■かわいいあなた （乙ひより）
★まんがデーター ［１３／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■■
・独創性：■■■■□
・属性 ： 百合・ラブコメ
・おまけ： あとがき、カバー裏にキャラ表、
描き下ろし「ココロ弁当」
・その他： 初単行本、短編×６。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「乙ひより」センセの「かわいいあなた」です。
えー、えろい漫画が続いたのでお口直しをば。
前の「夜空の王子と朝焼けの姫／袴田めら」紹介の時にて”迷っております”と逡巡していたこちらの単行本。
ついに手に入れました。
こないだは特にコレっていう本もなかったので…。
さて、こちらの「かわいいあなた」は「乙ひより」センセの初単行本です。
それと感じさせない安定した画力とバランスの良作品集。
なお、ちょっと↓表紙は寄りすぎでセールス的に損をしているのではないか、とか余計なこと思ったりしましたが、どうでしょう？
※左：「柴崎あかね」、右：「藤代まりあ」
お姫様だの王子様だのってお話は百合漫画の定番ですねぇ。
そんな表紙二人のエピソード、表題にもなっている「かわいいあなた」
文化祭でグリム童話のマレーン姫をやることになり、王子役は多数決で「藤代まりあ」に決定しました。
すると、お姫様役には仲の良い「柴崎あかね」さんが立候補するのです。
そんな導入。
「悪気なく人を傷付ける程罪深いことってないと思うわ」
そんなことをしれっと言う「あかねさん」はふんわりと可愛らしい娘さんですが、実は独特のテンションと確固たる哲学を持った人。
一方の「まりあさん」は身長すらりと高く、多数決で王子様に選ばれるほどの格好良い容姿なんですが、逆にそれがコンプレックスで可愛いものに憧れる人なのでした。
そうした、彼女の内面を見て「可愛い」と言っている「あかねさん」
やりたくもないお姫様に立候補し、自らの衣装であるドレスを破った行為など、何の疑いもなく「まりあさん」のために実行してしまう行動力は確かに王子様ですね。
こうした、容姿と性格が正反対というのは、実際にもよくある話ではないでしょうか？
※ひでるお気に入りの一人「泉ちゃん」です。
描き下ろしのエピソードのが良かったんですよぉ。
”私の好き人には好きな人がいます”、という言葉が切ない「冬色思い」
手芸部に入った主人公「静香」さんはややそれと似つかわしくない先輩「祭」さんにふと恋心を抱きました。
しかし、その「祭さん」は先輩「あや」さんのことが好きなのです。
…だいたいそんなお話。
百合連鎖なエピソードですね。
主要な登場人物が三人でも三角関係にはならず、それぞれが一方通行というのはこうしたネタの特徴でしょう。
百合漫画は”基本的に片思い”ですもんね。
…おそらく、ひでるさんはそんなんな恋愛模様が好きなのかもしれません。
わかんないけど。
振られたことを悟って、思わず「よかったですね」と言ってしまう「静香さん」、続いて「すみませんでした」と謝罪するシーンがいいですね。
その後、溜めていた感情を爆発させてしまうくだりも定番なんですが、身悶えるほどに恥ずいです。（※良かったという別表現ね）
なお、描き下ろしの「ココロ弁当」は先の主人公「静香さん」が再登場、ちょっと顔を見せていた友人「泉」ちゃんが主役になる、裏エピソードというべきお話。
ちゃんとお話がリンクしており、並べて読むとより深くお話が楽しめるようになっておりました。
また、ひでるさんはこういうのが好きなんですよ。ええ。
友人「泉ちゃん」は友情を一歩踏み出したような初々しい状態。
コロコロと表情を変える、コメディーちっくな彼女が見物です。
もし、これが本格的になったなら、先の百合連鎖がまたひとつ増えるんですねー。
ちょっとセンセの長編とかも読みたくなりました。
※「宮路エリカさん」です。
外観で誤解されてしまう人ですね。合コンの描写が秀逸。
ほか、キスから始まる恋愛、みたいな「Ｍａｐｌｅ ｌｏｖｅ」は「里中楓」「宮路エリカ」さん二人の独特な間が楽しいお話。
どれもじんわり染み込んでくるようなエピソード群で、派手さはありませんが傑作揃いでした。
やわらかな線のスッキリ絵。
白の比率が大きく、自由度の高いコマ割りなどが少女漫画ちっく。
丸い目とすこーんとあいた口、広めな輪郭が特徴で、嫌味ない人物絵です。
こうした百合漫画に慣れた方には問題ないでしょーが、そうでない一般の方は好みが分かれてしまうと思います。
冒頭でも書きましたが、全体の安定感・バランスは初単行本ではないくらいに抜群でした。
オススメします。
★過去に紹介した百合姫コミックス
・ストロベリーシェイクSweet／林家志弦
・ｖｏｉｃｅｆｕｌ／ナヲコ
・くちびるためいきさくらいろ／森永みるく
・絶対×浪漫／むっちりむうにい
・ＳＩＭＯＵＮ シムーン／速瀬羽柴
・少女美学／ＣＨＩ－ＲＡＮ
・初恋姉妹／東雲水生
・春夏秋冬［限定版］／蔵王大志
・乙女ケーキ／タカハシマコ
・夜空の王子と朝焼けの姫／袴田めら
※まだ保留にしている、下記「春夏秋冬ドラマＣＤ 逆襲の赤ズキンチャン」です。
単行本はホイホイ買うのに、それ以外となるとやたら財布の紐がカタイひでるさんなのでした。
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■■
・独創性：■■■■□
・属性 ： 百合・ラブコメ
・おまけ： あとがき、カバー裏にキャラ表、
描き下ろし「ココロ弁当」
・その他： 初単行本、短編×６。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「乙ひより」センセの「かわいいあなた」です。
えー、えろい漫画が続いたのでお口直しをば。
前の「夜空の王子と朝焼けの姫／袴田めら」紹介の時にて”迷っております”と逡巡していたこちらの単行本。
ついに手に入れました。
こないだは特にコレっていう本もなかったので…。
さて、こちらの「かわいいあなた」は「乙ひより」センセの初単行本です。
それと感じさせない安定した画力とバランスの良作品集。
なお、ちょっと↓表紙は寄りすぎでセールス的に損をしているのではないか、とか余計なこと思ったりしましたが、どうでしょう？
※左：「柴崎あかね」、右：「藤代まりあ」
お姫様だの王子様だのってお話は百合漫画の定番ですねぇ。
そんな表紙二人のエピソード、表題にもなっている「かわいいあなた」
文化祭でグリム童話のマレーン姫をやることになり、王子役は多数決で「藤代まりあ」に決定しました。
すると、お姫様役には仲の良い「柴崎あかね」さんが立候補するのです。
そんな導入。
「悪気なく人を傷付ける程罪深いことってないと思うわ」
そんなことをしれっと言う「あかねさん」はふんわりと可愛らしい娘さんですが、実は独特のテンションと確固たる哲学を持った人。
一方の「まりあさん」は身長すらりと高く、多数決で王子様に選ばれるほどの格好良い容姿なんですが、逆にそれがコンプレックスで可愛いものに憧れる人なのでした。
そうした、彼女の内面を見て「可愛い」と言っている「あかねさん」
やりたくもないお姫様に立候補し、自らの衣装であるドレスを破った行為など、何の疑いもなく「まりあさん」のために実行してしまう行動力は確かに王子様ですね。
こうした、容姿と性格が正反対というのは、実際にもよくある話ではないでしょうか？
※ひでるお気に入りの一人「泉ちゃん」です。
描き下ろしのエピソードのが良かったんですよぉ。
”私の好き人には好きな人がいます”、という言葉が切ない「冬色思い」
手芸部に入った主人公「静香」さんはややそれと似つかわしくない先輩「祭」さんにふと恋心を抱きました。
しかし、その「祭さん」は先輩「あや」さんのことが好きなのです。
…だいたいそんなお話。
百合連鎖なエピソードですね。
主要な登場人物が三人でも三角関係にはならず、それぞれが一方通行というのはこうしたネタの特徴でしょう。
百合漫画は”基本的に片思い”ですもんね。
…おそらく、ひでるさんはそんなんな恋愛模様が好きなのかもしれません。
わかんないけど。
振られたことを悟って、思わず「よかったですね」と言ってしまう「静香さん」、続いて「すみませんでした」と謝罪するシーンがいいですね。
その後、溜めていた感情を爆発させてしまうくだりも定番なんですが、身悶えるほどに恥ずいです。（※良かったという別表現ね）
なお、描き下ろしの「ココロ弁当」は先の主人公「静香さん」が再登場、ちょっと顔を見せていた友人「泉」ちゃんが主役になる、裏エピソードというべきお話。
ちゃんとお話がリンクしており、並べて読むとより深くお話が楽しめるようになっておりました。
また、ひでるさんはこういうのが好きなんですよ。ええ。
友人「泉ちゃん」は友情を一歩踏み出したような初々しい状態。
コロコロと表情を変える、コメディーちっくな彼女が見物です。
もし、これが本格的になったなら、先の百合連鎖がまたひとつ増えるんですねー。
ちょっとセンセの長編とかも読みたくなりました。
※「宮路エリカさん」です。
外観で誤解されてしまう人ですね。合コンの描写が秀逸。
ほか、キスから始まる恋愛、みたいな「Ｍａｐｌｅ ｌｏｖｅ」は「里中楓」「宮路エリカ」さん二人の独特な間が楽しいお話。
どれもじんわり染み込んでくるようなエピソード群で、派手さはありませんが傑作揃いでした。
やわらかな線のスッキリ絵。
白の比率が大きく、自由度の高いコマ割りなどが少女漫画ちっく。
丸い目とすこーんとあいた口、広めな輪郭が特徴で、嫌味ない人物絵です。
こうした百合漫画に慣れた方には問題ないでしょーが、そうでない一般の方は好みが分かれてしまうと思います。
冒頭でも書きましたが、全体の安定感・バランスは初単行本ではないくらいに抜群でした。
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 | かわいいあなた (IDコミックス 百合姫コミックス) (2007/07/18) 乙 ひより 商品詳細を見る |
★過去に紹介した百合姫コミックス
・ストロベリーシェイクSweet／林家志弦
・ｖｏｉｃｅｆｕｌ／ナヲコ
・くちびるためいきさくらいろ／森永みるく
・絶対×浪漫／むっちりむうにい
・ＳＩＭＯＵＮ シムーン／速瀬羽柴
・少女美学／ＣＨＩ－ＲＡＮ
・初恋姉妹／東雲水生
・春夏秋冬［限定版］／蔵王大志
・乙女ケーキ／タカハシマコ
・夜空の王子と朝焼けの姫／袴田めら
※まだ保留にしている、下記「春夏秋冬ドラマＣＤ 逆襲の赤ズキンチャン」です。
単行本はホイホイ買うのに、それ以外となるとやたら財布の紐がカタイひでるさんなのでした。
 | 春夏秋冬 ドラマCD 逆襲のアカズキンチャン 蔵王 大志/影木 栄貴 (2007/07/18) 一迅社 この商品の詳細を見る |
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■淫行過蜜 （のうきゅう）
★まんがデーター ［１１／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・輪姦
・おまけ： あとがき・作品解説、ゲストページ。
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×８。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「のうきゅう」センセの「淫行過蜜」です。
こちらはえろいタイトルですが、↓表紙もスゴイですねー。
センセのお名前、「のうきょう」って農協？？
…とか思っていたら「のうきゅう」なんですね。
紛らわしいなぁ。
そんな「のうきゅう」センセの単行本「淫行過蜜」です
。センセの漫画はこちらが初見。
１冊目「蹂躙十色」と同様、帯にもあった文句”輪姦絵師”という名の通りである、えっち系漫画・短編集なのでした。
そりゃーえろえろですよ。
ネタの性質上、好き嫌いがきっちり二分される単行本ですので、注意。
※左：水泳選手「御崎湊」、右：「マコトさん・シャオさん」
たはー、競泳水着も制服もいいもんですねぇ。
主人公「川本マコト」さんは街中で兄とその彼女を発見。
