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■派遣社員はおねだりする (杏咲モラル)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]コメディー・派遣
・おまけ: あとがき。
・その他: 9話収録(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杏咲モラル(あんざき・もらる)」センセの「派遣社員はおねだりする」です。

以前「欲しがりな昼下がり」などの際に話題にしていた漫画ですね。
携帯サイトにて、「エッチな派遣社員の作り方」というタイトルで連載されていたものの単行本化。
「杏咲モラル」センセ初の連載作品ということで、かなり期待をしたんですが…。
期待しただけ、ガッカリ感が強いですね。
はっきり言って、コレではいつもより悪いですよ
ファン以外オススメできません

小浦里美、五十嵐文
※左:小浦里美、右:五十嵐文
 目立っていたので、主役は「文さん」のが良かったかなぁ。

そんな訳で、単行本タイトルは「派遣社員はおねだりする」と変更されてます。
人材派遣会社の4名(+1)ヒロインを主役とした、お気楽ビジネスえっちなお話。
特定カップルはなく、ラブ要素もないため、まずラブコメではありません。
基本的に1話完結の任務遂行話。
派遣社員ということで様々なシチュエーションに置かれ、えっちしたりなんだりして物事が解決していくというパターン。
ストーリーはごく軽い、ばっさりとした展開。
ヒロインは複数いるものの容姿以外はそう変化なく、漫画は全体的に迷走しているような印象です。
ちゃんと設定してるのかな、とか疑いたくなるくらい。
酷いですよ
”携帯コミックスということで構図・コマ割りに気を付けた”とかありましたが、お話がこんなんではそれも意味あるのか疑問なくらい。
あ、逆に携帯でぱっと1話だけ読むには、このくらいのこざっぱりとした漫画のがいいかもしれませんけどね。

アパレルメーカー「アリア」へ就職した「小浦里美」
しかし、一度も出社することのないまま、早々に2ヶ月の自宅待機を命じられていたのです。
そろそろ待機期間が終わるため行ってみたところ、「アリア」は倒産。
職場は「ファニー」という人材派遣会社がテナントに入っていたのでした。
担当から、登録に来たと勘違いされた「里美」
ちょうど1人欠員があったため、いきなり彼女を派遣メンバーに選んだのでした。
こうして、「五十嵐文」、「雪子」、「紗絵」らと共に派遣社員の道を歩むこととなったのです。
大雑把ですが、だいたいそうしたお話。

そんな訳で、お気楽ビジネス・えっち漫画です。
どちらか現場に派遣(コスプレ)、トラブル発生、えっちで解決…主要ヒロインは違っても、そんなんが基本パターンです。
いちおう主人公は「里美さん」でしたが、メンバーのどちらかが主役を務めることもあります。
この「里美さん」が、よくある勢いだけのドジっ娘で、さして魅力なく。
他のヒロインらもあまり個性を発揮することなく、ざらりと終了していました。
裏表紙の感じとか、良さそうに見えるんですけどねー。
4名を交流させると共にそれぞれ掘り下げるとか、完全に1人に絞るとか、せっかくの長編なのでもう少し頑張って欲しいところでした。

雪子、紗絵
※左:雪子、右:紗絵
 この2人はおまけのような扱いです。

1話目はスーパーの試食コーナーへ派遣。
状況説明には3ページを使用。
ヒロイン「里美さん」以外の3名は経験者らしく、スムーズにこなしています。
漫画ということもあり、固定の4名が職種無関係に色々な現場へ派遣されてるんですが、皆さんスキル高いですね。
発泡酒の試食コーナー担当となった「里美さん」が、うっかり酔い潰してしまったお客さんを介抱するという流れ。
仕事中のえっちです。
どれだけシテいたのかは知りませんが、現場に穴開けちゃダメでしょ。
いっけない!!お仕事に戻んなくっちゃ
とか言ってました。

2話目はテニススクールのお手伝い。
テニスウェアですね。
「里美さん」とショートカットの「文さん」が派遣されています。
経験者と言っていた「里美さん」ですが、前回よりも勢いだけ。
それなりにこなしていたらしい「文さん」を邪魔してます。
ただ、相変わらずえっちには積極的で、あっさり下半身に手を伸ばしていました。
そんなんは「文さん」に目撃されており、次の話にも影響することとなるのです。
3話目は、モデル事務所に代わってレースクィーン。
人集めのため、眼鏡な「紗絵さん」のスカートをまくっていましたが…基本的に「里美さん」は羞恥心とかなく、えっち許容範囲は相当に広い娘さんのよう。
主役は「文さん」で、カメラ小僧との交流から心を開くという流れ。
分からんでもないですが、初体験という真面目な彼女がこうした流れでえっちに至るのはやや疑問
しかも2人を相手に撮影までされてましたからね。

4話目は試験監督補助。
皆さんスーツ姿です。
ここは黒髪ロングな「雪子さん」
ちょうど試験会場に居合わせた、近所の「健太」くんとのえっちです。
彼が語る昔の話とか、不正が見つかって弱気になる様を可愛く感じるなど、お姉さんな感じ。
もっとピックアップすれば面白いキャラになりそうでしたが…目立つ出番はこちらが最初で最後でした。
勿体ないですね。
5話目はヌードなデッサンモデル。
「里美さん」と眼鏡な「紗絵さん」が派遣されていました。
「文」・「雪子」の2人が貧乳という描写がありましたけど…2人が特別大きいだけで、さして貧乳って感じはないですね。
どちらか1人くらいは、もっと小さく描いても良かったかと思いますが。
モデルに触っちゃダメでしょー。
そんなんをすっかり勘違い(←でもないか)した「里美さん」がえっちを始めたため、「紗絵さん」も巻き込んでの大乱交へと発展しています。
6話目は個人宅のお掃除。
ここまで来ると、もう何でもアリですねー。
しかも、「里美さん」が体調不良だったため、1話でも顔を見せていたツインテールな妹「小浦美由」ちゃんが頑張っていました。
まだ…登録してないんですけど。
男性1人の家に乗り込むというやたら危険なシチュエーションながら、ノリ良く対応。
ずらりと並んだコスプレ衣装もあっさり受け入れ、メイドからスクール水着まで嬉々として着替えておりました。
相手を「ご主人さま」と呼ぶなど咄嗟のリアクションも取れ、えっちに対しても姉「里美さん」そのまま積極的。
ロリちっくで目立つ容姿もいい感じ。
彼女主役でも良かったのでは

妹「小浦美由」
※妹「小浦美由」
 何でも屋くらいにして、彼女主役でも良かったのでは

7、8、9話は引越センターのお手伝い。
漫画での主要メンバーである、「里美さん」と「文さん」が派遣されてます。
感じの悪い、現場リーダーとのえっち。
ちょとしたトラブルがための流れで、「文さん」怒ってましたね。
ヒモパンでしたよ。
そのえっち現場を他の皆に目撃され、8話では会社間の問題に発展。
なぜか「里美さん」も付いてきており、この”空気読めない娘”が勝手に動くというもの。
まぁ、えっち派遣会社の面目躍如という雰囲気でしたが。
最終9話はある意味この漫画らしい、はっちゃけ展開でした。

ちょっと濃い目な色使いで、描き込みも適度なくらい。
目立つ乱れ・崩れはなく、作画は良好でした。
ヒロインは可愛く、安定してます。
ややばっさりとして軽さはあるものの、作品とも合っているのでこの点は問題なし。
こちらが良いだけ、お話があんなんで勿体ないです。
カラーでも変化はないので、判断については↓表紙・裏表紙が良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 悪くないんですが、お話がためか必要以上に軽く感じますね。
・話1: いきあたりばったりだったのでは。設定から練り直しが必要だと思います。
・独2: よくありがちな展開で、コレというものはありません。 
合計:[7/15]

お話は軽く個性は薄く、普段の短編よりも完成度は低いです。
オチも某雑誌の打ち切り作品みたいでしたよ。

派遣社員はおねだりする  (バンブーコミックス  COLORFUL SELECT)派遣社員はおねだりする  (バンブーコミックス  COLORFUL SELECT)
(2011/07/07)
杏咲 モラル

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★「杏咲モラル」センセの漫画紹介記事
先生おしえて!」 一般
 アイドル、アナウンサー、教師・生徒カップルなどの短編集。
欲しがりな昼下がり」 一般
 バニー、巫女、ナースなどの短編群。
完全凌辱遊戯2」 成年
 タイトルそのまま、ひたすらえっちに展開する凌辱系短編群。
ラブラブミルク」 一般
 ラブコメちっくな短編集。
被虐のヒロイン」 成年
 とにかくえっちを前面にした成年系短編。
恋色グラフィティ」 一般
 3話の連続「夏恋グラフィティ」ほか、お仕事系短編集。
完全凌辱遊戯」 成年
 タイトルそのまま、ひたすらえっちに展開する短編集。
生半熟柔穴授業」 成年
 最初は強引ですが、後はそれなりに終わる短編集。
ここでキスして」 一般
 お仕事コスプレみたいな短編集。


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tag : コメディーラブコメコスプレツインテールショートカットスクール水着

■ぬるぬるめろめろ (五十嵐電マ)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき、設定資料・キャラ表。
・その他: カラー(12P)、短編×10
      (うち「パンデミック注意報!」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「五十嵐電マ(いがらし・でんま)」センセの「ぬるぬるめろめろ」です。

あんずを貰いました。
合戦で有名な川中島へ行った際に、みやげを購入したんですね。
その際におまけで貰っていたんですが…土産物のビニール袋にぽーんと入れて、そのまんま。
次に気付いた頃には、すっかりじゅくじゅくになっていました。
あああ、もったいない。
暑かったからなぁ。
果物の神様ごめんなさい。


さて、こちらは「ぬるぬるめろめろ」です。
これまた、えっちなタイトルですねー。
ブログでは「セレ・カノ」を紹介している、「五十嵐電マ」センセの2冊目。
連続モノは1話、その他は短編という構成。
ふんわりとした、あちこち柔らかそうなヒロインらがずらりと登場するお話群になってます。

リョーコさん
※リョーコさん
 こんなんです。これはエロいですねー。

収録でのお気に入りは「ファッキンサイクリン!」
裏表紙で半ケツ・どろどろになってる方ですね。
”エロすぎてつきあいきれない”
そんな理由で彼氏にフラれた「リョーコ」は、運動でえっちな気分を発散させるべく自転車での日本一周を計画。
夏をそれで過ごそうとしたのです。
しかし、山で突然の雨にあたり、バス停で雨宿りをしているうちに悶々としてきて…と、そうした流れ。

