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■MAID GRAFFITI (ねんど。)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・メイド
・おまけ: A postscript、カバー裏にSD絵、
      合間に下描き公開・ネタ絵。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「MAID GRAFFITI」×6)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ねんど。」センセの「MAID GRAFFITI」です。

せっかくなので。
ゆるゆり」のTVを見ました。
…ああした感じになるのか。
まぁ、無難な感じなんでしょうけど、その昔アニメとなった「ぼのぼの」と同じく、あの魅力は漫画ならではのものだと思いました。
なんというか、頑張っちゃってるみたいな。(←そりゃ頑張っているのだろうけど)
ほぼ台詞一言だけでしたが、「池田千歳」さんは自然に聞こえました。


さて、本日は「未成熟しょうじょ図鑑」などを紹介している「ねんど。」センセ。
最新刊は「MAID GRAFFITI」です。
表題の連続話をメインとした単行本構成。
軽いノリのコメディーな漫画群で、中編も短編も楽しい仕上がりになっていました。
各ヒロインが個性的で面白いですね。

メイド「ナナミ」・「響香」
※メイド「ナナミ」・「響香」
 何度か書いてますが、こうした配置での好みは「響香さん」です。

そんな訳で、カバーを飾っているメイドさん3名が登場する「MAID GRAFFITI」から。
こちらは6話の中編です。
家賃の滞納で、アパートを追い出された「鴨下洋」
”かわいいメイドさんと一緒に働きませんか”
そうした、住み込みの募集張り紙を発見し、さっそくそちらに向かったのでした。
到着したのは、広い庭付きのデカい屋敷。
出迎えたメイド「ナナミ」は、”急死した主人に代わって娘「月見」とメイドらを養ってくれる人を探している”と伝えたのです。
無職の「洋」はそれを断わろうとしたものの、みつ編みメイドとドール系少女につられて、結局それを承諾したのでした。

はっちゃけ・お家再興物語という漫画。
細かい突っ込みをしてしまうとキリないくらいのお話ですが、楽しくえっちな、らしい仕上がりです。
3名ほどのメイドさんが登場。
↓表紙を飾っている「ナナミさん」が初登場で、てっきり彼女がメインヒロインかと思いましたが…あまりそうした感じはないのかな。
こちらの最終話は、結構意外(←個人的に)な展開になっていました。
ひでるさんはちょっと驚き。

1話目はメイド「ナナミさん」
↑先の申し出に、無職で自信もない「洋くん」はいちおう”お試し”で承諾しています。
そんな彼にエロいことを仕掛けたのは彼女からでした。
弱気な普通っぽいメイドに見える「ナナミさん」ですが、実はえろえろな女性
なんだか、登場するたびに頭悪くなっているような気がしました。
自ら促して服を脱がさせたりしてます。
よくよく考えると、このえっちさがため「洋くん」を引き止めるのに成功しており、出迎えの人選としては最適だったかもしれません。
特に、オチから登場するメイド「響香」さんが厳しい方だったので。

そんな訳で「響香さん」がメインの2話目。
眼鏡が特徴のメイド長で、おそらく屋敷の家事・雑事をこなしているのは彼女でしょう。
「ナナミさん」と違ってえっち系には照れる、可愛らしい方でした。
控え目な胸もいい感じです。
そんな「響香さん」に指示され、向かった先は商店街のラーメン店。
仕事って…ラーメン屋のバイトじゃない。
無銭で食べに来る「月見ちゃん」・「ナナミさん」が可笑しいですよ。
「ナナミさん」はまた深夜に寝込みを襲ってきてました。
エロいなぁ。
その最中に「響香さん」が部屋に来たため、「ナナミさん」は中途半端なまま隠れたんですが…
ご主人様とあろう方が一人Hなんて言語道断です!
そう勘違いし、後を引き継ぐという展開。
うん、「響香さん」の性格から、何かしら切っ掛けないとえっちに流せないですよね。

ラーメン屋のバイトで何とかなるんだろうか?
そうした台詞のある3話目。
仕事から1週間目と書いてありましたけど、今更何を!?
ともかく、ちょっと悩む「洋くん」に対し、裸エプロンで登場した「ナナミさん」
服着るの忘れてエプロンしちゃったみたいです…
だって。
うそつけ。
しかも、朝食として持ってきているのが、カップ焼そばにコーンスープという、どっちもお湯で数分みたいな食事でした。
あのー、メイドですよね?
そうした彼女がため、朝からえっち展開となるんですが…こちらの後半にて衝撃(笑撃)の事実が明かされますので、お楽しみに。
前回「響香さん」が彼女を警戒していた理由も判明しますよ。

はぐれメイド「沙絵」、月見ちゃん
※左:はぐれメイド「沙絵」、右:月見ちゃん
 この「沙絵さん」もイイ味をだしていました。

髪を整える、「月見ちゃん」と共にラーメン屋をまわる…など、だんだん仕事に真剣になっていく「洋くん」の姿が描かれる4話目。
あ、こうした漫画(←いい意味で)の割に、ちゃんとしてるのね。
こちらにて新キャラのツインテールな「沙絵」さんが登場。
曰く「はぐれメイド」とのこと。
なんだそれ。
口も手も早い方で、よく殴られたりしてました。
お話は、深夜にスープ作りをしていた彼をコックだと勘違いし、えっちを試してみる展開です。
「響香さん」の指摘通り、口ばっかでサボってばかりのメイドなようでしたが、ストーリー的には結構重要なキャラでした。

ポイントになる5話目。
無口・無表情な「月見ちゃん」と普通に意思疎通できている描写や、中華料理屋の娘という「沙絵さん」に特訓を受けるシーンがあります。
頻繁に使われる、「麺なめんな!」という台詞が印象的でした。
なお、えっちは久しぶりに「響香さん」
またまた朝に寝起きを襲われるパターンとなってます。
そちらから続く6話目が最終話。
こうなるのか。
どんな結末になるのか、ご期待下さい。
個人的にはけっこう意外でした。
ちなみに、こちらでメイド3名が集合している描写ありましたが、「響香さん」以外が”まったく役に立ってない”ところが面白いです。
前述してますけど、「ナナミさん」は完全にはっちゃけキャラと化していました。
割るなよ。

「SWAT」はタイトルそのまま”SWATから派遣された”という女の子が、突然「佳彦」の家に入って来るというもの。
まぁ、SWATと言っても、
すっ(SU)ごいヲタ(WO)なひきこもりをあ(A)っという間にたち(TA)直らせ隊という非営利団体
なんですけどね。
余計なお世話ですよ。
エージェントの女の子は可愛らしい雰囲気ながらカギを分断して侵入しているなど、なかなか強引で犯罪ちっくでした。
ゲーム趣味な彼のため、選択肢をチョイスさせてのえっち展開。
最初の”悩みを聞いてもらう”の落とし方はいかにも「ねんど。」センセですねー。
なお、オチ部分にて先の「MAID GRAFFITI」と繋がっているんですが、そのあたりはぜひ単行本でご確認下さい。

SWATのエージェントさん、黒瀬れな
※左:SWATのエージェントさん、右:黒瀬れな
 やっぱり「れなさん」は魅力的ですね。

「迷える子羊の為の狂想組曲Part.3」は前巻「めがねでHで小生意気!」からの続き。
そっちでは表紙を飾っていたので、しっかり記憶がありました。
「ねんど。」センセの眼鏡キャラはいいですよね。
こちらは「天野」くんの住むマンションに突然「黒瀬れな」さんが訪問するというもの。
相変わらず縦横無尽っぷり。
えっち最中でもめろめろにならず、主導権を握っているのがポイントでしょう。
お話的にそうキッチリ繋がってはいないものの、やはり知っていた方が楽しいと思います。

ほか、「まなみってばちょっとgdgdしすぎなんでない?」は幼い容姿の後輩「夏木愛美」さん。
一人称が「僕」のショートカットな娘さん。
妹ちっくな彼女が、誘惑してくるような流れでした。
モトハルの物は僕の物、僕自身はモトハルの物だもん♪
いちおう冗談っぽく誤魔化していましたが、そんなラブい発言あります。
後半は可愛らしい様を見せていましたよ。
「経験」は単行本の収録ではラストになっているんですが、こちらがカラー原稿ある作品。
語尾がのびたりする、ユルりとした雰囲気でお人好しな「奈々」さん。
こちらは「正樹」くんのが好き勝手にしているんですが、「奈々さん」は特に疑ったりもせず、従順に従っていました。
えっちの流れもそんなんで、お尻とかでもされてました。
オチが面白いですね。
ツインテールのトイレ・女子マークとか。

適度な描き込みと濃淡の、すっきり絵柄。
キャラ絵は特徴的な丸っこい、可愛らしいもの。
癖はあり、ロリっぽくはあるものの、そう極端な感じでもありません。
前回も書きましたが、個人的に違和感はほぼなくなりました。
ただ、コメディー崩し部分ほか、ちらほらSD絵になるのも相変わらず
全体的にカラっと揚げたような、軽いノリな雰囲気が漂っています。
バランスや表現など漫画の描き方では引っ掛かる部分なく、良い感じ。
↓表紙など、艶々っとしたカラーはやや雰囲気が違います。
紹介帯か、あるいは裏表紙のが判断には近いと思います。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的には良いですが、癖はどっちかというと強めなので。
・話4: 細かい事はおいといて、表題作が面白かったです。
・独4: センセの眼鏡なヒロインが好きです。
合計:[12/15]

可愛いだけでなく、どこか毒なり問題点なりある方が合っていると思います。
登場のメイド3名はここで終わらせるに惜しいキャラでした。

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(2011/07/08)
ねんど。

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tag : コメディーラブコメツインテール

■オタクの姉弟が (聖☆司)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・姉
・おまけ: あとがき、作品解説、ゲストページ、カバー裏に漫画。
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×11。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「聖☆司(ひじり・つかさ)」センセの「オタクの姉弟が」です。

公園にて。
女の子が2人してスカートのまま、木のぼりしている光景を見掛けました。
うん、なんかいいよね。
あまりじろじろ見てると何か言われかねないので、普通に行き過ぎましたが。

さて、本日は「聖☆司」センセ。
今回の「オタクの姉弟が」が初単行本でした。
各話タイトルからも察せられるように、すべて姉弟な漫画となってます。

北殿ユリ、猪俣理亜
※左:北殿ユリ、右:猪俣理亜
 皆さん巨乳揃いです。でかいですよ。

ペラーっとページをめくったところ、眼鏡でショートカットなヒロインが多く見られ、てっきり長編なのかと思ったんですが、実は全て短編。
あとがきにて、”びっくりするほど~”なんて「聖☆司」センセも驚いてますね。
お好きなのか、ゲームのネタもちらほら見られ、ヒロインの容姿など、非常に特徴的な1冊に仕上がっていました。
どちらもラブラブだったのも、個人的には意外。
ぜんぜん異なりますが、なんとなく「狩野蒼穹」センセの漫画をふと思い出しました。
単行本の折り返しには各話のタイトルと共にポイントとなるネタも書かれていて、なかなか親切設定です。

格闘ゲームを始めてわずか3日という姉「北殿ユリ」に勝てない弟「北殿ケン」
やりこんで3年という彼は”負けたら1枚ずつ服を脱ぐ”と自分を追い込んだものの敵わず、さらには「ユリ」に気を使わせ、手加減されてしまうのでした。
落ち込む彼に、彼女はゲームを始めたいきさつを語るのです。
かなり大雑把ですが「格ゲで姉弟が」はそんな流れ。
カタイ言い回しの「ユリさん」
ぱっと見の雰囲気では厳しそうだったんですが、弟「ケンくん」にラブラブでした。
家でいつもブルマなのも、彼が好きなため。
わざわざ通販で購入したようです。
家なためか、サイズあるのにノーブラでしたねー。
なお、冒頭のカラー原稿部分は本編後のお話なんですが、彼の要望に応じてデートしてました。
トイレでえろい事しないように。

