■ＴＡＫＥ ＯＮ ＭＥ ２ （竹村雪秀）
★まんがデーター ［１３／１５］
・絵 ：■■■■■
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■■
・属性 ： 成年・眼鏡
・おまけ： カバー裏にコメント・作品解説、
カバーはリバーシブル仕様。
・その他： カラー（１０Ｐ）、全２巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「竹村雪秀（たけむら・せっしゅう）」センセの「ＴＡＫＥ ＯＮ ＭＥ ２ （テイクオンミー）」です。
すみません、風邪っぴきが治らないので本日もちょっとだけ。
（※ちなみに、昨日記事はあらかじめ用意していたものなのよ）
センセ、単行本自体の発売も久しぶりではないでしょうか？
かなり期間ありましたが、しっかり２巻として発売されました「竹村雪秀」センセの連載「ＴＡＫＥ ＯＮ ＭＥ ２ （テイクオンミー）」なのです。
過去に１巻も紹介しております。
とりあえず、びっくりしたのは、その厚さ。
全２９８ページって、まるでどこぞの攻略本みたいなブ厚さなのでした。
ずっしりと重く、叩かれたら頭割れそうなのですよ。
※大きなヒロイン「大野光さん」です。
凛々しい外見に似合わず、えろえろでした。…いいなぁ。
小さく可愛らしい主人公「津田和憲」と、大柄で無口・無表情な「大野光」さんの凸凹カップルを中心に、でかい「光さん」とは逆に小さい姉 「大野恵」さん、「津田くん」のイトコで双子の「ハビエール」「ホセ・エミリオ」らも絡んだラブえっち話なのでした。
だいたいそんなん。
こちらの単行本では、メインの二人よりもロリっぽい年上「恵さん」が目立っておりました。
長く続いた連続話というわりに、さしたるお話が見えてこない特異な漫画。
コメントを読んだところでも、結構「竹村雪秀」センセが好き勝手に描かれているような印象でした。
ストーリー漫画っぽさは薄く、同キャラのブツ切り短編のよう。
特に２巻冒頭では、まっったく関係ないキャラが登場してたりしました。
（※しかも、その後は一切登場しない）
うーん、悪くはないんですが、いただけないなぁ。
だいたい、これだけ期間あってからの続巻なのに、あらすじ、キャラ紹介がないというのは不親切。
※小さい姉「大野恵さん」です。
ぜんぜん「姉」っぽくない、おねーさんなのでした。こちらも大変なこととなってます。
…とはいえ。
成年漫画としては展開早くテンポ良く、派手で濃厚なえっち描写が実に秀逸。
合間の掛け合いも楽しく、各話が長くしっかり描かれていることもあり、前述したようなマイナス点があまり目立たなく感じました。
今回収録では、最終話「素晴らしき哉、人生！」がとりあえず圧倒的。ほか、「女王陛下の００７」が他と違うシリアス話で、ラストの「達川くん」も迫力あって格好良く、いいエピソードでした。
また、新キャラの双子も眼鏡だったので、”結局主要キャラ全員が眼鏡”という眼鏡えっち漫画でもあります。
そんなん好きな方はよりいいでしょう。
※おまけ：実はカップルの二人。…女装した津田くんは可愛いねぇ。
しっかりとした丁寧な線の綺麗な絵柄。
洗練された作画で、濃淡バランスよく、トーン処理なども冴えておりました。
ややごっちゃり気味ですが、背景から細かい箇所まで手抜きは感じられません。
非常に絵の巧い方ですね。
女性よりも男性キャラのが可愛らしい（笑）という変わった特徴あり、そういう意味でも稀有な漫画。
多少の癖はありますが万人受けすると思います。
↓表紙の雰囲気で問題なければ、オススメです。
なお、そんな表紙カバーはリバーシブル仕様になっており、通常面は主要キャラ７名が服も下着も身に付けていない、全裸状態でした。
なにげにスゴイです。
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・絵 ：■■■■■
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■■
・属性 ： 成年・眼鏡
・おまけ： カバー裏にコメント・作品解説、
カバーはリバーシブル仕様。
・その他： カラー（１０Ｐ）、全２巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「竹村雪秀（たけむら・せっしゅう）」センセの「ＴＡＫＥ ＯＮ ＭＥ ２ （テイクオンミー）」です。
すみません、風邪っぴきが治らないので本日もちょっとだけ。
（※ちなみに、昨日記事はあらかじめ用意していたものなのよ）
センセ、単行本自体の発売も久しぶりではないでしょうか？
かなり期間ありましたが、しっかり２巻として発売されました「竹村雪秀」センセの連載「ＴＡＫＥ ＯＮ ＭＥ ２ （テイクオンミー）」なのです。
過去に１巻も紹介しております。
とりあえず、びっくりしたのは、その厚さ。
全２９８ページって、まるでどこぞの攻略本みたいなブ厚さなのでした。
ずっしりと重く、叩かれたら頭割れそうなのですよ。
※大きなヒロイン「大野光さん」です。
凛々しい外見に似合わず、えろえろでした。…いいなぁ。
小さく可愛らしい主人公「津田和憲」と、大柄で無口・無表情な「大野光」さんの凸凹カップルを中心に、でかい「光さん」とは逆に小さい姉 「大野恵」さん、「津田くん」のイトコで双子の「ハビエール」「ホセ・エミリオ」らも絡んだラブえっち話なのでした。
だいたいそんなん。
こちらの単行本では、メインの二人よりもロリっぽい年上「恵さん」が目立っておりました。
長く続いた連続話というわりに、さしたるお話が見えてこない特異な漫画。
コメントを読んだところでも、結構「竹村雪秀」センセが好き勝手に描かれているような印象でした。
ストーリー漫画っぽさは薄く、同キャラのブツ切り短編のよう。
特に２巻冒頭では、まっったく関係ないキャラが登場してたりしました。
（※しかも、その後は一切登場しない）
うーん、悪くはないんですが、いただけないなぁ。
だいたい、これだけ期間あってからの続巻なのに、あらすじ、キャラ紹介がないというのは不親切。
※小さい姉「大野恵さん」です。
ぜんぜん「姉」っぽくない、おねーさんなのでした。こちらも大変なこととなってます。
…とはいえ。
成年漫画としては展開早くテンポ良く、派手で濃厚なえっち描写が実に秀逸。
合間の掛け合いも楽しく、各話が長くしっかり描かれていることもあり、前述したようなマイナス点があまり目立たなく感じました。
今回収録では、最終話「素晴らしき哉、人生！」がとりあえず圧倒的。ほか、「女王陛下の００７」が他と違うシリアス話で、ラストの「達川くん」も迫力あって格好良く、いいエピソードでした。
また、新キャラの双子も眼鏡だったので、”結局主要キャラ全員が眼鏡”という眼鏡えっち漫画でもあります。
そんなん好きな方はよりいいでしょう。
※おまけ：実はカップルの二人。…女装した津田くんは可愛いねぇ。
しっかりとした丁寧な線の綺麗な絵柄。
洗練された作画で、濃淡バランスよく、トーン処理なども冴えておりました。
ややごっちゃり気味ですが、背景から細かい箇所まで手抜きは感じられません。
非常に絵の巧い方ですね。
女性よりも男性キャラのが可愛らしい（笑）という変わった特徴あり、そういう意味でも稀有な漫画。
多少の癖はありますが万人受けすると思います。
↓表紙の雰囲気で問題なければ、オススメです。
なお、そんな表紙カバーはリバーシブル仕様になっており、通常面は主要キャラ７名が服も下着も身に付けていない、全裸状態でした。
なにげにスゴイです。
 | TAKE ON ME 2 (メガストアコミックスシリーズ No.) (2007/10/19) 竹村雪秀 商品詳細を見る |
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■ちゅーぶら！！ （中田ゆみ）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 下着・コメディー
・おまけ： あとがき、合間にイラスト、
ゲストページ。
・その他： 現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中田ゆみ（なかた・ゆみ）」センセの「ちゅーぶら！！ １巻」です。
うん、こうした漫画は「中田ゆみ」センセ巧いですね～。
ちょっと押しが弱い↓表紙がやや心配なんですが、セールス的にはどうだったんでしょう？
あ、コレ一般漫画だから下着姿とか持ってくるのはＮＧなのかな。どうかな。
微妙にシマパンが覗いているんですけどね。
そんな訳で、こちらでは「おさわがせ弁天寮」、「女神さまの言うとおり」などを紹介している、ひでるさん好きな「中田ゆみ」センセの最新作「ちゅーぶら！！ １巻」なのです。
基本的には、センセお得意なちょっとえっちっぽいコメディー。
ですが、こちらはタイトルそのまま男性読者が是可否でも知りたい（かもしれない）女性下着についての情報が多く含まれた、珍しい”下着コメディー漫画”なのでした。
※お友達、左：やこちゃん、右：遥ちゃんです。
こうして下着露出機会が多い本作品なのでした。
桜南中学校へ進学した、眼鏡でツインテールな主人公「葉山奈由（はやま・なゆ）」さん。
彼女は新入生代表挨拶を任されるほどの優等生なんですが、デザイナーであった祖母「葉子」、義兄「圭吾」らの影響もあり、下着に異様なまでの関心を持つ変わった娘さんとなっていたのでした。
友人「白石遥」、「神宮寺やこ」らをはじめ、”いやらしい”、”恥ずかしい”と偏見を持たれている下着の良さ、大切さを広めるため、「奈由さん」は下着部という部活を作るべく奔走するのです。
だいたいそんなお話。
小学生が黒ガーターの下着っていうのは、なにやらモノスゴイですねー（笑）
周囲の友達が引くのも納得です。
そうしたテーマがため、センセお得意のパンチラは無論のこと、えっち関係なくモロに下着姿が頻繁に露出する、変わった漫画に仕上がっておりました。
女性ならではの視点と関連情報満載で、色々なデザインの下着が描かれており、そういうのが好きな男性、さらには女性が見てもためになる１冊でしょう。たぶん。
※主人公「葉山奈由さん」です。
単に好きなだけでなく実際に知識もある「奈由さん」、小学生で黒は…。
基本的には、その趣向によって援助交際とか、いかがわしいとか勘違いされてしまう、社会に溶け込みづらい「奈由さん」が頑張って学園生活を送りつつ周囲の問題を解決・理解を得ていくというもの。
今後の展開では、ヘタをするとだらだらっと中だるみしてしまう可能性もありそうですが…センセの技術に期待しつつ、２巻以降を待ちたいと思います。
きっと今回もうまくやってくれるでしょう。