どんな顔かと見てみると、なんと彼女「シャオ」ちゃんは自分とそっくり・瓜二つな容姿だったのです。
意気投合して話すうち、「マコトさん」はちょっとしたイタズラを思いつくんですが…。
そんなドキドキ話の「チェンジリング」
当初はカタコトな喋りだった「シャオちゃん」の日本語上達によって、どちらが妹なのか見分けつかなくなるお話。
おそらく、お兄ちゃんは妹に対する欲望をそっくりな「シャオちゃん」によって発散させていたのでしょう。
そうした意味では極めて健全（笑）
…変な話ですが。
ただ、まさかそれが入れ替わっているとは…夢にも思わないでしょうねぇ。
この漫画のポイントは、ちょっとした間違いから、結局近親相姦になってしまっているところ。
妹さんがそうした行為・兄との関係を楽しむようになってしまったところ。
成年系でのスタンダードとしてよくあるソレとは違う、ちょっと特殊な近親漫画に仕上がっておりました。
ちなみに、「ギャグ」というのは猿ぐつわみたいな拘束具のことで、お笑いではありませんよ、「マコトちゃん」
使っていたのはボールギャグでしたが、その名称も自然にストーリーと絡んでおりました。
冒頭のラブコメちっくな話が途中でガラリと変わる「ライブラリ」
図書委員で眼鏡の可愛い「内藤」さん。
主人公の「平井」くんはけっこう無防備な彼女にドキドキさせられ、いつしか憧れるようになっていたのです。
「本を１００冊借りるとえっちさせてくれる」
…という、図書委員の噂話そのまま、実際に１００冊借りた「平井くん」はごほうびにキスを貰うのでした。
しかし、それを他の生徒に見られており…。
そんなお話。
もし、好きな娘とえっちできる機会がすぐ目前にあった場合。
正義ではないですが、欲望に負けてしまうのも致し方ないと思いました。
そんな訳で、結局は襲った連中と共犯になってしまう「平井くん」を簡単に攻めることはできません。
あとで膝抱えて後悔している描写はなにげに重かったです。
本来なら漫画映画のように、たとえ無駄だとしてもそこで目いっぱいに抵抗し、ヒーローになりたかったよねー。
なかなか珍しい、この手の漫画としては良質なネタでした。
※左：ブルマの「アヤカちゃん」、右：図書委員「内藤さん」です。
ページ最初の方はこんな感じなんですが、後々には…。
重い話がもうひとつ。
日曜の運動会にて、父兄参加の競技に参加することを決めた、ツインテールでブルマ姿の「アヤカ」ちゃん。
忙しい父親の代わりとして父に世話になっている、「浩一」おじさんを二人三脚のパートナーに選ぶのでした。
過去の三角関係が蘇る、二時間サスペンスのような「お母さんの日記」
こちらも先のエピソードと同じで、ちょっとした判断間違いが後に取り返しのつかない事態へ発展する漫画でした。
ラスト２ページでの「アヤカちゃん」独白が切ないですね。
いやいや、物凄いお話でしたよ。
なお、複数プレイばかりが収録の中で、こちらが唯一の一対一えっちでした。
ほか、冒頭カラーもあった「ファック・ファクトリー」はラストがドロドロでびっくり。
競泳水着のまま乱れるお話「ＨＥＡＴＥＤ ＰＯＯＬ」は水泳強化選手の「御崎湊」さんが誘う、単行本中でこれまた唯一の女性主導タイプでした。
丁寧な細線で、薄めな色使い。
こうした系統の漫画はねっとりぐっちょりな濃いものが多い…ような気がするんですが、こちらはスッキリとしておりました。
やや、あっさりし過ぎにも思いますけれど。
背の高いリアルな人物絵が基本。
ただ、漫画によっては可愛らしいキャラも描かれておりました。
なんというか、つるっとしているような雰囲気がありますね。
カラーになるとイメージは違ってしまうので、裏表紙の漫画カットを参考にするのがいいと思います。
淫行過蜜
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・輪姦
・おまけ： あとがき・作品解説、ゲストページ。
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×８。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「のうきゅう」センセの「淫行過蜜」です。
こちらはえろいタイトルですが、↓表紙もスゴイですねー。
センセのお名前、「のうきょう」って農協？？
…とか思っていたら「のうきゅう」なんですね。
紛らわしいなぁ。
そんな「のうきゅう」センセの単行本「淫行過蜜」です
。センセの漫画はこちらが初見。
１冊目「蹂躙十色」と同様、帯にもあった文句”輪姦絵師”という名の通りである、えっち系漫画・短編集なのでした。
そりゃーえろえろですよ。
ネタの性質上、好き嫌いがきっちり二分される単行本ですので、注意。
※左：水泳選手「御崎湊」、右：「マコトさん・シャオさん」
たはー、競泳水着も制服もいいもんですねぇ。
主人公「川本マコト」さんは街中で兄とその彼女を発見。
どんな顔かと見てみると、なんと彼女「シャオ」ちゃんは自分とそっくり・瓜二つな容姿だったのです。
意気投合して話すうち、「マコトさん」はちょっとしたイタズラを思いつくんですが…。
そんなドキドキ話の「チェンジリング」
当初はカタコトな喋りだった「シャオちゃん」の日本語上達によって、どちらが妹なのか見分けつかなくなるお話。
おそらく、お兄ちゃんは妹に対する欲望をそっくりな「シャオちゃん」によって発散させていたのでしょう。
そうした意味では極めて健全（笑）
…変な話ですが。
ただ、まさかそれが入れ替わっているとは…夢にも思わないでしょうねぇ。
この漫画のポイントは、ちょっとした間違いから、結局近親相姦になってしまっているところ。
妹さんがそうした行為・兄との関係を楽しむようになってしまったところ。
成年系でのスタンダードとしてよくあるソレとは違う、ちょっと特殊な近親漫画に仕上がっておりました。
ちなみに、「ギャグ」というのは猿ぐつわみたいな拘束具のことで、お笑いではありませんよ、「マコトちゃん」
使っていたのはボールギャグでしたが、その名称も自然にストーリーと絡んでおりました。
冒頭のラブコメちっくな話が途中でガラリと変わる「ライブラリ」
図書委員で眼鏡の可愛い「内藤」さん。
主人公の「平井」くんはけっこう無防備な彼女にドキドキさせられ、いつしか憧れるようになっていたのです。
「本を１００冊借りるとえっちさせてくれる」
…という、図書委員の噂話そのまま、実際に１００冊借りた「平井くん」はごほうびにキスを貰うのでした。
しかし、それを他の生徒に見られており…。
そんなお話。
もし、好きな娘とえっちできる機会がすぐ目前にあった場合。
正義ではないですが、欲望に負けてしまうのも致し方ないと思いました。
そんな訳で、結局は襲った連中と共犯になってしまう「平井くん」を簡単に攻めることはできません。
あとで膝抱えて後悔している描写はなにげに重かったです。
本来なら漫画映画のように、たとえ無駄だとしてもそこで目いっぱいに抵抗し、ヒーローになりたかったよねー。
なかなか珍しい、この手の漫画としては良質なネタでした。
※左：ブルマの「アヤカちゃん」、右：図書委員「内藤さん」です。
ページ最初の方はこんな感じなんですが、後々には…。
重い話がもうひとつ。
日曜の運動会にて、父兄参加の競技に参加することを決めた、ツインテールでブルマ姿の「アヤカ」ちゃん。
忙しい父親の代わりとして父に世話になっている、「浩一」おじさんを二人三脚のパートナーに選ぶのでした。
過去の三角関係が蘇る、二時間サスペンスのような「お母さんの日記」
こちらも先のエピソードと同じで、ちょっとした判断間違いが後に取り返しのつかない事態へ発展する漫画でした。
ラスト２ページでの「アヤカちゃん」独白が切ないですね。
いやいや、物凄いお話でしたよ。
なお、複数プレイばかりが収録の中で、こちらが唯一の一対一えっちでした。
ほか、冒頭カラーもあった「ファック・ファクトリー」はラストがドロドロでびっくり。
競泳水着のまま乱れるお話「ＨＥＡＴＥＤ ＰＯＯＬ」は水泳強化選手の「御崎湊」さんが誘う、単行本中でこれまた唯一の女性主導タイプでした。
丁寧な細線で、薄めな色使い。
こうした系統の漫画はねっとりぐっちょりな濃いものが多い…ような気がするんですが、こちらはスッキリとしておりました。
やや、あっさりし過ぎにも思いますけれど。
背の高いリアルな人物絵が基本。
ただ、漫画によっては可愛らしいキャラも描かれておりました。
なんというか、つるっとしているような雰囲気がありますね。
カラーになるとイメージは違ってしまうので、裏表紙の漫画カットを参考にするのがいいと思います。
淫行過蜜
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■むっちり謝肉祭 （たこりーな画伯）
★まんがデーター ［１０／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・むちむち
・おまけ： あとがき、カバー裏に別絵・作品解説。
・その他： カラー（８Ｐ）、短編×１３。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たこりーな画伯」センセの「むっちり謝肉祭」です。
むっちり好きなひでるさん。
そんな祭があるなら参加しない訳にはいきません（笑）
表紙買い…というより、表題買いですね。
そんな訳で、「たこりーな画伯」センセ２冊目の単行本「むっちり謝肉祭」です。
全て短編の収録で、時期に多少の開きがありましたが、連続で見てもあまり問題ない程度。
こちらはご安心下さい。
ロリっぽい娘からお姉さんまで、タイトルそのままむちむちぷりんなスタイルでした。
↓表紙の感じが刺されば、購入にも問題はないでしょう。
※左：くのいち「お米ちゃん」、右：変身ヒロイン「中華姉妹」です。
さすがにせくしー流だけあって、巨乳ミニスカな「お米ちゃん」なのでした。
カラーページもあった「セクシーくのいち お米ちゃん」
せくしー流皆伝のヒロイン「お米ちゃん」
中忍様の指示より、女犯衆・頭目「響十三太夫」を討伐する任務に就くのでした…。
「白土三平」センセの忍者漫画も読んでいたひでるさん、忍者モノもなにげに好みなのです。
なかなか良かったので、もう少し同キャラの別エピソードとかも読みたい作品。
「忍術とはいついかなる時も備えることが肝心」
ということで、暗示付きの変わり身の術で先輩方の忍者を欺く「お米ちゃん」はさすが免許皆伝な腕前。
せくしー流なんてようわからん流派（※当人曰く「護身術として習っただけ」）ですが、なかなかの実力者でありました。
…あるいは先輩忍者がアホなのか（笑）
こちらは、敵である女犯衆「響」との対決がやっぱり見物。
ただ、どうせ１話で終わってしまうなら、前半を切り捨てても二人のえっち系忍術対決を長く読みたかったですね。
ちょっと顔を見せていた、中忍様の肢体も拝みたかったです。
「私後々おしっこがらみで困った事になるんだ…」
…という冒頭台詞が衝撃的な「どっぐ☆すたいる」
ツインテールが可愛い「乾明里」ちゃんは「大樹」くんと付き合っておりました。
しかし、「大樹くん」は大の犬フェチ。
そのため、「明里ちゃん」は”彼女犬「あかり」”として、日々犬扱いをさせられてしまうのです。
と、流れを書くだけでモノ凄い内容。
散々普通に喋ったのに、「わん」と語尾をつけるところが可愛らしいですね。
犬フェチでど変態という彼に対し、くわえたりコスプレしたりと従順な「あかりちゃん」はその上を行っていると思いました。
…ちっとは抵抗しなさいな。
ラストでは野外進出しておりましたが、もともと外は経験済みだったそうで。いやん。
まぁ、要するにラブラブカップルなのでしょう。
勝手にやってて下さい。
※左：彼女犬「あかりちゃん」、右：スパッツのお姉さんです。
ロリっぽい印象強いですが、こんなお姉さんも登場します。いいなぁ。
襲われている友達「静香」ちゃんを助けるため、突然愛と希望の戦士「中華姉妹」が現われました。
しかし、ちょっとしてから身体の力が抜けてしまい、二人は立てなくなってしまうのです。
そんな、「変身ヒロインシリーズ 中華姉妹危機一発！！の巻」
この「中華姉妹」の「陰」こと「水穂」ちゃん、「陽」こと「華」ちゃんの二人なんですが…正義の鉄槌を下すべき敵はなんと「陽」さんの兄なのです。
