■侵スベカラズ!!純血特区! (ほんだありま)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・耳
・おまけ: あとがき、
カバー裏に千川静歌さんの「1巻目の補足」漫画。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「侵スベカラズ!!純血特区! 1巻」です。
いきなりですが…「草野紅壱」センセ、おめでとうございます。
こちらでも紹介しております、策略家な妹「高梨奈緒さん」登場の、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」がTVアニメになるそうです。
これは凄い。拍手。
ぱちぱちぱち。
どんな感じの絵で動くのか、期待と不安が半々というところですが、すでにキャストは決定済み。
ざっと見て有名な方が並んでいたので、とりあえず耳触りについては問題なさそうです。
ちなみに、「コミックハイ!」のHPにあった省略系「お兄ちゃんのKZSNDっ!!」が面白いですね。
誰が考えたんだろう。
最初は文字化けかと思いましたよ。
さて、本日は久しぶりの「ほんだありま」センセです。
ブログでの紹介は、ゲーム漫画「ハミ+コン!」以来のこと(※2007-03-31)
実は、一般連載モノも読んでいたんですが…これがまたまっったく合わなかったんですよ。
結構期待していたんですけど、そちらは結局のところ1巻の紹介すら避けてしまいました。
※左:神大侍花蓮、右:一人君親衛隊
「花蓮さん」はもう少し落ち着いた感じでも良かったのではないかなぁ
そうした流れでの、最新刊「侵スベカラズ!!純血特区! 1巻」ですね。
↓表紙・裏表紙そのまま、”なんちゃら耳”なキャラの登場する長編漫画です。
これがまたひでるさん的には微妙。
あとがき部分に、
「1巻目は設定描写がメインになってしまい、はっちゃけた話やお色気シーンが少ない~」
と書かれていたそのままかな。
テキストが多め。
絵もお話もガチャガチャとややこしく、前半で失速。
うーん、これでは2巻が見たいとは思いません。
すみません。
2020年に大流行した、人にのみ感染する”超致死率のウィルス”
それに対抗するため、人類は獣の遺伝子を注入する”獣化”によって、難を逃れたのです。
こうして、獣人があたり前という世界になったのでした。
それぞれに高い身体能力、特殊能力を与えた遺伝子操作でしたが、主人公「國領一人(こくりょう・かずと)」にはその恩恵なく、極端なほどの運動音痴。
しかし、体育でのダメっぷりとは裏腹に、何故だか女子から異常なほどの好意を寄せられていたのです。
バレンタイン当日、お隣さんの「芝崎文」と帰宅途中であった「一人」
いきなり現れた「神大侍花蓮(じんだいじ・かれん)」らに実は”人間”であったことを告げられた彼は、新日本政府が制定する「純血特区」に指定されてしまったのです。
こうして、守護・監視目的で先の「花蓮」ほか、「菊野代音々子」、「千川静歌」ら軍人さんとの同居生活が始まったのでした。
…ざーっと小走りに書きましたが、だいたいそんな感じ。
男女とも、なんちゃら耳なキャラばかりの漫画です。
そんなん好きな方はいいでしょうね。
突然3名のヒロインらと同居生活になった「一人くん」
彼女らとのドキドキ生活…っぽい描写は少なく、本人の意思とは無関係に監視下に置かれ、不自由な生活となる混乱が描かれていました。
ラブもコメも今後からかな。
1巻は全体的にドタバタ劇という雰囲気ですね。
※芝崎文
彼女の運動音痴には、また何らか理由あるのかな。
切っ掛けの1話目「特区指定」
女の子のなんちゃら耳はともかく、野郎はなんだかイヤねー。
風呂敷包みで抱えるほどのチョコレートをもらっている「一人くん」
帰路が同じということもあってか、「文さん」と一緒に帰っていたんですが…あれだけ彼モテるので、変な嫉妬されてそう。
彼女はまた丸眼鏡の控え目な娘なので、いじめられる方が輝きそうだしなぁ。
そんな2人の前に登場するのが、↓表紙を担当しているメインっぽい「花蓮さん」なのでした。
「文さん」に対してはまだいいとして、ああまで執拗にチョコを燃やそうというのは、なんだかよく分かりませんね。
「我が国を滅ぼす…ッ、爆弾に等しい…ッ!!」
とか言ってましたけど、それほど問題か?
(※「音々子さん」に突っ込まれてます)
この1話は特に設定・急展開が多く、チョコのくだりも彼女が暴走したことで、より訳分かんない感じに仕上がっています。
飛ばしたかと勘違いして、何度かページ戻ったりしました。
突飛な設定なので、もっとシンプルに攻めた方が良かったのでは。
そんな訳で、「一人くん」が貴重な人間であると示される、2話目「捨てられた仔犬」
3名との同居が始まるのがこちらから。
彼の母親の事情も描かれ、やや情報過多な感じ。
遺伝子が貴重というのは分かりますが、イコール1人えっち禁止となるのはよく分かんない。
逆に採取・保存する~みたいになるのでは?
そうした状況ならば高値で取引できるだろうし。
またどうせ抑制させるなら、もっと彼の周囲で刺激してパンクさせた方が面白いかと思います。
セオリー通り、同クラス「花蓮さん」・「音々子さん」が編入される3話「告げられた理由」
アダルトちっくな「静歌さん」の制服姿が見れないのは、なんだか残念。
(※1人浮いてる姿を見るのも可笑しいと思ったんですが)
カバー裏でネタになってましたけど、裏方さんなので出番が少ないのねー。
2人が学校へ来たことで、大混乱になってます。
ここでのポイントは、彼がやたらモテる理由。
なるほど。
…でも、こちらのエピソードで「花蓮さん」と対決していた彼女「つつじヶ岡美久」さんは、たぶん虎ですよね。
犬猫ならば納得感ありましたが、どうでしょう?
授業風景から発情期ほか、色々な事情が描かれている4話「ふたりは大器晩成」
もう、とにかくこうした説明が多いんですね。
なるほど世界についてはよく分かりますが、もっとほったらかしてていいのでは。
あるいは、それこそ欄外で解説するとか。
日本の英語教育みたいに、読み書きできないのに文法詰め込まれてるみたい。
”漫画に引き込まれないテキスト”が多いのです。
※左:菊野代音々子、右:千川静歌
「静歌さん」の出番が少ないのが非常に残念。
5話「敵の正体」、6話「空の激闘」が1巻の最終エピソード。
明確な敵について描かれてます。
もう少しシンプルにして、あの救出劇を1話目にした方がスムーズだったのではないかなぁ。
5話での、警戒を強める「花蓮さん」と心理的に激突してしまうのはいいですね。
こんなん好き。
「一人くん」としては、まだ彼女らを信頼してないでしょうから。
ただ、あれだけ任務に忠実だった彼女が、機嫌損ねた程度で離れてしまうのは疑問。
実際にはちゃんとサポートされていたんですが、彼女はその認識なく…キチンと仕事しなさいな。
6話にて「音々子さん」が語っていた話はいい感じ。
それだけに、その後の「一人くん」ほかの流れはご都合的で軽く、ぶち壊し気味でした。
なお、えっちっぽいシーンがちらほら増えてきますが、ぜいぜいパンチラ・半裸程度のもの。
バストトップはNGみたい。ちぇー。
極細線の絵柄。
洗練されたデジタル画で、濃淡としては適度なくらい。
ただ、コマ割りは細かく、よく描き込まれているため、ページ全体に線が溢れかえっているような印象。
かなりのごっちゃり感。
小さいコマに流れの上で重要な描写があったり、やたらテキストが多かったり…見辛いです。
ぶち抜き、重なりなどのほか、効果線などの表現がため、どうなっているのかよく分からない部分もちらほら。
基本的には巧い方なんですけど…。
今回ブログを書くにあたり、「運んでニャンコ!」、成年系「オトメ御開帳」などを引っ張り出して見てみました。
その頃のがキャラ・全体どちらもバランスはよく、心なしか線も丁寧でした。
確かにごっちゃり感は当時からありましたけれど、白スペースの使い方もその頃のが良かったような。
なんとなく。
1話の途中までは「双葉社」さんのHPで確認できますので、そちらを参考にするのが良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 良いコマもありますが、とかく見辛いです。
・話2: こちらは巧くありません。表現的にも損をしているかな。
・独3: 読者はもっと高いエロスを期待してるのでは。
合計:[8/15]
個人的には、視点(主人公)を「一人くん」とするより、ヒロイン3名にした方が良かったかなーって思いました。
着替えとかお風呂とかサービス描写を稼げそうですし、振り回される側より、振り回す側のがコメディーちっくになるのでは。
なんだか、彼のストレスがこっちに伝わってくるような感覚もあったんですよ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・耳
・おまけ: あとがき、
カバー裏に千川静歌さんの「1巻目の補足」漫画。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「侵スベカラズ!!純血特区! 1巻」です。
いきなりですが…「草野紅壱」センセ、おめでとうございます。
こちらでも紹介しております、策略家な妹「高梨奈緒さん」登場の、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」がTVアニメになるそうです。
これは凄い。拍手。
ぱちぱちぱち。
どんな感じの絵で動くのか、期待と不安が半々というところですが、すでにキャストは決定済み。
ざっと見て有名な方が並んでいたので、とりあえず耳触りについては問題なさそうです。
ちなみに、「コミックハイ!」のHPにあった省略系「お兄ちゃんのKZSNDっ!!」が面白いですね。
誰が考えたんだろう。
最初は文字化けかと思いましたよ。
さて、本日は久しぶりの「ほんだありま」センセです。
ブログでの紹介は、ゲーム漫画「ハミ+コン!」以来のこと(※2007-03-31)
実は、一般連載モノも読んでいたんですが…これがまたまっったく合わなかったんですよ。
結構期待していたんですけど、そちらは結局のところ1巻の紹介すら避けてしまいました。
※左:神大侍花蓮、右:一人君親衛隊
「花蓮さん」はもう少し落ち着いた感じでも良かったのではないかなぁ
そうした流れでの、最新刊「侵スベカラズ!!純血特区! 1巻」ですね。
↓表紙・裏表紙そのまま、”なんちゃら耳”なキャラの登場する長編漫画です。
これがまたひでるさん的には微妙。
あとがき部分に、
「1巻目は設定描写がメインになってしまい、はっちゃけた話やお色気シーンが少ない~」
と書かれていたそのままかな。
テキストが多め。
絵もお話もガチャガチャとややこしく、前半で失速。
うーん、これでは2巻が見たいとは思いません。
すみません。
2020年に大流行した、人にのみ感染する”超致死率のウィルス”
それに対抗するため、人類は獣の遺伝子を注入する”獣化”によって、難を逃れたのです。
こうして、獣人があたり前という世界になったのでした。
それぞれに高い身体能力、特殊能力を与えた遺伝子操作でしたが、主人公「國領一人(こくりょう・かずと)」にはその恩恵なく、極端なほどの運動音痴。
しかし、体育でのダメっぷりとは裏腹に、何故だか女子から異常なほどの好意を寄せられていたのです。
バレンタイン当日、お隣さんの「芝崎文」と帰宅途中であった「一人」
いきなり現れた「神大侍花蓮(じんだいじ・かれん)」らに実は”人間”であったことを告げられた彼は、新日本政府が制定する「純血特区」に指定されてしまったのです。
こうして、守護・監視目的で先の「花蓮」ほか、「菊野代音々子」、「千川静歌」ら軍人さんとの同居生活が始まったのでした。
…ざーっと小走りに書きましたが、だいたいそんな感じ。
男女とも、なんちゃら耳なキャラばかりの漫画です。
そんなん好きな方はいいでしょうね。
突然3名のヒロインらと同居生活になった「一人くん」
彼女らとのドキドキ生活…っぽい描写は少なく、本人の意思とは無関係に監視下に置かれ、不自由な生活となる混乱が描かれていました。
ラブもコメも今後からかな。
1巻は全体的にドタバタ劇という雰囲気ですね。
※芝崎文
彼女の運動音痴には、また何らか理由あるのかな。
切っ掛けの1話目「特区指定」
女の子のなんちゃら耳はともかく、野郎はなんだかイヤねー。
風呂敷包みで抱えるほどのチョコレートをもらっている「一人くん」
帰路が同じということもあってか、「文さん」と一緒に帰っていたんですが…あれだけ彼モテるので、変な嫉妬されてそう。
彼女はまた丸眼鏡の控え目な娘なので、いじめられる方が輝きそうだしなぁ。
そんな2人の前に登場するのが、↓表紙を担当しているメインっぽい「花蓮さん」なのでした。
「文さん」に対してはまだいいとして、ああまで執拗にチョコを燃やそうというのは、なんだかよく分かりませんね。
「我が国を滅ぼす…ッ、爆弾に等しい…ッ!!」
とか言ってましたけど、それほど問題か?
(※「音々子さん」に突っ込まれてます)
この1話は特に設定・急展開が多く、チョコのくだりも彼女が暴走したことで、より訳分かんない感じに仕上がっています。
飛ばしたかと勘違いして、何度かページ戻ったりしました。
突飛な設定なので、もっとシンプルに攻めた方が良かったのでは。
そんな訳で、「一人くん」が貴重な人間であると示される、2話目「捨てられた仔犬」
3名との同居が始まるのがこちらから。
彼の母親の事情も描かれ、やや情報過多な感じ。
遺伝子が貴重というのは分かりますが、イコール1人えっち禁止となるのはよく分かんない。
逆に採取・保存する~みたいになるのでは?
そうした状況ならば高値で取引できるだろうし。
またどうせ抑制させるなら、もっと彼の周囲で刺激してパンクさせた方が面白いかと思います。
セオリー通り、同クラス「花蓮さん」・「音々子さん」が編入される3話「告げられた理由」
アダルトちっくな「静歌さん」の制服姿が見れないのは、なんだか残念。
(※1人浮いてる姿を見るのも可笑しいと思ったんですが)
カバー裏でネタになってましたけど、裏方さんなので出番が少ないのねー。
2人が学校へ来たことで、大混乱になってます。
ここでのポイントは、彼がやたらモテる理由。
なるほど。
…でも、こちらのエピソードで「花蓮さん」と対決していた彼女「つつじヶ岡美久」さんは、たぶん虎ですよね。
犬猫ならば納得感ありましたが、どうでしょう?
授業風景から発情期ほか、色々な事情が描かれている4話「ふたりは大器晩成」
もう、とにかくこうした説明が多いんですね。
なるほど世界についてはよく分かりますが、もっとほったらかしてていいのでは。
あるいは、それこそ欄外で解説するとか。
日本の英語教育みたいに、読み書きできないのに文法詰め込まれてるみたい。
”漫画に引き込まれないテキスト”が多いのです。
※左:菊野代音々子、右:千川静歌
「静歌さん」の出番が少ないのが非常に残念。
5話「敵の正体」、6話「空の激闘」が1巻の最終エピソード。
明確な敵について描かれてます。
もう少しシンプルにして、あの救出劇を1話目にした方がスムーズだったのではないかなぁ。
5話での、警戒を強める「花蓮さん」と心理的に激突してしまうのはいいですね。
こんなん好き。
「一人くん」としては、まだ彼女らを信頼してないでしょうから。
ただ、あれだけ任務に忠実だった彼女が、機嫌損ねた程度で離れてしまうのは疑問。
実際にはちゃんとサポートされていたんですが、彼女はその認識なく…キチンと仕事しなさいな。
6話にて「音々子さん」が語っていた話はいい感じ。
それだけに、その後の「一人くん」ほかの流れはご都合的で軽く、ぶち壊し気味でした。
なお、えっちっぽいシーンがちらほら増えてきますが、ぜいぜいパンチラ・半裸程度のもの。
バストトップはNGみたい。ちぇー。
極細線の絵柄。
洗練されたデジタル画で、濃淡としては適度なくらい。
ただ、コマ割りは細かく、よく描き込まれているため、ページ全体に線が溢れかえっているような印象。
かなりのごっちゃり感。
小さいコマに流れの上で重要な描写があったり、やたらテキストが多かったり…見辛いです。
ぶち抜き、重なりなどのほか、効果線などの表現がため、どうなっているのかよく分からない部分もちらほら。
基本的には巧い方なんですけど…。
今回ブログを書くにあたり、「運んでニャンコ!」、成年系「オトメ御開帳」などを引っ張り出して見てみました。
その頃のがキャラ・全体どちらもバランスはよく、心なしか線も丁寧でした。
確かにごっちゃり感は当時からありましたけれど、白スペースの使い方もその頃のが良かったような。
なんとなく。
1話の途中までは「双葉社」さんのHPで確認できますので、そちらを参考にするのが良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 良いコマもありますが、とかく見辛いです。
・話2: こちらは巧くありません。表現的にも損をしているかな。
・独3: 読者はもっと高いエロスを期待してるのでは。
合計:[8/15]
個人的には、視点(主人公)を「一人くん」とするより、ヒロイン3名にした方が良かったかなーって思いました。
着替えとかお風呂とかサービス描写を稼げそうですし、振り回される側より、振り回す側のがコメディーちっくになるのでは。
なんだか、彼のストレスがこっちに伝わってくるような感覚もあったんですよ。
侵スベカラズ!!純血特区!(1) (アクションコミックス) (2010/10/12) ほんだ ありま 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ (渚ミナミ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]熟女・コメディー
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト、ゲストページ、
描き下ろし「エピローグ」
・その他: キャラ紹介、カラー(8P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚ミナミ(なぎさ・みなみ)」センセの「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
右側に貼り付けてますが、スーパーマリオ25周年だそうで。
色々キャンペーンやってますね。
スペシャルパックとか、赤い機体いいなぁって思うんですけど、あのゲーム超ヘタなんです。
ファイヤーバーとか、わざわざ当たりにいくタイプなんですよ。
「パルテナの鏡」でも、ナスビ使いでほぼ必ず茄子にされてましたから…。
さて、ブログでは前巻「あまえんぼっ」を紹介しております「渚ミナミ」センセ。
3冊目という最新刊は「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
こちら、1冊まるまるの長編漫画。
”エロ要素の薄い作品”
そう「渚ミナミ」センセのHPにありましたが、確かにそんな感じ。
作中に散らばる単語などを含め、前巻とは異なってコメディー、パロディーっぽい仕上がりになってます。
※左:怪盗熟女「クロアゲハ」、右:ゴスロリ熟女探偵「五十嵐珠真代」
普段から胸丸出しなので、これが限界。
”千年に1人、女に永遠の美と若さをもたらす精液を持つ童貞、「童帝」が現れる…”
そんな古文書が示す運命の年。
世間では、童貞を盗む謎の怪盗熟女「クロアゲハ」が暗躍していました。
彼女を追う探偵「伊吹智」は、伊吹探偵事務所の熟女。
少年チームDT7(ドーテーセブン)率いて「クロアゲハ」を追い詰めるものの、彼らは次々に美味しくいただかれてしまったのです。
「智」の元に唯一残った「那珂林豪(なかばやし・ごう)」を助手として、「クロアゲハ」に対抗するんですが…伝説の「童帝」は、意外なところに潜んでいたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じのお話。
そんな訳で、古き探偵モノのえっちコメディーです。
モチーフは江戸川乱歩「黒蜥蜴」とのこと。
なるほど。
「渚ミナミ」センセは予想外の事態(雑誌休刊)で、全2巻という当初の予定を変更されていたようでした。
うーん、まぁ、ネタ的には1冊くらいでちょうど良かったかなぁ。
面白いんですけどね。
馬鹿馬鹿しい楽しさ(イイ意味で)・ストーリーなので、長さとしてはこんなもんではないでしょうか。
カラー原稿のある1話目「コスプレ痴熟女あらわる!」
ここは少年探偵団「DT7(ドーテーセブン)」との対決が描かれています。
”どうてい”がキーワードなこの作品。
1冊読み終わるまでかなり頻繁に登場していたので、時間に余裕ある方は何回そんなん出てくるのか、数えてみたら面白いかも。
たぶん、「渚ミナミ」センセも驚くと思います(笑)
カラーの対決シーンでは、ズザァァ、なんて大げさな擬音してましたが、単に経験豊富な女性に筆おろしされてるだけのこと。
メンバーの「ツバメ」・「ホルモン」の2人は、積極的に(楽しんで)えっちしてるようにも見えますね。
まともに捕まえようとしていたのは、「那珂林くん」だけでしたよ。
本人「クロアゲハ」も言っていたそのまま命奪う訳でなく。
心でオイオイとツッコミつつ、気軽な気持ちで読み進めるのが良さそうです。
イチャイチャと仲良い(←ひでるさんにはそう見えます)伊吹探偵事務所での2人ほか、実は彼の隣に住んでいるという「クロアゲハ」の正体「百瀬川桃子」に注目です。
そう、「クロアゲハ」のマスクはいいんですけど、衣装はもうちょっと露出抑え目のが逆にえっちっぽかったと思います。
胸丸出しなのは、ちとコメディー色強い原因になっているような。
※百瀬川桃子
やっぱりこんな感じのがいいですね。
「那珂林くん」の危機が描かれる2話目「今そこにある童貞」
まぁ、要素として隠す必要ないと思うので書きますが、伝説の「童帝」とは彼のこと。
そのため、最終目的たる彼はメインキャラなのに直接えっちはぎりぎりまでお預け。
1話目の「智さん」が妄想で満足していたように、成年漫画のわりにそんなんは少ないのでした。
いちおう、隣の彼を襲うにも「クロアゲハ」のコスチュームであった「桃子さん」
ほぼプライベートと言っても過言でない状況でしたが、「智さん」は駆け付けて阻止しておりました。
そりゃ、童貞捨てられない訳だ。
イイモノ持っているというのに。
ここでは探偵・怪盗のキャットファイトが見どころです。
「アタシだって伊達に30年オナニーしてないのよさっ」
そんな台詞が格好良いです(笑)
ここのアクション+えっち対決はお互いの技が炸裂する見ごたえあるものでした。
こんなんを多く見たかったなぁ。
3話目「ツンデレ40フィンガー」は日常風景。
かなりの豪邸である「桃子さん」の自宅が描かれていました。
肩車で逆向くというのはいいですね、羨ましいですね。
普通はあーならないだろうけど。
こちらは、先のエピソードに続いて「桃子さん」と「智さん」の会話部分に注目。
ドロドロしてる手が生々しくてイヤーな感じですが、彼女はそんなん気にしないのかな。
こちらでは「桃子さん」の独りえっちがポイントです。
