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■ちろり Chirori (小山愛子)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]喫茶店・大正時代
・おまけ: 合間に漫画「残響」
・その他: 折り返しにコメント、7話収録、現在1巻まで発売中
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小山愛子(こやま・あいこ)」センセの「ちろり Chirori 横濱海岸通り21番地-B海の聴こえる喫茶店にて 1巻」です。

働く「ちろりさん」
※働く「ちろりさん」
 明るく元気な娘さんです。
 

■ちろり Chirori 1巻 (小山愛子)


★構成・概要 一般・喫茶店漫画

本日は「ちろり Chirori 横濱海岸通り21番地-B海の聴こえる喫茶店にて 1巻」です。
なんとなく手にとった、こちらの単行本。
いや、これは独特で楽しい!

お話としては、はっきり言って喫茶店の日常風景。
連続話ではあるものの、凝ったストーリーとか最終目的みたいなのはありません。
ラブもバトルもエロスもないですね。

特に何が起こるでなく、ちょっとした出来事がごく丁寧に描写されておりました。
なんだろ。
一言で言い表すならば、”癒し”ですかねー。
設定の大正時代も、そんな感じ。
和・洋のまざりあう、ちょっとした異世界が堪能できます

また特筆すべきは、こちらの絵柄。
詳しくは後述しますが、こうした独特な漫画・世界観を見事に表現しておりました。
”他愛ないお話を集中して読める”
そんな感じ。
さくさくテンポ良く読めますし、また細かな描写をじっくり眺めることもできます。
王道ではないので、人は選ぶかもしれませんが。

★収録話 7話収録

008:第1話「カモメ亭の朝」
ほぼ吹き出しがないという冒頭話。
いきなり凄い切り込みですねー。
お話としては、漫画のヒロイン「ちろり」さんが起床してから、喫茶店「カモメ亭」をオープンするまで。
ただ、それだけ。
普通の漫画ならば4、5コマすらかからないかもしれない事柄について、じっくり描かれておりました。

ただ、変な話こちらは収録でも注目の回。
起きた「ちろりさん」は矢絣着物に着替えるんですが、そんなんもしっかり描写。
思わぬサービスカットもありました
当然ごく控えめなものですが、なんというか予想外のことでドキドキ(笑)
働く彼女の頑張る動きとか、細かな表情とか、たっぷり楽しめると思います。
この漫画の代表的な回ではないでしょうか。

033:第2話「ちろり」
彼女の名前を冠としたこちらは、店の常連というおじいさんが登場。
ああした、ややこしそうな人に気に入られるというのは、こうした漫画の王道ですね。
店の主人というマダムさんもこちらでは出番多め。
いくつくらいなんだろう。
「ちろりさん」とはまた違った落ち着いた物腰で、結構好き。

マダムとちろりさん
※マダムとちろりさん
 これです、コレ。薄物な2人ですわ。

055:第3話「夏立つ」
1話に続き、ちょっとしたサービスみたいな回。
タイトルそのまま真夏なため、薄物という透ける和服を着るんですが。
マダムがセクシーでした。
いいよね!
透け具合に照れる「ちろりさん」がまたキュートです。

075:第4話「遠花火」
花火見物で、店にお客さんが殺到するというもの。
和洋が交じった人物・風景が素敵。
ただ、こちらのポイントは最後の「ちろりさん」だと思います。

097:第5話「秋灯」
1話よりも吹き出しが減っている、ほぼ無音状態のこちら。
寝る前の「ちろりさん」が、繕い物をしつつ午前の色々を回想する~みたいなお話。
こうした感じがお上手ですね。

117:第6話「臥待月」
臥待月で、「ふしまちづき」だそうです。
ざっと調べてみると、「寝待月(ねまちづき)」のが一般的みたい。
三日月が3日目のお月さまというのと同じで、そちらは19日目の夜のお月さまなんだとか。
三省堂・大辞林によると、「月の出が遅いので寝て待つ意」だそうです。
へー。
洒落た漫画はタイトルもステキですわね。
お話はお月見しようとマダムから持ちかけられ、「ちろりさん」も用意をするんですが。
メインはとげが刺さったというもの。
前半の「ちろりさん」は思わず誤魔化してしまうんですが、いかにも彼女らしいです。

139:第7話「行く年」
3、4話は夏でしたが、こちらはもう年末。
2人してと仕上げの汽笛を聞こうというお話でした。
ラブでも血縁でもないんですが、2人の非常に良さげな雰囲気・関係が見られます。

起きたて「ちろりさん」
※起きたて「ちろりさん」
 開いた胸元がセクシーなのです。

★絵柄

こざっぱりとした、柔らかな線。
非常に丁寧で、描き込みは細かめ。
濃淡は丁度よいくらい。
それもべっとりとしたものでなく、線の網掛けによるものだったりしていて。
なんというか、「Beam comix」で連載されてそうな感じ(笑)
人物よりも背景のが力入ってる感じでしたね。
もの凄かったです。

キャラは丸い輪郭と、細めな首・手足などが特徴。
スタイルはすらりとした身長で縦長でした。
矛盾した書き方になりますが、漫画っぽいのにリアルな感覚があります。
特にちょっとした仕草とか表情は完璧というべきもの。
ぺらりとページをめくると、漫画世界にぐいと強く引っ張られる感じでした。

前述したような漫画運びとか、癖というか特徴たっぷりな描き方。
王道ではないので、人によっては得意でない人がいるかもしれません。
判断については、だいたい↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
ただ、白黒原稿のが味わい深く、お上手だと思います。
いくらかプラス判定でもいいのでは。
個人的に絵柄についてはマイナス点が見当たりませんでした。

★その他

そんな訳で「小山愛子」センセでした。
こちらで5冊目くらいなのかな。
ひでるさんは今回が初見です。

いままでの単行本ラインアップをざーっと表紙だけ見ましたが。
…まぁ、手には取らないだろうなぁ。
バリバリの一般漫画な方ですもんねー。
こちらはヒロインの魅力たっぷりで、予想以上に楽しめました。
次はどんなんなるんだろ。

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tag : 大正時代

■汚れた目覚め (夏葉ヤシ)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年] ラブコメ・いちゃいちゃ
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし漫画「巻末おまけ」
・その他: 折り返しにプロフィール、短編×5。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夏葉ヤシ(なつば・やし)」センセの「汚れた目覚め」です。

紫水円香
※紫水円香
 だいたいこんな切っ掛けです。


■汚れた目覚め (夏葉ヤシ)


★構成・概要 成年

さて、本日は「汚れた目覚め」です。
久しぶりの「シガレットコミックス」ですね。
こちらブログでは「妹と恋なんかしたくない/神寺千寿」、「女の子×女の子コレクション/ロクロイチ」などを紹介してますが、その系統。
だいたい、女の子向けな軽いえっち漫画~という認識だったんですが、こちらの紹介帯。

東京都からお墨付き!!
初単行本が「新条例基準だとこれは指定の対象になります」と 名指しされたTL界の問題児が、お達しに従い満を持しての成年デビュー!!!
(※そのまま抜粋)

…だって。
その後方にも”不健全でごめんなさい”なんて文字が並んでおり、どんなんだろうと興味を持ったのが切っ掛けでした。
実際にそんなんなのかもしれませんが、大袈裟ですね。
やっぱりなぁ。
収録の大部分は前述したようなライトえっち話でしたし、アピール通りのものはありません。
嘘ではないのかもしれませんけど、これは誇大宣伝ではないかなぁ。

収録は全部で5話ほど。
1話だけ、なんだか男性向けみたいなお話がありましたが、そのほかは軽いラブえっち話でした。
そんな紹介帯を含め、ややどっちつかずな印象です。

まぁ、ひでるさんは出版社が期待する読者ではないのだと思います。
実際のターゲットには刺さるのかもしれませんね。

★収録話 5話収録

003:「汚れた目覚め」
こちらが表題作。
いちおう、紹介帯に期待した人に刺さるだろうお話はコレかな。

ホステスの母親が家に連れて来たのは、「江田一彦」という冴えない中年男性。
ぱっと見で”悪趣味”と感じていたその人が、なんと義父になってしまったのです。
同居後も、主人公「紫水円香」はまるで打ち解けられないままでいたところ。
急な用事がため、母親が出掛けたことで義父「一彦」と2人きりにされてしまったのでした。

まぁ、彼女お年頃だから難しいですわね。
おそらく、彼ほどの中年男性でなくても、なんらか嫌悪感はあるものでしょう。
本来ならば母親に気を使ってほしいところですが…無理か。
しかし、彼もいい大人なんだから、キレちゃーダメ。
ここでえっち展開になるのは予想通りですけど、この漫画はオチ部分
なかなか良いです。

