■着ラブ (睦月)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・着たまま
・おまけ: あとがき、
カバー裏に漫画「睦月ってどんな人なの?」・「着について」
・その他: 短編×11(うち「初恋をもう一度」×2、「強がり Pas time」×2、
「僕と姉と薬の香り×2」)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月(むつき)」センセの「着ラブ dress and love?」です。
名前が漢字2字の方を続けることができました(笑)
明日はどうでしょう?誰かいたかな??
初単行本「着たまましようよ」に続く2冊目は「着ラブ」でした。
そうしたタイトルそのまま、着たまま~がお好きな「睦月」センセ。
カバー裏のコメントによると、”首が隠れるような服・アイテム”もお好きとのことでした。
こりゃ珍しいですねー。
着たままというのは納得できますが、そういった趣味の方はいままで聞いたことありません。
…いきなりなんなんですが、色々とあるもんですねー。
なんだかすごいなぁ。
さて、今回は2話の連続が3本と、他に短編がちらほらという構成。
単行本のあちこちにて、センセの好みが炸裂しておりました。
※左:雨宮綾乃、右:まなりさん
この「綾乃さん」は良かったー。ああした一連の言動は計算なのかなぁ。
↓表紙を担当(※制服違うので別人?)する「雨宮綾乃」さんの連続話「初恋をもう一度」、「初恋をもう一度~初めてのおじゃまします~」
「健太」くんは小学校から中学まで一緒だった同級生「雨宮綾乃さん」と再会。
高校生になっていた彼女は、記憶に残る姿とは違って積極的になっていました。
出会った際、「健太くん」がえっちな本を見ていたことから…
「エッチするの、私とじゃダメ?」
…と、「綾乃さん」が申し出たのです。
だいたいそんなんですね。
実は「綾乃さん」のようなセミロングな髪型は、ひでるさんのツボ(笑)
そんな訳で、初登場から直撃・撃墜な状態でした。
普段の表情から、言動まで良かったですねー。
特に途中の名前を呼ばれた際の描写とか、ラストの振り返って一言など、やたらめったら可愛らしい娘さんなのです。
彼の家を初めて訪ねる2話目「初恋をもう一度~初めてのおじゃまします~」
えっち本を見せるということだったんですが…いやいや、あそこは絶対一緒に鑑賞するべき場面でしょー、「健太くん」!
たとえ嫌がられても、ね。
ちなみに、その際の「綾乃さん」がこれまたキュートなので必見です。
是非、続きが見たいヒロインでした。
一方、透け具合が素敵な裏表紙のヒロイン「まなり」さんの「失敗なんてわすれちゃえ!」
詳細は伏せますが…サラリーマンが憧れるシチュエーションです。
営業というのは自由になる時間がある反面、契約件数次第で天国にも地獄にもなりますよねー。
数コマ程度でしたが、あの会社シーンはなんだか覚えがあるような…やだなぁ。
それだけに、公園で出会う娘「まなりさん」が優しいのです。
ありゃ、こっちがきゅん、となりますよ。ええ。
チェック柄のスカートとシマパンという組み合わせも単純に良かったです。
※左:永山早苗、右:前田ひとみ
人気集めそうなのは、あるいはこの「早苗さん」かな。
大学受験を決めていた「折笠」くんとクラスメイト「永山早苗」さんの連続話「強がり Pas time」
メガネ・みつ編みな「早苗さん」は勉強ばかり、というイメージ。
売り言葉に買い言葉、という感じで、彼女の気分転換に付き合うこととなったのでした…。
容姿そのまま、「早苗さん」はツンデレちっくな娘。
リボンが解けたことで、急に恥ずかしがる描写がありましたが…コレなんだかいいですね(笑)
2話にしたのは好判断。
それがため、「早苗さん」のキャラクターが深くなっていました。
ちゃんと服装の件がお話にも絡んでいたのも、さすが「睦月」センセです。
ほか、ポニーテールな姉「真奈美」さんとの近親「僕と姉と薬の香り」
こちらは2話の連続話。
故あって寝込みを襲う1話目、それに続く2話目とよくまとまった漫画でした。
同じくポニーテールな従姉「中谷唯」さんと「隆文」くんの「PCパニック」
えっちサイトのまま、PCが暴走してヘルプしてもらうんですが…うん、あれは恥ずかしい(笑)
ヒロイン「唯さん」の「~なのに~」という台詞が、いちいちえっちです。
雨の日、町外れの高台にある休憩所にて会う「夏美」さんとの短編「雨曜日の恋人」
収録では珍しい切なく物静かな、タイトルそのままというしっとり話です。
「…心かな?」との返答が印象的な「私の暇のつぶし方」
こちらもまた違ったしっとり感なお話で、ヒロイン「片瀬美唯」さんの成長期な様がよく表現されていました。
触覚のようなアホ毛が特徴なんですけどね。
告白され付き合っていくうち、どんどんえっちになってしまう「前田ひとみ」さんの短編「ドキドキがとまらない」
これは、”勝手にやっていて下さい”という、ラブラブ話でした(笑)
細線のすっきり絵柄。
薄めの色使いで、わさわさっと賑やかな線が目立っていました。
背景とキャラの強さが同等でごっちゃり気味、たまにバランスが微妙になる…などマイナス面はあるものの、こうした、さらっとしたスリムな作画は成年漫画で少なく、新鮮な印象があります。
癖があるので人は選びますが、こんなんもいいんじゃないでしょうか。
これで絵の安定感が増せば、成年漫画界でかなり良い位置をキープできる方と思いました。
…たぶん。わかんないけど。
なお、↓表紙と白黒絵の雰囲気が若干異なるので、注意して下さい。
もうちょっとさっぱりですかねぇ。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・着たまま
・おまけ: あとがき、
カバー裏に漫画「睦月ってどんな人なの?」・「着について」
・その他: 短編×11(うち「初恋をもう一度」×2、「強がり Pas time」×2、
「僕と姉と薬の香り×2」)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月(むつき)」センセの「着ラブ dress and love?」です。
名前が漢字2字の方を続けることができました(笑)
明日はどうでしょう?誰かいたかな??
初単行本「着たまましようよ」に続く2冊目は「着ラブ」でした。
そうしたタイトルそのまま、着たまま~がお好きな「睦月」センセ。
カバー裏のコメントによると、”首が隠れるような服・アイテム”もお好きとのことでした。
こりゃ珍しいですねー。
着たままというのは納得できますが、そういった趣味の方はいままで聞いたことありません。
…いきなりなんなんですが、色々とあるもんですねー。
なんだかすごいなぁ。
さて、今回は2話の連続が3本と、他に短編がちらほらという構成。
単行本のあちこちにて、センセの好みが炸裂しておりました。
※左:雨宮綾乃、右:まなりさん
この「綾乃さん」は良かったー。ああした一連の言動は計算なのかなぁ。
↓表紙を担当(※制服違うので別人?)する「雨宮綾乃」さんの連続話「初恋をもう一度」、「初恋をもう一度~初めてのおじゃまします~」
「健太」くんは小学校から中学まで一緒だった同級生「雨宮綾乃さん」と再会。
高校生になっていた彼女は、記憶に残る姿とは違って積極的になっていました。
出会った際、「健太くん」がえっちな本を見ていたことから…
「エッチするの、私とじゃダメ?」
…と、「綾乃さん」が申し出たのです。
だいたいそんなんですね。
実は「綾乃さん」のようなセミロングな髪型は、ひでるさんのツボ(笑)
そんな訳で、初登場から直撃・撃墜な状態でした。
普段の表情から、言動まで良かったですねー。
特に途中の名前を呼ばれた際の描写とか、ラストの振り返って一言など、やたらめったら可愛らしい娘さんなのです。
彼の家を初めて訪ねる2話目「初恋をもう一度~初めてのおじゃまします~」
えっち本を見せるということだったんですが…いやいや、あそこは絶対一緒に鑑賞するべき場面でしょー、「健太くん」!
たとえ嫌がられても、ね。
ちなみに、その際の「綾乃さん」がこれまたキュートなので必見です。
是非、続きが見たいヒロインでした。
一方、透け具合が素敵な裏表紙のヒロイン「まなり」さんの「失敗なんてわすれちゃえ!」
詳細は伏せますが…サラリーマンが憧れるシチュエーションです。
営業というのは自由になる時間がある反面、契約件数次第で天国にも地獄にもなりますよねー。
数コマ程度でしたが、あの会社シーンはなんだか覚えがあるような…やだなぁ。
それだけに、公園で出会う娘「まなりさん」が優しいのです。
ありゃ、こっちがきゅん、となりますよ。ええ。
チェック柄のスカートとシマパンという組み合わせも単純に良かったです。
※左:永山早苗、右:前田ひとみ
人気集めそうなのは、あるいはこの「早苗さん」かな。
大学受験を決めていた「折笠」くんとクラスメイト「永山早苗」さんの連続話「強がり Pas time」
メガネ・みつ編みな「早苗さん」は勉強ばかり、というイメージ。
売り言葉に買い言葉、という感じで、彼女の気分転換に付き合うこととなったのでした…。
容姿そのまま、「早苗さん」はツンデレちっくな娘。
リボンが解けたことで、急に恥ずかしがる描写がありましたが…コレなんだかいいですね(笑)
2話にしたのは好判断。
それがため、「早苗さん」のキャラクターが深くなっていました。
ちゃんと服装の件がお話にも絡んでいたのも、さすが「睦月」センセです。
ほか、ポニーテールな姉「真奈美」さんとの近親「僕と姉と薬の香り」
こちらは2話の連続話。
故あって寝込みを襲う1話目、それに続く2話目とよくまとまった漫画でした。
同じくポニーテールな従姉「中谷唯」さんと「隆文」くんの「PCパニック」
えっちサイトのまま、PCが暴走してヘルプしてもらうんですが…うん、あれは恥ずかしい(笑)
ヒロイン「唯さん」の「~なのに~」という台詞が、いちいちえっちです。
雨の日、町外れの高台にある休憩所にて会う「夏美」さんとの短編「雨曜日の恋人」
収録では珍しい切なく物静かな、タイトルそのままというしっとり話です。
「…心かな?」との返答が印象的な「私の暇のつぶし方」
こちらもまた違ったしっとり感なお話で、ヒロイン「片瀬美唯」さんの成長期な様がよく表現されていました。
触覚のようなアホ毛が特徴なんですけどね。
告白され付き合っていくうち、どんどんえっちになってしまう「前田ひとみ」さんの短編「ドキドキがとまらない」
これは、”勝手にやっていて下さい”という、ラブラブ話でした(笑)
細線のすっきり絵柄。
薄めの色使いで、わさわさっと賑やかな線が目立っていました。
背景とキャラの強さが同等でごっちゃり気味、たまにバランスが微妙になる…などマイナス面はあるものの、こうした、さらっとしたスリムな作画は成年漫画で少なく、新鮮な印象があります。
癖があるので人は選びますが、こんなんもいいんじゃないでしょうか。
これで絵の安定感が増せば、成年漫画界でかなり良い位置をキープできる方と思いました。
…たぶん。わかんないけど。
なお、↓表紙と白黒絵の雰囲気が若干異なるので、注意して下さい。
もうちょっとさっぱりですかねぇ。
着ラブ (富士美コミックス) (2008/12/25) 睦月 商品詳細を見る |
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■ゾンビ ロマンチシズム (睦月のぞみ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : ラブコメ・人外
・おまけ: あとがき、合間に作品コメント・4コマ、
カバー裏に中扉の続き漫画・余談。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
短編×9(うち「ゾンビ ロマンチシズム」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月のぞみ(むつき・のぞみ)」センセの「ゾンビ ロマンチシズム」です。
ゾンビという言葉に、一度は見送ったこちらの単行本。
手に取って表裏ぐるりと一周させたことが、購入の切っ掛けとなりました。
裏表紙のコメディーちっくなイラストにイケル!と判断したんですね。
さて、そんな訳で、「ゾンビ ロマンチシズム」は「睦月のぞみ」センセの6冊目。
どうやら成年向けも描かれているようでしたが、ひでるさんはこちらが初見です。
メインの中編・外伝と短編で構成された、軽いノリのラブコメ話でした。
人外キャラが目立っていますが、人間もかなり変わってますねー。
※左:狗上リカ、右:藤堂零子
ゾンビっぽくないので、苦手な方ご安心下さい。…手は取れたりしてましたが。
4話の中編にして表題作「ゾンビ ロマンチシズム」
「それは初めての恋でした」
少子高齢化の経済問題対策として、”一度死んだ人間をゾンビとして蘇らせ、労働力とする”というシステムの確立された世界。
女子高生「狗上リカ」さんの恋した保健医「カネヲ」先生はゾンビだったのです。
「この世で一番ゾンビが嫌い!」
しかし、「リカさん」はある理由によって、それを大の苦手としていたのです。
平穏な心を取り戻すため、先生を追い出そうと画策するんですが…と、だいたいそんな感じ。
ゾンビな男性とのラブコメですね。
正直なところ設定は弱さがありますが、適度な重さのさっくり読める漫画に仕上がっておりました。
あまりややこしくすると読み辛いですし、またページ数を考えればよくまとまっていたと思います。
ヒロイン「リカさん」は、ちょっとおバカな女子高生。
行動力溢れるタイプであるものの、やたら身体が弱いという、ややこしい娘さん。
走っただけでふらふらになっていたり、告白時には勢いあまって立ちくらみしておりました。
まぁ、その弱さがために保健室の常連となり、「カネヲ先生」と接する機会が増えたんですけどね。
「そうか…これがいわゆるツンデレって生物か…。メンドクセーな…」
…と、帯に取り上げられていた台詞が最高。
とある理由によって、頭からゾンビを否定する「リカさん」は素直に自分の気持ちを認められない状態なのです。
そうしたキャラ設定がため、怒涛の展開がいかにもという感じでした。
合間の解説にもありましたが、彼女は一度吹っ切れれば強いでしょうね。
なお、本来は嫌悪の視線が向けられるゾンビを、普通の人間として接する人物がもう一人。
登場していたサブキャラ「桜井真尋」先生は、次に収録された「リサイクリング・ビューティー」の主人公でした。
時系列的には過去話で、外伝みたいなエピソード。
カップルの性格の違いもあり、終始重苦しい空気が流れておりました。
先の連続話と違って、システムの暗黒面を前面にしたお話ですね。
表題作での、大人になった「桜井先生」が、なにゆえあんな言動なのか、こちらで判明します。
読み返すと、また楽しめるでしょう。
解説でのイラストやカバー裏の漫画部分も良かったです。
ひでるさんとしては、どうしても幸せにはなれそうもない、こちらのが好みですね。
うふふ…。
※花子さん
体育では、このまま服装がブルマになります。
「逢魔ヶ刻の僕と君とアレとアレ。」は妖怪・幽霊の学園に人が紛れ込む短編。
刺さった、裏表紙の面々がこちらのキャラクターですね。
雰囲気としては、このブログで何度かタイトルを出している「漂流教室(※エデンのどん底収録)/大橋薫」のよう。
ただ、ちと詰め込みすぎたかなぁ…。
なかなか個性的なキャラが集合しており、またストーリーも明確なので、もう2、3話あればより深く・面白くなったかもしれません。
常に洋式便器に下半身が入っている、「花子さん」が独特でした。
タイトルにインパクトのある「3年B組 猫耳先生」
本能部分が強い「猫耳」先生と、冷静な「魚前」さんの掛け合いが楽しい漫画ですね。
特に、家庭訪問後の2ページは良かったです。
驚いたり、うろたえたり、コケたり…と、なかなか忙しい方ですね。
なにげに先の「逢魔ヶ刻~」にも出演しているのがポイントです。
(※そちらでは「佐々木」先生という名前)
※3年B組猫耳先生
活きのいいお魚さんが!どうする?!
