■みこなぶりっ (朝倉満)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]コメディー・和風
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(8P)、短編×9
(うち「巫女様襲来」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝倉満(あさくら・みつる)」センセの「みこなぶりっ」です。
ちょっとスペースをお借りして。
こちらのブログでも紹介してますが、1巻が良かった「水瀬織江21歳/zen9」の2巻を読みました。
巻末のあとがきにて、センセのお考えを知ることができましたが…そうかー。
えー、読み手によって評価は様々かと思います。
とりあえず、ひでるさんはあの展開には反対。
描かれていた、ポイントとなる男性のキャラが弱く、1巻前半の「織江さん」ならともかく、経験を重ねていた彼女があーまでなるのには違和感が。
もっと心に差し込まれるような関係であるとか、調教ちっくにするとか、パンチ不足のように感じました。
性遍歴は重ねるものの、ある程度落ち着いた場所を見つける(気付く)~とかのが良かったなぁ。
さて、本日は「朝倉満」センセです。
”前置きと関係ない”とかよく書きますが、今回はがっかり繋がりです。
(※漫画がつまんないのではないので、早とちりしないようにお願いします)
ぱっと店頭で見つけ、必殺「作者名買い」によって手にしたひでるさん。
本気で名前と絵の雰囲気だけで判断したため、↓表紙が巫女さんであると気付いたのも読む直前でした。
でねでね、この単行本は裏表紙に注目。
黒の和服(忍者服?)で、ショートカットで、あみあみなお姉さんが描かれているんですよー。
これがひでるさんを直撃。
携帯電話の待ち受けにしたいくらいに気に入ったんです。
当然、本編でもそんなんだと思いますよね?ね?
結局のところああした描写なく、忍者もおらず(笑)、読み終わってがっかりした、という訳。
だってそんなん好きなんだもん。
まぁ、個人的な馬鹿話はそのくらいにして。
「熱視線」、「はめでれっ」に続く「みこなぶりっ」は3冊目の単行本です。
収録のメインは巫女さんな中編。
それに短編群が収録されています。
短編では前巻「はめでれっ」から続くシリーズや和服美人も登場し、連続話と合わせると和風押しな単行本に仕上がっていました。
※月華さん
コメディー描写が素敵。まるで別人のようですね。
それでは、全4話のメイン「巫女様襲来」から。
ある冬の日、主人公「腹巻京四郎」は家の前で女の子を発見しました。
「ご…、ごはん…」
そんな訳で、「月華」と名乗った仮面で巫女装束という怪しげな彼女に、カップ麺を御馳走したのです。
”文明社会に憧れてた”とか言っていた彼女。
テレビなどに興味を示し、はしゃいだそのまま寝てしまった「月華」の素顔を見てみようと「京四郎」が仮面に手をかけたところ…と、だいたいそんな流れ。
いちおう巫女さんとのえっちストーリーです。
単語から察せられるようなしっとりイメージはなく、完全にコメディー系。
前述した裏表紙の彼女「水瑞(みずは)」さんも登場し、Wヒロインでえっちに展開していきます。
「月華さん」を拾う1話目。
いちおうつけてる仮面は”鬼の面”なんですが、言動がはっちゃけているためか、余計にコメディーちっくですね。
その下がどんな感じか…って、手を伸ばした「京四郎くん」
とりあえず胸元をはだけさせ、確認するところが正直者です(笑)
仮面外れて、スイッチオンとなった彼女とのえっちでした。
(※仮面の説明については2話にあります)
服装がためか、下着つけてなかったですね。
2話目は「水瑞さん」の登場話。
前回のオチにて、”悪の組織に追われている”とか言っていた「月華さん」
毎晩深夜にベルを鳴らされるらしく、なかなかおっかないですね。
初対面から「月華さん」が彼の部屋に居ついて1週間。
「彼女を渡してくれない?」
待ち構えていた「水瑞さん」を、あっさり家へ入れてます。
確かにナイフを突き付けられていましたが…特に拘束とかもされておらず、次のコマを見る限り自由に動けていました。
ここが違和感。
そう、こちらの「京四郎くん」は、まだ正体不明な「水瑞さん」に、ヒロイン「月華さん」を売ってしまっているのですよ!
しかも、”なんで俺がこんな目に…”とか、被害者ヅラしてました。
家事やってもらったり、えっちもしてるのに、なんつー主人公だ。
まぁ、「水瑞さん」は悪の組織でもなんでもないんですけどね。
パンストは大歓迎ですが、やっぱり下着穿いてなかったのは残念。
※左:水瑞さん、右:雅さん
「雅さん」がお気に入りです。カラーで見たかったなぁ。
そちらからの事情がため、「月華さん」・「水瑞さん」という2人が居候している3話目。
当然ながら、3名の複数えっちな展開でした。
いちおう修業中の2人。
前回と違って、こちらは「水瑞さん」も和服です。
緊縛、股縄、鞭…など、やや特殊趣向。
これ、どんな修業だ(笑)
オチの「月華さん」が可愛いです。
4話目は触手ネタ。
先ほど「京四郎くん」は「月華さん」を見捨ててましたよね。
こちらにて、真っ先に触手に捕まったのはその「京四郎くん」
助けようとしていた「月華さん」に注目です。
(※なお、「水瑞さん」は冷静に突っ込みつつ、逃げようとしてました)
そのうち逃げ遅れ、しっかり2人とも触手えっちに流れます。
セオリーなそんなんとは違い、ブラックな感じはまるでありませんのでご安心を。
ラブラブしてましたよ。
なお、↑上で”「水瑞さん」の裏表紙衣装は本編にない”と書いてしまいましたが、いちおう小さい2コマはそれでしたね。
…ぜんぜん納得できませんけど。
なお、オチは非常にこの漫画らしく、楽しいものです。
ラスト1ページがまた実に興味をそそられるものなんですよ。
続き描いてほしいなぁ。
「朝倉満」センセのステキな黒が発揮されている、「桜満開痴女」
こちらは花見の席に謎の十二単な美女「雅」さんが紛れ込むというもの。
冒頭の彼女、取り巻くオヤジらが、また良いコメディーになってます。
普通にしてれば「雅さん」楚々とした美人で終わるのに(笑)
3名を相手に、一歩も引かない彼女のえっちをご堪能下さい。
「生徒会密室・潜入者」が前巻「はめでれっ」から続くシリーズもの。
生徒会長「朝霧ゆりか」さんに憧れる下級生。
盗撮しようとロッカーに潜んでいたところ、あっさり「ゆりかさん」に発見されてしまったのです。
しかし、なぜかそのまま見逃され、彼女は”いつものように”と、えっちを始めたのでした。
「ここの生徒のことは大抵頭にいれてるの」
えっちはともかく、「ゆりかさん」の優秀さも垣間見えるエピソード。
前回は身内(生徒会)だけでしたが、こちらは第三者からの目線になっています。
それがためか、”憧れの存在”らしい、可愛らしい一面を見せてくれました。
※左:生徒会長「朝霧ゆりか」、右:姉「岬さん」
お姉さん系な絵が色っぽいですね。「岬さん」もいいなぁ。
ほか、「文芸少女A」は眼鏡な図書委員「如月あずさ」さん。
静かなオープニングが崩壊する、3ページからが秀逸。
雰囲気とは裏腹なえっちさが素敵です。
コメディー全開なオチがいいですね。
ただ、えっちの際に眼鏡外しちゃうのは、人によって良し悪しかも。
「臨海教室」は姉弟の近親系。
いかにも体育系な容姿の「敦郎」はカナヅチ。
臨海学校が近い彼は、以前インストラクターをやっていた姉「岬」に泳げるようコーチを頼むのでした。
泳ぎたいというのは本心なのかな。
ほぼ、えっち目的で誘った感じになっていましたが。
まるで姉弟という意識ない「敦郎くん」がえろい。(←嘘か本当か、「血はつながってない」とか言ってた)
冒頭話「すい~つカフェ ふる~つ館」は全てカラー原稿のショート。
ウェイトレスな「明日菜」さんが乱れる内容。
幼い兄妹たち~とか言いながら、すっかり楽しんでおりました。
カラーを生かした、各色な他ヒロインもいい感じです。
強いしっかり線の絵柄。
色の濃いデジタル原稿で、きゅっと引きしまる黒が良いです。
丁寧で乱れもなく、ページは賑やかでも見辛さは感じません。
バランスにも優れ、違和感あるようなコマもありませんでした。
可愛くも色っぽいお姉さん系の人物絵。
そんなんが、ふとコメディーに崩れる、変な行動取るのが実に可笑しいです。
特に引っ掛かるようなコマ、表現もなく、えっちシーンは迫力ありました。
癖はあるもののそう嫌味なものでなく、絵的な問題はほぼないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 全体安定して、テンポも良かったです。
・話4: 「巫女様襲来」のオチに引かれました。あれで終わるのは勿体ない。
・独4: どうせなら、もっと和風押しで良かったかなぁ、と。
合計:[13/15]
和服美女の「桜満開痴女」、姉弟の「臨海教室」、異なるシチュエーションのシリーズもの「生徒会密室・潜入者」…など、短編のが良かった印象。
連続話「巫女様襲来」は、ぶっちゃけオチ部分のが好みな感じなのでした。
短編でも良いので、ぜひ描いてほしいですよ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]コメディー・和風
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(8P)、短編×9
(うち「巫女様襲来」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝倉満(あさくら・みつる)」センセの「みこなぶりっ」です。
ちょっとスペースをお借りして。
こちらのブログでも紹介してますが、1巻が良かった「水瀬織江21歳/zen9」の2巻を読みました。
巻末のあとがきにて、センセのお考えを知ることができましたが…そうかー。
えー、読み手によって評価は様々かと思います。
とりあえず、ひでるさんはあの展開には反対。
描かれていた、ポイントとなる男性のキャラが弱く、1巻前半の「織江さん」ならともかく、経験を重ねていた彼女があーまでなるのには違和感が。
もっと心に差し込まれるような関係であるとか、調教ちっくにするとか、パンチ不足のように感じました。
性遍歴は重ねるものの、ある程度落ち着いた場所を見つける(気付く)~とかのが良かったなぁ。
水瀬織江21歳(2) (アクションコミックス) (2010/11/12) zen9 商品詳細を見る |
さて、本日は「朝倉満」センセです。
”前置きと関係ない”とかよく書きますが、今回はがっかり繋がりです。
(※漫画がつまんないのではないので、早とちりしないようにお願いします)
ぱっと店頭で見つけ、必殺「作者名買い」によって手にしたひでるさん。
本気で名前と絵の雰囲気だけで判断したため、↓表紙が巫女さんであると気付いたのも読む直前でした。
でねでね、この単行本は裏表紙に注目。
黒の和服(忍者服?)で、ショートカットで、あみあみなお姉さんが描かれているんですよー。
これがひでるさんを直撃。
携帯電話の待ち受けにしたいくらいに気に入ったんです。
当然、本編でもそんなんだと思いますよね?ね?
結局のところああした描写なく、忍者もおらず(笑)、読み終わってがっかりした、という訳。
だってそんなん好きなんだもん。
まぁ、個人的な馬鹿話はそのくらいにして。
「熱視線」、「はめでれっ」に続く「みこなぶりっ」は3冊目の単行本です。
収録のメインは巫女さんな中編。
それに短編群が収録されています。
短編では前巻「はめでれっ」から続くシリーズや和服美人も登場し、連続話と合わせると和風押しな単行本に仕上がっていました。
※月華さん
コメディー描写が素敵。まるで別人のようですね。
それでは、全4話のメイン「巫女様襲来」から。
ある冬の日、主人公「腹巻京四郎」は家の前で女の子を発見しました。
「ご…、ごはん…」
そんな訳で、「月華」と名乗った仮面で巫女装束という怪しげな彼女に、カップ麺を御馳走したのです。
”文明社会に憧れてた”とか言っていた彼女。
テレビなどに興味を示し、はしゃいだそのまま寝てしまった「月華」の素顔を見てみようと「京四郎」が仮面に手をかけたところ…と、だいたいそんな流れ。
いちおう巫女さんとのえっちストーリーです。
単語から察せられるようなしっとりイメージはなく、完全にコメディー系。
前述した裏表紙の彼女「水瑞(みずは)」さんも登場し、Wヒロインでえっちに展開していきます。
「月華さん」を拾う1話目。
いちおうつけてる仮面は”鬼の面”なんですが、言動がはっちゃけているためか、余計にコメディーちっくですね。
その下がどんな感じか…って、手を伸ばした「京四郎くん」
とりあえず胸元をはだけさせ、確認するところが正直者です(笑)
仮面外れて、スイッチオンとなった彼女とのえっちでした。
(※仮面の説明については2話にあります)
服装がためか、下着つけてなかったですね。
2話目は「水瑞さん」の登場話。
前回のオチにて、”悪の組織に追われている”とか言っていた「月華さん」
毎晩深夜にベルを鳴らされるらしく、なかなかおっかないですね。
初対面から「月華さん」が彼の部屋に居ついて1週間。
「彼女を渡してくれない?」
待ち構えていた「水瑞さん」を、あっさり家へ入れてます。
確かにナイフを突き付けられていましたが…特に拘束とかもされておらず、次のコマを見る限り自由に動けていました。
ここが違和感。
そう、こちらの「京四郎くん」は、まだ正体不明な「水瑞さん」に、ヒロイン「月華さん」を売ってしまっているのですよ!
しかも、”なんで俺がこんな目に…”とか、被害者ヅラしてました。
家事やってもらったり、えっちもしてるのに、なんつー主人公だ。
まぁ、「水瑞さん」は悪の組織でもなんでもないんですけどね。
パンストは大歓迎ですが、やっぱり下着穿いてなかったのは残念。
※左:水瑞さん、右:雅さん
「雅さん」がお気に入りです。カラーで見たかったなぁ。
そちらからの事情がため、「月華さん」・「水瑞さん」という2人が居候している3話目。
当然ながら、3名の複数えっちな展開でした。
いちおう修業中の2人。
前回と違って、こちらは「水瑞さん」も和服です。
緊縛、股縄、鞭…など、やや特殊趣向。
これ、どんな修業だ(笑)
オチの「月華さん」が可愛いです。
4話目は触手ネタ。
先ほど「京四郎くん」は「月華さん」を見捨ててましたよね。
こちらにて、真っ先に触手に捕まったのはその「京四郎くん」
助けようとしていた「月華さん」に注目です。
(※なお、「水瑞さん」は冷静に突っ込みつつ、逃げようとしてました)
そのうち逃げ遅れ、しっかり2人とも触手えっちに流れます。
セオリーなそんなんとは違い、ブラックな感じはまるでありませんのでご安心を。
ラブラブしてましたよ。
なお、↑上で”「水瑞さん」の裏表紙衣装は本編にない”と書いてしまいましたが、いちおう小さい2コマはそれでしたね。
…ぜんぜん納得できませんけど。
なお、オチは非常にこの漫画らしく、楽しいものです。
ラスト1ページがまた実に興味をそそられるものなんですよ。
続き描いてほしいなぁ。
「朝倉満」センセのステキな黒が発揮されている、「桜満開痴女」
こちらは花見の席に謎の十二単な美女「雅」さんが紛れ込むというもの。
冒頭の彼女、取り巻くオヤジらが、また良いコメディーになってます。
普通にしてれば「雅さん」楚々とした美人で終わるのに(笑)
3名を相手に、一歩も引かない彼女のえっちをご堪能下さい。
「生徒会密室・潜入者」が前巻「はめでれっ」から続くシリーズもの。
生徒会長「朝霧ゆりか」さんに憧れる下級生。
盗撮しようとロッカーに潜んでいたところ、あっさり「ゆりかさん」に発見されてしまったのです。
しかし、なぜかそのまま見逃され、彼女は”いつものように”と、えっちを始めたのでした。
「ここの生徒のことは大抵頭にいれてるの」
えっちはともかく、「ゆりかさん」の優秀さも垣間見えるエピソード。
前回は身内(生徒会)だけでしたが、こちらは第三者からの目線になっています。
それがためか、”憧れの存在”らしい、可愛らしい一面を見せてくれました。
※左:生徒会長「朝霧ゆりか」、右:姉「岬さん」
お姉さん系な絵が色っぽいですね。「岬さん」もいいなぁ。
ほか、「文芸少女A」は眼鏡な図書委員「如月あずさ」さん。
静かなオープニングが崩壊する、3ページからが秀逸。
雰囲気とは裏腹なえっちさが素敵です。
コメディー全開なオチがいいですね。
ただ、えっちの際に眼鏡外しちゃうのは、人によって良し悪しかも。
「臨海教室」は姉弟の近親系。
いかにも体育系な容姿の「敦郎」はカナヅチ。
臨海学校が近い彼は、以前インストラクターをやっていた姉「岬」に泳げるようコーチを頼むのでした。
泳ぎたいというのは本心なのかな。
ほぼ、えっち目的で誘った感じになっていましたが。
まるで姉弟という意識ない「敦郎くん」がえろい。(←嘘か本当か、「血はつながってない」とか言ってた)
冒頭話「すい~つカフェ ふる~つ館」は全てカラー原稿のショート。
ウェイトレスな「明日菜」さんが乱れる内容。
幼い兄妹たち~とか言いながら、すっかり楽しんでおりました。
カラーを生かした、各色な他ヒロインもいい感じです。
強いしっかり線の絵柄。
色の濃いデジタル原稿で、きゅっと引きしまる黒が良いです。
丁寧で乱れもなく、ページは賑やかでも見辛さは感じません。
バランスにも優れ、違和感あるようなコマもありませんでした。
可愛くも色っぽいお姉さん系の人物絵。
そんなんが、ふとコメディーに崩れる、変な行動取るのが実に可笑しいです。
特に引っ掛かるようなコマ、表現もなく、えっちシーンは迫力ありました。
癖はあるもののそう嫌味なものでなく、絵的な問題はほぼないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 全体安定して、テンポも良かったです。
・話4: 「巫女様襲来」のオチに引かれました。あれで終わるのは勿体ない。
・独4: どうせなら、もっと和風押しで良かったかなぁ、と。
合計:[13/15]
和服美女の「桜満開痴女」、姉弟の「臨海教室」、異なるシチュエーションのシリーズもの「生徒会密室・潜入者」…など、短編のが良かった印象。
連続話「巫女様襲来」は、ぶっちゃけオチ部分のが好みな感じなのでした。
短編でも良いので、ぜひ描いてほしいですよ。
みこなぶりっ (エンジェルコミックス) (2010/11/17) 朝倉 満 商品詳細を見る |
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■Diamond (Clone人間)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]年上・教師
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵、加筆修正あり、
描き下ろし「毎日がMerry X’mas~残業編~」
・その他: カラー(8P)、短編×8
(うち「noise」×2、「毎日がMerry X’mas」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Clone人間(くろーん・にんげん)」センセの「Diamond」です。
紹介するスペースがないので、こちらにて。
ちょっと前ですが、この↓記事みましたか?