そちらは格闘ゲームでしたが、「家ゲで姉弟が」はRPG。
フセ字でしたが有名PRGのネタが描かれています。
5はいいですよね。
姉「猪俣理亜」さんはやはり胸が目立つんですが、描かれ方としては完全にパンチラ押し。
なかなか良い眺めでした。

「オフ行く姉弟が」はネットゲームのオフ会に参加する姉「真里」さん。
女性限定ではあるものの不安もあり、弟「久志」を女装させて連れて行こうという流れです。
「真里さん」は普通でしたが、なぜだか「久志くん」は必要以上に丁寧な言葉遣いでした。
あれは「真里さん」にそう教え込まれたかなー。
こちらのカップルは初めて。
姉さんちょっと興奮して、わけわかんなくなっちゃってるけど
そんな台詞もありました。
案外そうしたものかもしれませんねー。

スペルは異なるものの、だいたい分かる”Wee-Fit”
それ絡んで、太ってるだのなんだのというネタな短編「Fitって姉弟が」
姉「奈緒」のアパートに越して来た弟「比呂」
ラブラブですね。
抱き合って「ちょっと太った?」なんて台詞が出て来るあたり、過去の関係が伺えます。
その原因としてえっちしなくなったことを述べてましたよ。
”2人していつも部屋に閉じこもって”
親からそんなことを言われており、ゲーム好きというのもあるんでしょうけど、実際には何をしていたのやら。

真里さん、みのりさん
※左:真里さん、右:みのりさん
 漫画を読んだ後は、きっちり誰が誰か区別ができますね。

「聖☆司」センセのHPで「誤植が…!」と書かれていましたが、短編「エロ描く姉弟が」ですよね。
キャラ紹介にて、姉「智子」さんの名前も「久保田優太」になっています。
当初はてっきり女装男子かと思いましたが。
えっち同人誌を描く姉弟にて、それぞれ大事な部分を見せるというもの。
「智子さん」の極端な妄想が面白いですね。
漫画を描かれてる方っぽくて。
抑え気味な「優太くん」に対して「智子さん」のがガツガツと積極的でした。
色々見せてくれと頼まれ、「はい、いいよ」とかあっさり承諾してますね。
先のお話と違ってあまりラブラブっぽさはなく、漫画ネタのためという感じです。

「聖地で姉弟が」は、会場入り前の風景。
姉「みのり」さんはテンションの高いお姉ちゃんで、はっちゃけた彼女のサポートを弟「一郎」くんがしてるみたい。
売り子するという、彼女の制服・バニーみたいなコスプレ姿がいいですね。
胸の谷間に入りこんでるネクタイとか。
ひでるさんは知りませんが、なんか元ネタあるのかな。
彼の台詞とか「みのりさん」の雰囲気的に、えっちは頻繁にしてるみたい。
また、八重歯がキュートなのですよ。

「歌って姉弟が」の姉「芽衣子」さんも同人作家さん。
収録で屈指のぽわーっとしたヒロインで、ユルりとしたテンションが可愛い方。
カラオケ店に入り、あっさり眠っていました。
こちらの「悠人」くんとは仲良いものの関係なく、寝てる彼女にえっちするというパターン
まぁ、あんなん目の前にあったら揉むわね。
酔っ払ったことにしようとするあたりが可笑しいです。
普通はとっくに気付いてそうなもんですが、オチにびっくり

「イベ後に姉弟が」はイベント後の打ち上げに参加する姉弟。
弟は”生まれた時から姉一筋”とか、威張って言うほどのシスコン。
しかしと、飲み会にて困っていた姉を助けなかったんですが、その理由が良かったです。
気持ちよく分かります。

「厨二で姉弟が」はそうした病にかかった弟「太郎」くんと、それをあおっている姉「沙奈」さん。
ひでるさんは、厨二病という単語が…いまいちなんだか分かっていません。
だいたい理解はしてるつもりですが。
えっちのため小芝居をうつ流れで、”増幅した魔力を抑える”とかなんとかでのえっち展開。
ああ、そんなんよくありますねー。
どこかで現実に戻るのかな、と見てましたが結局そのまま突っ走っていましたよ。

奈緒さん、芽衣子さん
※左:奈緒さん、右:芽衣子さん
 寝てる「芽衣子さん」はいつから気付いたのか、お楽しみに。

ニヤと笑った際のジグザグな歯が特徴の姉「奈緒」さんの「オナって?姉弟が」
冒頭からの2ページは引っかけ。
ある意味、お姉ちゃんらしい方ですね
弟「雅典」くんを好き勝手にしていました。
オチページが良かったです。
「姉姉弟が」は、収録で唯一のWヒロインもの。
姉「紫苑」、妹「桜」という双子の姉妹に、弟「翔太郎」くんという配置でした。
好き勝手に振舞う、お話での最高位な「紫苑さん」と、「翔太郎くん」にラブラブな「桜さん」
えっち初めてなのは、ちと意外でした。

前述したように、似た雰囲気のヒロイン。
それでも性格はしっかり異なっており、容姿もダブッて感じることはありません。
読んでいて混同するようなことなく、きっちり描き分けがされていました
濃淡・描き込み適度なすっきり絵柄で、初単行本ながら安定感は抜群
コマ割りは比較的細かく、ややテキストが多めかなーとは思いますが、テンポに影響していません。
あちこち表現に引っ掛かる部分もなく、小さいコマも丁寧。
ヒロインは巨乳揃いでしたがバランスにも優れ、非常に良い感じ。
属性がきっちりしており、やや個性は強めだったものの巧い方でした。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 個人的に好きな系統。バランスよく、安定感もありました。
・話5: 連続話も見たいですが…短編の魅力満載という仕上がりです。
・独5: ピンポイントに刺してくる単行本です。お好きな方はぜひに。
合計:[15/15]

カバー裏にはヒロイン何名かが集合しているんですが、ちゃんと見分けつきますね。
すごい。
次も姉・眼鏡・ショートカット・巨乳…でいくのかな。
楽しみにしてます。

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(2011/07/08)
聖☆司

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tag : ラブコメコスプレショートカットパンチラ

■はさめるカノジョ (東磨樹)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ホント?ウソ?ホント」、
      カラー描き下ろし「エロカノ(カラー部分)」、加筆修正あり。
・その他: カラー(8P)、短編×11(うち「エロカノ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東磨樹(とうま・いつき)」センセの「はさめるカノジョ」です。

紹介帯は、単行本の半分くらいな高さでした。
こんなんの場合、外すともしかして別の絵になるのでは、と期待しちゃうんですが…特に変化なし。
がくー。
単に文字とかバランスがためだったみたい。
心なしか、最近そういったのをあまり見かけないような気がしますね。
個人的には、中扉の方が好みなんですが。

まひろさん、千歳さん
※左:まひろさん、右:千歳さん
 可愛い系からアダルトまで、巨乳揃いです。

さて、本日は「東磨樹」センセです。
初単行本「姉様淫香」を過去に紹介しており、「はさめるカノジョ」は2冊目。
タイトル通り、次々と巨乳なヒロインが登場する単行本です。
ああ、確かに余裕もって挟めそう(何を?)ですね。
えっちでもそうしたのが強調されており、タイトルにビビッと来た方にはたまらない漫画群です。

描き下ろし・カラー原稿からの冒頭話「エロカノ」は2話の連続モノです。
当初はおっかなびっくりだった「まひろ」さん。
「哲哉」と付き合って3年ほどになる現在では、自ら積極的に振舞うえっち女性になっていたのでした。
そんな訳で、全編ほぼえっちシーンという1話目。
細部は若干異なるものの↓表紙も「まひろさん」で、カラー原稿部分も似たシチュエーション。
拘束えっちです。
本編は、初心だった過去との対比みたいな描き方になっており、表情・言葉・リアクションなどなどの変化が楽しいお話になってました。
”いやらしい言葉を使う自分にぞくぞくする”
そんな事まで「まひろさん」は言うようになっており、過去を懐かしむ「哲哉くん」がなんだか面白いですよ。
そちらなどでも使用していた、大人のオモチャをある理由から廃棄する2話目。
ラブラブですねー。
もう勝手にしてて、という感じよ。
回想を含んでいた先のお話と違って、”そして現在の2人”みたいな風情。
ショートカットの「まひろさん」が可愛く、どうせなら冒頭そのまま野外でもいいなーって思いました。
ちなみに、縞パンでしたよ。

「私を海につれてって!」は初めての海で、「千歳」さんがエロ水着を着ていこうとしているお話。
初の海デートにて、「修介」くんにあらかじめ水着を披露している「千歳さん」
しかし、着てきたのはAVか、えっち系イメージ映像などでしか見られないようなエロ水着だったのでした。
ここでのポイントは、彼女自らそんなんチョイスしていること。
まぁ、普通の感覚を持った女性なら着ないわね。
先のお話と並んで、エロい人です。
もっと大胆な方がよかった?
だって。
いちおうターゲットとしては「修介くん」であるものの、見られてぞくぞくするタイプみたいですね。
”ちゃんと隠れてる”というような事を言っていましたが、ぶっちゃけ微妙に隠れてる方がえっちですよ、「千歳さん」

お姉さんとセックスしない?
見知らぬ女性から、突然そんな事を言われた「広志」くん。
美人であったものの、あまりの申し出に警戒した彼は逃げるようにしてその場を立ち去ったんですが、なぜか帰宅するとその女性の姿が…。
彼女は、昔馴染みの従姉「めぐみ」さんだったのでした。
短編「ホント?ウソ?ホント」はそうした切っ掛け。
成年漫画の主人公っぽくはないものの、「広志くん」の反応は実にリアル。
ああした申し出には、普通は裏を疑いますよね。
金とられるかな、って。
政略結婚を承諾していた「めぐみさん」は、せめて初めては「広志くん」に~ということでのえっちパターン。
また時代劇のような、って思いましたが…なるほど、そういうことか。
振り回し系な方でしたが、そう嫌味な感じなく、非常に魅力的
このまま終わらすには惜しいキャラクターでした。
続きが見たいです。

めぐみさん、瀬名さん
※左:めぐみさん、右:瀬名さん
 「めぐみさん」がいいですね。はっきり思い出した後の過去記憶に注目。

巨乳な「晶」さんと「俊矢」くんの「大きいってことは…」
付き合う「晶さん」は平時でも胸が揺れる巨乳な娘。
その極端なサイズがため、「俊矢くん」は周囲男性の反応が気になっていたんですが、デートに来た「晶さん」は、何故か胸が目立たなくなっていたのでした。
普通あんなん気になるのは女性側、本人だと思いますが。
「俊矢くん」はうじうじと面倒くさい感じで、だいぶ「晶さん」に気を使わせてました。
サランラップで潰された、真空パックみたいなバストが逆に素敵
ちょっと違うプレイみたいです(笑)
そうした窮屈なところより解放された描写がまた可愛らしく、そのままえっちに至るのは当然。
オチ1ページのシチュエーションも良く、漫画はそちらで終わってしまうものの、そのまま続きがみたいです。
やっぱり巨乳な娘さんにはボタンふっ飛ばしてほしいものですよね。