ほか、よくある惚れ薬パニックな漫画「微 カオスチック エンター」
独特の展開が面白いんですが、反面「なるほど」とか思う部分もあったりして。
個々人の性格・個性によって、確かに恋愛対象というのは必ずしも人間でないかもしれませんね。
ちょっと真面目によんでしまいました。
殺人現場に立っていた、刀片手の女子高生に告白する「人斬り恋愛ロジック」
コメディー色の強い短編。
うーん、解説に書かれていた、もとの流れのが良かったかなぁ。
安定した細線のすっきりとした絵柄。
濃淡は適度…やや薄めか。
コメディーシーンはかなり早い流れでしたが、シリアスになると適度な間の、緊張感ある漫画になっていました。
キャラ絵はぺたっとした平たいもの。
あっさり描かれていますが、表情から動きまでよく表現力された、巧い方です。
カラー部分も非常に良く、↓表紙は白黒絵とはまた違った雰囲気あるイラストになっていたので、脳内で線画変換して判断下さい。
ただ、どちらにしろ人を選ばない作画だと思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : ラブコメ・人外
・おまけ: あとがき、合間に作品コメント・4コマ、
カバー裏に中扉の続き漫画・余談。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
短編×9(うち「ゾンビ ロマンチシズム」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月のぞみ(むつき・のぞみ)」センセの「ゾンビ ロマンチシズム」です。
ゾンビという言葉に、一度は見送ったこちらの単行本。
手に取って表裏ぐるりと一周させたことが、購入の切っ掛けとなりました。
裏表紙のコメディーちっくなイラストにイケル!と判断したんですね。
さて、そんな訳で、「ゾンビ ロマンチシズム」は「睦月のぞみ」センセの6冊目。
どうやら成年向けも描かれているようでしたが、ひでるさんはこちらが初見です。
メインの中編・外伝と短編で構成された、軽いノリのラブコメ話でした。
人外キャラが目立っていますが、人間もかなり変わってますねー。
※左:狗上リカ、右:藤堂零子
ゾンビっぽくないので、苦手な方ご安心下さい。…手は取れたりしてましたが。
4話の中編にして表題作「ゾンビ ロマンチシズム」
「それは初めての恋でした」
少子高齢化の経済問題対策として、”一度死んだ人間をゾンビとして蘇らせ、労働力とする”というシステムの確立された世界。
女子高生「狗上リカ」さんの恋した保健医「カネヲ」先生はゾンビだったのです。
「この世で一番ゾンビが嫌い!」
しかし、「リカさん」はある理由によって、それを大の苦手としていたのです。
平穏な心を取り戻すため、先生を追い出そうと画策するんですが…と、だいたいそんな感じ。
ゾンビな男性とのラブコメですね。
正直なところ設定は弱さがありますが、適度な重さのさっくり読める漫画に仕上がっておりました。
あまりややこしくすると読み辛いですし、またページ数を考えればよくまとまっていたと思います。
ヒロイン「リカさん」は、ちょっとおバカな女子高生。
行動力溢れるタイプであるものの、やたら身体が弱いという、ややこしい娘さん。
走っただけでふらふらになっていたり、告白時には勢いあまって立ちくらみしておりました。
まぁ、その弱さがために保健室の常連となり、「カネヲ先生」と接する機会が増えたんですけどね。
「そうか…これがいわゆるツンデレって生物か…。メンドクセーな…」
…と、帯に取り上げられていた台詞が最高。
とある理由によって、頭からゾンビを否定する「リカさん」は素直に自分の気持ちを認められない状態なのです。
そうしたキャラ設定がため、怒涛の展開がいかにもという感じでした。
合間の解説にもありましたが、彼女は一度吹っ切れれば強いでしょうね。
なお、本来は嫌悪の視線が向けられるゾンビを、普通の人間として接する人物がもう一人。
登場していたサブキャラ「桜井真尋」先生は、次に収録された「リサイクリング・ビューティー」の主人公でした。
時系列的には過去話で、外伝みたいなエピソード。
カップルの性格の違いもあり、終始重苦しい空気が流れておりました。
先の連続話と違って、システムの暗黒面を前面にしたお話ですね。
表題作での、大人になった「桜井先生」が、なにゆえあんな言動なのか、こちらで判明します。
読み返すと、また楽しめるでしょう。
解説でのイラストやカバー裏の漫画部分も良かったです。
ひでるさんとしては、どうしても幸せにはなれそうもない、こちらのが好みですね。
うふふ…。
※花子さん
体育では、このまま服装がブルマになります。
「逢魔ヶ刻の僕と君とアレとアレ。」は妖怪・幽霊の学園に人が紛れ込む短編。
刺さった、裏表紙の面々がこちらのキャラクターですね。
雰囲気としては、このブログで何度かタイトルを出している「漂流教室(※エデンのどん底収録)/大橋薫」のよう。
ただ、ちと詰め込みすぎたかなぁ…。
なかなか個性的なキャラが集合しており、またストーリーも明確なので、もう2、3話あればより深く・面白くなったかもしれません。
常に洋式便器に下半身が入っている、「花子さん」が独特でした。
タイトルにインパクトのある「3年B組 猫耳先生」
本能部分が強い「猫耳」先生と、冷静な「魚前」さんの掛け合いが楽しい漫画ですね。
特に、家庭訪問後の2ページは良かったです。
驚いたり、うろたえたり、コケたり…と、なかなか忙しい方ですね。
なにげに先の「逢魔ヶ刻~」にも出演しているのがポイントです。
(※そちらでは「佐々木」先生という名前)
※3年B組猫耳先生
活きのいいお魚さんが!どうする?!
ほか、よくある惚れ薬パニックな漫画「微 カオスチック エンター」
独特の展開が面白いんですが、反面「なるほど」とか思う部分もあったりして。
個々人の性格・個性によって、確かに恋愛対象というのは必ずしも人間でないかもしれませんね。
ちょっと真面目によんでしまいました。
殺人現場に立っていた、刀片手の女子高生に告白する「人斬り恋愛ロジック」
コメディー色の強い短編。
うーん、解説に書かれていた、もとの流れのが良かったかなぁ。
安定した細線のすっきりとした絵柄。
濃淡は適度…やや薄めか。
コメディーシーンはかなり早い流れでしたが、シリアスになると適度な間の、緊張感ある漫画になっていました。
キャラ絵はぺたっとした平たいもの。
あっさり描かれていますが、表情から動きまでよく表現力された、巧い方です。
カラー部分も非常に良く、↓表紙は白黒絵とはまた違った雰囲気あるイラストになっていたので、脳内で線画変換して判断下さい。
ただ、どちらにしろ人を選ばない作画だと思います。
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■激濃乳 (ますだ犬)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、キャラ紹介、加筆修正、
秋たんの楽しい遊びかた、
カラー描き下ろし「激濃乳」
カバー裏に「まる見えグレード秋たん」
・その他: カラー(4P)、短編×12(うち「愛天使」×3、
「ハケン社淫」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ますだ犬(ますだ・けん)」センセの「激濃乳(げきのうみるく)」です。
たぶん合わないだろうなぁ、と思っていながら買ってきました。
全体的に発売が少なかったからねー。
こういう時は(よせばいいのに)書店を梯子する悪癖のある、ひでるさんです。
さて、「激濃乳」は「ますだ犬」センセの2冊目。
なんとなーく名前には覚えがあったんですが…たぶんこれが初見。
ゆるゆるした展開と派手なえっち描写の漫画です。
複数にされたりはあったものの、基本的にえっちは普通(?)で、極端に過激なプレイなどはありませんでした。
※左:OL「水沢桃子さん」、右:巫女「彩音さん」
こうして並べてみると…この2人は似てますねー。ダメなとことかも(笑)
今回の単行本は2話の連続話がメインとなっており、それらでページの約半分を占有しております。
ただ、心なしか長編よりも短編のがひでるさんとしては良かったのです。
そんな訳で短編から。
眼鏡で巨乳の巫女「彩音」さんの「信じる者たちの昇天」
単行本全体が馬鹿馬鹿しい雰囲気(※いい意味で)ですが、こちらはさらにコメディー寄りですね。
途中にあった「めがね、めがね」は、やっぱり額にかけててほしかったなぁ。
登場するヒロイン「彩音さん」は、雰囲気・容姿そのまま、いじめて系なドジッ娘。
ちゃんと巫女衣装を着続けたまま、えっちしてくれました。
タイトル扉部分の絵がスゴイので注目です。
バチ当てられそうね。
同じく眼鏡のOL「水沢桃子」さんの「揺れる倉庫」
お荷物社員を抱える部署、通称「返品墓場」に入社後早くも異動させられてしまった「桃子さん」
容姿も仕事もイマイチということで、1人倉庫整理をさせられていたのでした…。
度々体調を崩す原因は、支給されたベストがきつかったため。
また、設定的には可愛くないということなんですが…野暮ったいということ?あれはあれで、またいいと思うのだけど。
ともかく、そうした「桃子さん」が垢抜けた、って展開なんでしょうけれど、絵的にあまり変わり映えしなかったのがイマイチ。
髪の毛をショートにするとか、眼鏡外すとか、もっと劇的な変化のがいいと思いました。
だいたい、サイズ合わないなら、逆に胸あたりがパンパンになって目立つような気がします。
お話的には微妙でしたが、ストッキング描写がえっちだったので…まぁいいか(笑)
もともと眼鏡っ娘だった「ケイ」さんが、”劇的な変化”をしているのがこちらの短編「鉄拳性裁」
ストリートファイトな漫画ですね。
”本八神のケイ”とか呼ばれていたほどの彼女が、酔っぱらったおっちゃんにどうのこうの~という流れでした。
終始おっちゃんが上手で、しまいに泣いちゃうシーンが良かったです。
タンクトップにホットパンツという姿も可愛いですね。
※左:橘美月、右:桂木有香
こんな感じで、基本的に絵は巧い方です。
ほか、オチまでまとまった良作品「神様お願い」は複数プレイもある「橘美月」さん。
「桂木有香」さんと従弟「英太」くんの「初体験のナツ」は、大学生活でのカットや、思わず建前を言ってしまう描写が楽しいです。
あんなん現実に言ってそうですねー。
カラー原稿のショート短編「激濃乳 Story of NATSU & AKI」は↓表紙の2人「夏」ちゃんと「秋」ちゃんのお話でした。
こちらは描き下ろしということです。
ファーストフード店「エンジェルドッグ」にて働く、真面目なウェイトレス「小野瀬綾香」さん。
やたら目立つ巨乳と、店内にある死角スペースがため、様々なえっちハプニングが起こるのでした。
…という「愛天使」は、「~AWAKENING 覚醒編~」、「~A CONTACT 接触編~」、「~BE INVOKED 発動編~」の3話連続。
いくら設計上のミスとはいえ、あんな席作っちゃだめでしょー。
落とした500円玉を拾う1話目。
手伝うまではいいんですが、なにゆえあんな体勢になっちゃうのか疑問(笑)
「イヤァーッ!」、じゃないでしょー。
普段はMっぽいものの、その体験からS発動するようになった「綾香さん」
2話からは新人の指導係に選ばれ、方法はともかくとして、後輩「遊佐みずき」などの教育をきっちりやっていました。
裸エプロンの刑じゃねーだろー!
