■ふぁみこん。 (前田千石)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親相姦
・おまけ: あとがき、作品解説、
カバー裏に別絵、イラスト。
・その他: 「母コン」×8、「妹シリーズ」×4。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「ふぁみこん。」です。
けっこう早めにきました。
思い返せば名作「奥さんバレー」から、ひでるすっかりファンとなってしまった、「前田千石」センセの最新刊。
通算5冊目となる単行本は、近親色の強い「ふぁみこん。」なのでした。
とりあえずセンセの単行本は早急に集め、ずうずうしくも全てレビューさせて頂いております。
他単行本について知りたい方は、ぜひ↓ページ下の「★「前田千石」センセの漫画紹介記事 」を参照下さいませませ。
※母「静菜さん」です。
こうした女性は抜群に巧いですねー。
さて、「ふぁみこん。」です。
購入前はそのタイトルから、「ハミ+コン!/ほんだありま」を思い出したりして、ややおっかなびっくりではありましたが…意味はそっちとは違っておりました。
さすがに「前田千石」センセ、きっちりえっちです。
内容は中編2タイトルが収録された構成で、メインの「母コン」はそのまま母親と、「でか妹。」「ひめ妹。」「はは妹。」「あに妹。」と続く「妹シリーズ」は妹を中心に先生や母親ともいたしてしまうお話。
全体的にセンセの過去作品にあったような暗く重い空気はなく、軽い(一部違うけれど)タッチの漫画となっておりました。
いわゆる一般的ではない(笑)、妹漫画の「妹シリーズ」
モデルもやっている、学園一の長身「京(けい)」さん。
その兄「垓(かい)」くんは逆に学園一小さく、可愛らしい容姿から年上女性を中心に男子にまで人気なのでした。
ある日、試験勉強目的で「京さん」の自宅へ集まったその同級生「サキ」さん、「陽子」さん。
他愛ない話から「京さん」の秘めた想いを看破し、そのお膳立てをするのでした。
だいたいそんなお話ですよ。
※左:でかい妹「京さん」、右:その母「百さん」です。
こちらの「百さん」は「静菜さん」とまったく違う母親ですね。
非常にコメディー色の強い、明るい近親漫画ですね。
大きな身体ながらお兄ちゃんのこととなると途端に可愛らしくなってしまう「京さん」、ほぼなすがままという、羨ましいようなそうでもないような(←どっちだ)という、兄「垓くん」の二人もいいんですが、こちらではその母「百(もも)」さんが素敵キャラ。
3話目にてお風呂場で二人がいたしているところをうっかり目撃してしまうんですね。
(※ちなみに、その際「垓くん」は「京さん」によって風呂桶へ放り投げられていました。ちっちゃいからねー)
「どうしてちゃんと避妊してあげないの。お兄ちゃんでしょ!」
…その現場を目撃していながら、そんなんでした。
まぁ、その通りだけなのだけれど(笑)
他に突っ込むトコロがあるでしょーに!!
しかもその後、妹「京さん」のすぐ目前でしてしまうのですよ。
口で装着したりなんかして…。
なんつー親子だ。
こないだの「わすれな/ゼロの者」とはまったく逆の漫画ですね。
えろくていいですが。
なお、一応教育の成果はあったらしく、次で「垓くん」はちゃんとゴムつけようとしてました。わはは。
そうした一連の流れがオチへと繋がるのは、さすが「前田千石」センセ。
寝たまま泣く「京さん」が実に妙に刺さりました。
ひでるさん、「前田千石」センセの女性キャラがだーって泣く表情がツボなんですよぅ。
※母「静菜さん」です。
人妻は背中で誘え!…ということで、背中です(笑)
単行本のメインで、センセの最長作品である「母コン」
母「静菜」さん一人に育てられた主人公の「梢太(しょうた)」くん。
ふとした切っ掛けから母のことを意識するようになってしまい、日々その想いに悩んでおりました。
隣の人妻「柏木」さん、従姉「咲」さんなど、それを知る周囲の女性らによって導かれ…。
というお話。
「いつからだろう」
先の「妹シリーズ」とは違い、こちらはおふざけなしの、ややしっとり落ち着いた近親話。
当事者二人は真剣に思い悩んでいるものの、周囲はそれを応援するような感じで、こちらも重苦しい悲劇的な空気はありません。
特に隣の「柏木さん」はそれを公然と言い放つ、特異なキャラ。
「私ね……いつか、あの子が大きくなったら…今みたいにしてあげたいなぁ…って思っているの」
とか言っておりました。
事が済んだ後、「凌」ちゃんへおっぱいをあげる際の一言がなかなかパンチ効いております。
いいですね。
そんな訳で、彼女との風呂場でのえっちは母乳が飛び出すえろえろ描写。
悩む「梢太くん」の背中を押す役割を担っておりました。
もう一人「咲さん」もえっち対象は「梢太くん」なんですが、こちらは母「静菜さん」の切っ掛けですね。
どちらかで読みましたが、”近親相姦というのは年上が容認しないと成り立たない”ものなのだそうです。
それで考えると、息子の行為で意識は変わっていたものの、安定した親子関係を突き崩す、激しく心を揺さぶる出来事は必須なのでしょう。
…以上、適度にえっちを振りまきつつも、二人が結ばれるまでの流れがキチンと描かれておりました。
物凄い気持ちは分かりますが、台所で調理中の背中を襲うのはやめた方がいいと思いますよん(笑)
人物から濃淡までのバランス感覚、シリアスからコメディーまでの描写、作品全体の安定感など、文句のない出来栄え。
成年系ではないので詳細には描き込まれておりませんが、”色っぽい女性を素敵に見せるのがお得意”な「前田千石」センセだけあって、しっかりえっちです。
色っぽくも可愛らしい人物絵で、若干の癖があるものの弱く、あまり好き嫌いが出ない系統でしょう。
なお、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないと思います。
白黒絵のが巧いですけどね。
ふぁみこん。 (JUNEコミックス B-men’s Comics 20)
★「前田千石」センセの漫画紹介記事
[ミセスリンク]
[奥さんバレー]
[アネモエ 姉萌え]
[森乃さんちの婿事情]
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親相姦
・おまけ: あとがき、作品解説、
カバー裏に別絵、イラスト。
・その他: 「母コン」×8、「妹シリーズ」×4。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「ふぁみこん。」です。
けっこう早めにきました。
思い返せば名作「奥さんバレー」から、ひでるすっかりファンとなってしまった、「前田千石」センセの最新刊。
通算5冊目となる単行本は、近親色の強い「ふぁみこん。」なのでした。
とりあえずセンセの単行本は早急に集め、ずうずうしくも全てレビューさせて頂いております。
他単行本について知りたい方は、ぜひ↓ページ下の「★「前田千石」センセの漫画紹介記事 」を参照下さいませませ。
※母「静菜さん」です。
こうした女性は抜群に巧いですねー。
さて、「ふぁみこん。」です。
購入前はそのタイトルから、「ハミ+コン!/ほんだありま」を思い出したりして、ややおっかなびっくりではありましたが…意味はそっちとは違っておりました。
さすがに「前田千石」センセ、きっちりえっちです。
内容は中編2タイトルが収録された構成で、メインの「母コン」はそのまま母親と、「でか妹。」「ひめ妹。」「はは妹。」「あに妹。」と続く「妹シリーズ」は妹を中心に先生や母親ともいたしてしまうお話。
全体的にセンセの過去作品にあったような暗く重い空気はなく、軽い(一部違うけれど)タッチの漫画となっておりました。
いわゆる一般的ではない(笑)、妹漫画の「妹シリーズ」
モデルもやっている、学園一の長身「京(けい)」さん。
その兄「垓(かい)」くんは逆に学園一小さく、可愛らしい容姿から年上女性を中心に男子にまで人気なのでした。
ある日、試験勉強目的で「京さん」の自宅へ集まったその同級生「サキ」さん、「陽子」さん。
他愛ない話から「京さん」の秘めた想いを看破し、そのお膳立てをするのでした。
だいたいそんなお話ですよ。
※左:でかい妹「京さん」、右:その母「百さん」です。
こちらの「百さん」は「静菜さん」とまったく違う母親ですね。
非常にコメディー色の強い、明るい近親漫画ですね。
大きな身体ながらお兄ちゃんのこととなると途端に可愛らしくなってしまう「京さん」、ほぼなすがままという、羨ましいようなそうでもないような(←どっちだ)という、兄「垓くん」の二人もいいんですが、こちらではその母「百(もも)」さんが素敵キャラ。
3話目にてお風呂場で二人がいたしているところをうっかり目撃してしまうんですね。
(※ちなみに、その際「垓くん」は「京さん」によって風呂桶へ放り投げられていました。ちっちゃいからねー)
「どうしてちゃんと避妊してあげないの。お兄ちゃんでしょ!」
…その現場を目撃していながら、そんなんでした。
まぁ、その通りだけなのだけれど(笑)
他に突っ込むトコロがあるでしょーに!!
しかもその後、妹「京さん」のすぐ目前でしてしまうのですよ。
口で装着したりなんかして…。
なんつー親子だ。
こないだの「わすれな/ゼロの者」とはまったく逆の漫画ですね。
えろくていいですが。
なお、一応教育の成果はあったらしく、次で「垓くん」はちゃんとゴムつけようとしてました。わはは。
そうした一連の流れがオチへと繋がるのは、さすが「前田千石」センセ。
寝たまま泣く「京さん」が実に妙に刺さりました。
ひでるさん、「前田千石」センセの女性キャラがだーって泣く表情がツボなんですよぅ。
※母「静菜さん」です。
人妻は背中で誘え!…ということで、背中です(笑)
単行本のメインで、センセの最長作品である「母コン」
母「静菜」さん一人に育てられた主人公の「梢太(しょうた)」くん。
ふとした切っ掛けから母のことを意識するようになってしまい、日々その想いに悩んでおりました。
隣の人妻「柏木」さん、従姉「咲」さんなど、それを知る周囲の女性らによって導かれ…。
というお話。
「いつからだろう」
先の「妹シリーズ」とは違い、こちらはおふざけなしの、ややしっとり落ち着いた近親話。
当事者二人は真剣に思い悩んでいるものの、周囲はそれを応援するような感じで、こちらも重苦しい悲劇的な空気はありません。
特に隣の「柏木さん」はそれを公然と言い放つ、特異なキャラ。
「私ね……いつか、あの子が大きくなったら…今みたいにしてあげたいなぁ…って思っているの」
とか言っておりました。
事が済んだ後、「凌」ちゃんへおっぱいをあげる際の一言がなかなかパンチ効いております。
いいですね。
そんな訳で、彼女との風呂場でのえっちは母乳が飛び出すえろえろ描写。
悩む「梢太くん」の背中を押す役割を担っておりました。
もう一人「咲さん」もえっち対象は「梢太くん」なんですが、こちらは母「静菜さん」の切っ掛けですね。
どちらかで読みましたが、”近親相姦というのは年上が容認しないと成り立たない”ものなのだそうです。
それで考えると、息子の行為で意識は変わっていたものの、安定した親子関係を突き崩す、激しく心を揺さぶる出来事は必須なのでしょう。
…以上、適度にえっちを振りまきつつも、二人が結ばれるまでの流れがキチンと描かれておりました。
物凄い気持ちは分かりますが、台所で調理中の背中を襲うのはやめた方がいいと思いますよん(笑)
人物から濃淡までのバランス感覚、シリアスからコメディーまでの描写、作品全体の安定感など、文句のない出来栄え。
成年系ではないので詳細には描き込まれておりませんが、”色っぽい女性を素敵に見せるのがお得意”な「前田千石」センセだけあって、しっかりえっちです。
色っぽくも可愛らしい人物絵で、若干の癖があるものの弱く、あまり好き嫌いが出ない系統でしょう。
なお、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないと思います。
白黒絵のが巧いですけどね。
ふぁみこん。 (JUNEコミックス B-men’s Comics 20)
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■ひぐらしのなく頃に宵越し編[完結](竜騎士07・みもり)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : サスペンス・推理
・おまけ: あとがき、ラフ絵、
原作・竜騎士07コメント、カバー裏に別絵。
・その他: 全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みもり」センセの「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2巻[完結]」です。
えー、「隣のみなの先生3巻」は8月下旬発売と聞いていたんですが…本屋ハシゴしても見当たりませんでした。
前回2巻発売の際、「ワンホットミニット/鬼束直」の紹介にて同じコト書いていますが、また延期ですかぁ?