035:「ラブ・アンロック」
「小姫」さんと「タカシ」くんのカップル話。
付き合って半年が経過していた2人。
やや物足りなさを感じていた「小姫さん」が心配させようとしたところ、「タカシくん」は予想外の手段に出たのでした。
そんな訳で、極太なオモチャでの羞恥プレイです。
注目は…電車で席を譲られた場面かな。
まあね、ラブラブ・カップルのお戯れですね。

小姫さん、マキちゃん
※左:小姫さん、右:マキちゃん
 キャラとプレイでは「小姫さん」がいいですね。

059:「蜜会」
夜の学校でえっちした「マキ」・「千莉(せんり)」
すると、そのスリルにハマってしまい、以後昼も夜も関係なくいたすようになってしまったのでした。
てっきり前話のような、ドキドキプレイ話になるかと思いましたが。
意外な展開で、ラブいお話に仕上がってます。
えっち的には、その後の反芻してしまう「マキちゃん」でもう数ページあっても良かったかな。

091:「王子様のなすがまま」
女生徒皆の憧れで、”王子様”なんてあだ名もある「今園三旺」くん。
そんな彼と、ふとした切っ掛けから「花垣弥生」さんは付き合うこととなったのでした。
いかにも女性好みそうな、ぱっとしない女子がイケメンをゲットする展開
特に、中盤にあった彼のコーディネートで可愛らしくなるところは、いかにもという風情でした。
まぁ、嫌いではないですが(笑)
ただ、巻末の後日談を見る限り…生活環境からして差があるらしく、「弥生さん」が今後幸せかどうかは微妙な気がしました。

123:「チカン遊びはもうやめて」
痴漢されていた「甘野麻李果」さんは、年下の「大串航太」くんによって助けられました。
以後、ボディーガード役を買って出てくれた彼によってそうした被害はなくなったんですが。
「麻李果さん」としては、やや物足りなさがあったのです。
まぁ、あの雰囲気とか、その後の言動からして。
ぱくりと食べて全然大丈夫よ、年上だし。
むしろ遅いくらいでしたねー。
よかった・よかった。

花垣弥生、甘野麻李果
※左:花垣弥生、右:甘野麻李果
 やっぱり「弥生さん」みたいなお話のがいいのでは。

★絵柄

しなやか線のすっきり絵柄。
濃淡は強くなく、色づきはそこそこ程度でした。
白比率は高め。
描き込みは適度なくらいだと思います。
多少の乱れ・崩れを感じるコマもあったものの、概ね問題ないくらい。
コマ割りとか表現が、やはり女性好みかも
また、収録された各話の原稿時期は、多少異なっている様子。
初出なかったので、正確には分かりませんけれど。

キャラは可愛らしい系統。
丸い目で小さな三角口が特徴です。
髪の毛はベタ塗らないほうがさらりとして良い感じ。
そう極端には違わないですが、↓表紙などカラーよりも白黒絵のがまとまって見えました。
やっぱり漫画は白黒ですよね。
紹介帯裏のカット絵が多少の参考になるでしょう。

★その他

そんな訳で「夏葉ヤシ」センセでした。
ひでるさんはこちらが初見です。
…というのも、普段はBLな漫画を描かれている様子。
そりゃ、知らんわけだ。

なんのかんの言いつつも、個人的にはけっこう楽しんで読みました。
単行本は全体ページ数が162とやや薄め。
ですが、それも忙しい現在ではちょうど良いくらい。
ただ1つ。
裏表紙に描かれた包帯なヒロインは、今回単行本には登場しておりません
(※眼帯が左右逆でしたが、中扉も彼女)
あとがきを鵜呑みに信じると、事前に気付いていたものの編集の方が「次の宣伝を~」と、そのままGOサインを出したそうです。
これは酷い。
普通の、なんでもなーいヒロインならば別ですが、あれはフェチ的要素の強いキャラ。
あるいは、それに引っ張られて買ってしまう方もいるでしょうからね。
軽い詐欺ですよ。
ぜひ同様な事が起こらぬよう、祈ります。

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tag : ラブコメシガレットコミックス

■スイーツスイーツ (西哉)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・サークル
・おまけ: 
・その他: 原作「橋本悟」、5話収録、現在1巻まで発売中
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西哉(せいや)」センセの「スイーツスイーツ 1巻」です。

引っ越しでした。
無事ネット環境も整い、復帰しております。
まぁ、まだ色々とあるのでちょくちょく更新できないと思いますが、宜しくお願いします。

えー、いい話だからそのまま書いても大丈夫かな。
久しぶりに8回目まくらいの引っ越しをしているんですが。
今回もハトさんに頼みました。
試しに相見積もりを取ったところ、某パンダマークよりも断然に安価。
しかも、来ていたただいた方も迅速・丁寧で、ドライバー取り出して何してるのかなーとみたら、家具のゆがみ補正までして頂きました。
良かったです。
(※別にご褒美貰ってるとか、身内に社員いるとかでなく、本当に)

白雪苺
※白雪苺
 正統派な美少女という感じでしたが…2巻以降はどうなるかなぁ。


■スイーツスイーツ 1巻 (西哉)


★構成・概要 一般ラブコメ

さて、本日は「スイーツスイーツ 1巻」です。
巻数表記そのまま、2巻以降へと続く連続ストーリー。
もともとは携帯漫画サイトで発表したものの、単行本化なようです。

一般えっち系なお話。
サービスどまりっぽい雰囲気がある(ある?)かもしれませんが、直接えっちまでしっかり描かれております。
主人公の設定がため、想像内描写が多めではありましたが。

1巻はまだ切っ掛け部分でもあり、ラブコメちっく。
ちらほら伏線っぽいのがあったので、今後色々あるかもしれません。
とりあえずは、軽いえっちストーリーになってました。

まだ頑張ってほしい点はあるものの、ヒロイン絵はなかなかの出来栄え。
目立つ要素はそうないですがお話も平均点で、一般のえっち系としては良いもの。
ヒロインの雰囲気がお好きな方にはオススメ。

★収録話 5話収録

スイーツ好きな大学生「美束巧人(みたばね・たくと)」
甘いもの食べつつ、雰囲気合う女の子とのえっちを妄想する(あるいは逆に女子からスイーツを組み合わせる)という、妙な性癖の持ち主。
ある日、売り切れ続出というプリンを食べていた「巧人」は「甘幸希美菓(あまさち・きみか)」に声を掛けられ、スイーツ作りのサークルメンバーにされてしまいました。
その「希美菓」がさらにメンバーとして連れて来た「白雪苺」に一目ぼれ。
なんとか関係を深めたいと狙うものの妄想ばかりで、「希美菓」と関係を結んでしまうのです。
さらに、サークルには「華本真子呂(かもと・まころ)」、「緋香穂乃珈(ひかおり・ほのか)」と女子が増え、その「真子呂」には「希美菓」とのえっち現場を目撃されてしまったのでした。
…だいたいそんな感じ。

003:第1話 「プレミアムゴールデンショートケーキ」
サークル内でのえっちラブコメな漫画ですね。
前述したように、ある程度のお話を重視するだけ、彼「巧人くん」の妄想にてえっち補完をしております。
特に冒頭部分は和洋なヒロインとのえっちシーンなんですが、2つのケーキとたまたま見かけた女の子に重ね合わせておりました。
(※あるいは、彼女ら見た後に注文したのかも)
うん、「巧人くん」は立派な変態ですね。

後半は後々話に絡んできそうな、兄夫婦。
こちらは妄想でなく、一方、そちらでは…というもの。
もしかして、今後に義姉「薔子(しょうこ)」さんとのなんらかあるのかな。
方々にバレてドロ沼な展開とか楽しそうですが、そうはならないだろうなぁ。

甘幸希美菓
※甘幸希美菓
 この娘でも全然可愛いと思うのだけれど…。

045:第2話 「カスタードプリン」
こらちの一部はもともとカラー原稿なのかなー。
残念まがら、そちらを白黒化しての収録です。
こちらは「希美菓ちゃん」とのえっち。
まぁ、もともと声をかけて来たのも、結構無理やりにサークルへ誘ったのも彼女でしたからね。
好意あって当然
この日も2人きりというのに、やたら胸元強調した服を着ています。
まぁ、見事に陥落してましたよー。

087:第3話 「いちご練乳」
こちらは皆(3名)で海へ出掛ける、お約束なエピソード。
その半分は「苺さん」との妄想で、練乳プレイでした。
えっち系なお話では定番なアイテムですね
紆余曲折あり、タイトルそのままに本編でも「苺さん」にぶっかけております。
わーい。
女の子にそういうものかけたら犯罪だろ!?
という一言が可笑しいです。