…というか、店内で普通に絡まないように(笑)
また、どーでもいいことですが、こうした漫画なのに店長がいい人だったのが実に意外。
※左:小野瀬綾香、右:桧野川こなつ
巨乳を武器に仕事をする2人です。でかいなぁ。
同じく3話の連続「ハケン社淫 ~恋の予感~」、「ハケン社淫 ~緋炎のアイドル~」、「ハケン社淫 ~鬼畜狩り~」
レインボー派遣の派遣社員「桧野川こなつ」さんのお話ですね。
「こなつさん」はカタカナの「デス」が口癖の、天然娘。
派遣のエースって…ああ、なるほど。
”さして抵抗もせず全てを受け入れる爆乳の娘”というのは、確かにエースかもしれませんね。
(※上司の思惑があるにしろ、ないにしろ)
派遣先が決まって、慌てる描写が妙に可笑しいです。
なお、ラスト3話目は4ページのショートでした。
強い線のこってりな絵柄。
勢いとスピード感があり、派手目のえっちシーンが売りです。
ややデフォルメが強いキャラ絵ですが、基本的にバランスが取れているので作画に問題は感じません。
台詞もえろく、変化あるコマ割りとか個性を確立されており、全体的に安定しておりました。
↓表紙のカラー絵よりも白黒のが雰囲気あるので、判断は裏表紙などのカット絵のがいいでしょう。
合わないかなーという感覚はそのままですが、想像よりはぜんぜん楽しめました。
こうした作画が好みなら、間違いなくオススメな単行本です。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、キャラ紹介、加筆修正、
秋たんの楽しい遊びかた、
カラー描き下ろし「激濃乳」
カバー裏に「まる見えグレード秋たん」
・その他: カラー(4P)、短編×12(うち「愛天使」×3、
「ハケン社淫」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ますだ犬(ますだ・けん)」センセの「激濃乳(げきのうみるく)」です。
たぶん合わないだろうなぁ、と思っていながら買ってきました。
全体的に発売が少なかったからねー。
こういう時は(よせばいいのに)書店を梯子する悪癖のある、ひでるさんです。
さて、「激濃乳」は「ますだ犬」センセの2冊目。
なんとなーく名前には覚えがあったんですが…たぶんこれが初見。
ゆるゆるした展開と派手なえっち描写の漫画です。
複数にされたりはあったものの、基本的にえっちは普通(?)で、極端に過激なプレイなどはありませんでした。
※左:OL「水沢桃子さん」、右:巫女「彩音さん」
こうして並べてみると…この2人は似てますねー。ダメなとことかも(笑)
今回の単行本は2話の連続話がメインとなっており、それらでページの約半分を占有しております。
ただ、心なしか長編よりも短編のがひでるさんとしては良かったのです。
そんな訳で短編から。
眼鏡で巨乳の巫女「彩音」さんの「信じる者たちの昇天」
単行本全体が馬鹿馬鹿しい雰囲気(※いい意味で)ですが、こちらはさらにコメディー寄りですね。
途中にあった「めがね、めがね」は、やっぱり額にかけててほしかったなぁ。
登場するヒロイン「彩音さん」は、雰囲気・容姿そのまま、いじめて系なドジッ娘。
ちゃんと巫女衣装を着続けたまま、えっちしてくれました。
タイトル扉部分の絵がスゴイので注目です。
バチ当てられそうね。
同じく眼鏡のOL「水沢桃子」さんの「揺れる倉庫」
お荷物社員を抱える部署、通称「返品墓場」に入社後早くも異動させられてしまった「桃子さん」
容姿も仕事もイマイチということで、1人倉庫整理をさせられていたのでした…。
度々体調を崩す原因は、支給されたベストがきつかったため。
また、設定的には可愛くないということなんですが…野暮ったいということ?あれはあれで、またいいと思うのだけど。
ともかく、そうした「桃子さん」が垢抜けた、って展開なんでしょうけれど、絵的にあまり変わり映えしなかったのがイマイチ。
髪の毛をショートにするとか、眼鏡外すとか、もっと劇的な変化のがいいと思いました。
だいたい、サイズ合わないなら、逆に胸あたりがパンパンになって目立つような気がします。
お話的には微妙でしたが、ストッキング描写がえっちだったので…まぁいいか(笑)
もともと眼鏡っ娘だった「ケイ」さんが、”劇的な変化”をしているのがこちらの短編「鉄拳性裁」
ストリートファイトな漫画ですね。
”本八神のケイ”とか呼ばれていたほどの彼女が、酔っぱらったおっちゃんにどうのこうの~という流れでした。
終始おっちゃんが上手で、しまいに泣いちゃうシーンが良かったです。
タンクトップにホットパンツという姿も可愛いですね。
※左:橘美月、右:桂木有香
こんな感じで、基本的に絵は巧い方です。
ほか、オチまでまとまった良作品「神様お願い」は複数プレイもある「橘美月」さん。
「桂木有香」さんと従弟「英太」くんの「初体験のナツ」は、大学生活でのカットや、思わず建前を言ってしまう描写が楽しいです。
あんなん現実に言ってそうですねー。
カラー原稿のショート短編「激濃乳 Story of NATSU & AKI」は↓表紙の2人「夏」ちゃんと「秋」ちゃんのお話でした。
こちらは描き下ろしということです。
ファーストフード店「エンジェルドッグ」にて働く、真面目なウェイトレス「小野瀬綾香」さん。
やたら目立つ巨乳と、店内にある死角スペースがため、様々なえっちハプニングが起こるのでした。
…という「愛天使」は、「~AWAKENING 覚醒編~」、「~A CONTACT 接触編~」、「~BE INVOKED 発動編~」の3話連続。
いくら設計上のミスとはいえ、あんな席作っちゃだめでしょー。
落とした500円玉を拾う1話目。
手伝うまではいいんですが、なにゆえあんな体勢になっちゃうのか疑問(笑)
「イヤァーッ!」、じゃないでしょー。
普段はMっぽいものの、その体験からS発動するようになった「綾香さん」
2話からは新人の指導係に選ばれ、方法はともかくとして、後輩「遊佐みずき」などの教育をきっちりやっていました。
裸エプロンの刑じゃねーだろー!
…というか、店内で普通に絡まないように(笑)
また、どーでもいいことですが、こうした漫画なのに店長がいい人だったのが実に意外。
※左:小野瀬綾香、右:桧野川こなつ
巨乳を武器に仕事をする2人です。でかいなぁ。
同じく3話の連続「ハケン社淫 ~恋の予感~」、「ハケン社淫 ~緋炎のアイドル~」、「ハケン社淫 ~鬼畜狩り~」
レインボー派遣の派遣社員「桧野川こなつ」さんのお話ですね。
「こなつさん」はカタカナの「デス」が口癖の、天然娘。
派遣のエースって…ああ、なるほど。
”さして抵抗もせず全てを受け入れる爆乳の娘”というのは、確かにエースかもしれませんね。
(※上司の思惑があるにしろ、ないにしろ)
派遣先が決まって、慌てる描写が妙に可笑しいです。
なお、ラスト3話目は4ページのショートでした。
強い線のこってりな絵柄。
勢いとスピード感があり、派手目のえっちシーンが売りです。
ややデフォルメが強いキャラ絵ですが、基本的にバランスが取れているので作画に問題は感じません。
台詞もえろく、変化あるコマ割りとか個性を確立されており、全体的に安定しておりました。
↓表紙のカラー絵よりも白黒のが雰囲気あるので、判断は裏表紙などのカット絵のがいいでしょう。
合わないかなーという感覚はそのままですが、想像よりはぜんぜん楽しめました。
こうした作画が好みなら、間違いなくオススメな単行本です。
激濃乳 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2008/11/28) ますだ犬 商品詳細を見る |
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■べじたぶる (森見明日)
★まんがデーター [5/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : コメディー・ラブコメ
・おまけ: あとがき、キャララフ絵、
カバー裏に予告・キャラ表、
・その他: カラー(4P)、
短編×22(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森見明日(もりみ・あした)」センセの「べじたぶる VEGETABLE」です。
お疲れ様です。
えー、昨日に引き続いて、以下同文。
へろへろです。
本当は他の漫画を紹介する予定でしたが、そうした訳で文が頭に浮かびやすいこちらをば。
「森見明日」センセの新刊「べじたぶる」ですね。
こちらのブログでは、「らぶぽっ!」とか「よみがえりんね♪」を紹介しております。
ひでるさんは「Drop frame」の頃からセンセのファンなんですが…この漫画については、まるで刺さりませんでした。
アマゾンにコメント入れてた方は評価よかったので、こんなん私だけですかねぇ。
※左:渋柿麻里衣、右:茄子萌
こうしたサービスシーンは比較的多めではあります。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
毎度ながら、↓以下より感じたそのままを書かせて頂きます。
そんな文が得意でない方は、ここでご遠慮下さいませ。
いきます。
1話8ページと微妙なボリュームでの連続話。
CG製作会社である有限会社「べじたぶる」を舞台とした、ちょっと変わった面々によるコメディー漫画でした。
非常にゆるゆるとしたお話ですね。
ありがちな設定と新鮮味に欠けるキャラ配置、ちょぴりえっちで少しラブコメ要素もあるんですが、どれもが中途半端。
ページ数が少ないためか、とかくガチャガチャと慌ただしいお話なのです。
いい話っぼくまとめようとしたラストも、やたら軽々しく感じました。
ストーリー部分がまったく合わなかったためか、連鎖反応でどうしても他の細かい部分まで気になってしまうのです。
まず、18歳の主人公「野沢ハルキ(遥貴)」くん。
亡くなった父の後を継ぎ、有限会社「べじたぶる」の社長になったそうなんですが、女子社員に弄ばれる毎日でした。
そのあたりが楽しく描かれています。
…が。
このキャラに、まるで感情移入できません。
ハリウッドに進出とか散々言っている割に、ヒアリングすら怪しい「ハルキくん」
掃除・雑用以外にはまったく役に立っておらず、パソコンの組み立てどころか、操作すらままならない始末。
これでは、仕事覚える(教えてもらう)以前の問題ですね。
おまけに営業すれば、詐欺に引っ掛かっておりました。
「俺のことは”ボス”と呼べ」
…とか言っていましたが、ちゃんちゃら可笑しいですよ。
仕事できんくせして口だけは達者という、ひでるさんのもっとも嫌いなタイプ。
後半でも変化なく、ちょっと突っ込まれた程度で投げ出してしまう、信じられない行動まで見せておりました。
なんなんだコイツは。
コツコツと努力し、地味でも着実に成長していく、というのがこうした漫画のセオリーでしょうけれど、「ハルキくん」に至っては努力の欠片も見えません。
まぁ、有能な社員たちのストレス解消にはなっているようなので、存在価値がまったくない訳でもないですが。
続いて、個性的ではあるものの有能な社員たち。
役に立たない彼とは違い、普段おちゃらけているものの、実は一級品の腕前を持つ女性群。
まぁ、よくある設定ですよね。
※左:三葉深姐、右:葱崎アネット
絵柄についても、お話同様にがちゃがちゃしていました。
ツインテールなメインヒロイン「渋柿麻里衣(マリィ)」
活発なパンチラ担当ですね。
「ハルキくん」と絡むこと多かったんですが、いつの間にかラブな雰囲気を見せるようになっていました。
まるでそんなネタなかったのに…ユルいなぁ。
ちなみに、他の3名は皆バストトップの描写があったのに、彼女だけは全裸も後姿だけでした。
これはヒロイン特権かな。
大人の色っぽい系担当「葱崎アネット」、眼鏡の不思議系「三葉深姐(ミーシャ)」など、主要ヒロインの3名は「祭事の乙女達」から続くセンセの基本形。
無難ではありますが、新鮮味にはちと欠けると思います。(※自然と恋愛対象が絞られるのね)
ほか、いきなりシャワーシーンで全裸という登場だったお嬢様「茄子萌(なす・めぐみ)」は、隠しキャラちっく(←「ハルキくん」に認識されていない)であるものの、登場するたびにサービスカットを披露していました。
直接はないものの、パンチラとか半裸程度は確かに頻繁な本作品。
紹介帯には「逆セクハラ地獄」とかありましたが、そっち方面で押すほどのパワーはありません。
心理描写が巧みな「森見明日」センセなのに、ラブコメとしてはやや唐突すぎ。
コメディーについては、寝ている間に場所移動している、「どこ!?」の連続など面白かった部分もありましたが、全体的に大きな魅力とまではなっておりません。
なにがやりたいのか、まったく分かりませんよ。
登場キャラにも魅力を感じることなく、……うん、きっとひでるさんは合わない漫画なんでしょうね。
お話に合わせているのか、作画についても崩れが目立ちます。
コメディー崩れは演出なのでいいんですけれど、引き絵や小コマなど、雑で手抜きのような絵がたまにありました。
お話が進むと共に顕著になっており、「アネット」、「ミーシャ」はだいぶ残念な感じ。
また特に今回は↓表紙が酷く、「マリィ」は本編とはまるで別人のよう。
紹介帯の有無関係なく、どちらかと言うと控え目な「ミーシャ」が極端に目立つ配置もよく分かりません。
中扉と入れ替えた方が良いのでは?
