■最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 (松沢まり)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ラブコメ・妹
・おまけ: 妹ちょBackStageその①
・その他: カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松沢まり(まつざわ・まり)」センセの「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 1巻」です。
ちょっとおかしい、の前にちょっとスペースをお借りして。
やはり前置きで過去に紹介していた、「かみあり/染屋カイコ[※ちょろっと2巻]」の3巻が発売されていました。
相変わらずなのんびりテンションで、あちこち絵柄とか展開、ネタに漫画の描き方まで変な力は入っておらず、すっきりと丁寧。
ヒロインの2人と神様・悪魔らの交流が実に良い感じ。
特に意識なくとも、”ふと気付くと最後まで読んでいる”という、素晴らしいものです。
神様とか、そういった系統が信仰とは別にお好みな方には、特にオススメ。
よく知らなくても、読んだ後にネットなどで神様を調べてみると、描かれていたアレコレの理由が分かって、より楽しいと思います。
(※軽く解説っぽいコマもあります)
3巻は「気付いたけどフラフラしてました」とか、二次創作などやり取りが面白いです。
また、”宗教の割合と信仰の割合のバランス~”は思わず納得でした。
さて本日はまた関係なく、原作のある「いぬかみっ!」、三角関係な「さんぶんのいち。」、悪魔な4コマ「デビルっちゅ!」…と、紹介してきている「松沢まり」センセです。
最新刊は「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」ですね。
まだ「動研。~菜ノ花高校動画研究部~」が読めていない中(※しかも間違ってダブり購入した)、先にコッチを読んでしまいました。
タイトルから察せられるように、ちらほら見掛ける兄妹のラブコメです。
「松沢まり」センセなので、けっこう期待したんですが…うーん、色々と微妙。
お話とかなんとかは置いといて、今回はそのあたりを書いていきたいと思います。
※左:幽霊「寿日和」、右:桐谷雪那
「日和さん」の正体は!?という謎もあります。
①設定がややこしい
おそらくコレが最大の問題かな。
近親恋愛なので、何かしらそう至ってしまうポイントなり、切っ掛けなりが必要だと考えるのは当然のこと。
ただ、そんなんはお話の合間でじんわり滲ませれば良いと思います。
好き好き~で当初突っ走っても、さして問題はないでしょう。
こちらの漫画。
まず、ヒロインの「神前美月」さんは、お兄ちゃんに対して特にコレという感情ありません。
幽霊だという「寿日和(ことぶき・ひより)」との関係がため、ラブい行動を取ってしまう、その必要がある~という設定になっているのです。
「ちょっと面倒くさい事情があるんだ」
そう「日和さん」が言ってましたが、だいたい以下のとおり。
①幽霊の「日和さん」には記憶がない。
②兄「夕哉」くんが好きだったことだけ覚えている。
③成仏するため、彼と恋人がするようなラブラブ体験をしたい。
④成仏するためには、「天の門」をくぐる必要がある。
⑤そこに至るためには、階段を作らなければいけない。
⑥階段は”恋の満足度”によって作られる。
⑦”恋の満足度”は、貞操帯(TST)のゲージによって示される。
⑧ゲージの溜まり方は、体験の質によって変化する。
⑨成仏するまで貞操帯は脱げない。
…と、そんな訳で、「美月さん」は自分の意思に関係なく、お兄ちゃんとラブい事をしなければならないのでした。
その気が(あまり)なく、恥ずかしさたっぷりなのに、お兄ちゃんに甘える必要がある、というのがこの漫画のオリジナリティーなんでしょう。
葛藤する「美月さん」がため、タイトルの”ようすがちょっとおかしい”となるのです。
別にそう難解なことを言っている訳ではないものの…。
はっきり言って、確かにめんどくさい。
また、そんな設定が2話でばーっと描かれ・語られているため、だらりとした印象がありました。
②幽霊「寿日和」、ヒロイン「神前美月」のキャラ
幽霊として、「美月さん」の周囲をうろついてる彼女。
2人のやり取りは面白いんです。
ただ、その登場については、もっと遅らせても良かったのでは。
なんだか知らないけど、妹がツンデレっぽくなってる。
…みたいに、ドキドキ困惑する様を見せていた方が、読者が入り易かったのではないでしょうか。
なにしろ、タイトルはお兄ちゃん視点の文言であるものの、実際の主人公は「美月さん」ですし。
よくブログで比較する妹キャラ、「奈津メグ」、「高梨奈緒」、「弘瀬乃亜」…らと比べると、常識人なので毒は薄く。
兄妹ラブコメの主役として、どうしても面白味に欠けるのです。
また、兄「夕哉くん」いまのところ普通ですよね。
極端にエロスに走らせることはないと思いますが、もうひと押し足りないと思います。
はっちゃけ足りないんですね。
しばしば「美月さん」と入れ替わっている「日和さん」
憑依した際には、自らの感情と成仏という目的がため、過度なほどにお兄ちゃんとラブラブしています。
そうして意思とは無関係な接触が続くうち、「美月さん」もお兄ちゃんに対して恋愛感情を持つ~、という流れなんでしょうかね。
「美月さん」の体を乗っ取ろうとしたがダメだった。
そう言っていた割に、時間はそう長くないようでしたけど、普通に入れ替われてるんです。
”無理矢理に我慢をして「美月さん」がラブい行動を取る必要がない”となってしまうのです。
これならばややこしい設定は置いといて、「おじゃまユーレイくん」的に、何かしらの際に憑依される、という設定だけで良かったのでは。
さして意識なかった近親者と、事情がためえっちくさい事をしないといけない。
そんな、最も漫画で期待されるだろう、”強制羞恥プレイな感じ”が弱いのです。
③実妹ではない
さらに、「夕哉くん」と「美月さん」は1ヶ月前に突然兄妹となった間柄でした。
血の繋がりはないんですねー。
この時点で、えー!って声を上げる人もいるでしょう。
やっぱり「逃げ」だと感じます。
また、1ヶ月程度では…普通は兄妹っぽくならないかと。
もともと兄が欲しかった、とヒロインが感じていて、やたら甘えようとしてるならば、また別だろうけど。
ちなみに、再婚した両親は仕事で海外へ行っているため、家では2人きりというシチュエーション。
2人とも年頃なんだし、もうちょっと何かしらのドキドキ描写があっても良いかと。
洗濯物の下着にドッキリするコマはありましたが、そんなん。
「夕哉くん」だって、突然あの年齢の可愛らしい彼女を、妹だと割り切って見ることはそうできないでしょう。
※神前美月
絵柄・漫画は良好なんですが…。
④えっち描写があまい
バストトップなどは描かれず、裸の描写もスッキリめ。
甘いですね。
「松沢まり」センセの絵が、やはりそれっぽくないというのも原因。
あと、出版社さんの意向とかが影響してるのかな。
まぁ、コレはひでるさんが漫画の期待する読者層から外れているというのもあるのでしょう。
⑤貞操帯が楽しくない
デザインが可愛らしいので、やはりエロス面ではいまいち。
なんで貞操帯なのか。
ラブラブになっても、直接えっちをさせないため?
また、せめてえっち描写が弱いのであればパンチラとかを期待したいんですが…こちらがため、チラの期待がないのです。
よくスカートをめくる絵はあるものの、いまいち嬉しさがないんですね。
…と、だいいそんな感覚。
後半では「桐谷雪那」という、お姉さん系な対抗馬が顔を見せております。
ちょっと早いか。
彼女の介入を切っ掛けに、よりアプローチを強めていくという展開かと思いますが、まだ兄妹の2人を描き切れていないと思うので。
コレもちょっと違うと思うんですよねー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: えっちっぽいのは合わないと思います。
・話2: タイトルから期待されるものと異なるのでは。
・独2: オリジナリティを出そうとして失敗している印象です。
合計:[8/15]
絵柄はすっきりとして、漫画も説明部分が目についたものの、そう大きな問題には感じません。
あちこちスリム化すれば楽しめたかと思います。
次巻で巻き返しがあるかもしれませんが、これでは手が出ずらいかなぁ…。
最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ラブコメ・妹
・おまけ: 妹ちょBackStageその①
・その他: カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松沢まり(まつざわ・まり)」センセの「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 1巻」です。
ちょっとおかしい、の前にちょっとスペースをお借りして。
やはり前置きで過去に紹介していた、「かみあり/染屋カイコ[※ちょろっと2巻]」の3巻が発売されていました。
かみあり 3 (IDコミックス REXコミックス) (2011/07/27) 染屋 カイコ 商品詳細を見る |
相変わらずなのんびりテンションで、あちこち絵柄とか展開、ネタに漫画の描き方まで変な力は入っておらず、すっきりと丁寧。
ヒロインの2人と神様・悪魔らの交流が実に良い感じ。
特に意識なくとも、”ふと気付くと最後まで読んでいる”という、素晴らしいものです。
神様とか、そういった系統が信仰とは別にお好みな方には、特にオススメ。
よく知らなくても、読んだ後にネットなどで神様を調べてみると、描かれていたアレコレの理由が分かって、より楽しいと思います。
(※軽く解説っぽいコマもあります)
3巻は「気付いたけどフラフラしてました」とか、二次創作などやり取りが面白いです。
また、”宗教の割合と信仰の割合のバランス~”は思わず納得でした。
さて本日はまた関係なく、原作のある「いぬかみっ!」、三角関係な「さんぶんのいち。」、悪魔な4コマ「デビルっちゅ!」…と、紹介してきている「松沢まり」センセです。
最新刊は「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」ですね。
まだ「動研。~菜ノ花高校動画研究部~」が読めていない中(※しかも間違ってダブり購入した)、先にコッチを読んでしまいました。
タイトルから察せられるように、ちらほら見掛ける兄妹のラブコメです。
「松沢まり」センセなので、けっこう期待したんですが…うーん、色々と微妙。
お話とかなんとかは置いといて、今回はそのあたりを書いていきたいと思います。
※左:幽霊「寿日和」、右:桐谷雪那
「日和さん」の正体は!?という謎もあります。
①設定がややこしい
おそらくコレが最大の問題かな。
近親恋愛なので、何かしらそう至ってしまうポイントなり、切っ掛けなりが必要だと考えるのは当然のこと。
ただ、そんなんはお話の合間でじんわり滲ませれば良いと思います。
好き好き~で当初突っ走っても、さして問題はないでしょう。
こちらの漫画。
まず、ヒロインの「神前美月」さんは、お兄ちゃんに対して特にコレという感情ありません。
幽霊だという「寿日和(ことぶき・ひより)」との関係がため、ラブい行動を取ってしまう、その必要がある~という設定になっているのです。
「ちょっと面倒くさい事情があるんだ」
そう「日和さん」が言ってましたが、だいたい以下のとおり。
①幽霊の「日和さん」には記憶がない。
②兄「夕哉」くんが好きだったことだけ覚えている。
③成仏するため、彼と恋人がするようなラブラブ体験をしたい。
④成仏するためには、「天の門」をくぐる必要がある。
⑤そこに至るためには、階段を作らなければいけない。
⑥階段は”恋の満足度”によって作られる。
⑦”恋の満足度”は、貞操帯(TST)のゲージによって示される。
⑧ゲージの溜まり方は、体験の質によって変化する。
⑨成仏するまで貞操帯は脱げない。
…と、そんな訳で、「美月さん」は自分の意思に関係なく、お兄ちゃんとラブい事をしなければならないのでした。
その気が(あまり)なく、恥ずかしさたっぷりなのに、お兄ちゃんに甘える必要がある、というのがこの漫画のオリジナリティーなんでしょう。
葛藤する「美月さん」がため、タイトルの”ようすがちょっとおかしい”となるのです。
別にそう難解なことを言っている訳ではないものの…。
はっきり言って、確かにめんどくさい。
また、そんな設定が2話でばーっと描かれ・語られているため、だらりとした印象がありました。
②幽霊「寿日和」、ヒロイン「神前美月」のキャラ
幽霊として、「美月さん」の周囲をうろついてる彼女。
2人のやり取りは面白いんです。
ただ、その登場については、もっと遅らせても良かったのでは。
なんだか知らないけど、妹がツンデレっぽくなってる。
…みたいに、ドキドキ困惑する様を見せていた方が、読者が入り易かったのではないでしょうか。
なにしろ、タイトルはお兄ちゃん視点の文言であるものの、実際の主人公は「美月さん」ですし。
よくブログで比較する妹キャラ、「奈津メグ」、「高梨奈緒」、「弘瀬乃亜」…らと比べると、常識人なので毒は薄く。
兄妹ラブコメの主役として、どうしても面白味に欠けるのです。
また、兄「夕哉くん」いまのところ普通ですよね。
極端にエロスに走らせることはないと思いますが、もうひと押し足りないと思います。
はっちゃけ足りないんですね。
しばしば「美月さん」と入れ替わっている「日和さん」
憑依した際には、自らの感情と成仏という目的がため、過度なほどにお兄ちゃんとラブラブしています。
そうして意思とは無関係な接触が続くうち、「美月さん」もお兄ちゃんに対して恋愛感情を持つ~、という流れなんでしょうかね。
「美月さん」の体を乗っ取ろうとしたがダメだった。
そう言っていた割に、時間はそう長くないようでしたけど、普通に入れ替われてるんです。
”無理矢理に我慢をして「美月さん」がラブい行動を取る必要がない”となってしまうのです。
これならばややこしい設定は置いといて、「おじゃまユーレイくん」的に、何かしらの際に憑依される、という設定だけで良かったのでは。
さして意識なかった近親者と、事情がためえっちくさい事をしないといけない。
そんな、最も漫画で期待されるだろう、”強制羞恥プレイな感じ”が弱いのです。
③実妹ではない
さらに、「夕哉くん」と「美月さん」は1ヶ月前に突然兄妹となった間柄でした。
血の繋がりはないんですねー。
この時点で、えー!って声を上げる人もいるでしょう。
やっぱり「逃げ」だと感じます。
また、1ヶ月程度では…普通は兄妹っぽくならないかと。
もともと兄が欲しかった、とヒロインが感じていて、やたら甘えようとしてるならば、また別だろうけど。
ちなみに、再婚した両親は仕事で海外へ行っているため、家では2人きりというシチュエーション。
2人とも年頃なんだし、もうちょっと何かしらのドキドキ描写があっても良いかと。
洗濯物の下着にドッキリするコマはありましたが、そんなん。
「夕哉くん」だって、突然あの年齢の可愛らしい彼女を、妹だと割り切って見ることはそうできないでしょう。
※神前美月
絵柄・漫画は良好なんですが…。
④えっち描写があまい
バストトップなどは描かれず、裸の描写もスッキリめ。
甘いですね。
「松沢まり」センセの絵が、やはりそれっぽくないというのも原因。
あと、出版社さんの意向とかが影響してるのかな。
まぁ、コレはひでるさんが漫画の期待する読者層から外れているというのもあるのでしょう。
⑤貞操帯が楽しくない
デザインが可愛らしいので、やはりエロス面ではいまいち。
なんで貞操帯なのか。
ラブラブになっても、直接えっちをさせないため?