いままでと違って受け身で、可愛らしい感じになっていました。
ラストの「しぼんでますぅ…」が良いですね。
ゴスロリな熟女探偵「五十嵐珠真代」が登場する4話目「コードネームはゴスロリ40」
自らを「クリスティア五十嵐」とか言っている彼女。
別名”童貞破壊天使(チェリークラッシャー)”ということで、「那珂林くん」が狙われてしまうのでした。
なかなか面白いキャラなんですが、話数の関係かこちら以外にあまり活躍の場がないのが残念ですね。
なお、「五十嵐さん」は陥没乳首なので、お好きな方は小躍り下さい。
ひでるさんはドロワーズかぶせられるシーンが好き。
※左:探偵「伊吹智」、右:百瀬川桃子
この肩車シーンがお気に入りです。
故あって切羽詰まった「クロアゲハ」から予告状が届く5話目「おまえは誰だ?」
こうしたパターンもいいですね。
こちらから、ちらほら顔を見せていた眼鏡な女性「森園めぐみ」さんがマトモに登場してます。
色々あって30歳ほど若返っているようですが、実際は54歳だって。
(後半に若返る前が描かれてます)
こちらから、6話目「童帝覚醒」、7話目「千年の恋」という3話がラストエピソードでした。
探偵モノらしい、様々なフェイクが使われているのがいいですね。
エンディングに向けては驚きの展開が待ってます。
途中のセリフにもありましたが、まさに「童帝って何なの?」という感覚。
はっちゃけなコメディーな漫画でしたけど、特に7話目は巧く、こちらも盛り上げられました。
面白かったです。
8話目「エピローグ」は描き下ろし。
まぁ、セオリーかもしれませんが、爽やかなラストになってます。
太く強い線の絵柄。
描き込みはスッキリ目、濃淡としては適当なくらい。
全体的に乱れることなく、安定しています。
人物絵はふっくら独特なバランス感覚でした。
ゆるやかな曲線の幅広な輪郭・スタイルで、特に横顔のつるんとした描き方に特徴。
これが…良くも悪くも熟女っぽさがありません。
前巻「あまえんぼっ」の場合はヒロイン「小百合さん」が和服でだいぶ助けになっていましたが、今回はそれが弱め。
画風的に仕方ないかな(←リアル過ぎるのも違うとは思うので)
ここは人によって評価分かれる部分だと思います。
↓表紙などカラー部分は黒が弱くなるため、白黒原稿とはやや印象が異なります。
(※どちらかというと近いのは表紙側)
1、2冊目の単行本があればそっちのが近いかな。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖はありますが、良く安定していました。
・話3: どうかなー。人によってガラリと評価が変わるタイプかと。
・独4: 言葉遊びとか、あちこち面白いと思います。
合計:[11/15]
こちらの前に、「奥さまは魔女」がネタ候補としてあったようです。
成年漫画としてはそっちのが合いそうなので、またどちらかのタイミングで検討して頂けたらいいなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]熟女・コメディー
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト、ゲストページ、
描き下ろし「エピローグ」
・その他: キャラ紹介、カラー(8P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚ミナミ(なぎさ・みなみ)」センセの「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
右側に貼り付けてますが、スーパーマリオ25周年だそうで。
色々キャンペーンやってますね。
スペシャルパックとか、赤い機体いいなぁって思うんですけど、あのゲーム超ヘタなんです。
ファイヤーバーとか、わざわざ当たりにいくタイプなんですよ。
「パルテナの鏡」でも、ナスビ使いでほぼ必ず茄子にされてましたから…。
さて、ブログでは前巻「あまえんぼっ」を紹介しております「渚ミナミ」センセ。
3冊目という最新刊は「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
こちら、1冊まるまるの長編漫画。
”エロ要素の薄い作品”
そう「渚ミナミ」センセのHPにありましたが、確かにそんな感じ。
作中に散らばる単語などを含め、前巻とは異なってコメディー、パロディーっぽい仕上がりになってます。
※左:怪盗熟女「クロアゲハ」、右:ゴスロリ熟女探偵「五十嵐珠真代」
普段から胸丸出しなので、これが限界。
”千年に1人、女に永遠の美と若さをもたらす精液を持つ童貞、「童帝」が現れる…”
そんな古文書が示す運命の年。
世間では、童貞を盗む謎の怪盗熟女「クロアゲハ」が暗躍していました。
彼女を追う探偵「伊吹智」は、伊吹探偵事務所の熟女。
少年チームDT7(ドーテーセブン)率いて「クロアゲハ」を追い詰めるものの、彼らは次々に美味しくいただかれてしまったのです。
「智」の元に唯一残った「那珂林豪(なかばやし・ごう)」を助手として、「クロアゲハ」に対抗するんですが…伝説の「童帝」は、意外なところに潜んでいたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じのお話。
そんな訳で、古き探偵モノのえっちコメディーです。
モチーフは江戸川乱歩「黒蜥蜴」とのこと。
なるほど。
「渚ミナミ」センセは予想外の事態(雑誌休刊)で、全2巻という当初の予定を変更されていたようでした。
うーん、まぁ、ネタ的には1冊くらいでちょうど良かったかなぁ。
面白いんですけどね。
馬鹿馬鹿しい楽しさ(イイ意味で)・ストーリーなので、長さとしてはこんなもんではないでしょうか。
カラー原稿のある1話目「コスプレ痴熟女あらわる!」
ここは少年探偵団「DT7(ドーテーセブン)」との対決が描かれています。
”どうてい”がキーワードなこの作品。
1冊読み終わるまでかなり頻繁に登場していたので、時間に余裕ある方は何回そんなん出てくるのか、数えてみたら面白いかも。
たぶん、「渚ミナミ」センセも驚くと思います(笑)
カラーの対決シーンでは、ズザァァ、なんて大げさな擬音してましたが、単に経験豊富な女性に筆おろしされてるだけのこと。
メンバーの「ツバメ」・「ホルモン」の2人は、積極的に(楽しんで)えっちしてるようにも見えますね。
まともに捕まえようとしていたのは、「那珂林くん」だけでしたよ。
本人「クロアゲハ」も言っていたそのまま命奪う訳でなく。
心でオイオイとツッコミつつ、気軽な気持ちで読み進めるのが良さそうです。
イチャイチャと仲良い(←ひでるさんにはそう見えます)伊吹探偵事務所での2人ほか、実は彼の隣に住んでいるという「クロアゲハ」の正体「百瀬川桃子」に注目です。
そう、「クロアゲハ」のマスクはいいんですけど、衣装はもうちょっと露出抑え目のが逆にえっちっぽかったと思います。
胸丸出しなのは、ちとコメディー色強い原因になっているような。
※百瀬川桃子
やっぱりこんな感じのがいいですね。
「那珂林くん」の危機が描かれる2話目「今そこにある童貞」
まぁ、要素として隠す必要ないと思うので書きますが、伝説の「童帝」とは彼のこと。
そのため、最終目的たる彼はメインキャラなのに直接えっちはぎりぎりまでお預け。
1話目の「智さん」が妄想で満足していたように、成年漫画のわりにそんなんは少ないのでした。
いちおう、隣の彼を襲うにも「クロアゲハ」のコスチュームであった「桃子さん」
ほぼプライベートと言っても過言でない状況でしたが、「智さん」は駆け付けて阻止しておりました。
そりゃ、童貞捨てられない訳だ。
イイモノ持っているというのに。
ここでは探偵・怪盗のキャットファイトが見どころです。
「アタシだって伊達に30年オナニーしてないのよさっ」
そんな台詞が格好良いです(笑)
ここのアクション+えっち対決はお互いの技が炸裂する見ごたえあるものでした。
こんなんを多く見たかったなぁ。
3話目「ツンデレ40フィンガー」は日常風景。
かなりの豪邸である「桃子さん」の自宅が描かれていました。
肩車で逆向くというのはいいですね、羨ましいですね。
普通はあーならないだろうけど。
こちらは、先のエピソードに続いて「桃子さん」と「智さん」の会話部分に注目。
ドロドロしてる手が生々しくてイヤーな感じですが、彼女はそんなん気にしないのかな。
こちらでは「桃子さん」の独りえっちがポイントです。
いままでと違って受け身で、可愛らしい感じになっていました。
ラストの「しぼんでますぅ…」が良いですね。
ゴスロリな熟女探偵「五十嵐珠真代」が登場する4話目「コードネームはゴスロリ40」
自らを「クリスティア五十嵐」とか言っている彼女。
別名”童貞破壊天使(チェリークラッシャー)”ということで、「那珂林くん」が狙われてしまうのでした。
なかなか面白いキャラなんですが、話数の関係かこちら以外にあまり活躍の場がないのが残念ですね。
なお、「五十嵐さん」は陥没乳首なので、お好きな方は小躍り下さい。
ひでるさんはドロワーズかぶせられるシーンが好き。
※左:探偵「伊吹智」、右:百瀬川桃子
この肩車シーンがお気に入りです。
故あって切羽詰まった「クロアゲハ」から予告状が届く5話目「おまえは誰だ?」
こうしたパターンもいいですね。
こちらから、ちらほら顔を見せていた眼鏡な女性「森園めぐみ」さんがマトモに登場してます。
色々あって30歳ほど若返っているようですが、実際は54歳だって。
(後半に若返る前が描かれてます)
こちらから、6話目「童帝覚醒」、7話目「千年の恋」という3話がラストエピソードでした。
探偵モノらしい、様々なフェイクが使われているのがいいですね。
エンディングに向けては驚きの展開が待ってます。
途中のセリフにもありましたが、まさに「童帝って何なの?」という感覚。
はっちゃけなコメディーな漫画でしたけど、特に7話目は巧く、こちらも盛り上げられました。
面白かったです。
8話目「エピローグ」は描き下ろし。
まぁ、セオリーかもしれませんが、爽やかなラストになってます。
太く強い線の絵柄。
描き込みはスッキリ目、濃淡としては適当なくらい。
全体的に乱れることなく、安定しています。
人物絵はふっくら独特なバランス感覚でした。
ゆるやかな曲線の幅広な輪郭・スタイルで、特に横顔のつるんとした描き方に特徴。
これが…良くも悪くも熟女っぽさがありません。
前巻「あまえんぼっ」の場合はヒロイン「小百合さん」が和服でだいぶ助けになっていましたが、今回はそれが弱め。
画風的に仕方ないかな(←リアル過ぎるのも違うとは思うので)
ここは人によって評価分かれる部分だと思います。
↓表紙などカラー部分は黒が弱くなるため、白黒原稿とはやや印象が異なります。
(※どちらかというと近いのは表紙側)
1、2冊目の単行本があればそっちのが近いかな。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖はありますが、良く安定していました。
・話3: どうかなー。人によってガラリと評価が変わるタイプかと。
・独4: 言葉遊びとか、あちこち面白いと思います。
合計:[11/15]
こちらの前に、「奥さまは魔女」がネタ候補としてあったようです。
成年漫画としてはそっちのが合いそうなので、またどちらかのタイミングで検討して頂けたらいいなぁ。
童貞探偵団シリーズ怪盗熟女クロアゲハ (XOコミックス) (2010/09/24) 渚 ミナミ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■キスメグルセカイ (ジェームスほたて)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・SF
・おまけ: 描き下ろし「それ行けめぐるちゃん①」
アシスタントさんページ、合間にネタ絵、
カバー裏に別絵(表情などが若干異なる)
・その他: 短編×6(うち「キスメグルセカイ」×5)、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ジェームスほたて」センセの「キスメグルセカイ 1巻」です。
別名義を含め、ブログでは何冊か紹介している「ジェームスほたて」センセ。
こないだの「団地妻さんのしあわせ」がまだ頭に残ってます。
あれは良かったなぁ。
こないだ発売された新刊は「キスメグルセカイ 1巻」です。
巻をまたぐ長編で、今回の単行本には読み切り短編も収録されていました。
メインのお話は、簡単には「時をかける少女」みたいなイメージの漫画。
ただし時間旅行ではなく、次々と平行世界に飛ばされてしまうんですが。
※赤星めぐる
こんな感じの可愛らしい娘さんです。
主人公「赤星めぐる」は紅茶部の先輩「環」に好意を抱いておりました。
何度も告白をしているもののなぜだか毎回タイミングが悪く、33回という失敗を積み重ねていたのです。
想いを聞かれてしまったクラスメイト「花園愛」さんに促された彼女は、再度の告白をするべく部室へ行ったところ…ふとした拍子に彼とキスしてしまったのでした。
次の瞬間。
「めぐる」を取り囲む部屋は見慣れぬものに変化し、また目前の「環」も似た別人となっていたのです。
「君は何かの事故で世界を超えてしまったんだ」
そんな訳で、次々にパラレルワールドを旅する「めぐるさん」のお話です。
ラブコメでいいのかな。
それぞれの世界には微妙に異なる先輩「環くん」がおり、彼とのキスによってまた違う世界へ飛ばされるのでした。
最終目的は元々の世界へ無事帰ること、「環くん」に告白をすることかな。
えー、まったく悪くはないんですけれど、そう刺さっていません。
つまんないことはなく、面白いんですよ。
ただ、ややパンチが足りず、全体的には地味な印象。
センセの魅力は、やはりむっちり・ほわほわしたヒロインとのえっち描写にあると思うので、いまいち物足りないのです。
…って、そうか。
単にひでるさんがこの漫画において”読者対象としては不適格”なだけですね(笑)
SFという題材もあまり興味なく。
失礼しました。
邪な心なければ、全然楽しめると思います。
ただ、あまり長期間続けるようなネタには見えず、今後どう展開させていくのか「ジェームスほたて」センセの腕に期待しましょう。
※「めぐるさん」と「環くん」
子供な「環くん」とのパターンが最も良かったかなー。
実は平行世界の監視員という「環くん」の正体がいきなり描かれる1話目。
女性もそうですが、男性もこうしたほわほわした穏やかな感じですよねー。
彼が不在の際、思わず間接キスを狙う「めぐるさん」が可愛らしいです。
2話目で描かれる次の世界は、自宅の「環くん」
792番目という彼はマニアな趣味で、言動もそんな感じ。
ただ、積極的でかなりストレートな物言いをしているため、「めぐるさん」としてはいい感じ。
キスも彼からのものでした。
趣味はともかく、しつこさないオチは爽やかでいいですね。
一転して砂漠で目覚める3話目は、発掘調査をしている「環くん」
ここでは「めぐるさん」のお風呂シーンがあるので、ご期待下さい。
だーいぶソフトでしたけど。
他にも小動物な姿の通信端末との掛け合いにて、サービスちっくな描写がありました。
幼い「環くん」と出会う4話目。
いままでは性格などの微妙な違いでしたが、こちらは容姿からして大きく異なっていました。
こうビジュアルから変化させた方が分かりやすくていいですね。
これまでと違い、お姉さんっぽく振舞う「めぐるさん」をお楽しみ下さい。
ラストの描写は最も好きな感じです。
珍しくなかなか「環くん」と出会えない5話目は、他キャラクター多め。
こちらでは、監視員の「環くん」以外に平行世界を知る人物が登場していました。
現地で”老師”と呼ばれていたその正体については…いちおう伏せておきます。
後半のチャイナ服な「めぐるさん」らは必見。
体重(質量)の部分は、いかにも女の子してていいですねー。
収録のもう1話「アクマのカノン」は、読み切りの短編。
こちらもやっぱりえっちではないんですが、なかなか良いお話です。
マニアな主人公「福永勇人(ふくなが・ゆうと)」の元に届いたラブレター。
待ち合わせ場所にいたツインテールな悪魔「ヴィア・メフィストフィレス」は、彼に明日死ぬことを告げたのです。
しかし、名簿に載っていた名前は「福永結人」と、容姿端麗・頭脳明晰な弟のものでした。
(※ちなみに、ラブレターの宛名はローマ字表記だった)
ここで「勇人」は、弟の身代わりになるべく彼女と交渉するんですが…と、そんなお話。
※悪魔「ヴィア・メフィストフィレス」
もう少しじっくり描かれてたら、より良かったかなぁ。
弟さんは「ユウト」という同じ音でなく、「ユイト」と読ませるのです。
ともかく、こうして「ヴィアさん」は「勇人くん」の魂を回収するため、彼を満足させるシチュエーションを考えるのでした。(※メフィストは来世で服従させるために快楽を体験させるという話があるみたい)
こちらの「勇人くん」は、やや現実離れしたキャラ。
死を目前にしながら、慌てることなく落ち着いた物腰。
「ヴィアさん」に対しては、感謝するほどの器量を持っていました。
さすがにマニアなだけあって、細かいこだわりを持ってます。
やや出来過ぎ・急ぎ過ぎな感じもありましたが、後半の台詞は非常に良いものでした。
できれば前後編くらいでじっくり見たかったですね。
柔らか線のふんわりとした絵柄。
雰囲気と違ってよく描き込まれ、濃淡も濃い目です。
ふとした細かい描写と共に、こざっぱりとした崩し絵も多め。
タッチはいつもの、独特なものになってます。
巧い方ですが癖は大きく、それなりに人を選ぶでしょう。
だいたいは↓表紙をそのまま判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体に丁寧な安定感がほしいなぁ、と。
・話4: メイン話は2巻がどうなるかでしょう。短編は良かったです。
・独4: らしい、ふんわり温かな仕上がりです。
合計:[11/15]
特にお話はこの時点で評価し辛いですねー。
ただ、前の軽いラブコメ系連載とは明らかに異なる雰囲気で、短編「アクマのカノン」も良かったので、もしかしたらひでるさんは直撃されるかもしれません。
★「小暮マリコ/ジェームスほたて」センセの漫画紹介記事
[団地妻さんのしあわせ/ジェームスほたて]
一般系。団地妻さんシリーズを収録した、センセの最高傑作というべき単行本。
[俺専彼女/小暮マリコ]
成年系。全て短編。メイド「依子ちゃん」や、白スクール水着な「夏生さん」が登場。
[コイノハナ/小暮マリコ]
成年系。従姉「おりえさん」の「姉じゃなくなる日」を収録。
[夕立が止む前に/小暮マリコ]
成年系。「夕立」、「希望荘へようこそ」などの連続話を含む。
[サニーサイドアップ/ジェームスほたて]
全2巻の一般系。喫茶店のラブコメ漫画。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・SF
・おまけ: 描き下ろし「それ行けめぐるちゃん①」
アシスタントさんページ、合間にネタ絵、
カバー裏に別絵(表情などが若干異なる)
・その他: 短編×6(うち「キスメグルセカイ」×5)、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ジェームスほたて」センセの「キスメグルセカイ 1巻」です。
別名義を含め、ブログでは何冊か紹介している「ジェームスほたて」センセ。
こないだの「団地妻さんのしあわせ」がまだ頭に残ってます。
あれは良かったなぁ。
こないだ発売された新刊は「キスメグルセカイ 1巻」です。
巻をまたぐ長編で、今回の単行本には読み切り短編も収録されていました。
メインのお話は、簡単には「時をかける少女」みたいなイメージの漫画。
ただし時間旅行ではなく、次々と平行世界に飛ばされてしまうんですが。
※赤星めぐる
こんな感じの可愛らしい娘さんです。
主人公「赤星めぐる」は紅茶部の先輩「環」に好意を抱いておりました。
何度も告白をしているもののなぜだか毎回タイミングが悪く、33回という失敗を積み重ねていたのです。
想いを聞かれてしまったクラスメイト「花園愛」さんに促された彼女は、再度の告白をするべく部室へ行ったところ…ふとした拍子に彼とキスしてしまったのでした。
次の瞬間。
「めぐる」を取り囲む部屋は見慣れぬものに変化し、また目前の「環」も似た別人となっていたのです。
「君は何かの事故で世界を超えてしまったんだ」
そんな訳で、次々にパラレルワールドを旅する「めぐるさん」のお話です。
ラブコメでいいのかな。
それぞれの世界には微妙に異なる先輩「環くん」がおり、彼とのキスによってまた違う世界へ飛ばされるのでした。
最終目的は元々の世界へ無事帰ること、「環くん」に告白をすることかな。
えー、まったく悪くはないんですけれど、そう刺さっていません。
つまんないことはなく、面白いんですよ。
ただ、ややパンチが足りず、全体的には地味な印象。
センセの魅力は、やはりむっちり・ほわほわしたヒロインとのえっち描写にあると思うので、いまいち物足りないのです。
…って、そうか。
単にひでるさんがこの漫画において”読者対象としては不適格”なだけですね(笑)
SFという題材もあまり興味なく。
失礼しました。
邪な心なければ、全然楽しめると思います。
ただ、あまり長期間続けるようなネタには見えず、今後どう展開させていくのか「ジェームスほたて」センセの腕に期待しましょう。
※「めぐるさん」と「環くん」
子供な「環くん」とのパターンが最も良かったかなー。
実は平行世界の監視員という「環くん」の正体がいきなり描かれる1話目。
女性もそうですが、男性もこうしたほわほわした穏やかな感じですよねー。
彼が不在の際、思わず間接キスを狙う「めぐるさん」が可愛らしいです。
2話目で描かれる次の世界は、自宅の「環くん」
792番目という彼はマニアな趣味で、言動もそんな感じ。
ただ、積極的でかなりストレートな物言いをしているため、「めぐるさん」としてはいい感じ。
キスも彼からのものでした。
趣味はともかく、しつこさないオチは爽やかでいいですね。
一転して砂漠で目覚める3話目は、発掘調査をしている「環くん」
ここでは「めぐるさん」のお風呂シーンがあるので、ご期待下さい。
だーいぶソフトでしたけど。
他にも小動物な姿の通信端末との掛け合いにて、サービスちっくな描写がありました。
幼い「環くん」と出会う4話目。
いままでは性格などの微妙な違いでしたが、こちらは容姿からして大きく異なっていました。
こうビジュアルから変化させた方が分かりやすくていいですね。
これまでと違い、お姉さんっぽく振舞う「めぐるさん」をお楽しみ下さい。
ラストの描写は最も好きな感じです。
珍しくなかなか「環くん」と出会えない5話目は、他キャラクター多め。
こちらでは、監視員の「環くん」以外に平行世界を知る人物が登場していました。
現地で”老師”と呼ばれていたその正体については…いちおう伏せておきます。
後半のチャイナ服な「めぐるさん」らは必見。
体重(質量)の部分は、いかにも女の子してていいですねー。
収録のもう1話「アクマのカノン」は、読み切りの短編。
こちらもやっぱりえっちではないんですが、なかなか良いお話です。