127:第4話 「マンゴーババロア」
海エピソードの続きから。
えっちはしたものの、どうにもふらつく「巧人くん」に「希美菓ちゃん」が再びえっちを仕掛けるというもの。
たぶん、彼は飲み過ぎから嘔吐していると思われるんですが。
彼女介抱してくれ、またキスもしてるんですね。
(※ある程度は作戦のうちなようでしたが)
愛されてるじゃない
また、この際に「苺さん」とニアミスしており、回避のための行為がまたさらに「希美菓ちゃん」を本気にさせたようでした。
なかなか良い展開です。

167:第5話 「マカロン」
前話の後半にてで新キャラが2人増えておりましたが、そのうちの1人「真子呂ちゃん」はえっち現場を目撃してしまうのです。
「巧人くん」らは気付いていません。
童顔で知識ない彼女に鮮烈な印象を与えた様子。
やたら可愛らしい反応をしておりました
そんな「真子呂ちゃん」が切っ掛けとなり、「苺さん」の衝撃な事実が判明したところで、今回は終わり。
2巻以降どうなるのか、メンバー同士で揉めるのか(笑)、期待しましょう。

華本真子呂
※華本真子呂
 容姿そのまま、可愛らしい娘でした。

★絵柄

適度にリアル寄りなお姉さん系絵柄。
スラリとした身長で、クドさなくまとまっています。
固定イラストかわ本編漫画部分もそう遜色はなく、バラツキもなく安定傾向。
なかなか良いですね。
ただ、コメディー崩しは比較的大きめ
こうしたタイプは、他がいいだけその際の落差があり…。
気になる方もいるでしょう。
そのうち、ひでるさんは引っ掛かってしまう人。
あまり大崩れしない方がいいのだけれど。

描き込み・濃淡は適度なくらいだと思います。
ヒロインの可愛さとえっちさが売りであるため、1枚ページなどの大コマは納得な出来栄えかと思います。
だいたいは↓表紙の感じで問題ないので、そちらで判断下さい。

★その他

そんなこんなで、「西哉」センセでした。
こちらが…初単行本??
よく分からないので、↑上では記載しませんでしたが。
とりあえず2巻はもう3月に発売されるみたい。
この雰囲気の絵柄がお好きな方には良いと思います。

スイーツスイーツ 1巻 (ニチブンコミックス)スイーツスイーツ 1巻 (ニチブンコミックス)
(2012/01/28)
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tag : ラブコメコメディー

■発情する放課後 (SAS)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・眼鏡
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「SAS(さす)」センセの「発情する放課後」です。

教師「井上さん」
※教師「井上さん」
 良いお尻でした。パンストがえっちよね。


■発情する放課後 (SAS)


★構成・概要 成年ラブコメ

さて、本日は「発情する放課後」です。
収録は全て短編。
舞台として学校が多く、教師・生徒みたいなカップルが多め。
また、ヒロインは眼鏡比率が高く、いじめて系とか可愛らしい方が揃っておりました。
そんなんがお好きな方は、楽しめるでしょう。。

お話はラブコメちっく。
そうコメディーしてはいませんが、軽めなえっち展開です。
どっちかというと、キャラがけん引している感じですかね。
絵柄に癖があるので、そのあたりが問題ないか、どうか。
やや不安定かなぁ。
個人的には、ちょっとシリアスなネタの1話が印象に残りました。
ああいったお話好き。

★収録話 10話収録

003:「課外授業にようこそ!」
教師「堀越」と生徒「有田」さんのえっちを目撃した、教師「井上」さん。
2人が自分をネタにしていたため、思わず飛び出してしまうのでした。
うわ、漫画みたいですね。(漫画ですが)
こちらが↓表紙の2人。
Wヒロインの複数えっちです。
みつ編みな「有田さん」とか、眼鏡な「井上先生」とか、地味目な感じがキュートです。
「井上先生」のパンストも良いですが、エロエロな「有田さん」も素敵。

022:「マッサージに行こう!」
評判のマッサージに行った人妻「北野」さんが、えっちされるというもの。
普通、女性のマッサージに男性2人がかりはあり得ないだろうなぁ。
成年漫画なんで、突っ込みたくなるような展開でした。
少しは抵抗しなさいよ。

041:「思い出したら止まらない」
「高岡」くん・後輩「葉子」さんというカップルの図書館えっち。
けっこうズケズケとした物言いながら、結局は彼氏に従ってしまう「葉子さん」
2人のやり取りが面白いですね。
まぁ、ラブラブですよー。
図書館でのえっちもそうなんですが、その前もけっこうギャンギャンと賑やかにやっており。
怒られるぞ。

後輩「葉子さん」、お姉ちゃん
※左:後輩「葉子さん」、右:お姉ちゃん
 このお姉ちゃんは…ちと迷惑な酔い方ですわね。

059:「酒と泪と姉と弟」
酔っぱらったお姉ちゃんに付き合わされる弟「秀司」くん。
グチ聞いてくれる相手って秀司ぐらいしかいないもんね
とか言ってました。
まだ若いのに、悲しいなぁ。
だから近親えっちになっちょうのよ。

075:「恋の無理方程式」
こちらは家庭教師さんと「拓也」くん。
告白した彼女とえっちするため、試しをお願いしたのでした。
成績良くなったら~、とか言うのではないのね。
ポイントは、彼女が年上ながら余裕がないところ。
眼鏡の可愛らしい方で、どちらかと言うといじめて系ですねー。
むちむちとしたジーンズの太ももがセクシーでした。

091:「走れない女」
教師「真田」さんと生徒「恭二」くんの体育祭エピソード。
2人はもう付き合っている設定な様子。
体育祭とか苦手な2人がサボリえっちするという流れでした。
ああ、ひでるさんもまったく同感。
こちらの「真田さん」は眼鏡・ショートカットで、むちむちしたスタイルを包むジャージ姿がえっちでした。
あれでノーブラというのは素敵ですね!
オチではブルマ姿も披露しており、なかなか良い感じ。
ほかシチュエーションとか見たいです。

107:「見舞いと逃避」
風邪をひいた教師のもとへ見舞いにやってきた生徒「横沢恵美」さん。
去年までクラスにいた、気の合う女生徒という彼女なんですが。
えー、やや重ためなネタでした。
やった事に対して、良い・悪いは分かれるところかもしれませんが…彼女にとって救いになっているのは事実だと思われ
こんなんもアリではないかなぁ。
オチの言葉は「恵美さん」に刺さると思いますよ。
良いお話でした
ちょっとじんわりきますよ。

123:「恋と肉欲のロッカー」
ぜひリアルで体験してみたい、女の子とロッカーに隠れるというネタ。
「山岸」くんは更衣室のロッカー内に、クラス委員長「松野」さんを発見。
ほか男子生徒が来たこともあり、勢いそのまま2人してロッカーに隠れてしまったのでした。
こうしたネタは、密着感が大事ですね。
途中から…ロッカー広がったような気もしましたが。

141:「恋人以上友人未満」
生徒会長「島田」さんの独りえっちを目撃した「佐藤」くん。
その弱みに付け込み、見事オモチャとすることに成功したのでした。
タイトルのあべこべさは、そうした流れがため。
ヒロインの「島田さん」は丸眼鏡のいじめて系なオーラで、可愛らしい方。
遠まわしなラブコメ漫画ですわね、これは。

159:「つっ走る女」
先のタイトルと似た感じですが、関連性はありません。
元気ハツラツな陸上部の新入部員「新野」さん。
テンション高い彼女に”秘伝ストレッチ”を教えるということでえっちに持ち込むのでした。
ブルマですねー。
脳筋、とか言われていたそのまま、いきなり立派な胸をわし掴みにされても、「ちょっと恥ずかしいかも…」くらいの反応でした。
そっち系の知識皆無で、あっさりと複数えっちに発展します。
とりあえずはいいでしょうけど、絶対に黙ってられるタイプではないですわね。

教師「真田さん」、生徒会長「島田さん」
※左:教師「真田さん」、右:生徒会長「島田さん」
 こんな感じで眼鏡なヒロインが多く顔を見せておりました。

★絵柄

デジタルな感じの作画。
たっぷりな色づきで濃淡は濃い目です。
ただ、個々はそう強くありません。
描き込みは適度か、やや細かめというくらい。
たっぷり描かれる方で、ページはごっちゃりと賑やか。
コマのぶち抜きとか、はみ出しも多めでした。

全体的に若干だけバランスが微妙。
特徴である、まるまるとした胸も影響しているかな。
そう目立つほどではないものの、顔、首から身体、腰回りから足、と気になる個所がありました。
線もやや不安定な印象です。
無論、良く描かれてる絵もあるんですけどね。
引き絵とか小さいコマも引っ掛かります。
全体的に丁寧さが不足しているように思いました。