「森見明日」センセは、ひでるさんの中で基本となる期待値が高めなのかもしれませんが、それにしてもいい所ない単行本でした。
軽いお話がお好みなら、ちょうど良いかも。
べじたぶる (ヤングキングコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : コメディー・ラブコメ
・おまけ: あとがき、キャララフ絵、
カバー裏に予告・キャラ表、
・その他: カラー(4P)、
短編×22(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森見明日(もりみ・あした)」センセの「べじたぶる VEGETABLE」です。
お疲れ様です。
えー、昨日に引き続いて、以下同文。
へろへろです。
本当は他の漫画を紹介する予定でしたが、そうした訳で文が頭に浮かびやすいこちらをば。
「森見明日」センセの新刊「べじたぶる」ですね。
こちらのブログでは、「らぶぽっ!」とか「よみがえりんね♪」を紹介しております。
ひでるさんは「Drop frame」の頃からセンセのファンなんですが…この漫画については、まるで刺さりませんでした。
アマゾンにコメント入れてた方は評価よかったので、こんなん私だけですかねぇ。
※左:渋柿麻里衣、右:茄子萌
こうしたサービスシーンは比較的多めではあります。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
毎度ながら、↓以下より感じたそのままを書かせて頂きます。
そんな文が得意でない方は、ここでご遠慮下さいませ。
いきます。
1話8ページと微妙なボリュームでの連続話。
CG製作会社である有限会社「べじたぶる」を舞台とした、ちょっと変わった面々によるコメディー漫画でした。
非常にゆるゆるとしたお話ですね。
ありがちな設定と新鮮味に欠けるキャラ配置、ちょぴりえっちで少しラブコメ要素もあるんですが、どれもが中途半端。
ページ数が少ないためか、とかくガチャガチャと慌ただしいお話なのです。
いい話っぼくまとめようとしたラストも、やたら軽々しく感じました。
ストーリー部分がまったく合わなかったためか、連鎖反応でどうしても他の細かい部分まで気になってしまうのです。
まず、18歳の主人公「野沢ハルキ(遥貴)」くん。
亡くなった父の後を継ぎ、有限会社「べじたぶる」の社長になったそうなんですが、女子社員に弄ばれる毎日でした。
そのあたりが楽しく描かれています。
…が。
このキャラに、まるで感情移入できません。
ハリウッドに進出とか散々言っている割に、ヒアリングすら怪しい「ハルキくん」
掃除・雑用以外にはまったく役に立っておらず、パソコンの組み立てどころか、操作すらままならない始末。
これでは、仕事覚える(教えてもらう)以前の問題ですね。
おまけに営業すれば、詐欺に引っ掛かっておりました。
「俺のことは”ボス”と呼べ」
…とか言っていましたが、ちゃんちゃら可笑しいですよ。
仕事できんくせして口だけは達者という、ひでるさんのもっとも嫌いなタイプ。
後半でも変化なく、ちょっと突っ込まれた程度で投げ出してしまう、信じられない行動まで見せておりました。
なんなんだコイツは。
コツコツと努力し、地味でも着実に成長していく、というのがこうした漫画のセオリーでしょうけれど、「ハルキくん」に至っては努力の欠片も見えません。
まぁ、有能な社員たちのストレス解消にはなっているようなので、存在価値がまったくない訳でもないですが。
続いて、個性的ではあるものの有能な社員たち。
役に立たない彼とは違い、普段おちゃらけているものの、実は一級品の腕前を持つ女性群。
まぁ、よくある設定ですよね。
※左:三葉深姐、右:葱崎アネット
絵柄についても、お話同様にがちゃがちゃしていました。
ツインテールなメインヒロイン「渋柿麻里衣(マリィ)」
活発なパンチラ担当ですね。
「ハルキくん」と絡むこと多かったんですが、いつの間にかラブな雰囲気を見せるようになっていました。
まるでそんなネタなかったのに…ユルいなぁ。
ちなみに、他の3名は皆バストトップの描写があったのに、彼女だけは全裸も後姿だけでした。
これはヒロイン特権かな。
大人の色っぽい系担当「葱崎アネット」、眼鏡の不思議系「三葉深姐(ミーシャ)」など、主要ヒロインの3名は「祭事の乙女達」から続くセンセの基本形。
無難ではありますが、新鮮味にはちと欠けると思います。(※自然と恋愛対象が絞られるのね)
ほか、いきなりシャワーシーンで全裸という登場だったお嬢様「茄子萌(なす・めぐみ)」は、隠しキャラちっく(←「ハルキくん」に認識されていない)であるものの、登場するたびにサービスカットを披露していました。
直接はないものの、パンチラとか半裸程度は確かに頻繁な本作品。
紹介帯には「逆セクハラ地獄」とかありましたが、そっち方面で押すほどのパワーはありません。
心理描写が巧みな「森見明日」センセなのに、ラブコメとしてはやや唐突すぎ。
コメディーについては、寝ている間に場所移動している、「どこ!?」の連続など面白かった部分もありましたが、全体的に大きな魅力とまではなっておりません。
なにがやりたいのか、まったく分かりませんよ。
登場キャラにも魅力を感じることなく、……うん、きっとひでるさんは合わない漫画なんでしょうね。
お話に合わせているのか、作画についても崩れが目立ちます。
コメディー崩れは演出なのでいいんですけれど、引き絵や小コマなど、雑で手抜きのような絵がたまにありました。
お話が進むと共に顕著になっており、「アネット」、「ミーシャ」はだいぶ残念な感じ。
また特に今回は↓表紙が酷く、「マリィ」は本編とはまるで別人のよう。
紹介帯の有無関係なく、どちらかと言うと控え目な「ミーシャ」が極端に目立つ配置もよく分かりません。
中扉と入れ替えた方が良いのでは?
「森見明日」センセは、ひでるさんの中で基本となる期待値が高めなのかもしれませんが、それにしてもいい所ない単行本でした。
軽いお話がお好みなら、ちょうど良いかも。
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■肉辱委員長 (まるキ堂)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ハード
・おまけ: カバー裏にあとがき。
・その他: カラー(4P)短編×8(うち「斬毛澤剛一シリーズ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まるキ堂」センセの「肉辱委員長」です。
えー、”漫画の巧さと、合う・合わないというのはまったくの別モノ”だと改めて知らされました。
あまり発売が多くなかったので、色々手を広げてみたんですが…結果としてあまりいい結果ではなかったですねー。
そんな訳で、人は選ぶものの完成度は高い単行本だと思います。
※左:坂里アス奈、右:赤茶塚麻衣
ステキな委員長と憧れの先輩です。
今回の「肉辱委員長」は「まるキ堂」センセの5冊目。
ひでるさんはまったくの初見。
発売「ティーアイネット」さんなので、裏表紙の漫画カットが参考になります。
まぁ、カラーでもあまり変化ない方なので、↓表紙そのまま判断しても問題ないでしょう。
そんなんで、合わないかなーと思っていながら、ちょっと冒険してみたくなったのは…あのむちむち感に釣り上げられたのです。
このしつこいくらいのムチムチっぷりは、正直好みなのでした。
柔らかな細線のコテコテ絵柄です。
ベタは文字部分くらいだけで、ほかはトーンとカケ網(←…って言うんだっけか?)
そのため色は薄く、トーンによるテカリがたまにあるものの、全体的には抑えめな色彩になっておりました。
ただし作画には迫力あり、枠線をまたぐほどの大きさと細部まで丁寧に描かれていることにより、内容に負けないド派手で過激な画面を表現しております。
特に、ねばり・滴る液体描写は見事で、それだけでもえっちに感じられると思います。
縦横に大きい目と丸く幅広な輪郭が特徴。
透けるブラとか髪の毛など独特な表現なんですが…なんと言っても、えっちシーンでの緩んだ表情が凄いですね。
かなり胸やお尻の目立つ描き方ですが、むっちりとしたスタイルなためバランス取れていました。
完全に御自身の個性を確立された方で、全体の安定感は抜群。
たぶん、成年漫画をよく知らない一般人の方々が想像する(かもしれない)ような、えろえろ絵です。
客観的に見て、作画は間違いなく良好です。
しかし、癖はかなり強い部類なので、評価が真っ二つに割れるタイプと思いました。たぶん。
どっちかと言うと、好みには近いんですけどねー。
続いてお話について。
最も表題に近い短編が、「肉欲請負い委員長」です。
「クラスから性犯罪者を出さないため、非モテ男子の性欲全部あたしが請け負います!」
えっち話にはドン引きするものの、”委員長の役目”として自らを提供する「坂里アス奈」さん。
「さっさと済ませてよね」という、ツンデレちっくな台詞が逆にえっちです。
お尻だったり縛られたり、複数人数に好き放題されておりました。
独特な体質の持ち主「斬毛澤剛一(ざんげざわ・ごういち)」
10人中1人くらいの確率で存在する、彼のフェロモンに適合してしまう女性たち…。
彼女らがそれを嗅ぐと、たちまち色情で壊れてしまうという、実に強烈なものでした。
「剛一」がターゲットに選んだのは、生意気な「柿原歌音」、そして委員長「薔薇慈りんご」だったのです。
「まったく罪な能力だよ」
…とか当人が言っておりましたが、まったくその通り。
約半ページは彼のストーリーで、まさに単行本の顔というべきキャラクターでした。
※左:柿原歌音、右:薔薇慈りんご
この2人は不良に優等生、という関係なんですね。
前後編の連続話「あたしが餌食」は「柿原さん」の主役回。
暗示、というか、まるで脅迫みたいなフェロモン描写が見事でした。
ブサメン、とか罵っていた相手に成す術もなく屈服させられる様を堪能するお話です。
特に後編は過激なえろえろ展開でした。
ありゃ、教室へ二度と顔出せなくなりそうですねー。
おなじく前後編「私が餌食」は委員長「薔薇慈りんご」の主役回。
時間としては、「あたしが餌食」のすぐ続きとなっています。
本人曰く優秀で、委員長なども務めている優等生なんですが…ちと見られるお馬鹿っぽい言動が可愛らしい方。
眼鏡の図書委員「笠森まりの」も登場し、こちらも表題に近いお話になっておりました。
なにげに注目なのは、すっかり堕ちてしまった「柿原さん」でしょう。
短編「ヒ・ミ・ツ…?の送り狼」は収録でお気に入り。
眼鏡を無くした先輩「赤茶塚麻衣」
”伸ばした手の指先程度の距離から見えない”という目の悪さを利用し、彼女を公園にて襲ってしまうのでした。
その後も、まったく変わらない態度に歯止めがきかなくなり、何度もシテしまうんですが…と、だいたいそんなん。
やっぱそうだろうなぁ、という王道展開。
しかし、普段の明るい雰囲気と、ラストページでのギャップが見事でした。
…怖いねぇ。
ほか、憧れていた先輩が…という「犯り部屋先輩」は目隠し・緊縛、クラスで人気ある、真面目で清楚な「静谷乃奈美」さんはMっ娘だった、という「証明プレイ」などが収録されております。
縛ったり、複数だったりというハード系ではあるものの、痛い・臭い・酷いというやや方向ズレる過激さはありません。、
(※ちょこっとはある)
絵柄が合致すれば、このいかにもな成年漫画を楽しむことができるでしょう。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ハード
・おまけ: カバー裏にあとがき。
・その他: カラー(4P)短編×8(うち「斬毛澤剛一シリーズ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まるキ堂」センセの「肉辱委員長」です。
えー、”漫画の巧さと、合う・合わないというのはまったくの別モノ”だと改めて知らされました。
あまり発売が多くなかったので、色々手を広げてみたんですが…結果としてあまりいい結果ではなかったですねー。
そんな訳で、人は選ぶものの完成度は高い単行本だと思います。
※左:坂里アス奈、右:赤茶塚麻衣
ステキな委員長と憧れの先輩です。
今回の「肉辱委員長」は「まるキ堂」センセの5冊目。
ひでるさんはまったくの初見。
発売「ティーアイネット」さんなので、裏表紙の漫画カットが参考になります。
まぁ、カラーでもあまり変化ない方なので、↓表紙そのまま判断しても問題ないでしょう。
そんなんで、合わないかなーと思っていながら、ちょっと冒険してみたくなったのは…あのむちむち感に釣り上げられたのです。
このしつこいくらいのムチムチっぷりは、正直好みなのでした。
柔らかな細線のコテコテ絵柄です。
ベタは文字部分くらいだけで、ほかはトーンとカケ網(←…って言うんだっけか?)
