■触愛 (無望菜志)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]触手・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろしギャラリー。
・その他: 短編×9(うち「神父・マルキン シリーズ」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「無望菜志(なもなし)」センセの「触愛(ふれあい)」です。
宣伝見て驚き。
えー、某邦画ですね。
(いちおう伏せときます)
そりゃ、驚くような凄い事だとは思いますが…映画にするほどの題材デスカ??
また、ちらほらレビュー見ると、そう悪くないのにまた驚き。
もしかして、凄い面白かったりして。
※左:龍騎士さん、右:双子のお姉さん
各話にてタッチがやや異なります。左の太い感じが好き。
■触愛 (無望菜志)
★構成・概要 成年・触手えっち
そんな訳で、本日は「触愛(ふれあい)」です。
毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんからの単行本。
優しめな響きのタイトルですが、実際のところは漢字の方ですね。
内容は、↓表紙そのままのハードなものでした。
「無望菜志」センセもあとがきにて描かれています。
同じ触手系でも、「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」とは違う、いかにもという漫画群です。
ネタはお約束なファンタジー。
全てバトルものでした。
こうした漫画のお約束で、ぎりぎりな攻防となっています。
いかにも都合の良い、逆転勝利はありません。
…で、ぶっちゃけバッドエンディングが多め。
圧倒的な力によって、めたくたえっちされる~というお話ですね。
この時点で、好き嫌いはきっちり分かれるでしょう。
ぱっと見では、短編と3話ほどの中編による構成。
しかし、後半のお話群は同キャラにて繋がっており、収録のうちの5話は軽い連続話のような感じになっていました。
本当に軽い程度ではありますが。
また、お話を跨いで登場するのも女の子ではなく、イヤーな感じの肥えた野郎なんですけどね。
★収録話 9話収録
005:「しるべの先で」
新人神官と巨大なヘビの化け物が対決するお話。
オープニングでは既に口に突っ込まれていたものの、隙をついて撃退しております。
しかし、その口から体内へと侵入しており…という、ちょっと背筋が寒くなるネタ。
こわー。
お尻から出た無数の触手によって、より事態が悪化してしまうのでした。
これはシスターな神官さんですね。
神に仕える、という設定もちゃんと生かされており、後半ではまさに一か八かの勝負をしておりました。
どうなるかは…秘密。
※スク水退魔士「ななせ」
ビジュアル重視ですね。軽いタッチでの連続話のが良さそう。
023:「緋龍と騎士」
こちらは伝説の龍騎士となるべく、単身で緋龍に挑む試練のお話です。
四足なドラゴンと対峙しており、ポイントは龍騎士さんのぴっちりとしたスーツ。
胸部分や籠手は鎧っぽいんですけどね。
先のエピソードと同じく、完全に追い詰められているんですが…。
039:「合わせ鏡」
竜と同化した妹「季乃」を討ちにきた、姉というお話。
こちらがデビューしたての頃に描いたものだとか。
双子姉妹の対決ですね。
姿そっくりで、やや倒錯した愛情を絡め取られるような流れ。
真っ暗ではないものの、じんわり闇に沈むようなオチになってます。
なお、服装は現代ちっく。
055:「スク水退魔士ななせ」
タイトルそのまま、セーラー・スク水という出で立ちの退魔士「ななせ」さん。
雰囲気だけならば、軽いアクションえっちにもなりそうなんですが…お友達「瑠璃」ちゃんが魔物に捕まってしまったため、彼女を救うべく身を投げ出すのでした。
泣かせる展開ですが…そう、そこの人が思った(?)とおり。
結局のところ、どちらもえっちされちゃうのでした。
「瑠璃ちゃん」が支配されたことで、途中から彼女が襲うような雰囲気になってます。
いかにもなコスチュームにポニーテールが似合っており、「ななせさん」はもう一度活躍が見たいなぁ。
071:「聖母懐妊」
強大な力を持つ吸血鬼「イーグリット」に対する、神父「マルキン」というお話。
こちらがシリーズの1話目。
攻め込む「イーグリットさん」はバカバカ殺害していましたが…容姿としては可愛らしいロリ少女。
一方の「マルキン」は薄い笑みを浮かべる小太りな男性ということで、どっちが悪者か明確(笑)
だいたい、この手の漫画で「神」とかなんとか言ってる奴にマトモなキャラはいないでしょう。たぶん。
ネタは、なるほど、と思わず納得してしまうようなもの。
たぶんコレが切っ掛けで、次の話となるのでしょう。
087:「異神洗礼」
神の信徒らに対抗する、魔女。
冒頭の雰囲気では、またどう見ても魔女のが悪者っぽいんですが…信徒らの中に神父「マルキン」が登場。
魔女とか言われていた彼女が、魔法少女ちっくなロリっ娘だったため、こちらも善悪がクッキリ(笑)
信仰されてる「神」は増え続けている上に「マルキン」の能力もあって、質悪いですね。
相当に強いらしく、やっぱり返り討ちとなってしまうのでした。
103:「閂の巫女」 前中後編
こちらも神父「マルキン」で、最終章というべき連続3話。
彼に国を滅ぼされた、「アルティナ」がたどり着いたのは坂東の地。
領主に拾われ、娘のように育てられていた彼女は、現れた仇に単身立ち向かうのでした。
ラストを飾るに相応しいバトル、展開です。
「アルティナさん」の作戦にまず驚き。
なるほど。
しかし、相手はそれを上回っていたのでした。
義父ほか坂東武者らの突撃も、泣かせる展開でした。
が、しかし…。
中編はまた実にイヤらしい展開。
触手に続き、スライムのようなものを仕掛けられるんですが…この部分が秀逸でした。
そうかー。
どんなんかは、ぜひ単行本でご確認下さいね。
「アルティナさん」はまた着物の下にぴっちりとしたスーツを着ており、そちらもまたイイ感じです。
そんなこんなでの後編がどうなるのか、お楽しみに。
ラストともあって、たっぷりの触手が楽しめますよ。
※左:魔女さん、右:アルティナさん
やっぱり↓表紙を飾る「アルティナさん」でしょ。薄皮な感じが良いです。
★絵柄
ごく丁寧な、きっちりとした線の作画。
濃淡はだいたい適度なくらい。
そう黒は強くなく、デジタルの灰色な色使いでした。
ジャンルがため、触手とか液体などで、ページはにぎやか。
ただし、バランスは良く、乱れ・崩れがないため、まとまっています。
同系統な漫画と比べ、はるかに見易く安定していました。
あとがきに書かれていたように、デビュー直後から最近の原稿までが収録。
それぞれでタッチは異なっていましたが、お上手なのは昔からのこと。
この点については、さして問題ではありません。
キャラはふっくらとした、漫画っぽいもの。
どっちかいうと、ひでるさんの年始の誓いそのままに貧乳傾向でした。
判断については、↓表紙でもいいですが、漫画カットのある裏表紙がいいでしょう。
可愛らしいヒロインらがガッチリされてしまうので、絵柄うんぬんよりもそっちの耐性のが必要だと思います。
…あ。
「キルタイムコミュニケーション」さんのHPでは専用ページもあったので、余裕あるならそっちがオススメ。
★その他
以上、今回もオススメな「無望菜志」センセでした。
こちらのブログでは、ラブコメ系触手モノ「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」、武士なヒロイン「なつさん」の「剣より強し」などを紹介してます。
今回で3冊目~かと思ってましたが、さにあらず。
なんと、別のお名前がありました。
「山田馬也(やまだまや)」だって。
そうなのかー。
そっち名義でも、「かたぴら・おぺれった」という、露出高めなラブコメ漫画を出されています。
こりゃー、今度書店で探すしかないですねー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]触手・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろしギャラリー。
・その他: 短編×9(うち「神父・マルキン シリーズ」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「無望菜志(なもなし)」センセの「触愛(ふれあい)」です。
宣伝見て驚き。
えー、某邦画ですね。
(いちおう伏せときます)
そりゃ、驚くような凄い事だとは思いますが…映画にするほどの題材デスカ??
また、ちらほらレビュー見ると、そう悪くないのにまた驚き。
もしかして、凄い面白かったりして。
※左:龍騎士さん、右:双子のお姉さん
各話にてタッチがやや異なります。左の太い感じが好き。
■触愛 (無望菜志)
★構成・概要 成年・触手えっち
そんな訳で、本日は「触愛(ふれあい)」です。
毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんからの単行本。
優しめな響きのタイトルですが、実際のところは漢字の方ですね。
内容は、↓表紙そのままのハードなものでした。
「無望菜志」センセもあとがきにて描かれています。
同じ触手系でも、「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」とは違う、いかにもという漫画群です。
ネタはお約束なファンタジー。
全てバトルものでした。
こうした漫画のお約束で、ぎりぎりな攻防となっています。
いかにも都合の良い、逆転勝利はありません。
…で、ぶっちゃけバッドエンディングが多め。
圧倒的な力によって、めたくたえっちされる~というお話ですね。
この時点で、好き嫌いはきっちり分かれるでしょう。
ぱっと見では、短編と3話ほどの中編による構成。
しかし、後半のお話群は同キャラにて繋がっており、収録のうちの5話は軽い連続話のような感じになっていました。
本当に軽い程度ではありますが。
また、お話を跨いで登場するのも女の子ではなく、イヤーな感じの肥えた野郎なんですけどね。
★収録話 9話収録
005:「しるべの先で」
新人神官と巨大なヘビの化け物が対決するお話。
オープニングでは既に口に突っ込まれていたものの、隙をついて撃退しております。
しかし、その口から体内へと侵入しており…という、ちょっと背筋が寒くなるネタ。
こわー。
お尻から出た無数の触手によって、より事態が悪化してしまうのでした。
これはシスターな神官さんですね。
神に仕える、という設定もちゃんと生かされており、後半ではまさに一か八かの勝負をしておりました。
どうなるかは…秘密。
※スク水退魔士「ななせ」
ビジュアル重視ですね。軽いタッチでの連続話のが良さそう。
023:「緋龍と騎士」
こちらは伝説の龍騎士となるべく、単身で緋龍に挑む試練のお話です。
四足なドラゴンと対峙しており、ポイントは龍騎士さんのぴっちりとしたスーツ。
胸部分や籠手は鎧っぽいんですけどね。
先のエピソードと同じく、完全に追い詰められているんですが…。
039:「合わせ鏡」
竜と同化した妹「季乃」を討ちにきた、姉というお話。
こちらがデビューしたての頃に描いたものだとか。
双子姉妹の対決ですね。
姿そっくりで、やや倒錯した愛情を絡め取られるような流れ。
真っ暗ではないものの、じんわり闇に沈むようなオチになってます。
なお、服装は現代ちっく。
055:「スク水退魔士ななせ」
タイトルそのまま、セーラー・スク水という出で立ちの退魔士「ななせ」さん。
雰囲気だけならば、軽いアクションえっちにもなりそうなんですが…お友達「瑠璃」ちゃんが魔物に捕まってしまったため、彼女を救うべく身を投げ出すのでした。
泣かせる展開ですが…そう、そこの人が思った(?)とおり。
結局のところ、どちらもえっちされちゃうのでした。
「瑠璃ちゃん」が支配されたことで、途中から彼女が襲うような雰囲気になってます。
いかにもなコスチュームにポニーテールが似合っており、「ななせさん」はもう一度活躍が見たいなぁ。
071:「聖母懐妊」
強大な力を持つ吸血鬼「イーグリット」に対する、神父「マルキン」というお話。
こちらがシリーズの1話目。
攻め込む「イーグリットさん」はバカバカ殺害していましたが…容姿としては可愛らしいロリ少女。
一方の「マルキン」は薄い笑みを浮かべる小太りな男性ということで、どっちが悪者か明確(笑)
だいたい、この手の漫画で「神」とかなんとか言ってる奴にマトモなキャラはいないでしょう。たぶん。
ネタは、なるほど、と思わず納得してしまうようなもの。
たぶんコレが切っ掛けで、次の話となるのでしょう。
087:「異神洗礼」
神の信徒らに対抗する、魔女。
冒頭の雰囲気では、またどう見ても魔女のが悪者っぽいんですが…信徒らの中に神父「マルキン」が登場。
魔女とか言われていた彼女が、魔法少女ちっくなロリっ娘だったため、こちらも善悪がクッキリ(笑)
信仰されてる「神」は増え続けている上に「マルキン」の能力もあって、質悪いですね。
相当に強いらしく、やっぱり返り討ちとなってしまうのでした。
103:「閂の巫女」 前中後編
こちらも神父「マルキン」で、最終章というべき連続3話。
彼に国を滅ぼされた、「アルティナ」がたどり着いたのは坂東の地。
領主に拾われ、娘のように育てられていた彼女は、現れた仇に単身立ち向かうのでした。
ラストを飾るに相応しいバトル、展開です。
「アルティナさん」の作戦にまず驚き。
なるほど。
しかし、相手はそれを上回っていたのでした。
義父ほか坂東武者らの突撃も、泣かせる展開でした。
が、しかし…。
中編はまた実にイヤらしい展開。
触手に続き、スライムのようなものを仕掛けられるんですが…この部分が秀逸でした。
そうかー。
どんなんかは、ぜひ単行本でご確認下さいね。
「アルティナさん」はまた着物の下にぴっちりとしたスーツを着ており、そちらもまたイイ感じです。
そんなこんなでの後編がどうなるのか、お楽しみに。
ラストともあって、たっぷりの触手が楽しめますよ。
※左:魔女さん、右:アルティナさん
やっぱり↓表紙を飾る「アルティナさん」でしょ。薄皮な感じが良いです。
★絵柄
ごく丁寧な、きっちりとした線の作画。
濃淡はだいたい適度なくらい。
そう黒は強くなく、デジタルの灰色な色使いでした。
ジャンルがため、触手とか液体などで、ページはにぎやか。
ただし、バランスは良く、乱れ・崩れがないため、まとまっています。
同系統な漫画と比べ、はるかに見易く安定していました。
あとがきに書かれていたように、デビュー直後から最近の原稿までが収録。
それぞれでタッチは異なっていましたが、お上手なのは昔からのこと。
この点については、さして問題ではありません。
キャラはふっくらとした、漫画っぽいもの。
どっちかいうと、ひでるさんの年始の誓いそのままに貧乳傾向でした。
判断については、↓表紙でもいいですが、漫画カットのある裏表紙がいいでしょう。
可愛らしいヒロインらがガッチリされてしまうので、絵柄うんぬんよりもそっちの耐性のが必要だと思います。
…あ。
「キルタイムコミュニケーション」さんのHPでは専用ページもあったので、余裕あるならそっちがオススメ。
★その他
以上、今回もオススメな「無望菜志」センセでした。
こちらのブログでは、ラブコメ系触手モノ「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」、武士なヒロイン「なつさん」の「剣より強し」などを紹介してます。
今回で3冊目~かと思ってましたが、さにあらず。
なんと、別のお名前がありました。
「山田馬也(やまだまや)」だって。
そうなのかー。
かたぴら・おぺれった (1) (角川コミックス・エース 285-1) (2010/06/26) 山田 馬也 商品詳細を見る |
そっち名義でも、「かたぴら・おぺれった」という、露出高めなラブコメ漫画を出されています。
こりゃー、今度書店で探すしかないですねー。
触愛 (二次元ドリームコミックス 250) (2011/09/28) 無望菜志 商品詳細を見る |
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■恋と心とHの関係 (西野映一)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・カップル
・おまけ: おまけ4コマ劇場。
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西野映一(にしの・えいいち)」センセの「恋(LOVE)と心(はぁと)とHの関係」です。
どーでもいい前置きを少々。
風呂場の電気が切れました。
しかも、買ってきたばかりの含めて、2コ連続で。
なにかの呪いでしょうか?
しかし、薄暗い中での風呂というのは…やや不気味なものですねー。
もしローソクとかあれば、ちょっぴり淫靡な雰囲気を楽しめそうなんですが。
1日1エロス、ひでるです。
さて、くだらん話はそれくらいに、本日は「恋と心とHの関係」です。
一般えっち系でお馴染み、「マンサンコミックス」からの単行本なのでした。
しっかりとしたストーリー(ある程度でも)と、多めなえっち描写で、このシリーズは信頼度高め。
むろん、こちらもそんなん。
あの↓表紙に何らかを感じた方は、手を出しても大丈夫でしょう(たぶん)
なにしろ、描かれているのは「よめはいむ」、「ぴんくぐろぅあっぷれい」などを紹介している「西野映一」センセですからね。
そう際立つような目新しさはないものの、お話・絵柄ともに安定した仕上がりでした。
※佐野智恵理
全ての切っ掛けはこの方でした。
なお、お話構成がため、今回はある程度ネタばれる書き方になっちゃっています。
先に色々と知りたくない方は↓この下に進まないように。
お約束な感じ強く、そうストーリーの妙を楽し漫画ではないですけどね。
本編でも、
「大崎さんの相手は僕なんだけど…」
とか、作品世界を上から見下ろしているような発言もあったりします。
ちょっとしたスパイスですかね。
「私決めた!!処女捨てる!!」
昨夜のTVに影響された「佐野智恵理」は、いきなりそんなことを言いだしました。
しかし、友人「長原鏡子」、「大崎ゆゆみ」らが意中の相手「秋坂大介」にバラし、また煽ってしまったことで、なんだか妙な空気になってしまうのです。
そんな2人を冷静な目で見ていた「鏡子」も、想い寄せる「三矢」に挑み、また「ゆゆみ」はあぶれた「高井」にお試しえっちを誘うのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
6名男女のラブコメ漫画です。
一応は連続したストーリー。
ただ、見事に3話づつでメインカップルが変更されており、それぞれ精神・肉体のどちらも通じ合うまで、が描かれていました。
個性的ではあったものの、そう突出したキャラはおらず、ごくごく無難な設定。
前述したように新鮮・派手なポイントはありませんが、しっかりとした心理描写で安定感のある1冊となってます。
えっち宣言をした「智恵理さん」が紆余曲折の末にまとまり。
触発された「鏡子さん」が色々ありつつもそれに続き。
それぞれがカップルとなったことで、あまった「ゆゆみさん」がくっつくという展開。
流れはそんなんで、カップルがバトンタッチしていくような風情でした。
いちおう繋がっているものの、同一世界、同キャラ出演のオムニバスみたいな感覚ですね。
また、6名の男女をメインとした漫画ですが、すでに相手はキッチリ決まっています。
恋愛関係での複雑なアレコレとか、揉めたりなんだりはありません。
どちらもカップル完成前なので、えっちも初めてなど、自分らのことでいっぱい・いっぱい。
それがためか、お話に入るとメイン以外のキャラはほぼ出番はなく。
まったくない訳ではないですが、絡みはごく控え目になってます。
個人的には、そのあたりが残念でした。
巻末4コマみたいに、集合した楽しさがないんだもの。
※長原鏡子
彼があんなんなので、今後も大変そう。がんばれ。
1~3話までが、中扉を1人で飾っていた「智恵理さん」と「大介くん」のエピソード。
冒頭の「鏡子さん」らは…意地悪ですね。
特に「ゆゆみさん」の一言は強烈。
天然っぽいキャラなのかと思いましたが、彼女の主役回を見る限りわざとかな。
当初の計画を崩された「智恵理さん」は置いといて、「大介くん」を決意させる切っ掛けにはなっていました。
そんな訳で、いきなり野外です。
「智恵理さん」はノーブラですか?