もぅ、じらすんだから…。
とかなんとか、じらされた漫画のもう一つはちゃーんと発売されていました。
「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2巻[完結]」なのです。
いままでは原作を”知識として知っている”状態だったひでるさん。
しかし、PS2「ひぐらしのなく頃に 祭」をコンプリートし、ついでに同人ソフト「ひぐらしのなく頃に 礼」もプレイさせて頂きました。
まさに「ひぐらしノイローゼ」です。
前回の「宵越し編」紹介記事ではいつも以上に訳分からん(笑)こと書いていましたが、今回はバッチリです。
2巻を読み終わる前にその謎を解き明かしてみましょう!
※園崎魅音さんです。
主役は「魅音さん」ですね。今回は1巻で出番ナシだった旧キャラも少し登場しています。
さて、漫画紹介にて差し支えない絵柄から。
ひぐらし漫画の中で最も異質で、恐いタッチです。
やや太めで濃い線は版画を想像させるようなもので、べっとりはしていないもののページ全体は暗め。
こうしたサスペンス漫画にはぴったりな人物絵ですけれど、「ひぐらし~」要素のひとつである可愛らしさはありません。
(※他と違ってほんわかした日常シーンも少ないですからねぇ…)
そのあたりがため、読者を選ぶのは1巻に続いて同様のこと。
あの世界の”何が好みでハマったのか”、が判断の決め手になるでしょう。
ただ、当初は違和感あるかもしれませんが、すぐ慣れますので、お話が好きな方は負けずに購入をオススメしておきます。
★次からお話についてです。
とりあえず、核心部分についてはすぐ目にしないよう隠してみました。
問題ない方のみ、↓下記【more...】をクリックして御参照下さいませませ。
平成18年。
雛見沢大災害から20年後の雛見沢村。
誰もいない筈雛見沢に何名かの男女が侵入し、古手神社・集会所には明かりが灯っていたのでした…。
雨降る一夜でのお話で、連絡手段が断たれる密室モノとなっております。
以下に1巻にて判明している、ポイントとなる事項を書き出してみました。
もう一度、1巻から読み直してみたひでるさんなのです。
■雛見沢村
この世界では過去に一人の少女が学校を占拠・大爆発させているらしく、「罪滅し編」・説得失敗の流れであるみたい。
なお、その翌日が雛見沢大災害で全員死亡。(※生存者はなし)
…生徒全員が爆発に巻き込まれ、って…あれ、「古手梨花」ちゃわんはもしかして爆死なんでしょうか?
ちなみに、籠城事件での死亡リストには「園崎魅音」、「前原圭一」、「北条沙都子」の文字が見えました。
■「乙部彰」
・主人公?
・「悟史くん」にそっくりな外見。
・一緒に来た車と同乗者(男1人・女2人)はソレごと一瞬で消えてしまっている。
・1巻冒頭では見えない者(=羽入?)の足音を聞いており、彼は雛見沢症候群L2以上の状態である様子。
・それがためか、異常にびくびくしたり、興奮しているような描写がある。
・持っている携帯は「魅音」のものと同じ機種。唯一圏外でなく、警察にも電話できていたが、途中で電池切れ。後に何者かによって破壊されていた。
■「園崎魅音」
・なぜか刀を持っている。
・祭具殿にて「玉弾きの刀」を入手(上のと合わせて2本目)これを「鍵」と呼んでいる。
・巻物も探していた。こちらは「梨花ちゃわん」の導きで発見する。
・酒好きな描写がある。
・携帯持っているが圏外。「乙部くん」と同じ機種。
■「十和田八重」
・「黒澤工」という彼氏と一緒で古手神社・集会所にいた。
・雛見沢へは彼女が誘った様子で、運転もできる。
・暴力を振るわれており、ひぐらしキーワード「ごめんなさい」連発をしている。
・携帯持っているが圏外。
・乗ってきた車(※「乙部くん」が古手神社への道で見かけた車ですね)は消えていた。
・その際、「工くん」の背中に立つ人影を目撃し、彼が襲われたと言っている。なお、本人は「逃げてきた」らしい。
・「工くん」は集会所の布団の中で死んでいた。その首にロープが巻かれたような跡が残っている。
■「荒川龍ノ介」
・自称、売れっ子フリーライター。
・練炭自殺(車での)を発見している。
・彼の携帯は水たまりに落とし、壊れている。
以上。
先ほど書きましたが、雛見沢症候群L2以上の状態であるっぽい(かもしれない)「乙部くん」が怪しいか。
…車の3名はひょっとして「乙部くん」が殺したのでは?
いや、でも練炭自殺が目撃されてたか。
同乗してた3名がそれ?
そうすると車はあるじゃない。わけわかんない。
「工くん」は…なんだろ。
「八重ちゃん」がいかにも怪しい雰囲気ですね。
近くにいたのは彼女だけだし、もしかして雛見沢症候群だったりして。
その詳細は不明なんですが。
また、「魅音」は全体の雰囲気からして、そのまま「魅音(実際の妹ね)」に見えるけど、籠城事件を考えると「園崎詩音(実際の姉ね)」のが確率高そうですよね。
でも、この人はなにしてるんだろう。
わかんないなぁ…と、いうことで2巻へゴーなのですよ。
※この途中は【more...】を見てね。
……とりあえず、ひでるさんの↑推理(にはなってないか)は的外れ。
しかし、コレとても良いお話でした。
道を誤った者が自らの行い(罪)に気付き、反省して”生きる道を選ぶ”という、まさに「ひぐらし」な世界。
短いエピソードでしたが、ぐっときます。
お話中では、「圭一くん」の家を見かけた際の描写や、ラストでの一言「私達次もまた双子がいいね」が泣けます。
素晴らしいです。
ここまで読み進めると、絵柄の違和感はまったく感じないようになりました。
サスペンスと恐怖、それらやもやっとした謎が解決する、「なるほど」な感覚。
そして何より、漫画にて伝えられている言葉は深く重く、感動を呼ぶことでしょう。
※ゲームもよかったですよー。声があるのはいいねぇ。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : サスペンス・推理
・おまけ: あとがき、ラフ絵、
原作・竜騎士07コメント、カバー裏に別絵。
・その他: 全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みもり」センセの「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2巻[完結]」です。
えー、「隣のみなの先生3巻」は8月下旬発売と聞いていたんですが…本屋ハシゴしても見当たりませんでした。
前回2巻発売の際、「ワンホットミニット/鬼束直」の紹介にて同じコト書いていますが、また延期ですかぁ?
もぅ、じらすんだから…。
とかなんとか、じらされた漫画のもう一つはちゃーんと発売されていました。
「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2巻[完結]」なのです。
いままでは原作を”知識として知っている”状態だったひでるさん。
しかし、PS2「ひぐらしのなく頃に 祭」をコンプリートし、ついでに同人ソフト「ひぐらしのなく頃に 礼」もプレイさせて頂きました。
まさに「ひぐらしノイローゼ」です。
前回の「宵越し編」紹介記事ではいつも以上に訳分からん(笑)こと書いていましたが、今回はバッチリです。
2巻を読み終わる前にその謎を解き明かしてみましょう!
※園崎魅音さんです。
主役は「魅音さん」ですね。今回は1巻で出番ナシだった旧キャラも少し登場しています。
さて、漫画紹介にて差し支えない絵柄から。
ひぐらし漫画の中で最も異質で、恐いタッチです。
やや太めで濃い線は版画を想像させるようなもので、べっとりはしていないもののページ全体は暗め。
こうしたサスペンス漫画にはぴったりな人物絵ですけれど、「ひぐらし~」要素のひとつである可愛らしさはありません。
(※他と違ってほんわかした日常シーンも少ないですからねぇ…)
そのあたりがため、読者を選ぶのは1巻に続いて同様のこと。
あの世界の”何が好みでハマったのか”、が判断の決め手になるでしょう。
ただ、当初は違和感あるかもしれませんが、すぐ慣れますので、お話が好きな方は負けずに購入をオススメしておきます。
★次からお話についてです。
とりあえず、核心部分についてはすぐ目にしないよう隠してみました。
問題ない方のみ、↓下記【more...】をクリックして御参照下さいませませ。
平成18年。
雛見沢大災害から20年後の雛見沢村。
誰もいない筈雛見沢に何名かの男女が侵入し、古手神社・集会所には明かりが灯っていたのでした…。
雨降る一夜でのお話で、連絡手段が断たれる密室モノとなっております。
以下に1巻にて判明している、ポイントとなる事項を書き出してみました。
もう一度、1巻から読み直してみたひでるさんなのです。
■雛見沢村
この世界では過去に一人の少女が学校を占拠・大爆発させているらしく、「罪滅し編」・説得失敗の流れであるみたい。
なお、その翌日が雛見沢大災害で全員死亡。(※生存者はなし)
…生徒全員が爆発に巻き込まれ、って…あれ、「古手梨花」ちゃわんはもしかして爆死なんでしょうか?
ちなみに、籠城事件での死亡リストには「園崎魅音」、「前原圭一」、「北条沙都子」の文字が見えました。
■「乙部彰」
・主人公?
・「悟史くん」にそっくりな外見。
・一緒に来た車と同乗者(男1人・女2人)はソレごと一瞬で消えてしまっている。
・1巻冒頭では見えない者(=羽入?)の足音を聞いており、彼は雛見沢症候群L2以上の状態である様子。
・それがためか、異常にびくびくしたり、興奮しているような描写がある。
・持っている携帯は「魅音」のものと同じ機種。唯一圏外でなく、警察にも電話できていたが、途中で電池切れ。後に何者かによって破壊されていた。
■「園崎魅音」
・なぜか刀を持っている。
・祭具殿にて「玉弾きの刀」を入手(上のと合わせて2本目)これを「鍵」と呼んでいる。
・巻物も探していた。こちらは「梨花ちゃわん」の導きで発見する。
・酒好きな描写がある。
・携帯持っているが圏外。「乙部くん」と同じ機種。
■「十和田八重」
・「黒澤工」という彼氏と一緒で古手神社・集会所にいた。
・雛見沢へは彼女が誘った様子で、運転もできる。
・暴力を振るわれており、ひぐらしキーワード「ごめんなさい」連発をしている。
・携帯持っているが圏外。
・乗ってきた車(※「乙部くん」が古手神社への道で見かけた車ですね)は消えていた。
・その際、「工くん」の背中に立つ人影を目撃し、彼が襲われたと言っている。なお、本人は「逃げてきた」らしい。
・「工くん」は集会所の布団の中で死んでいた。その首にロープが巻かれたような跡が残っている。
■「荒川龍ノ介」
・自称、売れっ子フリーライター。
・練炭自殺(車での)を発見している。
・彼の携帯は水たまりに落とし、壊れている。
以上。
先ほど書きましたが、雛見沢症候群L2以上の状態であるっぽい(かもしれない)「乙部くん」が怪しいか。
…車の3名はひょっとして「乙部くん」が殺したのでは?
いや、でも練炭自殺が目撃されてたか。
同乗してた3名がそれ?