また、せめてえっち描写が弱いのであればパンチラとかを期待したいんですが…こちらがため、チラの期待がないのです。
よくスカートをめくる絵はあるものの、いまいち嬉しさがないんですね。
…と、だいいそんな感覚。
後半では「桐谷雪那」という、お姉さん系な対抗馬が顔を見せております。
ちょっと早いか。
彼女の介入を切っ掛けに、よりアプローチを強めていくという展開かと思いますが、まだ兄妹の2人を描き切れていないと思うので。
コレもちょっと違うと思うんですよねー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: えっちっぽいのは合わないと思います。
・話2: タイトルから期待されるものと異なるのでは。
・独2: オリジナリティを出そうとして失敗している印象です。
合計:[8/15]
絵柄はすっきりとして、漫画も説明部分が目についたものの、そう大きな問題には感じません。
あちこちスリム化すれば楽しめたかと思います。
次巻で巻き返しがあるかもしれませんが、これでは手が出ずらいかなぁ…。
最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
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■望月さんの恋文 (宮原歩)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・オフィス
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「望月さんの住む町」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「望月さんの恋文」です。
先日青梅に行ってきました。
街並みが昭和な風景で懐かしの映画看板なども多く、ノスタルジックな感覚たっぷり。
青梅駅もそんな感じでしたよー。
付近の「昭和レトロ商品博物館」、「赤塚不二夫会館」、「昭和幻燈館」などを回ってきました。
最も印象的だったのが…「昭和レトロ商品博物館」の2階にあった小泉八雲「雪おんな」の展示が非常に良かったです。
ぶっちゃけ、全体的にややふんわりとはしていましたが、それも御愛嬌。
ねこまがり、も面白かったですよ。
※おまけ:望月沙耶子
ヒロイン「沙耶子さん」はこんな方。このもじもじしたのがキュートなのです。
さて、本日は「宮原歩」センセです。
こちらのブログでは、初単行本「霜枝さんちの明るい食卓」を紹介しております。
あれは完成度の高い1冊でした。
次の単行本が楽しみだなーというところでの、2冊目「望月さんの恋文」なのです。
前巻は長編でしたが、こちらは短編集。
一般えっち漫画で、短編集というと…まぁ、良くも悪くも当たり障りのない、ふんわりしたのが普通。
今回も当初はそんな懸念があったんですが、さすがは「宮原歩」センセ。
正直なところ、さすがに前のような強いインパクトはなかったものの、各話とも優れた作品群でした。
納得できる単行本だと思います。
●「望月さんの恋文」
表題作です。
ヒロイン「望月沙耶子」の出演は、こちらと描き下ろし。
↓表紙と中扉も「沙耶子さん」でした。
「内田和則」くんとは古書店の同期バイトで、漫画は「沙耶子さん」から告白してくる展開。
いまどき手紙というのが素敵ですね。
ただ、彼女は妄想日記みたいなのをつける習慣があり、それも手紙にうっかり同封してしまったのです。
まー、これは驚くだろうなー。
気になっている彼女からのラブレターで有頂天なところ、2枚目には卑猥な言葉がずらーと並んでいるのだから。
もじもじしていつつも、そんなんを目前で言ってる「沙耶子さん」が素敵。
エロくていいですが、どこまでプレイにて満足させられるか、ちょっぴり不安(笑)
※千穂さん
水着のむっちりした感じが可愛いです。
●「あぶないみずぎ」
こちらはいわゆる密室・密着えっち。
付き合って半年という「雅史」くん。
しかし彼女「千穂」さんは精神面を重要視しており、手を繋ぐ程度でもエッチだと怒りだすほどでした。
普段の服装とか下着も少女趣味っぽかったですもんね。
水泳部のため、メインは競泳水着姿。
そんな彼女と、ある理由がためにロッカーへ隠れるという、「雅史くん」にとっては願ってもないシチュエーション。
これで我慢できる男子はいないでしょう。
ただ、あのオチは…いかにも彼女らしいですね。
可愛いから良いですが。
くれぐれもご用心、ご用心。
●「なりきりエクスタシー」
ヒロイン「愛佳」さんの様々なコスプレ姿が見られる短編。
彼氏「弘」がそうした趣味の持ち主で、
”付き合ってからマトモなHしたことない”
…とのことでした。
実際にひっぱたいていましたが、誕生日にあんなんプレゼントしたら…普通はそこで終わっても不思議でないですね。
なんのかんの流されてしまう「愛佳さん」がキュートでした。
けっこうノリノリでしたよ。
オチのレオタードが惜しいです。
●「両手に火花」
突然Wヒロインなお話です。
これは美人2人だからいいものの、「伸也」とはぎりぎり顔見知り程度の間柄。
不法侵入ですね。
ミス土教大学の「北宮透子」、ミス朋智大学の「星川さくら」の2人は、彼を落とした方が勝者というえっち対決をしていました。
たまたま両者の部屋の間に住んでいた「伸也くん」はそのターゲットになっていたのです。
ひでるさんは丁寧な喋りの「透子さん」かなー。
なお、カバー裏はこちらの2人で、オチそのまま2回戦目という風情になってます。
※左:愛佳さん、右:先輩「藤沢さん」
コメディーもシリアスも巧い方です。
●「世紀末カンパニー」
3週間後に倒産が決まった会社での混乱を描いたオフィス・コメディー。
まあ、世紀末漫画みたいにモラルが崩壊していました。
こんなんないだろうなぁ。
営業「及川博」が混乱する会社内で同期の「佐久間愛海」さんを救出する展開。
設定がぶっ飛んでいるので、まぁこんなんもアリか。
社長が良かったです。
●「欲情アフターファイブ」
12ページとやや短い、会社の先輩「藤沢」・「草野」のオフィス漫画。
「藤沢さん」は眼鏡の知的な方で、土砂降りがためブラが透け透けとなっていました。
これはエロい。
ゲリラ豪雨万歳。
もともと「草野くん」はお気に入りだったのかな。
この後はまた職場でドキドキするだろうなぁ。
●「時代はインターネットです!」
田舎育ちで、インターネットが物珍しい新入社員「宝条真理」
仕事中にネットで遊んでいる彼女に上司「豊田和彦」は厳しく当たっておりましたが、社長ほかは世間知らずで天真爛漫な彼女にやたら甘かったのでした。
こちらもオフィス漫画ですね。
仕事中にエロサイトを見ているなど、誇張されて描かれてはいるものの。
こうした人っていますよね。
うまーく会社内で生きてく、みたいな。
直属の上司(ここでの「和彦くん」)はたまんないでしょうけど。
「真理ちゃん」はテンションの高い娘で、えっちへの流れもはっちゃけてはいたもののスムーズ。
オチも彼女らしいですね。
たぶん、色々と今後は社内でも筒抜けになるでしょう。
なお、キャラが良かったのか、裏表紙をゲットしたほか、描き下ろし漫画でもいい存在感を発揮しています。
●「脱ぐ女」
同じく裏表紙・描き下ろし漫画に出演するヒロイン「橋本」さんのお話。
コートの下が全裸というシチュエーションで街をうろつく、露出癖のある彼女。
…いや、正確には露出でなく、そのぎりぎり・境目に盛り上がってるのか。
漫画は仕事での顔見知りに発見されてしまう流れ。
彼は即座に順応していましたが、普通はコート下全裸だったら、引くだろうなぁ。
※左:橋本さん�、右:新入社員「宝条真理」
彼女らの共演する描き下ろしが見物です。
●「華麗な情事」
美人人妻とスーパー店員の不倫話。
ただしドロドロとはしておらず、よろめき人妻のえっち話みたいな仕上がりでした。
「春川智代」さんのじわじわした感じが素敵。
ただ前半部でページを使っちゃったかなーという印象もありました。
まさか描き下ろし漫画にも出演するとは意外。
●「夏のしっぽ」
こちらも12ページとやや短い、「純一」くん・「七海」さんの縁側えっち。
彼女のが年上で、お姉さんから教わるみたいな展開。
暑さがため薄着で、むっちりとしたスタイルの「七海さん」が素敵でした。
濃い目で線もやや太め。
濃淡もやや強く、しっかりとした描き込みのコテコテっとしています。
それでいて優れたバランス感覚で丁寧さもあり、見辛い印象はありません。
基本的にヒロインらは可愛らしく描かれているものの、色彩がためか落ち着いても見えます。
それが説得力に繋がっていて、シリアスな部分を盛り上げていました。
コメディーの崩しも自然で、そちらもまたお上手なんですけどね。
服装というか…具体的には下着。
今回読んでいて、いいなーって思いました(笑)
だいたいカラーでも変化はない方だと思います。
あるいは、「竹書房」さんのHPでは、表題作「望月さんの恋文」が途中まで読めるので必見。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 非常に巧い方です。濃い目がお好きならばより良いかと。
・話4: 短編ですっきりでしたが、各話とも良い出来栄えです。
・独3: エロ・おバカっぽい娘さんのが良かったなぁ。
合計:[12/15]
ヒロイン競演の描き下ろし「望月さんの住む町」が面白いです。
いいキャラ揃ってましたねー。
今のところ「沙耶子さん」との関係も良好なようで、なんだか安心。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・オフィス
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「望月さんの住む町」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「望月さんの恋文」です。
先日青梅に行ってきました。
街並みが昭和な風景で懐かしの映画看板なども多く、ノスタルジックな感覚たっぷり。
青梅駅もそんな感じでしたよー。
付近の「昭和レトロ商品博物館」、「赤塚不二夫会館」、「昭和幻燈館」などを回ってきました。
最も印象的だったのが…「昭和レトロ商品博物館」の2階にあった小泉八雲「雪おんな」の展示が非常に良かったです。
ぶっちゃけ、全体的にややふんわりとはしていましたが、それも御愛嬌。
ねこまがり、も面白かったですよ。
※おまけ:望月沙耶子
ヒロイン「沙耶子さん」はこんな方。このもじもじしたのがキュートなのです。
さて、本日は「宮原歩」センセです。
こちらのブログでは、初単行本「霜枝さんちの明るい食卓」を紹介しております。
あれは完成度の高い1冊でした。
次の単行本が楽しみだなーというところでの、2冊目「望月さんの恋文」なのです。
前巻は長編でしたが、こちらは短編集。
一般えっち漫画で、短編集というと…まぁ、良くも悪くも当たり障りのない、ふんわりしたのが普通。
今回も当初はそんな懸念があったんですが、さすがは「宮原歩」センセ。
正直なところ、さすがに前のような強いインパクトはなかったものの、各話とも優れた作品群でした。
納得できる単行本だと思います。
●「望月さんの恋文」
表題作です。
ヒロイン「望月沙耶子」の出演は、こちらと描き下ろし。
↓表紙と中扉も「沙耶子さん」でした。
「内田和則」くんとは古書店の同期バイトで、漫画は「沙耶子さん」から告白してくる展開。
いまどき手紙というのが素敵ですね。
ただ、彼女は妄想日記みたいなのをつける習慣があり、それも手紙にうっかり同封してしまったのです。
まー、これは驚くだろうなー。
気になっている彼女からのラブレターで有頂天なところ、2枚目には卑猥な言葉がずらーと並んでいるのだから。
もじもじしていつつも、そんなんを目前で言ってる「沙耶子さん」が素敵。
エロくていいですが、どこまでプレイにて満足させられるか、ちょっぴり不安(笑)
※千穂さん
水着のむっちりした感じが可愛いです。
●「あぶないみずぎ」
こちらはいわゆる密室・密着えっち。
付き合って半年という「雅史」くん。
しかし彼女「千穂」さんは精神面を重要視しており、手を繋ぐ程度でもエッチだと怒りだすほどでした。
普段の服装とか下着も少女趣味っぽかったですもんね。
水泳部のため、メインは競泳水着姿。
そんな彼女と、ある理由がためにロッカーへ隠れるという、「雅史くん」にとっては願ってもないシチュエーション。
これで我慢できる男子はいないでしょう。
ただ、あのオチは…いかにも彼女らしいですね。
可愛いから良いですが。
くれぐれもご用心、ご用心。
●「なりきりエクスタシー」
ヒロイン「愛佳」さんの様々なコスプレ姿が見られる短編。
彼氏「弘」がそうした趣味の持ち主で、
”付き合ってからマトモなHしたことない”
…とのことでした。
実際にひっぱたいていましたが、誕生日にあんなんプレゼントしたら…普通はそこで終わっても不思議でないですね。
なんのかんの流されてしまう「愛佳さん」がキュートでした。
けっこうノリノリでしたよ。
オチのレオタードが惜しいです。
●「両手に火花」
突然Wヒロインなお話です。
これは美人2人だからいいものの、「伸也」とはぎりぎり顔見知り程度の間柄。
不法侵入ですね。
ミス土教大学の「北宮透子」、ミス朋智大学の「星川さくら」の2人は、彼を落とした方が勝者というえっち対決をしていました。
たまたま両者の部屋の間に住んでいた「伸也くん」はそのターゲットになっていたのです。
ひでるさんは丁寧な喋りの「透子さん」かなー。
なお、カバー裏はこちらの2人で、オチそのまま2回戦目という風情になってます。
※左:愛佳さん、右:先輩「藤沢さん」
コメディーもシリアスも巧い方です。
●「世紀末カンパニー」
3週間後に倒産が決まった会社での混乱を描いたオフィス・コメディー。
まあ、世紀末漫画みたいにモラルが崩壊していました。
こんなんないだろうなぁ。
営業「及川博」が混乱する会社内で同期の「佐久間愛海」さんを救出する展開。
設定がぶっ飛んでいるので、まぁこんなんもアリか。
社長が良かったです。
●「欲情アフターファイブ」
12ページとやや短い、会社の先輩「藤沢」・「草野」のオフィス漫画。
「藤沢さん」は眼鏡の知的な方で、土砂降りがためブラが透け透けとなっていました。
これはエロい。
ゲリラ豪雨万歳。
もともと「草野くん」はお気に入りだったのかな。
この後はまた職場でドキドキするだろうなぁ。
●「時代はインターネットです!」
田舎育ちで、インターネットが物珍しい新入社員「宝条真理」
仕事中にネットで遊んでいる彼女に上司「豊田和彦」は厳しく当たっておりましたが、社長ほかは世間知らずで天真爛漫な彼女にやたら甘かったのでした。
こちらもオフィス漫画ですね。
仕事中にエロサイトを見ているなど、誇張されて描かれてはいるものの。
こうした人っていますよね。
うまーく会社内で生きてく、みたいな。
直属の上司(ここでの「和彦くん」)はたまんないでしょうけど。
「真理ちゃん」はテンションの高い娘で、えっちへの流れもはっちゃけてはいたもののスムーズ。
オチも彼女らしいですね。
たぶん、色々と今後は社内でも筒抜けになるでしょう。
なお、キャラが良かったのか、裏表紙をゲットしたほか、描き下ろし漫画でもいい存在感を発揮しています。
●「脱ぐ女」
同じく裏表紙・描き下ろし漫画に出演するヒロイン「橋本」さんのお話。
コートの下が全裸というシチュエーションで街をうろつく、露出癖のある彼女。
…いや、正確には露出でなく、そのぎりぎり・境目に盛り上がってるのか。
漫画は仕事での顔見知りに発見されてしまう流れ。
彼は即座に順応していましたが、普通はコート下全裸だったら、引くだろうなぁ。
※左:橋本さん�、右:新入社員「宝条真理」
彼女らの共演する描き下ろしが見物です。
●「華麗な情事」
美人人妻とスーパー店員の不倫話。
ただしドロドロとはしておらず、よろめき人妻のえっち話みたいな仕上がりでした。
「春川智代」さんのじわじわした感じが素敵。
ただ前半部でページを使っちゃったかなーという印象もありました。
まさか描き下ろし漫画にも出演するとは意外。
●「夏のしっぽ」
こちらも12ページとやや短い、「純一」くん・「七海」さんの縁側えっち。
彼女のが年上で、お姉さんから教わるみたいな展開。
暑さがため薄着で、むっちりとしたスタイルの「七海さん」が素敵でした。
濃い目で線もやや太め。
濃淡もやや強く、しっかりとした描き込みのコテコテっとしています。
それでいて優れたバランス感覚で丁寧さもあり、見辛い印象はありません。
基本的にヒロインらは可愛らしく描かれているものの、色彩がためか落ち着いても見えます。
それが説得力に繋がっていて、シリアスな部分を盛り上げていました。
コメディーの崩しも自然で、そちらもまたお上手なんですけどね。
服装というか…具体的には下着。
今回読んでいて、いいなーって思いました(笑)
だいたいカラーでも変化はない方だと思います。
あるいは、「竹書房」さんのHPでは、表題作「望月さんの恋文」が途中まで読めるので必見。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 非常に巧い方です。濃い目がお好きならばより良いかと。
・話4: 短編ですっきりでしたが、各話とも良い出来栄えです。
・独3: エロ・おバカっぽい娘さんのが良かったなぁ。
合計:[12/15]
ヒロイン競演の描き下ろし「望月さんの住む町」が面白いです。
いいキャラ揃ってましたねー。
今のところ「沙耶子さん」との関係も良好なようで、なんだか安心。
望月さんの恋文 (バンブーコミックス COLORFUL SELECT) (2011/07/27) 宮原 歩 商品詳細を見る |
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■シリんちゅ (みさぎ和)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]お尻・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき絵、加筆修正あり。
・その他: 初単行本、折り返しにもくじ・キャラ紹介、
カラー(8P)、短編×9(うち「徒花 」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みさぎ和(みさぎ・なごむ)」センセの「シリんちゅ」です。
紹介帯の厚み(上下の長さね)って、どう決まるモノなんでしょう?
今回単行本にも紹介帯あったんですが…やたらにちっちゃかったの。
↓表紙のデザイン的に、普通は右手のあたりまで幅があっても不思議ではないかと思うんですが…。
逆に、”ソコはしっかり明示しておきたい”、という出版社さん、あるいは漫画家さんの強い意向なのかなー。
そんな訳で、紹介帯は目立たなく、”なくても良いのでは?”という1冊「シリんちゅ」です。
描かれている「みさぎ和」センセの初単行本とのこと。
おめでとうございます!
どちらかというと、センセはいままでメインをゲームとしていたみたい。
(※今年は漫画の方を頑張る、と書かれていました。)
それがためか初単行本でもいきなり絵柄のクオリティは高く、カラーも実にお上手。
ややごっちゃりではありましたが、いいと思います。
※左:姉「八代凉音」、右:妹「立花由佳」
この単行本はやっぱりこの2人につきると思う。
個人的なお気に入りは、黒セーラー服が眩しい、「ねじって!姉魂(シスコン)」
真面目で厳しい姉「八代凉音」に恋する弟「昴」のお話。
こちらのヒロイン「凉音さん」
黒セーラー服、黒ストッキングで、黒のストレートロングな髪にカタイ口調、左目の下にほくろ、果ては縞パン…と、そんな感じで実にキーワードが豊富。
ついでに言えば、家が剣道場をやっているため「凉音さん」も朝稽古したりするという、凛々しい方でもあるのです。
また、当然ながら「昴くん」にとっては姉ですからねー。
基本的には厳しめであるものの、
「折檻は終わりだ。ほら、甘えていいぞ」
そんな台詞もあり、非常に魅力的なお姉ちゃんでもありました。
自分自身で”最低”という認識あったように、「昴くん」は相当にヤバい感じでしたね。
えっちシーンは、まさかという展開・描写になっていましたが。
あの後はどうなるんだろう。
「真夜中のお尻遊戯」はガラっと変わって、お尻の可愛い妹「立花由佳」さん。
深夜にえっちDVDを見ていた浪人生「リューイチ」くんは、起きてきた妹「由佳さん」を誤魔化すため夜食を作ることとなったのでした。
目前をうろうろする、ぷにぷに肉付きの良い彼女に、中途半端となってしまったなAVイメージが重なり…という展開。
豊富なキーワードの「凉音さん」も良かったですが、こちらの「由佳さん」は完全にお尻一本。
表題通りですね。
登場時からスナック菓子食べていましたが、いかにも成長期な感じ。
ある程度抑えないと…太るぞ。
ただ、そんなギリギリがためお尻はやたらめったら魅力的で、目前にした彼が困惑するのも納得。
あれはヤバいなー。
…というか、成年漫画なのでえっちしちゃうんですが。
オチの1ページでまた可愛い反応してましたよー。
先の「凉音さん」ともども、また別のお話が見たいです。
なお、お尻で言えば「けつめいど」のヒロイン「乾明日奈」さんも”むしゃぶりつきたくなる尻”の持ち主。
ポニーテールなメイドカフェ店員で、先輩の男子「鷺野」くんから、後輩の女子にまで狙われておりました。
悪くはないんですが…絵的・シチュエーション的には、やはり先の「由佳さん」だと思います。
※左:水無月奈々、右:教師「池田美緒」
絵柄サンプルです。「奈々ちゃん」は11年04月、「美緒さん」は10年05月
園芸部の優等生「北条つむぎ」さんの前後編「徒花(あだばな)」
眼鏡の園芸部員「つむぎさん」に恋する「南原」くん。
告白のチャンスを伺っていた彼ですが、そんな頃に彼女はとある理由がため顧問「東野」に弄ばれていたのでした。
もしかして、カラー部分は描き下ろしかな?
「つむぎさん」は眼鏡なヒロインなんですが、えっちシーンでは外しちゃってますね。
ちなみに↓表紙が「つむぎさん」ですよ。
だいたいそんな感じ。
大人しく従順で、いかにもいじめてオーラを出していました。
しかもお尻えっちなのです。
ねちっこい顧問教師「東野」が、またイイ味を出しています。
若い「南原くん」を暴走させることなく、絶望させてましたよー。
後編の前半はまた見応えがありました。
オチはいちおうあんな感じ(※詳細は秘密)になっていましたが…ひでるさんはまたその後の不幸を想像してしまいました。
コレで終わりじゃーないでしょー。
冒頭話「少女のいけにえ」は、またそちらと違った意味のブラック加減が心に染みる1話。
こちらもカラー原稿がありますね。
ナース「愛染春花」に弄ばれていた研修医「山川」
さらに彼女は、彼が密かに恋していた少女「水無月奈々」を巻き込んだのです。
「この変態」
そんな一言を浴びせてくる「奈々ちゃん」がスゴイ。
「山川くん」からの想いがまったく届いていないのも、これまた凄い。
しかし、「奈々ちゃん」と「春花さん」の間には何があったんでしょう。
ほか、「編集嬢」はえっち漫画雑誌編集長「神埼詠」さん。
こうした漫画にありがちな、口悪く手の早い上司。
よく荒れていた彼女は独りえっちにてストレスを発散していたんですが、それがため大変なこととなるのでした。
結構あっさりとした集団えっち展開。
ボロクソに言われていた男性陣も恨み晴らす的な感じもなく、また「詠さん」自身もノリノリです。
幼馴染み「二階堂睦美」と引き籠りな「悟」の「二次元彼女」
あんな惨状(笑)の「悟くん」を目の当たりにしながら、普通に対応している「睦美さん」がスゴイ。
いちおう恥ずかしいという感情はあるようなんですが…。
二次元に没頭する彼に対して服を脱ぎ出し、果ては彼に合わせるなど、なかなか献身的っぷりでした。
放尿描写もありますよ。
収録では最も古い原稿の「あの子はケダモノ」
そう落差がある訳ではないものの、やや雰囲気違いますね。
お話は、英語教師「池田美緒」さんと生徒「悠太」くんのカップル。
せっかく学校だったので、もうひとインパクトが欲しいかなぁ。
※編集長「神埼詠」
本当は「つむぎさん」と思ったんですが…足ですわね。
一言で表現するなら、”ごっちゃり”という風情。
ほぼ枠間はなく、大小コマが折り重なり、切り方も斜めが多いとかアレンジ強めです。
その中でキャラもはみ出し、ぶち抜きをしており、かなりの賑やかさ。
ページにぎっちり絵がつまっていて、描き込みも細かめで全体としてはやや濃いめ。
それでも、線とかなんとかはサラリと柔らかく、バランスも良く、小奇麗なまとまりです。
じっくり見るとたまーに怪しい部分がない訳でないものの、基本的には問題なし。
小さいコマもしっかり描かれてました。
キャラは幅広めでふんわりとした肉付き。
個人的には、服を着ている際のバスト描写がやや気になりましたが、それも重箱の隅。
可愛く、概ね問題はありません。
判断は4枚ほどのサンプルが見られる「クロエ出版」さんのHPか、あるいは「みさぎ和」センセのHPがいいと思います。
店頭ならば、裏表紙のカット絵がカラーではあったものの、雰囲気は掴み易いかと。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 賑やかさは人を選んでしまいそうですが、良かったです。
・話4: シリアスからラブコメまで幅広い方。次が楽しみ。
・独4: もっとお尻を前面にしても良かったかも。
合計:[12/15]
個人的にお話では、前後編「徒花」とか「少女のいけにえ」のシリアス系が刺さりました。
しかしキャラで印象的なのは、姉「凉音さん」、妹「由佳さん」という2人で、やはり軽いラブコメも外し難いですねー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]お尻・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき絵、加筆修正あり。
・その他: 初単行本、折り返しにもくじ・キャラ紹介、
カラー(8P)、短編×9(うち「徒花 」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みさぎ和(みさぎ・なごむ)」センセの「シリんちゅ」です。
紹介帯の厚み(上下の長さね)って、どう決まるモノなんでしょう?