ぱっと見はそう悪くないのに、勿体ないですよ。
そう、↓表紙・裏表紙がだいたいそんなん。
悪くはないものの、よく見ると今一歩な感覚。
判断にはそちらか、メイン短編「課外授業にようこそ!」が立ち読める「S2COMIX」が便利です。

★その他

そんなこんなで「SAS」センセでした。
こちらで4冊目くらいな単行本。
ほかは「キルタイムコミュニケーション」さんからなんですね。
なるほど、だからなんとなくお名前が記憶にあったのか。
バニシングポイント」あたりはなんとなーく、読んだ記憶があったような…。
忘れましたが。
サンプルとか見る限り、雰囲気的にはそっちのがお得意そうでしたよ。

発情する放課後 (富士美コミックス)発情する放課後 (富士美コミックス)
(2012/02/10)
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tag : ラブコメコメディーショートカットキルタイムコミュニケーション

■月見荘のあかり (犬星)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] ラブコメ・ロリ
・おまけ: あとがき、おまけページ(解説)、イラスト、
      カバー裏に別絵・漫画「XX YearsAfter…」
・その他: カラー(6P)、短編×9(うち「月見荘のあかり」×6)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「犬星(いぬ・ぼし)」センセの「月見荘のあかり」です。

いつも元気な「あかりちゃん」
※いつも元気な「あかりちゃん」
 寝坊した原因というのが…。


■月見荘のあかり (犬星)


★構成・概要 ロリ系 成年ラブコメ

さて、本日は「月見荘のあかり」です。

コレはオススメ!!

ジャンルがロリ系なため人を選ぶとは思いますが。
表題作・短編どちらも優れた出来栄えでした
なんというか、色々な意味で癒されます。

そのメイン表題作は、中編の連続話。
セオリーとは違って、ヒロインが各話男子と次々にえっちするようなストーリー展開でした。
後述しますが、コレが珠玉な完成度
泣けます(たぶん)

同時収録された短編も同様。
お話・絵柄どちらも優れ、隙のない1冊でした。

★収録話 9話収録

005:「月見荘のあかり」
学生寮「月見荘」の看板娘「あかり」ちゃん。
名前そのままの明るく元気な娘さん。
そちらに住む「恭」、「快」、「仁」ら男子は、こぞってそんな「あかりちゃん」に癒されていたのでした。
彼女自身に盗撮がバレても「あかりちゃん」はまるで態度を変えず、自ら被写体になっています。
そんな流れから…というお話です。

こちらのシリーズは、とかくヒロイン「あかりちゃん」の魅力につきるでしょう
可愛さは無論のこと、特筆すべきはその性格の良さ
素直で表裏なく、元気で物事に前向き。
ガッツリえっちはしちゃっているものの、最初から最後までブレることなく。
その魅力を放ち続けておりました。
成年漫画で、これほどの良い娘は見た記憶がありません
連続話ですから、たっぷり楽しめますよー。

こちらのえっちは、水着撮影から。
切っ掛けは「仁くん」でした。
複数えっちなんですが、どこまで知っているのか、積極的でしたよ。
凄い漫画ですわね。

029:「月見荘のあかり 2」 カラー原稿あり
カラー原稿部分は前話の流れですね。
こちらは「仁くん」
既に経験もしているため、ごくあっさりとえっちに流れておりました。

049:「月見荘のあかり 3」
こちらは「快くん」
先の「仁くん」とは大きくタイプの異なり、気後れしてしまう彼。
まぁ、前話の如く積極的に振舞えればいいですねー。
そんな彼に対しても、以前と変わらぬ接し方をしている「あかりちゃん」が優しいです。
よくしつけ・教育されてますね。
野外えっちになっていました。

ちなみに、こちらはではお母様のごく軽いサービスカットがあったんですが。
成年漫画ですし、もうちょっとキッチリ見たかったですよ。

なかなか積極的な「あかりちゃん」
※なかなか積極的な「あかりちゃん」
 良いお尻ですね。変な躊躇しないのも魅力です。

071:「月見荘のあかり 4」
そんな訳で2人とは頻繁にえっちするようになった「あかりちゃん」
こちらは、やや距離を置いている「恭くん」とのエピソードです。
うん、ここでも「あかりちゃん」が凄い。
頑張ってました
プレイ的にはお尻えっちでしたよ。
急速に経験値稼いでますわね。

095:「月見荘のあかり 5」
117:「月見荘のあかり 6」
こちらが最終エピソード。
当然ながら複数えっちなんですが。
そんなんともかく、皆の前では気丈に振る舞う「あかりちゃん」に泣かされます
特にラストは良いシーンでした。

なお、カバー裏も「あかりちゃん」なんですが…。
その後の彼女が見れるんですね。
特にちょっと成長した、セーラー服の「あかりちゃん」がぐっさー刺さりました。
あれはまたやばい。
本編での彼女がダブるためか。
ぜんぜん感動する場面ではないんですけど、なんだかじわーとしてました。
成年漫画で泣ける、感動屋なひでるです(笑)
(2012/02/14 ご指摘いただきました、ありがとうございます。あれは「あかりちゃん」でなくお母様のようですね。それはそれでいいかも(笑))

143:「ぴーち×でーと」
こちらは前巻「おにいちゃんが、すき。」から連続するお話です。
妹「もも」ちゃんとお兄ちゃんのカップル。
2人してデートに出掛けたエピソードなんですが…彼女下着つけてないですね。
階段での反応が可愛い。
メインはトイレえっち。
小さいですよ。

159:「ぴんく・すいっち」
こちらも兄妹の近親えっち。
先のお話とは違い、やや女っぽくなってきた妹「まな」ちゃん。
なかなか良いお尻につられたお兄ちゃんは、ちょっとイタズラしてみるのでした。
パンストが素敵ですね。
あれはどーにかしたくなるわ。
漫画で彼はマッサージ機を使っており、新鮮な感覚に「まなちゃん」自身がハマってしまうのです。
後半では縛ったりしてましたねー。

オチでもキュートでした。
あれは止まんないだろうなぁ。

179:「マリメロレイン」
夜の決まった時間に書店へ顔を見せる「ラン」ちゃん。
毎度のことで、顔見知りとなっていた店員のお兄ちゃんと、なんとなく言葉を交わした彼女は…というもの。
ツリ目で小悪魔ちっくな娘さん。
ぶっちゃけ、半開きな目とか、収録ヒロインではこの子が好き。
彼の一言は見事でした
「ランちゃん」のわだかまりを、うまいこと溶かしております。
オチ前のベッドでの彼女がまた可愛かったですよ。

まなちゃん、ランちゃん
※左:まなちゃん、右:ランちゃん
 「ランちゃん」はいいですね。数年後が楽しみな感じです。

★絵柄

すっきりとした丁寧な作画。
原稿はこざっぱりとしていて、綺麗なまとまりです。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
コマ割りは細かく、小さいコマも多め。
ただ、そうした部分とか引き絵も手抜きなくきっちり描かれており、バランスも優秀でした

ゆったりした曲線の丸いキャラ絵。
頬のふっくらとした、可愛らしいロリ絵柄ですね。
けっこう頻繁にコメディーちっくになってますが、特に違和感ありません。
漫画もお上手でテンポにも優れ、表情とか表現とか、気になるところもありませんでした。
ジャンルがため作画は偏っているので、そんなんが好みかどうかでしょう。
判断については、毎度おなじみ「コアマガジン」さんのHPか、コーナー”過去のお仕事”でサンプルが見れたセンセ自身のHPがオススメ。

★その他

「犬星」センセです。
これが7冊目くらいなのかな。
…いいのか。

こちらのブログでは「だいすき!ご主人様」、「おにいちゃんが、すき。」と紹介してきておりますが。
うん、絵柄・お話どちらも、なんだか巻数をまたぐごとに、段飛ばしでお上手になりますね。
凄いです。
今回の「月見荘のあかり」は、まさにセンセの”最高傑作というべき出来栄え”でした
ジャンルが問題なければ、ぜひオススメしておきます。
収録の短編も良かったですよ。

月見荘のあかり (ホットミルクコミックス)月見荘のあかり (ホットミルクコミックス)
(2012/02/10)
犬星

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tag : ラブコメコメディー

■大相姦家族 (錦ヶ浦鯉三郎)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・大家族
・おまけ: あとがき、カバー裏に「本屋敷家の法則・初期設定」
・その他: 短編×9(うち「大相姦家族」×8)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「錦ヶ浦鯉三郎(にしきがうら・こいざぶろう)」センセの「大相姦家族」です。