マニアな主人公「福永勇人(ふくなが・ゆうと)」の元に届いたラブレター。
待ち合わせ場所にいたツインテールな悪魔「ヴィア・メフィストフィレス」は、彼に明日死ぬことを告げたのです。
しかし、名簿に載っていた名前は「福永結人」と、容姿端麗・頭脳明晰な弟のものでした。
(※ちなみに、ラブレターの宛名はローマ字表記だった)
ここで「勇人」は、弟の身代わりになるべく彼女と交渉するんですが…と、そんなお話。
※悪魔「ヴィア・メフィストフィレス」
もう少しじっくり描かれてたら、より良かったかなぁ。
弟さんは「ユウト」という同じ音でなく、「ユイト」と読ませるのです。
ともかく、こうして「ヴィアさん」は「勇人くん」の魂を回収するため、彼を満足させるシチュエーションを考えるのでした。(※メフィストは来世で服従させるために快楽を体験させるという話があるみたい)
こちらの「勇人くん」は、やや現実離れしたキャラ。
死を目前にしながら、慌てることなく落ち着いた物腰。
「ヴィアさん」に対しては、感謝するほどの器量を持っていました。
さすがにマニアなだけあって、細かいこだわりを持ってます。
やや出来過ぎ・急ぎ過ぎな感じもありましたが、後半の台詞は非常に良いものでした。
できれば前後編くらいでじっくり見たかったですね。
柔らか線のふんわりとした絵柄。
雰囲気と違ってよく描き込まれ、濃淡も濃い目です。
ふとした細かい描写と共に、こざっぱりとした崩し絵も多め。
タッチはいつもの、独特なものになってます。
巧い方ですが癖は大きく、それなりに人を選ぶでしょう。
だいたいは↓表紙をそのまま判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体に丁寧な安定感がほしいなぁ、と。
・話4: メイン話は2巻がどうなるかでしょう。短編は良かったです。
・独4: らしい、ふんわり温かな仕上がりです。
合計:[11/15]
特にお話はこの時点で評価し辛いですねー。
ただ、前の軽いラブコメ系連載とは明らかに異なる雰囲気で、短編「アクマのカノン」も良かったので、もしかしたらひでるさんは直撃されるかもしれません。
キスメグルセカイ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (2010/10/12) ジェームスほたて 商品詳細を見る |
★「小暮マリコ/ジェームスほたて」センセの漫画紹介記事
[団地妻さんのしあわせ/ジェームスほたて]
一般系。団地妻さんシリーズを収録した、センセの最高傑作というべき単行本。
[俺専彼女/小暮マリコ]
成年系。全て短編。メイド「依子ちゃん」や、白スクール水着な「夏生さん」が登場。
[コイノハナ/小暮マリコ]
成年系。従姉「おりえさん」の「姉じゃなくなる日」を収録。
[夕立が止む前に/小暮マリコ]
成年系。「夕立」、「希望荘へようこそ」などの連続話を含む。
[サニーサイドアップ/ジェームスほたて]
全2巻の一般系。喫茶店のラブコメ漫画。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■きのうのわたし、あしたのわたし (川邑司)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・コスチューム
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、12話収録(うち2話はショート)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「川邑司(かわむら・つかさ)」センセの「きのうのわたし、あしたのわたし」です。
アドバンス用の「ゼビウス」を買いました。
久々にやりましたが…やっぱ難しいですね。
どうしても1回目登場の要塞「アンドア・ジェネシス」が突破できません。
(※ちなみに、ひでるさんはシューティングが泣くほど苦手)
また、ザッパー・ブラスターの双方を同時に扱うのがどうしてもダメなんですよ。
るるる。
さて、そんな前置きとはまったく関係なく、本日は「川邑司」センセ。
おそらく、こちらの「きのうのわたし、あしたのわたし」が初単行本でしょう。
一般えっち系での短編集になっていました。
やや地味目ですが、綺麗な絵がなかなか良い感じ。
個人的にお話については微妙なもの多かったものの、ちらほら好みな感じのもありました。
※左:小宮山さん、右:時子さん
あるいはお尻系かもしれませんね。
女子ナンバーワンという実力な「小宮山」さんとダブルスを組む「瀬戸」くん。
しかし、彼は目の前でチラつくアンスコがため集中できず、連携はイマイチだったのでした。
「薄々気付いてたんだけど、瀬戸君の動きが悪くなるのっていつも後衛の時でしょ」
…そんな短編「アドバンテージby彼女」は、アンダースコートなお話です。
いいエピソードでした。
詳細は伏せますが、ヒロイン「小宮山さん」は(も?)やや特殊な趣味の方。
それがため、「瀬戸くん」の望みを叶えると共に、自らの趣味を受け入れてくれるようお願いしていました。
自ら脱いだアンスコをかぶせ、馬乗りになっていた「小宮山さん」
あの付近数ページは実に素敵なシチュエーションでした。
彼女いいなぁ(笑)
個人的には穿いたままのが好きなんですが。
個人的で言えば、オススメなのは「MIND CIRCUS(マインドサーカス)」
ついこないだの漫画「にょう☆どう?/高城ごーや」にて耐性あったものの、一般えっち系ではやっぱり新鮮。
もうすぐ誕生日な「時子」さんは、彼氏「勇樹」くんから温泉旅行に誘われました。
それまでお泊まりを拒否し続けていた彼女には、心配事があったのです。
…そんな訳で、お漏らし話ですね。
軽く調べてきました。
「夜尿症(やにょう・しょう)」は精神的なものから病気まで様々に原因が考えられ、やはり専門医に相談するのが良いようです。
恥ずかしさもあってなかなか難しいでしょうけど、そのまま放置するも危険だと思いますよ、「時子さん」
幸いなことに、こちらの「勇樹くん」はなかなか出来た男性でした。
そうでなくても、案外…男性はそんなんオッケーだと思いますよ。たぶん。
「時子さん」が対策として持ってきたのは、なんとオムツ。
そちらからのえっち展開になってます。
前半そんなんでしたが、後半はそれなりでやや残念。
もっとオムツ押し(笑)で、目一杯に恥ずかしい思いをしてくれても良かったかなぁ。
「ときどきドキドキ」はドジッ娘メイド派遣「マイ・レディ」の「鈴白都」さん。
起こるだろうトラブルを売りにしており、「刺激的な1日」を宣伝文句にもしていました。
なんちゅーメイド派遣だ。
えっちも想定していたようで、展開を見る限りは新手な風俗という感覚でしたが。
家事全般ダメで、道にも迷っていた「都さん」
フリーな言動と高い天然度で、”ドジッ娘メイド派遣”という会社ならばエース級。
初々しくもえっちに抵抗感なく、ぴったりなキャラでした。
たぶん胸の大きさでの”挟まっちゃいました”、な部分が好き。
主人公「高野」くんには、ぜひこの部分でえっちなイタズラをしてほしかったですね。
はたして、1日いくらで来てくれるんだろう。
遠距離な彼女「品川」さんとのえっち短編「品川さんのヤクソク」
初えっちから数ヶ月御無沙汰だったらしく、「高槻」くんがあーなのは当然のこと。
胸を強調するような服装の女「品川さん」が可愛いです。
ちょっと羨ましいですね。
積極的な彼女がため、公園でのえっちになってました。
※大城文
雰囲気としては好きな系統なキャラですが…
変に古風な喋りが特徴なヒロイン「大城文」さんの「雲散弓(くもちらすゆみ)」
一目惚れした相手「中原拓海」くんを追い、彼と同じ弓道場にて学ぶこととなったのでした。
姫のような「~じゃ」という喋りであったものの、男性には積極的な「文さん」
”好きになると止まらない”
そんな暴走キャラで、あったその日に「拓海くん」を押し倒しています。
まぁ、それはいいんですが。
なにゆえああした目立つ語尾であったのか何の説明もなく、普通に終わっていました。
個性としては違和感あり過ぎるのでやや不親切。
妄想妻「一ツ橋頼子」さんが可笑しい短編「とらんす☆めーかー」
ご近所の人妻「大野奈津美」さんと買い物に出かけた「頼子さん」は、行く先々でえっち妄想してしまうのでした。
頭の中そればっかか。
想像そのままを喋ってしまうだけでなく、同じような動きまでしていました。
中学男子よりも酷い妄想癖っぷりです。
周囲構わずなので、隣にいれば色々と楽しめそう。
彼女が1人で出掛けた際に、「奈津美さん」は走って追いかけるほどに重症でした。
ひでるさんは前半常識人に見えていた彼女のがより酷いパターンを想像したんですけどねー。
体調を崩していた恋人「美貴」の見舞いを兼ねて訪ねた「勇」
10日振りに会った彼女はなぜか別人のようにえっちに積極的で驚いていたんですが…なんと、目前に「美貴」が2人現れたのでした。
そんな「TRINITY(トリニティ)」はWヒロイン漫画。
もう1人は妹「美紅」さんでした。
当初は見落としたかと勘違いまししたよ。
漫画なので、やっぱり複数えっちな展開になるんです。
ただ、付き合っていることから秘密にしておきたいほどだった「美貴さん」が、それを容認するのが変。
自分の知らぬところでの前半は仕方ないとしても、その場か力づくで排除しようとするのでは…。
ちょっと乗れませんね。
もうひと波乱あるオチに注目です。
類稀なる声質で、”日本メゾソプラノ次世代のホープ”として期待を集める「都辻皐月(つつじ・さつき)」
しかし、まだ優勝・入賞もしていないという無冠な彼女は、極端なあがり症だったのです。
コンクールを控えた彼女は、幼馴染み「和人」に相談するのでした。
そんな表題作「きのうのわたし、あしたのわたし」
切っ掛けはそんなんですが、要するに恥ずかしがり屋な彼女を露出プレイで特訓するというもの。
まぁ、舞台に上がって一言も発せない彼女も極端ですが、その後の自らプレイを続ける彼女も相当なもの。
思わず「和人くん」が止めに走ってましたよ。
漫画ちっく過ぎです。
もう少しやりようがあるように思うんですけどねー。
※左:鈴白都さん、右:岬操さん
メイドを揃えてみました。「都さん」は面白くていいですね。
ほか、Sちっくな整体師「京子」さんの「eSSence」
彼女はバランスが悪く見える難しい髪型。(左右非対称でポニテ状にしているため縦長に見える)
これがマイナスに作用していたかな。
短編「Bravura」は自らのえっち動画をアップしている眼鏡な「岬操(みさき・みさお)」さん。
絵としては、こちらが最も安定しているように見えました。
普段は地味目な彼女の”裏の顔”ですね。
強迫する相手のホームグラウンドへノコノコと出掛けたのは、大きな失敗だと思います。
もっとサスペンス見て勉強しなさいな。
「DogWood-White」は4ページ、「待ち合わせは診察室で」は3ページというショート漫画。
おそらく掲載時はカラーだったのでしょう。
よく見掛けられますが、カラーを白黒で掲載するとどうしても画面全体が暗い感じになり、またページ少ないだけお話はそれなりで、弊害のが多め。
「川邑司」センセは上手な方なので、カラーで収録できなかったのは非常に残念。
前者は眼鏡・ポニーテールなバーテン「瑞希」さん、後者は医師「菫(すみれ)」さんとのえっちです。
細線のすっきり系。
ふんわり・柔らかで、優しいタッチの作画になってます。
濃淡は控えめながらもしっかり要所を押さえられており、見辛さはありません。
特に人物絵は優れておりました。
漫画の可愛らしさを残した、スラリと格好の良いもの。
それぞれタイミングでの表情は抜群で、細かい心情まで表現されていました。
収録は08年から10年という原稿。
たまに崩れっぽいところもありましたが、些細な程度です。
あまり時期は気にしなくても大丈夫でしょう。
大きく変化はないので、判断については↓表紙・裏表紙でどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: まだ不安定な部分もありましたが、綺麗な作画でした。
・話3: 引っ掛かる短編のが多かったです。
・独3: 片鱗は見えましたが、まだまだという感覚。
合計:[10/15]
一般での無難な線よりも、よりフェチ度高くできそうな成年系のがいいのではないかなぁ。
次巻ではもっとはっちゃけてほしいです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・コスチューム
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、12話収録(うち2話はショート)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「川邑司(かわむら・つかさ)」センセの「きのうのわたし、あしたのわたし」です。
アドバンス用の「ゼビウス」を買いました。
久々にやりましたが…やっぱ難しいですね。
どうしても1回目登場の要塞「アンドア・ジェネシス」が突破できません。
(※ちなみに、ひでるさんはシューティングが泣くほど苦手)
また、ザッパー・ブラスターの双方を同時に扱うのがどうしてもダメなんですよ。
るるる。
さて、そんな前置きとはまったく関係なく、本日は「川邑司」センセ。
おそらく、こちらの「きのうのわたし、あしたのわたし」が初単行本でしょう。
一般えっち系での短編集になっていました。
やや地味目ですが、綺麗な絵がなかなか良い感じ。
個人的にお話については微妙なもの多かったものの、ちらほら好みな感じのもありました。
※左:小宮山さん、右:時子さん
あるいはお尻系かもしれませんね。
女子ナンバーワンという実力な「小宮山」さんとダブルスを組む「瀬戸」くん。
しかし、彼は目の前でチラつくアンスコがため集中できず、連携はイマイチだったのでした。
「薄々気付いてたんだけど、瀬戸君の動きが悪くなるのっていつも後衛の時でしょ」
…そんな短編「アドバンテージby彼女」は、アンダースコートなお話です。
いいエピソードでした。
詳細は伏せますが、ヒロイン「小宮山さん」は(も?)やや特殊な趣味の方。
それがため、「瀬戸くん」の望みを叶えると共に、自らの趣味を受け入れてくれるようお願いしていました。
自ら脱いだアンスコをかぶせ、馬乗りになっていた「小宮山さん」
あの付近数ページは実に素敵なシチュエーションでした。
彼女いいなぁ(笑)
個人的には穿いたままのが好きなんですが。
個人的で言えば、オススメなのは「MIND CIRCUS(マインドサーカス)」
ついこないだの漫画「にょう☆どう?/高城ごーや」にて耐性あったものの、一般えっち系ではやっぱり新鮮。
もうすぐ誕生日な「時子」さんは、彼氏「勇樹」くんから温泉旅行に誘われました。
それまでお泊まりを拒否し続けていた彼女には、心配事があったのです。
…そんな訳で、お漏らし話ですね。
軽く調べてきました。
「夜尿症(やにょう・しょう)」は精神的なものから病気まで様々に原因が考えられ、やはり専門医に相談するのが良いようです。
恥ずかしさもあってなかなか難しいでしょうけど、そのまま放置するも危険だと思いますよ、「時子さん」
幸いなことに、こちらの「勇樹くん」はなかなか出来た男性でした。
そうでなくても、案外…男性はそんなんオッケーだと思いますよ。たぶん。
「時子さん」が対策として持ってきたのは、なんとオムツ。
そちらからのえっち展開になってます。
前半そんなんでしたが、後半はそれなりでやや残念。
もっとオムツ押し(笑)で、目一杯に恥ずかしい思いをしてくれても良かったかなぁ。
「ときどきドキドキ」はドジッ娘メイド派遣「マイ・レディ」の「鈴白都」さん。
起こるだろうトラブルを売りにしており、「刺激的な1日」を宣伝文句にもしていました。
なんちゅーメイド派遣だ。
えっちも想定していたようで、展開を見る限りは新手な風俗という感覚でしたが。
家事全般ダメで、道にも迷っていた「都さん」
フリーな言動と高い天然度で、”ドジッ娘メイド派遣”という会社ならばエース級。
初々しくもえっちに抵抗感なく、ぴったりなキャラでした。
たぶん胸の大きさでの”挟まっちゃいました”、な部分が好き。
主人公「高野」くんには、ぜひこの部分でえっちなイタズラをしてほしかったですね。
はたして、1日いくらで来てくれるんだろう。
遠距離な彼女「品川」さんとのえっち短編「品川さんのヤクソク」
初えっちから数ヶ月御無沙汰だったらしく、「高槻」くんがあーなのは当然のこと。
胸を強調するような服装の女「品川さん」が可愛いです。
ちょっと羨ましいですね。
積極的な彼女がため、公園でのえっちになってました。
※大城文
雰囲気としては好きな系統なキャラですが…
変に古風な喋りが特徴なヒロイン「大城文」さんの「雲散弓(くもちらすゆみ)」
一目惚れした相手「中原拓海」くんを追い、彼と同じ弓道場にて学ぶこととなったのでした。
姫のような「~じゃ」という喋りであったものの、男性には積極的な「文さん」
”好きになると止まらない”
そんな暴走キャラで、あったその日に「拓海くん」を押し倒しています。
まぁ、それはいいんですが。
なにゆえああした目立つ語尾であったのか何の説明もなく、普通に終わっていました。
個性としては違和感あり過ぎるのでやや不親切。
妄想妻「一ツ橋頼子」さんが可笑しい短編「とらんす☆めーかー」
ご近所の人妻「大野奈津美」さんと買い物に出かけた「頼子さん」は、行く先々でえっち妄想してしまうのでした。
頭の中そればっかか。
想像そのままを喋ってしまうだけでなく、同じような動きまでしていました。
中学男子よりも酷い妄想癖っぷりです。
周囲構わずなので、隣にいれば色々と楽しめそう。
彼女が1人で出掛けた際に、「奈津美さん」は走って追いかけるほどに重症でした。
ひでるさんは前半常識人に見えていた彼女のがより酷いパターンを想像したんですけどねー。
体調を崩していた恋人「美貴」の見舞いを兼ねて訪ねた「勇」
10日振りに会った彼女はなぜか別人のようにえっちに積極的で驚いていたんですが…なんと、目前に「美貴」が2人現れたのでした。
そんな「TRINITY(トリニティ)」はWヒロイン漫画。
もう1人は妹「美紅」さんでした。
当初は見落としたかと勘違いまししたよ。
漫画なので、やっぱり複数えっちな展開になるんです。
ただ、付き合っていることから秘密にしておきたいほどだった「美貴さん」が、それを容認するのが変。
自分の知らぬところでの前半は仕方ないとしても、その場か力づくで排除しようとするのでは…。
ちょっと乗れませんね。
もうひと波乱あるオチに注目です。
類稀なる声質で、”日本メゾソプラノ次世代のホープ”として期待を集める「都辻皐月(つつじ・さつき)」
しかし、まだ優勝・入賞もしていないという無冠な彼女は、極端なあがり症だったのです。
コンクールを控えた彼女は、幼馴染み「和人」に相談するのでした。
そんな表題作「きのうのわたし、あしたのわたし」
切っ掛けはそんなんですが、要するに恥ずかしがり屋な彼女を露出プレイで特訓するというもの。
まぁ、舞台に上がって一言も発せない彼女も極端ですが、その後の自らプレイを続ける彼女も相当なもの。
思わず「和人くん」が止めに走ってましたよ。
漫画ちっく過ぎです。
もう少しやりようがあるように思うんですけどねー。
※左:鈴白都さん、右:岬操さん
メイドを揃えてみました。「都さん」は面白くていいですね。
ほか、Sちっくな整体師「京子」さんの「eSSence」
彼女はバランスが悪く見える難しい髪型。(左右非対称でポニテ状にしているため縦長に見える)
これがマイナスに作用していたかな。
短編「Bravura」は自らのえっち動画をアップしている眼鏡な「岬操(みさき・みさお)」さん。
絵としては、こちらが最も安定しているように見えました。
普段は地味目な彼女の”裏の顔”ですね。
強迫する相手のホームグラウンドへノコノコと出掛けたのは、大きな失敗だと思います。
もっとサスペンス見て勉強しなさいな。
「DogWood-White」は4ページ、「待ち合わせは診察室で」は3ページというショート漫画。
おそらく掲載時はカラーだったのでしょう。
よく見掛けられますが、カラーを白黒で掲載するとどうしても画面全体が暗い感じになり、またページ少ないだけお話はそれなりで、弊害のが多め。
「川邑司」センセは上手な方なので、カラーで収録できなかったのは非常に残念。
前者は眼鏡・ポニーテールなバーテン「瑞希」さん、後者は医師「菫(すみれ)」さんとのえっちです。
細線のすっきり系。
ふんわり・柔らかで、優しいタッチの作画になってます。
濃淡は控えめながらもしっかり要所を押さえられており、見辛さはありません。
特に人物絵は優れておりました。
漫画の可愛らしさを残した、スラリと格好の良いもの。
それぞれタイミングでの表情は抜群で、細かい心情まで表現されていました。
収録は08年から10年という原稿。
たまに崩れっぽいところもありましたが、些細な程度です。
あまり時期は気にしなくても大丈夫でしょう。
大きく変化はないので、判断については↓表紙・裏表紙でどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: まだ不安定な部分もありましたが、綺麗な作画でした。
・話3: 引っ掛かる短編のが多かったです。
・独3: 片鱗は見えましたが、まだまだという感覚。
合計:[10/15]
一般での無難な線よりも、よりフェチ度高くできそうな成年系のがいいのではないかなぁ。
次巻ではもっとはっちゃけてほしいです。
きのうのわたし、あしたのわたし (アクションコミックス) (2010/10/12) 川邑 司 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■ラブバイト (大嶋亮)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「とある日の演劇部」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大嶋亮(おおしま・りょう)」センセの「ラブバイト」です。
いきなりですが、ここで1つお願いから。
今回の「ラブバイト」は、中編・短編などに多くのヒロインが登場しているんですが、収録中で最も刺さったのが短編「サマー・エモーション」
褐色肌・金髪な、スペインはマドリード出身の「エリザ・アギレラ」さんです。
うっわ、彼女いいなぁー。
ヒロインの「エリザさん」は大人っぽくも可愛らしい方で、後半のアルコール入った、ほんのり赤い顔がキュートでした。
迫力あるスタイルを包む軽装はまた魅力的。
紹介帯には彩色された小さいイラストありましたが、カラー(表紙とかね)に登場しなかったのは残念。
なお、お話は、京都に到着した彼女に声をかけた「藤原マコト」くんが清水寺ほか一緒に各地を巡るというもの。
たっぷりページのえっちシーンが嬉しいです。
ラストのあっさりした対応は…あっちの人ちっくなのかなぁ。
ただ、「マコトくん」を含めてお互い後に引きそうな感じなく、スッパリ爽やかさあるものでした。
※エリザ・アギレラ
左の初登場部分から素敵でした。…パンツの丈違わない?