柔らか線のすっきりとした絵柄。
テンポ良く、さすがに安定感がありますね。
人物絵は暖か味あって優しく、可愛らしくいもの。
ただ、同時に個性も非常に強いので、好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
ちょっと少女漫画っぽい色があると思います。
※おまけ：中学生・小学生の「奈由さん」です。
…うーん、あんま変わんないか。
なお、巻末に収録されていた「奈由さん」の小学校時代エピソード、「しょーぶら」もなかなか良かったです。
さらに、ゲスト投降もしている「大島永遠」センセの代表作「女子高生」を読んでいる方は、合間イラストの１コマで楽しめます。
ちゅーぶら!! 1 (1) (アクションコミックス)
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・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 下着・コメディー
・おまけ： あとがき、合間にイラスト、
ゲストページ。
・その他： 現在１巻まで発売中。
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本日紹介は「中田ゆみ（なかた・ゆみ）」センセの「ちゅーぶら！！ １巻」です。
うん、こうした漫画は「中田ゆみ」センセ巧いですね～。
ちょっと押しが弱い↓表紙がやや心配なんですが、セールス的にはどうだったんでしょう？
あ、コレ一般漫画だから下着姿とか持ってくるのはＮＧなのかな。どうかな。
微妙にシマパンが覗いているんですけどね。
そんな訳で、こちらでは「おさわがせ弁天寮」、「女神さまの言うとおり」などを紹介している、ひでるさん好きな「中田ゆみ」センセの最新作「ちゅーぶら！！ １巻」なのです。
基本的には、センセお得意なちょっとえっちっぽいコメディー。
ですが、こちらはタイトルそのまま男性読者が是可否でも知りたい（かもしれない）女性下着についての情報が多く含まれた、珍しい”下着コメディー漫画”なのでした。
※お友達、左：やこちゃん、右：遥ちゃんです。
こうして下着露出機会が多い本作品なのでした。
桜南中学校へ進学した、眼鏡でツインテールな主人公「葉山奈由（はやま・なゆ）」さん。
彼女は新入生代表挨拶を任されるほどの優等生なんですが、デザイナーであった祖母「葉子」、義兄「圭吾」らの影響もあり、下着に異様なまでの関心を持つ変わった娘さんとなっていたのでした。
友人「白石遥」、「神宮寺やこ」らをはじめ、”いやらしい”、”恥ずかしい”と偏見を持たれている下着の良さ、大切さを広めるため、「奈由さん」は下着部という部活を作るべく奔走するのです。
だいたいそんなお話。
小学生が黒ガーターの下着っていうのは、なにやらモノスゴイですねー（笑）
周囲の友達が引くのも納得です。
そうしたテーマがため、センセお得意のパンチラは無論のこと、えっち関係なくモロに下着姿が頻繁に露出する、変わった漫画に仕上がっておりました。
女性ならではの視点と関連情報満載で、色々なデザインの下着が描かれており、そういうのが好きな男性、さらには女性が見てもためになる１冊でしょう。たぶん。
※主人公「葉山奈由さん」です。
単に好きなだけでなく実際に知識もある「奈由さん」、小学生で黒は…。
基本的には、その趣向によって援助交際とか、いかがわしいとか勘違いされてしまう、社会に溶け込みづらい「奈由さん」が頑張って学園生活を送りつつ周囲の問題を解決・理解を得ていくというもの。
今後の展開では、ヘタをするとだらだらっと中だるみしてしまう可能性もありそうですが…センセの技術に期待しつつ、２巻以降を待ちたいと思います。
きっと今回もうまくやってくれるでしょう。
柔らか線のすっきりとした絵柄。
テンポ良く、さすがに安定感がありますね。
人物絵は暖か味あって優しく、可愛らしくいもの。
ただ、同時に個性も非常に強いので、好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
ちょっと少女漫画っぽい色があると思います。
※おまけ：中学生・小学生の「奈由さん」です。
…うーん、あんま変わんないか。
なお、巻末に収録されていた「奈由さん」の小学校時代エピソード、「しょーぶら」もなかなか良かったです。
さらに、ゲスト投降もしている「大島永遠」センセの代表作「女子高生」を読んでいる方は、合間イラストの１コマで楽しめます。
ちゅーぶら!! 1 (1) (アクションコミックス)
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■御剣ハルカ危機一髪！限定版 （かぢばあたる）
★まんがデーター ［９／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■□□□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： アクション・お話分岐
・おまけ： なかがき・誕生秘話、初期ラフ、
描き下ろし「脱衣ルート」「阿波根先生ルート」
初回限定版にはドラマＣＤ。
・その他： 短編×７（うち１話は読みきり「Ｍａｃｈｉｎｅ Ｄｏｌｌ」）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かぢばあたる」センセの「御剣ハルカ危機一髪！ １巻 限定版」です。
ごめんなさい。
風邪をひいてしまったようで、体調わちゃくちゃです。
そんな訳で、本日はちょろっとで。
新創刊された「ヴァルキリーコミックス」の第二陣で発売された本単行本。
やっぱり初回限定でドラマＣＤがつくんですが、第二陣のラインアップで初回限定があったのはこちらだけでした。
４冊中ではメイン扱いなんでしょうか？
なお、キャストも豪華で、「御剣ハルカ（宮村優子）」、「刀堂カナタ（氷上恭子）」と有名どころが並んでおりました。
ラムネのコンビですね。
二人のファンの方なら、それ目的で購入するのもいいでしょう。
…お話の出来栄えはともかくとして。
※闘う「御剣ハルカさん」です。
うーん、普通の漫画ならまた良いキャラになったかもしれませんが…。
こちらの「御剣ハルカ危機一髪！ １巻 限定版」は実に特殊な漫画でした。
曰く、”作中に現れる選択肢によってストーリーが変わっていくインタラクティブ分岐漫画”ということなのよ。
漫画中にある選択によって展開が変わるという、まるで昔流行ったゲームブックのような内容。
各話ラストにもやはり選択肢があり、そちらは読者アンケートの多数決で次回話が決定するという方式で、少数だったエピソードはそこでざっくり終わってしまうのでした。
センセ自身が折り返しコメントで書かれているとおり、変な漫画ですね。
（※ちなみに、ドラマＣＤもトラックによる選択方式になっておりました）
ゲームブックとしてはいささか中途半端で、・選択・分岐のためにお話は薄っぺらな内容。
また、売りの１つであるサービスシーンは多くなく、それもパンチラ・下着程度のこと。
うーん、ここが弱いんですねぇ。
逆にアクション描写はなかなか良く、すっきりと見やすく（※）、作画にも力が入っておりました。
ああ、もったいない。
ここはセンセに非がある訳でなし、ちょっと気の毒にも感じました。
普通に描きたかっただろうなぁ…。
※セクシー「御剣ハルカさん」です。
このシリーズは全てそうでしたが、もっとギリギリのえっちに挑んでほしいですね。
なお、ポニーテールでセーラー服と木刀の似合うこちらの主人公「御剣ハルカさん」
アクション漫画のヒロインらしく、あちこちでボコボコにされておりました。
痛い描写が多いので、そんなん苦手な方はご注意。
これが成年漫画なら、えっち展開になるところなんでしょうけれど…。
このあたりが、ひでるさん的に最もがっかりした点なの（笑）
うわー、絵柄の雰囲気がちょっと前の「あさりよしとお」センセみたい。
濃い線のすっきり絵で、かちかちっとよくまとまった風情。
えっち度が薄いものの、表情と動きについては強弱のメリハリが利き、巧い方でした。
さすがに１３冊もの単行本を出されているだけのことはありますね。
なお、カラーよりも白黒のが良いので、↓表紙にはいくらかプラスがいいでしょう。
前述したように、あちこち中途半端な出来栄えなので、あまりオススメはしません。
センセのファンか、選択肢が大好きな方はいいかもしれません。
（※）すっきりと見やすく
⇒ ごちゃごちゃって、誤魔化したみたいに描かれる方いますよね。
そんなんがないという意味です。
※こちらが通常版です。
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■□□□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： アクション・お話分岐
・おまけ： なかがき・誕生秘話、初期ラフ、
描き下ろし「脱衣ルート」「阿波根先生ルート」
初回限定版にはドラマＣＤ。
・その他： 短編×７（うち１話は読みきり「Ｍａｃｈｉｎｅ Ｄｏｌｌ」）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かぢばあたる」センセの「御剣ハルカ危機一髪！ １巻 限定版」です。
ごめんなさい。
風邪をひいてしまったようで、体調わちゃくちゃです。
そんな訳で、本日はちょろっとで。
新創刊された「ヴァルキリーコミックス」の第二陣で発売された本単行本。
やっぱり初回限定でドラマＣＤがつくんですが、第二陣のラインアップで初回限定があったのはこちらだけでした。
４冊中ではメイン扱いなんでしょうか？
なお、キャストも豪華で、「御剣ハルカ（宮村優子）」、「刀堂カナタ（氷上恭子）」と有名どころが並んでおりました。
ラムネのコンビですね。
二人のファンの方なら、それ目的で購入するのもいいでしょう。
…お話の出来栄えはともかくとして。
※闘う「御剣ハルカさん」です。
うーん、普通の漫画ならまた良いキャラになったかもしれませんが…。
こちらの「御剣ハルカ危機一髪！ １巻 限定版」は実に特殊な漫画でした。
曰く、”作中に現れる選択肢によってストーリーが変わっていくインタラクティブ分岐漫画”ということなのよ。
漫画中にある選択によって展開が変わるという、まるで昔流行ったゲームブックのような内容。
各話ラストにもやはり選択肢があり、そちらは読者アンケートの多数決で次回話が決定するという方式で、少数だったエピソードはそこでざっくり終わってしまうのでした。
センセ自身が折り返しコメントで書かれているとおり、変な漫画ですね。