ライダースーツのような、薄皮一枚のぴったりむちむちとした様を楽しむお話。
最終的には脱いでしまうものの、そこに至るまでのページは多く割かれ、そんなん堪能できる描き方となってます。
お話は、独りえっちをしていた「リョーコさん」が、同じく雨宿りに来た若い男の子らを喰っちゃう流れ。
まー、あんなんいたらたまんないわね。
最終的には「リョーコさん」自らパンツを下ろして見せています。
彼氏の言葉に違わぬエロっぷりで素敵。
男子3名を相手に、より元気になっていましたよ。

ビジネス短編「蝶よ花よ!」
眼鏡の上司「花園カノ子」さんは仕事が出来る上に癒し系。
ほんわかお姉さんという風情で、「蝶野」くんの憧れな人でした。
ある日、自らの大ミスが発覚すると、何故か「カノ子さん」に奥へと連れ込まれ、キスをされたのです。
私…スリルを感じるとムラムラしちゃう性質で…
とか言ってました。
ぜひ一緒に仕事をしたい女性ですね(笑)
彼女の凄いところは、テキパキ仕事ができるのに可愛らしさも失っていない点
こうした人がなかなかいないんだ。
また、冷静になった「カノ子さん」は、自らの性癖に涙を見せたりしています。
こっちとしては大歓迎ですけどね。
クレーム担当にしたいくらいです。
工場シーンでの、スイッチ・オンの「カノ子さん」がいいですね。
パンスト着用なんですが、自ら破ってたりして。

訪ねてきた妹「かりん」の彼氏「冬樹」を迎えた姉「あけび」
まだ妹は戻っておらず、また彼が好みのタイプだったので、頂くこととしたのでした。
そうした「こたつ虫のあけびさん」は猫視点という、珍しい短編。
まー、この「あけびさん」は、また困ったほどにエロい女性ですね。
修羅場もこれが初めてでないらしく、彼氏をそんな家へ呼んじゃあダメ(笑)
なにしろ、彼を出迎えた時点でもう半裸でしたから。
「あけびさん」に促されて2人のえっちが始まり、ちゃっかりそれに便乗するという複数パターン。
妹「かりんちゃん」がパンストでしたよ。

上司「花園カノ子」、「つぐみ」
※左:上司「花園カノ子」、右:「つぐみ」
 むちむちなヒロインが楽しめます。でかいぞ。 

収録では唯一の連続話「パンデミック注意報!」
”感染者の性欲を喚起させ、爆発的に繁殖する”
学校内で感染が確認され、たちまち周囲はエロスな空気に包まれたのでした。
奥手で恥ずかしがり屋な幼馴染み「つぐみ」をそうしたエロ感染から守るため、「信一」・「龍矢」の2人は彼女の所属いるテニス部へと向かったのでした。
そうした、いわゆるパニックえっちな前後編
なかなか凄い事となってますね。

前半では、感染した後輩「ユカリ」ちゃんが「龍矢くん」を捕え、教師「サナダ」さんが「信一くん」を捕え、それぞれ強制えっちとなっていました。
2人とも目がハートになってましたね。
男子にも感染するらしく、「つぐみさん」も危機一髪というところで。無事救出。
しかし、今度は「龍矢くん」が感染してしまうのでした。
こうしたお話のセオリーですね。
後編ではついに「つぐみさん」も感染。
好きな娘なので、えっちしちゃっても良さそうなものですが、平時の意思をちゃんと尊重している「信一くん」は偉い。
2人がどうなるのかは、ぜひ本編にてどうぞ。
きっぱり”友達”とか言われてた「龍矢くん」は気の毒な感じでしたが。
学校外でも感染は拡大しており、コマでさらりと描かれてる色々なシチュエーションも良かったです。
面白かったです

久しぶりに自宅へ帰って来た「啓太」くん。
昔馴染みなお隣の「真」さんは、見違えるような美人に育っていたのです。
それぞれ部屋の屋根伝いに旧交を温めていた2人でしたが、不注意から転落。
骨折してしまった「啓太くん」を心配し、「真さん」はお風呂を手伝おうとしたのでした。
そんなんが「いっしょにはいろ!」
ラブコメな距離感です。
2人は思春期がため疎遠になっていたようですが、実際にはこうしたモノかもしれませんね。
成長した後の再会という設定は、非常に良かったと思います。
服のまま入れない、ということで下着姿になっている「真さん」
これはまた刺激的ですね。
胸も見事なサイズだったので、「啓太くん」の反応はごく自然。
また「真さん」としても好意はもともとあり、やたらべたべた積極的にしていました。
痛くないようにするから…
そうした、あべこべな台詞も可笑しいです。

姉「あけび」、真さん
※左:姉「あけび」、右:真さん
 猫も呆れるエロい女性なのでした。

薬学研究室の先輩「高谷」くんと「柚香」さんの「きれいにしますっ!」もお風呂えっち。
製薬会社で忙しい先輩を心配した「柚香さん」
昔飲み会の際に鍵の隠し場所を知っていたため、彼に無断で部屋の片付けを始めたのでした。
いかに知りあいでも、勝手に入っちゃダメだろ。
風呂へ入って、さらに入浴剤まで使っていました。(※切っ掛けはいちおう”変な薬品をかぶってしまったため”、ですが)
実は入浴剤でなく開発中だった媚薬で、「高谷くん」はこのチャンスに効果測定を始めていました。
まあ、せっかくですからね。
当然そのままえっちに至っています。、
付き合っていなかっただけで、もともとラブラブではあり、それも問題なし。
雰囲気から彼はもっと変な人かと思いましたが、案外普通でした。
というか、無断侵入していた「柚香さん」のが特殊。

ほか、カラー原稿のショート「欲情プール」、「くまさんとあそぼう!」
うち前者「欲情プール」はプール掃除の「サオリ」さん。
着用していたエロ下着に気づいた「ミキヤス」くんが、えっちを仕掛けるという流れ。
後者「くまさんとあそぼう!」は、遊園地で着ぐるみ着用していた後輩ヒロインとのえっち。
着ぐるみなのに…顔はそのまま出してるのね。
催眠術な短編「フルフルまじっく!!」は「商人」くんと「沙雪」ちゃん。
だいたいセオリーな感じでしたが、「沙雪ちゃん」の兄「寅彦」くんがイイ味を出していました。

ふんわり・じんわり滲むようなトーン処理。
線も柔らか風情です。
濃淡はやや濃いめ、描き込みはそこそこで、ややこってり。
コマ割りは細かく、全体でも賑やかな風情でした。
独特のタッチがため不安定に見えるんですが、それこそが個性。
線は乱れてるっぽく感じるもののバランスはそう崩れておりません。
そうした強い癖を許容できるかどうかでしょう
だいたいは↓表紙などカラーの判断で良いですが、イコール白黒原稿ではないので注意して下さい。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 強い癖があります。好み分かれるでしょう。
・話4: はっちゃけたエロい女性陣が良かったですね。
・独4: むちむちっぷりを堪能できます。
合計:[11/15]

やっぱり「リョーコさん」な単行本ですねー。
日本一周とのことだったので、再登場を期待します。

ぬるぬるめろめろ (エンジェルコミックス)ぬるぬるめろめろ (エンジェルコミックス)
(2011/07/16)
五十嵐 電マ

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tag : ラブコメ

■いちごの秘書サマ 苺野しずく作品集 (苺野しずく)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・秘書
・おまけ: あとがき、
      カバー裏に別絵・前作「淫触幻夢」もよろしくね。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、カラー(4P)、
       折り返しにプロフィール、短編×8(うち「染黒」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「苺野しずく(いちごの・しずく)」センセの「いちごの秘書サマ 苺野しずく作品集」です。

だーいぶ久しぶりに車で遠出しましたが。
サービスエリアってのは…なんだか楽しいですね。
土産とか食べ物とかいろいろあって。

そんなこんなで、お出掛け帰りのひでるです。
ぶっちゃけ早く寝たいんですが、本日もやります。

「苺野しずく」センセですね。
こちらが2冊目なのだという、「いちごの秘書サマ 苺野しずく作品集」です。

えー、↓表紙ですわね。
服装から、描かれているのは髪を解いた「荒木紅香」さんなのかなーって思うんですが。
…ちょっと色薄めで、インパクトも弱いかと。
また、服装も変にはだけず、パンチラ程度のが秘書っぽかったのでは。
まぁ、いいか。
収録はメインの連続話ほか秘書シリーズというべきお話と、そのほか短編という風情。
できれば…全部秘書で揃えたかったですねー。

NINJA「コマチさん」、新人海女「北浜陽子」
※左:NINJA「コマチさん」、右:新人海女「北浜陽子」
 このむちむち感が素敵ですよね。

まずは秘書でない短編「しのぶれどKOMACHIちゃん」、「LOVE☆DIVE☆ALIVE」から。
前者「しのぶれどKOMACHIちゃん」は、いちおう忍者話。
アメリカへ留学した幼馴染み「コマチ」さんは、なぜか一時帰国していました。
心配した「翔一」くんが彼女を訪ねたところ、彼女はNINJA(忍者)になっていたのです。
分かり辛いかもしれませんが、そんなん。
ひでるさんもよく分かってないですが。
「コマチさん」が忍術(?)で「翔一くん」に告白する話…なのかな。
コメディータッチのはっちゃけ話で、ストーリーはともかく「コマチさん」のあみあみ姿を楽しむもの。
あれでノーパンでしたよ。
露出度の高い忍者服がイイ感じです。
後者「LOVE☆DIVE☆ALIVE」は、ちょっとイイ話。
マスコミに特集されてから、人気となった新人海女「北浜陽子」
彼女のスキャンダル場面を押さえるべく、女編集者の「MOON」は彼女と付き合う町役場職員「山田良太」との密会場面を盗撮していたんですが…と、だいたいそうした流れ。
ちょっぴり実際にも流行った、新人海女なお話でした。
こんなん現実にもあるんだろうなぁ。
オチはなんとなく想像できると思いますが、ストーリー重視ですね。
先のお話と違ってえっち場面はごく少なめ。
せっかく海女さんなので、できれば透け描写が欲しいところでしたが。
「陽子さん」はキュートでしたよ。

