美さん」から女性を学んだ経緯もあり、あー迫られればたまんないでしょう。
「これが本当に最後だからな!!」
そんな言葉が可笑しいですよ。
中盤からのバイト、そして後半のえっち描写がまたエグいのでご期待下さい。
そちらと似た雰囲気の「優等生の憂鬱」
勉強するとえっちな事がしたくなる、という「高橋美奈」さん。
しかし、望むような感覚は得られず、学校で独りえっちをしていたところ…クラスメイト「松田」くんに授業中からずっと見られていたのでした。
声をかけた段階では微妙でしたが、「松田くん」は収録で普通の男性。
まだ初心な彼女にえっち指導するような流れでした。
屋上での全裸えっちが素敵ですね。
もともと素質があっただけ、開花後は流れるがまま。
切っ掛けとなった「松田くん」は大変そうでしたけど。
※辻本久美
実はえっち下着好きな「久美さん」です。
大人しく地味な眼鏡少女「辻本久美」さん。
引っ込み思案で、人と巧く喋れない彼女の趣味は…こっそり過激な下着を着用することでした。
ある日、ちょっと気になっていた同じクラスで風紀委員の「高梨」くんにパンチラを見られてしまい…とそんな流れが「Secret Lingerie」です。
いかにも爽やかそうな顔しやがってー!
「高梨くん」は半強迫ちっくに迫っていました。
「これは明らかに校則違反だな」
だって。
まぁ、「久美さん」も雰囲気そのままMっぽい娘さんだったので、なんのかんのと楽しんでいましたが。
「スイミング ディ」は、憧れな先輩・水泳部「松田」と「桜井美緒」さんのえっち。
先輩からコーチしてもらうこととなった「美緒さん」でしたが、彼から渡された競泳水着はスケスケのえっちなものでした。
さらに、更衣室に「松田」が入ってきてて、とそんなん。
ちょっと先の漫画と似た感じ。
こちらもなかなか格好ええ雰囲気だったものの、単なるやりちんでした。
そんなんであるため、オチのあれはやや解せないですね。
彼女はおおぴらにしたとしても、色々と楽しむため自らは表に出ないと思うんですが。
「久保田」くんにラブレターをした「青山美雪」さん。
その返事をしようとしたところ、”忘れてほしい”と言う「美雪」さんの態度は、明らかに不信だったのでした。
短編「ラブレター」は、収録でも最低というべきお話。
告白直後に「美雪さん」は他の男2人にえっち・強迫されていたんですけど。
うわ、そんな展開か。
中盤まではまだいい感じだったのに。
※左:母「美和子」・「留美」、右:教師「和実さん」
こうしたお姉さんも良い感じです。
「幸治」くんと付き合う「留美」ちゃん。
今日は彼を初めて家へ招待していたところ…母「美和子」は仕事を急ぎ終わらせ、帰宅したのでした。
収録では珍しいコメディー漫画な「ママにおまかせ」はそんなん。
「いい歳したおばさんのくせに」
それは「留美ちゃん」の台詞でした。
しかし、自ら”お姉さん”と呼ばせようとするなど、妙なまでに若い方。
詳しくは裏表紙を参照下さい。
えっち方面でも実に若々しく、彼が童貞だと聞いて即座に行動を起こしています。
えろい母親で大変結構。
なんとなく反発している「留美ちゃん」にも納得です。
年頃の娘さんとしてはさぞ嫌だろうなぁ。
前半でのフリがしっかり生かされたオチ部分も良く、Wヒロインでまとまりのよい1話でした。
ほか、「Voice」は合唱部・部長「月島晴美」さん。
自らの声で合唱部を統べる「晴美さん」
部員勧誘とどうやらトレーニングまでも兼ねていましたけど、実際役立つものかな。
”まるで歌を唄ってるみたいだ!”
…だって。
本当かいな。
「My Student」は眼鏡な教師「和実」さんと「浜野」くん。
学校を休んでいた彼を訪ねた「和実さん」は自らの身体をもって復帰させようとしていたのでした。
あー、途中までは巧くいっていたんですけどねー。
ちょっとエロ過ぎましたか。
クラスでも地味な「清水」くんと付き合っているという「立花明日美」さん。
彼に調教えっちされてるっぽい「明日美さん」でしたが、
「ねぇ、立花さん、こんな事もうやめようよ」
そう「清水くん」は言いだしたのでした。
そんなんが「一目惚れ」
こちらは原稿時期が古いらしく、お話が良いだけやや崩れがちであるのが非常に残念。
彼に深く依存している様か描かれていました。
お話はSでもあり、Mでもありという「明日美さん」のキャラが非常に素敵です。
強めな線の絵柄。
大小なコマ割りなどページはごっちゃり。
黒が目立っていたものの、濃淡としてはさほど濃くはありません。
幅広な輪郭とむっちりスタイルな人物絵。
基本は可愛いらしいものの、横長な目が特徴で、ドキっとする大人っぽい雰囲気もありました。
コメディーより、えっちに執着するヒロインが合ってますね。
ただ、目鼻など配置の崩れでバランスが微妙に見えることもあり、初単行本らしく初期頃だろう原稿は微妙。
全体でそう大きな差がないのは良かったと思います。
だいたいの雰囲気は↓表紙・裏表紙ですが、白黒絵のがいい感じでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: そう悪くはなかったので、しっかり安定すればより良いかと。
・話4: えっちなヒロインが魅力的に描かれていました。
・独3: もうプラスなんちゃらが欲しい気がします。
合計:[10/15]
漫画はヒロインが騙されるパターンより、「彼女はM?」、「兄として…」など、男性側が困惑するようなもののが面白かったです。
そっちのが絵柄と合っていたような。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ソフトSM・積極的
・おまけ: あとがき、イラスト。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「なおむ」センセの「Mとしてみて」です。
こちらが初単行本だとか。
「なおむ」センセは、どうやらHPなどはお持ちでない様子。
検索してみると、同名で別人な方がちらほらとヒットしていました。
文字の並びとしては結構独特だと思いましたが、やっぱり平仮名3文字名というのは、あまりオススメではないですねー。
そんなこんなで「Mとしてみて」です。
タイトルそのまま、ちょっとSちっく、Mちっくな男女が登場しておりました。
可愛らしいヒロインが登場してますが、いわゆるラブコメな展開ではないのでお気をつけて。
えっちに積極的で、なんとなく調教っぽい感じでしたよ。
↓表紙の薔薇線・赤色背景のイメージよりも、そうハードなものではなく、読み易いと思います。
※左:津山麻美、右:妹「愛美さん」
安定した絵柄はこんな感じ。かなり良い感じですよね。
表題に近いタイトルの「彼女はM?」
一大決心をした「佐藤」くんは、「津山麻美」さんを屋上へ呼び出して告白しました。
それを受けた彼女の返事は、
「私Mだけど…それでもいい?」
そんな訳で、スカート丈が短い割にノーパンでオモチャを使用しているなど、大変なことになってる彼女。
それでも表情がやたら爽やかであったのが凄いですね。
いきなりそんだけぶっちゃけたため、えっちは「麻美さん」が主導。
オモチャと併用していたりしましたが、なるほど。
中盤からの展開はなんだか妙に納得しました。
ああしたものは表裏一体なことが多いと聞きますからねー。
見るからに「佐藤くん」はSでなかったものの、その軌道修正がため実に良いカップルとなっていました。
あれはラブラブで何より。
冒頭話「兄として…」はカラー中扉を飾る妹「愛美」さんとの近親系。
早く彼女を作りたいと願う「伊藤」くん。
それと言うのも、昔えっちな事を興味そのまま妹「愛美さん」にしていたところ、すっかり彼女のがハマってしまったのでした。
今では独りでする、姿を見るなり迫ってくるなどなかなかに重症で…とか、そうした流れ。
これはイカん。
「愛美さん」も別に彼氏を作らないではなかったようですけど、
「だってみんなH下手なんだもん」
とか言っていました。
うわぁ…。
まぁ、お兄ちゃんは「愛美さん」から女性を学んだ経緯もあり、あー迫られればたまんないでしょう。
「これが本当に最後だからな!!」
そんな言葉が可笑しいですよ。
中盤からのバイト、そして後半のえっち描写がまたエグいのでご期待下さい。
そちらと似た雰囲気の「優等生の憂鬱」
勉強するとえっちな事がしたくなる、という「高橋美奈」さん。
しかし、望むような感覚は得られず、学校で独りえっちをしていたところ…クラスメイト「松田」くんに授業中からずっと見られていたのでした。
声をかけた段階では微妙でしたが、「松田くん」は収録で普通の男性。
まだ初心な彼女にえっち指導するような流れでした。
屋上での全裸えっちが素敵ですね。
もともと素質があっただけ、開花後は流れるがまま。
切っ掛けとなった「松田くん」は大変そうでしたけど。
※辻本久美
実はえっち下着好きな「久美さん」です。
大人しく地味な眼鏡少女「辻本久美」さん。
引っ込み思案で、人と巧く喋れない彼女の趣味は…こっそり過激な下着を着用することでした。
ある日、ちょっと気になっていた同じクラスで風紀委員の「高梨」くんにパンチラを見られてしまい…とそんな流れが「Secret Lingerie」です。
いかにも爽やかそうな顔しやがってー!
「高梨くん」は半強迫ちっくに迫っていました。
「これは明らかに校則違反だな」
だって。
まぁ、「久美さん」も雰囲気そのままMっぽい娘さんだったので、なんのかんのと楽しんでいましたが。
「スイミング ディ」は、憧れな先輩・水泳部「松田」と「桜井美緒」さんのえっち。
先輩からコーチしてもらうこととなった「美緒さん」でしたが、彼から渡された競泳水着はスケスケのえっちなものでした。
さらに、更衣室に「松田」が入ってきてて、とそんなん。
ちょっと先の漫画と似た感じ。
こちらもなかなか格好ええ雰囲気だったものの、単なるやりちんでした。
そんなんであるため、オチのあれはやや解せないですね。
彼女はおおぴらにしたとしても、色々と楽しむため自らは表に出ないと思うんですが。
「久保田」くんにラブレターをした「青山美雪」さん。
その返事をしようとしたところ、”忘れてほしい”と言う「美雪」さんの態度は、明らかに不信だったのでした。
短編「ラブレター」は、収録でも最低というべきお話。
告白直後に「美雪さん」は他の男2人にえっち・強迫されていたんですけど。
うわ、そんな展開か。
中盤まではまだいい感じだったのに。
※左:母「美和子」・「留美」、右:教師「和実さん」
こうしたお姉さんも良い感じです。
「幸治」くんと付き合う「留美」ちゃん。
今日は彼を初めて家へ招待していたところ…母「美和子」は仕事を急ぎ終わらせ、帰宅したのでした。
収録では珍しいコメディー漫画な「ママにおまかせ」はそんなん。
「いい歳したおばさんのくせに」
それは「留美ちゃん」の台詞でした。
しかし、自ら”お姉さん”と呼ばせようとするなど、妙なまでに若い方。
詳しくは裏表紙を参照下さい。
えっち方面でも実に若々しく、彼が童貞だと聞いて即座に行動を起こしています。
えろい母親で大変結構。
なんとなく反発している「留美ちゃん」にも納得です。
年頃の娘さんとしてはさぞ嫌だろうなぁ。
前半でのフリがしっかり生かされたオチ部分も良く、Wヒロインでまとまりのよい1話でした。
ほか、「Voice」は合唱部・部長「月島晴美」さん。
自らの声で合唱部を統べる「晴美さん」
部員勧誘とどうやらトレーニングまでも兼ねていましたけど、実際役立つものかな。
”まるで歌を唄ってるみたいだ!”