■カラス天狗、正体はトンビの骨…X線CTで解析
[読売新聞] 2010年11月09日
「カラス天狗のミイラ」として知られる和歌山県御坊市所蔵の、
「生身迦樓羅王尊像 ( しょうじんかるらおうそんぞう ) 」(江戸時代)
…の正体が、同県によるコンピューター断層撮影(CT)で、2羽の鳥の骨や粘土で作った造作物と分かった。
像は高さ39・3センチ。木製の岩座に立った姿で、 厨子 ( ずし ) の中に納まっている。
県が3年前、エックス線CTで解析。
粘土を材料にした頭に鳥の頭部を納め、くちばしを外に出し、手足も鳥の足と粘土で作ってあることが分かった。
骨格からトンビとみられる。
その後、「夢がなくなる」などと公表を控えていたが、県立紀伊風土記の丘(和歌山市)での展覧会で、結果を公開することにした。
---------------------------------- 。。。
”公表を控えていた”なら、控えたままにしてくれれば良かったのに…。
「カラス天狗のミイラ」として置かれていても、普通の大人は信じないでしょう。
おそらく、どうなんだろうと疑い80%ながら、もしかしたら…って期待を持つくらい。
まぁね、それが国家を揺るがす大問題にでも発展するというならば別ですが。
そんなんほっときなさいって。
写真(小さいですが)を見ると結構リアルな感じで、夢広がる感じなんですけどねー。
探偵モノのお話にもありましたが、”何でもかんでもやたらめったらに正体を暴いていく”というのは、実に味気ないものですよ。
(※そう言っておきながら、逆にそんなんを作ることとなった背景に興味がない訳でもないんですが。困ったもんだ)
※教師「美零さん」
こんな感じの漫画が良かったんですが…。
さて、まったく話題を変えまして。
本日は、”実写を越えた写実”として「桃尻400%」を紹介している「Clone人間」センセです。
6冊目の単行本「Diamond」ですね。
こちらはデビュー10周年作品だそうです。
おめでとうございます!
やや厚め(202ページ)で↓表紙もキラキラしており、なかなかのゴージャス感。
収録は短編がメインでしたが、2話連続のお話も収録されていました。
さっそく連続話から。
2話まで収録されていた「noise」ですが…中途半端な終わり方。
まだ続くのかなぁ。
容姿端麗で学園でも人気な生徒「海斗」に恋心を抱いていた、教師「美零(みれい)」
中学生時代から付き合う「凛」という彼女がいることを知ると、黒い欲望を押さえられなくなってしまったのです。
深層心理学で博士号を持つ「美零」は人心操作に長けており、実は複雑な事情を抱えていた「海斗」の心の隙間にそっと侵入を開始したのでした。
だいたいそんな感じ。
心理サスペンスのような風情の漫画です。
じわじわ「海斗くん」を追い詰める様が細かく描かれておりました。
実際に1話目は、前半に「凛さん」とのえっちシーンがあっただけ。
後は図星を突かれた彼が憔悴していく様子が描かれています。
もともと心の奥底で感じていた不安感を引っ張り出された、いや自ら再認識してしまったような感じですね。
さすがは博士号。
1話オチ部分まで見ごとでした。
そんな訳で、2話目は「美零さん」とのえっちがメイン。
えー、どこまで書いていいんだろう。
「海斗くん」の強さと、それをさらに上回る「美零さん」という構図が凄く、怒涛の展開である後半は見応えありました。
ただ…この盛り上がった部分で、すっぱり終わり。
あれれれ。
あとがきにフォローもなく、続くにせよこれで流すにせよ、どうにも不親切。
「毎日がMerry X’mas」はカラーの描き下ろし「毎日がMerry X’mas~残業編~」と2話収録。
先輩「アイ」、「ルリ」という女性サンタが、それぞれ男性宅へプレゼントを届けにいくというもの。
8才の「卓也」の家へ向かった「アイ」
しかし、そのデータは30年前の手違いで、おっさんな彼にガツガツされるパターン。
一方、「萌絵」の家へ向かった「ルリ」でしたが、こちらは離婚していてその父しかおらず、寂しさを紛らわせるために~というパターン。
そんなんが同時進行で描かれ、キャラとシチュエーションの違いで両極端な仕上がりになっていました。
スタイルの良い「アイ」に対し、貧乳な「ルリ」という組み合わせ(裏表紙の2人)で、それぞれらしい展開。
単独ではよくある感じだったので、あえて2人同時に描いたのは正解でしょう。
なお、描き下ろし「毎日がMerry X’mas~残業編~」は、サンタ「アイ」と8才の「卓也」
子供相手ですが、まったく変わらぬ展開が可笑しいですね。
これ冒頭に収録されていましたが、本編の後に見た方が面白いと思います。
※左:保健医「大野美穂」、右:教師「井上涼子」
良いスタイルです。これは勉強にならなそうです。
「cage『檻』、「Farm」という2話も学園、女教師モノです。
うち、前者「cage『檻』」は眼鏡の保健医「大野美穂」と生徒「桜井」くん。
ある日、女生徒からいじめを受けていた「桜井」を発見した「美穂」
可愛らしい彼に以前から興味を持っていた彼女は、その欲望を果たすべく、やんわりと彼を誘導していくのでした。
この「美穂先生」は、先の教師「美零さん」と似たタイプ。
よく見られるエロいタイプでも、優しいお姉さん的でもなく、心理的に彼を操って自らの欲望を果たそうという女性です。
駆け引きを楽しんでいるような部分もありました。
知識と経験がため、若い「桜井くん」では到底太刀打ちできない相手でしょう。
保健医の黒下着というのはいいものですねー。
平凡を望む「祐介」は名門校に通うものの成績は芳しくなく、教師「井上涼子」から直接蔑まれていました。
一方、その友人である「高崎」は学年トップの成績で、怖さを感じるほどギラギラとしていたのです。
そんな「高崎」のアドバイスを受け、地道に成績を上げいった「祐介」に、「涼子」の態度も豹変。
優等生の仲間入りを果たした彼のもとに、1枚のチケットが届くのでした。
だいたいそんなお話が後者「Farm」
天国と地獄ですね。
やや人格が歪みそうですが、とりあえず成績はぱーんと上がる、維持できる…かも。
(※アレに溺れて勉強手につかなくなりそう)
前半・後半でかなり極端な「涼子先生」に注目です。
※左:サンタの先輩「アイ」、右:SFCのスチュワーデス
どっちもエロいですね。サンタはミニスカートのがいいなぁ。
ほか、「ボクとママンの湯の花めぐり」は親子・温泉ネタ。
単に近親えっちが描かれるだけでなく、そこに仲居さんが加わるのがポイントになってます。
「アテンションPlease」はスチュワーデス(フライトアテンダント)なお話。
スーパー・ファースト・クラス(SFC)ということで、よくAVとかにありそうな航空機内えっちが展開されています。
前半はぼんやりした感じでしたが、後半はなかなか圧巻。
そんなん好きな方にはたまらない漫画になっていました。
独特な柔らかタッチの作画。
描き込みはそこそこで、濃淡は淡いもの。
雰囲気よりもコテコテとはしておりません。
色気が前面ですが、キュートさもあるヒロインを描かれる稀有な存在です。
昔はより劇画チックなようでしたが、うまーく漫画らしい可愛さを融合させて、現在の絵に落ち着いてきている様子。
それがためか人物のバランスは難しく、見ていて損をし易いものになっています。
やや崩れを感じる部分がありました。
また、かなり強弱がハッキリした描き方をしており、それが全体を軽くしている原因。
リアル寄りなので、目を点で表現した時点でかなり浮き上がって見えてしまうんですね。
巧い方ではあると思うので、もう少し丁寧さ、誤魔化しのテクニックが欲しいところでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 力が抜けるコマが極端に目立ちました。
・話3: 全体的に好きな感じでしたが、「noise」のフォローないのは酷い。
・独4: じわじわ心理で追い詰めるのが良かったです。
合計:[10/15]
教師ネタが多く、単純でない流れも良かったです。
紹介帯にはカット絵が見易く並んでいたため、判断はそちらが最適でしょう。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]年上・教師
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵、加筆修正あり、
描き下ろし「毎日がMerry X’mas~残業編~」
・その他: カラー(8P)、短編×8
(うち「noise」×2、「毎日がMerry X’mas」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Clone人間(くろーん・にんげん)」センセの「Diamond」です。
紹介するスペースがないので、こちらにて。
ちょっと前ですが、この↓記事みましたか?
■カラス天狗、正体はトンビの骨…X線CTで解析
[読売新聞] 2010年11月09日
「カラス天狗のミイラ」として知られる和歌山県御坊市所蔵の、
「生身迦樓羅王尊像 ( しょうじんかるらおうそんぞう ) 」(江戸時代)
…の正体が、同県によるコンピューター断層撮影(CT)で、2羽の鳥の骨や粘土で作った造作物と分かった。
像は高さ39・3センチ。木製の岩座に立った姿で、 厨子 ( ずし ) の中に納まっている。
県が3年前、エックス線CTで解析。
粘土を材料にした頭に鳥の頭部を納め、くちばしを外に出し、手足も鳥の足と粘土で作ってあることが分かった。
骨格からトンビとみられる。
その後、「夢がなくなる」などと公表を控えていたが、県立紀伊風土記の丘(和歌山市)での展覧会で、結果を公開することにした。
---------------------------------- 。。。
”公表を控えていた”なら、控えたままにしてくれれば良かったのに…。
「カラス天狗のミイラ」として置かれていても、普通の大人は信じないでしょう。
おそらく、どうなんだろうと疑い80%ながら、もしかしたら…って期待を持つくらい。
まぁね、それが国家を揺るがす大問題にでも発展するというならば別ですが。
そんなんほっときなさいって。
写真(小さいですが)を見ると結構リアルな感じで、夢広がる感じなんですけどねー。
探偵モノのお話にもありましたが、”何でもかんでもやたらめったらに正体を暴いていく”というのは、実に味気ないものですよ。
(※そう言っておきながら、逆にそんなんを作ることとなった背景に興味がない訳でもないんですが。困ったもんだ)
※教師「美零さん」
こんな感じの漫画が良かったんですが…。
さて、まったく話題を変えまして。
本日は、”実写を越えた写実”として「桃尻400%」を紹介している「Clone人間」センセです。
6冊目の単行本「Diamond」ですね。
こちらはデビュー10周年作品だそうです。
おめでとうございます!
やや厚め(202ページ)で↓表紙もキラキラしており、なかなかのゴージャス感。
収録は短編がメインでしたが、2話連続のお話も収録されていました。
さっそく連続話から。
2話まで収録されていた「noise」ですが…中途半端な終わり方。
まだ続くのかなぁ。
容姿端麗で学園でも人気な生徒「海斗」に恋心を抱いていた、教師「美零(みれい)」
中学生時代から付き合う「凛」という彼女がいることを知ると、黒い欲望を押さえられなくなってしまったのです。
深層心理学で博士号を持つ「美零」は人心操作に長けており、実は複雑な事情を抱えていた「海斗」の心の隙間にそっと侵入を開始したのでした。
だいたいそんな感じ。
心理サスペンスのような風情の漫画です。
じわじわ「海斗くん」を追い詰める様が細かく描かれておりました。
実際に1話目は、前半に「凛さん」とのえっちシーンがあっただけ。
後は図星を突かれた彼が憔悴していく様子が描かれています。
もともと心の奥底で感じていた不安感を引っ張り出された、いや自ら再認識してしまったような感じですね。
さすがは博士号。
1話オチ部分まで見ごとでした。
そんな訳で、2話目は「美零さん」とのえっちがメイン。
えー、どこまで書いていいんだろう。
「海斗くん」の強さと、それをさらに上回る「美零さん」という構図が凄く、怒涛の展開である後半は見応えありました。
ただ…この盛り上がった部分で、すっぱり終わり。
あれれれ。
あとがきにフォローもなく、続くにせよこれで流すにせよ、どうにも不親切。
「毎日がMerry X’mas」はカラーの描き下ろし「毎日がMerry X’mas~残業編~」と2話収録。
先輩「アイ」、「ルリ」という女性サンタが、それぞれ男性宅へプレゼントを届けにいくというもの。
8才の「卓也」の家へ向かった「アイ」
しかし、そのデータは30年前の手違いで、おっさんな彼にガツガツされるパターン。
一方、「萌絵」の家へ向かった「ルリ」でしたが、こちらは離婚していてその父しかおらず、寂しさを紛らわせるために~というパターン。
そんなんが同時進行で描かれ、キャラとシチュエーションの違いで両極端な仕上がりになっていました。
スタイルの良い「アイ」に対し、貧乳な「ルリ」という組み合わせ(裏表紙の2人)で、それぞれらしい展開。
単独ではよくある感じだったので、あえて2人同時に描いたのは正解でしょう。
なお、描き下ろし「毎日がMerry X’mas~残業編~」は、サンタ「アイ」と8才の「卓也」
子供相手ですが、まったく変わらぬ展開が可笑しいですね。
これ冒頭に収録されていましたが、本編の後に見た方が面白いと思います。
※左:保健医「大野美穂」、右:教師「井上涼子」
良いスタイルです。これは勉強にならなそうです。
「cage『檻』、「Farm」という2話も学園、女教師モノです。
うち、前者「cage『檻』」は眼鏡の保健医「大野美穂」と生徒「桜井」くん。
ある日、女生徒からいじめを受けていた「桜井」を発見した「美穂」
可愛らしい彼に以前から興味を持っていた彼女は、その欲望を果たすべく、やんわりと彼を誘導していくのでした。
この「美穂先生」は、先の教師「美零さん」と似たタイプ。
よく見られるエロいタイプでも、優しいお姉さん的でもなく、心理的に彼を操って自らの欲望を果たそうという女性です。
駆け引きを楽しんでいるような部分もありました。
知識と経験がため、若い「桜井くん」では到底太刀打ちできない相手でしょう。
保健医の黒下着というのはいいものですねー。
平凡を望む「祐介」は名門校に通うものの成績は芳しくなく、教師「井上涼子」から直接蔑まれていました。
一方、その友人である「高崎」は学年トップの成績で、怖さを感じるほどギラギラとしていたのです。
そんな「高崎」のアドバイスを受け、地道に成績を上げいった「祐介」に、「涼子」の態度も豹変。
優等生の仲間入りを果たした彼のもとに、1枚のチケットが届くのでした。
だいたいそんなお話が後者「Farm」
天国と地獄ですね。
やや人格が歪みそうですが、とりあえず成績はぱーんと上がる、維持できる…かも。
(※アレに溺れて勉強手につかなくなりそう)
前半・後半でかなり極端な「涼子先生」に注目です。
※左:サンタの先輩「アイ」、右:SFCのスチュワーデス
どっちもエロいですね。サンタはミニスカートのがいいなぁ。
ほか、「ボクとママンの湯の花めぐり」は親子・温泉ネタ。
単に近親えっちが描かれるだけでなく、そこに仲居さんが加わるのがポイントになってます。
「アテンションPlease」はスチュワーデス(フライトアテンダント)なお話。
スーパー・ファースト・クラス(SFC)ということで、よくAVとかにありそうな航空機内えっちが展開されています。
前半はぼんやりした感じでしたが、後半はなかなか圧巻。
そんなん好きな方にはたまらない漫画になっていました。
独特な柔らかタッチの作画。
描き込みはそこそこで、濃淡は淡いもの。
雰囲気よりもコテコテとはしておりません。
色気が前面ですが、キュートさもあるヒロインを描かれる稀有な存在です。
昔はより劇画チックなようでしたが、うまーく漫画らしい可愛さを融合させて、現在の絵に落ち着いてきている様子。
それがためか人物のバランスは難しく、見ていて損をし易いものになっています。
やや崩れを感じる部分がありました。
また、かなり強弱がハッキリした描き方をしており、それが全体を軽くしている原因。
リアル寄りなので、目を点で表現した時点でかなり浮き上がって見えてしまうんですね。
巧い方ではあると思うので、もう少し丁寧さ、誤魔化しのテクニックが欲しいところでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 力が抜けるコマが極端に目立ちました。
・話3: 全体的に好きな感じでしたが、「noise」のフォローないのは酷い。
・独4: じわじわ心理で追い詰めるのが良かったです。
合計:[10/15]
教師ネタが多く、単純でない流れも良かったです。
紹介帯にはカット絵が見易く並んでいたため、判断はそちらが最適でしょう。
Diamond (メガストアコミックスシリーズ No. 282) (2010/10/30) Clone人間 商品詳細を見る |
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tag : サスペンス
■らぶえろっ娘 (BENNY’S)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、おまけ4コマ。
・その他: 折り返しにプロフィール、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「BENNY’S(べにー)」センセの「らぶえろっ娘」です。
もう11月も半ばにさしかかってきました。
早いですよ。
そろそろ年末・年始向けの漫画を探しておかなければいけませんね。
何か、これ!!という、オモロイ表題はないかなぁ。
そう言えば、今年は”人妻”とか言ってましたね。
すっっかり忘れていましたよ。
さて、本日は「BENNY’S」センセ。
最新刊は、こちらで紹介した「ぷるぷるっ娘」に続くようなタイトルで「らぶえろっ娘」です。
全て収録は短編でした。
砂糖たっぷりというラブラブ話は、良くも悪くもいつも通り。
可愛らしい絵柄とは裏腹な、モチのような巨大な胸と、しっかり描かれた局部描写が特徴。
やっぱりお姉ちゃんな漫画が多く収録されています。
※左:篠原唯、右:「正隆くん」のお姉ちゃん
「唯さん」の天気予報は毎朝見たいですね。
まずは「BENNY’S」センセお得意のお姉ちゃん系から。
お天気キャスター「篠原唯」さんと弟「ともくん」という近親漫画「お天気お姉さん」
テンションによって態度がガラリと変化してしまう、プロらしからぬ彼女。
”友人が会いたがっている”
そんな話題から2人は軽い喧嘩状態になってしまうんですが…「唯さん」は不機嫌さを隠そうともせず、また”全国的に雨”とかまったく異なる予報をしておりました。
そんな訳で、機嫌を直してもらうよう頼んだところ、一緒のお風呂をお願いされたのでした。
「だって…とも君一緒にお風呂入ってくれないんだもん…」
これまた極端なほどのラブラブっぷりで。
コメディーちっくな顔の不機嫌な彼女がいいですね。
心情を天気予報で言うのはマズいだろ(笑)
ただ、普段の笑顔と共にリアルさが彼女の良さとしてしっかり伝わってくるようで、人気あるのも納得。
まぁ、テレビでの笑顔は、たぶんモニタの向こうの弟「ともくん」に送っているんでしょうけどね。
”言う事なんでも聞く”、に対するお願いが一緒にお風呂というのが実にキュート。
イヤダ・ヤメロ、とか言われても、同じ風呂に入りたいですけどね(笑)
「一緒に走ろ!」はマラソン漫画。
2人は…実の姉弟かな、近所のお姉さんかな?