ただ、漫画は普通の変身ヒロインモノとは違い、「役」とか、「コスチュームに仕掛け」とかいう言葉があちこちにあるんですね。
これって…単に仲良しグループ内でのプレイなのでしょうか？
雰囲気的には、撮影とかそんなんっぽくはなかったのですが。
そのあたりの基本設定が曖昧で、なにゆえそんなんにしたのか意味不明。
話をやわらかくしているんでしょうか？
中華姉妹ということでコスチュームはチャイナドレスなんですが、それより網ストッキングが良かったです。
ほか、片道三時間というとんでもない通学距離がため、「黒山なつき」さんとラブラブになった「花村タカオ」くんの「帰り道は内緒の時間」
電車内での痴漢えっち（※同意です）ばかりで、キスもしていなかったという関係が素敵でした。
経営難の牧場を守るため、訪問販売する「○×牧場危機一髪！」
こうしたネタは「ＫＥＰＰＩ」センセをはじめ、たまに成年漫画で見かけますが…実は母乳ではなかったというのが最大のミソ。
”金額が四万弱”って台詞ありますが、１ヵ月契約なのかな？メチャ高いですよぅ。
しっかりとした線でどちらかというと濃いめの絵柄。
濃淡バランスは良く、ページ全体はすっきり見やすいものでした。
目が大きく、やや横に広めなむっちりキャラ絵です。
そんな訳で、癖が大きいので人を選びますね。
なお、冒頭で記述したように、大きな差はないもののやっぱり新しい漫画の方が洗練された雰囲気です。
キャラ絵にあった、ラブコメ、コメディー調な漫画集。
明るいエピソードで暗さはなく、楽しい単行本でした。
オチがゆるっとしているのも「たこりーな画伯」センセの特徴でしょうか。
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・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・むちむち
・おまけ： あとがき、カバー裏に別絵・作品解説。
・その他： カラー（８Ｐ）、短編×１３。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たこりーな画伯」センセの「むっちり謝肉祭」です。
むっちり好きなひでるさん。
そんな祭があるなら参加しない訳にはいきません（笑）
表紙買い…というより、表題買いですね。
そんな訳で、「たこりーな画伯」センセ２冊目の単行本「むっちり謝肉祭」です。
全て短編の収録で、時期に多少の開きがありましたが、連続で見てもあまり問題ない程度。
こちらはご安心下さい。
ロリっぽい娘からお姉さんまで、タイトルそのままむちむちぷりんなスタイルでした。
↓表紙の感じが刺されば、購入にも問題はないでしょう。
※左：くのいち「お米ちゃん」、右：変身ヒロイン「中華姉妹」です。
さすがにせくしー流だけあって、巨乳ミニスカな「お米ちゃん」なのでした。
カラーページもあった「セクシーくのいち お米ちゃん」
せくしー流皆伝のヒロイン「お米ちゃん」
中忍様の指示より、女犯衆・頭目「響十三太夫」を討伐する任務に就くのでした…。
「白土三平」センセの忍者漫画も読んでいたひでるさん、忍者モノもなにげに好みなのです。
なかなか良かったので、もう少し同キャラの別エピソードとかも読みたい作品。
「忍術とはいついかなる時も備えることが肝心」
ということで、暗示付きの変わり身の術で先輩方の忍者を欺く「お米ちゃん」はさすが免許皆伝な腕前。
せくしー流なんてようわからん流派（※当人曰く「護身術として習っただけ」）ですが、なかなかの実力者でありました。
…あるいは先輩忍者がアホなのか（笑）
こちらは、敵である女犯衆「響」との対決がやっぱり見物。
ただ、どうせ１話で終わってしまうなら、前半を切り捨てても二人のえっち系忍術対決を長く読みたかったですね。
ちょっと顔を見せていた、中忍様の肢体も拝みたかったです。
「私後々おしっこがらみで困った事になるんだ…」
…という冒頭台詞が衝撃的な「どっぐ☆すたいる」
ツインテールが可愛い「乾明里」ちゃんは「大樹」くんと付き合っておりました。
しかし、「大樹くん」は大の犬フェチ。
そのため、「明里ちゃん」は”彼女犬「あかり」”として、日々犬扱いをさせられてしまうのです。
と、流れを書くだけでモノ凄い内容。
散々普通に喋ったのに、「わん」と語尾をつけるところが可愛らしいですね。
犬フェチでど変態という彼に対し、くわえたりコスプレしたりと従順な「あかりちゃん」はその上を行っていると思いました。
…ちっとは抵抗しなさいな。
ラストでは野外進出しておりましたが、もともと外は経験済みだったそうで。いやん。
まぁ、要するにラブラブカップルなのでしょう。
勝手にやってて下さい。
※左：彼女犬「あかりちゃん」、右：スパッツのお姉さんです。
ロリっぽい印象強いですが、こんなお姉さんも登場します。いいなぁ。
襲われている友達「静香」ちゃんを助けるため、突然愛と希望の戦士「中華姉妹」が現われました。
しかし、ちょっとしてから身体の力が抜けてしまい、二人は立てなくなってしまうのです。
そんな、「変身ヒロインシリーズ 中華姉妹危機一発！！の巻」
この「中華姉妹」の「陰」こと「水穂」ちゃん、「陽」こと「華」ちゃんの二人なんですが…正義の鉄槌を下すべき敵はなんと「陽」さんの兄なのです。
ただ、漫画は普通の変身ヒロインモノとは違い、「役」とか、「コスチュームに仕掛け」とかいう言葉があちこちにあるんですね。
これって…単に仲良しグループ内でのプレイなのでしょうか？
雰囲気的には、撮影とかそんなんっぽくはなかったのですが。
そのあたりの基本設定が曖昧で、なにゆえそんなんにしたのか意味不明。
話をやわらかくしているんでしょうか？
中華姉妹ということでコスチュームはチャイナドレスなんですが、それより網ストッキングが良かったです。
ほか、片道三時間というとんでもない通学距離がため、「黒山なつき」さんとラブラブになった「花村タカオ」くんの「帰り道は内緒の時間」
電車内での痴漢えっち（※同意です）ばかりで、キスもしていなかったという関係が素敵でした。
経営難の牧場を守るため、訪問販売する「○×牧場危機一髪！」
こうしたネタは「ＫＥＰＰＩ」センセをはじめ、たまに成年漫画で見かけますが…実は母乳ではなかったというのが最大のミソ。
”金額が四万弱”って台詞ありますが、１ヵ月契約なのかな？メチャ高いですよぅ。
しっかりとした線でどちらかというと濃いめの絵柄。
濃淡バランスは良く、ページ全体はすっきり見やすいものでした。
目が大きく、やや横に広めなむっちりキャラ絵です。
そんな訳で、癖が大きいので人を選びますね。
なお、冒頭で記述したように、大きな差はないもののやっぱり新しい漫画の方が洗練された雰囲気です。
キャラ絵にあった、ラブコメ、コメディー調な漫画集。
明るいエピソードで暗さはなく、楽しい単行本でした。
オチがゆるっとしているのも「たこりーな画伯」センセの特徴でしょうか。
 | むっちり謝肉祭 (2007/09/05) たこりーな画伯 商品詳細を見る |
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■ついんて ＴＷＩＮ－Ｔ （Ｚｕｍｍｙ）
★まんがデーター ［１０／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・ツインテール
・おまけ： あとがき、カバー裏に漫画
「シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん２」
・その他： カラー（５Ｐ）、短編×９（うち「苺みるく」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｚｕｍｍｙ」センセの「ついんて ＴＷＩＮ－Ｔ」です。
ひでるさんは買った漫画を読む際、必ずカバー外すのが習慣となっていますが、こちらの「ついんて ＴＷＩＮ－Ｔ」は結果的にカバー裏漫画「シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん２」が最も気に入った（笑）という、珍しい単行本でした。
（※鬼太郎ネタが好きなのです）
いやー、「Ｚｕｍｍｙ」センセのコメディーはどれも秀逸な出来栄えですねぇ。
その内容は、連続話も収録された短編集。
全てにツインテールな女の子が登場するのが最大の特徴（※当初タイトルを「最強属性ツインテール」にしたかったそうです）で、それがためちょっとロリちっくでした。
※シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん、です。
実はちゃんと変身できる「のりたん」です。左が大人バージョンなの。
実はカバー裏もそうですが、本編も良かった「シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん」
「健太」くんは眼鏡の「マキ」ちゃんにマジＬＯＶＥ。
お友達の「坂木」くんはそんな「健太くん」を応援するため、ちょっと強引な手段を取るのでした。
しかし、そこに「シャカリキ魔女っ娘 のりたん」と名乗る、よく見知った顔の少女が現われるのです。
だいたいそんなん。
センセの漫画は今回が初見でしたが、これくらいはっちゃけた漫画のが合っていると思いました。
とりあえず、変身後「魔女っ娘のりたん」の正体がバレバレで、登場と同時で「西川のり子」という本名を全員に言い当てられているのが可笑しく。
また、それに対する「のりたん」の対応はキャラがよく出ており、非常に良かったです。
なぜだか最強魔法のネタばらしをあっさりしてましたねー。
（※雷なのですが、「ちゅう」なんて鳴き声が…）
ただ、魔法使えるのは真実らしく、大人にも変身できるようでしたから…”なにゆえ最初っからそうしないのか”と（笑）
ラストの落とし方についても、それまでのテンションを守っておりました。
えっちを抜きにしても良質なコメディー漫画。
できるのなら、この漫画で１冊描いてほしいくらいの出来栄えでした。
いいもんはいい。
※左：会長「亜璃沙さん」、右：猫耳妹「ハルナさん」です。
セクハラって、学園の存在自体がソレなのでした（笑）
さらにもう一つ、こちらもだいぶはっちゃけていた「ＳＦ学園生徒会！」
”要同意自由性交制度（Agreement Sex Free System）により、校内の何時如何なる所での性交も許されている学園”、人呼んで「ＳＦ学園」という、変な学園にて生徒会長を務める「石川亜璃沙」さん。
真面目な「亜璃沙さん」は唯一そんな制度に逆らっておりましたが、副会長の「裕太」くんは悲壮な決意をしていたのでした。
大雑把ですが、そんな導入部。
校長は無論のこと、校門付近から生徒会まで、あちこちえっちという異常な世界。
一応相手の同意が必要という制度なんですが、そこはさすがの生徒会。役員の一人、会計の「奈瑠美」さんは相手に同意を得られなかった皆さんをしっかり相手にしておりました。
いい娘さんですね（笑）
「全校生徒の誰一人として廃止に賛成なんてしませんよぉ」
という台詞もまさにその通りだと思います。
そして、驚かされるのはこちらの漫画のオチ部分。
「あるわけ無いじゃろ？」
…って、普通の顔して言われても……ねぇ。
もの凄い衝撃的なラストでした。
もっと周囲がえろえろしている描写、「花粉少女注意報！／小梅けいと」の花粉少女みたいなのがほしかったところですね。
そこが唯一残念な点。
ほか、「科学メイド隊・みみずくのルナ」ちゃんが登場する「ＮＰＯ！！Nonprofit Organization」などコメディー系統の出来栄えが良いため、それ以外のエピソードが弱く感じてしまいました。
すっきりとした曲線の丸っこく、柔らかな絵柄。
若干濃い目で、ページはややごっちゃりとしておりました。
極端ではありませんがロリ寄りな人物絵で、癖もあるため好みがあると思います。
↓表紙だけでなく、裏表紙も同時にご覧頂くのがいいでしょう。
とりあえず先ほども書いたように、ツインテール出ずっぱりな単行本なので、そんなんお好きな方はより楽しめるかもしれません。
あるいは、明るく楽しいえっち漫画が好きな方にオススメ。
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・ツインテール