…だって。
本当かいな。
「My Student」は眼鏡な教師「和実」さんと「浜野」くん。
学校を休んでいた彼を訪ねた「和実さん」は自らの身体をもって復帰させようとしていたのでした。
あー、途中までは巧くいっていたんですけどねー。
ちょっとエロ過ぎましたか。
クラスでも地味な「清水」くんと付き合っているという「立花明日美」さん。
彼に調教えっちされてるっぽい「明日美さん」でしたが、
「ねぇ、立花さん、こんな事もうやめようよ」
そう「清水くん」は言いだしたのでした。
そんなんが「一目惚れ」
こちらは原稿時期が古いらしく、お話が良いだけやや崩れがちであるのが非常に残念。
彼に深く依存している様か描かれていました。
お話はSでもあり、Mでもありという「明日美さん」のキャラが非常に素敵です。
強めな線の絵柄。
大小なコマ割りなどページはごっちゃり。
黒が目立っていたものの、濃淡としてはさほど濃くはありません。
幅広な輪郭とむっちりスタイルな人物絵。
基本は可愛いらしいものの、横長な目が特徴で、ドキっとする大人っぽい雰囲気もありました。
コメディーより、えっちに執着するヒロインが合ってますね。
ただ、目鼻など配置の崩れでバランスが微妙に見えることもあり、初単行本らしく初期頃だろう原稿は微妙。
全体でそう大きな差がないのは良かったと思います。
だいたいの雰囲気は↓表紙・裏表紙ですが、白黒絵のがいい感じでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: そう悪くはなかったので、しっかり安定すればより良いかと。
・話4: えっちなヒロインが魅力的に描かれていました。
・独3: もうプラスなんちゃらが欲しい気がします。
合計:[10/15]
漫画はヒロインが騙されるパターンより、「彼女はM?」、「兄として…」など、男性側が困惑するようなもののが面白かったです。
そっちのが絵柄と合っていたような。
Mとしてみて (ホットミルクコミックス) (2011/02/10) なおむ 商品詳細を見る |
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■くろよめ (かずといずみ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]ラブコメ・派遣
・おまけ: あとがき・たぬきマンガ、合間にネタ絵、
カバー裏に「お嫁さんは見ちゃった!~鈴木良芽~」・
「お嫁さんは見ちゃった!~奥小桃~」
描き下ろし「番外編1光子さんの苦悩」、「番外編2藤先生の嘘」
・その他: 9話収録(全て同シリーズ・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かずといずみ」センセの「くろよめ My pretty bride」です。
本当は昨日につづいて限定版の単行本を並べようかと思っていたんですが。
そっちはスピンオフ作品だったので、日を改めることとしました。
毎度の如く、もともとの作品の知識ないので…。
詳しくはまた今度ね。
さて、本日は「かずといずみ」センセの「くろよめ My pretty bride」です。
発売少なかった週末にて、ふっと目に入ったのがこちらの単行本でした。
「かずといずみ」センセの名前は聞き覚えあったんですね。
しかし、ラインアップを見る限り、記憶にあるものはなく…毎度の如く勘違いだったようです。
まぁ、ひでるさんの記憶なんてそんなもんですわね。
※真子・羽似
実は結構気になるのがこの2人でした。
元々は同タイトルの同人誌から。
あとがきによると、”全ページ手直し”しました、とのこと。
それはお疲れ様でした。
「かずといずみ」センセのHPにはそちらの紹介があり、原稿も小さく掲載されていたので見くらべてみましたが…ああ、よーく見ると、描き足しされてる部分が分かります。
基本的には変更ないようでしたが、流通向けに、より漫画っぽく細かい処理をしたような感じなのかな。
そちらに同設定(後日談ですね)を利用した、「つぼみ」にて掲載された前後編と、描き下ろしが収録されています。
「くろよめ」シリーズのまとめ本みたいな感じですかね。
掲載誌がそんなんなので、登場キャラは女性ばかりで百合ちっく。
設定は独特なものでしたが、だいたいの流れはジャンルのセオリー通りになっていました。
収録のメイン「くろよめ」は全ての切っ掛けとなるお話です。
OL「池田光子」は営業部のエース的存在。
仕事のできる彼女が唯一欲していたのが、家のことを全部やってくれる、若くてカワイイ”嫁”だったのです。
友人「武内真子」とそんな話をし、べろべろに飲んだ次の日。
「二日酔い大丈夫ですか?」
そんな心配している、見知らぬ女の子が。
彼女「鈴木良芽」は、”世界嫁派遣協会”から1週間の無料キャンペーンで派遣されたと言うのでした。
大雑把にはだいたいそんな感じ。
これはそのまんま「かずといずみ」センセの願望ですね。
続く「めとらば」の主人公は作家さんということもあり、よりそんな感覚。
あとがきによると、女性からの反響も大きかったそうですが、実際にそうでしょう。
そうした時代だろうと思います。
※光子・良芽
ちゃんと黒タイツが確認できるものをお届け。
唐突に登場した感じの派遣妻「良芽」さん。
成年漫画のような現代ファンタジーちっくな感覚ですわね。
詳細については最終話で明かされますので、違和感あっても気にせず読み進めて大丈夫。
「真子さん」とそちらにも派遣されてきたという「羽似(はにい)」さんから、なんとなく想像つきましたが。
待望の嫁について、わーいってあっさり受け入れないのはリアルでした。
まぁ、普通は「光子さん」みたいな反応で当然。
2話目では、仕事から家事まで完璧にこなす姿が描かれていました。
あの表面の笑顔とは正反対という内心のギャップは、よく分かります。
なんで!?ちゃんとやんなさいよ、という感じね。
ひでるさんは感情が出やすいので、ああしたスキルは羨ましいです。
背中流すため風呂へ入ってくる、一緒に寝ようとするなど、そのあたりがメイドさんと違うのかな。
3話は誕生日ネタ。
慣れ親しんでいた感情を阻む、現実的な事柄が。
ああ、「光子さん」ってば。
こちらでは過去シーンもあり、なにゆえそうしたややこしい女性になってしまったのか、丁寧に描写されていました。
あれは酷い。
イベントがためにまた冷静に戻ってしまったため、「良芽さん」との蜜月はいったん終了。
”世界嫁派遣協会”へと電話を繋ぐオチ部分に注目ですね。
まぁ…そんな秘密ちっくではないのですが。
そんな訳で最終エピソードの4話。
まぁ、めでたし・めでたしという感じでした。
それぞれの意外な過去に驚き。
なるほどねぇ。
後半の、大らかでばっさりしている「真子さん」と違い、性格からして現実的で細かそうな「光子さん」が可笑しいです。
まぁ、ああした事務能力高そうな、色々と器用でしっかりした人というのはやっぱり必要ですよね。
「飴色紅茶館歓談」の「琴織さらさ」のような。
ぶっちゃけ、この部分の続き見たいです。
前後編の「めとらば」はそちらの後日談という漫画。
↑その見たい部分が、ちょろっと確認できました。
20歳でデビューし、ファンタジー恋愛小説を書いていた「藤沙々」こと「藤原沙々子」
新作にドロドロな恋愛モノを書いたところ、これが大当たりで、小説家として大きく飛躍したのでした。
多忙な日々で散らかり放題の部屋に困っていたところ、
”あなたの「お嫁さん」派遣します!”