同じく巨乳な彼女「瀬名」さんと「貴志」くんの「ぱいコン」
彼女のバイト先はファミレスなんですが、かなりエロいコスチューム。
サイズがため、おさまりきってないですよ。
彼氏「貴志くん」も胸に執着しており、自分の胸に嫉妬するみたいな流れ。
まぁ、犯罪を誘発してしまいそうなサイズなので、仕方ないでしょー。
休憩に入った「瀬名さん」を待ちかまえていた「貴志くん」とのえっち。
変形メイド服みたいなファミレス制服がいいですね。

「Milky Love」はおっぱい漫画の定番である、”突然母乳”なお話。
ピルの副作用か、母乳が出るようになっていた「渚」さん。
「文矢」くんはそんなシチュエーションを利用してみるのです。
身体にそう影響がないと分かれば、せっかくの母乳ですから利用しない手はないわね。
なんとなく呆れつつもノリ良く対応してくれる「渚さん」が素敵。
オチページがラブいですよ。

先生
※先生
 こんな先生いいなぁ。

ほか、もともとは担任教師だった彼女と付き合う「慶太」くんの「あったかいのは…」
やや地味目ながら、豊かなバストの彼女と付き合う「慶太くん」
それがまた元担任ですからねー。
学校では凛々しかった彼女の、緊張がほぐれたプライベートな姿を見れるというのも特権。
可愛い年上なお姉さんという風情で描かれてます。
羨ましい。
「やすらぎ荘へようこそ」は大家「川西」さん。
マッサージ資格をもつ彼女は住人にそうしたサービスをしており、入居した「田嶋」くんは引っ越しの疲れをそれで解消しようと考えたのでした。
これからマッサージというのに、丈の短いタイトスカートという時点でエロいですね。
確信犯で密着してきており、途中からマッサージ意味が変わっていました。
いいアパートですね。
たぶん入居者は若い男性だけだと思う。
「誘惑の行方」は友人の母親「沙英子」さん。
収録各話でよく描写されていましたが、こちらも胸をちらほら見ていたのに気付くパターン。
旦那を既に亡くしており、問題ではないものの…「広人」くんは息子と同い年。
そんな訳で、他短編とはまた趣の異なるエロスが溢れていました。
しかも、彼女は固定ファンがいるらしい陥没というキーワードも持ち合わせています。
ああ、「広人くん」が夢中になるのもよく分かりますよ。
悩む彼女に対し、彼は若さを見せてましたが、そう簡単にはいかないだろうなぁ。

洗練されたデジタル絵柄。
濃淡はやや薄めで灰色、描き込みは普通くらいかな。
全体的にすっきりとしていました。
背景・小物がややあっさりしていたものの、雰囲気を壊すほどではありません。
下着とか服の質感も違和感なく、最大の売りであるおっぱい描写はさすが
お姉さん系なキャラは可愛さと色気があります。
バランスが良いので、年上・年下ともに魅力的でした。
結構な巨乳なヒロインが登場してますが、崩れは感じません。
漫画にはまだ細かく改善できそうな余地はあると思います。
ただ、表現的にそう引っ掛かるところなく、全体的に作画は良好でした。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 綺麗で見易かったです。胸がお好きな方は是非に。
・話4: 成年漫画らしくストーリーっぽくないものの、キャラに魅力がありました。
・独4: プレイ的にも強調されており、やっぱり胸がお好きな方は是非に。
合計:[12/15]

センセのブログに書かれていた、「はるさめカノジョ」という単語が可笑しかったです。
文字づらは似てますが、ぜんぜん意味変わっちゃいますね。

はさめるカノジョ

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tag : ラブコメショートカット

■乳娘 みるきぃがーる (椿屋めぐる)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・母乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×10
       (うち「純愛喫茶シリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椿屋めぐる(つばきや・めぐる)」センセの「乳娘 みるきぃがーる」です。

ちょっとスペースをお借りして。
ようやく読めました、「お気に召すままご主人サマ」の3巻

お気に召すままご主人サマ 3―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)お気に召すままご主人サマ 3―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)
(2011/06/20)
いとう えい

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面白いですね。
一般系で直接えっちはないものの、フェチっぽさは強く目に楽しいです。
今回はまたアダルトな新キャラ「和枝」さんが実に良い感じ。
あーしたのに耐える「公博くん」はスゴイですね。
お風呂場のその後が実に気になります。


さて、本日は「乳娘 みるきぃがーる」です。
こちらが「椿屋めぐる」センセの初単行本。
ほぼ短編での構成です。
ぱっと見では、よくあるラブコメ話っぽいんですが…じっくり読むと、表題からも察せられるような母乳漫画からペットプレイまで、なかなかエグイ描写もある漫画集となっていました。

木嶋若葉
※木嶋若葉
 絵もお話もこれくらい違います。やっぱり右のが落ち着くよね。

そんな訳で、表題にもなっている母乳ネタなお話から。
「純愛喫茶 -加筆版-」、「特濃ミルクはじめました」は、同じキャラのエピソード。
しかし、解説部分にて”原型を留めていない”とあったように、まったくの別話になっていました。
レトロな外観の喫茶店「茉莉花」
店主にして幼馴染みという「彰」の手伝いをする「木嶋若葉」
さほど忙しくない店舗を下心あって無理矢理バイトした彼女でしたが、ドジであまり役立っておらず。
また、女性名のような店名「茉莉花」がどうにも気になっていたのでした。

こちら「純愛喫茶 -加筆版-」は掲載紙がため、恥ずかしくなるような甘いラブコメ
店名の意味は分かる人多いかな。
とにかく「若葉さん」はもうちょっと頑張って下さい。
一方、冒頭話となっている「特濃ミルクはじめました」
いちおう検索してみたら…ああ、「たんぽぽ茶」は母乳に良い効果があるようですね。
それとはちょっと極端に、たんぽぽ茶を飲んで何故か母乳が出るようになってしまった「若葉さん」
しぼったりなんだりしていたところ、お客さんがちょうど注文したのがミルクティーだったので、実際に使ってみることとしたのでした、と言う流れ。
ああ、こっちの話は安心(笑)
「若葉さん」はさして変化ないですが、「彰くん」はちょっと意地悪で良い感じ。
↓次に紹介するエピソードも母乳プレイですが、こっちのがそうした描写が多いですね。
カラー原稿もそんなんがありました。
お漏らしまでしてましたよー。
しかし、営業中の店内で普通にえっちできちゃう店って…。

成年漫画デビュー作品という「牛乳に相談だ!」
「神田美園」さんは牛乳配達の巨乳なお姉さんでした。
そんな彼女に一目惚れをした「春人」くん。
やがて親しく話すようになっていたところ、
”お得意様だけに紹介しているメニューがある”
ともちかけられたのです。
ベタベタな母乳短編ですねー。
「春人くん」のミルクとかなんとかいうのも同様。
ここで「美園さん」は良心的に無料提供していましたが、有料とか、契約絡むとかいう方のが自然な気がします。
どちらかと言うと、はっちゃけ展開なので。

雪国な短編「かまくら物語」
叔母「紫苑(しおん)」さんは「航(わたる)」くんにとって昔から憧れの人。
雪かきを終え、かまくらで2人きり休んでいたんですが…という展開。
「椿屋めぐる」センセは、結構強引な展開が多いですね。
こちらの場合、ノーブラだった「紫苑さん」の胸が透けたことによって、思わず押し倒していました。
旦那さんのいる、しかも叔母さんですよね。
感情については分かるものの、短絡的だなぁ。
ちなみに、強調はされていないものの、こちらの「紫苑さん」も母乳キャラでした。

神田美園、五十鈴さん
※左:神田美園、右:五十鈴さん
 「美園さん」、よい巨乳っぷりです。

全裸で首輪・四つん這いという衝撃な光景から始まる「(U^ω^)わんわんお!」
”飼い主に可愛がってもらえる”
そうした理由で、
私は犬になりたい…
と発言した「心愛(ここあ)」さん。
彼氏「誠」くんは、それならばとペットプレイを了承したんですが…と、だいたいそんな感じ。
可愛い絵柄な漫画ですが、これはスゴイなぁ。
成年漫画らしい展開ではありますが。
調教まではいかず、プレイくらい。
早朝の街を全裸で散歩させられていました。
電柱に…なんて描写もありましたよ。
そりゃ、オスだって。
多少物陰ではあったものの、そこそこ人のいる公園でえっちのおネダリなんぞしています。
なかなか「心愛さん」は耐性がありますね。
今後が心配です。

「秘密の花園」は、アンダーヘアが濃いことに悩んでいる「五十鈴」さんのお話。
それがため、彼氏「哲也」くんには直接えっちをお預けにしていたのです。
続きしたかった…
とか言ってる「五十鈴さん」
まぁ、気持ちはよく分かりますけど…ぜんぜん大丈夫。
濃いのが好きな男性もいっぱいおりますから(笑)
事実、こちらの「哲也」くんにも刺さっており、目出度くえっちに至っておりました。
剃ると濃くなる、というのはなんだか信ぴょう性ありそうですが、検索してみると迷信、根拠ないという意見のが圧倒的でした。
剃っちゃえ。
…というか、剃らせてあげて下さい。わはは。

「パンツがないっ!」は水泳授業にて替えの下着を忘れてしまった「朝比奈舞」さんのお話。
ああ、よくある、よくある。
ここで彼女は、保健室に貸し出し用のジャージがあったことを思い出し、とりあえずノーブラ・ノーパンなままそちらへ向かうんですが…という展開。
この流れなら、ばっちり見られてしまうのがお約束
セオリーそのまま、彼氏「樹」くんにモロ出していましたよ。
先のお話とか、どっちかというとアンダーヘアを描かれる方ですが、彼女はツルリとしてましたね。
確かに雰囲気は幼い感じでしたけど、まだなの?
また、あのオチならば無くてよかったかも。

朝比奈舞
※朝比奈舞
 こーれーは恥ずかしい。

コンドームをバイトで街頭配布をしていた「鈴鹿」さん。
憧れな彼女の意外な姿に驚いた「犬養」くんは、事実を確かめようとしたのでした。
そんな短編「愛、配布中。」
べつにいーじゃん、コンドーム配布するくらいー。
という訳にはいかんのかな、どっちも思春期だし。
嘘をつかれた事で、彼は途中でキレてしまうんですよ。
いかに好きな相手だったとはいえ…あーされた後のラブラブ具合に違和感が。
ドロドロ・真っ暗にな終わり方をするか、「鈴鹿さん」が最後にニターって笑ってくれたりした方が納得な感じがします。
初カラー原稿という「夢見る国のアリス」
こちらは妄想癖のある「有栖」さんのお話。
「智」くんとの初デートにて、あちこち妄想を爆発させる「有栖さん」
ついには映画館にて…というお話。
なかなか忙しい娘さんですね。
ただ、映画を見ていて、手を繋いだだけで隣の彼女がいきなりざめざめ漏らしたら。
引くかもなぁ。
バレてた…!?
とか驚いてましたが、そりゃー気付くって!!
えっちで何よりではありますが。
とりあえず、今後はもう落ち着くかな、どうかな。
ずっとだったら、困るよねぇ。
収録でブラックに展開する「おもてなし」
小さい町工場の娘「千鶴」さんが、身体で接待させられるというもの。
ちょっと時代劇ちっくですね(笑)
半ば父親に騙されているものの、家族のためと頑張る彼女が健気でした。
これならば、身体で接待して仕事取って来る~という、逆の方が現代っぽい気がします。

