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■Illusion Girls (イリュージョンガールズ) (アシオミマサト)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]お姉さん・むちむち
・おまけ: あとがき、イラスト。
・その他: カラー(4P)、短編×8
      (うち「Vampire Girl」×3、「Flower Road」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「アシオミマサト」センセの「Illusion Girls (イリュージョンガールズ)」です。

例によってくだらん話から。
先日ネットの情報を見て店を予約したんです。
半個室みたいな写真がチョイスの決め手でした。
…が。
案内されたのは、そうしたコーナーをスルーして、普通のテーブル席。
あれれ。
別に店内は混んでおらず、バッチリ空いていたんですが。
さて、なぜでしょう?

…って、クイズちっくにしてみましたが。

帰り際によくよく確認して納得。
なんちゃーない、そっちには灰皿があったんですね。
単なる喫煙席だった、というわけ。(ひでるさんはタバコ吸いません)
もう、そう書いといてよー。


ヴァンパイアさん・保奈美さん
※ヴァンパイアさん・保奈美さん
 この体操服シーンが好き。こうした記憶は皆あるのでは?

■Illusion Girls (イリュージョンガールズ) (アシオミマサト)

★構成・概要 成年・オムニバス

本日は「Illusion Girls」です。
紹介帯とか↓表紙などには、特に何も書かれていませんでしたが…。
これは前巻「DREAM CHANNEL [ドリームチャンネル]」から続く単行本。
そちら巻末にて、”もう少し続く~”とあったソレですね。

セーラー服にハンチング帽という、アンティークショップの店員、通称「ショップ店員」さん(※センセがあとがきでそう呼んでいたので、名称統一)が顔を見せる、オムニバスなお話群。
扱う商品は、”訪れた男女の願いを叶える”という、不思議な効果があったのでした。

なんらか不可思議な出来事の起こる、ファンタジーちっくなエピソード群。
SFとまで大げさなものでなく、ラブコメというほど軽くはなく、恋愛話とも…ちーと違うのかな。
落ち着きのあるえっちおとぎ話、みたいな風情でした。

なお、基本はオムニバスですが、収録にはガッチリと続くエピソードもあります。
「ショップ店員さん」の基本設定を含め、前巻から読むのをオススメしておきます。
こちらからでもダメってほどではないものの、ちらほら分かり辛いかと。

収録話数としては見ての通りに少なめですが、各話は20から30とページたっぷり。
読み応えあります。
まぁ、センセはシチュエーションとお話がキラリと光る方なので、その構成で正解でしょう。
前巻では、前後編話にうっかり泣かされてしまいました(本当)が、今回はそれほど感涙なお話なく。
ちょっと残念な気も。

ただ、メインの連続話は、犯人…じゃないか、謎に包まれたヒロインを探すという、エロスと緊張感のある傑作
ドキドキでしたよ。
彼、最後に亡くなるのでは~とか、ひでるさんはブラックに考えましたけど。

ちなみに。
もくじでは「あとがき①」と書かれていますが、金髪ヴァンパイアさんと「ショップ店員さん」のイラストだけでした。
個人的にはもう少しセンセのあれこれ裏話が聞きたかったんですけどねー。

★収録話 8話収録

003:「Vampire Girl」 3話 カラー原稿あり
こちらが今回のメイン話ですね。
成年漫画らしく、たっぷりなえっちと、ミステリアスな女性の正体を探るという、サスペンスちっくな色もありました。

主人公「野中」を悩ませている、とある夢。
どこかで見たような場所にて、何か記憶あるような雰囲気のゲームキャラに、ただ一方的にえっちされるというもの。
気になるのは、彼女が「コウソク」という親しい友人しか知り得ないあだ名を呼んでいること、自分が部活ユニフォームを着ていること。
しかも、一度だけでなく毎夜必ず夢に現れ、彼を貪っていたのです。
ある夜に、ふと気になる一言を残した彼女。
いくつかのキーワードを追っていくうち、「野中」は自らの中学生時代に鍵があると掴んだのでした。
…大雑把にはそんな感じ。

金髪でムチムチなスタイルのお姉さんとのえっちがメインですね。
ヴァンパイアな彼女はもともとゲームキャラのイメージがためか、セクシーなボンテージ衣装。
あれは、たまらんねぇ(笑)
カラーでもそんなんがたっぷりと楽しめます

キーワードが揃いつつある「night2(031)」
かなり記憶がはっきりしており、ついに委員長「夢野保奈美」にたどり着いております。
詳細は伏せておきますが、中学生ですよね?
あんなん見たら…まぁ、くっきりとイメージ残るだろうなぁ
あーまで直接的・具体的ではないものの、実はひでるさん似た経験があります。
珍しく(笑)
やっぱり体操着でした。
こちらも後半は体操着(ブルマね)で、前半のヴァンパイアさんとWで楽しめる構成になってます。

ちらほら示されてはいたものの、完全に骨董品屋が示される「night3(055)」
商品はアロマでしたね。
ここはどうなるのかなー、って思っていましたが。
なるほど、なるほど!!
コレはいいです
えー、もったいないので詳細は秘密にしちゃいますが、この流れで期待される(かもしれない)ネタとなっています。
委員長バンザイ!
オチ付近で眼鏡かけますが、その組み合わせでも見たかったなー。

楓さん、愛理さん
※左:楓さん、右:愛理さん
 この赤い糸の使い方に注目。なるほど!

079:「Red strings」
タイトルそのまま、赤い糸なエピソード。
「絢介」・「楓」という幼馴染みの2人で、”友達以上恋人未満”な関係。
想いを伝えるほどの勇気がなかった「楓さん」は、いつしか赤い糸が見えるようになっていたのでした。
近いネタは以前ありましたね。
(※「えろまんがの妖精/田倉まひろ」です)
ただ、えっちに至る流れは独特
なるほど、そうするのかー。
バストトップが引っかかったりする様がエロスでした。
オチは定番ですが、イイコト言ってます。

103:「ROOMLESS LOVE -next room-」
こちらは前巻に収録された「ROOMLESS LOVE」に直接続くお話です。
義妹「恵利」とのラブラブえっちで、砂時計によって時間が止まるというファンタジーもの。
相変わらず、皆に気付かれないからと、野外でしていました。
「ショップ店員さん」も活躍してます。

123:「Change the Heart」
主人公「可奈子」は、隣に住む夫婦「幸司」・「愛理」のうち、「幸司」に強い想いを抱いておりました。
略奪愛、なんて単語にも、敏感に反応するほど思いつめていた彼女。
骨董品屋で購入したオルゴールが光った次の瞬間、彼女の意識は「愛理」と入れ替わっていたのです。

いかにも爽やかそうな「幸司くん」ですが。
下着なんてプレゼントしてますね。
こいつエロいぞー。
同化した「可奈子さん」は彼との初えっちを果たし、さらにオルゴールを使ってしまうのでした。
ブラックな考えまで抱いてしまったものの、ちゃんと気付くあたりは「アシオミマサト」センセの優しさですね。

153:「Flower Road」 前後編
亡くなった先代・三代目「桐智藤吾」の遺言が波乱を巻き起こすという、遺産相続な漫画。
こちら前後編については「ショップ店員さん」と無関係です。

先代の友人の孫で、身寄りのないところ桐智家に引き取られた、外部からの使用人「伊吹リオ」
お嬢様「花蓮(かれん)」とは、密かな想いを抱いている同士でした。
しかし、先代が残した遺言では婚約者との婚姻が遺産相続の前提。
もしも彼女に”身も心も許した相手がいた”場合は、その半分が破棄されてしまう、財産を取るか、愛を取るかというものだったのです。

大金が絡むため、やっぱりドロドロはしているんですが。
主要キャラの皆さかが爽やかで、読んでいて心地の良いエピソードになっていました

全編は状況説明と3名のメイドらとのえっち。
婚約者の存在で落ち込む「伊吹くん」を、ツインテールなメイド「千華」さんが切っ掛けとなって複数に流れていました。
当然かもしれませんが、こちらのえっちにはちゃんとした意味があり…後に裏が明かされます。
お楽しみに。
眼鏡の「茜」、ショートカットな「美蘭」も参加し、複数えっちになってます。

お話の本編である後編は、そうした前フリの総決算というべきエピソード。
遺産について詳細が書かれるのはこちら。
先代「藤吾」のお爺さんも過去描写にて顔を見せています。
こちらは、当然「花蓮さん」とのえっちなんですが、なにゆえそうなるのか、ぜひ単行本でご確認下さい。
オチは非常に温かなもの。
読後感は抜群に良く、最後にほわわーとイイ気持ちで読み終えることができます。

メイド「千華さん」
※メイド「千華さん」
 ぶっちゃけ、お嬢様より目立っていたような…。

★絵柄

特に時期の表記はなかったですが、あとがきによると「古い原稿も掲載」とありました。
もともとお上手な方ではあるものの、確かに今回はバラついてる印象です。
ちょっと不安定

うーん、絵としては前巻のがよかったなー。
前のは線が綺麗で洗練されていて、安定感もありましたから。
頻繁ではないものの、乱れ・崩れを感じるコマが…ちら、ほらと。
特に小さいコマはそうした傾向でした。

キャラはリアル系ながら可愛さあり、前回も使いましたが”プチ劇画”という風情です。
背丈のあるお姉さん絵。
やや癖がありますね。
コテコテとした色はなく、どちらかというとすっきり。
そのため、バランスが少しでも微妙になると目立ってしまう、目立ちやすいこともあるかと思います。
判断については↓裏表紙か、「ティーアイネット」さんのHPにてご確認下さい。

★その他

描かれているのは「アシオミマサト」センセ。
ブログでは他に「PINKS LINKS[ピンクス リンクス]」を紹介しています。
そちらでなく、前巻「DREAM CHANNEL [ドリームチャンネル]」の紹介時には、
”表紙はインパクト無さ過ぎ”
…とか、好き勝手に書いていましたが。
今回は実にいい感じです

黒を基調とした色使いで、服の間から見える肌色が目立ってます。
瞳や表情も妖しく、コウモリ型の抜けにはヴァンパイアな衣装が垣間見えました。
人とヴァンパイアの基本が逆でもいいかなーって思いました(笑)が、それだとジャンル勘違いするか。

なお、今回でもショップ店員さんの正体は明かされず、というか出番からして相当に少なく。
あと少しだよ…
そうした台詞があったので、次単行本くらいに何らか展開があるかなぁ。

Illusion Girls (MUJIN COMICS)Illusion Girls (MUJIN COMICS)
(2011/10/07)
アシオミ マサト

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tag : ラブコメコメディーツインテールファンタジーショートカットサスペンス

■インモラル -Immoral- (黒岩瑪瑙)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]年齢差・近親
・おまけ: あとがき・作品解説、イラスト、
      カラー描き下ろし「Introduction」
・その他: カラー(8P)、短編×9
      (うち「インモラル」×3、「真夏の夜の淫夢」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「黒岩瑪瑙(くろいわ・めのう)」センセの「インモラル -Immoral-」です。