そんなチラシを発見したのでした。
こうして、若いながらも和服の似合う「奥小桃」が通い妻として訪ねてくることとなったのです。
ああ、ちゃんとした会社っぽくなっていましたね。
8時から22時という時間帯での”通い妻コース”、24時間対応の”同居コース”なんて2種類用意されていましたよ。
…ううむ、コレっていくらかかるんだろうか。
似たような家政婦で調べてみたところ、時給は1日8Hで10,000から9,000円くらい。
都内で3週間8Hで普通(家事のみ)に利用すると、30万越え、泊まり込みだと40万近く。
介護とか、ベビーシッターとか、内容によっても上下あるみたいでした。
こちらの嫁派遣の場合、”単に家事を代行する”とは趣が異なるので、料金としてはもう少し上になるかな。
派遣する女の子の教育なども必要なので、会社としてイケるんでしょうか。
潜在的なニーズは多くあるとは思いますけど、
①「妻」という時点で疑わしく取られ易い。
②「光子さん」のように家事くらい自分でやっちゃえと考える。
③情報保護な現代で、他人を上げるのは嫌がるのでは。
④そもそも価格次第では雇い辛いでしょう。
そんな感じかなぁ。
まぁ、そう儲けて巨大な企業にしたいという考えはなさそうですが。
※沙々子・小桃
こちらは割烹着でした。そんなん刺さる方は見逃せませんね。
こちらの「小桃さん」は先の「良芽さん」と違い、優秀スキルのある娘さん。
連載から取材対応まで多忙な「沙々子さん」を見事にサポートしておりました。
途中から”同居コース”に変更したらしく、文字通り24時間対応でしたね。
ただ、どこまでが契約の範囲なのかは微妙で、小説の仕事の手伝いにまで及んでいます。
これがイカン。
どっちかと言うと、必要なのはスケジュール管理だったのでしょう。
テンパる「沙々子さん」とキッチリ線引きをした「小桃さん」という後半部分は見応えがありました。
そんな訳で、後編。
こちらでは家政婦が登場しておりましたが、先の嫁派遣との違いが明確に描かれています。
掃除機の描写はやや極端に感じましたけど、大まかにそうした感じなのでしょう。
「市原悦子」さんもよく鼻歌まじりでやってましたっけ。
やっぱり愛ですね。
お互いに必要とされている、みたいな、パートナー的な百合ちっくの仕上がりです。
ラブラブな番外編をお楽しみに。
謎の多い「真子さん」をピックアップしてほしかったなぁ。
しっかり強めな線の絵柄。
描き込みはそこそこという感じで、スッキリめ。
濃淡は適度なくらいで、崩れや乱れもなく、綺麗にまとまっています。
しつこくない反面、やや淡白な気もしました。
どちらかと言うと可愛らしいバランスのキャラ絵。
コメディー描写のが花咲くようでお上手です。
時期が異なっていたらしい各話も、手直しがためか全体は安定しています。
芳文社さん「つぼみ」のHPでは、「めとらば」が試し読みできるので、気になった方は参考にどうぞ。
そう変化はないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきり綺麗にまとまっていました。描写にも引っ掛かるところはありません。
・話4: ちょっと変化球な百合漫画です。これは女性必見という感じね。
・独5: 女性限定での嫁派遣は良かったです。前述したように、起業後が気になります。
合計:[13/15]
ちなみに、タイトル「くろよめ」は”腹黒い嫁”ではなく、”黒タイツを穿いた嫁”だそうです。
あまり足がピックアップされていませんが、↓表紙とかイイ感じですよね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]ラブコメ・派遣
・おまけ: あとがき・たぬきマンガ、合間にネタ絵、
カバー裏に「お嫁さんは見ちゃった!~鈴木良芽~」・
「お嫁さんは見ちゃった!~奥小桃~」
描き下ろし「番外編1光子さんの苦悩」、「番外編2藤先生の嘘」
・その他: 9話収録(全て同シリーズ・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かずといずみ」センセの「くろよめ My pretty bride」です。
本当は昨日につづいて限定版の単行本を並べようかと思っていたんですが。
そっちはスピンオフ作品だったので、日を改めることとしました。
毎度の如く、もともとの作品の知識ないので…。
詳しくはまた今度ね。
さて、本日は「かずといずみ」センセの「くろよめ My pretty bride」です。
発売少なかった週末にて、ふっと目に入ったのがこちらの単行本でした。
「かずといずみ」センセの名前は聞き覚えあったんですね。
しかし、ラインアップを見る限り、記憶にあるものはなく…毎度の如く勘違いだったようです。
まぁ、ひでるさんの記憶なんてそんなもんですわね。
※真子・羽似
実は結構気になるのがこの2人でした。
元々は同タイトルの同人誌から。
あとがきによると、”全ページ手直し”しました、とのこと。
それはお疲れ様でした。
「かずといずみ」センセのHPにはそちらの紹介があり、原稿も小さく掲載されていたので見くらべてみましたが…ああ、よーく見ると、描き足しされてる部分が分かります。
基本的には変更ないようでしたが、流通向けに、より漫画っぽく細かい処理をしたような感じなのかな。
そちらに同設定(後日談ですね)を利用した、「つぼみ」にて掲載された前後編と、描き下ろしが収録されています。
「くろよめ」シリーズのまとめ本みたいな感じですかね。
掲載誌がそんなんなので、登場キャラは女性ばかりで百合ちっく。
設定は独特なものでしたが、だいたいの流れはジャンルのセオリー通りになっていました。
収録のメイン「くろよめ」は全ての切っ掛けとなるお話です。
OL「池田光子」は営業部のエース的存在。
仕事のできる彼女が唯一欲していたのが、家のことを全部やってくれる、若くてカワイイ”嫁”だったのです。
友人「武内真子」とそんな話をし、べろべろに飲んだ次の日。
「二日酔い大丈夫ですか?」
そんな心配している、見知らぬ女の子が。
彼女「鈴木良芽」は、”世界嫁派遣協会”から1週間の無料キャンペーンで派遣されたと言うのでした。
大雑把にはだいたいそんな感じ。
これはそのまんま「かずといずみ」センセの願望ですね。
続く「めとらば」の主人公は作家さんということもあり、よりそんな感覚。
あとがきによると、女性からの反響も大きかったそうですが、実際にそうでしょう。
そうした時代だろうと思います。
※光子・良芽
ちゃんと黒タイツが確認できるものをお届け。
唐突に登場した感じの派遣妻「良芽」さん。
成年漫画のような現代ファンタジーちっくな感覚ですわね。
詳細については最終話で明かされますので、違和感あっても気にせず読み進めて大丈夫。
「真子さん」とそちらにも派遣されてきたという「羽似(はにい)」さんから、なんとなく想像つきましたが。
待望の嫁について、わーいってあっさり受け入れないのはリアルでした。
まぁ、普通は「光子さん」みたいな反応で当然。
2話目では、仕事から家事まで完璧にこなす姿が描かれていました。
あの表面の笑顔とは正反対という内心のギャップは、よく分かります。
なんで!?ちゃんとやんなさいよ、という感じね。
ひでるさんは感情が出やすいので、ああしたスキルは羨ましいです。
背中流すため風呂へ入ってくる、一緒に寝ようとするなど、そのあたりがメイドさんと違うのかな。
3話は誕生日ネタ。
慣れ親しんでいた感情を阻む、現実的な事柄が。
ああ、「光子さん」ってば。
こちらでは過去シーンもあり、なにゆえそうしたややこしい女性になってしまったのか、丁寧に描写されていました。
あれは酷い。
イベントがためにまた冷静に戻ってしまったため、「良芽さん」との蜜月はいったん終了。
”世界嫁派遣協会”へと電話を繋ぐオチ部分に注目ですね。
まぁ…そんな秘密ちっくではないのですが。
そんな訳で最終エピソードの4話。
まぁ、めでたし・めでたしという感じでした。
それぞれの意外な過去に驚き。
なるほどねぇ。
後半の、大らかでばっさりしている「真子さん」と違い、性格からして現実的で細かそうな「光子さん」が可笑しいです。
まぁ、ああした事務能力高そうな、色々と器用でしっかりした人というのはやっぱり必要ですよね。
「飴色紅茶館歓談」の「琴織さらさ」のような。
ぶっちゃけ、この部分の続き見たいです。
前後編の「めとらば」はそちらの後日談という漫画。
↑その見たい部分が、ちょろっと確認できました。
20歳でデビューし、ファンタジー恋愛小説を書いていた「藤沙々」こと「藤原沙々子」
新作にドロドロな恋愛モノを書いたところ、これが大当たりで、小説家として大きく飛躍したのでした。
多忙な日々で散らかり放題の部屋に困っていたところ、
”あなたの「お嫁さん」派遣します!”
そんなチラシを発見したのでした。
こうして、若いながらも和服の似合う「奥小桃」が通い妻として訪ねてくることとなったのです。
ああ、ちゃんとした会社っぽくなっていましたね。
8時から22時という時間帯での”通い妻コース”、24時間対応の”同居コース”なんて2種類用意されていましたよ。
…ううむ、コレっていくらかかるんだろうか。
似たような家政婦で調べてみたところ、時給は1日8Hで10,000から9,000円くらい。
都内で3週間8Hで普通(家事のみ)に利用すると、30万越え、泊まり込みだと40万近く。
介護とか、ベビーシッターとか、内容によっても上下あるみたいでした。
こちらの嫁派遣の場合、”単に家事を代行する”とは趣が異なるので、料金としてはもう少し上になるかな。
派遣する女の子の教育なども必要なので、会社としてイケるんでしょうか。
潜在的なニーズは多くあるとは思いますけど、
①「妻」という時点で疑わしく取られ易い。
②「光子さん」のように家事くらい自分でやっちゃえと考える。
③情報保護な現代で、他人を上げるのは嫌がるのでは。
④そもそも価格次第では雇い辛いでしょう。
そんな感じかなぁ。
まぁ、そう儲けて巨大な企業にしたいという考えはなさそうですが。
※沙々子・小桃
こちらは割烹着でした。そんなん刺さる方は見逃せませんね。
こちらの「小桃さん」は先の「良芽さん」と違い、優秀スキルのある娘さん。
連載から取材対応まで多忙な「沙々子さん」を見事にサポートしておりました。
途中から”同居コース”に変更したらしく、文字通り24時間対応でしたね。
ただ、どこまでが契約の範囲なのかは微妙で、小説の仕事の手伝いにまで及んでいます。
これがイカン。
どっちかと言うと、必要なのはスケジュール管理だったのでしょう。
テンパる「沙々子さん」とキッチリ線引きをした「小桃さん」という後半部分は見応えがありました。
そんな訳で、後編。
こちらでは家政婦が登場しておりましたが、先の嫁派遣との違いが明確に描かれています。
掃除機の描写はやや極端に感じましたけど、大まかにそうした感じなのでしょう。
「市原悦子」さんもよく鼻歌まじりでやってましたっけ。
やっぱり愛ですね。
お互いに必要とされている、みたいな、パートナー的な百合ちっくの仕上がりです。
ラブラブな番外編をお楽しみに。
謎の多い「真子さん」をピックアップしてほしかったなぁ。
しっかり強めな線の絵柄。
描き込みはそこそこという感じで、スッキリめ。
濃淡は適度なくらいで、崩れや乱れもなく、綺麗にまとまっています。
しつこくない反面、やや淡白な気もしました。
どちらかと言うと可愛らしいバランスのキャラ絵。
コメディー描写のが花咲くようでお上手です。
時期が異なっていたらしい各話も、手直しがためか全体は安定しています。
芳文社さん「つぼみ」のHPでは、「めとらば」が試し読みできるので、気になった方は参考にどうぞ。
そう変化はないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきり綺麗にまとまっていました。描写にも引っ掛かるところはありません。
・話4: ちょっと変化球な百合漫画です。これは女性必見という感じね。
・独5: 女性限定での嫁派遣は良かったです。前述したように、起業後が気になります。
合計:[13/15]
ちなみに、タイトル「くろよめ」は”腹黒い嫁”ではなく、”黒タイツを穿いた嫁”だそうです。
あまり足がピックアップされていませんが、↓表紙とかイイ感じですよね。
くろよめ (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ) (2011/02/12) かずと いずみ 商品詳細を見る |
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■Dreamsicle 初回限定版 (小宮裕太)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・コスプレ
・おまけ: あとがき・1コマ「ある日のお嬢様」、カバー裏に登場キャラ絵、
1コマ「お互いの彼女を紹介してみたふたり」、
1ページ漫画・ある日の「沢渡さん」、
・その他: カラー(12P)、短編×13(うち「シトロン」×2、「恋シリーズ」×3、
「CHILD HOOD PRINCESS」×2、「ふくフク」×3)
※初回限定版は16ページのフルカラー小冊子付き。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小宮裕太(こみや・ゆうた)」センセの「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」です。
本当は別のことを前置きにしようと思っていたんですが、アマゾンの表記に注目。
こちら「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」の商品ページにあった説明には、
出版社からのコメント
2/10発売決定です。 1/31発売からの変更表記をアマゾンさんがいつまでたっても反映してくれないので明記しました。
お客さまのみなさまにはたいへんご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
(※そのまま抜粋。2011/02/10)
…だって。
うん、アマゾンはこうした対応あんまり良くないですよね。
思えば、ひでるさんがそちらのレビューをやめて、ブログやることとなる切っ掛けの1つもそんな感じでしたよ。
※左:お嬢様「初瀬川華恋」、右:先輩「藤宮桐香」
「華恋さん」はまた実に可愛らしい娘さんでした。手袋に注目。
さて、本日は”初回限定版”のある単行本「Dreamsicle[ドリームシクル]」です。
「小宮裕太」センセは、「SWEET THANG」に続く2冊目。
そっちは08年のことでした。
今年はなんだか、お久しぶりな方の単行本が多くて良いですね。
初回限定で添付されているのは、16ページほどのオールカラーな小冊子です。
それが小冊子であるならば、見逃すわけにはいきません。
ひでるさんが前巻で刺さった「沢渡蘭奈」さんが表紙(たぶん)のそちらは、雑誌などに掲載されたミニ画集。
カラーがためか髪質も手触り良く、優れた小冊子です。
前巻の「未沙子」さん親子から、今回の「初瀬川華恋(はつせがわ・かれん)」さんなどがおり、そのうち「沢渡さん」については、4ぺージのカラー漫画「トゥインクル ピーシーズ」まで収録されていました。
浴衣えっちでしたよー。
オススメです。
特に、イラストだけでなかったのが喜ばしいことでした。
さて、そんな小冊子に続く本編も、無論優秀な出来栄えです。
構成としては2~3話程度の中編が多く、短編もちらほら。
前巻「SWEET THANG」から続くお話とか、おまけ1コマなどに登場していたりしたので、やっぱりそっちから揃えるのがいいでしょう。
まずは↓表紙を飾っているヒロインの漫画から。
(※ちなみに、表紙イラストの雰囲気は前巻の世襲みたいでいいですね)
「CHILD HOOD PRINCESS」は2話ほどの収録。
初瀬川グループの お嬢様「初瀬川華恋」と、幼馴染みである主人公「桐山海斗」
そうした関係とよく一緒にいることから、2人は恋人同士だと勝手に想像されていたのです。
ファンの多い彼女との噂話に晒され、色々と面倒なことになっていた「海斗」
ある日、「華恋」が告白される現場に遭遇した彼は、断わり文句に名前を利用されていたことを知って、つい不用意な言葉を吐いてしまうんですが…と、そんな切っ掛け。
ツンデレちっくなお嬢様口調の「華恋さん」が可愛いです。
「宜しくてよ」
とか言ってました。
笑う時も片手を口元に添え、おほほほってな感じ。
実に宜しい感じです(笑)
漫画中では、小さいころの「華恋さん」も顔を見せているんですが…これがまた、いぢわるしたくなるくらいでした。
↓表紙ほか、小冊子のイラストでも手袋をしていた彼女。
コレ、ちゃんと意味があるのでご期待下さい。
そう言えば、ひでるさんも自転車にあんなんつけてましたよ。カラカラ鳴るのね。
えっちは、体操服(当然ブルマです)・保健室という組み合わせでした。
そんなんも素敵なんですが、あの凝ったデザインの制服えっちが見たいなーって思っていたら、2話目にて制服・屋上なんてシチュエーションが。
こちらはまた黒パンストで、ちらと見えたショーツもリボンのついた、素敵なものでした。
オチ部分にて、ラブラブなあま~い発言をしているので、ご期待下さい。
※芹沢曜子
ぎりぎり…こんな感じです。ちょっと見たくなるでしょ?