どちらかと言うと、勢いで押している印象。
じっくり見ると、乱れ・崩れを感じる部分があります。
普通に読んで、そう気になるほどではないと思いますが。
線は濃い目で、コマ割りはけっこう複雑。
ただ、全体の濃淡具合はさほど強くなく、描き込みも適度なくらいでした。
多少原稿時期の差があり、これが安定してくるとより良いと思います。
また、↓表紙などのすっきりなカラーイラストと白黒原稿は、やや異なるかと。
どっちかというと、裏表紙のが判断に良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体的なバランスでこのくらいかと。
・話3: はっちゃけてる割にラブっぽかったり、やや軽い感じでした。
・独4: ラブコメっぽくない、えっち描写に魅力があると思います。
合計:[10/15]

ラブコメっぽい可愛らしさは残しつつ、プレイははっちゃけてほしいですね。
次の単行本らにも期待したいと思います。

乳娘-みるきぃがーる- (いずみコミックス)乳娘-みるきぃがーる- (いずみコミックス)
(2011/06/25)
椿屋めぐる

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tag : ラブコメアンダーヘア

■2×2ゲーム (そよき)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]恋愛・複数
・おまけ: あとがき、合間にコメント・相関図。
・その他: 8話収録(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「そよき」センセの「2×2ゲーム」です。

えー、今回紹介は長編のストーリーモノで、じっくりお話については書けないと思うので前置きにこちらを。
蔵王大志」センセの「恋愛遺伝子XX」を読みました。

恋愛遺伝子XX  1巻 ドラマCD付き限定版A (IDコミックス 百合姫コミックス)恋愛遺伝子XX  1巻 ドラマCD付き限定版A (IDコミックス 百合姫コミックス)
(2011/06/18)
蔵王 大志:漫画 影木 栄貴:原作

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前巻の「春夏秋冬」が良く、今回はまた2タイプの初回限定があるなど盛り上がっていたので期待したんですが…。
これが刺さらない
男が絶滅した、特殊な世界での百合展開。
ややはっちゃけ設定ではあったものの、絵もお話もそう悪いとは思いません。
でも、それが刺さるかどうかは別のこと。
なんだか…設定・世界観を、押し付けられてるような感じがしました。
あまりお話世界に入り込めませんね。
とりあえずはまだ1巻が発売された段階なので、今後の巻き返しに期待します。
できれば、前巻のような普通の学園モノのが良かったかなぁ。


さて、本日はそちらと違い、一般えっち系な単行本「2×2ゲーム」です。
もともと携帯漫画らしく、五百万ダウンロードを記録した大ヒット作品とのこと。


※有栖川モモ
 とりあえず、発端となっているのがこの娘です。

これですね、「めちゃコミックス
以前紹介しました、「リリィがヤラせてあげる/佐藤沙緒理」と同じところ。
ちょっと携帯で見てきました。
(※携帯版のタイトルは「セックスゲーム」です。なお、リリィ~は、サンプルで立ち読みができました。)
吹き出しが出ては消え、スクロールしたり、ゆれたり、携帯自身が振動したりと、なかなか読み易かったです。
なるほどね。
そうした媒体がため、さっと読めるえっち系な漫画が刺さり易いと思います。

こちらもだいたいは同様な感じ。
登場人物は4名と限られており、えっち描写がメインなストーリー。
ただ、それぞれキャラの心理描写に優れているため、ふと読むとお話世界にぐいーっと引き込まれるのです。
絵柄に癖があったものの、面白い漫画でした。
これはオススメ。

セックスのやりかたを教えて

そんなことを突然言い出した「有栖川モモ」
聞かれた親友の「秩父久美」もまだ未体験であったため、それぞれ付き合う2人「臼井次郎」・「真田葵」を巻き込み、4名で初体験をすることとなったのです。
やがて行為はエスカレートし、ゲームのようなえっちをするようになるんですが…と、だいたいそんな感じ。

漫画原作などでも活躍されてるらしい「そよき」センセ。
アマゾンで見たところ、8月にはまた成年系単行本が控えていました。 
こちらは2冊目になるのかな。
前述したように、2組のカップルなお話。
関係は単純そうでいながらややこしいものがあり、「モモちゃん」の言い出した4名でのプレイは、やがて決定的な事態となっていきます。
大仰でない、じんわり染みるような表現が巧いです。
本編については、26ページで4話完結。
後半に収録されたサイドストーリーは、各話の合間に挟まるお話でした。

秩父久美
※秩父久美
 よく胸が丸出しなのでサンプル選ぶの苦労しました。

本編1話は巨乳な「久美さん」視点。
しかし本当に大きいですねー。
彼女視点がためか、1話では「久美さん」中心に描かれていました。
本来であれば関係のない彼女でしたが、いきなり「モモちゃん」・「葵くん」からされてますねー。
ちなみに、本来は「モモ」・「次郎」、「久美」・「葵」というカップルなんですが、「次郎」と「久美」は幼馴染みの関係で「モモ」と「葵」はよく気が合うため、周囲からは後者の組み合わせで認識されていたのでした。
しかも、「葵くん」は「モモちゃん」が好きらしい…って、「久美さん」はいまだに思ってるの。
オチ部分にもそんな雰囲気あり、こっそりややこしいですね。
なお、本編終わり部分の合間には相関図が描かれていて、これが親切
それぞれエピソード後の関係が追加されていて面白いです。
番外編1.5話は「痴漢ゲーム」
こちらも巨乳な「久美さん」主役です。
胸がため、よく痴漢にあっていたらしい彼女のお話です。
教師のアレは酷いなぁ。
タイミングの良い「葵くん」が格好良かったですよ。
でもそのまま続けちゃうのね。
オチ部分は覚えておきましょう

単にえっちするだけでなく、王様ゲームをしながらになっている2話目。
こちらは4名の中でもっとも真面目そうな「次郎くん」視点。
昔馴染みな「久美さん」について、色々と考えておりました。
「久美さん」とは途中のキスシーンがいいですねー。
小さい頃の描写もありましたが、可愛らしかったです。
状況を楽しむ「モモちゃん」に戸惑ってますねー。
また、彼女は”校内トップという美少女”であり、付き合っていること自体にも疑問を持つようになっていました。
よく「大好き」とは言ってくれるんですけど。
番外編2.5話は前後編の「新婚ゲーム」
前編は「モモちゃん」視点。
ああ、可愛い娘さんだ。
彼には微妙に伝わりきってないようですが、本当に「次郎くん」のことが好きなのね。
珍しく2人きりで、ラブラブしておりました。
そんな訳で、後編は「次郎くん」
猫に例えてましたねー。
確かに犬ではないと思いますが、そのあたりからも彼女を扱いかねているところが伺えます。
「モモちゃん」可愛いから仕方ないかなー。
ぐじくじ重たいですよ。
ちらと「久美さん」の顔が浮かんだりするところが非常に良いです。

3話目は自称イケメンという「葵くん」視点。
1話目でも描かれていた「久美さん」との切っ掛けが、異なる表現にて再度描かれていました。
ちょっぴり嫉妬してるんだろうなぁ。
プレイは目隠し・拘束というソフトSMにまで発展しており、こっそり相手を違えてスルんですが…。
崩壊ですね。
見ていて結構ギリギリな感じがあり、遅かれ早かれこうなっただろうなぁ。
3.5話の番外編は「恋愛ゲーム」
こちらも「葵くん」視点で、いろいろえっちな「久美さん」が登場します。
特にスパッツな「久美さん」は素敵でした。
下着を脱がせた後、わざわざ再度穿かせた彼に拍手(笑)
あまり目立たなかった、男子2人のオチ部分が非常に良いです。
収録での配置はこちらがラストになっているんですが、こちらがため爽やかな読後感でした。

スパッツな「久美さん」
※スパッツな「久美さん」
 これですよ、これ。拍手。

4話は「モモちゃん」です。
こちらが最終エピソードなので詳細は書きませんが。
まぁ、最も青春してますわね。
髪の毛を切った「モモちゃん」がキュートでした。
さすが、こんなんも似合うねぇ。

さらりとした特徴的な線の絵柄。
全体的に不安定なのは、原稿時期の違いがためかな。
個性がうまく機能している原稿と共に、そうでない部分もけっこうありました。
柔らかな線はどちらかと言うと乱れ気味。
ちらほら程度ですが、バランスの崩れてるところが散見されます。
良いコマもあったので、そのクオリティが持続されないのが残念なところ。
ただ、各キャラの心理具合はよく伝わっており、漫画的にそう問題はないと思います。
大まかには↓表紙の判断で良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: もう少し安定感がほしいです。
・話5: えっちでいながら、しっかりとしたお話でした。
・独4: 心理描写が良いため、単純そうで複雑なお話になってます。
合計:[12/15]

当初の予想を遙かに超えた面白さでした。
ちょっと地味目なのがもったいないなー。

2×2ゲーム (ニチブンコミックス)2×2ゲーム (ニチブンコミックス)
(2011/06/29)
そよき

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tag : めちゃコミックス

■やわらかいカラダ (胡桃屋ましみん)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「胡桃屋ましみん(くるみや・ましみん)」センセの「やわらかいカラダ」です。

瀬奈陽太郎」センセの新刊が発売されるそうです。
いや、かなり久々ですねー。
まだ表紙画像ないものの、アマゾンにも登録がされていました。

官能の方程式 [限定版] ドラマCD付き (富士美コミックス)官能の方程式 [限定版] ドラマCD付き (富士美コミックス)
(2011/08/10)
瀬奈 陽太郎

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見ての通り、新刊「官能の方程式-限定版-」にはドラマCDが付くようです。
8月10日発売だそうなんで、月中頃には表紙もアップされるかな。

さて、本日は「胡桃屋ましみん」センセです。
今回は「妻喰主義」、「肉触天国」、「絶対妻姉主義」と紹介している成年系とは違い、ひとまわり小さいB6判での一般単行本になってました。
トロピカルで爽やかな↓表紙が特徴の「やわらかいカラダ」です。
こちらで9冊目くらいになるのかな。
収録は全て短編。
漫画はたぶんいつも通りなんですが、一般での発売ということで修正は大きめ
描かれた際にはその意識なかったようなので、単行本全体的に消しが目立つのが残念なところ。
なんで普通に成年くくりにしなかったんだろう。
出版社の意向だと思うので、幅広く展開できるためかなー。
まぁいいか。
それでは、各話についてちらりと書いていきます。

倉島紗枝、教師「美坂朱美」
※左:倉島紗枝、右:教師「美坂朱美」
 やっぱり年上ヒロインが魅力的です。

●「私の一番恥ずかしい場所」
酔い潰れた先輩「幸子」さんを部屋まで送ることとなった「深沢」くん。
実は彼のことを気に入っていた「幸子さん」は、このシチュエーションを利用してよりイイ関係に~と考えていたんですが、自宅の部屋が乱雑なままであったのを忘れていたのでした。
収録ではこちらが冒頭話。
ひでるさんはそう綺麗好きって訳でないですが、この部屋状況はひどい。
特にオチになってる、アレは嫌。
例の黒い虫も描かれてたりして、イヤーな感じでした。
引くのが当然
そこで、「深沢くん」の掃除好きという設定が生きてましたね。
あの部屋状況では、寝ている憧れの先輩にどうのこうの~みたいな甘い感じより、片付けのが優先されるだろうし。

●「ゴハンを食べよう」
離婚後、母子で暮らす「倉島紗枝」の家に酔っ払って上がり込んでしまった隣に住む「田村」
それを切っ掛けに交流をもつようになった彼は、ついに告白しようと決意したのでした。
思わず「田村くん」も、ぶーっと吹き出していましたが、
私を乱暴に……抱き伏せるのに
とか、いつもと雰囲気違う、緊張でガチガチな彼に対して、そんなことを言っていた「紗枝さん」
あの一言はエロい。
さすが子連れの元人妻ですよ。
子「絵美」ちゃんをある意味利用してのプレイもえっちでした。