真行寺結
※真行寺結
 いいお尻です。彼女とのやり取りが可笑しいです。
 

■大相姦家族 (錦ヶ浦鯉三郎)


★構成・概要 成年ラブコメ

本日は「大相姦家族」です。
もう、1冊まるまるの長編と言っても良い感じ。
ほとんど表題作で、短編が1話のみという構成でした。
そちらはストーリーな連続話。
タイトルそのままキャラが多いこともあり、各話にてヒロインが変わっています。
コメディー・シリアスがごっちゃりとし忙しく、また正直中だるみな感じもありました。
ただ、メインヒロインはブレておらず、彼女との各話でのやり取りとか、最終エピソードなど良かったです。
最後の大オチも好み

★収録話 9話収録

003:「大相姦家族~本屋敷家の法則~」 8話収録
父の死後、母親に育てられた主人公「樫沼清蔵」
その母が亡くなったことで、まったく聞かされていなかった父方の本家「本屋敷」に引き取られることとなりました。
彼を待っていたのは、たどり着くまでやたら歩くという、巨大な屋敷。
当主「本屋敷恒蔵」も亡くなっており、残っていた次男・三男も後を継ぐ気がなかったため、「清蔵」はいきなり当主となってしまったのでした。
さらに「本屋敷家」には、
”ここに住まう男は皆、女人に快楽の奉仕を惜しまず~”
という、驚きの家訓があったのでした。

 【 大相姦家族~本屋敷家の法則~ 人物一覧 】 ※括弧内数字はメイン話数。

●恒蔵(元当主)

◎恒一(長男)
 妻:清美 → 長男:樫沼清蔵(主人公・当主)
 愛人:沙耶 → 長女:真行寺結(7)

◎源二(次男)   
 妻:静江(1) → 長男:コウイチ 長女:小穂里(4)

◎庸三(三男)   
 妻:佳代(2) → 長女:葉月(5) 次女:緋菜胡(6)

■加山(執事)
■暮子(3 メイド)

003:「其の壹 静江」
そんなこんなで、こちらが表題作。
あれだけの豪邸なのに…2人は後継がないのね。
ぽっと出みたいな「清蔵くん」を挟んで、親族でドロ沼の争いになっても良さそうなのに。
(ぶっちゃけ、そんなん好み)
「恒蔵」の教育は間違ってなかったんでしょう。
豪快な方でした、はいいんですが、生き返るくだりは必要かなぁ。
この漫画は、ごく軽いコメディー描写と、真面目な部分のバランスがあまり良くないように思います。

メインヒロイン「結さん」とのオチ部分のやり取りはなかなか良い感じ
もっと2人の様をゆっくり見たい気がしましたが。
大家族なんですよね。
見分けつかなくなったりはしないものの、やはりキャラ数がいきなり多めな印象。
小出しにするのも違うんでしょうけれど。

027:「其の貮 佳代」
こちらもまた人妻「佳代さん」とのえっち。
「清蔵くん」初めてっぽかったですからね。
やっぱり年上が経験値貰わなければ。
こちらでは家訓の詳細が語られています。
まぁ、分かるような、分からんような。
女性にとっては幸せなことかもしれませんけどね。
どうでしょう?

なお、こんなんでも”近親相姦はできない”とのことでした。
いくらなんでも、ある意味…当然な気がしますよ、「清蔵くん」

051:「其の參 暮子」
ドジっ娘メイドな「暮子さん」ですね。
メイド服は着たままが良かったんですが、豪快に脱いでしまいました。
こちらの冒頭部分もそうなんですが、ちらほらコマ間の繋がりが弱く感じます。
描写が不足しているのと、コマ割りが自然でなく見辛いのかな。

071:「其の肆 小穂里」
「暮子さん」と同じく眼鏡で大人しい「小穂里さん」とのエピソード。
実は昔馴染みでした。
「清蔵くん」はまるで記憶ないとのことでしたが、あれだけの豪邸。
デジャヴな感じはありそうな気もしますが、まぁいいか。
「小穂里さん」はなかなかハードっぽい複数えっち。
詳細は伏せますが、この回「清蔵くん」はえっちしておりません。

095:「其の伍 葉月」
こちらは登場キャラで最も相性が悪そうだった「葉月さん」
なんとびっくり、触手えっちとなります。
詳細は秘密ね。
1話目でもありましたが、こうしたあまりに突飛なファンタジー描写は人によって良し悪し。
次のお話とか、ごく真面目な流れもあるので。

113:「其の陸 緋菜胡」
収録でのロリ担当「緋菜胡ちゃん」
なかなか重たい彼女の過去について描かれております。
良い話っぽくなっているのんですが…本当にあれでいいのかな(笑)
凄いですね。

137:「其の漆 結」
161:「最終劇 本屋敷家の法則」
そんなこんなで、ようやくメインヒロイン「結さん」です。
こちらが最終エピソード。
既に彼女自身が簡単に語っておりました過去の事柄などが描かれています。
先のお話に続いて、またまた重いですねー。
特に7話で明かされたネタは、この漫画では最たるものでしょう。
そんなんが最終話に繋がっております。

また、最終話オチ部分にて語られてる事柄が秀逸
ちょっと驚き
なるほど、意味ありげでしたもんねー。

185:「俺の妹が妖怪になった」
こちらは主人公視点で進む、モノローグな短編。
10歳ほど歳の離れた妹「緋桐(ひぎり)」さんを観察するお兄ちゃん。
途中まではたとえているのかと思いましたが…オチに注目。

佳代さん、葉月さん
※左:佳代さん、右:葉月さん
 さすがにタイプは色々登場しております。

★絵柄

すっきり絵柄です。
描き込みはそこそこですが、濃淡は薄め。
背景が細かいですね。
ただ、メリハリは弱く、キャラが溶け込んでいるようなコマもありました。
線画な感があり、ページはごっちゃりと賑やかです。

キャラ絵は幅広な輪郭の可愛らしい系統。
癖はちょっと強め。
コメディーはお上手で表情などは良いものの、アクションが大きいと微妙に感じる個所があります。
乱れないですが、崩れはちらほら。
前述しておりますが、読んでいてコマ間の繋がりが悪さが目立ちました。
スムーズではない印象です。

カラーとそう変化はなく、だいたいは↓表紙の判断で良いでしょう。
あるいは、「ヒット出版社」さんのHPのサンプルがオススメ。

★その他

「錦ヶ浦鯉三郎」センセです。
こちらで7冊目くらいの単行本。
ブログでは「Mの二重奏 ~アンサンブル~」、「大凶女神」を紹介しております。
一時期見送っていたので、久しぶりの単行本でした。
↓表紙の感じが気に入ったんですね。

ただ…つらつらと書いてきたように、どうやらひでるさんはあまり漫画が肌に合わないみたい。
今回はまたそれを顕著に感じてしまいました。
お話はそう引っ掛からなかったんですが。

大相姦家族

大相姦家族 (セラフィンコミックス)



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tag : ラブコメコメディーファンタジー

■NOT LIVES -ノットライヴス- (鳥丸渡)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメアクション
・おまけ: 4コマ「あばたで遊ぼう」、カバー裏にキャラ絵。
・その他: 5話収録、現在1巻まで発売中
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳥丸渡(からすま・わたる)」センセの「NOT LIVES -ノットライヴス- 1巻」です。


ぼーっと眺めていて発見しました。
↓コチラ。


<br>紗倉まな AV Debut


紗倉まな AV Debut

ううん、実に良いショートカットとバストですね。
漫画みたい。
2月9日発売だって。
ものすごく見たいんですが…諸々の事情がため、いくらか期間は見送る必要が。
うう…。


ヒロイン特集1:操作されてる「鏡花さん」
※ヒロイン特集1:操作されてる「鏡花さん」
 左の無表情な動きがキュートなのです。


■NOT LIVES -ノットライヴス- 1巻 (鳥丸渡)


★構成・概要 一般系アクションラブコメ

本日は「NOT LIVES -ノットライヴス- 1巻」です。
なにゆえこちらをチョイスしたのかは、後述します。
まさに店頭での衝動だけでしたから。

次巻以降へと続いていく、ストーリー長編。
↓表紙では恋愛ゲームっぽいデザインでしたが、漫画はアクションラブコメという感じ。
なかなか激しい戦闘がありました。
ただ、漫画のウリはヒロインの可愛らしさでしょう。
パンチラ程度ですが軽いサービスも多く、まさに彼女の魅力でけん引しているお話です。たぶん。

セオリーで、今のところお話にそう目立つものはありません。
逆に言えば、実に無難なつくり。
あとは強めなキャラと良好な作画があるので、どっちか気に入れば楽しめる漫画だと思います。

