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■ジェノサイド・プリンセス (納都花丸)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ファンタジー・姫
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、6話収録、
      現在は1巻まで発売中。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「納都花丸(なんと・はなまる)」センセの「ジェノサイド・プリンセス 1巻」です。

センセの新刊が発売されると聞いていましたが、店頭にて一発でソレと判断できました。
こーれはイイ↓表紙ですね!
服が破れた血まみれなヒロインという図は…何というかいいもんです。
何と言うか(笑)

さて、とりあえずコメディーではないらしい、こちらの「ジェノサイド・プリンセス」
最近はなんだか「蒼海訣戰」とか、真面目な漫画ばかりな気がします。
てりぶるマシンツインズ」も面白いのに…。
しかし、実は「魅惑の三次曲線」が最もお気に入りという「納都花丸」センセ。
だいぶ成年系からは御無沙汰ですが…もう戻ることないのかなぁ。

死神姫「アリスマリスさん」
※死神姫「アリスマリスさん」
 やたら強いんですが、それだけに後半は可愛らしい感じでした。

主人公「海野勇紀」は海辺にて学校のキャンプを楽しんでいました。
しかし、沖の方で何かが光った次の瞬間!
…彼の周囲にあったのは、無数の死体と、近づいてくる血まみれの女性だったのでした…。

突然異世界へ飛ばされてしまった主人公のファンタジーものです。
いきなり戦場から始まり、拘束されて牢屋~王の前に引き出される、という怒涛な主人公視点の展開はいいですね
飛ぶ前の現代部分を描かなかっただけ、彼の戸惑いから不安感までがよく表現されていたと思います。

様々な結果から、王家の秘伝にあった”外の世界”より来たとされた「勇紀くん」
この異世界「エクステラ」では特殊な存在で、攻撃は一切が通用しないほか、鍵すらも意味がないのでした。
冒頭で斬り付けられたのに、次の場面で無傷だったのもそういう理由からなのでしょう。
主人公が”常識外な存在である”という、王道な味付けですね。
ただ、これが桁外れな最強騎士「アリスマリス」と関わりになれるだろう、巧い設定になっているのです。

脱がせろ、の図
※おまけ:「脱がせろ」の図
 なんかいいよね(笑)

普段は全身を”魔力拘束衣”によって隠している、死神姫こと「アリスマリスさん」
ツインテールな感じの可愛らしい娘さんですが、普通には顔見せしないヒロインなのです。
珍しいですね(笑)
登場部分だけでしたが、「桜田暁」(※「暁色の潜伏魔女/袴田めら」)とかもそうでした。
魔力がありすぎるため兵士ほか一般人がそれに耐えられないんですが、単に顔を近づけただけで皮膚が焼けただれるような描写もありました
キスすらできません。
外を歩く際には拘束衣。
日常でも、物々しい設備・警備のある専用居住区へ、文字通り閉じ込められているのでした。
そんな訳で、唯一自然に接することのできるだろう「勇紀くん」は、可能性を感じさせますねー
兄で国王「アルフィオ」に対しては可愛らしい反応もしていたので、ツンデレっぽい活躍を期待します。

レアミリア、アリスマリス
※左:レアミリア、右:アリスマリス
 ぶっちゃけ、もっとボロボロにされてた方が…。

そんな、戦場だけが自由である「アリスマリスさん」は、「勇紀くん」にとってほとんどの行動がハチャメチャ。
彼女より明らかに言葉が通じる「アルフィオ」に対しても、ぞくっとした恐怖を覚えるなど、段違いな倫理感に戸惑うあたり、読み応えもありました。
同級生とよく似たメイド「レアミリア」さんもいいですねー。
4話にて服のボタンを外し始めた時は思わず期待してしまいましたが(笑)

丁寧な線のすっきり絵柄。
ストーリーもあってかやや暗めですが濃淡は適度で、崩しから引き絵、アクションシーンに至るまでバランスから強弱に優れた方です。
非常に漫画の巧い方ですが、なんというか…ものすごくまとまり良過ぎな感覚。
どうにも説明し辛いんですけれど、たまにはっちゃけてもいいかなぁ、とか思いました。
カラーでも変化しないので、判断には↓表紙・裏表紙でどうぞ。
そっちもいいですが、5話扉の黒ドレスも素敵でしたよー。

後半では”お姫様だっこ”される「アリスマリスさん」ほか、新たな敵の存在が描かれておりました。
彼女のツンデレ化を祈りつつ、次巻に期待しましょう。

ジェノサイド・プリンセス

ジェノサイド・プリンセス 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)



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tag : ファンタジーコメディーツインテールアクション

■年上主義 (浦瀬しおじ)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・年上
・おまけ: あとがき、コメントページ「和服とか好きです。」
・その他: カラー(8P)、短編×8。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「浦瀬しおじ(うらせ・しおじ)」センセの「年上主義」です。

初見だと思っていましたが…ああ、「ローズ×マリー」の方なんですね。
近々その2巻も発売されるようですけど、今回は「浦瀬しおじ」センセの初成年系「年上主義」なのでした。
漫画以外にも色々と仕事をなさっているようで、単行本としてはたぶんこれが2冊目。
収録は全て短編なのでした。
表題に年上という文言あり、確かにそんなヒロインが多いのも事実なんですが、シチュエーションは様々。
あまり気にしなくていいと思います。

いきなりですが、巻末のコメントページ「和服とか好きです。」のイラストは非常に良いですねー。
↓表紙の濡れたえろえろなんもいいですが…やっぱり「静」さんのが良かったのではないかなぁ…という訳で彼女の短編「おさみこ」から。
卒業を控えた「崇」くんですが、いまだ内定はゼロ。
せめて神頼みを…ということで、近所の白崎神社へやってきました。
「崇くん」にとっては名付け親でもある幼馴染み、「静さん」の父親から”秘術によって将来の神託を授ける”と言われたのでした…。
大雑把にはそんなん。

巫女「静さん」、骨董屋店主「龍堂夕美」
※左:巫女「静さん」、右:骨董屋店主「龍堂夕美さん」
 やっぱり和服はいいです。ほわわー。…こんなんだけで1冊というのはどうでしょう?

巫女さんとのえっちですね。
まぁ、熱心に後継ぎになるよう勧められていた時点で、だいたい展開は想像できるでしょう。
そんなんでも、ラストページのご両親は可笑しかったですが。
…果たしてどんだけの人間に見られていたのやら(笑)
カラー原稿も嬉しい短編なんですが…いきなり年上でない漫画でした。

大学にて美術を専攻する「北原浩一」くんは骨董屋でバイトをしておりました。
そちらの店主「龍堂夕美」さんは人使い荒いものの、和服の美人。
資産家より買い付けてきた香炉と共にあったお香を焚いたところ…という「媚煙の顛末」

こちらもカラー原稿のある冒頭話です。
2人の効果に差がありましたね。
あれ、結局換気はできていないと思うんですが、一度出しただけで正気に戻るもの?
ヘロヘロになるまで、ずっと暴走し続けても良かったと思います。
また、何気にこちらも就職オチなのでした。
センセ…何か仕事について思うところあるのかなぁ。

”料理研究会”へ見学に来た1年生「酒井」くん。
部員不足で悩む会長「平野」さんが彼を誘惑する短編「放課後のレシピ」
こちらの「平野さん」が↓表紙なんですねー。
さすがに多くのヒロインからメイン部分を勝ち取っているだけあって、表題に近い漫画に仕上がっておりました。
なにより、そちらで刺さった人が納得するだろう、”オリーブオイルにてびしょ濡れになるネタ”があるのです。
あれはオリーブオイルなのか!
タイトルに隠されていましたが、ちゃんと↓表紙の背景にも描かれてますね。
なかなかいい感じです(笑)
作中には見上げてパンチラ~という描写もありましたが…あのスカート丈・形状だと、よほどぎりぎり接近しない限りああ見えないのでは?