秘書シリーズも先に短編「おべんと秘書サマ」、「かがみの秘書サマ」の2話から。
前者「おべんと秘書サマ」は、商品企画室・室長付きの秘書「高瀬川珠希」さん。
ネタ弁当企画のアイデアがまさかのメガヒットとなった、”おきらくフーズ”の社員「釜戸炊也」
その実績から、商品企画室の室長に抜擢された彼でしたが…。
次なる企画はなかなか固まらず、四苦八苦していた「炊也」に、社長は”優秀”という自らの秘書「珠希さん」を付けたのです。
ううん、開発って仕事は大変ですよねー。
”新しい形のお弁当”なんて広範囲なお題は、相当に厳しいと思います。
かと言って限定されてしまうのも、また大変なんでしょうけど。
そんなんひでるさんは専門でやったことないですが、たぶん…日々下痢になりそう。
漫画は甘いラブコメ
資料整理など、”優秀”という冠に相応しい活躍をしている「珠希さん」
それと反するような、普段のオトボケっぷりがキュートでしたね。
てくてく歩く小さいコマが好き。
後者「かがみの秘書サマ」は、秘書室長の「神田百合子」さん。
美人であるもののSっぽく、ついたあだ名が”秘書クイーン”という「百合子さん」
そんな彼女にラブレターを送り続けていた社員「香川トシアキ」は、21通になったころ、ついにデートのOKをもらったのでした。
あれは、もう半ストーカーですね。
その甲斐あってかデートにこぎつけ、大雨が降る中の大遅刻だったためか、普段と違ってやたらめったら可愛かったのです。
しかし、次の日に会ったところ、真逆な冷たい対応をされたのでした。
さて、何故でしょう?
みたいな、頭の体操的作品。
正直なところ、「苺野しずく」センセの短編はどちらも急ぎすぎな印象
つまらなくはないものの、配分間違えているのか、そもそもページが足りないのか。
表面的にはそう問題でないと思いますが、キッチリは描き切れていないと思います。
この秘書短編の2話は、どちらもページ1.5倍くらいほしいかなぁ。

秘書「荒木紅香」、神百合揚羽
※左:秘書「荒木紅香」、右:神百合揚羽
 2人とも魅力的ですが、どっちがお好きですか?

日本のあらゆる分野へ進出している”神百合財閥”
主人公「江崎洋介」は、その総本家である通称「神百合城」に突然拉致されたのです。
なんと、全世界35億人の男性の中から、”神百合の婿”としてコンピューターに選ばれたのでした。
そんな訳で、本人の意思は関係なく、秘書「荒木紅香」の指導で婿入り修業をすることとなったんですが…と、だいたいそんなお話が全4話のメイン中編「おムコの秘書サマ」

秘書・お嬢様のWヒロインなラブコメです。
当初は無表情でロボットみたいだった「紅香さん」の、ちらほら垣間見えるキュートな面を楽しむ漫画かな。
眼鏡がまた非常に良いですね。
ああいう娘さんには、ぜひ不意なエロスに照れてほしいものです。
計画表に沿って彼を教育していた彼女は、初夜のためえっち講習までするのでした、というのが1話。
そんな訳で、覚悟を決める赤くなっている数コマが良かった。
照れ隠しに殴られたりしてますねー。
ただ、えっち講義まであるというのは「洋介くん」にも初耳で、彼もどぎまぎしています。
悟った「紅香さん」が優しいですよ。
そのオチから登場したいた、妻となるべき「神百合揚羽」さん登場の2話目。
ひでるさんは前々から言っているようにこのキャラ配置だと「紅香さん」派ですが、黒髪・和服な「揚羽さん」がまた遅れて登場した分を埋めるくらいに魅力的
存在感ありました。
「紅香さん」とのえっち講義が生きてましたよ。

えっちの講習
※えっちの講習
 秘書としては当然なようです

総帥(父親)の「神百合正蔵」と謁見する3話。
ここはコメディーですね。
お話的には、秘密の明かされる重要な回となっています。
そんな訳で詳細は書けませんが、こちらから最終4話までは怒涛の展開。
「揚羽さん」にはやや驚きましたが、「洋介くん」がちゃんと気づいているところが救いでしょう。
個人的には「紅香さん」との修業アレコレをもう少し見たい気もしますが、まとまり良いお話でした。

キッチリと丁寧な作画。
濃淡は薄くすっきりとしており、独特な間がありました。
描き込みはそう細かくないものの、あまり気になりません。
やや癖はありますが、そう人を選ぶタイプではなく、間口は広め。
綺麗にまとまってます
えっちシーンもそんな感じ。
後半収録と時期には差があり、当然ながら最新原稿のが洗練されています。
表現などに引っ掛かる箇所なく、漫画は時期関係なくお上手。
ただし、前述したように、お話・コマ配分というあたりに物足りなさを感じました。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: そう好き嫌いがない、まとまった作画です。
・話3: 平均してこれくらい。中編のがいいのではないかなぁ。
・独3: 秘書で揃えてほしかったですね。
合計:[10/15]

ちょっぴり気になったのが、単行本で顔を見せるもう1人の秘書「安西美樹」さん。
いかにも自信なさげな顔なんだかが印象に残りましたよ。

いちごの秘書サマ―苺野しずく作品集 (ヤングコミックコミックス)いちごの秘書サマ―苺野しずく作品集 (ヤングコミックコミックス)
(2011/07/11)
苺野 しずく

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tag : ラブコメコメディーパンチラ

■書生葛木信二郎の日常 (倉田三ノ路)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]イイ話・妖怪
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、折り返しにコメント・プロフィール、
      6話+番外編収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「倉田三ノ路(くらた・みのじ)」センセの「書生葛木信二郎の日常 1巻」です。

ちょっと思う、セブンイレブンについて。
最近またキャンペーンやってるじゃないですか。
いくらか買った人にくじ引かせて、どうのこうのいうやつ。
そちらには当たりで「商品引換券」が入っているんですが…それが出る度に店員さんが気の毒で。
レジが混んでいる中でも、わざわざ交換商品を取りに行ってくれたりしますよね。
バイトの子とか、あれがどうにも大変そうに見えて。
シフトが少ない時間帯にも余計なレジ待ちができ、さぞプレッシャーに感じるだろうなぁ、って。
そのため、ひでるさんは次の買い物の際に自分で持っていくようにしてます。
コンビニ好きですし、どうせまたすぐに店へ行くし。
バイトの皆さん、がんばって!
あれ、なんかもっと効率的で簡単なシステムないですかねー。

尋ちゃん
※尋ちゃん
 元気で楽しい娘さんでした。

さて、コンビニについてはそこまでに、本日は「書生葛木信二郎の日常 1巻」です。
ひでるさんの好きな妖怪ネタですよ。
まるで買う予定ではなかったものの、紹介帯の”妖怪屋敷”という文言が視界に入ったため、手に取ってしまいました。
やっぱり紹介の文言って重要ですね。
あの↑タイトルだけだと、ひでるさん絶対に手にはしないですから。

巻数表記そのまま、長編単行本となっています。
描かれている「倉田三ノ路」センセの漫画は、こちらが初めて。
今回が初単行本のようですが、絵柄も話も安定していて好印象。
ネタが好みであれば、楽しめることと思います。


帝都・東京の一角に、何故か人の記憶に留まらない屋敷がありました。

小説家を目指して上京した、書生「葛木信二郎」
その下宿先である「黒髭荘」は、 管理人「尋(ひろ)」ほか、”彼以外の住民すべてが妖怪”という、変わった屋敷だったのです。
巫女であった祖母の血を引く「信二郎」は、幼い頃より異形が見える能力者。
その周辺で起こる事件に積極的に関わり、妖怪らと協力しつつ解決していくのでした。

よくある妖怪漫画ですね。
そのパターンが色々ある中で、こちらは基本的にいい話な系統
登場している妖怪らは悪さをしているものの、必ずそうせざるを得ない、何らかの事情を持っています。
現在のところ、それだけで悪というモノはおりません。
あちこち優しさがあります。
ひでるさんは涙腺弱いので、1、3、4話とかじわーってきますよ。
特に1話はダメですね。
2周目でも。

たま子さん
※たま子さん
 こちらがその1話目。

また、主人公「信二郎くん」は、妖怪らとコンタクトの取れる特殊能力者。
付き合い方について教えた祖母の言いつけを守り、また人も良いため、付近の事件に自ら首を突っ込んだりしていました。
しかも、”誰が悪い”と一方的に退治することなく、事件の根本・原因を見極めようとしてますね。
あんなんは人間社会でも通じる、リスクヘッジな感じでした。
「黒髭荘」では唯一の人間という彼。
基本的に周囲は人外ばかりということもあってか、「もっけ/熊倉隆敏」にあったような、人間社会に適合出来ない、みたいな描写もありません。
実は妖怪なヒロイン「尋ちゃん」にも深く信用され、非常に爽やかな立ち回りをしてました。

舞台設定が、日本・大正時代とはっきりしているのも特徴。
ひでるさんはそれが正しいとか間違っているとか判断するほどの知識はないですが、背景・小物などにて生かされておりました。
こうした世界・基本部分がブレていないため、シリアスな話が面白く、じんわりくるのだと思います。
たぶん。
面白かったです。

華子ちゃん
※華子ちゃん
 気づく「信二郎くん」です。さすが。

それでは各話について簡単に。
1話「狐の女房」は妖狐。
周辺説明から、「信二郎くん」が学生時代の恩師に会いに行くという流れ。
管理人「尋ちゃん」が心配してます。
ぶっちゃけ、そう分かり辛い描き方でなく、だいたいの流れは想像通り。
…であったものの、やっぱりこうしたのはイイですねー。
関係する3名が非常に優しいです。
オチでの「信二郎くん」とか。

2話「嘘と秘密の天邪鬼」は天邪鬼。
裏表紙にも顔を見せていた、ツインテールな「華子」ちゃんがゲストなんですが…これがモノ凄い毒舌。
あー言いつつも照れてるところが可愛らしいです。
そんな彼女の首筋に小鬼を見た「信二郎くん」が積極的に関わっていくのでした。
あの付き合い方を教えたのはおばあちゃんですね。
怖ろしさとか注意を促すのではなく、ああ諭すというのは…信用しているのもそうですが、それなりに自信ある証拠では。
このエピソードはいちおう二段オチみたいになっているのでご期待下さい。
お母さん美人だったので、「華子ちゃん」も将来が楽しみですね。