★収録話 5話収録

“究極のゲームをつくること”
そうした夢を持つ、高校生の主人公「三神シゲル」
すでに、ネットにて人気ゲームを製作していたほか、商業流通されている携帯ゲームを提供しておりました。
そんな「シゲル」が研究のために買ってきたソフトの中に、「NOT ALIVE」という見慣れないソフトがあったんですが。
起動すると共に、自分自身がゲーム世界へと入ってしまったのです。
また、終了後の現実世界にて、プレイヤーキャラと瓜二つの少女「天宮鏡花」と出会ったのでした。
大雑把にはそんなお話。

003:第1話
簡単には、なんらか事件に巻き込まれてしまった、というもの。
だいたい、ごく普通の学生という設定が多い所。
こちらの「シゲルくん」は、ゲーマーというよりも製作者としてのスキルを持ってました。
また、天才肌ではなく努力家で情熱もあり、恋愛には鈍感そうでしたが人づき合いも普通にこなしています。
結構ちゃんとしてるんですね。
こうしたもののセオリーでいきなり戦闘に巻き込まれた際も、敵の思考ルーチンを見切ってピンチから脱出していたほか、道のゲーム世界を楽しんでいました。

もしかして。
このゲーム作ったのは、未来の彼自身ではなかろうか。

ヒロイン特集2:ゲーム中にも喋れる「鏡花さん」
※ヒロイン特集2:ゲーム中にも喋れる「鏡花さん」
 「鏡花さん」ご本人はだいたいこんな感じの娘さんです。

057:第2話
半開きの目がキュートなヒロイン「鏡花さん」と現実に出会った後のエピソード。
コメディーな動きの似合う、可愛らしい娘さんですねー
漫画では、ちらほらサービスのパンチラをしてくれています。
定番な幼馴染み「忍原いつき」さんも良いリアクション
まぁ、往来であの言動は…ヘタすれば捕まるぞ。
ゲーム内では「鏡花さん」を操作できるんですが、彼女自身の意思も介入しております。
それがため、かなり残念なシーンがあるので、お楽しみに。
一般漫画ですもんね。

093:第3話
別のプレイヤーとの初バトルになるのがこちら。
あの感じは絶対にウソだと思いましたが、その通り。
この漫画はまだ不可解な事が多いんですが、「鏡花さん」も全てを理解している訳でなく。
こうした戦闘を通じて、順にオープンにされていくのかな。

133:第4話
159:第5話
初バトル勝利のちの休息回です。
前話から続く結末はなかなかハード。
より謎が深まるという雰囲気。
そのためか、以降はサービス多めになっております。
まずは濡れた彼女の服を脱がすというもの。
うん、濡れた衣服を身につけてるのは良くないですね(笑)
バストを見たかったですが、残念ながらそうした漫画ではなく。
下着止まりです。
続くシャワーシーンは背中からのアングルでしたよ。
ちょっと素の彼女が見れるのでお楽しみに。

ヒロイン特集3:闘う「鏡花さん」
※ヒロイン特集3:闘う「鏡花さん」
 武器も可愛らしいものですね。

★絵柄

丁寧な細線のすっきり絵柄。
すっと綺麗で乱れ・崩れもなく安定しております。
描き込みは適度なくらいで、濃淡はやや薄め。
背景や小物もバランス良く、見ていて特にひっかかる部分はありません
アクションシーンも見易く描かれておりました。
キャラ絵は幅広な輪郭の可愛らしいもの。
ゆるっとした縦線の鼻が特徴。
どっちかと言うと、コメディーのがお上手に見えました。

だいたいは↓表紙の判断で問題ないと思います。
ただ、やはり白黒のが味あるかな。

★その他

そんな訳で「鳥丸渡」センセでした。
こちらで6冊目くらいの単行本。
きっちり読んではいませんが、他の連載を見る限り…なるほど、こうした系統がお得意なんですね。

ぶっちゃけ、ぱっと見では買うつもりありませんでした。
↓表紙のカラーな感じだと、「鏡花さん」の半目があまり目立たないので。
なんとなーく手に取ったんですよ。
そちら裏の紹介帯にあったカット絵にて決定しました。
この漫画はたぶん、メインヒロインたる彼女が気に入るかどうかでしょうね。
個人的には成年漫画で出会いたかったです(笑)

NOT LIVES-ノットライヴス 1 (電撃コミックス)NOT LIVES-ノットライヴス 1 (電撃コミックス)
(2012/01/27)
烏丸 渡

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tag : ラブコメコメディーパンチラアクション

■りみっとぶれいく! (メメ50)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年] ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、描き下ろし「風紀のミダレ!アフターデイズ」、
      カバー裏に「風紀のミダレ!作品解説」・作品解説、
・その他: カラー(16P)、短編×12
      (うち「風紀のミダレ!」×4)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「メメ50(めめ・ごじゅう)」センセの「りみっとぶれいく!」です。

桐原さん、風紀メンバー
※左:桐原さん、右:風紀メンバー
 この3名が並んだ絵は非常に良い感じなんですが。
 

■りみっとぶれいく! (メメ50)


★構成・概要 巨乳系 成年ラブコメ

さて、本日は「りみっとぶれいく!」です。
中編の連続話がメインですかね。
カバーのイラストはそちらのヒロインらが占めておりました。
詳しくは後述しますが、容姿は個性的で良かったもののお話としてはさっぱりめ
そう注目するほどではないです。

そのほかは短編での構成。
教師・生徒、姉・弟というカップルのパターンが良い感じ。
中編ではなく、こちらだと思います。
後半にはシリアスなものとかバッドエンドなものもありましたが。
うーん。
王道の明るいラブコメのがいいかなー。

扉絵なく、タイトルを含めてそのまま1ページ目が始まる各話。
描き下ろしとか解説もあったので、たっぷりな読み応えの1冊となってます。

★収録話 12話収録

003:「ちぇんじmyらいふ!」 カラー原稿
クラスでも地味な「あいり」ちゃんが心機一転。
露出の大きい服装でクラブへ出掛けたのでした。
いちおう、お話としては爽やかっぽく処理していましたが。
単にこの娘ヤラれちゃっただけ、というのがリアルかな。
彼だいぶ慣れてそうだし。

013:「堕天の夜」 カラー原稿
017:「オチてんのヨ!」
この2話はまったく関係ないんですが。
実は繋がっております。
まず、前者はお兄ちゃんの目前で妹「里穂」ちゃんが複数えっちされるという凌辱もの。
そちらから、スルリと繋がる後者は「竜ちん」と呼ばれてる教師と、生徒「桐原」さんのラブコメ
故あって彼女を自宅に泊めることとなるお話。
積極的で可愛いです。
また、これはオチの1ページが好き。
あのテンションがいいですね。

031:「風紀のミダレ!」 3話
199:「風紀のミダレ!アフターデイズ」 描き下ろし
メインの連続話。
風紀委員へ立候補した「桜木みなも」・「泉恵二」の2人。
もともと「みなもちゃん」とは良い感じで、頑張って彼女と同じ学校へ進学していた「泉くん」
「みなもちゃん」の憧れていた先輩「外葉連」の率いる風紀委員は、かなり厳格なところ。
しかし、「泉くん」はその裏の顔を知ることとなるのでした。

ハーレムなラブコメ話ですね。
ヒロインは他に「相馬ひより」・「鳴瀬輝々」と2人おり、ぱっと見から個性的なんですが。
4名はそうスタイルに変化なく、やや勿体ない感じがしました。
いちおう、「みなも」→「ひより」→「連」→「輝々」…というバストサイズの順なようなんですけどね。
ひでるさんの好みは髪型から「ひよりさん」
キャラとしても目立っておりました。

ただ、展開としてはもう2歩、3歩というところ
やっぱり「みなもちゃん」には荒れて欲しかったなぁ。
いい娘過ぎて、連続話では面白味がありません。
また、その対抗馬となるには…委員長「連さん」のキャラもすこぶる弱く。
さらに、ぶっちゃけた後はえっちも頻繁になるので…。
”厳格さの裏はえろえろ”という、当初の冠が外れておりました。
もっと人目を気にして、こっそりプレイをして欲しかったですね。
悪くはないですが、連続のアドバンテージを逃してしまっていると思います。

095:「まいこん」
コンピュータでなく催眠術。
「幸太郎」くんは頭の上がらないお姉ちゃんから、催眠術の実験台になるよう言われたのでした。
ぱっと分かり辛い部分あったものの、爽やか近親えっちが良い感じ。
義理の姉弟ですけどね。
術の影響でぶっちゃけており、そうしたえっちをスムーズにしておりました。
ラストページのお姉ちゃんが可愛いです。