そのため色は薄く、トーンによるテカリがたまにあるものの、全体的には抑えめな色彩になっておりました。
ただし作画には迫力あり、枠線をまたぐほどの大きさと細部まで丁寧に描かれていることにより、内容に負けないド派手で過激な画面を表現しております。
特に、ねばり・滴る液体描写は見事で、それだけでもえっちに感じられると思います。
縦横に大きい目と丸く幅広な輪郭が特徴。
透けるブラとか髪の毛など独特な表現なんですが…なんと言っても、えっちシーンでの緩んだ表情が凄いですね。
かなり胸やお尻の目立つ描き方ですが、むっちりとしたスタイルなためバランス取れていました。
完全に御自身の個性を確立された方で、全体の安定感は抜群。
たぶん、成年漫画をよく知らない一般人の方々が想像する(かもしれない)ような、えろえろ絵です。
客観的に見て、作画は間違いなく良好です。
しかし、癖はかなり強い部類なので、評価が真っ二つに割れるタイプと思いました。たぶん。
どっちかと言うと、好みには近いんですけどねー。
続いてお話について。
最も表題に近い短編が、「肉欲請負い委員長」です。
「クラスから性犯罪者を出さないため、非モテ男子の性欲全部あたしが請け負います!」
えっち話にはドン引きするものの、”委員長の役目”として自らを提供する「坂里アス奈」さん。
「さっさと済ませてよね」という、ツンデレちっくな台詞が逆にえっちです。
お尻だったり縛られたり、複数人数に好き放題されておりました。
独特な体質の持ち主「斬毛澤剛一(ざんげざわ・ごういち)」
10人中1人くらいの確率で存在する、彼のフェロモンに適合してしまう女性たち…。
彼女らがそれを嗅ぐと、たちまち色情で壊れてしまうという、実に強烈なものでした。
「剛一」がターゲットに選んだのは、生意気な「柿原歌音」、そして委員長「薔薇慈りんご」だったのです。
「まったく罪な能力だよ」
…とか当人が言っておりましたが、まったくその通り。
約半ページは彼のストーリーで、まさに単行本の顔というべきキャラクターでした。
※左:柿原歌音、右:薔薇慈りんご
この2人は不良に優等生、という関係なんですね。
前後編の連続話「あたしが餌食」は「柿原さん」の主役回。
暗示、というか、まるで脅迫みたいなフェロモン描写が見事でした。
ブサメン、とか罵っていた相手に成す術もなく屈服させられる様を堪能するお話です。
特に後編は過激なえろえろ展開でした。
ありゃ、教室へ二度と顔出せなくなりそうですねー。
おなじく前後編「私が餌食」は委員長「薔薇慈りんご」の主役回。
時間としては、「あたしが餌食」のすぐ続きとなっています。
本人曰く優秀で、委員長なども務めている優等生なんですが…ちと見られるお馬鹿っぽい言動が可愛らしい方。
眼鏡の図書委員「笠森まりの」も登場し、こちらも表題に近いお話になっておりました。
なにげに注目なのは、すっかり堕ちてしまった「柿原さん」でしょう。
短編「ヒ・ミ・ツ…?の送り狼」は収録でお気に入り。
眼鏡を無くした先輩「赤茶塚麻衣」
”伸ばした手の指先程度の距離から見えない”という目の悪さを利用し、彼女を公園にて襲ってしまうのでした。
その後も、まったく変わらない態度に歯止めがきかなくなり、何度もシテしまうんですが…と、だいたいそんなん。
やっぱそうだろうなぁ、という王道展開。
しかし、普段の明るい雰囲気と、ラストページでのギャップが見事でした。
…怖いねぇ。
ほか、憧れていた先輩が…という「犯り部屋先輩」は目隠し・緊縛、クラスで人気ある、真面目で清楚な「静谷乃奈美」さんはMっ娘だった、という「証明プレイ」などが収録されております。
縛ったり、複数だったりというハード系ではあるものの、痛い・臭い・酷いというやや方向ズレる過激さはありません。、
(※ちょこっとはある)
絵柄が合致すれば、このいかにもな成年漫画を楽しむことができるでしょう。
肉辱委員長 (MUJIN COMICS) (2008/12/05) まるキ堂 商品詳細を見る |
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■2次元×3次元? (真未たつや)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「2次元×3次元?番外編」
カバー裏に絵(表紙とリンク)・作品解説、加筆・修正あり。
・その他: カラー(8P)、折り返し4コマ、
短編×11(うち「2次元×3次元?」×9)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「真未たつや(まなみ・たつや)」センセの「2次元×3次元?」です。
あまり発売のなかった週末にて、メインは昨日の「李KPA」センセと、こちら「真未たつや」センセかな。
こちらはたぶん2冊目で、成年漫画としては初。
中編「2次元×3次元?」と関連短編のみで構成された、まとまり良い単行本です。
全て近親ラブコメですね。
どちらもコメディー色の強い、軽い漫画になっておりました。
※柏木千佳
2人に色々とされてしまう「千佳ちゃん」なのでした。
メインの「2次元×3次元?」は9話ほどの中編。
ツインテールな「柏木千佳」ちゃんのクラスでは、大好きなお兄ちゃんと”秘密の遊び”をすることが流行っていました。
「千佳ちゃん」もお兄ちゃんを誘おうとするんですが…ヲタクなお兄ちゃんはイベントに忙しかったのです。
出かけたお兄ちゃんの部屋へ侵入した「千佳ちゃん」は、そこでだんだん変な気持ちになってしまい…と、そんな感じ。
どーでもいいですが、どちらも止めませんねー。
背徳感がまるでない、兄妹の近親ラブコメです。
直接繋がりのある番外編「とりにてぃ★こみゅにけーしょん」、そして短編「例えばこんな双子の○○○」も同様に”遊び”と称してお兄ちゃんとえっちなことをする女の子という設定でした。
お話の前半部分は、どうにも趣味に走るお兄ちゃんに付き合う、普通の「千佳ちゃん」という形。
だんだん理解していく、ということもなく、まるでそっち要素が無い娘さんなんですね。
途中でアニメの良さを語るお兄ちゃんに対しても、次元の壁を感じておりました。
しかし、漫画ではセーラー服からメイド服、チアガールに魔法少女と、コスプレえっちが展開されています。
毎回嫌がりながらも、なんやーかんやーと着てしまう「千佳ちゃん」が良いですね。
このことで、お兄ちゃんを3次元(自分)で独占できると考えたりするんですが…
「コレ(「2次元)にはコレのいいトコがあってだな」
という台詞がありました。
なかなか理解され難いものですが、これはその通りでしょう(笑)
部活の後輩「大谷さやか」ちゃんが登場する、「2次元×3次元?ぷらすっ」
この「さやかちゃん」は可愛い容姿とは裏腹に、なかなかしたたかな面を見せるキャラでした。
一方、「千佳ちゃん」は前回ラストで着ていた、体操着(ブルマ)姿で頑張っています。
ちなみに、こちらでは「とりにてぃ★こみゅにけーしょん」にてヒロインである、お友達「葵」さんも初登場です。
※2人は仲良し
これだけ気が合っている両名ですが、恋愛とは別なんですね。
「さやかちゃん」の参加によりここから複数プレイとなるんですが…彼女は好きなのは先輩「千佳ちゃん」なのでした。
そっち趣味もある「さやかちゃん」はお兄ちゃんと気が合っていましたが、それはあくまでも同好の士という雰囲気。
会話も盛り上がって、えっちもしているんですが、彼女の目に映っているのは終始「千佳ちゃん」であったようです。
カラー原稿での犬プレイは妄想だったので除外するとして、なんだか新鮮だったお兄ちゃん・「さやかちゃん」のえっちも、外で聞き耳を立てる「千佳ちゃん」をターゲットにしたもの。
おそらく、あれ以上の関係にはならないのでしょう。
そんなこんなで、「さやかちゃん」も攻め手に回ったことで、物語後半はやや調教ちっくな展開。
拘束えっちから、首輪ペットプレイ、さらにアイテムまで使われてしまい、同時に前後をされてしまうのでした。
「2次元×3次元?ぷらすっ4」では医者・ナース・患者という役回りで、トイレへ連れていく流れまであるんですが…ここ、トイレの扉絵だけで済ませたのがどうにも残念。
「可愛かったです…」とか、「さやかちゃん」が感想述べていましたねー。
もったいないなぁ。
↓表紙など、一見するとWヒロインのようですが、実は「千佳ちゃん」がメインを張り続ける漫画なのでした。
やっぱり、どちらとも良い関係を築きつつ、独特な存在感をみせていた「さやかちゃん」の存在は大きいですね。
当初はお兄ちゃんを取り合う予定だったそうですが、こうした設定は正解だったと思います。
※大谷さやか
こんな顔して、こちらも攻め手なのです。
その番外編というべき短編「とりにてぃ★こみゅにけーしょん」
ライバル関係である、お兄ちゃんと弟「耕太」くんの2人によって、競うようにえっちされる展開です。
ちょうど年齢が真ん中であるため、「葵さん」は姉でも妹でもあるところがポイントでしょう。
性格は正反対という双子、兄「晴海」くんと妹「日向」さんの「例えばこんな双子の○○○」
「兄弟でする”遊び”って、知ってる…?」
そんな台詞があり、着ていた制服も「葵さん」らのデザインとよく似ていたので、同じ学校かな。
双子というプラス設定があまり活用されていないったのは、逆にちと意外。
なお、「お兄ちゃん」ではなく「晴海くん」という呼び方のが、ひでるさんは好きです。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで、ページが賑やになっても見やすくなっています。
比較的小さなコマ割りが多く変化もあり、それがためかさくさくとしたテンポの良さを感じました。
丸い輪郭と大きな目が特徴のロリちっくなキャラ絵です。
(※「真未たつや」センセは大きい胸が苦手な様子)
4コマも描かれているためか、特にコメディー崩しのキャラ絵は可愛らしく描かれています。
えーっと、裏表紙みたいな感じよ。
そんな訳で、判断については↓表紙・裏表紙で問題ありません。
ちなみに、折り返しの4コマは紹介帯の有無でオチが変化するお遊びがありました。
こういうのはいいですよね。
2次元×3次元? (ポプリコミックス 39)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「2次元×3次元?番外編」
カバー裏に絵(表紙とリンク)・作品解説、加筆・修正あり。
・その他: カラー(8P)、折り返し4コマ、
短編×11(うち「2次元×3次元?」×9)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「真未たつや(まなみ・たつや)」センセの「2次元×3次元?」です。
あまり発売のなかった週末にて、メインは昨日の「李KPA」センセと、こちら「真未たつや」センセかな。
こちらはたぶん2冊目で、成年漫画としては初。
中編「2次元×3次元?」と関連短編のみで構成された、まとまり良い単行本です。
全て近親ラブコメですね。
どちらもコメディー色の強い、軽い漫画になっておりました。
※柏木千佳
2人に色々とされてしまう「千佳ちゃん」なのでした。
メインの「2次元×3次元?」は9話ほどの中編。
ツインテールな「柏木千佳」ちゃんのクラスでは、大好きなお兄ちゃんと”秘密の遊び”をすることが流行っていました。
「千佳ちゃん」もお兄ちゃんを誘おうとするんですが…ヲタクなお兄ちゃんはイベントに忙しかったのです。
出かけたお兄ちゃんの部屋へ侵入した「千佳ちゃん」は、そこでだんだん変な気持ちになってしまい…と、そんな感じ。
どーでもいいですが、どちらも止めませんねー。
背徳感がまるでない、兄妹の近親ラブコメです。
直接繋がりのある番外編「とりにてぃ★こみゅにけーしょん」、そして短編「例えばこんな双子の○○○」も同様に”遊び”と称してお兄ちゃんとえっちなことをする女の子という設定でした。
お話の前半部分は、どうにも趣味に走るお兄ちゃんに付き合う、普通の「千佳ちゃん」という形。
だんだん理解していく、ということもなく、まるでそっち要素が無い娘さんなんですね。
途中でアニメの良さを語るお兄ちゃんに対しても、次元の壁を感じておりました。
しかし、漫画ではセーラー服からメイド服、チアガールに魔法少女と、コスプレえっちが展開されています。
毎回嫌がりながらも、なんやーかんやーと着てしまう「千佳ちゃん」が良いですね。
このことで、お兄ちゃんを3次元(自分)で独占できると考えたりするんですが…
「コレ(「2次元)にはコレのいいトコがあってだな」
という台詞がありました。
なかなか理解され難いものですが、これはその通りでしょう(笑)
部活の後輩「大谷さやか」ちゃんが登場する、「2次元×3次元?ぷらすっ」
この「さやかちゃん」は可愛い容姿とは裏腹に、なかなかしたたかな面を見せるキャラでした。
一方、「千佳ちゃん」は前回ラストで着ていた、体操着(ブルマ)姿で頑張っています。
ちなみに、こちらでは「とりにてぃ★こみゅにけーしょん」にてヒロインである、お友達「葵」さんも初登場です。
※2人は仲良し
これだけ気が合っている両名ですが、恋愛とは別なんですね。
「さやかちゃん」の参加によりここから複数プレイとなるんですが…彼女は好きなのは先輩「千佳ちゃん」なのでした。
そっち趣味もある「さやかちゃん」はお兄ちゃんと気が合っていましたが、それはあくまでも同好の士という雰囲気。
会話も盛り上がって、えっちもしているんですが、彼女の目に映っているのは終始「千佳ちゃん」であったようです。
カラー原稿での犬プレイは妄想だったので除外するとして、なんだか新鮮だったお兄ちゃん・「さやかちゃん」のえっちも、外で聞き耳を立てる「千佳ちゃん」をターゲットにしたもの。