そうすると車はあるじゃない。わけわかんない。
「工くん」は…なんだろ。
「八重ちゃん」がいかにも怪しい雰囲気ですね。
近くにいたのは彼女だけだし、もしかして雛見沢症候群だったりして。
その詳細は不明なんですが。
また、「魅音」は全体の雰囲気からして、そのまま「魅音(実際の妹ね)」に見えるけど、籠城事件を考えると「園崎詩音(実際の姉ね)」のが確率高そうですよね。
でも、この人はなにしてるんだろう。
わかんないなぁ…と、いうことで2巻へゴーなのですよ。
※この途中は【more...】を見てね。
……とりあえず、ひでるさんの↑推理(にはなってないか)は的外れ。
しかし、コレとても良いお話でした。
道を誤った者が自らの行い(罪)に気付き、反省して”生きる道を選ぶ”という、まさに「ひぐらし」な世界。
短いエピソードでしたが、ぐっときます。
お話中では、「圭一くん」の家を見かけた際の描写や、ラストでの一言「私達次もまた双子がいいね」が泣けます。
素晴らしいです。
ここまで読み進めると、絵柄の違和感はまったく感じないようになりました。
サスペンスと恐怖、それらやもやっとした謎が解決する、「なるほど」な感覚。
そして何より、漫画にて伝えられている言葉は深く重く、感動を呼ぶことでしょう。
ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2 (ガンガンコミックス) (2007/08/27) 竜騎士07 商品詳細を見る |
※ゲームもよかったですよー。声があるのはいいねぇ。
ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び(通常版) (2007/12/20) PlayStation2 商品詳細を見る |
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■死神とチョコレート・パフェ (森崎くるみ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・死神
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画、
原作・キャラクター原案コメント
・その他: カラー(4P)、原作「花凰神也」、
現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「死神とチョコレート・パフェ 1巻」です。
昨日の神様に続いて、本日は死神なの。
こちらは成年漫画ではすっかりお馴染み、「森崎くるみ」センセの記念すべき初・一般単行本、原作小説がある「死神とチョコレート・パフェ」の漫画版なのでした。
月刊「ドラゴンエイジ」にて現在も連載中ですね。
ああ、ついに「森崎くるみ」センセも一般漫画界へ進出されてしまいました。
まだ「ばんがいち」でも定期的にお仕事されているようですが…ちょっと心配。
※ヒロイン特集その1。凛々しい「ナギちゃん」
どうしても鎌を持てない「ナギちゃん」なのでした。しかし…スカート短いですね。
主人公「天倉神名(あまくら・じんな)」は意識薄れつつある中、一人の女の子を見ておりました。
次の日、バイト後の記憶がないものの、普通に朝起きた「神名くん」は学校へ向かう途中、「ナギ」(※人界向けは「風流凪」)と名乗る不思議な少女と出会います。
ちょっとおかしな言動と天然ボケな「ナギちゃん」
実は魂を回収するため、「神名くん」を殺すためにやってきた「死神」だったのです。
「天倉さん、あなたを殺しにきました」
…と、いう訳で。
とっかかりなど、非常によくありがちな”可愛い系統な死神少女とのラブコメ話”です。
とりあえず1巻中では一度も「死神の鎌」を手にすることが出来ず、口も身体能力も達者な「神名くん」にやり込められ続けておりました。
そんな「ナギちゃん」は描かれている「森崎くるみ」センセにぴったりのいじめてキャラ。
若干似た雰囲気の漫画が前の単行本「Precious」にもありました。
えっちはなく、コメディー色の強い本作品ではヒロイン「ナギちゃん」の可愛らしさ如何と思われますので、漫画家のチョイスは成功だと思います。
なんやーかんやーと同居したり、周囲に関係を誤解されたり、という基本路線を世襲しつつも、ドキドキする描写はあるものの守銭奴で女の子でも容赦ない「神名くん」がため、独特な雰囲気を作り出すことに成功しておりました。
さほどややこしい説明もなく、お気楽ラブコメとして安定した作品です。
※ヒロイン特集その2。「ナギちゃん」大ピンチ!
…ため、頻繁にパンチラしたりと、ちょっとですがセクシーシーンもあります。
★なぜ、「ナギちゃん」があーんな容姿なのか?
★なにゆえ、表題が「チョコパフェ」なのか?? (←こっちはもう少し説明ほしいところでしたけれど…)
先程”よくありがち”と書きましたけれど、「面白ければいーや」とか、「可愛いほうがイイ」ってな感じに無視されてきた↑そうした事柄にもちゃんとした理由の用意されている点がなにげにスゴイのです。
ああ、なるへそ。
よく見返してみると、ちゃんと当初の名乗りで「ナギちゃん」はそう言ってましたねー。
「死神」という単語が強いため、ひでるさんも「神名くん」同様、すっっかりそちらに意識をさらわれてしまいました。
あとは、パートナー「べるちゃん」こと「ベル・フィナル」が毎回鎌になれない点、異常な身体能力の「神名くん」について、ですか。
そのあたりの説明が今後されていくのでしょう。
※ヒロイン特集おまけ。いじめて系「ナギちゃん」
基本的にはこんなんのが多いですねー。がんばれ!!
しっかりとした曲線の可愛らしいまんが絵柄。
大きい目と微笑むアーチ目が特徴で、ギャグの崩し絵など全体バランスが取られた、巧い方です。
コロコロと表情を変化させる「ナギちゃん」や、アクションシーンでの動きも自然でした。
アマゾンにて小説版の絵(※イラストは「夜野みるら」さん)を見てきましたが、よりコミカルに漫画っぽくなったような印象。
「森崎くるみ」センセの絵柄は癖あるので好み分かれるところでしょーけれど、おおむね問題ないと思われます。
…たぶん。
詳しく知らんのでなんとも言えませんが、そんなに巨大な差はなかったです。
なお、「森崎くるみ」センセのHPでは発売記念として壁紙を期間限定(8/26まで!)で配信しておられました。
気に入った方はセンセのお名前を検索してHPまで今スグどうぞ!
※ひでるお気に入りのコマ:白くて卵みたいで黄色の輪がついたフワフワした物。
もういいよ、ってな雰囲気の↓表紙でしたが、予想以上に楽しめました。
大きいリボンとツインテールなロリっぽい女の子が杖持ってどうの、というネタに食傷気味な皆さまにも、オススメできる内容だと思います。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・死神
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画、
原作・キャラクター原案コメント
・その他: カラー(4P)、原作「花凰神也」、
現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「死神とチョコレート・パフェ 1巻」です。
昨日の神様に続いて、本日は死神なの。
こちらは成年漫画ではすっかりお馴染み、「森崎くるみ」センセの記念すべき初・一般単行本、原作小説がある「死神とチョコレート・パフェ」の漫画版なのでした。
月刊「ドラゴンエイジ」にて現在も連載中ですね。
ああ、ついに「森崎くるみ」センセも一般漫画界へ進出されてしまいました。
まだ「ばんがいち」でも定期的にお仕事されているようですが…ちょっと心配。
※ヒロイン特集その1。凛々しい「ナギちゃん」
どうしても鎌を持てない「ナギちゃん」なのでした。しかし…スカート短いですね。
主人公「天倉神名(あまくら・じんな)」は意識薄れつつある中、一人の女の子を見ておりました。
次の日、バイト後の記憶がないものの、普通に朝起きた「神名くん」は学校へ向かう途中、「ナギ」(※人界向けは「風流凪」)と名乗る不思議な少女と出会います。
ちょっとおかしな言動と天然ボケな「ナギちゃん」
実は魂を回収するため、「神名くん」を殺すためにやってきた「死神」だったのです。
「天倉さん、あなたを殺しにきました」
…と、いう訳で。
とっかかりなど、非常によくありがちな”可愛い系統な死神少女とのラブコメ話”です。
とりあえず1巻中では一度も「死神の鎌」を手にすることが出来ず、口も身体能力も達者な「神名くん」にやり込められ続けておりました。
そんな「ナギちゃん」は描かれている「森崎くるみ」センセにぴったりのいじめてキャラ。
若干似た雰囲気の漫画が前の単行本「Precious」にもありました。
えっちはなく、コメディー色の強い本作品ではヒロイン「ナギちゃん」の可愛らしさ如何と思われますので、漫画家のチョイスは成功だと思います。
なんやーかんやーと同居したり、周囲に関係を誤解されたり、という基本路線を世襲しつつも、ドキドキする描写はあるものの守銭奴で女の子でも容赦ない「神名くん」がため、独特な雰囲気を作り出すことに成功しておりました。
さほどややこしい説明もなく、お気楽ラブコメとして安定した作品です。
※ヒロイン特集その2。「ナギちゃん」大ピンチ!
…ため、頻繁にパンチラしたりと、ちょっとですがセクシーシーンもあります。
★なぜ、「ナギちゃん」があーんな容姿なのか?
★なにゆえ、表題が「チョコパフェ」なのか?? (←こっちはもう少し説明ほしいところでしたけれど…)
先程”よくありがち”と書きましたけれど、「面白ければいーや」とか、「可愛いほうがイイ」ってな感じに無視されてきた↑そうした事柄にもちゃんとした理由の用意されている点がなにげにスゴイのです。
ああ、なるへそ。
よく見返してみると、ちゃんと当初の名乗りで「ナギちゃん」はそう言ってましたねー。
「死神」という単語が強いため、ひでるさんも「神名くん」同様、すっっかりそちらに意識をさらわれてしまいました。
あとは、パートナー「べるちゃん」こと「ベル・フィナル」が毎回鎌になれない点、異常な身体能力の「神名くん」について、ですか。
そのあたりの説明が今後されていくのでしょう。
※ヒロイン特集おまけ。いじめて系「ナギちゃん」
基本的にはこんなんのが多いですねー。がんばれ!!
しっかりとした曲線の可愛らしいまんが絵柄。
大きい目と微笑むアーチ目が特徴で、ギャグの崩し絵など全体バランスが取られた、巧い方です。
コロコロと表情を変化させる「ナギちゃん」や、アクションシーンでの動きも自然でした。
アマゾンにて小説版の絵(※イラストは「夜野みるら」さん)を見てきましたが、よりコミカルに漫画っぽくなったような印象。
「森崎くるみ」センセの絵柄は癖あるので好み分かれるところでしょーけれど、おおむね問題ないと思われます。
…たぶん。
詳しく知らんのでなんとも言えませんが、そんなに巨大な差はなかったです。
なお、「森崎くるみ」センセのHPでは発売記念として壁紙を期間限定(8/26まで!)で配信しておられました。
気に入った方はセンセのお名前を検索してHPまで今スグどうぞ!
※ひでるお気に入りのコマ:白くて卵みたいで黄色の輪がついたフワフワした物。
もういいよ、ってな雰囲気の↓表紙でしたが、予想以上に楽しめました。
大きいリボンとツインテールなロリっぽい女の子が杖持ってどうの、というネタに食傷気味な皆さまにも、オススメできる内容だと思います。
死神とチョコレート・パフェ 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 114-1) (2007/08/09) 花凰 神也 商品詳細を見る |
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■Feuerig[フォイエリヒ](MISS BLACK)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ハード
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 短編×8(うち「牙の聖女」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「MISS BLACK(みす・ぶらっく)」センセの「Feuerig[フォイエリヒ]」です。
こちら「二次元ドリームコミックス」ってくくりは、過去にこちらで紹介した「オイラは番台」など、ややハードなえっち系単行本です。
最近ちょこちょこと書店で目につくようになりましたね。
「MISS BLACK」センセの漫画はこちらが初見でして、ちょっと博打要素っぽい↓表紙で迷ったんですが、若干あった裏表紙の漫画カットを頼りに手を出してみました。
…うん、非常に絵の巧い方ですよ。
こちらの「Feuerig[フォイエリヒ]」は「TRAum(トラウム)」に続くセンセ2冊目の単行本です。
えっちっぽくも綺麗に↓表紙を飾る「イェルズベート」さんの連続話「牙の聖女」ほか、数話の短編が収録されておりました。
※「牙の聖女」から姫さまとエルズさんです。
聖騎士・吸血鬼な「エルズさん」、もう少しその活躍を見たかったですが…。
やっぱりメインの中編「牙の聖女」から。
司祭の裏切りによって、戦乱に巻き込まれた王国。
姫を連れて脱出を試みた聖騎士「エルズ(イェルズベート)」は”最後の吸血鬼”という闇の存在。
しかし、恩のある王に報いるため、不利な状況で奮戦しますが、運悪く捕らえられてしまうのでした。
王国再建を願う「エルズ」は姫を守るべく…。
だいたいそんなん。
まぁ、よくありがちなお話ですね。
凛々しく強い騎士さんや可愛らしいお姫様という、どっちかと言うと”そういったモノに無関係そうな方々”が、そりゃーもうあらゆるえっちなことされてしまう漫画ですよ。
こちらのポイントは主人公「エルズさま」の正体がヴァンパイアであるという点で、姫様が捕らえられているという以外に、血を欲している、聖水に弱いなどの弱点があるがゆえ、実際の強さとは裏腹にやたら防戦一方になってしまうところでしょう。
そんな不利な状況ながら、皆さまの期待(?)通り、必死に頑張っておりました。
セオリー通りで無難なつくりです。
↓表紙そのまま、目の当たりにしたら気色悪そうな触手プレイみたいなものもちゃんとありました。
正直なところ目新しさはありませんが、えっちメインな漫画そのまま、変な色のない王道展開。
ただ、いままでの鬱憤を吹き飛ばして盛り上がる、最後のシーンあたりはもう少しページほしかったかなぁ…。
※左:シスター「ロザリーさん」、右:怪盗「ブラックハート」です。
やっぱり「ブラックハート」のセクシー衣装でしょう。なんでこんなに前開いているのか、って。
こうした系統では珍しい、セクシー泥棒の登場する「The Midnight Heart」
美術品を狙う神出鬼没な泥棒「ブラックハート」はテレビでも被害が伝えられるほどの有名な存在。
美術品・管理団体のトップ「ラインハルト」は門外不出の作品をエサに、最高の警備施設にて彼女に対決を挑むべく待ち構えるのでした…。
大まかですが、そんなお話。
こうしたネタは「キャッツ・アイ」好きなひでるさん、ど真ん中な漫画なのでした。
(※ちなみにシルクハットだったりするので、「キャッツ・アイ」というより「セイント・テール」みたいでしたが…読んだことないけれど)
一般のセクシーな女盗賊らは危機に陥ったとしても結局突破してしまうのが普通ですから(←あたりまえ)、↑上で言った”そういったモノに無関係そうな方々”に当てはまるのでしょう。
変身はやっぱりトリックなのかな?