111:「Act Like Friend」
「拓馬」・「李子」という幼馴染みカップルのわだかまりが解けるというもの。
お祭りえっちが勢い任せでやや中途半端だったので、気持ちを確認しないまま身体の関係が続いていたのでした。
これは「拓馬くん」が悪い。
謝んなさい。
図書館プレイもいいんですけど、あんだけ顔にぶっかけるのは最低だと思うよ。

アパート管理人「瓜村さん」
※アパート管理人「瓜村さん」
 昔の制服なので、はみ出ております。

129:「コスって大作戦」
前巻に収録されたデビュー作からの連続話。
学生なのに、起きてこない住人「楓」くんをアパート管理人「瓜村」さんがコスプレで起こすというもの。
まぁ、ほっとけ
…と、ほったらかすと話進まないですが。
お節介な「瓜村さん」はパンチラOKの様子。
ただ、男子の朝は結構元気なものよ(笑)

145:「あねしぼり」
「尊(たける)」くんと従姉「薫」さん。
授乳中な「薫さん」と鉢合わせした「尊くん」
親戚が集まっての宴会でアルコールが入っていたこともあり…というもの。
酔っぱらってるとはいえ、赤ちゃんいる真横でえろい事しないように。
メインはその翌日。
今度はおっぱいのマッサージをしていた場面に鉢合わせるのでした。
わからんでもないですが。
「薫さん」はもうちょっと目につかないところでやって下さい(笑)
じゃ、じゃあやってみる?
そんな台詞もあり、あるいは確信犯かもしれませんが。

165:「上京大学物語」
こちらは眼鏡な義姉なんですが。
顎処理がゆったりで、輪郭はまるまる。
黒下着な年上ながら、可愛らしさもありました。
ちょっと強めな口調もキュートです。

181:「BLACKENED」
最終回の円盤生物みたいですが、ブラックなオチの人妻モノ。
収録の最後で後味悪いですねー。
(※実際にはこの後に描き下ろしありますが)
借金を返済する「若菜」さんが徹底的にえっちされちゃうというもの。
旦那が情けなく、なんだか逆に腹立たしいですよ。

「まいこん」のお姉ちゃん、「上京大学物語」のお姉ちゃん
※左:「まいこん」のお姉ちゃん、右:「上京大学物語」のお姉ちゃん
 催眠術ネタは、ぱっと分かり易ければより良かったんですが。

★絵柄

しっかりとしたタッチと強い黒。
描き込みとか全体の濃淡はだいたい丁度良いくらいですかね。
目立つような乱なく、線は安定。
ただ、バランスについてはセンセ独特な感じ。
枠間なくなること多く、コマ同士の重なり、キャラのぶち抜きなど、ページにはごっちゃり。
そう見辛い印象はないものの、複数人数の場面は構図・配置などが気になることがありました。
重箱の隅をつつくような些細な点ですが、そんなん気にする方は注意。

キャラはくりっとした目の可愛らしい系統。
横に大きく、まつげは厚め。
しっかり鼻筋が通っております。
髪の描き方とか、やや鋭角的ですかね。
小物から背景まで巧い方です。
表現などにも、そうそう引っ掛かる所はありませんでした。
あとはセンセの癖をどう判断するかでしょう。
収録は2010年から2012年と、だいたい最近の原稿のみ。
例によって、「ワニマガジン社」さんのHPでは立ち読みができました。
「まいこん」が数ページ読めます。

★その他

そんなこんなで「メメ50」センセでした。
こちらで2冊目ですね。
初単行本の「ちょめちょめオトメ」も無論紹介しています。
だいたい1年ぶり。
これくらいのペースでリリースしていきたいですねー。

なお、前述したように、今回の単行本には続けて出演しているキャラもいました。
細かく探すと、また違った発見ありそうですね。
まだ持ってない方は、この機会に探してみるのもいいでしょう。

りみっとぶれいく! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)りみっとぶれいく! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
(2012/02/01)
メメ50

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tag : ラブコメコメディーパンチラバッドエンド

■JUNK LAND ジャンクランド (紙魚丸)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] ラブコメ・眼鏡
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
      カラー描き下ろし「オマエとアタシのエスケープ」、
      描き下ろし「酩酊☆フリータイム」、
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×10
      (うち「オマエにはアタシが~シリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「紙魚丸(しみまる)」センセの「JUNK LAND ジャンクランド」です。

田中さん、先輩「菊川」・みなみ
※左:田中さん、右:先輩「菊川」・みなみ
 こんな感じで眼鏡な漫画でした。


■JUNK LAND ジャンクランド (紙魚丸)


★構成・概要 眼鏡系 成年ラブコメ

さて、本日は「JUNK LAND ジャンクランド」です。
紹介帯には、「メガネ・奥手×妄想娘」とありましたが、その通り。
ただ、”まじめ”というキーワードは違うと思います。
どっちかというとマニアですかね。

いちおう描き下ろしでの連続話がありますが、もう1つの描き下ろしは新作。
だいたい、似たテンションなヒロインでの短編集でした。
全体的に眼鏡比率が高いので、そんなんお好きな方にはいいでしょう。
初単行本ながら絵柄の個性は確立され、安定傾向。
お話もそうマイナスは感じませんでした。

★収録話 10話収録

003:「オマエとアタシのエスケープ」 カラー描き下ろし
007:「オマエにはアタシがお似合いだ」
カラー原稿は後の2人ですね。
学校での性教育プレイで4ページ。
本編はその切っ掛けとなるもの。
一緒の買い物でエロゲー・エロ漫画がOKな「田中」さん。
意識しているのは男性ばかりかと思いましたが、彼女からのお誘いです。
どちらかというと野暮ったい服装の下に着た下着が素敵
なんだか逆に良いですね(笑)
トイレでのえっちでした。
この「田中さん」はセンセの漫画をそのまま象徴するような娘さんですね。

031:「ファインダー越しのキミ」
写真部の「松田」くんが憧れる「みなみ」ちゃんと、部の先輩「菊川」さんという3名。
ヒロイン2人の百合えっちからの展開になっていました。
カップルなのはあくまでも女性の2人ですね
「松田くん」は…ここでは半分道具みたいなものか。

049:「勉強するよりバカになる」
「枝川」くんの部屋に入った「小島依子」さん。
彼の部屋にてえっちなアレコレにさらされた「依子さん」にスイッチが入ってしまうというもの。
手伝おうか?
という後の背中からの絵が可笑しい。
あの成年漫画っぽくない様が良いんでしょうね。
先の「田中さん」に近く、これは「枝川くん」との関係もイイ感じでした。

小島依子、従姉「アヤさん」
※左:小島依子、右:従姉「アヤさん」
 これね、背中からのプレイ。

067:「SEXY STREAM」
独りえっちをネット配信していた「ムツキ」は、部の後輩「カスカベ」さんだったのでした。
ポイントは、それを知った先輩という彼の反応。
”一味違ってくるな”
とか考えておりました。
あー、分かる分かる(笑)
撮影で彼女はウィッグつけてましたけど、なくても可愛いと思う。

091:「しかえしキッズ」
「ノブ」くんと彼の従姉「アヤ」さん。
いつも彼女から一方的にえろい事をされていた「ノブくん」が、友人らと寝込みを襲うというもの。
いちおう猫耳つけてるのね。
オチが面白いです。

115:「美少女探偵凋落の危機」
ハンチング帽な探偵さんが、捕まってえっちされてしまう流れ。
ショタな男子2人とでした。
シャツの下はノーブラなのね。
良いキャラでしたが、前後が短いのがちと残念。

131:「こちらこそよろしく」
クラスメイトから写真をネタに軽く調教されていた「竹内」さん。
続いていたプレイはあっさり終わったものの、なんだか日々物足りなくなり…という感じ。
「竹内さん」は水泳部。
競泳水着のまま拘束えっちとなっていました。

155:「資料じゃ仕方ないね?」
エロマンガの先生「ハルコ」さんのもとへアシスタントに行った「佐伯」くん。
まぁ、よくあるネタですが、いきなり咥えてますね。
武器も無しに戦場に立つやつがいるとでも?
そうした一言が良いです。
まぁ、そうだなぁ。
もの凄くえっちっぽくない感じな彼女からのお誘いが素敵でした。
オチの一言もそうだよねー。

179:「酩酊☆フリータイム」 描き下ろし
漫研での唯一の女性がアルコールから逆えっちを仕掛ける短編でした。
描き下ろしはどっか短編のキャラという訳ではないのね。