名前だけ出ていた男子「三矢」・「高井」が登場するのは2話から。
こちらでは友人らのサポートを受け、うまいこといってます。
その素直さが必要だわね。
前回はともかく、こちらオチであんなんなるとは思いませんでした。
…癖になっちゃうぞ。
「三矢くん」の言ってたアレはその通り。
ちょっと嬉しさあったりして(笑)
4話~6話までが、冷静沈着に見えていた「鏡子さん」
その相手は、同じく眼鏡であまり素を見せない「三矢くん」なのでした。
眼鏡で揃えないだろうと思ったんですけどねー。
皆でいる際には”アホの娘”という「智恵理さん」の存在がためか、「鏡子さん」は突っ込み役になるんですが、似たタイプの彼と一緒だと色々な表情を見せてくれますね。
そうはっちゃけた人ではないんですが。
いっぱい・いっぱいなのか。
先のカップルとは逆で、機会を逃すまいと路上えっちになる2人。
慌ただしく、間違ったりしていました。
そんな感じでお互い言葉足らずなため、身体の関係が先行して精神が追いつかないというカップルになってます。
「智恵理さん」のエピソードでも目立っていましたが、「三矢くん」は極端でややこしいキャラですね。
これは「鏡子さん」今後もやきもきさせられそうだなぁ。
彼女はなかなか敏く、ちょっとした表情から彼の心理を読んだりしてましたから。
5話オチ付近から6話冒頭あたりまでの「鏡子さん」がキュートです。
ラストにもびっくりすると思います。
アレは凄い。
※大崎ゆゆみ
見ていて面白いのは彼女。単行本前半で控え目なのはわざとかな。
7話~9話までが「ゆゆみさん」のお話。
前回に積み残された疑問の解決話から始まっております。
すっかりカップルになった2人とは裏腹に、恋愛・えっちどちらも興味ないという「ゆゆみさん」
可愛らしい容姿の彼女でしたが、ちらほら見せていた変わった部分が前面になってます。
先の2人はある意味正統派でしたが、彼女は変化球。
成年漫画っぽいキャラかな。
積極的に「高井くん」を玩具としていました。
待ち合わせた際にも、彼で遊んだ後にホテルへと引っ張っていました。
たぶん、細かにデート計画立ててたと思いますよ、彼。
そんなテンションで、この先はどうなってしまうのかと思いましたが…最終話に注目です。
つい先日に見たお話と異なり、巧くまとめていたと思います。
安定感あるすっきりな絵柄。
極細の丁寧な線で、描き込みはこざっぱりとしてます。
濃淡は適度か、やや薄いくらい。
だいたいコマにおさまっており、良いまとまり。
どこか落ち着いた雰囲気あるのは、それがためかと思います。
表現などに問題はなく、特に引っかかる箇所もありません。
漫画の巧い方です。
肩幅広めなキャラは独特なバランス感覚。
ちょっと癖は強めでしょう。
カラーはまた若干見え方が異なるため、↓表紙はあまり参考になりません。
脳内でうまく線画に変換して、判断して下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりとお上手ですが、癖は強めです。
・話3: 全然悪くないですが、個人的に足りないかなー、と。
・独3: プラスなんちゃらがほしかったです。
合計:[10/15]
なぜかスカートめくりあってる↓表紙はいい感じなんですが。
もう少し露骨にそれをアップで見せてほしかったかなー、と。
文字などもあってやや見辛いんですよー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・カップル
・おまけ: おまけ4コマ劇場。
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西野映一(にしの・えいいち)」センセの「恋(LOVE)と心(はぁと)とHの関係」です。
どーでもいい前置きを少々。
風呂場の電気が切れました。
しかも、買ってきたばかりの含めて、2コ連続で。
なにかの呪いでしょうか?
しかし、薄暗い中での風呂というのは…やや不気味なものですねー。
もしローソクとかあれば、ちょっぴり淫靡な雰囲気を楽しめそうなんですが。
1日1エロス、ひでるです。
さて、くだらん話はそれくらいに、本日は「恋と心とHの関係」です。
一般えっち系でお馴染み、「マンサンコミックス」からの単行本なのでした。
しっかりとしたストーリー(ある程度でも)と、多めなえっち描写で、このシリーズは信頼度高め。
むろん、こちらもそんなん。
あの↓表紙に何らかを感じた方は、手を出しても大丈夫でしょう(たぶん)
なにしろ、描かれているのは「よめはいむ」、「ぴんくぐろぅあっぷれい」などを紹介している「西野映一」センセですからね。
そう際立つような目新しさはないものの、お話・絵柄ともに安定した仕上がりでした。
※佐野智恵理
全ての切っ掛けはこの方でした。
なお、お話構成がため、今回はある程度ネタばれる書き方になっちゃっています。
先に色々と知りたくない方は↓この下に進まないように。
お約束な感じ強く、そうストーリーの妙を楽し漫画ではないですけどね。
本編でも、
「大崎さんの相手は僕なんだけど…」
とか、作品世界を上から見下ろしているような発言もあったりします。
ちょっとしたスパイスですかね。
「私決めた!!処女捨てる!!」
昨夜のTVに影響された「佐野智恵理」は、いきなりそんなことを言いだしました。
しかし、友人「長原鏡子」、「大崎ゆゆみ」らが意中の相手「秋坂大介」にバラし、また煽ってしまったことで、なんだか妙な空気になってしまうのです。
そんな2人を冷静な目で見ていた「鏡子」も、想い寄せる「三矢」に挑み、また「ゆゆみ」はあぶれた「高井」にお試しえっちを誘うのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
6名男女のラブコメ漫画です。
一応は連続したストーリー。
ただ、見事に3話づつでメインカップルが変更されており、それぞれ精神・肉体のどちらも通じ合うまで、が描かれていました。
個性的ではあったものの、そう突出したキャラはおらず、ごくごく無難な設定。
前述したように新鮮・派手なポイントはありませんが、しっかりとした心理描写で安定感のある1冊となってます。
えっち宣言をした「智恵理さん」が紆余曲折の末にまとまり。
触発された「鏡子さん」が色々ありつつもそれに続き。
それぞれがカップルとなったことで、あまった「ゆゆみさん」がくっつくという展開。
流れはそんなんで、カップルがバトンタッチしていくような風情でした。
いちおう繋がっているものの、同一世界、同キャラ出演のオムニバスみたいな感覚ですね。
また、6名の男女をメインとした漫画ですが、すでに相手はキッチリ決まっています。
恋愛関係での複雑なアレコレとか、揉めたりなんだりはありません。
どちらもカップル完成前なので、えっちも初めてなど、自分らのことでいっぱい・いっぱい。
それがためか、お話に入るとメイン以外のキャラはほぼ出番はなく。
まったくない訳ではないですが、絡みはごく控え目になってます。
個人的には、そのあたりが残念でした。
巻末4コマみたいに、集合した楽しさがないんだもの。
※長原鏡子
彼があんなんなので、今後も大変そう。がんばれ。
1~3話までが、中扉を1人で飾っていた「智恵理さん」と「大介くん」のエピソード。
冒頭の「鏡子さん」らは…意地悪ですね。
特に「ゆゆみさん」の一言は強烈。
天然っぽいキャラなのかと思いましたが、彼女の主役回を見る限りわざとかな。
当初の計画を崩された「智恵理さん」は置いといて、「大介くん」を決意させる切っ掛けにはなっていました。
そんな訳で、いきなり野外です。
「智恵理さん」はノーブラですか?
名前だけ出ていた男子「三矢」・「高井」が登場するのは2話から。
こちらでは友人らのサポートを受け、うまいこといってます。
その素直さが必要だわね。
前回はともかく、こちらオチであんなんなるとは思いませんでした。
…癖になっちゃうぞ。
「三矢くん」の言ってたアレはその通り。
ちょっと嬉しさあったりして(笑)
4話~6話までが、冷静沈着に見えていた「鏡子さん」
その相手は、同じく眼鏡であまり素を見せない「三矢くん」なのでした。
眼鏡で揃えないだろうと思ったんですけどねー。
皆でいる際には”アホの娘”という「智恵理さん」の存在がためか、「鏡子さん」は突っ込み役になるんですが、似たタイプの彼と一緒だと色々な表情を見せてくれますね。
そうはっちゃけた人ではないんですが。
いっぱい・いっぱいなのか。
先のカップルとは逆で、機会を逃すまいと路上えっちになる2人。
慌ただしく、間違ったりしていました。
そんな感じでお互い言葉足らずなため、身体の関係が先行して精神が追いつかないというカップルになってます。
「智恵理さん」のエピソードでも目立っていましたが、「三矢くん」は極端でややこしいキャラですね。
これは「鏡子さん」今後もやきもきさせられそうだなぁ。
彼女はなかなか敏く、ちょっとした表情から彼の心理を読んだりしてましたから。
5話オチ付近から6話冒頭あたりまでの「鏡子さん」がキュートです。
ラストにもびっくりすると思います。
アレは凄い。
※大崎ゆゆみ
見ていて面白いのは彼女。単行本前半で控え目なのはわざとかな。
7話~9話までが「ゆゆみさん」のお話。
前回に積み残された疑問の解決話から始まっております。
すっかりカップルになった2人とは裏腹に、恋愛・えっちどちらも興味ないという「ゆゆみさん」
可愛らしい容姿の彼女でしたが、ちらほら見せていた変わった部分が前面になってます。
先の2人はある意味正統派でしたが、彼女は変化球。
成年漫画っぽいキャラかな。
積極的に「高井くん」を玩具としていました。
待ち合わせた際にも、彼で遊んだ後にホテルへと引っ張っていました。
たぶん、細かにデート計画立ててたと思いますよ、彼。
そんなテンションで、この先はどうなってしまうのかと思いましたが…最終話に注目です。
つい先日に見たお話と異なり、巧くまとめていたと思います。
安定感あるすっきりな絵柄。
極細の丁寧な線で、描き込みはこざっぱりとしてます。
濃淡は適度か、やや薄いくらい。
だいたいコマにおさまっており、良いまとまり。
どこか落ち着いた雰囲気あるのは、それがためかと思います。
表現などに問題はなく、特に引っかかる箇所もありません。
漫画の巧い方です。
肩幅広めなキャラは独特なバランス感覚。
ちょっと癖は強めでしょう。
カラーはまた若干見え方が異なるため、↓表紙はあまり参考になりません。
脳内でうまく線画に変換して、判断して下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりとお上手ですが、癖は強めです。
・話3: 全然悪くないですが、個人的に足りないかなー、と。
・独3: プラスなんちゃらがほしかったです。
合計:[10/15]
なぜかスカートめくりあってる↓表紙はいい感じなんですが。
もう少し露骨にそれをアップで見せてほしかったかなー、と。
文字などもあってやや見辛いんですよー。
恋と心とHの関係 (マンサンコミックス) (2011/08/29) 西野 映一 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメ
■妄想チャンネル (中田モデム)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]長髪・巨乳
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏にいちおう別絵、
カラー描き下ろし「成長曲線prologue」、
描き下ろし「筆下しover30」(一部)
・その他: カラー(4P)、短編×13(うち「成長曲線」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中田モデム(なかた・もでむ)」センセの「妄想チャンネル」です。
ちょっとスペースをお借りして。
「藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンしましたねー。
入館チケットは日時指定の予約制なのだとか。
(※ミュージアムでの販売なく、ローソンでしか購入できない)
キャラクターのいる「はらっぱ」とか見てみたいんですが…おそらくメチャ混んでいるだろうなぁと、ある程度ほとぼり冷めるまで待つこととしました。
そのうちグッズも充実してくるだろうし。
さて、本日は「中田モデム」センセの「妄想チャンネル」です。
これで2冊目の単行本のようですが、なんと4年ぶりなのだとか。
開きましたねー。
ひでるさんはこちらが初見になります。
収録はほぼ短編での構成。
恋愛というほど重くもないですが、ラブコメというほど軽くはないお話群になっていました。
登場するのは学生や人妻などのお姉さんなど、アダルト寄りになってます。
黒髪(ばかりでないですが)好きな人はよりいいかもしれません。
※佳世さん
この単行本は彼女だと思います。イイ話でした。
ネットに女性経験がないことを書き込んだ、童貞の中年男。
すると、1人筆下しを承諾の回答をしてきた女性がいたのでした。
「筆下しover30」はだいたいそんなん。
これはパンスト漫画ですね。
前半はしれっとした表情のヒロイン「佳世」さん。
足でぐりぐりやってくれます。
いいなぁ(笑)
しかも器用に足だけでズボンから男性自身を取り出しています。
格好良いですね、どこで習得したんだろう。
そんな「佳世さん」の雰囲気が変わる、中盤以降がまた見どころ。
「世界で私だけしか知らない…」
そんな台詞も言っていましたよ。
うん、覚えておけば、他のタイミングでも使えそうですねー。
オチでも実にキュートな感じでした。
彼女の魅力がため、収録ではトップクラスの短編だと思います。
追加の描き下ろしは4ページとのこと。
冒頭漫画「成長曲線prologue」と「成長曲線」
ふしだらな行為をしている生徒がいる。
そんな訳で、理科準備室まで来た風紀委員「春菜」が見たのは、元彼「マサヤ」のえっちだったのです。
彼の自分本位なところが嫌で別れていたものの、そんなんを見せられた「春菜」は…という流れ。
気の強いヒロイン「春菜さん」は、前髪切り揃えられた黒髪ロングな女性。
「中田モデム」センセのご趣味だそうです。
それがためか、やや似た感じが多いんですかね。
カラー描き下ろしの「成長曲線prologue」は過去場面。
セーラー服の「春菜さん」です。
彼「マサヤくん」はスレンダーだった彼女に不満を持っていたので、もう少し貧乳に描いた方が分かりやすかったのでは。
本編では素晴らしいサイズを見せていましたけどねー。
取り締まる側がえっちしちゃうところがポイント。
ネットに流出した動画が学校の制服。
しかも、顔にモザイクはあったものの、映っている女性が幼馴染み「五十嵐」とホクロの位置が同じだったのでした。
それに気づいた「ヒロト」は、久しぶりで彼女に声をかけるのでした。
「小悪魔の涙」はそんな短編。
学校の定番、屋上えっちです。
こちらの「五十嵐さん」は大人しい感じのヒロイン。
そんな彼女のえっちな言動をお楽しみ下さい。
お話の結末はあーしたものでしたが、ややピンと来なくなってしまった印象です。
ページ不足というか、やや無理やりな感じがしました。
※左:五十嵐さん、右:風紀委員「春菜さん」
「五十嵐さん」の話はもう少しプラスなんちゃらがほしいかなー。
友人「晴美」が社長とのえっちで支店長になったことを受け、「ケイコ」もその言いなりになることを決意したのでした。
ビジネス短編「交姦条件」は簡単にそうした話。
どの程度の支店長か知りませんが…仕事はそんな甘いモノではないですよ。
こんな社長ではたかが知れてますが。
女性用下着メーカーなため、自社製品着用が義務付けられており、スカートめくりOKという規則が素敵。
コレはどんなエロ会社だ。
拘束する描写はありましたが、もっとマニアなプレイでもらしくなったかも。
「兄以上?兄妹未満」は義兄「陽一」と義妹「しのぶ」
両親の再婚で兄妹となったものの、2人の関係はギクシャクしておりました。
そこで家族旅行を提案され、2人きりで同室となったのです。
ちょっと仕掛けが早いかなー。
分らんではないものの、後半のえっち部分は強引。
あまり伝わってきません。
もともと知り合いというならばアリかもしれませんが。
独りえっちとか、お風呂シーンはなくても良かったのでは。
「双性姉妹」は双子の妹「葵」の彼氏「緑野」に、同じく想いを寄せる姉「真紅」
一度だけと、こっそり入れ替わってえっちをするのでした。
よくある双子のネタ。
お話は奇麗に終わり、超感覚などもなく、普通。
ここはバレて揉める方が好みなんですけどねー。
なお、そんなんなため、皆で一緒にという展開はありません。
「夕子」さんの「みだらばな」、メイド喫茶のバイトを始める「美樹」さんの「同級生 再会」ほか、ショート「うすい壁」も含めて人妻な3話。
「みだらばな」は…旦那があまりに情けなく、読んでいてげんなりしますよ。
ジーンズのお尻がいい感じでした。
やっぱりアダルトですよね。
「同級生 再会」はメイドさんなお話。
「私の年齢でメイド喫茶はどうかなって…」
そう本人は恥ずかしがっていましたが、絵的には問題なし。
もっとむちむちにして欲しかったなー。
ただ、こちらもお尻・パンチラシーンは良かったです。
「うすい壁」は8ページの漫画。
こちらはえっちな人妻に逆襲されるパターンでした。
※左:ケイコ、右:美樹
キャラがやや似通っているかと思います。
ほか、カップル「拓海」・「空」の行為を「恋華」に見せるという短編「代償」
初3P漫画とのことでした。
ヒロイン「空さん」はセミロング・貧乳という収録にほとんどいないキャラで、目立ってます。
こんなんもいいのでは。
ちなみに、注釈も書かれていた、本編に登場する「リア充」という単語。
ひでるさんその意味知ったのは…つい1カ月前くらいのこと。
耳にする機会は何度かあったんですけどねぇ。
「おそわれ教師」も複数えっちで、「水瀬」くん・「風越」さんのカップルに、女教師がまざるというもの。
リアル女教師には処女が多い、とかあとがきにありましたが。
本当かな。
こちらでも先生が可愛らしく描かれておりました。
「色香の介護士」はホームヘルパー「あい」さん。
頼めばOKという、素敵な女性でした。
あとがきによると、”大きく画風を変化させた作品”とのことで、旧作品からのファンの人は、こちらから読んだ方がいいかもしれません。
ほぼ最近の原稿での収録です。
(もっとも古いので2010年5月)
コマ割りは大小入り乱れる複雑な感じで、線は強め。
黒が目立ってますね。
全体の濃淡も濃い目で、賑やかな描き方であるため、こってりとした味わい。
ちょっと癖はあるかな。
読んでいて気になったのはキャラ。
こうして1冊にまとまると、似た感じのヒロインがちらほら目につきました。
個々はお上手なんですが、もう少し描き分けてほしいところ。
大崩れや乱れはほぼないものの、個人的には人物バランス、動きの部分でやや引っかかるところがあります。
↓表紙はすっきりとして良く。
だいたいは変化ないですが、判断には裏表紙のカット絵がいいと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: くっきり濃い目で、いい感じとは思うんですが…。
・話3: 個人的に、あまりカチっとこなかったです。
・独3: お好きな黒髪ロングがためか、キャラが似通っていました。
合計:[9/15]
カバー裏はいちおう別絵としてます。
表紙・裏表紙どちらも同じように見えて、微妙に傾き具合が異なっていました。
なんなんだろう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]長髪・巨乳
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏にいちおう別絵、
カラー描き下ろし「成長曲線prologue」、
描き下ろし「筆下しover30」(一部)
・その他: カラー(4P)、短編×13(うち「成長曲線」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中田モデム(なかた・もでむ)」センセの「妄想チャンネル」です。
ちょっとスペースをお借りして。
「藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンしましたねー。
入館チケットは日時指定の予約制なのだとか。
(※ミュージアムでの販売なく、ローソンでしか購入できない)
キャラクターのいる「はらっぱ」とか見てみたいんですが…おそらくメチャ混んでいるだろうなぁと、ある程度ほとぼり冷めるまで待つこととしました。
そのうちグッズも充実してくるだろうし。
さて、本日は「中田モデム」センセの「妄想チャンネル」です。
これで2冊目の単行本のようですが、なんと4年ぶりなのだとか。
開きましたねー。
ひでるさんはこちらが初見になります。
収録はほぼ短編での構成。
恋愛というほど重くもないですが、ラブコメというほど軽くはないお話群になっていました。
登場するのは学生や人妻などのお姉さんなど、アダルト寄りになってます。
黒髪(ばかりでないですが)好きな人はよりいいかもしれません。
※佳世さん
この単行本は彼女だと思います。イイ話でした。
ネットに女性経験がないことを書き込んだ、童貞の中年男。
すると、1人筆下しを承諾の回答をしてきた女性がいたのでした。
「筆下しover30」はだいたいそんなん。
これはパンスト漫画ですね。
前半はしれっとした表情のヒロイン「佳世」さん。
足でぐりぐりやってくれます。
いいなぁ(笑)
しかも器用に足だけでズボンから男性自身を取り出しています。
格好良いですね、どこで習得したんだろう。
そんな「佳世さん」の雰囲気が変わる、中盤以降がまた見どころ。
「世界で私だけしか知らない…」
そんな台詞も言っていましたよ。
うん、覚えておけば、他のタイミングでも使えそうですねー。
オチでも実にキュートな感じでした。
彼女の魅力がため、収録ではトップクラスの短編だと思います。
追加の描き下ろしは4ページとのこと。
冒頭漫画「成長曲線prologue」と「成長曲線」
ふしだらな行為をしている生徒がいる。
そんな訳で、理科準備室まで来た風紀委員「春菜」が見たのは、元彼「マサヤ」のえっちだったのです。
彼の自分本位なところが嫌で別れていたものの、そんなんを見せられた「春菜」は…という流れ。
気の強いヒロイン「春菜さん」は、前髪切り揃えられた黒髪ロングな女性。
「中田モデム」センセのご趣味だそうです。
それがためか、やや似た感じが多いんですかね。
カラー描き下ろしの「成長曲線prologue」は過去場面。
セーラー服の「春菜さん」です。
彼「マサヤくん」はスレンダーだった彼女に不満を持っていたので、もう少し貧乳に描いた方が分かりやすかったのでは。