●「アナタノタメニ」
実は水泳部のエース「高宮喜一」と付き合っている顧問教師「美坂朱美」
しかし、学業成績は芳しくなく、夏季補習を避けるべく勉強をみていたものの、いまいちノッて来ず。
そこで交換条件を出したんですが…というもの。
なんのかんの言ってはいたものの、彼女が担任で部活顧問とは「喜一くん」羨ましいですねー。
オチ部分ではちらっと競泳水着姿もあり、なかなか目の毒。
やっぱり、学校でコッソリえっちしたくなりますわね。
眼鏡で真面目そうな雰囲気であった「朱美先生」ですが、えっちにあまり抵抗できないのもいいところ。
久しぶり、という台詞あったのが意外です。
あの年齢の男子なら、あらゆるシチュエーションでしたくなりそうですが。

●「Night Staff」
編集さんから、”男女の絡みに艶がない”と言われてしまった漫画家「紀子」さん。
その一言に悩んでいたんですが…手伝っていた「美和」・「高山」は彼女のため二肌脱ぐこととしたのでした。
長さは異なるものの、眼鏡と髪形は先の「朱美先生」とよく似ており…配置的に宜しくないですね。
もう少し大きな変化がほしかったです。
仮眠室に行った2人のえっちに触発される展開。
ただ、覗き見た「紀子さん」は気絶しており、その間に脱がされてしまうのでした。
強制参加です(笑)
最も得したっぽいのは「高山くん」かな。

高谷麻貴
※高谷麻貴
 凶器と言われたサイズの持ち主です。

●「ふたつめの日記帳」
先輩「利章」と交換日記をしている「都子」
現実にはまだ手も繋げていなかったものの、よくえっちな妄想をし、それを書き留めていたのでした。
しかし、うっかり妄想ノートを渡してしまい…という流れ。
交換日記とは、また可愛らしいことしてますねー。
簡単にはメールになると思われ、誤送信するのが確率は圧倒的に高そうですが。
まぁもっとも、なにゆえ「都子ちゃん」はわざわざ妄想ノートなんて書いてたんだろう。
妄想し、それを日々書き留めて…さらに反芻してたのか。
えっちでなにより。
そんなん渡されれば、「利章くん」としてはお誘いみたいに感じるでしょうねー。
なお、”制服を描くのが得意でない”とかセンセはHPに書かれてました。
いや、ぜんぜん悪くないですよー。

●「PUSH WIPE」
事故で亡くなった兄の法事で、義姉「琴葉」のアパートに来た「浩次」
部屋に多くあったカメラやテープについて話題を振ると、なぜだか「琴葉さん」はうろたえたのでした。
こちらも定番の独りえっち目撃パターン。
まぁ、彼がいる日にわざわざするというのは…だいたい狙ってのことでしょう。
「浩次くん」は兄の面影があるようだったので。
そうした流れでのえっちは彼的に複雑な気持ちで、どさくさ紛れに告白までしていましたが。
たぶん、オチページで「琴葉さん」が言っていたことが本当のところかな。
同居はチャンスですね。

●「電気もガスも無いけれど。」
同じサークルで、バイト先も一緒という「高谷麻貴」さんと先輩「正樹」くん。
ガスも電気も止められ、ギリギリの生活をしていた「麻貴さん」は、バイト帰りに「正樹くん」の部屋へお邪魔するのでした。
背中の凶器を下げてくれよ…
そう言われてました。
後ろに立たれただけで、ガッツリ胸が当たるほど「麻貴さん」は巨乳の持ち主。
意識して描かれたそうですよ。
「正樹くん」が大きいの好きらしく、描写もそんな感じになってます。
なんだか餌付けえっちみたいな気もしますが、たぶん一緒にいる時間も多かっただろうし、そのうちに好意を持ってたのかな。

●「雷が鳴る前に」
「丸山」くんのライバル「村田千恵美」さん。
運動から私生活まで、ことごとく彼女に負け続けていたのです。
しかし、ある日の対決の際、突然の雷で彼女の弱点が見つかったのでした。
こちらの「千恵美さん」はブルマ姿。
怖がってひっついてくるだけでなく、雨がためにスケスケなのです。
素敵な大きさですね。
走ったらスゴそうです。
女子人気も「千恵美さん」に差をつけていましたが、そんな彼女自身が実は彼にラブラブだったのでした。
あのシチュエーションで「丸山くん」に心理的な変化がなかったところから、まったく気付いていなかった様子。
オチもそんな感じで、「千恵美さん」のがマセてますね。
勝負はもうどうでもいいのかも。

村田千恵美、雅さん
※左:村田千恵美、右:雅さん
 年下とか学生も多く登場しています。

●「やわらかいカラダ」
授業で体力がないとされた「雅」さん。
家で柔軟体操をしていたものの身体はかたく、彼氏「ミチヤス」くんの前で倒れてしまうのでした。
こちらが表題作。
とかく勿体ないのは、「雅さん」がスパッツ姿で柔軟体操をしていた点。
直接えっちもそりゃいいんですが、やっぱり目で楽しみたかったところです。
脱がすのもはやいよー。
切っ掛けがためか、「雅さん」はいわゆるひっくり返された体勢のままえっちに至っております。
なかなか眺めは良いんですが、修正が大きく入るので楽しみは半減。
これもまた勿体ないですね。

●「最後の春休み」
もくじの「最後の夏休み」は誤植。
まぁ、春休みってさほどピックアップされないですから。
生徒会・会長の引き継ぎをする、「町山」さんと「小島」くん。
会えるのもこれで最後ということで、告白してみたところ、あっけなく玉砕。
しかし、「町山さん」は”ちょっとだけなら”、とキスをしてきたのでした。
拒否はされるものの、えっちはできるパターン。
眼鏡で地味目な容姿とは裏腹にエロい方
特に彼が何をするでもなく、ガンガンえっちを進めておりました。
もう少し早くに言えば良かったかなー。
「町山さん」はだいぶお好きなようでしたし。

バランスの良い作画。
やや濃い目には見えますが、そうコテコテとした印象なく。
適度な濃淡と適度な描き込み具合でした。
巧い方です。
大きな胸が魅力的で先っちょまで良い感じ。
アンダーヘアを描かれる方で、収録の各話は局部描写が頻繁なんですが、前述したように消しは大きめ。
なんだか勿体ない感じ
表現的に引っ掛かるものはなく、漫画も巧い方です。
ただ、ややキャラが似通ってしまうのは微妙。
色っぽくて良いんですけどねー。
カラーでもそう変化はないので、だいたい↓表紙にてご判断下さい。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やや癖があると思います。
・話4: コレという目立つものはないですが、良い短編群です。
・独3: やっぱり成年くくりで出したかったですね。
合計:[11/15]

ぶっちゃけ。
「胡桃屋ましみん」センセのブログにてご本人が詳細な解説をされていたので、どんなんか見てみるのはそっちが最適です。

やわらかいカラダ (プラザCOMIX)やわらかいカラダ (プラザCOMIX)
(2011/06/20)
胡桃屋 ましみん

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tag : 競泳水着ラブコメアンダーヘア

■発情るオトメ (オザケン)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏にSD絵・カバーイラストについて、
      描き下ろし「エッチな彼女の感染症 番外編」、加筆修正あり。
・その他: カラー(8P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オザケン」センセの「発情るオトメ」です。

まだ読んでないですが。
発売されていた「ナナとカオル Black Label/甘詰留太」は初回限定でプレミアム同人誌のついているパターンがありました。
どっちにしたら良いか、そりゃー店頭で迷いましたが、結局限定版にしてみました。
……ミラクルエロいよ
とか書いてあったし。
タイミングがあれば、あらためてブログで紹介させて頂きます。

広瀬ナツキ
※広瀬ナツキ
 もっと出番あっても良かったのでは。

さて、本日は「オザケン」センセです。
ブログでは、同名義での「のーぱん」ほか、別名義「小沢田健吾」での一般系「制服専科」と、成年系「学校でイこう!」を紹介してます。
たぶん6冊目くらいの「発情(さか)るオトメ」は、まるまる1話長編での単行本。
「オザケン」センセのHPによると、
”総ページ数、登場ヒロイン数、書き下ろしページ数すべてにおいて過去最大”
…とのことで、なるほど持つとずっしりとした重量感がありました。
ちなみに全242ページなんですが、あとがき・宣伝・奥付けで3ぺージほど使っている以外は全て漫画原稿になっています。
中表紙とか、もくじページもありません。
(※もくじは折り返しにある)
ガッツリ読める構成でした。
ファンの方は見逃せませんねー。

八城桂城学園の「菊地真美」は、全国トップという天才・化学少女。
彼女が研究していた薬品を、うっかりこぼしてしまったその妹「菊地真紀」
その結果、
”感染した女性がある特定条件下で発症すると、異性に対する性欲が極限まで高まる”
そうしたウイルスが偶然に完成してしまったのです。
隣に部室があったゲーム同好会の「広瀬ナツキ」・「三国よし子」に感染したほか、異常なスピードで校内女子に蔓延。
主人公「吉井順」を女性らが次々に襲うこととなるのでした。
だいたいそんな感じ。

ラブコメ長編ですね。
えっちウイルスが蔓延する、緊急事態。
ただし生命に影響なく、ややこしい後遺症などもなく。
また、”特定条件下でないと発症しない”ためか、ワクチン処理でさらなる拡大を防いだほかは、特にほったらかしておりました。
調査が進んだ後半には多少シリアスっぽい描写もありましたが、概ねコメディーちっくです。

ウイルスによって強制的にえっちシーンとなる、成年系では大変に都合の良い設定
少ない段取りで済み、また1本のストーリー長編ながら、各話にて次々にヒロインが登場することを可能にしていました。
ちなみに、発動のキーとなる”特定条件”ですが、そちらは本編にてどうぞ。
(わざわざ伏せるほどでないかもしれませんが、いちおう)

妹「菊地真紀」・姉「菊地真美」、三国よし子
※左から、妹「菊地真紀」・姉「菊地真美」、三国よし子
 なにげにこの姉妹が良かったのも大きいかと。

漫画では初の感染者となる、ゲーム同好会「広瀬ナツキ」・「三国よし子」の1話。
カラー原稿部分は後半えっちシーンの抜き出し。
本編では、「順くん」と幼馴染みな正ヒロイン「ナツキさん」が登場。
いきなり、分かり易い可愛らしさを見せていました。
彼にもバレバレでお互い満更ではないようでしたが、この時点では告白とかそんなんなく、ぬるま湯みたいな関係で満足だったみたい。
もう1人、「よし子さん」はゲーム同好会のエース的存在。
言葉数・表情変化が少なく貧乳であるという、「ナツキさん」とは真逆なキャラになってます。
そんな「よし子さん」が最初の感染者。
スカートめくってアピールする姿が可愛らしいです。
驚いた「ナツキさん」も直後に感染し、複数えっちとなっていました。
突然の事態に、そこそこページ分くらいうろたえていた「順くん」がリアル。
付き合い長く、やっぱり「ナツキさん」を意識しているところも自然でした。
「菊地真美さん」のネタばらし後の2人のリアクションにも注目。