個人的には血縁と見、いや実姉に「のり姉」なんて名前セットでは言わないか。
ただ、他にも姉がいたならば、可能性なくはないか。
まぁ、些細な事だしいいか。
夏休みの課題で走ることとした「ハルくん」に付き合う「のり姉」
そりゃーもう、いかにも走り辛そうなバストサイズの持ち主でした。
シャツがぱんぱん、しかもノーブラです。
目の毒ですね。
そんな訳で、「ハルくん」も当然胸が見たいとお願いしているんですが、
「これ見たらちゃんと走るのよ!」
とか言って、服を捲り上げてくれました。
なんのかんの言いながらもしっかり対応してくれるところが素敵ですね。
収録の近親ネタで、この「弟のこと。」は初えっち話。
それがため、微妙な緊張感が心地よい漫画に仕上がっていました。
剣道部の弟「正隆」くんは格好良いものの、真面目で堅物。
友人らとの会話から彼の女性観が気になったお姉ちゃんは、興味と共に根掘り葉掘りで色々と質問を投げ掛けるんですが…と、だいたいそんなん。
明確な好意を持つ彼に対し、お姉ちゃんはまだなんとなく~という感じ。
前半の車のシーンは、いかにもラブコメしてていいですね。
ラストのお姉ちゃんがまた可愛いのです。
「甘えんぼ!」の弟「コタロー」、姉「みーちゃん」という2人は他姉弟よりも年齢ひと回り下かな。
数年前、まだ知識ない彼の性処理をしたお姉ちゃん。
それから彼は毎度手伝ってもらうよう甘えていたんですが、女の子と歩いていた姿を目撃したお姉ちゃんは、拒絶するべく決意を固めていたのです。
姉としての好意が揺らぐ瞬間みたいなお話ですね。
泣いちゃったりして。
行為としては先の短編「弟のこと。」より進んでいたものの、心情的な部分ではまだ初々しいです。
あー見えて、実は「コタローくん」のがそこは成長してたかも。
※左:ゆき姉ちゃん、右:知咲ちゃん
今回は貧乳な妹キャラもいます。こっちもお上手ですね。
従妹のお姉ちゃん「ゆき姉ちゃん」の家に居候する「アキくん」という短編「すきすき!!」
美人で巨乳で、身の回りの世話から勉強まで見てくれるという完璧なヒロインです。
冒頭からのシーンでも、ほぼ裸エプロンみたいな格好。
学生には刺激強すぎやしませんか?
嘘か本当か、いちおう「大好きなアキ君」とか間近で言われておりました。
この漫画のポイントは、何と言っても彼女の嘘。
これはいいものですねー。
判明した際に、じわーって何らかがこみ上げてきそうです。
ただ、追及された後の返しは、しっかりお姉さんしてました。
なにげに初めてでしたよ。
お姉ちゃん…ではないですが、「はじめて先生」は唯一の教師モノ。
「上原」くんの課題を見るため、彼の家にお邪魔した先生。
小さく、まだ幼さが残るような雰囲気であるものの、見事な巨乳。
モテそうなんですけどねー。
タイトルそのまま初めてらしく、えっちでもそんな感じでした。
たぶん彼女のがそこそこ年上だと思うんですが、彼がリードしてましたね。
なお、詳しい経緯は描かれていないものの「上原くん」の家でしかも2人きりでその勉強を見るというのは…もともとお互いに好意あったのかな。
「ごめんねお兄ちゃん」、「夏休み」という2話は妹系ネタ。
巨乳揃いな単行本にあって、ここは貧乳揃いでした。
前者「ごめんねお兄ちゃん」は、八重歯の可愛い妹「奈緒」ちゃん。
喧嘩したお兄ちゃんと仲直りするため、ケーキを作ったりしていました。
間が悪いこともあり、なかなか素直に接することできないようですが、妄想を見る限りはだいぶあまーい感じ。
言い争いからのえっち行為がなかなか面白いので注目。
後者「夏休み」は田舎で待つ「知咲(ちさき)」ちゃん。
先の短編とは違い、”うちのママが~”という台詞から、おそらく近所の妹的な娘さん。
スクール水着で、2人して子供用のビニールプールで涼むというネタ。
彼女は何歳くらいの設定なんでしょう。
異常なほど水着が似合う小さい娘でしたが、実にえっちです。
ラストページでもそんな感じ。
彼女に合わせたのか、軽いタッチな背景と、タヌキ、「やれやれだぜ」と言ってるお月さんが素敵(笑)
※ノリさん
この時点でもまだバストトップが見えません(笑)
ほか、「会いたかった!!」が冒頭に収録されたもの。
カラー原稿もこちらです。
修学旅行で留守にしていた先輩と、1週間ぶりの再会した「真緒」さんというもの。
まぁ、ラブラブで扇風機が必要な感じよ(笑)
強気な台詞とは裏腹な、土下座、プレゼント、さらに泣き落としという、先輩の”下手3段”がやたらめったら可笑しいです。
「ずるいずるい」はカップルの脱衣トランプみたいなお話。
カチューシャな「ノリ」さんは、普段は可愛いらしいのに、えっち関係では目を細めて途端に色っぽくなってます。
容姿的には、この娘が最もお気に入り。
「甘く愛して」は眼鏡な委員長さん。
彼「なおくん」の誕生日に、コスプレさせられるというネタ。
バニーな感じでしたが、網タイツでなかったのが残念。
柔らかでふんわりとした絵柄。
曲線は丁寧で、崩れ、乱れはなく安定しております。
白比率があり、描き込みもすっきりとしてました。
局部だけが強めですね。
キャラ絵は幅広な輪郭のふわふわとしたもの。
全体的にタレ目傾向で、閉じた際の頬笑み、恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴です。
洗練された作画は非常に良好。
ほぼ最近の原稿のみで構成されています。
癖はあるものの、このタッチでは最高峰という部分にまで到達しているのでは、と思います。
ぶっちゃけ、ひでるさんは好みなんですよ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 強い個性ですが、よく描かれていました。
・話4: えっちまでやや早めですが、しっかりラブコメしてます。
・独4: もう完成されてますね。えっちでむちむちしてます。
合計:[13/15]
巻末のおまけ4コマは後日談な風情で、面白いです。
3つだけなのが残念。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、おまけ4コマ。
・その他: 折り返しにプロフィール、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「BENNY’S(べにー)」センセの「らぶえろっ娘」です。
もう11月も半ばにさしかかってきました。
早いですよ。
そろそろ年末・年始向けの漫画を探しておかなければいけませんね。
何か、これ!!という、オモロイ表題はないかなぁ。
そう言えば、今年は”人妻”とか言ってましたね。
すっっかり忘れていましたよ。
さて、本日は「BENNY’S」センセ。
最新刊は、こちらで紹介した「ぷるぷるっ娘」に続くようなタイトルで「らぶえろっ娘」です。
全て収録は短編でした。
砂糖たっぷりというラブラブ話は、良くも悪くもいつも通り。
可愛らしい絵柄とは裏腹な、モチのような巨大な胸と、しっかり描かれた局部描写が特徴。
やっぱりお姉ちゃんな漫画が多く収録されています。
※左:篠原唯、右:「正隆くん」のお姉ちゃん
「唯さん」の天気予報は毎朝見たいですね。
まずは「BENNY’S」センセお得意のお姉ちゃん系から。
お天気キャスター「篠原唯」さんと弟「ともくん」という近親漫画「お天気お姉さん」
テンションによって態度がガラリと変化してしまう、プロらしからぬ彼女。
”友人が会いたがっている”
そんな話題から2人は軽い喧嘩状態になってしまうんですが…「唯さん」は不機嫌さを隠そうともせず、また”全国的に雨”とかまったく異なる予報をしておりました。
そんな訳で、機嫌を直してもらうよう頼んだところ、一緒のお風呂をお願いされたのでした。
「だって…とも君一緒にお風呂入ってくれないんだもん…」
これまた極端なほどのラブラブっぷりで。
コメディーちっくな顔の不機嫌な彼女がいいですね。
心情を天気予報で言うのはマズいだろ(笑)
ただ、普段の笑顔と共にリアルさが彼女の良さとしてしっかり伝わってくるようで、人気あるのも納得。
まぁ、テレビでの笑顔は、たぶんモニタの向こうの弟「ともくん」に送っているんでしょうけどね。
”言う事なんでも聞く”、に対するお願いが一緒にお風呂というのが実にキュート。
イヤダ・ヤメロ、とか言われても、同じ風呂に入りたいですけどね(笑)
「一緒に走ろ!」はマラソン漫画。
2人は…実の姉弟かな、近所のお姉さんかな?
個人的には血縁と見、いや実姉に「のり姉」なんて名前セットでは言わないか。
ただ、他にも姉がいたならば、可能性なくはないか。
まぁ、些細な事だしいいか。
夏休みの課題で走ることとした「ハルくん」に付き合う「のり姉」
そりゃーもう、いかにも走り辛そうなバストサイズの持ち主でした。
シャツがぱんぱん、しかもノーブラです。
目の毒ですね。
そんな訳で、「ハルくん」も当然胸が見たいとお願いしているんですが、
「これ見たらちゃんと走るのよ!」
とか言って、服を捲り上げてくれました。
なんのかんの言いながらもしっかり対応してくれるところが素敵ですね。
収録の近親ネタで、この「弟のこと。」は初えっち話。
それがため、微妙な緊張感が心地よい漫画に仕上がっていました。
剣道部の弟「正隆」くんは格好良いものの、真面目で堅物。
友人らとの会話から彼の女性観が気になったお姉ちゃんは、興味と共に根掘り葉掘りで色々と質問を投げ掛けるんですが…と、だいたいそんなん。
明確な好意を持つ彼に対し、お姉ちゃんはまだなんとなく~という感じ。
前半の車のシーンは、いかにもラブコメしてていいですね。
ラストのお姉ちゃんがまた可愛いのです。
「甘えんぼ!」の弟「コタロー」、姉「みーちゃん」という2人は他姉弟よりも年齢ひと回り下かな。
数年前、まだ知識ない彼の性処理をしたお姉ちゃん。
それから彼は毎度手伝ってもらうよう甘えていたんですが、女の子と歩いていた姿を目撃したお姉ちゃんは、拒絶するべく決意を固めていたのです。
姉としての好意が揺らぐ瞬間みたいなお話ですね。
泣いちゃったりして。
行為としては先の短編「弟のこと。」より進んでいたものの、心情的な部分ではまだ初々しいです。
あー見えて、実は「コタローくん」のがそこは成長してたかも。
※左:ゆき姉ちゃん、右:知咲ちゃん
今回は貧乳な妹キャラもいます。こっちもお上手ですね。
従妹のお姉ちゃん「ゆき姉ちゃん」の家に居候する「アキくん」という短編「すきすき!!」
美人で巨乳で、身の回りの世話から勉強まで見てくれるという完璧なヒロインです。
冒頭からのシーンでも、ほぼ裸エプロンみたいな格好。
学生には刺激強すぎやしませんか?