続いて、↓表紙に「華恋お嬢様」と並んでいたのが、今回収録話で大注目な「芹沢曜子」さんです。
ポニーテールで、普段は活発らしい彼女も「西塔」くんへ告白する際は同一人物とは思えないほど内気な雰囲気でした。
もともと気になっており、名前も覚えていた「西塔くん」はあっさりOKしたんですが、次の瞬間「曜子さん」は嬉しさと驚きで大量に漏らしてしまったのでした。
…そんなんが、1話目「恋患い」
いきなり部室へ連れ込み、「西塔くん」はえっちを仕掛けていました。
まぁ、あんなエロい姿を見せられれば当然よね。
「いいじゃんもう恋人同士なんだから」
そんな発言がやや軽いものの、彼女のラブラブ度合いが物凄いのです。
もう、パブロフの犬状態よ。
「見てるだけで下着…汚しちゃうから」
とか言っており、タンポンを引き抜くなんてプレイも描かれていました。
これはスゴいなー。
そちらで見られなかった、活発な「曜子さん」が描かれている2話目「恋結び」
しかし、「西塔くん」と目を合わせ、”彼氏”というキーワードに反応して、また漏らしてました。
吸収しきれておりません。
キッチリ悪化している症状(?)が大変結構なことでしたけれど、このまま付き合うと干からびて死んじゃうのでは?
こちらのオチ部分での発言から、注目の3話「恋余り」に続きます。
8ページのカラーで始まるこちらは、オムツプレイでした。
うっはー。
当然男性のソレでなく、「曜子さん」が着用してます。
確かに彼女の体質からそういう発想に至るのは自然なことかもしれませんが、街中であーさせるというのは、「西塔くん」はかなりのマニア野郎ですね。
2人の今後が心配です(笑)
さて、そちらは最終的にオムツなんて一部にガッチリ刺さりそうなネタになっていましたが、前中後編というこちら「ふくフク!」は、褌(ふんどし)でした。
「小宮裕太」センセの描かれるキュートなヒロインらが、オムツとかふんどしとか…今回の単行本はエロイエラいことになってますね。
永久保存版な単行本でしょう。
3年前に別れた彼女を引きずっている主人公「木村」
拾ったものの飼えなかった猫の代わりみたいに買ってきていた、売れ残っていた招き猫が突如女の子の姿になったのでした。
「私に…人を幸せにする力があるのならば、その力を貴方の為に使いたい」
そんな訳で、「フク」と命名された彼女は、既に別れた元カノとの再会を約束したのです。
招き猫の擬人化ですね。
そのためか、鈴とか紅白縄が標準装備になってます。
丈が短く広く胸元が開いており、ニーソックス…じゃなくてあれは足袋か。
膝上まである足袋など、刺激的な格好でした。
そんなんがすぐ隣に寝ているのに、手を出さない彼はイイ人ですね。
前編でのえっちへの流れも、そうした彼の優しさからになってます。
「フクさん」の褌姿がタイトル扉絵でじっくりと見れる(笑)中編。
あの絵がベストですね。
情が移ったことで、女の子な考えをしている「フクさん」
先のえっち後もまっったく手を出してこなかったらしく、彼の寝込みを襲っていました。
デートする後半から、直接続いている後編。
ああ、彼だけでなく、「フクさん」もイイ娘さんでした。
温かさがじんわりこみ上げてくるようなお話です。
その後に描かれていた、1コマネタの「お互いの彼女を紹介してみたふたり」
ああ、前編1ページ目の眼鏡男子は、前巻収録「蝉」の彼なんですね。
よくよくそちらと見比べてみると、電話の相手とか拾ってきた猫など、双方の繋がりが見えて2度楽しいです。
※左:フクさん、右:はゆるちゃん
「はゆるちゃん」はカラーの配色も良かったです。
カラー原稿の「シトロンdeux」が収録では冒頭話。
こちらは白水着を着用の「はゆる」ちゃんとのえっちです。
容姿そのままな貧乳と、日焼け跡がキッチリと心を掴んでくれていました。
そんな「はゆるちゃん」との切っ掛け話が、次の「シトロン」ですね。
現在は”先輩”と呼ばれている「カズ兄」とは昔馴染み。
その頃からの猛烈アピールがようやく実を結ぶような流れになっています。
とある理由がため、ショートカットでボーイッシュな「はゆるちゃん」
貧乳そのまま、華奢なスタイルが逆に可愛いです。
こちらを見てから「シトロンdeux」に戻ると、ちょっと違った感覚で読めますね。
ぜひ「はゆるちゃん」にはまた登場してほしいなぁ。
そちらが白の競泳水着であれば、「先輩が彼女。」の先輩「藤宮桐香」さんは露出の大きいビキニでした。
生徒会長にして剣道部の部長という、”厳格”という単語が服着て歩いているような「桐香さん」
文武両道にして才色兼備という彼女がメロメロになってしまうのが、付き合う「水原」くん。
意外に独占欲が強い甘えん坊で、カタイ普段とのギャップが良いそうですが…ああ、そうですか。
もう勝手にやってて下さい(笑)
せっかくなので水着姿が見たい→触るだけなら→胸も使って下さい→えっち~と、セオリー通りな流れになっています。
ラストページの「桐香さん」の”むー”が、また可愛らしいです。
ほか、左右のオダンゴ頭なマネージャー「桜井凛」さんの「Disclipline」
彼女の語ることはなかなかハードなものでしたが…あれは同部「星村」くんへのお誘いですね。
ちょっとびっくりしましたが。
凄いコト言うなぁ。
前巻のカバー裏にて、「もうちょっと続くわよ」と描かれていたそのままの「あねのね。3。」
そちらのもくじのに書かれてる「あねのね。3」は、正確に「あねのね。ACT.3」のこと。
6ヶ月後に描かれたのが「あねのね。2。」で、さらに3年後に描かれたらしいそちらの続きが今回収録でした。
まぁ、みっちり繋がったお話ではないので、さして問題ないでしょうけど。
「高梨仁矢(たかなし・にや)」くんと長女「紫夜」さん、次女「綺耶」さんという3名。
今回は体調崩した彼のため、タイプ異なるナース・コスプレになっています。
ひでるさんはついこないだ風邪っぴきでダウンしてたので感覚あるんですが…彼のアソコはあっさり元気になってましたね。
それって、もう治ってるのでは?