3話「物盗り天狗」は天狗。
巷では天狗の追いはぎ事件が起こっていたのです。
確か…「クラダルマ/柴田昌弘」にて同様な場面があり、「由麻さん」が臭いで見分けていましたが。
(※臭いと言っていたと思う)
戦闘では妖怪・紅焔鬼(ぐえんき)である「ちま」の力を借りる「信二郎くん」ですが、ここではなかなか勇敢なところを見せています。
また、「尋ちゃん」の妖怪っぽい描写もありました。

4話「或る雪の日に」は「尋ちゃん」
これまでの基本な流れとは違い、風邪をひいた「信二郎くん」のお使いを彼女がするというもの。
彼女の目を通して、日常での人々との触れ合いが描かれます。
ちょっぴり嫉妬してるのがキュート。
先の「華子ちゃん」もゲストで顔を見せてました。
傘のくだりがじーんときます

SD「尋ちゃん」
※おまけ:SD「尋ちゃん」
 なんだか妙に可愛かったので。

収録での最終話「横濱リビングデッド」はタイトルそのままおでかけ話で前後編。
動く死体キョンシーが相手で、「信二郎くん」と同じく妖怪を見ることのできる、ゲスト「李明夏(りー・みんしあ)」が登場しています。
場所柄か、中華テイストなのですよ。
えー、いちおう秘密なんですよね。
ちょっぴりですが、サービスカットがあるのでお楽しみに(笑)
オチにてちょっと気になることを言ってました。
次巻が気になります。
番外編も楽しい仕上がりでしたよ。
「尋ちゃん」いいなぁ。

すっきりと綺麗な線の丁寧な絵柄。
濃淡と描き込みも適度なまとまりで、見ていてストレスを感じません。
細かくは気にならない点もありますが、バランス具合も丁度良いくらい。
そうですね…。
あえて1つ指摘するならば、綺麗すぎて妖怪の怖さがいまいち伝わらないところ。
今回の収録では、例えば3話の天狗とか。
登場シーンの迫力が弱いんですね。
恐怖をメインとする漫画でないとはいえ、ここは重々しい描写が必要な場面であると思います。
他は基本リアル寄りで、かつ漫画っぽさも邪魔なく融合している、全体的に良い作画でした。
だいたいは↓表紙の判断で良いかと思います。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: だいたいは良いものの、背景はややこざっぱりかな。
・話4: 優しいですね。お話を楽しむ漫画だと思います。 
・独3: 良かったですが、この漫画ならではという点にはもう1つかと。
合計:[11/15]

色々書きましたが、基本的には好みな系統です。
「尋ちゃん」との関係は進展するのか、期待したいと思います。


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(2011/06/17)
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tag : 大正時代ツインテール

■触手が嫌いな女の子はいません! (空木次葉)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ファンタジー・巫女
・おまけ: あとがき、
      カバー裏に別絵・前作「淫触幻夢」もよろしくね。
・その他: 短編×9(うち「染黒」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「空木次葉(うつぎ・つぐは)」センセの「触手が嫌いな女の子はいません!」です。

なんだか…オソロしいほどに眠いですね。
先ほど若干ばかり仮眠を取りましたが、かえって眠気が増してしまいました。
あー、ねむたい。
もともと睡眠時間多くないのもあるんでしょうけど、この暑さがためしっかり眠れていないんでしょうかね。

さて、本日は「触手が嫌いな女の子はいません!」です。
直接的で面白いタイトルですねー。
本当にいないのかなぁ。
「空木次葉」センセはたぶんこれで2冊目です。
そうか、これで「うつぎ・つぐは」って読ませるのか。
ずっと「そらき」と脳内で読んでいたのが恥ずかしいです。
漢字レベルの程度が知れるでしょ?

水玉姫命、シスター「ミオ」
※左:水玉姫命、右:シスター「ミオ」
 こうした職業がお好きな方には最適。

毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
内容は当然ながらファンタジー系の漫画集。
タイトルそのまま触手度合いも高め。
1エピソードほど連続モノがあった以外は、全て短編での構成です。
前巻でも巫女さんいたようですが、こちらも↓表紙に描かれているような巫女さん・シスターなど神職・神官なヒロインが多く目に入りました。
「空木次葉」センセお好きなんですかねー。

そんな訳で巫女さんがヒロインの短編「水玉姫命~ミズノタマヒメノミコト~」、「trouble twins」の2話。
まず前者「水玉姫命~ミズノタマヒメノミコト~」が、「水玉」こと「水玉姫命」ということで↓表紙の彼女です。
”厄(やく)”を祓う事が役目という、神社の神さまに仕える巫女神見習い。
まだまだ未熟であったものの、腕試しの試練として厄祓いをすることとなったのでした。
意外にある露出と、長い黒髪・リボンが特徴な「水玉さん」
正面から見るとリボンが猫耳みたいでキュートです。
可愛い方でしたね。
”厄は実体がない相手なので、目に頼らず本質を感じる…”
そうした理由で、「水玉さん」は目隠しをしているんですが。
まぁ、格好の餌食になってましたねー(笑)
ごく簡単にえっち展開となり、抵抗っぽいこともそこそこにガッチリ触手えっちされていました。
この娘さんの続きが見たいです。
後者「trouble twins」は教会より魔物退治の依頼を受けた「キリシマ」・「エステル」の2人。
うち「キリシマさん」は巫女戦士っぽい風情になっていました。
ビキニアーマーな「エステルさん」は普通に戦士でいいのかな。
「キリシマさん」が使う魔法を羨ましがる描写がありましたから。
会うと口論の絶えないライバル同士な2人ですが、なぜだか共同戦線をはることが多め。
今回は、仕留めた魔物の別個体に、油断していたところをやられてしまうのでした。
「エステルさん」が最初に捕まり、余裕ぶっこいていたところ「キリシマさん」も捕まってしまい、触手えっちに発展。
そんな状況でも、具合がどうのと2人して張り合っておりました。
馬鹿ですね。
これはオチが良く、まとまりある1話だったと思います。

「キリシマ」・「エステル」
※「キリシマ」・「エステル」
 和と洋の組み合わせですよ。

収録での「染黒 ~白は黒に染まる可憐な花~」、「染黒2~黒の理想に汚れる白金の姫騎士~」はシスターが登場する連続話です。
いかにも善人っぽい顔をした神父「ロイド」に実はこっそり調教されているシスター「ミオ」さんのお話。
じわじわ薬を投与されており、自らも意識ないまましつけをされていました。
ひでぇなぁ。
まぁ、シスターとか言ってる割に胸元開いており、丈もやたら短かったですがね。
2話目は神官騎士「リルリオン=ド=シュンスター」さん。
内部不正を正す役割である彼女は、「ロイド」に目をつけたのですが…。
先のエピソードと同じく、意識ないまましつけをされてる「リオンさん」
そんな訳で記憶が曖昧になっているんですが、さーっと思い出す場面が非常に良かったです。
ちなみにシスター「ミオ」と共に登場していたシスター「アルカ」は前回オチの娘さん?
別人のような雰囲気になってましたが。

性転換アンソロジーに掲載されたという、「魔法少女?グロリアハート」、「Real/World=Computing ~僕は網の中の娘~」の2話。
前者の”はてなマーク”は、それがためですね。
どっちも元々は男子で、前者は童顔で女の子っぽい男子「如月晶」が勘違いで魔法少女となってしまうパターン。
変身後は完全に女の子。
敵に操られてるとはいえ、前々から”女子では?”と疑っていたクラスメイトの男女らもしっかりえっちに加わっていました。
オチのおっぱいが素敵です
後者は、オンライン上で女の子になるというもの。
違法ネットワークを取り締まる警察の捜査官「レン=ハギワラ」
潜入捜査を開始した彼でしたが相手に露見しており、捕まってしまい…という展開。
やや説明が多いかなー。
ぱっと頭に入ってこず、お話としては先の魔法少女のがいいですね。
なお、前半のカット絵に先の魔法少女が顔を見せてます。
もしかしたら、あれもネット上のことだったのかも。

魔法少女「グロリアハート」、女王支援隊「ルシア」
※左:魔法少女「グロリアハート」、右:女王支援隊「ルシア」
 この「ルシアさん」の別話が見たいです。

”鎧がエロい”、という珍しいお話「あーまー・すれいぶ」
女王支援隊の「ルシア」は意思を持つ鎧「ネロス」の力を借り、対魔物には圧倒的な力を持っていました。
その鎧「ネロス」は力を貸す代わりに「ルシア」の魔力を消費するのです。
が、しかし。
もともと魔法の素養なく、魔力の無い「ルシア」は…えっちされることでそれを提供していたのでした。
設定ではよくある雰囲気ですが、その対象が身につけてる鎧であることがポイント。
本性を現したような鎧は触手みたいなのを出し、前後どころかもう1つまでされています。
えらいことになってましたね(笑)
漫画では物陰にそそくさと行ってしまうんですが、実は平時でも刺激してるっぽかったので…。
どうせなら大勢いる中での羞恥プレイがみたかったなー。
「主従銭歌」の「ミーティア」は姫「オリビエ」の護衛戦士。
姫を狙う大臣「ドクマン」は邪魔な彼女を除くため策をめぐらせ、姫を守るためまんまと「ミーティア」を娼婦に貶めることに成功したのでした。
直接では強いようですが、あーした搦め手からには弱いですね。
これはセオリー通りにブラックなオチとなっています。
「ELECTRIC LOVE」は原作つきの同人誌作品。
現代劇のラブコメですねー。
ファンの方は既に読んでるかも。

どちらかというと強めな線で、濃淡も濃い目。
コマ割りは細かく、はみ出し・ぶち抜きも頻繁なんですが…。
それ以上に、液体だの触手だのが画面狭しと描かれ、かなりごっちゃーと賑やかになっていました。
1ページまるまるの大コマとか迫力あるものの、やや目がチカチカします。
ジャンルで考えれば、それが正解かもしれませんけどね。
ヒロインはやや幅広でふっくらとした、可愛らしい系統。
細かくは置いといて、大きな乱れや崩れもなく、安定していました。
いいと思います。
判断はカット絵もある裏表紙のがいいでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ごっちゃりはしているものの安定してました。
・話3: フラッシュバックな連続話は良かったです。
・独4: 期待通りの派手な触手ネタですよ。 
合計:[11/15]