横浜は「ラーメン博物館」に行くというので。
お願いして、「チキンラーメン」の「ひよこちゃん」のぬいぐるみを買ってきてもらいました。

ひよこちゃん

どうですか、この風情。
かわいー。
実は噂に聞いた「どん兵衛」のキツネさんぬいぐるみも欲しかったんですが、売り切れていたとのこと。
うわ、残念。
昔ストラップも見逃しちゃったんですよ。


■インモラル -Immoral- (黒岩瑪瑙)

★構成・概要 熟女・ショタの成年ストーリー

さて、本日は「インモラル -Immoral-」です。
基本的には、年上女性との年齢差えっち話。
3話の連続と前後編のほか、短編が収録されています。

メインの連続話は、近親関係でした。
ラブコメ漫画にはない、濃厚な描写が楽しめます。
そのほか、ちょっぴりファンタジーちっくなネタもありましたよ。

センセは「熟女×ショタ」と書かれてますね。
簡単には年齢差かなー、ということで、↑上ではそうしてみました。
ひでるさんはショタの属性ないんですけれど。
アダルトな女性が登場すれば、だいたい男性のが若くなるので…まぁ、そんなカップリングになりますわね。
今回単行本はバラエティ豊かで、そうした男女ほかも登場しています。
基本路線は堅持しつつも、間口は広がったんではないでしょうか

母「美保」
※母「美保」
 えー、脱いでばっかなので適度な絵がありません(笑)

★収録話 9話収録

003:「Introduction」 カラー描き下ろし
007:「インモラル」 前中後編
受験が終わった息子「怜」を連れ、その慰労のためにとある温泉旅館に宿泊した母「美保」
そちらで出会った男「ジョージ」と女将によって、2人の関係は大きく揺らぐこととなってしまうのでした。

メインの母子モノです。
普通の関係だった2人が、いかにして近親な関係になってしまったのか、という構成ですね。
じーっくりとその過程が描かれておりました。
まぁ、簡単なことではないですよ。ええ。
当然ですが、よくあるラブラブ近親漫画とは、まったく違います。
センセのあとがきでの解説は、“まさにその通り”という感じでした。

まず、描き下ろしの「Introduction」
漫画世界での時間では、ラストシーンになってます。
↓表紙から続くような感じで、「美保さん」のシースルーから見える肉体がエロスでした。

2人して露天風呂に入っている前編。
当然ながらここでは仲の良い親子という感じで、エロスさは微塵もありません。
それが崩れるのは、風呂に刺青の男「ジョージ」が入ってきてから。
混浴だったんですね。
ここはそんな彼との温泉えっちとなっています。
一方、同じころでは「怜くん」が女将さんにいただかれております。
それに続く中編。
先の女将さんがメインのとある宴から、覗いていた「美保さん」も…という展開。
えー、っと。
この漫画は特に過程が楽しいところなので…具体的には書き辛いですね。
とりあえず、股縄されていた女将さんがエロス。
「美保さん」との絡みもあり、大活躍でしたよ。
後編は旅館後の母子。
前編冒頭の2人とは、まるで異なる様をお楽しみ下さい。
若いねー
「怜くん」は当然ですが、「美保さん」も。
こちらのラストで、描き下ろし部分の意味が分かるようになってます。

母親「まさこさん」、先生
※左:母親「まさこさん」、右:先生
 キャラとしてはこの2人が好き。

079:「淫習」
こちらも母子ネタで、「まさこ」・「ケイイチ」というカップル。
古くから残る淫習、じゃなくて因習(いんしゅう)
要するにしきたりな漫画です。
なお、ノンフィクションではありません。
こうした古くからのしきたりな漫画はちらほら成年系で見かけますが。

親子というのは…たいていどちら世界でもタブー視されており、日本でも同様のこと。
さすがに、こんなんはないだろうなぁ。
ヒロインの母親「まさこさん」は先の「美保さん」とはまた違ったタイプの女性でした。

103:「お姉さんは淫・獣」 カラー原稿あり
ふと出会った、ミステリアスな女性「魅子」さんと「ケイタ」くん。
切り揃えられたロングの黒髪と、コートみたいなワンピースが素敵でした。
もしかしたら…収録では最も綺麗(?)なファンタジーもの。
なお、あとがきによると、ちょっと違う路線でいこう、の第3弾でした。

127:「In the School…」
こちらは学園乱交もの。
ちょっと違う路線でいこう、の第1弾だそうです。
性知識の授業の実技編ということで、それぞれパートナーとのえっち。
眼鏡な委員長「市川」さんほか、先生もしっかり脱いでくれます。
下着姿がえっちでしたねー
複数の男の子を相手にしておりました。
髪はまとめた姿と、解けた姿が楽しめます。
こうした集団モノは、なんとなく「如月群真」センセを思い出しますねー。

151:「真夏の夜の淫夢」 前後編
こちらもミステリアスなお話です。
あとがきでは怪奇現象という言葉を使われてましたね。
日焼け跡がステキな、ショートカットの先輩「カナ」と、眼鏡な「タマエ」というWヒロイン。
いわゆるふたなりがテーマで、全編はその2人。
後編では医師「水木」と看護婦「のぞみ」が登場して秘密が明かされ、複数えっちとなります。
あのオチは…なんだか納得(笑)
ちょっと違う路線でいこう、の第2弾です。

187:「対決!名探偵古賀谷子少年VS怪盗インバネス」
怪盗「インバネス」と名探偵…でなく、その弟子「古賀谷子(こがやし)」少年のお話。
あとがきにもありましたが、当初の男女性別が途中であべこべになるのがポイント。
確かに彼女のスーツ姿も堪能したいです。
ちょっと続きが見たくなりますよ。

先輩「カナ」、怪盗「インバネス」

★絵柄

またずいぶんとえっちな絵柄ですねー。
くっきりとした線での丁寧な作画。
特に特徴的なのはその濃淡具合です。
あまりデジタルっぽくない、おさまりよい灰色。
その微妙な色合いによって、女性の肉付き加減を表現されてます。
これが独特な味わいで、淫靡な雰囲気たっぷり振りまいていました。

強めな黒のグラデーションも素敵。
描き込みは細かく、アンダーヘアとか局部までしっかり。
服装の質感良く、また背景とのバランス感覚も適度でした。

スタイルは前述したように写実的。
キャラはどちらかというとリアル寄りで、鼻や唇までしっかり描かれてます。
しかしコテコテとはしておらず、見易いですね。
↓表紙などカラーはまた違った風情。
判断には、裏表紙のコマ部分のが白黒絵に近いかな。
あるいは、小さいですが紹介帯のカット絵、もしくはやっぱり「コアマガジン」さんの紹介ページがオススメです。

★その他

描かれている「黒岩瑪瑙」センセ。
ブログでは2冊目「SPILT MILK」、3冊目「MILKY WAY」を紹介しています。
こちらにて4冊目ですかね。
マンネリ打破とのことで、タイトルから”MILK”を外したようでした。
ああ、今回の内容だと、確かにその単語は似つかわしくないかも。
↓表紙のカタカナ具合は絵柄と合って、いかにもインモラル。
良かったと思います。

インモラル (ホットミルクコミックス 358)インモラル (ホットミルクコミックス 358)
(2011/10/08)
黒岩 瑪瑙

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tag : ファンタジーショートカットノンフィクションアンダーヘアラブコメ

■遊郭部へようこそ! (歌麿)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・ハーレム
・おまけ: あとがき、カバー裏にキャラ解説、
      合間にネタ絵、修正あり。
・その他: 折り込みピンナップ、カラー(8P)、
      11話収録(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「歌麿(うたまろ)」センセの「遊郭部へようこそ!」です。

こちらでもお知らせを。
週1ペースでしたが、更新してきました表ブログ「お寺さんぽ」はいったん更新ストップすることとしました。
誰か見てくれてた人は…いるかな。
まぁ、いないか。
最近日常がさらにまた忙しく。
こちらを毎日更新するだけで、いっぱい・いっぱいになってしまったのです。
ネタはまだいっぱいあるんですけどね。
また時間が出来た頃に再開したいと思います。


ハルナさん
※ハルナさん
 「樽みたいな体型」とか言われてます。メインなのに。

■遊郭部へようこそ! (歌麿)

★構成・概要 ハーレム系 成年ラブコメ

さて、本日は「遊郭部へようこそ!」です。
1冊まるまるの長編漫画となってました。
単行本は結構ブ厚く、ずっしりと重いですね。
読み応えもありました。

漫画は明るいラブコメもの。
遊郭、という響きのイメージとは異なるハーレム系。
ぶっちゃけ、ストーリーとしては、そうすこぶる優れたものでありません。
ただ、ハーレムでラブコメという設定は成年漫画で読みやすく、間口も広く、作成勝ちという印象。
楽しく、さくさく読み進められると思います。
キャラも色々なタイプが登場してますからねー。

★収録話 11話収録

4名のみの部員数で、廃部の危機を迎えていた茶道部。
部員獲得の苦肉の策として、部長「紅葉」は学校には秘密裏にそちらを遊郭部と変更しました。
とりあえず、部員「夏樹」を相手に、「ハルナ」・「小雪」はもてなしの練習をするんですが…と、そんなお話。

部活動をメインとした学園ラブコメ
舞台は遊郭部、というか茶道部なので、背景は和室な風情です。
学校の描写はほとんどありませんでした。

名称は遊郭部、となっていますが。
前述したようなハーレム漫画で、各ヒロインがお客さんをとったりなんだりはありません。
もしヒロインが固定でコロコロ男性が変わったなら、また全然異なる風情になったでしょうねー。
ネトラレな感じはないです
男性は「夏樹くん」だけなので、そのあたりはご安心下さい。
(※ちなみに、生徒会長「白露(はくろ)」さんの相手は「雨水」くんのみです)

なお、複数のヒロインが顔を見せる漫画ですが。
↓表紙とか、折り込みピンナップでも分かるように、正ヒロインは「ハルナさん」です。
センセのHPにあったボツ案でも、やはり彼女を中心に考えてられました。
明るくおバカでえっちな娘と、よく動く女性ですね。
「夏樹くん」にラブラブな「小雪さん」
もっと無口で大人しい娘かと思いましたが、結構積極的でコメディーにも参加しています。
ほか、部長「紅葉さん」は雰囲気そのままお姉さん、「リナさん」こと「カトリーナ」さん最も巨乳の金髪キャラという面々でした。

007:第一話
いきなり部活が遊郭部となっている1話。
1日5回という独りえっち回数の「ハルナさん」と、実は「夏樹くん」にラブラブだと告白した「小雪さん」との複数えっち。
うち、「小雪さん」は彼女に対抗してか、お尻でしてます。
部長「紅葉さん」は見てるだけでしたね。
「夏樹くん」はオチにて女装させられており、そんな感じになるかと思いましたが…そんなんは数話ほどお預け。

023:第二話 カラー原稿あり
ハード展開なカラー原稿部分。
そう、遊郭部という名称から察せられるのはこんなんですよね。
これがどうなっているのかは、単行本にてご確認ください。
ここの一連の流れは非常に可笑しいです。