（※ちなみに、ドラマＣＤもトラックによる選択方式になっておりました）
ゲームブックとしてはいささか中途半端で、・選択・分岐のためにお話は薄っぺらな内容。
また、売りの１つであるサービスシーンは多くなく、それもパンチラ・下着程度のこと。
うーん、ここが弱いんですねぇ。
逆にアクション描写はなかなか良く、すっきりと見やすく（※）、作画にも力が入っておりました。
ああ、もったいない。
ここはセンセに非がある訳でなし、ちょっと気の毒にも感じました。
普通に描きたかっただろうなぁ…。
※セクシー「御剣ハルカさん」です。
このシリーズは全てそうでしたが、もっとギリギリのえっちに挑んでほしいですね。
なお、ポニーテールでセーラー服と木刀の似合うこちらの主人公「御剣ハルカさん」
アクション漫画のヒロインらしく、あちこちでボコボコにされておりました。
痛い描写が多いので、そんなん苦手な方はご注意。
これが成年漫画なら、えっち展開になるところなんでしょうけれど…。
このあたりが、ひでるさん的に最もがっかりした点なの（笑）
うわー、絵柄の雰囲気がちょっと前の「あさりよしとお」センセみたい。
濃い線のすっきり絵で、かちかちっとよくまとまった風情。
えっち度が薄いものの、表情と動きについては強弱のメリハリが利き、巧い方でした。
さすがに１３冊もの単行本を出されているだけのことはありますね。
なお、カラーよりも白黒のが良いので、↓表紙にはいくらかプラスがいいでしょう。
前述したように、あちこち中途半端な出来栄えなので、あまりオススメはしません。
センセのファンか、選択肢が大好きな方はいいかもしれません。
（※）すっきりと見やすく
⇒ ごちゃごちゃって、誤魔化したみたいに描かれる方いますよね。
そんなんがないという意味です。
 | 御剣ハルカ危機一髪! 1 限定版 (1) (ヴァルキリーコミックス) (2007/10) かぢば あたる 商品詳細を見る |
※こちらが通常版です。
 | 御剣ハルカ危機一髪! 1 (1) (ヴァルキリーコミックス) (2007/10) かぢば あたる 商品詳細を見る |
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■百合色螺旋 （三国ハヂメ）
★まんがデーター ［１０／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 同性・ふたなり
・おまけ： あとがき・作品解説、カバー裏に絵・コメント。
・その他： 短編×９（うち「乙女の悩み相談シリーズ」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「三国ハヂメ（みくに・はぢめ）」センセの「百合色螺旋」です。
最も近いところでは、「かわいいあなた／乙ひより」など、なぜだか百合姫コミックスを好んで集めている、頭のおかしなひでるさん（笑）
こちらの「三国ハヂメ」センセの漫画は初見で、書店では背表紙状態だったんですが、珍しくタイトルに釣り上げられました。
手に取ったら絵柄も良かったので購入してみたんですが…。
うーん、確かに百合漫画もあるんですけれど、こりゃー単純に男性向けえっち本でしょう。
確かに登場人物は女の子ばかりですから、一見そう見えるんですが…。
※左から座敷童子・委員長・高木さん、です。
あのぽやーっとした雰囲気、ぶっきらぼうな喋りがいいのですよ。
いきなり連発されるのは、なんとふたなり漫画。
いやいや、これ百合漫画じゃーないでしょう（笑）
冒頭の「ヒミツの保健室」は即えっち系な展開。
心理面についてはさして取り上げられず、結果としてお話もそんな程度。
（※登場人物は偶然居合わせただけのことですしね）
続く「ヒミツの風紀検査」は校則違反ってな具合に、注意する委員長と「高木」さんが徐々に始めてしまうお話。
こちらは百合ちっくですね。
二人の微妙な距離感も良く、わざわざふたなりにしなくても良かったように感じましたが。
「三国ハヂメ」センセがそんなん好きなのかなー。
単行本でひでるお気に入りなのは、複数話ある「乙女の悩み相談」
彼との付き合いに色々悩みを持つ「小林」さん。
その相談を受けるのは、”学園イチの変人”と名高い眼鏡の「群（むら）」さん。
解決策として、「群さん」は要求よりもレベル高いえっち体験を提案するのでした。
※「群さん」・「小林さん」です。
コスプレだったり、外でしたりしちゃいます。
相談を淡々とした調子で受ける、「群さん」がなかなか良いキャラクター。
さくさくと「小林さん」をえっちに持ち込む、一見すると単純に快楽だけを求めているような人。
実際のところ、特にそういった描写はないんですが…実はお互い同性中では気になる存在で、”えっちを期待できる友達”として付き合っているかな…というのは、考え過ぎでしょうか？
ふんわり軽いコメディーで、道具に頼らず指テクで頑張る（←なにを？）のが良かったです。
やっぱり女の子同士はこうでなくては！
”なんちゃら耳”というのが多く登場するのも特徴の一つ。
生まれつき兎耳・尻尾を持った女の子、”ばにー”という種族が登場する、「ばにーといっしょ」
こちらは細かい短編もセットになっております。
この”ばにー”は基本女の子なんですが、クスリで生える（笑）という設定もあり、結局はふたなり漫画でした。
巻末の「しろ」は猫耳少女（※実は猫又）と拾ってきた飼い主「美弥子」さんの単純えっち話。
…これも百合漫画ってことなのかなぁ。
どちらもそこに至るまでの心理描写が薄く、百合姫コミックスのシリーズとは毛色が違っておりました。
（※余談ですが、「三国ハヂメ」センセは過去に「百合姫」ってタイトルの単行本出されていますが）
ふたなり漫画が数話収録されているなど、これは百合と言うよりも見栄えの良さがために登場人物が女の子になっているだけに感じます。
あ、眠そうな目をした座敷童子さんが可愛い「わらしさまと私」は和服だし、キャラがひでる好みでした。
※おまけ：やっぱり百合漫画は…キスシーンでしょう？違いますか？？
丁寧な細線のすっきり絵柄。
縦長の目が特徴で、ロリっぽくもすらりとしたスタイルです。
雰囲気としては「宇佐美渉」センセが近いですかねー。
若干バランス微妙なコマもありましたが、この程度なら問題ないでしょう。
癖はあるものの嫌味でなく、しつこくありません。
なかなか良いと思います。
単純に”女の子同士のえっち”という単行本でした。
それを百合漫画と考えるならば、いいのかもしれません。
違う、そうじゃないんだ！
…というのが、ひでるさんの意見なので、お話的にはこちらに向いていないようでした。
百合漫画というイメージがなければ、軽いえっち漫画として無難な出来栄えかも。
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 同性・ふたなり
・おまけ： あとがき・作品解説、カバー裏に絵・コメント。
・その他： 短編×９（うち「乙女の悩み相談シリーズ」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「三国ハヂメ（みくに・はぢめ）」センセの「百合色螺旋」です。
最も近いところでは、「かわいいあなた／乙ひより」など、なぜだか百合姫コミックスを好んで集めている、頭のおかしなひでるさん（笑）
こちらの「三国ハヂメ」センセの漫画は初見で、書店では背表紙状態だったんですが、珍しくタイトルに釣り上げられました。
手に取ったら絵柄も良かったので購入してみたんですが…。
うーん、確かに百合漫画もあるんですけれど、こりゃー単純に男性向けえっち本でしょう。
確かに登場人物は女の子ばかりですから、一見そう見えるんですが…。
※左から座敷童子・委員長・高木さん、です。
あのぽやーっとした雰囲気、ぶっきらぼうな喋りがいいのですよ。
いきなり連発されるのは、なんとふたなり漫画。
いやいや、これ百合漫画じゃーないでしょう（笑）
冒頭の「ヒミツの保健室」は即えっち系な展開。
心理面についてはさして取り上げられず、結果としてお話もそんな程度。
（※登場人物は偶然居合わせただけのことですしね）
続く「ヒミツの風紀検査」は校則違反ってな具合に、注意する委員長と「高木」さんが徐々に始めてしまうお話。
こちらは百合ちっくですね。
二人の微妙な距離感も良く、わざわざふたなりにしなくても良かったように感じましたが。
「三国ハヂメ」センセがそんなん好きなのかなー。
単行本でひでるお気に入りなのは、複数話ある「乙女の悩み相談」
彼との付き合いに色々悩みを持つ「小林」さん。
その相談を受けるのは、”学園イチの変人”と名高い眼鏡の「群（むら）」さん。
解決策として、「群さん」は要求よりもレベル高いえっち体験を提案するのでした。
※「群さん」・「小林さん」です。
コスプレだったり、外でしたりしちゃいます。
相談を淡々とした調子で受ける、「群さん」がなかなか良いキャラクター。
さくさくと「小林さん」をえっちに持ち込む、一見すると単純に快楽だけを求めているような人。
実際のところ、特にそういった描写はないんですが…実はお互い同性中では気になる存在で、”えっちを期待できる友達”として付き合っているかな…というのは、考え過ぎでしょうか？
ふんわり軽いコメディーで、道具に頼らず指テクで頑張る（←なにを？）のが良かったです。
やっぱり女の子同士はこうでなくては！
”なんちゃら耳”というのが多く登場するのも特徴の一つ。
生まれつき兎耳・尻尾を持った女の子、”ばにー”という種族が登場する、「ばにーといっしょ」
こちらは細かい短編もセットになっております。
この”ばにー”は基本女の子なんですが、クスリで生える（笑）という設定もあり、結局はふたなり漫画でした。
巻末の「しろ」は猫耳少女（※実は猫又）と拾ってきた飼い主「美弥子」さんの単純えっち話。
…これも百合漫画ってことなのかなぁ。
どちらもそこに至るまでの心理描写が薄く、百合姫コミックスのシリーズとは毛色が違っておりました。
（※余談ですが、「三国ハヂメ」センセは過去に「百合姫」ってタイトルの単行本出されていますが）
ふたなり漫画が数話収録されているなど、これは百合と言うよりも見栄えの良さがために登場人物が女の子になっているだけに感じます。
あ、眠そうな目をした座敷童子さんが可愛い「わらしさまと私」は和服だし、キャラがひでる好みでした。
※おまけ：やっぱり百合漫画は…キスシーンでしょう？違いますか？？
丁寧な細線のすっきり絵柄。
縦長の目が特徴で、ロリっぽくもすらりとしたスタイルです。
雰囲気としては「宇佐美渉」センセが近いですかねー。
若干バランス微妙なコマもありましたが、この程度なら問題ないでしょう。
癖はあるものの嫌味でなく、しつこくありません。