まだ彼女は日本を旅してるようだったので、次の土地でのエピソードを本気で期待します。
「大嶋亮」センセ、「コアマガジン」編集さま、なにとぞご検討のほど、宜しくお願い致します。
地面に頭をこすりつけてお願い。
まぁ…見てないか。
そんな訳で、2冊目「ラブバイト」の「大嶋亮」センセ。
ブログでは「悦びに咲く軀」を紹介しております。
収録は約半分を占める中編と、短編による構成。
↓表紙について前回書いていましたが、こちらは良いですね。
濃い目な色使いで、縦長な枠にガッチリおさまっていました。
窮屈そうな胸がえっちです。
カバー裏と繋がっている裏表紙ほか、折り返し部分は前後くっつくのでお試しあれ。
さて、やや変則的な流れですが、全5話のメイン中編「とある日の演劇部」から。
文化祭の舞台に向け、稽古に励む演劇部。
主人公「下柳和彦」は演出の「森沢あかり」によって、1年生ながら主役級の役に抜擢されていました。
こうして憧れる先輩「樋口美卯」の相手役となった彼。
”役のリアルさを追求する”ことで有名だった「美卯」は、役柄そのまま彼とえっちするんですが…あくまでも演技だけの関係にショックを受けるのです。
そうした2人の関係を目撃した幼馴染み「武藤琴音」は、思いきって「和彦」に告白。
また、芝居のパートナーという認識だった「美卯」も、「あかり」とえっちしていた「和彦」の姿によって、自分の気持ちに気付いてしまうのでした。
大雑把には、だいたいそんな感じ。
【とある日の演劇部 キャラクターズ】
※先輩(3年)
「森沢あかり(演出)」
「樋口美卯」 -友人- 「菅野」
↑憧れ
※1年 ↑
「下柳和彦」 ←好き(幼馴染み)← 「武藤琴音」
だいたい上記5名による、演劇部のお話。
完全に演出目的だった「あかりさん」は別にして、ヒロイン「美卯さん」・「琴音さん」が「和彦くん」の争奪戦を繰り広げるのです。
※左から樋口美卯、森沢あかり、菅野さん、武藤琴音
実は「菅野さん」が最も気になります(笑)
1話目は「美卯さん」との稽古風景。
元娼婦という役柄なため、「美卯さん」はえっちするようお願いしてきたのでした。
体験したネタしか漫画にできない、「ノンフィクションで行こう!(※「きみおたまこ」センセ)」の演劇版という感じ。
ぜひ、様々な役に挑戦してもらいたいいですね(笑)
切っ掛けはどうであれ、部に入った目的でもある憧れな先輩とのえっち関係は、願ったり・叶ったり。
「和彦くん」の気持ちは分からんでもないですけど、とりあえずは現状に満足しなさいな。
”役作りの手伝い”ということで、毎日えっち関係にあるという2話目。
おお、一度だけじゃないのね。
羨ましい。
ショックを受けた彼を説得した「菅野さん」
半開きな目の特徴的な方で、なかなかの常識人として描かれていました。
個性的な演劇部を裏でまとめてるのはこの娘かな。
サービスシーンがなかったのは残念。
番外編とかないかなぁ。
こちらのえっち相手は演出の「あかりさん」
タイプ異なるものの、リアルな演技を追及する傾向は「美卯さん」と同じですね。
緊張感ある芝居のため、「和彦くん」を屋上えっちに誘っていました。
やたら嬉しそうな表情に注目。
また、結果的には「和彦くん」・「美卯さん」の変な関係を促すという重要な役回りでもありました。
30分休憩~という2話から直接続いている3話目。
ワンポイントですが、先の「菅野さん」がまたいい表情だったので注目下さい。
メインは家が近所の幼馴染み「琴音さん」
同じ演劇部というのは…「琴音さん」が追っかけたのかな。
彼女は「美卯さん」との役作りえっちを目撃しており、それによって決意を固めた様子。
また目撃されるパターンなんですが、皆さん周囲の目には気をつけて下さいね。
外(学校)でし過ぎ。
なお、「和彦くん」は流され系で次々にえっちしていましたが、いちおう「美卯さん」との1話目と違って明らかに消極的でしたよ。
そして、揺れる「美卯さん」の心情が描かれる4話目。
積極的な「琴音さん」との直接対決になっていました。
おそらくは危機感かなー。
大胆でしたよ。
しかし、2人がバトっている中、「和彦くん」はなすがまま。
ハラハラしてる1コマ目が可笑しいです。
アンタも何か言いなさいよ。
特に後半の展開は、彼にとって大変驚くべき流れだと思うんですけどね。
最終の5話目が文化祭当日・決着話です。
なにげに可愛らしい反応をしていた「あかりさん」
抜擢した件を含め、何らかの好意はあったでしょうねー。
後半にもちょろっと顔を出してましたが、「菅野さん」ともども良い感じでした。
どんなラストになるか、本編をご期待下さい。
揉めたり説得したり、ヒロインらは非常にいい感じでした。
※左:秘書さん、右:土地神さま
古めな原稿でも作画は高いレベルです。
カラーのショート「prologue プロローグ」と「MY SAD LOVE」は同じ話でいいのかな。
IT企業「白井シーテック」の社長の歪んだ愛情話。
まぁ、美人秘書とのえっちプレイを楽しんでください。
そのうち和解できそうかな。
冒頭をカラーで飾る「ツン看 ~ツンな看護婦お姉さん~」はショート話。
こんなナースいないだろうなぁ(笑)
「君が見ていた」は「小島」くんと巫女さんみたいな、「この土地の神様」
収録ヒロインでもっとも可愛らしい雰囲気で描かれていました。
袖から手が出ないところがポイントでしょう。
濃い目な線の絵柄。
乱れなくキッチリ引かれ、描き込み具合は丁寧で適度なくらい。
黒の目立つ濃淡はやや強めでしたが、ページ全体では丁度良い見栄えでした。
むちっとしたボリュームのある人物絵。
心なしか以前よりカドが取れ、親しみ易さがありました。
秘書さんのような色気満載な方から、演劇部の面々、褐色肌の外人さんまで、ヒロインの幅も広め。
特に新しい原稿は大小コマに安定感があります。
カラーでもそう変化はないので、↓表紙、あるいは紹介帯が判断になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 前半・後半で差があったので。極端な落差ではないですが。
・話4: 演劇部の揉めるストーリー展開は結構好き。
・独4: 迫力あるスタイルを堪能できます。
合計:[12/15]
やっぱり「エリザさん」かなー。
ブログ書く際に2週目を読みましたが、カチっと目に止まるのは彼女でした。
また、えっち参加なかったため、逆に「菅野さん」が気になります。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「とある日の演劇部」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大嶋亮(おおしま・りょう)」センセの「ラブバイト」です。
いきなりですが、ここで1つお願いから。
今回の「ラブバイト」は、中編・短編などに多くのヒロインが登場しているんですが、収録中で最も刺さったのが短編「サマー・エモーション」
褐色肌・金髪な、スペインはマドリード出身の「エリザ・アギレラ」さんです。
うっわ、彼女いいなぁー。
ヒロインの「エリザさん」は大人っぽくも可愛らしい方で、後半のアルコール入った、ほんのり赤い顔がキュートでした。
迫力あるスタイルを包む軽装はまた魅力的。
紹介帯には彩色された小さいイラストありましたが、カラー(表紙とかね)に登場しなかったのは残念。
なお、お話は、京都に到着した彼女に声をかけた「藤原マコト」くんが清水寺ほか一緒に各地を巡るというもの。
たっぷりページのえっちシーンが嬉しいです。
ラストのあっさりした対応は…あっちの人ちっくなのかなぁ。
ただ、「マコトくん」を含めてお互い後に引きそうな感じなく、スッパリ爽やかさあるものでした。
※エリザ・アギレラ
左の初登場部分から素敵でした。…パンツの丈違わない?
まだ彼女は日本を旅してるようだったので、次の土地でのエピソードを本気で期待します。
「大嶋亮」センセ、「コアマガジン」編集さま、なにとぞご検討のほど、宜しくお願い致します。
地面に頭をこすりつけてお願い。
まぁ…見てないか。
そんな訳で、2冊目「ラブバイト」の「大嶋亮」センセ。
ブログでは「悦びに咲く軀」を紹介しております。
収録は約半分を占める中編と、短編による構成。
↓表紙について前回書いていましたが、こちらは良いですね。
濃い目な色使いで、縦長な枠にガッチリおさまっていました。
窮屈そうな胸がえっちです。
カバー裏と繋がっている裏表紙ほか、折り返し部分は前後くっつくのでお試しあれ。
さて、やや変則的な流れですが、全5話のメイン中編「とある日の演劇部」から。
文化祭の舞台に向け、稽古に励む演劇部。
主人公「下柳和彦」は演出の「森沢あかり」によって、1年生ながら主役級の役に抜擢されていました。
こうして憧れる先輩「樋口美卯」の相手役となった彼。
”役のリアルさを追求する”ことで有名だった「美卯」は、役柄そのまま彼とえっちするんですが…あくまでも演技だけの関係にショックを受けるのです。
そうした2人の関係を目撃した幼馴染み「武藤琴音」は、思いきって「和彦」に告白。
また、芝居のパートナーという認識だった「美卯」も、「あかり」とえっちしていた「和彦」の姿によって、自分の気持ちに気付いてしまうのでした。
大雑把には、だいたいそんな感じ。
【とある日の演劇部 キャラクターズ】
※先輩(3年)
「森沢あかり(演出)」
「樋口美卯」 -友人- 「菅野」
↑憧れ
※1年 ↑
「下柳和彦」 ←好き(幼馴染み)← 「武藤琴音」
だいたい上記5名による、演劇部のお話。
完全に演出目的だった「あかりさん」は別にして、ヒロイン「美卯さん」・「琴音さん」が「和彦くん」の争奪戦を繰り広げるのです。
※左から樋口美卯、森沢あかり、菅野さん、武藤琴音
実は「菅野さん」が最も気になります(笑)
1話目は「美卯さん」との稽古風景。
元娼婦という役柄なため、「美卯さん」はえっちするようお願いしてきたのでした。
体験したネタしか漫画にできない、「ノンフィクションで行こう!(※「きみおたまこ」センセ)」の演劇版という感じ。
ぜひ、様々な役に挑戦してもらいたいいですね(笑)
切っ掛けはどうであれ、部に入った目的でもある憧れな先輩とのえっち関係は、願ったり・叶ったり。
「和彦くん」の気持ちは分からんでもないですけど、とりあえずは現状に満足しなさいな。
”役作りの手伝い”ということで、毎日えっち関係にあるという2話目。
おお、一度だけじゃないのね。
羨ましい。
ショックを受けた彼を説得した「菅野さん」
半開きな目の特徴的な方で、なかなかの常識人として描かれていました。
個性的な演劇部を裏でまとめてるのはこの娘かな。
サービスシーンがなかったのは残念。
番外編とかないかなぁ。
こちらのえっち相手は演出の「あかりさん」
タイプ異なるものの、リアルな演技を追及する傾向は「美卯さん」と同じですね。
緊張感ある芝居のため、「和彦くん」を屋上えっちに誘っていました。
やたら嬉しそうな表情に注目。
また、結果的には「和彦くん」・「美卯さん」の変な関係を促すという重要な役回りでもありました。
30分休憩~という2話から直接続いている3話目。
ワンポイントですが、先の「菅野さん」がまたいい表情だったので注目下さい。
メインは家が近所の幼馴染み「琴音さん」
同じ演劇部というのは…「琴音さん」が追っかけたのかな。
彼女は「美卯さん」との役作りえっちを目撃しており、それによって決意を固めた様子。
また目撃されるパターンなんですが、皆さん周囲の目には気をつけて下さいね。
外(学校)でし過ぎ。
なお、「和彦くん」は流され系で次々にえっちしていましたが、いちおう「美卯さん」との1話目と違って明らかに消極的でしたよ。
そして、揺れる「美卯さん」の心情が描かれる4話目。
積極的な「琴音さん」との直接対決になっていました。
おそらくは危機感かなー。
大胆でしたよ。
しかし、2人がバトっている中、「和彦くん」はなすがまま。
ハラハラしてる1コマ目が可笑しいです。
アンタも何か言いなさいよ。
特に後半の展開は、彼にとって大変驚くべき流れだと思うんですけどね。
最終の5話目が文化祭当日・決着話です。
なにげに可愛らしい反応をしていた「あかりさん」
抜擢した件を含め、何らかの好意はあったでしょうねー。
後半にもちょろっと顔を出してましたが、「菅野さん」ともども良い感じでした。
どんなラストになるか、本編をご期待下さい。
揉めたり説得したり、ヒロインらは非常にいい感じでした。
※左:秘書さん、右:土地神さま
古めな原稿でも作画は高いレベルです。
カラーのショート「prologue プロローグ」と「MY SAD LOVE」は同じ話でいいのかな。
IT企業「白井シーテック」の社長の歪んだ愛情話。
まぁ、美人秘書とのえっちプレイを楽しんでください。
そのうち和解できそうかな。
冒頭をカラーで飾る「ツン看 ~ツンな看護婦お姉さん~」はショート話。
こんなナースいないだろうなぁ(笑)
「君が見ていた」は「小島」くんと巫女さんみたいな、「この土地の神様」
収録ヒロインでもっとも可愛らしい雰囲気で描かれていました。
袖から手が出ないところがポイントでしょう。
濃い目な線の絵柄。
乱れなくキッチリ引かれ、描き込み具合は丁寧で適度なくらい。
黒の目立つ濃淡はやや強めでしたが、ページ全体では丁度良い見栄えでした。
むちっとしたボリュームのある人物絵。
心なしか以前よりカドが取れ、親しみ易さがありました。
秘書さんのような色気満載な方から、演劇部の面々、褐色肌の外人さんまで、ヒロインの幅も広め。
特に新しい原稿は大小コマに安定感があります。
カラーでもそう変化はないので、↓表紙、あるいは紹介帯が判断になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 前半・後半で差があったので。極端な落差ではないですが。
・話4: 演劇部の揉めるストーリー展開は結構好き。
・独4: 迫力あるスタイルを堪能できます。
合計:[12/15]
やっぱり「エリザさん」かなー。
ブログ書く際に2週目を読みましたが、カチっと目に止まるのは彼女でした。
また、えっち参加なかったため、逆に「菅野さん」が気になります。
ラブバイト(メガストアコミックス) (メガストアコミックスシリーズ No. 281) (2010/10/19) 大嶋 亮 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■Yah!透明人間 (おおとりりゅうじ)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]SF・ドタバタ
・おまけ: カバー裏に別絵・4コマ・あとがき。
・その他: カラー(6P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「おおとりりゅうじ」センセの「Yah!透明人間」です。
ウィキペディアに”透明人間はSFや怪奇小説…”と書いてあったので、↑あちらの属性はSFとしてみました。
まぁ、単語から察せられるような雰囲気ではないですけどね。
そんな訳で、本日は「Yah!透明人間」です。
「ヒット出版社」さんのHPでタイトルを見た際には、”まさしく求めていた題材!”と期待したんですが…。
あっれー??