なお、「空木次葉」センセのHPに「お仕事&活動情報」のページがあり、単行本の漫画もそちらにずらりと並べられておりました。
各話をぱっと確認するに最適だと思います。

触手が嫌いな女の子はいません! (二次元ドリームコミックス 241)触手が嫌いな女の子はいません! (二次元ドリームコミックス 241)
(2011/07/14)
空木次葉

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tag : ラブコメファンタジーアンソロジービキニアーマー

■孕みたい彼女 くの一Drop (笑花偽)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]くのいち・ハーレム
・おまけ: あとがき。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「笑花偽(にこぷんニセ)」センセの「孕みたい彼女。くの一Drop」です。

こちら単行本は記念すべき10冊目だそうです。
おめでとうございます!
ぱちぱち。

とか書いていながら。
それだけ発売しているのに、ひでるさんは今回が初見でした。
そう、ぶっちゃけ絵柄は好みな感じではないんですねー。
ざーっと過去単行本の表紙を眺めてみましたが、やっぱり刺さりません。
手に取らなかった自分になんだか納得。

そうした点、今回の↓表紙はなかなか良い感じ。
なんだろう。
塗り方とデザインはこうしたのが好みだから、でしょうか。
全体的にはちょっと濃い目な色使いで、暖色な女の子と、左右の黒ラインの調和が素敵。
また、可愛くも色っぽいヒロイン「天野雫」が、甘い表情をしているんですよ。
もし裏表紙と逆だったなら、手に取らなかったかもしれません。

実はくのいちな先輩「天野雫」
※実はくのいちな先輩「天野雫」
 大雑把には、こうした雰囲気な漫画です

そんな訳で、「笑花偽」センセ。
これで「にこぷんニセ」とは…言われなければ、絶対に読めません。
変わっているので、やたら検索し易いというメリットはあると思いますが。
そんなセンセの新刊「孕みたい彼女。くの一Drop」は、なんと1冊まるまるの長編でした。
短編集だとばっかり思っていたんですけどねー。

お話については、成年漫画なので”えっちオンパレード”というところ。
えろえろ進行して、都合良く終わります。
そう特筆すべきところはありません。

ただし、成年漫画の長編モノとして、
①頻繁なえっちシーンの実現。
②お話全体にそう違和感がない。
③長編のメリットを生かしている。
④後半になって盛り上がる。
…などの点で、優秀な出来栄えだと思いました。
面白かったです

平凡な学生「神藤凌」が主人公。
最近転校してきたらしい先輩「天野雫」の視線をなんとなく感じていた彼ですが、いきなり声をかけられ、そのまま彼女の住むマンションへと招待されたのでした。
私は百万人に一人しかいない奇跡の男性を探していたの。その相手が凌、アナタなの……
そうした夢のような言葉を掛けられ、初体験をすませたんですが。
なんと、彼女「雫」は蓮華流のくのいちだったのです。
彼女より秘術を教えられた「凌」は、いつしか能力を自在に操るようになっていき~と、そんなお話。

なんとびっくり、コレ現代忍者大戦な漫画です。
↓表紙からは想像もつきませんでしたねー。
ただ、忍法とか手裏剣とか、ケンケン・ガクガクなバトルをしたり、黒頭巾とか隠密とか暗殺とか…そういったセオリーな色はほぼありません
得意技の”瞳術”がそもそもえっち系なので、勝負でもプライベートでも、絵的にはずっとシテる感じなの。
また、そもそも蓮華流は後継者不足なため、「雫さん」の目的はお相手を見つけて子作りをすること。
もし運良く殿方を見つけ出したなら…即目合(まぐあ)うのだ
そうした指示を受けてましたからね。
くのいちが登場したりもする、えっち描写頻繁な重々しくない長編漫画という仕上がりです。

六条京香、成海未央
※左:六条京香、右:成海未央
 サブキャラも魅力的でした。お話としては弱めですが。

1話「百万人に一人」は正ヒロイン「雫さん」
かなり唐突に事が運んでおり、都合良すぎで怖いくらい。
まぁ、”ちょっと気になる美人な先輩”という相手から部屋まで招待され、”奇跡な男性”とか言われたら。
普通は有頂天ですわね。
オチ部分で見せていた格好は↓表紙のソレ。
正式衣装なのかな。
なかなかファッショナブルでしたよ。
そちらに続く、2話「目合の義」
この時点ではまだ忍者とかなんとかを信じておらず、「凌くん」は妄想好きなのだろうとか考えています。
実は1話にも顔を見せているんですが、こちらから幼馴染みの友人「卓」が正式に登場。
なかなかの好男子です。
彼のお陰で「雫さん」とはよりラブラブになり、ついには蓮華流瞳術を教わるまでに至るのでした。
後半からが本領発揮
1話でオドオドしていた彼とは別人のようになってます。
この術いいなぁ。

”運命の相手と目が合うと裸に見える”
そんな訳で、たぶん今後「雫さん」は…ずっと丸裸で見られるんだろうか。
日々大変です。
そんな訳で、”瞳術”を習得した「凌くん」の3話「運命の相手」
冒頭は、使命とか何とか置いといて、もうメロメロにされている「雫さん」
過去描写があり、ここで重要キャラの婆様が登場です。
若い頃は美人だったかなーとかなんとなく思ってましたが…後半をお楽しみに。
”30も歳の離れた殿方に~”という友人の回想が1コマだけありましたが、妙にえっちよね、あれ。
一方、「凌くん」はここから浮気開始。
運命の相手の5人目と野外えっちに至っております。
術がため、相当な熟練者っぽくなってますね。
後半ではポイントとなるもう1人とえっちした挙句、友人「松井卓」の彼女「六条京香」ちゃんまでもが裸に見えてしまうのでした。
4話「友人の彼女」では、すっかり”瞳術”を使いこなすようになってます。
本来であれば浮気もバレてしまうところですが、すでに「雫さん」も心が読めなくなっていました。
こちらのメインは「京香ちゃん」とのえっち。
お嬢様です。
家に彼の友人を呼び出すなんて事をしながら、いちおう10分はもじもじしていたところがキュートです。
経験はありつつも、まだ可愛らしい言動なところもいいですねー。

5話「秘密のスペース」では、3話で顔を見せていたショートカットの「成海未央」が再登場。
チアガールなんですね。
なかなかエグい過去描写もありました。
そんなんまで見えちゃうんですわ。
6話「バックの快感」では再び「京香ちゃん」
お風呂でした。
丸い浴槽がお金持ちっぽいです。
また、5話より臨時の担任として「蒼井沙月」が登場。
「雫さん」と同業者な彼女は、7話「淫棍操術」から存在感を発揮します。
ちょっぴり若い彼女が見られ、これまた壮絶な過去描写が。
「卓」にはついに「京香ちゃん」との関係がバレ、その心の弱味に付け込まれてしまうのでした。
うわわ、果たしてどうなる!?

ラブラブ「雫さん」
※ラブラブ「雫さん」
 こんな感じでラブラブなんですが…この後怒涛な展開に!

8話「刺客」、9話「本当の繋がり」がラストバトルです。
ちょっぴり手に汗握る(かもしれない)展開となっていました
ひでるさんは結構ドキドキ。
絵的な助けもあり、ハード・ブラックな展開が想像されるんだもの。
そうか、じっくり2周目見たところ、「凌くん」の台詞がヒントっぽいですね。
一方、デートに浮かれていた「雫さん」の元にも刺客が!
うわわ、急げ!!
果たしてこの後どうなってしまうのか、2人がどんな結末を迎えるのか、ここはぜひ本編にてご確認下さい。
10話「子作り」にてラストです。
めでたし・めでたし…ですか?

あのぅ。
友人「卓」の彼女「京香ちゃん」とのアレコレは、ネタ的に注目(ネトリになるのか)だったんですが。
彼は…ほったらかしなのね。
まぁ、確かに本編とは無関係なのだけど。
(※そんなんを描き切るほどのページもないですかね)
モテるそうなのでそっち方面は問題ないかと思いますが、彼との友人関係が壊れてなければいいなぁ。

とかく濃い目でこってり系な作画。
線も色も強く、描き込みも細かめですね。
各コマはそう小さくないものの、斜めな切り方と重なり多く、変化の大きいコマ割り。
ページも賑やかです。
バランスは個性あったものの違和感なく、目につくような崩れもありません。
表現にも優れ、全体で安定してます
前述したようにひでるさんは刺さってないものの、絵柄のタイプが合致すればより楽しめるでしょう。
カラーとも遜色ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好みではないですが、良かったですよ。
・話3: えっちメインですからね。
・独5: 成年アプローチな忍者漫画として優れた出来栄えでした。
合計:[12/15]

忍者漫画の1つとして、実に新鮮に感じました。
なるほど、こうした描き方もあるんですね。

孕みたい彼女 (エンジェルコミックス)孕みたい彼女 (エンジェルコミックス)
(2011/07/16)
笑花偽

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tag : ショートカット

■快楽ラララ (渡和矢)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・複数
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×7。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渡和矢(わたり・かずや)」センセの「快楽ラララ」です。

毎日暑いですね。
ひでるさんは、半袖ワイシャツでひーひー言ってます。
ただ、たまーに普通にスーツを着た、しかも暑さを感じさせないシャキッとしたビジネスマンを見掛けたりして…ああ、社会人たるものこーあるべきかなーって思ったりしました。
あまり無理はしないように。
何事もスギるのは良くないですよ。

さて、本日はブログで「アマゾネス・キッド」を紹介している「渡和矢」センセ。
最新刊は「快楽ラララ」です。
こざっぱりとした表紙に、こざっぱりとしたタイトル具合ですね。

こちらの紹介帯ですけど…↓表紙デザインがすっきりなので、もうちょっと何らか売れる文言があった方が良いと思うんですが。
ヒット出版社」さんどうでしょう?
収録は全て短編で、収録話数としては少なめ。
ただ、ページ数は24~30と多く、読み応えはありました。

天才ディーラー「団咲子」、司書「本田冴子」
※左:天才ディーラー「団咲子」、右:司書「本田冴子」
 凛々しい「咲子さん」です。

タイトルそのままなヒロインの登場する「ディーラー・サキ」が収録でお気に入り。
「団咲子」は”どんな目でも出せる”という天才ディーラー。
しかし、大勝負を迎えた今日は調子がすこぶる悪く、結果負け続けてしまったのです。
面子を潰された組はオトシマエとして彼女を拘束し、好きにするんですが…調子の悪かった原因は彼女を慕うバニーガール「あやの」がためだったのでした。