今回単行本にも紹介帯あったんですが…やたらにちっちゃかったの。
↓表紙のデザイン的に、普通は右手のあたりまで幅があっても不思議ではないかと思うんですが…。
逆に、”ソコはしっかり明示しておきたい”、という出版社さん、あるいは漫画家さんの強い意向なのかなー。
そんな訳で、紹介帯は目立たなく、”なくても良いのでは?”という1冊「シリんちゅ」です。
描かれている「みさぎ和」センセの初単行本とのこと。
おめでとうございます!
どちらかというと、センセはいままでメインをゲームとしていたみたい。
(※今年は漫画の方を頑張る、と書かれていました。)
それがためか初単行本でもいきなり絵柄のクオリティは高く、カラーも実にお上手。
ややごっちゃりではありましたが、いいと思います。
※左:姉「八代凉音」、右:妹「立花由佳」
この単行本はやっぱりこの2人につきると思う。
個人的なお気に入りは、黒セーラー服が眩しい、「ねじって!姉魂(シスコン)」
真面目で厳しい姉「八代凉音」に恋する弟「昴」のお話。
こちらのヒロイン「凉音さん」
黒セーラー服、黒ストッキングで、黒のストレートロングな髪にカタイ口調、左目の下にほくろ、果ては縞パン…と、そんな感じで実にキーワードが豊富。
ついでに言えば、家が剣道場をやっているため「凉音さん」も朝稽古したりするという、凛々しい方でもあるのです。
また、当然ながら「昴くん」にとっては姉ですからねー。
基本的には厳しめであるものの、
「折檻は終わりだ。ほら、甘えていいぞ」
そんな台詞もあり、非常に魅力的なお姉ちゃんでもありました。
自分自身で”最低”という認識あったように、「昴くん」は相当にヤバい感じでしたね。
えっちシーンは、まさかという展開・描写になっていましたが。
あの後はどうなるんだろう。
「真夜中のお尻遊戯」はガラっと変わって、お尻の可愛い妹「立花由佳」さん。
深夜にえっちDVDを見ていた浪人生「リューイチ」くんは、起きてきた妹「由佳さん」を誤魔化すため夜食を作ることとなったのでした。
目前をうろうろする、ぷにぷに肉付きの良い彼女に、中途半端となってしまったなAVイメージが重なり…という展開。
豊富なキーワードの「凉音さん」も良かったですが、こちらの「由佳さん」は完全にお尻一本。
表題通りですね。
登場時からスナック菓子食べていましたが、いかにも成長期な感じ。
ある程度抑えないと…太るぞ。
ただ、そんなギリギリがためお尻はやたらめったら魅力的で、目前にした彼が困惑するのも納得。
あれはヤバいなー。
…というか、成年漫画なのでえっちしちゃうんですが。
オチの1ページでまた可愛い反応してましたよー。
先の「凉音さん」ともども、また別のお話が見たいです。
なお、お尻で言えば「けつめいど」のヒロイン「乾明日奈」さんも”むしゃぶりつきたくなる尻”の持ち主。
ポニーテールなメイドカフェ店員で、先輩の男子「鷺野」くんから、後輩の女子にまで狙われておりました。
悪くはないんですが…絵的・シチュエーション的には、やはり先の「由佳さん」だと思います。
※左:水無月奈々、右:教師「池田美緒」
絵柄サンプルです。「奈々ちゃん」は11年04月、「美緒さん」は10年05月
園芸部の優等生「北条つむぎ」さんの前後編「徒花(あだばな)」
眼鏡の園芸部員「つむぎさん」に恋する「南原」くん。
告白のチャンスを伺っていた彼ですが、そんな頃に彼女はとある理由がため顧問「東野」に弄ばれていたのでした。
もしかして、カラー部分は描き下ろしかな?
「つむぎさん」は眼鏡なヒロインなんですが、えっちシーンでは外しちゃってますね。
ちなみに↓表紙が「つむぎさん」ですよ。
だいたいそんな感じ。
大人しく従順で、いかにもいじめてオーラを出していました。
しかもお尻えっちなのです。
ねちっこい顧問教師「東野」が、またイイ味を出しています。
若い「南原くん」を暴走させることなく、絶望させてましたよー。
後編の前半はまた見応えがありました。
オチはいちおうあんな感じ(※詳細は秘密)になっていましたが…ひでるさんはまたその後の不幸を想像してしまいました。
コレで終わりじゃーないでしょー。
冒頭話「少女のいけにえ」は、またそちらと違った意味のブラック加減が心に染みる1話。
こちらもカラー原稿がありますね。
ナース「愛染春花」に弄ばれていた研修医「山川」
さらに彼女は、彼が密かに恋していた少女「水無月奈々」を巻き込んだのです。
「この変態」
そんな一言を浴びせてくる「奈々ちゃん」がスゴイ。
「山川くん」からの想いがまったく届いていないのも、これまた凄い。
しかし、「奈々ちゃん」と「春花さん」の間には何があったんでしょう。
ほか、「編集嬢」はえっち漫画雑誌編集長「神埼詠」さん。
こうした漫画にありがちな、口悪く手の早い上司。
よく荒れていた彼女は独りえっちにてストレスを発散していたんですが、それがため大変なこととなるのでした。
結構あっさりとした集団えっち展開。
ボロクソに言われていた男性陣も恨み晴らす的な感じもなく、また「詠さん」自身もノリノリです。
幼馴染み「二階堂睦美」と引き籠りな「悟」の「二次元彼女」
あんな惨状(笑)の「悟くん」を目の当たりにしながら、普通に対応している「睦美さん」がスゴイ。
いちおう恥ずかしいという感情はあるようなんですが…。
二次元に没頭する彼に対して服を脱ぎ出し、果ては彼に合わせるなど、なかなか献身的っぷりでした。
放尿描写もありますよ。
収録では最も古い原稿の「あの子はケダモノ」
そう落差がある訳ではないものの、やや雰囲気違いますね。
お話は、英語教師「池田美緒」さんと生徒「悠太」くんのカップル。
せっかく学校だったので、もうひとインパクトが欲しいかなぁ。
※編集長「神埼詠」
本当は「つむぎさん」と思ったんですが…足ですわね。
一言で表現するなら、”ごっちゃり”という風情。
ほぼ枠間はなく、大小コマが折り重なり、切り方も斜めが多いとかアレンジ強めです。
その中でキャラもはみ出し、ぶち抜きをしており、かなりの賑やかさ。
ページにぎっちり絵がつまっていて、描き込みも細かめで全体としてはやや濃いめ。
それでも、線とかなんとかはサラリと柔らかく、バランスも良く、小奇麗なまとまりです。
じっくり見るとたまーに怪しい部分がない訳でないものの、基本的には問題なし。
小さいコマもしっかり描かれてました。
キャラは幅広めでふんわりとした肉付き。
個人的には、服を着ている際のバスト描写がやや気になりましたが、それも重箱の隅。
可愛く、概ね問題はありません。
判断は4枚ほどのサンプルが見られる「クロエ出版」さんのHPか、あるいは「みさぎ和」センセのHPがいいと思います。
店頭ならば、裏表紙のカット絵がカラーではあったものの、雰囲気は掴み易いかと。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 賑やかさは人を選んでしまいそうですが、良かったです。
・話4: シリアスからラブコメまで幅広い方。次が楽しみ。
・独4: もっとお尻を前面にしても良かったかも。
合計:[12/15]
個人的にお話では、前後編「徒花」とか「少女のいけにえ」のシリアス系が刺さりました。
しかしキャラで印象的なのは、姉「凉音さん」、妹「由佳さん」という2人で、やはり軽いラブコメも外し難いですねー。
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■熱愛・生徒会! (美波リン)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・三角関係
・おまけ: あとがき、描き下ろし「パパとママの事情って奴」、
描き下ろし4コマ。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美波リン(みなみ・りん)」センセの「熱愛・生徒会!」です。
お名前の「美波リン」で検索して驚き。
”「すずきみら」と「大波耀子」の合作作品での初単行本~”、なんだって。
そうなんだ!!
よくよくHPを見ると、
”「すずきみら」がネーム~下書き、「大波」はペン入れ以降の作業担当です”
そう書いてありました。
なるほど、だから絵は「大波耀子」センセの色が強めに見えるんだ。
過去単行本には「お話考えるの苦手」とも書いてありましたよ。
ちなみに、お2人のうち、ひでるさんは「大波耀子」センセ派。
こちらブログでは「うそつきなきみ。」、「センセイとイイコトしよっか」、「絶対服従彼女」、と紹介してきております。
ブログで紹介してないものの、「すずきみら」センセの漫画もどちらか読んでいたと思います。
※熱愛・生徒会!ヒロインズ
明確にスタイルの分かるビキニ姿で。
さて、今回の「熱愛・生徒会!」は、生徒会の幼馴染みメンバー4名の恋愛模様です。
基本的には三角関係。
主人公は幼馴染み2人の間で争奪戦をされるという、大変に羨ましい構図となっていました。
お話は概ねスタンダードなつくり。
ぱっと目立つような目新しさはないものの、あちこち丁寧で取り巻く周辺の事情も面白く、えっち描写も適度なくらい。
ラブコメ好きに、ぜひオススメしたい1冊となっています。
生徒会の会長「堺暎太(さかい・えいた)」、書記「井上まりあ」、副会長「樋口葵」は幼馴染みの関係。
うち、堺・井上の両家は隣同士であったものの、お互いの父親は犬猿の仲でした。
そんな訳で父親から隣とは仲良くしないよう厳命されていたんですが…逆に「暎太」は隣を意識することとなり、「まりあ」に想いを寄せるようになっていたのです。
しかし、告白のタイミングを伺っていた彼に告白・アピールしてきたのは、もう1人の幼馴染み「葵」だったのです。
だいたいそうした切っ掛け。
タイトルに”生徒会”とあるように、登場する彼らはそれぞれ役員であります。
皆さん優等生なんですね。
ただ、漫画にはモブ程度でも他生徒や教師はほとんど描かれず、登場人物は生徒会4名とその両親くらい。
生徒会の活動でツーショットになったりはしているものの、あまりそれは前面になっておりません。
このタイトルは誤解を与えそうですねー。
幼馴染みだという3名。
うち、堺・井上の両家はお互い両親の過去事情がため対立関係にあり、家は隣であるものの自由に行き来できないのでした。
あ、こないだの「marriage black/速瀬羽柴」を思い出しますね。
父親同士の対立は深く、「ロミオとジュリエット」ほどの極端さはないものの”2人の仲を引き裂く障害”にはなってます。
通常幼馴染みだと、近過ぎてなかなかそういった感情になるに切っ掛けが必要だと思います。
その点、この漫画は親の対立が「まりあさん」への意識を強めるポイントになっていました。
生徒会、は2人が気兼ねなくやり取りできる場所なんですねー。
また、アプローチも大胆な「葵さん」が先んじて告白をしており、「暎太くん」の家も自由に出入りできるため、それぞれへの刺激になっています。
さあ、「暎太」・「まりあ」・「葵」の3名はどうなるんでしょう!?
※樋口葵
いいおっぱいと積極性でした。いい娘ですね。
告白の大チャンスだった1話目。
過去を懐かしんだりしていて、実に良いムードでしたからねー。
ちなみに、1コマ描かれている小学生時代の「まりあさん」が、またキュートでした。
こりゃー好きになるわ。
しかし、ココのメインはポニーテールな「葵さん」
告白と同時に服を脱ぎ出しているんですよ。
「…昔からアプローチしてきたつもりだけど」
そうした発言もあり、なかなか引っ掛からない彼に対しての最終手段を取ったようですね。
サイズも大きく、バストには自信あるのかな。
2話目にて「暎太くん」が告白。
照れがため、その場からそそくさと逃げてしまう「まりあさん」が可愛い。
読者は第三者視点で見ているのでいいんですが、あれ「暎太くん」としては拒否と受け取りそう。
「葵さん」の実家はお好み焼き屋さん。
そちらでの会話から、返事をうやむやにしてしまった「まりあさん」は「葵さん」の想いを知ることとなるのです。
この2人は親友という間柄なわりに、どちらも好きな相手について認識なかったようで…けっこう鈍いのね。
お互い変な気をつかっているようでしたが。
こちらは後半の「まりあさん」に注目です。
お母様も良いリアクションでした。聡いですね。
1話に顔を見せていた「大泉」くんが話にやや絡むようになる3話目。
こちらは再び「葵さん」のターンです。
いちおう振られていた彼女ですが明確に拒否されてもおらず。
アクティブですねー。
目前で脱いだ勝負下着を渡して去るというアプローチが物凄い。
こりゃ、たまんないわね(笑)
ラブコメ話の定番で、4話目は「まりあさん」と海へ出掛けるエピソード。
水着に困る「まりあさん」と、そのお母様のやり取りが面白い。
また、シャツを脱いだ際にはポロリをしておりました。
「暎太くん」ラッキー(笑)
いままでの彼女とリアクションと比べ、かなり頑張っていましたね。
硬いとかなんとか、海でのドキドキ展開にご期待下さい。
生徒会室での5話目もそんな感じ。
ちょっぴり離れて座る(※いつも通りの座席なのね)「暎太くん」にちょっと不満を漏らしています。
また、あまりのことに思考停止していた「暎太くん」にキスをしかけたことで、えっち直前という展開に発展します。
6話目は「まりあさん」の家(部屋)に女装してお邪魔する「暎太くん」
コレがなんとオチの4コマでネタになるので、覚えておきましょう。
しかし、さすがに「まりあさん」も大胆になりましたねー。
頑張ってますよ。
前回は持っていなかった「暎太くん」ですが、さすがにここでは持参してたのかな。
一般えっち系のセオリーなオチになっちゃいますが。
※井上まりあ
じわじわと大胆になる彼女に注目下さい。
7話目は久しぶりに「葵さん」
なぜか夕食を共にしており、ほぼ親公認という風情になってます。
そんな感じで変わらず積極的なため、ひと騒動の発端となるのでした。
どんなんかは秘密。
ここからが最終エピソードですね。
その直後、8話では勇気を出した「まりあさん」
遅かれ早かれ、という感じではありますかね。
それぞれ母親の反応も楽しめます。
2人はサポートしないのね。そんなもんか。
新たな事実も判明する、9、10話にもご期待下さい。
また、描き下ろしでは本編で対立している両親のエピソードが描かれております。
これがまた面白いので、必見。
小さいコマなど細かい部分まで丁寧。
濃淡は濃い目ながらしつこさはなく、キッチリまとまっています。
バランスも非常に優れてます。
漫画も巧く、それぞれの表情から場面の表現まで、特に引っ掛かる箇所はありません。
一般えっち系として、実に適度な感じですよ。
キャラは漫画っぽく、可愛らしく、強めな恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴。
カラーより白黒絵のが味わい深く、個人的には↓表紙・裏表紙より本編のがいいと思います。
概ねそんな感じではありますけどね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 好きな系統です。ふんわりと可愛いですね。
・話4: そう凝っても・ややこしくもないですが、よいまとまりでした。
・独4: サービスシーンも豊富なドキドキ・ラブコメです。
合計:[13/15]
ぶっちゃけ、↓表紙の段階では「大波耀子」センセとは気付かず。
予想以上に面白かったです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・三角関係
・おまけ: あとがき、描き下ろし「パパとママの事情って奴」、
描き下ろし4コマ。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美波リン(みなみ・りん)」センセの「熱愛・生徒会!」です。
お名前の「美波リン」で検索して驚き。
”「すずきみら」と「大波耀子」の合作作品での初単行本~”、なんだって。
そうなんだ!!
よくよくHPを見ると、
”「すずきみら」がネーム~下書き、「大波」はペン入れ以降の作業担当です”
そう書いてありました。
なるほど、だから絵は「大波耀子」センセの色が強めに見えるんだ。
過去単行本には「お話考えるの苦手」とも書いてありましたよ。
ちなみに、お2人のうち、ひでるさんは「大波耀子」センセ派。
こちらブログでは「うそつきなきみ。」、「センセイとイイコトしよっか」、「絶対服従彼女」、と紹介してきております。
ブログで紹介してないものの、「すずきみら」センセの漫画もどちらか読んでいたと思います。
※熱愛・生徒会!ヒロインズ
明確にスタイルの分かるビキニ姿で。
さて、今回の「熱愛・生徒会!」は、生徒会の幼馴染みメンバー4名の恋愛模様です。
基本的には三角関係。
主人公は幼馴染み2人の間で争奪戦をされるという、大変に羨ましい構図となっていました。
お話は概ねスタンダードなつくり。
ぱっと目立つような目新しさはないものの、あちこち丁寧で取り巻く周辺の事情も面白く、えっち描写も適度なくらい。
ラブコメ好きに、ぜひオススメしたい1冊となっています。
生徒会の会長「堺暎太(さかい・えいた)」、書記「井上まりあ」、副会長「樋口葵」は幼馴染みの関係。
うち、堺・井上の両家は隣同士であったものの、お互いの父親は犬猿の仲でした。
そんな訳で父親から隣とは仲良くしないよう厳命されていたんですが…逆に「暎太」は隣を意識することとなり、「まりあ」に想いを寄せるようになっていたのです。
しかし、告白のタイミングを伺っていた彼に告白・アピールしてきたのは、もう1人の幼馴染み「葵」だったのです。
だいたいそうした切っ掛け。
タイトルに”生徒会”とあるように、登場する彼らはそれぞれ役員であります。
皆さん優等生なんですね。
ただ、漫画にはモブ程度でも他生徒や教師はほとんど描かれず、登場人物は生徒会4名とその両親くらい。
生徒会の活動でツーショットになったりはしているものの、あまりそれは前面になっておりません。
このタイトルは誤解を与えそうですねー。
幼馴染みだという3名。
うち、堺・井上の両家はお互い両親の過去事情がため対立関係にあり、家は隣であるものの自由に行き来できないのでした。
あ、こないだの「marriage black/速瀬羽柴」を思い出しますね。
父親同士の対立は深く、「ロミオとジュリエット」ほどの極端さはないものの”2人の仲を引き裂く障害”にはなってます。
通常幼馴染みだと、近過ぎてなかなかそういった感情になるに切っ掛けが必要だと思います。
その点、この漫画は親の対立が「まりあさん」への意識を強めるポイントになっていました。
生徒会、は2人が気兼ねなくやり取りできる場所なんですねー。
また、アプローチも大胆な「葵さん」が先んじて告白をしており、「暎太くん」の家も自由に出入りできるため、それぞれへの刺激になっています。
さあ、「暎太」・「まりあ」・「葵」の3名はどうなるんでしょう!?