なかなか良いと思います。
単純に”女の子同士のえっち”という単行本でした。
それを百合漫画と考えるならば、いいのかもしれません。
違う、そうじゃないんだ！
…というのが、ひでるさんの意見なので、お話的にはこちらに向いていないようでした。
百合漫画というイメージがなければ、軽いえっち漫画として無難な出来栄えかも。
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■処女通信 （笹川ハヤシ）
★まんがデーター ［９／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・ラブコメ
・おまけ： カバー裏にあとがきまんが。
・その他： カラー（８Ｐ）、短編×８（連続話あり）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「笹川ハヤシ（ささがわ・はやし）」センセの「処女通信 おとめつうしん」です。
毎回、冒頭では単行本・表紙について色々言っておりますが…。
こちらの↓表紙はどうですか？
本編絵柄については後述しますが、やっぱり白黒絵の方が巧い方だと思います。
前単行本「恋コク」もそんなんですけれど、昭和っぽいですよねー。これでいいのかなー。セールス大丈夫かなー。
なんだかもったいないような気がしますけれど。
※ヒロイン「桜木みすず」さんです。中央が「花ちゃん」です。
どーですかーこの巨乳は！ちょっとツリ目なのも可愛いですね。
実は同キャラの連続話である、「特別練習」「稽古つけたげる！」
剣道部に在籍する先輩、主将の「桜木みすず」さん。
「おまえかわいいな！あたしの男（もの）になれ」
…と、告白（？）された「山田」くん。
しかし、先輩には常にやられっ放しで、居残り練習と称しては道場にて妙なコトをさせられていたのでした。
そんな待遇に嫌気がさしていた頃、ひょんな事から真実を知るのです。
１話目、「特別練習」は大まかにそんなお話。
色々といじくられるだけでなく、目前で全裸になったり、下着を洗濯させたりとやりたい放題な「桜木さん」
それに、ただ従うだけの「山田くん」はある意味スゴイ男の子です。
誘われなければ絶対に手を出さないタイプですね、彼は。
結局は「桜木さん」が折れてめでたくえっち展開となるんですが、普段厳しい反面なかなか可愛らしい方でした。
ツンデレちっくなんで、そんなん好きならいいでしょう。
しかし…あの巨乳は絶対にスポーツ不得意だと思いますが。
続く「稽古つけたげる！」は意外なラストを迎えるしっとり話。
剣道部に在籍する先輩、主将の「桜木みすず」さん。
合宿と称して、後輩「山田くん」と共に海が近い元療養所の別荘へと、二人っきりで出掛けるのでした。
しかし、そこには「花ちゃん」という子供がおり、事あるごとに邪魔をするのです。
なにやら主将との”約束”があるという「花ちゃん」は…。
上の１話目とはまったく異なる続きですね。
雰囲気としては、「門井亜矢」センセが得意な不思議ちっく系で、ひでるさん好みな漫画。
…全然いいんですが、なんでこんなんにしたんだろう？？
先の漫画とは同キャラなだけで設定を引き継いでいるという程度で、別短編と考えてもいいでしょう。
ロリな「花ちゃん」と、相変わらずでかい「「桜木さん」の着るスクール水着の黒い描写がリアルでぐーなのですよ。
そんなコスプレちっくなまま、濃厚えっちを見せてくれました。
うん、ノスタルジーな感覚だし、いいんじゃないでしょうか。
※左：競泳水着な先生、右：「姉川さな」さんです。
しかし…その水着は透けすぎでしょー（笑）
ほか、競泳水着な先生との「Ｆｒｅｓｈ」、妹「ユウ」ちゃん・その友達「花穂」ちゃんらとのえっち話「常識的お兄ちゃん」、コタツ内えっちが凄い「姉川さなと空模様」など、いかにもハードそうな絵柄でありながら、結構ラブコメちっくでした。
意外にどちらもブラックさはありませんので、落ち込むことなく安心して読める１冊です。
強い線でごっちゃりとした濃い絵柄。
さらにトーン処理もしっかりしているので、ページ全体は黒が強く詳細な描き込み。
引き絵があっさりとしていたり、バランスが微妙だったりした箇所が見受けられます。
…というか、さほど期間が離れていない（２００６～２００７）にもかかわらず、漫画によって大きく雰囲気が異なっております。
試行錯誤の段階なんでしょうか？
やっぱり新しい原稿はいいんですけれど…。
あまりにバラツキが大きく、単行本全体としては不安定です。
ひでるさんとしては、お話も良かった「特別練習」、「稽古つけたげる！」のようなコテコテで攻めるのがいいと思います。
なお、単行本裏表紙でカット絵がありますので、参考にするのが良いでしょう。
処女通信 (MUJIN COMICS)
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・ラブコメ
・おまけ： カバー裏にあとがきまんが。
・その他： カラー（８Ｐ）、短編×８（連続話あり）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「笹川ハヤシ（ささがわ・はやし）」センセの「処女通信 おとめつうしん」です。
毎回、冒頭では単行本・表紙について色々言っておりますが…。
こちらの↓表紙はどうですか？
本編絵柄については後述しますが、やっぱり白黒絵の方が巧い方だと思います。
前単行本「恋コク」もそんなんですけれど、昭和っぽいですよねー。これでいいのかなー。セールス大丈夫かなー。
なんだかもったいないような気がしますけれど。
※ヒロイン「桜木みすず」さんです。中央が「花ちゃん」です。
どーですかーこの巨乳は！ちょっとツリ目なのも可愛いですね。
実は同キャラの連続話である、「特別練習」「稽古つけたげる！」
剣道部に在籍する先輩、主将の「桜木みすず」さん。
「おまえかわいいな！あたしの男（もの）になれ」
…と、告白（？）された「山田」くん。
しかし、先輩には常にやられっ放しで、居残り練習と称しては道場にて妙なコトをさせられていたのでした。
そんな待遇に嫌気がさしていた頃、ひょんな事から真実を知るのです。
１話目、「特別練習」は大まかにそんなお話。
色々といじくられるだけでなく、目前で全裸になったり、下着を洗濯させたりとやりたい放題な「桜木さん」
それに、ただ従うだけの「山田くん」はある意味スゴイ男の子です。
誘われなければ絶対に手を出さないタイプですね、彼は。
結局は「桜木さん」が折れてめでたくえっち展開となるんですが、普段厳しい反面なかなか可愛らしい方でした。
ツンデレちっくなんで、そんなん好きならいいでしょう。
しかし…あの巨乳は絶対にスポーツ不得意だと思いますが。
続く「稽古つけたげる！」は意外なラストを迎えるしっとり話。
剣道部に在籍する先輩、主将の「桜木みすず」さん。
合宿と称して、後輩「山田くん」と共に海が近い元療養所の別荘へと、二人っきりで出掛けるのでした。
しかし、そこには「花ちゃん」という子供がおり、事あるごとに邪魔をするのです。
なにやら主将との”約束”があるという「花ちゃん」は…。
上の１話目とはまったく異なる続きですね。
雰囲気としては、「門井亜矢」センセが得意な不思議ちっく系で、ひでるさん好みな漫画。
…全然いいんですが、なんでこんなんにしたんだろう？？
先の漫画とは同キャラなだけで設定を引き継いでいるという程度で、別短編と考えてもいいでしょう。
ロリな「花ちゃん」と、相変わらずでかい「「桜木さん」の着るスクール水着の黒い描写がリアルでぐーなのですよ。
そんなコスプレちっくなまま、濃厚えっちを見せてくれました。
うん、ノスタルジーな感覚だし、いいんじゃないでしょうか。
※左：競泳水着な先生、右：「姉川さな」さんです。
しかし…その水着は透けすぎでしょー（笑）
ほか、競泳水着な先生との「Ｆｒｅｓｈ」、妹「ユウ」ちゃん・その友達「花穂」ちゃんらとのえっち話「常識的お兄ちゃん」、コタツ内えっちが凄い「姉川さなと空模様」など、いかにもハードそうな絵柄でありながら、結構ラブコメちっくでした。
意外にどちらもブラックさはありませんので、落ち込むことなく安心して読める１冊です。
強い線でごっちゃりとした濃い絵柄。
さらにトーン処理もしっかりしているので、ページ全体は黒が強く詳細な描き込み。
引き絵があっさりとしていたり、バランスが微妙だったりした箇所が見受けられます。
…というか、さほど期間が離れていない（２００６～２００７）にもかかわらず、漫画によって大きく雰囲気が異なっております。
試行錯誤の段階なんでしょうか？
やっぱり新しい原稿はいいんですけれど…。
あまりにバラツキが大きく、単行本全体としては不安定です。
ひでるさんとしては、お話も良かった「特別練習」、「稽古つけたげる！」のようなコテコテで攻めるのがいいと思います。
なお、単行本裏表紙でカット絵がありますので、参考にするのが良いでしょう。
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■海の御先 （文月晃）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 信仰・ラブコメ
・おまけ：
・その他： カラー（４Ｐ）、現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「文月晃（ふみづき・こう）」センセの「海の御先 １巻」です。
アニメにまでなった「藍より青し」にて、すっかりメジャーになった「文月晃」センセ。
こちらで紹介するのは初めてですね。
ひでるさんは「ワニマガジン」さんでの単行本から買っており、そちらの「藍より青し」も１巻は面白かったのですよ。
でも、無理やり続けたような２巻以降はイマイチ刺さらなかったんですね。
（※おそらく、当初の予定は長期連載ではなかったのだと思う）
つまんないとは言いませんよ。
ただ、変に女の子が集まるギャルゲーちっくな配置とか、だらだらと引き延ばしたような話など、「どうかなー」って思っていたのです。
世間一般には好評だったのかもしれませんが、あの漫画は１巻で終わるべきものだったと思うの。
そんなこんなで、「文月晃」センセの最新刊は「海の御先 １巻」です。
ちょっとタイミングが合わなかったこともあって、なかなか紹介できませんでした。
※本作ヒロイン「鳴海雫さん」です。
このギャップが悲しいですね。何気に言っていること重たいですし。
東京から南の孤島｢奥津島（おきつしま）｣へと引っ越してきた主人公「後藤凪」くん。
島で出会った「鳴海雫」さんにひょんな偶然から島を案内されることとなり、その最中、うっかり海に転落してしまうのです。