怪盗「ブラックハート」は服装もやばめなセクシー女性なんですが、その正体はロリ少女ということで、どっちも楽しめる(笑)構成となっておりました。
うん、こりゃーいいんじゃないでしょうか。
他短編もふたなりシスターとか、凛々しい女性らがめいっばいにえっちされておりました。
お話は弱いものの期待を裏切らない漫画群なので、そうした系統を求めるならばいいでしょう。
しなやかな細線のデジタル絵。
実際原稿はカラーなんでしょうか?
あまりハッピーではない漫画全体の雰囲気もあって、どっぷりと濃いめな色使い。
ただ、ページ全体は”こうした漫画ではすっきりしている部類”に入ると思います。
(※一般と比較すればごっちゃりですが…)
各ヒロイン女性は凛々しく・セクシーで、かつ可愛らしく、基本的に男性が目立たない描き方もあってよく目立っておりました。
安定感もあり、繊細な絵柄で非常に巧い方です。
「キルタイムコミュニケーション」さんのHPではサンプルの漫画ページを見れますので、宜しければ参考にどうぞ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ハード
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 短編×8(うち「牙の聖女」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「MISS BLACK(みす・ぶらっく)」センセの「Feuerig[フォイエリヒ]」です。
こちら「二次元ドリームコミックス」ってくくりは、過去にこちらで紹介した「オイラは番台」など、ややハードなえっち系単行本です。
最近ちょこちょこと書店で目につくようになりましたね。
「MISS BLACK」センセの漫画はこちらが初見でして、ちょっと博打要素っぽい↓表紙で迷ったんですが、若干あった裏表紙の漫画カットを頼りに手を出してみました。
…うん、非常に絵の巧い方ですよ。
こちらの「Feuerig[フォイエリヒ]」は「TRAum(トラウム)」に続くセンセ2冊目の単行本です。
えっちっぽくも綺麗に↓表紙を飾る「イェルズベート」さんの連続話「牙の聖女」ほか、数話の短編が収録されておりました。
※「牙の聖女」から姫さまとエルズさんです。
聖騎士・吸血鬼な「エルズさん」、もう少しその活躍を見たかったですが…。
やっぱりメインの中編「牙の聖女」から。
司祭の裏切りによって、戦乱に巻き込まれた王国。
姫を連れて脱出を試みた聖騎士「エルズ(イェルズベート)」は”最後の吸血鬼”という闇の存在。
しかし、恩のある王に報いるため、不利な状況で奮戦しますが、運悪く捕らえられてしまうのでした。
王国再建を願う「エルズ」は姫を守るべく…。
だいたいそんなん。
まぁ、よくありがちなお話ですね。
凛々しく強い騎士さんや可愛らしいお姫様という、どっちかと言うと”そういったモノに無関係そうな方々”が、そりゃーもうあらゆるえっちなことされてしまう漫画ですよ。
こちらのポイントは主人公「エルズさま」の正体がヴァンパイアであるという点で、姫様が捕らえられているという以外に、血を欲している、聖水に弱いなどの弱点があるがゆえ、実際の強さとは裏腹にやたら防戦一方になってしまうところでしょう。
そんな不利な状況ながら、皆さまの期待(?)通り、必死に頑張っておりました。
セオリー通りで無難なつくりです。
↓表紙そのまま、目の当たりにしたら気色悪そうな触手プレイみたいなものもちゃんとありました。
正直なところ目新しさはありませんが、えっちメインな漫画そのまま、変な色のない王道展開。
ただ、いままでの鬱憤を吹き飛ばして盛り上がる、最後のシーンあたりはもう少しページほしかったかなぁ…。
※左:シスター「ロザリーさん」、右:怪盗「ブラックハート」です。
やっぱり「ブラックハート」のセクシー衣装でしょう。なんでこんなに前開いているのか、って。
こうした系統では珍しい、セクシー泥棒の登場する「The Midnight Heart」
美術品を狙う神出鬼没な泥棒「ブラックハート」はテレビでも被害が伝えられるほどの有名な存在。
美術品・管理団体のトップ「ラインハルト」は門外不出の作品をエサに、最高の警備施設にて彼女に対決を挑むべく待ち構えるのでした…。
大まかですが、そんなお話。
こうしたネタは「キャッツ・アイ」好きなひでるさん、ど真ん中な漫画なのでした。
(※ちなみにシルクハットだったりするので、「キャッツ・アイ」というより「セイント・テール」みたいでしたが…読んだことないけれど)
一般のセクシーな女盗賊らは危機に陥ったとしても結局突破してしまうのが普通ですから(←あたりまえ)、↑上で言った”そういったモノに無関係そうな方々”に当てはまるのでしょう。
変身はやっぱりトリックなのかな?
怪盗「ブラックハート」は服装もやばめなセクシー女性なんですが、その正体はロリ少女ということで、どっちも楽しめる(笑)構成となっておりました。
うん、こりゃーいいんじゃないでしょうか。
他短編もふたなりシスターとか、凛々しい女性らがめいっばいにえっちされておりました。
お話は弱いものの期待を裏切らない漫画群なので、そうした系統を求めるならばいいでしょう。
しなやかな細線のデジタル絵。
実際原稿はカラーなんでしょうか?
あまりハッピーではない漫画全体の雰囲気もあって、どっぷりと濃いめな色使い。
ただ、ページ全体は”こうした漫画ではすっきりしている部類”に入ると思います。
(※一般と比較すればごっちゃりですが…)
各ヒロイン女性は凛々しく・セクシーで、かつ可愛らしく、基本的に男性が目立たない描き方もあってよく目立っておりました。
安定感もあり、繊細な絵柄で非常に巧い方です。
「キルタイムコミュニケーション」さんのHPではサンプルの漫画ページを見れますので、宜しければ参考にどうぞ。
Feuerig (二次元ドリームコミックス 88) (2007/07) MISS BLACK 商品詳細を見る |
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tag : 二次元ドリームコミックス吸血鬼聖騎士
■快感温度n℃2巻[完結] (むつきつとむ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 温泉・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: 全2巻、短編×9
(うち表題作×7、「だって~シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「快感温度n℃ 2巻[完結]」です。
あ、終わっちゃいましたか。
いきなりなんなんですが、さしたる驚きのない、普通な話でした。
巻数としては1巻半強。
…まぁ、逆に”この程度のネタでここまで面白くできる”のは、「むつきつとむ」センセの実力だと思います。
ちょっと厳しくもある言い方ですが、そんな感じ。
こちらの漫画は1巻をレビューしております(⇒「快感温度n℃1巻」)
その続きで、こちらは完結編。
経営者であった父の死により、「温子」ちゃんら三姉妹によって実家「篠山旅館」へ戻された主人公「篠山(田丸)玲児」くん。
東京から彼を連れ戻しに来た元カノ「可奈」ちゃんを振り切り、こちらに居つくこととしたのでした。
だいたいそんな流れ。
※三姉妹と伶子さんの図。
右は「伶子さん」のサービスシーンです。えっちはありませんが、ちゃんと脱いでくれました。
もしかしたら「むつきつとむ」センセは色々考えていたのかもしれませんが、結局のところ実に平凡・スタンダードなお話にまとまっておりました。
ちょっと温泉漫画について、箇条書きにしてみましょう。
01・田舎で赤字の温泉旅館。
02・さしたるウリがない、老舗で人情味溢れる旅館。
03・主人公はなんらかの欠点(やる気ない/ドシなど)があり、当初は仕事に邪魔な存在。
04・可愛い(あるいは美人)な女性従業員、あるいは女将。
05・そんな彼女らとのラブコメ、えっち。
06・温泉でのサービスシーン。
07・浴衣で色っぽいサービスシーン。
08・だんだん周囲の信頼を得ていく主人公。いつしか無くてはならない存在に。
09・王手企業からの買収危機。
10・主人公の活躍で危機回避、ゆったりした流れで終了。
…だいたいフォーマットとしてはこんなんですかね?
こちらもそれらに則ったつくりで、2巻は和服の似合う新キャラ「神野宮千梨(こうのみや・せんり)」さんが登場して、ひと波乱起こるという構成になっておりました。
↑上の箇条書きで言うと、9、10というあたりで、大手企業がありがちな”ガンガン開発進める明らかな悪者”でなかったくらいなもの。
はっきり言って、終わり方もそりゃひねりなかったです。
そんなんが面白く感じられるのは、悪人不在な「むつきつとむ」センセのほんわかとした空気、そしてヒロイン「温子ちゃん」のキャラによると思います。
まず、こちらの「快感温度n℃」では基本的に「温子ちゃん」が主人公「玲児くん」を独占し続けており、後述する彼女の性格も手伝って、周囲を含めややこしい男女関係にはなりません。
また、「玲児くん」もえっち系漫画主人公のわりには常識人で、「温子ちゃん」以外には元カノ二人とえっちした程度。
他の姉妹には手を出さず(※泉ちゃんはマズイですけれど)、「千梨さん」とは酔っ払った上でのことでした。
これが、お話に説得力をもたらせていると思います。
※左:2巻より登場「千梨さん」、右:ヒロイン「温子ちゃん」です。
髪おろすと(たぶん)年相応に大人っぽくなるんですけどねぇ。
また、なによりもヒロイン「温子ちゃん」の素直・天然でアクティブな性格が見ていて実に楽しいものでした。
約束をすっぽかされたことに対して、
「あたしのことムシしたわけじゃなかったんだ~よかった~」
とか言ってほっとしてみたり、元々カノの誘いで東京へ帰ろうと考える「玲児くん」にうるうるとした涙目な視線(※目薬使っていましたが…)を送り続けてみたり、旅館存続について悩んでいる際には、
「好きなようにすればいーんだよ。考えたって仕方ない時は思った通り動けばいーんだよ」
…と、満面の笑顔と共にベストな対応をしておりました。
いい娘さんです。
行動がコメディーちっくな明るい娘でして、どんな場面でもえっちを迫るという、こうした漫画には最適なキャラ。
他が落ち着いているだけ、ぐいぐいと物語を牽引しておりました。
それがため、最終話での無理やりな笑顔とその後の涙が良かったです。
ちょっとホロリときます。
ほか、収録している短編「だって冬なのよっ!!」「だって春だものっ!!」の2話は先の単行本「オンラインな彼女」に収録されていた「だって夏だもん!」「だって秋だから!!」との同キャラ話。
夏はエアコン故障、秋はダイエット、と続いてきた、「雅之」くん・「奈津」さんのラブラブカップル。
冬はこたつ、春は花見でのお話でした。
キーワードはそうした安易なものですが、センセの味付けによって独特な間と雰囲気のある楽しい話に仕上がっております。
ああいう、ボケと突っ込みの確立したカップルはいいですね。
…以上ですか。
絵柄については、前回レビューを参照下さい(笑)
2巻では作画の安定感がより増し、1巻と比べてみたらだいぶスッキリとしておりました。
先ほども書きましたが、「むつきつとむ」センセの実力が垣間見える作品ではないでしょーか。
快感温度n℃ 2 (2) (アクションコミックス) / むつき つとむ
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 温泉・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: 全2巻、短編×9
(うち表題作×7、「だって~シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「快感温度n℃ 2巻[完結]」です。
あ、終わっちゃいましたか。
いきなりなんなんですが、さしたる驚きのない、普通な話でした。
巻数としては1巻半強。
…まぁ、逆に”この程度のネタでここまで面白くできる”のは、「むつきつとむ」センセの実力だと思います。
ちょっと厳しくもある言い方ですが、そんな感じ。
こちらの漫画は1巻をレビューしております(⇒「快感温度n℃1巻」)
その続きで、こちらは完結編。
経営者であった父の死により、「温子」ちゃんら三姉妹によって実家「篠山旅館」へ戻された主人公「篠山(田丸)玲児」くん。
東京から彼を連れ戻しに来た元カノ「可奈」ちゃんを振り切り、こちらに居つくこととしたのでした。
だいたいそんな流れ。
※三姉妹と伶子さんの図。
右は「伶子さん」のサービスシーンです。えっちはありませんが、ちゃんと脱いでくれました。
もしかしたら「むつきつとむ」センセは色々考えていたのかもしれませんが、結局のところ実に平凡・スタンダードなお話にまとまっておりました。
ちょっと温泉漫画について、箇条書きにしてみましょう。
01・田舎で赤字の温泉旅館。
02・さしたるウリがない、老舗で人情味溢れる旅館。
03・主人公はなんらかの欠点(やる気ない/ドシなど)があり、当初は仕事に邪魔な存在。
04・可愛い(あるいは美人)な女性従業員、あるいは女将。
05・そんな彼女らとのラブコメ、えっち。
06・温泉でのサービスシーン。
07・浴衣で色っぽいサービスシーン。
08・だんだん周囲の信頼を得ていく主人公。いつしか無くてはならない存在に。
09・王手企業からの買収危機。
10・主人公の活躍で危機回避、ゆったりした流れで終了。
…だいたいフォーマットとしてはこんなんですかね?