柔らかで優しいタッチの絵柄です。
適度なくらいの描き込みで、白比率もあって全体は薄め。
多少賑やかでも、全体はこざっぱりとしたまとまりでした。
初出は最も古いもので「恋患い」の04年から、最新作「シトロンdeux」が10年までと、かなりの広範囲。
(※せっかくなので具体的には、04年×1、05年×1、06年×2、07年×5、08年×2、09年×1、10年×1)
そりゃーまったく同一ではないですが、ほとんど違和感はありませんでした。
各話のネタに合わせて、少しづつ絵柄変えてる~みたいな程度ね。
もともとお上手で個性も確立されていたため、絵柄についてはまったく問題はないでしょう。
彩色後もふんわりとした雰囲気そのままなので、↓表紙などをそのまま判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛く優しいまとまりです。安定していました。
・話5: ヒロインのパワーですね。中編・短編どちらも優れた出来栄えです。
・独4: やっぱり今回は「曜子さん」でしょう。もっと前面にしても良かったかな。
合計:[14/15]
どちらのヒロインも魅力的でした。
せっかくなので、それぞれのフェチっぽさをもう少し増量してほしかったかなぁ、って。
可愛くまとまんなくなるかもしれませんが。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・コスプレ
・おまけ: あとがき・1コマ「ある日のお嬢様」、カバー裏に登場キャラ絵、
1コマ「お互いの彼女を紹介してみたふたり」、
1ページ漫画・ある日の「沢渡さん」、
・その他: カラー(12P)、短編×13(うち「シトロン」×2、「恋シリーズ」×3、
「CHILD HOOD PRINCESS」×2、「ふくフク」×3)
※初回限定版は16ページのフルカラー小冊子付き。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小宮裕太(こみや・ゆうた)」センセの「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」です。
本当は別のことを前置きにしようと思っていたんですが、アマゾンの表記に注目。
こちら「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」の商品ページにあった説明には、
出版社からのコメント
2/10発売決定です。 1/31発売からの変更表記をアマゾンさんがいつまでたっても反映してくれないので明記しました。
お客さまのみなさまにはたいへんご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
(※そのまま抜粋。2011/02/10)
…だって。
うん、アマゾンはこうした対応あんまり良くないですよね。
思えば、ひでるさんがそちらのレビューをやめて、ブログやることとなる切っ掛けの1つもそんな感じでしたよ。
※左:お嬢様「初瀬川華恋」、右:先輩「藤宮桐香」
「華恋さん」はまた実に可愛らしい娘さんでした。手袋に注目。
さて、本日は”初回限定版”のある単行本「Dreamsicle[ドリームシクル]」です。
「小宮裕太」センセは、「SWEET THANG」に続く2冊目。
そっちは08年のことでした。
今年はなんだか、お久しぶりな方の単行本が多くて良いですね。
初回限定で添付されているのは、16ページほどのオールカラーな小冊子です。
それが小冊子であるならば、見逃すわけにはいきません。
ひでるさんが前巻で刺さった「沢渡蘭奈」さんが表紙(たぶん)のそちらは、雑誌などに掲載されたミニ画集。
カラーがためか髪質も手触り良く、優れた小冊子です。
前巻の「未沙子」さん親子から、今回の「初瀬川華恋(はつせがわ・かれん)」さんなどがおり、そのうち「沢渡さん」については、4ぺージのカラー漫画「トゥインクル ピーシーズ」まで収録されていました。
浴衣えっちでしたよー。
オススメです。
特に、イラストだけでなかったのが喜ばしいことでした。
さて、そんな小冊子に続く本編も、無論優秀な出来栄えです。
構成としては2~3話程度の中編が多く、短編もちらほら。
前巻「SWEET THANG」から続くお話とか、おまけ1コマなどに登場していたりしたので、やっぱりそっちから揃えるのがいいでしょう。
まずは↓表紙を飾っているヒロインの漫画から。
(※ちなみに、表紙イラストの雰囲気は前巻の世襲みたいでいいですね)
「CHILD HOOD PRINCESS」は2話ほどの収録。
初瀬川グループの お嬢様「初瀬川華恋」と、幼馴染みである主人公「桐山海斗」
そうした関係とよく一緒にいることから、2人は恋人同士だと勝手に想像されていたのです。
ファンの多い彼女との噂話に晒され、色々と面倒なことになっていた「海斗」
ある日、「華恋」が告白される現場に遭遇した彼は、断わり文句に名前を利用されていたことを知って、つい不用意な言葉を吐いてしまうんですが…と、そんな切っ掛け。
ツンデレちっくなお嬢様口調の「華恋さん」が可愛いです。
「宜しくてよ」
とか言ってました。
笑う時も片手を口元に添え、おほほほってな感じ。
実に宜しい感じです(笑)
漫画中では、小さいころの「華恋さん」も顔を見せているんですが…これがまた、いぢわるしたくなるくらいでした。
↓表紙ほか、小冊子のイラストでも手袋をしていた彼女。
コレ、ちゃんと意味があるのでご期待下さい。
そう言えば、ひでるさんも自転車にあんなんつけてましたよ。カラカラ鳴るのね。
えっちは、体操服(当然ブルマです)・保健室という組み合わせでした。
そんなんも素敵なんですが、あの凝ったデザインの制服えっちが見たいなーって思っていたら、2話目にて制服・屋上なんてシチュエーションが。
こちらはまた黒パンストで、ちらと見えたショーツもリボンのついた、素敵なものでした。
オチ部分にて、ラブラブなあま~い発言をしているので、ご期待下さい。
※芹沢曜子
ぎりぎり…こんな感じです。ちょっと見たくなるでしょ?
続いて、↓表紙に「華恋お嬢様」と並んでいたのが、今回収録話で大注目な「芹沢曜子」さんです。
ポニーテールで、普段は活発らしい彼女も「西塔」くんへ告白する際は同一人物とは思えないほど内気な雰囲気でした。
もともと気になっており、名前も覚えていた「西塔くん」はあっさりOKしたんですが、次の瞬間「曜子さん」は嬉しさと驚きで大量に漏らしてしまったのでした。
…そんなんが、1話目「恋患い」
いきなり部室へ連れ込み、「西塔くん」はえっちを仕掛けていました。
まぁ、あんなエロい姿を見せられれば当然よね。
「いいじゃんもう恋人同士なんだから」
そんな発言がやや軽いものの、彼女のラブラブ度合いが物凄いのです。
もう、パブロフの犬状態よ。
「見てるだけで下着…汚しちゃうから」
とか言っており、タンポンを引き抜くなんてプレイも描かれていました。
これはスゴいなー。
そちらで見られなかった、活発な「曜子さん」が描かれている2話目「恋結び」
しかし、「西塔くん」と目を合わせ、”彼氏”というキーワードに反応して、また漏らしてました。
吸収しきれておりません。
キッチリ悪化している症状(?)が大変結構なことでしたけれど、このまま付き合うと干からびて死んじゃうのでは?
こちらのオチ部分での発言から、注目の3話「恋余り」に続きます。
8ページのカラーで始まるこちらは、オムツプレイでした。
うっはー。
当然男性のソレでなく、「曜子さん」が着用してます。
確かに彼女の体質からそういう発想に至るのは自然なことかもしれませんが、街中であーさせるというのは、「西塔くん」はかなりのマニア野郎ですね。
2人の今後が心配です(笑)
さて、そちらは最終的にオムツなんて一部にガッチリ刺さりそうなネタになっていましたが、前中後編というこちら「ふくフク!」は、褌(ふんどし)でした。
「小宮裕太」センセの描かれるキュートなヒロインらが、オムツとかふんどしとか…今回の単行本は
永久保存版な単行本でしょう。
3年前に別れた彼女を引きずっている主人公「木村」
拾ったものの飼えなかった猫の代わりみたいに買ってきていた、売れ残っていた招き猫が突如女の子の姿になったのでした。
「私に…人を幸せにする力があるのならば、その力を貴方の為に使いたい」
そんな訳で、「フク」と命名された彼女は、既に別れた元カノとの再会を約束したのです。
招き猫の擬人化ですね。
そのためか、鈴とか紅白縄が標準装備になってます。
丈が短く広く胸元が開いており、ニーソックス…じゃなくてあれは足袋か。
膝上まである足袋など、刺激的な格好でした。
そんなんがすぐ隣に寝ているのに、手を出さない彼はイイ人ですね。
前編でのえっちへの流れも、そうした彼の優しさからになってます。
「フクさん」の褌姿がタイトル扉絵でじっくりと見れる(笑)中編。
あの絵がベストですね。
情が移ったことで、女の子な考えをしている「フクさん」
先のえっち後もまっったく手を出してこなかったらしく、彼の寝込みを襲っていました。
デートする後半から、直接続いている後編。
ああ、彼だけでなく、「フクさん」もイイ娘さんでした。
温かさがじんわりこみ上げてくるようなお話です。
その後に描かれていた、1コマネタの「お互いの彼女を紹介してみたふたり」
ああ、前編1ページ目の眼鏡男子は、前巻収録「蝉」の彼なんですね。
よくよくそちらと見比べてみると、電話の相手とか拾ってきた猫など、双方の繋がりが見えて2度楽しいです。
※左:フクさん、右:はゆるちゃん
「はゆるちゃん」はカラーの配色も良かったです。
カラー原稿の「シトロンdeux」が収録では冒頭話。
こちらは白水着を着用の「はゆる」ちゃんとのえっちです。
容姿そのままな貧乳と、日焼け跡がキッチリと心を掴んでくれていました。
そんな「はゆるちゃん」との切っ掛け話が、次の「シトロン」ですね。
現在は”先輩”と呼ばれている「カズ兄」とは昔馴染み。
その頃からの猛烈アピールがようやく実を結ぶような流れになっています。
とある理由がため、ショートカットでボーイッシュな「はゆるちゃん」
貧乳そのまま、華奢なスタイルが逆に可愛いです。
こちらを見てから「シトロンdeux」に戻ると、ちょっと違った感覚で読めますね。
ぜひ「はゆるちゃん」にはまた登場してほしいなぁ。
そちらが白の競泳水着であれば、「先輩が彼女。」の先輩「藤宮桐香」さんは露出の大きいビキニでした。
生徒会長にして剣道部の部長という、”厳格”という単語が服着て歩いているような「桐香さん」
文武両道にして才色兼備という彼女がメロメロになってしまうのが、付き合う「水原」くん。
意外に独占欲が強い甘えん坊で、カタイ普段とのギャップが良いそうですが…ああ、そうですか。
もう勝手にやってて下さい(笑)
せっかくなので水着姿が見たい→触るだけなら→胸も使って下さい→えっち~と、セオリー通りな流れになっています。
ラストページの「桐香さん」の”むー”が、また可愛らしいです。
ほか、左右のオダンゴ頭なマネージャー「桜井凛」さんの「Disclipline」
彼女の語ることはなかなかハードなものでしたが…あれは同部「星村」くんへのお誘いですね。
ちょっとびっくりしましたが。
凄いコト言うなぁ。
前巻のカバー裏にて、「もうちょっと続くわよ」と描かれていたそのままの「あねのね。3。」
そちらのもくじのに書かれてる「あねのね。3」は、正確に「あねのね。ACT.3」のこと。
6ヶ月後に描かれたのが「あねのね。2。」で、さらに3年後に描かれたらしいそちらの続きが今回収録でした。
まぁ、みっちり繋がったお話ではないので、さして問題ないでしょうけど。
「高梨仁矢(たかなし・にや)」くんと長女「紫夜」さん、次女「綺耶」さんという3名。
今回は体調崩した彼のため、タイプ異なるナース・コスプレになっています。
ひでるさんはついこないだ風邪っぴきでダウンしてたので感覚あるんですが…彼のアソコはあっさり元気になってましたね。
それって、もう治ってるのでは?