※樋口葵
いいおっぱいと積極性でした。いい娘ですね。
告白の大チャンスだった1話目。
過去を懐かしんだりしていて、実に良いムードでしたからねー。
ちなみに、1コマ描かれている小学生時代の「まりあさん」が、またキュートでした。
こりゃー好きになるわ。
しかし、ココのメインはポニーテールな「葵さん」
告白と同時に服を脱ぎ出しているんですよ。
「…昔からアプローチしてきたつもりだけど」
そうした発言もあり、なかなか引っ掛からない彼に対しての最終手段を取ったようですね。
サイズも大きく、バストには自信あるのかな。
2話目にて「暎太くん」が告白。
照れがため、その場からそそくさと逃げてしまう「まりあさん」が可愛い。
読者は第三者視点で見ているのでいいんですが、あれ「暎太くん」としては拒否と受け取りそう。
「葵さん」の実家はお好み焼き屋さん。
そちらでの会話から、返事をうやむやにしてしまった「まりあさん」は「葵さん」の想いを知ることとなるのです。
この2人は親友という間柄なわりに、どちらも好きな相手について認識なかったようで…けっこう鈍いのね。
お互い変な気をつかっているようでしたが。
こちらは後半の「まりあさん」に注目です。
お母様も良いリアクションでした。聡いですね。
1話に顔を見せていた「大泉」くんが話にやや絡むようになる3話目。
こちらは再び「葵さん」のターンです。
いちおう振られていた彼女ですが明確に拒否されてもおらず。
アクティブですねー。
目前で脱いだ勝負下着を渡して去るというアプローチが物凄い。
こりゃ、たまんないわね(笑)
ラブコメ話の定番で、4話目は「まりあさん」と海へ出掛けるエピソード。
水着に困る「まりあさん」と、そのお母様のやり取りが面白い。
また、シャツを脱いだ際にはポロリをしておりました。
「暎太くん」ラッキー(笑)
いままでの彼女とリアクションと比べ、かなり頑張っていましたね。
硬いとかなんとか、海でのドキドキ展開にご期待下さい。
生徒会室での5話目もそんな感じ。
ちょっぴり離れて座る(※いつも通りの座席なのね)「暎太くん」にちょっと不満を漏らしています。
また、あまりのことに思考停止していた「暎太くん」にキスをしかけたことで、えっち直前という展開に発展します。
6話目は「まりあさん」の家(部屋)に女装してお邪魔する「暎太くん」
コレがなんとオチの4コマでネタになるので、覚えておきましょう。
しかし、さすがに「まりあさん」も大胆になりましたねー。
頑張ってますよ。
前回は持っていなかった「暎太くん」ですが、さすがにここでは持参してたのかな。
一般えっち系のセオリーなオチになっちゃいますが。
※井上まりあ
じわじわと大胆になる彼女に注目下さい。
7話目は久しぶりに「葵さん」
なぜか夕食を共にしており、ほぼ親公認という風情になってます。
そんな感じで変わらず積極的なため、ひと騒動の発端となるのでした。
どんなんかは秘密。
ここからが最終エピソードですね。
その直後、8話では勇気を出した「まりあさん」
遅かれ早かれ、という感じではありますかね。
それぞれ母親の反応も楽しめます。
2人はサポートしないのね。そんなもんか。
新たな事実も判明する、9、10話にもご期待下さい。
また、描き下ろしでは本編で対立している両親のエピソードが描かれております。
これがまた面白いので、必見。
小さいコマなど細かい部分まで丁寧。
濃淡は濃い目ながらしつこさはなく、キッチリまとまっています。
バランスも非常に優れてます。
漫画も巧く、それぞれの表情から場面の表現まで、特に引っ掛かる箇所はありません。
一般えっち系として、実に適度な感じですよ。
キャラは漫画っぽく、可愛らしく、強めな恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴。
カラーより白黒絵のが味わい深く、個人的には↓表紙・裏表紙より本編のがいいと思います。
概ねそんな感じではありますけどね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 好きな系統です。ふんわりと可愛いですね。
・話4: そう凝っても・ややこしくもないですが、よいまとまりでした。
・独4: サービスシーンも豊富なドキドキ・ラブコメです。
合計:[13/15]
ぶっちゃけ、↓表紙の段階では「大波耀子」センセとは気付かず。
予想以上に面白かったです。
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■青春18禁えっち (松本きちぢ)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、局部は描き下ろし、加筆修正あり。
・その他: 短編×12(うち「1クール彼女」×8)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本きちぢ(まつもと・きちぢ)」センセの「青春18禁えっち」です。
成年用に描き下ろし、だって。
どうもお疲れさまでした。
それがためか、↓表紙もモザイクあるとはいえ…ぱっくりしてますね。
そちらとタイトルの”18禁”がため、なんとなくハードそうに見えましたが、収録の大半はコメディー色の強いラブコメです。
ドロドロすることなく、だいたいぺかーという明るいえっちになってます。
そんな訳で、「松本きちぢ」センセ。
こちらの「青春18禁えっち」が2冊目の単行本みたい。
初単行本は一般系のようで、成年はこちらが初めて。
前述したように、局部については全ページの描き下ろし。
気合い入ってますねー。
収録は、メインのシリーズ漫画が単行本の大半を占めております。
ただ…、これが刺さりませんでした。
短編はいいんですけど。
※左:野田夕子、右:委員長「鈴香さん」
基本的には、はっちゃけコメディーです。
そんな訳で、まずは4話ほどの短編群から。
主人公「野田夕子」は成績優秀な優等生。
えっちに興味津々だった彼女は、クラスメイト「貴文」に催眠術を仕掛けてみたところ、これが成功。
妄想ばかりの日々から脱却するべく、えっちなことを命令するのでした。
そんな短編「催眠術はじめました」が冒頭話。
収録の大半を占める連続話が控えているわりに扱いは良く、↓表紙とカラーのもくじ絵は「夕子さん」です。
お気に入りなのかな。
”催眠術を仕掛ける側が女の子”という設定はセオリーと違って良いですね。
じわじわエスカレートしていく様が楽しめます。
「想像以上だわこれー…」
とか、目をキラキラさせてるコマが可愛いです。
オチも好き。
「放課後…トイレにて。」は、ショートカット、縞パン、ニーソックス、と豊富なキーワードがオススメなお話。
冒頭からパンチラしまくっており、縞パンをアピールしてました。
彼氏「榎元」くんに”トイレの紙がない”と呼ばれた、委員長「鈴香」さん。
わざわざ個室まで届けたところ、それは単なるえっちを仕掛けるための口実だったのです。
お話の切っ掛けは、だいたいそんなん。
2人して個室に入った直後に野球部が大挙してトイレに押しかけており、出るに出れなくなってしまうのです。
そうした、バレるかもしれないという、えっちシチュエーション。
途中の「~半分だけだからね…」という流れが好き。
まぁ、半分で済む訳ないわ。
保健室にてえっち暴走した「山本大介」
しかし、そそり立つ男性自身を目前にした新入生の女の子は、驚くどころか打撲より酷いと心配をするのでした。
そんなんが「バットとボールと女子校生」
こちらのヒロインは基本的によく分かってないという描かれ方なんですが、オチ部分を見る限り、そう知識ない訳ではなく…全部計算づくだったら怖いですね。
どっちなんだろう。
とりあえず、えっち好きではありました。
腫れてるだの、吸い出すだのという、よくあるえっち展開。
彼は”女の子と2人”という空間にぷっつん暴走してましたが、もうちょっと理性保って下さい。
「会長のドキドキ(秘)特訓」は、生徒会長「二階堂香」さん。
カップル率80%という学園では、風紀の乱れが問題となっていました。
生徒会長「香さん」はそれを抑えるよう、全校生徒らに訴えかけるんですが…テーブルの下には付き合う副会長「大樹」がおり、こっそりえっちな事を仕掛けてくるのです。
お話時点ではどうかなぁ~って思って見てましたが、オチ部分にて納得。
まぁ、そうだわねぇ。
ポニーテールで堅物な「香さん」が可愛く、そりゃー皆の前で恥ずかしめたくなる気持ちも、これまた納得(笑)
まさか後半あーなるとは思いませんでしたが。
「~座らせてもらう…」
からが真骨頂ですよ。
※左:生徒会長「二階堂香」、右:花山舞
「香さん」のはっちゃけ・えっちっぷりが良いです。
ヒロイン「花山舞」への告白があっさり破れた「小田」
しかし、彼の声が好きなキャラにそっくりであったため、放送期間の1クールだけ付き合うこととなったのでした。
そんな「1クール彼女」は全8話という中編。
1クールだけ、という設定は独特で面白いです。
ただ、せいぜい短編か前後編くらいが限界で、8話も引っ張るほどのパワーはないと思います。
人によりけりかもしれませんが、個人的にはぜんぜん合いません。
2話の時点で、ちょっと…という感じでした。
特に、お嬢様「相模原零」が登場する4話からの、彼の争奪戦みたいな流れも酷い。
どこかで見たような展開が続きます。
もともとはっちゃけ・コメディー設定なので、真面目な展開はお話もより軽くしているみたい。
パロディーな描写も同様ですね。
あちこちに違和感があり、後半の勝負シーンとか…、こちらを置いてけぼりにしてるような感覚でした。
良かったのは1話「期間限定のお付き合い!?」にあった、TVに夢中になった「舞さん」の独りえっち部分。
ここはオチも良く、やっぱりこのお話は短編ではないか、と思います。
さらりとしたタッチで、コテコテとした描き込みのない、”線画”という風情。
濃淡は薄めでスッキリ。
コマ割りはどちらかというと細かめで、おおむね枠内に収まってます。
見辛くはありませんが、ページは賑やかでごっちゃり感がありました。
強めな極細線は目立つ乱れはないものの、バランスは気持ち微妙な感じ。
ただし、それも人によっては気にならないくらいかと思います。
漫画での違和感も同様。
個人的には、ちょっと動きがカタいかなー、という印象です。
カラーだとやや雰囲気違うんですが、↓表紙よりも裏表紙のが近いですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 概ね問題ないですが、やや癖があります。
・話2: 収録の大半を占める長編が刺さらなかったので。
・独3: はっちゃけシチュエーションなので、短編のが合っていると思います。
合計:[8/15]
そんな訳で、短編は楽しく読んでいたんですが、メインの連続話がまったく刺さりませんでした。
次巻はどうするか悩みどころですね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、局部は描き下ろし、加筆修正あり。
・その他: 短編×12(うち「1クール彼女」×8)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本きちぢ(まつもと・きちぢ)」センセの「青春18禁えっち」です。
成年用に描き下ろし、だって。
どうもお疲れさまでした。
それがためか、↓表紙もモザイクあるとはいえ…ぱっくりしてますね。
そちらとタイトルの”18禁”がため、なんとなくハードそうに見えましたが、収録の大半はコメディー色の強いラブコメです。
ドロドロすることなく、だいたいぺかーという明るいえっちになってます。
そんな訳で、「松本きちぢ」センセ。
こちらの「青春18禁えっち」が2冊目の単行本みたい。
初単行本は一般系のようで、成年はこちらが初めて。
前述したように、局部については全ページの描き下ろし。
気合い入ってますねー。
収録は、メインのシリーズ漫画が単行本の大半を占めております。
ただ…、これが刺さりませんでした。
短編はいいんですけど。
※左:野田夕子、右:委員長「鈴香さん」
基本的には、はっちゃけコメディーです。
そんな訳で、まずは4話ほどの短編群から。
主人公「野田夕子」は成績優秀な優等生。
えっちに興味津々だった彼女は、クラスメイト「貴文」に催眠術を仕掛けてみたところ、これが成功。
妄想ばかりの日々から脱却するべく、えっちなことを命令するのでした。
そんな短編「催眠術はじめました」が冒頭話。
収録の大半を占める連続話が控えているわりに扱いは良く、↓表紙とカラーのもくじ絵は「夕子さん」です。
お気に入りなのかな。
”催眠術を仕掛ける側が女の子”という設定はセオリーと違って良いですね。
じわじわエスカレートしていく様が楽しめます。
「想像以上だわこれー…」
とか、目をキラキラさせてるコマが可愛いです。
オチも好き。
「放課後…トイレにて。」は、ショートカット、縞パン、ニーソックス、と豊富なキーワードがオススメなお話。
冒頭からパンチラしまくっており、縞パンをアピールしてました。
彼氏「榎元」くんに”トイレの紙がない”と呼ばれた、委員長「鈴香」さん。
わざわざ個室まで届けたところ、それは単なるえっちを仕掛けるための口実だったのです。
お話の切っ掛けは、だいたいそんなん。
2人して個室に入った直後に野球部が大挙してトイレに押しかけており、出るに出れなくなってしまうのです。
そうした、バレるかもしれないという、えっちシチュエーション。
途中の「~半分だけだからね…」という流れが好き。
まぁ、半分で済む訳ないわ。
保健室にてえっち暴走した「山本大介」
しかし、そそり立つ男性自身を目前にした新入生の女の子は、驚くどころか打撲より酷いと心配をするのでした。
そんなんが「バットとボールと女子校生」
こちらのヒロインは基本的によく分かってないという描かれ方なんですが、オチ部分を見る限り、そう知識ない訳ではなく…全部計算づくだったら怖いですね。
どっちなんだろう。
とりあえず、えっち好きではありました。
腫れてるだの、吸い出すだのという、よくあるえっち展開。
彼は”女の子と2人”という空間にぷっつん暴走してましたが、もうちょっと理性保って下さい。
「会長のドキドキ(秘)特訓」は、生徒会長「二階堂香」さん。
カップル率80%という学園では、風紀の乱れが問題となっていました。
生徒会長「香さん」はそれを抑えるよう、全校生徒らに訴えかけるんですが…テーブルの下には付き合う副会長「大樹」がおり、こっそりえっちな事を仕掛けてくるのです。
お話時点ではどうかなぁ~って思って見てましたが、オチ部分にて納得。
まぁ、そうだわねぇ。
ポニーテールで堅物な「香さん」が可愛く、そりゃー皆の前で恥ずかしめたくなる気持ちも、これまた納得(笑)
まさか後半あーなるとは思いませんでしたが。
「~座らせてもらう…」
からが真骨頂ですよ。
※左:生徒会長「二階堂香」、右:花山舞
「香さん」のはっちゃけ・えっちっぷりが良いです。
ヒロイン「花山舞」への告白があっさり破れた「小田」
しかし、彼の声が好きなキャラにそっくりであったため、放送期間の1クールだけ付き合うこととなったのでした。
そんな「1クール彼女」は全8話という中編。
1クールだけ、という設定は独特で面白いです。
ただ、せいぜい短編か前後編くらいが限界で、8話も引っ張るほどのパワーはないと思います。
人によりけりかもしれませんが、個人的にはぜんぜん合いません。
2話の時点で、ちょっと…という感じでした。
特に、お嬢様「相模原零」が登場する4話からの、彼の争奪戦みたいな流れも酷い。
どこかで見たような展開が続きます。
もともとはっちゃけ・コメディー設定なので、真面目な展開はお話もより軽くしているみたい。
パロディーな描写も同様ですね。
あちこちに違和感があり、後半の勝負シーンとか…、こちらを置いてけぼりにしてるような感覚でした。
良かったのは1話「期間限定のお付き合い!?」にあった、TVに夢中になった「舞さん」の独りえっち部分。
ここはオチも良く、やっぱりこのお話は短編ではないか、と思います。
さらりとしたタッチで、コテコテとした描き込みのない、”線画”という風情。
濃淡は薄めでスッキリ。
コマ割りはどちらかというと細かめで、おおむね枠内に収まってます。
見辛くはありませんが、ページは賑やかでごっちゃり感がありました。
強めな極細線は目立つ乱れはないものの、バランスは気持ち微妙な感じ。
ただし、それも人によっては気にならないくらいかと思います。
漫画での違和感も同様。
個人的には、ちょっと動きがカタいかなー、という印象です。
カラーだとやや雰囲気違うんですが、↓表紙よりも裏表紙のが近いですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 概ね問題ないですが、やや癖があります。
・話2: 収録の大半を占める長編が刺さらなかったので。
・独3: はっちゃけシチュエーションなので、短編のが合っていると思います。
合計:[8/15]
そんな訳で、短編は楽しく読んでいたんですが、メインの連続話がまったく刺さりませんでした。
次巻はどうするか悩みどころですね。
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■疲れたキミに年上おっぱい (みたくるみ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: カバー裏にネタ絵、
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」
・その他: 短編×10(うち「お姉さんも治してね」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「疲れたキミに年上おっぱい」です。
また「セブンイレブン」の話題で申し訳ないですが。
帰り道のコンビニがそれしかないのね。
「冷やしぶっかけ坦々麺」というのを食べました。
コレ美味いですよ!
適度な味わいでちょっぴりだけ辛く、また当然ながら冷たいので、夏にピッタリな商品でした。
オススメ。
さて、本日は「みたくるみ」センセです。
こちらのブログでは…一般系「ディスバニッシュ」とか、成年系「お口のちおっぱい」、「誘惑したいカラダ」などを紹介しています。
ちなみに。
雰囲気から、購入前はすっかり「さきうらら」センセと、ガッチリ勘違いをしていたひでるさん(本当)
読んでいて、あれーって思い、途中で間違えたことに気づきました。
どうもごめんなさい。
えー、話を戻しまして。
今回の「疲れたキミに年上おっぱい」で4冊目ですかね。
なお、収録はメインの中編を他は短編集という風情。
「みたくるみ」センセはご自身のHPにて…
”巨乳で年上な女性が構ってきてくれる和姦モノ”
そう紹介されてしました。
なるほど。
タイトルそのまま、お姉さん系が好みの方にはぐっさり刺さる漫画集だと思います。
※左:「和紗」・「美結」、右:担任教師なお姉ちゃん
この「美結ちゃん」が良い味を出していました。
まずは短編から。
「マジでズレてるウチの姉」は両親いないため、保護者として姉「和紗」さんが奮闘するというもの。
これが良かった。
ヒロイン「和紗さん」は、ゴーグルみたいな眼鏡が特徴的なお姉ちゃん。
賢そうでは…ないのね(笑)
この漫画の最大のポイントは、エロ○学生という「美結」ちゃん。
ウサギのぬいぐるみを片手に、
「家族にも見せられない、お粗末チ○ポなの?」
とか、かなりはっちゃけた発言をしています。
カケラも脱いではいないものの、彼女の存在が漫画を相当面白いモノにしています。
ある意味純粋である「和紗さん」は、ほぼ「美結ちゃん」の入れ知恵によって「陽一」くんに迫っているのでした。
えっちへの最終承認も彼女でしたよ。
ちょっと仕掛けはあるんですが。
タイトルそのまま、「リモコンでラブ」はそうした大人なオモチャがネタ。
えっちゲーム好きな「浩二」くんを現実に引き戻すため、姉で担任教師という彼女はリモコンを使ってのえっちを試すよう、彼に迫るんですが…スイッチを入れたところ、隣に座っていた「氷室」さんも反応をみせたのです。
コレどんな話だ(笑)
教室でえろえろになる2人がなかなか壮観です。
こんなシチュエーション好き。
お姉ちゃんは教室入る前からフラフラしてましたねー。
ちなみに、「氷室さん」はカバー裏が最も面白いです。
”おっぱい絞る牛乳屋さん”みたいな冒頭の「搾り搾られ搾られるとき」
いわゆる母乳展開のセオリーな立ち上がりなんですが、こちらのポイントはWヒロインであること。
当初は主人公「勇助」くんが、叔母「椿」さんのおっぱいを…という展開。
途中から飲み干しにかかってましたねー。
そんな事をしているうち、幼馴染み「香奈」さんも参加するのでした。
えー、挟まれてます。
「椿さん」はエロい反応をしていたものの、えっちへの流れは「香奈さん」が作ったと思います。
なんだが地獄へ堕ちそうな感覚ですわ(笑)
※左:生徒会長さん、右:幼馴染み「香奈さん」
むちむちっとした年上ヒロインが楽しめます。
同じくWヒロインな「フツウが好きっ!」は、コンビニ店員のお嬢様「三条院」さん。
はっちゃけた姉に困っていた「達也」くん。
それがため、コンビニで見掛けていた、上品な「三条院さん」が気に入っていたんですが…無意識に手を握ったことで彼女が求婚されたと勘違いし…という怒涛の展開。
はっちゃけコメディーですね。
お姉ちゃんが余計な乱入をしたことで、「三条院さん」を巻き込んでのえっち展開になってます。
お嬢様な彼女がキュートでした。
さらに同じく、お嬢様が登場するWヒロインな短編「おバカとスィーツ」
こちらの生徒会長さんは、生意気なお嬢様というセオリーな風情。
メイド服な彼女は弱味を握られてのことで、スキャンダルを撮ってやろうと画策していたのです。
目隠しから、メロメロになってしまう生徒会長さんが可愛いですよ。
もうちょっと好き勝ってにしてくれても良かったかな。
彼女とうまくない「翔」くん。
見兼ねた姉「樹里」さんは、昔やっていたそのまま、下半身の処理をしてあげたのです。
しかし、そんな彼女も来月に結婚の予定があり、知った「翔くん」は…と、そうした短編「はめて欲しいの」は、なかなか重たい設定。
処理はしていたものの、いちおう直接えっちはなかったのかな。
まぁ、どういった理由であれ、そうしたことをしてあげてる時点でヤバさたっぷりですけどね。
描き方は自体は軽めなので、そう読後感は悪くないですが…ハッピーエンドではないかな。
今回収録で全4話という連続モノ「お姉さんも治してね」
これは…前巻に収録されていた「おねえさんが治しちゃう」の続編ですね。
陥没乳首なナース「土久尾香穂」さんと包茎な「北条圭」くんというカップル。
風邪で休んでいた「圭くん」に、プリントを持参したクラス委員の「大橋」さん。
2人の関係をまったく勘違いした「香穂さん」は、酒の勢いを借りて邪魔をするのでした。
そんなんが切っ掛けの1話。
余裕のない年上女性ですね(笑)
「大橋さん」がクマさんパンツを着用していたため、「香穂さん」も対抗してウサギさんパンツなんぞで迫っていました。
ううん、マニアックですね。
さすがにひでるさんも刺さりませんよ。
2話目は、実は彼女の勤務する病院に顔がきく「大橋さん」の逆襲回。
シフトを夜勤務にされてしまった「香穂さん」は、彼と会える機会がぐっと減ってしまうのです。
なるほど、いい作戦だ。
また、彼女が休みの日には、わざわざ「圭くん」を連れ回すという念の入れよう。
最後の決め手は”モロ出し”でしたねー。
ただ、彼女のいる相手をなびかせるのだから、それくらいして丁度良いくらいか。
見事にえっちへ持ち込んでいました。
※ナース「土久尾香穂」
こんなことを言っている「香穂さん」でしたが…。
それがため、真面目(いちおう)な「圭くん」は「香穂さん」を避けるようになってしまうのでした。
3話目はそうした展開。
冒頭の「香穂さん」が可哀想で…。
彼女依存するタイプっぽいですからねー。
保健医「風音」の助けもあり、ようやくお互い仲直りしておりました。
最終4話はいかにも成年漫画な流れ。
こちらにて「大橋さん」の秘密が明かされます。
漫画のテーマですもんね。
なかなか割りきれない「香穂さん」の描写が可愛らしいですよ。
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」は、3ページのショート。
これはオチ部分の補完的な感じかな。
すらりとした身長で、よい肉付きのお姉ちゃん絵柄。
可愛く・色っぽく、綺麗にまとまっており、幅広く好まれそうなもの。
キャラ絵だけでなく、漫画の描き方、お話などにも変な癖なく、万人に好まれそうな仕上がりです。
濃淡から描き込みなど、あちこちのバランスも適度。
ごちゃーとしておらず、コマ割りも複雑でなく、見易い原稿です。
オススメですよ。
一般えっち系とか、いかにも似合いそうでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: なんというか優等生的っぽい、綺麗な仕上がりです。
・話4: 現代劇のが断然良いと思います。
・独4: お姉さん系統がお好きならば是非に。
合計:[13/15]
「S2COMIX」のHPにて、「お姉さんも治してね1話」のページちょっとが立ち読みできます。
また、「みたくるみ」センセのHPでも多くのサンプルと共に紹介されていたので、判断には最適です。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: カバー裏にネタ絵、
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」
・その他: 短編×10(うち「お姉さんも治してね」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「疲れたキミに年上おっぱい」です。
また「セブンイレブン」の話題で申し訳ないですが。
帰り道のコンビニがそれしかないのね。
「冷やしぶっかけ坦々麺」というのを食べました。
コレ美味いですよ!