強面のお兄さん方に囲まれても怯むことない、「咲子さん」が凛々しく素敵。
ああ、「あやのさん」が本気で恋するのもよく分かる気がします。
失敗させて落ち込む彼女を慰めつつ、えっちに持ち込もうとしていたんですが…。
また彼女はうまく親分に意見し、攻め手に加わっています。
ああ、この娘サイテーだ。
ただし、うっかり口を滑らせたことで、2人ともども複数えっちに発展するんですけどね。
ルーレット台でのえっちが雰囲気ありました
詳しく書きませんが、”鬼嫁殺し”も凄いです。
あれは怪物みたいにエゲツない感じでしたよ。

「妻たちのお茶会」は「奈由香」・「トオル」の新婚カップルが、隣の奥様「小百合」にお茶会に誘われるというもの。
しかし、単なるお茶会ではなく、スワッピングサークルだったのです。
出迎えた3家族との複数。
凄いですね、えっちでしたね。
「奈由香さん」がえっちに対して恥ずかしがり屋さん、という描写をあらかじめ見せてくれていたので、より盛り上がってます。
そんなんを目前にした旦那は、こちら以上でしょうねー。

収録での冒頭話「図書館事情」
眼鏡の司書「本田冴子」さんにラブラブな「棚橋」くん。
なにを言われてもアタックをやめず、呆れた彼女が折れる流れ。
がんばりましたね
言葉と共に直接触ることも頻繁で、よくぶっ飛ばされていました。
あのアツイ感じはどちらかというと冷静っぽい「冴子さん」に刺さるのでしょう。
中盤からは2人をなんとなく応援していたっぽい同僚「ミャオ」ちゃんが加わり、複数となっています。
えっちではサポートしつつも自ら楽しんでますね。

「交通法規ワイセツ法」は覆面白バイ(通称黒バイ)の婦警さん。
「トシ」・「コージ」・「リナ」という男女3名グループの車を止めるというのが切っ掛け。
その手の改ざんはお手のものです
とか、オーバーしたキロ数を勝手に変更したり、拳銃突きつけて脅したりしていました。
挙句ではブーツにキスさせようとまでしており、同乗していた「リナさん」が腹を立ててスタンガンで気絶させる流れ。
そんな訳で、婦警さんの拘束えっちです。
女性ながら「リナさん」はノリノリでしたよ。
男子2名も彼女に促されての参加でした。

理事長が直々にスカウトしてきた女教師「恋澄ナナ」
授業にて、問題正解のご褒美をえっちな事にして、男子生徒のヤル気を促していたのでした。
そうした短編「超教師 恋澄ナナ」
成年漫画ではお約束パターンの1つでしょう。
実際にあーした授業をやったなら…学力は上がるのかな
どっか学習塾とかで試してほしいものですね。
生徒だけでなく、教頭などに対しても同様のえっちテクを駆使する彼女。
本人曰く”調教師”ということで、これが”超教師”との洒落になっていました。
眼鏡でそう派手目でないところが、逆にえっちっぽくて素敵ですね。
下着は黒のがイメージでしたけど。
中盤からは男子生徒「中島」くんとややラブい感じになってます。

教師「恋澄ナナ」、娘「いろは(葵)」
※左:教師「恋澄ナナ」、右:娘「いろは(葵)」
 後半収録はこうしたタッチです。

山根家の家族、父「赤男仁」、妻「葵」、娘「いろは」
心とは裏腹に仲良さげーに旅行へ出掛けた3名とペットの猫1匹。
しかし、その途中で事故に遭い、乗り合わせた中で妻「葵」だけが亡くなってしまったのです。
そうした、真っ暗なオープニングの短編「新家族」は、それぞれ心が入れ替わるというドタバタ系。
妻「葵」の心は「いろは」の身体へ。
娘「いろは」の心はペットの猫の身体へ。
…そうした感じ。
かなり深刻な事態なんですが、幸いなことにコメディーなので…若い身体となった妻「葵さん」に嬉々としてえっちを迫るという内容です。
第三者的にはそんなんよく分かるものの……娘の姿なんですけどね。
初めてでなかったのに怒る場面が馬鹿馬鹿しいです。
アンタがそれ言う!?

「TORSO」は、形状記憶人型(フリートルソ)という、”形も機能も自在に変化する”というロボットのお話。
当初は介護・メイド目的でしたが、例によってえっち方面から急速に拡大したのでした。
こちらでダウンロードされたのは、人妻モデル。
私には主人が…
そんな反応を見せています。
なるほどね。
こちらに登場する男性「トモヒロ」くんには「未宇」さんという彼女がいるんですが、お好きねぇ。
お話はそのトルソ用のウィルスが検出されているということで、彼のトルソもその影響を受けてしまうのでした。
この漫画を見る限りでは相当に危険なシロモノですね。
メインは彼でなく「未宇さん」で、暴走したトルソは筋肉質な男性に変化し、それにされてしまうという展開。
コメディータッチなオチで中和されていたものの、プラックな空気もありましたよ。

収録の各話は原稿時期がそれなりに開いている様子。
たぶん処理から異なると思いますが、全体ではやや不安定です。
↓表紙・裏表紙はまとまり良く、白黒原稿と差がありました。
縦長の人物絵は癖が強め。
なんというか、デフォルメが大きいんですね。
コマ割りも比較的細かめで、ごっちゃりとした描き方。
ちょっと人を選ぶと思います。
おそらく新しいだろう原稿は、ふんわりとした柔らかな曲線が個性と合致してイイ感じ。
他ではあまり見られない雰囲気のある、良い意味で個性的な仕上がりでした。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体で安定していませんでした。
・話3: はっちゃけた感じですが、どちらも楽しめました。
・独3: 独特なタッチでしたが、他にコレというものは感じません。
合計:[9/15]

おまけが少ないのも寂しい限り。
↓表紙絵が中扉・折り返しと使い回されているのも寂しいですね。

快楽ラララ (セラフィンコミックス)快楽ラララ (セラフィンコミックス)
(2011/07/08)
渡 和矢

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tag : コメディーラブコメスワッピング

■マキア (佐野タカシ)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]サスペンスショートカット
・おまけ: あとがき、ある日のつぶやき。
・その他: 登場人物紹介、カラー(4P)、
      4話収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐野タカシ(さの・たかし)」センセの「マキア 1巻」です。

今日は時間がないので、いきなり書きます。

「佐野タカシ」センセの新刊が発売されていました。
こないだの「ラブ・スタ Love&Staffing」が良く、こちらはサスペンス・ホラー”だとあったので、またまた手を伸ばしてみました。

青いイメージが目を引く↓表紙の、「マキア 1巻」です。
さらりとした肌触りの良い紙質でした。(←たぶん)
ちょっぴり透けた制服もいい感じ。
雰囲気が近いためか、宣伝がためか、裏表紙とか紹介帯には写真が使われておりました。
まぁ、別にいいんですが…ひでるさんはコレ反対
厳密に本編とはまったく無関係なので。
写真は写真、漫画は漫画。
やっぱりカット絵とかにしてくれた方がありがたいです。
こうしたのが、変に広まらないよう願います。

ヒロイン特集1:ミステリアスな「真希亜さん」
※ヒロイン特集1:ミステリアスな「真希亜さん」
 ほかヒロインも掲載してみました。「季衣さん」・「桂さん」です。

主人公「瀬名康児」はごく普通の高校生。
幼馴染みの「壱橋桂」が血だらけで倒れ、自らが拘束される中、転校したてのクラスメイト「渡澄真希亜(わたずみ・まきあ)」がふらりと立っている、異様な夢を見たのです。
それから、「桂」は一度も話したことのない「真希亜」のことが、どうにも気になってしまうのです。
誰とも口を聞かず、いつも一人でいるという彼女。
女子の間ではクラス担任「河内」との関係が噂されていたんですが、朝に貼られていた大量の隠し撮り写真によって真実であることが証明されたのです。
そんな頃、「桂」の親友「江口友美」が学校で死体となって発見されたんですが…と、だいたいそうした導入部。

夢か現実か、という”サスペンス・ホラー”な漫画です。
それが真実かどうかは置いといて、描かれてた凶器ではカッターを使用していました。
首筋をすっかーって斬っているので。
派手な血しぶきとか、そうした死体がちらほらと描かれてたりします
ホラー・ホラーした、目を背けたくなるようなほどではないと思いますが、読んだ後に背中が気になりそうな方はちょっぴり注意
(※ちなみに、ひでるさんはそうした人)
お話が果たしてファンタジーなのか、何らかのトリックで説明できる、現実に起こりえることなのか。
こうしたお話は、どういうオチになっているのかだと思います。
本当のところ、現時点では良いか悪いか判断できませんね。

ほか、この漫画の注目は何と言ってもミステリアスな美女「真希亜さん」
あー、さすがにこーしたキャラはお上手ですねー。
ショートカットでツリ目な美少女”
代表作「イケてる2人」の「小泉明」さんもそんなんですが、絶品なキャラに仕上がっています。
ジャンルもあって、敵か味方か、どっちつかずな描かれ方が、より彼女の魅力を増していました。
個人的には片目隠れる髪型も好き。
あ、眼帯な場面もありましたよー。

ヒロイン特集2:ばっさりいく「真希亜さん」
※ヒロイン特集2:ばっさりいく「真希亜さん」
 果たしてこれは現実か、それとも夢か!?