柔らかで優しいタッチの絵柄です。
適度なくらいの描き込みで、白比率もあって全体は薄め。
多少賑やかでも、全体はこざっぱりとしたまとまりでした。
初出は最も古いもので「恋患い」の04年から、最新作「シトロンdeux」が10年までと、かなりの広範囲。
(※せっかくなので具体的には、04年×1、05年×1、06年×2、07年×5、08年×2、09年×1、10年×1)
そりゃーまったく同一ではないですが、ほとんど違和感はありませんでした。
各話のネタに合わせて、少しづつ絵柄変えてる~みたいな程度ね。
もともとお上手で個性も確立されていたため、絵柄についてはまったく問題はないでしょう。
彩色後もふんわりとした雰囲気そのままなので、↓表紙などをそのまま判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛く優しいまとまりです。安定していました。
・話5: ヒロインのパワーですね。中編・短編どちらも優れた出来栄えです。
・独4: やっぱり今回は「曜子さん」でしょう。もっと前面にしても良かったかな。
合計:[14/15]
どちらのヒロインも魅力的でした。
せっかくなので、それぞれのフェチっぽさをもう少し増量してほしかったかなぁ、って。
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■みだらなけもの (石川シスケ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき、合間にイラスト・コメント、
カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「石川シスケ(いしかわ・しすけ)」センセの「みだらなけもの」です。
「COMIC快楽天」での新人賞な方だそうです。
他は置いといて、こと成年漫画ではそうした冠は鵜呑みに信じて大丈夫。
(※当然好みはあるでしょうけど)
紹介文には、”期待の新鋭”、”COMIC快楽天の寵児”などの文字が躍っておりました。
期待も膨らみます。
そんな訳で、「石川シスケ」センセ。
初単行本は「みだらなけもの」です。
↓表紙など色もあってか明るい雰囲気。
しかし、カバー裏のイラストは淡々としていて、不気味な感じがお気に入りです。
これカバーであのタイトルだったら、また全然印象違ったでしょうねー。
独特な空気が漂っていたので、ここは一見の価値アリかと。
その↓表紙について。
色的には背景の白がスッキリ爽やかで良いと思います。
むちっとしたお尻や胸も吸い寄せられそうでしたが、なんだか無造作に2人並べたような感じ。
バランス的には裏表紙のがいいかな。
黒タイツだったので。
※左:助手さん、右:お嬢様
この探偵漫画はぜひシリーズで読みたいなぁ。テレ朝深夜帯でドラマとかになるかも。
収録で良かった短編「無能探偵」
まるで証拠を提示することなく、感覚とえっちテクのみで自白に追い込む探偵「明火(あけび)」とその助手のお話。
「卑猥な声を聞きながら何時間も待つ~」
とか言ってました。
これは面白いアイデアですね。成年漫画向けだし。
方法はともかく、感覚だけで犯人を特定してしまう彼がエロい、凄い。
実は超名探偵なのかもしれませんね。
お話のメインは、”助手の君協力してもらう”ということで、男の子っぽい出で立ちな助手さん。
胸にサラシを巻いており、意外なほどの巨乳で驚きました。
いいねぇ、アレ。
初めてということで、初々しいえっちでした。
この漫画はどんでん返しなオチがあるんですが、探偵モノらしくて良かったです。
ぜひシリーズ化してほしいというか、まるまる1冊コレでもいいのでは(←ネタがあれば)
助手なヒロインがなんのかんのとえっちされるパターンですね。
メイドから服を奪ったお嬢様が村へ男を漁りに行く短編「搾取」
冒頭のメイドさんが可愛いんですが、そのページだけの出演。
先の助手さんが似た容姿なので、そっちで我慢しましょうか。
お嬢様は金髪(たぶん)ツインテールで、ツリ目の可愛い方。
偉そうな態度で接したことから、えっちな目に遭っております。
彼女「さくら」さんが、昔先生と付き合っていた~という「先生の教え」
そんな訳で、色々教え込もうと企んでいた「尭(たかし)」くんの期待とはうらはらに、えっちにもやたらこ慣れていたのでした。
「いいんですか?先生と同じ様にして!」
そうして目を輝かせる彼女は…危険ですねー。
えろいキーワードもお手の物で、思わず「少しは恥じらえ!」とか言われていましたよ。
「潔癖症」はタイトルそのままで、ほぼバイキン扱のような彼「鈴木」くんがキレる漫画。
「まゆ」ちゃんが可愛らしいので確かに我慢も当然ですが、あのままでは長続きしないわね。
なんのかんので本音をぶちまけたことで、良い関係になっていました。
ここまでなればコッチのものですね。
オチでもあったそのまま、逆に罵られながら彼えっちしてそう(笑)
※左:まゆちゃん、右:再婚相手
この2人も良かったです。
短編「ママハハ」は、コマンド操作で掴まれたり代わりに攻撃してくれたりする鷹の名前…ではなく、父親の再婚相手。
”継母”ですね。
なかなか若いため、彼が反感を持つのも分かります。
ただ、えっちを仕掛けられた彼女のリアクションが凄い。
最中のあんなんは、全て演技ですよね。きっと。
彼の想像を超えていただろう、ラストページの彼女が素敵でした。
この漫画は続きのが見たいですね。
友達のお姉さんは、中学生時代の体操着を部屋着としていたのでした。
幼いころソレに執着していた主人公はもう一度その姿を目に焼き付けようとしたんですが…というブルマえっちな短編「ブル魂」
ああ、分かる・分かる(笑)
彼女の弟さんはジャージがどうの言ってましたが、もってのほかですね。
さすがにサイズ不一致なのか、やたらめったらムチムチしておりました。
妙に温度の高い彼の申し出にも、
「いいわ、そんなにブルマが好きなら好きなだけ見て」
とかなんとか、お姉さんらしい懐の深さを見せてくれていました。
なお、男女4名の複数モノ「ハプニングプール」のヒロイン「美波」さんはお友達の計略がため、スクール水着。
しかも、小学生時代のもの、ということで、無理矢理に着た姿はトンデモな事になっていました。
眼鏡で大人しそうな雰囲気なのに、アレよく着たなぁ。
モテモテな「草野」くんは置いといて、関係を邪魔しているその友人「岩木」くんのアレコレが可笑しいです。
あまり積極的ではない「考平」くん。
しかし、彼の部屋にリボンを忘れてしまった「はるちゃん」が戻ろうとすると、彼の意外な一面を見てしまうのでした。
そんなんが「はるちゃんのリボン」
あれは恥ずかしい。
後にリボンを返された際の「はるちゃん」に注目。
そりゃー思い出してしまうでしょうね。わはは。
まぁ、お互いに良い切っ掛けというやつでしょう。
「考平くん」も言ってましたが、幼いっぽい容姿とは裏腹に意外なほど大きいバストが印象的でした。
「冬のヲタクたち」は漫画を描く「大輔」くんと、それを手伝う眼鏡のヒロイン。
貧乳好きという彼が巨乳な彼女に対し、必死に抵抗する様が面白いです。
ソレはそれとして、別に揉んでもいいじゃない。
彼がヤラれるようなパターンで、何気にすいと期待を裏切られるオチが良かったです。
あの後もえっちはしてくれそうだし、それでもいいじゃない。
※友人のお姉ちゃん
ブルマな彼女目の前に、体操ですか(笑)
成年漫画ではちらほらネタとしてある、”痴漢電車”な短編「チカンデンシャ」
こちらが未発表作品とのこと。
痴漢する・されるのが当然という専用車両に乗ってしまったヒロイン、という感じ。
その空き具合とは裏腹に隣は混んでいました。
女子はともかく、男子はそっちへ乗った方がラクチンかも。
隣の車両には告白しようと考えていた男子がおり、オチにて良い台詞を残しています。
単に専用電車でえろい事されるだけでなく、彼の存在が漫画でのポイントになっていました。
ほか、「通夜の未亡人」はタイトルそのままで、和服な色っぽい女性とのえっち。
もっとも未亡人が輝くシチュエーションですね。
年齢が離れた元旦那との事柄がやや邪魔かなー。
「男子中学生か…!」
そうしたリアクションなど、コレはこれで楽しめるのも事実なんですが。
「限りなく透明に近いオレ」は透明人間なネタ。
見事透明になった主人公「生島」は、フラれた「野坂」さんの家へ忍びこむんですが…”興奮したら戻っちゃう~”などとアバウトな注意書きがあったのでした。
そんな訳で、漫画では彼の下半身のみ透明でなくなるんですよ。
空中にアレが浮かんでるイメージ。
こうした際、とりあえず口で試してみるあたりは、いかにも成年漫画ですねー。
そのうち触ったりしているんですが、普通に受け入れてました。
まさかオチがあーなるとは意外。
強めな線の絵柄。
細かいコマ割りと描き込みが特徴です。
キャラとしては漫画っぽいものの、そうした特徴で背景なども写実的。
濃い目な濃淡でタッチの強さもあり、単行本は全体的にこってり風味でした。
テキストも多めかな。
やや全体的に力が入っているような印象を受けました。
個人的に一部に引っ掛かる表現、バランスの悪さなどを感じる時もありましたが、ここまで描けていれば十分。
漫画の描き方を含めて個性は強めであるので、人は選ぶと思います。
カラーだとスッキリしており、白黒絵とは印象が異なるかもしれません。
小さいけれど紹介帯のカット絵か、「搾取」のサンプルが見れる「ワニマガジン社」さんのHPが参考に良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個性強めですが、そう不安定にならずしっかりしてます。
・話4: やや中途半端な感じも受けましたが、シリーズで見たいのがちらほらと。
・独4: セオリーっぽいようで、設定・お話などに独特な色がありました。
合計:[12/15]
折り返し絵は前後でくっつくのね。
カラー良かったので、より安定するだろう次巻にも期待します。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき、合間にイラスト・コメント、
カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「石川シスケ(いしかわ・しすけ)」センセの「みだらなけもの」です。
「COMIC快楽天」での新人賞な方だそうです。
他は置いといて、こと成年漫画ではそうした冠は鵜呑みに信じて大丈夫。
(※当然好みはあるでしょうけど)
紹介文には、”期待の新鋭”、”COMIC快楽天の寵児”などの文字が躍っておりました。
期待も膨らみます。
そんな訳で、「石川シスケ」センセ。
初単行本は「みだらなけもの」です。
↓表紙など色もあってか明るい雰囲気。
しかし、カバー裏のイラストは淡々としていて、不気味な感じがお気に入りです。
これカバーであのタイトルだったら、また全然印象違ったでしょうねー。
独特な空気が漂っていたので、ここは一見の価値アリかと。
その↓表紙について。
色的には背景の白がスッキリ爽やかで良いと思います。
むちっとしたお尻や胸も吸い寄せられそうでしたが、なんだか無造作に2人並べたような感じ。
バランス的には裏表紙のがいいかな。
黒タイツだったので。
※左:助手さん、右:お嬢様
この探偵漫画はぜひシリーズで読みたいなぁ。テレ朝深夜帯でドラマとかになるかも。
収録で良かった短編「無能探偵」
まるで証拠を提示することなく、感覚とえっちテクのみで自白に追い込む探偵「明火(あけび)」とその助手のお話。
「卑猥な声を聞きながら何時間も待つ~」
とか言ってました。
これは面白いアイデアですね。成年漫画向けだし。