適度な味わいでちょっぴりだけ辛く、また当然ながら冷たいので、夏にピッタリな商品でした。
オススメ。
さて、本日は「みたくるみ」センセです。
こちらのブログでは…一般系「ディスバニッシュ」とか、成年系「お口のちおっぱい」、「誘惑したいカラダ」などを紹介しています。
ちなみに。
雰囲気から、購入前はすっかり「さきうらら」センセと、ガッチリ勘違いをしていたひでるさん(本当)
読んでいて、あれーって思い、途中で間違えたことに気づきました。
どうもごめんなさい。
えー、話を戻しまして。
今回の「疲れたキミに年上おっぱい」で4冊目ですかね。
なお、収録はメインの中編を他は短編集という風情。
「みたくるみ」センセはご自身のHPにて…
”巨乳で年上な女性が構ってきてくれる和姦モノ”
そう紹介されてしました。
なるほど。
タイトルそのまま、お姉さん系が好みの方にはぐっさり刺さる漫画集だと思います。
※左:「和紗」・「美結」、右:担任教師なお姉ちゃん
この「美結ちゃん」が良い味を出していました。
まずは短編から。
「マジでズレてるウチの姉」は両親いないため、保護者として姉「和紗」さんが奮闘するというもの。
これが良かった。
ヒロイン「和紗さん」は、ゴーグルみたいな眼鏡が特徴的なお姉ちゃん。
賢そうでは…ないのね(笑)
この漫画の最大のポイントは、エロ○学生という「美結」ちゃん。
ウサギのぬいぐるみを片手に、
「家族にも見せられない、お粗末チ○ポなの?」
とか、かなりはっちゃけた発言をしています。
カケラも脱いではいないものの、彼女の存在が漫画を相当面白いモノにしています。
ある意味純粋である「和紗さん」は、ほぼ「美結ちゃん」の入れ知恵によって「陽一」くんに迫っているのでした。
えっちへの最終承認も彼女でしたよ。
ちょっと仕掛けはあるんですが。
タイトルそのまま、「リモコンでラブ」はそうした大人なオモチャがネタ。
えっちゲーム好きな「浩二」くんを現実に引き戻すため、姉で担任教師という彼女はリモコンを使ってのえっちを試すよう、彼に迫るんですが…スイッチを入れたところ、隣に座っていた「氷室」さんも反応をみせたのです。
コレどんな話だ(笑)
教室でえろえろになる2人がなかなか壮観です。
こんなシチュエーション好き。
お姉ちゃんは教室入る前からフラフラしてましたねー。
ちなみに、「氷室さん」はカバー裏が最も面白いです。
”おっぱい絞る牛乳屋さん”みたいな冒頭の「搾り搾られ搾られるとき」
いわゆる母乳展開のセオリーな立ち上がりなんですが、こちらのポイントはWヒロインであること。
当初は主人公「勇助」くんが、叔母「椿」さんのおっぱいを…という展開。
途中から飲み干しにかかってましたねー。
そんな事をしているうち、幼馴染み「香奈」さんも参加するのでした。
えー、挟まれてます。
「椿さん」はエロい反応をしていたものの、えっちへの流れは「香奈さん」が作ったと思います。
なんだが地獄へ堕ちそうな感覚ですわ(笑)
※左:生徒会長さん、右:幼馴染み「香奈さん」
むちむちっとした年上ヒロインが楽しめます。
同じくWヒロインな「フツウが好きっ!」は、コンビニ店員のお嬢様「三条院」さん。
はっちゃけた姉に困っていた「達也」くん。
それがため、コンビニで見掛けていた、上品な「三条院さん」が気に入っていたんですが…無意識に手を握ったことで彼女が求婚されたと勘違いし…という怒涛の展開。
はっちゃけコメディーですね。
お姉ちゃんが余計な乱入をしたことで、「三条院さん」を巻き込んでのえっち展開になってます。
お嬢様な彼女がキュートでした。
さらに同じく、お嬢様が登場するWヒロインな短編「おバカとスィーツ」
こちらの生徒会長さんは、生意気なお嬢様というセオリーな風情。
メイド服な彼女は弱味を握られてのことで、スキャンダルを撮ってやろうと画策していたのです。
目隠しから、メロメロになってしまう生徒会長さんが可愛いですよ。
もうちょっと好き勝ってにしてくれても良かったかな。
彼女とうまくない「翔」くん。
見兼ねた姉「樹里」さんは、昔やっていたそのまま、下半身の処理をしてあげたのです。
しかし、そんな彼女も来月に結婚の予定があり、知った「翔くん」は…と、そうした短編「はめて欲しいの」は、なかなか重たい設定。
処理はしていたものの、いちおう直接えっちはなかったのかな。
まぁ、どういった理由であれ、そうしたことをしてあげてる時点でヤバさたっぷりですけどね。
描き方は自体は軽めなので、そう読後感は悪くないですが…ハッピーエンドではないかな。
今回収録で全4話という連続モノ「お姉さんも治してね」
これは…前巻に収録されていた「おねえさんが治しちゃう」の続編ですね。
陥没乳首なナース「土久尾香穂」さんと包茎な「北条圭」くんというカップル。
風邪で休んでいた「圭くん」に、プリントを持参したクラス委員の「大橋」さん。
2人の関係をまったく勘違いした「香穂さん」は、酒の勢いを借りて邪魔をするのでした。
そんなんが切っ掛けの1話。
余裕のない年上女性ですね(笑)
「大橋さん」がクマさんパンツを着用していたため、「香穂さん」も対抗してウサギさんパンツなんぞで迫っていました。
ううん、マニアックですね。
さすがにひでるさんも刺さりませんよ。
2話目は、実は彼女の勤務する病院に顔がきく「大橋さん」の逆襲回。
シフトを夜勤務にされてしまった「香穂さん」は、彼と会える機会がぐっと減ってしまうのです。
なるほど、いい作戦だ。
また、彼女が休みの日には、わざわざ「圭くん」を連れ回すという念の入れよう。
最後の決め手は”モロ出し”でしたねー。
ただ、彼女のいる相手をなびかせるのだから、それくらいして丁度良いくらいか。
見事にえっちへ持ち込んでいました。
※ナース「土久尾香穂」
こんなことを言っている「香穂さん」でしたが…。
それがため、真面目(いちおう)な「圭くん」は「香穂さん」を避けるようになってしまうのでした。
3話目はそうした展開。
冒頭の「香穂さん」が可哀想で…。
彼女依存するタイプっぽいですからねー。
保健医「風音」の助けもあり、ようやくお互い仲直りしておりました。
最終4話はいかにも成年漫画な流れ。
こちらにて「大橋さん」の秘密が明かされます。
漫画のテーマですもんね。
なかなか割りきれない「香穂さん」の描写が可愛らしいですよ。
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」は、3ページのショート。
これはオチ部分の補完的な感じかな。
すらりとした身長で、よい肉付きのお姉ちゃん絵柄。
可愛く・色っぽく、綺麗にまとまっており、幅広く好まれそうなもの。
キャラ絵だけでなく、漫画の描き方、お話などにも変な癖なく、万人に好まれそうな仕上がりです。
濃淡から描き込みなど、あちこちのバランスも適度。
ごちゃーとしておらず、コマ割りも複雑でなく、見易い原稿です。
オススメですよ。
一般えっち系とか、いかにも似合いそうでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: なんというか優等生的っぽい、綺麗な仕上がりです。
・話4: 現代劇のが断然良いと思います。
・独4: お姉さん系統がお好きならば是非に。
合計:[13/15]
「S2COMIX」のHPにて、「お姉さんも治してね1話」のページちょっとが立ち読みできます。
また、「みたくるみ」センセのHPでも多くのサンプルと共に紹介されていたので、判断には最適です。
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■ちちみこ!-淫乱処女草子- (宮社惣恭)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・神社
・おまけ: お山のウラバナシ(キャラについて、本編について、)、
カバー裏にあとがき・ウラバナシ漫画、あとがき絵。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮社惣恭(みやしろ・そうすけ)」センセの「ちちみこ!-淫乱処女草子-」です。
ひでるさんは変わったネクタイピンを集めているんですが。
ぼーっと検索していて、見つけました。
↓コレ。
か、かっちょえー!!
普通ならば目撃して即カート部分をクリックするところなんですが…値段に仰天して断念しました。
コレが似合うようになるまで、日々精進します。
さて、初単行本「プラトニック50/50」はブログで紹介している「宮社惣恭」センセ。
こちらの「ちちみこ!-淫乱処女草子-」が2冊目の単行本です。
1冊まるまるの長編漫画。
堅苦しさのない、ハーレム系えっちラブコメという仕上がりになっています。
表題の文字デザインを含めて↓表紙の感じにピンときた方はだいたい楽しめると思います。
なお、紹介帯には”巫女さんハーレム”、とありました。
それだと多くの巫女さんに囲まれるようなイメージがあるので、やや勘違いするかも。
正確には、神社を舞台としたハーレム系漫画かと。
主人公「副島和智(そえじま・かずとも)」は就職先を求める大学生。
30以上の企業にフラれていた彼は、行き着いた神社で神頼みをしておりました。
同じころ、妖怪を追っていた巫女「由崎神楽」
うっかり、お参りに来ていた「和智」もろとも、ばっさり斬ってしまったのです。
命に別状なかったものの、彼の身体に入ってしまったソレを除くべく、またお詫びも兼ねて、「神楽」はえっちによる除霊を始めるのでした。
「福利厚生をとして私が…」
その後、彼が就職に困っていたことを知った「神楽」は、神社のお手伝いを持ちかけたのです。
こうして「和智」は、山奥のへんぴな場所にある神社にて働くこととなったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
※左:巫女「由崎神楽」、右:「木乃原綾乃」・「かこ」・「くくり」
主要なヒロイン群です。「神楽さん」はみるみる描き慣れてった印象。
単行本の収録は、全てこの長編「お山の社が大変だ」です。
巫女「神楽さん」を正ヒロインに、妖怪(自縛霊が土地神になった、みたいな感じらしい)らも登場。
登場場面でも追いかけっこをしてましたが、多少アクションっぽいシーンもありました。
ちょっとだけね。
基本的にはドタバタもあるラブコメ。
ちらほら刃物を持っている「神楽さん」とか、神社が忍者屋敷のようではあったものの、妖怪とバトるみたいな味わいは薄めでした。
切っ掛けの1話目。
「和智くん」はいきなり5百円を賽銭にしてますね。
切羽詰まった感が伺えます。
典型的な巻き込まれ展開で、えっちで除霊というのも成年漫画ではお約束な感じ。
ただ、本職らしいという他の手段は、”身体から弾き出すような感じ”とのことで、物理的に壊れるかも、というのが可笑しかったです。
ちなみに、初めてという「神楽さん」は上下とも下着ナシでした。
神社で働きだす2話目。
えっちに走る彼の行動がやや突飛な気もします。
まぁ、たっぷりな仕掛けで死にかけるような体験もしており、一度はもうえっちした間柄なので、分からんでもないですが。
なにより「神楽さん」自身が望んてましたけどねー。
前回は脱いだ後でしたが、こちらは食事仕込み中のえっち展開なので、巫女服を脱がす(ずらす)描写があって素敵でした。
お尻つき出す流れがお気に入り。
※左:「かこ」・「くくり」、右:「こくり」
この2人が良かったですね。小さいですが後ろ姿に注目。
私服でのえっちシーンから始まる3話目は狸の妖「くくり(括狸)」の登場回。
彼女が1話目で追いかけられていた相手で、八重歯がキュートのはっちゃけ娘さん。
丈の短い衣装がいいですね。
「神楽さん」との行為を見せつけられていた彼女がえっちをねだるパターン。
”男を気に入るなんて久しぶり~”
なんて台詞もあり、えっちの相性なども良い様子でした。
オチ部分の「神楽さん」にも注目。
さらに新キャラ、狐の妖「かこ(括狐)」が登場する4話目。
先の2人は大きいですが、こっちは貧乳さん。
服装は「くくり」より巫女ちっくな風情です。
狐の尻尾みたいな髪の毛が可愛いですね。
この「くくり」・「かこ」はどちらも神様な筈ですが、「神楽さん」の管理下にある様子でした。
次のエピソードでも、”無断で神社から出たので怒られるかも”とか言ってますね。
それぞれとの掛け合いにも注目下さい。
こちらは故あってお風呂場にて、「かこ」・「神楽さん」との複数えっち展開になります。
5話目は「和智くん」が久しぶりに大学へ顔を出す回。
こちらにて、眼鏡の昔馴染みな「木乃原綾乃」さんが登場。
ツンデレですねー。
尾行していた「かこ」が耳をぴょこ・ぴょこさせる場面がやたらめったらキュート。
「綾乃さん」に同化してのえっち展開で、2人分(後に3人分)楽しめます。
ちなみに、この「綾乃さん」とか「くくり」は、しっかりアンダーヘアが描かれていました。
「神楽さん」がつるつるなのは…、剃っているのか、はたまた生えていないのか…。
主要ヒロイン4名が揃うのが6話目。
ここは何と言ってもヒロイン対決でしょう。
女連れで戻った「和智くん」に対する「神楽さん」
そんな彼女の雰囲気から、敏感に察知している「綾乃さん」
こんなんいいですねー。
なかなか「神楽さん」は非常識な娘で、場の緊張感を破壊したことによってスムーズに「綾乃さん」も交えた複数えっちに発展していきます。
※甘える「神楽さん」
この娘はこうした描写が最もキュートですね。
7話目では、いちおう新キャラの「こくり」が登場。
巨乳なえっちお姉さんという風情で、なるほど今までにないタイプです。
この「こくり」が最もサイズはあるのかなー。
前フリもあるものの、その正体はオチにて判明します。
股間のアレがなんだかイイ感じ。
8話目でも続いて「こくり」登場。
まさに主役級の活躍を見せています。
いきなりのバトル展開でしたが、「宮社惣恭」センセはこんなんもお上手ですね。
もともとそっち方面の漫画を描いていたそうで、納得。
こちらのえっち展開は、「こくり」と「神楽さん」です。
9、10話は最終エピソード。
じわじわ増えてく他キャラがいい具合に目立つこともあり、やや「神楽さん」が大人しい感じになっていましたが。
こちらにて取り戻していました。
正ヒロインの面目躍如です。
前半からああした要素は見せていたものの、すっかりえっちになってました。
このドタバタしたのがどう終わるかなーって思ってましたが、そうだ、切っ掛けはソレでしたよね。
ここまでに組み上げた雰囲気を壊すことなく、うまく成年ちっくにまとめられていましたよ。
しっかりとした線の安定感ある作画。
濃淡とか描き込み具合は適度で、あちこちの表現も違和感なく。
ややばっさりとした箇所もありましたが、全体的に良くまとまっていました。
いいんじゃないでしょうか。
目とか髪とかやや鋭角的で、そちらが個性になってます。
背景とか小物もキャラと違和感なく融合してますね。
カラーでもほぼ変化ないタイプなので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
そのカバーは1枚絵になっており、広げると良い按配。
(折り返し部分は実際別なんですが、それっぽくなりますね)
ただ、裏表紙ではちょうどバーコード部分が「かこさん」にかぶってしまい、もどかしいです。
あの部分を下に持ってきてくれれば良かったのに…。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 全体的に良かったです。より洗練されるだろう次が楽しみ。
・話4: 読み応えタップリな漫画でないものの、成年系らしくまとまってます。
・独4: 細かく設定を作られる方ですね。人外な2人がキュートでした。
合計:[12/15]
5ページ程度ですが、「S2COMIX」のHPにて立ち読みが出来たので参考にどうぞ。
また、某書店では触手展開もある8ページの小冊子が付くので1話分お得です。
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堅苦しさのない、ハーレム系えっちラブコメという仕上がりになっています。
表題の文字デザインを含めて↓表紙の感じにピンときた方はだいたい楽しめると思います。
なお、紹介帯には”巫女さんハーレム”、とありました。
それだと多くの巫女さんに囲まれるようなイメージがあるので、やや勘違いするかも。
正確には、神社を舞台としたハーレム系漫画かと。
主人公「副島和智(そえじま・かずとも)」は就職先を求める大学生。
30以上の企業にフラれていた彼は、行き着いた神社で神頼みをしておりました。
同じころ、妖怪を追っていた巫女「由崎神楽」
うっかり、お参りに来ていた「和智」もろとも、ばっさり斬ってしまったのです。
命に別状なかったものの、彼の身体に入ってしまったソレを除くべく、またお詫びも兼ねて、「神楽」はえっちによる除霊を始めるのでした。
「福利厚生をとして私が…」
その後、彼が就職に困っていたことを知った「神楽」は、神社のお手伝いを持ちかけたのです。
こうして「和智」は、山奥のへんぴな場所にある神社にて働くこととなったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
※左:巫女「由崎神楽」、右:「木乃原綾乃」・「かこ」・「くくり」
主要なヒロイン群です。「神楽さん」はみるみる描き慣れてった印象。
単行本の収録は、全てこの長編「お山の社が大変だ」です。
巫女「神楽さん」を正ヒロインに、妖怪(自縛霊が土地神になった、みたいな感じらしい)らも登場。
登場場面でも追いかけっこをしてましたが、多少アクションっぽいシーンもありました。
ちょっとだけね。
基本的にはドタバタもあるラブコメ。
ちらほら刃物を持っている「神楽さん」とか、神社が忍者屋敷のようではあったものの、妖怪とバトるみたいな味わいは薄めでした。
切っ掛けの1話目。
「和智くん」はいきなり5百円を賽銭にしてますね。
切羽詰まった感が伺えます。
典型的な巻き込まれ展開で、えっちで除霊というのも成年漫画ではお約束な感じ。
ただ、本職らしいという他の手段は、”身体から弾き出すような感じ”とのことで、物理的に壊れるかも、というのが可笑しかったです。
ちなみに、初めてという「神楽さん」は上下とも下着ナシでした。
神社で働きだす2話目。
えっちに走る彼の行動がやや突飛な気もします。
まぁ、たっぷりな仕掛けで死にかけるような体験もしており、一度はもうえっちした間柄なので、分からんでもないですが。
なにより「神楽さん」自身が望んてましたけどねー。
前回は脱いだ後でしたが、こちらは食事仕込み中のえっち展開なので、巫女服を脱がす(ずらす)描写があって素敵でした。
お尻つき出す流れがお気に入り。
※左:「かこ」・「くくり」、右:「こくり」
この2人が良かったですね。小さいですが後ろ姿に注目。
私服でのえっちシーンから始まる3話目は狸の妖「くくり(括狸)」の登場回。
彼女が1話目で追いかけられていた相手で、八重歯がキュートのはっちゃけ娘さん。
丈の短い衣装がいいですね。
「神楽さん」との行為を見せつけられていた彼女がえっちをねだるパターン。
”男を気に入るなんて久しぶり~”
なんて台詞もあり、えっちの相性なども良い様子でした。
オチ部分の「神楽さん」にも注目。
さらに新キャラ、狐の妖「かこ(括狐)」が登場する4話目。
先の2人は大きいですが、こっちは貧乳さん。
服装は「くくり」より巫女ちっくな風情です。
狐の尻尾みたいな髪の毛が可愛いですね。
この「くくり」・「かこ」はどちらも神様な筈ですが、「神楽さん」の管理下にある様子でした。
次のエピソードでも、”無断で神社から出たので怒られるかも”とか言ってますね。
それぞれとの掛け合いにも注目下さい。
こちらは故あってお風呂場にて、「かこ」・「神楽さん」との複数えっち展開になります。
5話目は「和智くん」が久しぶりに大学へ顔を出す回。
こちらにて、眼鏡の昔馴染みな「木乃原綾乃」さんが登場。
ツンデレですねー。
尾行していた「かこ」が耳をぴょこ・ぴょこさせる場面がやたらめったらキュート。
「綾乃さん」に同化してのえっち展開で、2人分(後に3人分)楽しめます。
ちなみに、この「綾乃さん」とか「くくり」は、しっかりアンダーヘアが描かれていました。
「神楽さん」がつるつるなのは…、剃っているのか、はたまた生えていないのか…。
主要ヒロイン4名が揃うのが6話目。
ここは何と言ってもヒロイン対決でしょう。
女連れで戻った「和智くん」に対する「神楽さん」
そんな彼女の雰囲気から、敏感に察知している「綾乃さん」
こんなんいいですねー。
なかなか「神楽さん」は非常識な娘で、場の緊張感を破壊したことによってスムーズに「綾乃さん」も交えた複数えっちに発展していきます。
※甘える「神楽さん」
この娘はこうした描写が最もキュートですね。
7話目では、いちおう新キャラの「こくり」が登場。
巨乳なえっちお姉さんという風情で、なるほど今までにないタイプです。
この「こくり」が最もサイズはあるのかなー。
前フリもあるものの、その正体はオチにて判明します。
股間のアレがなんだかイイ感じ。
8話目でも続いて「こくり」登場。
まさに主役級の活躍を見せています。