・おまけ： あとがき、カバー裏に漫画
「シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん２」
・その他： カラー（５Ｐ）、短編×９（うち「苺みるく」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｚｕｍｍｙ」センセの「ついんて ＴＷＩＮ－Ｔ」です。
ひでるさんは買った漫画を読む際、必ずカバー外すのが習慣となっていますが、こちらの「ついんて ＴＷＩＮ－Ｔ」は結果的にカバー裏漫画「シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん２」が最も気に入った（笑）という、珍しい単行本でした。
（※鬼太郎ネタが好きなのです）
いやー、「Ｚｕｍｍｙ」センセのコメディーはどれも秀逸な出来栄えですねぇ。
その内容は、連続話も収録された短編集。
全てにツインテールな女の子が登場するのが最大の特徴（※当初タイトルを「最強属性ツインテール」にしたかったそうです）で、それがためちょっとロリちっくでした。
※シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん、です。
実はちゃんと変身できる「のりたん」です。左が大人バージョンなの。
実はカバー裏もそうですが、本編も良かった「シャカリキ魔女っ娘のんき～★のりたん」
「健太」くんは眼鏡の「マキ」ちゃんにマジＬＯＶＥ。
お友達の「坂木」くんはそんな「健太くん」を応援するため、ちょっと強引な手段を取るのでした。
しかし、そこに「シャカリキ魔女っ娘 のりたん」と名乗る、よく見知った顔の少女が現われるのです。
だいたいそんなん。
センセの漫画は今回が初見でしたが、これくらいはっちゃけた漫画のが合っていると思いました。
とりあえず、変身後「魔女っ娘のりたん」の正体がバレバレで、登場と同時で「西川のり子」という本名を全員に言い当てられているのが可笑しく。
また、それに対する「のりたん」の対応はキャラがよく出ており、非常に良かったです。
なぜだか最強魔法のネタばらしをあっさりしてましたねー。
（※雷なのですが、「ちゅう」なんて鳴き声が…）
ただ、魔法使えるのは真実らしく、大人にも変身できるようでしたから…”なにゆえ最初っからそうしないのか”と（笑）
ラストの落とし方についても、それまでのテンションを守っておりました。
えっちを抜きにしても良質なコメディー漫画。
できるのなら、この漫画で１冊描いてほしいくらいの出来栄えでした。
いいもんはいい。
※左：会長「亜璃沙さん」、右：猫耳妹「ハルナさん」です。
セクハラって、学園の存在自体がソレなのでした（笑）
さらにもう一つ、こちらもだいぶはっちゃけていた「ＳＦ学園生徒会！」
”要同意自由性交制度（Agreement Sex Free System）により、校内の何時如何なる所での性交も許されている学園”、人呼んで「ＳＦ学園」という、変な学園にて生徒会長を務める「石川亜璃沙」さん。
真面目な「亜璃沙さん」は唯一そんな制度に逆らっておりましたが、副会長の「裕太」くんは悲壮な決意をしていたのでした。
大雑把ですが、そんな導入部。
校長は無論のこと、校門付近から生徒会まで、あちこちえっちという異常な世界。
一応相手の同意が必要という制度なんですが、そこはさすがの生徒会。役員の一人、会計の「奈瑠美」さんは相手に同意を得られなかった皆さんをしっかり相手にしておりました。
いい娘さんですね（笑）
「全校生徒の誰一人として廃止に賛成なんてしませんよぉ」
という台詞もまさにその通りだと思います。
そして、驚かされるのはこちらの漫画のオチ部分。
「あるわけ無いじゃろ？」
…って、普通の顔して言われても……ねぇ。
もの凄い衝撃的なラストでした。
もっと周囲がえろえろしている描写、「花粉少女注意報！／小梅けいと」の花粉少女みたいなのがほしかったところですね。
そこが唯一残念な点。
ほか、「科学メイド隊・みみずくのルナ」ちゃんが登場する「ＮＰＯ！！Nonprofit Organization」などコメディー系統の出来栄えが良いため、それ以外のエピソードが弱く感じてしまいました。
すっきりとした曲線の丸っこく、柔らかな絵柄。
若干濃い目で、ページはややごっちゃりとしておりました。
極端ではありませんがロリ寄りな人物絵で、癖もあるため好みがあると思います。
↓表紙だけでなく、裏表紙も同時にご覧頂くのがいいでしょう。
とりあえず先ほども書いたように、ツインテール出ずっぱりな単行本なので、そんなんお好きな方はより楽しめるかもしれません。
あるいは、明るく楽しいえっち漫画が好きな方にオススメ。
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■九月病 上巻 （シギサワカヤ）
★まんがデーター ［１４／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■■
・独創性：■■■■■
・属性 ： 恋愛・元同人誌
・おまけ： 合間におまけページ、
カバー裏に別絵、
描き下ろし「一生の不覚」。
・その他： 全て表題作（１１話）、上下巻、
カバーは特殊仕様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シギサワカヤ」センセの「九月病 上巻」です。
やだぁー、これおもしろいぃー（※ギャルっぽく読んでね）
と、そんな訳で、以前こちらのブログで紹介させて頂きました「箱舟の行方」が非常に良かった「シギサワカヤ」センセの最新刊。
ふと店頭で見かけ、久しぶりに必殺「作者名買い」を発動させていただきました。
センセが過去に同人誌で描かれていたものを編集した単行本「九月病 上巻」ですね。
上下巻の同時発売でして、とりあえず上巻は全２７２ページという小さな辞典なみのブ厚さでした。
これでなぐると立派な凶器になりますです。はい。
※初期頃（２００２年１１月）
兄「広志くん」と妹「真鶴さん」ですよ。
小学生頃の事柄がため、家庭内と町で「いけない子」という不名誉な代名詞をもつ、妹「伊坂真鶴（いさか・まつる）」
そんな中、数少ない味方であった兄「伊坂広志」に感じていた安らぎはいつしか恋愛感情となっておりました。
一方、兄「広志」は真面目な優等生で苦労した末に「銀行員」に就職するなど、順調な人生。
しかし、結婚を控えた一週間前になって相手「田代早千（たしろ・さち）」は男と逃亡。
自暴自棄気味になっていた「広志」は「真鶴」の誘いもあって、関係してしまうのでした…。
大雑把にはそんなお話。
本当は上下読んでからレビュー書こうと思っていたんですが…あんまりイイので、読み終わりで感覚が残っているタイミングで即紹介とさせて頂きました。
主人公「広志くん」と妹「真鶴さん」のエソピソードを主軸として、その他周囲の人間関係・恋愛模様を描いた、どこぞの小説みたいな漫画です。
ちりちりと燃える”残り火”のようなお話の完成度は高く、ゆったりとした心理描写で読み応えは抜群。
文字数も多めでしたし（笑）
※収録であたらしめな頃。
銀行員「広志くん」と同僚「海老沢さん」ですね。
幼少期の「真鶴さん」はあまり聡くはない子。
それに両親の不仲が重なったこと、父親に利用されてしまったこと、兄のためにしてあげようと思ったこと。
それらがことごとく裏目に出てしまうのが切なく歯がゆいですね。こうした経験をした方も実際にいるでしょう。
「純粋故のかなしい不器用さ」
それの単語が非常に重いのですよ。
不器用なのは兄「広志くん」も同様で、ちょっとした切っ掛けからうまく生きれなくなった、伊坂兄妹の関係がこれまた秀逸。
特に会社の同僚「海老沢」さんからの電話後の二人の会話がひでるさんのお気に入り。
「…行くの？」
「…行かないよ」
「…行ってもいいのに。行ったらいいのに」
そんな感じなの。
こちらでよく紹介する、成年漫画の兄妹関係とは違った近親漫画をお楽しみいただけるでしょう。
（なお、ちょっとえっちっぽいシーンがあります）
ほか、「広志くん」と「海老沢さん」、友人「原口」くんと「儀同由利子」さん、結婚相手だった「早千さん」と「清水」先生などのサブ・エピソードも世界を深く知ることが出来る良質な漫画でした。
もうしっかり手元にあるんですが、早く下巻が見たいですね！
※おまけ：「儀同由利子さん」です。
ひでるさんお気に入りのひとコマ。
やわらかな細線の、繊細な絵柄。
だいぶスッキリとしており、少女漫画のような風情です。
描かれた時期にだいぶひらきがあるらしく、全体を通してみるとやや不安定な作画。
２００２年１１月から、２００４年２月までですか。
ただ、もともと巧い方なので、大騒ぎするほどではありませんのでご安心を。
最近の絵柄の方がスッキリと見やすい印象でした。
とかくお話が良いので、ちょっとでも機会があればチャレンジしてほしい単行本ですね。
スタイリッシュなあっさり絵は綺麗なんですが、好みは分かれると思いますので注意。
なお、下巻についてはまた読み終わり次第に紹介するかもしれません。
お楽しみに。
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・話 ：■■■■■
・独創性：■■■■■
・属性 ： 恋愛・元同人誌
・おまけ： 合間におまけページ、
カバー裏に別絵、
描き下ろし「一生の不覚」。
・その他： 全て表題作（１１話）、上下巻、
カバーは特殊仕様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シギサワカヤ」センセの「九月病 上巻」です。
やだぁー、これおもしろいぃー（※ギャルっぽく読んでね）
と、そんな訳で、以前こちらのブログで紹介させて頂きました「箱舟の行方」が非常に良かった「シギサワカヤ」センセの最新刊。
ふと店頭で見かけ、久しぶりに必殺「作者名買い」を発動させていただきました。
センセが過去に同人誌で描かれていたものを編集した単行本「九月病 上巻」ですね。
上下巻の同時発売でして、とりあえず上巻は全２７２ページという小さな辞典なみのブ厚さでした。
これでなぐると立派な凶器になりますです。はい。
※初期頃（２００２年１１月）
兄「広志くん」と妹「真鶴さん」ですよ。
小学生頃の事柄がため、家庭内と町で「いけない子」という不名誉な代名詞をもつ、妹「伊坂真鶴（いさか・まつる）」
そんな中、数少ない味方であった兄「伊坂広志」に感じていた安らぎはいつしか恋愛感情となっておりました。
一方、兄「広志」は真面目な優等生で苦労した末に「銀行員」に就職するなど、順調な人生。
しかし、結婚を控えた一週間前になって相手「田代早千（たしろ・さち）」は男と逃亡。
自暴自棄気味になっていた「広志」は「真鶴」の誘いもあって、関係してしまうのでした…。
大雑把にはそんなお話。
本当は上下読んでからレビュー書こうと思っていたんですが…あんまりイイので、読み終わりで感覚が残っているタイミングで即紹介とさせて頂きました。
主人公「広志くん」と妹「真鶴さん」のエソピソードを主軸として、その他周囲の人間関係・恋愛模様を描いた、どこぞの小説みたいな漫画です。
ちりちりと燃える”残り火”のようなお話の完成度は高く、ゆったりとした心理描写で読み応えは抜群。
文字数も多めでしたし（笑）
※収録であたらしめな頃。
銀行員「広志くん」と同僚「海老沢さん」ですね。
幼少期の「真鶴さん」はあまり聡くはない子。
それに両親の不仲が重なったこと、父親に利用されてしまったこと、兄のためにしてあげようと思ったこと。
それらがことごとく裏目に出てしまうのが切なく歯がゆいですね。こうした経験をした方も実際にいるでしょう。
「純粋故のかなしい不器用さ」
それの単語が非常に重いのですよ。
不器用なのは兄「広志くん」も同様で、ちょっとした切っ掛けからうまく生きれなくなった、伊坂兄妹の関係がこれまた秀逸。
特に会社の同僚「海老沢」さんからの電話後の二人の会話がひでるさんのお気に入り。
「…行くの？」
「…行かないよ」
「…行ってもいいのに。行ったらいいのに」
そんな感じなの。
こちらでよく紹介する、成年漫画の兄妹関係とは違った近親漫画をお楽しみいただけるでしょう。
（なお、ちょっとえっちっぽいシーンがあります）