本編では素晴らしいサイズを見せていましたけどねー。
取り締まる側がえっちしちゃうところがポイント。
ネットに流出した動画が学校の制服。
しかも、顔にモザイクはあったものの、映っている女性が幼馴染み「五十嵐」とホクロの位置が同じだったのでした。
それに気づいた「ヒロト」は、久しぶりで彼女に声をかけるのでした。
「小悪魔の涙」はそんな短編。
学校の定番、屋上えっちです。
こちらの「五十嵐さん」は大人しい感じのヒロイン。
そんな彼女のえっちな言動をお楽しみ下さい。
お話の結末はあーしたものでしたが、ややピンと来なくなってしまった印象です。
ページ不足というか、やや無理やりな感じがしました。
※左:五十嵐さん、右:風紀委員「春菜さん」
「五十嵐さん」の話はもう少しプラスなんちゃらがほしいかなー。
友人「晴美」が社長とのえっちで支店長になったことを受け、「ケイコ」もその言いなりになることを決意したのでした。
ビジネス短編「交姦条件」は簡単にそうした話。
どの程度の支店長か知りませんが…仕事はそんな甘いモノではないですよ。
こんな社長ではたかが知れてますが。
女性用下着メーカーなため、自社製品着用が義務付けられており、スカートめくりOKという規則が素敵。
コレはどんなエロ会社だ。
拘束する描写はありましたが、もっとマニアなプレイでもらしくなったかも。
「兄以上?兄妹未満」は義兄「陽一」と義妹「しのぶ」
両親の再婚で兄妹となったものの、2人の関係はギクシャクしておりました。
そこで家族旅行を提案され、2人きりで同室となったのです。
ちょっと仕掛けが早いかなー。
分らんではないものの、後半のえっち部分は強引。
あまり伝わってきません。
もともと知り合いというならばアリかもしれませんが。
独りえっちとか、お風呂シーンはなくても良かったのでは。
「双性姉妹」は双子の妹「葵」の彼氏「緑野」に、同じく想いを寄せる姉「真紅」
一度だけと、こっそり入れ替わってえっちをするのでした。
よくある双子のネタ。
お話は奇麗に終わり、超感覚などもなく、普通。
ここはバレて揉める方が好みなんですけどねー。
なお、そんなんなため、皆で一緒にという展開はありません。
「夕子」さんの「みだらばな」、メイド喫茶のバイトを始める「美樹」さんの「同級生 再会」ほか、ショート「うすい壁」も含めて人妻な3話。
「みだらばな」は…旦那があまりに情けなく、読んでいてげんなりしますよ。
ジーンズのお尻がいい感じでした。
やっぱりアダルトですよね。
「同級生 再会」はメイドさんなお話。
「私の年齢でメイド喫茶はどうかなって…」
そう本人は恥ずかしがっていましたが、絵的には問題なし。
もっとむちむちにして欲しかったなー。
ただ、こちらもお尻・パンチラシーンは良かったです。
「うすい壁」は8ページの漫画。
こちらはえっちな人妻に逆襲されるパターンでした。
※左:ケイコ、右:美樹
キャラがやや似通っているかと思います。
ほか、カップル「拓海」・「空」の行為を「恋華」に見せるという短編「代償」
初3P漫画とのことでした。
ヒロイン「空さん」はセミロング・貧乳という収録にほとんどいないキャラで、目立ってます。
こんなんもいいのでは。
ちなみに、注釈も書かれていた、本編に登場する「リア充」という単語。
ひでるさんその意味知ったのは…つい1カ月前くらいのこと。
耳にする機会は何度かあったんですけどねぇ。
「おそわれ教師」も複数えっちで、「水瀬」くん・「風越」さんのカップルに、女教師がまざるというもの。
リアル女教師には処女が多い、とかあとがきにありましたが。
本当かな。
こちらでも先生が可愛らしく描かれておりました。
「色香の介護士」はホームヘルパー「あい」さん。
頼めばOKという、素敵な女性でした。
あとがきによると、”大きく画風を変化させた作品”とのことで、旧作品からのファンの人は、こちらから読んだ方がいいかもしれません。
ほぼ最近の原稿での収録です。
(もっとも古いので2010年5月)
コマ割りは大小入り乱れる複雑な感じで、線は強め。
黒が目立ってますね。
全体の濃淡も濃い目で、賑やかな描き方であるため、こってりとした味わい。
ちょっと癖はあるかな。
読んでいて気になったのはキャラ。
こうして1冊にまとまると、似た感じのヒロインがちらほら目につきました。
個々はお上手なんですが、もう少し描き分けてほしいところ。
大崩れや乱れはほぼないものの、個人的には人物バランス、動きの部分でやや引っかかるところがあります。
↓表紙はすっきりとして良く。
だいたいは変化ないですが、判断には裏表紙のカット絵がいいと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: くっきり濃い目で、いい感じとは思うんですが…。
・話3: 個人的に、あまりカチっとこなかったです。
・独3: お好きな黒髪ロングがためか、キャラが似通っていました。
合計:[9/15]
カバー裏はいちおう別絵としてます。
表紙・裏表紙どちらも同じように見えて、微妙に傾き具合が異なっていました。
なんなんだろう。
妄想チャンネル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2011/09/01) 中田モデム 商品詳細を見る |
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■敏感肉彼女 (肉そうきゅー。)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・コスプレ
・おまけ: あとがき、合間に作品コメント。
・その他: カラー(12P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「肉そうきゅー。」センセの「敏感肉彼女」です。
最近はまたやたら時間がないので、たまる一方なんですが。
ようやく「カンペキな彼女/あきづき弥」の5巻を読みました。
今回は「常盤かなめ」さんですねー。
1冊まるまる百合姫な感覚で、堪能させていただきました。
まぁ、あの言い方だとハッキリ伝わらないかなー。
27話が惜しかったです。
も、もうひと頑張り(笑)
ほか、合間の「違反のカタマリよ武田くん!」とか、
クラス30名の座席表がなにげにカチーときました。
それぞれ1人づつ顔を確認していきたいところよね。
やんないですが。
さて、本日は「肉そうきゅー。」センセの「敏感肉彼女」です。
こちらで3冊目。
初単行本「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」、2冊目「禁愛乙女」と、ブログで紹介しています。
ずっと追っかけてますね。
※左:姫乃さん、右:上園さん
浴衣が可愛いです。「姫乃さん」のキャラもいいなぁ。
特にあるよーって書かれていませんでしたが、センセでの漫画気になるのは…やっぱり、恒例の「うさちゅー」さんを探せ。
今回もタイトル部分の後ろに難易度(高・中・低)の評価してみました。
探す際の参考にどうぞ。
ただ、冒頭話「真夏のビキニーソ」からいきなりつまづいてしまいました。
コレは難しかったー。
あとはだいたい小さめでしたが、台詞の近くにいたりして、比較的見つけやすいと思います。たぶん。
●「真夏のビキニーソ」(難易度:高)
カラー原稿6ページというショート冒頭話です。
ビキニとニーソックスの組み合わせの「亜里沙」さん。
こんなんも良いですねー。
足フェチな彼の作戦にまんまとハマっていました。
足蹴にされた際の喜んでいるコマが楽しい。
ああ、そんなんもお好きなのか。
厄介な相手だ。
●「だって卯年だもの♪」(難易度:低)
こちらもカラー原稿。
白バニーで、黒ストッキングのグラデが素敵な1話です。
大学教授「烏丸」と、その助手「羽鳥陽菜(はとり・はるな)」さん。
展開はそんなんでしたが、そもそも切っ掛けをつくっていたのが「陽菜さん」というのが可笑しい。
お茶目な娘なのね。
いちおう普通に付き合っているようだったので、お誘いでもあるのかな。
オチのラブラブっぷりはやや胸焼けしそう。
●「演技の道もHから」(難易度:低)
成年ゲーム好きな「悠馬」くんと、「水織(みずき)」さん。
やっていたゲームに見た目で”下らない”と断じたことで、彼の指導を受けることとなるのでした。
役者志望とのことで、感動する流れに驚きましたが…それを浮気だとしたのは意外。
「私がいるのに(ゲームの中の)他の女の子に手を出すなんて納得いかないわ!!」
そんな可愛らしい発言をしていました。
”自分の演技で再現してあげる”とか、そんな事まで言い出しており、ちょうどプレイしていたメイド調教ものをすることとなったのです。
そんな訳で、「水織さん」はエプロン姿で拘束されてます。
再現できるアレコレを持っている彼が凄いですね。
何に使うつもりだったのやら。
途中までいちおう演技していたらしい彼女もスゴイ。
※左:教授「柳さん」、右:幾田美結
この「柳さん」が好き。別のシチュエーションで見たいです。
●「夏の妖しい一夜」(難易度:低)
浴衣姿の後輩「上園」さんが可愛いお話。
しかし、手伝いを依頼するのにあんなややこしい文言使っちゃーダメよ。
怒るの当然。
いや、わざとあーしたのか。
夜の大学が舞台で、タイトルそのままちょっぴりオカルト色あるお話です。
あんなんを幽霊と勘違いする可愛らしさを見せてました。
処理をどうの言ってるコマはシチュエーションがため途中で口を塞いでしまうんですが、キッチリ言ってほしかった気も(笑)
なお、ここの「うさちゅー」さんを探せは…前半のイラストでいいのかな。
ほかにいるならば、ひでるさん気付いてません。
●「不器用彼女の精一杯」(難易度:中)
家事を担当していた同棲の彼「翔」くんが怪我をしてしまったことで、料理は「姫乃」さんが作ることとなったんですが…というもの。
お嬢様風という、ツンデレちっくな彼女。
こうしたネタはよくありますが、人に出す際にはちゃんと味見しようよ。
「姫乃さん」は味覚音痴ではないですからね。
しかも、逆ギレまでしていました。
難儀な娘だなぁ。
ただ、彼は世話好きなイイ男で、そうした彼女をやんわりと受けています。
よくできたカップルです。
●「ウキウキ罰ゲーム」(難易度:中)
ちらほら見かける、やたら勝負をふっかけてくるタイプなヒロイン「菜摘」さん。
現在はそのまま付き合っており、敗者の罰ゲームとしてお尻えっちとなるのでした。
彼女は初めてとのことで、ドキドキですね。
ちゃんと奇麗にしてきたようでした。
オチが良かったです。
このままそっちに傾倒してそう。
●「スキンシップレクチャー」(難易度:中)
●「Beauty Reaction!?」(難易度:中)
この2話は同じ大学でのエピソードです。
まず前者「スキンシップレクチャー」は、世間で名の知れた教授「柳」と「矢木智紀」
研究以外はまったくダメ、という彼女が、突然に「花嫁修業」とか言い出す展開。
オモロイ眼鏡女性ですね。
先の「姫乃さん」も料理ダメでしたけど、彼女は「わ、私に殺人を犯せと!?」とか言ってました。
料理だってば。
丁寧な口調と、教授らしく詳細な調査をしている点、いきなりのえっちなど展開が良かったです。
オチではしっかり(ちゃっかり)したところを見せてます。
後者「Beauty Reaction!?」は研究所のリーダー的存在「来栖玲奈」と「黒崎慧」のカップル。
こちらの教授が先の「柳さん」なのね。
知的でクールな先輩「玲奈さん」
お話は付き合う「黒崎くん」を自宅マンションへ招くというもの。
大事な事、というお誘いがため、緊張とともに訪れた彼をまっていたのは、乙女ちっくな部屋と、フリフリな衣装の「玲奈さん」だったのです。
このギャップは仰天します。
厳しくしっかり育てられた反動、とか言ってましたが、なかなか凄いですね。
ただ、実際のところ、あんなんかもしれません。
※来栖玲奈
こんな感じですが、普段はキリリとした方です。
●「溢れる程に愛してる」(難易度:中)
図書館でバイトをする「間庭一誠」くんと、大人しい司書「守本繭華」さん。
ちょっと怖いよ、「繭華さん」
文字の羅列というのは、なにゆえあんなにぞっとさせられるんでしょうか。
オチがまた可笑しいです。
時間かかってそうだなぁ。
●「メイドで召しませ」(難易度:中)
同じ大学の研究生「幾田美結」と「古山裕也」
彼女の部屋に行ったところ、なぜかメイド服を着た「美結さん」がいたのでした。
30着ほどあるそうです。
彼の発言を聞いたのは昨日とありましたんで、アレは1日で揃えたのかな。
完全にえっち目的ですね。
オチがまた面白いんですが、どんどん服は増えていくんだろうなぁ。
やや強めなしっかりと丁寧な線。
濃淡や描き込みはだいたい適度なくらい。
乱れ・崩れはなく、まとまり良いもの。
えっち感は極端でなく、表現にも特にひっかかるところありません。
あちこちのバランスにも違和感はなかったです。
カラーだとまたやや雰囲気異なるものの、だいたいは↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
「肉そうきゅー。」センセのHPには漫画状況とかサンプル画が多くあるので、判断には最適かと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 好きな系統です。バランス良くまとまってます。
・話4: 甘いラブコメ。個性的なヒロインが揃っていました。
・独4: 全体的にコスプレちっくで、楽しめました。
合計:[13/15]
お話と共に、ビジュアルにも優れた1冊だったと思います。
ただ、タイトルはやや硬めすぎるかなー。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・コスプレ
・おまけ: あとがき、合間に作品コメント。
・その他: カラー(12P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「肉そうきゅー。」センセの「敏感肉彼女」です。
最近はまたやたら時間がないので、たまる一方なんですが。
ようやく「カンペキな彼女/あきづき弥」の5巻を読みました。
カンペキな彼女(5) (アクションコミックス(コミックハイ!)) (2011/08/11) あきづき 弥 商品詳細を見る |
今回は「常盤かなめ」さんですねー。
1冊まるまる百合姫な感覚で、堪能させていただきました。
まぁ、あの言い方だとハッキリ伝わらないかなー。
27話が惜しかったです。
も、もうひと頑張り(笑)
ほか、合間の「違反のカタマリよ武田くん!」とか、
クラス30名の座席表がなにげにカチーときました。
それぞれ1人づつ顔を確認していきたいところよね。
やんないですが。
さて、本日は「肉そうきゅー。」センセの「敏感肉彼女」です。
こちらで3冊目。
初単行本「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」、2冊目「禁愛乙女」と、ブログで紹介しています。
ずっと追っかけてますね。
※左:姫乃さん、右:上園さん
浴衣が可愛いです。「姫乃さん」のキャラもいいなぁ。
特にあるよーって書かれていませんでしたが、センセでの漫画気になるのは…やっぱり、恒例の「うさちゅー」さんを探せ。
今回もタイトル部分の後ろに難易度(高・中・低)の評価してみました。
探す際の参考にどうぞ。
ただ、冒頭話「真夏のビキニーソ」からいきなりつまづいてしまいました。
コレは難しかったー。
あとはだいたい小さめでしたが、台詞の近くにいたりして、比較的見つけやすいと思います。たぶん。
●「真夏のビキニーソ」(難易度:高)
カラー原稿6ページというショート冒頭話です。
ビキニとニーソックスの組み合わせの「亜里沙」さん。
こんなんも良いですねー。
足フェチな彼の作戦にまんまとハマっていました。
足蹴にされた際の喜んでいるコマが楽しい。
ああ、そんなんもお好きなのか。
厄介な相手だ。
●「だって卯年だもの♪」(難易度:低)
こちらもカラー原稿。
白バニーで、黒ストッキングのグラデが素敵な1話です。
大学教授「烏丸」と、その助手「羽鳥陽菜(はとり・はるな)」さん。
展開はそんなんでしたが、そもそも切っ掛けをつくっていたのが「陽菜さん」というのが可笑しい。
お茶目な娘なのね。
いちおう普通に付き合っているようだったので、お誘いでもあるのかな。
オチのラブラブっぷりはやや胸焼けしそう。
●「演技の道もHから」(難易度:低)
成年ゲーム好きな「悠馬」くんと、「水織(みずき)」さん。
やっていたゲームに見た目で”下らない”と断じたことで、彼の指導を受けることとなるのでした。
役者志望とのことで、感動する流れに驚きましたが…それを浮気だとしたのは意外。
「私がいるのに(ゲームの中の)他の女の子に手を出すなんて納得いかないわ!!」
そんな可愛らしい発言をしていました。
”自分の演技で再現してあげる”とか、そんな事まで言い出しており、ちょうどプレイしていたメイド調教ものをすることとなったのです。
そんな訳で、「水織さん」はエプロン姿で拘束されてます。
再現できるアレコレを持っている彼が凄いですね。
何に使うつもりだったのやら。
途中までいちおう演技していたらしい彼女もスゴイ。
※左:教授「柳さん」、右:幾田美結
この「柳さん」が好き。別のシチュエーションで見たいです。
●「夏の妖しい一夜」(難易度:低)
浴衣姿の後輩「上園」さんが可愛いお話。
しかし、手伝いを依頼するのにあんなややこしい文言使っちゃーダメよ。
怒るの当然。
いや、わざとあーしたのか。
夜の大学が舞台で、タイトルそのままちょっぴりオカルト色あるお話です。
あんなんを幽霊と勘違いする可愛らしさを見せてました。
処理をどうの言ってるコマはシチュエーションがため途中で口を塞いでしまうんですが、キッチリ言ってほしかった気も(笑)
なお、ここの「うさちゅー」さんを探せは…前半のイラストでいいのかな。
ほかにいるならば、ひでるさん気付いてません。
●「不器用彼女の精一杯」(難易度:中)
家事を担当していた同棲の彼「翔」くんが怪我をしてしまったことで、料理は「姫乃」さんが作ることとなったんですが…というもの。
お嬢様風という、ツンデレちっくな彼女。
こうしたネタはよくありますが、人に出す際にはちゃんと味見しようよ。
「姫乃さん」は味覚音痴ではないですからね。
しかも、逆ギレまでしていました。
難儀な娘だなぁ。
ただ、彼は世話好きなイイ男で、そうした彼女をやんわりと受けています。
よくできたカップルです。
●「ウキウキ罰ゲーム」(難易度:中)
ちらほら見かける、やたら勝負をふっかけてくるタイプなヒロイン「菜摘」さん。
現在はそのまま付き合っており、敗者の罰ゲームとしてお尻えっちとなるのでした。
彼女は初めてとのことで、ドキドキですね。
ちゃんと奇麗にしてきたようでした。
オチが良かったです。
このままそっちに傾倒してそう。
●「スキンシップレクチャー」(難易度:中)
●「Beauty Reaction!?」(難易度:中)
この2話は同じ大学でのエピソードです。
まず前者「スキンシップレクチャー」は、世間で名の知れた教授「柳」と「矢木智紀」
研究以外はまったくダメ、という彼女が、突然に「花嫁修業」とか言い出す展開。
オモロイ眼鏡女性ですね。
先の「姫乃さん」も料理ダメでしたけど、彼女は「わ、私に殺人を犯せと!?」とか言ってました。
料理だってば。
丁寧な口調と、教授らしく詳細な調査をしている点、いきなりのえっちなど展開が良かったです。
オチではしっかり(ちゃっかり)したところを見せてます。
後者「Beauty Reaction!?」は研究所のリーダー的存在「来栖玲奈」と「黒崎慧」のカップル。
こちらの教授が先の「柳さん」なのね。
知的でクールな先輩「玲奈さん」
お話は付き合う「黒崎くん」を自宅マンションへ招くというもの。
大事な事、というお誘いがため、緊張とともに訪れた彼をまっていたのは、乙女ちっくな部屋と、フリフリな衣装の「玲奈さん」だったのです。
このギャップは仰天します。
厳しくしっかり育てられた反動、とか言ってましたが、なかなか凄いですね。
ただ、実際のところ、あんなんかもしれません。
※来栖玲奈
こんな感じですが、普段はキリリとした方です。
●「溢れる程に愛してる」(難易度:中)
図書館でバイトをする「間庭一誠」くんと、大人しい司書「守本繭華」さん。
ちょっと怖いよ、「繭華さん」
文字の羅列というのは、なにゆえあんなにぞっとさせられるんでしょうか。
オチがまた可笑しいです。
時間かかってそうだなぁ。
●「メイドで召しませ」(難易度:中)
同じ大学の研究生「幾田美結」と「古山裕也」
彼女の部屋に行ったところ、なぜかメイド服を着た「美結さん」がいたのでした。
30着ほどあるそうです。
彼の発言を聞いたのは昨日とありましたんで、アレは1日で揃えたのかな。
完全にえっち目的ですね。
オチがまた面白いんですが、どんどん服は増えていくんだろうなぁ。
やや強めなしっかりと丁寧な線。
濃淡や描き込みはだいたい適度なくらい。
乱れ・崩れはなく、まとまり良いもの。
えっち感は極端でなく、表現にも特にひっかかるところありません。
あちこちのバランスにも違和感はなかったです。
カラーだとまたやや雰囲気異なるものの、だいたいは↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
「肉そうきゅー。」センセのHPには漫画状況とかサンプル画が多くあるので、判断には最適かと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 好きな系統です。バランス良くまとまってます。
・話4: 甘いラブコメ。個性的なヒロインが揃っていました。
・独4: 全体的にコスプレちっくで、楽しめました。
合計:[13/15]
お話と共に、ビジュアルにも優れた1冊だったと思います。
ただ、タイトルはやや硬めすぎるかなー。
敏感肉彼女 (エンジェルコミックス) (2011/08/17) 肉そうきゅー。 商品詳細を見る |
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■のらシス (猫玄)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: カラー描き下ろし?「のらシス・その後1」
描き下ろし?「のらシス・その後2~カバー裏へ」、
カバー裏に漫画・あとがき、加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、短編×11(うち「のらシス」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫玄(ねこげん)」センセの「のらシス WANDERING SISTER」です。
祝・単行本40冊目達成!