おそらく、あれ以上の関係にはならないのでしょう。
そんなこんなで、「さやかちゃん」も攻め手に回ったことで、物語後半はやや調教ちっくな展開。
拘束えっちから、首輪ペットプレイ、さらにアイテムまで使われてしまい、同時に前後をされてしまうのでした。
「2次元×3次元?ぷらすっ4」では医者・ナース・患者という役回りで、トイレへ連れていく流れまであるんですが…ここ、トイレの扉絵だけで済ませたのがどうにも残念。
「可愛かったです…」とか、「さやかちゃん」が感想述べていましたねー。
もったいないなぁ。
↓表紙など、一見するとWヒロインのようですが、実は「千佳ちゃん」がメインを張り続ける漫画なのでした。
やっぱり、どちらとも良い関係を築きつつ、独特な存在感をみせていた「さやかちゃん」の存在は大きいですね。
当初はお兄ちゃんを取り合う予定だったそうですが、こうした設定は正解だったと思います。
※大谷さやか
こんな顔して、こちらも攻め手なのです。
その番外編というべき短編「とりにてぃ★こみゅにけーしょん」
ライバル関係である、お兄ちゃんと弟「耕太」くんの2人によって、競うようにえっちされる展開です。
ちょうど年齢が真ん中であるため、「葵さん」は姉でも妹でもあるところがポイントでしょう。
性格は正反対という双子、兄「晴海」くんと妹「日向」さんの「例えばこんな双子の○○○」
「兄弟でする”遊び”って、知ってる…?」
そんな台詞があり、着ていた制服も「葵さん」らのデザインとよく似ていたので、同じ学校かな。
双子というプラス設定があまり活用されていないったのは、逆にちと意外。
なお、「お兄ちゃん」ではなく「晴海くん」という呼び方のが、ひでるさんは好きです。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで、ページが賑やになっても見やすくなっています。
比較的小さなコマ割りが多く変化もあり、それがためかさくさくとしたテンポの良さを感じました。
丸い輪郭と大きな目が特徴のロリちっくなキャラ絵です。
(※「真未たつや」センセは大きい胸が苦手な様子)
4コマも描かれているためか、特にコメディー崩しのキャラ絵は可愛らしく描かれています。
えーっと、裏表紙みたいな感じよ。
そんな訳で、判断については↓表紙・裏表紙で問題ありません。
ちなみに、折り返しの4コマは紹介帯の有無でオチが変化するお遊びがありました。
こういうのはいいですよね。
2次元×3次元? (ポプリコミックス 39)
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■うらかたっ! (みた森たつや)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 生徒会・コメディー
・おまけ: あとがき、加筆・修正あり。
・その他: おまけ「うらかたっ!4コマ」、
9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みた森たつや」センセの「うらかたっ!」です。
そうか、衝撃な展開・結末に驚いたのは5月のことでしたか…。
こちら「うらかたっ!」は、「みた森たつや」センセの今年2冊目となる単行本です。
まるまる1冊を使った、お得意の長編漫画。
前回「僕と彼女のホント」とは系統が異なるため、同じ一般系でもこちらには直接えっちあります。
それでいてしっかりとしたストーリーもあるという、ファンの期待通りな作品に仕上がってます。
…なおいきなり余談ですが、センセのHPによると以前ブログで紹介しました「ご近所のもんすたあ」が、「ごきんじょのもんすたあ」として2年後の設定で連載されるのだとか。
そっちも今から楽しみですね。
※生徒会長「桜川里緒」
女として認識されていない「里緒ちゃん」です。一定範囲には確実に刺さると思うんですが。
”伝説の生徒会長”という異名をもつ「加藤剛三」を祖父とする主人公「加藤篤」
伝説と言われるだけあってその熱意には並々ならぬものがあり、彼も生徒会長となるべく厳しいスパルタ教育を受けさせられておりました。
それに反発し、家出をしていた「篤」ですが…。
「頼む篤!!後生だから加茂川に行って会長補佐になってくれっ!!」
祖父「剛三」に土下座までされてしまったことで、仕方なく転校を承諾。
学園にて「篤」が見たものは、威厳などまるでない、雑務をこなすだけの生徒会だったのです。
覗き趣味の頼りない会長「桜川里緒」と共に、会長補佐として「篤」の戦いが始まるのでした……と、大まかにはそんなん。
学園えっちコメディーですね。
すっかり雑用係となってしまっている、生徒会の立て直しに奮戦する漫画。
主人公「篤くん」の指示指導によって、徐々に機能していく生徒会。
徐々に人材も集まり、ひと癖ある教師との対立がクライマックスとなっておりました。
漫画における生徒会は教師・生徒側のどちらかに大きく傾くか、あるいは独自なシステムを確立するものでしょう。
「学園という社会を一つのルールで縛ることじゃない!仕切ることだ!起こっている全てを把握して仕切ることだ!」
しかし、その台詞にもあるように、「篤くん」が考える”学園の秩序を守る”とは、白黒どちらも管理していくという珍しいスタンス。
そのため、教師に要求することもあれば、手伝いをする場面もあり、また生徒に厳しくあたる一方で、カップルの生徒らにえっちスペースを提供するなど、かなり広範囲な活躍を見せておりました。
もし、この連載が長く続いていたなら、「うらかたっ!」の生徒会ならでは、という対応が次々と散見されたかもしれません。
ページ数の限られたストーリー、またサービスシーンを織り込まなければならないジャンルの都合上、描かれているのが一部だけであったのがちと残念なくらいでした。
※副会長「梅沢真樹」
彼女は色々なシチュエーションで見たかったですねー。
…以上のように、生徒会を回復するという目的の定まった、まとまり良いお話。
展開がある程度想像できるマイナス点はあるものの、これが読み易さに繋がっております。
各話必須のえっちシーンによる制限がある割に、ストーリー・サービスの両立した、適度な比率が保たれている漫画だと思いました。
ここは、さすが「みた森たつや」センセ、という感じです。
生徒会長の「桜川里緒ちゃん」
幼児体型で童顔、デフォルトで楕円の眼鏡がズレている、いかにもトロそうな娘さんです。
正ヒロインである彼女のキャラクターに偏りが激しいというのは、漫画を大きく左右するポイント。
こうしたタイプの娘は好き嫌いが真っ二つに分かれるので、大きく人選ぶと思われます。
↓表紙・裏表紙でもほぼ単独(野郎は無視ね)にてメインを張っており、まさにセールスの可否を握る存在となっておりました。
…いるんじゃないかなぁ、↓表紙で諦めた人。
抱えている悩みから覗き趣味の根本原因まで、よく練られた設定をもった娘なんですけどね。
なお、単行本のサービスシーンもほぼ「里緒ちゃん」が背負っており、直接えっちからパンチラまでありました。
いきなり局部モロ出しで激突する登場など、貧乳なためかそっちを中心とした描かれ方になっています。
特に4話での”挟まったまま、お尻丸出しえっち”、6話での廊下えっちなどはオススメ。
※生徒会メンバー
実は後半の絵です。…ちょっと「里緒ちゃん」成長したかな??
後に副会長となる「梅沢真樹」さん。
こちらは「里緒ちゃん」のクラスメイトで、故あって仕事のできるタイプ。
同学年とは思えない立派な胸の持ち主で、サブヒロインとして頑張っておりました。
ただ、特徴だらけな「里緒ちゃん」と比べると、的確に空気を読む優等生であることなど、やや地味め。
争奪戦を繰り広げるような、はっちゃけタイプであればまた違ったかもしれませんが…。
(※余談ですが、収録の7話にて非常に可愛らしい素顔が描かれていました)
前述した理由で、彼女を裏表紙とかに配置しても良かったのではないかなぁ。
「真樹さん」は”ちょっとちびった”という、シマパンの確認できる5話が良かったです。
くっきりとした太めな線のすっきり絵柄。
濃淡は適度ですが、ページはややごっちゃりとした雰囲気です。
さすがに抜群の安定感があり、また漫画の非常に巧い方だと思います。
デフォルメされたキャラ絵は癖があるため人を選びますが、もともと話で牽引するタイプなので問題ないでしょう。
判断は裏表紙のがいいかなぁ。
白黒絵のが良いため、いくらかプラス判定で問題ありません。
「里緒ちゃん」も白黒絵のが自然に可愛く描かれていますよ。
相変わらず、読ませる漫画の「みた森たつや」センセでした。
後半の教師「枕崎」との駆け引きも必見です。
果たして、彼らがどんな結末を迎えるのか、わくわくしながら読んで下さい。
…………ただね、あまりにセンセーショナルかつ印象的であった「僕と彼女のホント」より、残念ながら全体的に落ちちゃうかなぁ。
双方を比べるべきでないでしょうけれど、まだそちらが頭に強く残っているんですねー。
期待が大き過ぎちゃったかも。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 生徒会・コメディー
・おまけ: あとがき、加筆・修正あり。
・その他: おまけ「うらかたっ!4コマ」、
9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みた森たつや」センセの「うらかたっ!」です。
そうか、衝撃な展開・結末に驚いたのは5月のことでしたか…。
こちら「うらかたっ!」は、「みた森たつや」センセの今年2冊目となる単行本です。
まるまる1冊を使った、お得意の長編漫画。
前回「僕と彼女のホント」とは系統が異なるため、同じ一般系でもこちらには直接えっちあります。
それでいてしっかりとしたストーリーもあるという、ファンの期待通りな作品に仕上がってます。
…なおいきなり余談ですが、センセのHPによると以前ブログで紹介しました「ご近所のもんすたあ」が、「ごきんじょのもんすたあ」として2年後の設定で連載されるのだとか。
そっちも今から楽しみですね。
※生徒会長「桜川里緒」
女として認識されていない「里緒ちゃん」です。一定範囲には確実に刺さると思うんですが。
”伝説の生徒会長”という異名をもつ「加藤剛三」を祖父とする主人公「加藤篤」
伝説と言われるだけあってその熱意には並々ならぬものがあり、彼も生徒会長となるべく厳しいスパルタ教育を受けさせられておりました。
それに反発し、家出をしていた「篤」ですが…。
「頼む篤!!後生だから加茂川に行って会長補佐になってくれっ!!」
祖父「剛三」に土下座までされてしまったことで、仕方なく転校を承諾。
学園にて「篤」が見たものは、威厳などまるでない、雑務をこなすだけの生徒会だったのです。
覗き趣味の頼りない会長「桜川里緒」と共に、会長補佐として「篤」の戦いが始まるのでした……と、大まかにはそんなん。
学園えっちコメディーですね。
すっかり雑用係となってしまっている、生徒会の立て直しに奮戦する漫画。
主人公「篤くん」の指示指導によって、徐々に機能していく生徒会。
徐々に人材も集まり、ひと癖ある教師との対立がクライマックスとなっておりました。
漫画における生徒会は教師・生徒側のどちらかに大きく傾くか、あるいは独自なシステムを確立するものでしょう。
「学園という社会を一つのルールで縛ることじゃない!仕切ることだ!起こっている全てを把握して仕切ることだ!」
しかし、その台詞にもあるように、「篤くん」が考える”学園の秩序を守る”とは、白黒どちらも管理していくという珍しいスタンス。
そのため、教師に要求することもあれば、手伝いをする場面もあり、また生徒に厳しくあたる一方で、カップルの生徒らにえっちスペースを提供するなど、かなり広範囲な活躍を見せておりました。
もし、この連載が長く続いていたなら、「うらかたっ!」の生徒会ならでは、という対応が次々と散見されたかもしれません。
ページ数の限られたストーリー、またサービスシーンを織り込まなければならないジャンルの都合上、描かれているのが一部だけであったのがちと残念なくらいでした。
※副会長「梅沢真樹」
彼女は色々なシチュエーションで見たかったですねー。
…以上のように、生徒会を回復するという目的の定まった、まとまり良いお話。
展開がある程度想像できるマイナス点はあるものの、これが読み易さに繋がっております。
各話必須のえっちシーンによる制限がある割に、ストーリー・サービスの両立した、適度な比率が保たれている漫画だと思いました。
ここは、さすが「みた森たつや」センセ、という感じです。
生徒会長の「桜川里緒ちゃん」
幼児体型で童顔、デフォルトで楕円の眼鏡がズレている、いかにもトロそうな娘さんです。
正ヒロインである彼女のキャラクターに偏りが激しいというのは、漫画を大きく左右するポイント。
こうしたタイプの娘は好き嫌いが真っ二つに分かれるので、大きく人選ぶと思われます。
↓表紙・裏表紙でもほぼ単独(野郎は無視ね)にてメインを張っており、まさにセールスの可否を握る存在となっておりました。
…いるんじゃないかなぁ、↓表紙で諦めた人。
抱えている悩みから覗き趣味の根本原因まで、よく練られた設定をもった娘なんですけどね。
なお、単行本のサービスシーンもほぼ「里緒ちゃん」が背負っており、直接えっちからパンチラまでありました。
いきなり局部モロ出しで激突する登場など、貧乳なためかそっちを中心とした描かれ方になっています。
特に4話での”挟まったまま、お尻丸出しえっち”、6話での廊下えっちなどはオススメ。
※生徒会メンバー
実は後半の絵です。…ちょっと「里緒ちゃん」成長したかな??