ほか、「広志くん」と「海老沢さん」、友人「原口」くんと「儀同由利子」さん、結婚相手だった「早千さん」と「清水」先生などのサブ・エピソードも世界を深く知ることが出来る良質な漫画でした。
もうしっかり手元にあるんですが、早く下巻が見たいですね！
※おまけ：「儀同由利子さん」です。
ひでるさんお気に入りのひとコマ。
やわらかな細線の、繊細な絵柄。
だいぶスッキリとしており、少女漫画のような風情です。
描かれた時期にだいぶひらきがあるらしく、全体を通してみるとやや不安定な作画。
２００２年１１月から、２００４年２月までですか。
ただ、もともと巧い方なので、大騒ぎするほどではありませんのでご安心を。
最近の絵柄の方がスッキリと見やすい印象でした。
とかくお話が良いので、ちょっとでも機会があればチャレンジしてほしい単行本ですね。
スタイリッシュなあっさり絵は綺麗なんですが、好みは分かれると思いますので注意。
なお、下巻についてはまた読み終わり次第に紹介するかもしれません。
お楽しみに。
 | 九月病 上 (1) (ジェッツコミックス) (2007/08/29) シギサワ カヤ 商品詳細を見る |
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■ＭＩＬＫ ＳＰＯＴ ［限定版］ （おかだまつおか）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■■
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・液体
・おまけ： ゲストページ、カバー裏に漫画（ハルゑもん）
・その他： 折り返し左右で一枚絵、短編×１１
（うち「UNDER THE SUKIRT」×４、「Cream Cake」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「おかだまつおか」センセの「ＭＩＬＫ ＳＰＯＴ ［限定版］」です。
最近はドラマＣＤ付き企画がやったら多いですねー。
昨日に引き続きなんですが、ここ最近の紹介だけでも「リトル・マイ・メイド／ちゃたろー」があったので３冊目ですか。
わかんないですが、そんなに売り上げを左右するものなんでしょうかね？？
まぁ、買っている当人が書くこっちゃないですが（笑）
さて、そんな訳で限定版はドラマＣＤ付きの「おかだまつおか」センセ「ＭＩＬＫ ＳＰＯＴ ［限定版］」です。
メインとなる「ＵＮＤＥＲ ＴＨＥ ＳＵＫＩＲＴ」ほか、数話の短編が収録された単行本。
１話のみファンタジーっぽいお話もありましたけれど、ほとんどは学校が舞台のお話。
可愛らしい絵柄ですが、とかくネタの癖が強いので読み手を選ぶと思われます。
ちょっと気をつけてね。
※左：「サキちゃん」、右：「美音さん」です。
なんというか…二人ともかわった娘さんですよ。
ドラマＣＤにもなっている中編「ＵＮＤＥＲ ＴＨＥ ＳＵＫＩＲＴ」
”男の子のモノ”が大好きな「美音」さん。
偶然に発動した魔術にて、本物のソレを生やすことに成功するのでした。
さっそく独りでいたしていると、そこに後輩の「サキ」ちゃんが…。
大まかにはそんなん。
いわゆるふたなり漫画ですね。
先輩「美音さん」の趣向を知っていたとはいえ、さして驚かない「サキちゃん」にびっくり。
いやいやいや、そんなんないだろー、って思ったていら、後で理由が分かるようになっていました。
なるほどね。そりゃ驚かないわ。
ただひたすらにえっちする、そうした系統のわかりやすい成年漫画。
４話の中編なんですが漫画内の時間はおそらく数時間程度のエピソードで、ネタがため男性器がやたら画面を占めておりました。
前述しましたが、好きな人と嫌いな人できっちり評価が二分されるお話でしょう。
※左：実験体の「部長」、右：天使「ナオちゃん」です。
こう見ると本当に可愛らしい「ナオちゃん」なんですが、実はえろえろなのでした。
もう一つの連続話「Cream Cake」はよくあるネタの本格派。
料理部の「ナオ」ちゃんは自作のケーキを運動部の男子に配り、その容姿と共に”天使”と呼ばれておりました。
しかし、そんな「ナオちゃん」には秘密があって…。
冒頭数ページの印象がガラリと変化する漫画。
耳にくっつけているハンズフリーの携帯というのがイマイチ分かりづらいですね。
確かに台詞でも出てくるんですが、これをうっかり見逃すと、「ナオちゃん」が謎の相手と喋っているように見えるのですよ。
なにしろ、卵を産むなんて描写もありましたんで…。
（※これはもともとの仕込みなの？よくわかんない）
クリームだの、ミルクだのという、似た雰囲気なものと重ねた漫画のセオリー通りの展開でした。
ほか、女教師モノの本をネタにしている「詩織」先生の「女教師凌辱…」、眼鏡の可愛い部長が自ら実験体となる「実験中」など、絵柄とは裏腹なえろえろ漫画でした。
複数プレイが多くちょいハード。純愛・ラブコメではありませんので、ご注意下さい。
はっきりとした線で黒が強い、濃厚な絵柄です。
ぽよんと丸く、広い輪郭のロリっぽいキャラ絵でして、なんとなく懐かしい雰囲気。
それでいて、えっちシーンは派手で、特に液体描写については↓表紙の如く溢れ出ておりました。
多少時期には差があるようでしたが、全体的に安定した作画。
素朴さも感じる独特な絵は詳細でバランスなど全体的に高レベルで、巧さがあります。
そうですねー、絵柄についてはなんの文句もないんですが……。
可能であれば、もう少し落ち着いた（笑）漫画を見たいですね。
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・絵 ：■■■■■
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・液体
・おまけ： ゲストページ、カバー裏に漫画（ハルゑもん）
・その他： 折り返し左右で一枚絵、短編×１１
（うち「UNDER THE SUKIRT」×４、「Cream Cake」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「おかだまつおか」センセの「ＭＩＬＫ ＳＰＯＴ ［限定版］」です。
最近はドラマＣＤ付き企画がやったら多いですねー。
昨日に引き続きなんですが、ここ最近の紹介だけでも「リトル・マイ・メイド／ちゃたろー」があったので３冊目ですか。
わかんないですが、そんなに売り上げを左右するものなんでしょうかね？？
まぁ、買っている当人が書くこっちゃないですが（笑）
さて、そんな訳で限定版はドラマＣＤ付きの「おかだまつおか」センセ「ＭＩＬＫ ＳＰＯＴ ［限定版］」です。
メインとなる「ＵＮＤＥＲ ＴＨＥ ＳＵＫＩＲＴ」ほか、数話の短編が収録された単行本。
１話のみファンタジーっぽいお話もありましたけれど、ほとんどは学校が舞台のお話。
可愛らしい絵柄ですが、とかくネタの癖が強いので読み手を選ぶと思われます。
ちょっと気をつけてね。
※左：「サキちゃん」、右：「美音さん」です。
なんというか…二人ともかわった娘さんですよ。
ドラマＣＤにもなっている中編「ＵＮＤＥＲ ＴＨＥ ＳＵＫＩＲＴ」
”男の子のモノ”が大好きな「美音」さん。
偶然に発動した魔術にて、本物のソレを生やすことに成功するのでした。
さっそく独りでいたしていると、そこに後輩の「サキ」ちゃんが…。
大まかにはそんなん。
いわゆるふたなり漫画ですね。
先輩「美音さん」の趣向を知っていたとはいえ、さして驚かない「サキちゃん」にびっくり。
いやいやいや、そんなんないだろー、って思ったていら、後で理由が分かるようになっていました。
なるほどね。そりゃ驚かないわ。
ただひたすらにえっちする、そうした系統のわかりやすい成年漫画。
４話の中編なんですが漫画内の時間はおそらく数時間程度のエピソードで、ネタがため男性器がやたら画面を占めておりました。
前述しましたが、好きな人と嫌いな人できっちり評価が二分されるお話でしょう。
※左：実験体の「部長」、右：天使「ナオちゃん」です。
こう見ると本当に可愛らしい「ナオちゃん」なんですが、実はえろえろなのでした。
もう一つの連続話「Cream Cake」はよくあるネタの本格派。
料理部の「ナオ」ちゃんは自作のケーキを運動部の男子に配り、その容姿と共に”天使”と呼ばれておりました。
しかし、そんな「ナオちゃん」には秘密があって…。
冒頭数ページの印象がガラリと変化する漫画。
耳にくっつけているハンズフリーの携帯というのがイマイチ分かりづらいですね。
確かに台詞でも出てくるんですが、これをうっかり見逃すと、「ナオちゃん」が謎の相手と喋っているように見えるのですよ。
なにしろ、卵を産むなんて描写もありましたんで…。
（※これはもともとの仕込みなの？よくわかんない）
クリームだの、ミルクだのという、似た雰囲気なものと重ねた漫画のセオリー通りの展開でした。
ほか、女教師モノの本をネタにしている「詩織」先生の「女教師凌辱…」、眼鏡の可愛い部長が自ら実験体となる「実験中」など、絵柄とは裏腹なえろえろ漫画でした。
複数プレイが多くちょいハード。純愛・ラブコメではありませんので、ご注意下さい。
はっきりとした線で黒が強い、濃厚な絵柄です。
ぽよんと丸く、広い輪郭のロリっぽいキャラ絵でして、なんとなく懐かしい雰囲気。
それでいて、えっちシーンは派手で、特に液体描写については↓表紙の如く溢れ出ておりました。
多少時期には差があるようでしたが、全体的に安定した作画。
素朴さも感じる独特な絵は詳細でバランスなど全体的に高レベルで、巧さがあります。
そうですねー、絵柄についてはなんの文句もないんですが……。
可能であれば、もう少し落ち着いた（笑）漫画を見たいですね。
 | MILK SPOT 限定版 (TENMAコミックス) (TENMAコミックス) (2007/08/25) おかだ まつおか 商品詳細を見る |
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■正義研究会セレナード［限定版］ （よこやまなおき）
★まんがデーター ［７／１５］
・絵 ：■■□□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： コメディー・ヒロイン
・おまけ： 折り返しにコメント、あとがき、
描き下ろし「がんばれ！蒼也くん！」
・その他： 初単行本、現在は１巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「よこやまなおき」センセの「正義研究会セレナード １巻［限定版］」です。
えー、昨日のブログにて”微妙”と書かせて頂きました、ドラマＣＤのついてる限定版「ヴァルキリーコミックス」のひとつです。
書店に残っていた限定版はコレだけだったので、とりあえず本日は「よこやまなおき」センセの「正義研究会セレナード １巻［限定版］」を取り上げてみました。
個人的には流行（？）である、「釘宮理恵」さんの声が聴きたかったんですが…まぁ、いいか。
※左：会長「東雲正義」、右：水着の二人、です。
ちっちゃい会長さんは帽子取られるとやたら可愛くなってしまうのでした。
宇宙からの侵略者を予見した地球はその対策として５人の男女に改造手術を施します。
がしかし、肝心の敵は１０年たった今でも現われておりませんでした。
その改造された一人「セレナ」こと「赤瀬玲奈（あかせ・れな）」は学校で委員長をする才色兼備な優等生。
…ですが、その実態は「正義研究会」に籍を置く、ヒーローマニアで女の子好きという、おかしな娘さんなのでした。
そこに、「セレナさん」を崇拝する幼馴染み、自己中な「藍月かの」がやってきて…。
大雑把ではありますが、だいたいそんな流れ。
戦隊モノ（※変身するの２人だけですが）で、明確な敵の存在がないという設定は珍しげ。
ただ、一応戦う相手はあちこちにいるらしく、牛の悪魔「ミノタウロス」、後に仲間となる「ティアナ＝妻夫木＝ミル」さん作成のロボット（サイバースーツ）、テロリスト「虎の組織 パダフシャン」など、多種多様。
ゆるーい、なんでもアリな舞台設定となっておりました。
※左：「赤瀬玲奈」、右：「藍月かの」
こうして並べると面白そうにも見えるんですが…。