こちらもそれらに則ったつくりで、2巻は和服の似合う新キャラ「神野宮千梨(こうのみや・せんり)」さんが登場して、ひと波乱起こるという構成になっておりました。
↑上の箇条書きで言うと、9、10というあたりで、大手企業がありがちな”ガンガン開発進める明らかな悪者”でなかったくらいなもの。
はっきり言って、終わり方もそりゃひねりなかったです。
そんなんが面白く感じられるのは、悪人不在な「むつきつとむ」センセのほんわかとした空気、そしてヒロイン「温子ちゃん」のキャラによると思います。
まず、こちらの「快感温度n℃」では基本的に「温子ちゃん」が主人公「玲児くん」を独占し続けており、後述する彼女の性格も手伝って、周囲を含めややこしい男女関係にはなりません。
また、「玲児くん」もえっち系漫画主人公のわりには常識人で、「温子ちゃん」以外には元カノ二人とえっちした程度。
他の姉妹には手を出さず(※泉ちゃんはマズイですけれど)、「千梨さん」とは酔っ払った上でのことでした。
これが、お話に説得力をもたらせていると思います。
※左:2巻より登場「千梨さん」、右:ヒロイン「温子ちゃん」です。
髪おろすと(たぶん)年相応に大人っぽくなるんですけどねぇ。
また、なによりもヒロイン「温子ちゃん」の素直・天然でアクティブな性格が見ていて実に楽しいものでした。
約束をすっぽかされたことに対して、
「あたしのことムシしたわけじゃなかったんだ~よかった~」
とか言ってほっとしてみたり、元々カノの誘いで東京へ帰ろうと考える「玲児くん」にうるうるとした涙目な視線(※目薬使っていましたが…)を送り続けてみたり、旅館存続について悩んでいる際には、
「好きなようにすればいーんだよ。考えたって仕方ない時は思った通り動けばいーんだよ」
…と、満面の笑顔と共にベストな対応をしておりました。
いい娘さんです。
行動がコメディーちっくな明るい娘でして、どんな場面でもえっちを迫るという、こうした漫画には最適なキャラ。
他が落ち着いているだけ、ぐいぐいと物語を牽引しておりました。
それがため、最終話での無理やりな笑顔とその後の涙が良かったです。
ちょっとホロリときます。
ほか、収録している短編「だって冬なのよっ!!」「だって春だものっ!!」の2話は先の単行本「オンラインな彼女」に収録されていた「だって夏だもん!」「だって秋だから!!」との同キャラ話。
夏はエアコン故障、秋はダイエット、と続いてきた、「雅之」くん・「奈津」さんのラブラブカップル。
冬はこたつ、春は花見でのお話でした。
キーワードはそうした安易なものですが、センセの味付けによって独特な間と雰囲気のある楽しい話に仕上がっております。
ああいう、ボケと突っ込みの確立したカップルはいいですね。
…以上ですか。
絵柄については、前回レビューを参照下さい(笑)
2巻では作画の安定感がより増し、1巻と比べてみたらだいぶスッキリとしておりました。
先ほども書きましたが、「むつきつとむ」センセの実力が垣間見える作品ではないでしょーか。
快感温度n℃ 2 (2) (アクションコミックス) / むつき つとむ
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■とらぶる・すくらんぶる! (巻田佳春)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・貧乳
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ別絵、
描き下ろし「おまけ」
・その他: カラー(10P)、短編×15
(うち「SHOW ME THE WAY」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「巻田佳春(まきた・よしはる)」センセの「とらぶる・すくらんぶる!」です。
昨日発売中でメイン的位置づけのはやっぱりこちらでしょう。
ようやく発売された「巻田佳春」センセ2冊目の単行本「とらぶる・すくらんぶる!」です。
えっと、センセの初単行本「RADICAL☆てんぷてーしょん 」は…あれれ、ブログでは紹介してませんでしたね。
自分自身のことでなんなんですが、ちょっと意外ぃー。
まぁいいか。
※左:メイドさん、右:新妻未満の「みゆちゃん」です。
冒頭数ページでの怒っている「みゆちゃん」が可愛いらしいのですよ。いぢめたくなります。
そんな訳で「とらぶる・すくらんぶる!」は前ちょっとした連続話や単行本から続く同キャラなどを含んだ短編集です。
後述しますが、非常に特徴的な色に染まっております。
それがスキかどうかで、評価が割れるでしょう。
中学校を卒業した新妻一歩手前な「みゆ」ちゃんと「明夫」くんの「素敵な休日新婚さん(未満)編」
エプロン姿が実にキュートな「みゆちゃん」は15才なのでまだ入籍しておりませんが、愛する「明夫くん」の奥さま未満として、日々がんばっているのでした。
そう言えば、前回単行本の冒頭漫画「中学生でメイドで幼妻」の「朋美」さんも中学生で幼妻(※ついでにメイド)とか言っておりましたねー。
世話を焼いたり、怒ったりと確かに「みゆちゃん」可愛らしいんですが、「1日5回」とか言われておりました。
…そりゃヤリ過ぎだってば。
この調子だと、すぐ母親になれそうですが…いいのか、そんなんで?
ちなみに、スパッツを着用しているんですが、あっさり脱がされてしまいました。
うーん、せっかちだな「明夫くん」
※左:学ランの「清水さん」、右:超能力者「マミちゃん」です。
アホ毛で電波受信をしている「マミちゃん」がこれまた妙で可愛らしいのですよ。
単行本で唯一の連続話「SHOW ME THE WAY」
「超常現象研究会」に所属する、「精神感応者(テレパス)」の持ち主、超能力者な「マミ」ちゃん。
”組織(笑)に狙われている”と暴走気味な彼女を当初は相手にしなかった会長さんですが、あまりにしつこいのでひとつ実験をしてみることとなったのでした。
だいたいそんなん。
頭にぴろーんと立ったアホ毛で電波を受信している(…らしい描写がある)、ツインテールな「マミちゃん」
超能力は勝手に言っているだけと思いましたが、えっち最中の描写を見る限りでは本物である様子。
それがため、逆にウソっぽい会長の言葉に動揺してしまうんですね。
また、その流れがちゃんとオチにも利用されておりました。
通常の超能力漫画とはまったく視点を異にする、「巻田佳春」センセらしいえっちコメディーになっております。
そして、描き下ろしの「おまけ」では「素敵な休日新婚さん(未満)編」の「みゆちゃん」、「あまやどり」の「静音」ちゃん、「SHOW ME THE WAY」の「マミちゃん」、そして前単行本から登場している、「お好みしちゅえーしょん」の「有紀子」さん、という各キャラが再登場する、いかにも単行本らしい各ヒロインの共演話。
ふと気付いて調べてみましたが、「静音ちゃん」以外は皆きっちり中学生でした。
(※「静音ちゃん」だけはっきりとした記述がなかったの)
すごいな、やばいなー。
※「RADICAL☆てんぷてーしょん 」に登場していた「有紀子さん」です。
これは…サルまんのパロディーなのかな?
制服をカン違いして学ランを着てしまった「清水」さんの「生徒しどう。」、言葉と行動が違って楽しい小学生「みさき」ちゃんの「ソンナ過去は聞いたことがない」などもあまり見ない、センセらしい実に良い作品でした。
基本的には強引なえっち展開で、前単行本でもそうでしたが、ことごとく中なのです…が。(←なにが、とか聞かないように)
「早く妊娠しちゃってお兄ちゃんのお嫁さんになって、ずっと一緒に居られるようがんばらなきゃ」
…そんなことを「晩御飯の前に」での「あかり」ちゃんが言っているように、なんやーかんやーと受け入れているだけでなく、それをしたたかに利用している節もあるため、酷い雰囲気ではありません。
どちらも爽やかなラブコメちっくな漫画となっておりました。
※小学生「みさきちゃん」です。
「絶対にしたら駄目だからね」ってアンタ…「しないと駄目だからね」でしょーに。
極細ながら、しっかりとした線のすっきり絵。
ページ全体では白が目立ち、涼しげな無垢さを増す効果となっているようでした。
黒くてまんまるな目と、ぽかんと空いたような口が特徴。
女の子の可愛らしさは絶品で、特にコロコロと変化する表情の付け方は絶妙なほどに巧みな方だと思います。
なお、前述しているように小学生から中学生付近の娘がほとんどなんですが、「こんな時はメイドさんに」の彼女とか、それなりな年齢だと想像されました。
ロリもそうなんでしょうけれど、貧乳というくくりのが正解なのかもしれません。
あまり人を選ばない絵柄だと思いますが、漫画はちょっと独特な「巻田佳春」センセちっくな世界なので、好みは分かれると思われます。
とりあえず↓表紙(※これは「みゆちゃん」ですね)が問題なければ、オススメです。
※おまけ:こちらが前単行本。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・貧乳
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ別絵、
描き下ろし「おまけ」
・その他: カラー(10P)、短編×15
(うち「SHOW ME THE WAY」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「巻田佳春(まきた・よしはる)」センセの「とらぶる・すくらんぶる!」です。
昨日発売中でメイン的位置づけのはやっぱりこちらでしょう。
ようやく発売された「巻田佳春」センセ2冊目の単行本「とらぶる・すくらんぶる!」です。
えっと、センセの初単行本「RADICAL☆てんぷてーしょん 」は…あれれ、ブログでは紹介してませんでしたね。
自分自身のことでなんなんですが、ちょっと意外ぃー。
まぁいいか。
※左:メイドさん、右:新妻未満の「みゆちゃん」です。
冒頭数ページでの怒っている「みゆちゃん」が可愛いらしいのですよ。いぢめたくなります。
そんな訳で「とらぶる・すくらんぶる!」は前ちょっとした連続話や単行本から続く同キャラなどを含んだ短編集です。
後述しますが、非常に特徴的な色に染まっております。
それがスキかどうかで、評価が割れるでしょう。
中学校を卒業した新妻一歩手前な「みゆ」ちゃんと「明夫」くんの「素敵な休日新婚さん(未満)編」
エプロン姿が実にキュートな「みゆちゃん」は15才なのでまだ入籍しておりませんが、愛する「明夫くん」の奥さま未満として、日々がんばっているのでした。
そう言えば、前回単行本の冒頭漫画「中学生でメイドで幼妻」の「朋美」さんも中学生で幼妻(※ついでにメイド)とか言っておりましたねー。
世話を焼いたり、怒ったりと確かに「みゆちゃん」可愛らしいんですが、「1日5回」とか言われておりました。
…そりゃヤリ過ぎだってば。
この調子だと、すぐ母親になれそうですが…いいのか、そんなんで?
ちなみに、スパッツを着用しているんですが、あっさり脱がされてしまいました。
うーん、せっかちだな「明夫くん」
※左:学ランの「清水さん」、右:超能力者「マミちゃん」です。
アホ毛で電波受信をしている「マミちゃん」がこれまた妙で可愛らしいのですよ。
単行本で唯一の連続話「SHOW ME THE WAY」
「超常現象研究会」に所属する、「精神感応者(テレパス)」の持ち主、超能力者な「マミ」ちゃん。
”組織(笑)に狙われている”と暴走気味な彼女を当初は相手にしなかった会長さんですが、あまりにしつこいのでひとつ実験をしてみることとなったのでした。
だいたいそんなん。
頭にぴろーんと立ったアホ毛で電波を受信している(…らしい描写がある)、ツインテールな「マミちゃん」
超能力は勝手に言っているだけと思いましたが、えっち最中の描写を見る限りでは本物である様子。
それがため、逆にウソっぽい会長の言葉に動揺してしまうんですね。
また、その流れがちゃんとオチにも利用されておりました。
通常の超能力漫画とはまったく視点を異にする、「巻田佳春」センセらしいえっちコメディーになっております。
そして、描き下ろしの「おまけ」では「素敵な休日新婚さん(未満)編」の「みゆちゃん」、「あまやどり」の「静音」ちゃん、「SHOW ME THE WAY」の「マミちゃん」、そして前単行本から登場している、「お好みしちゅえーしょん」の「有紀子」さん、という各キャラが再登場する、いかにも単行本らしい各ヒロインの共演話。
ふと気付いて調べてみましたが、「静音ちゃん」以外は皆きっちり中学生でした。
(※「静音ちゃん」だけはっきりとした記述がなかったの)
すごいな、やばいなー。
※「RADICAL☆てんぷてーしょん 」に登場していた「有紀子さん」です。
これは…サルまんのパロディーなのかな?