いきなりのバトル展開でしたが、「宮社惣恭」センセはこんなんもお上手ですね。
もともとそっち方面の漫画を描いていたそうで、納得。
こちらのえっち展開は、「こくり」と「神楽さん」です。
9、10話は最終エピソード。
じわじわ増えてく他キャラがいい具合に目立つこともあり、やや「神楽さん」が大人しい感じになっていましたが。
こちらにて取り戻していました。
正ヒロインの面目躍如です。
前半からああした要素は見せていたものの、すっかりえっちになってました。
このドタバタしたのがどう終わるかなーって思ってましたが、そうだ、切っ掛けはソレでしたよね。
ここまでに組み上げた雰囲気を壊すことなく、うまく成年ちっくにまとめられていましたよ。
しっかりとした線の安定感ある作画。
濃淡とか描き込み具合は適度で、あちこちの表現も違和感なく。
ややばっさりとした箇所もありましたが、全体的に良くまとまっていました。
いいんじゃないでしょうか。
目とか髪とかやや鋭角的で、そちらが個性になってます。
背景とか小物もキャラと違和感なく融合してますね。
カラーでもほぼ変化ないタイプなので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
そのカバーは1枚絵になっており、広げると良い按配。
(折り返し部分は実際別なんですが、それっぽくなりますね)
ただ、裏表紙ではちょうどバーコード部分が「かこさん」にかぶってしまい、もどかしいです。
あの部分を下に持ってきてくれれば良かったのに…。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 全体的に良かったです。より洗練されるだろう次が楽しみ。
・話4: 読み応えタップリな漫画でないものの、成年系らしくまとまってます。
・独4: 細かく設定を作られる方ですね。人外な2人がキュートでした。
合計:[12/15]
5ページ程度ですが、「S2COMIX」のHPにて立ち読みが出来たので参考にどうぞ。
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■純潔ロマンス (むっちりむうにい)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]コメディー・メイド
・おまけ: あとがき・4コマ、カバー裏に4コマ、
描き下ろし「番外編・純潔リターンズ」
描き下ろし「ちいさいものくらぶ番外編」、
加筆修正あり。
・その他: 折り返しにコメント、短編×12
(うち「女の子のひみつラブ・シリーズ」×9、「ちいさいものくらぶ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むっちりむうにい」センセの「純潔ロマンス」です。
たった今気付きました。
コレは…毎度お馴染み、「百合姫コミックス」ではないんですね。
お話が百合展開で、しかも描かれているのがそっちで「絶対×浪漫」を出されてる「むっちりむうにい」センセだったので、まるで疑いませんでした。
そう考えると、百合漫画って、けっこう勢力を拡大してるんですかねー。
実は、同時期発売・同系統な単行本を前置きにしようとしていたの。
うまく繋がるなー、って思っていたんですが…。
まぁ、いいか。
そんな訳で、久しぶりの新刊です。
どっちかと言うと、「むっちりむうにい」センセはイラストレーターのが比重あるのかな。
メイドさんがずらりと並んだ、派手な↓表紙の「純潔ロマンス」ですね。
冒頭でひでるさん勘違いしたそのまま、たっぷり百合要素な1冊。
ぺらぺらーっとページをめくった程度では、男子の存在に気付かないほど。
(※主要キャラではいません)
収録は大きく2つのエピソードで、表題になっているメイド喫茶を舞台としたシリーズ(※全てそんなんでもない)と、妹好きなお姉ちゃんのシリーズです。
※左:永沢鈴・蘭・部長「神埼」、右:真奈・由奈
ツインテールが「蘭さん」、眼鏡が部長さんです。
まずは番外編を含めて全3話という、「ちいさいものくらぶ」から。
4人家族で唯一マトもに家事ができた、「りん」こと「永沢鈴」が主人公。
小学生ながら主婦をしている「りん」が大好きな、姉「らんねいちゃん」こと「永沢蘭」
彼女は同士と共に”ちいさいもの(妹好き)くらぶ”を組んでいたのでした。
コメディー話です。
これは百合というより、妹好きのお姉ちゃんですね。
ちょっとその傾向が強めですが。
視点は「りんちゃん」で、過度なスキンシップにも素直なところがキュート。
また妙な妄想癖があり、よくトリップしているんですが…その内容も、昼ドラを見ているためか、面白いです。
1話目は、学園祭の打ち合わせで家に来た部長「神埼」さんを呼んだことによるドタバタ。
ボーイッシュな彼女を「りんちゃん」が男性だと勘違いし、またお互いその気はまったくないものの目撃したタイミングが悪く、すっかり誤解する流れ。
妄想のし過ぎで、最後は倒れたりしてました。
「らんねいちゃん」が”学校では目立つ存在”だと、前フリのある2話目。
そうした彼女を、こっそりと見つめる「森のぞ美」さん。
買い物帰りの「りんちゃん」と接触し、家に上がり込んだ彼女は睨むような視線を送ってくるのでした。
そ、そっちかー。
引っかけられました。
厳しい視線を向けてくる「のぞ美さん」に怯えながらも、「らんねいちゃん」との仲直りを願うなど、可愛らしい面を見せています。
合間でやはり妄想をしてましたね。
そんなんながら、「らんねいちゃん」を熟知しており、交換条件を提示した「りんちゃん」はなかなかのもの。
小さいながら家事の全てを引き受け、そうした駆け引きもできるというのは…数年後が楽しみですね。
そうした本編は、原稿時期07年と古め。
番外編が描き下ろしされていましたけど、そちらと比べて全体的にスッキリとしている印象。
そちらは4ページのショートで、1話で登場していた部長「神埼」の妹「ふみり」ちゃんが登場しております。
もう1つ、表題の「純潔ロマンス」を含む”女の子のひみつラブ・シリーズ”
こちらは2系統なお話による構成で、↓表紙みたいなメイド喫茶店ものと、それ以外という感じです。
コメディーな先の話よりもえっち度は高く、たいてい好きというだけでは終わりません。
イチャイチャ場面のある百合漫画となってました。
※左:凛子・環、右:橋本市子・長崎梅乃
「市子さん」はシリーズで存在感を発揮していました。
うち、シリーズでもっとも古い「純潔ラビリンス」
こちらは保健の先生「真智(まち)」と、生徒「奈倉」によるもの。
寝ていた「奈倉さん」にうっかりキスをしてしまった「真智先生」は、秘密にする条件として彼女のえっちを受けることとなったのでした。
「真智先生」には彼氏(旦那?)がいるんですが…という、全ての収録の中で、最もドロリとした雰囲気の話です。ここだけ空気が異なりますよ。
なお、「純潔ランナー」にも「奈倉さん」は顔を見せており、友人「松岡杏奈」さんの心を乱す原因となってます。
お相手は同じく陸上部な「寿々里(すずり)」さんで、彼女も「奈倉さん」の影響を受けていました。
途中の勢いまかせな告白が面白いですよ。
ちなみに「真智先生」も登場しており、可愛らしい面を見せてます。
「純潔乙女」、「純潔ツインズ」は完全に連続話。
付き合って3カ月というカップル「あおい」・「由奈」
現在以上り関係を望む「由奈」は積極的にアピールするんですが、「あおい」の反応は微妙なのでした。
こうしたジャンルではありがちなお話。
誤解が解けた後、やっぱりコメディーなのがいかにもという感じでした。
続く「純潔ツインズ」では、「由奈さん」の妹「真奈」が登場。
双子で、「由奈さん」にライバル心をもつ「真奈さん」
付き合い始めたことは「真奈さん」には内緒にしていたんですが…変化を察した彼女は、当事者である「あおいさん」から詳細を聞き出そうとしたのでした。
まぁ、好みは似通うって聞きますからねー。
これは後半の露見してからは見どころ。
姉妹に挟まれた「あおいさん」をお楽しみください。
「純潔ロマンス」、「純潔女子」、「純潔トラブル」、「純潔ヒロイン」、そして番外編「純潔リターンズ」までがメイド喫茶店もの。
うち、「純潔ロマンス」はメイド喫茶店で働く「環」さんと客「凛子」さん。
これは一目惚れパターンですね。
店に来ながら、冷やかしをする「凛子さん」ほかグループでしたが、接客をした「環さん」にときめいてしまったのでした。
こちらが裏表紙(中扉)の2人ですね。
席を立った「凛子さん」が、店裏にて「環さん」にキスする流れが秀逸。
こりゃ、エロいですね。
冷やかしをしていた理由も明かされ、良いまとまりな1話でした。
ちょっとキツめな「凛子さん」が素敵です。
「純潔女子」は、そちらでも噂になっていた、”メイド長”っぽい「橋本市子」さん。
「メイド姿はビミョーなうえ無愛想なのに、客からはけっこうウケてんだよね」
そう言われており、女性ファンも多い彼女。
一方、店のナンバー1という「長崎梅乃」は正反対にトロいブリッ子で、その媚びるような演技が鼻についた「市子さん」は直接そのままを指摘したんですが…実際に単なる不器用な娘だったのです。
たった1つの笑顔で、いままで否定的だった彼女をあっさり陥落させていた「梅乃さん」
(※いちおう誤解が解けたというのもあるんですが)
さすが、ナンバー1メイドですね。
天然なところも凶悪です。
なお、描き下ろしの番外編「純潔リターンズ」はこちらのカップル。
下着姿で”エロ可愛い”という「梅乃さん」に正しい下着の着け方とかなんとかで、ベタベタ触るもの。
こんなはさすが同性カップルですねー。
まぁ、「梅乃さん」はよく分かってないようでしたが。
続く「純潔トラブル」はなにかと言動が目立つ「松平薫」さん。
こちらでも「市子さん」はお話のポイントになっており、「薫さん」はお姉さまと慕うのでした。
はっちゃけており、先のナンバー1と比べるとあちこちに確実な差がありました。
通称「姫」というのは、なるほどぴったり。
故あって、彼女の保護者的な存在である「みなみ」さんとの流れになるんですが、ここでの「市子さん」はコメディー役でした。
”しつけサービス”がおもろいですよ。
「純潔ヒロイン」はあがり症な芸能人「久遠りりあ」さんと、店のベテラン「桜子」さん。
店を手伝うかたわら、ドラマの役作りに協力するという流れ。
そのドラマが百合ものなんですが、「りりあさん」はそっち方面ですね。
ナンバー1に匹敵するほどの可愛らしさと、役による疑似恋愛で、見事「桜子さん」を陥落させておりました。
丸眼鏡がキュートです。
※松平薫
オモロイのはこの娘。
ちらと書きましたが、収録時期が広くやや不安定。
描き下ろしは処理も異なるのか、さすがに洗練されてます。
基本的には強めな曲線の絵柄ですね。
構図的なこととか、漫符的な背景とか…あちこちは独特なタッチ。
キャラの動きもそんな感じ。
ふっくらとしているものの、縦長なキャラ絵になってます。
だいたいは↓表紙なイメージですよ。
この単行本は結構直接えっちな展開が頻繁にあるんですが…変な話、あまりそれっぽくはないです。
良くも悪くも。
絵柄もジャンルも個性あるので、よくよく吟味下さいませ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 不安定ですね。癖もあり、人を選ぶと思います。
・話3: コメディー色が強く、ちらほらはっちゃけてました。
・独4: どちらのエピソードも、空気感は独特です。
合計:[10/15]
やはり表題からなるメイド喫茶シリーズがいいですね。
そっちをもう少し見たかったなぁ。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]コメディー・メイド
・おまけ: あとがき・4コマ、カバー裏に4コマ、
描き下ろし「番外編・純潔リターンズ」
描き下ろし「ちいさいものくらぶ番外編」、
加筆修正あり。
・その他: 折り返しにコメント、短編×12
(うち「女の子のひみつラブ・シリーズ」×9、「ちいさいものくらぶ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むっちりむうにい」センセの「純潔ロマンス」です。
たった今気付きました。
コレは…毎度お馴染み、「百合姫コミックス」ではないんですね。
お話が百合展開で、しかも描かれているのがそっちで「絶対×浪漫」を出されてる「むっちりむうにい」センセだったので、まるで疑いませんでした。
そう考えると、百合漫画って、けっこう勢力を拡大してるんですかねー。
実は、同時期発売・同系統な単行本を前置きにしようとしていたの。
うまく繋がるなー、って思っていたんですが…。
まぁ、いいか。
そんな訳で、久しぶりの新刊です。
どっちかと言うと、「むっちりむうにい」センセはイラストレーターのが比重あるのかな。
メイドさんがずらりと並んだ、派手な↓表紙の「純潔ロマンス」ですね。
冒頭でひでるさん勘違いしたそのまま、たっぷり百合要素な1冊。
ぺらぺらーっとページをめくった程度では、男子の存在に気付かないほど。
(※主要キャラではいません)
収録は大きく2つのエピソードで、表題になっているメイド喫茶を舞台としたシリーズ(※全てそんなんでもない)と、妹好きなお姉ちゃんのシリーズです。
※左:永沢鈴・蘭・部長「神埼」、右:真奈・由奈
ツインテールが「蘭さん」、眼鏡が部長さんです。
まずは番外編を含めて全3話という、「ちいさいものくらぶ」から。
4人家族で唯一マトもに家事ができた、「りん」こと「永沢鈴」が主人公。
小学生ながら主婦をしている「りん」が大好きな、姉「らんねいちゃん」こと「永沢蘭」
彼女は同士と共に”ちいさいもの(妹好き)くらぶ”を組んでいたのでした。
コメディー話です。
これは百合というより、妹好きのお姉ちゃんですね。
ちょっとその傾向が強めですが。
視点は「りんちゃん」で、過度なスキンシップにも素直なところがキュート。
また妙な妄想癖があり、よくトリップしているんですが…その内容も、昼ドラを見ているためか、面白いです。
1話目は、学園祭の打ち合わせで家に来た部長「神埼」さんを呼んだことによるドタバタ。
ボーイッシュな彼女を「りんちゃん」が男性だと勘違いし、またお互いその気はまったくないものの目撃したタイミングが悪く、すっかり誤解する流れ。
妄想のし過ぎで、最後は倒れたりしてました。
「らんねいちゃん」が”学校では目立つ存在”だと、前フリのある2話目。
そうした彼女を、こっそりと見つめる「森のぞ美」さん。
買い物帰りの「りんちゃん」と接触し、家に上がり込んだ彼女は睨むような視線を送ってくるのでした。
そ、そっちかー。
引っかけられました。
厳しい視線を向けてくる「のぞ美さん」に怯えながらも、「らんねいちゃん」との仲直りを願うなど、可愛らしい面を見せています。
合間でやはり妄想をしてましたね。
そんなんながら、「らんねいちゃん」を熟知しており、交換条件を提示した「りんちゃん」はなかなかのもの。
小さいながら家事の全てを引き受け、そうした駆け引きもできるというのは…数年後が楽しみですね。
そうした本編は、原稿時期07年と古め。
番外編が描き下ろしされていましたけど、そちらと比べて全体的にスッキリとしている印象。
そちらは4ページのショートで、1話で登場していた部長「神埼」の妹「ふみり」ちゃんが登場しております。
もう1つ、表題の「純潔ロマンス」を含む”女の子のひみつラブ・シリーズ”
こちらは2系統なお話による構成で、↓表紙みたいなメイド喫茶店ものと、それ以外という感じです。
コメディーな先の話よりもえっち度は高く、たいてい好きというだけでは終わりません。
イチャイチャ場面のある百合漫画となってました。
※左:凛子・環、右:橋本市子・長崎梅乃
「市子さん」はシリーズで存在感を発揮していました。
うち、シリーズでもっとも古い「純潔ラビリンス」
こちらは保健の先生「真智(まち)」と、生徒「奈倉」によるもの。
寝ていた「奈倉さん」にうっかりキスをしてしまった「真智先生」は、秘密にする条件として彼女のえっちを受けることとなったのでした。
「真智先生」には彼氏(旦那?)がいるんですが…という、全ての収録の中で、最もドロリとした雰囲気の話です。ここだけ空気が異なりますよ。
なお、「純潔ランナー」にも「奈倉さん」は顔を見せており、友人「松岡杏奈」さんの心を乱す原因となってます。
お相手は同じく陸上部な「寿々里(すずり)」さんで、彼女も「奈倉さん」の影響を受けていました。
途中の勢いまかせな告白が面白いですよ。
ちなみに「真智先生」も登場しており、可愛らしい面を見せてます。
「純潔乙女」、「純潔ツインズ」は完全に連続話。
付き合って3カ月というカップル「あおい」・「由奈」
現在以上り関係を望む「由奈」は積極的にアピールするんですが、「あおい」の反応は微妙なのでした。
こうしたジャンルではありがちなお話。
誤解が解けた後、やっぱりコメディーなのがいかにもという感じでした。
続く「純潔ツインズ」では、「由奈さん」の妹「真奈」が登場。
双子で、「由奈さん」にライバル心をもつ「真奈さん」
付き合い始めたことは「真奈さん」には内緒にしていたんですが…変化を察した彼女は、当事者である「あおいさん」から詳細を聞き出そうとしたのでした。
まぁ、好みは似通うって聞きますからねー。
これは後半の露見してからは見どころ。
姉妹に挟まれた「あおいさん」をお楽しみください。
「純潔ロマンス」、「純潔女子」、「純潔トラブル」、「純潔ヒロイン」、そして番外編「純潔リターンズ」までがメイド喫茶店もの。
うち、「純潔ロマンス」はメイド喫茶店で働く「環」さんと客「凛子」さん。
これは一目惚れパターンですね。
店に来ながら、冷やかしをする「凛子さん」ほかグループでしたが、接客をした「環さん」にときめいてしまったのでした。
こちらが裏表紙(中扉)の2人ですね。
席を立った「凛子さん」が、店裏にて「環さん」にキスする流れが秀逸。
こりゃ、エロいですね。
冷やかしをしていた理由も明かされ、良いまとまりな1話でした。
ちょっとキツめな「凛子さん」が素敵です。
「純潔女子」は、そちらでも噂になっていた、”メイド長”っぽい「橋本市子」さん。
「メイド姿はビミョーなうえ無愛想なのに、客からはけっこうウケてんだよね」
そう言われており、女性ファンも多い彼女。
一方、店のナンバー1という「長崎梅乃」は正反対にトロいブリッ子で、その媚びるような演技が鼻についた「市子さん」は直接そのままを指摘したんですが…実際に単なる不器用な娘だったのです。
たった1つの笑顔で、いままで否定的だった彼女をあっさり陥落させていた「梅乃さん」
(※いちおう誤解が解けたというのもあるんですが)
さすが、ナンバー1メイドですね。
天然なところも凶悪です。
なお、描き下ろしの番外編「純潔リターンズ」はこちらのカップル。
下着姿で”エロ可愛い”という「梅乃さん」に正しい下着の着け方とかなんとかで、ベタベタ触るもの。
こんなはさすが同性カップルですねー。
まぁ、「梅乃さん」はよく分かってないようでしたが。
続く「純潔トラブル」はなにかと言動が目立つ「松平薫」さん。
こちらでも「市子さん」はお話のポイントになっており、「薫さん」はお姉さまと慕うのでした。
はっちゃけており、先のナンバー1と比べるとあちこちに確実な差がありました。
通称「姫」というのは、なるほどぴったり。
故あって、彼女の保護者的な存在である「みなみ」さんとの流れになるんですが、ここでの「市子さん」はコメディー役でした。
”しつけサービス”がおもろいですよ。
「純潔ヒロイン」はあがり症な芸能人「久遠りりあ」さんと、店のベテラン「桜子」さん。
店を手伝うかたわら、ドラマの役作りに協力するという流れ。
そのドラマが百合ものなんですが、「りりあさん」はそっち方面ですね。
ナンバー1に匹敵するほどの可愛らしさと、役による疑似恋愛で、見事「桜子さん」を陥落させておりました。
丸眼鏡がキュートです。
※松平薫
オモロイのはこの娘。
ちらと書きましたが、収録時期が広くやや不安定。
描き下ろしは処理も異なるのか、さすがに洗練されてます。
基本的には強めな曲線の絵柄ですね。
構図的なこととか、漫符的な背景とか…あちこちは独特なタッチ。
キャラの動きもそんな感じ。
ふっくらとしているものの、縦長なキャラ絵になってます。
だいたいは↓表紙なイメージですよ。
この単行本は結構直接えっちな展開が頻繁にあるんですが…変な話、あまりそれっぽくはないです。
良くも悪くも。
絵柄もジャンルも個性あるので、よくよく吟味下さいませ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 不安定ですね。癖もあり、人を選ぶと思います。
・話3: コメディー色が強く、ちらほらはっちゃけてました。
・独4: どちらのエピソードも、空気感は独特です。
合計:[10/15]
やはり表題からなるメイド喫茶シリーズがいいですね。
そっちをもう少し見たかったなぁ。
純潔ロマンス (マジキューコミックス) (2011/06/25) むっちりむうにい 商品詳細を見る |