海外からの留学生「リナさん」の登場回。
金髪と迫力あるスタイル以外は、日本語も堪能なのであまり外人っぽくはありません。
初えっちでリアクションも良く、陥没していたので好きな方は小躍り下さい。。
なお、彼女を勧誘しようとして、ライバルの増加に悩む「小雪さん」がキュートでした。

小雪さん、カトリーナさん
※左:小雪さん、右:カトリーナさん
 キャラでは「小雪さん」が面白かったですよ。

043:第三話
部長「紅葉さん」の別な一面が見れるこちら。
理事長の娘にして、生徒会長「白露さん」の登場回です。
ちなみに、「紅葉さん」とは異母兄弟。
たぶん、「ハルナさん」の無意識な提案がため、「紅葉」・「白露」のえっち対決となっています。
母乳の出る和服な「紅葉さん」ほか、ツンデレ・ツインテールな「白露さん」をお楽しみ下さい。
ちなみに、センセはアンダーヘアを描かれる方ですが。
「白露さん」はパイパンでした。
お相手の「雨水くん」の反応がまた面白いです。

065:第四話
学校を休んだ「ハルナさん」の見舞いに「小雪さん」・「白露さん」が家を訪ねる流れ。
前話ではややお堅い雰囲気だった「白露さん」のリラックスした表情も見れます。
故あって「夏樹くん」とはトイレからのえっち。
放尿シーンもあるので、お楽しみに。

085:第五話
「夏樹くん」にラブラブな「小雪さん」が、ようやく普通に彼とえっちになる回。
ニーソえっちもありました。
ラストページがまた良いですね。
前話から続くオチの1コマがまた素敵

103:第六話
メインのヒロインらはお休み。
生徒会での描写で、「白露さん」・「雨水くん」の2度目なえっち。
デレてくれない。
そんな冒頭とは裏腹に、「白露さん」は良いリアクションをしていました。
可愛いなぁ
縞パンだったりしましたよ。
なかなか目立つキャラでしたが、「白露さん」のえっちはこちらが最後。
ちょっと残念な気も。
ちなみに、生徒会のショートな娘も可愛かったです。

121:第七話
こちらは学園祭。
1話以来で「夏樹くん」が女装しているほか、「ハルナさん」はメイド服、「リナさん」は和服エプロン、「小雪さん」は…なぜか1人鶴の着ぐるみなんてコスプレでした。
ここで「小雪さん」はえっちに参加することもできず、完全にコメディーな役回り。
メインは女装の「夏樹くん」と、「ハルナ」・「リナ」と複数えっちです。
「リナさん」のアレは想像通りでした。
たぶん、そうだろうなぁ、って。

139:第八話 カラー原稿あり
カラー原稿部分は前回に続く、メイド服な「ハルナさん」です。
メイン部分も「ハルナさん」で、太ったらしい彼女とのダイエットえっち。
ブルマでした
荒れる「小雪さん」が良いですね。
そうだろうなぁ。

161:第九話
こちらは部長「紅葉さん」の母乳を飲んでみよう、という切っ掛け。
全員が脱ぎだし、全員参加となる豪華な回です。
おっぱいに囲まれたりしてますねー。
こうしたパターンでは、やっぱりPCゲームの「バトルスキンパニック」を思い出します。
また、バスト比べなんてしてました。
ぜ、贅沢なー。

181:第十話
199:最終話
10話は生徒会長「白露さん」らカップルを含めた、温泉旅行編。
ただ、意外と全員はお話に直接絡んでこず、メインは「小雪さん」と「ハルナさん」
露天風呂のえっちでした。
見舞いの回でも前フリされていた、「夏樹くん」に対する想いについて描かれます。
しっとりとした流れではないんですけどね(笑)
そんな訳で、めでたく全員とラブラブとなった最終話は、当然ながら複数えっち展開。
オチもらしい感じでしたよ。

部長「紅葉さん」、生徒会長「白露さん」
※左:部長「紅葉さん」、右:生徒会長「白露さん」
 「白露さん」はいいキャラでした。出番少なめで残念。

★絵柄

すっきりとした柔らかな作画。
色は濃すぎず、適度な濃淡ですね。
描き込みはばっさりという具合で、さほど細かくはなく、かといってあっさり過ぎることもなく。
ページは賑やかでも、丁寧で見易いものでした。

キャラはやや縦長でしたが、ふっくらとしていて可愛らしい系統。
縦長の鼻が特徴かな。
どっちかというとコメディーちっくです。
崩しも多めでしたが、そう違和感ありません。
服や小物・背景など、キャラとよく合ってました。

40ページ以上も修正したとのことで、安定感は抜群。
お話もそうでしたが絵柄も極端な癖なく、間口は広めだと思います
↓表紙などカラーよりも白黒絵のがバランスなども良い感じ。
紹介帯の裏面か、時間あるならば「コアマガジン」さんのHPが判断に最適でしょう。

★その他

そんな訳で「歌麿」センセでした。
ブログでは「ふにぷにデイズ」、「らぶちち」と紹介しております。
今回の「遊郭部へようこそ!」は4冊目くらい。
こちらが初連載と書かれていました。
お疲れ様です。
前述してきたとおり、絵・お話どちらも非常に良かったです。
さきほどHPを見てきましたが、他の連載とかイラストのお仕事とか、かなり忙しそう。

それ以外に。
センセ、ゲームお好きですね(笑)
だーっと見ていて、イラストから「閃乱カグラ」というゲームを知りました。

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(2011/09/22)
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コレね。
そんなん出てたのかー。
えっちっぽくて、なかなかイイ感じ。
(最近こんなんばっかですが)

ただ、3DSでした。
残念。
別に3Dでなくていいのにー。

遊郭部へようこそ! (ホットミルクコミックス)遊郭部へようこそ! (ホットミルクコミックス)
(2011/10/08)
歌麿

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tag : ラブコメコメディーコスプレツインテールアンダーヘア

■Radical GoGo Baby! (ぼっしぃ)

★まんがデーター [12/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・水着
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラー別絵、
      カラー描き下ろし「GoGoガール!」
・その他: フルカラー(124P)、短編×17。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぼっしぃ(Bosshi)」センセの「Radical GoGo Baby!」です。

ちょっと時間あると、アマゾンを眺めるんですが。
こんなん発見しました。

太鼓の達人[初代]アーケード筐体 (1/12スケール プラスチックキット)太鼓の達人[初代]アーケード筐体 (1/12スケール プラスチックキット)
(2011/12/28)
Wave

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家庭用ゲーム機のストラップなどはちらほら目にしていましたが、筺体のプラモデルですか。
ははー。
良くできていると思いますけど、売れるのかな。
コレで若干だけでもプレイできたら凄いんですが…さすがに無理か。


水城友子、あきこ先生
※左:水城友子、右:あきこ先生
 この透け具合ですね。「あきこ先生」いいなぁ。

■Radical GoGo Baby! (ぼっしぃ)

★構成・概要 フルカラー・成年ラブコメ

本日はオールカラーな1冊です。
こうした単行本の宿命そのまま、全体ページ数は124と薄め。
多い収録数もお約束みたいなものでしょう。
ただ、タイトル扉で1ページ消費することなく、もくじは折り返しに位置。
↓表紙の全体絵で2ページ使っていた以外は、イラスト、空白ページなどでの穴埋めもありません。
確かにショートも収録されていましたけど、比較的読める漫画が揃っていました

漫画はラブコメ
設定そこそこでの即えっちも多めです。
1冊目「水着彼女」から欠かせない水着なヒロインは多く、濡れたり・透けたりのピッチリ具合はこちらでも楽しめます。
フェチっぽい描写もちらほら。
暗さなく、ハードさもなく、読みやすい漫画群となってます。

★収録話 17話収録

001:「秘湯!鰐の湯温泉」
折り込み小ポスター調の漫画です。
温泉えっちですね。

005:「あまらば」
011:「リサイクル・ガール」
015:「GoGoガール!」 描き下ろし
この3話はいちおう同一学園での漫画。
うち「あまらば」は、教師「みっくん」と付き合う「水城友子」さんの屋上えっち。
カップが2つも上がったんだよ
とか笑顔で報告していました。
うん、けっこう・けっこう。
そんな流れでの即えっちなため、胸はいきなり露出していましたが、途中からの雨で制服が濡れ・透けるところがポイントになってます。
「リサイクル・ガール」は「朝丘ミホ」さんの体育用具室えっち。
あ、これはいちおうブラック気味な漫画ですね。
次の描き下ろしで多少救われてますが。
描き下ろし「GoGoガール!」は「水城さん」・「朝丘さん」の両ヒロインが集合するもの。
複数えっちですね。
今回の↓表紙がこちらの2人で、この3話はメインな位置づけです。

022:「くすりのトラブル?」
ピンク色ナースの「さやか」さん。
医師の盛った薬によって、性格が豹変する流れでした。
左右ページで別人のようです。

027:「ケータイびっち」
喋りは普通ですが、オンライン(ここでは携帯電話)だとエロエロな性格という、「みりか」こと「鳴海利香」さん。
ちらほらネタとして見かけるようになったものの、その理由が示されなければ”単に変な女性”
プレイ的にもそう効果的には見えませんでした。

ゆうきさん
※ゆうきさん
 このコマがお気に入りです。いいお尻ですね。

035:「ツール・ド・ロマンス」
自転車・ツーリングで、野外えっちなお話。
これは「ゆうき」さんのぴっちりなサイクリング・スーツ(?)を楽しむ漫画でしょう。
本編ではスパッツと言ってますね。
お尻が実にイイ感じ。
ノーブラで、ショーツもやたら小さいものでした。

051:「She Sea Summer」
「あきほ」・「姫」のWヒロインで、カバー絵のような海・浜辺えっちです。
2人は裏表紙ですね。
こちらでの注目は「あきちゃん」
本編でもいきなりバストを露出する、はっちゃけキャラでした。
収録では唯一と言って良い貧乳が眩しいです。
なお、「姫さん」は対照的に巨乳です。
それぞれカップルの同時えっちが展開されてます。

059:「teach me!」
補習の生徒「大木」・「長島」・「川田」3名と、女教師「あきこ」さんという複数えっちネタ。
悪戯でびしょ濡れにされたことを切っ掛けに、「あきこ先生」のエロスイッチがオンされていました。
ちんこだせ
とか言ってますね。
そんな教師いるかいな。
ピンクのミニスカートと、あみあみなタイツが既にエロいですよ。

069:「タッチ&ラブ」
電車内の痴漢・事務所えっちという2パターンが楽しめるエピソード。
人生に疲れていた「ケンジ」は、ヤケクソ気味に乗り合わせていた女性に痴漢行為をしてしまうんですが…女性は旧知の「俊子」さんだったのです。
「俊子さん」は鉄道関係職員ということで、それっぽい制服。
この漫画は前半のパンストですねー。
後半は脱いじゃってるのがちと残念でした。