制服をカン違いして学ランを着てしまった「清水」さんの「生徒しどう。」、言葉と行動が違って楽しい小学生「みさき」ちゃんの「ソンナ過去は聞いたことがない」などもあまり見ない、センセらしい実に良い作品でした。
基本的には強引なえっち展開で、前単行本でもそうでしたが、ことごとく中なのです…が。(←なにが、とか聞かないように)
「早く妊娠しちゃってお兄ちゃんのお嫁さんになって、ずっと一緒に居られるようがんばらなきゃ」
…そんなことを「晩御飯の前に」での「あかり」ちゃんが言っているように、なんやーかんやーと受け入れているだけでなく、それをしたたかに利用している節もあるため、酷い雰囲気ではありません。
どちらも爽やかなラブコメちっくな漫画となっておりました。
※小学生「みさきちゃん」です。
「絶対にしたら駄目だからね」ってアンタ…「しないと駄目だからね」でしょーに。
極細ながら、しっかりとした線のすっきり絵。
ページ全体では白が目立ち、涼しげな無垢さを増す効果となっているようでした。
黒くてまんまるな目と、ぽかんと空いたような口が特徴。
女の子の可愛らしさは絶品で、特にコロコロと変化する表情の付け方は絶妙なほどに巧みな方だと思います。
なお、前述しているように小学生から中学生付近の娘がほとんどなんですが、「こんな時はメイドさんに」の彼女とか、それなりな年齢だと想像されました。
ロリもそうなんでしょうけれど、貧乳というくくりのが正解なのかもしれません。
あまり人を選ばない絵柄だと思いますが、漫画はちょっと独特な「巻田佳春」センセちっくな世界なので、好みは分かれると思われます。
とりあえず↓表紙(※これは「みゆちゃん」ですね)が問題なければ、オススメです。
とらぶる・すくらんぶる! (TENMAコミックス) (TENMAコミックス) (2007/07/27) 巻田 佳春 商品詳細を見る |
※おまけ:こちらが前単行本。
RADICAL☆てんぷてーしょん (TENMA COMICS) (2005/04/25) 巻田 佳春 商品詳細を見る |
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■こはるびより (みづきたけひと)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : メイドロボ・ラブコメ
・おまけ: あとがき(1,2,3)、
描き下ろし「みのりのメイドなりきり大作戦☆2」(2)、
描き下ろし「おまけのページ」(3)
・その他: 短編「さくらちゃんパラダイス」「わがまま酔☆恋」(2)、
短編「おまかせ!マイシスター」「真夏のインドアガール」(3)、
現在は3巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みづきたけひと」センセの「こはるびより」です。
うわ、アニメ化決定だって。
最近はどんな漫画でもアニメ化される時代なので別段驚きませんが…はぁ、こちらもですか。
ある程度表現とかが抑えられてしまうような懸念もありますが、とりあえず中途半端なものにならないよう祈っております。
どうせなら徹底してやってほしいですね。
まぁ、アニメは専門外なので、純粋にいちファンとして楽しみたいと思います。
あ、でもこれOVAってことはTVじゃーないのか。
…なら見ないかなぁ。
そんなこんなで、こないだ3巻が発売された「みづきたけひと」センセの問題作(笑)、「こはるびより」です。
連続した長編なんですが、毎回別短編が収録されてたり、番外編があったりと、一般漫画ながらごちゃごちゃと賑やかな単行本。
こんな所はいいか、悪いか好みよって変わるでしょうね。
※上:巨乳な看板娘「みのりちゃん」、下:3巻より登場「久遠さん」です。
売れ残り…だそうですがビジュアル的には「久遠さん」のが好み。
主人公「村瀬貴也」はお人形マニアのオタクで、ひと目で気に入った生活サポートのメイドロボ「ゆい」を購入するのでした。
本来の任務を果たそうと奮闘する「ゆいちゃん」ですが、料理が得意で家事も無難にこなす「村瀬さん」がためあまり家での仕事はなく、やっぱり着せ替え人形として扱われてしまうのです。
だいたいそんなお話。
「私たちのようなタイプは誰かのものだったり、かわいがられてるものには興味は示せないんだよ」
なるほどー、とか思わず納得。
あちこちにて語られる↑そーいった台詞は、”いかにもその通り”という含蓄あるお言葉。
そうですね、的確にマニアな人々について言い表していると思います。
漫画では主人公「村瀬さん」がその最前線たる人。
「ゆいちゃん」に対する場面などでかなりはちゃめちゃに描かれておりますが、他ではちゃんと一線を守っているところが最大のポイント。
好意を寄せる「みのり」さんは単独で家に上げず、銭湯で一緒に入ろうとした「あゆみ」ちゃんをやんわり断わるなど、この方実はかなりの常識人。
おまけに、3話「看板娘が制服娘」では店のマスター「住友」さんよりも手際よく料理を作り、11話「願いはなぁに?」ではなんなく着付けをし、14話「緊急事態です、村瀬さん!」ではフリル十八段なんて服を自作しておりました。
ここまでくると立派なもんですよ。
男で和服好きなんは多いでしょうけれど、着付けまでできるのは果たして何人います!?
そんな「村瀬さん」に対し、「お人形マニア」だの「ヘンタイ」だのと好き放題に罵倒する「ゆいちゃん」も実に個性的なヒロイン。
基本ツッコミ役でたまにパニックしたように荒れたり、登場している巨乳の「みのりさん」や人妻「香苗」さんほか、個性的な女性キャラたちに紛れてぼやけておりますが、結構言っていることは普通。
こちらも違った面では常識人なんですね。
※ゆいちゃん画像比較です。
左上:初登場[2001]、右上:連載1話[2002]、左下:2巻12話[2005]、右下:3巻22話[2006]
基本的には”細かいことは無視して、元気にドタバタとやっている”という、賑やかなラブコメ。
コメディーにしつつも、マニアな人々の気持ちを間接的に擁護・代弁している暖かな漫画だと思います。
…まぁ、それを一般の方々がどう見るかは知りませんが(笑)
とかくコロコロと絵柄が変わる漫画。
過去には間隔連載だったこともあり、だいぶ時期が離れていることも原因の一つ。
ざっと、初登場の2001年の短編から2002年の連載当初(1巻)、そして10話付近、2004年あたり(2巻)、今回発売された20話付近の2006年頃(3巻)、とだんだん洗練されておりました。
(※そう、簡単には↓表紙の雰囲気で判断して。ぜんぜん違うでしょ?)
ゆるやかな線のあっさり絵。
全体はやや白めで、コメディー色が強い絵柄。
たまに乱れる時がありましたが、これは話数が進むにつれて目立たなくなりました。
いかにもえっちくさいですが、残念ながらそういったシーンはちょっぴりです。
勘違いしないようにね。
こはるびより(1) (DC) / みづき たけひと
こはるびより 2 (2) / みづき たけひと
こはるびより 3 (3) (電撃コミックス) / みづき たけひと
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : メイドロボ・ラブコメ
・おまけ: あとがき(1,2,3)、
描き下ろし「みのりのメイドなりきり大作戦☆2」(2)、
描き下ろし「おまけのページ」(3)
・その他: 短編「さくらちゃんパラダイス」「わがまま酔☆恋」(2)、
短編「おまかせ!マイシスター」「真夏のインドアガール」(3)、
現在は3巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みづきたけひと」センセの「こはるびより」です。
うわ、アニメ化決定だって。
最近はどんな漫画でもアニメ化される時代なので別段驚きませんが…はぁ、こちらもですか。
ある程度表現とかが抑えられてしまうような懸念もありますが、とりあえず中途半端なものにならないよう祈っております。
どうせなら徹底してやってほしいですね。
まぁ、アニメは専門外なので、純粋にいちファンとして楽しみたいと思います。
あ、でもこれOVAってことはTVじゃーないのか。
…なら見ないかなぁ。
そんなこんなで、こないだ3巻が発売された「みづきたけひと」センセの問題作(笑)、「こはるびより」です。
連続した長編なんですが、毎回別短編が収録されてたり、番外編があったりと、一般漫画ながらごちゃごちゃと賑やかな単行本。
こんな所はいいか、悪いか好みよって変わるでしょうね。
※上:巨乳な看板娘「みのりちゃん」、下:3巻より登場「久遠さん」です。
売れ残り…だそうですがビジュアル的には「久遠さん」のが好み。
主人公「村瀬貴也」はお人形マニアのオタクで、ひと目で気に入った生活サポートのメイドロボ「ゆい」を購入するのでした。
本来の任務を果たそうと奮闘する「ゆいちゃん」ですが、料理が得意で家事も無難にこなす「村瀬さん」がためあまり家での仕事はなく、やっぱり着せ替え人形として扱われてしまうのです。
だいたいそんなお話。
「私たちのようなタイプは誰かのものだったり、かわいがられてるものには興味は示せないんだよ」
なるほどー、とか思わず納得。
あちこちにて語られる↑そーいった台詞は、”いかにもその通り”という含蓄あるお言葉。
そうですね、的確にマニアな人々について言い表していると思います。
漫画では主人公「村瀬さん」がその最前線たる人。
「ゆいちゃん」に対する場面などでかなりはちゃめちゃに描かれておりますが、他ではちゃんと一線を守っているところが最大のポイント。
好意を寄せる「みのり」さんは単独で家に上げず、銭湯で一緒に入ろうとした「あゆみ」ちゃんをやんわり断わるなど、この方実はかなりの常識人。
おまけに、3話「看板娘が制服娘」では店のマスター「住友」さんよりも手際よく料理を作り、11話「願いはなぁに?」ではなんなく着付けをし、14話「緊急事態です、村瀬さん!」ではフリル十八段なんて服を自作しておりました。
ここまでくると立派なもんですよ。
男で和服好きなんは多いでしょうけれど、着付けまでできるのは果たして何人います!?
そんな「村瀬さん」に対し、「お人形マニア」だの「ヘンタイ」だのと好き放題に罵倒する「ゆいちゃん」も実に個性的なヒロイン。
基本ツッコミ役でたまにパニックしたように荒れたり、登場している巨乳の「みのりさん」や人妻「香苗」さんほか、個性的な女性キャラたちに紛れてぼやけておりますが、結構言っていることは普通。
こちらも違った面では常識人なんですね。
※ゆいちゃん画像比較です。
左上:初登場[2001]、右上:連載1話[2002]、左下:2巻12話[2005]、右下:3巻22話[2006]
基本的には”細かいことは無視して、元気にドタバタとやっている”という、賑やかなラブコメ。
コメディーにしつつも、マニアな人々の気持ちを間接的に擁護・代弁している暖かな漫画だと思います。
…まぁ、それを一般の方々がどう見るかは知りませんが(笑)
とかくコロコロと絵柄が変わる漫画。
過去には間隔連載だったこともあり、だいぶ時期が離れていることも原因の一つ。
ざっと、初登場の2001年の短編から2002年の連載当初(1巻)、そして10話付近、2004年あたり(2巻)、今回発売された20話付近の2006年頃(3巻)、とだんだん洗練されておりました。
(※そう、簡単には↓表紙の雰囲気で判断して。ぜんぜん違うでしょ?)