嘘か本当か、いちおう「大好きなアキ君」とか間近で言われておりました。
この漫画のポイントは、何と言っても彼女の嘘。
これはいいものですねー。
判明した際に、じわーって何らかがこみ上げてきそうです。
ただ、追及された後の返しは、しっかりお姉さんしてました。
なにげに初めてでしたよ。
お姉ちゃん…ではないですが、「はじめて先生」は唯一の教師モノ。
「上原」くんの課題を見るため、彼の家にお邪魔した先生。
小さく、まだ幼さが残るような雰囲気であるものの、見事な巨乳。
モテそうなんですけどねー。
タイトルそのまま初めてらしく、えっちでもそんな感じでした。
たぶん彼女のがそこそこ年上だと思うんですが、彼がリードしてましたね。
なお、詳しい経緯は描かれていないものの「上原くん」の家でしかも2人きりでその勉強を見るというのは…もともとお互いに好意あったのかな。
「ごめんねお兄ちゃん」、「夏休み」という2話は妹系ネタ。
巨乳揃いな単行本にあって、ここは貧乳揃いでした。
前者「ごめんねお兄ちゃん」は、八重歯の可愛い妹「奈緒」ちゃん。
喧嘩したお兄ちゃんと仲直りするため、ケーキを作ったりしていました。
間が悪いこともあり、なかなか素直に接することできないようですが、妄想を見る限りはだいぶあまーい感じ。
言い争いからのえっち行為がなかなか面白いので注目。
後者「夏休み」は田舎で待つ「知咲(ちさき)」ちゃん。
先の短編とは違い、”うちのママが~”という台詞から、おそらく近所の妹的な娘さん。
スクール水着で、2人して子供用のビニールプールで涼むというネタ。
彼女は何歳くらいの設定なんでしょう。
異常なほど水着が似合う小さい娘でしたが、実にえっちです。
ラストページでもそんな感じ。
彼女に合わせたのか、軽いタッチな背景と、タヌキ、「やれやれだぜ」と言ってるお月さんが素敵(笑)
※ノリさん
この時点でもまだバストトップが見えません(笑)
ほか、「会いたかった!!」が冒頭に収録されたもの。
カラー原稿もこちらです。
修学旅行で留守にしていた先輩と、1週間ぶりの再会した「真緒」さんというもの。
まぁ、ラブラブで扇風機が必要な感じよ(笑)
強気な台詞とは裏腹な、土下座、プレゼント、さらに泣き落としという、先輩の”下手3段”がやたらめったら可笑しいです。
「ずるいずるい」はカップルの脱衣トランプみたいなお話。
カチューシャな「ノリ」さんは、普段は可愛いらしいのに、えっち関係では目を細めて途端に色っぽくなってます。
容姿的には、この娘が最もお気に入り。
「甘く愛して」は眼鏡な委員長さん。
彼「なおくん」の誕生日に、コスプレさせられるというネタ。
バニーな感じでしたが、網タイツでなかったのが残念。
柔らかでふんわりとした絵柄。
曲線は丁寧で、崩れ、乱れはなく安定しております。
白比率があり、描き込みもすっきりとしてました。
局部だけが強めですね。
キャラ絵は幅広な輪郭のふわふわとしたもの。
全体的にタレ目傾向で、閉じた際の頬笑み、恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴です。
洗練された作画は非常に良好。
ほぼ最近の原稿のみで構成されています。
癖はあるものの、このタッチでは最高峰という部分にまで到達しているのでは、と思います。
ぶっちゃけ、ひでるさんは好みなんですよ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 強い個性ですが、よく描かれていました。
・話4: えっちまでやや早めですが、しっかりラブコメしてます。
・独4: もう完成されてますね。えっちでむちむちしてます。
合計:[13/15]
巻末のおまけ4コマは後日談な風情で、面白いです。
3つだけなのが残念。
らぶえろっ娘・ (ポプリコミックス80) (2010/10/27) BENNY'S 商品詳細を見る |
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■バナナのナナ (鬼八頭かかし)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ファンタジー・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏に「大芭ナナ」プロフィール・
漫画「バナナはどこから出しているの?」
・その他: 折り返しにコメント、5話+特別編収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼八頭かかし(おにやず・かかし)」センセの「バナナのナナ 1巻」です。
”ナナだけに7冊目”
とか書いてありました。
そんな訳で、こちらは「鬼八頭かかし」センセの7冊目となる単行本であるようです。
…まさか……狙ったりしてないでしょうねー。
さて、本日は「バナナのナナ 1巻」です。
「ぱんつぁープリンセス」を紹介している「鬼八頭かかし」センセの最新刊。
そちらのパンチラ単行本や、バナナとヒロインの組み合わせでややえっちっぽい印象を受けていましたが…サービスシーンはほぼないので、悪しからず。
紹介帯にあった、”甘みたっぷり!燃える萌えマンガ!!”というのが、だいたいのイメージですね。
楽しくも熱い漫画に仕上がっています。
※左:蒼森林檎、右:メイド「星葡萄」
「林檎さん」はなかなかイイ味を出していました。
”どんな願いも叶えてくれる”という、神様の住む地「オーズ」
そこで手に入れた強大な力によって乱世を終結させた、という伝説がありました。
そんな話を聞いた「大芭ナナ(おうば・なな)」・「蒼森林檎」の幼馴染み2人は、子供の頃に冒険の旅へ出る約束をしていたのです。
しかし、10年後。
冒険者イコール社会不適合者、と見られる風潮から、冒険に出たまま行方不明となっていた父親を持つ「林檎」は、それを否定するようになっていたのです。
変わらず冒険への夢を持ち続ける「ナナ」の誘いも断わり続けていたんですが…村長「水上春子」の嫌がらせはエスカレートし、ついには「林檎」も旅へ出ることを決意するのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
はっちゃけファンタジー漫画ですね。
先の「ぱんつぁープリンセス」はサービスカット中心でしたが、こちらはファンタジー寄り。
まぁ、そう言っても実際にはなんちゃって感強く、コメディーちっくなものですが。
この漫画では最大のポイントになっている、「能力」について。
人によって様々に与えられる魔法的なもの。
まぁ、ぶっちゃけ漫画映画ではよくある設定。
だいたい以下のようなものです。
箇条書きにしてみました。
●必ず1人に1つの「能力」が覚醒する。
…台詞から、まちまちな、ある程度の年齢で身に付く様子。
●ランクはAからEまである。
…神に近い反則級(チート)というのもある様子。
●「代償(リスク)」というべき対価を払わなければ「能力」を維持し続けることができない。
…ランクが高いだけ大きなリスクがある。できないと「能力」は消えるみたい。
●基本的に、ランクの高い能力者が低い能力者を支配している。
…ペリエ村・村長「水上春子」もランクAで、支配階級がそのまま高ランクなのかな。
ただ、”ランク付けを行っているのが高能力者”とあり、やや怪しい感じも。
●「能力」には一定の制限(リミッター)があり、限界がある。
…稀に限界のない、「限界突破能力者(リミットブレイカー)」というのも存在する。
以上ですね。
この漫画での「能力」はかなり応用が利く自由度の高いもので、解釈と訓練次第では何でもアリなのです。
例えば、「ナナさん」のランクE能力「バナナ・アラモード」は、”バナナの見た目を維持した程度で形状などをある程度変化させる事ができる”というもの。
彼女はそれで剣や盾などの武具から、テント、寝袋などを作っています。
※発動 ランクE能力「バナナ・アラモード」
だいたいこんな感じです。結構幅広い応用できそう
また、後半に登場しているメイド「星葡萄(ほし・ぶどう)」さんのランクD能力「火事場の馬鹿力」は、”家事に限定して数倍の速度を発揮できる”というものなんですが…モップに剣を仕込むことで家事の道具とみなし、それにもともと習得していたメイド式剣術を合わせ、凄まじい剣術を見せていました。
後半に描かれていた、そんな「ナナさん」・「葡萄さん」という両者の対決は、本来想像されるべき能力を超えていて、なかなか白熱しています。
はっちゃけ設定ではありますが「鬼八頭かかし」センセの発想次第で如何様にもなりそうで、ココが漫画の面白さに繋がっていました。
村長「春子さん」の水を操るランクA能力「水の女神」は括弧書きで”サラスヴァティー”とあり、そういった軽いコメディー的な色もありますね。
なお、「林檎さん」の脚力強化なランクE(?)能力は「カモシカの脚(アンテロープ)」
その”アンテロープ”、ってなにかなーと辞書を見てみたら、「かもしか = an antelope」でした(※goo辞書)
なるほど。
「でも林檎はもっと好きー」
ということで、やや百合ちっくな「ナナさん」・「林檎さん」の1話目「いまいましむかしいまし」
漫画中で「林檎さん」は必ずミニスカートでパンチラ要員となっていますが、これが彼女のリスクでした。
タイツ越しの下着がいい感じです(笑)
ここは冒険の夢を捨ててしまった「林檎さん」がメインのお話。
よくあるファンタジーの英雄的に描かれる冒険者とは異なり、
「役立たずな人達が社会に適合出来ず、村や町を出てならずもの同様の生活をしている」
というのが、この世界での冒険者に対する認識になっています。
まぁ、村(町)としてはその場でなんらか役割を負ってくれたほうがいいですもんね。
そのため、冒険者の父を持つ「林檎さん」はいじめを受けて育ち、また常日頃から”冒険”と言っている「ナナさん」は村長「春子さん」より嫌がらせをされていました。
子供の頃のアレは辛いですね。
基本的な性格もあるでしょうけど、「ナナさん」より身内がいた「林檎さん」のが遠ざけているのも納得。
なお、2話目のリスク説明にて描かれていますが、「春子さん」が風呂に入り続けているのもそんなん。
ランクAたる彼女が敗れたのは、「ナナさん」と違って能力に頼り切っていたことが原因かな。
「そんなバナナ!!」
の一言に驚き。
うっわー。
※大芭ナナ
右のような表情もあります。コメディーばかりではありません。
2話「メイドの国からはるばると」からは、メイド「星葡萄さん」らのエピソードになっています。
2人仲良いですね。
ツンデレちっくな「林檎さん」がいちいち可愛いです。
こちらで襲ってきた鳥「ガルーダ」ほか森の動物たちは、いかにもファンタジーしてました。
普通にRPGとなっても面白そう。
敵組織が登場する3話「小娘リミットブレイク」
メイド「葡萄さん」ほか、低能力者で構成された組織を率いる「森城」
やや理不尽な現政権に対して反乱を考えるというのは立派ですが、その資金稼ぎのため人身売買もしています。
ダメじゃん。
詳細は伏せておきますが、危機的状況を”限界突破能力者”なある方が救っています。
ここは、暴走というべきそれを止めるシーンに注目。
4話「目にあまるほど神的現象」、5話「ここじゃない」は「ナナさん」・メイド「葡萄さん」の対決話です。
「ナナさん」は普段バカっぽく描かれていますが、初対面時とかこの戦闘でのアレコレとか、なかなかの切れ者ですね。
あちこちで活用されるバナナもポイントです。
強い線の絵柄。
丁寧でしっかりとしており、見易いもの。
濃淡はやや濃い目、描き込みもしつこくない程度。
表現的な部分にも特に引っ掛かる部分なく、コメディーからアクションまで巧いです。
基本可愛らしいキャラが、なかなか重い演技までしていました。
はっちゃけファンタジーが嫌でなければ楽しめると思います。
ほぼカラーとそのままなので、↓表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 多少の癖はあるものの、カチっと安定していました。
・話3: まだ序盤なので、今後どうなるかなぁ。コメディー色強めです。
・独4: 能力はよくある感じでしたが、扱いが色々と楽しいものです。
合計:[11/15]
現代劇ではないため、やはり1巻は設定とか説明が目立ちました。
そんなんが落ち着き、キャラが揃った2巻以降に注目です。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ファンタジー・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏に「大芭ナナ」プロフィール・
漫画「バナナはどこから出しているの?」
・その他: 折り返しにコメント、5話+特別編収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼八頭かかし(おにやず・かかし)」センセの「バナナのナナ 1巻」です。
”ナナだけに7冊目”
とか書いてありました。
そんな訳で、こちらは「鬼八頭かかし」センセの7冊目となる単行本であるようです。
…まさか……狙ったりしてないでしょうねー。
さて、本日は「バナナのナナ 1巻」です。
「ぱんつぁープリンセス」を紹介している「鬼八頭かかし」センセの最新刊。
そちらのパンチラ単行本や、バナナとヒロインの組み合わせでややえっちっぽい印象を受けていましたが…サービスシーンはほぼないので、悪しからず。
紹介帯にあった、”甘みたっぷり!燃える萌えマンガ!!”というのが、だいたいのイメージですね。
楽しくも熱い漫画に仕上がっています。
※左:蒼森林檎、右:メイド「星葡萄」
「林檎さん」はなかなかイイ味を出していました。
”どんな願いも叶えてくれる”という、神様の住む地「オーズ」
そこで手に入れた強大な力によって乱世を終結させた、という伝説がありました。
そんな話を聞いた「大芭ナナ(おうば・なな)」・「蒼森林檎」の幼馴染み2人は、子供の頃に冒険の旅へ出る約束をしていたのです。
しかし、10年後。
冒険者イコール社会不適合者、と見られる風潮から、冒険に出たまま行方不明となっていた父親を持つ「林檎」は、それを否定するようになっていたのです。
変わらず冒険への夢を持ち続ける「ナナ」の誘いも断わり続けていたんですが…村長「水上春子」の嫌がらせはエスカレートし、ついには「林檎」も旅へ出ることを決意するのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
はっちゃけファンタジー漫画ですね。
先の「ぱんつぁープリンセス」はサービスカット中心でしたが、こちらはファンタジー寄り。
まぁ、そう言っても実際にはなんちゃって感強く、コメディーちっくなものですが。
この漫画では最大のポイントになっている、「能力」について。
人によって様々に与えられる魔法的なもの。
まぁ、ぶっちゃけ漫画映画ではよくある設定。
だいたい以下のようなものです。
箇条書きにしてみました。
●必ず1人に1つの「能力」が覚醒する。
…台詞から、まちまちな、ある程度の年齢で身に付く様子。
●ランクはAからEまである。
…神に近い反則級(チート)というのもある様子。
●「代償(リスク)」というべき対価を払わなければ「能力」を維持し続けることができない。
…ランクが高いだけ大きなリスクがある。できないと「能力」は消えるみたい。
●基本的に、ランクの高い能力者が低い能力者を支配している。
…ペリエ村・村長「水上春子」もランクAで、支配階級がそのまま高ランクなのかな。
ただ、”ランク付けを行っているのが高能力者”とあり、やや怪しい感じも。
●「能力」には一定の制限(リミッター)があり、限界がある。
…稀に限界のない、「限界突破能力者(リミットブレイカー)」というのも存在する。
以上ですね。
この漫画での「能力」はかなり応用が利く自由度の高いもので、解釈と訓練次第では何でもアリなのです。
例えば、「ナナさん」のランクE能力「バナナ・アラモード」は、”バナナの見た目を維持した程度で形状などをある程度変化させる事ができる”というもの。
彼女はそれで剣や盾などの武具から、テント、寝袋などを作っています。
※発動 ランクE能力「バナナ・アラモード」
だいたいこんな感じです。結構幅広い応用できそう
また、後半に登場しているメイド「星葡萄(ほし・ぶどう)」さんのランクD能力「火事場の馬鹿力」は、”家事に限定して数倍の速度を発揮できる”というものなんですが…モップに剣を仕込むことで家事の道具とみなし、それにもともと習得していたメイド式剣術を合わせ、凄まじい剣術を見せていました。
後半に描かれていた、そんな「ナナさん」・「葡萄さん」という両者の対決は、本来想像されるべき能力を超えていて、なかなか白熱しています。
はっちゃけ設定ではありますが「鬼八頭かかし」センセの発想次第で如何様にもなりそうで、ココが漫画の面白さに繋がっていました。
村長「春子さん」の水を操るランクA能力「水の女神」は括弧書きで”サラスヴァティー”とあり、そういった軽いコメディー的な色もありますね。
なお、「林檎さん」の脚力強化なランクE(?)能力は「カモシカの脚(アンテロープ)」
その”アンテロープ”、ってなにかなーと辞書を見てみたら、「かもしか = an antelope」でした(※goo辞書)
なるほど。
「でも林檎はもっと好きー」
ということで、やや百合ちっくな「ナナさん」・「林檎さん」の1話目「いまいましむかしいまし」
漫画中で「林檎さん」は必ずミニスカートでパンチラ要員となっていますが、これが彼女のリスクでした。
タイツ越しの下着がいい感じです(笑)
ここは冒険の夢を捨ててしまった「林檎さん」がメインのお話。
よくあるファンタジーの英雄的に描かれる冒険者とは異なり、
「役立たずな人達が社会に適合出来ず、村や町を出てならずもの同様の生活をしている」
というのが、この世界での冒険者に対する認識になっています。
まぁ、村(町)としてはその場でなんらか役割を負ってくれたほうがいいですもんね。
そのため、冒険者の父を持つ「林檎さん」はいじめを受けて育ち、また常日頃から”冒険”と言っている「ナナさん」は村長「春子さん」より嫌がらせをされていました。
子供の頃のアレは辛いですね。
基本的な性格もあるでしょうけど、「ナナさん」より身内がいた「林檎さん」のが遠ざけているのも納得。
なお、2話目のリスク説明にて描かれていますが、「春子さん」が風呂に入り続けているのもそんなん。
ランクAたる彼女が敗れたのは、「ナナさん」と違って能力に頼り切っていたことが原因かな。
「そんなバナナ!!」
の一言に驚き。
うっわー。
※大芭ナナ
右のような表情もあります。コメディーばかりではありません。
2話「メイドの国からはるばると」からは、メイド「星葡萄さん」らのエピソードになっています。
2人仲良いですね。
ツンデレちっくな「林檎さん」がいちいち可愛いです。
こちらで襲ってきた鳥「ガルーダ」ほか森の動物たちは、いかにもファンタジーしてました。
普通にRPGとなっても面白そう。
敵組織が登場する3話「小娘リミットブレイク」
メイド「葡萄さん」ほか、低能力者で構成された組織を率いる「森城」
やや理不尽な現政権に対して反乱を考えるというのは立派ですが、その資金稼ぎのため人身売買もしています。
ダメじゃん。
詳細は伏せておきますが、危機的状況を”限界突破能力者”なある方が救っています。
ここは、暴走というべきそれを止めるシーンに注目。
4話「目にあまるほど神的現象」、5話「ここじゃない」は「ナナさん」・メイド「葡萄さん」の対決話です。
「ナナさん」は普段バカっぽく描かれていますが、初対面時とかこの戦闘でのアレコレとか、なかなかの切れ者ですね。
あちこちで活用されるバナナもポイントです。
強い線の絵柄。
丁寧でしっかりとしており、見易いもの。
濃淡はやや濃い目、描き込みもしつこくない程度。
表現的な部分にも特に引っ掛かる部分なく、コメディーからアクションまで巧いです。
基本可愛らしいキャラが、なかなか重い演技までしていました。
はっちゃけファンタジーが嫌でなければ楽しめると思います。
ほぼカラーとそのままなので、↓表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 多少の癖はあるものの、カチっと安定していました。
・話3: まだ序盤なので、今後どうなるかなぁ。コメディー色強めです。
・独4: 能力はよくある感じでしたが、扱いが色々と楽しいものです。
合計:[11/15]
現代劇ではないため、やはり1巻は設定とか説明が目立ちました。
そんなんが落ち着き、キャラが揃った2巻以降に注目です。
バナナのナナ(1) (ブレイドコミックス) (2010/11/10) 鬼八頭かかし 商品詳細を見る |
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■快感原則 (安部学)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]フルカラー・ラブコメ
・おまけ: POST SCRIPT、合間にイラスト。
・その他: 初単行本、オールカラー(112P)、14話収録。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「安部学(あべ・まなぶ)」センセの「快感原則」です。
今回はオールカラー単行本です。
ざーっと見て、これまでの同系統単行本よりも薄め。
(※全112ページ)
ただ、それがためか金額も安価なので、買い易い…かな。
どうでしょう?