おめでとうございます!!
ご年齢を冊数が追い越すのもそろそろという感じですかね。
そう、確かメモリアルな1冊だと思って、ゲットしてきました。
描かれてるのが「猫玄」センセなので、どっちにしろ手には取るんですが。
そんな訳で、本日は「のらシス」です。
↓表紙は3名ヒロインがちょこんと可愛いスタンダードな感じでしたが、裏表紙のそれぞれかぶりモノが置かれた風情がなんだかシュールで好き。
一瞬、あれは雪山かと思いましたが。
※虚無僧「玉ノ井静流」
玄関あけたらこんな感じ。ちょっとイヤね。
あ、こちらも平仮名4字のタイトルですね。
手に取った際には、”なんのこっちゃ”という感じでしたが、よくよく見たら紹介帯に書いてありました。
野良なヒロインらの漫画がメインです。
よく聞くのは野良メイド。
…最初にそんなん言い出したのは誰だろう。
歌ありましたよねー(←知ってます?「のらメイド体操」とか、はじめて聞いた時はぶっ飛びましたが)
まぁ、いいか。
こちらは”のらシスター”ほか、「猫玄」センセらしい、独特でキュートなヒロインらが登場してます。
コメディー色強めでした。
そのほか半分くらいは短編が収録され、色々と楽しめる構成です。
まずはそれら短編群から。
褐色肌な「あめにうたえば」は、外人「ソフィ宮島」さん。
濁点ないものの、文字のならびから長兄を思い出しますね。
帰国子女「ソフィ宮島」の面倒を見ることとなった、委員長「北島平祐」
日本語はできてコミュニケーションは問題ないものの、一般常識がごっそりと欠けていたのでした。
なんのかんのと明け透けな彼女にドキドキさせられていたところ、一緒にお風呂なシチュエーションとなり…と、そんなん。
褐色肌で貧乳です。
冒頭ではタイトルそのまま透け透けな描写もあり、なかなか良い風情。
ただ、もう少し羞恥心あったほうがより刺さるんですけどねぇ。
第三者的に漫画で見ると可愛いですが、隣にいたら…けっこう疲れそう。
「お兄ちゃんのニクドレイ~」
とか言ってる、お隣の歳の離れた幼馴染み「片山もなか」ちゃんの「隣の女の子がエロ過ぎて困る」
いままで妹みたいだった彼女が、自分が持っていた本を切っ掛けとして、いつしかそんなエロトークをするようになっていたのでした、というもの。
これはオチのためにあるような漫画ではないかなぁ。
「もなかちゃん」可愛いのに。
お兄ちゃんも途中でそれっぽく暴走しており、それなりにお似合いな2人。
ただ、彼女のがややイっちゃってそう。
※左:お姉ちゃん、右:和さん
この「和さん」とのお話が好きです。
「ぎりぎりセーフ、でもアウト」は、サッカーで出会った「藤本晴」とのお話。
えー、これはネタがため、詳細については避けます。
どっちなんだかギリギリまで判断つかず、ドキドキでした。
そちらと似た雰囲気なネタの「ぼーいみーつ ぼーいっしゅ」
親友であった「カズ」こと「和(のどか)」さんと「拳斗」くん。
ボーイッシュで、彼とも普通に一緒に着替えてもいた「和さん」
スポーツブラに見とれていた彼を察し、悪戯心で触るよう持ちかけたのでした。
こっちのネタのが好き。
”普段女の子扱いしてくれない”
そんなことも書かれていました。
なるほど、そう感じるんだろうなぁ。
ただ、思春期・男子を軽くみちゃーダメよ。
同時期にとある事件が起こり、それらがためえっち展開となっていました。
でも、「和さん」はもう少し大人になれば、その容姿にあった美人になると思う。
オチがまた面白いのです。
納得。
「姉として!!」 は、お姉ちゃんの服を着ていた弟「信悟」との近親。
色々と間違っている(普通でない)点があるので、読みながら考えてみましょう。
まぁ、どれもプレイなんで、趣味によってはいたってノーマルなのかもしれませんが。
あのオチは…引きますね。
”野良猫に餌を与えてはいけない”
そんなメイン中編「のらシス」シリーズは、全6話とおまけっぽい漫画の連続話。
「鉄!おかわりなのだわ!」
そんな事を言ってる、近所・修道院のシスター「辻堂ルリ」
1ヵ月前に餌付けしてから、どんどん態度がデカくなっていたのでした。
また、施しをうけたならそれ相応のお礼を~という彼女のソレも、どんどんエスカレートしていたのです。
だいたいそうしたのが、1話目「のらシス」
「~だわ」
という口癖な「ルリさん」
修道着がまったくらしくない、エロくておもろい女性ですね。
隣にいたら、そりゃー煩そうでしたが。
そんなんですが、いちおう信仰心はあるようで、お尻えっちです。
猫抱いてたりするのは、やっぱり作品中台詞にあったソレを意識してるのかな。
2話目「のらそう」は、虚無僧「玉ノ井静流」さんが玄関で行き倒れているパターン。
ここで何故だか虚無僧というチョイスになっているんですが、そんなんが「猫玄」センセっぽい気もします。
ただ、彼女はキャラ的に一番マトモということもあり、できれば籠かぶったままのがいいかなー。
喋りも丁寧で普通。
「尺八」とか言ってましたが(笑)
素顔を晒してしまったことでのえっち展開になります。
たまに差し込まれていた「ルリさん」が面白いですよ。
この2人、初対面のところは1コマで処理されちゃっていましたが、できれば数ページでじっくり描いてほしかったです。
あるいはおもいきり対立した方が良かったのでは。
※左:シスター「辻堂ルリ」、右:魔法使い「神部黒乃」
「ルリさん」は素顔がまた良かったです。
3話目「のらまほ」は魔法使いな従妹「神部黒乃」さん。
彼女の喋りは平仮名表記な英語。
単なるコスプレで個性的な娘かと思いきや。
本気で魔力を持っているみたいでした。
「鉄くん」も金縛りにされてましたよ。
また後半では、ココという場面で彼女の活躍が見れます。
彼女はえっち最中より、普段のが面白くていいですね。
次の「シス×そう」前半でイイ味を出してます。
こちらのメインは「ルリさん」と「静流さん」
口ばっかで役立たない「ルリさん」と違い、「静流さん」は托鉢で稼いで弁当作ったりしていました。
単にもらい物つめただけなんですが、そんなんでも大違い。
先にも書きましたが、この2人はそう相容れない感じで、もっと絡んで色々と揉めてほしかったなぁ。
ここでは優等生(←そう言うほどではないものの)で売る彼女に嫉妬してる「ルリさん」ですね。
続く「まほ×シス」では「黒乃さん」との絡み。
はっちゃけ描写ばかりな「ルリさん」ですが、こちらではその変化を楽しめます。
そんな流れを受けて、最終「のらシス」
コメディーなこれまでと比べ、驚くほどにラブいお話に仕上がっています。
そんなんで、冒頭のカラー漫画。
↓表紙にも描かれているので正体というほどではないですが、あの「ルリさん」はもっと早くに出していても良かったかも。
また、ストーリーで仕方ない面もあるとはいえ、もう少しヒロイン同士の交流が見たかったかな。
いつものとおりに、しっかりと安定した作画。
描き込みは軽く、濃淡は線を含めてやや濃い目というくらい。
こざっぱりとした雰囲気ですね。
登場するヒロインらは貧乳揃いで、可愛らしいキャラ絵。
丸くぺったりしており、やや癖があります。
だいたいはカラーと変化ないので、↓表紙で判断下さい。
漫画は巧く、特にコメディーの上手な方。
特にメインシリーズは楽しめると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: お話を含めて、全体的に癖が強めかなぁ。
・話3: 悪くはないものの、もう一歩ほしい気がしました。、
・独5: メイン・短編のどちらも個性が強めです。
合計:[12/15]
収録では短編のが成年漫画っぽいかなぁ。
メインはもうプラスなんちゃらがほしく感じました。
★「猫玄」センセの漫画紹介記事。 すべて成年系
「お仕えします ご主人さま~家族のお値段~」
過去連載のリライト漫画。メイドさんの連続話「家族のお値段」シリーズを収録。
「とらい・ぶっきんぐ」
ロリ系。表題「とらいシリーズ」もいいんですが…短編のハーフ少女「マーヤさん」がキュートでした。
「お姉ちゃんのココも気持ちいい」
お姉ちゃん系。姉弟の近親「姉弟・帰るシリーズ」などを収録。
「裸族の夜」
ロリ系。全249ページというページ量で、2話の連続ほか短編を収録。
「妹のアレは気持ちいい」
妹系。コメディーちっくな「巨乳妹・真依ちゃんシリーズ」を収録しています。
「都合のいい少女」
ロリ系。「鈴さん」が登場する「狐の嫁入り前」などの短編を収録。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: カラー描き下ろし?「のらシス・その後1」
描き下ろし?「のらシス・その後2~カバー裏へ」、
カバー裏に漫画・あとがき、加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、短編×11(うち「のらシス」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫玄(ねこげん)」センセの「のらシス WANDERING SISTER」です。
祝・単行本40冊目達成!
おめでとうございます!!
ご年齢を冊数が追い越すのもそろそろという感じですかね。
そう、確かメモリアルな1冊だと思って、ゲットしてきました。
描かれてるのが「猫玄」センセなので、どっちにしろ手には取るんですが。
そんな訳で、本日は「のらシス」です。
↓表紙は3名ヒロインがちょこんと可愛いスタンダードな感じでしたが、裏表紙のそれぞれかぶりモノが置かれた風情がなんだかシュールで好き。
一瞬、あれは雪山かと思いましたが。
※虚無僧「玉ノ井静流」
玄関あけたらこんな感じ。ちょっとイヤね。
あ、こちらも平仮名4字のタイトルですね。
手に取った際には、”なんのこっちゃ”という感じでしたが、よくよく見たら紹介帯に書いてありました。
野良なヒロインらの漫画がメインです。
よく聞くのは野良メイド。
…最初にそんなん言い出したのは誰だろう。
歌ありましたよねー(←知ってます?「のらメイド体操」とか、はじめて聞いた時はぶっ飛びましたが)
まぁ、いいか。
こちらは”のらシスター”ほか、「猫玄」センセらしい、独特でキュートなヒロインらが登場してます。
コメディー色強めでした。
そのほか半分くらいは短編が収録され、色々と楽しめる構成です。
まずはそれら短編群から。
褐色肌な「あめにうたえば」は、外人「ソフィ宮島」さん。
濁点ないものの、文字のならびから長兄を思い出しますね。
帰国子女「ソフィ宮島」の面倒を見ることとなった、委員長「北島平祐」
日本語はできてコミュニケーションは問題ないものの、一般常識がごっそりと欠けていたのでした。
なんのかんのと明け透けな彼女にドキドキさせられていたところ、一緒にお風呂なシチュエーションとなり…と、そんなん。
褐色肌で貧乳です。
冒頭ではタイトルそのまま透け透けな描写もあり、なかなか良い風情。
ただ、もう少し羞恥心あったほうがより刺さるんですけどねぇ。
第三者的に漫画で見ると可愛いですが、隣にいたら…けっこう疲れそう。
「お兄ちゃんのニクドレイ~」
とか言ってる、お隣の歳の離れた幼馴染み「片山もなか」ちゃんの「隣の女の子がエロ過ぎて困る」
いままで妹みたいだった彼女が、自分が持っていた本を切っ掛けとして、いつしかそんなエロトークをするようになっていたのでした、というもの。
これはオチのためにあるような漫画ではないかなぁ。
「もなかちゃん」可愛いのに。
お兄ちゃんも途中でそれっぽく暴走しており、それなりにお似合いな2人。
ただ、彼女のがややイっちゃってそう。
※左:お姉ちゃん、右:和さん
この「和さん」とのお話が好きです。
「ぎりぎりセーフ、でもアウト」は、サッカーで出会った「藤本晴」とのお話。
えー、これはネタがため、詳細については避けます。
どっちなんだかギリギリまで判断つかず、ドキドキでした。
そちらと似た雰囲気なネタの「ぼーいみーつ ぼーいっしゅ」
親友であった「カズ」こと「和(のどか)」さんと「拳斗」くん。
ボーイッシュで、彼とも普通に一緒に着替えてもいた「和さん」
スポーツブラに見とれていた彼を察し、悪戯心で触るよう持ちかけたのでした。
こっちのネタのが好き。
”普段女の子扱いしてくれない”
そんなことも書かれていました。
なるほど、そう感じるんだろうなぁ。
ただ、思春期・男子を軽くみちゃーダメよ。
同時期にとある事件が起こり、それらがためえっち展開となっていました。
でも、「和さん」はもう少し大人になれば、その容姿にあった美人になると思う。
オチがまた面白いのです。
納得。
「姉として!!」 は、お姉ちゃんの服を着ていた弟「信悟」との近親。
色々と間違っている(普通でない)点があるので、読みながら考えてみましょう。
まぁ、どれもプレイなんで、趣味によってはいたってノーマルなのかもしれませんが。
あのオチは…引きますね。
”野良猫に餌を与えてはいけない”
そんなメイン中編「のらシス」シリーズは、全6話とおまけっぽい漫画の連続話。
「鉄!おかわりなのだわ!」
そんな事を言ってる、近所・修道院のシスター「辻堂ルリ」
1ヵ月前に餌付けしてから、どんどん態度がデカくなっていたのでした。
また、施しをうけたならそれ相応のお礼を~という彼女のソレも、どんどんエスカレートしていたのです。
だいたいそうしたのが、1話目「のらシス」
「~だわ」
という口癖な「ルリさん」
修道着がまったくらしくない、エロくておもろい女性ですね。
隣にいたら、そりゃー煩そうでしたが。
そんなんですが、いちおう信仰心はあるようで、お尻えっちです。
猫抱いてたりするのは、やっぱり作品中台詞にあったソレを意識してるのかな。
2話目「のらそう」は、虚無僧「玉ノ井静流」さんが玄関で行き倒れているパターン。
ここで何故だか虚無僧というチョイスになっているんですが、そんなんが「猫玄」センセっぽい気もします。
ただ、彼女はキャラ的に一番マトモということもあり、できれば籠かぶったままのがいいかなー。
喋りも丁寧で普通。
「尺八」とか言ってましたが(笑)
素顔を晒してしまったことでのえっち展開になります。
たまに差し込まれていた「ルリさん」が面白いですよ。
この2人、初対面のところは1コマで処理されちゃっていましたが、できれば数ページでじっくり描いてほしかったです。
あるいはおもいきり対立した方が良かったのでは。
※左:シスター「辻堂ルリ」、右:魔法使い「神部黒乃」
「ルリさん」は素顔がまた良かったです。
3話目「のらまほ」は魔法使いな従妹「神部黒乃」さん。
彼女の喋りは平仮名表記な英語。
単なるコスプレで個性的な娘かと思いきや。
本気で魔力を持っているみたいでした。
「鉄くん」も金縛りにされてましたよ。
また後半では、ココという場面で彼女の活躍が見れます。
彼女はえっち最中より、普段のが面白くていいですね。
次の「シス×そう」前半でイイ味を出してます。
こちらのメインは「ルリさん」と「静流さん」
口ばっかで役立たない「ルリさん」と違い、「静流さん」は托鉢で稼いで弁当作ったりしていました。
単にもらい物つめただけなんですが、そんなんでも大違い。
先にも書きましたが、この2人はそう相容れない感じで、もっと絡んで色々と揉めてほしかったなぁ。
ここでは優等生(←そう言うほどではないものの)で売る彼女に嫉妬してる「ルリさん」ですね。
続く「まほ×シス」では「黒乃さん」との絡み。
はっちゃけ描写ばかりな「ルリさん」ですが、こちらではその変化を楽しめます。
そんな流れを受けて、最終「
コメディーなこれまでと比べ、驚くほどにラブいお話に仕上がっています。
そんなんで、冒頭のカラー漫画。
↓表紙にも描かれているので正体というほどではないですが、あの「ルリさん」はもっと早くに出していても良かったかも。
また、ストーリーで仕方ない面もあるとはいえ、もう少しヒロイン同士の交流が見たかったかな。
いつものとおりに、しっかりと安定した作画。
描き込みは軽く、濃淡は線を含めてやや濃い目というくらい。
こざっぱりとした雰囲気ですね。
登場するヒロインらは貧乳揃いで、可愛らしいキャラ絵。
丸くぺったりしており、やや癖があります。
だいたいはカラーと変化ないので、↓表紙で判断下さい。
漫画は巧く、特にコメディーの上手な方。
特にメインシリーズは楽しめると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: お話を含めて、全体的に癖が強めかなぁ。
・話3: 悪くはないものの、もう一歩ほしい気がしました。、
・独5: メイン・短編のどちらも個性が強めです。
合計:[12/15]
収録では短編のが成年漫画っぽいかなぁ。
メインはもうプラスなんちゃらがほしく感じました。
のらシス (TENMAコミックス RiN) (2011/08/26) 猫玄 商品詳細を見る |
★「猫玄」センセの漫画紹介記事。 すべて成年系
「お仕えします ご主人さま~家族のお値段~」
過去連載のリライト漫画。メイドさんの連続話「家族のお値段」シリーズを収録。
「とらい・ぶっきんぐ」
ロリ系。表題「とらいシリーズ」もいいんですが…短編のハーフ少女「マーヤさん」がキュートでした。
「お姉ちゃんのココも気持ちいい」
お姉ちゃん系。姉弟の近親「姉弟・帰るシリーズ」などを収録。
「裸族の夜」
ロリ系。全249ページというページ量で、2話の連続ほか短編を収録。
「妹のアレは気持ちいい」
妹系。コメディーちっくな「巨乳妹・真依ちゃんシリーズ」を収録しています。
「都合のいい少女」
ロリ系。「鈴さん」が登場する「狐の嫁入り前」などの短編を収録。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■ただし二次元に限る (Noise)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・ロリ
・おまけ: あとがき・漫画「おにいちゃんスイッチ」、
詰んデレ・キャラクター紹介①②、カバー裏に漫画。
・その他: 折り返しに既刊紹介、カラー(8P)、短編×12(うち「詰んデレ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Noise(のいず)」センセの「ただし二次元に限る」です。
先程まで昔のPCを引っ張り出して作業をしていましたが。
…ダメですね。
ひでるさんの処理速度がPCのソレを上回ります(笑)
なんとなく優越感。
とか喜んでいる場合ではないので、とっとと用事をすませて終えました。
こりゃ、いつまでも持ってる意味はなさそうですね。
さて、本日は綺麗な作画の「Noise」センセ。
「ただし二次元に限る」です。
こちらが初単行本「Loliplex!」、2冊目「ももいろノイズ」に続く3冊目。
紹介帯には…「シマる!?」とかなんとか、直接的な表現が書かれていて、ちょっと驚き。
こんなんはOKなの??