料理研究会会長「平野さん」、水泳部部長「前畑さん」
※左:料理研究会会長「平野さん」、右:水泳部部長「前畑さん」
 実はこの水泳部話もお気に入りなのでした。

女の子が大好きというポニーテールの「春日野百合」さん。
一目惚れをした演劇部の先輩「大黒晶」さんへ告白するんですが、これはあっさりと玉砕。
あなたにぴったりな人を紹介するわ
そう言った「晶さん」に家へ招待された「百合さん」は、出迎えた「薫」にときめいてしまうのでした。
そんな流れの短編「ガール ミーツ」は、先のお話よりもショタっぽく傾いたお話です。

本人も自覚してましたが、移り気な娘さんですわー。
ボーイッシュな「晶さん」とはまた逆のタイプなんですが、そっちでもいいのか。
まぁ、「薫くん」は女装した弟だったんですけどね。
いつもみたいにすればいいの
とか言ってましたが、この姉弟はもともと関係があったらしく、今後新たに「百合さん」を迎えてのプレイが期待できます。
続編など面白いのではないでしょうか?
なお、同じく姉弟カップルの「モーニング シスター」
こちらは姉「麗」さんではなく、逆に弟「敬」くんの方が主導権を握っておりました。
「麗さん」が拘束されてしまうドキドキな展開なんですが、実は~というネタばらし部分が非常に新鮮
な、なるほど!
これはえっちだ!!


ほか、「保健医憂華の憂鬱」は保健医「碓井憂華」が生徒「寺田」くんに…という短編。
成年漫画でお約束なえろ教師でなく、どっちかというと真面目なタイプであるところに注目です。
水泳部部長「前畑」さんの競泳水着が素敵な「放課後の人魚」はラブコメ系。
しかし「古橋」くんは毎度の部活前に…いやー羨ましいですねぇー。
看護師「亜矢」さん、女医「麻耶」さんらの「無限監護」はややミステリアスな短編でした。

やや太めな線の強い絵柄。
それがため濃い雰囲気ですが、絵としてはそれほどコテコテしておりません。
えー、巧いと思うんですが、癖のある作画です。
なんと表現したらいいんだろう。
…なんというか……全体的に硬い雰囲気があるんですよ。
柔らかではなく。
カラーですが雰囲気は変化ないので、判断は↓裏表紙の漫画カットでどうぞ。

それぞれ無難な仕上がりの短編群でした。
ただ、あの表題であれば、もう少しまとまりがほしかったところです。

年上主義 (真激COMICS)年上主義 (真激COMICS)
(2009/04/03)
浦瀬 しおじ

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tag : ラブコメポニーテール競泳水着パンチラ

■はっぴぃすぷりんぐ (弐駆緒)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・学園
・おまけ: あとがき、合間にSD絵・4コマ「実録!!弐駆緒の仕事現場その1」、
      カバー裏に別絵・4コマ「実録!!弐駆緒の仕事現場その2」、
      カラー描き下ろし「青春びぃすと!」
・その他: カラー(4P)、中扉絵は表紙とリンク、短編×11
      (うち「涼子さんシリーズ」×5、「笹原さんシリーズ」×2、
      「美沙緒さんシリーズ」×2、「芳しき生徒会長シリーズ」×2)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「弐駆緒(にくしょ)」センセの「はっぴぃすぷりんぐ」です。

今月は…来週にどかーっと発売されるんですよね。
如月群真」センセ、「大和川」センセ、ひでるさんの憧れ「艶々」センセなどの新刊などが発売になる筈です。
こりゃー大変なこととなりそうですよー。

さて、今回のメインターゲットは、「納都花丸」センセと、こちらの「弐駆緒」センセでした。
ブログでは、「凛と都古の胸キュンDIARY」、「すうぃーとはにー」を紹介しております。
なんだか久しぶりですねー。
おそらく4冊目くらいの単行本は、青春系成年漫画「はっぴぃすぷりんぐ」なのでした。
全て同一学園(たぶん)の舞台で複数話。
1話だけのお話はありません。
各短編ごとにカップルがおり、ゲスト扱いで他キャラの出演がありました。

保健医「大竹涼子」先生
※保健医「大竹涼子」先生
 やっぱり終始強い感じでいてくれた方が良かったかなぁ…。

太い眉毛とロングな髪が特徴の保健医「大竹涼子」さん。
少年っぽい保健室の常連「大沢悟」くんにショタ心をくすぐられ、ムラムラする毎日でした。
ある日、保健室で寝ていた「悟くん」の姿にスイッチが入ってしまった「涼子先生」は…という「青春盛り」ほか「涼子さんシリーズ」

年上女性…というより、これは完全にショタ漫画ですね。
2話目「青春すにぃく・あたっく!」ではとある事情もあって「悟くん」を女装させており、思わず鼻血をたらかしておりました。
そちらから登場の「高津瀬奈」さんを含めて、最も彼が可愛らしいんですけど…。
照れはあったもののページと共に慣れてしまったらしく、3話目「青春街道」では女装のまま街中を闊歩したあげく3名での野外えっち、4話目「青春りたりえ~しょん!」ではなんとレオタードを着て、ギンギンにしておりました。
…どこを?とか聞かないように(笑)
いかにもいじめて系な雰囲気の彼ですが、実際に2人にせめられていたのはも裏表紙の「瀬奈さん」なのです。
彼女はオデコが目立つツンデレちっくなキャラで、特に3話ラスト部分の言動とか見ていて楽しい娘さんでした

一方、↓表紙などを飾っている、単行本ではメイン扱いの「涼子先生」
独特な容姿は新鮮だったんですが、彼女が微妙に可愛くないんですね(笑)
年上という色っぽさも弱く、「瀬奈さん」と比べてややキャラが弱いと思います。
センセが書かれていたように、安定感もいまいち。
ひでるさんとしては、↓表紙のようなストッキングを穿いてて欲しかったです。

3、4話あたりでパターンが確立していました。
特に最後っぽくなかったですが、今後もあるのかなぁ。
なお、描き下ろしの「青春びぃすと!」は、3名が入り乱れる猫耳ネタでした。
…うーん、あんなん好きな方には良いのでしょう。

笹原さん、副部長「霧島美沙緒さん」
※左:笹原さん、右:副部長「霧島美沙緒さん」
 お2人ともぱっつん・ぱっつんな制服が素敵です。

前回の1話目にて顔を見せていた陸上部「神坂慎司」くんと、いわゆる”ボク少女”の先輩「笹原」さんの「青春疾走!」
2人は普通に喧嘩できる仲の良さで、”夫婦喧嘩”とからかわれていました。
ヒロイン「笹原さん」は、ショートカットの元気キャラ。
陸上部という割に、タイムに影響しそうなほど立派な巨乳なのね
トイレまで追いかけて来て、なんの躊躇もないままえっちを始めるのが可愛らしいのです。
(※「子供っぽい」とか言われた反動なのでした)
陸上部の体操服がいまいち面白味なかったので、「ああんッ、もぉぉーッ」という2話目「青春迷走!?」の放課後・制服えっちが良かったです
やっぱりアレは最近のブルマっぽいやつ(名前わかんない)にしてほしかったなぁ。
ちなみに2話目には、「涼子先生」がゲスト出演しております。