さて、そんなこちらは「安部学」センセの初単行本です。
「コミック快楽天ビースト」の表紙イラスト組の1人。
さっすがにお上手でした。
いちおう1冊目なので初単行本となっていますが、そんなんはまったく関係ないですね。
色の塗り方も↓表紙・裏表紙などのように、ちょっと濃い目で好きな感じ。
服装から下着やアクセサリーなども細かく、見ていて楽しいです。
※左:妹「杏奈ちゃん」、右:従姉「すずちゃん」
冒頭の「杏奈ちゃん」が、単行本成功の象徴みたいな感じでした。
収録の各話はやっぱりショート。
しかし、扉絵を除いて8ページと、そこそこ読み応えがあります。
(※一部、そうでないのもある)
確かにえっち早めでしたが、周辺の背景ストーリーなども比較的しっかり描かれていた印象。
妙な企画などでページを埋められることもなく、意外に普通の漫画としても楽しめると思います。
オススメです。
ごく簡単ではありますが、各話についてさらりと描いていきます。
デビュー作という「すぽいる!」
関西弁なむっちり妹「杏奈」ちゃんとの近親。
お風呂上がりなのか、冒頭から下着姿でうろうろしている「杏奈ちゃん」が可愛いです。
冒頭に示されていた”わがまま”は喋りが効果的に作用していました。
タイトル扉はスキーでしたが、「ぬくぬく☆ロッジ」は、その後の露天風呂。
こちらは家族旅行中に、妹が風呂場へと侵入してくるというもの。
先の「すぽいる!」はベッドでしたね。
「えへへ~いいじゃない、たまには~」
とか言ってます。
なかなかのスタイルだったので、自信もあるのでしょう。
自ら成長を確かめさせていました。
なんだか次に繋がりそうなオチが良いです。
「召しませ!パティシエール」はタイトルそのままお菓子ネタ…なんですが、えっち的には裸エプロンですね。
姉「まどか」、妹「めぐみ」という姉妹と…「カズ兄」は実兄かな?
(※彼が帰宅した家でケーキ作っていたので、近所のお兄ちゃんではないだろうと)
前半の「めぐみちゃん」が仕掛ける「あたしを食べて」の台詞前後が好きです。
その際の「まどかさん」の表情はいいですねー。
わざとほっておきたくなります。
※姉「まどかさん」(と、妹「めぐみさん」)
長くてスミマセン。”優れたコメディー描写”はココが分かり易いかと。
「てんぷて~しょん!」は田舎の従姉弟「すず」ちゃんと「アキ」くん。
”顔を合わせたくない”
…というのは、えっち行為の露見を恐れてのことかな。
こうした点ではやっぱり女の子のが度胸ありますね。
彼としてはもっと精神的な繋がりを欲していたようですが…いや、こっちのがいいじゃない(笑)
チェックのスカートがえっちです。
都会の会社へ就職した田舎出身の娘「松島さち」さんの「セクシャルカンパニー」
男性社員が仕事に打ち込めるよう、えっちなことするのが女性社員の務め。
…と、まぁ、いかにも成年漫画なネタですが、こちらの主人公「さちさん」はぱっと見でも分かる、素朴な娘。
そんなんが、中盤ページからガッチリとシテしまうのが凄い。
白いパンストがえっちでした。
個人的には下着穿いていてほしかったですけどね。
収録ではこれがお気に入りです。
「放課後チアガール」は先輩とツインテールな「亜衣」ちゃん。
日々の居残り特訓を課す先輩に対し、男の子に相談していた「亜衣ちゃん」が逆襲するという流れ。
収録の各話は、プチ複数えっち(3、4名)がちらほら見られますね。
単独よりも華やかになるためかなぁ。
「パシリング」は女子バレー部の男子マネージャー「なおくん」
先の「セクシャルカンパニー」と似て、選手のストレス解消をする彼。
実は部員に幼馴染み「凛」ちゃんがいて…という流れ。
どうせバレーならば赤ブルマを見たかったです。
「超かいほー感!」
とかなんとか、いきなりまる出しになっていた「鈴原えーこ」ちゃんの「真夏の性三角形」
財布は忘れたとしても、水着は忘れないと思いますが…普通。
海・水着なネタなので、当然のように浜辺えっちでした。
仲良しの「せりな」ちゃんも参加しています。
同じく海・水着なネタ「ぴちぴちビーチBITCH」
冒頭のモノローグ部分はヒントになっていますね。
当初はひでるさん、炎天下の暑さにヤラレタと勘違いしてましたが。
なお、こちらは4ページ漫画です。
※左:松島さち、右:「みっちゃん」・「夕菜ちゃん」
「さちさん」の漫画は良かったです。言い付けを守り、のーぱんです。
お正月な「あましょ~」は着物えっち。
まぁ、冒頭から「伊織」ちゃんはほぼ脱ぎかかっているんですけどね。
「玲」ちゃんもしっかり登場しておりました。
「みこみこ三昧」はバイト巫女さん。
たぶん、こちらもお正月付近でしょうね。
全裸ではないですが、こちらももうちょっと着ていてほしいところ。
紫な髪が色合い的に良い感じ。
「エンストバカンス」は別荘まで行く途中のトラブルもの。
うまーく状況を楽しんでいましたが…携帯は近くに置いておこうよ。
これはやっぱり中盤の”昔のスクール水着”を着て以降ですねー。
「BAD☆SWEETフレグランス」は、短編集な単行本には欠かせないメイドもの。
メイド喫茶で働く「夕菜」は臭いフェチで、皆が敬遠するお客にただ1人ときめいてしまったのでした。
当然ながら「夕菜ちゃん」のお話です。
ただ、こちらは冒頭で顔を見せていたもう1人のショートカットな娘「みっちゃん」も、それがためえっちされています。
ちょっとだけですが、いきなりされてしまうなど、キャラ・シチュエーション共に彼女のが好き。
チャイナ服の「ちゅうフェス!」も4ページもの。
こちらは文化祭ネタで、休憩時のえっちでした。
あのコスは彼氏にとっては目の毒ですよね。
前述しているようにフルカラー単行本。
そのため、判断はそのまま↓表紙で問題ありません。
あるいは、裏表紙にカット絵があったので、そちらが参考には最適。
しっかりとした線・色で崩れとか乱れもなく、あちこちバランスに優れたもの。
小さいコマまで丁寧です。
コメディー描写が巧く、ちらほら差し込まれた崩し絵がお話を盛り上げていました。
くりくりとした丸い目と、ふっくらした輪郭・スタイルの可愛らしい人物絵。
全体的に眉が太めですかね。
素朴な雰囲気のキャラが巧く、どこか懐かしさを感じることでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: さすがにフルカラー単行本を出すだけの技量があります。
・話4: そこそこ長さもあり、テンポよく見られました。
・独4: 作画の雰囲気を生かした漫画群だったと思います。
合計:[13/15]
「ワニマガジン社」さんHPの立ち読みは、「エンストバカンス」でした。
ワンピースでお嬢様っぽい出で立ちのヒロインが楽しめます。
スクール水着の前までですね。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]フルカラー・ラブコメ
・おまけ: POST SCRIPT、合間にイラスト。
・その他: 初単行本、オールカラー(112P)、14話収録。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「安部学(あべ・まなぶ)」センセの「快感原則」です。
今回はオールカラー単行本です。
ざーっと見て、これまでの同系統単行本よりも薄め。
(※全112ページ)
ただ、それがためか金額も安価なので、買い易い…かな。
どうでしょう?
さて、そんなこちらは「安部学」センセの初単行本です。
「コミック快楽天ビースト」の表紙イラスト組の1人。
さっすがにお上手でした。
いちおう1冊目なので初単行本となっていますが、そんなんはまったく関係ないですね。
色の塗り方も↓表紙・裏表紙などのように、ちょっと濃い目で好きな感じ。
服装から下着やアクセサリーなども細かく、見ていて楽しいです。
※左:妹「杏奈ちゃん」、右:従姉「すずちゃん」
冒頭の「杏奈ちゃん」が、単行本成功の象徴みたいな感じでした。
収録の各話はやっぱりショート。
しかし、扉絵を除いて8ページと、そこそこ読み応えがあります。
(※一部、そうでないのもある)
確かにえっち早めでしたが、周辺の背景ストーリーなども比較的しっかり描かれていた印象。
妙な企画などでページを埋められることもなく、意外に普通の漫画としても楽しめると思います。
オススメです。
ごく簡単ではありますが、各話についてさらりと描いていきます。
デビュー作という「すぽいる!」
関西弁なむっちり妹「杏奈」ちゃんとの近親。
お風呂上がりなのか、冒頭から下着姿でうろうろしている「杏奈ちゃん」が可愛いです。
冒頭に示されていた”わがまま”は喋りが効果的に作用していました。
タイトル扉はスキーでしたが、「ぬくぬく☆ロッジ」は、その後の露天風呂。
こちらは家族旅行中に、妹が風呂場へと侵入してくるというもの。
先の「すぽいる!」はベッドでしたね。
「えへへ~いいじゃない、たまには~」
とか言ってます。
なかなかのスタイルだったので、自信もあるのでしょう。
自ら成長を確かめさせていました。
なんだか次に繋がりそうなオチが良いです。
「召しませ!パティシエール」はタイトルそのままお菓子ネタ…なんですが、えっち的には裸エプロンですね。
姉「まどか」、妹「めぐみ」という姉妹と…「カズ兄」は実兄かな?
(※彼が帰宅した家でケーキ作っていたので、近所のお兄ちゃんではないだろうと)
前半の「めぐみちゃん」が仕掛ける「あたしを食べて」の台詞前後が好きです。
その際の「まどかさん」の表情はいいですねー。
わざとほっておきたくなります。
※姉「まどかさん」(と、妹「めぐみさん」)
長くてスミマセン。”優れたコメディー描写”はココが分かり易いかと。
「てんぷて~しょん!」は田舎の従姉弟「すず」ちゃんと「アキ」くん。
”顔を合わせたくない”
…というのは、えっち行為の露見を恐れてのことかな。
こうした点ではやっぱり女の子のが度胸ありますね。
彼としてはもっと精神的な繋がりを欲していたようですが…いや、こっちのがいいじゃない(笑)
チェックのスカートがえっちです。
都会の会社へ就職した田舎出身の娘「松島さち」さんの「セクシャルカンパニー」
男性社員が仕事に打ち込めるよう、えっちなことするのが女性社員の務め。
…と、まぁ、いかにも成年漫画なネタですが、こちらの主人公「さちさん」はぱっと見でも分かる、素朴な娘。
そんなんが、中盤ページからガッチリとシテしまうのが凄い。
白いパンストがえっちでした。
個人的には下着穿いていてほしかったですけどね。
収録ではこれがお気に入りです。
「放課後チアガール」は先輩とツインテールな「亜衣」ちゃん。
日々の居残り特訓を課す先輩に対し、男の子に相談していた「亜衣ちゃん」が逆襲するという流れ。
収録の各話は、プチ複数えっち(3、4名)がちらほら見られますね。
単独よりも華やかになるためかなぁ。
「パシリング」は女子バレー部の男子マネージャー「なおくん」
先の「セクシャルカンパニー」と似て、選手のストレス解消をする彼。
実は部員に幼馴染み「凛」ちゃんがいて…という流れ。
どうせバレーならば赤ブルマを見たかったです。
「超かいほー感!」
とかなんとか、いきなりまる出しになっていた「鈴原えーこ」ちゃんの「真夏の性三角形」
財布は忘れたとしても、水着は忘れないと思いますが…普通。
海・水着なネタなので、当然のように浜辺えっちでした。
仲良しの「せりな」ちゃんも参加しています。
同じく海・水着なネタ「ぴちぴちビーチBITCH」
冒頭のモノローグ部分はヒントになっていますね。
当初はひでるさん、炎天下の暑さにヤラレタと勘違いしてましたが。
なお、こちらは4ページ漫画です。
※左:松島さち、右:「みっちゃん」・「夕菜ちゃん」
「さちさん」の漫画は良かったです。言い付けを守り、のーぱんです。
お正月な「あましょ~」は着物えっち。
まぁ、冒頭から「伊織」ちゃんはほぼ脱ぎかかっているんですけどね。
「玲」ちゃんもしっかり登場しておりました。
「みこみこ三昧」はバイト巫女さん。
たぶん、こちらもお正月付近でしょうね。
全裸ではないですが、こちらももうちょっと着ていてほしいところ。
紫な髪が色合い的に良い感じ。
「エンストバカンス」は別荘まで行く途中のトラブルもの。
うまーく状況を楽しんでいましたが…携帯は近くに置いておこうよ。
これはやっぱり中盤の”昔のスクール水着”を着て以降ですねー。
「BAD☆SWEETフレグランス」は、短編集な単行本には欠かせないメイドもの。
メイド喫茶で働く「夕菜」は臭いフェチで、皆が敬遠するお客にただ1人ときめいてしまったのでした。
当然ながら「夕菜ちゃん」のお話です。
ただ、こちらは冒頭で顔を見せていたもう1人のショートカットな娘「みっちゃん」も、それがためえっちされています。
ちょっとだけですが、いきなりされてしまうなど、キャラ・シチュエーション共に彼女のが好き。
チャイナ服の「ちゅうフェス!」も4ページもの。
こちらは文化祭ネタで、休憩時のえっちでした。
あのコスは彼氏にとっては目の毒ですよね。
前述しているようにフルカラー単行本。
そのため、判断はそのまま↓表紙で問題ありません。
あるいは、裏表紙にカット絵があったので、そちらが参考には最適。
しっかりとした線・色で崩れとか乱れもなく、あちこちバランスに優れたもの。
小さいコマまで丁寧です。
コメディー描写が巧く、ちらほら差し込まれた崩し絵がお話を盛り上げていました。
くりくりとした丸い目と、ふっくらした輪郭・スタイルの可愛らしい人物絵。
全体的に眉が太めですかね。
素朴な雰囲気のキャラが巧く、どこか懐かしさを感じることでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: さすがにフルカラー単行本を出すだけの技量があります。
・話4: そこそこ長さもあり、テンポよく見られました。
・独4: 作画の雰囲気を生かした漫画群だったと思います。
合計:[13/15]
「ワニマガジン社」さんHPの立ち読みは、「エンストバカンス」でした。
ワンピースでお嬢様っぽい出で立ちのヒロインが楽しめます。
スクール水着の前までですね。
快感原則 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2010/11/13) 安部学 商品詳細を見る |
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■TOILET GIRL 鬼畜の蠢き (堀川悟郎)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]凌辱・むちむち
・おまけ: 描き下ろし「鬼畜の蠢き」、
カバー裏にあとがき・あとがきマンガ
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「堀川悟郎(ほりかわ・ごろう)」センセの「TOILET GIRL -鬼畜の蠢き-」です。
すみません、すこぶる調子が悪いです。
朝起きた時からいつもとペースが異なり、終始気だるい感じ。
全身だるく、関節もバキバキ痛みます。
…これは風邪ですね。
そんな訳で、本日はちょろっとですみません。
こちらのブログでは「孕むまで犯してください」を紹介している「堀川悟郎」センセの新刊が発売されました。
だいたい7冊目くらいの単行本は「鬼畜の蠢き」です。
今回単行本は、1冊まるまるの長編漫画。
ネタとしては相変わらずで、次々にヒロインがトンデモな目に遭ってしまうもの。
あらかじめ書いておきますが、こちらはブラックなままお話が進み、そのままラストを迎えます。
…より酷い状態で。
読後感は重いため、そのあたりも判断材料になるかと思います。
※左:姉「美羽」、右:妹「美亜」
双子なので似てます。感覚リンクみたいなのはありません。
親の再婚によって、母・双子の妹ができた「城崎優也」
その相手が隣の「美里」さんであったため、幼馴染みの双子「美羽」・「美亜」とは戸籍上で兄妹という間柄となってしまったのです。
学校から私生活まで一緒という生活に戸惑いはあるものの悪い感じはなく、このまま穏やかな時が流れていくのかと思っていた矢先。
理事長の息子という「毒島巌(ぶすじま・いわお)」が転校してきた初日から、学校の雰囲気は一変してしまうのでした。
だいたいそんな導入部。
毎度お馴染みの凌辱展開。
やたらめったら、えっちされちゃいます。
基本的には、「美羽さん」を筆頭とした城崎家の女性陣でお話は進んでいました。
上のあらすじでは「優也くん」を主人公っぽく描いておりますが、実際の出番としてはちょろっとだけ。
非常に重要な役回りではあるんですけどねー。
舞台は学園と言うより城崎家。
「美羽さん」から母「美里さん」、そして身を呈して守っていた双子の妹「美亜さん」にまで累が及びます。
途中までは第三者的に描かれていた彼女ですが、ストーリーにてある種のポイントというべき位置付けになっていました。
お話は、ほぼこの3名が引っ張っています。
一方、学園からの漫画ですが、そちらの描写はあまり多くはありません。
1話より顔を見せていた眼鏡の「香坂優子」が7話目。
それに関連して、格闘技経験のある「相沢沙希」が8話にて、というところ。
他は「毒島」と共にいきなりえろく登場した教師「川島」が顔を見せている程度です。
※左:城崎美里、右:香坂優子
姉でも十分通用するだろう母親です。
「堀川悟郎」センセの同じく長編「私立聖皇曼女学院」は、ヒロインが各話でピックアップされていくオムニバスっぽい形式でした。