表題作のほか、短編と4話くらいの中編による構成。
可愛いだけでないヒロインが非常に良い感じ。
ただ、期待した中編はコレというポイントがなく、連続話のメリットも薄く、ちょっと残念な仕上がりでした。
短編群のがいいです。
※左:妹「真由美」、右:鬼頭さん
こうしたヒロインが秀逸でした。可愛いだけではありません。
後に収録の中編を差し置き、表題作となっている短編「ただし二次元に限る」
成年ゲーム好きで、廃人と化している兄「弘人」くん。
ダメっぷりに拍車がかかる彼を現実に引き戻すべく、妹「真由美」ちゃんが奮闘するのです。
展開としては、ぶっちゃけよくある感じ。
ただ、こちらは半開きな目とつっけんどんな言いまわしの妹「真由美ちゃん」のキャラが良いのです。
若い割にけっこうばっさりとした思考で、普段は「弘人」って兄を呼び捨ててました。
”いきなりハードル高いな”
の部分が好き。
そんなんでも、えっちにまで付き合ってくれるところがキュートなのです。
ぜひまた別のシチュエーションで「真由美ちゃん」に会いたいです。
表題になっているのも納得。
催眠術ネタの「眠デレ」
従兄「都」くんに催眠術をかけられることとなった「みみこ」さんのお話。
”まぁ、ちょっと付き合ってやるか”
とか、完全に彼を下に見ており、表面とは裏腹に、内心ではしれっとしているところがポイント。
リアルにいそうですよね。
ただ、おばかな彼がため、猫とか妹にさせられ、どうにか演じている様が素敵なのでした。
大人だねー。
ただ、そうした演技を理由に大胆なことをしており、最終的にどっちつかずな感覚になっている展開が秀逸。
オチもちょっと可笑しいです。
猫耳付けたままえっちに流れるほか、「みみこさん」の着用していた短パンなお尻が可愛いです。
読んでいて独特さに驚いた短編「姫ゴト」
笑顔が可愛い、クラスで人気な「鬼頭」さん。
本性は別人のようであり、孤立しがちな「根室」くんを支配し、ストレスを解消していたのでした。
このキャラはまた凄いなー。
先の「みみこさん」とか、この「鬼頭さん」とか、万人受けはしないかもしれませんが、実に良いです。
あのにっこりとした笑顔が仮面ですね。
素に戻ると顔から口調・態度までガラリと変わり、なるほどストレスは溜まってそう。
罵るだけでなく手・足を使って、殴る・蹴るとかなり酷いことしていました。
「根室くん」はそのまま受けてるかなー。
ある意味プレイみたいな感じなんですけどね。
あーまで素を出せる、それを受けれる男性はそう見つからないと思うので、充実したカップルにも見えるんですが。
もうちょっと優しくしないと逃げられちゃうよ。
※左:幽霊「桐山レイカ」、右:西園真宮
両極端な2人を並べてみました。「真宮さん」は成長待ちかなー。
「保健医と珍獣」はカバー裏に顔を見せていた「西園真宮」さん。
内気な性格でクラスに打ち解けられず、ちょっとしたいじめに遭っている「真宮さん」
そんな彼女のことを気にかけていた保健医と、はいつしか恋人同士のようになっていたのでした。
だいたいそんな感じ。
この「真宮さん」のキャラは、ばっさりとした髪と半円な目の野暮ったい、独特な雰囲気。
確かに可愛くはないものの、「Noise」センセの技術とお話がため、ある意味可愛らしく仕上がっていました。
たぶんねぇ、もう少し大人になれば良いバランスになると思うよ。
行為の良し悪しは確かにあると思います。
ただ、間違いなく彼女を救いになっており、綺麗事並べたてて何もしないよりは立派。
非常に良いお話でした。
見ていてさすがに泣きはしないものの、じーんときます。
彼女には幸せになってほしいですね。
「シンデレ」は幽霊「桐山レイカ」さんとのえっち。
放課後の教室にいた「レイカさん」が見えてしまった教師は、その成仏の手助けをすることとなったのでした。
ありがちですが、連続話はこっち設定のが良かったのでは?
そんな気もする、優れたラブコメ短編。
”完全にさわられている感覚がある…!”
幽霊とのえっち展開では、ぜひ考えておきたい接触について。
勿体ないので伏せますが、この点についてちゃんと回答を用意していたので、安心して読むことができました。
ふんわりとした、らしい美少女で、ラブコメの似合う明るさをもった「レイカさん」
えっちでは初めてということもあり、大人しくなってしまうところがまたキュート。
えっち最中の会話もオシャレな感じでした。
オチの1ページも期待通りで、こちらもぜひ再登場を期待します。
冒頭のカラー原稿漫画「セイセキ優秀 浜内さん」
成績優秀な「浜内美月」さん。
落ち着いた物腰の優等生な彼女ですが、実はえっち好きで底なしだったのでした。
眼鏡で、いかにも頭良さげな台詞がいいですね。
彼女のえっち相手は数学教師でしたが、保健医に発見された際もいたって冷静に対処しています。
下着も穿かないまま登校していたそうで。
あの雰囲気からは想像できません。
こんなんいいなぁ。
結局3名での複数展開になるんですが、オチは概ね想像通りでした。
「にょんデレ」は「まどか」さんの法尿ネタ。
「綾ノ部紫大路(あやのべむらさきおおじ)」とか教師「水野」が言ってましたが…名字?
可愛らしい容姿なのに、教師に対して「水野」と呼び捨てにしているところが良いです。
お嬢様な感じですわねー。
トイレも自分で拭かないそうで、ここは願ったり叶ったり。
立って見せつけてくれました。
えっち知識は…あるのね。意外。
彼氏「茅葺(かやぶき)」くん・「椿」さんの「ラブコン」は彼女の兄「菊次郎」を含めた三角関係もの。
彼は6つ年上とか言ってましたが…そんなんなのに、彼だけでなくお兄ちゃんともシテいるのでした。
ラブラブな2人にやや呆れ気味な彼女がキュート。
オチページの表情も良いです。
※みみこ
短パンのお尻が良いのですよ。
キャラ紹介もあった、全4話の「詰んデレ」
将棋部に所属する4名ヒロイン「金山香子」、「盤上圭子」、「角田成美」、「大将飛鳥」らと顧問教師「歩成」とのラブコメで、将棋ネタがあちこちに散りばめられているのが特徴。
用語解説などもあります。
そんなん悪くないと思いますが、お話はラブラブな彼女らが次々にえっちしていくという、捻りないもの。
それぞれ多少性格の違いはあるものの、↑先に書いてきたような短編ヒロインらの持つ毒はありません。
無難なだけ、ありがちで魅力の薄いお話になっていました。
特に逡巡もせず、あっさり彼女らとえっちをしてしまう「歩成くん」も、正しいけど面白味はなく。
これが巻末に位置しているため、これまで良かった短編のアドバンテージを帳消しにしているような気がしました。
「Noise」センセなら、もっと良いものが描けると思うんですが、なにゆえこんなんなのか疑問。
丁寧で綺麗な作画。
しっかりしていながら、ふんわり・柔らかな処理が見事です。
濃淡は適度で描き込みにも優れ、若いきめ細かそうな肌がまた良い感じ。
各話の差もそう大きくなく、安定しております。
丸っこい可愛らしいキャラ絵。
ロリ寄りですがそう強くはなく、綺麗なまとまり。
間口は広いと思います。
↓表紙などカラーとはやや雰囲気違うものの、白黒原稿も同様にまとまってます。
判断はそちらか、紹介帯のカット絵が見易いです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: キッチリで優しく、良い作画でした。
・話4: 中編がマイナス。短編はどちらも良い仕上がりです。
・独4: ここも中編です。可愛いだけでないヒロインのが魅力的ですよ。
合計:[13/15]
なお、なぜか↓表紙・裏表紙は眼鏡キャラになっていますが、本編では2人だけ。
男性のが眼鏡率高いくらいなので、お好きな方はちょっぴり注意ね。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・ロリ
・おまけ: あとがき・漫画「おにいちゃんスイッチ」、
詰んデレ・キャラクター紹介①②、カバー裏に漫画。
・その他: 折り返しに既刊紹介、カラー(8P)、短編×12(うち「詰んデレ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Noise(のいず)」センセの「ただし二次元に限る」です。
先程まで昔のPCを引っ張り出して作業をしていましたが。
…ダメですね。
ひでるさんの処理速度がPCのソレを上回ります(笑)
なんとなく優越感。
とか喜んでいる場合ではないので、とっとと用事をすませて終えました。
こりゃ、いつまでも持ってる意味はなさそうですね。
さて、本日は綺麗な作画の「Noise」センセ。
「ただし二次元に限る」です。
こちらが初単行本「Loliplex!」、2冊目「ももいろノイズ」に続く3冊目。
紹介帯には…「シマる!?」とかなんとか、直接的な表現が書かれていて、ちょっと驚き。
こんなんはOKなの??
表題作のほか、短編と4話くらいの中編による構成。
可愛いだけでないヒロインが非常に良い感じ。
ただ、期待した中編はコレというポイントがなく、連続話のメリットも薄く、ちょっと残念な仕上がりでした。
短編群のがいいです。
※左:妹「真由美」、右:鬼頭さん
こうしたヒロインが秀逸でした。可愛いだけではありません。
後に収録の中編を差し置き、表題作となっている短編「ただし二次元に限る」
成年ゲーム好きで、廃人と化している兄「弘人」くん。
ダメっぷりに拍車がかかる彼を現実に引き戻すべく、妹「真由美」ちゃんが奮闘するのです。
展開としては、ぶっちゃけよくある感じ。
ただ、こちらは半開きな目とつっけんどんな言いまわしの妹「真由美ちゃん」のキャラが良いのです。
若い割にけっこうばっさりとした思考で、普段は「弘人」って兄を呼び捨ててました。
”いきなりハードル高いな”
の部分が好き。
そんなんでも、えっちにまで付き合ってくれるところがキュートなのです。
ぜひまた別のシチュエーションで「真由美ちゃん」に会いたいです。
表題になっているのも納得。
催眠術ネタの「眠デレ」
従兄「都」くんに催眠術をかけられることとなった「みみこ」さんのお話。
”まぁ、ちょっと付き合ってやるか”
とか、完全に彼を下に見ており、表面とは裏腹に、内心ではしれっとしているところがポイント。
リアルにいそうですよね。
ただ、おばかな彼がため、猫とか妹にさせられ、どうにか演じている様が素敵なのでした。
大人だねー。
ただ、そうした演技を理由に大胆なことをしており、最終的にどっちつかずな感覚になっている展開が秀逸。
オチもちょっと可笑しいです。
猫耳付けたままえっちに流れるほか、「みみこさん」の着用していた短パンなお尻が可愛いです。
読んでいて独特さに驚いた短編「姫ゴト」
笑顔が可愛い、クラスで人気な「鬼頭」さん。
本性は別人のようであり、孤立しがちな「根室」くんを支配し、ストレスを解消していたのでした。
このキャラはまた凄いなー。
先の「みみこさん」とか、この「鬼頭さん」とか、万人受けはしないかもしれませんが、実に良いです。
あのにっこりとした笑顔が仮面ですね。
素に戻ると顔から口調・態度までガラリと変わり、なるほどストレスは溜まってそう。
罵るだけでなく手・足を使って、殴る・蹴るとかなり酷いことしていました。
「根室くん」はそのまま受けてるかなー。
ある意味プレイみたいな感じなんですけどね。
あーまで素を出せる、それを受けれる男性はそう見つからないと思うので、充実したカップルにも見えるんですが。
もうちょっと優しくしないと逃げられちゃうよ。
※左:幽霊「桐山レイカ」、右:西園真宮
両極端な2人を並べてみました。「真宮さん」は成長待ちかなー。
「保健医と珍獣」はカバー裏に顔を見せていた「西園真宮」さん。
内気な性格でクラスに打ち解けられず、ちょっとしたいじめに遭っている「真宮さん」
そんな彼女のことを気にかけていた保健医と、はいつしか恋人同士のようになっていたのでした。
だいたいそんな感じ。
この「真宮さん」のキャラは、ばっさりとした髪と半円な目の野暮ったい、独特な雰囲気。
確かに可愛くはないものの、「Noise」センセの技術とお話がため、ある意味可愛らしく仕上がっていました。
たぶんねぇ、もう少し大人になれば良いバランスになると思うよ。
行為の良し悪しは確かにあると思います。
ただ、間違いなく彼女を救いになっており、綺麗事並べたてて何もしないよりは立派。
非常に良いお話でした。
見ていてさすがに泣きはしないものの、じーんときます。
彼女には幸せになってほしいですね。
「シンデレ」は幽霊「桐山レイカ」さんとのえっち。
放課後の教室にいた「レイカさん」が見えてしまった教師は、その成仏の手助けをすることとなったのでした。
ありがちですが、連続話はこっち設定のが良かったのでは?
そんな気もする、優れたラブコメ短編。
”完全にさわられている感覚がある…!”
幽霊とのえっち展開では、ぜひ考えておきたい接触について。
勿体ないので伏せますが、この点についてちゃんと回答を用意していたので、安心して読むことができました。
ふんわりとした、らしい美少女で、ラブコメの似合う明るさをもった「レイカさん」
えっちでは初めてということもあり、大人しくなってしまうところがまたキュート。
えっち最中の会話もオシャレな感じでした。
オチの1ページも期待通りで、こちらもぜひ再登場を期待します。
冒頭のカラー原稿漫画「セイセキ優秀 浜内さん」
成績優秀な「浜内美月」さん。
落ち着いた物腰の優等生な彼女ですが、実はえっち好きで底なしだったのでした。
眼鏡で、いかにも頭良さげな台詞がいいですね。
彼女のえっち相手は数学教師でしたが、保健医に発見された際もいたって冷静に対処しています。
下着も穿かないまま登校していたそうで。
あの雰囲気からは想像できません。
こんなんいいなぁ。
結局3名での複数展開になるんですが、オチは概ね想像通りでした。
「にょんデレ」は「まどか」さんの法尿ネタ。
「綾ノ部紫大路(あやのべむらさきおおじ)」とか教師「水野」が言ってましたが…名字?
可愛らしい容姿なのに、教師に対して「水野」と呼び捨てにしているところが良いです。
お嬢様な感じですわねー。
トイレも自分で拭かないそうで、ここは願ったり叶ったり。
立って見せつけてくれました。
えっち知識は…あるのね。意外。
彼氏「茅葺(かやぶき)」くん・「椿」さんの「ラブコン」は彼女の兄「菊次郎」を含めた三角関係もの。
彼は6つ年上とか言ってましたが…そんなんなのに、彼だけでなくお兄ちゃんともシテいるのでした。
ラブラブな2人にやや呆れ気味な彼女がキュート。
オチページの表情も良いです。
※みみこ
短パンのお尻が良いのですよ。
キャラ紹介もあった、全4話の「詰んデレ」
将棋部に所属する4名ヒロイン「金山香子」、「盤上圭子」、「角田成美」、「大将飛鳥」らと顧問教師「歩成」とのラブコメで、将棋ネタがあちこちに散りばめられているのが特徴。
用語解説などもあります。
そんなん悪くないと思いますが、お話はラブラブな彼女らが次々にえっちしていくという、捻りないもの。
それぞれ多少性格の違いはあるものの、↑先に書いてきたような短編ヒロインらの持つ毒はありません。
無難なだけ、ありがちで魅力の薄いお話になっていました。
特に逡巡もせず、あっさり彼女らとえっちをしてしまう「歩成くん」も、正しいけど面白味はなく。
これが巻末に位置しているため、これまで良かった短編のアドバンテージを帳消しにしているような気がしました。
「Noise」センセなら、もっと良いものが描けると思うんですが、なにゆえこんなんなのか疑問。
丁寧で綺麗な作画。
しっかりしていながら、ふんわり・柔らかな処理が見事です。
濃淡は適度で描き込みにも優れ、若いきめ細かそうな肌がまた良い感じ。
各話の差もそう大きくなく、安定しております。
丸っこい可愛らしいキャラ絵。
ロリ寄りですがそう強くはなく、綺麗なまとまり。
間口は広いと思います。
↓表紙などカラーとはやや雰囲気違うものの、白黒原稿も同様にまとまってます。
判断はそちらか、紹介帯のカット絵が見易いです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: キッチリで優しく、良い作画でした。
・話4: 中編がマイナス。短編はどちらも良い仕上がりです。
・独4: ここも中編です。可愛いだけでないヒロインのが魅力的ですよ。
合計:[13/15]
なお、なぜか↓表紙・裏表紙は眼鏡キャラになっていますが、本編では2人だけ。
男性のが眼鏡率高いくらいなので、お好きな方はちょっぴり注意ね。
ただし二次元に限る (TENMAコミックス LO) (2011/08/26) Noise 商品詳細を見る |
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■孕みたい彼女 くの一Drop (笑花偽)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]くのいち・ハーレム
・おまけ: あとがき。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「笑花偽(にこぷんニセ)」センセの「孕みたい彼女。くの一Drop」です。
こちら単行本は記念すべき10冊目だそうです。
おめでとうございます!
ぱちぱち。
とか書いていながら。
それだけ発売しているのに、ひでるさんは今回が初見でした。
そう、ぶっちゃけ絵柄は好みな感じではないんですねー。
ざーっと過去単行本の表紙を眺めてみましたが、やっぱり刺さりません。
手に取らなかった自分になんだか納得。
そうした点、今回の↓表紙はなかなか良い感じ。
なんだろう。
塗り方とデザインはこうしたのが好みだから、でしょうか。
全体的にはちょっと濃い目な色使いで、暖色な女の子と、左右の黒ラインの調和が素敵。
また、可愛くも色っぽいヒロイン「天野雫」が、甘い表情をしているんですよ。
もし裏表紙と逆だったなら、手に取らなかったかもしれません。
※実はくのいちな先輩「天野雫」
大雑把には、こうした雰囲気な漫画です
そんな訳で、「笑花偽」センセ。
これで「にこぷんニセ」とは…言われなければ、絶対に読めません。
変わっているので、やたら検索し易いというメリットはあると思いますが。
そんなセンセの新刊「孕みたい彼女。くの一Drop」は、なんと1冊まるまるの長編でした。
短編集だとばっかり思っていたんですけどねー。
お話については、成年漫画なので”えっちオンパレード”というところ。
えろえろ進行して、都合良く終わります。
そう特筆すべきところはありません。
ただし、成年漫画の長編モノとして、
①頻繁なえっちシーンの実現。
②お話全体にそう違和感がない。
③長編のメリットを生かしている。
④後半になって盛り上がる。
…などの点で、優秀な出来栄えだと思いました。
面白かったです。
平凡な学生「神藤凌」が主人公。
最近転校してきたらしい先輩「天野雫」の視線をなんとなく感じていた彼ですが、いきなり声をかけられ、そのまま彼女の住むマンションへと招待されたのでした。
「私は百万人に一人しかいない奇跡の男性を探していたの。その相手が凌、アナタなの……」
そうした夢のような言葉を掛けられ、初体験をすませたんですが。
なんと、彼女「雫」は蓮華流のくのいちだったのです。
彼女より秘術を教えられた「凌」は、いつしか能力を自在に操るようになっていき~と、そんなお話。
なんとびっくり、コレ現代忍者大戦な漫画です。
↓表紙からは想像もつきませんでしたねー。
ただ、忍法とか手裏剣とか、ケンケン・ガクガクなバトルをしたり、黒頭巾とか隠密とか暗殺とか…そういったセオリーな色はほぼありません。
得意技の”瞳術”がそもそもえっち系なので、勝負でもプライベートでも、絵的にはずっとシテる感じなの。
また、そもそも蓮華流は後継者不足なため、「雫さん」の目的はお相手を見つけて子作りをすること。
「もし運良く殿方を見つけ出したなら…即目合(まぐあ)うのだ」
そうした指示を受けてましたからね。
くのいちが登場したりもする、えっち描写頻繁な重々しくない長編漫画という仕上がりです。
※左:六条京香、右:成海未央
サブキャラも魅力的でした。お話としては弱めですが。
1話「百万人に一人」は正ヒロイン「雫さん」
かなり唐突に事が運んでおり、都合良すぎで怖いくらい。
まぁ、”ちょっと気になる美人な先輩”という相手から部屋まで招待され、”奇跡な男性”とか言われたら。
普通は有頂天ですわね。
オチ部分で見せていた格好は↓表紙のソレ。
正式衣装なのかな。
なかなかファッショナブルでしたよ。
そちらに続く、2話「目合の義」
この時点ではまだ忍者とかなんとかを信じておらず、「凌くん」は妄想好きなのだろうとか考えています。
実は1話にも顔を見せているんですが、こちらから幼馴染みの友人「卓」が正式に登場。
なかなかの好男子です。
彼のお陰で「雫さん」とはよりラブラブになり、ついには蓮華流瞳術を教わるまでに至るのでした。
後半からが本領発揮。
1話でオドオドしていた彼とは別人のようになってます。
この術いいなぁ。
”運命の相手と目が合うと裸に見える”
そんな訳で、たぶん今後「雫さん」は…ずっと丸裸で見られるんだろうか。
日々大変です。
そんな訳で、”瞳術”を習得した「凌くん」の3話「運命の相手」
冒頭は、使命とか何とか置いといて、もうメロメロにされている「雫さん」
過去描写があり、ここで重要キャラの婆様が登場です。
若い頃は美人だったかなーとかなんとなく思ってましたが…後半をお楽しみに。
”30も歳の離れた殿方に~”という友人の回想が1コマだけありましたが、妙にえっちよね、あれ。
一方、「凌くん」はここから浮気開始。
運命の相手の5人目と野外えっちに至っております。
術がため、相当な熟練者っぽくなってますね。
後半ではポイントとなるもう1人とえっちした挙句、友人「松井卓」の彼女「六条京香」ちゃんまでもが裸に見えてしまうのでした。
4話「友人の彼女」では、すっかり”瞳術”を使いこなすようになってます。
本来であれば浮気もバレてしまうところですが、すでに「雫さん」も心が読めなくなっていました。
こちらのメインは「京香ちゃん」とのえっち。
お嬢様です。
家に彼の友人を呼び出すなんて事をしながら、いちおう10分はもじもじしていたところがキュートです。
経験はありつつも、まだ可愛らしい言動なところもいいですねー。
5話「秘密のスペース」では、3話で顔を見せていたショートカットの「成海未央」が再登場。
チアガールなんですね。
なかなかエグい過去描写もありました。
そんなんまで見えちゃうんですわ。
6話「バックの快感」では再び「京香ちゃん」
お風呂でした。
丸い浴槽がお金持ちっぽいです。
また、5話より臨時の担任として「蒼井沙月」が登場。
「雫さん」と同業者な彼女は、7話「淫棍操術」から存在感を発揮します。
ちょっぴり若い彼女が見られ、これまた壮絶な過去描写が。
「卓」にはついに「京香ちゃん」との関係がバレ、その心の弱味に付け込まれてしまうのでした。
うわわ、果たしてどうなる!?