ちょっと前フリもありました。
先のエピソードに登場していた、陸上部の部長「竹原信良」くんとポニーテールな副部長、「霧島美沙緒」さんの初えっち「青春猪突!」、続く「青春猛進!!」の2話。
これらは何より、
ア●ルでやりたい」 (※←いちおうフセました)
…という部長「竹原くん」のセリフが全てでしょう。
おお、なんだかかっこえーですよ!
…たぶん(笑)
かなりラブラブちっくなデート話「青春猛進!!」はまた極端に可愛らしさ溢れており、試着室~デパート屋上という流れなのでした。
ちょっと小さいコマで目立たないものの、跳び終えて胸が全開(※一応スポーツブラですが)になっている光景というのは素敵ですねー。

副部長「霧島美沙緒さん」、生徒会長「長瀬綾さん」
※左:もう一度・副部長「霧島美沙緒さん」、右:生徒会長「長瀬綾さん」
 …ね、体操服がイマイチ面白くないでしょ?やっぱり「綾さん」はいいなぁ。

そちらと同じ、特殊性癖な「芳しき生徒会長」、「芳しき生徒会長~After」
頭脳明晰、運動神経抜群な良家のお嬢様、生徒会長「長瀬綾」さん。
そんな彼女から「吉元裕二」くんは副会長へ指名されたんですが…それにはとある事情があったのでした。
実は匂いフェチであった「綾さん」のお話。
こちらは、2話目「After」のロッカーシーンが見どころです!
女子のロッカーに隠れるパターンは多く見ましたが、逆というのは凄い。えろい。
これってすごく幸せなことよね
という笑顔から、それぞれラストでの台詞に撃墜されました
どーでもいいことですが、「綾さん」は容姿的にもひでるさんのお気に入りなのですよー。

ちなみに、この「芳しき生徒会長シリーズ」は07年と、今回収録では最も古い原稿です。
他の短編は比較的時期が近く、別キャラ出演があったんですが、こちらではないみたい。
ただ、制服のデザインがほぼ同じであるようなので、たぶん舞台である学校は同一なのでしょう。

強い線での濃い絵柄。
大きく崩れることなく、前述したように多少時期に開きはあったものの、安定しておりました。
コマは半ページ分くらいのが多く、勢いがあります。
またページを目一杯に使われる方なので、色とか派手な描写も手伝って、こってりと濃厚。
今回は青春をキーワードにしているんですが、その割にえっち度は高めなのでした。
お話によっては結構しつこく内臓表現があったので、苦手な方は気をつけて。

メインの「涼子先生シリーズ」より陸上部・生徒会長話のが好みでした。
できれば、生徒会長「綾さん」の別シチュエーションが見たいんですが…さすがにもうないかなぁ。

はっぴぃすぷりんぐ (メガストアコミックスシリーズ No. 214)はっぴぃすぷりんぐ (メガストアコミックスシリーズ No. 214)
(2009/04/18)
弐駆緒

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tag : ポニーテールショートカットスポーツブラ

■乙女×発情 (イソラシ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・お尻
・おまけ: 製作裏ノート(作品解説)、カバー裏に別絵、
      描き下ろし「続・現不研ただいま実験中!!」
・その他: 短編×9
     (うち「現不研ただいま実験中!!」×2、「鈴木登の~」×2)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「イソラシ」センセの「乙女×発情」です。

店頭で迷った1冊です。
まぁ、発売が「コアマガジン」さんだったので、そうそうハズさないだろうと判断しました。
実際に読んでみて…これはなかなか良いかもしれません。
ちと癖のあるキャラ絵が問題なければ、皆さんのお気に入りになりえる可能性を感じました
いいと思います。

そんなこんなで、たぶん今回の「乙女×発情」が2冊目となる「イソラシ」センセ。
…なんかおもろい名前ですねー。
収録ははほぼ短編という構成で、各話とも明るい雰囲気の楽しい漫画が収録されていました。

茅野果梨、白石由香
※左:茅野果梨、右:白石由香
 密着取材中の「由香さん」です。ストーカー通報された実績がありました(笑)

”現代不思議研究部”の部長「松本秀」と眼鏡の部員「茅野果梨」の、発明モノ「現不研ただいま実験中!!」
彼の発明がため、台詞に淫語が混ざってしまうというネタなんですが…絶妙な流れとオチでした。
本人が真っ赤になりながら、ポンポンとそうした言葉を繰り出してしまうというのはえっちです
見ている方は楽しいですが、本人は恥ずかしいよねー。
描き下ろし「続・現不研ただいま実験中!!」は、それから1ヶ月後のエピソード。
薬の力を借り、一応告白を済ませた「果梨さん」
色々と期待したものの進展なく、部長「秀くん」は素っ気ないままなのでした。
部室に入るとその姿はなく、代わりに新たな発明品があったんですが…と、だいたいそんな感じ。
成年漫画であのシチュエーションであれば、とりあえず試してみようとなるのはお約束。
どーでもいいですが、よくあんな得体の知れないモノ入れるなぁ。

貧乳がため、”お子様”とか言われる「琴美」さん。
実はまだアンダーヘアが生えていないという悩みもあり、日々発毛剤に頼る毎日なのでした。
ひょんなタイミングで、照れ隠しに言った弟「智彦」くんの台詞に「琴美さん」は…という、お風呂場えっち「お風呂のヒミツ☆」

こちらは姉弟の近親モノですね。
冒頭にてからかわれた「琴美さん」は…
パンツからハミ出るほどもっさりしてるわよ!!
とか言っていました。
…そんなんぜひ見てみたいなぁ(笑)
実際には、高校生になってもツルツルという「琴美さん」
そうした可愛らしい容姿の割に、強い言動のツンデレちっくなキャラクターなのでした。
弟「智彦くん」がうっかり風呂場に入ってきても、普通に対応しているのが良かったです。
いいお姉ちゃんだー。
じわじわとえっちになっていくのも期待通りなパターンでしょう。

姉・琴美さん
※姉・琴美さん
 お気に入りなので掲載したかったですが…ほとんど全裸なのよ。

パンチラ写真に情熱を燃やす「吉村」くんと、足技が得意の「赤井千春」さん。
2人は写真勝負をすることとなったんですが…なんと、その日に限って「千春さん」は下着を穿き忘れていたのでした。
そんなんが、「千春のふわり」
ネタはパンチラなんですが、ヒロインがのーぱんという楽しい設定。
とにかくポニーテールな「千春さん」が可愛いですねー。
”普段はスパッツ”との言葉もあったので、ぜひそっちも見てみたいです。

小さく童顔な新米教師「桜井まなぶ」と風紀委員長「高野静華」の「僕がチカンをやめた理由」
こちらも対決モノですね。
とある理由で痴漢が癖になっている「桜井」先生。
これが噂になるほどのスゴ腕で、描写では手が細かく振動していたんですが…やる対象を誤ってはダメよ。
「静華さん」のストッキング越しの下着がいいですねー。
やはりじわじわとえっちに溺れていく展開で、後半はラブラブな雰囲気でソレを楽しんでおりました。
でも…あそこは電車内だよね??

赤井千春、高野静華
※左:赤井千春、右:高野静華
 当初はこんなんですが、結局ラブラブという対決シリーズなのでした。

ほか、昔馴染み「水野ありさ」さんとのメイドえっち「レンタルメイドはじめました☆」、妄想・暴走な「ほたる」さんとのコメディー系「妄想☆スクランブル」、図書委員「鈴木登」くんのシリーズ、「鈴木登の憂鬱」は眼鏡の図書委員長「今野京子」さんと、2話目「鈴木登の災難」では新聞部の「白石由香」とのえっちでした。
1話目とあまり絡みないのは残念でしたが、文字通りの”密着取材”が素敵ですね
特にトイレでの「ココを狙って出せば…」が最高。

勢いのある、強めな線の絵柄。
適度な濃淡具合と全体の強弱がため、ごっちゃりとしていましたが見易いです。
バランスも良いと思います。
縦長な人物絵で、五角形な輪郭が特徴。
可愛い娘さんよりもツンデレとか強めなキャラのが合っていると思います
前述した通り癖は強めな方なので、注意して下さい。
ひでるさんも迷いましたが、↓表紙とかカラーではセンセの良い部分が見え辛いですね。
判断はいくらかプラス判定でどうぞ。

今回の収録はほぼ短編でしたが、それぞれキャラは目立っていたので中編・長編がどんなんになるか見てみたいです。
なお↑上データの属性部分ですが、心なしかお尻が目立つ描き方だったので、そうしてみました。
カバー裏のイラストでも、各ヒロインのお尻が並んでいましたよー。

乙女×発情

乙女×発情 (メガストアコミックスシリーズ No.)