085:「momo@chat」
Hなライブチャットに出演のツインテールな「モモ」ちゃん。
けっこうムチムチとしたスタイルなんですが、面積少ない、しかも白水着でした。
当然独りえっちなんですが、妄想も差し込まれてます。

091:「きついよ咲先生!」
朱色ジャージの「咲」先生との体育用具室えっちです。
冒頭のジャージがやや気になる雰囲気でしたが…うわ、この人は下になにも着ていませんでしたよ。
むわっとした湯気描写がリアルです。

097:「うたひめ」
男女のバンドメンバーの複数えっち。
コンサート終了後、控室で発情してしまった「リセ(RICE)」さんを男子メンバーが慰める流れ。
一変して可愛らしい彼女をお楽しみ下さい。

105:「あるでんて」
彼女「さくら」さんとの裸エプロンえっちです。
まぁ、確かに料理なんて作ってる場合じゃーないわね。
ラブラブですよ。

109:「one‘s eyes」
いかにも「ぼっしぃ」センセ、という競泳水着なヒロイン(※ミサキ)です。
夜のプールという、ファンタジックな舞台でのえっちでした。
ピンクの水着が若干透けてるのがエロス。

115:「水着大戦」
前巻「ちゅーちゅーちぇりー」のキャラも顔を見せている、お祭りちっくなエピソードです。
複数で入り乱れておりました。

121:「あねっぱい」
こちらは1ページというショート。
「ゆま姉」とのえっちでした。

俊子さん、ミサキさん
※左:俊子さん、右:ミサキさん
 この前に帽子かぶった「俊子さん」も見れます。

★絵柄

何度も書いているとおり、今回はカラーなので。
↓表紙・裏表紙、そのままの判断で大丈夫です。
だいたい、フルカラー単行本を出されるのは、お上手な証拠みたいなもの。
なにも問題ありませんね

コマ割りは比較的大きめ。
漫画とイラストは別物ではありますが、大小コマどちらもきっちり丁寧な仕上がりです。
表情とかアクションにも違和感なかったです。
キャラはふっくらとしていて丸め。
ロリまではいかないものの、可愛らしい系統。
癖はそう強いものではないため、間口は広めだと思います。

★その他

そんなこんなで、「COMIC失楽天」の表紙イラストを担当されている「ぼっしぃ」センセでした。
今回で4冊目ですね。
こちらのブログでは、初単行本「水着彼女」、2冊目「お嬢様はHがお好き」3冊目「ちゅーちゅーちぇりー」…と、ひととおり紹介しています。
それらもたいていカラーページ多かったですが、ついにオールカラーです。
こうしたタイプにありがちな、ショートばかりの積み重ね…まぁ、正直なそんな雰囲気も若干ありましたが。
前述したように、普通くらいなページ数の短編もそこそこ。
読み応えとしてもそこそこで、そう薄っぺらではありません。
こうした系統では良心的な構成だと思います。

紙質は良く、ページ単価としてはやっぱりややお高めと言えるでしょう。
純粋に漫画を楽しみたい方には…やはり微妙か。
そうした若干の物足りなさを、美麗なカラーで補完できる方にはいいかと。


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tag : ラブコメツインテールアクション競泳水着

■蜜の花 (服部ミツカ)

★まんがデーター [12/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]特殊プレイ・ラブコメ
・おまけ: カバー裏にあとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×10
      (うち「図書室の二次元的妄想宇宙」×2、「おおきくなっても」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部ミツカ(はっとり・みつか)」センセの「蜜の花」です。

関係ないお話から。
某ゲームに登場した「ペインキラー琴音ちゃん」がはっちゃけてて面白く、なんだろうって思ってたら。
Webコミックが元なんですね。
元を発見したので、ちょっと見てきました。
オモロイです。
単行本が出たら…って、気が遠くなるくらいに先だと思いますが、紙媒体での漫画ほしいなぁ。


キリコさん、委員長さん
※左:キリコさん、右:委員長さん
 「キリコさん」はとかく胸が露出していて、サンプルに困りました。

■蜜の花 (服部ミツカ)

★構成・概要 特殊プレイ 成年

こちら「蜜の花」はもともとも購入予定ではなかったんですが。
ふと視界に入った↓表紙の、あの目に引かれて手にとってしまいました。
これが本当で、おっぱいとかパンストではなかったです。
やっぱり目は重要ですよねー。

収録は短編で、うち2本ほど前後編の連続モノがありました。
ひでるさんが引っ張られた、↓表紙の目力あるキャラとか、裏表紙とか、表題ロゴとか。
ぱっと見では、「八月薫」センセのような漫画とか、百合漫画な雰囲気を勝手に想像していたんですが…。
ちょっと、ではないな。
だいぶハズレておりました。
登場するカップルはノーマルでなく、男女どちらかが特殊性癖
後述しますがかなりインパクトの強いネタもあり、きっちり人を選ぶと思われます。
そう重々しくはなく、ラブコメちっくに描かれているだけ読みやすさはあるんですが。

★収録話 10話収録

003:「国民多産化計画統制法」
カラー原稿あるのがこちら。
少子化対策のため、政府が無理やりに結婚を義務付けられたことで、「松原キリコ」は「岡野ケイスケ」とカップルになったんですが…彼は直接えっちを避けていたのでした。
こちらの「キリコさん」が↓表紙の方ですね。
そんなんが、直後のカラーページに続いております。
裸エプロンにノーパン・パンストというスタイルにて、
トンチキな格好
とか言ってるのが楽しいです。
期待通りに足でしたりしてます。
Sちっくで素敵ですね。
そんな訳で、言葉責めみたいに口では色々と言っていたものの、いちおう…ラブラブなのかなぁ。
ちなみに、「キリコさん」というと、どうしても無口な男性が脳裏に。

019:「図書室の二次元的妄想宇宙」 前後編
図書館にてえっち妄想が日課の委員長さん。
そうした頃に他クラスの男子が来たため、妄想と現実の境目が曖昧になってしまうのでした。
先の「キリコさん」とは逆で、Mちっくな女性。
半ば自ら無理やりにえっちに誘ってますねー。
真面目そうな四角い眼鏡と、ぼってりとした巨乳が素晴らしいです。
前半はそうした妄想にドキドキする彼女でしたが、後半は複数で直接に。
ちょっと精神的に追い詰められてたっぽいので、あの展開は彼女にとって良かったのかも。
オチの3ページくらいにはちょっと驚き。
でも、あーしたものなのかも。

057:「セールス、押し売りはお断りしております。」
こちらは保育園に娘を迎えに行こうとしていた主人公「岡田」くんのもとに、一水学習社のセールスが訪ねてくるもの。
これは即えっちですね。
成年漫画な展開は置いといて、テーマはなかなかブラック。
一時の快楽を取って、後悔するみたいな。
出来ちゃった婚から浮気、離婚調停という大変な状況でしたが、オチでの台詞が心に刺さります。

077:「ひみつのおにいちゃん」
優しく頭もよく、美形な兄「ヒロキ」が…付き合う彼女の影響から、妹「サキコ」に女装趣味がバレるというもの。
成年漫画のお約束で、これまたばっちり独りえっちの場面に出くわしてました。
裏表紙の2人です。
これまたエグイですねー。
「サキコさん」もイラついてましたが、女装した彼のが女性っぽいという(笑)
たぶん親も普通に居るはずなんですけど、彼女のSちっくな行為から兄妹のえっち展開に発展しておりました。
途中から攻守入れ替わるのがポイント。
お尻とか、なかなか凄いこととなってます。

093:「おおきくなっても」 前後編
こちらは「ケンジ」と幼馴染みの姉妹「ミカ」・「チカ」のお話。
昔好きだった「ミカさん」が集団モノのAVに無名なまま出演しているのを発見した「ケンジくん」
それを「チカさん」に何となく示したところ、黙っている代わりに~とえっち展開になるのでした。
言葉責めなライトSMという感覚。
けっこう酷い事をバシバシと言ってます。
あれは…感情をうまくコントロール出来ていないかな。
彼泣いてたりしますね。
そうした状況に、問題の姉「ミカさん」が登場するのが後編。
確かに頭ユルそうで、「ケンジくん」のリアクションも納得なもの。
ごくあっさりと複数えっちに発展するのでした。
前半はそんなんですが。
オチ前の「ミカさん」の発言に驚きでした。
うっそー。

姉「ミカさん」、中原さん
※左:姉「ミカさん」、右:中原さん
 こうした黒髪のストリレートな女性はいいですね。

129:「死にたいなんて言うだけなら」
学校の屋上にて先生とえっちしていた「中原」さん。
そちらには自殺を考えていたクラスメイトがおり、ちょっとしたやり取りで”どうせ死ぬ前に~”と暴走。
えっちに流れておりました。
切っ掛けとしてはそんなんですが、なかなか良い(?)お話
途中で「中原さん」が止める場面ですねー。
心境の変化があり、彼女から繋がっております。

147:「肉欲連鎖」
167:「セックスと嘘とAV女優(NG無し)」
収録で最もぶっ飛んでいるこちら2話は…犬とのえっちパターンです。
ひでるさんはこんなんがどうしてもダメ。
お話としては…凝っていて、なかなか面白いと思います。たぶん。
どちらにも女性成年漫画家「オーシマ」が関わっており、ぐるぐる連鎖してい前者と、その友人でAV女優「春咲つぼみ」の後者。
特に後者がもの凄いですね。
出演しているAVがこぞってドギツイものでした。
あれは現実見たくないなー。

★絵柄

収録のうち、後半の獣な2話は原稿時期古めかもしれません。
他に比べて黒が強く、ぼてっとした重たさがありました。

それ以外は↓表紙・裏表紙のカラーな雰囲気そのまま、しなやかな印象。
なんだろ、”弾力ある曲線”みたいな。
そんなんが集合して絵になっており、描き込みは細かめ。
斜めに区切っているほか、枠間ないとか、小さいコマ差し込まれるとか、コマ割りも比較的複雑。
ページはかなりのごっちゃり感でした。
メリハリあるんですが、全体的に強め。
勢いというか、パワーがあります。
そのため、濃淡はさほど濃くはないものの、味わいは濃厚
けっこう局部がきっちり描写され、また内蔵描写もちらほら頻繁ということもあるでしょう。
たまに分かり辛い個所もありました。
キャラは、ひでるさんが引っ張られたそのまま、色気ある美人系です。
ここは良いですねー。
絵柄としても、ネタ的にも、とかく癖は強い方なので、ご注意ください
可能であれば、「DMM」などのサンプルをあらかじめ確認するのがいいかと。

★その他

そんなこんなで「服部ミツカ」センセでした。
今回の「蜜の花」で3冊目とのこと。
ひでるさんはこちらが初見なのです。
まさか…犬とのお話が2話も収録されてるとは、夢にも思いませんでしたよー。
この絵柄で。
前回の単行本とか、よく参加されてる「一水社」さんの漫画も…そっち系。
”獣”という漢字が、デカデカと書かれてます。
うっわー。
個性強いものの画力ある方なので、そっち方面が有効範囲であれば刺さるかもしれません。
ごめなんさい、ひでるさんはこの方面はどうしてもダメ。