担任「奥田景子」、「草野かおり」という女教師登場の2話目。
登場ヒロインで最大(?)のバストサイズという「かおり先生」が発症。
先の件で「順くん」は「真美さん」から解説文章を渡されており、突然の事態による説明もスムーズです。
漫画でも、たった1コマで「景子先生」を納得させておりました。
そんな彼女もやっぱり発症。
1話に続く複数えっちなんですが、こちらの2人はむちむちしたスタイルで、特に「景子先生」は熟練のテクニックを駆使しております。
…でもまあ、不可抗力だし仕方ないわね!
えっち後のそんな台詞も素敵。
これ以降あまり出番ないのが残念ですが、どちらも「順くん」をかなり意識してそうで…今後もなんらかありそうな期待感が。
なお、裏表紙で胸びろーんと見せているのは「かおり先生」、折り返しのパンチラは「景子先生」と、「オザケン」センセはお気に入りみたいですね。

3話目はツリ目とカチューシャの素敵なクラス委員長「倉持朋子」さん。
ヒロインのお気に入りは彼女ですね。
不良ではないものの、授業をサボったりしている「順くん」に世話を焼く彼女。
真面目で親身なだけ口うるさく、彼としては嫌われている印象だったんですが…「朋子さん」も発症。
しかし、他ヒロインが例外なくえっちに流されたのに対し、彼女は一度は衝動に耐えるんですね。
すげぇ。
現実と妄想みたいな見開きページが良い感じです
普段とは異なる「朋子さん」が楽しめました。
なお、オチでも可愛いこと言ってましたよ。

4話目は今回の原因である菊地姉妹です。
ほか水泳部の2人も参加するため、複数えっちは人数で最多の5名。
いままでと違って、「真美さん」が故意に発症をさせています。
お姉ちゃんしてました。
競泳水着な3名と共に、「かおり先生」にも匹敵するくらのデカさである「真美さん」が良い感じ。
妹の「真紀ちゃん」は貧乳なんですけどね。
運動していることもあるのかな。
こちらもカラー原稿があり、「真紀ちゃん」の日焼け跡が堪能できます。

ペットのウサギが人間化するという、かなり特殊な5話目。
なんでもアリな感じになってきましたが、”学校外にもウィルスの影響があった”ことから、起承転結で言う「転」な、方向転換エピソードとなってます。
命名「ミィ」という彼女は貧乳・パイパンという娘さん。(※後に巨乳化)
ウサギが変化するファンタジーな展開は必要ないように思いますが、成分として幼い感じのヒロインを足したかったのかな。
キャラそのまま、バニーコスチュームでのえっちです。

クラス委員長「倉持朋子」、下級生「大滝理香」
※左:クラス委員長「倉持朋子」、右:下級生「大滝理香」
 耐える「朋子さん」が素敵です。ほっといて眺めてたいです。

もう…あたしの事なんて、忘れちゃってるのかな…
そうした正ヒロイン「ナツキさん」の台詞で始まる6話目。
あ、ごめんなさい、忘れてました。
なにしろ、出番もまるでなかったですからね。
(※コマ隅とかにも登場しないのです)
「順くん」はゲーム同好会に顔を出そうとしており、その流れなら「ナツキ」・「よし子」のコンビが再登場しそうだったんですが…こちらはタレ目な下級生「大滝理香」さん。
4話目のアレを目撃していた彼女とは、ウィルスと無関係なえっち展開になってます。
エロい服装がいいですね。
詳細は伏せますが、やや特殊なえっち展開になってます。

そちらオチから続く最終話。
1話からちらほら前フリのあった「真紀ちゃん」が活躍しています。
なにげに彼女は準ヒロイン的な存在でした。
また、いままで↑あんなだった(笑)「順くん」も、最終話らしく格好良いことを言ってます。
そんなんでも、”想像と現実”みたいなコメディーを挟んでいて、急にシリアスへ方向転換しないのが巧さだと思います。
変にラストだけ真面目な展開にすると、どうしても陳腐な感じになりますもんね。

なお、描き下ろしの番外編は天才「真美さん」の後日談。
後輩の「桜井」くんを相手に、こちらは偶然にウィルス発症となる展開です。
こちらも良いカップルですね。
ドレス姿で髪も解いていたので、大人っぽい雰囲気でした。

濃淡はさほどでもないですが、強い線がため、ややこってりな雰囲気。
描き込みは適度なくらい。
漫画は勢いで押している感じでした。
黒で引きしまったようなキャラですが、、たまにバランスが崩れてるっぽいコマがあります。
特に、ひでるさんのお気に入り「朋子さん」の回はそれが顕著。
作画的に、そんなんが目立ち易いですかね。
そう問題となるほどではないと思いますが。
ちなみに、描き下ろし部分はすっと洗練された空気があり、作画として高レベルでした。
次回も期待しましょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ちと崩れているコマが気になりました。
・話4: 連続話のメリットはもの足りないですが、設定で成功してたかと。 
・独4: 巨乳・貧乳の大小が楽しめます。
合計:[12/15]

えっちでお話も面白かったですが、せっかくの連続話なのでもう少しキャラの交流が見たかった
5、6話とか新キャラでない方がお話としては盛り上がったのでは。
…ページがやや足りないか。

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tag : 競泳水着コメディーラブコメパンチラ

■アイあるセカイ (尾野けぬじ)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・初めて
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画。
・その他: 短編×11(うち「初めての×××」×5、
      「乙女妄想」×2、「お願いミサキちゃん」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾野けぬじ(おの・けぬじ)」センセの「アイあるセカイ」です。

本日は「尾野けぬじ」センセです。
別名「景えんじ」での本も含め、こちら「アイあるセカイ」は4冊目でいいのかな。
こちらでは「ラブでれ」に続く紹介になります。
くくりとしては、そちらと違って一般えっち系。
数話の中編によって構成されていました。
だいたい大学生くらいな年齢のカップル話。
はじめてな方が多く、不器用な男女が揃っております。
面白かったです

タイトルからしてそんな感じの「初めての×××」
こちらは4話と番外編による構成。
年下の「菊池ヒロユキ」くんと付き合う「三上夕理」さん。
2人して旅行先に行ったものの、初めてだった「夕理さん」は痛みがため叶わず。
会社同僚のアドバイスを受け、まずは独りでシテみることとしたのでした。

三上夕理、三上理麻
※左:三上夕理、右:三上理麻
 こんな姉妹です。「夕理さん」はいいなぁ。

甘いラブコメ話ですねー。
3話では妹さんも登場していましたが、年齢(立場)の割にはだいぶ可愛らしい方。
えっち知識もなく、ネット検索して真っ赤になっていたほか、たぶん独りえっちの経験も皆無に近いくらいだと思います。
なお、番外編は妹「三上理麻」さんのエピソード。
楽しそうなお姉ちゃんを見て、私も~という流れになっていました。

1話はいきなり旅行先、旅館の夜という絶好のシチュエーション。
知り合ってから1年くらいで、キスは3回目というカップルのお泊まり。
そのつもりで来てるンだから
とか言ってた「夕理さん」は…なにげに縞パンですね。
あれって勝負下着!?
えっちシーンでも、だいぶ可愛らしいこととなっていました。
”いろいろちっちゃい”そうです。
これは無理だよ~」という台詞に「ありがとうございます」って返事してましたが、男性側としてはいいんだか、悪いんだか。
気分的にはなんだか誇らしいかもしれませんが(笑)
そんな訳で、失敗後の2話目。
えっちな夢に対する「夕理さん」がまたキュート。
これはえっち成分の補完的な意味合いもありそうです。
会社同僚にも、特に喋ることもなく筒抜けでしたねー。
ただ、そのアドバイスは適切なもの。
ぜひフォーローしたーげて下さい。
後半のメインは独りえっちの「夕理さん」
枕の描写が細かくていいですね。
そんなんを経ての3話目。
出掛けた妹の不在時を狙い、彼を家に呼ぶというもの。
”ずっとうわの空”とかデートにて「ヒロユキくん」は感じていましたが、やっぱり可愛らしい方でした。
えっち直前とか最中もそんなん。
なににせよ、反応大きいのは色々と楽しいですね。
ちなみに、今回の下着も可愛らしいもの。
少女趣味なのかな。
それから2ヶ月ほったらかされたらしい、最終4話目。
こちらもまた旅行話。
ああ、だいぶ自然に甘えられるようになりましたねー。
1コマですが、”テンション上がると早足になる”という描写は、いかにもそんな感じ。
オチのページがまた良かったです。
前述したように、妹「理麻さん」が主役の番外編。
付き合う彼氏はいたものの、友人・恋人という単語の違いが分かっていなかった、意識のなかった彼女が、お姉ちゃんの影響で彼氏「圭」ちゃんに迫るというもの。
タイプは異なるものの、お姉ちゃんと似て色気ない娘ね。
そんなんがまたいいのだけれど。

紺野美都
※紺野美都
 こうしたシチュエーションなのですよ

「紺野美都(こんの・みと)」・「長津」というカップルの前後編「乙女妄想」
学生時代からの顔見知りであった2人。
大学・サークルも同じで、新人歓迎会の席にて酔い潰れた彼女を自らの部屋まで連れてきたというもの。
変則的な構成で、前編は「美都さん」視点。
見知らぬ部屋で目覚めた彼女が、あーもあろう、こーもあろうと、色々えっち妄想をするもの。
介抱していた「長津くん」視点の後編。
酔っ払って前後不覚だった彼女のエピソードと違って、こちらは正解編
リアルな「長津くん」の姿と共に、歓迎会での「美都さん」も描かれていました。
ラブラブですね。
そう言えば、前編で可愛いこと考えてましたよ。
えっち場面は前編オチからの続き。
良い貧乳っぷりでした。

「ミサキ」ちゃんと先輩「中谷」くんは、”行き当たりばったり貧乏旅行”なサークルでの顔見知り。
なかなか集合できなかった就職後、久しぶりの計画に集まれたのはそんな2人。
私は別にいーですよ、楽しみにしてましたし
そう彼女が同意したことで、2人きりの旅行になったのでした。
全3話という「お願いミサキちゃん」は、そうしたお話。

冷静で用意周到な「ミサキちゃん」
彼女が頼りになるだけ、「中谷くん」は先輩という割にぽへーっとしてますね。
意識もしていたようで、お泊まりになった際の描写が秀逸です。
見てられないんで勝手にして下さい
そんな感じ。
まぁ、「ミサキちゃん」としてもそう悪い気はしてないみたいでしたが。
普段と違って、余裕ない様をお楽しみ下さい。
その後の2話目はいきなり野外えっちから。
「よくないと思うんですよ」
とか言いだした「ミサキちゃん」としては、まだ付き合っていないという感覚でした。
「中谷くん」も驚いてますね。
なかなかややこしい娘さんです。
後半は酔っ払っていた「ミサキちゃん」からのお誘い。
たぶん、好きと言えない、引っ掛かっていた根本について喋ってくれました。
ああ、なるほどー。
本人も納得してましたが、こちらも同様。
オチでの彼女がまた可愛いです。
スカートを穿いてくる3話目の冒頭もそんな感じ。
お泊まりを希望する「ミサキちゃん」に対して、鈍感なリアクションをしている「中谷くん」
ああ、こうした部分がイラっとさせるんだろうなぁ。
ずっと2人でのお話でしたが、中頃にて周辺の反応が描かれています。
まぁ、彼女世話好きだし、分かり易いですよね。
「ミサキちゃん」らしいオチが面白いです。

ミサキちゃん、明理さん
※左:ミサキちゃん、右:明理さん
 「ミサキちゃん」はいい娘でした。旅行したいですね。

「明理」さんと「コタニコタロー」の「あいつはすごい美人と結婚した」
彼女は上品な物言いの美人で、↓表紙・裏表紙を飾っています。
短編ヒロインの割には優遇されてますね。
先の「三上夕理さん」の後輩という設定があるようで、↓表紙後のお話がカバー裏に、あとがきイラストも彼女と飾っています。
お話は「コタローくん」視点で、ちょっと不思議な感覚のあるもの。
まぁ、ラブラブなんですけどね。
強そうな雰囲気の「明理さん」でしたが、だいぶ可愛らしい様をお楽しみ下さい。
軽いのは何度か…
という台詞が好き。