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tag : パンチラポニーテールコメディーコアマガジンアンダーヘア

■いきなり☆ねこキック (むつきつとむ)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : ラブコメ・猫耳
・おまけ: あとがき、合間にネタイラスト。
・その他: 折り返しにコメント、8話収録、
      現在は1巻まで発売中。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「いきなり☆ねこキック 1巻」です。

昨日に続き、ベテランさんの単行本をひとつ。
きました、「むつきつとむ」センセの新刊ですねー。
昔はあまり刺さらなかったんですが、最近の単行本はひでるさんとは良い相性。
当ブログでも、「オンラインな彼女」、「桃色ぴ~ナッツ」、「快感温度n℃2巻」などを紹介しております。

…で、今回の「いきなり☆ねこキック」なんですが…正直なところ、タイトルからは微妙な感覚でした。
↓表紙もあーんな雰囲気でしたし。
(※よく来る方はご存じだと思いますが、ひでるさんは「なんちゃら耳」が不得意なの)

実際に読んでみての感想は、作品としては万人向けでなく、多少人を選ぶもの。
しかし、普通と異なるセンセ独特のアプローチがため、ぐっと引き込まれる程の面白い漫画に仕上がっていました
思わず紹介する順番を変えちゃいましたよ。

ちゃろ・いろいろ
※ちゃろ・いろいろ
 様々な表情を見せる「ちゃろ」なのでした。

動物好きで、その知識も豊富な中学生「麻木優」くん。
昨夜またまた拾ってきてしまった茶色の仔猫ですが…次の朝目覚めると、隣にいたのは猫耳少女だったのです。
それを目撃した姉「由羽」さん、母「花織」さんらは、一時”犯罪”だと騒然。
誤解だったと理解した後は、その猫耳少女を「ちゃろ」と名付け、家に置くこととしたのでした。
それからと言うもの、「ちゃろ」の存在から巻き起こす事件に至るまで、さして気にしなかった関係について「由羽さん」は深く考えるようになっていくのでした…。
だいたいそんな感じ。

猫耳少女が登場する、ラブコメ漫画です。
とりあえず、ラブの対象が猫耳の「ちゃろ」ではないので注意

簡単には、「ぽてまよ/御形屋はるか」の恋愛方面を強めたお話ですかね。
だいたいそんな感じですよ。うん。
ただ「ぽてまよ」知らない人もいるでしょうから…えー、不思議生物との遭遇・生活から、ごく近しい相手の存在を再確認していく、みたいな漫画ですか。
おおまかにはそんなん。

もともとは茶色の仔猫であったという、謎の猫耳少女「ちゃろ」
首にリボンをつけていたところから、もともと飼い猫であった様子。
なぜ幼女の姿になったのか、今のところ詳しい説明などはありません。
漫画内で「何でそんなに冷静なのよ…」と突っ込みがあったほど、あっさりと受け入れておりました。
そんなんなので、調べようともしていません。

「ちゃろ」はくるくると喜怒哀楽の変化する、やたらキュートな存在でした。
センセはこうしたキャラを巧く描きますねー
あくまでも恋愛対象でなくお騒がせな立ち位置なので、本気でこんなん好きな方はがっかりするのかなぁ。

猫じゃらしに反応するほか、弁当を持つ「神坂」さんを匂いでいち早く察知するなど、いかにも動物っぽい一面のある「ちゃろ」
しかし、そんな一方でなかなか頭の働く様を頻繁に見せており、「優くん」を捜すのに犬を連れるほか、喋ることはないものの、だいたいの人語をきっちり理解しておりました。
文字を書くだけでなく、「優くん」を模したぬいぐるみをそれと判別して抱きしめ、3・4話では普段とは異なる「優くん」の微妙な空気を察しております。
彼の幼少期が写っていた写真も見極めたんですが…あの反応から、なぜ人の姿なのか、今後に何かしらの説明がありそうでした。
注目ですね。

猫耳少女「ちゃろ」、姉「由羽さん」
※左:猫耳少女「ちゃろ」、右:姉「由羽さん」
 そう言えば、「ちゃろ」は特に嫌がらずに服着てますね。

さて、物語で目立っていた「ちゃろ」とは別に、地味ながらもしっかりとヒロインしていた眼鏡の姉「麻木由羽」さん。
委員長も務める真面目な娘ですが、咄嗟な行動を見せた2話など、なかなか機転も利くようでした。
前述したように、この漫画のメインは猫耳少女「ちゃろ」でなく、そんな「由羽さん」と「優くん」の関係なのです
学校では、”双子の姉弟”と勝手に理解されていたみたいですが、実は~(いちおうフセます)~ですね。

あらためて読み返してみると、ちゃんと1話目から写真のカットありました。
「優くん」が「花織さん」と呼んでいたのにふと違和感ありましたが…なるほどなぁ。
色々と過去のあった「優くん」の事情は、なかなか重たいもの。
それを癒したのは、おそらく「ちゃろ」の名付け親であった母「花織さん」でしょう。
当初は混乱したものの、あっさりと「ちゃろ」を認めて飼うことを了承していた(※これは旦那「雄太」も同様)ほか、4~5話の事件ではしっかり冷静に母親をしていました。
普段はぽやーっとしていますが、色々とよく物事を観察しているようですね。
何気に重要な位置づけです

そうした訳で、いままで近過ぎたこともあってか、「由羽さん」は素直に気持ちを表現できないタイプのツンデレちっくなキャラなのでした。
小さい頃の純な「由羽さん」ほか、6話で見せていた女の子っぽいところはいいですねー
ラブラブなのですよ。
1巻ラスト付近では吹っ切れたような描写もあったので、次巻から押しまくるのかな
期待しましょう。

柔らかな線のふんわり絵柄。
強弱から濃淡まで、適度なバランス感覚があります。
漫画の巧い方でテンポ良く、特にコメディー部分からちょっとした心理描写などに優れております。
ちなみに「むつきつとむ」センセの漫画ですが、今回はえっち描写ないので、そんな期待をしないように。

うまくこの漫画の面白さが表現できたか微妙ですが、はっちゃけたタイトルとは裏腹にしっかりとしたストーリーの漫画でした。
猫耳が目立っておりますが、逆にそんなん好きな方のが微妙かもしれません。

いきなり☆ねこキック (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)いきなり☆ねこキック (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
(2009/04/11)
むつき つとむ

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tag : ラブコメコメディー

■ひみつの奥様 (海野幸)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 人妻・ノリノリ
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海野幸(うみの・さち)」センセの「ひみつの奥様」です。

↓表紙買いでした。
ベテラン「海野幸」センセの最新刊「ひみつの奥様」ですね。
ひでるさんは別名である「AYA」の単行本なども持っていたんですが…いつからか御無沙汰だったのです。
店頭で見て、なんだか懐かしい感じだったんですよー。