基本はコメディーなのでそれで問題ないんですが、特撮モノのパロディでなく、やたらぶっ飛んでいるでなく、和むのでもなく、下品なのでもありません。
また、ラブコメ要素がある訳でなく、女の子が好きな設定の「セレナさん」なんですが百合ちっくではなく。
多少のパンチラとかあるものの、予想以上にお色気シーンは少なく（笑）
（↑これは、単にひでるさんの感覚が麻痺しているので、物足りなく感じるだけかもしれませんが…）
わざわざ記述するまでもないですが、話としてさほどのものではありません。
はっきり言って、中途半端。
…つまらん、って言っているのではありませんよ。
一言で表現するならば「微妙」なのでした。
なんというかそれなりな出来栄えで、読み手によっては楽しく感じるのかもしれません。
ひでるさん的には…ごめんなさい。
１巻でもうお腹いっぱいです。
次は見送りとさせて頂きます。
（※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きました）
こうしたヒーローもののコメディー漫画なら、「超常機動 サイレーン／井原裕士」のが全然上。
あるいはねー…だーいぶ昔のゲームなんですが、「グレイト」というメーカーさんの「国立機動戦隊 ＲＩＰＳ Ⅴ」という戦隊モノのシミュレーションがあったんですね。（←誰も知らないか？）
単にコメディーだけなら、そっちのが上。
（※あのね、敵の司令官が中間管理職みたいな風情で、胃薬飲んでたりするの）
もし気になったら、あちこち探してみてみて。
そーう簡単には見つからないと思いますが（笑）
すっきりとした線で、多少トーン処理が多めのつやつやした雰囲気。
固定絵は良いですが、漫画絵は乱れたり、バランス不安な箇所が目につきました。
ギャグでの絵の崩れ方も大きいですね。
色鮮やかで魅力ある↓表紙はやや出来すぎ。
全体的には、”イラスト業メインの方が漫画描いたような風情”となっていました。
あ、こちらも間違えないで。
決して下手と言っている訳ではありません。
ちなみに、初回限定のドラマＣＤは１話、２話を編集・簡略化したような内容。
声優「山口勝平」さんがためか、一人称「高槻蒼也」くんで物語の進行役となっており、台詞がやたら増えておりましたよー。
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・絵 ：■■□□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： コメディー・ヒロイン
・おまけ： 折り返しにコメント、あとがき、
描き下ろし「がんばれ！蒼也くん！」
・その他： 初単行本、現在は１巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「よこやまなおき」センセの「正義研究会セレナード １巻［限定版］」です。
えー、昨日のブログにて”微妙”と書かせて頂きました、ドラマＣＤのついてる限定版「ヴァルキリーコミックス」のひとつです。
書店に残っていた限定版はコレだけだったので、とりあえず本日は「よこやまなおき」センセの「正義研究会セレナード １巻［限定版］」を取り上げてみました。
個人的には流行（？）である、「釘宮理恵」さんの声が聴きたかったんですが…まぁ、いいか。
※左：会長「東雲正義」、右：水着の二人、です。
ちっちゃい会長さんは帽子取られるとやたら可愛くなってしまうのでした。
宇宙からの侵略者を予見した地球はその対策として５人の男女に改造手術を施します。
がしかし、肝心の敵は１０年たった今でも現われておりませんでした。
その改造された一人「セレナ」こと「赤瀬玲奈（あかせ・れな）」は学校で委員長をする才色兼備な優等生。
…ですが、その実態は「正義研究会」に籍を置く、ヒーローマニアで女の子好きという、おかしな娘さんなのでした。
そこに、「セレナさん」を崇拝する幼馴染み、自己中な「藍月かの」がやってきて…。
大雑把ではありますが、だいたいそんな流れ。
戦隊モノ（※変身するの２人だけですが）で、明確な敵の存在がないという設定は珍しげ。
ただ、一応戦う相手はあちこちにいるらしく、牛の悪魔「ミノタウロス」、後に仲間となる「ティアナ＝妻夫木＝ミル」さん作成のロボット（サイバースーツ）、テロリスト「虎の組織 パダフシャン」など、多種多様。
ゆるーい、なんでもアリな舞台設定となっておりました。
※左：「赤瀬玲奈」、右：「藍月かの」
こうして並べると面白そうにも見えるんですが…。
基本はコメディーなのでそれで問題ないんですが、特撮モノのパロディでなく、やたらぶっ飛んでいるでなく、和むのでもなく、下品なのでもありません。
また、ラブコメ要素がある訳でなく、女の子が好きな設定の「セレナさん」なんですが百合ちっくではなく。
多少のパンチラとかあるものの、予想以上にお色気シーンは少なく（笑）
（↑これは、単にひでるさんの感覚が麻痺しているので、物足りなく感じるだけかもしれませんが…）
わざわざ記述するまでもないですが、話としてさほどのものではありません。
はっきり言って、中途半端。
…つまらん、って言っているのではありませんよ。
一言で表現するならば「微妙」なのでした。
なんというかそれなりな出来栄えで、読み手によっては楽しく感じるのかもしれません。
ひでるさん的には…ごめんなさい。
１巻でもうお腹いっぱいです。
次は見送りとさせて頂きます。
（※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きました）
こうしたヒーローもののコメディー漫画なら、「超常機動 サイレーン／井原裕士」のが全然上。
あるいはねー…だーいぶ昔のゲームなんですが、「グレイト」というメーカーさんの「国立機動戦隊 ＲＩＰＳ Ⅴ」という戦隊モノのシミュレーションがあったんですね。（←誰も知らないか？）
単にコメディーだけなら、そっちのが上。
（※あのね、敵の司令官が中間管理職みたいな風情で、胃薬飲んでたりするの）
もし気になったら、あちこち探してみてみて。
そーう簡単には見つからないと思いますが（笑）
すっきりとした線で、多少トーン処理が多めのつやつやした雰囲気。
固定絵は良いですが、漫画絵は乱れたり、バランス不安な箇所が目につきました。
ギャグでの絵の崩れ方も大きいですね。
色鮮やかで魅力ある↓表紙はやや出来すぎ。
全体的には、”イラスト業メインの方が漫画描いたような風情”となっていました。
あ、こちらも間違えないで。
決して下手と言っている訳ではありません。
ちなみに、初回限定のドラマＣＤは１話、２話を編集・簡略化したような内容。
声優「山口勝平」さんがためか、一人称「高槻蒼也」くんで物語の進行役となっており、台詞がやたら増えておりましたよー。
 | 正義研究会セレナード 限定版 1 (ヴァルキリーコミックス) (2007/08) よこやま なおき 商品詳細を見る |
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■壁の中の天使 （ここのき奈緒）
★まんがデーター ［９／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・アクション
・おまけ： あとがき、カバー裏にカラー別絵・献辞、
折り返しに「なぜなに壁天」、加筆・修正。
・その他： 全て表題作。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ここのき奈緒（ここのき・なお）」センセの「壁の中の天使 上巻」です。
ドラマＣＤのついてる限定版「ヴァルキリーコミックス」などで盛り上がっている「キルタイムコミュニケーション」さん。
後でレビューを書かせていただきますが、あのシリーズは微妙ですねー。
まぁ、いいか。
今回はキルタイムさんのメインというべき、「二次元ドリームコミックス」シリーズの漫画です。
どちらも読み終わった今では、確信しました。
やっぱり、こちらが正解（笑）
そんなこんなで、「ここのき奈緒」センセの２冊目の単行本は長編「壁の中の天使 上巻」なのでした。
”人喰い”と呼ばれる化け物が横行する世界。
それに対抗できる能力を持つ一族の「相沢夏美」は学校の執行部会長として、駆逐する役目でした。
しかし、それでもなお犠牲者の出る事態を憂慮した校長は外部より転校生「皇」を召還するのです。
いままで「夏美さん」と関係していた保健医の「安西」はそれがため、計画を早めるべく本性を現すのでした…。
だいたいそんなお話。
※左：敵の人喰い、右：相棒「皇さん」です。
「皇さん」のはバランス悪いくらいにおっきいですよ。下半身が気になりますが。
触手がうねうねしたりする、異界の化け物たちとのえっちアクションな漫画ですね。
一時期「淫獣なんちゃら」って、シリーズがありましたが、大まかにはそんな闘うヒロイン系統。
上巻の単行本ではエピソードが２つ収録されており、主人公「相沢夏美」のプロローグ的お話と、「御堂涼香」とその使用人「因幡光」のお話が途中まででした。
なんらかの術（※折り返しではサイキッカーと言っていました）で遠隔攻撃をする「皇さん」に対し、手に力を溜めて肉弾戦をしている「夏美さん」はキャライメージ通りで、なかなか良い雰囲気。
↓表紙の赤いミニスカ・セーラー服に釣り上げられたひでるさんとしては、もう少し「夏美さん」のアクションシーンでの活躍を見たかったんですが……名前が冠となっている１話目では、あっさり敵の術中に堕ち、転校生となった２話目では残念ながら出番これから、って所で終わってしまいました。
こうした系統のセオリーとして、”必ず敵の洗礼をきっちり受ける”というのがありますが、それを忠実に守っております（笑）
※主人公「相沢夏美」さんです。
凛々しいですね、かっちょえーですね。そんな訳でひでるさんお気に入りなのでした。
いい意味での適当な設定・いい意味での無難なストーリーで、巻数続く成年漫画としては完成度高いと思います。
予想以上に良かったですよ、ええ。
眼鏡で巨乳。ついでにふたなりという「皇さん」と、カチューシャ・ショートカットの凛々しい「夏美さん」のコンビを今後も見守らさせて頂きます。
これで、もう少しゆっくりキャラを掘り下げてくれれば最高なんですけど…無理か。成年漫画だし。
しっかりとした線としつこくない絵柄。
触手だー化け物だのが登場する系統がため、ページはごっちゃり気味です。
リアル寄りではあるもののクドくなく、漫画としてのバランスが取れた人物絵がキャラの魅力を高めていました。
ちょっと細かいところですが、たまに力が抜けたようなコマもありますね。
あとがきにて、センセは「絵にバラツキある」と言っていましたが、さほど気にならないと思います。
例によって「キルタイムコミュニケーション」さんのＨＰでは立ち読みができますんで、気になった方はぜひどうぞ。
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・アクション
・おまけ： あとがき、カバー裏にカラー別絵・献辞、
折り返しに「なぜなに壁天」、加筆・修正。
・その他： 全て表題作。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ここのき奈緒（ここのき・なお）」センセの「壁の中の天使 上巻」です。
ドラマＣＤのついてる限定版「ヴァルキリーコミックス」などで盛り上がっている「キルタイムコミュニケーション」さん。
後でレビューを書かせていただきますが、あのシリーズは微妙ですねー。
まぁ、いいか。
今回はキルタイムさんのメインというべき、「二次元ドリームコミックス」シリーズの漫画です。
どちらも読み終わった今では、確信しました。
やっぱり、こちらが正解（笑）
そんなこんなで、「ここのき奈緒」センセの２冊目の単行本は長編「壁の中の天使 上巻」なのでした。
”人喰い”と呼ばれる化け物が横行する世界。
それに対抗できる能力を持つ一族の「相沢夏美」は学校の執行部会長として、駆逐する役目でした。
しかし、それでもなお犠牲者の出る事態を憂慮した校長は外部より転校生「皇」を召還するのです。
いままで「夏美さん」と関係していた保健医の「安西」はそれがため、計画を早めるべく本性を現すのでした…。
だいたいそんなお話。