独特なタッチで、人物絵も個性的
絵的にはぜんぜん異なりますが、スリムなキャラはなんとなく「草野紅壱」センセみたいな感覚がありました。
読むに問題ないものの、やや人を選ぶかなー。
文字の乱れ飛ぶようなえっちシーンも特徴。
小さいコマも多く、賑やかな印象です。
濃淡・描き込みは普通くらいですが、どちらかというとすっきり。
テンポよく、表現でひっかかるところもなく、漫画の巧い方だと思います。
↓表紙とかカラーは白黒原稿とやや雰囲気違うかなー。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖は強いですね。個人的には好きな系統です。
・話5: それぞれ実に面白いカップル話でした。
・独4: ヒロインが巧く描かれてます。貧乳多めでしたよ。
合計:[13/15]

なお、「尾野けぬじ」センセのHP(ブログ)では、”単行本販促企画”をやっていました。
原稿とともにコメントがあったので、購入前でも後でも必見です

アイあるセカイ (プラザCOMIX)アイあるセカイ (プラザCOMIX)
(2011/06/20)
尾野 けぬじ

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tag : ラブコメ

■乳惑遊戯 (八十八良)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・美乳
・おまけ: あとがきだもの、あとがき4コマ「リアリズム劇場」、アフター4コマ、
      カバー裏に4コマ「リアリズム劇場」
・その他: カラー(6P)、短編×12(うち「U.F.O!」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八十八良(やそはち・りょう)」センセの「乳惑遊戯」です。

電撃トレードに仰天。
もう決まってしまったことですし、新天地でも活躍してくれればいいんですが…あれだけ戦力あるのに、調子が悪いと次々に補強をしていく様が実に気持ち悪い。
また次の日には外人選手獲得という記事がでており、さらに驚かされました。
なんだかなぁ。
こないだ見たこともあり、今年のセリーグはヤクルトを応援しようと思います。
がんばってー!!
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さて、一般の長編「ウワガキ」が好調な「八十八良」センセ。
いまだに、妹「咲子ちゃん」の”ふおお…”が頭から離れません。
当ブログでは、「お乳屋本舗」、「お乳屋百貨店」、「ヴァージンルーム」…と、成年単行本を紹介しております。
たぶん6冊目な単行本は「乳惑遊戯」ということで、そっち系でした。
なんだかひと安心。

収録は連続モノもありましたが、ほぼ短編での構成。
勝手に妹と名乗る女の子から、チアリーダー、マニアックな会社先輩に屋台の女将さんまで、幅広いジャンルとなっていました。
フェチっぽい色もある、まったく隙のない作画と、短編ながら高い完成度のお話
そうした本編もさることながら、あちこち挟まれた4コマが楽しかったです。
お馴染み「リアリズム劇場」から、後日談4コマなどもありましたよ。

美鈴ちゃん
※美鈴ちゃん
 こう見ると、いかにも妹っぽい「美鈴ちゃん」なんですが…。

これからずらりと紹介させて頂きますが、とりあずは収録でお気に入りな短編4本から。
変化球な家庭教師モノ「ちぐはぐアポロジー」
こちらはセオリーと違い、既に「浩介」くんが試験に落ちた後、というのが最大の特徴。
珍しいですよね。
酔い潰れた、昔馴染みの「綾香」さんを迎えに行った「浩介くん」
家庭教師として彼と挑んだ大学受験は残念ながら失敗。
”役に立てなかった”
そう落ち込む彼女は、彼を自然と避けるようになっていたのでした。
ごく簡単にはそんなん。
酔っ払った「綾香さん」のややこしそうな様と、オチみたいな「うん、大丈夫」のコマが素敵。
何があったんだ!?、って感じですよね。
そんな訳で、とりあえずホテルに入るという展開です。
ここで、なにゆえ「綾香さん」が荒れていたのかが分かり、またシチュエーションもあって自然にえっちへ流れておりました。
急に恥ずかしくなっちゃって
えっち途中でそんなことも言ってましたよ。

おはよー!お兄ちゃん
そうした台詞で始まる、「史上最妹の作戦」
あちこちで彼をそう呼んでましたが、単なる妹プレイ。
ヒロイン「美鈴」ちゃんは実妹どころか、近所の幼馴染みでもありませんでした。
しかも男性側のリクエストでなく、勝手に妹キャラを演じているのです。
オモロイ娘ですね。
学校講師とその生徒という、「池田」と「美鈴ちゃん」
”いかにもな世話焼き妹”を楽しんでいる彼女に対し、バムッ、ゴスッとか、本の背表紙でモロに頭をどついている彼。
良いカップルですね。
友人らにも手を回し、必死にアプローチしていた彼女に、「池田」が応じています。
冒頭の高いテンションから可愛らしくなってしまう「美鈴ちゃん」に注目。
オチもこのお話らしいものでした。
どこまで妹キャラで押すのかな。

大学から就職した会社まで同じで、勝手に運命の人だと思っていた「智子」さん。
しかし、彼女は同僚「沢村」と結婚。
その式に出席した「三島」はショックもあって呑み続け、ついには泥酔してしまったのでした。
ざめざめと泣きごとを言う彼に、介抱していた主任「美穂」は意外な行動を取るのです。
そんなマニアック女性の短編「蓼(たて)食う彼女」
結婚式帰りなため、「美穂さん」もドレスアップしてましたね。
「智子さん」も趣味が特殊なようでしたが、「美穂さん」の刺さりどころは”泣きごと言ってるイケメン”
そんな訳で、優しく受け止めてくれるのでした。
あのボロボロになって泣きついてくる様がゾクゾクくるんでしょうね(笑)
「美穂さん」みたいなタイプは結構多いんではないだろうか。
ため、オチがあーなるのは当然。
ずっとフラれ続けてくれた方がいいんでしょうねー。

倉科由香
※倉科由香
 ここは可愛かったですねー。

ワニマガジン社」のHPにて立ち読みサンプルとなっていた、「プライベートチアリング」
学年でトップクラスな美人「倉科由香」さん。
彼女と同クラスだった主人公は、先輩からチアガールをやってもらうよう説得の指示をうけたのでした。
成功の交換条件として、ベンチ入りを許された彼。
しかし、チア衣装に身を包んだ「由香さん」は、まるでヤル気ないダンスをしていたのです。
ひょっとして踊れないのか?
そんな問いかけに対し、カンペキなチアっぷりを披露していた彼女。
ここは作画も完璧ですね
ぶち抜き絵とたった3コマによって、「由香さん」の魅力が伝わってきました。
要するに、踊る気がしない彼女。
ちょっとツンデレちっくな彼女は、会話の流れで批判を始めるんですが…よくよく解釈をしてみると、「由香さん」のラブい気持ちが読み取れるのでした。
ここの流れはまたお上手でしたねー
「由香さん」のキャラをうまーく利用しておられました。
えっち展開での彼女も、いかにもな感じ。
私がここまでするんだから、試合出れるよう頑張ってよね
そんな事も言ってましたよ。

収録では連続話となっている、「U.F.O!」、「U.F.O.2!」の2話。
やや天然色が強い、幼馴染みの「文代」さん。
手に入れた情報雑誌に従い、UFOを呼ぼうとする「恭ちゃん」でしたが…なぜか、下半身に手を伸ばしてきたのです。
行為は知っているものの、よく分かっていない「文代さん」が素敵。
まぁ、ラブラブですわね。
詳細は伏せますが、とかくパクッ、という1コマが印象的
エロいですわ。
どうやら、その後もちらほらえっちをしていたらしい2人。
新たな実験をすると呼び出された「文代さん」は、いきなり服を脱ぎ出すのでした。
そんなんが2話目。
すぐ支度するからね
とか言ってますね。
いい娘さんだ。
「恭ちゃん」もそれに流されて実験ほったらかしてえっちに至るという、バカップルな感じです。
実験とかなんとか、「文代さん」はあちこちに言いふらしていそうだなぁ。

文代さん
※おまけ:文代さん
 これです、パクッ。

「スワップクラブ」、「王子様の仕立て屋」、「襖-フスマ-」の3話はWヒロインな短編。
まず、冒頭話「スワップクラブ」はカラー原稿のあるお話。
彩色部分もそりゃ良いんですが…やっぱり白黒原稿のが味わい豊かで良いですねー。
サークルを探していた、新入生の主人公。
勧誘で声を掛けてきた綺麗なお姉さん2人の所属は、”スワップクラブ”とのことで期待して即入部を決めたんですが…単に飼い猫を交換するというサークルだったのです。
ややこしい名前つけないように(笑)
カラー部分は、本編での第1ラウンドえっち部分。
偶然か必然か、ネコと「知美」さんの愛が深まったっぽい感じになったため、部長も彼にえっちしてもらうようお願いするのでした。
実に羨ましい限りなんですが、オチ部分のネコが可笑しいです。
「王子様の仕立て屋」は、服飾部の「誉(ほまれ)」さん・「栄」さん。
感性した可愛らしい服を「速水」くんに着せるという展開。
胸が邪魔で、自分らでは着れないとのこと。
なるほど。
胸も目立っていましたが、「速水くん」がお尻好きだったことで、よりフェチっぽい雰囲気漂う作品に仕上がっています。
ここはアフター4コマがまた良かったです。
雰囲気たっぷりな「襖-フスマ-」は、変形Wヒロインという感じ。
従兄弟「正樹」・「康人」らも慕う姉「八重子」さんでしたが、東京の大学へ行ってから変わってしまったため…
「お姉ちゃん苦手なんだよなぁ」
妹「千奈美」さんは、そうした印象を持っていたのです。
うーん、なんらかあったんだろうなぁ。
2人を誘う「八重子さん」を、襖の向こうから「千奈美さん」が覗くというシチュエーション。
鼓動が伝わってくるような、文学的っぽい淫靡な世界が広がっていました
姉「八重子さん」のパンストがえっちだったので、もう少し穿いていてほしかったですが。
オチページにも、ドキっとさせられると思います。

ほか、ゼミのアイドルという後輩「麻奈」さんとの「お口の恋人」
しかも、「近藤」くんにとっては”内定先の会長のお孫さん”という縁もあり、生意気な後輩に逆らえないのでした。
タイトルそのままお口からの発展です。
店内・試着室でのえっちなんですが、はっちゃけた感じでした。
後の会話から、バレバレだと思うんですけど…「麻奈さん」はそんなんをうやむやにする、なんらかの力を持っていそうです。
やはりアフター4コマがあり、そちらも可笑しいですよ。
タイトルそのまま海へお出かけなお話「潮騒LOVER」
成年漫画で海とくれば、浜辺えっちがお約束。
それなりの年齢で、落ち着きある「省吾」くん。
旅館の娘「文香」ちゃんによって、夜の海へ引っ張られていました。
年の差カップルですねー。
「文香ちゃん」のラブラブ・アタックという感じでした。
屋台の女将「なごみ」さんと、常連「鉄雄」くんという、収録でも高い年齢カップルによる短編「暖々屋台」
台詞から描写まで、アダルトな雰囲気が漂うお話。
色っぽい「なごみさん」との野外えっちが素敵でした。
また、冬の寒空で、白く広がる湯気や吐息描写の処理が実に見事
今は夏ですが、おでん食べたくなりますよ。

綾香さん、なごみさん
※左:綾香さん、右:なごみさん
 おでんの湯気描写に注目です。うまそう。

わざわざ書くまでもないですが、高い漫画技術を持ち合わせている方。
男女とも(特にヒロイン)、しっかりと個性がありながらもしつこさなく、どちらも”自然にそこに居そう”な感じ
背景や小物も巧く、またそうしたモノとキャラのメリハリ具合も適度。
乱れや崩れは当然なく、無理矢理に探してもマイナス点は見当たりません。
ややふっくらですが、人物絵は可愛らしく・色っぽくまとまっています。
特に、”ふおお…”に代表される、擬音と表情が巧み。
今回はやっぱりパクッ、の「文代さん」でしょう。
極端な癖もなく、万人に好まれるだろう絵柄でした。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 抜群の安定感と丁寧さがありました。
・話5: どちらも印象に残る短編です。キャラも魅力的。
・独4: えっちでフェチ度もあるんですが、収録色々でまとまり欠けてたかと。
合計:[14/15]

よく分かんない事。
カバーとか折り返しのイラストは、本編ヒロインらでなく、まったく別の女性(たぶん)
別に珍しいこっちゃないものの、魅力ある娘さんが揃っていたのに…なんでそうしたんだろう。

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tag : ラブコメ

■愛という名の支配の原理 (くりつよしひろ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]コメディー・集団
・おまけ: 四獣学院説明、描き下ろしあり。
・その他: カラー(6P)、短編×7(うち「放課後はサファリ!」×3、
       「愛という名の支配の原理」×4)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くりつよしひろ」センセの「愛という名の支配の原理」です。

書店で「くりつよしひろ」センセの新刊を発見。
普通に手に取ったんですが。
ふと家で見たところ、とても気になる文言が裏表紙に。

歴代ヒロイン総出演!!