幸美さん、逸美さん
※左:幸美さん、右:逸美さん
 初体験から何年か知りませんが…「逸美さん」は綺麗な人ですね。

全て短編という、一般えっち系な漫画。
ほぼ人妻で統一されておりますが、さっぱりと軽く明るく、皆えっち
背徳感のない、気軽に読める単行本となっていました。

ダンナが出張中で家に一人いてもつまんないから遊びに来たの♪

…だいたいそんなテンションでしたね。
その台詞の主、叔母「こずえ」さんの「すっごい体験」
漫画のネタにつまる「茂樹」くんの元へ遊びに来た「こずえさん」が、自らの体験談を話して…という流れです。
ネタを提供するというのは、えっち漫画での王道展開。
やっぱり漫画家さんの願望なのかなぁ。

「透」くんは出会い系サイトでやりとりをしていた「美幸」と初対面することとなりました。
期待して向かったところ…待ち合わせに来たのは、元カノ「幸美」さんだったのです。
そんな、”もしかしたら現実にあるかもしれない”短編「マジですかっ!?」

去年結婚して人妻となっていた「幸美さん」ですが、夜の生活に不満を持っていたのでした。
…という流れであれば、「透くん」とのえっち相性が抜群なのはお約束
漫画内でも言ってましたが、ある意味知り合いで良かった点もあると思いますよ。たぶん。
しかし、6歳もサバを読んでいたのがバレるのは…恥ずかしいなぁ。

友人「尚之」の母「逸美」さんと「林田遼一」くんの「あん・ビリーバボー」
とある出来事がため、「遼一くん」の初体験の相手は「逸美さん」だったのです。
それを考慮すると、こんなんもアリでしょう。
詳しくは伏せますが、ああした場面で「逸美さん」の取った行動は優しいですね。
強烈な印象として刻まれるのも、当然のことです。
ちなみに…ラスト付近の表札が”片平遼一”になってるのは間違い??

エレベーター~の義母、人妻ナース「森野怜子さん」
※左:エレベーター~の義母、右:人妻ナース「森野怜子さん」
 お2人ともぱんぱんな胸です。こんなえろいナースいるかいな。

「瀬古務(せこ・つとむ)」は「吾妻瑠美」ちゃんの家庭教師。
近所が物騒であるということから、旦那が単身赴任で男手のない吾妻家に宿泊することとなりました。
寝る前に、その母「吾妻瑠璃子」さんと喋っているうち…という、「まもって★ナイト」

家庭教師ネタですが、相手はその母親なのでした。
妙な名前だなーとは思ってましたが、ネタになっていたんですね。
しかし、生徒の母親に向かって、「いいカラダをしているなぁ…と思って」とか、平気な顔して言う「務くん」は、やっぱり変。
普通であれば、この時点でぶっ飛ばされてもおかしくないんですが…そのまま受け、照れてたりする「瑠璃子さん」はさらに変
コメディーですよねー。
さらに照れるだけにとどまらず、夜の夫婦生活についてべらべらと喋ってたりしていました。
どこぞの新婚テレビ番組じゃーないんだから(笑)

「篤」くんが付き合っている彼女「奈美」さんの母「奈津子」さんとの短編「愛棒」
こちらも先のお話みたいに、お尻でのえっちを「奈津子さん」にぶっちゃけていました。
そんなん、彼女の母親とする会話ではないでしょーにー!!
ただ、やっぱり「奈津子さん」はノリノリでその話題に喰い付いてくるのでした。
…これどんな親だ。
単身赴任の旦那にメールしていたえっちな写真を、間違えて義子「知和」くんへ送ってしまった…という「とんだミス★テイク」はそちらと逆のパターン。
満面の笑みで帰宅し、オカズとか公言している「知和くん」
あんたはぶっちゃけ過ぎ(笑)
まぁ、気まずくなって距離を置くよりはある意味健全かもしれませんが…こんなんは漫画ですよねぇ。

同じく義母とのえっちが展開される「エレベーターは昇天ゆき」
こちらは、冒頭の満員エレベーターなシチュエーションが非常に良かったです。
「怜二」くん言うように、なかなか上品な感じであったのもいいですね。
電車内と違って時間が短いので、ちょっとだけなのが残念。

ほか、幼馴染みで現在は友人の妻である「中澤朋」さんとのえっち「ダチの妻のトモ」、人妻ナース「森野怜子」さんの、”元気になったソレを静める~”みたいな流れ「わかっちゃいるけど」、お隣の人妻「遥」さんとの「ずっと★ずっと」などが収録されていました。
お隣に住んでいた「杉村史香」さんとの、「こいつは春から」だけ人妻ではないですね。
いちおう「史香さん」は春から大学生という「神保」くんの専攻した情報理工学科の教授なんですが…えらくがっついており、ノリノリなのです。

どきっ、とした際の表現
※おまけ:どきっ、とした際の表現

ドキッ、とした際の両目に入る線(※↑それね)は、ひでるさん結構好きな表現です。
まさにソレなんですが、最近の洗練された雰囲気とはやや異なる、良い意味での昭和っぽい絵柄。
…やっぱりこんなんもいいなぁ、って思いました。
くっきりとした強い線の濃い絵柄。
さすがに安定感は抜群で、下着とか、バストトップの描写は相変わらずえっちです。
キラキラな目と恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)、お得意な(たぶん)服越しの下着線も健在でした。
特に男女とも、ぱかーっと大きく開く口が最大の特徴。
たぶん、そんなんが許容できるかどうかがカギになるでしょう
判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

ひみつの奥様 (アクションコミックス)ひみつの奥様 (アクションコミックス)
(2009/03/28)
海野 幸

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tag : バストトップコメディー

■いつかまたかえる (荒井チェリー)

★まんがデーター  [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・神様
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵
・その他: 折り返しにコメント、カラー(8P)、
      14話収録(全て表題作・1巻完結)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「荒井チェリー(あらい・ちぇりー)」センセの「いつかまたかえる」です。

次回作に期待しましょう。
…そんな締めをしたのは、今年1月のこと。
早くも「荒井チェリー」センセの新刊が発売されていました。
リリース早いですね。

たぶん全て単行本が揃っている(と思う)、ひでるさんはセンセのファンなのです。
同じく好きな「内村かなめ」センセの最新刊もまだ取り上げていないんですが…こないだ読み終わってなかなか良かったので、こちら「いつかまたかえる」を紹介します。

4コマ漫画家の「荒井チェリー」センセ。
正直なところ、ひでるさんは4コマがあまり得意ではありません
なんでだか、読み終わるのに時間かかるのねー。

こちらは発売が「4コマKINGS ぱれっとコミックス」で、描いているのがそんな「荒井チェリー」センセ。
しかも、いつもの厚みと雰囲気で紹介帯にも説明なく…となれば、普通は4コマ漫画だと想像するものでしょう。
実際は、「キミとボクをつなぐもの」などと同じ、長編ストーリーなのでした
ここはやや不親切かなぁ。

水神「水花さん」
※水神「水花さん」
 実体は中央のカエルなのでした。しかし…「水祈くん」の体験は蛙が嫌いになって当然。

電車は1時間に1本、周囲は田んぼだらけというド田舎、「杜の河村」に住む高校生「神守水祈(かんもり・みずき)」
16歳の誕生日を迎えた彼には、”水神様の生け贄”という過酷な運命がまっていたのでした。
過去は村長であった神守家には、
”水害に襲われた村を救う代わりに、16歳となった男子を水神様へ捧げる”…という古い約束があったのです。
実際に水神様からのお使いが顔を見せ、それが昔話の類ではなかったと分かると、「水祈」は水神様のもとへ誘われていったのですが…と、だいたいそんなん。