方法はともかく、感覚だけで犯人を特定してしまう彼がエロい、凄い。
実は超名探偵なのかもしれませんね。
お話のメインは、”助手の君協力してもらう”ということで、男の子っぽい出で立ちな助手さん。
胸にサラシを巻いており、意外なほどの巨乳で驚きました。
いいねぇ、アレ。
初めてということで、初々しいえっちでした。
この漫画はどんでん返しなオチがあるんですが、探偵モノらしくて良かったです。
ぜひシリーズ化してほしいというか、まるまる1冊コレでもいいのでは(←ネタがあれば)
助手なヒロインがなんのかんのとえっちされるパターンですね。
メイドから服を奪ったお嬢様が村へ男を漁りに行く短編「搾取」
冒頭のメイドさんが可愛いんですが、そのページだけの出演。
先の助手さんが似た容姿なので、そっちで我慢しましょうか。
お嬢様は金髪(たぶん)ツインテールで、ツリ目の可愛い方。
偉そうな態度で接したことから、えっちな目に遭っております。
彼女「さくら」さんが、昔先生と付き合っていた~という「先生の教え」
そんな訳で、色々教え込もうと企んでいた「尭(たかし)」くんの期待とはうらはらに、えっちにもやたらこ慣れていたのでした。
「いいんですか?先生と同じ様にして!」
そうして目を輝かせる彼女は…危険ですねー。
えろいキーワードもお手の物で、思わず「少しは恥じらえ!」とか言われていましたよ。
「潔癖症」はタイトルそのままで、ほぼバイキン扱のような彼「鈴木」くんがキレる漫画。
「まゆ」ちゃんが可愛らしいので確かに我慢も当然ですが、あのままでは長続きしないわね。
なんのかんので本音をぶちまけたことで、良い関係になっていました。
ここまでなればコッチのものですね。
オチでもあったそのまま、逆に罵られながら彼えっちしてそう(笑)
※左:まゆちゃん、右:再婚相手
この2人も良かったです。
短編「ママハハ」は、コマンド操作で掴まれたり代わりに攻撃してくれたりする鷹の名前…ではなく、父親の再婚相手。
”継母”ですね。
なかなか若いため、彼が反感を持つのも分かります。
ただ、えっちを仕掛けられた彼女のリアクションが凄い。
最中のあんなんは、全て演技ですよね。きっと。
彼の想像を超えていただろう、ラストページの彼女が素敵でした。
この漫画は続きのが見たいですね。
友達のお姉さんは、中学生時代の体操着を部屋着としていたのでした。
幼いころソレに執着していた主人公はもう一度その姿を目に焼き付けようとしたんですが…というブルマえっちな短編「ブル魂」
ああ、分かる・分かる(笑)
彼女の弟さんはジャージがどうの言ってましたが、もってのほかですね。
さすがにサイズ不一致なのか、やたらめったらムチムチしておりました。
妙に温度の高い彼の申し出にも、
「いいわ、そんなにブルマが好きなら好きなだけ見て」
とかなんとか、お姉さんらしい懐の深さを見せてくれていました。
なお、男女4名の複数モノ「ハプニングプール」のヒロイン「美波」さんはお友達の計略がため、スクール水着。
しかも、小学生時代のもの、ということで、無理矢理に着た姿はトンデモな事になっていました。
眼鏡で大人しそうな雰囲気なのに、アレよく着たなぁ。
モテモテな「草野」くんは置いといて、関係を邪魔しているその友人「岩木」くんのアレコレが可笑しいです。
あまり積極的ではない「考平」くん。
しかし、彼の部屋にリボンを忘れてしまった「はるちゃん」が戻ろうとすると、彼の意外な一面を見てしまうのでした。
そんなんが「はるちゃんのリボン」
あれは恥ずかしい。
後にリボンを返された際の「はるちゃん」に注目。
そりゃー思い出してしまうでしょうね。わはは。
まぁ、お互いに良い切っ掛けというやつでしょう。
「考平くん」も言ってましたが、幼いっぽい容姿とは裏腹に意外なほど大きいバストが印象的でした。
「冬のヲタクたち」は漫画を描く「大輔」くんと、それを手伝う眼鏡のヒロイン。
貧乳好きという彼が巨乳な彼女に対し、必死に抵抗する様が面白いです。
ソレはそれとして、別に揉んでもいいじゃない。
彼がヤラれるようなパターンで、何気にすいと期待を裏切られるオチが良かったです。
あの後もえっちはしてくれそうだし、それでもいいじゃない。
※友人のお姉ちゃん
ブルマな彼女目の前に、体操ですか(笑)
成年漫画ではちらほらネタとしてある、”痴漢電車”な短編「チカンデンシャ」
こちらが未発表作品とのこと。
痴漢する・されるのが当然という専用車両に乗ってしまったヒロイン、という感じ。
その空き具合とは裏腹に隣は混んでいました。
女子はともかく、男子はそっちへ乗った方がラクチンかも。
隣の車両には告白しようと考えていた男子がおり、オチにて良い台詞を残しています。
単に専用電車でえろい事されるだけでなく、彼の存在が漫画でのポイントになっていました。
ほか、「通夜の未亡人」はタイトルそのままで、和服な色っぽい女性とのえっち。
もっとも未亡人が輝くシチュエーションですね。
年齢が離れた元旦那との事柄がやや邪魔かなー。
「男子中学生か…!」
そうしたリアクションなど、コレはこれで楽しめるのも事実なんですが。
「限りなく透明に近いオレ」は透明人間なネタ。
見事透明になった主人公「生島」は、フラれた「野坂」さんの家へ忍びこむんですが…”興奮したら戻っちゃう~”などとアバウトな注意書きがあったのでした。
そんな訳で、漫画では彼の下半身のみ透明でなくなるんですよ。
空中にアレが浮かんでるイメージ。
こうした際、とりあえず口で試してみるあたりは、いかにも成年漫画ですねー。
そのうち触ったりしているんですが、普通に受け入れてました。
まさかオチがあーなるとは意外。
強めな線の絵柄。
細かいコマ割りと描き込みが特徴です。
キャラとしては漫画っぽいものの、そうした特徴で背景なども写実的。
濃い目な濃淡でタッチの強さもあり、単行本は全体的にこってり風味でした。
テキストも多めかな。
やや全体的に力が入っているような印象を受けました。
個人的に一部に引っ掛かる表現、バランスの悪さなどを感じる時もありましたが、ここまで描けていれば十分。
漫画の描き方を含めて個性は強めであるので、人は選ぶと思います。
カラーだとスッキリしており、白黒絵とは印象が異なるかもしれません。
小さいけれど紹介帯のカット絵か、「搾取」のサンプルが見れる「ワニマガジン社」さんのHPが参考に良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個性強めですが、そう不安定にならずしっかりしてます。
・話4: やや中途半端な感じも受けましたが、シリーズで見たいのがちらほらと。
・独4: セオリーっぽいようで、設定・お話などに独特な色がありました。
合計:[12/15]
折り返し絵は前後でくっつくのね。
カラー良かったので、より安定するだろう次巻にも期待します。
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■あくまでモテる××× (津々巳あや)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・悪魔
・おまけ: あとがき漫画、
カバー裏に漫画「あくモテ×Devil0」
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「津々巳あや(つつみ・あや)」センセの「あくまでモテる××× 1巻」です。
もうあちこちで話題になっていますが、PSPに新機種が出るそうで。
特にコレという感覚はなく、「へー、いいんじゃない」って思っていたんですが…。
どう見ても、旧ソフトは使えそうにないんですね。
取り急ぎ本体(現PSP)を持っていないまま予約だけした「ファイナルファンタジー4」はどうしましょうか。
その本体は、相変わらず店頭品切れが続いているみたいですけれど…。
ソフト発売前に買えるのかな。
さて、買えない愚痴はそれくらいにして、本日は「津々巳あや」センセです。
もともとは少女漫画で活躍されていた様子。
途中から少年漫画も描かれており、なるほど絵的にはどっちもイケる綺麗なモノです。
(※ちなみに少女漫画の方は逆にソレっぽいものでしたが)
癖もあまり強くはなく、その点ではほぼ問題ありません。
漫画以外にもイラストとかシナリオとか、色々されているみたい。
ふと「津々巳あや」センセの既刊ラインアップを見てみたところ…あ、「12C -Twelve Crysis-」は表紙のパンチラに釣られて買ってましたよ。
まだ読めていないですが。
どうもこめんなさい。
※左:悪魔「フルルさん」、右:蜘蛛女「ヤクモさん」
「ヤクモさん」登場あたりから、「フルルさん」が良い雰囲気になってました。
特にコレという特徴・取り得もない主人公「山口歩夢(やまぐち・あゆむ)」
あまり目立たない眼鏡な草食系男子で、モテはしないものの日々を安穏と過ごしておりました。
「コレを持っていば16歳になった時”いいこと”があるわ」
そう母親から代々伝わると言うペンダントを受け取っていた彼は、ちょうど16歳。
期待とは裏腹に何事も変わらぬ毎日だと思っていたある日。
突如外国より転校してきたという「フルル=マリコット」
挨拶もそこそこに彼の目前に立ち、最強と言われる悪魔”ハーフ・インキュバス”であると告げたのでした。
その出会いを切っ掛けとして、悪魔(淫魔)の力が覚醒。
次々に女性らを魅了していくんですが…憧れている幼馴染み「雨宮那美」には、何故かその力が通用しなかったのです。
…だいたいそんな感じね。
そんなこんなで、新刊「あくまでモテる××× 1巻」です。
略して「あくモテ」だって。
悪魔の関わるファンタジー・ラブコメ漫画ですね。
かなりドタバタしていて、シリアスっぽさは今のところ薄め。
ぶっちゃけ、こんなんはよくありがちっぽい設定だと思います。
ただ、そんなんを変にいじることなく冒険もしておらず、全体的には丁寧に描かれておりました。
期待・想像を裏切らない、良質なラブコメに仕上がっています。
平凡な男子が、謎の転校生「フルルさん」によって、特殊な存在であると知らされる1話目。
まぁ、セオリーですわね。
個人的には兄である「歩夢くん」を足蹴にしていた口の悪い妹「果南(カナン)」さんが好き。
覚醒した淫魔の力で、彼女をその意思とは逆にメロメロ・えろえろにしてあげたいです。
そんな成年漫画な展開は間違いなくないでしょうけどね。
いきなり変身・浮遊し、攻撃を開始した「フルルさん」を切っ掛けに覚醒するのもお約束。
(※厳密に言うと、それに他要素が加わってのこと)
さらに、そうした彼を監視するという名目で居候になり、記憶操作であちこち都合良く済ませるのもそうした感じでした。
まぁ、ややこしい設定を延々されても読む気にはならず、立ち上がりとしては実に読み易かったです。
それに続く2話目はおそらく正ヒロイン「雨宮那美」さんの登場話。
↓表紙を飾っていたので。
こうなると、たぶん1コマも登場してなかった1話目というのはけっこう珍しい感じ。
自らを色々と卑下してた「歩夢くん」
会って間もない「フルルさん」とはすっかり慣れていいコンビになっていましたし、「那美さん」のフラグもきっちり立てていたみたい。
前話で魅了していた女性陣ともなんらかの関わりあり、頑張っていた様子も見られ…変にスネなければ、淫魔でなくとも自然に彼女できそうですけどね、彼。
お約束で結局はスケベ展開になったてしまうものの、「那美さん」の危機にダッシュする勇気もありましたよ。
後半にてようやくマトもに描かれる「那美さん」も、なかなか面白い雰囲気の娘さんでした。
彼女は、この後も登場する毎にじわじわ親しみ易くなっていくのでお楽しみに。
※妹「果南さん」