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(2011/09/29)
服部 ミツカ

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tag : ラブコメ百合漫画

■はねつくをとめ (唐辛子ひでゆ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]はねつき・スポ魂
・おまけ: あとがき、「はねつきをしよう その1~その5」、
      ネタ絵、カバー裏に別絵。
・その他: 5話収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唐辛子ひでゆ(とうがらし・ひでゆ)」センセの「はねつくをとめ 1巻」です。

ポストに「Actiz mi-ru-to」なんてのが入ってました。
地域に特化した、地図つきお役立ち情報マガジンだって。
なかなか便利でイイ感じ。
こんなんを無料でもらえる世の中なんですねぇ。


はねつくをとめ・キャラクターズ
※はねつくをとめ・キャラクターズ
 こうしたヒロインらです。楽しそうでしょ。

■はねつくをとめ 1巻 (唐辛子ひでゆ)

★構成・概要 一般・スポーツ漫画

これはめずらしい
”羽根突き”を題材とした、いわゆるスポーツ漫画です。

熱血、ではないか。
青春・羽根突き漫画という仕上がりです。
(※紹介帯にも熱血とありましたが、燃えたり叫んだり~って感じではないので)

キャラの配置は、羽根突きに純粋・真っ直ぐに向き合う主人公から、コメディー担当なお友達、ライバルちっくなお嬢様、正確な試合運びをする眼鏡少女…と、フォーマットに忠実。

合間には「はねつきをしよう」というルール解説があり、競技・漫画のフォローをしていました。
キャラ同士の掛け合い調で描かれていて、文字数・長さもそこそこ。
読むに苦痛でなく、頭にも入ってきやすく、これが非常に良いですね
日本羽根突き協会…なんて団体はあるのかな。
そういったところから、推薦なり認定漫画とされそう。
なお、↑上の属性部分では言葉の通りが良いため”スポ魂”としていますが、そう根性ちっくではありません。

多くの女性が登場する、一般ヒロイン系な漫画です。
いちおう学校に男子生徒はいるようですが、競技もあって主要キャラは現在のところ女の子だけ
そのあたりの期待は裏切りません。
また、中扉など和服姿もあったものの、本編ではほとんど↓表紙そのままの制服姿。
スカート丈も短く、絶対領域なキャラもおりました。

後述しますが、描かれている「唐辛子ひでゆ」センセの経歴から、サービス描写も期待されるところですが…ごく軽い入浴シーンのみ。
あっても良さげなパンチラ程度すらありません。
ちょっとくらいイイと思うんですけどねぇ。
漫画家さんか、あるいは出版社さんの意向か、そっちテイストは排除したかったのかなー。
スカートはひらひらとしていたので、太ももは堪能できますが。
下からのアングルも多く、そっち系がお好きな方には喜ばしいかもしれません。
刺さる方にはぐさーとなるかも。

★収録話 5話収録

美芳野町は”羽子板の町”というほど羽根突きが盛んな街。
亡くなった母親の故郷というそちらに引っ越してきた主人公「尾上藤花(をがみ・とうか)」
ちょっとした偶然からお嬢様「奨学院村雨(しょうがくいん・むらさめ)」と羽根突きの勝負・追い羽根をすることとなったのでした。
だいたいそうした導入部。

尾上藤花
※尾上藤花
 今のところはちょっとイイ人過ぎるかなー。

そんなこんなで、羽根突きを題材とした漫画です。
導入となる1巻は、大きく分けて2つのストーリー。
1、2話はお嬢様「村雨さん」との対決から、その姉で最終的な対戦相手になりそうな「奨学院松風」さんの顔見せまで。
3から5話は学校にて。
廃部となりかけている”羽根突き部”の存続をかけ、3年生「北山絶間姫(きたやま・たまき)」と対決する流れでした。

皆さん中学生でしたね。
サービス描写はなくて当然か。

母親とよく羽根突きをしていた、という主人公「藤花さん」
そう熟練者ではないものの、彼女は合気道の達人。
…達人、でいいのかな。
小さい頃から稽古ばかり、とは言ってましたけど。
羽根突きに関してプロフェッショナルではなかったですが、持ち前の素直さと合気道の技術を応用することで、なかなかの実力者として描かれています。
そのため、努力と根性と厳しい練習の積み重ねによって勝利する~みたいな感じではありません。
前述した、スポ魂ちっくでないとは、そんなんがためです。

003:第1話「最強の助っ人?」
いきなり墨を入れられていた、「吉野高尾(よしの・たかお)」さんに「藤花さん」が無理やり勝負の場に引っ張られる流れ。
結構強引に羽根突き対決となってますね。
なお、ルールについては本編から合間でも解説があるため、まったく知らなくても楽しく読むことができます
「藤花さん」は合気道な道着、また対戦相手のお嬢様「村雨さん」は晴れ着でした。

033:第2話「初春」
そんな「村雨さん」はライバルキャラに違いないと思うんですが…ここでその姉「松風さん」登場。
いかにもスポーツ漫画ちっくな登場で、度肝を抜いてくれました。
う、うそーん。
彼女には「藤花さん」が”とある感覚”を持ったこともあり、今後ポイントとなるキャラになりそう。
髪の毛も縦ロールありのロングで、より派手な容姿になっていました。
ちなみに、「村雨さん」はショートカットに大きめなリボンです。

063:第3話「いきなり廃部?」
こちらから舞台が学校となります。
(※正確には前話オチから)
廃部となっていた羽根突き部についての調査から、その鍵を握る眼鏡・みつ編みな「絶間姫さん」との対決まで。
同ように入部を考えていたことで、主人公「藤花さん」、「村雨さん」、「高尾さん」がにわかチームを組んでいます。

093:第4話「檻」
直接続く、「村雨さん」対「絶間姫さん」です。
先にちょっと書いた通り、制服での羽根突きになるため、短めのスカートが見た目に優しいですね(笑)
1話ではいい感じにお嬢様していた「村雨さん」の裏面が描かれていました。
うん、なかなか面白いキャラになりそう
いまのところ大きなマイナス点のない「藤花さん」と比べて、魅力的になっています。

125:第5話「告白」
こちらは「藤花さん」対「絶間姫さん」です。
主人公、出陣という感じですよ。
途中で上着を脱ぎ、腕まくりをしているところから、彼女の本気具合が伺えました。
「絶間姫さん」の過去と共に、なにゆえ羽根突き部が廃部となっているのかが判明します。
この感じだと…次巻から部活動が本格化するのかな。

奨学院松風、奨学院村雨
※左:奨学院松風、右:奨学院村雨
 こうした漫画に欠かせないお嬢様キャラ、しかも姉妹です。

★絵柄

黒の強めな絵柄。
描き込みはそこそこくらいで、比較的コマにすっきり収まっています。
ごちゃごちゃとはしてません。
大きな乱れなく丁寧で、綺麗なまとまり。
コメディー崩しもそう違和感ありませんでした。
ただ、細かく見ると…アクション絵に若干の弱さも感じます。
重箱の隅程度ですけどね
競技が”羽根突き”と、あまり見慣れない、独特なこともあるかもしれません。

キャラは大きい目と幅広な輪郭の、可愛らしい系統。
前回の「スウィート・ペッパー」でも書きましたが、癖はだいぶ落ち着いてきたと思います。
顔のバランスにも引っかかる所はなかったです。

だいたいは↓表紙・裏表紙などのカラーを参考にして下さい。
日本文芸社」さんのサイトになかったので、やはり「DMM(成年注意)」さんのサンプル原稿が便利ですね。

★その他

「唐辛子ひでゆ」センセですね。
ブログでは成年系の「七色唐辛子」、「魔法少女キャロットキャロット」、「スウィート・ペッパー」という3冊を紹介しております。
センセはどっちかと言うと成年系のイメージ強いですが、ゲームとかイラストとか、幅広いですね。
原作ゲームですが、こちらと同じ一般系の単行本「キスよりさきに恋よりはやく」もあり、こちらの連載も満を持してという感じ。

日本文芸社」さんの新しいくくり、「SHコミックス」での初期ラインアップを飾ってます。
ぱっと見でも和風テイストあって、いいんじゃないでしょうか。
書店でも羽子板と文字がためか、独特な雰囲気でぱっと目につきましたよー。


はねつくをとめ 1巻 (ニチブンコミックス SH comics)はねつくをとめ 1巻 (ニチブンコミックス SH comics)
(2011/09/28)
唐辛子 ひでゆ

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tag : コメディーパンチラショートカットアクション

■絶対乳域 (ごばん)

★まんがデーター [11/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき漫画、カバー裏に別絵、
      カラー描き下ろし「Sister tits storage」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
      短編×9(うち「Sister tits storage」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ごばん」センセの「絶対乳域(ぜったいにゅういき)」です。

ケッタッキー好きなひでるです。
携帯で会員登録してますからね。

先日、期間限定の「南蛮ダレチキン」を食べました。
同時にオリジナルのチキンも食べましたが、かなり味の差が。
今回のは濃いぃですね。
ちょっとピリ辛だったので、そんなん好きな方にはよりいいかも。
ただ…やっぱり普通のがいいかなぁ。


お姉ちゃん、小早川さん
※左:お姉ちゃん、右:小早川さん
 ヒロインはたいてい巨乳ですが…印象的なのはこの「小早川さん」

■絶対乳域 (ごばん)

★構成・概要 成年ラブコメ

「絶対乳域」ですね。
とかく大きなバストが目立ちます。
登場ヒロイン全てではないものの、巨乳系な漫画ですわね。

お話はメインの中編ほか、短編での構成。
基本的にはややこしさない、明るいお話群です。
なんですが。
収録されていたうち、ちょっとブラック気味にオチるお話がありまして、ひでるさん的にはもっとも印象に残りました
そう巨大な胸ではなかったですし。
…あ。
ひでるさんが、あまり巨乳ネタに刺さってないですね。
今年は貧乳押しだからかなぁ。

★収録話 9話収録

003:「Sister tits storage」 3話・カラー原稿あり
お姉ちゃんの巨乳に魅せられた弟「武司」くん。
いつしか、彼のネタは実姉になっており、独りでシテいたところお姉ちゃんに目撃されてしまったのです。
そこでプライドを捨てた彼は直接手段に…と、そんな流れ。
姉弟の近親えっちです。
背徳感ない軽いラブコメ調で、途中からお姉ちゃんもノリノリ。
ただ…2話目で発覚しますが、ラブラブでないのはちょっとだけ意外。
単にえっち対象として見てるようでした。

カラー原稿部分は↓表紙と似た衣装のお姉ちゃん。
単にエプロンだけで、下半身は既に丸出しでしたが。
妄想場面なので、母乳出してます。
メインはその妄想から続いており、お姉ちゃんに発覚してのえっち。
揉ませろッ!!
とかなんとか、最低な誘い方が可笑しいです。
どうせなら、寝込み襲うとか、じわじわ展開していくのが好みなんですが…ページ足りないか。