探偵さん、漫画家「ハルコさん」
※左:探偵さん、右:漫画家「ハルコさん」
 探偵さんはもう少し見たかったなー。

★絵柄

あっさり過ぎない、こざっぱりとした描き込み。
そう時期にひらきはないものの、新しい原稿のがより細かいかな。
輪郭線は比較的太めで、作画はしっかりとしたもの。
あまり濃過ぎず、丁度良いくらい。
黒が強く、画面を引き締めておりました。

輪郭を含めて縦長のすらりとしたスタイルのキャラ絵。
くりっとした目ながら、あまり媚びた可愛さはなく。
全員ではないものの眼鏡比率は高く、そちらもポイントでしょう。
どちらかというとコメディーぽく、テンポは良好
そう引っ掛かる表現などはありませんでした。
判断については↓表紙などのカラー絵でも良いと思います。
あるいは「コアマガジン」さんのサンプルが見易いです。

★その他

「紙魚丸」センセです。
こちらが初単行本でした。
まー、だいたい↓表紙そのままという感じでしたねー。
あまりえっちっぽくない、眼鏡なヒロインらのえっちです。
そうですね。
オタクの姉弟が/聖☆司」みたいな系統でしょう。
センセのは、そちらよりもリアル寄りっぽい感じ。
こうしたのも、そのうちひとジャンルになっていくのかな
結構好きなんで大歓迎ですが。

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紙魚丸

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tag : ラブコメコメディー競泳水着

■恋人ルール (南北)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク絵、
      描き下ろし「その後の犬のきもち」
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×15
      (うち「犬のきもち」×2、「ぶっかけマネージャー」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「南北(なんぼく)」センセの「恋人ルール」です。

店員「みずほさん」
※店員「みずほさん」
 このお尻が好きです。良い感じよね。


■恋人ルール (南北)


★構成・概要 成年ラブコメ

本日は「恋人ルール」です。
だいたいは短編ですが、描き下ろしなどで2本ほど連続になっているものもありました。
話数の多さがため、本もやや厚く読み応えがあります。
けっこうずっしりとした重量感ですよ。
(※全216ページくらい)

お話は簡単にくくるとラブコメ
コメディーお上手で、プレイはともかく楽しいえっちが多めでした。
タッチの濃さを生かしたような、緊張感のあるネタも良い感じ
ぐっという、強い吸引力がありましたよ。

ただ、個人的にはちらほらお話には引っ掛かっております。
絵柄・お話どちらも癖が強めですかね。

★収録話 12話収録

001:「ホワイトスプラッシュ」 カラー原稿
九州弁な「千夏」さんを囲んでの複数えっち。
ネグリジェが色っぽいです。
成年漫画だからこーなんでしょうけど、自分の彼女を普通に複数にさらすというのは…心情的に納得できません。

009:「恋人ルール」
なにげにこちらが表題作。
↓表紙を飾る眼鏡な「みずほ」さんですね。
店長・店員という関係。
告白した際に「セックスはしない」というルールがあったんですが…まぁ、可愛らしい感じでしたよ。
こういう寸止めは嫌いじゃないです(笑)

025:「犬のきもち」・描き下ろし「その後の犬のきもち」
「ハチ」こと「八千代」さんと「椀田」くんのカップル話。
デザインから彼にべったりな感じまで、犬っぽい彼女。
えっちに誘うのも「八千代さん」からばかりで、それに気付いた彼女がHを我慢するというもの。
それがため、限界に達してしまうのでした。わはは。
ホットパンツがえっちでしたよー。
なお、当然ながら野外です。
描き下ろしは犬コスプレ(手足と尻尾)をして、より犬っぽくなった「八千代さん」とのえっち。
まぁ、相変わらず可愛らしい娘さんです。
オチに注目。

八千代さん、忍者「間森しのぶ」
※左:八千代さん、右:忍者「間森しのぶ」
 新旧・絵柄のサンプルを兼ねてます。

041:「はつこい」
初恋のお姉ちゃん「みどり」さん。
大きくなった「良太」くんは、彼女「ミキ」ちゃんを連れて彼女の店に顔を見せたのでした。
女性2人のバトル、ではなく一方的ですね。
「みどりさん」の微妙な心情が巧く表現されていました。
あーなっちゃったら、もう止まんないですよ。

057:「姉のドア」
両親の再婚で義姉・義妹ができた主人公。
同居が始まったところ、義姉「冴子」さんの独りえっちを目撃してしまうのでした。
何度も書いてますが、成年漫画での独りえっちは誰かに見られるのがお約束。
ただ、これは明らかにお誘いです。
義妹「マイ」ちゃんが良い感じ。

073:「図書館恋愛」
図書館に勤める「神埼栞」さんとのえっち。
声出さなくとも、普通はバレるってば。
オチが爽やかです。

083:「下野クリニックへようこそ!」
こちらが裏表紙の2人。
包茎好きのナースさんと、ズルムケ好きな女医という設定が楽しいです。
でもいちいちあーだったら、仕事になんないですね(笑)

101:「うちには忍者がいる。」
「義彦」くんに仕える忍者「間森しのぶ」さんとのえっち。
古風な物腰と従順さが素敵。
ああした存在は男性の憧れでしょうね。
えっちにも喜んで応じてくれていました。

117:「ぶっかけマネージャー」
129:「ぶっかけマネージャー 純愛淫行編」
タイトルそのまま、野球部のマネージャーさんは男子部員に日々ぶっかけられていたのでした。
収録の中で、ネタではこちらがダントツだと思います
皆のモノを浴びつつも、まだ処女という設定が凄い。えろい。
見せたりなんだりもOKしていましたが、それもなし崩し的にかな。
あーしつつも、ちゃんどギリギリのところを守る部員が偉いですね。

続く「純愛淫行編」はマネージャーがえっちな下着を着るというもの。
前回なにげに直接していませんでしたが、こちらでは頑張ってます。
でも、えっちしちゃうとこの話は終わっちゃうんですよねー。
もうちょっと色々なパターンが見たい、秀逸なエピソードでした。

141:「新人ライターの香しき1日」
若い女性向け雑誌の新人ライター「若菜」さんと先輩「秋山」
当初はそんな雰囲気なかったのが、途中からガラっと変化しております。

159:「笑うカウンセラー」
酔っぱらった父親が、飲み屋で色っぽい女性にカウンセリングを持ちかけられるというもの。
まぁ、普通はなんか取られるとか、騙されるとか考えますよね。
途中でびっくりしますが、まぁ結果オーライかと思います。
漫画内ではオチでもうひと波乱~という感じでしたけど、そこは個人的にいまいち納得感がありませんでした。
別に壊さないと思う。

177:「真実の自画像」
こちらは眼鏡な生徒「亜出津都」さんと美術教師。
確かに年下には見えませんね。
ふけてるなー。
展開も容姿そのまま、驚くようなものでした。
どっぷりえっちでしたよ。
ある意味相性は良いと思います。

193:「ツヨクヨワク」
ラーメン屋を継いだ「響」さんと幼馴染み「洋」くん。
うーん、中盤のえっちが濃すぎたかな。
あーまで必要なかったのでは。

マネージャー、生徒「亜出津都」
※左:マネージャー、右:生徒「亜出津都」
 素朴さと色っぽさ、という感じに。生徒っぽくないでしょ。

★絵柄

コチラが最初とは思えないほど、絵柄を確立されてます。

線は強めながらもしなやか。
なんというんだろう。
やや大袈裟な、デフォルメきいたバランスで発色良く、ぱりっとまとまったような印象です。
新しい原稿になるにつれ、線が細く、描き込みも細かくなっていました。
ちなみに原稿時期は09年から11年と、さほど開きはありません。
差はあるものの、どちらも巧く、異なる味わいなので問題ないでしょう。
ただ、↓表紙とかカラーのイメージから続くのは、やっぱり新しい方かなー。
全体の色は薄め。
それがため、ページはごっちゃりと賑やかになっています。
ちょっとですが、見辛い個所もありました。
どちらかというとリアル寄りで、色気たっぷりなアダルト女性がお上手。
可愛らしい女性も良いですね。
派手めな漫画表現がためか、コメディー崩しも自然で、小さいコマなどにも違和感ありません。

個性が定まっているだけ癖は強く、もしかしたら人を選んでしまうかもしれません
前述したように、カラーまるまる鵜呑みにするのは違うかも。
紹介帯のカット絵か、「はつこい」の立ち読める「ワニマガジン社」さんのHPがオススメ。

★その他

以上、初単行本の「南北」センセでした。
例によって、このブログを書く前にHPへとお邪魔してきました。
置いてあったイラストが良かったです。
トミノ系、としてまとめられたのが…おもろえっちです。
凄いですね。
えー、話を単行本に戻します。
あちこち書店ではイラストカードですが、某書店では小冊子でした。
どうせ買うならばおまけでゴー!、でしょう。
そっちだったかー。

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