※ラブラブ「雫さん」
こんな感じでラブラブなんですが…この後怒涛な展開に!
8話「刺客」、9話「本当の繋がり」がラストバトルです。
ちょっぴり手に汗握る(かもしれない)展開となっていました。
ひでるさんは結構ドキドキ。
絵的な助けもあり、ハード・ブラックな展開が想像されるんだもの。
そうか、じっくり2周目見たところ、「凌くん」の台詞がヒントっぽいですね。
一方、デートに浮かれていた「雫さん」の元にも刺客が!
うわわ、急げ!!
果たしてこの後どうなってしまうのか、2人がどんな結末を迎えるのか、ここはぜひ本編にてご確認下さい。
10話「子作り」にてラストです。
めでたし・めでたし…ですか?
あのぅ。
友人「卓」の彼女「京香ちゃん」とのアレコレは、ネタ的に注目(ネトリになるのか)だったんですが。
彼は…ほったらかしなのね。
まぁ、確かに本編とは無関係なのだけど。
(※そんなんを描き切るほどのページもないですかね)
モテるそうなのでそっち方面は問題ないかと思いますが、彼との友人関係が壊れてなければいいなぁ。
とかく濃い目でこってり系な作画。
線も色も強く、描き込みも細かめですね。
各コマはそう小さくないものの、斜めな切り方と重なり多く、変化の大きいコマ割り。
ページも賑やかです。
バランスは個性あったものの違和感なく、目につくような崩れもありません。
表現にも優れ、全体で安定してます。
前述したようにひでるさんは刺さってないものの、絵柄のタイプが合致すればより楽しめるでしょう。
カラーとも遜色ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好みではないですが、良かったですよ。
・話3: えっちメインですからね。
・独5: 成年アプローチな忍者漫画として優れた出来栄えでした。
合計:[12/15]
忍者漫画の1つとして、実に新鮮に感じました。
なるほど、こうした描き方もあるんですね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]くのいち・ハーレム
・おまけ: あとがき。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「笑花偽(にこぷんニセ)」センセの「孕みたい彼女。くの一Drop」です。
こちら単行本は記念すべき10冊目だそうです。
おめでとうございます!
ぱちぱち。
とか書いていながら。
それだけ発売しているのに、ひでるさんは今回が初見でした。
そう、ぶっちゃけ絵柄は好みな感じではないんですねー。
ざーっと過去単行本の表紙を眺めてみましたが、やっぱり刺さりません。
手に取らなかった自分になんだか納得。
そうした点、今回の↓表紙はなかなか良い感じ。
なんだろう。
塗り方とデザインはこうしたのが好みだから、でしょうか。
全体的にはちょっと濃い目な色使いで、暖色な女の子と、左右の黒ラインの調和が素敵。
また、可愛くも色っぽいヒロイン「天野雫」が、甘い表情をしているんですよ。
もし裏表紙と逆だったなら、手に取らなかったかもしれません。
※実はくのいちな先輩「天野雫」
大雑把には、こうした雰囲気な漫画です
そんな訳で、「笑花偽」センセ。
これで「にこぷんニセ」とは…言われなければ、絶対に読めません。
変わっているので、やたら検索し易いというメリットはあると思いますが。
そんなセンセの新刊「孕みたい彼女。くの一Drop」は、なんと1冊まるまるの長編でした。
短編集だとばっかり思っていたんですけどねー。
お話については、成年漫画なので”えっちオンパレード”というところ。
えろえろ進行して、都合良く終わります。
そう特筆すべきところはありません。
ただし、成年漫画の長編モノとして、
①頻繁なえっちシーンの実現。
②お話全体にそう違和感がない。
③長編のメリットを生かしている。
④後半になって盛り上がる。
…などの点で、優秀な出来栄えだと思いました。
面白かったです。
平凡な学生「神藤凌」が主人公。
最近転校してきたらしい先輩「天野雫」の視線をなんとなく感じていた彼ですが、いきなり声をかけられ、そのまま彼女の住むマンションへと招待されたのでした。
「私は百万人に一人しかいない奇跡の男性を探していたの。その相手が凌、アナタなの……」
そうした夢のような言葉を掛けられ、初体験をすませたんですが。
なんと、彼女「雫」は蓮華流のくのいちだったのです。
彼女より秘術を教えられた「凌」は、いつしか能力を自在に操るようになっていき~と、そんなお話。
なんとびっくり、コレ現代忍者大戦な漫画です。
↓表紙からは想像もつきませんでしたねー。
ただ、忍法とか手裏剣とか、ケンケン・ガクガクなバトルをしたり、黒頭巾とか隠密とか暗殺とか…そういったセオリーな色はほぼありません。
得意技の”瞳術”がそもそもえっち系なので、勝負でもプライベートでも、絵的にはずっとシテる感じなの。
また、そもそも蓮華流は後継者不足なため、「雫さん」の目的はお相手を見つけて子作りをすること。
「もし運良く殿方を見つけ出したなら…即目合(まぐあ)うのだ」
そうした指示を受けてましたからね。
くのいちが登場したりもする、えっち描写頻繁な重々しくない長編漫画という仕上がりです。
※左:六条京香、右:成海未央
サブキャラも魅力的でした。お話としては弱めですが。
1話「百万人に一人」は正ヒロイン「雫さん」
かなり唐突に事が運んでおり、都合良すぎで怖いくらい。
まぁ、”ちょっと気になる美人な先輩”という相手から部屋まで招待され、”奇跡な男性”とか言われたら。
普通は有頂天ですわね。
オチ部分で見せていた格好は↓表紙のソレ。
正式衣装なのかな。
なかなかファッショナブルでしたよ。
そちらに続く、2話「目合の義」
この時点ではまだ忍者とかなんとかを信じておらず、「凌くん」は妄想好きなのだろうとか考えています。
実は1話にも顔を見せているんですが、こちらから幼馴染みの友人「卓」が正式に登場。
なかなかの好男子です。
彼のお陰で「雫さん」とはよりラブラブになり、ついには蓮華流瞳術を教わるまでに至るのでした。
後半からが本領発揮。
1話でオドオドしていた彼とは別人のようになってます。
この術いいなぁ。
”運命の相手と目が合うと裸に見える”
そんな訳で、たぶん今後「雫さん」は…ずっと丸裸で見られるんだろうか。
日々大変です。
そんな訳で、”瞳術”を習得した「凌くん」の3話「運命の相手」
冒頭は、使命とか何とか置いといて、もうメロメロにされている「雫さん」
過去描写があり、ここで重要キャラの婆様が登場です。
若い頃は美人だったかなーとかなんとなく思ってましたが…後半をお楽しみに。
”30も歳の離れた殿方に~”という友人の回想が1コマだけありましたが、妙にえっちよね、あれ。
一方、「凌くん」はここから浮気開始。
運命の相手の5人目と野外えっちに至っております。
術がため、相当な熟練者っぽくなってますね。
後半ではポイントとなるもう1人とえっちした挙句、友人「松井卓」の彼女「六条京香」ちゃんまでもが裸に見えてしまうのでした。
4話「友人の彼女」では、すっかり”瞳術”を使いこなすようになってます。
本来であれば浮気もバレてしまうところですが、すでに「雫さん」も心が読めなくなっていました。
こちらのメインは「京香ちゃん」とのえっち。
お嬢様です。
家に彼の友人を呼び出すなんて事をしながら、いちおう10分はもじもじしていたところがキュートです。
経験はありつつも、まだ可愛らしい言動なところもいいですねー。
5話「秘密のスペース」では、3話で顔を見せていたショートカットの「成海未央」が再登場。
チアガールなんですね。
なかなかエグい過去描写もありました。
そんなんまで見えちゃうんですわ。
6話「バックの快感」では再び「京香ちゃん」
お風呂でした。
丸い浴槽がお金持ちっぽいです。
また、5話より臨時の担任として「蒼井沙月」が登場。
「雫さん」と同業者な彼女は、7話「淫棍操術」から存在感を発揮します。
ちょっぴり若い彼女が見られ、これまた壮絶な過去描写が。
「卓」にはついに「京香ちゃん」との関係がバレ、その心の弱味に付け込まれてしまうのでした。
うわわ、果たしてどうなる!?
※ラブラブ「雫さん」
こんな感じでラブラブなんですが…この後怒涛な展開に!
8話「刺客」、9話「本当の繋がり」がラストバトルです。
ちょっぴり手に汗握る(かもしれない)展開となっていました。
ひでるさんは結構ドキドキ。
絵的な助けもあり、ハード・ブラックな展開が想像されるんだもの。
そうか、じっくり2周目見たところ、「凌くん」の台詞がヒントっぽいですね。
一方、デートに浮かれていた「雫さん」の元にも刺客が!
うわわ、急げ!!
果たしてこの後どうなってしまうのか、2人がどんな結末を迎えるのか、ここはぜひ本編にてご確認下さい。
10話「子作り」にてラストです。
めでたし・めでたし…ですか?
あのぅ。
友人「卓」の彼女「京香ちゃん」とのアレコレは、ネタ的に注目(ネトリになるのか)だったんですが。
彼は…ほったらかしなのね。
まぁ、確かに本編とは無関係なのだけど。
(※そんなんを描き切るほどのページもないですかね)
モテるそうなのでそっち方面は問題ないかと思いますが、彼との友人関係が壊れてなければいいなぁ。
とかく濃い目でこってり系な作画。
線も色も強く、描き込みも細かめですね。
各コマはそう小さくないものの、斜めな切り方と重なり多く、変化の大きいコマ割り。
ページも賑やかです。
バランスは個性あったものの違和感なく、目につくような崩れもありません。
表現にも優れ、全体で安定してます。
前述したようにひでるさんは刺さってないものの、絵柄のタイプが合致すればより楽しめるでしょう。
カラーとも遜色ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好みではないですが、良かったですよ。
・話3: えっちメインですからね。
・独5: 成年アプローチな忍者漫画として優れた出来栄えでした。
合計:[12/15]
忍者漫画の1つとして、実に新鮮に感じました。
なるほど、こうした描き方もあるんですね。
孕みたい彼女 (エンジェルコミックス) (2011/07/16) 笑花偽 商品詳細を見る |
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■MAID GRAFFITI (ねんど。)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・メイド
・おまけ: A postscript、カバー裏にSD絵、
合間に下描き公開・ネタ絵。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「MAID GRAFFITI」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ねんど。」センセの「MAID GRAFFITI」です。
せっかくなので。
「ゆるゆり」のTVを見ました。
…ああした感じになるのか。
まぁ、無難な感じなんでしょうけど、その昔アニメとなった「ぼのぼの」と同じく、あの魅力は漫画ならではのものだと思いました。
なんというか、頑張っちゃってるみたいな。(←そりゃ頑張っているのだろうけど)
ほぼ台詞一言だけでしたが、「池田千歳」さんは自然に聞こえました。
さて、本日は「未成熟しょうじょ図鑑」などを紹介している「ねんど。」センセ。
最新刊は「MAID GRAFFITI」です。
表題の連続話をメインとした単行本構成。
軽いノリのコメディーな漫画群で、中編も短編も楽しい仕上がりになっていました。
各ヒロインが個性的で面白いですね。
※メイド「ナナミ」・「響香」
何度か書いてますが、こうした配置での好みは「響香さん」です。
そんな訳で、カバーを飾っているメイドさん3名が登場する「MAID GRAFFITI」から。
こちらは6話の中編です。
家賃の滞納で、アパートを追い出された「鴨下洋」
”かわいいメイドさんと一緒に働きませんか”
そうした、住み込みの募集張り紙を発見し、さっそくそちらに向かったのでした。
到着したのは、広い庭付きのデカい屋敷。
出迎えたメイド「ナナミ」は、”急死した主人に代わって娘「月見」とメイドらを養ってくれる人を探している”と伝えたのです。
無職の「洋」はそれを断わろうとしたものの、みつ編みメイドとドール系少女につられて、結局それを承諾したのでした。
はっちゃけ・お家再興物語という漫画。
細かい突っ込みをしてしまうとキリないくらいのお話ですが、楽しくえっちな、らしい仕上がりです。
3名ほどのメイドさんが登場。
↓表紙を飾っている「ナナミさん」が初登場で、てっきり彼女がメインヒロインかと思いましたが…あまりそうした感じはないのかな。
こちらの最終話は、結構意外(←個人的に)な展開になっていました。
ひでるさんはちょっと驚き。
1話目はメイド「ナナミさん」
↑先の申し出に、無職で自信もない「洋くん」はいちおう”お試し”で承諾しています。
そんな彼にエロいことを仕掛けたのは彼女からでした。
弱気な普通っぽいメイドに見える「ナナミさん」ですが、実はえろえろな女性。
なんだか、登場するたびに頭悪くなっているような気がしました。
自ら促して服を脱がさせたりしてます。
よくよく考えると、このえっちさがため「洋くん」を引き止めるのに成功しており、出迎えの人選としては最適だったかもしれません。
特に、オチから登場するメイド「響香」さんが厳しい方だったので。
そんな訳で「響香さん」がメインの2話目。
眼鏡が特徴のメイド長で、おそらく屋敷の家事・雑事をこなしているのは彼女でしょう。
「ナナミさん」と違ってえっち系には照れる、可愛らしい方でした。
控え目な胸もいい感じです。
そんな「響香さん」に指示され、向かった先は商店街のラーメン店。
仕事って…ラーメン屋のバイトじゃない。
無銭で食べに来る「月見ちゃん」・「ナナミさん」が可笑しいですよ。
「ナナミさん」はまた深夜に寝込みを襲ってきてました。
エロいなぁ。
その最中に「響香さん」が部屋に来たため、「ナナミさん」は中途半端なまま隠れたんですが…
「ご主人様とあろう方が一人Hなんて言語道断です!」
そう勘違いし、後を引き継ぐという展開。
うん、「響香さん」の性格から、何かしら切っ掛けないとえっちに流せないですよね。
「ラーメン屋のバイトで何とかなるんだろうか?」
そうした台詞のある3話目。
仕事から1週間目と書いてありましたけど、今更何を!?
ともかく、ちょっと悩む「洋くん」に対し、裸エプロンで登場した「ナナミさん」
「服着るの忘れてエプロンしちゃったみたいです…」
だって。
うそつけ。
しかも、朝食として持ってきているのが、カップ焼そばにコーンスープという、どっちもお湯で数分みたいな食事でした。
あのー、メイドですよね?
そうした彼女がため、朝からえっち展開となるんですが…こちらの後半にて衝撃(笑撃)の事実が明かされますので、お楽しみに。
前回「響香さん」が彼女を警戒していた理由も判明しますよ。
※左:はぐれメイド「沙絵」、右:月見ちゃん
この「沙絵さん」もイイ味をだしていました。
髪を整える、「月見ちゃん」と共にラーメン屋をまわる…など、だんだん仕事に真剣になっていく「洋くん」の姿が描かれる4話目。
あ、こうした漫画(←いい意味で)の割に、ちゃんとしてるのね。
こちらにて新キャラのツインテールな「沙絵」さんが登場。
曰く「はぐれメイド」とのこと。
なんだそれ。
口も手も早い方で、よく殴られたりしてました。
お話は、深夜にスープ作りをしていた彼をコックだと勘違いし、えっちを試してみる展開です。
「響香さん」の指摘通り、口ばっかでサボってばかりのメイドなようでしたが、ストーリー的には結構重要なキャラでした。
ポイントになる5話目。
無口・無表情な「月見ちゃん」と普通に意思疎通できている描写や、中華料理屋の娘という「沙絵さん」に特訓を受けるシーンがあります。
頻繁に使われる、「麺なめんな!」という台詞が印象的でした。
なお、えっちは久しぶりに「響香さん」
またまた朝に寝起きを襲われるパターンとなってます。
そちらから続く6話目が最終話。
こうなるのか。
どんな結末になるのか、ご期待下さい。
個人的にはけっこう意外でした。
ちなみに、こちらでメイド3名が集合している描写ありましたが、「響香さん」以外が”まったく役に立ってない”ところが面白いです。
前述してますけど、「ナナミさん」は完全にはっちゃけキャラと化していました。
割るなよ。
「SWAT」はタイトルそのまま”SWATから派遣された”という女の子が、突然「佳彦」の家に入って来るというもの。
まぁ、SWATと言っても、
「すっ(SU)ごいヲタ(WO)なひきこもりをあ(A)っという間にたち(TA)直らせ隊という非営利団体」
なんですけどね。
余計なお世話ですよ。
エージェントの女の子は可愛らしい雰囲気ながらカギを分断して侵入しているなど、なかなか強引で犯罪ちっくでした。
ゲーム趣味な彼のため、選択肢をチョイスさせてのえっち展開。
最初の”悩みを聞いてもらう”の落とし方はいかにも「ねんど。」センセですねー。
なお、オチ部分にて先の「MAID GRAFFITI」と繋がっているんですが、そのあたりはぜひ単行本でご確認下さい。
※左:SWATのエージェントさん、右:黒瀬れな
やっぱり「れなさん」は魅力的ですね。
「迷える子羊の為の狂想組曲Part.3」は前巻「めがねでHで小生意気!」からの続き。
そっちでは表紙を飾っていたので、しっかり記憶がありました。
「ねんど。」センセの眼鏡キャラはいいですよね。
こちらは「天野」くんの住むマンションに突然「黒瀬れな」さんが訪問するというもの。
相変わらず縦横無尽っぷり。
えっち最中でもめろめろにならず、主導権を握っているのがポイントでしょう。
お話的にそうキッチリ繋がってはいないものの、やはり知っていた方が楽しいと思います。
ほか、「まなみってばちょっとgdgdしすぎなんでない?」は幼い容姿の後輩「夏木愛美」さん。
一人称が「僕」のショートカットな娘さん。
妹ちっくな彼女が、誘惑してくるような流れでした。
「モトハルの物は僕の物、僕自身はモトハルの物だもん♪」
いちおう冗談っぽく誤魔化していましたが、そんなラブい発言あります。
後半は可愛らしい様を見せていましたよ。
「経験」は単行本の収録ではラストになっているんですが、こちらがカラー原稿ある作品。
語尾がのびたりする、ユルりとした雰囲気でお人好しな「奈々」さん。
こちらは「正樹」くんのが好き勝手にしているんですが、「奈々さん」は特に疑ったりもせず、従順に従っていました。
えっちの流れもそんなんで、お尻とかでもされてました。
オチが面白いですね。
ツインテールのトイレ・女子マークとか。
適度な描き込みと濃淡の、すっきり絵柄。
キャラ絵は特徴的な丸っこい、可愛らしいもの。
癖はあり、ロリっぽくはあるものの、そう極端な感じでもありません。
前回も書きましたが、個人的に違和感はほぼなくなりました。
ただ、コメディー崩し部分ほか、ちらほらSD絵になるのも相変わらず。
全体的にカラっと揚げたような、軽いノリな雰囲気が漂っています。
バランスや表現など漫画の描き方では引っ掛かる部分なく、良い感じ。
↓表紙など、艶々っとしたカラーはやや雰囲気が違います。
紹介帯か、あるいは裏表紙のが判断には近いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的には良いですが、癖はどっちかというと強めなので。
・話4: 細かい事はおいといて、表題作が面白かったです。
・独4: センセの眼鏡なヒロインが好きです。
合計:[12/15]
可愛いだけでなく、どこか毒なり問題点なりある方が合っていると思います。
登場のメイド3名はここで終わらせるに惜しいキャラでした。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・メイド
・おまけ: A postscript、カバー裏にSD絵、
合間に下描き公開・ネタ絵。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「MAID GRAFFITI」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ねんど。」センセの「MAID GRAFFITI」です。
せっかくなので。
「ゆるゆり」のTVを見ました。
…ああした感じになるのか。
まぁ、無難な感じなんでしょうけど、その昔アニメとなった「ぼのぼの」と同じく、あの魅力は漫画ならではのものだと思いました。
なんというか、頑張っちゃってるみたいな。(←そりゃ頑張っているのだろうけど)
ほぼ台詞一言だけでしたが、「池田千歳」さんは自然に聞こえました。
さて、本日は「未成熟しょうじょ図鑑」などを紹介している「ねんど。」センセ。
最新刊は「MAID GRAFFITI」です。
表題の連続話をメインとした単行本構成。
軽いノリのコメディーな漫画群で、中編も短編も楽しい仕上がりになっていました。
各ヒロインが個性的で面白いですね。
※メイド「ナナミ」・「響香」
何度か書いてますが、こうした配置での好みは「響香さん」です。
そんな訳で、カバーを飾っているメイドさん3名が登場する「MAID GRAFFITI」から。
こちらは6話の中編です。
家賃の滞納で、アパートを追い出された「鴨下洋」
”かわいいメイドさんと一緒に働きませんか”
そうした、住み込みの募集張り紙を発見し、さっそくそちらに向かったのでした。
到着したのは、広い庭付きのデカい屋敷。
出迎えたメイド「ナナミ」は、”急死した主人に代わって娘「月見」とメイドらを養ってくれる人を探している”と伝えたのです。
無職の「洋」はそれを断わろうとしたものの、みつ編みメイドとドール系少女につられて、結局それを承諾したのでした。
はっちゃけ・お家再興物語という漫画。
細かい突っ込みをしてしまうとキリないくらいのお話ですが、楽しくえっちな、らしい仕上がりです。
3名ほどのメイドさんが登場。
↓表紙を飾っている「ナナミさん」が初登場で、てっきり彼女がメインヒロインかと思いましたが…あまりそうした感じはないのかな。
こちらの最終話は、結構意外(←個人的に)な展開になっていました。
ひでるさんはちょっと驚き。
1話目はメイド「ナナミさん」
↑先の申し出に、無職で自信もない「洋くん」はいちおう”お試し”で承諾しています。
そんな彼にエロいことを仕掛けたのは彼女からでした。
弱気な普通っぽいメイドに見える「ナナミさん」ですが、実はえろえろな女性。
なんだか、登場するたびに頭悪くなっているような気がしました。
自ら促して服を脱がさせたりしてます。
よくよく考えると、このえっちさがため「洋くん」を引き止めるのに成功しており、出迎えの人選としては最適だったかもしれません。
特に、オチから登場するメイド「響香」さんが厳しい方だったので。
そんな訳で「響香さん」がメインの2話目。
眼鏡が特徴のメイド長で、おそらく屋敷の家事・雑事をこなしているのは彼女でしょう。
「ナナミさん」と違ってえっち系には照れる、可愛らしい方でした。
控え目な胸もいい感じです。
そんな「響香さん」に指示され、向かった先は商店街のラーメン店。
仕事って…ラーメン屋のバイトじゃない。
無銭で食べに来る「月見ちゃん」・「ナナミさん」が可笑しいですよ。
「ナナミさん」はまた深夜に寝込みを襲ってきてました。
エロいなぁ。
その最中に「響香さん」が部屋に来たため、「ナナミさん」は中途半端なまま隠れたんですが…
「ご主人様とあろう方が一人Hなんて言語道断です!」
そう勘違いし、後を引き継ぐという展開。
うん、「響香さん」の性格から、何かしら切っ掛けないとえっちに流せないですよね。
「ラーメン屋のバイトで何とかなるんだろうか?」
そうした台詞のある3話目。
仕事から1週間目と書いてありましたけど、今更何を!?