立場・状況が異なり、なんらかの事情を抱えたヒロインらのエピソードが次々に描かれるというもの。
今回は「美羽」・「美亜」の双子は無論のこと、母「美里」まではよくキャラが似ております。
親子ですからね。
ただ、それが結果的には”似たような感じの連続”みたいになっていました。
なかなか良かったそちら「私立聖皇曼女学院」と比較して、全体ストーリーがしっかりあるものの、キャラのバリエーション少なく、幅は狭くなってしまった印象です。
双子でない方が良かったのではないかなぁ。
漫画では絶対的な優位にある「毒島」
特に3話の前半など化け物のようなキャラですが、本人の言う「セレブ」というのは真実である様子。
彼の父親、理事長という彼は複数の系列会社を持ち、「優也」の父親はそちらの社員、「優子さん」の会社もすっかり買収されています。
そっち方面での脅しもあるのね。
また暴力団との繋がりもあり、地下闘技場のチャンピオンという屈強な男がボディーガードとして彼についています。
唯一対抗できそうだった「沙希さん」もそのボディーガードに敗れ、「優也くん」も簡単にぶっ飛ばされていました。
後半の描写から察するに、各業界と幅広い繋がりもありそうで…完璧ですね。
安易にその優位をひっくり返されるのは違うと思いますが、ここまで完璧ならば逆に「優也くん」などに頑張ってもらって、最後で溜飲を下げるような、スッキリ描写が欲しかったですね。
前述しましたが、この漫画やたらめったら暗い終わり方なんだもの。
ただ、妹「美亜さん」の中盤5話、最終仕上げというべきクライマックスの9話などの展開はさすがな出来栄え。
ファンの方が(おそらく)期待しているだろうものになっています。
※相沢沙希
彼女のような目立つ設定が他のキャラにも欲しかったです。
しなやかな線の絵柄。
黒が目立ち濃淡は強く、また髪や液体などは派手に描かれています。
比較的コマ割りは大きめですが、キャラ大きめで全体はごっちゃり。
迫力がある半面、やや分かり辛さもありました。
「堀川悟郎」センセは非常に個性の強いキャラが特徴。
心なしか、よりそんなんが大きくなった印象です。
極端なほどにボリームある髪の毛と、三角の小さい輪郭、むっちりなスタイル。
ヒロインほか男性もアクが強く、きっちり人を選ぶでしょう。
判断については、↓裏表紙のカット絵が最適です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: かなりデフォルメが強め。人を選びます。
・話3: こちらも独特ジャンルです。好みな方は加点になるかと。
・独5: 他では真似できないだろう、「堀川悟郎」センセならではという世界でした。
合計:[11/15]
アマゾンでのカスタマーレビューにもありましたが、「堀川悟郎」センセはやはり同人誌のが光るように思います。
個人的に違ったジャンルを見てみたい気がするんですが、それだと元ファンはがっかりしちゃうだろうしなぁ…。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]凌辱・むちむち
・おまけ: 描き下ろし「鬼畜の蠢き」、
カバー裏にあとがき・あとがきマンガ
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「堀川悟郎(ほりかわ・ごろう)」センセの「TOILET GIRL -鬼畜の蠢き-」です。
すみません、すこぶる調子が悪いです。
朝起きた時からいつもとペースが異なり、終始気だるい感じ。
全身だるく、関節もバキバキ痛みます。
…これは風邪ですね。
そんな訳で、本日はちょろっとですみません。
こちらのブログでは「孕むまで犯してください」を紹介している「堀川悟郎」センセの新刊が発売されました。
だいたい7冊目くらいの単行本は「鬼畜の蠢き」です。
今回単行本は、1冊まるまるの長編漫画。
ネタとしては相変わらずで、次々にヒロインがトンデモな目に遭ってしまうもの。
あらかじめ書いておきますが、こちらはブラックなままお話が進み、そのままラストを迎えます。
…より酷い状態で。
読後感は重いため、そのあたりも判断材料になるかと思います。
※左:姉「美羽」、右:妹「美亜」
双子なので似てます。感覚リンクみたいなのはありません。
親の再婚によって、母・双子の妹ができた「城崎優也」
その相手が隣の「美里」さんであったため、幼馴染みの双子「美羽」・「美亜」とは戸籍上で兄妹という間柄となってしまったのです。
学校から私生活まで一緒という生活に戸惑いはあるものの悪い感じはなく、このまま穏やかな時が流れていくのかと思っていた矢先。
理事長の息子という「毒島巌(ぶすじま・いわお)」が転校してきた初日から、学校の雰囲気は一変してしまうのでした。
だいたいそんな導入部。
毎度お馴染みの凌辱展開。
やたらめったら、えっちされちゃいます。
基本的には、「美羽さん」を筆頭とした城崎家の女性陣でお話は進んでいました。
上のあらすじでは「優也くん」を主人公っぽく描いておりますが、実際の出番としてはちょろっとだけ。
非常に重要な役回りではあるんですけどねー。
舞台は学園と言うより城崎家。
「美羽さん」から母「美里さん」、そして身を呈して守っていた双子の妹「美亜さん」にまで累が及びます。
途中までは第三者的に描かれていた彼女ですが、ストーリーにてある種のポイントというべき位置付けになっていました。
お話は、ほぼこの3名が引っ張っています。
一方、学園からの漫画ですが、そちらの描写はあまり多くはありません。
1話より顔を見せていた眼鏡の「香坂優子」が7話目。
それに関連して、格闘技経験のある「相沢沙希」が8話にて、というところ。
他は「毒島」と共にいきなりえろく登場した教師「川島」が顔を見せている程度です。
※左:城崎美里、右:香坂優子
姉でも十分通用するだろう母親です。
「堀川悟郎」センセの同じく長編「私立聖皇曼女学院」は、ヒロインが各話でピックアップされていくオムニバスっぽい形式でした。
立場・状況が異なり、なんらかの事情を抱えたヒロインらのエピソードが次々に描かれるというもの。
今回は「美羽」・「美亜」の双子は無論のこと、母「美里」まではよくキャラが似ております。
親子ですからね。
ただ、それが結果的には”似たような感じの連続”みたいになっていました。
なかなか良かったそちら「私立聖皇曼女学院」と比較して、全体ストーリーがしっかりあるものの、キャラのバリエーション少なく、幅は狭くなってしまった印象です。
双子でない方が良かったのではないかなぁ。
漫画では絶対的な優位にある「毒島」
特に3話の前半など化け物のようなキャラですが、本人の言う「セレブ」というのは真実である様子。
彼の父親、理事長という彼は複数の系列会社を持ち、「優也」の父親はそちらの社員、「優子さん」の会社もすっかり買収されています。
そっち方面での脅しもあるのね。
また暴力団との繋がりもあり、地下闘技場のチャンピオンという屈強な男がボディーガードとして彼についています。
唯一対抗できそうだった「沙希さん」もそのボディーガードに敗れ、「優也くん」も簡単にぶっ飛ばされていました。
後半の描写から察するに、各業界と幅広い繋がりもありそうで…完璧ですね。
安易にその優位をひっくり返されるのは違うと思いますが、ここまで完璧ならば逆に「優也くん」などに頑張ってもらって、最後で溜飲を下げるような、スッキリ描写が欲しかったですね。
前述しましたが、この漫画やたらめったら暗い終わり方なんだもの。
ただ、妹「美亜さん」の中盤5話、最終仕上げというべきクライマックスの9話などの展開はさすがな出来栄え。
ファンの方が(おそらく)期待しているだろうものになっています。
※相沢沙希
彼女のような目立つ設定が他のキャラにも欲しかったです。
しなやかな線の絵柄。
黒が目立ち濃淡は強く、また髪や液体などは派手に描かれています。
比較的コマ割りは大きめですが、キャラ大きめで全体はごっちゃり。
迫力がある半面、やや分かり辛さもありました。
「堀川悟郎」センセは非常に個性の強いキャラが特徴。
心なしか、よりそんなんが大きくなった印象です。
極端なほどにボリームある髪の毛と、三角の小さい輪郭、むっちりなスタイル。
ヒロインほか男性もアクが強く、きっちり人を選ぶでしょう。
判断については、↓裏表紙のカット絵が最適です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: かなりデフォルメが強め。人を選びます。
・話3: こちらも独特ジャンルです。好みな方は加点になるかと。
・独5: 他では真似できないだろう、「堀川悟郎」センセならではという世界でした。
合計:[11/15]
アマゾンでのカスタマーレビューにもありましたが、「堀川悟郎」センセはやはり同人誌のが光るように思います。
個人的に違ったジャンルを見てみたい気がするんですが、それだと元ファンはがっかりしちゃうだろうしなぁ…。
TOILET GIRL (2010/11/12) 堀川 悟郎 商品詳細を見る |
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■図書委員長の品格 (紺野比奈子)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]図書委員・コメディー
・おまけ: あとがき、キャラ設定、カバー裏に4コマ。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「紺野比奈子(こんの・ひなこ)」センセの「図書委員長の品格」です。
別ペンネーム「ひな。」という名前で描かれていた…と聞いて驚き。
あー、なーるほどー!!
言われてみれば、確かにそんな感じだ。
うんうん。
コメディー部分とか特にそうですねー。
そんなこんなで、こちらのブログでは「野に咲く薔薇のように」を紹介している「ひな。」改め「紺野比奈子」センセです。
どっちも使っていくのかと思いましたが、HPにはハッキリ”改め”と書かれておりました。
漫画ほかイラスト、作詞までされてるんですねー。
そうした仕事の関係がため、なのかな。
新刊「図書委員長の品格」は、巻数表記そのままの長編ストーリー。
なかなか珍しい、図書館を舞台にした、図書委員らのアレコレ話になっていました。
※左:委員長「桜沢千代子」、右:片瀬菊花
こうした文系ヒロインな漫画に仕上がっています。
地元で有名な私立「鴎徳学院」
こちらには有名な文豪から譲られたという、貴重な書物の保管された図書館が併設されていることでも知られていました。
その管理を任される”図書委員”とは、学園にて権威のある役職。
ゆえにその委員長というのは、教師の絶対的な信頼を得て、また生徒からの憧れを受ける特別な存在でもありました。
1年生からその地位を手に入れていた、現在の委員長「桜沢千代子」
そんな彼女に強烈なライバル心を持つ主人公「杜若清音」は成績優秀でルックスも良く、当然のように学園では”図書委員”へと任命されました。
こうして、「清音」は噂の図書委員長「千代子」の実態を見ることとなったのですが…。
だいたいそんな感じ。
ラブ…は今のところなく、個性的な面々が集う図書委員での学園コメディーという感じ。
ヒロインの「千代子さん」は官能小説、美少女好きで、彼女の仕掛けるサービスカットもちらほら。
また、普段はっちゃけている面々は、主人公「清音くん」を筆頭に何らか抱えているものがある様子でした。
今後どうなっていくのか、まったく読めません。
「紺野比奈子」センセに期待です。
「清音くん」が図書委員となる1話目「図書委員のすゝめ」
現在の彼は2年生。
それがため、1年生で自分より早く、しかもいきなり委員長となった「千代子さん」を強烈に意識しているんですね。
(※現在の「千代子さん」も2年生で2人は同学年)
見たところ下級生の女子では人気の存在になっており、別にそのままでもいいと思うんですが…。
1巻ではたまに重そうな過去がフラッシュバックしていましたが、過去のなんらかが影響しているかな。
”杜若清音”という漢字から、勝手に清楚な美少女を想像していた「千代子さん」が可笑しい。
委員の女の子らと直接、あるいは妄想にてイチャイチャしている彼女。
たぶん官能小説好きというのは、女性の身体を文学的に表現しているのが刺さっているみたい。
並べられていた小説のタイトルは百合っぽくなかったですからね。
ただのエロ小説、というのはひでるさんも見逃せません。
あれ書くのがどれだけ難しいことか、やってみれば分かると思いますよ。
※せまる「千代子さん」
こうした場面でも文学的です。喋りから自分の妄想に酔っている感じですかね(笑)
改めて詳しく紹介される2話「華麗なる図書委員」から、続く3話「千代っちゃん」までは、図書委員となる通過儀礼みたいな感じ。
「千代子さん」、「片瀬菊花(かたせ・きつか)」さんのいちゃつく行為を、”汚らわしい”と断じる「清音くん」
ウハウハと楽しむ考えはないのね。
そっち方面に疎い女性のような思考で、この時期(年齢)の男性としてはやや不健康。
ナルシストっぽく、なかなか面倒臭そうな男子です。
この部活で女子に適当に揉まれれば、丁度良い感じに修正されそう。
口でも立ち振る舞いでも、はたまた行動でも勝てなさそうな「千代子さん」はそんなんに適当な相手。
後半の雰囲気を見る限り、四角四面っぽい彼を丸くしていくのも目的かな。
喋っていくうち、妄想に突入する「千代子さん」
ああ、なんか分かるかも(笑)
眼鏡失った後が楽しく、あるいは今後のラブコメ展開も予感させられます。
4話「泣いた図書委員」は、「片瀬菊花さん」のピックアップ回。
個性的な面々の集まる委員にて、彼女はもっとも正統派なヒロイン。
変な癖のない、容姿端麗で控えめな性格の美少女で「千代子さん」がやたら彼女と絡んでいるのも納得。
また、胸も大きいらしく、そこがポイントになっていました。
ブラ装着時ではあったものの、「清音くん」はよく彼女の胸を直で目撃しているんですねー。
いいなぁ。
詳細は伏せますが、彼女の危機を臆することなく助け、一歩踏み出す切っ掛けは彼が作っていました。
彼女とラブ、というのもアリかも。(←「千代子さん」と取り合うのよ)
もっとも独特な毛色のはっちゃけキャラ「新守山杏(しんもりやま・あんず)」さんの5話「漂流異譚図書館」
彼女は本でも漫画好きで、委員の中では「千代子さん」とは距離のある存在。
「千代子さん」の考える美少女の定義にて、性格から容姿(※正確にはキャラプリントな下着)まで当てはまらないんだろうなぁ。
ただ、彼女も単なるコメディーリリーフという訳ではなさそうですけどね。
漫画についての熱い語りで「清音くん」の認識を改めさせていたほか、前述しました”丁度良い感じに修正”でも大きな役割を果たしそうです。
収録では最終の6話「不可解な書斎に就て」は5話ラストからの流れ。
隠されていた地価書斎でのエピソードで、前話にて「杏さん」がなんとなーく示していた、「千代子さん」の過去に関わるだろうお話です。
なんらかありそうでしたが、詳しくは次巻以降になるみたい。
※左:新守山杏、右:ブランシェ・花子・ラグランジュ
この2人もなかなかよい感じ。「ブランシェさん」の主役回が見たいです。
なお、こちらで「千代子さん」の相手となっていたのは、ロール髪が特徴の「ブランシェ・花子・ラグランジュ」さん。
官能小説についても冷静な目線で、どちらかと言うと肯定派。
喋りはともかく、容姿では「菊花さん」に負けないだろうものがあり、「千代子さん」とは最もウマの合いそうな感じ。
6話では珍しく驚いた表情を見せていたものの、普段の反応薄めなところは「千代子さん」にとってやや面白味に欠けるかも。
やっぱりめいっぱいに恥ずかしくしてほしいと思うかなー。
乱れないすっきりとした線の絵柄。
濃淡・描きこみは適度なくらい。
丁寧で見易く、安定しております。
キャラ絵は幅広く、丸っこい輪郭の可愛いもの。
以前のままなキュートさはあるものの、えっちっぽい描写もちらほら。
心なしか、全体的にやや大人っぽくなった印象。
下着姿くらいなものでしたけどね。
表情豊かで表現も的確。
特にコメディー崩しは巧く、はっちゃけていました。
軽すぎず、あまり重くもなく、良いテンポで進みます。
大まかには↓表紙そのままで問題ないですが、白黒絵のが味あると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりとした、可愛らしい作画です。
・話4: 正直なところ、今後どうなっていくのかまったく想像できません。
・独4: 個性的な図書委員らによる、独特な仕上がりです。
合計:[12/15]
即カチッとした面白さがあるかどうか、読み手によって微妙な線かもしれません。
ただ、あまり頻繁には見られない独特な漫画の仕上がりで、メンバーの今後がどうなっていくのか楽しみです。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]図書委員・コメディー
・おまけ: あとがき、キャラ設定、カバー裏に4コマ。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「紺野比奈子(こんの・ひなこ)」センセの「図書委員長の品格」です。
別ペンネーム「ひな。」という名前で描かれていた…と聞いて驚き。
あー、なーるほどー!!