描かれてるのが「佐野タカシ」センセなので、やっぱり気になる(たぶん)のはセクシーシーン。
パンチラ程度ならば「桂さん」とか他ヒロインでも頻繁にあります。
ただ、積極的にアピールしていたのは、メインの「真希亜さん」でした。
↓表紙がぐっさー刺さった方には嬉しい仕様でしょう。
普通にバストトップも描かれ、下着姿からやんわりでしたが直接えっち描写もあります。
収録後半では、眼帯・半裸な「真希亜さん」も描かれていたので、必見です。

最後にもう1つ。
各話の合間には「twidder」というページがあります。
名前変えてますが、すっかり世の中に馴染んだ(人もいる)アレのもじりですね。
ここには時間表記と共にキャラのつぶやきが書かれており、その際の本音が伺えるようになっていました。
なるほど、これはなかなか面白い方法。
もしかしたら、お話を読み解く何らかのヒントが隠されていたり…するのかな、どうかな。
こちらも次巻に期待しましょう。

漫画がサスペンスなので、きっちり話を書いてしまうとつまんないので。
ざらりと掻い摘まむ程度に触れるようにしてみますね。

幼馴染み「桂さん」から起こされるという、ラブコメちっくな1話目。
「康児くん」の問いかけは無視し、担任「河内」には笑顔を見せておりました。
もやもやしますわねー。
朝の写真イタズラの際にちと目立つコマのあった「友美さん」が殺害。
その死体の転がる、理科室の現場を目撃した「康児くん」は何者かに頭を殴られ、そのままフェードアウトしてしまうのでした。
この後の2話目あたりから、描写が夢なのか、真実なのか曖昧になります。

プールに沈んでいた遺体は「友美さん」のものでした。
机には花が飾られ、その死は確かであるようなんですが…プール、なんですよ。
目撃したのは理科室だったのに。
しかし、使用禁止の筈のプールで普通に授業は行われており、
現場の理科室~
とか友人「坂本」が言っておりました。
事件のあったのはどちら??
体育授業では、「真希亜さん」のスクール水着姿が見られます。
全体的に「桂さん」よりも控え目なんですが、後半の描写がため印象に残るのは「真希亜さん」でしょう。
どんなんかは内緒。

ヒロイン特集3:サービスシーンの「真希亜さん」
※ヒロイン特集3:サービスシーンの「真希亜さん」
 この程度はまだ序の口ですよー。

夢かと思った出来事が現実(?)にも影響している3話目。
見つけたメモとか、「真希亜さん」の眼帯とか。
不思議に思う彼と共に、異を唱える新キャラ「三条季衣(さんじょう・きえ)」
同じクラスで、「桂さん」とも親しく会話をする彼女のことを「康児くん」は知らないのでした。
音楽を聞いてる、という設定で、常にイヤホンを耳にしている彼女。
…本当に音楽聞いてるの?
あんたの味方…かもよ?
そうした台詞で、ひでるさん的には敵キャラとして決定。
だいたい、あーした親しい奴は疑ってかかるべき。
ザラブ星人」もそうでした(笑)

どうにも色々と気になって、放課後の学校へと出掛ける彼。
あんな状況でよく行きますねー。
なぜだか「季衣さん」も姿を見せ、2人で捜索開始となっています。
ここに「真希亜さん」が登場するんですが…もう1人
結構本気で驚き
ちょっとした謎もココで解決します。
えーここから収録のラスト4話目は怒涛の展開で、ブログでは書けません。
ちょっぴりヒントは、エロとグロ。
次巻はどうなってしまうんでしょうか。

「佐野タカシ」センセはどう感じているのか知りませんが…。
コメディーもえっちも、抑えて描いて頂いたほうが個人的には好み
あまりはっちゃけた描き方でなく。
こちらはまたジャンルがため、そうした点では非常に良い感じでした。
濃淡はお話の影響でやや暗めで、描き込みは適度なくらい。
表現は的確で、シリアスなお話を邪魔していません。
やや個性は強めなんですが、漫画として特に問題はありません。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やっぱり個性あるので、いちおうこのくらいに。
・話5: オチがどうなるかは置いといて、続きが気になって仕方ないです。
・独4: 最後に謎がすっかーと解決すればいいなぁ。
合計:[13/15]

とりあえず2巻に期待。
2012年の夏とか書いてありましたが…うう、遠いのね。

マキア

マキア(1) (シリウスコミックス)



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tag : サスペンスショートカットスクール水着ファンタジーパンチラバストトップラブコメ

■シノ重 (シノ)

★まんがデーター [--/15]
・絵   :■■■■■
・話   :□□□□□ ※厳密に漫画でないため
・独創性:□□□□□
・属性 : [成年]ラブコメ・姉
・おまけ: あとがき。
・その他: フルカラー(104P)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シノ」センセの「シノ重」です。

後に書きますが。
今回の紹介は厳密に漫画でなく、一言二言で終わってしまいそう。
別にわざわざ長くする必要もないんですが、それだけですっぱーと終わるのはあまりに寂しいので…。
やや変則的ではありますが、既に紹介済みな単行本の2巻について、前置きで書きたいと思います。

■My doll house 2巻 (唯登詩樹)
・属性 : [一般]女装・ラブコメ
・おまけ: 
・その他: 11話収録、現在2巻まで発売中。

売れっ子モデル「英ありす(はなぶさ)」の正体は、テレビ局大株主の息子「香坂真尋(かごさか・まひろ)」でした。
彼は”近づく異性がことごとくえっちな気分になる”という特殊なフェロモンをもっており、お手付きした大勢の女性らと住んでいたのです。
しかし、幼馴染み「舛田美和」だけは勝手が違ったのでした。

英ありす、舛田美和、韮崎珠音
※英ありす、舛田美和、韮崎珠音
 この「珠音さん」がお気に入りです。

そんなお話の2巻目も、相変わらずなフェロモンっぷり。
屋敷に忍びこんだ盗賊「韮崎珠音」を撃退していた10話は、革のコスチュームなどが非常に良かったです。
その後、「珠音さん」が堂々と潜入した際にも、その威力が発揮されていました。
追いかけっこの場面が秀逸。
「くるみちゃん」との14話のシチュエーションも好きです。
実際は男子という「ありす」の抜群な可愛らしさも1巻と同様で、収録では特に16、17話に注目。
見た目にはあんなんでしたけど…ねぇ。
なお、ちらほらピックアップされていた「美和ちゃん」も今回のポイント。
続きが気になりますよー。

My doll house 2 (ヤングジャンプコミックス)My doll house 2 (ヤングジャンプコミックス)
(2011/06/17)
唯 登詩樹

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★「唯登詩樹」センセの漫画紹介記事
・[My Sisters
 …2話の中編の久しぶりならしい成年漫画です。[成年] 【オススメ】
・[シテ…ほしいの
 …「内田美咲」先生のシリーズを含む、フルカラー漫画集。[成年]
・[My doll house
 …女装ラブコメな長編。サクサク進む楽しい漫画です。 【オススメ】
・[Hな…
 …フルカラーのショート漫画集。[成年]
・[SWing-style 2巻 1巻
 …スワッピングを題材にした、長編漫画。 【オススメ】
・[MAIの部屋
 …フルカラーのちょっぴりえっちでセクシーな日常コメディー。全3巻。
・[いけないよゆう子さん
 …オフィスを舞台にしたビジネスえっち長編。全2巻。[成年] 【オススメ】


■レッする!ジ・アンダーグラウンド 2巻 (武礼堂)
・属性 : [一般]アクション・セクシー
・おまけ: おまけ漫画「羽桜レンのガッツでドンマイ劇場」、
      カバー裏にキャラプロフィール。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、5話収録、現在2巻まで発売中。

組織「ギガント」に狙われる、”ムエイの秘宝”の所持者「東雲ミキ」
所属していた殺し屋「羽桜ケンジ」は、故あって「ミキ」の守護者である”ムエイの王”となったのです。
そんな頃、学園祭を迎えていた「帝陵学園」に、新たな刺客「ナタラージャ」が潜入したのでした。

羽桜レン・東雲ミキ
※羽桜レン・東雲ミキ
 コメディーアクション・エロスの三拍子揃ったお話です。

すっかりギャグキャラになった妹「羽桜レン」が可愛いです。
巻末のおまけ漫画でも頑張ってました(笑)
本編は1巻と同じく、アクション+サービスシーンというもの。
人間形態な「ナタラージャ」との前半も良かったですが、本性を発揮した後半はもう別の漫画みたい。
ちょうどメイド喫茶を出し物としていたため、「ミキさん」はメイド服で頑張ってます。
スカート破られるという、お約束な展開になってました。
そんなんでのパンチラは無論のこと、前回と変わらず全裸も頻繁。
カラーページでは「ミキさん」の透け透け制服姿が見れますよー。
注目は、ぎりぎり収録されていた5章の1話目。
なんとなく覚えある展開でしたが…うお、そうなのか!!
ほぼまんまになっちゃいますが、「レッする!アイドル」から読んでいる人は必見。
こっちも3巻が気になります。

レッする!ジ・アンダーグラウンド 2 (ヴァルキリーコミックス)レッする!ジ・アンダーグラウンド 2 (ヴァルキリーコミックス)
(2011/06/28)
武礼堂

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…と、いうことで、ここまでが前置きね。
インパクトある↓表紙にて目立っていた、「シノ重」です。
描かれている「シノ」センセは「ペンギンクラブ山賊版」の表紙担当な方でした。

こちらを手に取って驚き。
ぶっちゃけ、無料配布されているかような薄さでした。
全104ページかな。
また、くくりとしては”富士美コミックス”でしたが、厳密に漫画というべきものは4ページの「Sorrow」だけ。
ほとんど、プロフィール・台詞のついた1ページまるまるのイラスト集となっていました。
同じ方はたいてい2ページの出演で、たまに4ページほどの連続話っぽい方もちらほらおります。

 【出演女性陣】 (※名前・職業・ページ数の順)
「綾瀬貴美子」 専業主婦 2
「北條麗美」 社長秘書 2 ※ビキニ
「阿部清美」 派遣モデル 2 ※チャイナ服
「水野愛」 ハウスメイド 2 ※放尿
「中島祐実」 予備校生 2 ※眼鏡
「真中令」 専業主婦(予定) 2 ※結婚式の衣装合わせ中
「喜多川志摩」 主婦 4 ※水着
「夏目吉乃」 学園講師 4
「夏目まどか」 短大生 4 ※浴衣。吉乃さんの妹で、後半は2人して参加。
「井上巴」 服飾デザイナー 2 ※忍者服 
「広崎志穂」 バニーガール 2
「山下桜」 主婦 4 ※サンタコスプレ
「島田佳奈子」 銀行員 2 ※ビキニ
「篠原愛理」 学生 2 ※お風呂屋さんにて
「長谷部マリア」 ポールダンサー 2
「大橋美帆」 学生 2 ※黄色ブルマー
「田中美樹」 大学生 2 ※テニスウェア
「幹原錫歌」 学生 4 ※新体操
「沢田美沙緒」 学生 2 ※チアガール
「佐藤加代」 主婦 4 ※ビキニ
「有坂詩織」 主婦 2 ※お祭り・ふんどし
「清原智美」 看護師 4
「早瀬雪穂」 機内客室係 2 
「原田伊代」 ホテルスタッフ 4 ※サンタコスプレ
「山田未来」 学生 2 
「石川恵理花」 学院生 4 ※バレンタイン
「真田梨花」 大学生 2 ※お花見
「木下由貴」 レースクイーン 2
「椎名香苗」 学生 2 ※日焼け跡
「棚橋子音」 学生 2 ※セーラー白スクール水着
「石塚怜亜」 専門学校生 2 ※眼鏡
「篠田志穂」 学園生 4 ※海
「前田優子」 学園生 4 ※裸エプロン
「柴山友梨亜」 学生 2 ※家庭教師
「篠田怜亜」 大学生 4 ※ハロウィン
「松井翔子」 大学生 ↓
「園田折」 フリーター 4 ※翔子さんと2人で出演。サンタコスプレ