題材・えっち部分はいいんですが、お話などがイマイチ。
残念ながら、まったく刺さりませんでした。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きます)
※左:優等生「清水鷹子」、右:新聞部「小宮山悦子」
せめてメインヒロインが逆ならば良かったのに…
描かれている「おおとりりゅうじ」センセは、「TheBLACK MAGES」、「インクリメントRO」、「胎内温度」、「DNA×AND」などをブログで紹介してます。
それら以外のもう1冊を含め、なんだか…だんだん合わない感じです。
絵柄は好きな方なんですけどね。
表題「Yah!透明人間」の長編漫画となっています。
全8話、1巻にて完結。
タイトルそのまま透明人間と女生徒らのえっちが描かれており、ペカペカとお気軽な雰囲気。
細かな心情がどうとか、ブラック的な展開などはありませんでした。
主人公「高山トオル」は平凡な学生。
しかし、彼の祖父はいわゆるマッドサイエンティストでした。
研究していた”透明人間になれる薬”を60年という年月をかけて発明したものの、年齢がために大事な部分は役に立たなくなっていたのです。
そこで、薬を「トオル」に渡し、自らの夢を孫に託したのでした。
だいたいそんなお話。
透明人間のドタバタ漫画です。
コメディーというほど可笑しさなく、ラブ要素が薄いためラブコメでもありません。
えっちシーンを含めて、”ドタバタ漫画”という表現が最も適当かと思います。
いちおう長編なんですが、ほとんどのヒロインは各話だけの出演で刹那的。
(※軽く顔を見せてるくらいはあるみたい)
そのため、ヒロインとのえっちの喜びはあまりありません。
似た感じの娘が多く、区別も付き辛いです。
連続長編という良さはあまりなく、ストーリーも砂利道を走っているようにガタガタとしたもの。
これならば、透明人間を題材に短編、あるいはオムニバス的にしたほうが良かったかも。
初・透明人間という1話目。
祖父から薬を受け取った際は、半信半疑な「トオルくん」
普通ならば、貰った際に「とりあえず…」って、試してみると思うんですが。
この「トオルくん」はじじいを信用しているのか、直前になっていきなり服用していました。
ひでるさんならば、一口祖父に飲ませて安全性を確かめますが(笑)
だいたい、彼は透明になった姿を鏡で見たりもしていないんですねー。
(※手足消えたことで、いきなり全裸になってる)
初チャレンジなので、このあたりは相当に違和感がありました。
なお、えっち相手は成績トップな優等生「清水鷹子」さん。
彼女可愛いんですが、その後まったく登場しておりませんでした。
もしこの1話だけの短編なら、先に述べたような強引さはあってもお話としては適当だったかと思います。
”すっぱ抜き”で教師からも恐れられている、新聞部の部長「小宮山悦子」登場の2話目。
実は、彼女が漫画での正ヒロインになってます。
そのため、これ以降は各話でちらほら顔を見せるんですが…オールバックちっくな前髪+お下げ、という妙な印象の髪型で、太めな眉毛に丸眼鏡と、クドい個性のある方。
メインという割に通常時のビジュアルがあまりに弱く、嬉しくありません。
(※いちおう、髪を解くとそれなりな感じになる)
こちらの前半にて、「悦子さん」は「トオルくん」を放課後視聴覚室まで来るように伝えているんですが、
「ちゃんと見える姿で…ね」
とか言っています。
絶体絶命、の筈なんですけど…結局は呼び出しをばっちり無視していたほか、正体を掴んでいるような思わせぶりな彼女もほったらかされます。
彼女の行動がいまいち理解できません。
ひでるさんの頭が悪いのはもう仕方ないですが、これは描き切れてもいないのではないかなぁ。
また、そんなんに対して、
「オレをさえぎる理由にはならないのさ!」
とかなんとか、まるで「トオルくん」は気にしていませんでした。
同意を得ないえっちという、犯罪行為を繰り返しているんですが、彼は発明した祖父ほど女性に飢えた雰囲気はありません。
そりゃー興味なり欲望なりはあるでしょうけれど、彼が女性にエロいこと続ける理由に乏しいのです。
先の台詞からは罪悪感が見えず、透明化えっちについてゲーム的に考えている感じがしました。
そんなんが主人公です。
こちらの相手は水泳部の「秋山」さん。
途中で彼女好きだった「一乃」さんに発見され、勘違いした彼女が百合えっちに持ち込み、それに乱入する流れ。
彼女はそっち趣味ですよね。
しかし、いかに「トオルくん」が透明とはいえ、普通に受け入れているのは変。
気分的に盛り上がっていたとはいえ、”得体の知れない何らか”が加わっていることを不審に考えないものかなぁ。
眼鏡の教師「渡辺」さんとの3話は授業中。
…ってことは、「トオルくん」サボリ扱いになってるんですよね。
ここのシチュエーションは正直好みなんですが、あれはやり過ぎ。
生徒らの目前にて、大変なことになってます。
しかし、誰も助けたりなんだりしないのね。
付き合っている体育教師の「大久保」とのオチはコメディーちっくです。
※茶道部の3名
登場1話だけなのが勿体ないキャラもちらほら。
先の新聞部「悦子さん」の活動によって、”捕えた者に100万円”という懸賞金のかけられる4話目。
このあたりから、「トオルくん」はあえて危険を冒すようなことをするようになります。
よりゲーム的な感覚になってますね。
果敢に挑戦したい気持ちは分からんでもないですが…バレた際のことは何も考えてないのかな。
えっち相手は茶道部の3名。
部長さんが部員「三井」さん・「レイチェル」さんという2人に百合えっちをさせ、誘い出されたところを捕まえるという考えでした。
…これが特に後先考えてない行動。
透明なままの「トオルくん」をしっかり捕まえるなど、ハッキリ言って作戦は成功していたものの、特に捕縛したりもしないまま、なぜかえっち勝負みたいなことをしていました。
部室を大きくしたいのではなかったの?
「ただの返り討ちにあっただけ」
とか本人言っていたそのまま、単にえっちをしただけのこと。
部長さんは初めてだったらしく、そんなんが「まだ相手が2人残っている~」とか自信ありげに言い放っているのが実に意味不明でした。
続いて100万円ゲットを狙う5話は、各部が共同して罠を張ったお話です。
”電流爆破有刺鉄線火炎地獄形式”というプロレスリングが仕掛け。
ここに野球部のキャプテン「工藤」さんが囮として入り、リングコスチュームで待ち受けるというもの。
まぁ、漫画よね。
本気で捕えたいなら、袋の鼠になるだろうことを隠しておくと思うんですけど…。
はっきり檻を見せつつ餌を置く、という対動物ちっくな仕掛け。
これで捕まえようと考えてる各部員、「悦子さん」は相当に変。
さらには、爆破だの電流だの火炎だのに囲まれつつもえっちしてる「トオルくん」はだいぶ重症。
誰も彼もキ印な集団ですねー。
えっち最中にはピッチングマシーンで攻撃されるほか、弓道部部長の「菊池」からは矢を射られていました。
ここも実に変なんですよ。
「工藤さん」の体勢から、そりゃーだいたいの位置を想定するでしょうけれど、”矢が当たらなかった”ことにやたら疑問をもつのはおかしい。
普通なら、体勢が考えと違っていたか、よけられたか、って思う筈でしょ。
細かいですが、クレーンが作動しなかった理由も特に説明されてません。
なんで?
直接続く6話は、問題発生なお話。
どうにも困った「トオルくん」でしたが、
「素っ裸で町中に出て行くのは気が引ける…」
とか考えていました。
あれだけ裸で校内を闊歩し、大勢が目撃してる前でえっちしてるのに??
それに事態はただ事でなく、恥ずかしいとか言ってる場合ではないと思いますが…。
えっち相手は、彼氏のいるツインテールな女の子。
透明人間の話題が大々的になっている学校で、また明らかな感覚があるというのに、”想像”として片付けているのは変。
だいたい校庭・ド真ん中でのことだったので、”周囲に大勢いた学生らが誰も捕まえようとしない”のはもっと変だと思います。
100万円は継続してるんでしょ?
※左:教師「渡辺先生」、右:野球部「工藤さん」
授業中なのは良かったんですが…やり過ぎ。
成年漫画のラストらしく、大乱交となる7話、8話目が最終エピソード。
詳細はいちおう伏せますね。
ここで「悦子さん」は、「矢のすり抜け」とか、やはり見えてたかのような事を言ってますね。
「性交の虚実があやふや」というのも、現場に体液が残ってるでしょ。
ちゃんと調べて下さい。
被害者女性らが肯定的なのも都合良い感じですね。
また、この漫画の最大の問題点。
結局、「悦子さん」は透明人間が誰だか、知ってたのか、知らなかったのか。
視聴覚室へ「トオルくん」を呼び出し、はっきりフルネームを呼んでいた彼女は、やはり明確に正体を知っていたようなんですが…なんなんだろう。
また、意識しているのはいいとして、恋心っぽくなっているのがよく分かりません。
安っぽいなぁ。
なお、久しぶりにじじい登場しているんですけど、彼女の目の前で透明になっているというのに、後にあれで誘い出されるのは、”非常に違和感”がありました。
以上、思ったまま書かせて頂きました。
そもそも、「トオルくん」が頻繁に透明になる、危険を冒してまでえっちし続ける理由がよく分かりません。
学園内だけ、というのも同様。
あれ程の成果があるならば、身近・危険な学園内ではなく、憧れのアイドルとか狙うものでは?
しなやかな細線の絵柄。
デジタルの洗練された感じで、描き込み・濃淡は適度なもの。
全体はごっちゃりしていて、コマ割りの変化も大きめ。
綺麗なんですが、やや見辛さを感じました。
ふんわりとした女性キャラは肉付きよく、健康的なお色気。
ただ、ヒロインらは性格・外観どちらも個性弱く登場も1回限りで、またメインの「悦子さん」はかなりアクの強いキャラ。
ちょっと微妙。
判断は↓表紙などでどうぞ。
絵柄より、お話のが問題だと思いますが。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ごめんなさい、「悦子さん」でマイナスしてます。
・話1: 個人的に違和感ばかり。楽しめませんでした。
・独2: これなら1話目だけで十分。
合計:[7/15]
前述した「ヒット出版社」さんのページでは、サンプル画と共に4話目がまるまる読めました。
購入前の参考としては最適でしょう。
「おおとりりゅうじ」センセの過去単行本でひでるさんと同じような感覚あった方は、先にチェックしてみるのがオススメです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]SF・ドタバタ
・おまけ: カバー裏に別絵・4コマ・あとがき。
・その他: カラー(6P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「おおとりりゅうじ」センセの「Yah!透明人間」です。
ウィキペディアに”透明人間はSFや怪奇小説…”と書いてあったので、↑あちらの属性はSFとしてみました。
まぁ、単語から察せられるような雰囲気ではないですけどね。
そんな訳で、本日は「Yah!透明人間」です。
「ヒット出版社」さんのHPでタイトルを見た際には、”まさしく求めていた題材!”と期待したんですが…。
あっれー??
題材・えっち部分はいいんですが、お話などがイマイチ。
残念ながら、まったく刺さりませんでした。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きます)
※左:優等生「清水鷹子」、右:新聞部「小宮山悦子」
せめてメインヒロインが逆ならば良かったのに…
描かれている「おおとりりゅうじ」センセは、「TheBLACK MAGES」、「インクリメントRO」、「胎内温度」、「DNA×AND」などをブログで紹介してます。
それら以外のもう1冊を含め、なんだか…だんだん合わない感じです。
絵柄は好きな方なんですけどね。
表題「Yah!透明人間」の長編漫画となっています。
全8話、1巻にて完結。
タイトルそのまま透明人間と女生徒らのえっちが描かれており、ペカペカとお気軽な雰囲気。
細かな心情がどうとか、ブラック的な展開などはありませんでした。
主人公「高山トオル」は平凡な学生。
しかし、彼の祖父はいわゆるマッドサイエンティストでした。
研究していた”透明人間になれる薬”を60年という年月をかけて発明したものの、年齢がために大事な部分は役に立たなくなっていたのです。
そこで、薬を「トオル」に渡し、自らの夢を孫に託したのでした。
だいたいそんなお話。
透明人間のドタバタ漫画です。
コメディーというほど可笑しさなく、ラブ要素が薄いためラブコメでもありません。
えっちシーンを含めて、”ドタバタ漫画”という表現が最も適当かと思います。
いちおう長編なんですが、ほとんどのヒロインは各話だけの出演で刹那的。
(※軽く顔を見せてるくらいはあるみたい)
そのため、ヒロインとのえっちの喜びはあまりありません。
似た感じの娘が多く、区別も付き辛いです。
連続長編という良さはあまりなく、ストーリーも砂利道を走っているようにガタガタとしたもの。
これならば、透明人間を題材に短編、あるいはオムニバス的にしたほうが良かったかも。
初・透明人間という1話目。
祖父から薬を受け取った際は、半信半疑な「トオルくん」
普通ならば、貰った際に「とりあえず…」って、試してみると思うんですが。
この「トオルくん」はじじいを信用しているのか、直前になっていきなり服用していました。
ひでるさんならば、一口祖父に飲ませて安全性を確かめますが(笑)
だいたい、彼は透明になった姿を鏡で見たりもしていないんですねー。
(※手足消えたことで、いきなり全裸になってる)
初チャレンジなので、このあたりは相当に違和感がありました。
なお、えっち相手は成績トップな優等生「清水鷹子」さん。
彼女可愛いんですが、その後まったく登場しておりませんでした。
もしこの1話だけの短編なら、先に述べたような強引さはあってもお話としては適当だったかと思います。
”すっぱ抜き”で教師からも恐れられている、新聞部の部長「小宮山悦子」登場の2話目。
実は、彼女が漫画での正ヒロインになってます。
そのため、これ以降は各話でちらほら顔を見せるんですが…オールバックちっくな前髪+お下げ、という妙な印象の髪型で、太めな眉毛に丸眼鏡と、クドい個性のある方。
メインという割に通常時のビジュアルがあまりに弱く、嬉しくありません。
(※いちおう、髪を解くとそれなりな感じになる)
こちらの前半にて、「悦子さん」は「トオルくん」を放課後視聴覚室まで来るように伝えているんですが、
「ちゃんと見える姿で…ね」
とか言っています。
絶体絶命、の筈なんですけど…結局は呼び出しをばっちり無視していたほか、正体を掴んでいるような思わせぶりな彼女もほったらかされます。
彼女の行動がいまいち理解できません。
ひでるさんの頭が悪いのはもう仕方ないですが、これは描き切れてもいないのではないかなぁ。
また、そんなんに対して、
「オレをさえぎる理由にはならないのさ!」
とかなんとか、まるで「トオルくん」は気にしていませんでした。
同意を得ないえっちという、犯罪行為を繰り返しているんですが、彼は発明した祖父ほど女性に飢えた雰囲気はありません。
そりゃー興味なり欲望なりはあるでしょうけれど、彼が女性にエロいこと続ける理由に乏しいのです。
先の台詞からは罪悪感が見えず、透明化えっちについてゲーム的に考えている感じがしました。
そんなんが主人公です。
こちらの相手は水泳部の「秋山」さん。
途中で彼女好きだった「一乃」さんに発見され、勘違いした彼女が百合えっちに持ち込み、それに乱入する流れ。
彼女はそっち趣味ですよね。
しかし、いかに「トオルくん」が透明とはいえ、普通に受け入れているのは変。
気分的に盛り上がっていたとはいえ、”得体の知れない何らか”が加わっていることを不審に考えないものかなぁ。
眼鏡の教師「渡辺」さんとの3話は授業中。
…ってことは、「トオルくん」サボリ扱いになってるんですよね。
ここのシチュエーションは正直好みなんですが、あれはやり過ぎ。
生徒らの目前にて、大変なことになってます。
しかし、誰も助けたりなんだりしないのね。
付き合っている体育教師の「大久保」とのオチはコメディーちっくです。
※茶道部の3名
登場1話だけなのが勿体ないキャラもちらほら。
先の新聞部「悦子さん」の活動によって、”捕えた者に100万円”という懸賞金のかけられる4話目。
このあたりから、「トオルくん」はあえて危険を冒すようなことをするようになります。
よりゲーム的な感覚になってますね。
果敢に挑戦したい気持ちは分からんでもないですが…バレた際のことは何も考えてないのかな。
えっち相手は茶道部の3名。
部長さんが部員「三井」さん・「レイチェル」さんという2人に百合えっちをさせ、誘い出されたところを捕まえるという考えでした。
…これが特に後先考えてない行動。
透明なままの「トオルくん」をしっかり捕まえるなど、ハッキリ言って作戦は成功していたものの、特に捕縛したりもしないまま、なぜかえっち勝負みたいなことをしていました。
部室を大きくしたいのではなかったの?
「ただの返り討ちにあっただけ」
とか本人言っていたそのまま、単にえっちをしただけのこと。
部長さんは初めてだったらしく、そんなんが「まだ相手が2人残っている~」とか自信ありげに言い放っているのが実に意味不明でした。
続いて100万円ゲットを狙う5話は、各部が共同して罠を張ったお話です。
”電流爆破有刺鉄線火炎地獄形式”というプロレスリングが仕掛け。
ここに野球部のキャプテン「工藤」さんが囮として入り、リングコスチュームで待ち受けるというもの。
まぁ、漫画よね。
本気で捕えたいなら、袋の鼠になるだろうことを隠しておくと思うんですけど…。
はっきり檻を見せつつ餌を置く、という対動物ちっくな仕掛け。
これで捕まえようと考えてる各部員、「悦子さん」は相当に変。
さらには、爆破だの電流だの火炎だのに囲まれつつもえっちしてる「トオルくん」はだいぶ重症。
誰も彼もキ印な集団ですねー。
えっち最中にはピッチングマシーンで攻撃されるほか、弓道部部長の「菊池」からは矢を射られていました。
ここも実に変なんですよ。
「工藤さん」の体勢から、そりゃーだいたいの位置を想定するでしょうけれど、”矢が当たらなかった”ことにやたら疑問をもつのはおかしい。
普通なら、体勢が考えと違っていたか、よけられたか、って思う筈でしょ。
細かいですが、クレーンが作動しなかった理由も特に説明されてません。
なんで?
直接続く6話は、問題発生なお話。
どうにも困った「トオルくん」でしたが、
「素っ裸で町中に出て行くのは気が引ける…」
とか考えていました。
あれだけ裸で校内を闊歩し、大勢が目撃してる前でえっちしてるのに??
それに事態はただ事でなく、恥ずかしいとか言ってる場合ではないと思いますが…。
えっち相手は、彼氏のいるツインテールな女の子。
透明人間の話題が大々的になっている学校で、また明らかな感覚があるというのに、”想像”として片付けているのは変。
だいたい校庭・ド真ん中でのことだったので、”周囲に大勢いた学生らが誰も捕まえようとしない”のはもっと変だと思います。
100万円は継続してるんでしょ?
※左:教師「渡辺先生」、右:野球部「工藤さん」
授業中なのは良かったんですが…やり過ぎ。
成年漫画のラストらしく、大乱交となる7話、8話目が最終エピソード。
詳細はいちおう伏せますね。
ここで「悦子さん」は、「矢のすり抜け」とか、やはり見えてたかのような事を言ってますね。
「性交の虚実があやふや」というのも、現場に体液が残ってるでしょ。
ちゃんと調べて下さい。
被害者女性らが肯定的なのも都合良い感じですね。
また、この漫画の最大の問題点。
結局、「悦子さん」は透明人間が誰だか、知ってたのか、知らなかったのか。
視聴覚室へ「トオルくん」を呼び出し、はっきりフルネームを呼んでいた彼女は、やはり明確に正体を知っていたようなんですが…なんなんだろう。
また、意識しているのはいいとして、恋心っぽくなっているのがよく分かりません。
安っぽいなぁ。
なお、久しぶりにじじい登場しているんですけど、彼女の目の前で透明になっているというのに、後にあれで誘い出されるのは、”非常に違和感”がありました。
以上、思ったまま書かせて頂きました。
そもそも、「トオルくん」が頻繁に透明になる、危険を冒してまでえっちし続ける理由がよく分かりません。
学園内だけ、というのも同様。
あれ程の成果があるならば、身近・危険な学園内ではなく、憧れのアイドルとか狙うものでは?