言われてみれば、確かにそんな感じだ。
うんうん。
コメディー部分とか特にそうですねー。
そんなこんなで、こちらのブログでは「野に咲く薔薇のように」を紹介している「ひな。」改め「紺野比奈子」センセです。
どっちも使っていくのかと思いましたが、HPにはハッキリ”改め”と書かれておりました。
漫画ほかイラスト、作詞までされてるんですねー。
そうした仕事の関係がため、なのかな。
新刊「図書委員長の品格」は、巻数表記そのままの長編ストーリー。
なかなか珍しい、図書館を舞台にした、図書委員らのアレコレ話になっていました。
※左:委員長「桜沢千代子」、右:片瀬菊花
こうした文系ヒロインな漫画に仕上がっています。
地元で有名な私立「鴎徳学院」
こちらには有名な文豪から譲られたという、貴重な書物の保管された図書館が併設されていることでも知られていました。
その管理を任される”図書委員”とは、学園にて権威のある役職。
ゆえにその委員長というのは、教師の絶対的な信頼を得て、また生徒からの憧れを受ける特別な存在でもありました。
1年生からその地位を手に入れていた、現在の委員長「桜沢千代子」
そんな彼女に強烈なライバル心を持つ主人公「杜若清音」は成績優秀でルックスも良く、当然のように学園では”図書委員”へと任命されました。
こうして、「清音」は噂の図書委員長「千代子」の実態を見ることとなったのですが…。
だいたいそんな感じ。
ラブ…は今のところなく、個性的な面々が集う図書委員での学園コメディーという感じ。
ヒロインの「千代子さん」は官能小説、美少女好きで、彼女の仕掛けるサービスカットもちらほら。
また、普段はっちゃけている面々は、主人公「清音くん」を筆頭に何らか抱えているものがある様子でした。
今後どうなっていくのか、まったく読めません。
「紺野比奈子」センセに期待です。
「清音くん」が図書委員となる1話目「図書委員のすゝめ」
現在の彼は2年生。
それがため、1年生で自分より早く、しかもいきなり委員長となった「千代子さん」を強烈に意識しているんですね。
(※現在の「千代子さん」も2年生で2人は同学年)
見たところ下級生の女子では人気の存在になっており、別にそのままでもいいと思うんですが…。
1巻ではたまに重そうな過去がフラッシュバックしていましたが、過去のなんらかが影響しているかな。
”杜若清音”という漢字から、勝手に清楚な美少女を想像していた「千代子さん」が可笑しい。
委員の女の子らと直接、あるいは妄想にてイチャイチャしている彼女。
たぶん官能小説好きというのは、女性の身体を文学的に表現しているのが刺さっているみたい。
並べられていた小説のタイトルは百合っぽくなかったですからね。
ただのエロ小説、というのはひでるさんも見逃せません。
あれ書くのがどれだけ難しいことか、やってみれば分かると思いますよ。
※せまる「千代子さん」
こうした場面でも文学的です。喋りから自分の妄想に酔っている感じですかね(笑)
改めて詳しく紹介される2話「華麗なる図書委員」から、続く3話「千代っちゃん」までは、図書委員となる通過儀礼みたいな感じ。
「千代子さん」、「片瀬菊花(かたせ・きつか)」さんのいちゃつく行為を、”汚らわしい”と断じる「清音くん」
ウハウハと楽しむ考えはないのね。
そっち方面に疎い女性のような思考で、この時期(年齢)の男性としてはやや不健康。
ナルシストっぽく、なかなか面倒臭そうな男子です。
この部活で女子に適当に揉まれれば、丁度良い感じに修正されそう。
口でも立ち振る舞いでも、はたまた行動でも勝てなさそうな「千代子さん」はそんなんに適当な相手。
後半の雰囲気を見る限り、四角四面っぽい彼を丸くしていくのも目的かな。
喋っていくうち、妄想に突入する「千代子さん」
ああ、なんか分かるかも(笑)
眼鏡失った後が楽しく、あるいは今後のラブコメ展開も予感させられます。
4話「泣いた図書委員」は、「片瀬菊花さん」のピックアップ回。
個性的な面々の集まる委員にて、彼女はもっとも正統派なヒロイン。
変な癖のない、容姿端麗で控えめな性格の美少女で「千代子さん」がやたら彼女と絡んでいるのも納得。
また、胸も大きいらしく、そこがポイントになっていました。
ブラ装着時ではあったものの、「清音くん」はよく彼女の胸を直で目撃しているんですねー。
いいなぁ。
詳細は伏せますが、彼女の危機を臆することなく助け、一歩踏み出す切っ掛けは彼が作っていました。
彼女とラブ、というのもアリかも。(←「千代子さん」と取り合うのよ)
もっとも独特な毛色のはっちゃけキャラ「新守山杏(しんもりやま・あんず)」さんの5話「漂流異譚図書館」
彼女は本でも漫画好きで、委員の中では「千代子さん」とは距離のある存在。
「千代子さん」の考える美少女の定義にて、性格から容姿(※正確にはキャラプリントな下着)まで当てはまらないんだろうなぁ。
ただ、彼女も単なるコメディーリリーフという訳ではなさそうですけどね。
漫画についての熱い語りで「清音くん」の認識を改めさせていたほか、前述しました”丁度良い感じに修正”でも大きな役割を果たしそうです。
収録では最終の6話「不可解な書斎に就て」は5話ラストからの流れ。
隠されていた地価書斎でのエピソードで、前話にて「杏さん」がなんとなーく示していた、「千代子さん」の過去に関わるだろうお話です。
なんらかありそうでしたが、詳しくは次巻以降になるみたい。
※左:新守山杏、右:ブランシェ・花子・ラグランジュ
この2人もなかなかよい感じ。「ブランシェさん」の主役回が見たいです。
なお、こちらで「千代子さん」の相手となっていたのは、ロール髪が特徴の「ブランシェ・花子・ラグランジュ」さん。
官能小説についても冷静な目線で、どちらかと言うと肯定派。
喋りはともかく、容姿では「菊花さん」に負けないだろうものがあり、「千代子さん」とは最もウマの合いそうな感じ。
6話では珍しく驚いた表情を見せていたものの、普段の反応薄めなところは「千代子さん」にとってやや面白味に欠けるかも。
やっぱりめいっぱいに恥ずかしくしてほしいと思うかなー。
乱れないすっきりとした線の絵柄。
濃淡・描きこみは適度なくらい。
丁寧で見易く、安定しております。
キャラ絵は幅広く、丸っこい輪郭の可愛いもの。
以前のままなキュートさはあるものの、えっちっぽい描写もちらほら。
心なしか、全体的にやや大人っぽくなった印象。
下着姿くらいなものでしたけどね。
表情豊かで表現も的確。
特にコメディー崩しは巧く、はっちゃけていました。
軽すぎず、あまり重くもなく、良いテンポで進みます。
大まかには↓表紙そのままで問題ないですが、白黒絵のが味あると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりとした、可愛らしい作画です。
・話4: 正直なところ、今後どうなっていくのかまったく想像できません。
・独4: 個性的な図書委員らによる、独特な仕上がりです。
合計:[12/15]
即カチッとした面白さがあるかどうか、読み手によって微妙な線かもしれません。
ただ、あまり頻繁には見られない独特な漫画の仕上がりで、メンバーの今後がどうなっていくのか楽しみです。
図書委員長の品格(1) (アクションコミックス) (2010/11/12) 紺野 比奈子 商品詳細を見る |
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■ブレイドブレイカー (鈴木恭太郎)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]アクション・パンチラ
・おまけ: 4コマ「ぶれぶれ劇場#1~4」、
カバー裏に4コマ「ぶれぶれ劇場はじまります」・大きさ比較。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、4話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木恭太郎(すずき・きょうたろう)」センセの「ブレイドブレイカー 1巻」です。
例によって、ちょっとスペースをお借りして。
「彼岸花の咲く夜に/つのはず壱郎」を読みました。
まー、めたくたにおっかない絵を描かれる方ですねー。
(※「毬枝ちゃん」は非常に良いお尻と太ももをお持ちでしたが)
夜は読みたくない漫画ですよ。
風呂へ入る前に読むと、やや背中側が気になるかもしれません(笑)
※おまけ:毬枝ちゃん
こんな感じね。いいアングルです。
今のところまったく救いが見えず、お話はいじめ・虐待と、読んでいるこちらがげんなりする酷い状況。
最後まで目を離せない展開でした。
ジャンル的に書くのは難しいので、とりあえずこちらにて紹介致しました。
最終巻まで発売されたらやろうかな。
さて、本日は「ブレイドブレイカー 1巻」です。
店頭にて視線を感じました(本当)
あの↓表紙ですね。
わざわざ”恭”を強調しなくとも、はっきり分かる個性的な絵柄。
ついこないだ読んで感動した、「魔法教えます!!」、「魔法教えました!!」を描かれた「鈴木狂太郎」センセの一般名義でした。
4年半で早くも一般進出だそうで。
おめでとうございます!
巻数表記そのまま、巻数をまたぐ長編漫画です。
簡単には現代チャンバラな風情。
しっかり↓表紙のようなヒロインも登場し、硬派な漫画に花を添えていました。
※妖刀「永遠の櫻花」
刀を引き抜く際にはこんな感じ。
”殺気がイメージとなって見える”
そうした特殊能力がある以外、「大森大樹」は普通の大学生でした。
街で遭遇した、話題の通り魔からの攻撃も見事にかわした彼。
帰宅途中、その様を見つめていたという見知らぬ女の子に声を掛けられました。
「儂の主となってはくれぬか?」
強引に付きまとってきた彼女「桜」に根負けし、一時的に部屋へと受け入れた「大樹」
”自分は妖刀を封じるための鞘(さや)であり、鞘を失った妖刀を封じるのが役目である”
そう正体を明かした彼女に対し、武芸の経験なく、また子供のころから感じていた殺気を怖れる彼は、申し出を断ってしまうのです。
しかし、「桜」を狙う妖刀が襲撃してくると、「大樹」は戦うことを決意。
その身に封印されていた妖刀「永遠の櫻花」を抜いたのでした。
…だいたいそんな感じ。
現代を舞台とした、剣劇アクション漫画です。
使い手は野郎ばかりでしたが、妖刀を封印する鞘は”何故か見た目幼女”というロリちっくキャラ。
そんな訳で、バトルにお色気と、いかにも「鈴木恭太郎」センセの得意そうなネタになっていました。
成年漫画からのファン、↓表紙に釣られた読み手など、その期待を裏切らないだろう設定です。
ここは心配ありません。
そんな訳で、わくわくと読んでいたんですが…あれれ。
正直なところ…あまり引き込まれません。
ごめんなさい。
そう悪くはないものの、全体的に焦っているような印象でした。
場面転換が急で、流れバタバタした感じ。
ページとお話がうまく合っていないんでしょうか。
もっとじっくり描いてほしかったかな。
一部ややこしさもあり、正直なところ取っ付き辛い雰囲気もちょっとあります。
※桜ちゃん
やっぱり彼女の存在がポイントですね。
漫画のポイント、ヒロインの「桜ちゃん」
時代がかった独特な喋りと、華奢なスタイルの娘さんです。
彼女は正確なところ鞘なんですが、”剣と女の子が同一、あるいは化身”、みたいなネタはちらほらあります。
ここは特に目新しさありません。
ただ、刀は「桜ちゃん」の下腹あたりから抜いており…その際には服を開き、肌を露出させています。
こちらが脱ぐ要素になっていました。(※裏表紙参照)
お腹を見せ易い(いざという時に刀を抜き易く)ように考えているのか、着ている服もスカート多く、また丈もやたら短め。
それがため、パンチラ(モロか)程度であれば頻繁でした。
ことソッチ方面については、だいぶ力が入ってます。
1話目からいきなりお風呂シーンがありますが、湯気などで誤魔化すことなく、ばっちり全裸が描かれていました。
さすがに直接えっちはないものの、その後もちらほらイメージなどが。
正直なところ、これほど多いとは意外。
「全てに触れることを許す」
そんな台詞もありました。
彼女ら人間ではないのでいいのかな。
なお、2話から登場の”満天の藤”を持つもうひとりの鞘「藤乃」さん。
白の「桜ちゃん」に対してか、着ている服は黒。
髪の毛も黒でロングな彼女とは違って白で束ねており、あまり喋らずおどおどした感じ。
そうした2人が対決する4話は、真剣勝負な男性陣とは違ってパンチラ大会になっていました。
いちおうそっちも真面目に戦ってはいたんですけどねー。
特殊能力として、殺気を視覚的に捉えることができる主人公の「大樹くん」
怒り程度でもオーラみたいなのが見え、友人「京香」さんのそれも察していました。
結構便利そう。
殺気はそのまま刃物の軌道として事前に感じており、攻撃をかわしています。
1話前半の通り魔みたいなゴリ押し素人であればいいですが、剣術経験ある人に対抗できるものかなぁ…。
例え見えたとしても、達人の太刀筋にはそう体がついていけないように思いました。
また、2話では拳銃に刀で対抗しており、「コイツは人間かッ!?」などと言われてます。
道場の息子であるとか、資質を暗示されていたらまだ納得できるんですが…実際のところ何らかあるのかな。
後に明かされる?
※藤乃さん
こんなんばかりチョイスしましたが、真面目に戦ってます
優しく、人を斬る事に躊躇していた「大樹くん」についてもありきたりに感じていましたが…1巻での強敵「藤堂貴俊」との2度にわたる対決でトンデモなことになっています。
あれにはびっくり。
ラストに描かれていた彼の雰囲気から察するに、2巻はまた違った感じになるのかな。
強くキッチリとした線の絵柄。
細かな描き込みで、濃淡は濃い目で深い味わい。
やや賑やかな感じはあったものの、丁寧でさほど見辛くは感じませんでした。
背景や小物などもバランス良く、巧いです。
男女ともぐりっとした特徴ある目で、鼻から長くのっぺり顔。
顔パーツ以外はリアル気味な雰囲気あり、それが組み合わさって独特なキャラ絵になっています。
ちょっと人は選ぶでしょうねー。
基本的にカラーでも変わらないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 巧い方ですが、やっぱり個性が非常に強いかと。
・話3: やや駆け足な印象でした。最後まで読むとまた変わるかもしれませんが。
・独4: 剣術アクション…ではなく、やっぱりヒロインらが印象的。
合計:[11/15]
なお、1巻の発売記念に読者プレゼントがあります。
C賞の「描き下ろしお色気漫画」が気になるので、ここは応募してみようと思います。
万が一当たったら、ブログでどんなんだったか書きますね。
…当たんないだろうなぁ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]アクション・パンチラ
・おまけ: 4コマ「ぶれぶれ劇場#1~4」、
カバー裏に4コマ「ぶれぶれ劇場はじまります」・大きさ比較。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、4話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木恭太郎(すずき・きょうたろう)」センセの「ブレイドブレイカー 1巻」です。
例によって、ちょっとスペースをお借りして。
「彼岸花の咲く夜に/つのはず壱郎」を読みました。
まー、めたくたにおっかない絵を描かれる方ですねー。
(※「毬枝ちゃん」は非常に良いお尻と太ももをお持ちでしたが)
夜は読みたくない漫画ですよ。
風呂へ入る前に読むと、やや背中側が気になるかもしれません(笑)
※おまけ:毬枝ちゃん
こんな感じね。いいアングルです。
今のところまったく救いが見えず、お話はいじめ・虐待と、読んでいるこちらがげんなりする酷い状況。
最後まで目を離せない展開でした。
ジャンル的に書くのは難しいので、とりあえずこちらにて紹介致しました。
最終巻まで発売されたらやろうかな。
彼岸花の咲く夜に 1 (ドラゴンコミックスエイジ つ 2-1-1) (2010/11/09) 西E田、 商品詳細を見る |
さて、本日は「ブレイドブレイカー 1巻」です。
店頭にて視線を感じました(本当)
あの↓表紙ですね。
わざわざ”恭”を強調しなくとも、はっきり分かる個性的な絵柄。
ついこないだ読んで感動した、「魔法教えます!!」、「魔法教えました!!」を描かれた「鈴木狂太郎」センセの一般名義でした。
4年半で早くも一般進出だそうで。
おめでとうございます!