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■まマまま! (松本ドリル研究所)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]魔王・コメディー
・おまけ: 後書き、合間にネタ絵・設定、カバー裏に別絵・設定、
描き下ろし「その頃他のはナニしてた?」、加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本ドリル研究所(まつもと・どりる・けんきゅうじょ)」センセの「まマまま!」です。
時間もないので、そっち方面は最近はすっかり御無沙汰なんですが。
今度発売されるらしい、シリーズもの「ランス・クエスト」は、やっぱり過去からの流れ(?)もあって、買おうと思います。
「アリスソフト」さんのHPで配布されている、動作確認版もプレイしてみました。
いっやー、今のPCゲームはスゴイですね。
一般ゲームみたいに、ぐりぐり動きます。
昔は「大戦略」とか「ディーヴァ」とか、”いかにもパソコンゲーム”、って感じでしたが。
…うん、例えが古いですね。
とりあえず漫画とは関係ないので、↓応援バナーを貼って、これくらいにしておきます。
さて、本日は「まマまま!」です。
「松本ドリル研究所」センセは成年系「あらいめんとゆーゆー」、巨大ロボットな一般系「このはな」を紹介しています。
こちらが3冊目でいいのかな。
全248ページと、ずっしりした重量感あるこちらの単行本。
軽く頭を小突いただけでも、じんわりとした痛みがありました。
画面いっぱいにむっちり感な↓表紙になってますが。
こらち「まマまま!」は、悪魔と正義(?)なヒロインが激突する漫画です。
とはいえアクション的な要素はほぼなく、はっちゃけ話になっているんですが。
モブを含めて色々と女性が登場しているものの、メインはだいたいその2人。
Wヒロイン的な感じもありますね。
※葉月留奈
天然Sな魔法少女。むちむちな変身後が素敵です。
”起きて下さい魔王さま”
10年前の戦いにて、魔王は魔法少女らに倒され、封印されました。
それを捜していた魔界四大幹部の1人「上村(カミムラ)」は、ちょっとカワイイ男の子「葉月優(はづき・ゆう)」に封印されていることを突き止め、クラスメイトとして潜入。
彼の間近にて、覚醒のチャンスを伺っていたのです。
…が。
なぜか魔力は溜まらず、業を煮やした彼女が直接手段に出たところ、義姉で担任教師という「葉月留奈」が変身。
過去のライバル、「ピュアホワイト」として姿を見せたのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
1冊まるまるの長編漫画。
前述したように、だいたいは真面目な悪魔っ娘「上村さん」と元魔法少女な義姉「留奈さん」のWヒロインです。
合間に紹介ページありますが、ほか主要ヒロインらも、悪魔かピュア・キュア(魔法少女)メンバー。
直接魔法でガッツリする描写もちらほらありますが、さほど対決っぽい色はありません。
たいてい、えっちで決着してました。
前半はそんな感じのお気楽対決、後半は最終決着っぽく盛り上がっています。
まぁ、キッチリ落としてきますけどねー。
オチも面白かったです。
1話「10年たったらイロイロ育ちました」
サブタイトルは、元魔法少女な義姉「留奈さん」のこと。
↓表紙のようにムチムチなんですが、変身後の”色々はみ出してる”ところに注目。
服のサイズは昔のままなのね(笑)
なお、設定によると「留奈さん」は25歳な様子。
こうした漫画のセオリーで、いちおう正義な彼女のがそれっぽくなく、学校では真面目な優等生という悪魔「上村さん」をバキバキにえっちしてました。
泣いて帰ってましたからね、彼女。
変身後な「上村さん」の首あたりのアクセサリーに注目。
ちらほらそうしたお遊びがあるので、探すのも面白いかと。
寝起きを「上村さん」に襲われる「優くん」という、2話「けしからんコスプレ」
”天然S”という、「留奈さん」がスゴイです。
しれっとした顔でえっちを楽しむ様が悪魔のようでした。
そんな訳で、邪魔な「留奈さん」にターゲットを絞った「上村さん」
変身後な姿での複数えっちとなり、非常にハードな描写もあるんですが…お約束ですね。
ちょっぴり「上村さん」が気の毒なくらい。
合間のネタ絵も面白いですよ。
※左:神無月美奈、右:神乃めぐみ
他ヒロインも魅力的でしたよ。
ドジっ娘保健医「神無月美奈」さん登場の3話「リストカットと告白タイム」
タイトルそのままで、なかなか面倒くさそうなキャラの「美奈さん」
真似しないように(笑)
詳細は書きませんが、コーラを出してるコマが実に良かったです。
それ間違いですから。
「美奈さん」の設定紹介も可笑しいです。
年齢詐称なんてOKなのか。どんなんだ。
そうした彼女がため、わちゃわちゃしておりますが…「優くん」が「上村さん」に告白するという、重要な回でもあります。
そんな訳で、4話「感染性集団淫行」は「上村さん」とのデート話。
とたんに挙動不審になる彼女がいいですね。
どんだけ可愛いんだ。
「上村さん」の縞パンがいいなーという前半から、中盤からは「優くん」の影響でサブタイトルのようなドエライ様となります。
そんなんでも、初デートで頑張る「上村さん」が健気です。
こうしたラブラブえっちは初めてですね。
派手なカラー原稿・海水浴シーンから始まる、5話「海でもどこでもヤル決意」
白黒原稿はその数日前のエピソードで、久しぶりに「留奈さん」です。
家で裸エプロンだったりする彼女と、それに対する「優くん」
これまた可笑しいですよ。
「とりあえず相手は引いちゃうかな…」
とかなんとか、正論を言ってます。
確かに引くわね。
前半はそうした感じでしたが、ちょっぴりマジメな後半にも注目です。
関西弁・ツインテールな新キャラ「神乃めぐみ」登場の6話「神の恵みは悪魔の誘い」
故あってトイレで鉢合わせております。
カギかけてなかったんかい。
洋式トイレを逆に座っていましたが、あれは公衆トイレがためかな。
良い振りかえりっぷりでした。
後にメイドさん「ナガト」も登場。
3名での複数えっちに発展しており、こちらが最終話へと繋がるエピソードになってました。
※上村さん
この娘がメインヒロインです。可愛く描かれてます。
緊急事態で、白と黒のピュア・キュアが揃う7話「絶対妊娠!封印はパイプカット」
盛り上がってきました。
2ページ見開きのタイトル扉なコマは、まるで別漫画のようですねー。
ただ、そのまま進まないのがこの漫画の良いトコロ。
キッチリ成年漫画しています。
2人とも変身後というのが読者向け。
最終話「最後の戦い、戦場は壁のお尻」もそんな感じ。
前話の非常に良い引きから、がっつーんと落っことすのが素晴らしい。
らしい展開・結末になっていました。
どうでもいいですが、「優くん」はスゴイなぁ。
なお、描き下ろし「その頃他のはナニしてた?」は紹介だけされて、出番のなかった4名のお話。
設定絵でも目立っていた「ピュア・イエロー」がえっちよね。
お疲れさまでした。
メリハリあり、細かい所までよく描き込まれた作画。
勢いあるものの丁寧で乱れなく、デフォルメ強めですがバランスは良好でした。
巧い方ですね。
ただ、コマ割りは大小複雑で、相当にごっちゃりとしてます。
たまにどーなっているのか、分かんなくなる時もありました。
ジャンルには合っていると思いますが。
ヒロインは可愛らしく、↓表紙そのままな、むちむちなスタイル。
中扉もそんなんですが、局部がスゴイ事になってます。
強い個性で、人を選ぶかもしれません。
そうカラーでも変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 癖強めですが、圧倒的な迫力があります。
・話4: はっちゃけ話ですね。面白かったですよ。
・独5: こうした話で、しっかり成年漫画しておりました。
合計:[14/15]
なお、次月には「この世を花にするために」という一般系単行本が、その次には短編集が予定されている様子。
あちこちで描かれたものが集合するようですよ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]魔王・コメディー
・おまけ: 後書き、合間にネタ絵・設定、カバー裏に別絵・設定、
描き下ろし「その頃他のはナニしてた?」、加筆修正あり。
・その他: カラー(6P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本ドリル研究所(まつもと・どりる・けんきゅうじょ)」センセの「まマまま!」です。
時間もないので、そっち方面は最近はすっかり御無沙汰なんですが。
今度発売されるらしい、シリーズもの「ランス・クエスト」は、やっぱり過去からの流れ(?)もあって、買おうと思います。
ランス・クエスト (Amazon.co.jpオリジナル特典テレホンカード付) (2011/08/26) Windows 商品詳細を見る |
「アリスソフト」さんのHPで配布されている、動作確認版もプレイしてみました。
いっやー、今のPCゲームはスゴイですね。
一般ゲームみたいに、ぐりぐり動きます。
昔は「大戦略」とか「ディーヴァ」とか、”いかにもパソコンゲーム”、って感じでしたが。
…うん、例えが古いですね。
とりあえず漫画とは関係ないので、↓応援バナーを貼って、これくらいにしておきます。
さて、本日は「まマまま!」です。
「松本ドリル研究所」センセは成年系「あらいめんとゆーゆー」、巨大ロボットな一般系「このはな」を紹介しています。
こちらが3冊目でいいのかな。
全248ページと、ずっしりした重量感あるこちらの単行本。
軽く頭を小突いただけでも、じんわりとした痛みがありました。
画面いっぱいにむっちり感な↓表紙になってますが。
こらち「まマまま!」は、悪魔と正義(?)なヒロインが激突する漫画です。
とはいえアクション的な要素はほぼなく、はっちゃけ話になっているんですが。
モブを含めて色々と女性が登場しているものの、メインはだいたいその2人。
Wヒロイン的な感じもありますね。
※葉月留奈
天然Sな魔法少女。むちむちな変身後が素敵です。
”起きて下さい魔王さま”
10年前の戦いにて、魔王は魔法少女らに倒され、封印されました。
それを捜していた魔界四大幹部の1人「上村(カミムラ)」は、ちょっとカワイイ男の子「葉月優(はづき・ゆう)」に封印されていることを突き止め、クラスメイトとして潜入。
彼の間近にて、覚醒のチャンスを伺っていたのです。
…が。
なぜか魔力は溜まらず、業を煮やした彼女が直接手段に出たところ、義姉で担任教師という「葉月留奈」が変身。
過去のライバル、「ピュアホワイト」として姿を見せたのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
1冊まるまるの長編漫画。
前述したように、だいたいは真面目な悪魔っ娘「上村さん」と元魔法少女な義姉「留奈さん」のWヒロインです。
合間に紹介ページありますが、ほか主要ヒロインらも、悪魔かピュア・キュア(魔法少女)メンバー。
直接魔法でガッツリする描写もちらほらありますが、さほど対決っぽい色はありません。
たいてい、えっちで決着してました。
前半はそんな感じのお気楽対決、後半は最終決着っぽく盛り上がっています。
まぁ、キッチリ落としてきますけどねー。
オチも面白かったです。
1話「10年たったらイロイロ育ちました」
サブタイトルは、元魔法少女な義姉「留奈さん」のこと。
↓表紙のようにムチムチなんですが、変身後の”色々はみ出してる”ところに注目。
服のサイズは昔のままなのね(笑)
なお、設定によると「留奈さん」は25歳な様子。
こうした漫画のセオリーで、いちおう正義な彼女のがそれっぽくなく、学校では真面目な優等生という悪魔「上村さん」をバキバキにえっちしてました。
泣いて帰ってましたからね、彼女。
変身後な「上村さん」の首あたりのアクセサリーに注目。
ちらほらそうしたお遊びがあるので、探すのも面白いかと。
寝起きを「上村さん」に襲われる「優くん」という、2話「けしからんコスプレ」
”天然S”という、「留奈さん」がスゴイです。
しれっとした顔でえっちを楽しむ様が悪魔のようでした。
そんな訳で、邪魔な「留奈さん」にターゲットを絞った「上村さん」
変身後な姿での複数えっちとなり、非常にハードな描写もあるんですが…お約束ですね。
ちょっぴり「上村さん」が気の毒なくらい。
合間のネタ絵も面白いですよ。
※左:神無月美奈、右:神乃めぐみ
他ヒロインも魅力的でしたよ。
ドジっ娘保健医「神無月美奈」さん登場の3話「リストカットと告白タイム」
タイトルそのままで、なかなか面倒くさそうなキャラの「美奈さん」
真似しないように(笑)
詳細は書きませんが、コーラを出してるコマが実に良かったです。
それ間違いですから。
「美奈さん」の設定紹介も可笑しいです。
年齢詐称なんてOKなのか。どんなんだ。
そうした彼女がため、わちゃわちゃしておりますが…「優くん」が「上村さん」に告白するという、重要な回でもあります。
そんな訳で、4話「感染性集団淫行」は「上村さん」とのデート話。
とたんに挙動不審になる彼女がいいですね。
どんだけ可愛いんだ。
「上村さん」の縞パンがいいなーという前半から、中盤からは「優くん」の影響でサブタイトルのようなドエライ様となります。
そんなんでも、初デートで頑張る「上村さん」が健気です。
こうしたラブラブえっちは初めてですね。
派手なカラー原稿・海水浴シーンから始まる、5話「海でもどこでもヤル決意」
白黒原稿はその数日前のエピソードで、久しぶりに「留奈さん」です。
家で裸エプロンだったりする彼女と、それに対する「優くん」
これまた可笑しいですよ。
「とりあえず相手は引いちゃうかな…」
とかなんとか、正論を言ってます。
確かに引くわね。
前半はそうした感じでしたが、ちょっぴりマジメな後半にも注目です。
関西弁・ツインテールな新キャラ「神乃めぐみ」登場の6話「神の恵みは悪魔の誘い」
故あってトイレで鉢合わせております。
カギかけてなかったんかい。
洋式トイレを逆に座っていましたが、あれは公衆トイレがためかな。
良い振りかえりっぷりでした。
後にメイドさん「ナガト」も登場。
3名での複数えっちに発展しており、こちらが最終話へと繋がるエピソードになってました。
※上村さん
この娘がメインヒロインです。可愛く描かれてます。
緊急事態で、白と黒のピュア・キュアが揃う7話「絶対妊娠!封印はパイプカット」
盛り上がってきました。
2ページ見開きのタイトル扉なコマは、まるで別漫画のようですねー。
ただ、そのまま進まないのがこの漫画の良いトコロ。
キッチリ成年漫画しています。
2人とも変身後というのが読者向け。
最終話「最後の戦い、戦場は壁のお尻」もそんな感じ。
前話の非常に良い引きから、がっつーんと落っことすのが素晴らしい。
らしい展開・結末になっていました。
どうでもいいですが、「優くん」はスゴイなぁ。
なお、描き下ろし「その頃他のはナニしてた?」は紹介だけされて、出番のなかった4名のお話。
設定絵でも目立っていた「ピュア・イエロー」がえっちよね。
お疲れさまでした。
メリハリあり、細かい所までよく描き込まれた作画。
勢いあるものの丁寧で乱れなく、デフォルメ強めですがバランスは良好でした。
巧い方ですね。
ただ、コマ割りは大小複雑で、相当にごっちゃりとしてます。
たまにどーなっているのか、分かんなくなる時もありました。
ジャンルには合っていると思いますが。
ヒロインは可愛らしく、↓表紙そのままな、むちむちなスタイル。
中扉もそんなんですが、局部がスゴイ事になってます。
強い個性で、人を選ぶかもしれません。
そうカラーでも変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 癖強めですが、圧倒的な迫力があります。
・話4: はっちゃけ話ですね。面白かったですよ。
・独5: こうした話で、しっかり成年漫画しておりました。
合計:[14/15]
なお、次月には「この世を花にするために」という一般系単行本が、その次には短編集が予定されている様子。
あちこちで描かれたものが集合するようですよ。
まマまま! (メガストアコミックスシリーズ No. 307) (2011/06/25) 松本ドリル研究所 商品詳細を見る |
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■Love Hair (まばん)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・眼鏡
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
短編×9(うち「仔犬シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まばん」センセの「Love Hair」です。
ちょっとスペースをお借りして。
「僕らはみんな河合荘/宮原るり」を読みました。
いわゆるアパートを舞台とした集団生活な漫画。
あの↑表紙から、勝手にラブコメだと早合点しましたが…。
これはドタバタ・コメディーですね。
非常に面白いです。
登場キャラに1人としてマトもな方いなくて(笑)
漫画中の台詞で、
「なにこのカオス居間…」
とかありましたが、ずっとそんなんです。
特に8話が刺さったので、「麻弓」さんがお気に入り。
ブログでやろうか迷ったんですが、コメディーは難しいので前置きにしました。
さて、そちらとはまるで関係なく、本日は「まばん」センセです。
発売された「Love Hair」が初単行本でした。
うわー、これはまたいきなり巧い方だー。
お邪魔したHPによると、どちらかゲーム会社にてグラフィッカーをしていたとのことでした。
なるほど。
↓表紙は背景の赤がややクドく、紫な髪、赤の制服も暖色系で、かなりコテコテ。
裏表紙でも赤のドテラ着ていたので、背景はもっと抑えめな色のが良かったのでは。
確かに白黒原稿も黒が強い、こってり絵でしたけどね。
ただ、洗練された綺麗なモノなので、濃いめが気にならなければ絵柄については問題なし。
お話は、1つ連続話がある以外は、全て短編での収録。
だいたいラブコメちっくなのは想像通り。
うち、数話はブラックな始まり方をするんですが…どんなに酷い展開であろうとも、なんのかんのハッピーエンドになるという特徴があります。
※左:竜子さん、右:蟹江真帆
「竜子さん」は派手なビジュアルで、カラー原稿でもイイ感じでした。
膝くらいまである、長い金髪が特徴の「竜子」さん。
居酒屋で元気な姿を見せる彼女に憧れていた「ハル」くんでしたが、路地裏にて激しいえっちをしていた彼女の姿を目撃してしまったのでした。
そんな訳で、ヤケ酒となった彼は大荒れで、酔っ払った勢いそのまま告白したのです。
だいたいそんなんがカラー原稿のある短編「スキモノドーシ」
簡単には、真面目な男性とアウトローちっくな女性のカップル。
まったく相容れないようでいて…案外まとまり良いものですね。
スタイルから雰囲気まで特徴的な「竜子さん」
なにゆえ彼女がえっちしていたのか、がポイントでしょう。
”込み入った事情”を喋る「竜子さん」と、あのオチがために、納得なお話となっています。
「ポーカーフェイク」は眉毛と半開きな目のヒロイン「蟹江真帆」さん。
えっち時の反応が薄く、気にする主人公「直樹」くんという感じ。
あとがきによると、本来は仏頂面の女の子だったようなんですが、あのリアクションは気になりますわね。
普段無口とのことですけど、女の子同士になると”へたくそ”とか言われてそうで。
まぁ、理由はだいたい皆さん想像されるだろうそのままでした。
セオリー通りで、1話を引っ張るにはやや弱いかな。
どっちかと言うと、オチ以降のが話としては面白そうに感じました。
「幸せ仔犬」、「ご機嫌仔犬」は収録で唯一の連続モノ。
丸眼鏡でMちっくなヒロイン「佐倉綾乃」さん。
放課後、教室での行為を教師「狩野」に目撃されて以来、彼とえっち関係になっていたのでした。
こちらエピソードこそ、”ブラックな始まりのどんでん返しパターン”なお話。
「まばん」センセの特徴だと思います。
前半の2ページでは、日直を押しつけられる(代わってあげてる)「綾乃さん」が描かれていました。
よくよく考えると、コレは引っ掛け前フリですね。
果てしないお人好しだと思わせるための。
その後、いかにも問題ありそな教師「狩野」が登場。
タイトルそのまま、仔犬っぽいプレイが展開されております。
切っ掛けとなる回想シーンと、その頃とは違ってえっちを受け入れてる彼女の姿が痛々しい。
こりゃー、トンでもないなぁ、っていう感想がガラリと崩れるオチが見事でした。
女の子は怖い。
続く2話目「ご機嫌仔犬」ですが…”描き込み薄かった前話のリベンジの意味も含めている”とのこと。
確かに前話はあっさりしてましたねー。
そんなんでも巧いですが。
こちらは2人して温泉旅館へ出掛けるという話。
いつの間にか、世話女房ちっくな振舞いになっている「綾乃さん」
非常に行動的な面を発揮し、露天風呂でのアレコレ、出てから浴衣えっちとなっていました。
よくよく見ると、実はヒントもありましたね。
気付いた方はおめでたう!