後に副会長となる「梅沢真樹」さん。
こちらは「里緒ちゃん」のクラスメイトで、故あって仕事のできるタイプ。
同学年とは思えない立派な胸の持ち主で、サブヒロインとして頑張っておりました。
ただ、特徴だらけな「里緒ちゃん」と比べると、的確に空気を読む優等生であることなど、やや地味め。
争奪戦を繰り広げるような、はっちゃけタイプであればまた違ったかもしれませんが…。
(※余談ですが、収録の7話にて非常に可愛らしい素顔が描かれていました)
前述した理由で、彼女を裏表紙とかに配置しても良かったのではないかなぁ。
「真樹さん」は”ちょっとちびった”という、シマパンの確認できる5話が良かったです。
くっきりとした太めな線のすっきり絵柄。
濃淡は適度ですが、ページはややごっちゃりとした雰囲気です。
さすがに抜群の安定感があり、また漫画の非常に巧い方だと思います。
デフォルメされたキャラ絵は癖があるため人を選びますが、もともと話で牽引するタイプなので問題ないでしょう。
判断は裏表紙のがいいかなぁ。
白黒絵のが良いため、いくらかプラス判定で問題ありません。
「里緒ちゃん」も白黒絵のが自然に可愛く描かれていますよ。
相変わらず、読ませる漫画の「みた森たつや」センセでした。
後半の教師「枕崎」との駆け引きも必見です。
果たして、彼らがどんな結末を迎えるのか、わくわくしながら読んで下さい。
…………ただね、あまりにセンセーショナルかつ印象的であった「僕と彼女のホント」より、残念ながら全体的に落ちちゃうかなぁ。
双方を比べるべきでないでしょうけれど、まだそちらが頭に強く残っているんですねー。
期待が大き過ぎちゃったかも。
うらかたっ! (マンサンコミックス) (マンサンコミックス) (2008/11/29) みた森 たつや 商品詳細を見る |
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■奥サマは小学生 (松山せいじ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 小学生・妄想
・おまけ: あとがき、各種イラスト。
・その他: 折込両面ポスター、折り返しにコメント、
9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松山せいじ(まつやま・せいじ)」センセの「奥サマは小学生」です。
詳細は明かせませんが…色々あって現在はあちこち異なる環境でのアップです。
普段と違ってやり辛いのですよ。
さて、「奥サマは小学生」は「松山せいじ」センセの最新刊。
こちらでは「ぶっ★かけ」を紹介しているんですが、初見だったこともあるのか1巻は新鮮で楽しかったのです。
しかし、こないだ発売されていた2巻はさほど刺さらなかったんですねー。
そうした流れで、どうしようか判断迷った単行本。
結局手に取った決め手は、いかにもなタイトルもそうですが、↓表紙に惹かれました。
このカバーイラストだけで大まかにどんな漫画なのか判断でき、かつインパクトもあるという良いものに仕上がっていたと思います。
なお、折込ポスターには同じ絵がありましたんで、気に入った方は飾るとかなんとかができますよー。
※ヒロイン特集1:若奥様で生徒の「一ノ瀬春さん」
普段はツインテールなのです。
”女性の結婚できる年齢を16歳からお赤飯くらいまで引き下げる”という少子化対策プログラム。
政府は小学校教師「安住直人」とその生徒「一ノ瀬春」を被験者として選んだのでした。
こうして、某総理大臣より正式に認められた2人は、新婚夫婦となったのです。
だいたいそんな感じ。
タイトルそのまま、ロリラブコメな漫画ですね。
学校では教師と生徒、家では夫婦という、よく見かける王道設定でした。
政府のお墨付きではあるものの、極秘プログラムであるため当然学校では内緒。
どういった経緯で被験者となったのかは不明ですが、いきなり2人がラブラブというのはポイントでしょう。
第3者の決定で無理やり夫婦とされ、反発しつつも愛を育むという展開ではないんですね。
年相応に純粋な気持ち(ある程度)をぶつける「春ちゃん」と、えろい妄想で満々なヤル気を抑えるのに必死な「直人くん」というあたりが、コメディーかつ、シリアスに描かれておりました。
※ヒロイン特集2:ラブラブな「一ノ瀬春さん」
たいていえっち描写なんですが、たまにいいシーンもあります。
そう、コメディー以上にこの漫画の売りとなっているのは、妄想・現実が交差するロリえっち描写なの。
当然直接えっちから肝心なトコロの描写はないものの、「春ちゃん」を筆頭にお嬢様「五十嵐」さん、巨乳小学生「夏町」さんなど、パンチラ(モロ)は無論、頻繁に全裸となっておりました。
その大抵は「直人くん」の妄想によるものなんですが…
バナナをくわえさせ、練乳(ホワイトチョコ)まみれにされるという、キワドイもの(笑)
だーいぶ色々溜まってそうでしたけど、「直人くん」大丈夫か??
小学校教師という職種が非常に危うく見えました。
2話の裸エプロン、ラストの温泉など、ぎりぎりで我慢できているのがものすごく意外よ。
さて、そうした欲望の目を持ったアブない教師「直人くん」なんですが、何故かクラスではモテモテ。
主要キャラ「五十嵐さん」、「夏町さん」を筆頭に、水泳授業の3話では人工呼吸として次々にキスされ、バレンタインの6話では(義理を含めて)箱いっぱいにチョコを受け取っておりました。
そんな訳で、やきもきとさせられている「春ちゃん」も見所でしょう。
とりあえず教科書通りに行動しようとするほか、妄想を膨らませて「だんなさまに似てきたような…」と呟く8話のシーンも良かったです。
※ヒロイン特集3:やきもち「一ノ瀬春さん」
こんなんですね。わざと怒らせてみたい感じです。
細線のコテコテとした絵柄。
トーン処理が目立って、テカテカとしたデジタルな感覚がありました。
濃淡は薄めなんですが小さいコマ多く、比較的ごっちゃりと描かれる方です。
丸の重なるぐるぐる目と幅広な輪郭が特徴。
太字の擬音も相変わらずで癖が強く、人を選びます。
おおまかには↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
個性を確立されており、安定感は抜群にあるので、そちらで違和感なければ楽しめると思います。
派手な妄想描写が実に楽しい漫画でした。
なお、今でこそ普通の感覚で読めましたが、あの方連載当時はまだ総理大臣でなかったようです。
(※漫画中で明確に名前は出ていません)
そんな意味でも、時期ぴったりな漫画だと思います。
奥サマは小学生 (チャンピオンREDコミックス)
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 小学生・妄想
・おまけ: あとがき、各種イラスト。
・その他: 折込両面ポスター、折り返しにコメント、
9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松山せいじ(まつやま・せいじ)」センセの「奥サマは小学生」です。
詳細は明かせませんが…色々あって現在はあちこち異なる環境でのアップです。
普段と違ってやり辛いのですよ。
さて、「奥サマは小学生」は「松山せいじ」センセの最新刊。
こちらでは「ぶっ★かけ」を紹介しているんですが、初見だったこともあるのか1巻は新鮮で楽しかったのです。
しかし、こないだ発売されていた2巻はさほど刺さらなかったんですねー。
そうした流れで、どうしようか判断迷った単行本。
結局手に取った決め手は、いかにもなタイトルもそうですが、↓表紙に惹かれました。
このカバーイラストだけで大まかにどんな漫画なのか判断でき、かつインパクトもあるという良いものに仕上がっていたと思います。
なお、折込ポスターには同じ絵がありましたんで、気に入った方は飾るとかなんとかができますよー。
※ヒロイン特集1:若奥様で生徒の「一ノ瀬春さん」
普段はツインテールなのです。
”女性の結婚できる年齢を16歳からお赤飯くらいまで引き下げる”という少子化対策プログラム。
政府は小学校教師「安住直人」とその生徒「一ノ瀬春」を被験者として選んだのでした。
こうして、某総理大臣より正式に認められた2人は、新婚夫婦となったのです。
だいたいそんな感じ。
タイトルそのまま、ロリラブコメな漫画ですね。
学校では教師と生徒、家では夫婦という、よく見かける王道設定でした。
政府のお墨付きではあるものの、極秘プログラムであるため当然学校では内緒。
どういった経緯で被験者となったのかは不明ですが、いきなり2人がラブラブというのはポイントでしょう。
第3者の決定で無理やり夫婦とされ、反発しつつも愛を育むという展開ではないんですね。
年相応に純粋な気持ち(ある程度)をぶつける「春ちゃん」と、えろい妄想で満々なヤル気を抑えるのに必死な「直人くん」というあたりが、コメディーかつ、シリアスに描かれておりました。
※ヒロイン特集2:ラブラブな「一ノ瀬春さん」
たいていえっち描写なんですが、たまにいいシーンもあります。
そう、コメディー以上にこの漫画の売りとなっているのは、妄想・現実が交差するロリえっち描写なの。
当然直接えっちから肝心なトコロの描写はないものの、「春ちゃん」を筆頭にお嬢様「五十嵐」さん、巨乳小学生「夏町」さんなど、パンチラ(モロ)は無論、頻繁に全裸となっておりました。
その大抵は「直人くん」の妄想によるものなんですが…
バナナをくわえさせ、練乳(ホワイトチョコ)まみれにされるという、キワドイもの(笑)
だーいぶ色々溜まってそうでしたけど、「直人くん」大丈夫か??
小学校教師という職種が非常に危うく見えました。
2話の裸エプロン、ラストの温泉など、ぎりぎりで我慢できているのがものすごく意外よ。
さて、そうした欲望の目を持ったアブない教師「直人くん」なんですが、何故かクラスではモテモテ。
主要キャラ「五十嵐さん」、「夏町さん」を筆頭に、水泳授業の3話では人工呼吸として次々にキスされ、バレンタインの6話では(義理を含めて)箱いっぱいにチョコを受け取っておりました。
そんな訳で、やきもきとさせられている「春ちゃん」も見所でしょう。
とりあえず教科書通りに行動しようとするほか、妄想を膨らませて「だんなさまに似てきたような…」と呟く8話のシーンも良かったです。
※ヒロイン特集3:やきもち「一ノ瀬春さん」
こんなんですね。わざと怒らせてみたい感じです。
細線のコテコテとした絵柄。
トーン処理が目立って、テカテカとしたデジタルな感覚がありました。
濃淡は薄めなんですが小さいコマ多く、比較的ごっちゃりと描かれる方です。
丸の重なるぐるぐる目と幅広な輪郭が特徴。
太字の擬音も相変わらずで癖が強く、人を選びます。
おおまかには↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
個性を確立されており、安定感は抜群にあるので、そちらで違和感なければ楽しめると思います。
派手な妄想描写が実に楽しい漫画でした。
なお、今でこそ普通の感覚で読めましたが、あの方連載当時はまだ総理大臣でなかったようです。
(※漫画中で明確に名前は出ていません)
そんな意味でも、時期ぴったりな漫画だと思います。
奥サマは小学生 (チャンピオンREDコミックス)
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■GIRL FRIENDS 2巻 (森永みるく)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 百合・女子高生
・おまけ: あとがき漫画、おまけマンガ①②③、
夏服・冬服のキャラ絵。
・その他: 7話収録、現在は2巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森永みるく(もりなが・みるく)」センセの「GIRL FRIENDS -ガールフレンズ- 2巻」です。
なんとか今週を乗り切りました。
へろへろです。
サラリーマンな皆様、だいぶ寒くなってきましたので風邪には気を付けて頑張っていきましょう。
あとちょっとで冬季休暇ですよ!
…ただ、ひでるさんは年末までだいぶハードな日々が続きそうです。
うわぁ、やだなー。
さて、月中の週末ということで、店頭はだいぶ寂しい感じでした。
今回のメイン、というより、もともと発売リストの段階から、ターゲットはこちらの1冊だけでしたからねー。
そんな訳で、こちらのブログでは1巻を紹介しております、「森永みるく」センセ初の連続単行本「GIRL FRIENDS -ガールフレンズ- 2巻」です。
続きモノのが書くの簡単かなー、って考えたのは内緒。
※大橋亜希子さん。
左の3段ギャグは好きなパターンなのです。
高校生の主人公「熊倉真理子」は真面目な優等生で、本好きの大人しい女の子。
2学期になって初めて話をしたというクラスメイト、「あっこ」こと「大橋亜希子」と意気投合し、ごく親しい友人となったのでした。
お洒落で明るい「亜希子さん」と接するうち、次第に変化する感情に気付く「真理子さん」
寝ていたその横顔に引きよせられ、なんとキスをしてしまったのでした。
…だいたいそんな流れ。
いやぁ、今回もいいですねー。
相変わらずな「森永みるく」センセお得意の百合世界が広がっており、特に2巻収録の各話は”こういったネタが好きな方に最も刺さりやすそう”なパートに突入しておりました。
…勝手にそう考えているんですが、違うかなぁ?
「のどがかわいてめまいがした。」
2人の出会いから意識するまでが描かれていた1巻。
そちらと違って「真理子さん」は感情に気付きつつあるため、自らのソレに苦悩・葛藤する様が2巻のメインになっております。
※熊倉真理子さん。
お風呂シーンですね。ちなみに、バストトップ描写もありました。
とりあえず、1巻ラストから引きずっているキスしちゃった件。
「亜希子さん」らの言っている軽い感覚とは違い、モロに恋心を乗せてしまっている「真理子さん」にとって、それは単純な事柄でないんですね。
それに続いて発生する、彼氏の話題。
1巻に収録されていた合コン場面でも似た雰囲気ありましたが、これもなかなか深刻です。
性格から、モロに態度や表情に出てしまう「真理子さん」は、微妙に目線を逸らしたり、学校休んだりしていました。
お遊びでの「たまみん」こと「関根珠実」さんとキスしかかった際の行動は絶妙。
同性の親友に恋してしまった「真理子さん」が、じわじわと追い詰められていく様をとくとご覧下さい。
↑上の文言、「のどがかわいてめまいがした。」、が全てを物語っていると思います。
ちょっとした言葉に喜び、間接キス(※リップクリーム借りたのね)だの、触れられてドキドキだの、想い悩む以外にもなかなか忙しい「真理子さん」
横顔に見とれ、「うん…、かわいいなー…」とか、ついうっかり言ってしまう12話の描写も良かったです。
そんなんが、ぱーっとした会話でチャラになってしまうのもいいですね。
※せめる真理子さん。
追い詰められた「真理子さん」の逆襲です(笑)
2巻後半では、紆余曲折あって男性と付き合うこととなる「真理子さん」なんですが…。
あの、”絶対に3巻読みたくなる”ラストは実に巧いと思いました。
あちこちで、ちょろっとだけ複雑な色の見えていた「亜希子さん」が今後どうするのか、見ものですよ。
しっかりとした線のすっきり絵柄。
シリアスもいいんですが…おまけマンガなどのコメディーがこれまた非常に巧い方。
たいてい単行本のどっかしらに収録されている、コスプレなネタは最高です。
抜群の安定感で、ほとんどそのまんまだと思っていましたが…。
ブログを書くにあたって1巻を見返してみたんですが、かなり洗練された感じありました。
癖がやや強めなので、↓表紙にて判断下さい。
白黒のが味あって良いと思います。
さすがに巻数あるだけ各描写は丁寧で、読み応えのある内容。
逆に言うとじれったいんですが、そのまどろっこしさは百合漫画好きにとって身悶えるくらいに楽しめる部分でしょう。
…たぶん。
とりあえず、ひでるさんはそんなん(笑)
これが短編・中編くらいだと、結構あっさり受け入れちゃうものですからねー。
ぜひ、次を楽しみにしております。
★過去に紹介した百合姫コミックス
・ストロベリーシェイクSweet/林家志弦
・voiceful/ナヲコ
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・少女美学/CHI-RAN
・初恋姉妹/東雲水生
・初恋姉妹 3巻[完結]/東雲水生
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・かわいいあなた/乙ひより
・秘蜜少女/CHI-RAN
・楽園の条件/森島明子
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・紅蓮紀/武若丸
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・GIRL FRIENDS/森永みるく[おまけ]
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 百合・女子高生
・おまけ: あとがき漫画、おまけマンガ①②③、
夏服・冬服のキャラ絵。
・その他: 7話収録、現在は2巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森永みるく(もりなが・みるく)」センセの「GIRL FRIENDS -ガールフレンズ- 2巻」です。
なんとか今週を乗り切りました。
へろへろです。
サラリーマンな皆様、だいぶ寒くなってきましたので風邪には気を付けて頑張っていきましょう。
あとちょっとで冬季休暇ですよ!