しなやかな細線の絵柄。
デジタルの洗練された感じで、描き込み・濃淡は適度なもの。
全体はごっちゃりしていて、コマ割りの変化も大きめ。
綺麗なんですが、やや見辛さを感じました。
ふんわりとした女性キャラは肉付きよく、健康的なお色気。
ただ、ヒロインらは性格・外観どちらも個性弱く登場も1回限りで、またメインの「悦子さん」はかなりアクの強いキャラ。
ちょっと微妙。
判断は↓表紙などでどうぞ。
絵柄より、お話のが問題だと思いますが。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ごめんなさい、「悦子さん」でマイナスしてます。
・話1: 個人的に違和感ばかり。楽しめませんでした。
・独2: これなら1話目だけで十分。
合計:[7/15]
前述した「ヒット出版社」さんのページでは、サンプル画と共に4話目がまるまる読めました。
購入前の参考としては最適でしょう。
「おおとりりゅうじ」センセの過去単行本でひでるさんと同じような感覚あった方は、先にチェックしてみるのがオススメです。
Yah!透明人間 (セラフィンコミックス) (2010/10/15) おおとり りゅうじ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■姉は嫁 (音音)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]姉・巨乳
・おまけ: あとがきです、合間に作品解説、
カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(8P)、短編×8。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「音音(おとね)」センセの「姉は嫁」です。
すっかり時間ないのでいきなり書きます。
「音音」センセ2冊目の単行本「姉は嫁」です。
全て短編での収録。
なんとなく連続話がありそうな雰囲気を感じていたんですけど、なかったですねー。
いかにも表題な感じっぽい、↓表紙がお気に入り。
横置きなのは店頭で不利(実際に縦置きにされてた)ですが、広々と幅を使えるのはいい感じ。
この絵、実は折り返し部分にまで続いており、広げると結構大きな絵になります。
また、裏表紙には黒いドレス絵が描かれていたんですが、微妙に細部異なってまたいい感じ。
ちゃんと目が若干キツめで、2Pキャラみたいでした。
迫力もあって、このまま壁に飾っておきたいくらいです。
個人的には黒の方が好き。
※左:柏木夏連、右:鈴村麻利子
メイド服はこんなん。ほら、普通にパンチラしてる。
なお、そんなんはカラーの中扉を経て、冒頭話「姉は嫁」へと続いていました。
↓表紙に引っ掛かった人を直撃ですね。
いちおう、本編カラー原稿部分でのドレスは、あーした大きいカットの露出あるものでなく、普通のドレスでしたが。
まぁ、そのコスチュームでのえっちが描かれるんで、結局のところ脱がされるんですけどね。
姉「柏木夏連」に結婚を申し込む弟「連太郎」という近親な漫画。
ラブラブなのはいいですが、いきなりぶっ飛んでます。
単にえっちするより、本気な「連太郎くん」が傍目からは相当異常に感じました。
なにしろ、彼ウエディングドレスを”買って”きてましたからねー。
姉とのえっちには慣れていたっぽく、その格好をした後の展開を考えた場合、確かにレンタルはマズいか。
姉「鈴村麻利子」さんの「萌えの先には姉がある」もカラー原稿のある短編。
金髪マッシュルームカットな「麻利子」さん。
さらに、眼鏡でメイド(服)という、多くのキーワードを持っていました。
しかも、やたらに短いスカート丈なのよ。
普通にパンチラしてますね。
閉店後の喫茶店が舞台。
これが初ではないらしく、あっさりえっち展開になってます。
聞き覚えあるようなタイトル、「ウチの姉がこんなに可愛いわけがない」
解説にて、元ネタについて「音音」センセ自身が書かれてました。
こちらの姉は、ショートカットな「二階堂和歌子」さん。
友達に断わられた、という名目で、プールに弟「和也」くんと出掛けるお話です。
これは日焼け跡ですねー。
正直なところ、白黒絵ではちょっと分かり辛い感じ。
カバー裏に描かれていたカラーイラストと見比べながら楽しんでください。
”最近できた”という規模大きそうなレジャーランドの片隅にて、激しいえっちをしておりました。
監視員に止められるか、あるいは気付くとギャラリーが周囲を取り囲んでいるという感じでしょう。
なお、こちらのエピソードはこれが初えっちでした。
大胆ね。
※左:二階堂和歌子、右:藤ノ宮瑞樹
皆さん迫力満点なスタイルでした。お尻がいいでしょ?
「姉ちゃん流 生き方だゾ」もカタカナの「ゾ」が示すそのまま、有名漫画キャラをモデルにした短編。
当然キャラなどは知っていますが、漫画はちょろっと見た程度でほとんど知りません。
ため、誰をモデルにしているのか、サッパリ。
やたら「エコ」を連発する姉「小山仁美」さん。
あちこち弟「仁志」くんのものを共有している設定でしたが…どうにも気になったのが、
「シャツ着たり、パンツ穿いたり!」
という一言。
その際の本編では、縞パンを着用していた「仁美さん」に「元は俺のパンツだ!」とか言っていたけど…まさか今身につけているソレのことではないですよね?
逆に、男物の下着を着けている「仁美さん」という姿も見てみたくも思いましたが。
えっちよね(笑)
”試しにしてみよう”的なキスが、やたらディープなところが良かったです。
なお、「お姉ちゃんの気持ち」にも濃厚なキスシーンがあります。
そちらは眼鏡な姉「上原麻衣」さん。
登場する眼鏡ヒロイン3名のうち、最も可愛らしいバランスでした。
いつも軽く挨拶程度のものだったんですが、弟「麻緒」くんの寝顔に引き寄せられた「麻衣さん」は~という流れ。
「毎晩のように味わった…」
とか書かれていました。
普通なら、こんなんは男女あべこべですよね。
2段ベッドに寝ている2人は同じ部屋。
ふと見たら、「麻衣さん」は普通に着替えているんですわ。
羨ましいですね。
なお、学校シーンで彼を呼び出した際には、なぜかセーラーブルマ状態になってました。
※小早川雅子
あの極端な口調でなければ、お気に入りになっただろうかと。
ほか、「姉の背中を見て育つ?」の「藤井実優」さんは弟「竜実」くんにラブラブ。
「大人になって欲しくないの…」
とか、かなり依存度が高く、ちょっと描き方をズラせば怖い感じになりそうでした。
そんな訳でえっちも「実優さん」からのアプローチで、積極的にしているのも彼女。
歪んでますね。
「竜実くん」が普通の人(デキた人)だったので、いちおう問題なく終わってましたが。
洒落たタイトルの「アネとシナイ」は姉「小早川雅子」さん。
剣道場をやっている、凛々しい女性はいいんですが…どうにも気になったのが、彼女の一人称。
「拙者」
うーん。
ちと極端に時代錯誤な感じですね。
ファンタジーではない現代漫画なので、そこまでする必要はないと思うんですけど。
片目隠れるくらいの前髪のポニーテールで、道着姿の「雅子さん」は良かったんですが、あの口調がどうにも気になって楽しめませんでした。
眼鏡な女教師「藤ノ宮瑞樹」さんが姉という「近姉」
登場シーンではだいぶ強い感じでしたが、弟「正樹」くんと2人きりの時には、なんとなく可愛らしい感じになっていました。
こちらは黒パンストを楽しむ漫画ですねー。
当初は眼鏡オフな状態でしたが、”えっち途中で掛けさせてはっきり見せる”というシチュエーションになってました。
なるほど、そんなんもアリですね。
くっきり強めな線の絵柄。
デジタルな濃淡は濃く、ややテカリ気味です。
描き込みもしっかりで、全体的には賑やかな印象でした。
乱れや崩れなく、安定感がためか見辛さはありません。
むちっと迫力あるスタイルがいいんですが、どことなく硬さも感じます。
もうちょっと軽い感じくらいでも良さそう。
カラーはカチっとしたアピール力のある色彩で目立った巧さがあり、また白黒絵になってもあまり差が無く感じるというのは、なかなか凄いこと。
次巻も楽しみです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ちょっと人を選びそうですが、カッチリしてます。
・話3: 短編はどちらもストレート気味。もう1歩ほしい感じでしたが。
・独4: 実姉押しですね。長編でドロドロしたものも見たい気が…。
合計:[11/15]
たっぷりとフェチっぽさもあり、ビジュアル的には楽しめました。
普通の短編よりページ数はあったものの、お話については中編くらいがいいかなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]姉・巨乳
・おまけ: あとがきです、合間に作品解説、
カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(8P)、短編×8。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「音音(おとね)」センセの「姉は嫁」です。
すっかり時間ないのでいきなり書きます。
「音音」センセ2冊目の単行本「姉は嫁」です。
全て短編での収録。
なんとなく連続話がありそうな雰囲気を感じていたんですけど、なかったですねー。
いかにも表題な感じっぽい、↓表紙がお気に入り。
横置きなのは店頭で不利(実際に縦置きにされてた)ですが、広々と幅を使えるのはいい感じ。
この絵、実は折り返し部分にまで続いており、広げると結構大きな絵になります。
また、裏表紙には黒いドレス絵が描かれていたんですが、微妙に細部異なってまたいい感じ。
ちゃんと目が若干キツめで、2Pキャラみたいでした。
迫力もあって、このまま壁に飾っておきたいくらいです。
個人的には黒の方が好き。
※左:柏木夏連、右:鈴村麻利子
メイド服はこんなん。ほら、普通にパンチラしてる。
なお、そんなんはカラーの中扉を経て、冒頭話「姉は嫁」へと続いていました。
↓表紙に引っ掛かった人を直撃ですね。
いちおう、本編カラー原稿部分でのドレスは、あーした大きいカットの露出あるものでなく、普通のドレスでしたが。
まぁ、そのコスチュームでのえっちが描かれるんで、結局のところ脱がされるんですけどね。
姉「柏木夏連」に結婚を申し込む弟「連太郎」という近親な漫画。
ラブラブなのはいいですが、いきなりぶっ飛んでます。
単にえっちするより、本気な「連太郎くん」が傍目からは相当異常に感じました。
なにしろ、彼ウエディングドレスを”買って”きてましたからねー。
姉とのえっちには慣れていたっぽく、その格好をした後の展開を考えた場合、確かにレンタルはマズいか。
姉「鈴村麻利子」さんの「萌えの先には姉がある」もカラー原稿のある短編。
金髪マッシュルームカットな「麻利子」さん。
さらに、眼鏡でメイド(服)という、多くのキーワードを持っていました。
しかも、やたらに短いスカート丈なのよ。
普通にパンチラしてますね。
閉店後の喫茶店が舞台。
これが初ではないらしく、あっさりえっち展開になってます。
聞き覚えあるようなタイトル、「ウチの姉がこんなに可愛いわけがない」
解説にて、元ネタについて「音音」センセ自身が書かれてました。
こちらの姉は、ショートカットな「二階堂和歌子」さん。
友達に断わられた、という名目で、プールに弟「和也」くんと出掛けるお話です。
これは日焼け跡ですねー。
正直なところ、白黒絵ではちょっと分かり辛い感じ。
カバー裏に描かれていたカラーイラストと見比べながら楽しんでください。
”最近できた”という規模大きそうなレジャーランドの片隅にて、激しいえっちをしておりました。
監視員に止められるか、あるいは気付くとギャラリーが周囲を取り囲んでいるという感じでしょう。
なお、こちらのエピソードはこれが初えっちでした。
大胆ね。
※左:二階堂和歌子、右:藤ノ宮瑞樹
皆さん迫力満点なスタイルでした。お尻がいいでしょ?
「姉ちゃん流 生き方だゾ」もカタカナの「ゾ」が示すそのまま、有名漫画キャラをモデルにした短編。
当然キャラなどは知っていますが、漫画はちょろっと見た程度でほとんど知りません。
ため、誰をモデルにしているのか、サッパリ。
やたら「エコ」を連発する姉「小山仁美」さん。
あちこち弟「仁志」くんのものを共有している設定でしたが…どうにも気になったのが、
「シャツ着たり、パンツ穿いたり!」
という一言。
その際の本編では、縞パンを着用していた「仁美さん」に「元は俺のパンツだ!」とか言っていたけど…まさか今身につけているソレのことではないですよね?
逆に、男物の下着を着けている「仁美さん」という姿も見てみたくも思いましたが。
えっちよね(笑)
”試しにしてみよう”的なキスが、やたらディープなところが良かったです。
なお、「お姉ちゃんの気持ち」にも濃厚なキスシーンがあります。
そちらは眼鏡な姉「上原麻衣」さん。
登場する眼鏡ヒロイン3名のうち、最も可愛らしいバランスでした。
いつも軽く挨拶程度のものだったんですが、弟「麻緒」くんの寝顔に引き寄せられた「麻衣さん」は~という流れ。
「毎晩のように味わった…」
とか書かれていました。
普通なら、こんなんは男女あべこべですよね。
2段ベッドに寝ている2人は同じ部屋。
ふと見たら、「麻衣さん」は普通に着替えているんですわ。
羨ましいですね。
なお、学校シーンで彼を呼び出した際には、なぜかセーラーブルマ状態になってました。
※小早川雅子
あの極端な口調でなければ、お気に入りになっただろうかと。
ほか、「姉の背中を見て育つ?」の「藤井実優」さんは弟「竜実」くんにラブラブ。
「大人になって欲しくないの…」
とか、かなり依存度が高く、ちょっと描き方をズラせば怖い感じになりそうでした。
そんな訳でえっちも「実優さん」からのアプローチで、積極的にしているのも彼女。
歪んでますね。
「竜実くん」が普通の人(デキた人)だったので、いちおう問題なく終わってましたが。
洒落たタイトルの「アネとシナイ」は姉「小早川雅子」さん。
剣道場をやっている、凛々しい女性はいいんですが…どうにも気になったのが、彼女の一人称。
「拙者」
うーん。
ちと極端に時代錯誤な感じですね。
ファンタジーではない現代漫画なので、そこまでする必要はないと思うんですけど。
片目隠れるくらいの前髪のポニーテールで、道着姿の「雅子さん」は良かったんですが、あの口調がどうにも気になって楽しめませんでした。
眼鏡な女教師「藤ノ宮瑞樹」さんが姉という「近姉」
登場シーンではだいぶ強い感じでしたが、弟「正樹」くんと2人きりの時には、なんとなく可愛らしい感じになっていました。
こちらは黒パンストを楽しむ漫画ですねー。
当初は眼鏡オフな状態でしたが、”えっち途中で掛けさせてはっきり見せる”というシチュエーションになってました。
なるほど、そんなんもアリですね。
くっきり強めな線の絵柄。
デジタルな濃淡は濃く、ややテカリ気味です。
描き込みもしっかりで、全体的には賑やかな印象でした。
乱れや崩れなく、安定感がためか見辛さはありません。
むちっと迫力あるスタイルがいいんですが、どことなく硬さも感じます。
もうちょっと軽い感じくらいでも良さそう。
カラーはカチっとしたアピール力のある色彩で目立った巧さがあり、また白黒絵になってもあまり差が無く感じるというのは、なかなか凄いこと。
次巻も楽しみです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ちょっと人を選びそうですが、カッチリしてます。
・話3: 短編はどちらもストレート気味。もう1歩ほしい感じでしたが。
・独4: 実姉押しですね。長編でドロドロしたものも見たい気が…。
合計:[11/15]
たっぷりとフェチっぽさもあり、ビジュアル的には楽しめました。
普通の短編よりページ数はあったものの、お話については中編くらいがいいかなぁ。
姉は嫁 (メガストアコミックス) (2010/08/25) 音音 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■イロドリ COLORFUL DREAMS (椋蔵)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・大学
・おまけ: カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、9話収録(全て同一世界)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椋蔵(りょうぞう)」センセの「イロドリ COLORFUL DREAMS」です。
良い↓表紙絵ですよね。
さきほど「椋蔵」センセのHPを見てきましたが、さらりとした非常に美麗なカラーイラストを描かれる方。
↓表紙・裏表紙そのままで、”清涼飲料”みたいな爽やかさ。(←漢字の雰囲気ね)
なお、ちょっと気付き辛いですが、カバーは折り返しを含めて1枚の絵となっており、機材らと並ぶヒロインたちは額に入れて飾っておきたくなるようなもの。
良いと思います。
※左:角松まどか、右:鹿野穂香
他にも良いコマあったんですが…趣味に走りました。
そんな訳で、「椋蔵」センセ。
こちらの「イロドリ COLORFUL DREAMS」が初単行本で良いのかな。
一般えっち系で、実は全て同大学内・学園祭前後のエピソード。
青春ラブコメという風情になってます。
ちらほら同じキャラが出演してたりするので、細かく探してみるのも良いでしょう。
なお、各話では映研部長が毎回ちらりと切っ掛けを作っており、果ては”恋のキューピット”と呼ばれていました。
最終話のオチにて…って、ここで書く訳にはいかないか。
まぁ、ほわーって感じのものよ。
てっきり最終話がそうかなのかなーって思ってましたが、さすがに「椋蔵」センセ。
あのくらいが丁度良いかな。
冒頭話「アオシネ」は、映研部のカントク「瀬戸千歳」くんと「水戸琴美」さんのカップル。
原稿時期で言えば次の「パーピュアソウル」より2年ほど古いみたいですが、あまり気にしなくても大丈夫。
この頃からお上手です。
じっくり見比べると、やや線が不安定な感じ。そのくらい。
お話は、コンテスト出品の予算のためにAV撮ろうというもの。
(※通称「ブルーフィルム」というそうです)
その出演に「琴美さん」が名乗りをあげるんですが、ちと流れが強引かなー。
もう少し細かい心情が描かれていればまた違うんでしょうけれど。
学園祭が始まっている「パーピュアソウル」
”霊視コーナー”を行うオカルト研究部の「木元朝喜」くんと、相談者の「角松まどか」さん。
好きな娘が相談に来たため、霊視と言いつつもしっかり下調べできてましたという展開。
なるほどなぁ。
「まどかさん」は眼鏡とみつ編みの可愛らしい娘。
霊視の結果として、お祓いのため彼女の家へ行けることとなるんですが…途中のアレは厳しいですね。
素直に白状したことで幸いしたかも。
容姿と裏腹に積極的な「まどかさん」が素敵でした。
まぁ、家へ呼んだ時点で彼女は戦闘態勢だったでしょうけどね。
守護霊様~の部分が面白いです。
※池田圭(いけだけい)さんです。漢字違いますが。
このまま置いておきたくなりますね。
「セピアングル」は映研部のカメラマン「池田圭」さんと高校時代の同級生「土佐前真人(とさまえ・まさと)」くん。
「圭さん」の名字が”池田”で、ちと驚き。
1話目から出演しており、帽子が目立つ方なので見つけやすいです。
学生時代より、ショートカットな今の方がいいですね。
えっちではパンストほか、見事な貧乳っぷりが見どころ。
「メロウエロウ」は軽音部、JAPSというバンドを組むボーカル「鹿野穂香」さん、ギター「矢尾尚也」くん。
ヴィジュアル強化のため、「穂香さん」の衣装を考えるところからの発展。
彼氏いない、とか言っていながら、「尚也くん」とやたら良い雰囲気でした。
「鹿野は可愛いから…客なんて簡単に騙せるよ」
とか普通な顔で言われたら、たまんないでしょうねー。
ポニーテールで前屈みになった際の、片目隠れたコマが好き(笑)
直接続く「オレンジスナップ」は、JAPSのドラマー「空田太郎(うろた・たろう)」くんと写真部の「小松真子」さん。
どうやら2人は昔馴染みの間柄。
フラれた彼を癒すというお決まり展開で、車内が舞台でした。
ボーイッシュで普段しれっとした彼女のえっちシーンがポイントでしょう。
「ピンクプロンプ」は劇団のメイン女優「水砂涼美」さんと演者のサポート役である「桶谷竹男」くん。
舞台に映える主演女優の隣にくるのは、やっぱり地味な彼ですよねー。
それぞれの練習にて、わざわざ相手役の申し出を断ってまで「桶谷くん」に稽古を頼むところが可愛いですね。
せっかくジャージ姿だったので、もう少しじわじわ脱がしてほしかったですが。
ちなみに、「涼美さん」も右の髪が長く、ごく一部のコマですが片目隠れてたのがお気に入り。
※左:水砂涼美、右:田中かなた
右は扉絵です。こうしたイラストは、本当にお上手でした。
「コミドリ」は漫研(?)の「田中かなた」さんと「塚本智勝」くん。
ミニスカートでちらほらアピールしてる「かなたさん」が可愛いです。
最終的には自ら行動してました。
いいシチュエーションです。
えっち時の彼女の台詞が泣かせるようなものなので必見。(さすがにここで泣きませんが)
窓から登場していた映研部長も生きてました。
怪我から察するに、「クレナイノオト」はその後のエピソード。
文芸部、小説家志望の「江本朋恵」さんとJAPSのベース「へーくん」こと「杉本卓人」
2人の付き合う切っ掛けは、なにげに「オレンジスナップ」で描かれているので、気付かなかった人は一度戻ってみるのもいいかと。
お風呂えっちです。
「朋恵さん」は映研部長と会話している方が面白いですね。
「ホワイトアクト」はミスキャンパス「成沢沙里奈」さんと劇団のメイン役者「小津稼付央」くん。
JAPSのプロモ映像を映研で撮ることとなり、出演依頼をする流れ。