勿体ないのでこれ以上は書きませんが、より驚くような結末が待っていました。
最後の1コマとか、このお話好き。
※左:萌子さん、右:佐倉綾乃
眼鏡な2人。この単行本は「綾乃さん」だと思います。
「おこたの国の人だもの。」は裏表紙にて「綾乃さん」とセットで描かれていた眼鏡の「萌子(もこ)」さん。
漫画家さんで、ドテラ・こたつという重装備で原稿に向かう彼女をじわじわえっちで邪魔する展開。
ステキなシチュエーションですねー。
やっぱり、”今日はしない”とか言ってる彼女にエロいことする展開は実にいいもの。
実に可愛らしい理由で抵抗していたんですけどねー。
解説によると、関西弁でクセっ毛、そして眼鏡とキーワードの多いヒロイン。
センセの好みを混ぜ合わせたとのことでした。
「芳樹」くんに刺さる、という理由で、裸・ドテラとなっていた「萌子さん」が可愛いです。
メイド喫茶な「タマミ」さんの「たまめいど!」
階を間違え、コスプレヘルスと勘違いしたお客さんとのえっちです。
また、たまたま店長は不在にしており、「タマミさん」もメイド喫茶の知識がないため、そのままシテしまうという展開。
これは…店の場所が悪過ぎるわね。
ショートカットの「タマミさん」が可愛く、”一番描いていて楽しかった”という「まばん」センセの気持ちが伝わってくるようなお話でした。
どっちかと言うと被害者だと思うんですが、あのオチは酷いなぁ。
タイトルが駄洒落という「Look is …」は天然お嬢様ヒロイン「篠崎」さん。
超箱入り娘という彼女が、問題児の集まりであるという野球部のマネージャーを引きうけてしまうというもの。
こちらも”ブラックな始まりのどんでん返しパターン”です。
実際にもあってもよさそう(ないよ)な、非常に素敵なお話でした。
いや、コレが本当に(笑)
詳細についてはやはり勿体ないので書きませんが、あの一言は刺さる。
個人的には2時間の映画にしてほしいくらいでした。
半分くらいはえっちシーンになりそうね。
普通には上映できないか。
「小町的リラクゼアロマ」は眼鏡の「小町」さん。
”お兄ちゃんの匂いフェチ”
そうした、かなり困った性癖の彼女。
自らのソレに悩んでおり、匂いフェチってあるよねー、みたいな会話の流れでなんとなく聞いてみたところ、全否定されてしまったのでした。
わはは。
お話は、兄の匂いを直接嗅ぐのが日課となっていた「小町さん」が、ついに男性自身へと到達してしまうというもの。
寝ていたお兄ちゃんも、さすがにあっさり起きましたね。
兄妹の近親で、なかなか複雑さもある彼の描写が良かったです。
※左:メイド「タマミさん」、右:姉「井崎ヨオコ」
コスも含めて、「タマミさん」はキュートにまとまってますね。
「僕だけの強面姉貴」は、初の漫画作品だそうです。
修正してたりするのかな。
多少それっぽさがない訳ではないものの、この頃からお上手でした。
抜きん出てますよ。
こちらは姉弟の近親もの。
身長高く、あまり喋らないため近寄りがたいという印象を持たれる姉「井崎ヨオコ」さん。
家では弟「井崎ユウ」くんとラブラブなのでした。
あれだけスキンシップありながら、えっちはまだだったんですね。
そうしたもんか。
ガン見しているコマがキュートです。
”アンダーヘアFan待望の”とか紹介帯にありましたが、想像ほどもっさりではなかったですね。
プレイ的にもポイントにはなっておらず、あまり気にしてくていいかも。
ただ、なるほど、確かに生え際とかなんとかがキレイに揃って、描かれていました。
それも当然黒でしたが、全体的に濃淡は濃い目で描き込みもキッチリ。
こちらの単行本、ページをめくって真っ先に感じたのは…濃厚なインクの香り。
まだ温かい(気がする)、週間の漫画雑誌のよう。
これって、ひでるさん取った1冊だけかな。
まさか単行本で、いきなり嗅覚を刺激されるとは思いもしませんでした。
大小のコマ割りは細かめで枠間なくなる、はみ出すこと多く、全体的にごっちゃりです。
極細線の洗練された作画で、心地よいくらいのえっちデフォルメ感。
引っ掛かる表現とか乱れ・崩れも見当たりません。
巧いです。
だいたいは↓表紙の判断で良いと思います。
ただ、白黒原稿のが風味豊かですよ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少の不安定さはあるものの、素晴らしい出来栄えです。
・話4: 逆転な「綾乃さん」・「篠崎さん」が良かったです。
・独5: 設定とかフェチ度の優れた方でしょう。
合計:[14/15]
初単行本でこの出来栄えですか。
こないだも書きましたが、漫画の巧い方って多くいるものですねー。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・眼鏡
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
短編×9(うち「仔犬シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まばん」センセの「Love Hair」です。
ちょっとスペースをお借りして。
「僕らはみんな河合荘/宮原るり」を読みました。
僕らはみんな河合荘 1巻 (ヤングキングコミックス) (2011/05/30) 宮原 るり 商品詳細を見る |
いわゆるアパートを舞台とした集団生活な漫画。
あの↑表紙から、勝手にラブコメだと早合点しましたが…。
これはドタバタ・コメディーですね。
非常に面白いです。
登場キャラに1人としてマトもな方いなくて(笑)
漫画中の台詞で、
「なにこのカオス居間…」
とかありましたが、ずっとそんなんです。
特に8話が刺さったので、「麻弓」さんがお気に入り。
ブログでやろうか迷ったんですが、コメディーは難しいので前置きにしました。
さて、そちらとはまるで関係なく、本日は「まばん」センセです。
発売された「Love Hair」が初単行本でした。
うわー、これはまたいきなり巧い方だー。
お邪魔したHPによると、どちらかゲーム会社にてグラフィッカーをしていたとのことでした。
なるほど。
↓表紙は背景の赤がややクドく、紫な髪、赤の制服も暖色系で、かなりコテコテ。
裏表紙でも赤のドテラ着ていたので、背景はもっと抑えめな色のが良かったのでは。
確かに白黒原稿も黒が強い、こってり絵でしたけどね。
ただ、洗練された綺麗なモノなので、濃いめが気にならなければ絵柄については問題なし。
お話は、1つ連続話がある以外は、全て短編での収録。
だいたいラブコメちっくなのは想像通り。
うち、数話はブラックな始まり方をするんですが…どんなに酷い展開であろうとも、なんのかんのハッピーエンドになるという特徴があります。
※左:竜子さん、右:蟹江真帆
「竜子さん」は派手なビジュアルで、カラー原稿でもイイ感じでした。
膝くらいまである、長い金髪が特徴の「竜子」さん。
居酒屋で元気な姿を見せる彼女に憧れていた「ハル」くんでしたが、路地裏にて激しいえっちをしていた彼女の姿を目撃してしまったのでした。
そんな訳で、ヤケ酒となった彼は大荒れで、酔っ払った勢いそのまま告白したのです。
だいたいそんなんがカラー原稿のある短編「スキモノドーシ」
簡単には、真面目な男性とアウトローちっくな女性のカップル。
まったく相容れないようでいて…案外まとまり良いものですね。
スタイルから雰囲気まで特徴的な「竜子さん」
なにゆえ彼女がえっちしていたのか、がポイントでしょう。
”込み入った事情”を喋る「竜子さん」と、あのオチがために、納得なお話となっています。
「ポーカーフェイク」は眉毛と半開きな目のヒロイン「蟹江真帆」さん。
えっち時の反応が薄く、気にする主人公「直樹」くんという感じ。
あとがきによると、本来は仏頂面の女の子だったようなんですが、あのリアクションは気になりますわね。
普段無口とのことですけど、女の子同士になると”へたくそ”とか言われてそうで。
まぁ、理由はだいたい皆さん想像されるだろうそのままでした。
セオリー通りで、1話を引っ張るにはやや弱いかな。
どっちかと言うと、オチ以降のが話としては面白そうに感じました。
「幸せ仔犬」、「ご機嫌仔犬」は収録で唯一の連続モノ。
丸眼鏡でMちっくなヒロイン「佐倉綾乃」さん。
放課後、教室での行為を教師「狩野」に目撃されて以来、彼とえっち関係になっていたのでした。
こちらエピソードこそ、”ブラックな始まりのどんでん返しパターン”なお話。
「まばん」センセの特徴だと思います。
前半の2ページでは、日直を押しつけられる(代わってあげてる)「綾乃さん」が描かれていました。
よくよく考えると、コレは引っ掛け前フリですね。
果てしないお人好しだと思わせるための。
その後、いかにも問題ありそな教師「狩野」が登場。
タイトルそのまま、仔犬っぽいプレイが展開されております。
切っ掛けとなる回想シーンと、その頃とは違ってえっちを受け入れてる彼女の姿が痛々しい。
こりゃー、トンでもないなぁ、っていう感想がガラリと崩れるオチが見事でした。
女の子は怖い。
続く2話目「ご機嫌仔犬」ですが…”描き込み薄かった前話のリベンジの意味も含めている”とのこと。
確かに前話はあっさりしてましたねー。
そんなんでも巧いですが。
こちらは2人して温泉旅館へ出掛けるという話。
いつの間にか、世話女房ちっくな振舞いになっている「綾乃さん」
非常に行動的な面を発揮し、露天風呂でのアレコレ、出てから浴衣えっちとなっていました。
よくよく見ると、実はヒントもありましたね。
気付いた方はおめでたう!
勿体ないのでこれ以上は書きませんが、より驚くような結末が待っていました。
最後の1コマとか、このお話好き。
※左:萌子さん、右:佐倉綾乃
眼鏡な2人。この単行本は「綾乃さん」だと思います。
「おこたの国の人だもの。」は裏表紙にて「綾乃さん」とセットで描かれていた眼鏡の「萌子(もこ)」さん。
漫画家さんで、ドテラ・こたつという重装備で原稿に向かう彼女をじわじわえっちで邪魔する展開。
ステキなシチュエーションですねー。
やっぱり、”今日はしない”とか言ってる彼女にエロいことする展開は実にいいもの。
実に可愛らしい理由で抵抗していたんですけどねー。
解説によると、関西弁でクセっ毛、そして眼鏡とキーワードの多いヒロイン。
センセの好みを混ぜ合わせたとのことでした。
「芳樹」くんに刺さる、という理由で、裸・ドテラとなっていた「萌子さん」が可愛いです。
メイド喫茶な「タマミ」さんの「たまめいど!」
階を間違え、コスプレヘルスと勘違いしたお客さんとのえっちです。
また、たまたま店長は不在にしており、「タマミさん」もメイド喫茶の知識がないため、そのままシテしまうという展開。
これは…店の場所が悪過ぎるわね。
ショートカットの「タマミさん」が可愛く、”一番描いていて楽しかった”という「まばん」センセの気持ちが伝わってくるようなお話でした。
どっちかと言うと被害者だと思うんですが、あのオチは酷いなぁ。
タイトルが駄洒落という「Look is …」は天然お嬢様ヒロイン「篠崎」さん。
超箱入り娘という彼女が、問題児の集まりであるという野球部のマネージャーを引きうけてしまうというもの。
こちらも”ブラックな始まりのどんでん返しパターン”です。
実際にもあってもよさそう(ないよ)な、非常に素敵なお話でした。
いや、コレが本当に(笑)
詳細についてはやはり勿体ないので書きませんが、あの一言は刺さる。
個人的には2時間の映画にしてほしいくらいでした。
半分くらいはえっちシーンになりそうね。
普通には上映できないか。
「小町的リラクゼアロマ」は眼鏡の「小町」さん。
”お兄ちゃんの匂いフェチ”
そうした、かなり困った性癖の彼女。
自らのソレに悩んでおり、匂いフェチってあるよねー、みたいな会話の流れでなんとなく聞いてみたところ、全否定されてしまったのでした。
わはは。
お話は、兄の匂いを直接嗅ぐのが日課となっていた「小町さん」が、ついに男性自身へと到達してしまうというもの。
寝ていたお兄ちゃんも、さすがにあっさり起きましたね。
兄妹の近親で、なかなか複雑さもある彼の描写が良かったです。
※左:メイド「タマミさん」、右:姉「井崎ヨオコ」
コスも含めて、「タマミさん」はキュートにまとまってますね。
「僕だけの強面姉貴」は、初の漫画作品だそうです。
修正してたりするのかな。
多少それっぽさがない訳ではないものの、この頃からお上手でした。
抜きん出てますよ。
こちらは姉弟の近親もの。
身長高く、あまり喋らないため近寄りがたいという印象を持たれる姉「井崎ヨオコ」さん。
家では弟「井崎ユウ」くんとラブラブなのでした。
あれだけスキンシップありながら、えっちはまだだったんですね。
そうしたもんか。
ガン見しているコマがキュートです。
”アンダーヘアFan待望の”とか紹介帯にありましたが、想像ほどもっさりではなかったですね。
プレイ的にもポイントにはなっておらず、あまり気にしてくていいかも。
ただ、なるほど、確かに生え際とかなんとかがキレイに揃って、描かれていました。
それも当然黒でしたが、全体的に濃淡は濃い目で描き込みもキッチリ。
こちらの単行本、ページをめくって真っ先に感じたのは…濃厚なインクの香り。
まだ温かい(気がする)、週間の漫画雑誌のよう。
これって、ひでるさん取った1冊だけかな。
まさか単行本で、いきなり嗅覚を刺激されるとは思いもしませんでした。
大小のコマ割りは細かめで枠間なくなる、はみ出すこと多く、全体的にごっちゃりです。
極細線の洗練された作画で、心地よいくらいのえっちデフォルメ感。
引っ掛かる表現とか乱れ・崩れも見当たりません。
巧いです。
だいたいは↓表紙の判断で良いと思います。
ただ、白黒原稿のが風味豊かですよ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少の不安定さはあるものの、素晴らしい出来栄えです。
・話4: 逆転な「綾乃さん」・「篠崎さん」が良かったです。
・独5: 設定とかフェチ度の優れた方でしょう。
合計:[14/15]
初単行本でこの出来栄えですか。
こないだも書きましたが、漫画の巧い方って多くいるものですねー。
Love Hair (TENMAコミックス) (2011/06/10) まばん 商品詳細を見る |
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