”生け贄”なんてだいぶ重たいテーマですが、その内容はセンセらしい軽いコメディー
水神「水花(すいか)」さんは、ちまちまっとした女の子。
実体は喋る以外は普通の蛙なのです。
贄なんていらなかったんだけど、神守がくれるって言うから
という台詞がありましたが、こんなんは何気に核心をついたものだと思いました。
なるほど、”贄を捧げる”というのは人間側の勝手な解釈で、勝手にやっている事ですもんねー
いい発想です。目から鱗

とある事情もあり、水神「水花さん」はごくフツーな女の子。
よくある尊大な態度で接することもなく、自ら生活に慣れるため知識を吸収しておりました。
物語では結構重要なキャラであった、幼馴染みの不思議系「高ノ倉円(たかのくら・まどか)」さんの期待に応えるべく、神様を演じた際には言葉混ぜこぜでいっぱい・いっぱいになっていたりしました。
壊れた祠について「まあいいかー」というテンションで、食事もはシリアル+牛乳で喜ぶなど、非常に安上がり。
田舎らしく神守家には頻繁に貢物もあるなど、だらっと生活している割にはなかなか役立っていました
同じセンセの漫画「ワンダフルデイズ」にて、”ダメな大人”扱いの座敷童子「壱さん」とは大違いですね(笑)

妹「神守水優さん」
※妹「神守水優さん」
 なにげに、「水花さん」よりも変わった娘さん。

物語をややこしくしているのが、ツーサイドアップの妹「神守水優(かんもり・みゆ)」さん。
ゲーム知識からBLフィルターなどを持ち合わせ、終始ボケまくっているのです。
彼女が関わったことから、水神「水花さん」にもいらん知識が増え、立派なボケキャラになっていました。
本人も自覚あるようでしたが、唯一の突っ込み役であった「水祈くん」が忙しいですね。

そうしたコメディーが基本である、お気楽な漫画でした。
それでいて、水神「水花さん」と眷属となった「水祈くん」についても、しっかり描かれております。
使いの蛇「蛇の目」くんから想像するに、おそらく「水花さん」は蛙の姿でいるほうが楽でしょう。
しかし、それが苦手な彼のため、途中からはほとんど人間の姿で生活しておりました。
また眷属登録の際も、わざわざ「水祈くん」に確認した揚句、あっさり保留にする柔軟さを持っているのです。
そうした日常の関わりがあったため、ちらほら伏線として出ていた”不老”などの問題がオチ部分で綺麗にまとまっていたと思います

絵柄については…いつも通り。
安定したすっきり絵で、ある意味4コマと大きな変化はありません。
ただ当然かもしれませんが、コマの変化があるだけ、構図・演出などが色々と考えられていました。
コメディー描写が巧く、癖はあるもののそう好き嫌いが分かれないタイプなので、↓表紙で違和感なければ問題ないと思います。

妹「水優さん」の言葉からちょっとした描写まで、専門用語・知識が必要となります
そのため、若干だけ敷居は高めかも。
ある程度基本的なものばかりではありますが、ネタではっちゃけること多いため、分からないと面白味は半減するでしょう。
また他作品のキャラ、特に「ワンダフルデイズ」のキャラクターなど出ていそうな雰囲気ありましたが…そういうのはないみたい。
…なんだかちと残念ですね。
まぁ、やり過ぎるのもどうかとは思いますが。

いつかまたかえる (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)いつかまたかえる (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
(2009/03/21)
荒井 チェリー

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★「荒井チェリー」センセの漫画紹介記事
キミとボクをつなぐもの] 輪廻転生ストーリー漫画。
ハッピーとれいるず!] 学園放課後4コマ
ワンダフルデイズ] 妖怪アパート4コマ
みおにっき Mio's Diary] ほのぼの家族4コマ
MOON CHILD] TYPE-MOON系アンソロジー短編集



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tag : コメディーツーサイドアップ

■妹という名の牝 (やまのべきった)

★まんがデーター  [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、描き下ろし(?)「おまけ漫画」
・その他: 短編×8。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「やまのべきった」センセの「妹という名の牝」です。

また忙しくなってまいりました。
色々とあるんですが…やる事に整理券を配らないといけません。
GW前に休みがほしいですねー(笑)

さて、そんなこんなで「やまのべきった」センセの最新刊は「妹という名の牝」でした。
こういった、劇画ちっくなキャラもなかなかいいものです。
タイトルには「妹」という冠がありますが、実際に妹キャラが登場するのは3話のみ
辛うじてそれっぽいエピソードが1話というところで、比率としてはぎりぎり50%程度なのでした。
監禁に複数とハードっぽい内容があるのは↓表紙・裏表紙通りと言えるでしょう

真由ちゃん、綾香さん
※左:真由ちゃん、右:綾香さん
 同じ身動きできない2人ですが…理由はまったく別なのです。

いきなり妹ではないんですが…短編「リハビリH」がお気に入り。
簡単には、交通事故がために首から下が麻痺している女の子「真由」ちゃんと、隣のお兄ちゃんのえっち話です。
これはいい!
こちらのヒロイン「真由ちゃん」は、自らの意思でトイレにすら行けない、実に気の毒な状況。
実際に冒頭では、ぎりぎりな様が描かれておりました。
ただ、そうした不自由さ、不幸さをほとんど感じさせない、甘いラブコメちっくなお話構成が見事
漫画中、お隣のお兄ちゃんは先のトイレ後処理(笑)からえっちまで、まさにやりたい放題なのです。
お互いラブラブな関係であるので、そんなんもいいのでしょう。
なおタイトルそのまま、「真由ちゃん」は徐々に身体を動かせるようになっていました。
”早くお兄ちゃんを抱きしめたい”とひたすら前向きに願っていることで、精神的に充実しているのです。
こうしたえっちな行為というのも…案外効果があるのでは?とか思いました。
口なら動くということで、頑張る「真由ちゃん」がこれまた可愛いのです。
まだ包帯が取れていなかったので、そうしたのがお好きな方は小躍り下さいませ。

ちゃんと妹が登場する短編のうち、冒頭収録の「お兄ちゃんの部屋で…」
大好きなお兄ちゃんの部屋で独りえっちをする妹「綾音」ちゃん。
事が終わり、部屋を出ると扉の前にお兄ちゃんがいて…というネタ。
やっと終わったか
…とか言われていました。
あれはびっくりするでしょうねー。
抑えられなくなった「綾音ちゃん」から寝こみを襲うパターンなのでした。
そちらよりもコメディー色が強いものが「恋する螺旋」
父親の連れ子であった「和弘」くんと母「加奈子」さんのえっちを目撃してしまった「茜」ちゃん。
(※「茜ちゃん」にとって、「和弘くん」は義兄の関係ね)
お兄ちゃんのことが好きだった「茜ちゃん」は”半分血が繋がっているから”と拒否する「和弘くん」に…。

じゃあHの手前までならOKよね!!

うん、まぁ…確かにそうであるような、違うような(笑)
よくある近親漫画とは違い、理性的であった兄「和弘くん」がいいですね。
…義母とはばっちりシテいたんですが。
結局は「茜ちゃん」とも関係してしまうんですが、後の短編らと比べて明らかにコメディー調の軽いお話でした。

綾音ちゃん、茜ちゃん
※左:綾音ちゃん、右:茜ちゃん
 とりあえず、妹を中心にしてみました。こうした系統だけでまとめても良かったのでは?