「小津くん」は「ピンクプロンプ」に続く出番で、ちゃんと「涼美さん」・「竹男くん」も顔出ししてます。
ほか、収録ではラストエピソードであるためか、あちこちキャラが顔見せしているのであちこち注意深くご確認下さい。
さらりとした細線のすっきり絵柄。
濃淡は適度からやや濃い目、描き込みは人物以外の部分に細かく、特に小物がいい感じ。
画面は賑やか寄りであったものの、大きな崩れ・乱れなく、また見辛さもありません。
人物絵は漫画っぽくも落ち着きあり、男女とも清潔感漂っていました。
これがラブコメからもう一歩踏み込んで、恋愛劇っぽい空気なのです。
洗練された白黒漫画で、また前述したようにカラーも巧く、今後が実に楽しみな漫画家さんでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: もう少し全体で安定感があればいいかなぁ。
・話3: 爽やかで照れくさいです。長編とかいいかもしれません。
・独4: 短編群となりそうなところを、うまーく繋げたように感じました。
合計:[11/15]
なお、もくじ部分に「登場人物は全て18歳以上です」と、ありました。
こちらは大学生漫画なので、飛び級でもなければ普通18歳以上だと思うんですが…。
ちょっと突っ込んでみました。
(ぎりぎり17歳ってこともある?)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・大学
・おまけ: カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、9話収録(全て同一世界)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椋蔵(りょうぞう)」センセの「イロドリ COLORFUL DREAMS」です。
良い↓表紙絵ですよね。
さきほど「椋蔵」センセのHPを見てきましたが、さらりとした非常に美麗なカラーイラストを描かれる方。
↓表紙・裏表紙そのままで、”清涼飲料”みたいな爽やかさ。(←漢字の雰囲気ね)
なお、ちょっと気付き辛いですが、カバーは折り返しを含めて1枚の絵となっており、機材らと並ぶヒロインたちは額に入れて飾っておきたくなるようなもの。
良いと思います。
※左:角松まどか、右:鹿野穂香
他にも良いコマあったんですが…趣味に走りました。
そんな訳で、「椋蔵」センセ。
こちらの「イロドリ COLORFUL DREAMS」が初単行本で良いのかな。
一般えっち系で、実は全て同大学内・学園祭前後のエピソード。
青春ラブコメという風情になってます。
ちらほら同じキャラが出演してたりするので、細かく探してみるのも良いでしょう。
なお、各話では映研部長が毎回ちらりと切っ掛けを作っており、果ては”恋のキューピット”と呼ばれていました。
最終話のオチにて…って、ここで書く訳にはいかないか。
まぁ、ほわーって感じのものよ。
てっきり最終話がそうかなのかなーって思ってましたが、さすがに「椋蔵」センセ。
あのくらいが丁度良いかな。
冒頭話「アオシネ」は、映研部のカントク「瀬戸千歳」くんと「水戸琴美」さんのカップル。
原稿時期で言えば次の「パーピュアソウル」より2年ほど古いみたいですが、あまり気にしなくても大丈夫。
この頃からお上手です。
じっくり見比べると、やや線が不安定な感じ。そのくらい。
お話は、コンテスト出品の予算のためにAV撮ろうというもの。
(※通称「ブルーフィルム」というそうです)
その出演に「琴美さん」が名乗りをあげるんですが、ちと流れが強引かなー。
もう少し細かい心情が描かれていればまた違うんでしょうけれど。
学園祭が始まっている「パーピュアソウル」
”霊視コーナー”を行うオカルト研究部の「木元朝喜」くんと、相談者の「角松まどか」さん。
好きな娘が相談に来たため、霊視と言いつつもしっかり下調べできてましたという展開。
なるほどなぁ。
「まどかさん」は眼鏡とみつ編みの可愛らしい娘。
霊視の結果として、お祓いのため彼女の家へ行けることとなるんですが…途中のアレは厳しいですね。
素直に白状したことで幸いしたかも。
容姿と裏腹に積極的な「まどかさん」が素敵でした。
まぁ、家へ呼んだ時点で彼女は戦闘態勢だったでしょうけどね。
守護霊様~の部分が面白いです。
※池田圭(いけだけい)さんです。漢字違いますが。
このまま置いておきたくなりますね。
「セピアングル」は映研部のカメラマン「池田圭」さんと高校時代の同級生「土佐前真人(とさまえ・まさと)」くん。
「圭さん」の名字が”池田”で、ちと驚き。
1話目から出演しており、帽子が目立つ方なので見つけやすいです。
学生時代より、ショートカットな今の方がいいですね。
えっちではパンストほか、見事な貧乳っぷりが見どころ。
「メロウエロウ」は軽音部、JAPSというバンドを組むボーカル「鹿野穂香」さん、ギター「矢尾尚也」くん。
ヴィジュアル強化のため、「穂香さん」の衣装を考えるところからの発展。
彼氏いない、とか言っていながら、「尚也くん」とやたら良い雰囲気でした。
「鹿野は可愛いから…客なんて簡単に騙せるよ」
とか普通な顔で言われたら、たまんないでしょうねー。
ポニーテールで前屈みになった際の、片目隠れたコマが好き(笑)
直接続く「オレンジスナップ」は、JAPSのドラマー「空田太郎(うろた・たろう)」くんと写真部の「小松真子」さん。
どうやら2人は昔馴染みの間柄。
フラれた彼を癒すというお決まり展開で、車内が舞台でした。
ボーイッシュで普段しれっとした彼女のえっちシーンがポイントでしょう。
「ピンクプロンプ」は劇団のメイン女優「水砂涼美」さんと演者のサポート役である「桶谷竹男」くん。
舞台に映える主演女優の隣にくるのは、やっぱり地味な彼ですよねー。
それぞれの練習にて、わざわざ相手役の申し出を断ってまで「桶谷くん」に稽古を頼むところが可愛いですね。
せっかくジャージ姿だったので、もう少しじわじわ脱がしてほしかったですが。
ちなみに、「涼美さん」も右の髪が長く、ごく一部のコマですが片目隠れてたのがお気に入り。
※左:水砂涼美、右:田中かなた
右は扉絵です。こうしたイラストは、本当にお上手でした。
「コミドリ」は漫研(?)の「田中かなた」さんと「塚本智勝」くん。
ミニスカートでちらほらアピールしてる「かなたさん」が可愛いです。
最終的には自ら行動してました。
いいシチュエーションです。
えっち時の彼女の台詞が泣かせるようなものなので必見。(さすがにここで泣きませんが)
窓から登場していた映研部長も生きてました。
怪我から察するに、「クレナイノオト」はその後のエピソード。
文芸部、小説家志望の「江本朋恵」さんとJAPSのベース「へーくん」こと「杉本卓人」
2人の付き合う切っ掛けは、なにげに「オレンジスナップ」で描かれているので、気付かなかった人は一度戻ってみるのもいいかと。
お風呂えっちです。
「朋恵さん」は映研部長と会話している方が面白いですね。
「ホワイトアクト」はミスキャンパス「成沢沙里奈」さんと劇団のメイン役者「小津稼付央」くん。
JAPSのプロモ映像を映研で撮ることとなり、出演依頼をする流れ。
「小津くん」は「ピンクプロンプ」に続く出番で、ちゃんと「涼美さん」・「竹男くん」も顔出ししてます。
ほか、収録ではラストエピソードであるためか、あちこちキャラが顔見せしているのであちこち注意深くご確認下さい。
さらりとした細線のすっきり絵柄。
濃淡は適度からやや濃い目、描き込みは人物以外の部分に細かく、特に小物がいい感じ。
画面は賑やか寄りであったものの、大きな崩れ・乱れなく、また見辛さもありません。
人物絵は漫画っぽくも落ち着きあり、男女とも清潔感漂っていました。
これがラブコメからもう一歩踏み込んで、恋愛劇っぽい空気なのです。
洗練された白黒漫画で、また前述したようにカラーも巧く、今後が実に楽しみな漫画家さんでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: もう少し全体で安定感があればいいかなぁ。
・話3: 爽やかで照れくさいです。長編とかいいかもしれません。
・独4: 短編群となりそうなところを、うまーく繋げたように感じました。
合計:[11/15]
なお、もくじ部分に「登場人物は全て18歳以上です」と、ありました。
こちらは大学生漫画なので、飛び級でもなければ普通18歳以上だと思うんですが…。
ちょっと突っ込んでみました。
(ぎりぎり17歳ってこともある?)
イロドリ (バンブー・コミックス DOKI SELECT) (2010/07/17) 椋蔵(りょうぞう) 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■まゆたみ異常交遊録 (栗田勇午)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]獣姦・特殊性癖
・おまけ: あとがき、カバー裏におまけマンガ。
・その他: カラー(4P)、短編×11
(うち「まゆたみ異常交遊録」×6、「姉犬妹」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「栗田勇午(くりた・ゆうご)」センセの「まゆたみ異常交遊録」です。
えー、日本の漫画というのはスゴイですね。
年齢幅広くサポートされており、またジャンルも政治から歴史、スポーツに恋愛と様々で…。
なんでこんな書き出しなのか。
漫画というのは、こないだ紹介した「高城ごーや」センセの単行本とか、様々な期待を満たすものだなぁって思ったの。
そちらでも、驚くと共にほへーって感心(?)する部分があったのよ。
そうしたイメージが色濃く残っていた続きで読んだのが、こちらの「まゆたみ異常交遊録」なのでした。
びっくりしました。
よくよく見たら、紹介帯にキチンと書いてありますね。
表紙でどうの書いてるわりに、自分ではパッと見だけでチョイスするひでるさんです。
どんだけ感覚で本を買っているのかー、ってことよね。
※左:「案山子」の女の子、右:生島さん
確かな画力です。白黒絵のが巧い方でした。
さて、そんなこんなで本日は「栗田勇午」センセ。
「まゆたみ異常交遊録」は4冊目くらいでいいのかな。
ひでるさんはこちらが初見。
ざっと過去のラインアップを拝見してきましたが、それぞれ表紙の記憶は珍しくありました。
しっかり動物描かれてました。
ぼやかすと伝わり辛いのでストレートそのままに書きますが、いわゆる獣姦な漫画になってます。
(※他のもちょっとあります。そんなん以外の漫画を描くのは久しぶりなのだとか)
セオリー的に無理矢理は少なかったものの、ハード寄りですね。
この時点で難しいかなーって思う人は、だいたいその通り。
ただ、絵・表現など非常に優れていました。
ややテキスト多めではあったものの、実に巧く漫画を描かれる方です。
そうした意味では、一見の価値あり…かも。
収録はメインの中編と前後編、3話の短編です。
まずは軽く短編群から。
学校からの帰り道、必ず同じ場所に立っている”頭のおかしい男”とのお話「案山子」
人目につきにくい竹林でのことで、女の子は非常に危険。
それを感じていながら、こちらのヒロインはなおその道をチョイスしてしまうのでした。
ああ、なんとなく分かる気もしますけどねー。
嫌悪しつつも興味津々な様がじっくり描かれており、特にえっち直前の数ページは必見。
なんというか、凄いなぁ。
なお、カバー裏のおまけマンガには読み切りの主人公らが集合しているんですが、そちらにて後日談が見れます。
タイトルそのままな「臭娘」
臭いフェチなヒロインが橋の上で感じた強烈なニオイ。
引き寄せられた彼女は、それが橋下で生活するホームレスからのものと知ったのでした…。
だいたい先のお話と似た展開。
いちおう認識としては”くさい”なんですね。
そこは正常。
ただ、そんなんがエロス起動のキーになっているのでした。
えっちは複数で細かい描き込みが(いい意味で)イヤーな感覚。
こちらの後日談にあった、なれてしまって~というのはまたリアル。
この娘どうなってしまうんでしょう。
「本当にあったヒリヒリする話」のヒロイン「生島」さんは…とりあえず最も普通な感覚の娘、かな。
転校したてで馴染めないのか、体育の授業ではいつも見学という彼女。
しかし、放課後の教室にて用務員さんは驚きの光景を目撃したのでした。
こちらはふたなり。
可愛いのになぁ。
「おじ様」とか呼ばれたりして、おさちゃん的にはイイ感じであったんですが、それだけで終わらないのがこちらの漫画。
”ヒリヒリする話”で察して下さい(笑)
後には担任の女教師をお仲間にしていたようですが、それも納得。
※「姉犬妹」の姉妹
ここだけ見ると普通のお話なんですが…
前後編「姉犬妹」は姉妹の獣姦漫画。
近所のお爺さんが亡くなったため、飼っていた犬「タロー」を引き取りました。
変にサカっていてなかなか言うことをきかず、部活もあったため世話は妹「ともか」に任せっきりにしてしまったんですが…と、だいたいそんな導入部。
まぁ、犬に罪はないわね。
ああいうものだし。
ネタはそんなんですが、お話・展開としては真っ当…でないか。
いい話というのも語弊がありそうなので、ちゃんとしたストーリー、としておきましょう。
雨の中叫ぶ場面は、なかなか感動的でした。
いや、これが本当に。
6話ほど収録されたメイン中編「まゆたみ異常交遊録」
「潮田まゆ子」・「小倉たみえ」の2人はまるで双子のようにいつでも一緒。
その「たみえ」について、教師に相談する「まゆ子」の口から語られる過去の色々は驚くようなものでした。
さらに、「まゆ子」はとある決定的な秘密を握っており…というもの。
単行本収録の要素をがちーと組み合わせ・混ぜ合わせたようなお話です。
目が白黒なりそうね。
各話にはサブタイトルがあったんですが、内容そのままなので避けておきます。
「まゆちゃん」が相談するところから漫画は始まってます。
途中までは彼女の回想的な流れなのです。
とりあえず、1話目はあんな場面で逃げずに戦った「まゆちゃん」が立派。
普通は「たみちゃん」のような反応になってしまうでしょう。
ただ、これ以降の展開はやたら漫画的。
言葉の響きほど美しくはないですが、ファンタジーですねー。
パジャマ姿の「まゆちゃん」がキュートでした。
続く2話。
ごく自然にシテましたけど、あの感覚はたくましいです。
男性がなかなか最低でした。
ここではお尻えっちなどもあり、頑張る「たみちゃん」が健気なんですが…色々と事情を知って、アレコレ大変な目にあっていながら、なおも付き合おうとする「まゆちゃん」がいい娘です。
2人だったというのは大きいかもしれませんね。
往年のアイドルの歌声が聞こえてくるようです。
※たみちゃん・まゆちゃん
つまんなくなるので、台詞は処理しました。
3話からは故あって変質者。
先の「案山子」の彼と違ってよく喋り、また女の子2人を相手にするためか、積極的でした。
食材持ち込まれるのはイヤだ。
うわぁ、今後それら食べれなくなるってば。
4話は「臭娘」と同じくホームレスとの複数。
かなりの事に耐えてきた「まゆちゃん」でしたが、逃げようとするシーンがあります。
ここは無理矢理でした。
なんとも文字にし難いですよ。
オチの1コマも酷い状態でした。
「…でもね、私より笑っちゃう人見つけたんだ」
相談の最後に、そんなことを言いだした「まゆちゃん」
ラストエピソードの5、6話は衝撃の展開です。
まさかそーなるとは思いませんでした。
ここはいちおう伏せておきますね。
いちおうエンディングは幸せ、なのかな。
もうよく分かりませんが(笑)
なお、カバー裏のおまけマンガでも驚くような事実が明かされるので、必見です。
強く丁寧な線の絵柄。
細部まで描き込まれて濃淡もあり、こってりとした感じ。
ジャンルそのままですね。
特に背景などにも力が入っていて、アレコレ画面から伝わってくるようでした。
ごちゃごちゃしているものの、バランスに優れ、乱れ・崩れがないため見易いです。
表現も巧く、引っ掛かる部分なく、ややテキスト量あったもののまるで問題ありません。
男キャラはともかく、ヒロインは皆さんキュート。
ちらと見られるコメディーちっくな部分にも違和感はなく、普通に漫画を描かれれば一般でも通用する、いや世に知られてる方々よりも画力ある方でした。
たぶん、好きな事描いてるから、ここまでの迫力があるんでしょうけどね。
ジャンルさえ合致すれば、オススメな1冊でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: やたらめったら巧い方です。びっくりしました。
・話4: しっかりしてます。人を大きく選ぶので、いちおう減点ね。
・独5: すき間産業ですね。他に見られない漫画かと。
合計:[14/15]
うぉ、なんだか点数良くなってしまいました。
その趣味はないですが、凄い漫画でした。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]獣姦・特殊性癖
・おまけ: あとがき、カバー裏におまけマンガ。
・その他: カラー(4P)、短編×11
(うち「まゆたみ異常交遊録」×6、「姉犬妹」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「栗田勇午(くりた・ゆうご)」センセの「まゆたみ異常交遊録」です。
えー、日本の漫画というのはスゴイですね。
年齢幅広くサポートされており、またジャンルも政治から歴史、スポーツに恋愛と様々で…。
なんでこんな書き出しなのか。
漫画というのは、こないだ紹介した「高城ごーや」センセの単行本とか、様々な期待を満たすものだなぁって思ったの。
そちらでも、驚くと共にほへーって感心(?)する部分があったのよ。
そうしたイメージが色濃く残っていた続きで読んだのが、こちらの「まゆたみ異常交遊録」なのでした。
びっくりしました。
よくよく見たら、紹介帯にキチンと書いてありますね。
表紙でどうの書いてるわりに、自分ではパッと見だけでチョイスするひでるさんです。
どんだけ感覚で本を買っているのかー、ってことよね。
※左:「案山子」の女の子、右:生島さん
確かな画力です。白黒絵のが巧い方でした。
さて、そんなこんなで本日は「栗田勇午」センセ。
「まゆたみ異常交遊録」は4冊目くらいでいいのかな。
ひでるさんはこちらが初見。
ざっと過去のラインアップを拝見してきましたが、それぞれ表紙の記憶は珍しくありました。
しっかり動物描かれてました。
ぼやかすと伝わり辛いのでストレートそのままに書きますが、いわゆる獣姦な漫画になってます。
(※他のもちょっとあります。そんなん以外の漫画を描くのは久しぶりなのだとか)
セオリー的に無理矢理は少なかったものの、ハード寄りですね。
この時点で難しいかなーって思う人は、だいたいその通り。
ただ、絵・表現など非常に優れていました。
ややテキスト多めではあったものの、実に巧く漫画を描かれる方です。
そうした意味では、一見の価値あり…かも。
収録はメインの中編と前後編、3話の短編です。
まずは軽く短編群から。
学校からの帰り道、必ず同じ場所に立っている”頭のおかしい男”とのお話「案山子」
人目につきにくい竹林でのことで、女の子は非常に危険。
それを感じていながら、こちらのヒロインはなおその道をチョイスしてしまうのでした。
ああ、なんとなく分かる気もしますけどねー。
嫌悪しつつも興味津々な様がじっくり描かれており、特にえっち直前の数ページは必見。
なんというか、凄いなぁ。
なお、カバー裏のおまけマンガには読み切りの主人公らが集合しているんですが、そちらにて後日談が見れます。
タイトルそのままな「臭娘」
臭いフェチなヒロインが橋の上で感じた強烈なニオイ。
引き寄せられた彼女は、それが橋下で生活するホームレスからのものと知ったのでした…。
だいたい先のお話と似た展開。
いちおう認識としては”くさい”なんですね。
そこは正常。
ただ、そんなんがエロス起動のキーになっているのでした。
えっちは複数で細かい描き込みが(いい意味で)イヤーな感覚。
こちらの後日談にあった、なれてしまって~というのはまたリアル。
この娘どうなってしまうんでしょう。
「本当にあったヒリヒリする話」のヒロイン「生島」さんは…とりあえず最も普通な感覚の娘、かな。
転校したてで馴染めないのか、体育の授業ではいつも見学という彼女。
しかし、放課後の教室にて用務員さんは驚きの光景を目撃したのでした。
こちらはふたなり。
可愛いのになぁ。
「おじ様」とか呼ばれたりして、おさちゃん的にはイイ感じであったんですが、それだけで終わらないのがこちらの漫画。
”ヒリヒリする話”で察して下さい(笑)
後には担任の女教師をお仲間にしていたようですが、それも納得。
※「姉犬妹」の姉妹
ここだけ見ると普通のお話なんですが…
前後編「姉犬妹」は姉妹の獣姦漫画。
近所のお爺さんが亡くなったため、飼っていた犬「タロー」を引き取りました。
変にサカっていてなかなか言うことをきかず、部活もあったため世話は妹「ともか」に任せっきりにしてしまったんですが…と、だいたいそんな導入部。
まぁ、犬に罪はないわね。
ああいうものだし。
ネタはそんなんですが、お話・展開としては真っ当…でないか。
いい話というのも語弊がありそうなので、ちゃんとしたストーリー、としておきましょう。
雨の中叫ぶ場面は、なかなか感動的でした。
いや、これが本当に。
6話ほど収録されたメイン中編「まゆたみ異常交遊録」
「潮田まゆ子」・「小倉たみえ」の2人はまるで双子のようにいつでも一緒。
その「たみえ」について、教師に相談する「まゆ子」の口から語られる過去の色々は驚くようなものでした。
さらに、「まゆ子」はとある決定的な秘密を握っており…というもの。
単行本収録の要素をがちーと組み合わせ・混ぜ合わせたようなお話です。
目が白黒なりそうね。
各話にはサブタイトルがあったんですが、内容そのままなので避けておきます。