…ただ、ひでるさんは年末までだいぶハードな日々が続きそうです。
うわぁ、やだなー。
さて、月中の週末ということで、店頭はだいぶ寂しい感じでした。
今回のメイン、というより、もともと発売リストの段階から、ターゲットはこちらの1冊だけでしたからねー。
そんな訳で、こちらのブログでは1巻を紹介しております、「森永みるく」センセ初の連続単行本「GIRL FRIENDS -ガールフレンズ- 2巻」です。
続きモノのが書くの簡単かなー、って考えたのは内緒。
※大橋亜希子さん。
左の3段ギャグは好きなパターンなのです。
高校生の主人公「熊倉真理子」は真面目な優等生で、本好きの大人しい女の子。
2学期になって初めて話をしたというクラスメイト、「あっこ」こと「大橋亜希子」と意気投合し、ごく親しい友人となったのでした。
お洒落で明るい「亜希子さん」と接するうち、次第に変化する感情に気付く「真理子さん」
寝ていたその横顔に引きよせられ、なんとキスをしてしまったのでした。
…だいたいそんな流れ。
いやぁ、今回もいいですねー。
相変わらずな「森永みるく」センセお得意の百合世界が広がっており、特に2巻収録の各話は”こういったネタが好きな方に最も刺さりやすそう”なパートに突入しておりました。
…勝手にそう考えているんですが、違うかなぁ?
「のどがかわいてめまいがした。」
2人の出会いから意識するまでが描かれていた1巻。
そちらと違って「真理子さん」は感情に気付きつつあるため、自らのソレに苦悩・葛藤する様が2巻のメインになっております。
※熊倉真理子さん。
お風呂シーンですね。ちなみに、バストトップ描写もありました。
とりあえず、1巻ラストから引きずっているキスしちゃった件。
「亜希子さん」らの言っている軽い感覚とは違い、モロに恋心を乗せてしまっている「真理子さん」にとって、それは単純な事柄でないんですね。
それに続いて発生する、彼氏の話題。
1巻に収録されていた合コン場面でも似た雰囲気ありましたが、これもなかなか深刻です。
性格から、モロに態度や表情に出てしまう「真理子さん」は、微妙に目線を逸らしたり、学校休んだりしていました。
お遊びでの「たまみん」こと「関根珠実」さんとキスしかかった際の行動は絶妙。
同性の親友に恋してしまった「真理子さん」が、じわじわと追い詰められていく様をとくとご覧下さい。
↑上の文言、「のどがかわいてめまいがした。」、が全てを物語っていると思います。
ちょっとした言葉に喜び、間接キス(※リップクリーム借りたのね)だの、触れられてドキドキだの、想い悩む以外にもなかなか忙しい「真理子さん」
横顔に見とれ、「うん…、かわいいなー…」とか、ついうっかり言ってしまう12話の描写も良かったです。
そんなんが、ぱーっとした会話でチャラになってしまうのもいいですね。
※せめる真理子さん。
追い詰められた「真理子さん」の逆襲です(笑)
2巻後半では、紆余曲折あって男性と付き合うこととなる「真理子さん」なんですが…。
あの、”絶対に3巻読みたくなる”ラストは実に巧いと思いました。
あちこちで、ちょろっとだけ複雑な色の見えていた「亜希子さん」が今後どうするのか、見ものですよ。
しっかりとした線のすっきり絵柄。
シリアスもいいんですが…おまけマンガなどのコメディーがこれまた非常に巧い方。
たいてい単行本のどっかしらに収録されている、コスプレなネタは最高です。
抜群の安定感で、ほとんどそのまんまだと思っていましたが…。
ブログを書くにあたって1巻を見返してみたんですが、かなり洗練された感じありました。
癖がやや強めなので、↓表紙にて判断下さい。
白黒のが味あって良いと思います。
さすがに巻数あるだけ各描写は丁寧で、読み応えのある内容。
逆に言うとじれったいんですが、そのまどろっこしさは百合漫画好きにとって身悶えるくらいに楽しめる部分でしょう。
…たぶん。
とりあえず、ひでるさんはそんなん(笑)
これが短編・中編くらいだと、結構あっさり受け入れちゃうものですからねー。
ぜひ、次を楽しみにしております。
GIRL FRIENDS 2 (2) (アクションコミックス) (2008/11/12) 森永 みるく 商品詳細を見る |
★過去に紹介した百合姫コミックス
・ストロベリーシェイクSweet/林家志弦
・voiceful/ナヲコ
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・少女美学/CHI-RAN
・初恋姉妹/東雲水生
・初恋姉妹 3巻[完結]/東雲水生
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・かわいいあなた/乙ひより
・秘蜜少女/CHI-RAN
・楽園の条件/森島明子
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・紅蓮紀/武若丸
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・GIRL FRIENDS/森永みるく[おまけ]
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■唯我独尊ガーディアン (森ゆきなつ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・妹
・おまけ: 合間にイラスト。
・その他: 6話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森ゆきなつ(もり・ゆきなつ)」センセの「唯我独尊ガーディアン 1巻」です。
毎度のことながら、月末で時間がぜんぜん取れないため、ごく簡単に紹介させていただきます。
こちら「唯我独尊ガーディアン 1巻」は、「森ゆきなつ」センセの8冊目くらいな単行本。
センセは「さぶろう」というお名前でも活躍されているようですが、どちらにしろひでるさんは初見。
漫画は巻数をまたぐ長編で、ネタとしてはアクション・コメディーという感じ。
↓表紙の感じから、ツインテールのメイドっぽい女の子(ガーディアン?)がバリバリと活躍する話…かと思いましたが、これがちょっと違うんですね。
オススメできる漫画です。たぶん。
好戦的な性格とそれに特化した肉体を持つ人が住む、惑星サバラン。
そちらの第126王子「ジン・シーグラム・サバラン」は次代の王となるため、”惑星をひとつ単身にて支配する”という、試練を与えられたのでした。
こうして、地球へ到着した「ジン王子」
さっそく制圧のため攻撃を開始しようとしたんですが…大気の影響によって、本来の力が出せない状態になっていたのです。
他の異星人も地球を狙っていることを知った「ジン王子」は、本来の力が回復するまで潜伏を決意。
記憶を操作し、最初に接触した地球人「天倉日向」の兄「天倉陣」として、彼女の家へ居候するのでした。
…だいたいそんな感じ。
まず、こちらの主人公は「陣(ジン王子)」ということで野郎なのです。
↓表紙の女の子ではないんですねー。
また、話数が進むにつれてじわじわヒロインの数を増やしておりましたが、実はこちらの正ヒロインは妹「日向ちゃん」なのでした。
そうなんです、この漫画はお兄ちゃんに構ってもらいたい、元気で純な妹「日向ちゃん」を堪能する”妹ラブコメ”なのです!
※妹「天倉日向ちゃん」
今回、わざと画像を下の方に配置してみました(笑)
…当然、このブログにて紹介することの多い、成年漫画ちっくなものではありません。
普通の感じね。
丸く小さい容姿で、やたらロリロリとしていた「日向ちゃん」でしたが、漫画中にて中学生になっておりました。
「あのちみっこいのがもう中学生だなんてナ」
という台詞ありましたが、まさにその通り。
当然、制服を見せにくるという、お約束イベントもパンチラ込みであります。
「陣くん」にねだる際の真っ直ぐな目と、ピコピコいう尻尾表現が可愛らしい、犬ちっくな娘さん。
頻繁に「おにーちゃん」とか呼ばれておりましたんで、そっち系が刺さる方にはたまらない漫画と言えるでしょう(笑)
※おまけ:犬ちっく「日向ちゃん」
それだけに、あの↓表紙はややもったいないような気がしました。
なんで「日向ちゃん」持ってこなかったんでしょうねぇ…。
(※裏表紙には、「陣くん」、「日向ちゃん」のSD絵がありましたが)
違う目的だった者が交流するうちに~という基本展開や、小姑のようなサポートメカ、TVに影響されるネタなど、やや定番的。
今のところコレという目立つ特徴はありませんが、ポイントをしっかり押さえた、良い出来栄えな単行本でした。
これからは学校編が始まるようで、キャラも増えるなど違った展開が望めそうです。
※誰だ??
髪型とかこのポーズとか、どっかの吸血姫みたいでお気に入りなカットです。
丁寧な線と、適度な濃淡のデジタル絵。
人物や背景などのバランス良く、安定感に優れておりました。
非常に綺麗で見やすいですね。
丸いくりくりとした目と幅広めな輪郭の女の子が特徴。
その愛らしさだけで押せるだろう、抜群の巧さがあります。
とりあえず判断は↓表紙で問題ありませんので、参考にどうぞ。
そう、↓表紙のゴスロリな女の子も後半にてちゃんと登場します。
彼女が何者かは…ぜひ単行本でご確認下さい。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・妹
・おまけ: 合間にイラスト。
・その他: 6話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森ゆきなつ(もり・ゆきなつ)」センセの「唯我独尊ガーディアン 1巻」です。
毎度のことながら、月末で時間がぜんぜん取れないため、ごく簡単に紹介させていただきます。
こちら「唯我独尊ガーディアン 1巻」は、「森ゆきなつ」センセの8冊目くらいな単行本。
センセは「さぶろう」というお名前でも活躍されているようですが、どちらにしろひでるさんは初見。
漫画は巻数をまたぐ長編で、ネタとしてはアクション・コメディーという感じ。
↓表紙の感じから、ツインテールのメイドっぽい女の子(ガーディアン?)がバリバリと活躍する話…かと思いましたが、これがちょっと違うんですね。
オススメできる漫画です。たぶん。
好戦的な性格とそれに特化した肉体を持つ人が住む、惑星サバラン。
そちらの第126王子「ジン・シーグラム・サバラン」は次代の王となるため、”惑星をひとつ単身にて支配する”という、試練を与えられたのでした。
こうして、地球へ到着した「ジン王子」
さっそく制圧のため攻撃を開始しようとしたんですが…大気の影響によって、本来の力が出せない状態になっていたのです。
他の異星人も地球を狙っていることを知った「ジン王子」は、本来の力が回復するまで潜伏を決意。
記憶を操作し、最初に接触した地球人「天倉日向」の兄「天倉陣」として、彼女の家へ居候するのでした。
…だいたいそんな感じ。
まず、こちらの主人公は「陣(ジン王子)」ということで野郎なのです。
↓表紙の女の子ではないんですねー。
また、話数が進むにつれてじわじわヒロインの数を増やしておりましたが、実はこちらの正ヒロインは妹「日向ちゃん」なのでした。
そうなんです、この漫画はお兄ちゃんに構ってもらいたい、元気で純な妹「日向ちゃん」を堪能する”妹ラブコメ”なのです!
※妹「天倉日向ちゃん」
今回、わざと画像を下の方に配置してみました(笑)
…当然、このブログにて紹介することの多い、成年漫画ちっくなものではありません。
普通の感じね。
丸く小さい容姿で、やたらロリロリとしていた「日向ちゃん」でしたが、漫画中にて中学生になっておりました。
「あのちみっこいのがもう中学生だなんてナ」
という台詞ありましたが、まさにその通り。
当然、制服を見せにくるという、お約束イベントもパンチラ込みであります。
「陣くん」にねだる際の真っ直ぐな目と、ピコピコいう尻尾表現が可愛らしい、犬ちっくな娘さん。
頻繁に「おにーちゃん」とか呼ばれておりましたんで、そっち系が刺さる方にはたまらない漫画と言えるでしょう(笑)
※おまけ:犬ちっく「日向ちゃん」
それだけに、あの↓表紙はややもったいないような気がしました。
なんで「日向ちゃん」持ってこなかったんでしょうねぇ…。
(※裏表紙には、「陣くん」、「日向ちゃん」のSD絵がありましたが)
違う目的だった者が交流するうちに~という基本展開や、小姑のようなサポートメカ、TVに影響されるネタなど、やや定番的。
今のところコレという目立つ特徴はありませんが、ポイントをしっかり押さえた、良い出来栄えな単行本でした。
これからは学校編が始まるようで、キャラも増えるなど違った展開が望めそうです。
※誰だ??
髪型とかこのポーズとか、どっかの吸血姫みたいでお気に入りなカットです。
丁寧な線と、適度な濃淡のデジタル絵。
人物や背景などのバランス良く、安定感に優れておりました。
非常に綺麗で見やすいですね。
丸いくりくりとした目と幅広めな輪郭の女の子が特徴。
その愛らしさだけで押せるだろう、抜群の巧さがあります。
とりあえず判断は↓表紙で問題ありませんので、参考にどうぞ。
そう、↓表紙のゴスロリな女の子も後半にてちゃんと登場します。
彼女が何者かは…ぜひ単行本でご確認下さい。
唯我独尊ガーディアン(1) (GUM COMICS) (GUM COMICS) (2008/10/24) 森 ゆきなつ 商品詳細を見る |
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