真中令、棚橋子音
※左:真中令、右:棚橋子音
 こうした美人絵になってます。

収録の漫画「Sorrow」はショートカットの奥様がえっちされるというものでした。
アダルトな大人っぽいイラストで、とかくむちむち・エロく描かれています。
ページ少ないこともあってか、コスチュームはたいてい改造された露出大きいもの。
そんなんも悪くはないですが、個人的には通常コスでえっちに展開する方が好きだなぁ。
なお、「S2COMIX」のサイトにて立ち読みが出来たので、気になる方はそちらをどうぞ。
数ページほどイラストが見られましたよ。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: さすがに上手な方でした。
・話-:  ※厳密に漫画でないため評価できません。
・独-:
合計:[--/15]

内容的にファン向けな1冊だと思います。
どうせなら…やっぱり漫画がじっくり見たいですね。

シノ重 (富士美コミックス)シノ重 (富士美コミックス)
(2011/07/08)
シノ

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tag : コメディーラブコメコスプレアクションパンチラペンギンクラブショートカット

■もうマンゾクでしょ!? (榎本ハイツ)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメコメディー
・おまけ: カバー裏にあとがき・作品解説(制作ぼやきコーナー)、
      描き下ろし「柳田家の日常」
・その他: カラー(10P)、短編×11。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「榎本ハイツ(えのもと・はいつ)」センセの「もうマンゾクでしょ!?」です。

せっかく紹介を頂いたので、こちらでも。
ブログでは毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんの雑誌「コミックアンリアル8月号(Vol.32)」が7/12発売されるそうなんですが。

コミックアンリアル 2011年 08月号 Vol.32 [雑誌]コミックアンリアル 2011年 08月号 Vol.32 [雑誌]
(2011/07/12)
モグダン、エレクトさわる 他

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こちらに、600ページの漫画と38枚ポスターの収録された「デジタルコミックCD-ROM」がオマケにつくそうです。
普通に雑誌本体あって、またさらにそんなんが加わっているんですからね。
大変なボリューム具合ですよ。

サンプルです
※サンプルです。
 こんな感じだそうな。「モグタン」センセの変わらぬえっちな絵が素敵です。

はー、今更ながら、デジタルって凄いですねー。
携帯コミックとかサンプル見たりもするんですが、ひでるさんは思考旧時代なので、やっぱり紙のがいいんですけど。
時代は…そっちに流れていくんでしょうか。
寝ながら気軽にペラリと見れるようになればいいんですが。


さて、本日は新刊「もうマンゾクでしょ!?」ですね。
一般系でも、「酉川宇宙」という名前で活躍されている「榎本ハイツ」センセ。
…と、いうのを、さっき検索してみて知りました(笑)
ああ、そういえば絵は確かにそんなんだ。
そちら名義での単行本「暴想処女」は、1巻を読んだ記憶がなんとなーくありますが、たぶん刺さらなかったような…。
詳しく忘れましたが。
とりあえず、ブログでは2冊にまたがった長編「柳田君と水野さん」を紹介しておりますが、こちらは短編集。
ノリの良い楽しい漫画が収録されているほか、「柳田君と水野さん」の後日談が描き下ろしされていました。
ただ、全体的な印象は、ファン向けな内容であるかと。

日野さん、小島なご
※左:日野さん、右:小島なご
 オモロイ2人です。

はっちゃけタイトルの「ムンムン無防備ビンビン」は、無防備なお馬鹿娘「日野」さん。
学年トップという「田中健治」くんに勉強を教わる「日野さん」
可愛いもののお馬鹿で天然・無防備なため、彼のペースは多いに乱れて勉強どころではなくなってしまったのでした。
即座に「わかった」とか言ってるのが、分かってない証拠。
勉強はできないかもしれませんが、この娘はきっと生きるの巧いだろうなぁ。
漫画でも、まんまと「健治くん」を陥落させてましたからね。
登場するたび、胸の谷間からパンチラまで頻繁でした。
ただ、ずっと隣にいた訳でないだろうし、成績落ちたの全て彼女が原因ではないと思うよ、「健治くん」

V字の髪飾りがコンバトラーっぽい「小島なご」ちゃん。
独りえっちにハマっており、通販したオモチャを試していたところ…幼馴染み「光太郎」くんが勉強をしにやってきたのでした。
そんな切っ掛けの短編「なごちゃんマジで!?」
”よくAVとかでバイブ挿れたまま授業受けてるシチュあるよな?”
そう思い付いたけ「なごちゃん」は、装備したまま彼と勉強を始めたのでした。
もう男の子な発想ですね。
さっきの「日野さん」とは、また異なるお馬鹿さんっぷりが素敵です。
見事なまでに流れるままえっちに突入していました。
我に返ったような、オチページがいいですね。
このカップルは色々なこと試しそう。

もう1人、「すけすけゆめさん」のヒロイン「五十嵐ゆめ」さんも面白い方。
代々伝わる秘伝書から、秘薬「透明人間になる薬」を作った「ゆめさん」
しかし、従業員「川島」にはまったく相手にされなかったため、試しに飲んでみたところ…なんと、作った薬は成功していたのでした。
透明人間になったらどうするか。
男性ならば当然エロい行為と直結するんですが、こちらの「ゆめさん」もそんなん。
またまた男子な発想でしたねー。
時代としてはいちおう戦後の昭和くらいなようなので、当時で考えればかなりはっちゃけた方
「榎本ハイツ」センセが解説で”そろばん”とか言ってましたが、なかなか面白いシチュエーションでした。
また、寝てる彼に直接えっちを仕掛けてましたよ。
ポニーテールと和服・エプロンがキュート。
彼女はビジュアル的にも良いですね。

五十嵐ゆめ
※五十嵐ゆめ
 ちょっと時代がかった背景に注目です。

剣道漫画「ももえさんと!!」は、なんとヒロインが中盤まで面をつけたまま(←はっきり顔が分からない)進むという、珍しいお話。
数々の大会で優勝しまくっているという、”剣道の鬼”こと「山本百恵」さん。
稽古でよく相手をしていた「加藤玄造」くんは、ちょっとした偶然から彼女の弱点を発見。
それを克服するべく特訓をしていたんですが、単にえっちな事をする相手になっていたのでした。
途中から胴を自ら外してるのね。
面は着けたまま、胸はだけた袴姿というのが、実に卑猥な感じ
こんなんもいいですね。
いちおうちらほら顔は見えていたものの、後半にて面を外した際には、なんだかこちらもスッキリ。
可愛らしい娘さんでした。
同じく、はっきり顔が見えないまま進む「雨の日の脚音」
暗い雰囲気漂わせる「野島」さんに傘を貸してからというもの、彼女にストーキングされるお話。
こちらはコメディーでなく、シリアスとも言えず…流れとかを含めて中途半端。

”めったに描かない凌辱モノ”という、「放課後の関係」はカラー原稿のあるお話。
理事長の孫「金田かおり」さんはちょっとした誤解と噂話がため、腫れものに触るかのような対応をされていました。
あの前フリと描き方がためか、なんとなくオチは想像つくと思います。
コメディー色の強い他の話とは異なる漫画で、なんのかんの良い終わり方をしてます。
切っ掛けはともかく、実はイイ話でしたよ。

金田かおり、ちこ
※左:金田かおり、右:ちこ
 「かおりさん」こんなんですが、いいお話です。いちおう。

ほか、大企業の社長令嬢という「薬丸理菜」さんという独特なキャラクターの「薬丸さんの犬」、店の常連さんに恋をする「久美」さんの「あの人を想いながら」
これらはコメディーですねー。
強い女性のとろとろ・ラブラブな姿を堪能できる前者と、はっちゃけな後者です。
どっちも…もう少し普通の感じのが良かったかな。
短編ならではですよね。
なお、「あの人を想いながら」が収録で最も古い原稿のようです。
「あったかい人。」は隣人「森山美奈」ちゃん。
保母さんみたいな感じの温かな女性で、勝手に世話を焼いていました。
特に切っ掛け部分が優しいのです。
あんなんされたら…泣くぞ
こうした際、あの貧乳がまた癒しな気がしました。
なんとなく。
前屈みで、ちらりと見えるコマが好き(笑)
乳搾りな短編「白い恋人」の「ちこ」さんは逆に巨乳。
描き方としては遊んでいないものの、それがためにコメディーっぽかったです。
絶対に母乳ネタもあると思ったんですが、オチでしたね。

こざっぱりとしていて、↓表紙のパワーは弱め
あちらは吹き出しになっているタイトルも小さくてパッとせず、イラストともあまり合致していないような。
裏表紙もすっきりしてましたねー。
これなら、本編「放課後の関係」のタイトル部分の「かおり」お嬢様のが良いと思います。
収録の各話はそこそこ原稿時期があり、06年11月から11年06月というところ。
全体的にはやや不安定気味です。
新しい方がバランス良いと思います。 
コメディー寄りな漫画も多く、軽いタッチでした。
前巻より、人を選ぶと思いますのでご注意を。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 時期の差とジャンルがためか、やや丁寧さに欠けるかと。
・話3: お話による差を感じました。前巻のようなパワーはありません。
・独3: 単行本全体的に中途半端な印象です。
合計:[9/15]

最後に描き下ろし「柳田家の日常」について。
こちらが「柳田君と水野さん」の後日談で、相変わらずツンデレている「千華さん」が可愛いです。
やっぱり彼女ですね。
ちなみに、車内えっちでしたよー。

もうマンゾクでしょ!? (ホットミルクコミックス)もうマンゾクでしょ!? (ホットミルクコミックス)
(2011/07/08)
榎本ハイツ

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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