命懸けで「雫さん」に救われて一命を取り留めましたが、後に奥津島高で再会した彼女はまったく違うイメージなのでした。
「私はあなたの事なんて何も知らない。…お願いだから、話し掛けないで」
前作品「藍より青し」より、さらに重い足枷のかけられた恋愛話。
そちらは多少の行き違いほか色々あったものの、ヒロイン「葵」ちゃんとは既にラブラブだったので、まぁ結果が見えていたお話でした。
一方、こちらの「海の御先」は各ヒロインらと知り合うところから始まっており、島からそこに根付く信仰・風習までややミステリアスな雰囲気。
海を背景にした爽やかな↓表紙から想像もできないほどややこしく、一般とはかけ離れた厄介な設定なの。
ヒロイン「鳴海雫さん」以下、「南雲火凛」、その妹「凛音」、「御剣そよぎ」など各ヒロインは巫女という役目がため生活の時点から自由さなく、１巻ラストを見た感じでは感情すら好き勝手には出来ない様子。
ついでに、いままで好き勝手にしていた主人公「凪くん」も訳分からぬままそれに巻き込まれてしまうびっくり展開で、初めから盛り沢山な内容でした。
※左から「南雲火凛」、「鳴海雫」、「御剣そよぎ」の巫女３名です。
今後はとりあえずラブコメちっくなドキドキ話になるのかな？
ひぐらしノイローゼなひでるさんとしては、やっぱり「ひぐらしのなく頃に」を連想させるようなお話。
お得意なラブコメっぽさもあるなか、信仰・宗教みたいなテーマは独特で一種異様な雰囲気もあり、今後どうなっていくのかが非常に楽しみです。
やっぱり古い風習との対決みたいになっていくのかな？
うん、いいんじゃないでしょうか。
※おまけ：龍神祭です。
濃い太線のこってり絵柄。
黒が強いため、ページ全体はややごっちゃり気味です。
特に背景、海や神社などの風景画は細かく丁寧で、特異な物語の説得力を増しておりました。
ただ、人物絵の癖は以前よりも極端さを増しており、巧いんですが好き嫌いがきっちり二分されるモノだと思います。
そうですね、↓表紙での判断で良いでしょう。
やや派手さには欠ける気もしますが、流れによってはひでるさん非常に好みな漫画となるかもしれません。
キーワードはどれも興味あるネタですしねー。
※おまけ：この１巻は好きなんですけどねー。…適度にえっちだし。
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 信仰・ラブコメ
・おまけ：
・その他： カラー（４Ｐ）、現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「文月晃（ふみづき・こう）」センセの「海の御先 １巻」です。
アニメにまでなった「藍より青し」にて、すっかりメジャーになった「文月晃」センセ。
こちらで紹介するのは初めてですね。
ひでるさんは「ワニマガジン」さんでの単行本から買っており、そちらの「藍より青し」も１巻は面白かったのですよ。
でも、無理やり続けたような２巻以降はイマイチ刺さらなかったんですね。
（※おそらく、当初の予定は長期連載ではなかったのだと思う）
つまんないとは言いませんよ。
ただ、変に女の子が集まるギャルゲーちっくな配置とか、だらだらと引き延ばしたような話など、「どうかなー」って思っていたのです。
世間一般には好評だったのかもしれませんが、あの漫画は１巻で終わるべきものだったと思うの。
そんなこんなで、「文月晃」センセの最新刊は「海の御先 １巻」です。
ちょっとタイミングが合わなかったこともあって、なかなか紹介できませんでした。
※本作ヒロイン「鳴海雫さん」です。
このギャップが悲しいですね。何気に言っていること重たいですし。
東京から南の孤島｢奥津島（おきつしま）｣へと引っ越してきた主人公「後藤凪」くん。
島で出会った「鳴海雫」さんにひょんな偶然から島を案内されることとなり、その最中、うっかり海に転落してしまうのです。
命懸けで「雫さん」に救われて一命を取り留めましたが、後に奥津島高で再会した彼女はまったく違うイメージなのでした。
「私はあなたの事なんて何も知らない。…お願いだから、話し掛けないで」
前作品「藍より青し」より、さらに重い足枷のかけられた恋愛話。
そちらは多少の行き違いほか色々あったものの、ヒロイン「葵」ちゃんとは既にラブラブだったので、まぁ結果が見えていたお話でした。
一方、こちらの「海の御先」は各ヒロインらと知り合うところから始まっており、島からそこに根付く信仰・風習までややミステリアスな雰囲気。
海を背景にした爽やかな↓表紙から想像もできないほどややこしく、一般とはかけ離れた厄介な設定なの。
ヒロイン「鳴海雫さん」以下、「南雲火凛」、その妹「凛音」、「御剣そよぎ」など各ヒロインは巫女という役目がため生活の時点から自由さなく、１巻ラストを見た感じでは感情すら好き勝手には出来ない様子。
ついでに、いままで好き勝手にしていた主人公「凪くん」も訳分からぬままそれに巻き込まれてしまうびっくり展開で、初めから盛り沢山な内容でした。
※左から「南雲火凛」、「鳴海雫」、「御剣そよぎ」の巫女３名です。
今後はとりあえずラブコメちっくなドキドキ話になるのかな？
ひぐらしノイローゼなひでるさんとしては、やっぱり「ひぐらしのなく頃に」を連想させるようなお話。
お得意なラブコメっぽさもあるなか、信仰・宗教みたいなテーマは独特で一種異様な雰囲気もあり、今後どうなっていくのかが非常に楽しみです。
やっぱり古い風習との対決みたいになっていくのかな？
うん、いいんじゃないでしょうか。
※おまけ：龍神祭です。
濃い太線のこってり絵柄。
黒が強いため、ページ全体はややごっちゃり気味です。
特に背景、海や神社などの風景画は細かく丁寧で、特異な物語の説得力を増しておりました。
ただ、人物絵の癖は以前よりも極端さを増しており、巧いんですが好き嫌いがきっちり二分されるモノだと思います。
そうですね、↓表紙での判断で良いでしょう。
やや派手さには欠ける気もしますが、流れによってはひでるさん非常に好みな漫画となるかもしれません。
キーワードはどれも興味あるネタですしねー。
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※おまけ：この１巻は好きなんですけどねー。…適度にえっちだし。
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■アタシがシテあげる （あさの亜依）
★まんがデーター ［８／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・ラブコメ
・おまけ： あとがき、
あとがきまんが「素敵兄妹兄貴のエロ本」
・その他： 短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あさの亜依」センセの「アタシがシテあげる」です。
↓表紙はスルーしたひでるさん。
でも、何気なく手にしたこちらの裏表紙には釣り上げられてしまいました。
時期的に発売された本がやたら少なく、なんだか物足りなかったのでチョイスしてみたのです。
そんな風に感じるので、やたら数買ってしまうのよ。
漫画１、２冊だけだと、なんだか違うような、不思議な感覚があって…ねぇ。
左：お嬢様「白鳥千歳さん」、右：陸上部「宮部さん」です。
比較画像です。ちょっと違うでしょ？ひでるお気に入りはこの「宮部さん」でした。
こちらの「あさの亜依」センセは本作が初見。
時期が離れているらしく、ややバラバラとしているのが残念でしたけれど、悪くはない作画でした。
やや太めの強い線でのあっさり絵柄。
ページ全体の比率として白が多いことで、黒線がごっちゃりと感じました。
なんとなく重たい印象ですねぇ。
大きい目と鋭角的で刺さりそうな顎が特徴。
初出が書かれていなかったので正確な発表時期は不明ですが、新しいであろう漫画の方が濃淡バランスが良く見やすいものでした。
また、古いっぽい漫画のが、キャラぎこちない風に感じました。
そんな訳で、単行本全体としてはかなり不安定。
結構ひでるさん好きなキャラ絵なんですけどねー…残念。
漫画は短編が集められたもので、作画同様に統一感のない内容。
日焼け跡好きには堪らない、「日焼けの跡」
タイトルもそのまんまですね。
陸上部の「宮部」さんは部の先輩と共にトレーニングする毎日。
ガサツで女の子っぽくないという自覚があった「宮部さん」
しかし、ふと軽くシャツを捲り上げた際の先輩の反応は彼女にとって意外なものでした…。
だいたいそんなん。
こちらのヒロイン「宮部さん」は明るい性格と褐色の肌が似合う健康的な娘さん。
ブルマではないですが、１ページ目の短パン体操着姿が可愛らしいですね。
この時点で、ひでる撃沈でした（笑）
ちらちらと露出していた白い肌が素敵です。
初々しく雰囲気・作画も良いラブコメでした。
※左：家庭教師「小百合さん」、右：ショートカットにした「優さん」
もひとつ比較画像です。かなり違うでしょ？「優さん」の話は珍しいネタで新鮮でした。
収録中で最もイイ絵だったのが、こちら「らぶらぶかてきょ」
試験を控える「浩司」くんのため、家庭教師を引き受けた「小百合」さん。
しかし、「浩司くん」は難解な問題がために気乗りしなくなってしまうのです。
「もし、このページの問題が解けたら…おっぱい見せてあげよっか？」
冗談まじりで言ったその言葉に奮起した「浩司くん」は…。
女教師モノでの黄金パターンです。
そういった取り引き、ご褒美があると途端に勉強できてしまう（※お話では全問正解してた）というのはやっぱり漫画。
じわじわ脱がされていくのがえっちです。
しかし、「下も見せて～」という要求だけでしっかり開いてまでくれた（←何を？）のは、実に理想的なサービスっぷりでした。
いい娘さんですよ。
この漫画は何気にタイトル絵も好みでした。
ほか、ポニーテールが可愛い格闘看板娘「鈴」さんの「明日もパラダイス」、まんまお嬢様のような容姿である「真琴」くんと眼鏡のメイド「アリス」さんの「りぶ☆ふぉーえばー」、古めの絵柄ですが同性愛というテーマも含まれたシリアス話「不変の間柄」など、前向きで楽しい短編集でした。
とりあえず、総合的な出来栄えとしては、決して悪くありません。
ただ、前述したように絵柄の時期の幅が広いこと、それなのにテーマの統一感がないこと。
↓表紙とカラー中扉がまったく同じ絵というのも、がっかりです。
実はちょっと表情違う、とかしてくれればいいのにー。
アタシがシテあげる (マイウェイコミック)
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・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・ラブコメ