※左：敵の人喰い、右：相棒「皇さん」です。
「皇さん」のはバランス悪いくらいにおっきいですよ。下半身が気になりますが。
触手がうねうねしたりする、異界の化け物たちとのえっちアクションな漫画ですね。
一時期「淫獣なんちゃら」って、シリーズがありましたが、大まかにはそんな闘うヒロイン系統。
上巻の単行本ではエピソードが２つ収録されており、主人公「相沢夏美」のプロローグ的お話と、「御堂涼香」とその使用人「因幡光」のお話が途中まででした。
なんらかの術（※折り返しではサイキッカーと言っていました）で遠隔攻撃をする「皇さん」に対し、手に力を溜めて肉弾戦をしている「夏美さん」はキャライメージ通りで、なかなか良い雰囲気。
↓表紙の赤いミニスカ・セーラー服に釣り上げられたひでるさんとしては、もう少し「夏美さん」のアクションシーンでの活躍を見たかったんですが……名前が冠となっている１話目では、あっさり敵の術中に堕ち、転校生となった２話目では残念ながら出番これから、って所で終わってしまいました。
こうした系統のセオリーとして、”必ず敵の洗礼をきっちり受ける”というのがありますが、それを忠実に守っております（笑）
※主人公「相沢夏美」さんです。
凛々しいですね、かっちょえーですね。そんな訳でひでるさんお気に入りなのでした。
いい意味での適当な設定・いい意味での無難なストーリーで、巻数続く成年漫画としては完成度高いと思います。
予想以上に良かったですよ、ええ。
眼鏡で巨乳。ついでにふたなりという「皇さん」と、カチューシャ・ショートカットの凛々しい「夏美さん」のコンビを今後も見守らさせて頂きます。
これで、もう少しゆっくりキャラを掘り下げてくれれば最高なんですけど…無理か。成年漫画だし。
しっかりとした線としつこくない絵柄。
触手だー化け物だのが登場する系統がため、ページはごっちゃり気味です。
リアル寄りではあるもののクドくなく、漫画としてのバランスが取れた人物絵がキャラの魅力を高めていました。
ちょっと細かいところですが、たまに力が抜けたようなコマもありますね。
あとがきにて、センセは「絵にバラツキある」と言っていましたが、さほど気にならないと思います。
例によって「キルタイムコミュニケーション」さんのＨＰでは立ち読みができますんで、気になった方はぜひどうぞ。
 | 壁の中の天使 上 (二次元ドリームコミックス 91) (2007/08) ここのき 奈緒 商品詳細を見る |
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■ママごと （沢田大介）
★まんがデーター ［９／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・母・教師
・おまけ： あとがき、表紙女性のおまけ絵。
・その他： カラー（６Ｐ）、短編×９（うち「性職者」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「沢田大介（さわだ・だいすけ）」センセの「ママごと」です。
近頃は比較的ちょっと大人しめな漫画（←そうか？）が続いていたので、ここらでえろえろなものを一つ持ってこようと思いました。
たぶん「沢田大介」センセ５冊目となる単行本、「ママごと」です。
昨日も書きましたが、「隣のみなの先生３巻」のない店頭はメインとなる、これという漫画がなかったのですよ。
そうした、ずらーっと居並ぶ新コミックスにて、最も目立っていたのがこちらなのでした。
どーですか、えろい↓表紙でしょー。
これが複数ある単行本中で、群を抜いてインパクトが強かったんですね。
※左：母「景子さん」、右：「綾お姉さん」
どうですか、服着ているのに十分えろえろなのですよ。
こちら「ママごと」は短編集で、タイトルはそんなんですが先生やお姉ちゃんなども登場しております。
いわゆる余計な要素が少ない、らしい成年漫画ですね。
とりあえず…
えろえろだっ！
ということで。
こうした漫画がためお話はさしたるものではない（笑）んですが、非常にポイントの明確な単行本でした。
３話ほど収録された中編「性職者シリーズ」
女教師「蒼井」先生は生徒「神坂」くんに迫られて深い関係になっていました。
その行為は録画され脅迫のネタとし使われ、様々なことをさせられてしまうのです。
だいたいそんなん。
あはは、よくある文字遊びですね。
「艶々」センセが得意な、堕ちていく描写を描かれるのが本来のセオリーなんでしょうが、こちらは過程については言葉のみで省略しており、いきなり服従の状態から始まっていました。
そのため、１話ラスト時点でもうクライマックスのような風情。
これ、どんな教師だ（笑）
しかし、ああした状態の「蒼井先生」をほったらかすという、２話目でのプレイが実に秀逸。
実際にやられたら、さぞこたえるでしょうねー。
途中で髪をおろしてより女っぽくなる「蒼井先生」が素敵な良作品でした。
２話目冒頭ではカラーページもあったりして、単行本でのメイン的な扱い
ラストとなる３話目もやたらに凄い漫画でして、そのサブタイトル「湯けむり白濁温泉調教に魅せられた女教師」ってどこのＡＶ？…みたいな。わはは。
※左：教師「蒼井先生」、女子高生「千里さん」です。
お二人とも立派なものをお持ちです。「蒼井先生」は髪おろしてからがイイですね。
母親系では、現実にありそーな「ヒトヅママ」
離婚して一人で子供「信也」くんを育てる「景子」さん、友人「ほのか」さんは心の友という間柄。
久しぶりの再会でお酒が進む中、顔を見せた「信也くん」に「ほのかさん」は…。
そんな導入ですね。
えー通常ならば有り得ない母子のカップリングを酒と友人によって実現してしまうお話。
「信也くん」を見る限り相応の年齢なんでしょうが、「景子さん」、「ほのかさん」は雰囲気だけでなく気も若め。
当初は止めさせようとしていた「景子さん」なんですが、結果的に息子を取り合ってしまう展開が良かったですね。
お腹の大きくなった二人に挟まれるラストが衝撃的。
ああ、脳内倫理が崩壊する…。
ほか、二人の双子とお風呂に入ってどうのっていうお姉ちゃんの「おねだり」、一応塾らしい名目で子供たちを囲う「綾」お姉さんの「家庭妻艶」など、匂ってきそうな、派手で濃厚なえっちシーンをご堪能下さいませませ。
なにげに妊娠描写が多いのもポイントのひとつでしょう。
やや太めの濃い線で、ページ全体にごっちゃり描かれる方です。
大人っぽく背の高いキャラ絵ですが身体はやたらムチムチで、お尻から太ももにかけてのラインがえっちなのですよ。
巧いですけれど、リアルっぽく、人を選ぶ絵柄ですね。
判断には↓表紙、漫画カットのある裏表紙にて判断下さい。
全体黒が強く、ページの大半がそうしたシーンで、コテコテとした雰囲気でした。
ママごと (真激COMICS)
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・母・教師
・おまけ： あとがき、表紙女性のおまけ絵。
・その他： カラー（６Ｐ）、短編×９（うち「性職者」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「沢田大介（さわだ・だいすけ）」センセの「ママごと」です。
近頃は比較的ちょっと大人しめな漫画（←そうか？）が続いていたので、ここらでえろえろなものを一つ持ってこようと思いました。
たぶん「沢田大介」センセ５冊目となる単行本、「ママごと」です。
昨日も書きましたが、「隣のみなの先生３巻」のない店頭はメインとなる、これという漫画がなかったのですよ。
そうした、ずらーっと居並ぶ新コミックスにて、最も目立っていたのがこちらなのでした。
どーですか、えろい↓表紙でしょー。
これが複数ある単行本中で、群を抜いてインパクトが強かったんですね。
※左：母「景子さん」、右：「綾お姉さん」
どうですか、服着ているのに十分えろえろなのですよ。
こちら「ママごと」は短編集で、タイトルはそんなんですが先生やお姉ちゃんなども登場しております。
いわゆる余計な要素が少ない、らしい成年漫画ですね。
とりあえず…
えろえろだっ！
ということで。
こうした漫画がためお話はさしたるものではない（笑）んですが、非常にポイントの明確な単行本でした。
３話ほど収録された中編「性職者シリーズ」
女教師「蒼井」先生は生徒「神坂」くんに迫られて深い関係になっていました。
その行為は録画され脅迫のネタとし使われ、様々なことをさせられてしまうのです。
だいたいそんなん。
あはは、よくある文字遊びですね。
「艶々」センセが得意な、堕ちていく描写を描かれるのが本来のセオリーなんでしょうが、こちらは過程については言葉のみで省略しており、いきなり服従の状態から始まっていました。
そのため、１話ラスト時点でもうクライマックスのような風情。
これ、どんな教師だ（笑）
しかし、ああした状態の「蒼井先生」をほったらかすという、２話目でのプレイが実に秀逸。
実際にやられたら、さぞこたえるでしょうねー。
途中で髪をおろしてより女っぽくなる「蒼井先生」が素敵な良作品でした。
２話目冒頭ではカラーページもあったりして、単行本でのメイン的な扱い
ラストとなる３話目もやたらに凄い漫画でして、そのサブタイトル「湯けむり白濁温泉調教に魅せられた女教師」ってどこのＡＶ？…みたいな。わはは。
※左：教師「蒼井先生」、女子高生「千里さん」です。
お二人とも立派なものをお持ちです。「蒼井先生」は髪おろしてからがイイですね。
母親系では、現実にありそーな「ヒトヅママ」
離婚して一人で子供「信也」くんを育てる「景子」さん、友人「ほのか」さんは心の友という間柄。
久しぶりの再会でお酒が進む中、顔を見せた「信也くん」に「ほのかさん」は…。
そんな導入ですね。
えー通常ならば有り得ない母子のカップリングを酒と友人によって実現してしまうお話。
「信也くん」を見る限り相応の年齢なんでしょうが、「景子さん」、「ほのかさん」は雰囲気だけでなく気も若め。
当初は止めさせようとしていた「景子さん」なんですが、結果的に息子を取り合ってしまう展開が良かったですね。
お腹の大きくなった二人に挟まれるラストが衝撃的。
ああ、脳内倫理が崩壊する…。
ほか、二人の双子とお風呂に入ってどうのっていうお姉ちゃんの「おねだり」、一応塾らしい名目で子供たちを囲う「綾」お姉さんの「家庭妻艶」など、匂ってきそうな、派手で濃厚なえっちシーンをご堪能下さいませませ。
なにげに妊娠描写が多いのもポイントのひとつでしょう。
やや太めの濃い線で、ページ全体にごっちゃり描かれる方です。
大人っぽく背の高いキャラ絵ですが身体はやたらムチムチで、お尻から太ももにかけてのラインがえっちなのですよ。
巧いですけれど、リアルっぽく、人を選ぶ絵柄ですね。
判断には↓表紙、漫画カットのある裏表紙にて判断下さい。
全体黒が強く、ページの大半がそうしたシーンで、コテコテとした雰囲気でした。
ママごと (真激COMICS)
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■ひぐらしのなく頃に宵越し編［完結］（竜騎士07・みもり）
★まんがデーター ［１３／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■■■
・独創性：■■■■■
・属性 ： サスペンス・推理
・おまけ： あとがき、ラフ絵、
原作・竜騎士07コメント、カバー裏に別絵。
・その他： 全２巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みもり」センセの「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 ２巻［完結］」です。
えー、「隣のみなの先生３巻」は８月下旬発売と聞いていたんですが…本屋ハシゴしても見当たりませんでした。
前回２巻発売の際、「ワンホットミニット／鬼束直」の紹介にて同じコト書いていますが、また延期ですかぁ？
もぅ、じらすんだから…。
とかなんとか、じらされた漫画のもう一つはちゃーんと発売されていました。
「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 ２巻［完結］」なのです。