もっと彼女を見たかったですが、登場は少しだけ。
3話目はツインテールな「松原雅」さん。
彼女は何気に皆勤賞なんですけど、当初は単なるモブキャラだったとか。
髪型とツンデレちっくな言動がためかな。
こちらは彼女の主役回。
魅了されている間はないものの、その後の記憶は残っているという状況をそのまま利用しています。
うん、普通はこうした疑問あって当然ですね。
「津々巳あや」センセは予定外だったようですが、こうしたあたりが丁寧なのです。
中学時代に彼女のパシリをやっていたという「歩夢くん」
耐えられなかったかー。
何人もの1人という風でなく、こちらも結構良い関係に感じました。
確かにあれはムカつくでしょうけどね。
4話目は悪魔側の追加キャラ、ロリ・スクール水着で百合っぽい要素もある蜘蛛女「ヤクモ」さん登場回。
ああ、単純に良いキャラですね。
目的である「歩夢くん」、姉サマと慕う「フルルさん」のどちらと絡んでも面白く、悪魔側の設定・状況をより詳しく伝える役目になってます。
しかも彼女が語るのでなく、その出現によって「フルルさん」が喋ったりするのよ。
さすがに巧いですね。
「初期の頃より目のフチが濃くなってるし」
その一言が可笑しいですよ。
その昔「美衣暁」センセが漫画で描いていたそのまま、「デビルマン」からのお約束ですよね。(たぶん)
蜘蛛女として縛りもし、ロリ・大人な姿どちらでもえっちに参加でき、漫画をぐるぐるとかき回していました。
なにげに「フルルさん」のフラグも立て、「ヤクモさん」のおかげでラブコメ漫画として盛り上がってます。
※左:雨宮那美、右:松原雅
この2人がまた良いキャラです。巧さを感じます。
5、6話からがおそらく1巻のメイン、「那美さん」とのデート話です。
彼女の初主役回というべきエピソードで、素な彼女が見れました。
そうか、容姿とは裏腹に楽しい娘さんですね。
こちらがため、次巻以降が楽しみになると思います。
何らかの秘密もある様子。
「雅さん」らほか「フルルさん」・「那美さん」らもコスプレで登場していました。
「ヤクモさん」に対するのはアレが限界か。
ちょっとイイ感じでした(笑)
そうしたサービス部分は、だいたい脱がせても下着程度。
頑張っても半裸くらい。
当然ながら、バストトップまで描かれることはありません。
ここはもの足りないかなー。
……って、コレはいちおう少年漫画なのか。
失礼しました。
確かにサービス描写はそこそこありましたけど、昔のこうした漫画のがえっちだったかなぁ。
極細線のしなやかな絵柄。
濃淡は適度からやや薄め、描き込みも邪魔に感じない程度でした。
斜めのコマ割りが多く、また細かめでページ全体は賑やか。
乱れ・崩れがないため見辛さはありません。
綺麗な仕上がりです。
前述しておりますが、少女漫画からの漫画家さんである割りにキャラ絵は強い癖なく良い感じ。
個人的に構図などで多少引っ掛かる部分がありましたけど、これはドタバタ・コメディーがためかな。
あまり気にしないで。(←書いといて何ですが)
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定した綺麗な作画でした。
・話4: 良質なラブコメ漫画で、期待通りに楽しめると思います。
・独4: ありがちなネタですが、丁寧に・巧く描かれています。
合計:[12/15]
なお、判断については↓表紙でいいと思います。
色つきだとやや印象異なるかなー、ってくらいです。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・悪魔
・おまけ: あとがき漫画、
カバー裏に漫画「あくモテ×Devil0」
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「津々巳あや(つつみ・あや)」センセの「あくまでモテる××× 1巻」です。
もうあちこちで話題になっていますが、PSPに新機種が出るそうで。
特にコレという感覚はなく、「へー、いいんじゃない」って思っていたんですが…。
どう見ても、旧ソフトは使えそうにないんですね。
取り急ぎ本体(現PSP)を持っていないまま予約だけした「ファイナルファンタジー4」はどうしましょうか。
その本体は、相変わらず店頭品切れが続いているみたいですけれど…。
ソフト発売前に買えるのかな。
さて、買えない愚痴はそれくらいにして、本日は「津々巳あや」センセです。
もともとは少女漫画で活躍されていた様子。
途中から少年漫画も描かれており、なるほど絵的にはどっちもイケる綺麗なモノです。
(※ちなみに少女漫画の方は逆にソレっぽいものでしたが)
癖もあまり強くはなく、その点ではほぼ問題ありません。
漫画以外にもイラストとかシナリオとか、色々されているみたい。
ふと「津々巳あや」センセの既刊ラインアップを見てみたところ…あ、「12C -Twelve Crysis-」は表紙のパンチラに釣られて買ってましたよ。
まだ読めていないですが。
どうもこめんなさい。
※左:悪魔「フルルさん」、右:蜘蛛女「ヤクモさん」
「ヤクモさん」登場あたりから、「フルルさん」が良い雰囲気になってました。
特にコレという特徴・取り得もない主人公「山口歩夢(やまぐち・あゆむ)」
あまり目立たない眼鏡な草食系男子で、モテはしないものの日々を安穏と過ごしておりました。
「コレを持っていば16歳になった時”いいこと”があるわ」
そう母親から代々伝わると言うペンダントを受け取っていた彼は、ちょうど16歳。
期待とは裏腹に何事も変わらぬ毎日だと思っていたある日。
突如外国より転校してきたという「フルル=マリコット」
挨拶もそこそこに彼の目前に立ち、最強と言われる悪魔”ハーフ・インキュバス”であると告げたのでした。
その出会いを切っ掛けとして、悪魔(淫魔)の力が覚醒。
次々に女性らを魅了していくんですが…憧れている幼馴染み「雨宮那美」には、何故かその力が通用しなかったのです。
…だいたいそんな感じね。
そんなこんなで、新刊「あくまでモテる××× 1巻」です。
略して「あくモテ」だって。
悪魔の関わるファンタジー・ラブコメ漫画ですね。
かなりドタバタしていて、シリアスっぽさは今のところ薄め。
ぶっちゃけ、こんなんはよくありがちっぽい設定だと思います。
ただ、そんなんを変にいじることなく冒険もしておらず、全体的には丁寧に描かれておりました。
期待・想像を裏切らない、良質なラブコメに仕上がっています。
平凡な男子が、謎の転校生「フルルさん」によって、特殊な存在であると知らされる1話目。
まぁ、セオリーですわね。
個人的には兄である「歩夢くん」を足蹴にしていた口の悪い妹「果南(カナン)」さんが好き。
覚醒した淫魔の力で、彼女をその意思とは逆にメロメロ・えろえろにしてあげたいです。
そんな成年漫画な展開は間違いなくないでしょうけどね。
いきなり変身・浮遊し、攻撃を開始した「フルルさん」を切っ掛けに覚醒するのもお約束。
(※厳密に言うと、それに他要素が加わってのこと)
さらに、そうした彼を監視するという名目で居候になり、記憶操作であちこち都合良く済ませるのもそうした感じでした。
まぁ、ややこしい設定を延々されても読む気にはならず、立ち上がりとしては実に読み易かったです。
それに続く2話目はおそらく正ヒロイン「雨宮那美」さんの登場話。
↓表紙を飾っていたので。
こうなると、たぶん1コマも登場してなかった1話目というのはけっこう珍しい感じ。
自らを色々と卑下してた「歩夢くん」
会って間もない「フルルさん」とはすっかり慣れていいコンビになっていましたし、「那美さん」のフラグもきっちり立てていたみたい。
前話で魅了していた女性陣ともなんらかの関わりあり、頑張っていた様子も見られ…変にスネなければ、淫魔でなくとも自然に彼女できそうですけどね、彼。
お約束で結局はスケベ展開になったてしまうものの、「那美さん」の危機にダッシュする勇気もありましたよ。
後半にてようやくマトもに描かれる「那美さん」も、なかなか面白い雰囲気の娘さんでした。
彼女は、この後も登場する毎にじわじわ親しみ易くなっていくのでお楽しみに。
※妹「果南さん」
もっと彼女を見たかったですが、登場は少しだけ。
3話目はツインテールな「松原雅」さん。
彼女は何気に皆勤賞なんですけど、当初は単なるモブキャラだったとか。
髪型とツンデレちっくな言動がためかな。
こちらは彼女の主役回。
魅了されている間はないものの、その後の記憶は残っているという状況をそのまま利用しています。
うん、普通はこうした疑問あって当然ですね。
「津々巳あや」センセは予定外だったようですが、こうしたあたりが丁寧なのです。
中学時代に彼女のパシリをやっていたという「歩夢くん」
耐えられなかったかー。
何人もの1人という風でなく、こちらも結構良い関係に感じました。
確かにあれはムカつくでしょうけどね。
4話目は悪魔側の追加キャラ、ロリ・スクール水着で百合っぽい要素もある蜘蛛女「ヤクモ」さん登場回。
ああ、単純に良いキャラですね。
目的である「歩夢くん」、姉サマと慕う「フルルさん」のどちらと絡んでも面白く、悪魔側の設定・状況をより詳しく伝える役目になってます。
しかも彼女が語るのでなく、その出現によって「フルルさん」が喋ったりするのよ。
さすがに巧いですね。
「初期の頃より目のフチが濃くなってるし」
その一言が可笑しいですよ。
その昔「美衣暁」センセが漫画で描いていたそのまま、「デビルマン」からのお約束ですよね。(たぶん)
蜘蛛女として縛りもし、ロリ・大人な姿どちらでもえっちに参加でき、漫画をぐるぐるとかき回していました。
なにげに「フルルさん」のフラグも立て、「ヤクモさん」のおかげでラブコメ漫画として盛り上がってます。
※左:雨宮那美、右:松原雅
この2人がまた良いキャラです。巧さを感じます。
5、6話からがおそらく1巻のメイン、「那美さん」とのデート話です。
彼女の初主役回というべきエピソードで、素な彼女が見れました。
そうか、容姿とは裏腹に楽しい娘さんですね。
こちらがため、次巻以降が楽しみになると思います。
何らかの秘密もある様子。
「雅さん」らほか「フルルさん」・「那美さん」らもコスプレで登場していました。
「ヤクモさん」に対するのはアレが限界か。
ちょっとイイ感じでした(笑)
そうしたサービス部分は、だいたい脱がせても下着程度。
頑張っても半裸くらい。
当然ながら、バストトップまで描かれることはありません。
ここはもの足りないかなー。
……って、コレはいちおう少年漫画なのか。
失礼しました。
確かにサービス描写はそこそこありましたけど、昔のこうした漫画のがえっちだったかなぁ。
極細線のしなやかな絵柄。
濃淡は適度からやや薄め、描き込みも邪魔に感じない程度でした。
斜めのコマ割りが多く、また細かめでページ全体は賑やか。
乱れ・崩れがないため見辛さはありません。
綺麗な仕上がりです。
前述しておりますが、少女漫画からの漫画家さんである割りにキャラ絵は強い癖なく良い感じ。
個人的に構図などで多少引っ掛かる部分がありましたけど、これはドタバタ・コメディーがためかな。
あまり気にしないで。(←書いといて何ですが)
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定した綺麗な作画でした。
・話4: 良質なラブコメ漫画で、期待通りに楽しめると思います。
・独4: ありがちなネタですが、丁寧に・巧く描かれています。
合計:[12/15]
なお、判断については↓表紙でいいと思います。
色つきだとやや印象異なるかなー、ってくらいです。
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