・おまけ： あとがき、
あとがきまんが「素敵兄妹兄貴のエロ本」
・その他： 短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あさの亜依」センセの「アタシがシテあげる」です。
↓表紙はスルーしたひでるさん。
でも、何気なく手にしたこちらの裏表紙には釣り上げられてしまいました。
時期的に発売された本がやたら少なく、なんだか物足りなかったのでチョイスしてみたのです。
そんな風に感じるので、やたら数買ってしまうのよ。
漫画１、２冊だけだと、なんだか違うような、不思議な感覚があって…ねぇ。
左：お嬢様「白鳥千歳さん」、右：陸上部「宮部さん」です。
比較画像です。ちょっと違うでしょ？ひでるお気に入りはこの「宮部さん」でした。
こちらの「あさの亜依」センセは本作が初見。
時期が離れているらしく、ややバラバラとしているのが残念でしたけれど、悪くはない作画でした。
やや太めの強い線でのあっさり絵柄。
ページ全体の比率として白が多いことで、黒線がごっちゃりと感じました。
なんとなく重たい印象ですねぇ。
大きい目と鋭角的で刺さりそうな顎が特徴。
初出が書かれていなかったので正確な発表時期は不明ですが、新しいであろう漫画の方が濃淡バランスが良く見やすいものでした。
また、古いっぽい漫画のが、キャラぎこちない風に感じました。
そんな訳で、単行本全体としてはかなり不安定。
結構ひでるさん好きなキャラ絵なんですけどねー…残念。
漫画は短編が集められたもので、作画同様に統一感のない内容。
日焼け跡好きには堪らない、「日焼けの跡」
タイトルもそのまんまですね。
陸上部の「宮部」さんは部の先輩と共にトレーニングする毎日。
ガサツで女の子っぽくないという自覚があった「宮部さん」
しかし、ふと軽くシャツを捲り上げた際の先輩の反応は彼女にとって意外なものでした…。
だいたいそんなん。
こちらのヒロイン「宮部さん」は明るい性格と褐色の肌が似合う健康的な娘さん。
ブルマではないですが、１ページ目の短パン体操着姿が可愛らしいですね。
この時点で、ひでる撃沈でした（笑）
ちらちらと露出していた白い肌が素敵です。
初々しく雰囲気・作画も良いラブコメでした。
※左：家庭教師「小百合さん」、右：ショートカットにした「優さん」
もひとつ比較画像です。かなり違うでしょ？「優さん」の話は珍しいネタで新鮮でした。
収録中で最もイイ絵だったのが、こちら「らぶらぶかてきょ」
試験を控える「浩司」くんのため、家庭教師を引き受けた「小百合」さん。
しかし、「浩司くん」は難解な問題がために気乗りしなくなってしまうのです。
「もし、このページの問題が解けたら…おっぱい見せてあげよっか？」
冗談まじりで言ったその言葉に奮起した「浩司くん」は…。
女教師モノでの黄金パターンです。
そういった取り引き、ご褒美があると途端に勉強できてしまう（※お話では全問正解してた）というのはやっぱり漫画。
じわじわ脱がされていくのがえっちです。
しかし、「下も見せて～」という要求だけでしっかり開いてまでくれた（←何を？）のは、実に理想的なサービスっぷりでした。
いい娘さんですよ。
この漫画は何気にタイトル絵も好みでした。
ほか、ポニーテールが可愛い格闘看板娘「鈴」さんの「明日もパラダイス」、まんまお嬢様のような容姿である「真琴」くんと眼鏡のメイド「アリス」さんの「りぶ☆ふぉーえばー」、古めの絵柄ですが同性愛というテーマも含まれたシリアス話「不変の間柄」など、前向きで楽しい短編集でした。
とりあえず、総合的な出来栄えとしては、決して悪くありません。
ただ、前述したように絵柄の時期の幅が広いこと、それなのにテーマの統一感がないこと。
↓表紙とカラー中扉がまったく同じ絵というのも、がっかりです。
実はちょっと表情違う、とかしてくれればいいのにー。
アタシがシテあげる (マイウェイコミック)
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■奥様としましょうね （はっとり忍）
★まんがデーター ［９／１５］
・絵 ：■■□□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 人妻・コスプレ
・おまけ：
・その他： 短編×１４
（うち「タネをください」×２、「女優妻」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はっとり忍」センセの「奥様としましょうね」です。
こちらの「はっとり忍」センセは、初単行本「一緒にしようよ」を読んでいるひでるさん。
ぽちぽちと好みなお話もあったんですが…いまいち絵柄が刺さらなかったの。
こちら一般系な単行本で久しぶりだったので、どうかなーって思ったんですが…。
あれれ、こんな絵でしたっけ？
もう少しシャープな記憶だったんですけれど。まぁ、ひでるさんですからね。
※左：コスプレ人妻「あきさん」、右：ブラかぶってる「エミさん」、です。
このお二人は若めな人妻です。コスプレだし。
そんな訳で、「はっとり忍」センセの３冊目は初の一般単行本「奥様としましょうね」です。
タイトルそのまま、人妻系の短編がぎっしりと収められた１冊。
少し連続話もありましたが、そうは言っても同キャラの別シチュエーション程度のこと。
それより、２話「エレベーターガールまさこ」、４話「補修予備校」、６話「デコレーション喫茶」、９話「ドリンクＴＨＥバニー」、１１話「ハッピーＸマス」の５作品ですが、コレらは無声漫画のような風情でした。
登場する女の子らが果たして人妻なのかどうかわかりませんが（笑）、コスプレ要素もある単純えっち。
好みがあるでしょうけれど、ちょっとハード気味でいいと思いました。
お話モノと交互になっている構成も息抜きみたいで良かったですね。
特徴的な髪型である人妻「せつこ」さんの登場する、「人妻せつこ」
家庭教師もしてくれていた、幼馴染みのお姉さん「せつこさん」
そんな彼女に憧れていた「よし」くんは大学合格した後に告白しようと決めておりました。
「あたしね来月結婚することになったの」
しかし、合格した彼が聞いた言葉は、そんな非情なものなのでした。
…がしかし。
あのタイミングで「結婚するの」ってな台詞は脳天から串刺しにされたような衝撃ですよねー。
それなのに、”せつこさんが人妻になる”という事だけで、精神とは裏腹に元気になってしまう一部分が悲しいです。
「よしくん」は根っからの人妻好き野郎なのねぇ。…スケベ。
また、そんな彼の性癖を的確に見抜いていた「せつこさん」がなにげに凄い。
わずか２ヵ月で離婚し、裸エプロンで現われるんです。
なんと、”幼馴染みだった隣のお姉さんがバツイチ人妻で初めて”という肩書きを手に入れていたのでした。
そう、彼の好みになるためだけに、わざわざ結婚したらしいのですよ。
物凄いラブラブっぷりです。
まだ特別授業は続くとのことなんですが…続きが見たかったなー。
単独エピソードなのがとても残念でした。
また、どーでもいいですが、「せつこさん」はだいぶ昔から髪型変えてないのね（笑）
※左：「みゆりさん」、右：「せつこさん」です。
こちらは色っぽい人妻です。裸エプロンで揃えてみました。
連続話では、兄の嫁さんと子作りを頑張る「タネをください」が秀逸。
旦那「まこと」さんは警備会社の社長さん。
週一回程度の夜に不満を持っていた妻「みゆり」さんはその警備会社でバイトをする義弟「吉岡たかお」くんのウブな反応にときめき、思ったそのままを口にしてしまうのでした。
「あたしの為に子供作ってくれる？」
眼鏡の似合う「みゆりさん」は黒い下着も色っぽい人妻。
当人も途中で”結婚する相手を間違えた”と考えるシーンがありますが、あのはっちゃけた性格は確かに旦那さんとは合わないかもしれませんね。
普通に義弟との子供を作ろうとしているのが恐ろしいです。
また、「たかおくん」も初々しい外観なわりに、２話目では名前がばっちり書かれたえろい日記をうっかり落としたりしておりました。
どっちもどっちです（笑）
こちらのエピソードでも、裸エプロンだったり、全裸Ｙシャツだったりと、人妻に期待される理想的なえっち展開でありました。
オチとなる最後１ページも良かったです。
やや太めな強いクッキリ線の濃い絵柄。
もさもさっとした印象です。
ページ全体でも黒が目立ち、横長でタレがちな目と幅広な恥ずかし線（※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね）が特徴。
良い絵の時もあるんですが、微妙な強弱とバランスで不安定気味です。
決して悪いとは思わないんですが、ひでるさん的にはやはり刺さりませんでした。
これは好みの問題だからどうにもなりません。
そんなこんなで、癖がある方なので注意して下さい。
目安になりそうなのは裏表紙ですかねぇ。
奥様としましょうね (アクションコミックス)
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・絵 ：■■□□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 人妻・コスプレ
・おまけ：
・その他： 短編×１４
（うち「タネをください」×２、「女優妻」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はっとり忍」センセの「奥様としましょうね」です。
こちらの「はっとり忍」センセは、初単行本「一緒にしようよ」を読んでいるひでるさん。
ぽちぽちと好みなお話もあったんですが…いまいち絵柄が刺さらなかったの。
こちら一般系な単行本で久しぶりだったので、どうかなーって思ったんですが…。
あれれ、こんな絵でしたっけ？
もう少しシャープな記憶だったんですけれど。まぁ、ひでるさんですからね。
※左：コスプレ人妻「あきさん」、右：ブラかぶってる「エミさん」、です。
このお二人は若めな人妻です。コスプレだし。
そんな訳で、「はっとり忍」センセの３冊目は初の一般単行本「奥様としましょうね」です。
タイトルそのまま、人妻系の短編がぎっしりと収められた１冊。
少し連続話もありましたが、そうは言っても同キャラの別シチュエーション程度のこと。
それより、２話「エレベーターガールまさこ」、４話「補修予備校」、６話「デコレーション喫茶」、９話「ドリンクＴＨＥバニー」、１１話「ハッピーＸマス」の５作品ですが、コレらは無声漫画のような風情でした。
登場する女の子らが果たして人妻なのかどうかわかりませんが（笑）、コスプレ要素もある単純えっち。
好みがあるでしょうけれど、ちょっとハード気味でいいと思いました。