いままでは原作を”知識として知っている”状態だったひでるさん。
しかし、ＰＳ２「ひぐらしのなく頃に 祭」をコンプリートし、ついでに同人ソフト「ひぐらしのなく頃に 礼」もプレイさせて頂きました。
まさに「ひぐらしノイローゼ」です。
前回の「宵越し編」紹介記事ではいつも以上に訳分からん（笑）こと書いていましたが、今回はバッチリです。
２巻を読み終わる前にその謎を解き明かしてみましょう！
※園崎魅音さんです。
主役は「魅音さん」ですね。今回は１巻で出番ナシだった旧キャラも少し登場しています。
さて、漫画紹介にて差し支えない絵柄から。
ひぐらし漫画の中で最も異質で、恐いタッチです。
やや太めで濃い線は版画を想像させるようなもので、べっとりはしていないもののページ全体は暗め。
こうしたサスペンス漫画にはぴったりな人物絵ですけれど、「ひぐらし～」要素のひとつである可愛らしさはありません。
（※他と違ってほんわかした日常シーンも少ないですからねぇ…）
そのあたりがため、読者を選ぶのは１巻に続いて同様のこと。
あの世界の”何が好みでハマったのか”、が判断の決め手になるでしょう。
ただ、当初は違和感あるかもしれませんが、すぐ慣れますので、お話が好きな方は負けずに購入をオススメしておきます。
★次からお話についてです。
とりあえず、核心部分についてはすぐ目にしないよう隠してみました。
問題ない方のみ、↓下記【more...】をクリックして御参照下さいませませ。
平成１８年。
雛見沢大災害から２０年後の雛見沢村。
誰もいない筈雛見沢に何名かの男女が侵入し、古手神社・集会所には明かりが灯っていたのでした…。
雨降る一夜でのお話で、連絡手段が断たれる密室モノとなっております。
以下に１巻にて判明している、ポイントとなる事項を書き出してみました。
もう一度、１巻から読み直してみたひでるさんなのです。
■雛見沢村
この世界では過去に一人の少女が学校を占拠・大爆発させているらしく、「罪滅し編」・説得失敗の流れであるみたい。
なお、その翌日が雛見沢大災害で全員死亡。（※生存者はなし）
…生徒全員が爆発に巻き込まれ、って…あれ、「古手梨花」ちゃわんはもしかして爆死なんでしょうか？
ちなみに、籠城事件での死亡リストには「園崎魅音」、「前原圭一」、「北条沙都子」の文字が見えました。
■「乙部彰」
・主人公？
・「悟史くん」にそっくりな外見。
・一緒に来た車と同乗者（男１人・女２人）はソレごと一瞬で消えてしまっている。
・１巻冒頭では見えない者（＝羽入？）の足音を聞いており、彼は雛見沢症候群Ｌ２以上の状態である様子。
・それがためか、異常にびくびくしたり、興奮しているような描写がある。
・持っている携帯は「魅音」のものと同じ機種。唯一圏外でなく、警察にも電話できていたが、途中で電池切れ。後に何者かによって破壊されていた。
■「園崎魅音」
・なぜか刀を持っている。
・祭具殿にて「玉弾きの刀」を入手（上のと合わせて２本目）これを「鍵」と呼んでいる。
・巻物も探していた。こちらは「梨花ちゃわん」の導きで発見する。
・酒好きな描写がある。
・携帯持っているが圏外。「乙部くん」と同じ機種。
■「十和田八重」
・「黒澤工」という彼氏と一緒で古手神社・集会所にいた。
・雛見沢へは彼女が誘った様子で、運転もできる。
・暴力を振るわれており、ひぐらしキーワード「ごめんなさい」連発をしている。
・携帯持っているが圏外。
・乗ってきた車（※「乙部くん」が古手神社への道で見かけた車ですね）は消えていた。
・その際、「工くん」の背中に立つ人影を目撃し、彼が襲われたと言っている。なお、本人は「逃げてきた」らしい。
・「工くん」は集会所の布団の中で死んでいた。その首にロープが巻かれたような跡が残っている。
■「荒川龍ノ介」
・自称、売れっ子フリーライター。
・練炭自殺（車での）を発見している。
・彼の携帯は水たまりに落とし、壊れている。
以上。
先ほど書きましたが、雛見沢症候群Ｌ２以上の状態であるっぽい（かもしれない）「乙部くん」が怪しいか。
…車の３名はひょっとして「乙部くん」が殺したのでは？
いや、でも練炭自殺が目撃されてたか。
同乗してた３名がそれ？
そうすると車はあるじゃない。わけわかんない。
「工くん」は…なんだろ。
「八重ちゃん」がいかにも怪しい雰囲気ですね。
近くにいたのは彼女だけだし、もしかして雛見沢症候群だったりして。
その詳細は不明なんですが。
また、「魅音」は全体の雰囲気からして、そのまま「魅音（実際の妹ね）」に見えるけど、籠城事件を考えると「園崎詩音（実際の姉ね）」のが確率高そうですよね。
でも、この人はなにしてるんだろう。
わかんないなぁ…と、いうことで２巻へゴーなのですよ。
※この途中は【more...】を見てね。
……とりあえず、ひでるさんの↑推理（にはなってないか）は的外れ。
しかし、コレとても良いお話でした。
道を誤った者が自らの行い（罪）に気付き、反省して”生きる道を選ぶ”という、まさに「ひぐらし」な世界。
短いエピソードでしたが、ぐっときます。
お話中では、「圭一くん」の家を見かけた際の描写や、ラストでの一言「私達次もまた双子がいいね」が泣けます。
素晴らしいです。
ここまで読み進めると、絵柄の違和感はまったく感じないようになりました。
サスペンスと恐怖、それらやもやっとした謎が解決する、「なるほど」な感覚。
そして何より、漫画にて伝えられている言葉は深く重く、感動を呼ぶことでしょう。
※ゲームもよかったですよー。声があるのはいいねぇ。
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・話 ：■■■■■
・独創性：■■■■■
・属性 ： サスペンス・推理
・おまけ： あとがき、ラフ絵、
原作・竜騎士07コメント、カバー裏に別絵。
・その他： 全２巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みもり」センセの「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 ２巻［完結］」です。
えー、「隣のみなの先生３巻」は８月下旬発売と聞いていたんですが…本屋ハシゴしても見当たりませんでした。
前回２巻発売の際、「ワンホットミニット／鬼束直」の紹介にて同じコト書いていますが、また延期ですかぁ？
もぅ、じらすんだから…。
とかなんとか、じらされた漫画のもう一つはちゃーんと発売されていました。
「ひぐらしのなく頃に 宵越し編 ２巻［完結］」なのです。
いままでは原作を”知識として知っている”状態だったひでるさん。
しかし、ＰＳ２「ひぐらしのなく頃に 祭」をコンプリートし、ついでに同人ソフト「ひぐらしのなく頃に 礼」もプレイさせて頂きました。
まさに「ひぐらしノイローゼ」です。
前回の「宵越し編」紹介記事ではいつも以上に訳分からん（笑）こと書いていましたが、今回はバッチリです。
２巻を読み終わる前にその謎を解き明かしてみましょう！
※園崎魅音さんです。
主役は「魅音さん」ですね。今回は１巻で出番ナシだった旧キャラも少し登場しています。
さて、漫画紹介にて差し支えない絵柄から。
ひぐらし漫画の中で最も異質で、恐いタッチです。
やや太めで濃い線は版画を想像させるようなもので、べっとりはしていないもののページ全体は暗め。
こうしたサスペンス漫画にはぴったりな人物絵ですけれど、「ひぐらし～」要素のひとつである可愛らしさはありません。
（※他と違ってほんわかした日常シーンも少ないですからねぇ…）
そのあたりがため、読者を選ぶのは１巻に続いて同様のこと。
あの世界の”何が好みでハマったのか”、が判断の決め手になるでしょう。
ただ、当初は違和感あるかもしれませんが、すぐ慣れますので、お話が好きな方は負けずに購入をオススメしておきます。
★次からお話についてです。
とりあえず、核心部分についてはすぐ目にしないよう隠してみました。
問題ない方のみ、↓下記【more...】をクリックして御参照下さいませませ。
平成１８年。
雛見沢大災害から２０年後の雛見沢村。
誰もいない筈雛見沢に何名かの男女が侵入し、古手神社・集会所には明かりが灯っていたのでした…。
雨降る一夜でのお話で、連絡手段が断たれる密室モノとなっております。
以下に１巻にて判明している、ポイントとなる事項を書き出してみました。
もう一度、１巻から読み直してみたひでるさんなのです。
■雛見沢村
この世界では過去に一人の少女が学校を占拠・大爆発させているらしく、「罪滅し編」・説得失敗の流れであるみたい。
なお、その翌日が雛見沢大災害で全員死亡。（※生存者はなし）
…生徒全員が爆発に巻き込まれ、って…あれ、「古手梨花」ちゃわんはもしかして爆死なんでしょうか？
ちなみに、籠城事件での死亡リストには「園崎魅音」、「前原圭一」、「北条沙都子」の文字が見えました。
■「乙部彰」
・主人公？
・「悟史くん」にそっくりな外見。
・一緒に来た車と同乗者（男１人・女２人）はソレごと一瞬で消えてしまっている。
・１巻冒頭では見えない者（＝羽入？）の足音を聞いており、彼は雛見沢症候群Ｌ２以上の状態である様子。
・それがためか、異常にびくびくしたり、興奮しているような描写がある。
・持っている携帯は「魅音」のものと同じ機種。唯一圏外でなく、警察にも電話できていたが、途中で電池切れ。後に何者かによって破壊されていた。
■「園崎魅音」
・なぜか刀を持っている。
・祭具殿にて「玉弾きの刀」を入手（上のと合わせて２本目）これを「鍵」と呼んでいる。
・巻物も探していた。こちらは「梨花ちゃわん」の導きで発見する。
・酒好きな描写がある。
・携帯持っているが圏外。「乙部くん」と同じ機種。
■「十和田八重」
・「黒澤工」という彼氏と一緒で古手神社・集会所にいた。
・雛見沢へは彼女が誘った様子で、運転もできる。
・暴力を振るわれており、ひぐらしキーワード「ごめんなさい」連発をしている。
・携帯持っているが圏外。
・乗ってきた車（※「乙部くん」が古手神社への道で見かけた車ですね）は消えていた。
・その際、「工くん」の背中に立つ人影を目撃し、彼が襲われたと言っている。なお、本人は「逃げてきた」らしい。
・「工くん」は集会所の布団の中で死んでいた。その首にロープが巻かれたような跡が残っている。
■「荒川龍ノ介」
・自称、売れっ子フリーライター。
・練炭自殺（車での）を発見している。
・彼の携帯は水たまりに落とし、壊れている。
以上。
先ほど書きましたが、雛見沢症候群Ｌ２以上の状態であるっぽい（かもしれない）「乙部くん」が怪しいか。
…車の３名はひょっとして「乙部くん」が殺したのでは？
いや、でも練炭自殺が目撃されてたか。
同乗してた３名がそれ？
そうすると車はあるじゃない。わけわかんない。
「工くん」は…なんだろ。
「八重ちゃん」がいかにも怪しい雰囲気ですね。
近くにいたのは彼女だけだし、もしかして雛見沢症候群だったりして。
その詳細は不明なんですが。
また、「魅音」は全体の雰囲気からして、そのまま「魅音（実際の妹ね）」に見えるけど、籠城事件を考えると「園崎詩音（実際の姉ね）」のが確率高そうですよね。
でも、この人はなにしてるんだろう。
わかんないなぁ…と、いうことで２巻へゴーなのですよ。
※この途中は【more...】を見てね。
……とりあえず、ひでるさんの↑推理（にはなってないか）は的外れ。
しかし、コレとても良いお話でした。
道を誤った者が自らの行い（罪）に気付き、反省して”生きる道を選ぶ”という、まさに「ひぐらし」な世界。
短いエピソードでしたが、ぐっときます。
お話中では、「圭一くん」の家を見かけた際の描写や、ラストでの一言「私達次もまた双子がいいね」が泣けます。
素晴らしいです。
ここまで読み進めると、絵柄の違和感はまったく感じないようになりました。
サスペンスと恐怖、それらやもやっとした謎が解決する、「なるほど」な感覚。
そして何より、漫画にて伝えられている言葉は深く重く、感動を呼ぶことでしょう。
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※ゲームもよかったですよー。声があるのはいいねぇ。
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