ゆるやかな線のあっさり絵。
全体はやや白めで、コメディー色が強い絵柄。
たまに乱れる時がありましたが、これは話数が進むにつれて目立たなくなりました。
いかにもえっちくさいですが、残念ながらそういったシーンはちょっぴりです。
勘違いしないようにね。
こはるびより(1) (DC) / みづき たけひと
こはるびより 2 (2) / みづき たけひと
こはるびより 3 (3) (電撃コミックス) / みづき たけひと
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■今からワタシとHしない? (宮崎摩耶)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: 作者・アシ一言。
・その他: カラー(4P)、短編×10
(うち「ソウル・ラヴ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮崎摩耶(みやざき・まや)」センセの「今からワタシとHしない?」です。
連続でえろくない漫画(…まぁ、それなりにえっちではありましたが)を取り上げたので、本日はきっちり成年漫画です。
お待たせしました。
正直なところよく知りませんでしたが、アマゾンで確認した範囲では短期間にけっこうな数の単行本を出されている「宮崎摩耶」センセ。
こちら「今からワタシとHしない?」はそんなセンセの最新刊なのでした。
こちらは一部連続話もありましたが、色々な短編が収録されたスタンダードな成年系単行本。
タイトルそのまま女性のが積極的なので、雰囲気の良いラブコメ漫画となっております。
※迫る「岸本聖さん」です。
髪の毛がものスゴイこととなってます。ぜひ楽しいコトしたいですねぇ。
カラーページもある単行本のメイン「Little Devil-リトル・デビル-」
ある日、学校に可愛く優等生な「岸本聖」さんが転入してきました。
さして取り得もない地味な主人公「水村心太」には非常に仲の良いメル友「ナイト」さんがおり、毒舌な「ナイトさん」とその話題で盛り上がっておりました。
”暇そうだから”という理由で幸運にも「聖さん」の学校案内を命じられた「心太くん」ですが、なんといきなり無人の礼拝堂で押し倒されてしまうのでした。
だいたいそんな話。
↓表紙のピンク色なロングヘアーの彼女はこちらのヒロイン「岸本聖さん」なの。
そんな彼女に押し倒され、動揺する「心太くん」
…おいおい、普通は逆だってば。
現代的で面白いのが、↑そーんな忙しい状況にいながら、「心太くん」の取った行動が”メル友にメール送ってみる”ということ。
※これね。
そんな奴いねーよ!
とか笑う反面、あるいは実際にいるかもしれない、とも思ってしまう現代の携帯依存症な世の中。
相手に失礼なので、やめた方がいいですよ。うんうん。
でも、えっち最中に口にしずらい素直な気持ちをメールで送ってくる「聖さん」がそれはそれで可愛らしく(笑)
いやぁ、強引に迫ってくる女の子ってのは…いいもんですねー。
普段は天使のような美少女が、実際はえっちな小悪魔であるというのはなかなかイイ感じでした。
それだけに、後日談みたいな位置づけのカラーページがこれまた良かったです。
ベタな王道展開なのかもしれませんが、別シチュエーションでもう数話見たいですね。
単行本で唯一の連続話、「Soul Love」
主人公「春日井」くんは同じクラスで不思議系と呼ばれている「小浜明日香」さんにいきなり誘われ、えっちすることとなるのでした。
…一行で済ませましたが、大まかにはそんなん。
多少でも憧れていた娘とえっちする段になって、なんとなくショックを受ける「春日井くん」
ああ、そうだよねー。わかるわかる。
「”好き”の意味がちゃんとわかるまで好きでもない人とえっちするの!」
とか言われて、逆に発奮した彼は立派。
色々あって、1話目のラストで「明日香さん」は長かった髪の毛をショートカットにするんですが、この方が可愛いです。
昔は違ったように記憶してますが、ひでるさんは「海野螢」センセの影響からか、短いのが好きなのよ。
そして運のいいことに、これが連続話であったため、ショートカットな「明日香さん」もまるまる1話分楽しめるのでした。
※ヒロイン「小浜明日香さん」です。
右がはじめ、左がカット後ですね。まるで別人のようになってしまいました。
「正直イマイチかな。あーまあフツーってことね!可もなく不可もなく~~みたいな……」
2話目の冒頭ではそんなこと言われてました。
…ヒデェ。
まるで関係ないこちらまで凹みますんで、女性陣(※こんなブログ読んでねーか)はなるたけ直接的な言葉は避けて下さい。
ひでるさんからのお願い。
ここでも頑張った「春日井くん」は独特のペースである「明日香さん」の相手に相応しいと言えるのでしょう。
「好きじゃ…ないもん…。もし…好きだとしても、言ってあげないもん!!」
なんて、逆にラブラブだっちゅー言葉を引き出しておりました。
うん、これは前向きでいい話です。
ざーっと流しているような細線の絵柄。
ページ全体にごちゃーっと描かれるタイプで、薄く色づいたようなデジタル処理(そうですよね、たぶん)がため、ややこってりとした雰囲気でした。
癖が強く、人を選ぶ絵柄でしょう。
また、収録時期に差があるらしく、古めな原稿(2話くらい??)もあって単行本は不安定。
そんなに気になるものでないですが、気をつけて下さい。
なお、カラー原稿でも雰囲気は変わらないので、↓表紙で判断できます。
裏表紙に漫画カットもありますんで、そちらも参考にすると良いでしょう。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: 作者・アシ一言。
・その他: カラー(4P)、短編×10
(うち「ソウル・ラヴ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮崎摩耶(みやざき・まや)」センセの「今からワタシとHしない?」です。
連続でえろくない漫画(…まぁ、それなりにえっちではありましたが)を取り上げたので、本日はきっちり成年漫画です。
お待たせしました。
正直なところよく知りませんでしたが、アマゾンで確認した範囲では短期間にけっこうな数の単行本を出されている「宮崎摩耶」センセ。
こちら「今からワタシとHしない?」はそんなセンセの最新刊なのでした。
こちらは一部連続話もありましたが、色々な短編が収録されたスタンダードな成年系単行本。
タイトルそのまま女性のが積極的なので、雰囲気の良いラブコメ漫画となっております。
※迫る「岸本聖さん」です。
髪の毛がものスゴイこととなってます。ぜひ楽しいコトしたいですねぇ。
カラーページもある単行本のメイン「Little Devil-リトル・デビル-」
ある日、学校に可愛く優等生な「岸本聖」さんが転入してきました。
さして取り得もない地味な主人公「水村心太」には非常に仲の良いメル友「ナイト」さんがおり、毒舌な「ナイトさん」とその話題で盛り上がっておりました。
”暇そうだから”という理由で幸運にも「聖さん」の学校案内を命じられた「心太くん」ですが、なんといきなり無人の礼拝堂で押し倒されてしまうのでした。
だいたいそんな話。
↓表紙のピンク色なロングヘアーの彼女はこちらのヒロイン「岸本聖さん」なの。
そんな彼女に押し倒され、動揺する「心太くん」
…おいおい、普通は逆だってば。
現代的で面白いのが、↑そーんな忙しい状況にいながら、「心太くん」の取った行動が”メル友にメール送ってみる”ということ。
※これね。
そんな奴いねーよ!
とか笑う反面、あるいは実際にいるかもしれない、とも思ってしまう現代の携帯依存症な世の中。
相手に失礼なので、やめた方がいいですよ。うんうん。
でも、えっち最中に口にしずらい素直な気持ちをメールで送ってくる「聖さん」がそれはそれで可愛らしく(笑)
いやぁ、強引に迫ってくる女の子ってのは…いいもんですねー。
普段は天使のような美少女が、実際はえっちな小悪魔であるというのはなかなかイイ感じでした。
それだけに、後日談みたいな位置づけのカラーページがこれまた良かったです。
ベタな王道展開なのかもしれませんが、別シチュエーションでもう数話見たいですね。
単行本で唯一の連続話、「Soul Love」
主人公「春日井」くんは同じクラスで不思議系と呼ばれている「小浜明日香」さんにいきなり誘われ、えっちすることとなるのでした。
…一行で済ませましたが、大まかにはそんなん。
多少でも憧れていた娘とえっちする段になって、なんとなくショックを受ける「春日井くん」
ああ、そうだよねー。わかるわかる。
「”好き”の意味がちゃんとわかるまで好きでもない人とえっちするの!」
とか言われて、逆に発奮した彼は立派。
色々あって、1話目のラストで「明日香さん」は長かった髪の毛をショートカットにするんですが、この方が可愛いです。
昔は違ったように記憶してますが、ひでるさんは「海野螢」センセの影響からか、短いのが好きなのよ。
そして運のいいことに、これが連続話であったため、ショートカットな「明日香さん」もまるまる1話分楽しめるのでした。
※ヒロイン「小浜明日香さん」です。
右がはじめ、左がカット後ですね。まるで別人のようになってしまいました。
「正直イマイチかな。あーまあフツーってことね!可もなく不可もなく~~みたいな……」
2話目の冒頭ではそんなこと言われてました。
…ヒデェ。
まるで関係ないこちらまで凹みますんで、女性陣(※こんなブログ読んでねーか)はなるたけ直接的な言葉は避けて下さい。
ひでるさんからのお願い。
ここでも頑張った「春日井くん」は独特のペースである「明日香さん」の相手に相応しいと言えるのでしょう。
「好きじゃ…ないもん…。もし…好きだとしても、言ってあげないもん!!」
なんて、逆にラブラブだっちゅー言葉を引き出しておりました。
うん、これは前向きでいい話です。
ざーっと流しているような細線の絵柄。
ページ全体にごちゃーっと描かれるタイプで、薄く色づいたようなデジタル処理(そうですよね、たぶん)がため、ややこってりとした雰囲気でした。
癖が強く、人を選ぶ絵柄でしょう。
また、収録時期に差があるらしく、古めな原稿(2話くらい??)もあって単行本は不安定。
そんなに気になるものでないですが、気をつけて下さい。
なお、カラー原稿でも雰囲気は変わらないので、↓表紙で判断できます。
裏表紙に漫画カットもありますんで、そちらも参考にすると良いでしょう。
今からワタシとHしない? (TENMAコミックス) (2007/05/18) 宮崎 摩耶 商品詳細を見る |
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■TheかぼちゃワインAnother (三浦みつる)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 名作・ラブコメ
・おまけ:
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「三浦みつる」センセの「TheかぼちゃワインAnother 1巻」です。
こないだ後日談というべき「The かぼちゃワイン sequel」を紹介しましたが、こちらはまた完全な続編になります。
そんな訳で、やっばりオリジナルを知っている方が楽しめるでしょう。
…というか、コンビニでも売ってるようなこの有名漫画を知らない人っているのかな?
まぁ、過去からのキャラが大挙して登場する訳でなく、またややこしい人間関係でもないので、いきなりここから読んでも問題ないと思います。
なかなか良かったので、集めたくなるかもしれませんよ。
※相変わらずの身長差です。でかいね!
「エルちゃん」は後姿も素敵ですよ。
毎度お馴染み主人公「青葉春助」は交通事故で怪我をした叔父の代わりに探偵社へ勤めることとなりました。
ヒロイン「エルちゃん」こと「朝丘夏美」は「春助くん」の母親が気を利かせてくれたこともあり、なんやーかんやとそのお手伝いをするのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
職業が「探偵」というお話には便利なものであるため、動く・動かないに限らず様々な事件に遭遇します。
案件について数話引っ張るような形で、1話完結ではありません。
雑誌で読むにはちょっともどかしいですが、単行本ではしっかりとした流れで、いいと思います。
正直なところ際立っての凄さ・目新しさはありませんが、やっぱり懐かしく、安定感は抜群ですね。
基本的に二人の関係は昔となんら変わりませんが、「エルちゃん」がやたら積極的にアピールしていることに若干無理やりな展開も手伝って、ちょっとえっちなラブコメに仕上がっております。
帯の文句は「ちょいエロ!!!」とのことでしたが、もうちょいエロのがひでるさんは好みです(笑)
※そんな訳でヒロイン「エルちゃん」です。酔っ払ってます。
とりあえずはこのくらいまでで。予想以上に脱いでくれてますよ。
…まぁ、基本がありますから、あまり羽目外すと同人誌みたいになっちゃいますが。
そう考えると、このくらいがぎりぎりの線なのかもしれません。
最近のちょいエロ漫画で慣れた方には物足りないかもしれませんね。
しかし、驚くべきは「春助くん」の精神力。
一緒に寝ても、二人でお風呂に入っても、酔って迫ってきても、きっちり拒絶しておりました。
果たしていつまでこの関係が続くんでしょう?
そんな意味でも、次の巻が楽しみですね。
↑前述したように、さしてややこしい話ではないんですが、キャラ説明くらいはあっても良かったかな、なんて。
細かい突っ込みで申し訳ないですが、そんなん感じました。
他は文句ありません。オススメです。
やっぱり「エルちゃん」はいいですねー。
THEかぼちゃワインAnother 1 (1)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 名作・ラブコメ
・おまけ:
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「三浦みつる」センセの「TheかぼちゃワインAnother 1巻」です。
こないだ後日談というべき「The かぼちゃワイン sequel」を紹介しましたが、こちらはまた完全な続編になります。
そんな訳で、やっばりオリジナルを知っている方が楽しめるでしょう。
…というか、コンビニでも売ってるようなこの有名漫画を知らない人っているのかな?
まぁ、過去からのキャラが大挙して登場する訳でなく、またややこしい人間関係でもないので、いきなりここから読んでも問題ないと思います。
なかなか良かったので、集めたくなるかもしれませんよ。
※相変わらずの身長差です。でかいね!