お話モノと交互になっている構成も息抜きみたいで良かったですね。
特徴的な髪型である人妻「せつこ」さんの登場する、「人妻せつこ」
家庭教師もしてくれていた、幼馴染みのお姉さん「せつこさん」
そんな彼女に憧れていた「よし」くんは大学合格した後に告白しようと決めておりました。
「あたしね来月結婚することになったの」
しかし、合格した彼が聞いた言葉は、そんな非情なものなのでした。
…がしかし。
あのタイミングで「結婚するの」ってな台詞は脳天から串刺しにされたような衝撃ですよねー。
それなのに、”せつこさんが人妻になる”という事だけで、精神とは裏腹に元気になってしまう一部分が悲しいです。
「よしくん」は根っからの人妻好き野郎なのねぇ。…スケベ。
また、そんな彼の性癖を的確に見抜いていた「せつこさん」がなにげに凄い。
わずか２ヵ月で離婚し、裸エプロンで現われるんです。
なんと、”幼馴染みだった隣のお姉さんがバツイチ人妻で初めて”という肩書きを手に入れていたのでした。
そう、彼の好みになるためだけに、わざわざ結婚したらしいのですよ。
物凄いラブラブっぷりです。
まだ特別授業は続くとのことなんですが…続きが見たかったなー。
単独エピソードなのがとても残念でした。
また、どーでもいいですが、「せつこさん」はだいぶ昔から髪型変えてないのね（笑）
※左：「みゆりさん」、右：「せつこさん」です。
こちらは色っぽい人妻です。裸エプロンで揃えてみました。
連続話では、兄の嫁さんと子作りを頑張る「タネをください」が秀逸。
旦那「まこと」さんは警備会社の社長さん。
週一回程度の夜に不満を持っていた妻「みゆり」さんはその警備会社でバイトをする義弟「吉岡たかお」くんのウブな反応にときめき、思ったそのままを口にしてしまうのでした。
「あたしの為に子供作ってくれる？」
眼鏡の似合う「みゆりさん」は黒い下着も色っぽい人妻。
当人も途中で”結婚する相手を間違えた”と考えるシーンがありますが、あのはっちゃけた性格は確かに旦那さんとは合わないかもしれませんね。
普通に義弟との子供を作ろうとしているのが恐ろしいです。
また、「たかおくん」も初々しい外観なわりに、２話目では名前がばっちり書かれたえろい日記をうっかり落としたりしておりました。
どっちもどっちです（笑）
こちらのエピソードでも、裸エプロンだったり、全裸Ｙシャツだったりと、人妻に期待される理想的なえっち展開でありました。
オチとなる最後１ページも良かったです。
やや太めな強いクッキリ線の濃い絵柄。
もさもさっとした印象です。
ページ全体でも黒が目立ち、横長でタレがちな目と幅広な恥ずかし線（※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね）が特徴。
良い絵の時もあるんですが、微妙な強弱とバランスで不安定気味です。
決して悪いとは思わないんですが、ひでるさん的にはやはり刺さりませんでした。
これは好みの問題だからどうにもなりません。
そんなこんなで、癖がある方なので注意して下さい。
目安になりそうなのは裏表紙ですかねぇ。
奥様としましょうね (アクションコミックス)
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■護くんに女神の祝福を！ （Ｃ－ＳＨＯＷ）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■■
・独創性：■■■□□
・属性 ： ラブコメ・ツンデレ
・おまけ： あとがき漫画「あとがきの間」、
合間に４コマ、原作者・キャラ原案コメント。
・その他： 原作「岩田洋季」、現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｃ－ＳＨＯＷ（ししょう）」センセの「護くんに女神の祝福を！ ａ ｂｌｅｓｓｉｎｇ ｏｆ Ｖｅｎｕｓ． １巻」です。
小説、アニメになっている作品の漫画版ですね。
なお、調べたところ小説版にてイラストを担当されたらしい「佐藤利幸」さんが描かれた同タイトルの単行本もありました。
そちら、残念ながらひでるさん未読なんですが、アマゾンでの各レビュー、また１巻で終わっているなどを考えると、内容としてはやや微妙なようですね。
やっぱり漫画とイラストは別物。
なお、単行本に収録されているカラーイラストは、そちらの「佐藤利幸」さんと「Ｃ－ＳＨＯＷ」センセが描かれたヒロイン「絢子さん」の合作絵という、ドキドキな企画（←考えすぎかもしれませんが、ドキドキ・ハラハラしませんか？）だったんですが、そちらを見た感じではかなり近い雰囲気に仕上がっているようです。
小説版が好きな方もいいでしょう。…たぶん。
※ツンデレ「鷹栖絢子さん」です。
「護くん」の笑顔によって、すっかりメロメロにされてしまうのでした（笑）
主人公「吉村護」は「東京ビアトリス総合大学附属高校」、略して「東ビ大附属」への転校生。
そちら普通の学校ではなく、”あらゆることを可能にする”という大気中にある物質「ビアトリス」を理解し、操る術を学ぶことのできる、日本で唯一の場所なのでした。
初登校の際、ひょんな偶然から”魔女・死天使”などと恐れられている「鷹栖絢子（たかす・あやこ）」と接触した「護くん」。
よく知らぬまま微笑みかけるのですが、受けた「絢子さん」はその顔に一目惚れしてしまうのです。
その日の昼休み。
「私と付き合いなさい！！」
突然、教室まで乗り込んだ「絢子さん」は驚く「護くん」にそう告白するのでした。
…だいたいそんなん。
テンション高めなラブコメで、美人ながらも表情豊かなヒロイン「絢子さん」のツンデレちっくな様が楽しい漫画。
なお、帯には「超ツンデレ」とありましたが、ツンデレを超えた“メガデレ”とも言われておりました。
メガデレって…意味違っちゃう気もするんですが、なんとなく伝わってしまうのが可笑しいですね。
２話目の「ごめんなさい！」は読んでいたこちらもびっくり。
非常に良い外し方でした。
確かにそのまま付き合ってしまうのも味気ないですよね。
また、これによって「護くん」の誠実さを表現すると共に、より「絢子さん」の信頼を得たのだと思います。
暴走気味でしたが、男を見る目はなかなかイイみたい。
※おまけ：からかわれ過ぎて、悩む「鷹栖絢子さん」です。
以上、ラブコメちっくな雰囲気でなにげに薄められておりますが、舞台である学校「東ビ大附属」は過去にこちらで紹介しました「暁色の潜伏魔女／袴田めら」にもあった、”能力者を管轄下におくため”のもの。
また、世界で３指に入るビアトリスの天才、突出した能力者である「鷹栖絢子さん」は学園で孤立していただけでなく、拉致されかかったり、命を狙われたりもしているのです。
こうした、影の部分もしっかり描かれているところがポイントだと感じます。
それだけに、ビアトリス奇跡後の二人、特に「絢子さん」の反応はちょっと重い。
また、通学の車内にての、
「護に何かあっても絶対に私が守るわ」
…という台詞が深い。
冗談ばかりにも見える、会長「周藤摩耶（すどう・まや）」くんほか生徒会の面々が暖かい。
そんな、展開によってはひでるさん泣くかもしれない（笑）、シリアスな要素も内包した、出来の良いラブコメでした。
とりあえずはまだ１巻で導入部なので、今後の展開に期待します。
※ツンデレ「鷹栖絢子さん」 その２
好きなだけ、厳しい面もあるようです。
しっかり引かれた線のさっぱりとした絵柄。
ギャグでの崩し、表情の付け方などが巧い方でした。
各キャラの動きもスムーズで、全体的に安定しております。
なお、↓表紙のカラーですが、だいたいそんなんですけれど、白黒絵のがよりイイ感じです。
判断にはいくらか加点して下さい。
なお、ＤＶＤは「アニメだけのお宝シーンも！？」とか宣伝文句がありました。
卑怯な売り方ですね～。
でも、ちょっと気になっていたりして（笑）
お宝ってなんなんでしょうね？？
護くんに女神の祝福を! 1 (1) (電撃コミックス)
※こちらがアニメですね。…見たことないですが。
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■■
・独創性：■■■□□
・属性 ： ラブコメ・ツンデレ
・おまけ： あとがき漫画「あとがきの間」、
合間に４コマ、原作者・キャラ原案コメント。
・その他： 原作「岩田洋季」、現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｃ－ＳＨＯＷ（ししょう）」センセの「護くんに女神の祝福を！ ａ ｂｌｅｓｓｉｎｇ ｏｆ Ｖｅｎｕｓ． １巻」です。
小説、アニメになっている作品の漫画版ですね。
なお、調べたところ小説版にてイラストを担当されたらしい「佐藤利幸」さんが描かれた同タイトルの単行本もありました。
そちら、残念ながらひでるさん未読なんですが、アマゾンでの各レビュー、また１巻で終わっているなどを考えると、内容としてはやや微妙なようですね。
やっぱり漫画とイラストは別物。
なお、単行本に収録されているカラーイラストは、そちらの「佐藤利幸」さんと「Ｃ－ＳＨＯＷ」センセが描かれたヒロイン「絢子さん」の合作絵という、ドキドキな企画（←考えすぎかもしれませんが、ドキドキ・ハラハラしませんか？）だったんですが、そちらを見た感じではかなり近い雰囲気に仕上がっているようです。
小説版が好きな方もいいでしょう。…たぶん。
※ツンデレ「鷹栖絢子さん」です。
「護くん」の笑顔によって、すっかりメロメロにされてしまうのでした（笑）
主人公「吉村護」は「東京ビアトリス総合大学附属高校」、略して「東ビ大附属」への転校生。
そちら普通の学校ではなく、”あらゆることを可能にする”という大気中にある物質「ビアトリス」を理解し、操る術を学ぶことのできる、日本で唯一の場所なのでした。
初登校の際、ひょんな偶然から”魔女・死天使”などと恐れられている「鷹栖絢子（たかす・あやこ）」と接触した「護くん」。
よく知らぬまま微笑みかけるのですが、受けた「絢子さん」はその顔に一目惚れしてしまうのです。
その日の昼休み。
「私と付き合いなさい！！」
突然、教室まで乗り込んだ「絢子さん」は驚く「護くん」にそう告白するのでした。
…だいたいそんなん。
テンション高めなラブコメで、美人ながらも表情豊かなヒロイン「絢子さん」のツンデレちっくな様が楽しい漫画。
なお、帯には「超ツンデレ」とありましたが、ツンデレを超えた“メガデレ”とも言われておりました。
メガデレって…意味違っちゃう気もするんですが、なんとなく伝わってしまうのが可笑しいですね。
２話目の「ごめんなさい！」は読んでいたこちらもびっくり。
非常に良い外し方でした。
確かにそのまま付き合ってしまうのも味気ないですよね。