ともかく、ちょっと悩む「洋くん」に対し、裸エプロンで登場した「ナナミさん」
「服着るの忘れてエプロンしちゃったみたいです…」
だって。
うそつけ。
しかも、朝食として持ってきているのが、カップ焼そばにコーンスープという、どっちもお湯で数分みたいな食事でした。
あのー、メイドですよね?
そうした彼女がため、朝からえっち展開となるんですが…こちらの後半にて衝撃(笑撃)の事実が明かされますので、お楽しみに。
前回「響香さん」が彼女を警戒していた理由も判明しますよ。
※左:はぐれメイド「沙絵」、右:月見ちゃん
この「沙絵さん」もイイ味をだしていました。
髪を整える、「月見ちゃん」と共にラーメン屋をまわる…など、だんだん仕事に真剣になっていく「洋くん」の姿が描かれる4話目。
あ、こうした漫画(←いい意味で)の割に、ちゃんとしてるのね。
こちらにて新キャラのツインテールな「沙絵」さんが登場。
曰く「はぐれメイド」とのこと。
なんだそれ。
口も手も早い方で、よく殴られたりしてました。
お話は、深夜にスープ作りをしていた彼をコックだと勘違いし、えっちを試してみる展開です。
「響香さん」の指摘通り、口ばっかでサボってばかりのメイドなようでしたが、ストーリー的には結構重要なキャラでした。
ポイントになる5話目。
無口・無表情な「月見ちゃん」と普通に意思疎通できている描写や、中華料理屋の娘という「沙絵さん」に特訓を受けるシーンがあります。
頻繁に使われる、「麺なめんな!」という台詞が印象的でした。
なお、えっちは久しぶりに「響香さん」
またまた朝に寝起きを襲われるパターンとなってます。
そちらから続く6話目が最終話。
こうなるのか。
どんな結末になるのか、ご期待下さい。
個人的にはけっこう意外でした。
ちなみに、こちらでメイド3名が集合している描写ありましたが、「響香さん」以外が”まったく役に立ってない”ところが面白いです。
前述してますけど、「ナナミさん」は完全にはっちゃけキャラと化していました。
割るなよ。
「SWAT」はタイトルそのまま”SWATから派遣された”という女の子が、突然「佳彦」の家に入って来るというもの。
まぁ、SWATと言っても、
「すっ(SU)ごいヲタ(WO)なひきこもりをあ(A)っという間にたち(TA)直らせ隊という非営利団体」
なんですけどね。
余計なお世話ですよ。
エージェントの女の子は可愛らしい雰囲気ながらカギを分断して侵入しているなど、なかなか強引で犯罪ちっくでした。
ゲーム趣味な彼のため、選択肢をチョイスさせてのえっち展開。
最初の”悩みを聞いてもらう”の落とし方はいかにも「ねんど。」センセですねー。
なお、オチ部分にて先の「MAID GRAFFITI」と繋がっているんですが、そのあたりはぜひ単行本でご確認下さい。
※左:SWATのエージェントさん、右:黒瀬れな
やっぱり「れなさん」は魅力的ですね。
「迷える子羊の為の狂想組曲Part.3」は前巻「めがねでHで小生意気!」からの続き。
そっちでは表紙を飾っていたので、しっかり記憶がありました。
「ねんど。」センセの眼鏡キャラはいいですよね。
こちらは「天野」くんの住むマンションに突然「黒瀬れな」さんが訪問するというもの。
相変わらず縦横無尽っぷり。
えっち最中でもめろめろにならず、主導権を握っているのがポイントでしょう。
お話的にそうキッチリ繋がってはいないものの、やはり知っていた方が楽しいと思います。
ほか、「まなみってばちょっとgdgdしすぎなんでない?」は幼い容姿の後輩「夏木愛美」さん。
一人称が「僕」のショートカットな娘さん。
妹ちっくな彼女が、誘惑してくるような流れでした。
「モトハルの物は僕の物、僕自身はモトハルの物だもん♪」
いちおう冗談っぽく誤魔化していましたが、そんなラブい発言あります。
後半は可愛らしい様を見せていましたよ。
「経験」は単行本の収録ではラストになっているんですが、こちらがカラー原稿ある作品。
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こちらは「正樹」くんのが好き勝手にしているんですが、「奈々さん」は特に疑ったりもせず、従順に従っていました。
えっちの流れもそんなんで、お尻とかでもされてました。
オチが面白いですね。
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癖はあり、ロリっぽくはあるものの、そう極端な感じでもありません。
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全体的にカラっと揚げたような、軽いノリな雰囲気が漂っています。
バランスや表現など漫画の描き方では引っ掛かる部分なく、良い感じ。
↓表紙など、艶々っとしたカラーはやや雰囲気が違います。
紹介帯か、あるいは裏表紙のが判断には近いと思います。
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・絵4: 個人的には良いですが、癖はどっちかというと強めなので。
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・独4: センセの眼鏡なヒロインが好きです。
合計:[12/15]
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■生はめチューどく (七鍵智志)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]積極的・複数
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×10
(うち「母・白木恭子さんシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「七鍵智志(ななかぎ・さとし)」センセの「生はめチューどく」です。
「ドラゴンクエスト」が誕生25周年とのことで。
1から3までの「ドラゴンクエスト」が「Wii」にて発売されるそうなんですが…そのままか。
収録5作は全て復刻で、今では携帯でもプレイできるそれを今更ってーのはどうなんでしょう。
しかも半分は同じゲームだし…。
まぁ、「Wii」持ってないので買わないんですけどね。
”アブノーマル作家”とか紹介帯に書かれていた「七鍵智志」センセ。
初単行本は「生はめチューどく」です。
収録はほぼ短編で、1エピソードのみ連続話がありました。
見ての通りに可愛らしいヒロイン絵で、複数などエロい展開が特徴。
そうハードでもなく(←比較的ね)、お話によってはラブちっくなのもありました。
女装男子とのカップルもの「とらんすふぉーむ」
実は姉弟で、小さい頃から着せ替えされていた「優」くんはそのまま育ち、またお姉ちゃんもそんな彼を楽しんでいたのでした。
もう完全にお姉ちゃんのオモチャ状態ですね。
彼がまた従順なので、彼女としてはたまんないでしょう。
お互い内なるものをさらけ出しているため、よくあるラブラブな関係のさらに上という雰囲気がありました。
まだ可愛らしい頃の2人の絵もあり、そっちでのエピソードも見たい感じ。
※雛さん
センセの描かれるこの手のヒロインが好き
「隣の思惑」は隣のお姉ちゃん「雛」さん。
こちらは収録で、ラブ度の強いお話になっています。
両親が2日間留守にするため、残った「翔」くんの面倒を「雛さん」が見ることとなったのでした。
このカップルはかなり年齢差があるのかなー。
お互いにラブラブで、この絶好の機会を生かすべく「雛さん」がやんわり「翔くん」を誘惑するというもの。
本気を出したお姉ちゃん、という感じですわね。
前半の問い詰めるような雰囲気が、ガラリと変わるえっちシーンが見所でしょう。
余裕持っていたように見えますが、実際のところはどうなんでしょうね。
同じ話で「雛さん」視点にしてもなかなか面白そうな1話だと思います。
巨乳・美人・優しい、と三拍子そろった保健室の先生「美原」
主人公「清田雅彦」は、憧れる彼女が生徒とえっちしているところを目撃してしまうのです。
しかし、彼が覗いていたのは「美原」も察しており、うっかり落としてしまった携帯電話からバレてしまうのでした。
「ねぇ、先生と秘密…共有してみない?」
そんなんが冒頭話「保健膣」
成年漫画の定番、エロい保健医ですね。
そんなにSっぽくなく、かと言って優しいお姉さん的でもなく、純粋に(?)生徒とのえっちを楽しんでいます。
なんといっても、お話中でマトもに服を着ているのが回想の1コマだけというのが凄い。
ただ、やっぱりこうした女性は脱ぐシーンから見たかったなー、って。
「スク水の理由」は憧れの先輩「牧波」さん。
彼女の家に招かれた「木原」くん。
出てきた彼女は、なぜかスクール水着(旧タイプ)で出迎えるのでした。
「今日はこれで遊ぶからだよっ」
…だって。
先輩(年上)の割に可愛らしい方で、ニコニコと愛想しい女性。
初々しくもえっちで、これは…モテるだろうなぁ。
スクール水着もよく似合っていました。
ただ、倒れるシーンの、”あまりに出来過ぎな体勢”が馬鹿馬鹿しかったですが。
※左から、母「白木恭子」、優くん・お姉ちゃん
真ん中は男性なんですけどねー。
タイトルは異なるものの「淫母教育」、「認めた世界…」という2話は実は連続話になってます。
友人「白木望」の家へ遊びに来た「征一」
初めて会った彼の母「白木恭子」は、
”肉付き凄いのにほっそりしてて”、という美人さん。
トイレから出るとなぜか「望」の姿はなく、「恭子」と話しているうち、テーブル下から彼女の足が伸びてきたのでした。
「淫母教育」はそんな流れ。
あれだけ大きな子供がいるわりにお姉さんっぽい容姿で、えろい女性。
当然ながら「望くん」ともシテおり、さらに「征一くん」まで喰ってしまうというものです。
彼女がいる「征一くん」はぎりぎりで抵抗しているんですが、まさにヤラれてしまったような感じでした。
普通の漫画はたいていこれで終わりですが、その後日談「認めた世界…」が収録されていたのは大きなポイント。
彼女「姫歌」さんとデートの「征一くん」
映画も見終わり、これから2人きりで~という時、「征一くん」はどちらかへ電話をした後、とっとと帰ってしまったのでした。
巻き込まれる「姫歌さん」のお話です。
デートがためか、可愛い下着でしたよ。
「征一くん」はすっかり「恭子さん」の虜となっており、デート後の機械的な行動が異常。
ほぼマインドコントロールされてるみたい。
練習とかなんとか言っていたのに、完全に人の恋路を邪魔してますね、白木親子は。
「姫歌さん」もなかなかエロい女性だったため、なんのかんの楽しんではいましたが。
※左:先輩「牧波さん」、右:今井志保(効能のヒミツ)
お気に入りは「牧波さん」です。可愛いですよー。
ほか、コスプレ複数えっちの「コスってギンギン」
デフォルトでもかなりエロい格好でしたが。
中盤からはさらにオモチャを自ら追加し…多くのカメラに囲まれつつも、大変なことになってます。
あれはさぞびっくりするだろうなぁ。
「アフターショック」は泥酔したホステス「美紅」が、帰宅後に後をつけていた常連客らからえっちされてしまう展開。
下手すると現実にもあり得そうなお話ですね。
先のコスプレな方は自らでしたが、こっちは別。
まぁ、相手が2人だったからまだいいようなものの…ラスト1コマがやや重めでした。
「Best of Smell」は臭いフェチな女性「石橋由紀子」さんが満員電車からの臭いにメロメロになってしまうというもの。
流れとかなんとかは置いといて、彼はソレを自分の欠点だと思っていたようなので。
好きと言ってくれるのがどんなに幸せな事かと、変なところで感動しました。
素敵なお話ですよね。
原稿時期ではもっとも古い、「効能のヒミツ」
温泉旅館ということで、背景もポイントになってしまうんですが、ここはかなり厳しめ。
色彩も薄く、かなり軽い印象になっているのは大きなマイナス点です。
最終的には複数えっちに発展することもあり、もっと暗めで怪しい感じのがよかったのではと思います。
そんな訳で、作画は09年から11年。
差はそれなりにあり、全体ではやや不安定かなーというところ。
ふっくらと肉付き良く、可愛いヒロイン絵。
各女性はえろえろで複数パターンも頻繁でしたが、ラブコメっぽいのでも問題ないくらい。
目立つ大きな崩れや乱れもなく、そう際立って引っ掛かるような箇所もありません。
さほどごっちゃりもしておらず、見易い作画でした。
良いと思います。
カラーでもそう変化ないですが、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 安定感だけですね。そう極端な癖もありません。
・話4: エロい中にラブ度のあったお話が好きです。
・独3: もう少し…”コレ”という、フェチっぽさがあっても良かったかと。
合計:[10/15]
こちらの単行本とか、こないだの「ティーアイネット」さんとか、巻末の他単行本紹介がいいですね。
サンプル原稿と収録作品があったりして。
ほぼ既刊ばかりなんですが、ここで新刊もあればより良いんですけど。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]積極的・複数
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×10
(うち「母・白木恭子さんシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「七鍵智志(ななかぎ・さとし)」センセの「生はめチューどく」です。
「ドラゴンクエスト」が誕生25周年とのことで。
1から3までの「ドラゴンクエスト」が「Wii」にて発売されるそうなんですが…そのままか。
収録5作は全て復刻で、今では携帯でもプレイできるそれを今更ってーのはどうなんでしょう。
しかも半分は同じゲームだし…。
まぁ、「Wii」持ってないので買わないんですけどね。
ドラゴンクエスト25周年記念 ハッピーバースデイ!スライム (2011/06/17) スクウェア・エニックス 商品詳細を見る |
”アブノーマル作家”とか紹介帯に書かれていた「七鍵智志」センセ。
初単行本は「生はめチューどく」です。
収録はほぼ短編で、1エピソードのみ連続話がありました。
見ての通りに可愛らしいヒロイン絵で、複数などエロい展開が特徴。
そうハードでもなく(←比較的ね)、お話によってはラブちっくなのもありました。
女装男子とのカップルもの「とらんすふぉーむ」
実は姉弟で、小さい頃から着せ替えされていた「優」くんはそのまま育ち、またお姉ちゃんもそんな彼を楽しんでいたのでした。
もう完全にお姉ちゃんのオモチャ状態ですね。
彼がまた従順なので、彼女としてはたまんないでしょう。
お互い内なるものをさらけ出しているため、よくあるラブラブな関係のさらに上という雰囲気がありました。
まだ可愛らしい頃の2人の絵もあり、そっちでのエピソードも見たい感じ。
※雛さん
センセの描かれるこの手のヒロインが好き
「隣の思惑」は隣のお姉ちゃん「雛」さん。
こちらは収録で、ラブ度の強いお話になっています。
両親が2日間留守にするため、残った「翔」くんの面倒を「雛さん」が見ることとなったのでした。
このカップルはかなり年齢差があるのかなー。
お互いにラブラブで、この絶好の機会を生かすべく「雛さん」がやんわり「翔くん」を誘惑するというもの。
本気を出したお姉ちゃん、という感じですわね。
前半の問い詰めるような雰囲気が、ガラリと変わるえっちシーンが見所でしょう。
余裕持っていたように見えますが、実際のところはどうなんでしょうね。
同じ話で「雛さん」視点にしてもなかなか面白そうな1話だと思います。
巨乳・美人・優しい、と三拍子そろった保健室の先生「美原」
主人公「清田雅彦」は、憧れる彼女が生徒とえっちしているところを目撃してしまうのです。
しかし、彼が覗いていたのは「美原」も察しており、うっかり落としてしまった携帯電話からバレてしまうのでした。
「ねぇ、先生と秘密…共有してみない?」
そんなんが冒頭話「保健膣」
成年漫画の定番、エロい保健医ですね。
そんなにSっぽくなく、かと言って優しいお姉さん的でもなく、純粋に(?)生徒とのえっちを楽しんでいます。
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ただ、やっぱりこうした女性は脱ぐシーンから見たかったなー、って。
「スク水の理由」は憧れの先輩「牧波」さん。
彼女の家に招かれた「木原」くん。
出てきた彼女は、なぜかスクール水着(旧タイプ)で出迎えるのでした。
「今日はこれで遊ぶからだよっ」
…だって。
先輩(年上)の割に可愛らしい方で、ニコニコと愛想しい女性。
初々しくもえっちで、これは…モテるだろうなぁ。
スクール水着もよく似合っていました。
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真ん中は男性なんですけどねー。
タイトルは異なるものの「淫母教育」、「認めた世界…」という2話は実は連続話になってます。
友人「白木望」の家へ遊びに来た「征一」
初めて会った彼の母「白木恭子」は、
”肉付き凄いのにほっそりしてて”、という美人さん。
トイレから出るとなぜか「望」の姿はなく、「恭子」と話しているうち、テーブル下から彼女の足が伸びてきたのでした。
「淫母教育」はそんな流れ。
あれだけ大きな子供がいるわりにお姉さんっぽい容姿で、えろい女性。
当然ながら「望くん」ともシテおり、さらに「征一くん」まで喰ってしまうというものです。
彼女がいる「征一くん」はぎりぎりで抵抗しているんですが、まさにヤラれてしまったような感じでした。
普通の漫画はたいていこれで終わりですが、その後日談「認めた世界…」が収録されていたのは大きなポイント。
彼女「姫歌」さんとデートの「征一くん」
映画も見終わり、これから2人きりで~という時、「征一くん」はどちらかへ電話をした後、とっとと帰ってしまったのでした。
巻き込まれる「姫歌さん」のお話です。
デートがためか、可愛い下着でしたよ。
「征一くん」はすっかり「恭子さん」の虜となっており、デート後の機械的な行動が異常。
ほぼマインドコントロールされてるみたい。
練習とかなんとか言っていたのに、完全に人の恋路を邪魔してますね、白木親子は。
「姫歌さん」もなかなかエロい女性だったため、なんのかんの楽しんではいましたが。
※左:先輩「牧波さん」、右:今井志保(効能のヒミツ)
お気に入りは「牧波さん」です。可愛いですよー。
ほか、コスプレ複数えっちの「コスってギンギン」
デフォルトでもかなりエロい格好でしたが。
中盤からはさらにオモチャを自ら追加し…多くのカメラに囲まれつつも、大変なことになってます。
あれはさぞびっくりするだろうなぁ。
「アフターショック」は泥酔したホステス「美紅」が、帰宅後に後をつけていた常連客らからえっちされてしまう展開。
下手すると現実にもあり得そうなお話ですね。
先のコスプレな方は自らでしたが、こっちは別。
まぁ、相手が2人だったからまだいいようなものの…ラスト1コマがやや重めでした。
「Best of Smell」は臭いフェチな女性「石橋由紀子」さんが満員電車からの臭いにメロメロになってしまうというもの。
流れとかなんとかは置いといて、彼はソレを自分の欠点だと思っていたようなので。