両親が旅行へ行ってしまう2話目。
2人きりの留守番に危機感をもったお姉ちゃんが、外泊先を求める描写がいいですね。
そんなんまで彼が手を回していたら、また違った楽しさがあったかもしれません。
帰宅したところ彼がまだ留守だったので、先にお風呂へ入っちゃえという流れ。
実は「武司くん」は先に戻っており、共に入るのでした。
お風呂えっちです。
さらにローションを使っているため、むちむち・ぬるぬるとした感じになってました。
こんなんは期待されるプレイでしょうねー。

3話目は↓表紙から直接続くようなメイド服。
おっぱいのゲル状なアレはハチミツでした。
そんなんがため、前回に続くぬるぬるなプレイです。
なんのかんの言いつつも、すっかりノリノリなお姉ちゃんが素敵。
まぁ、あれだけえっちしてたらそうなるか。

069:「ナースパラダイス」
若い患者さんに群がるWナースというお話。
こうしたお話のセオリーそのまま、ベッドにて、お風呂にて、2人のナース主導でとかくエロエロする流れ。
おっぱいに挟まれてたりします。

美香さん
※美香さん
 これはもうメイド服じゃないよねー。

093:「可愛いペットの作り方」
収録でのお気に入り。
ある弱味から顧問教師と関係を持っている、バレー部の「小早川」さんのお話です。
前半は教師のいやらしさが出ているんですけど…その切っ掛け。
取り立てにあっていた、彼女の家の借金を肩代わりしたこと。
あの場面を見ると、判断が狂います
彼女が母親をかばっているような描写もあり、健気な娘さんだなーって思っていたら…オチでびっくり。
そうか、そっちかー!!

113:「メイドパニック」
コスプレ喫茶でバイトしている彼女「美香」を発見した「たかし」
そんなんに喜んだ彼は、もっとも露出のある着せるのでした。
いちおうメイドっぽくはありますが…やや露出過多
こりゃ水着ですわね。
それでも布面積はかなり小さいんですが。
ただ、タイトルから期待されるものとは違っていると思います。
脱がすのも早いですよ。

137:「秘密の保健室」
保健医の姉と生徒「由香」のWヒロイン。
彼氏「武史」くんを殴ったことで怪我させた「由香さん」
保健室にて、お姉ちゃんが仲良くなるようサポートするのでした。
姉妹とのえっちですね。
お姉ちゃんはえっちな保健医で、こうしたお話のお約束的に自分もしっかり楽しんじゃうパターン。
慌てる「由香さん」をしっかり見たかったかなー。
なお、彼女はツインテールなんですが、お姉ちゃんよりもやや胸が小さいくらい。
もう少し控えめのがメリハリついたのでは。

157:「ホントの気持ち」
コック「一樹」くんを誘惑するべく、「美幸」さんはブラを外した制服でアピールてるんですが…お客さんの反応とは裏腹に、彼にはスルーされてしまったのでした。
あれはイイ店ですね。
「美幸さん」がやたらな巨乳で制服もそれを強調するようなものであり、なんだか風俗のようになっていました。
さぞたぷたぷ波打ってたと思われます。
店の危機を救ってくれた彼に好意もつのはいいとして、そんなんは閉店後にやんなさい。
…あ、でも営業中だと客呼べるのか。

177:「水泳部へようこそ」
室内プールの使用許可を取るため、理事長の孫にターゲットを絞った水泳部。
彼がお気に入りらしい「美咲」に依頼し、彼を水泳部へ入部するよう説得してもらうこととしたのでした。
エロ水着なお話ですね。
ほぼその役目も果たしていないほどでしたが、ちゃんと着ている「美咲さん」が凄い。
あのバストサイズだと、逆に普通の競泳水着のがえっちだと思いますが。

保健医姉・妹「由香」、美咲
※左:保健医姉・妹「由香」、右:美咲
 「美咲さん」の水着に注目です。エロいよ。

★絵柄

ぱっと見は今風なデジタル絵柄。
大まかには綺麗にまとまっていて、なかなか良い感じでした。
ただ、細かく見ると…ちらほら違和感もあります。

今回収録のヒロインは巨乳というか爆乳さんが多く、どうしてもバランスに影響してしまうというのもあるでしょう。
ちょっと大き過ぎますわね。
それを包む服もまた不自然で…漫画的な表現で、そうした極端なのも悪くはないと思うものの、気になっちゃいました。
ほか、背景と重なった動きのあるコマ、キャラが並んだ際の構図…など、漫画についてはまだ弱いかな。
キャラ単独では概ね問題なく、普通に読むならばそんなんは重箱の隅かもしれませんけど。
枠線をぶち抜くこと多く、原稿は賑やか。
描き込みはそこそこ~やや細かめというくらいですが、色使いはデジタル特有の淡いもの。
そのため、コテコテはしていません。

背の高いお姉さん系で、気持ち、今より落ち着いてもいいかなー。
そうすると個性が薄くなっちゃうかなー。
胸の件もあって癖はあるので、人を選ぶことと思います。
カラーでもそう変化ないため、↓表紙・裏表紙、あるいは「コアマガジン」さんのHPが判断にはオススメ。

★その他
描かれてる「ごばん」センセは、こちらが初単行本とのこと。
当初は”ごはん”だと思っていたんですが、濁るんですね。
誤植されてそう。

本編は普通の現代劇でしたが、カバー裏を見ると…おおう。
描かれていたそちらの雰囲気はなかなか良く、あるいは今後そっち系とか良いかも。
また、「ごばん」センセのHPには↓表紙の大きなバージョン(元画像)があります。
(※表紙絵クリックで表示される)
やっぱり全体見れるといいですね。
ゲーム原画などもされており、絵的には良かったので次巻も期待です。

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(2011/09/30)
ごばん

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■グケグテ  GKGT(椋蔵)

★まんがデーター [12/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: グケグテ4コマ、カバー裏に別絵・漫画。
・その他: カラー(12P)、短編×10
      (うち「ハンプバング!」×4、「グケグテ」×6)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椋蔵(りょうぞう)」センセの「グケグテ GKGT」です。

だいぶ涼しくなってきました。
ついこないだまではクーラーだったのに、今では窓を開けてると寒いくらい。
いい季節です。
そろそろストッキングの出番ですよね。
一般的な男性は女性の露出度が高まる夏場のが好みかもしれませんが、このくらいが好き。
あの黒のグラデを眺めているだけで、なんだか…今日イケそうな気がしますよ(笑)
1日1エロス、ひでるです。


緋蕗さん
※緋蕗さん
 収録では彼女でしょう。窓越しの描写は必見です。

■グケグテ  GKGT(椋蔵)

★構成・概要 成年ラブコメ

そんな訳で、本日は「グケグテ GKGT」です。
前巻「ラブトライク」は1冊まるまるの長編ですが、こちらは2本の中編による構成。
珍しいですよね。
どっちかというと、漫画が長く続く方のようです。

ジャンルとしてはラブコメ
漫画としては、カップルを描いた前半「ハンプバング!」のが一般的。
後半の「グケグテ」はコメディーちっく。
キャラも多く、お話として色々と楽しいのは後者でしょう。

紹介帯には、”若者よ変態たれっ!!”という文言が。
確かにそうした描写はあったものの、流れとしては紆余曲折の末にそちらへたどり着くというもの。
言葉の強さの割には、ソフト気味だと思います。
間違わないように。

また、あの紹介帯は…色々書き過ぎのような。
もっと文面を絞り込んで、一撃必殺とした方が伝わってくるのでは。
個人的には、”人気シリーズ~”の↓下にある収録作品についての文言は、裏側でイイと思う。

★収録話 10話収録

☆「ハンプバング!」 4話 005~082
家がお隣同士の「緋蕗(ひろ)」・「柑二(こうじ)」
まだ正式な付き合ってはいないものの、お互いの家を普通に行き来するような、親も公認というカップルです。
ある晩に、隣から漏れ聞こえた「緋蕗」の独りえっちを聞いた「柑二」は、直接えっちのお願いをするのでした。
大雑把にはそんな感じ。

冒頭のカラー原稿部分は、「緋蕗さん」の独りえっち。
妄想ですよね。
そちらの相手はハッキリ描かれていなかったものの、やや命令口調であるところがポイントです。
1話ではそのプレイ内容を告白させられたことで、ちょっとだけですがそうした描写もありました。
オチの誘導尋問が好き。
あのタイミングは引っかかりそうだなぁ。
機会あったら実践したいです。
2話目はその直後。
ぶっちゃけ、この漫画はだいたい3日間くらいの出来事を4話にまとめているんですね。
嫁だのなんだのという話題で、盛り上がる両親。
まぁ、「緋蕗さん」みたいな娘さんなら、万々歳でしょう。
えっちは父親と台所を挟んでの羞恥プレイ。
前回と違って髪を後ろに束ねており、またエプロンもつけていて良い雰囲気。
そりゃ、「柑二くん」でなくてもエロい事をしたくなって、当然でしょう。
後半の積極的な「緋蕗さん」が可愛いです。

それぞれの部屋に戻った3話目。
2人の部屋は、ちょっと乗り出せば行き来できるくらいの”ラブコメ距離”でした。
そうしたシチュエーションにて、窓から乗り出しての窓越しえっちが展開されます
どっちか部屋へ入れなかったのは大正解。
半野外みたいな、独特のシチュエーションになっていました
ここは秀逸。
次の日の学校エピソードが最終4話目。
舞台は学校で、お友達「凛」ちゃんも参加するんですが…単なるWヒロインとなっていないのが見どころです。
ひでるさんは収録ではコッチのが好き。

工河志保
※工河志保
 いいですね、お試し期間。

☆「グケグテ」 6話 083~204
自分を”完璧な男”と称する「赤木圭一」
実際に女性からの告白を多く受けていた彼ですが、全て断っていたのです。
その理由となっていたのが、双子の弟の存在。
弟「赤木貞二」は、兄と違ってブサイクで性格も悪く、さらにマニアな男性でした。
そんな弟を溺愛している彼は、”優劣の差がつかないよう”故意に彼女をつくらないようにしていたのです。
告白してきた1人「城山明日里(しろやま・あすり)」は、拒否された後で「貞二」に接近。
コスプレに興味ある”とのことで、「圭一」の目前にて彼と積極的に交流するようになっていたのです。
そんな2人にやきもきしていたところ、やはり昔振っていた「工河志保(こうが・しほ)」に声を掛けられ…と、だいたそんな流れ。

双子兄弟と、ヒロイン「明日里さん」の三角関係ラブコメですね。
もう1人の「志保さん」は…えっち要員かな。
特に後半の「貞二くん」が凄いので注目です。
良いと思います。
ただ、なんとなく手放しで良いと書き辛いのは…たぶん「明日里さん」がため。
彼女がどんな考えなのかキッチリ理解しているか自信はないですが、非常にしたたかな印象
可愛らしい顔して、ヤリ手ですわね。
やや似た状況の「志保さん」がため、そんな感じがより顕著でした。