そちらと逆に、やたら重たい短編が「天使のいた庭…」
16歳になった妹「真奈」ちゃん。
自由なのは家の庭まで、しかも妻(母)を亡くした父親の玩具になっていたのでした。
それを見ているだけの兄は…という、ラストまでやたらブラックなもの。
言動とは逆の心理描写がいいですね。
色々と背景などありそうなんですが、やや駆け足で分かり辛いです。
できれば前後編くらいでじっくり見たかったなぁ、と。

他の短編は、全て妹とは無関係です。
競泳水着な「マーメイドの憂鬱」
”タイムが伸びないのは胸の大きさが原因である”と判断し…という、コーチとのえっち系。
特訓から結局えっちになるパターンなので、てっきり前よりも大きくなったというオチを想像したんですが…ちゃんと部分痩せしてましたね。
これはびっくり。
逆にそうなるとオチがどうなってしまうか、ぜひ単行本でどうぞ。
(※…まぁ、引っ張るほどのものではないですが)

森で出会った熊の着ぐるみに連れられ、コスプレ合宿に参加させられる「森のくまさん…」
露出満点である「アスティ王女」のコスプレをさせられ、複数系へと発展するお話。
ただ、後半のバカバカしい展開にはちとびっくりでしたが。

「ショータイム」は、いじめを止めるべく割って入った先生が、無理やり複数にされる展開。
詳細は伏せますが…そう言えば、途中で男の子の存在なくなってましたねー。
…アンタずっといたんかい。
やたら救いなく、げんなりする終わり方でした。
用務員室にて監禁される「綾香」さんの「学校ごっこ…」はより酷いですね。
これら2話はどよーんとしたい人向けでしょう
良いブラック加減ですよ。

柔らかな細線のすっきり絵柄。
比較的白の比率があり、キャラ絵も濃くはないんですが、コマ割りが細かくごっちゃりとしています。
あちこちバランスに優れ、安定感がありました。
キャラ絵は↓表紙のようにリアルっぽく、ぽてっとした唇とふんわりなスタイルが特徴。
癖はあるものの極端ではないので、そう人を選ばないと思います。
こうした雰囲気がお好きなら、問題ないでしょう

とりあえず、前述したとおりタイトルと内容に差があるので要注意。
お話の幅が広く、色々と楽しめる反面、人によっては厳しいエピソードもあると思います。
ターゲット絞りづらいですかね。

妹という名の牝

妹という名の牝 (ワールドコミックススペシャル)



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tag : 競泳水着コメディーコスプレ

■Sweet TRAP (山田ショウジ)

★まんがデーター  [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コスプレ
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×8(うち「Sweet TRAP」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山田ショウジ(やまだ・しょうじ)」センセの「Sweet TRAP」です。

これはまた色使いといい、構図といい、おっぱいといい、素敵な↓表紙ですねー
紹介帯に書かれていた、「はさんでみる?」もいい感じです。
あれを考えた方(※「ヒット出版」さんの方かな?)に、まず拍手。
ぱちぱち☆

そんなこんなで、「山田ショウジ」センセの2冊目です。
当ブログでは初単行本の「あねパイ」を紹介しております。
時間がない方のため、今回の「Sweet TRAP」を一言で総括しますと…前回単行本よりもバランスが良くなり、見やすくなった印象でした。なんとなく。
収録は全8話とやや少なめですが、各話ページは多く、読み応えがあります。
登場ヒロインはあのようなむちむちキャラだけではないですが、全体的によい仕上がりです。
大変良いのではないでしょうか。

姉「如月椿」、妹「如月葵」
※左:姉「如月椿」、右:妹「如月葵」
 うん、どっちがヒロインなのかは一目瞭然という感じね。

収録では唯一の連続話である表題作、前後編の「Sweet TRAP」
サッカー部のキャプテンである、モテモテな「陽介」を兄にもつ、弟「大地」くん。
親しい双子な如月姉妹のうち、大人しい妹「如月葵」ちゃんは彼の片想い相手でした。
私たちとセックスしませんか?
ある日、「葵ちゃん」はよくつっかかってくる姉「如月椿」さんと共にそう声をかけてきたのですが…と、だいたいそんなお話。

羨ましいシチュエーションですねー。
ラブコメな漫画です。
実は目の感じから、アクセサリーの位置まで異なる双子姉妹。
(※なにげに胸の大きさも「葵ちゃん」のが若干大きかったりする)
よく覚えておいて下さい。
…実は、コレが後編では、重要な意味を持つこととなるのですよ
ちと大袈裟ですが。
どちらかと言うと女の子という意識なかった、姉「椿さん」
普段は口喧嘩するような相手が、えっちでしおらしくなるというのは…堪らなくイイですね
前半は3名で複数、後半は本命と2人きりという、よくあるえっち話とは逆な構成も良かったです。
ラストの照れる表情まで、よくまとまっておりました。

ファミレスでバイトをしていた「増田」くん。
店舗ではミスが多く、常に先輩「木下」さんに助けてもらってたのです。
しかし、「増田くん」は受験の関係からバイトを辞めることとなりました。
制服の返却に訪れた際、いままで彼の視線を感じ続けていた「木下さん」は…
最後の記念に触ってってみる?
と切り出すのでした。
だいたいそんなんが冒頭収録の「Private Room-sorry! Staff only-」です。

そりゃー、当然触らせてもらいますよ。ええ。
そんなん冗談では流せません(笑)
↓表紙でもアピールしている、豊満な胸の「木下さん」
ツインテールな髪型と、豊かな胸を強調する制服が実に良い感じ。
また先の「椿さん」同様、普段(バイト中)とは違い、触られて目を閉じるなど、仕草が可愛いくなるんですねー。
黒ストッキングとか、途中「山田」さんが入って来たため口を塞ぐ描写など、掴みとなる冒頭部分には最適なキャラであったと思います。

先輩「木下さん」、巫女「桃香さん」
※左:先輩「木下さん」、右:巫女「桃香さん」
 巨乳な2人。すごいですね~重そうですよ。

巫女さん登場のお話「ノンノ様がみてる」
大学受験を控えた「沖人」くんは、会場から近い親戚の家「桃知神社」に居候することとなりました。
そこには巫女さんをしている娘「桃香」さんがおり、後継者を求める宮司のおじさんは、手を出すようこっそり耳打ちしてきたのです。
できれば彼女のような人とそうしたい、と祀っている「ノンノ様」にお願いしてみたところ…なぜかその後は「桃香さん」とのえっちハプニングが続くのでした。

センセは基本的にアンダーヘアは描かない方のようですけど…。
最初のハプニングである、袴が脱げるコマのつるつる具合はやっぱり違和感。
あれなら、逆向きにしてお尻を見せてくれた方が良かったかなぁ。
そんな点もありましたが、こちらで注目したいのは「桃香さん」の袴について
サイドのポケット状になっているところから手を突っ込み、目的部分まで指を到達させるところ、前の帯をほどき、お尻を丸出しにさせる描写など、なかなか新鮮でした
(※ざーっと袴の穿き方を調べました。本来は上着があるため、お尻がぺろーんとは見えないのかなぁ)
あのあたりは、結構テキトーに済ませちゃうものですからねー。
目から鱗です。
しかし、それを知っていたのかどうか「服は脱がないでけっこうです!」とか言っていた「沖人くん」は凄いです。えろい。
ややデフォルメが強いものの、大きなリボンと長髪、弾ける巨乳のヒロイン「桃香さん」は素敵でした。
2X才とは思えないほどの可愛らしさです。

「ミミ」、「ラビ」、「直海」、「ゆかり」
※左から、「ミミ」、「ラビ」、「直海」、「ゆかり」
 ちなみに「ゆかりさん」はそんな感じ。ちと雰囲気似てません??