好きと言ってくれるのがどんなに幸せな事かと、変なところで感動しました。
素敵なお話ですよね。
原稿時期ではもっとも古い、「効能のヒミツ」
温泉旅館ということで、背景もポイントになってしまうんですが、ここはかなり厳しめ。
色彩も薄く、かなり軽い印象になっているのは大きなマイナス点です。
最終的には複数えっちに発展することもあり、もっと暗めで怪しい感じのがよかったのではと思います。
そんな訳で、作画は09年から11年。
差はそれなりにあり、全体ではやや不安定かなーというところ。
ふっくらと肉付き良く、可愛いヒロイン絵。
各女性はえろえろで複数パターンも頻繁でしたが、ラブコメっぽいのでも問題ないくらい。
目立つ大きな崩れや乱れもなく、そう際立って引っ掛かるような箇所もありません。
さほどごっちゃりもしておらず、見易い作画でした。
良いと思います。
カラーでもそう変化ないですが、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 安定感だけですね。そう極端な癖もありません。
・話4: エロい中にラブ度のあったお話が好きです。
・独3: もう少し…”コレ”という、フェチっぽさがあっても良かったかと。
合計:[10/15]
こちらの単行本とか、こないだの「ティーアイネット」さんとか、巻末の他単行本紹介がいいですね。
サンプル原稿と収録作品があったりして。
ほぼ既刊ばかりなんですが、ここで新刊もあればより良いんですけど。
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■禁愛乙女 (肉そうきゅー。)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・姉妹
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
カバー裏に4コマ・表紙ボツ案・作品への一言二言、
・その他: カラー(4P)、短編×12
(うち「先生が制服に着替えたら…」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「肉そうきゅー。(にくそうきゅー。)」センセの「禁愛乙女」です。
前置きにちょろっと。
こちらでも紹介しました、「荒井チェリー」センセの「ワンダフルデイズ5巻」を読みました。
冒頭の過去描写もいい感じでしたが、本編は「零」さんのアレコレが素敵。
本来は子供と一部の大人しか見えない、という設定がうまーく使われていました。
ちらほら差し込まれている、「長谷川珠季」さんとのラブコメも良かったです。
特に猫カフェのシーンが最高。
この2人だけでもいいですよ。
さて、そんな訳でこちらもあまーいラブコメ話な作品集。
以前に「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」を紹介しました、「肉そうきゅー。」センセです。
2冊目は「禁愛乙女」ということで、姉・妹の多く登場する短編集となっていました。
前述したように、甘いです。
角砂糖にガムシロップをかけてチョコレートでコーティングしたみたいにベタあまでした。
※左:従姉・担任「歌澄さん」、右:お嬢様「四条院小姫さん」
むちむちなコスプレがヤバいです。
教師・生徒のカップルは3話(※ほか、描き下ろしで1話)ほど。
●「先生が制服に着替えたら…」(難易度:低)
こちらが冒頭話です。
従姉で担任という「歌澄(かすみ)」さんと学園祭の手伝いをする「秋仁」くん。
演劇部の衣装があるということで、それを着るようにお願いしたのでした。
なんのかんの着てくれるのがいいですが、
「やっぱり無理があるかな…って」
というそのまま、むちむちなのがさらに良い感じ。
スカート丈もだいぶ短いですが、ボタンとまらない胸が素敵。
髪型をわざわざツーサイドアップにしているなど、恥ずかしがっているわりにノリノリでした。
カラー原稿は本編えっちシーンの抜き出しなんですが、コスプレちっくなのはそのため。
黒い下着が良かったものの、あっさり脱がしちゃうんですよねー。
カラーでは1コマだけでしたよ。
なお、初めてというのに、後ろ向いてた「歌澄さん」にドキっとしますよ。
いきなりそっちか。
●「先生を制服に着替えさせたら…」(難易度:中)
こちらは後日談の描き下ろし。
髪留めでなくカチューシャで、特徴としてはロール髪くらいでほぼ別人ちっく。
先のお話と違い、昔の制服を着た「歌澄さん」との拘束えっちです。
●「遠近両用彼女」(難易度:高)
男性「早野誠真」が教師のパターンで、「羽沢睦奈(はねさわ・ちかな)」が生徒さん。
ちなみに、表紙のボツ案には「睦奈さん」の姿もあり、下手すると↓表紙をゲットできていたかもしれません。
(※似たポーズで折り返しに登場)
●「七夕ロマンス」(難易度:低)
こちらは天文学部の顧問「桐野円」さんが浴衣を着てくれるというもの。
まぁ、あんなノリ良い先生と2人きりの部活というのは、「江藤」くん羨ましいですねー。
ちゃんと下着も着けてないとのことでしたが、距離の近さが凄い。
ラブラブでした。
屋上えっちなので、フェンスに掴まり後ろから~なんてお約束もあります。
彼はまた最後にかっちょえーこと言ってましたよ。
なお、「円さん」も折り返しにて顔を見せており、カバーのイラストは教師ネタヒロインが揃っていました。
これは「歌澄さん」に合わせたのかな。
※左:巫女「風ノ森小鳥さん」、右:妹「可奈ちゃん」
面白かったので、こちらをチョイスしました。うざそう。
●「ずっと手を繋いで」(難易度:高)
ちなみに、そんな教師ネタ・ヒロインらと共に裏表紙をゲットしていたのがお嬢様「四条院小姫(しじょういん・さき)」さん。
白黒原稿では赤とかそんなんかなー、ってさして気にしてなかったですが、リボンは黒なんですね。
意外に地味なんだ。
服装・髪が薄い色なので良いアクセントでしたが。
あとがき絵も「小姫さん」で、「肉そうきゅー。」センセのお気に入りなのかも。
兄妹のように育ったということで、現在その執事となっている「五条春真」くんは気を抜くと”兄様”とか呼ばれてましたよ。
●「巫女とお盆と降霊と」(難易度:低)
こちらのヒロイン「風ノ森小鳥」さんも、幼馴染みで妹みたいな存在。
巫女服な彼女とのえっちは羨ましいですね。
告白部分はなかなかはっちゃけていましたが。
「ラブラブな関係になりなさい…」
とか自ら言うのは…恥ずかしいなぁ。
それらは妹ちっくでしたが、次からの3話は実妹です。
●「ブラコン・シスコン バカップル」(難易度:高)
タイトルそのまま、お馬鹿さんっぷりが楽しい1話です。
ハロウィンに乗じて、”悪戯ラブし放題”とか「可奈」ちゃんが言っておりました。
朝からはっちゃけてますねー。
こうして第三者として眺めるにはいいものの、隣にいるとかなり疲れそう。
「んも~最高」
とか、ゴロゴロしてる絵がキュートです。
あんなんだと、所構わずベタベタしてきそうですね。
近づき難い兄妹だろうなぁ。
●「シスター×シスター クリスマス」(難易度:低)
先ほど巫女さん出てきましたが、こちらはシスターです。
やたらスカート丈は短く、コスプレちっくでしたが。
「ちらっとな」
そう「雪乃」さんはふざけてましたけど、普通にしててもギリギリですよ。
そんな訳で、”シスター(妹)でシスター(修道女)”なお話でした。
実は、本編で目立っていたのは「雪乃さん」の足。
パンチラから、足プレイなどがあるので、そんなん好きな方は必見でしょう。
●「お花見inる~む」(難易度:高)
解説を見てその通りだと思いました。
こちらの彼は花粉症がため、部屋で窓越しにお花見をしていましたが。
あ、さっき”実妹3話”と書いちゃいましたが、こちらの「稔(みのり)」ちゃんは義妹でしたね。
この季節は出会った際の思い出と繋がるんだろうなぁ。
酔っ払った「稔ちゃん」が可愛いですが、一気飲みはよくないぞ。
※左:シスターでシスター「雪乃さん」、右:同級生の義姉「芳野さん」
コスプレちっくでもあります。
最後に姉モノの2話をば。
●「おねーちゃんの「愛」のメモリー」(難易度:低)
いまどき日記(※本編ではメモ帳と書いてた)つけてる人は珍しいかも。
アナログなのね。
あんなんを机に堂々と置いてちゃー見られて当然ですし、「時矢」くんは軽々しくそんなん読んじゃーダメ。
「トップシークレットををを!!」
とか言ってましたが、あれは釣りでしょう。
2人の変態告白合戦が良かったです。
パンストもいいなぁ。
●「愛姉ってなんだよ…」(難易度:高)
こちらもお姉ちゃんですが、正確には義姉です。
くるくる世話を焼く様がキュートですが、「芳野」さんは生まれも3日だけの違いで、同級生。
お互いちょっとズレていたものの、ラブラブでした。
彼的には違和感あるようですが、お姉ちゃんプレイとかやってくれそうね。
前巻では”おっぱい”描写が気になる、って書いてますが、今回はさして引っ掛かりませんでした。
たぶんちょっとした違いかもしれませんが…解消されてます。個人的に。
成年漫画なので、正直なところではもう少しキッチリ・細かく描写でもいいかなーとは思いますが。
すっきり丁寧で、爽やかさのある絵柄。
濃淡・描き込みも良く、綺麗にまとまっています。
漫画は巧く、特に引っ掛かるようなコマもありませんでした。
お話も楽しく、前回と違って全体的に良かったです。
本当に…好みというのは不確かで厄介なものですねー。
たぶん、こちらの精神状態とかも影響しちゃているんだろうなぁ。
ちなみに、着衣ありの大コマが巧くまとまっていて、サンプルを選ぶのに困らない方です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 綺麗に可愛らしくまとまっていました。
・話4: 甘さたっぷりのラブラブ話群です。甘味がお好きならば。
・独4: はっちゃけたコメディーっぽいのが良かったです。
合計:[12/15]
ちなみに、前巻でもあった「うさちゅー」さんを探せ。
やはり今回の漫画内にもちらほらと描かれており、頑張って探しました。
いちおう、全てのエピソードにて発見しましたよー。
なお、↑上のタイトル部分の後ろに難易度(高・中・低)の評価してみました。
探す際の参考にどうぞ。
特に「ずっと手を繋いで」は難しかったわー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・姉妹
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
カバー裏に4コマ・表紙ボツ案・作品への一言二言、
・その他: カラー(4P)、短編×12
(うち「先生が制服に着替えたら…」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「肉そうきゅー。(にくそうきゅー。)」センセの「禁愛乙女」です。
前置きにちょろっと。
こちらでも紹介しました、「荒井チェリー」センセの「ワンダフルデイズ5巻」を読みました。
ワンダフルデイズ (5) (まんがタイムKRコミックス) (2011/05/27) 荒井 チェリー 商品詳細を見る |
冒頭の過去描写もいい感じでしたが、本編は「零」さんのアレコレが素敵。
本来は子供と一部の大人しか見えない、という設定がうまーく使われていました。
ちらほら差し込まれている、「長谷川珠季」さんとのラブコメも良かったです。
特に猫カフェのシーンが最高。
この2人だけでもいいですよ。
さて、そんな訳でこちらもあまーいラブコメ話な作品集。
以前に「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」を紹介しました、「肉そうきゅー。」センセです。
2冊目は「禁愛乙女」ということで、姉・妹の多く登場する短編集となっていました。
前述したように、甘いです。
角砂糖にガムシロップをかけてチョコレートでコーティングしたみたいにベタあまでした。
※左:従姉・担任「歌澄さん」、右:お嬢様「四条院小姫さん」
むちむちなコスプレがヤバいです。
教師・生徒のカップルは3話(※ほか、描き下ろしで1話)ほど。
●「先生が制服に着替えたら…」(難易度:低)
こちらが冒頭話です。
従姉で担任という「歌澄(かすみ)」さんと学園祭の手伝いをする「秋仁」くん。
演劇部の衣装があるということで、それを着るようにお願いしたのでした。
なんのかんの着てくれるのがいいですが、
「やっぱり無理があるかな…って」
というそのまま、むちむちなのがさらに良い感じ。
スカート丈もだいぶ短いですが、ボタンとまらない胸が素敵。
髪型をわざわざツーサイドアップにしているなど、恥ずかしがっているわりにノリノリでした。
カラー原稿は本編えっちシーンの抜き出しなんですが、コスプレちっくなのはそのため。
黒い下着が良かったものの、あっさり脱がしちゃうんですよねー。
カラーでは1コマだけでしたよ。
なお、初めてというのに、後ろ向いてた「歌澄さん」にドキっとしますよ。
いきなりそっちか。
●「先生を制服に着替えさせたら…」(難易度:中)
こちらは後日談の描き下ろし。
髪留めでなくカチューシャで、特徴としてはロール髪くらいでほぼ別人ちっく。
先のお話と違い、昔の制服を着た「歌澄さん」との拘束えっちです。
●「遠近両用彼女」(難易度:高)
男性「早野誠真」が教師のパターンで、「羽沢睦奈(はねさわ・ちかな)」が生徒さん。
ちなみに、表紙のボツ案には「睦奈さん」の姿もあり、下手すると↓表紙をゲットできていたかもしれません。
(※似たポーズで折り返しに登場)
●「七夕ロマンス」(難易度:低)
こちらは天文学部の顧問「桐野円」さんが浴衣を着てくれるというもの。
まぁ、あんなノリ良い先生と2人きりの部活というのは、「江藤」くん羨ましいですねー。
ちゃんと下着も着けてないとのことでしたが、距離の近さが凄い。
ラブラブでした。
屋上えっちなので、フェンスに掴まり後ろから~なんてお約束もあります。
彼はまた最後にかっちょえーこと言ってましたよ。
なお、「円さん」も折り返しにて顔を見せており、カバーのイラストは教師ネタヒロインが揃っていました。
これは「歌澄さん」に合わせたのかな。
※左:巫女「風ノ森小鳥さん」、右:妹「可奈ちゃん」
面白かったので、こちらをチョイスしました。うざそう。
●「ずっと手を繋いで」(難易度:高)
ちなみに、そんな教師ネタ・ヒロインらと共に裏表紙をゲットしていたのがお嬢様「四条院小姫(しじょういん・さき)」さん。
白黒原稿では赤とかそんなんかなー、ってさして気にしてなかったですが、リボンは黒なんですね。
意外に地味なんだ。
服装・髪が薄い色なので良いアクセントでしたが。
あとがき絵も「小姫さん」で、「肉そうきゅー。」センセのお気に入りなのかも。
兄妹のように育ったということで、現在その執事となっている「五条春真」くんは気を抜くと”兄様”とか呼ばれてましたよ。
●「巫女とお盆と降霊と」(難易度:低)
こちらのヒロイン「風ノ森小鳥」さんも、幼馴染みで妹みたいな存在。
巫女服な彼女とのえっちは羨ましいですね。
告白部分はなかなかはっちゃけていましたが。
「ラブラブな関係になりなさい…」
とか自ら言うのは…恥ずかしいなぁ。
それらは妹ちっくでしたが、次からの3話は実妹です。
●「ブラコン・シスコン バカップル」(難易度:高)
タイトルそのまま、お馬鹿さんっぷりが楽しい1話です。
ハロウィンに乗じて、”悪戯ラブし放題”とか「可奈」ちゃんが言っておりました。
朝からはっちゃけてますねー。
こうして第三者として眺めるにはいいものの、隣にいるとかなり疲れそう。
「んも~最高」
とか、ゴロゴロしてる絵がキュートです。
あんなんだと、所構わずベタベタしてきそうですね。
近づき難い兄妹だろうなぁ。
●「シスター×シスター クリスマス」(難易度:低)
先ほど巫女さん出てきましたが、こちらはシスターです。
やたらスカート丈は短く、コスプレちっくでしたが。
「ちらっとな」
そう「雪乃」さんはふざけてましたけど、普通にしててもギリギリですよ。
そんな訳で、”シスター(妹)でシスター(修道女)”なお話でした。
実は、本編で目立っていたのは「雪乃さん」の足。
パンチラから、足プレイなどがあるので、そんなん好きな方は必見でしょう。
●「お花見inる~む」(難易度:高)
解説を見てその通りだと思いました。
こちらの彼は花粉症がため、部屋で窓越しにお花見をしていましたが。
あ、さっき”実妹3話”と書いちゃいましたが、こちらの「稔(みのり)」ちゃんは義妹でしたね。
この季節は出会った際の思い出と繋がるんだろうなぁ。
酔っ払った「稔ちゃん」が可愛いですが、一気飲みはよくないぞ。
※左:シスターでシスター「雪乃さん」、右:同級生の義姉「芳野さん」
コスプレちっくでもあります。
最後に姉モノの2話をば。
●「おねーちゃんの「愛」のメモリー」(難易度:低)
いまどき日記(※本編ではメモ帳と書いてた)つけてる人は珍しいかも。
アナログなのね。
あんなんを机に堂々と置いてちゃー見られて当然ですし、「時矢」くんは軽々しくそんなん読んじゃーダメ。
「トップシークレットををを!!」
とか言ってましたが、あれは釣りでしょう。
2人の変態告白合戦が良かったです。
パンストもいいなぁ。
●「愛姉ってなんだよ…」(難易度:高)
こちらもお姉ちゃんですが、正確には義姉です。
くるくる世話を焼く様がキュートですが、「芳野」さんは生まれも3日だけの違いで、同級生。
お互いちょっとズレていたものの、ラブラブでした。
彼的には違和感あるようですが、お姉ちゃんプレイとかやってくれそうね。
前巻では”おっぱい”描写が気になる、って書いてますが、今回はさして引っ掛かりませんでした。
たぶんちょっとした違いかもしれませんが…解消されてます。個人的に。
成年漫画なので、正直なところではもう少しキッチリ・細かく描写でもいいかなーとは思いますが。
すっきり丁寧で、爽やかさのある絵柄。
濃淡・描き込みも良く、綺麗にまとまっています。
漫画は巧く、特に引っ掛かるようなコマもありませんでした。
お話も楽しく、前回と違って全体的に良かったです。
本当に…好みというのは不確かで厄介なものですねー。
たぶん、こちらの精神状態とかも影響しちゃているんだろうなぁ。
ちなみに、着衣ありの大コマが巧くまとまっていて、サンプルを選ぶのに困らない方です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 綺麗に可愛らしくまとまっていました。
・話4: 甘さたっぷりのラブラブ話群です。甘味がお好きならば。
・独4: はっちゃけたコメディーっぽいのが良かったです。
合計:[12/15]
ちなみに、前巻でもあった「うさちゅー」さんを探せ。
やはり今回の漫画内にもちらほらと描かれており、頑張って探しました。
いちおう、全てのエピソードにて発見しましたよー。
なお、↑上のタイトル部分の後ろに難易度(高・中・低)の評価してみました。
探す際の参考にどうぞ。
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禁愛乙女 (ポプリコミックス) (2011/05/26) 肉そうきゅー。 商品詳細を見る |
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