たぶん元はカラー原稿だったと思われる冒頭部分は1話メインのえっちシーン。
お相手は「志保さん」で、接近する「貞二」・「明日里」から、落ち着かない「圭一くん」を誘ってのものです。
漫画は「明日里さん」の告白を拒否る「圭一くん」から。
どーでもいいですが、「貞二くん」はもう少しデフォルメ抑えた方が見易くなったと思います。
嫌な目立ち方をしているんですね。
2話目は「圭一くん」と「明日里さん」
きました、このあたりですね。
どう見ても作戦勝ちっぽく感じます。
ある意味ではリアルかもしれませんが。
なお、カラー原稿はオチ部分に配置されています。

コスプレ「明日里さん」が楽しめる3話目。
こちらは野外えっち。
チェック柄の下着がキュートですが、やっぱり楽しいのはコスプレ部分。
特に胸の描写は盛り上がりますね。
止めちゃダメ
最終話へと繋がる4話目は、コスプレ撮影の「貞二」・「明日里」です。
露出大きい衣装にて、2人きりの撮影の果ては~という、ドキドキ展開になっています。
詳細は伏せますが、「ダメダメ」言うシチュエーションですね。
あれは、言われるだけテンション上がりますよ。
「圭一くん」は「志保さん」に呼び出され、えっち部分を補完しておりました。
そんなこんなで、最終話「落花流水」
成年漫画でのセオリーは複数えっちなんですが…キャラを貫き通したのは素直に拍手。
読み手が刺さるかどうかは別かもしれませんけどね。
その後日談という「グテグテ」は、「貞二」・「志保」のカップル。
うん、結構お似合いかもしれませんね、この2人。

城山明日里
※城山明日里
 せっかくなので、コスプレ絵を選んでみました。

★絵柄

身長ある、お姉さん系統の絵柄。
スッキリとした細線で、描き込みも比較的こざっぱりとしてます。
目立つような崩れ・乱れもなく、↓表紙などカラー絵そのまま良好でした。
全体的にはそう悪くはないと思います。
ただ、個人的にはいまいち刺さらない。

前述したようにすらりとした人物絵なんですが、コメディーちっくなためか崩れ気味でした。
特に「グケグテ」はその傾向が顕著。
良いコマ多いものの、画風がためか絵が頼りない印象です。
不安定、という程でもないんですけれど…。
何と言ったらいいのか、もう少しそれぞれに丁寧さが足りないのかなぁ。
全体の雰囲気も、今風の洗練された感じ薄く、何かもう一歩、二歩くらい不足しているように思います。
「椋蔵」センセのHPに並ぶ、コクチ絵くらいのクオリティを漫画でも維持してほしいです。

だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いものの、白黒絵はもうちょっとばっさりとした印象。
できれば、「DMM」などでサンプル見るのをオススメしておきます。

★その他

描かれている「椋蔵」センセ。
結局のところ、お話・絵柄とも「イロドリ COLORFUL DREAMS」が最も良かったかも。
局部で勝負するよな漫画家さんではなく、画風・お話どちらも、一般えっちが合っているように思います。
ふと見たところ、10月にも単行本が発売される様子。
「レイズデイズ」だって。

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(2011/10/27)
椋蔵

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発売が「竹書房」さんの”バンブーコミックス”なので、一般えっち系でしょう。
ふと見ると、こちらも「DMM」さんのサイトでサンプルがありました。
もしかしたらそこだけたまたまかもしれませんが、今回よりも色使い濃いめ。
個人的にはこっちのが刺さりそう。

グケグテ

グケグテ



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tag : ラブコメコメディーコスプレ

■恋検 KOI-KEN (中島零)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・講師
・おまけ: 
・その他: 6話+特別編収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中島零(なかじま・れい)」センセの「恋検 KOI-KEN 1巻」です。

なにげに2巻も取り上げていたので。
こないだ発売した「ベルベット・キス/ハルミチヒロ」の3巻を読みました。

ベルベット・キス ? (バンブーコミックス VITAMAN SELECT)ベルベット・キス ? (バンブーコミックス VITAMAN SELECT)
(2011/09/27)
ハルミチヒロ

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衝撃の展開ですね。
こちらのポイントが「佐伯留美」さん。
18幕のキスの流れが好き。
実にいい感じでしたが…まぁ、どう見てもあの甘いままいきそうになく。
いつ露見するのかと、ドキドキ。
次巻の展開がおっかないですよ。


ヒロイン特集1:恋愛検定士「豪徳寺美咲」
※ヒロイン特集1:恋愛検定士「豪徳寺美咲」
 この制服姿が素敵ですよね。

■恋検 KOI-KEN 1巻(中島零)

★構成・概要 一般ラブコメ

さて、本日は「恋検 KOI-KEN」です。

詳しくは後述しますが。
コレは、「中島零」センセの最高傑作と言って良い漫画でしょう
オススメ。

面白いですよ!

そんなこんなで、「恋検 KOI-KEN」です。
巻数表記そのままの長編ストーリー。
恋愛ノウハウを教えるというラブコメ話で、この時点でもうどっちこっちな感覚。
ただし、それがため、普通は手の届かないような相手と疑似的な恋愛をすることとなっています。
それに実際の気持ちが絡み、実に微妙な距離感となっていました。
進展してるようで、なかなか進まない、ドキドキ感が味わえます。
楽しい仕上がりでしたよ。

また、漫画内で書かれている講師の言っている色々はごくごくセオリーなもの。
全て鵜呑みにするのもどうかと思いますが、ある程度の参考になると思います。
ちょっとね。
減点されないよう、注意しましょう(笑)

★収録話 6話収録

彼女のいない大学生「生田和正」が主人公。
そんな彼を心配した母親は、”恋愛資格”を取得させるべく、勝手に東京都恋愛協会に依頼したのです。
こうして、恋愛検定士「豪徳寺美咲」が講師となって、恋人シミュレーションをすることとなったのでした。
様々なロールプレイングによって、講師「美咲」に好意を持つ「和正」でしたが、あくまでも教官・生徒の間柄。
講師の好意はあくまでも自らの成績を上げるための営業のようなもの。
そうした経験者の言葉もあり、関係に悩むこととなるのでした。
大雑把にはそんな感じ。

基本は教師・生徒モノ。
しかし、講義内容がそもそも恋愛であるため、必ずそっち方面に流れていきます。
中盤からはお互い意識しつつあったものの、生徒との恋愛は規則で禁止されているのです。
これが一般系で言う、寸止めとなっていました。
なるほど、コレはまた巧い方法ですね。

お堅い講師と普段の柔らかな表情を見せる講師「美咲さん」
この漫画はまた、ヒロインであるそんな彼女の魅力に尽きるでしょう。
立派なスタイルの持ち主で、軽いながらもちらほらとお色気を振りまいていました
非常に良かったです。
特に↓表紙の足組みポーズが刺さる方は、おそらく間違いないネタだと思います。

ヒロイン特集2:強いぞ「美咲さん」
※ヒロイン特集2:強いぞ「美咲さん」
 これは…下手に手をだせないですわね。

003:第1段階「講習開始!」
自宅に訪ねてくる講師「美咲さん」
あー、この時点で現実にはあり得ないだろうなぁ。
成年漫画ならば即えっちな感じですもんね。
護身用武器なんて持っていましたが。

他愛のない、マークシート願書で性癖がモロバレな点が可笑しいです。
もしかしたら、担当講師はそれでチョイスされたりするのかな。
ただ、なかなか演技力も持ち合わせており、妹系からお嬢様まで、恥ずかしげもなく演じていました。
ううむ、さすがはプロ。
後半では、お色気補完があり、ちらほらと「美咲さん」のパンチラが見れます。
ここで読者の心を鷲掴みでしょう。
また、ちゃんと予習(←いかにもダメそうな映像でしたが)するあたりが、「和正くん」の人柄ですね。

029:第2段階「僕のキモチ、センセのキモチ」
既に好意を持ち始めている「和正くん」に対し、経験者の友人に失敗談を語られるこらち。
まぁ、彼の言う事はその通りですからねー。
まさかあんな仕込みまでしているとは思いませんでしたが。
さすが都が関わっているだけのことはあります。
ここで、素直な告白に対し、ちょっとだけでも彼女の心を引き出せたのはいい流れでしょう。
後半ではまた意外な1面が見られます。
うっかり押し倒したりしてたら、あーなるのね。
ちなみに、”まさか…でも…俺、先生がどう思ってるか…”のコマの背景に描かれた女の子が魅力的で気になりました。

059:第3段階「夏の特別合宿!」
他の講師などが見られる、普段とはシチュエーション異なる旅行編。
ツインテールな講師「清水」さんがいいですね。
ただ、この漫画のヒロインがあーいうタイプでないのは、正解だったと思います。
色々と完璧そうに見えた「美咲さん」の、軽い弱点が露見していました。
そんなんが逆に可愛らしいですよ。
後半はまたイイ感じ。
「和正くん」頑張りましたねー。

087:第4段階「センセと僕の初デート」
前回そんなんでしたが、3歩進んで2歩下がる、みたいな2人。
講習なんだか、プライベートなんだか、という感じですが、ともかく普通の講義とは別にデートすることとなるお話です。
えー、予約くらい取りなさいよ。
近所のファミレスに出かけるでなく、それくらいは恋愛うんぬんというよりも常識レベルだと思うんですが。
まぁ、相手「美咲さん」なので逆にコレで良かったっぽい展開になってましたけれど。
入社試験?
とか言ってたコマの背景に描かれる女生徒がなんとなく気になりました。

117:第5段階「お見舞いの作法」
3話に続いて、メガネオフな「美咲さん」の見れるこらち。
風邪をひいた彼女のお見舞いで、普通とは逆に「和正くん」が家まで押し掛けるというものでした。
うわ、いつの間にそんな関係に!?
そう驚きましたが、描かれていた理由に納得。
なるほどねー。
あれは怒られて当然でしょう。
ただ、プライベートな彼女が垣間見え、恋愛検定士となった過去までが明らかになります。
ここのオチはまた必見。

145:第6段階「わくわく・動物ランド」
前回の事柄がまだ尾を引いているこちら。
動物園に反応する「美咲さん」がキュートでした。
4話に続いてのデート話ですが、とある理由で同じ生徒の「卯月彩(サイ)」さんが加わるのがポイント。
結構イイ雰囲気だったのに…まぁ、「和正くん」は空気読めないですねー。
ダメじゃん
だいたい、テメーそんな余裕ぶっこいてる立場か!?