ほか、動物園のお話「バケツでご飯」
飼育員の担当はウサギなんですが…擬人化とかそんなんでなく、そのままバニーガール(笑)
若干づつコスチュームが異なる「ラビ」、「ミミ」とのえっちでした。
ハイヒールで蹴っ飛ばしたりする反面、瞳を潤ませながら飼育員にすがる「ラビさん」が刺さります。
どーでもいいことですが、ヤギは普通なのねー。
エレベータガールとの密室・複数えっちな「アップダウンガール」
詳細は読んで頂ければ~と思うんですが…皆で取り合いをする中、あの状況で1人居眠りをしている「里見」さん。
容姿的に目立つ方ではないものの、ノリが良いえっち最中まで、なるほど彼が好きになるというのも納得。

ロリキャラが登場する唯一の短編「ドキドキ放課後実験室♪」
「ゆかり」、「直海」、「啓太」、「義人」という同級生(たぶん)な4名が入り乱れます。
こちらの「ゆかりさん」は、心なしか「半熟てんちょ!/あかざわRED」のロリ店長「豪徳寺ゆたんぽ」ちっくで、いい感じでした。
半目の不思議系「さや」ちゃんと「あつし」くんの「ぱじゃまでおじゃま」
こちらはラブラブで甘く、初々しさ溢れる爽やか短編でした。
めろめろな「さやちゃん」がえっちにハマる様をお楽しみ下さい。

乱れない、強い線の絵柄。
適度な濃淡でしっかりとした画力もあり、大きめなコマ割りと乱れる擬音で、迫力がありました。
原稿は全て最近のものでまとめられ、安定感あります。
収録中で古めな原稿は、線が若干太めでありました。
裏表紙のが白黒絵の雰囲気あるので、判断はそちらが良いでしょう。
また前述しておりますが、まつ毛くっきりなセンセ独特のキャラ絵は心なしかバランス良くなっているように感じました。
やはり癖はあるものの、前単行本よりも完成度は確実に上です
オススメな仕上がりと言えますね。
次も楽しみです。

SweetTRAP

Sweet TRAP (セラフィンコミックス)



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tag : アンダーヘアハイヒールラブコメコスプレツインテールヒット出版

■お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(草野紅壱)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : ラブコメ・兄妹
・おまけ: あとがき、合間に1コマネタ。
・その他: 6話+2P「兄は当然コスプレも嫌いではない。」収録、
      現在は1巻まで発売中。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野紅壱(くさの・こういち)」センセの「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1巻」です。

こないだから書いております、先日参加した座談会。
ついにラストである「その3」が公開されてました。
たぶん、この回がもっとも読み応えあると思いますので、お時間の都合あれば是非ご覧くださいませ。

⇒ 「エロマンガレビュアー座談会 その3」(※「えろまんがけんきゅう」さまサイト)

…いいよね、いろいろと(笑)

そんなこんなで、本日は「草野紅壱」センセの単行本です。
うわぁー、タイトル長いよぅ…。

ヒロイン特集1:怒りの奈緒さん
※ヒロイン特集1:怒りの奈緒さん
 うわぁ、勝手に処分するのはやめてー。

10冊目の単行本「恋愛とセックスと僕と彼女」がいまだに印象的な「草野紅壱」センセ。
あれは完成度高かったー。
ツンデレ・暴君なヒロイン「乃木千鶴香さん」が非常に良かったんですね
セールス的にも快調だったのではないかなぁ。
わかんないけど。
さて、今回の単行本「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」も、←そうしたタイトルから自然と期待が高まります。
たぶん、センセにとっては初の一般系・長編漫画です。
巻数をまたぐのも初めてではないかなぁ。

高校生の兄「高梨修輔」くんの妹「高梨奈緒」さん。
思春期な「修輔くん」はPCゲームやDVDなど、えっち方面に深く傾倒していたんですが…その視線は妹「奈緒さん」にも向けられていたのでした。
隙あるごとにスカートの中を覗くのは無論のこと、風呂上がりの姿にちらほら視線を送る、スクール水着ニーソックス姿に反応してしまう…など、まさにぎりぎりな毎日。
”エロ兄貴”だの、”変態”だのと罵られる彼ですが…実は「奈緒さん」のお膳立て通りの行動をしていたのです。
そう、えっちな兄「修輔くん」にラブラブなのは、妹「奈緒さん」のほうだったのでした!
大雑把ですが、だいたいそんなん。

ヒロイン特集2:積極的な奈緒さん
※ヒロイン特集2:積極的な奈緒さん
 寝込みを襲うのはセオリーですね。

コメディー色の強いラブコメ話。
成年系で活躍してきた「草野紅壱」センセですが、えっちっぽい描写よりもお話の妙を楽しむべき作品でした

うわあああ、こっれは面白いわー
さすが「草野紅壱」センセ!、という感じでしたよ!
オススメです!!

こちらの主人公は「修輔くん」…ではなく、妹の「奈緒さん」です。
一部以外は、ほぼ彼女視点で物語が展開していきます。
彼女の建前と本音が楽しい、なかなか珍しいアプローチな妹漫画なのね

リコーダーとか、ハーモニカを発見し、間接キスを楽しむ「奈緒さん」はいかにもラブラブ。
使っていたのが中学生の頃だったので、「年下のお兄ちゃんとキス」とかなんとか、ユニークな発想をしておりました。
また、妹と言えば…やっぱり史上最強の妹「メグちゃん」(※「Groove Tube/けものの★」)が印象的ですが、こちらの「奈緒さん」も彼女に負けないほどの策略家
兄の部屋をあさって行動を逐一チェックしているほか、”妹モノ”以外の本やDVDを勝手に処分したり、PCに溜めていた画像を貧乳に調整したりしていました。
すごいなぁ(笑)
パンチラを狙って覗く「修輔くん」ですが…実はコレもわざとそう仕向けているのです
シマパンを好んで穿いているのは、その性癖に合わせたサービスのため。
2話のスクール水着ニーソックスという格好も、彼が好きなゲームキャラ「静留ちゃん」を再現しているのでした。
また、「修輔くん」にささげる3秒間を”サービスタイム”と称しており、見られてぞくぞくと楽しんだ後に大騒ぎして罵っているんですね。
自らにえっちな視線を向けられることから、”ヘタレでスケベ”などの色々な暴言まで、もう快感になっているのではないかなぁ。
4話冒頭のエロ妄想とか、まるで男の子のようでした。

ヒロイン特集3:策略家の奈緒さん
※ヒロイン特集3:策略家の奈緒さん
 しかし…PCの電源抜くのはひどいよぅ。

なお、これでストーリーもなかなか意外な展開を見せております。
兄妹として育ってきた2人ですが、昔のアルバムに「奈緒さん」が写っていないこと。
また、「修輔くん」の隣に写っているツインテールな女の子が「奈緒さん」ではなく別人であること。
4話で登場の曰くありげな転校生「土浦彩葉」さん、彼女と10年振りの再会を切っ掛けに、えろくなくなってしまう「修輔くん」…など、目が離せません。
面白いです!
幸いなことに1巻だけでは終わらなかったので、次の単行本を期待して待ちましょう。

強めな細線の絵柄。
デジタル処理された濃い目な色はテカテカとしない程度で、綺麗に仕上がっています。
縦長ですらりとしたスタイル、細い首に細い手足など、キャラ絵に特徴のある漫画家さん。
コメディー時の崩しとか、白抜き文字の擬音も独特です。
そんな感じで個性が確立されて安定している反面、人を選ぶ作画でしょう。
背景とか小物は巧いため、最もセンセの癖が目立つ人物絵が許容できるかどうか、がポイントになりそうです。
おおむね、↓表紙の判断で問題ないでしょう。

タイトル↑あんなですし、広義ではツンデレと言えるかもしれませんが…ヒロイン「奈緒さん」はそんな枠ではおさまらない、魅力あるキャラでした
彼女の設定だけで、ほぼ作品の成功が約束されていたと思います
今から2巻が待ち遠しいですよ。

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1) (アクションコミックス)お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1) (アクションコミックス)
(2009/04/11)
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