「まゆちゃん」が相談するところから漫画は始まってます。
途中までは彼女の回想的な流れなのです。
とりあえず、1話目はあんな場面で逃げずに戦った「まゆちゃん」が立派。
普通は「たみちゃん」のような反応になってしまうでしょう。
ただ、これ以降の展開はやたら漫画的。
言葉の響きほど美しくはないですが、ファンタジーですねー。
パジャマ姿の「まゆちゃん」がキュートでした。
続く2話。
ごく自然にシテましたけど、あの感覚はたくましいです。
男性がなかなか最低でした。
ここではお尻えっちなどもあり、頑張る「たみちゃん」が健気なんですが…色々と事情を知って、アレコレ大変な目にあっていながら、なおも付き合おうとする「まゆちゃん」がいい娘です。
2人だったというのは大きいかもしれませんね。
往年のアイドルの歌声が聞こえてくるようです。
※たみちゃん・まゆちゃん
つまんなくなるので、台詞は処理しました。
3話からは故あって変質者。
先の「案山子」の彼と違ってよく喋り、また女の子2人を相手にするためか、積極的でした。
食材持ち込まれるのはイヤだ。
うわぁ、今後それら食べれなくなるってば。
4話は「臭娘」と同じくホームレスとの複数。
かなりの事に耐えてきた「まゆちゃん」でしたが、逃げようとするシーンがあります。
ここは無理矢理でした。
なんとも文字にし難いですよ。
オチの1コマも酷い状態でした。
「…でもね、私より笑っちゃう人見つけたんだ」
相談の最後に、そんなことを言いだした「まゆちゃん」
ラストエピソードの5、6話は衝撃の展開です。
まさかそーなるとは思いませんでした。
ここはいちおう伏せておきますね。
いちおうエンディングは幸せ、なのかな。
もうよく分かりませんが(笑)
なお、カバー裏のおまけマンガでも驚くような事実が明かされるので、必見です。
強く丁寧な線の絵柄。
細部まで描き込まれて濃淡もあり、こってりとした感じ。
ジャンルそのままですね。
特に背景などにも力が入っていて、アレコレ画面から伝わってくるようでした。
ごちゃごちゃしているものの、バランスに優れ、乱れ・崩れがないため見易いです。
表現も巧く、引っ掛かる部分なく、ややテキスト量あったもののまるで問題ありません。
男キャラはともかく、ヒロインは皆さんキュート。
ちらと見られるコメディーちっくな部分にも違和感はなく、普通に漫画を描かれれば一般でも通用する、いや世に知られてる方々よりも画力ある方でした。
たぶん、好きな事描いてるから、ここまでの迫力があるんでしょうけどね。
ジャンルさえ合致すれば、オススメな1冊でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: やたらめったら巧い方です。びっくりしました。
・話4: しっかりしてます。人を大きく選ぶので、いちおう減点ね。
・独5: すき間産業ですね。他に見られない漫画かと。
合計:[14/15]
うぉ、なんだか点数良くなってしまいました。
その趣味はないですが、凄い漫画でした。
まゆたみ異常交遊録 (ムーグコミックス) (2010/09/28) 栗田勇午 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■うぶらぶ UBU-LOVE (まくろ)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ビジネス・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まくろ」センセの「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
また平仮名3文字の検索し辛いお名前が…。
しかも、音としても様々利用されているものでした。
これはどうかなー。
単純にアマゾンで仮名3字だけにて検索しても、まー全然出てきませんね。
ついでに言えば、タイトルの「うぶらぶ」自体も、「あまの・よ~き」センセの単行本などがヒットしていました。
まぁ、どんな名前にするかはご本人の自由ですけれど。
セールス的には、プラスに働かないのではないかなぁ。
実際のところどうだか知りませんが。
そんなこんなで、本日は「まくろ」センセ。
初単行本は「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
こちらは一般系のえっち単行本。
収録は全て短編で、おまけもあとがき程度。
こうした本のお約束な構成になってました。
全体的にそう悪くはないと思います。
ただ、正直なところまだ色々と不足しているような印象です。
※左:家庭教師「芳賀和美」、右:先輩「みずきさん」
こうしたお姉さんキャラは良かったです。
家庭教師「芳賀和美」さんの「先生の公式」
こちらの「和美さん」が、裏表紙で色気振りまく彼女です。
収録の全ヒロイン中で最も目立つ容姿で、彼女を表紙にもってきても良かったかと思います。
大学浪人の2年目となった「萩原裕貴」
見かねた母親の依頼した家庭教師は、えらい美人だったのでした。
唯一の眼鏡キャラです。
(※えっちの際に外してしまいますが)
スタイル良く、着ている服装などもキャリアウーマンちっく。
いかにも彼集中できてない感じ(笑)でしたが、それも当然でしょう。
「胸とか意識しすぎて」という言葉に責任を感じた「和美さん」は~、なんてお約束な展開です。
年上然とした落ち着きのある対応と、黒い下着が良かったですよ。
羨ましいラストにご期待下さい。
会社での花見にてコキ使われる新人「真田」くんを見かねた先輩「みずき」さん。
彼女に腕を引かれてその場を抜け出したんですが…2人が落ち着いた場所は、お盛んなカップルの多い穴場だったのでした。
そんな短編「咲くらん」
いい先輩ですねー。
ただ従うしか身の置き所ない新人さんには、まさに女神のよう。
えっちへの流れも、彼女からというのがどうにも有難いです。
この回はお話好みで良かったんですが、やや作画が乱れがち。
「みずきさん」の輪郭が妙に広くなったりして、不安定なのが残念でした。
特にとり得なく、冴えない平凡な主人公。
明るく美人で人気もあるという会社の同僚「野口あずさ」さんから、何故か彼は猛アタックされるのでした。
そうした、なんとも羨ましい現代ファンタジーなお話「アナタふぇち」
仕事でもまったく接点の無い彼女。
もはや”社内ストーカー”という感じで、意味もなく隣に立っていただけでなく、男子トイレにまでついてこようとしていました。
ちょっと怖いよ「あずささん」
仕事しようよ。
本編はそうした流れから、トイレ内でのえっちになってます。
「…君って本当に変態なんだね…」
とか言われていました。
えっち後のリアクションがイイです。
おっちゃん店長「北村」と若い「小林ミカ」さんの短編「純嬢」
見た目冴えなく、何の取り柄もないという彼に告白した「ミカさん」
”随分歳が離れていて…”
とかありましたが、2人は年齢差どころか雰囲気に至るまで、全く接点ない雰囲気。
これはおっちゃんの夢みたいなお話ですね。
「付き合って下さいっ(交際)」という告白に、「どこにですか?(場所)」と、普通に返答しているのも当然のこと。
意を決した彼女から押し倒す場面は、もうちょっと作画頑張ってほしかったです。
あの場面は、もっとお尻をアップにしても良かったのでは。
いかにもオミズちっくな容姿の「ミカさん」でしたが、本人言っていたように案外お似合いなカップルなのかもしれません。
なーんて思いたくなるのは、現代ファンタジーに憧れてるためかなぁ。
3つ年上という「吉崎恵」は隣のお姉さん。
夜中に酔っ払ったままふらりと訪ねてくる彼女は、主人公にたびたび合コンでのグチを聞かせていました。
初恋相手で憧れていた「恵」のそうした話題に嫌気がさした彼は…という表題作「うぶらぶ」
よくありがちな展開ですね。
2人幼馴染みとのことですが、3つ上というのは脱稿も変わるタイミングなので大きいでしょう。
彼は「鈍感」とか言われてましたけど、もう少し年上っぽい、余裕をもったお誘いが欲しい感じもありましたよ、「恵さん」。
そんなんが可愛いと言えるかもしれませんが。
いちおう設定としては本当みたいでしたが、”合コンへ行ってる”というのはやや怪しい気がしました。
銭湯での一目惚れ話「あい・らぶ・湯♪」
番台の「あかり」さん目当てで、足繁く銭湯へ通う「小川」くん。
仕事で閉店間際に来た彼は、その日が営業の最終日であると聞かされるのでした。
いちおう親しく会話するまでの間柄になっており、煮物なんておすそ分けでもらってます。
常連客はほかにいないらしく、頻繁に通った甲斐があったというもの。
最後ということで、背中流してくれるんですが…彼女はタオル1枚だけだったのです。
まぁ、この時点でもうOKですよねー。
同じく看板娘狙いの「はるか食堂」
こちらはオフィス街にある飲食店。
やはり毎日通っている「野村」くん。
どうやら昼食と共に夕食もそちらでお世話になっているみたい。
先の銭湯と違って毎日盛況のようなんですが、さすがに夕食時期は落ち着いてる様子。
隣でお酒に付き合ってくれてますからね。
しっかり名前も覚えられており、1日のうち2度も顔出してるだけのことはありました。
うん、脈あるでしょう。
こうした漫画では、店内えっちがお約束。
ただ、どーでもいいですが…たぶん店1人でやってないと思う(本編に描写ない)ので、もう1人は奥で覗いてたか、あるいは先に帰ったのかな。
※左:吉崎恵、右:吉崎恵、義姉「亜希子さん」
安定すれば、また良さが見えてくるかもしれません。
だいたいラブっぽい収録作品中、「義姉飼育」、「I-DOLL」の2話はブラック展開になります。
前者は義姉「亜希子」さんと「智樹」くん。
彼女の痴態を目撃した彼は、それをネタに脅しをかけるのでした。
メイド服でのえっちで、何かあるかなーって見てましたが、そのまま終わってしまいました。あれれ。
この回の作画は適度なスッキリ感で、個人的に最も好きなタイプです。
後者はツインテールなアイドル「水谷リサ」さん。
コンサートは満員、テレビに引っ張りだこというトップアイドルの実態は、マネージャー「野高」に調教されていたのでした。
わかんないけど、ここまでメディアに注目されてる娘は過去から現在まで丸裸にされるのでは?
どうやら枕営業までさせられてましたが、口増えればそれだけリスク高まるでしょ。
控室でのえっちも、あっさりバレそうでしたが。
ほか、「こすぷれ日和」は、風邪のお見舞いに来た彼女「明菜」ちゃんにナースコスプレを頼むもの。
「お姉ちゃんが通販で買ったやつ」
とか言ってたナース服はやたら丈短く、間違いなくえっち系。
なかなか天然っぽい可愛さあり、「純」くんもたまらなくなってしまうのでした。
風邪ではなかったの?
えっちで治るパターンで、彼女にうつらなかったのは幸い。
ホステス「葵」さんとの「Club Princess」
彼女のピンチを救った「四谷」くんとのえっちなんですが…これもだいぶ都合良い感じですね。
「好きになっちゃうじゃない」
…とか言ってましたけど、そうかなぁ。
”とりあえずお礼に1回えっち”くらいな流れで精神的な事は匂わすくらいのが自然では。
強い線の絵柄。
ざらりと流しているような描き方で、画面は平面的。
あちこちばっさりしており、描き込み弱め。
丁寧さを含め、全体的にもう少し頑張ってほしい感じです。
動きある絵はもう一歩、二歩。
見たくないほどではなく、すっきりと良く見えたコマもあったので惜しいです。
単行本では冒頭に配置されていた表題作「うぶらぶ」が最も古く、08年08月。
こちらがデビュー作品みたい。
最も新しい原稿がラストの「Club Princess」で、10年09月でした。
だんだん新しくなっていきます。
後半のが洗練された感じあったものの、個人的には良くも悪くもさほど変化していない感覚。
合間など繋ぎのコマ部分には安定が見えましたが、各話で少しづつタッチが変わります。
まだ模索中という感じでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 良いコマもありますが、不安定です。
・話3: 低めの中間点です。軽いタッチなので凌辱系は合わないかな。
・独2: 特にコレという目立つものは今のところありませんでした。
合計:[7/15]
「双葉社」さんのHPにて立ち読みができるため、余裕ある場合はそちらがオススメです。
(※「うぶらぶ」が途中まで読めます)
ちなみに、単行本は成年マークないんですが、そちらは年齢確認出てくるんですね。
不思議。
出版流通とネットの違いかな。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ビジネス・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まくろ」センセの「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
また平仮名3文字の検索し辛いお名前が…。
しかも、音としても様々利用されているものでした。
これはどうかなー。
単純にアマゾンで仮名3字だけにて検索しても、まー全然出てきませんね。
ついでに言えば、タイトルの「うぶらぶ」自体も、「あまの・よ~き」センセの単行本などがヒットしていました。
まぁ、どんな名前にするかはご本人の自由ですけれど。
セールス的には、プラスに働かないのではないかなぁ。
実際のところどうだか知りませんが。
そんなこんなで、本日は「まくろ」センセ。
初単行本は「うぶらぶ UBU-LOVE」です。
こちらは一般系のえっち単行本。
収録は全て短編で、おまけもあとがき程度。
こうした本のお約束な構成になってました。
全体的にそう悪くはないと思います。
ただ、正直なところまだ色々と不足しているような印象です。
※左:家庭教師「芳賀和美」、右:先輩「みずきさん」
こうしたお姉さんキャラは良かったです。
家庭教師「芳賀和美」さんの「先生の公式」
こちらの「和美さん」が、裏表紙で色気振りまく彼女です。
収録の全ヒロイン中で最も目立つ容姿で、彼女を表紙にもってきても良かったかと思います。
大学浪人の2年目となった「萩原裕貴」
見かねた母親の依頼した家庭教師は、えらい美人だったのでした。
唯一の眼鏡キャラです。
(※えっちの際に外してしまいますが)
スタイル良く、着ている服装などもキャリアウーマンちっく。
いかにも彼集中できてない感じ(笑)でしたが、それも当然でしょう。
「胸とか意識しすぎて」という言葉に責任を感じた「和美さん」は~、なんてお約束な展開です。
年上然とした落ち着きのある対応と、黒い下着が良かったですよ。
羨ましいラストにご期待下さい。
会社での花見にてコキ使われる新人「真田」くんを見かねた先輩「みずき」さん。
彼女に腕を引かれてその場を抜け出したんですが…2人が落ち着いた場所は、お盛んなカップルの多い穴場だったのでした。
そんな短編「咲くらん」
いい先輩ですねー。
ただ従うしか身の置き所ない新人さんには、まさに女神のよう。
えっちへの流れも、彼女からというのがどうにも有難いです。
この回はお話好みで良かったんですが、やや作画が乱れがち。
「みずきさん」の輪郭が妙に広くなったりして、不安定なのが残念でした。
特にとり得なく、冴えない平凡な主人公。
明るく美人で人気もあるという会社の同僚「野口あずさ」さんから、何故か彼は猛アタックされるのでした。
そうした、なんとも羨ましい現代ファンタジーなお話「アナタふぇち」
仕事でもまったく接点の無い彼女。
もはや”社内ストーカー”という感じで、意味もなく隣に立っていただけでなく、男子トイレにまでついてこようとしていました。
ちょっと怖いよ「あずささん」
仕事しようよ。
本編はそうした流れから、トイレ内でのえっちになってます。
「…君って本当に変態なんだね…」
とか言われていました。
えっち後のリアクションがイイです。
おっちゃん店長「北村」と若い「小林ミカ」さんの短編「純嬢」
見た目冴えなく、何の取り柄もないという彼に告白した「ミカさん」
”随分歳が離れていて…”
とかありましたが、2人は年齢差どころか雰囲気に至るまで、全く接点ない雰囲気。
これはおっちゃんの夢みたいなお話ですね。
「付き合って下さいっ(交際)」という告白に、「どこにですか?(場所)」と、普通に返答しているのも当然のこと。
意を決した彼女から押し倒す場面は、もうちょっと作画頑張ってほしかったです。
あの場面は、もっとお尻をアップにしても良かったのでは。
いかにもオミズちっくな容姿の「ミカさん」でしたが、本人言っていたように案外お似合いなカップルなのかもしれません。
なーんて思いたくなるのは、現代ファンタジーに憧れてるためかなぁ。
3つ年上という「吉崎恵」は隣のお姉さん。
夜中に酔っ払ったままふらりと訪ねてくる彼女は、主人公にたびたび合コンでのグチを聞かせていました。
初恋相手で憧れていた「恵」のそうした話題に嫌気がさした彼は…という表題作「うぶらぶ」
よくありがちな展開ですね。
2人幼馴染みとのことですが、3つ上というのは脱稿も変わるタイミングなので大きいでしょう。
彼は「鈍感」とか言われてましたけど、もう少し年上っぽい、余裕をもったお誘いが欲しい感じもありましたよ、「恵さん」。
そんなんが可愛いと言えるかもしれませんが。
いちおう設定としては本当みたいでしたが、”合コンへ行ってる”というのはやや怪しい気がしました。
銭湯での一目惚れ話「あい・らぶ・湯♪」
番台の「あかり」さん目当てで、足繁く銭湯へ通う「小川」くん。
仕事で閉店間際に来た彼は、その日が営業の最終日であると聞かされるのでした。
いちおう親しく会話するまでの間柄になっており、煮物なんておすそ分けでもらってます。
常連客はほかにいないらしく、頻繁に通った甲斐があったというもの。
最後ということで、背中流してくれるんですが…彼女はタオル1枚だけだったのです。
まぁ、この時点でもうOKですよねー。
同じく看板娘狙いの「はるか食堂」
こちらはオフィス街にある飲食店。
やはり毎日通っている「野村」くん。
どうやら昼食と共に夕食もそちらでお世話になっているみたい。
先の銭湯と違って毎日盛況のようなんですが、さすがに夕食時期は落ち着いてる様子。
隣でお酒に付き合ってくれてますからね。
しっかり名前も覚えられており、1日のうち2度も顔出してるだけのことはありました。
うん、脈あるでしょう。
こうした漫画では、店内えっちがお約束。
ただ、どーでもいいですが…たぶん店1人でやってないと思う(本編に描写ない)ので、もう1人は奥で覗いてたか、あるいは先に帰ったのかな。
※左:吉崎恵、右:吉崎恵、義姉「亜希子さん」
安定すれば、また良さが見えてくるかもしれません。
だいたいラブっぽい収録作品中、「義姉飼育」、「I-DOLL」の2話はブラック展開になります。
前者は義姉「亜希子」さんと「智樹」くん。
彼女の痴態を目撃した彼は、それをネタに脅しをかけるのでした。
メイド服でのえっちで、何かあるかなーって見てましたが、そのまま終わってしまいました。あれれ。
この回の作画は適度なスッキリ感で、個人的に最も好きなタイプです。
後者はツインテールなアイドル「水谷リサ」さん。
コンサートは満員、テレビに引っ張りだこというトップアイドルの実態は、マネージャー「野高」に調教されていたのでした。
わかんないけど、ここまでメディアに注目されてる娘は過去から現在まで丸裸にされるのでは?
どうやら枕営業までさせられてましたが、口増えればそれだけリスク高まるでしょ。
控室でのえっちも、あっさりバレそうでしたが。
ほか、「こすぷれ日和」は、風邪のお見舞いに来た彼女「明菜」ちゃんにナースコスプレを頼むもの。
「お姉ちゃんが通販で買ったやつ」
とか言ってたナース服はやたら丈短く、間違いなくえっち系。
なかなか天然っぽい可愛さあり、「純」くんもたまらなくなってしまうのでした。
風邪ではなかったの?
えっちで治るパターンで、彼女にうつらなかったのは幸い。
ホステス「葵」さんとの「Club Princess」
彼女のピンチを救った「四谷」くんとのえっちなんですが…これもだいぶ都合良い感じですね。
「好きになっちゃうじゃない」
…とか言ってましたけど、そうかなぁ。
”とりあえずお礼に1回えっち”くらいな流れで精神的な事は匂わすくらいのが自然では。
強い線の絵柄。
ざらりと流しているような描き方で、画面は平面的。
あちこちばっさりしており、描き込み弱め。
丁寧さを含め、全体的にもう少し頑張ってほしい感じです。
動きある絵はもう一歩、二歩。
見たくないほどではなく、すっきりと良く見えたコマもあったので惜しいです。
単行本では冒頭に配置されていた表題作「うぶらぶ」が最も古く、08年08月。
こちらがデビュー作品みたい。
最も新しい原稿がラストの「Club Princess」で、10年09月でした。
だんだん新しくなっていきます。
後半のが洗練された感じあったものの、個人的には良くも悪くもさほど変化していない感覚。
合間など繋ぎのコマ部分には安定が見えましたが、各話で少しづつタッチが変わります。
まだ模索中という感じでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 良いコマもありますが、不安定です。
・話3: 低めの中間点です。軽いタッチなので凌辱系は合わないかな。
・独2: 特にコレという目立つものは今のところありませんでした。
合計:[7/15]
「双葉社」さんのHPにて立ち読みができるため、余裕ある場合はそちらがオススメです。
(※「うぶらぶ」が途中まで読めます)
ちなみに、単行本は成年マークないんですが、そちらは年齢確認出てくるんですね。
不思議。
出版流通とネットの違いかな。
うぶらぶ (アクションコミックス(ピザッツ)) (2010/09/28) まくろ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】