「エルちゃん」は後姿も素敵ですよ。
毎度お馴染み主人公「青葉春助」は交通事故で怪我をした叔父の代わりに探偵社へ勤めることとなりました。
ヒロイン「エルちゃん」こと「朝丘夏美」は「春助くん」の母親が気を利かせてくれたこともあり、なんやーかんやとそのお手伝いをするのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
職業が「探偵」というお話には便利なものであるため、動く・動かないに限らず様々な事件に遭遇します。
案件について数話引っ張るような形で、1話完結ではありません。
雑誌で読むにはちょっともどかしいですが、単行本ではしっかりとした流れで、いいと思います。
正直なところ際立っての凄さ・目新しさはありませんが、やっぱり懐かしく、安定感は抜群ですね。
基本的に二人の関係は昔となんら変わりませんが、「エルちゃん」がやたら積極的にアピールしていることに若干無理やりな展開も手伝って、ちょっとえっちなラブコメに仕上がっております。
帯の文句は「ちょいエロ!!!」とのことでしたが、もうちょいエロのがひでるさんは好みです(笑)
※そんな訳でヒロイン「エルちゃん」です。酔っ払ってます。
とりあえずはこのくらいまでで。予想以上に脱いでくれてますよ。
…まぁ、基本がありますから、あまり羽目外すと同人誌みたいになっちゃいますが。
そう考えると、このくらいがぎりぎりの線なのかもしれません。
最近のちょいエロ漫画で慣れた方には物足りないかもしれませんね。
しかし、驚くべきは「春助くん」の精神力。
一緒に寝ても、二人でお風呂に入っても、酔って迫ってきても、きっちり拒絶しておりました。
果たしていつまでこの関係が続くんでしょう?
そんな意味でも、次の巻が楽しみですね。
↑前述したように、さしてややこしい話ではないんですが、キャラ説明くらいはあっても良かったかな、なんて。
細かい突っ込みで申し訳ないですが、そんなん感じました。
他は文句ありません。オススメです。
やっぱり「エルちゃん」はいいですねー。
THEかぼちゃワインAnother 1 (1)
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tag : ラブコメ
■あんすりうむ【煩脳の華】 (魔狩十織)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき、イラスト。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「魔狩十織(まかり・とおる)」センセの「あんすりうむ【煩脳の華】」です。
こないだ発売していた単行本群で真っ先に目に入ったのが、昨日紹介した「エルリア/たいらはじめ」
こちらは昨日書いた理由で、やっぱりエルフに反応しちゃうんですね。ほぼ無意識に。
二番目が黄と黒の警戒色で目立った「明るいエロス計画/柚木N’」、こっちはまた後で紹介します。
その次が、今回の「魔狩十織」センセ著「あんすりうむ【煩脳の華】」なのでした。
こりゃー↓表紙の娘ですよ。はっきり言って。
構図とか空気とか、色の塗りに至るまで実にいいですよ。
ひでるさんド真ん中ストライクです。
そんな訳で、「魔狩十織」センセの初単行本ですね。
収録の「あ、鳴る」と「綾瀬と申します♪」は同一世界のお話でしたが、他は全て短編という構成です。
単行本のメインに位置付けられているらしい短編「顰倣(びんぼう)」はダーク系なんですが、基本的には明るいコメディーちっくな話の比率のが圧倒的に多めでした。
ひでるさん引っ掛けられた↓表紙の娘が短編「顰倣」なので、ちょっと注意して下さいね。
いかにも成年漫画、という内容な「顰倣」
裏表紙にあらすじが書かれてましたんで、そちらは割愛ね。
センセのHPによると、収録の中では結構古い時期の漫画であるようです。
髪型とか素敵なキャラの「弓懸」さんは↓表紙とか出ずっぱりだったんですが、こちらがなんと1話だけなんですねー。
てっきり数話続くのかと思ったんですが…ちょっと残念ね。
話としては、さしてストーリー性がある訳でなく、えっちがメインの王道展開。
途中まではこれが発展していくかと思ってしまったので、ひでるさん的にはやや期待外れかなー。
重い雰囲気とかなかなか良かったので、もう少し設定とかどうにかなれば良かったんですが。
今後に期待しましょう。
※左:「七菜ちゃん」、右:「お姉ちゃん」です。
やっぱりこのお姉ちゃんが良かったですねー。隣にいると大変そうですが。
中表紙で牛コスプレだった「Peut-on tourner une video ?(※)」
(※ビデオ撮影してもいいですか?)
主人公「七菜」ちゃんは姉「千映」さんのえっち画像などをHPにアップしておりました。
しかし、それが露見してしまい、逆に撮影されてしまうのでした…。
だいたいそんなお話。
色々突っ込みたいところ、やや寒めなところもありましたが、全体的には楽しい雰囲気の漫画。
男を騙したり、痴漢半殺しにしたという姉「千映さん」はたしかにヤバめな性格ですが、無断でお姉さんのえっち画像やら動画やらでHPを運営している「七菜ちゃん」はその上をいくトンデモない娘さん。
そんな二人のやりとりが良かったです。…変な姉妹よ。
満面の笑みで画像をアップする「七菜ちゃん」
「もっともっとみんなに見てもらわなきゃ」
…だって。
クッキリバッチリ4百万画素だそうで、そのサイト行ってみたいです(笑)
また、なにゆえ牛のコスプレをしていたのかは…結局明かされないままでした。
中表紙で猫コスプレだった「お姉ちゃんウィルス」
裸のままゲームをしていたお姉ちゃんは案の定、風邪をひいてしまいました。
親は出かけており、弟の「まーくん」がその看病をすることとなるんですが…。
簡単ですが、そんなお話。
コスプレ、というよりこれは寝巻きですね。
そんな猫寝巻き姿のお姉ちゃんは風邪で熱があるためか、天然か分かりませんが、ややネジが2、3個はずれたような暴走っぷりが可愛い大ボケキャラ。
彼女の言動がしっとりする筈の看病漫画を毛色の違う、独特なものにしておりました。
こりゃーいい話ですよ。
お姉ちゃんは年上のくせに全然威厳なく、やたら積極的にえっちを迫るという、およそ姉っぽくない非常識な方なんですね。
(※ちなみに、弟「まーくん」は常識的な良い子)
ラストの2ページも前半のテンションをそのまま維持した、良い終わり方でした。
このお姉さんの他エピソードとか見たいですね。
収録された短編中では、至極の出来栄えだと思います。
※おまけ。お姉ちゃんと「まーくん」のかみ合わない会話です。
ほか、両手を怪我しているため、手すり使って一人でいたしてしまう「時に欠ける少女」など、コメディーちっくの話は極端にブッ飛んだくらいのがバランス取れてました。
ブラックなものより、えっちはハードっぽく・普通はややズレたコメディーという漫画のが合っているのかもしれません。
非常に黒が強く、やや太めの線でちょっと鋭角的。
横に広い顔とコロコロ表情の変化する人物絵が特徴です。
一部キャラはシーンによって別人にも見えたりしましたので、ここはもう少し安定感がほしいところでした。
ややバランス悪いところもありますね。
また、えっちシーンになると線と液体のやたらな多さが特徴で、ページ全体はごっちゃりと、お腹いっぱい、こってり系です。
非常に人を選ぶ絵なんですが、↓表紙などカラー絵は落ち着いて良い雰囲気。
白黒絵と若干差がありますから、いくらかマイナスした方がいいかもしれません。
あんすり うむ~ 煩脳の華 / 魔狩 十織
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・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき、イラスト。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「魔狩十織(まかり・とおる)」センセの「あんすりうむ【煩脳の華】」です。
こないだ発売していた単行本群で真っ先に目に入ったのが、昨日紹介した「エルリア/たいらはじめ」
こちらは昨日書いた理由で、やっぱりエルフに反応しちゃうんですね。ほぼ無意識に。
二番目が黄と黒の警戒色で目立った「明るいエロス計画/柚木N’」、こっちはまた後で紹介します。
その次が、今回の「魔狩十織」センセ著「あんすりうむ【煩脳の華】」なのでした。
こりゃー↓表紙の娘ですよ。はっきり言って。
構図とか空気とか、色の塗りに至るまで実にいいですよ。
ひでるさんド真ん中ストライクです。
そんな訳で、「魔狩十織」センセの初単行本ですね。
収録の「あ、鳴る」と「綾瀬と申します♪」は同一世界のお話でしたが、他は全て短編という構成です。
単行本のメインに位置付けられているらしい短編「顰倣(びんぼう)」はダーク系なんですが、基本的には明るいコメディーちっくな話の比率のが圧倒的に多めでした。
ひでるさん引っ掛けられた↓表紙の娘が短編「顰倣」なので、ちょっと注意して下さいね。
いかにも成年漫画、という内容な「顰倣」
裏表紙にあらすじが書かれてましたんで、そちらは割愛ね。
センセのHPによると、収録の中では結構古い時期の漫画であるようです。
髪型とか素敵なキャラの「弓懸」さんは↓表紙とか出ずっぱりだったんですが、こちらがなんと1話だけなんですねー。
てっきり数話続くのかと思ったんですが…ちょっと残念ね。
話としては、さしてストーリー性がある訳でなく、えっちがメインの王道展開。
途中まではこれが発展していくかと思ってしまったので、ひでるさん的にはやや期待外れかなー。
重い雰囲気とかなかなか良かったので、もう少し設定とかどうにかなれば良かったんですが。
今後に期待しましょう。
※左:「七菜ちゃん」、右:「お姉ちゃん」です。
やっぱりこのお姉ちゃんが良かったですねー。隣にいると大変そうですが。
中表紙で牛コスプレだった「Peut-on tourner une video ?(※)」
(※ビデオ撮影してもいいですか?)
主人公「七菜」ちゃんは姉「千映」さんのえっち画像などをHPにアップしておりました。
しかし、それが露見してしまい、逆に撮影されてしまうのでした…。
だいたいそんなお話。
色々突っ込みたいところ、やや寒めなところもありましたが、全体的には楽しい雰囲気の漫画。
男を騙したり、痴漢半殺しにしたという姉「千映さん」はたしかにヤバめな性格ですが、無断でお姉さんのえっち画像やら動画やらでHPを運営している「七菜ちゃん」はその上をいくトンデモない娘さん。
そんな二人のやりとりが良かったです。…変な姉妹よ。
満面の笑みで画像をアップする「七菜ちゃん」
「もっともっとみんなに見てもらわなきゃ」
…だって。
クッキリバッチリ4百万画素だそうで、そのサイト行ってみたいです(笑)
また、なにゆえ牛のコスプレをしていたのかは…結局明かされないままでした。
中表紙で猫コスプレだった「お姉ちゃんウィルス」
裸のままゲームをしていたお姉ちゃんは案の定、風邪をひいてしまいました。
親は出かけており、弟の「まーくん」がその看病をすることとなるんですが…。
簡単ですが、そんなお話。
コスプレ、というよりこれは寝巻きですね。
そんな猫寝巻き姿のお姉ちゃんは風邪で熱があるためか、天然か分かりませんが、ややネジが2、3個はずれたような暴走っぷりが可愛い大ボケキャラ。
彼女の言動がしっとりする筈の看病漫画を毛色の違う、独特なものにしておりました。
こりゃーいい話ですよ。
お姉ちゃんは年上のくせに全然威厳なく、やたら積極的にえっちを迫るという、およそ姉っぽくない非常識な方なんですね。
(※ちなみに、弟「まーくん」は常識的な良い子)
ラストの2ページも前半のテンションをそのまま維持した、良い終わり方でした。
このお姉さんの他エピソードとか見たいですね。
収録された短編中では、至極の出来栄えだと思います。
※おまけ。お姉ちゃんと「まーくん」のかみ合わない会話です。
ほか、両手を怪我しているため、手すり使って一人でいたしてしまう「時に欠ける少女」など、コメディーちっくの話は極端にブッ飛んだくらいのがバランス取れてました。
ブラックなものより、えっちはハードっぽく・普通はややズレたコメディーという漫画のが合っているのかもしれません。
非常に黒が強く、やや太めの線でちょっと鋭角的。
横に広い顔とコロコロ表情の変化する人物絵が特徴です。
一部キャラはシーンによって別人にも見えたりしましたので、ここはもう少し安定感がほしいところでした。
ややバランス悪いところもありますね。
また、えっちシーンになると線と液体のやたらな多さが特徴で、ページ全体はごっちゃりと、お腹いっぱい、こってり系です。
非常に人を選ぶ絵なんですが、↓表紙などカラー絵は落ち着いて良い雰囲気。
白黒絵と若干差がありますから、いくらかマイナスした方がいいかもしれません。
あんすり うむ~ 煩脳の華 / 魔狩 十織
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