うおお、まぢすか?!
収録中編の最終話には”第4回女子学生リーダー会議”というイベントがあり、そちらにて過去単行本のキャラたちがずらーっと登場しているのでした。
お祭り的な感じですねー。
前にも書いたような気がしますが、こうした歴代主人公が一斉登場するような系統は大好きなのです。
ひとつ残念だったのが、描かれた「くりつよしひろ」センセのコメントがなかったこと。
ぜひどんな感じで描いたのか、聞きたかったです。

そんな訳で、総出演なエピソードを楽しんだひでるさん。
センセの漫画が初見で、今でもお気に入りな「栗尾絵留」さんほか「少女品評会」のキャラは完璧に覚えているものの、他キャラはちらほら怪しかったりしたので、頑張って調べてみることとしました。
今回はいつもと順序を変更してお送りいたします。

河宮此葉・零宮日和・黒皇愛・黒淞まりの
※おまけ:河宮此葉・零宮日和・黒皇愛・黒淞まりの
 歴代ヒロインです。だいたいこんな感じ。

【第4回女子学生リーダー会議 調査結果】
(記号の説明:◆は単行本名とタイトル、※は所属する学園名、数字は今回の大まかな登場ページです)

聖ミュリス学院へようこそ→「聖ミュリス学院へようこそ」
※聖ミュリス学院
 「荒御門雅」生徒会長 193、199、200、221、222、223
 「黒皇愛」副会長 191、193、199、201、209、210、211、212、213

アルティメットレイプ→「黒匣華恩の冒険」・「ただいま暴走中!?」
※聖騎士団(セント・ナイツ)」学園
 「河宮此葉」生徒会長 192、199、220、221
 「零宮日和」副会長 192、205
 「エーリカ・ローザライン」書記 195、228
 「黒匣華恩」天才少女探偵 194、198、201、202、203、204、206、207、208

少女品評会→「My Fairplay Lady」
※麗皇学園
 「栗尾絵留」 194、201、214、215、216、217、218、219
 「龍造寺一城」理事長 195、196、200、201、216、229
 「右京麗矢」生徒会会長 195、200、201、、223、226、227、228
 「左京瞳」副会長 195、200、209、222、223、229
 
◆緋蜜→「求む!女の子の味方!!」
※鳳冠学園
 「魁堂桜香」生徒自治会長 193、196、201、221、229
 「黒淞まりの」 192、228

◆愛という名の支配の原理→「放課後はサファリ!」
※四獣学院
 「不死原南」生徒会長 195、219
 「羽武瞳」2年B組学級委員長 196、201

◆愛という名の支配の原理→「愛という名の支配の原理」
※英俊館学苑
 「石垣優馬」伝説な先輩 195、197、200、223、224、225、226、229、230
 「皆本凉緒」学園のアイドル 199、229

予想外に…なかなか疲れました。
特にページ数えたりするのが(笑)
いちおう、各単行本のメイン男子も顔を見せてましたけど、それはめんどくさいので省略しました。
相変わらず「ニャオン」と呼ばれている「華恩さん」とか、理事長「かずきさん(龍造寺一城)」に対して「山猿」と呼んでる「麗矢さん」など、単行本を知ってる方には嬉しくなるよな描写もあります。
個人的には…「かずきさん」は「麗皇貴須香」の姿で登場してほしかったですが。

伊達色葉、虎島早苗、舞獅子冴
※左:伊達色葉、右:虎島早苗・舞獅子冴
 こっちはタイトルからまとまり良い作品だと思います。


めでたしめでたし。
…って、まだ本編についてまったく触れてなかったので、軽く。

えー、新刊「愛という名の支配の原理」です。
なにやら哲学的っぽい雰囲気なタイトルでしたが…中身はいつもの「くりつよしひろ」センセでした。
どっかんエロい展開をお楽しみ下さい。
今回は大勢にガン見されるようなシチュエーションが多かったと思います。

収録は全3話の「放課後はサファリ!」、 全4話の「愛という名の支配の原理」という2部構成。
ちなみに↑先の歴代ヒロイン総出演なエピソードは、「愛という名の支配の原理」の最終話がソレです。

まずは前者「放課後はサファリ!」から。
消極的な草食系ばかりの男子に対し、集まった女子は皆パワフルというクラス2年B組。
なかでも、「イタッチ」こと「伊達色葉(だて・いろは)」、「舞獅子冴(まいじし・さえ)」、「虎島早苗(とらじま・さなえ)」の3名は狩猟本能を全開にしておりました。
なんのかんの言いながらもまだ経験のなかった3名は、練習と言いつつ幼馴染みの「草鹿志郎」、「宇佐木孝介」、「八木沼深一」とえっち。
関係を深めていたんですが…学級委員「羽武瞳」はカップルとなっていた3名のえっちを見学させることで、他の男子らに刺激を与えようと図ったのでした。
だいたいそんな感じ。

なるほど、生のえっち行為を見るというところまで、サファリなんですねー。
前述しました、”大勢にガン見されるようなシチュエーション”はこちらがため。
ぶっちゃけ、もうちょっと恥ずかしがってほしい気もしますが…単にえっちを見られるだけでなく、局部をガン見されたり、解説されたりしているのはエロいです。
いかにも「くりつよしひろ」センセが得意そうなジャンルになってました。

1話は先の6名がカップルとなるまで。
最初は幼馴染みの2人「色葉さん」と「志郎くん」から。
それを目撃した「冴さん」・「孝介くん」、「早苗さん」・「深一くん」らが後に続くというもの。
あれは「色葉さん」恥ずかしいだろうなぁ。
メンバーのうち「深一くん」はお尻に興味をもち、「早苗さん」は初体験でいきなりお尻をされていました。
学級委員「羽武瞳さん」登場の2話目。
教室えっちがクセになっていた「色葉さん」と「志郎くん」でしたが、いつの間にかクラスの男子がずらーと並んでいたのです。
なんのかんの言いつつも、見せてくれる「色葉さん」が素敵。
より大人数にガン見され、実況までされてます。
後から来た「冴さん」・「早苗さん」も加わり、カラー原稿のある3話目へ。
えっちを目の当たりにし、体験してみたくなったという男子3名をさらに巻き込む展開です。
どーでもいいですが、その他のクラス男子は間近で見たえっちに、やや引き気味。
うわ、本気で草食系なんですねー。
「瞳さん」の仕切りで、”3名男子とえっちしてもいい”と言ってきた「栗主」、「柴美意名(しば・みいな)」、「海星神世(みぼし・かみよ)」がさらに参加。
暗幕越しにお尻を突き出すという、これまたエロいシチュエーションでした。
何度か書いてますが、「いけないよゆう子さん/唯登詩樹」で刺さったネタと似ていて、こんなん好き
故あって、正体がバレてしまう展開もいいですねー。
後半では「瞳さん」もしっかり加わってくれました。
キャラ的に気になっていたのは彼女だったひでるさんはひと安心。
複数相手に冷静でしたよ。

学級委員「羽武瞳」
※学級委員「羽武瞳」
 お気に入りはこの娘です。

後者「愛という名の支配の原理」はWヒロイン。
”すべての男子の高嶺の花”という、先輩「石垣優馬(いしがき・ゆうま)」さん。
ただ、人に心を見せず・許さずで、いつもクールな雰囲気を漂わせているところから、いつしか「氷姫」と呼ばれていたのでした。
主人公「宮本新一」はごく普通の男子でしたが、ちょっとした切っ掛けで彼女と接触した3日後、なんと「優馬さん」からの告白を受けたのです。
さらに、学園のアイドル「皆本凉緒(みなもと・すずお)」も加わり…と、だいたいそんなお話。

支配されるのは嫌いだけど、支配するのは大好きなの!
そんな事を言っていた「優馬さん」
どういう育ち方をしたのか、基本的には普通の人っぽくありません。
ため、告白されたものの「新一くん」の扱いはペットの犬「リンド」以下。
オモチャにしてました。
基本的に強い彼女ですが、えっち最中とかたまーに可愛らしくなるのがキュートです。
また、彼女は珍しく貧乳キャラ
年始に”今年は貧乳”とかしてましたが、やっぱり流行なのかな。(←でも、漫画の発表は去年か)
ちょとキツい目の、黒髪ロングなお嬢様っぽい彼女がぺったりとした貧乳というのは、なんとも良い風情でした。
「凉緒さん」が登場するのは2話目から。
”学園のアイドル”という彼女も、ちょっと変。
マトモな女子はいないの?
3名にて、SMちっくなプレイをしております。
なんちゃら耳を装着した「優馬さん」に注目下さい。
遊園地デートな3話目。
いちおう普通のカップルっぽいこともしてるんですねー。
そりゃー、「新一くん」が待遇改善を訴えるのも当然。
遊園地の定番そのまま、観覧車えっちがあり、先の中編と同じく”大勢にガン見されるようなシチュエーション”に発展しておりました。

石垣優馬、皆本凉緒
※左:石垣優馬、右:皆本凉緒
 どちらもSちっくな方でした。

絵柄は、だいたいいつも通り。
黒の強いこってり絵柄で、よく描き込まれた局部描写が独特です。
ごっちゃりしてますね。
えっちシーンなど迫力があり、勢いで押している感じ。
歴代ヒロイン総出演のエピソードは個人的に好きな系統で楽しめましたが、細かい部分がやや雑であったのが残念です。
漫画もそうですが、絵柄についても強烈な個性があり、きっちり人を選ぶと思います。
裏表紙のカット絵とか、「ティーアイネット」さんHPを参考にして下さい。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: いつも通りえっちな肉具合でした。
・話3: お話としては「放課後はサファリ!のがまとまってるかと。
・独5: 集団で”見てるだけで参加しない”というのが独特で良かったです。
合計:[12/15]

やっぱり”歴代ヒロイン総出演”でしょう。
まさか「少女品評会」のキャラたちの漫画が再度読めるとは思わなかったです。

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