ただし、お話としてはそんなんが幸いし、嫉妬するような「美咲さん」が見れたりしました。
巻末に描かれる特別編は、「美咲さん」の超プライベート。
講師の衣装点検で、色々なコスプレの彼女が楽しめます。

ヒロイン特集3:セクシー「美咲さん」
※ヒロイン特集3:セクシー「美咲さん」
 メガネ取るとこんな感じ。

★絵柄

やや太めのしっかりとした線。
濃淡や描き込みは無駄なく適度で、丁寧な作画でした。
すっきりとしていて、見易いです。
キャラはふっくらとしていて、可愛らしい独特なバランス感覚です。

特に今回の「美咲さん」は三角なツリ目で描かれ、↓表紙のようなカタめな制服姿がよく似合うヒロイン。
そうしたベタベタにキュートなバランスでないところが、逆に魅力的なように感じました。
ほら、ふとした瞬間の照れた顔とかの破壊力が普通よりある~みたいな。
着ている制服と、黒なパンストが素敵なのです。
パンチラがまたいいんですねー。

ちょっと癖はあるものの、表情からあちこちの表現まで、特に引っかかる部分はありません。
どっちかというとコメディーちっく。
カラーでもほぼ変わらない方なので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。

★その他

そんなこんなで「中島零」センセですね。
ひでるさんは成年漫画「Saint Demonish Night」がお気に入りだったんですが…。
その後は活躍の場を一般系にされていて。
このブログでも「いぬみみ」とか「ぴことぴけ」を紹介してます。
でも、ぶっちゃけ…それらはあまりピンと来なかったのでした。

その点、こちらは一般系として、実に良いバランス感覚でした

ただ、お話的にそう長く続くものではないとも思われ、次巻がどんな感じになるのか…。
これでオチがキチーっとしたものであれば、アニメとか別メディアの展開も期待できそう。
「中島零」センセの腕前に期待します。

恋検 1 (ジェッツコミックス)恋検 1 (ジェッツコミックス)
(2011/09/29)
中島零

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tag : ラブコメツインテールコメディーパンチラコスプレ

■乙女ドロップス (ReDrop)

★まんがデーター [13/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・むちむち
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
      描き下ろしカラーイラスト、加筆修正あり。
・その他: カラー(24P)、短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ReDrop(れっどろっぷ)」センセの「乙女ドロップス Otome Drops」です。

なかなか集中できない時があり…。
これを書き終わるまで、10時間以上かかってしまいました(本当)
普段の倍ですよ。
途中…眠ってましたね。
時間があると、逆にだらけちゃいますわ。
お腹空きました。


ヨーコさん
※ヨーコさん
 カラーの着物姿は必見です。

■乙女ドロップス (ReDrop)

★構成・概要 成年ラブコメ

そんなこんなで「乙女ドロップス」です。
成年のラブコメ漫画で、もっともスタンダードな短編での構成。
多いカラー原稿ページが示すそのまま、最大の売りはその綺麗な絵柄にあるでしょう。
さすがの仕上がりでした。
ここはカテゴリあるので、後述しますね。

お話は暗さのないラブコメ
だいたい女性らのが積極的に描かれています。

開いた後のカラーページは今回単行本の特徴
ここは描き下ろしのようなんですが、えっちシーンがお話調になっています。
カバー裏では、後の各話キャラも顔見せたりしてますね。
場面の1コマを切り出したような絵と、その前後シチュエーションが文字で表現されてるの。
せっかくなので、↓収録話のとこに並べてみました。

★収録話 物語つき・カラーイラストあり 10話収録

※物語つき・カラーイラスト
005:「はじめての保健体育実習」 篠原さん・白鳥さんと生徒ら
006:「ひろみの青春」 ひろみさんと監督。
007:「瞳先生のお仕置き」 瞳先生と生徒。
008:「乙女の秘密の嗜み」 お嬢様と執事・メイド。2ページ。
010:「ママ散歩」 人妻と男の子
xxx:「カバー裏・表」 美紗都先生と男子生徒(S×S)
xxx:「カバー裏・裏」 美奈子さん単独(よく効く恋のおまじない!)

※漫画
011:「節句す!」 カラー原稿あり
お酒が入ると、エロエロ女性になってしまう「ヨーコ」さん。
お正月もお屠蘇1パイでそんなんになり、「ワタル」くんは半ば無理やりに初体験させられていたんですが…ひな祭りに招待された彼女は妹「ユウ」からの白酒を受け、再びそんなんになってしまうのでした。
もはや別人格みたいでしたね。
ただ、彼は何をそんなに避ける必要あるのか。
どっちもラブラブだったので、別にいーじゃないって思うんですが…まぁ、彼真面目なんだろうなぁ。
冒頭はそのお正月の出来事で、着物姿の「ヨーコさん」はカラーでばっちり。
本編はひな祭りとなっています。
お姉さんがニヤニヤと気付いていたのはいいとして、まさか「ユウちゃん」も~とは意外。

031:「残念です!!愛理さん」
親の都合で居候する従姉「愛理」さん。
「タイチ」くんはわがままでガサツな彼女に困惑していましたが、中でも夜中に聞こえてくる声がため、勉強に身が入らないのでした。
まあね、いきなり若い女性が同居するともなれば、男子的にどきどき落ち着かないものです。
漫画を見るかぎり、「愛理さん」はだいぶリラックスできているようでイイ感じ。
妹さんにも慕われているようで、居心地良いんでしょうね。
もうっエッチ!!
とか言って照れ隠しに殴るコマが好き。
こうしたパターンで、えっちはやはり「愛理さん」から。
ごく爽やかなお話でしたよ。

黒崎美奈子、城崎メイ
※左:黒崎美奈子、右:城崎メイ
 比較的若めな2人です。どっちもイイキャラですね。

051:「よく効く恋のおまじない!」
クラスメイト「優木」くんのことを密かに想う「黒崎美奈子」さん
放課後、彼の机でなにやら怪しげな事をやっていた彼女を発見してしまった「松野」くんは、その手伝いをさせられることとなったのです。
やってる事はちょっと怖いですが…「美奈子さん」は可愛いので、普通に告白すりゃーいいのに。
お話はおまじないをやめさせようと謀った「松野くん」が、彼女にえっちな行為をさせるというもの。
当然ながら、エスカレートしてしまうのでした。
たぶん、意中の彼とはまともに付き合えないでしょうね。
そのうち本人も気づくのではないかなぁ。

071:「嵐の夜に」
アイドルとして人気の出た「城崎メイ」は昔馴染み。
誕生日に親が勝手に見合いをセッティングしたことに腹を立て、「悠」くんのアパートに突如転がり込んできたのでした。
ツンデレ幼馴染みですね。
まぁ、このシチュエーションで、えっちに流れない筈もなく…。
前半とは違った、可愛らしい彼女を堪能できます。
オチがまたキュートですわね。

091:「tutorial.」
近所に住む年下男子「ヒロ」・「ユウキ」の2人と、「エリ姉」さんのえっちパターン。
彼女は大人しそうな雰囲気ですが、胸まわりパンパンですね。
多少期待しているところもあるようで…そうしたオーラがじんわりにじみ出ているのではないかなぁ。
そりゃ、エロく展開するのも当然。
なんとなく。
今のところは若さそのまま調教ちっくになってますが、そのうちどっちか本気になって三角関係になりそう。

111:「S×S」
可愛らしい容姿とは裏腹に、年上女性らを手玉に取る「優輝」くんと教師「美紗都」さん。
また「美紗都さん」が真面目そうなので…この手の男子には太刀打ちできませんわね。
彼女8人とか言ってましたから。
保健医「亜樹」さんもメロメロなようでした。
彼女は顔見せだけなのが残念。
メインは「美紗都さん」で、前半はそのパンスト具合を、後半は拘束えっちが楽しめます。
腰回りから太ももまでやたらむちむちとしており…服着ている方が逆にえっちですよ。

131:「イキすぎ・性活指導!!」 カラー原稿のみ
8ページのカラーショート。
人気ある生活指導「遠藤先生」と、女生徒「エリ」・「ミカ」のお話。
ヘタレっぽいのがイイ、とか言われていた彼ですが、彼女らの挑発に乗っかった彼は激しいえっちをするもの。
オチが好き。
ちょっと痛快ですね

139:「正規化リレーション」 カラー原稿あり
ひとつ年下という従弟「ヒロ」くんと「麻里」ちゃん。
ホルモンバランスの異常で、一時的に絶倫になってしまうという彼がため、その処理をしていたんですが。
どこで聞きつけたか、噂を知った先輩らは彼にえっちを仕掛けるのでした。
ちょっと…羨ましいですわね。
処理はしてくれていたものの、「麻里ちゃん」との直接もコレが初めてです。
オチの先輩らが楽しいです。

159:「Rumble Sisters」
「タカシ」くんと2人の姉「アキ」・「サキ」というお話。
Wヒロインですね。
ぱっと見でタイプの異なるお姉ちゃんに、可愛がられつつも支配されてる感じね。
単にラブラブだけでないのは、なんだかリアルかも。
あのオチはいかにもそんなん。

181:「あと12センチっ!!」
こちらがデビュー作とのこと。
幼馴染み「恵美」さんと「こーちゃん」で、彼女のが身長高いというお話。
傍から見ると姉弟のようである、とのことでした。
やっぱり男子的には…気になりますよね、身長は
そのため、好意を前面に出す彼女に対して、どうにも素直になれないのでした。
オチにてちゃんと言葉にしたのは、大したものですわね。
ラブラブです。

教師「美紗都」、姉「サキ」・「アキ」
※左:教師「美紗都」、右:姉「サキ」・「アキ」
 比較的アダルトめな2人です。黒髪・眼鏡な女性がいいですね。

★絵柄

白黒・カラーどちらも、高い完成度の作画。
適度なくらいの描き込み具合で、あちこちは実に丁寧です。
前にも書きましたが、こうした方は小さいコマにも違和感がないですね。
あとがきに書かれていたとおり、100ページ以上も修正をしたそうで、結果として抜群の安定感となっていました。
お疲れさまでした。
そんな中、デビュー作「あと12センチっ!!」はあえてそのまま収録されてますね。
そちらの原稿とか、「ReDrop」センセのHPには修正前後のサンプルがあったりするんですが…まぁ、修正なくても全然お上手ですわね。
鉄砲を三千挺揃えただけでなく、馬防柵に空掘まで用意して待ち構えたような感覚。
キャラはすらりとしたお姉さん系で、色気と可愛さがあります。
そうした人物の描き方を筆頭に、あちこちのバランスにも優れていました。
ちょっと濃い目ですが、メリハリもあって見易いです。

完全に同じではないものの、判断については↓表紙・裏表紙をそのまま信じて大丈夫。
…というか、絵的な問題は見られず、また間口も広めなので、ここで引っかかることはないでしょう

★その他

描かれている「ReDrop」センセ。
初単行本「ナツコイ」はこちらのブログで取り上げており、今回ので2冊目。
↓表紙は「ヨーコさん」で、せっかくの和服なんですが…肌とややカブりな暖色系で、デカイ胸のインパクトが強いため、あまり目立たないのが残念。
ネット上の小さい絵で見たときには、赤いスーツを着ているのか勘違いしました。
桜とタイトル文字もぎゅうぎゅうで、なんだか窮屈な印象。
これが直接セールスには響かないでしょうけれど、ちょっと勿体ないなー、って。

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Author: あおぶひでる
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