また、これによって「護くん」の誠実さを表現すると共に、より「絢子さん」の信頼を得たのだと思います。
暴走気味でしたが、男を見る目はなかなかイイみたい。
※おまけ：からかわれ過ぎて、悩む「鷹栖絢子さん」です。
以上、ラブコメちっくな雰囲気でなにげに薄められておりますが、舞台である学校「東ビ大附属」は過去にこちらで紹介しました「暁色の潜伏魔女／袴田めら」にもあった、”能力者を管轄下におくため”のもの。
また、世界で３指に入るビアトリスの天才、突出した能力者である「鷹栖絢子さん」は学園で孤立していただけでなく、拉致されかかったり、命を狙われたりもしているのです。
こうした、影の部分もしっかり描かれているところがポイントだと感じます。
それだけに、ビアトリス奇跡後の二人、特に「絢子さん」の反応はちょっと重い。
また、通学の車内にての、
「護に何かあっても絶対に私が守るわ」
…という台詞が深い。
冗談ばかりにも見える、会長「周藤摩耶（すどう・まや）」くんほか生徒会の面々が暖かい。
そんな、展開によってはひでるさん泣くかもしれない（笑）、シリアスな要素も内包した、出来の良いラブコメでした。
とりあえずはまだ１巻で導入部なので、今後の展開に期待します。
※ツンデレ「鷹栖絢子さん」 その２
好きなだけ、厳しい面もあるようです。
しっかり引かれた線のさっぱりとした絵柄。
ギャグでの崩し、表情の付け方などが巧い方でした。
各キャラの動きもスムーズで、全体的に安定しております。
なお、↓表紙のカラーですが、だいたいそんなんですけれど、白黒絵のがよりイイ感じです。
判断にはいくらか加点して下さい。
なお、ＤＶＤは「アニメだけのお宝シーンも！？」とか宣伝文句がありました。
卑怯な売り方ですね～。
でも、ちょっと気になっていたりして（笑）
お宝ってなんなんでしょうね？？
護くんに女神の祝福を! 1 (1) (電撃コミックス)
※こちらがアニメですね。…見たことないですが。
 | 護くんに女神の祝福を! DVD-BOX 1【初回限定生産】 (2009/01/30) 木村亜希子高橋美佳子 商品詳細を見る |
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■おとぎのハルカ （不動乱）
★まんがデーター ［６／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■□□□□
・独創性：■■□□□
・属性 ： 成年・女子寮
・おまけ： あとがき、描き下ろしカラーイラスト。
・その他： カラー（６Ｐ）、全て表題作（全１０話）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「不動乱（ふどう・らん）」センセの「おとぎのハルカ」です。
和ちっくな↓表紙に釣り上げられたひでるさん。
描かれている「不動乱」センセの初単行本「幽戯白書」も長編だったようですが、こちらの「おとぎのハルカ」も連続話なのでした。
中編・長編が好きなので期待したんですが…。
うーん。読んだ感想としては、正直なところさして話が巧い方という感はなく、なにゆえこんなんなっているのか疑問。
短編くらいのがちょうどいいと思うのだけれど。
※左：紅葉さん、右：茜ちゃん
熊と兎ですね。こちらの「茜ちゃん」はあちこちで結構目立つ存在でした。
人里離れた山奥にある”陰陽師を養成する学校”
全国から集まった陰陽師見習いたちが、日々生活を共にして修行に励んでいたのです。
本来、こちらは男子禁制だったのですが、何の手違いか主人公「ハルカ」は女の子と勘違いされたまま、寮の管理人として働くこととなってしまうのでした。
だいたいそんな導入部。
いろいろ盛り込もうとして失敗したような感じ。
ちょっと各ポイントについて箇条書きにしてみましょう。
◎陰陽師
ああ、それっぽい描写は確かにありましたが……話の展開だけでとっつけた設定みたい。
読んでるうち、”陰陽師の養成学校”という設定はほぼ忘れると思います。
◎養成学校
寮シーンがメインで、学校描写は皆無。
また、一応先生が少しだけ顔を見せておりましたが、ほぼ出番はありませんでした。
◎禁制の地へ侵入する、女装の男子「ハルカくん」
話半ばであっさり全員にバレます。
見つからないように、みたいなドキドキ感はありません。
◎ラブコメ
表紙を飾る「桜さん」がメインヒロインのようなんですが…５話になってようやくまともに登場。
遅いですよ。
ラストでピックアップされるまで、そうと気付かない方もいるでしょう。
◎えっち
「楓」さんと温泉えっち、「紅葉」さんは寝込みを襲うほか、当然のように複数プレイもあったりします。
さすがにこちらについては、色々考えられておりました。
◎キャラクター
パペットマペットみたいにぬいぐるみ（式神らしい）を使っている「茜」さん、一人だけ和服で目立つヒロイン「桜」さん、日焼け跡ある「紅葉」さんなど…。
こちらもいいでしょう。
※左：桜さん、右：千草さん
うーん、「桜さん」は前半の出番少しだけというのが致命的なようなー。
…以上。
頑張っているようではあるんですが、ストーリー性は弱くぶつ切りみたいなエピソードが続きます。
そんな訳で、ぼやけたような話なうえ表現巧くなく、肝心な部分がしっかり頭に入ってきません。
うーん、もったいないなー。
単行本１冊も使う必要あるかなぁ。
ただ、各えっちシーンは前述したような様々なタイプの娘らと、多くのシチュエーションで楽しめるでしょう。
絵柄が好みであるなら、手を出してみるのもいいかと思います。
柔らかな細線で、色が薄くソフトであるため全体スッキリとした印象。
ややごっちゃり気味ではありましたが、ページは見やすくなっておりました。
巧い方なんですけれど、たまに悪く崩れる箇所が気になります。
口、すらりと縦長な輪郭・身体が特徴ですね。
カラーでも大きく雰囲気は変わらないため、↓表紙の判断で良いでしょう。
もともとは「おとぎ」のタイトルそのまま、妖怪らが登場するお話だったらしいのです。
しかし、”腕がなくてそういった展開を断念した”とか。
…だめじゃん。
そんな裏話をわざわざ書かなくてもいいと思うんですけどねぇ。
申し訳ないけれど、読ませる成年漫画も多く発売される現状、これでは戦えません。
センセ、およびファンの方、もしいらしてたらごめんなさい。
正直な感想を書かせて頂きました。
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・話 ：■□□□□
・独創性：■■□□□
・属性 ： 成年・女子寮
・おまけ： あとがき、描き下ろしカラーイラスト。
・その他： カラー（６Ｐ）、全て表題作（全１０話）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「不動乱（ふどう・らん）」センセの「おとぎのハルカ」です。
和ちっくな↓表紙に釣り上げられたひでるさん。
描かれている「不動乱」センセの初単行本「幽戯白書」も長編だったようですが、こちらの「おとぎのハルカ」も連続話なのでした。
中編・長編が好きなので期待したんですが…。
うーん。読んだ感想としては、正直なところさして話が巧い方という感はなく、なにゆえこんなんなっているのか疑問。
短編くらいのがちょうどいいと思うのだけれど。
※左：紅葉さん、右：茜ちゃん
熊と兎ですね。こちらの「茜ちゃん」はあちこちで結構目立つ存在でした。
人里離れた山奥にある”陰陽師を養成する学校”
全国から集まった陰陽師見習いたちが、日々生活を共にして修行に励んでいたのです。
本来、こちらは男子禁制だったのですが、何の手違いか主人公「ハルカ」は女の子と勘違いされたまま、寮の管理人として働くこととなってしまうのでした。
だいたいそんな導入部。
いろいろ盛り込もうとして失敗したような感じ。
ちょっと各ポイントについて箇条書きにしてみましょう。
◎陰陽師
ああ、それっぽい描写は確かにありましたが……話の展開だけでとっつけた設定みたい。
読んでるうち、”陰陽師の養成学校”という設定はほぼ忘れると思います。
◎養成学校
寮シーンがメインで、学校描写は皆無。
また、一応先生が少しだけ顔を見せておりましたが、ほぼ出番はありませんでした。
◎禁制の地へ侵入する、女装の男子「ハルカくん」
話半ばであっさり全員にバレます。
見つからないように、みたいなドキドキ感はありません。
◎ラブコメ
表紙を飾る「桜さん」がメインヒロインのようなんですが…５話になってようやくまともに登場。
遅いですよ。
ラストでピックアップされるまで、そうと気付かない方もいるでしょう。
◎えっち
「楓」さんと温泉えっち、「紅葉」さんは寝込みを襲うほか、当然のように複数プレイもあったりします。
さすがにこちらについては、色々考えられておりました。
◎キャラクター
パペットマペットみたいにぬいぐるみ（式神らしい）を使っている「茜」さん、一人だけ和服で目立つヒロイン「桜」さん、日焼け跡ある「紅葉」さんなど…。
こちらもいいでしょう。
※左：桜さん、右：千草さん
うーん、「桜さん」は前半の出番少しだけというのが致命的なようなー。
…以上。
頑張っているようではあるんですが、ストーリー性は弱くぶつ切りみたいなエピソードが続きます。
そんな訳で、ぼやけたような話なうえ表現巧くなく、肝心な部分がしっかり頭に入ってきません。
うーん、もったいないなー。
単行本１冊も使う必要あるかなぁ。
ただ、各えっちシーンは前述したような様々なタイプの娘らと、多くのシチュエーションで楽しめるでしょう。
絵柄が好みであるなら、手を出してみるのもいいかと思います。
柔らかな細線で、色が薄くソフトであるため全体スッキリとした印象。
ややごっちゃり気味ではありましたが、ページは見やすくなっておりました。
巧い方なんですけれど、たまに悪く崩れる箇所が気になります。
口、すらりと縦長な輪郭・身体が特徴ですね。
カラーでも大きく雰囲気は変わらないため、↓表紙の判断で良いでしょう。
もともとは「おとぎ」のタイトルそのまま、妖怪らが登場するお話だったらしいのです。
しかし、”腕がなくてそういった展開を断念した”とか。
…だめじゃん。
そんな裏話をわざわざ書かなくてもいいと思うんですけどねぇ。
申し訳ないけれど、読ませる成年漫画も多く発売される現状、これでは戦えません。
センセ、およびファンの方、もしいらしてたらごめんなさい。
正直な感想を書かせて頂きました。
 | おとぎのハルカ (ムーグコミックス) (2007/10/05) 不動 乱 商品詳細を見る |
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