巻数表記そのまま、巻数をまたぐ長編漫画です。
簡単には現代チャンバラな風情。
しっかり↓表紙のようなヒロインも登場し、硬派な漫画に花を添えていました。
※妖刀「永遠の櫻花」
刀を引き抜く際にはこんな感じ。
”殺気がイメージとなって見える”
そうした特殊能力がある以外、「大森大樹」は普通の大学生でした。
街で遭遇した、話題の通り魔からの攻撃も見事にかわした彼。
帰宅途中、その様を見つめていたという見知らぬ女の子に声を掛けられました。
「儂の主となってはくれぬか?」
強引に付きまとってきた彼女「桜」に根負けし、一時的に部屋へと受け入れた「大樹」
”自分は妖刀を封じるための鞘(さや)であり、鞘を失った妖刀を封じるのが役目である”
そう正体を明かした彼女に対し、武芸の経験なく、また子供のころから感じていた殺気を怖れる彼は、申し出を断ってしまうのです。
しかし、「桜」を狙う妖刀が襲撃してくると、「大樹」は戦うことを決意。
その身に封印されていた妖刀「永遠の櫻花」を抜いたのでした。
…だいたいそんな感じ。
現代を舞台とした、剣劇アクション漫画です。
使い手は野郎ばかりでしたが、妖刀を封印する鞘は”何故か見た目幼女”というロリちっくキャラ。
そんな訳で、バトルにお色気と、いかにも「鈴木恭太郎」センセの得意そうなネタになっていました。
成年漫画からのファン、↓表紙に釣られた読み手など、その期待を裏切らないだろう設定です。
ここは心配ありません。
そんな訳で、わくわくと読んでいたんですが…あれれ。
正直なところ…あまり引き込まれません。
ごめんなさい。
そう悪くはないものの、全体的に焦っているような印象でした。
場面転換が急で、流れバタバタした感じ。
ページとお話がうまく合っていないんでしょうか。
もっとじっくり描いてほしかったかな。
一部ややこしさもあり、正直なところ取っ付き辛い雰囲気もちょっとあります。
※桜ちゃん
やっぱり彼女の存在がポイントですね。
漫画のポイント、ヒロインの「桜ちゃん」
時代がかった独特な喋りと、華奢なスタイルの娘さんです。
彼女は正確なところ鞘なんですが、”剣と女の子が同一、あるいは化身”、みたいなネタはちらほらあります。
ここは特に目新しさありません。
ただ、刀は「桜ちゃん」の下腹あたりから抜いており…その際には服を開き、肌を露出させています。
こちらが脱ぐ要素になっていました。(※裏表紙参照)
お腹を見せ易い(いざという時に刀を抜き易く)ように考えているのか、着ている服もスカート多く、また丈もやたら短め。
それがため、パンチラ(モロか)程度であれば頻繁でした。
ことソッチ方面については、だいぶ力が入ってます。
1話目からいきなりお風呂シーンがありますが、湯気などで誤魔化すことなく、ばっちり全裸が描かれていました。
さすがに直接えっちはないものの、その後もちらほらイメージなどが。
正直なところ、これほど多いとは意外。
「全てに触れることを許す」
そんな台詞もありました。
彼女ら人間ではないのでいいのかな。
なお、2話から登場の”満天の藤”を持つもうひとりの鞘「藤乃」さん。
白の「桜ちゃん」に対してか、着ている服は黒。
髪の毛も黒でロングな彼女とは違って白で束ねており、あまり喋らずおどおどした感じ。
そうした2人が対決する4話は、真剣勝負な男性陣とは違ってパンチラ大会になっていました。
いちおうそっちも真面目に戦ってはいたんですけどねー。
特殊能力として、殺気を視覚的に捉えることができる主人公の「大樹くん」
怒り程度でもオーラみたいなのが見え、友人「京香」さんのそれも察していました。
結構便利そう。
殺気はそのまま刃物の軌道として事前に感じており、攻撃をかわしています。
1話前半の通り魔みたいなゴリ押し素人であればいいですが、剣術経験ある人に対抗できるものかなぁ…。
例え見えたとしても、達人の太刀筋にはそう体がついていけないように思いました。
また、2話では拳銃に刀で対抗しており、「コイツは人間かッ!?」などと言われてます。
道場の息子であるとか、資質を暗示されていたらまだ納得できるんですが…実際のところ何らかあるのかな。
後に明かされる?
※藤乃さん
こんなんばかりチョイスしましたが、真面目に戦ってます
優しく、人を斬る事に躊躇していた「大樹くん」についてもありきたりに感じていましたが…1巻での強敵「藤堂貴俊」との2度にわたる対決でトンデモなことになっています。
あれにはびっくり。
ラストに描かれていた彼の雰囲気から察するに、2巻はまた違った感じになるのかな。
強くキッチリとした線の絵柄。
細かな描き込みで、濃淡は濃い目で深い味わい。
やや賑やかな感じはあったものの、丁寧でさほど見辛くは感じませんでした。
背景や小物などもバランス良く、巧いです。
男女ともぐりっとした特徴ある目で、鼻から長くのっぺり顔。
顔パーツ以外はリアル気味な雰囲気あり、それが組み合わさって独特なキャラ絵になっています。
ちょっと人は選ぶでしょうねー。
基本的にカラーでも変わらないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 巧い方ですが、やっぱり個性が非常に強いかと。
・話3: やや駆け足な印象でした。最後まで読むとまた変わるかもしれませんが。
・独4: 剣術アクション…ではなく、やっぱりヒロインらが印象的。
合計:[11/15]
なお、1巻の発売記念に読者プレゼントがあります。
C賞の「描き下ろしお色気漫画」が気になるので、ここは応募してみようと思います。
万が一当たったら、ブログでどんなんだったか書きますね。
…当たんないだろうなぁ。
ブレイドブレイカー 1巻 (ヤングキングコミックス) (2010/11/09) 鈴木 恭太郎STUDIO Rough Road 商品詳細を見る |
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■妹と恋なんかしたくない (神寺千寿)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]近親・妹
・おまけ: 修正あり。
・その他: 折り返しにプロフィール、7話収録(たぶん)、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「神寺千寿(かみでら・ちず)」センセの「妹と恋なんかしたくない 1巻」です。
詳しい意味までは知りませんでしたが、「ティーンズラブ」という漫画ジャンルがあるようで。
ウィキペディアによると、
「少女漫画的な絵柄と人物設定でありながら、成人向け漫画のような、具体的かつ直接的な性的表現が物語の中で展開される少女向けの商業漫画を指す(※そのまま抜粋)」
…だって。
紹介帯には、”業界初の女性向け成年コミックス”と書いてありました。
気持ちは分からんでもないですが、普通に「ティーンズラブ」でいいんじゃない?
また、女性向け成年コミックスって響きは、ターゲットである女性に刺さるとは到底思えません。
実際に「神寺千寿」センセは自身のHPで、「初めて描くTLまんが」みたいに書いていました。
※ヒロイン特集1:切っ掛けの「あゆみちゃん」
何と言うか、ふっくらしたスタイルです。
そんな訳で、「妹と恋なんかしたくない 1巻」です。
「神寺千寿」センセの漫画は、ブログで「微熱なつまさき」、「きらい、でもすきっ」を紹介しています。
こちらは、携帯サイト「コミックシーモア」の連載なようです。
こないだ紹介した「やぎかつみ」センセの漫画もありましたねー。
試しにモバイルで見てきました。
画面切り替えの際にエフェクトがあり、いい演出ではあるものの、ちょっとじれったい感じ。
そちらでは全てカラー原稿でした。
単行本にはカラーページないんですけどね。
なお、収録原稿はカラー原稿のモノクロ化ではなく、ちゃんと白黒原稿になっています。
巻数表記そのままな長編漫画なのでした。
同じ高校に通う、「橘義之」、「橘あゆみ」は実の兄妹。
血縁でありながら、物心ついた頃よりお互いをなんとなく意識しつつ育っていました。
高校生となった2人は相変わらずで、さらに思春期の真っ只中ということもあり、その関係はより微妙なものになっていたのです。
そんな頃、「あゆみ」は兄と共に教師「遠藤」にも弁当を作りました。
色々と噂のある軟派な講師で、ふとしたタイミングで会った彼に釘を刺された「義之」は、これまでどうにか保っていた兄妹のバランスを大きく崩されてしまうのです。
大雑把ですが、だいたいはそんな感じ。
妹との近親・恋愛漫画です。
2人の視点がちらほら入れ替わる感じで、主人公は「義之」・「あゆみ」どっちもですかね。
ラブコメという響きの軽さはなく、漫画世界ではそれが普通にタブーとして描かれています。
じんわり・どんよりとした重苦しい雰囲気もありました。
なにしろ、いきなり「義之くん」が「あゆみちゃん」の寝込みを襲う場面から始まっていましたから。
※ヒロイン特集2:日常の「あゆみちゃん」
途中でショートにしてます。そっちのがいいなぁ。
なかなか度胸満点なヒロイン「あゆみちゃん」
兄「義之くん」にいきなり襲われてしまう役回りでしたが、言葉とは裏腹にほぼ受け入れていました。
ラブラブなんですよ。
彼女的にはもっと親しくしたいんだろうなぁ。
ただ、世間一般を配慮してか、距離を置こうとする「義之くん」に不満を持ってました。
また「あゆみちゃん」自身も彼の心情を察してか、はっきりその想いについては口に出していません。
えっちしちゃった際も同様。
それがため、ややこしいこととなってしまうのです
無理矢理であったこともあり、えっちした後には自分自身にうじうじ悩んでいる「義之くん」
やっぱり、こうした場合は女の子のが強いですねー。
「あゆみちゃん」と話すどころか顔すら合わさず、友人の家を泊まり歩いて逃げ続けておりました。
逃げたってしゃーないでしょー。
挙句の果てには、おそらく好意を持っていただろう「藤本」さんを引っ張り込んでいます。
こうした際の定番ですね。
知ってしまった「あゆみちゃん」に注目。
こんなんは「神寺千寿」センセお上手です。
その後に描かれていた、教師「遠藤」とのアレコレもいいですねー。
えっちシーンでは、ずっと”お兄ちゃん”を連呼していました。
こちらほか、その後の1人えっち、夢での妄想でもそうした感じ。
途中で「あゆみちゃん」は体調を崩していましたが、一時的に「義之くん」との距離が縮まってます。
ここは仲直りの大チャンスでしたが、例によってお互いに変に気を使ったことで、また溝を深くしてしまうのでした。
後半は夏休み。
こちらにて、「あゆみちゃん」は髪をショートカットにしていました。
本人は「おとこのこみたいですよ」とか言ってましたが、ひでるさんはこっちの彼女のが好き。
切った理由が可愛いのよ。
無理して頑張る彼女に対して、「義之くん」は若いだけぶきっちょです。
これがまた優しくないんだ。
せめて家では2人きり(※この家庭、父母は留守がち)なのだから、家に居ればいいのに。
目一杯バイト入れたりして、なるたけ避ける作戦を続けています。
ゆっくり過ごすうち、何らか好転するかもしれんのに…。
もうー。
※ヒロイン特集3:極限の「あゆみちゃん」
もっと追い込んでもいいかなぁ(笑)
まあ、この漫画の最大の目的は、「義之」・「あゆみ」の両者が心も身体もきっちり結ばれること。
「義之くん」はぎりぎりまで、うじうじ悩むこととなるのでしょう。
そうすると「あゆみちゃん」は近寄り辛くなり、気持ちを無理矢理にでも封印する筈。
なにしろ、彼女は1話目みたいなんでも満更ではなかったですからね。
こうして「あゆみちゃん」が離れようとすれば、「義之くん」の性格上、逆に追いかけてくると思います。たぶん。
そうしたら、「藤本さん」にもばっちり嫌われるはず。
ぜひ揉めてほしいなぁ(笑)
遊び人な「遠藤先生」がやや本気になっているのがヤバいですね。
今のところ風はそっち向きなようなので、ぜひ漫画をぐるぐるかき回してくれるよう祈ってます。
ガンバレ!
柔らかな極細線の絵柄。
優しく丁寧なタッチで、複雑なコマ割りなど少女漫画ちっく。
適度なくらいの濃淡は見易く仕上がっていました。
なお、成年マークがありながら、表現はかなーりソフトなもの。
局部描写もあいまいで、処理も大きめ。
一般えっち系程度のレベルです。
まぁ、漫画的にそんなんは重視されていないでしょうけれど。
キャラ絵は漫画っぽくありながらデフォルメは強すぎず、清潔感あるもの。
幅広く好まれそうでした。
判断は↓表紙か、携帯サイトでサンプルが見れたので、そっちがオススメ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 綺麗な絵ですが、ジャンルもあって癖強め。間違わないようにね。
・話4: 今後どうなるのかまだ分かりませんが、きっちり描かれています。
・独4: 今のところはお約束な展開です。「遠藤先生」に期待。
合計:[12/15]
ちなみに、携帯サイトでのタイトルは「あいくるしいから壊したい」というものでした。
「神寺千寿」センセのHPにはその理由があり、
「いったん無印で発表した作品を成年向けマーク付きで改めて発表する場合はタイトルをちがうものにしないといけない」
とのこと。
へー、そうなのか。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]近親・妹
・おまけ: 修正あり。
・その他: 折り返しにプロフィール、7話収録(たぶん)、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「神寺千寿(かみでら・ちず)」センセの「妹と恋なんかしたくない 1巻」です。
詳しい意味までは知りませんでしたが、「ティーンズラブ」という漫画ジャンルがあるようで。
ウィキペディアによると、
「少女漫画的な絵柄と人物設定でありながら、成人向け漫画のような、具体的かつ直接的な性的表現が物語の中で展開される少女向けの商業漫画を指す(※そのまま抜粋)」
…だって。
紹介帯には、”業界初の女性向け成年コミックス”と書いてありました。
気持ちは分からんでもないですが、普通に「ティーンズラブ」でいいんじゃない?
また、女性向け成年コミックスって響きは、ターゲットである女性に刺さるとは到底思えません。
実際に「神寺千寿」センセは自身のHPで、「初めて描くTLまんが」みたいに書いていました。
※ヒロイン特集1:切っ掛けの「あゆみちゃん」
何と言うか、ふっくらしたスタイルです。
そんな訳で、「妹と恋なんかしたくない 1巻」です。
「神寺千寿」センセの漫画は、ブログで「微熱なつまさき」、「きらい、でもすきっ」を紹介しています。
こちらは、携帯サイト「コミックシーモア」の連載なようです。
こないだ紹介した「やぎかつみ」センセの漫画もありましたねー。
試しにモバイルで見てきました。
画面切り替えの際にエフェクトがあり、いい演出ではあるものの、ちょっとじれったい感じ。
そちらでは全てカラー原稿でした。
単行本にはカラーページないんですけどね。
なお、収録原稿はカラー原稿のモノクロ化ではなく、ちゃんと白黒原稿になっています。
巻数表記そのままな長編漫画なのでした。
同じ高校に通う、「橘義之」、「橘あゆみ」は実の兄妹。
血縁でありながら、物心ついた頃よりお互いをなんとなく意識しつつ育っていました。
高校生となった2人は相変わらずで、さらに思春期の真っ只中ということもあり、その関係はより微妙なものになっていたのです。
そんな頃、「あゆみ」は兄と共に教師「遠藤」にも弁当を作りました。
色々と噂のある軟派な講師で、ふとしたタイミングで会った彼に釘を刺された「義之」は、これまでどうにか保っていた兄妹のバランスを大きく崩されてしまうのです。
大雑把ですが、だいたいはそんな感じ。
妹との近親・恋愛漫画です。
2人の視点がちらほら入れ替わる感じで、主人公は「義之」・「あゆみ」どっちもですかね。
ラブコメという響きの軽さはなく、漫画世界ではそれが普通にタブーとして描かれています。
じんわり・どんよりとした重苦しい雰囲気もありました。
なにしろ、いきなり「義之くん」が「あゆみちゃん」の寝込みを襲う場面から始まっていましたから。
※ヒロイン特集2:日常の「あゆみちゃん」
途中でショートにしてます。そっちのがいいなぁ。
なかなか度胸満点なヒロイン「あゆみちゃん」
兄「義之くん」にいきなり襲われてしまう役回りでしたが、言葉とは裏腹にほぼ受け入れていました。
ラブラブなんですよ。
彼女的にはもっと親しくしたいんだろうなぁ。
ただ、世間一般を配慮してか、距離を置こうとする「義之くん」に不満を持ってました。
また「あゆみちゃん」自身も彼の心情を察してか、はっきりその想いについては口に出していません。
えっちしちゃった際も同様。
それがため、ややこしいこととなってしまうのです
無理矢理であったこともあり、えっちした後には自分自身にうじうじ悩んでいる「義之くん」
やっぱり、こうした場合は女の子のが強いですねー。
「あゆみちゃん」と話すどころか顔すら合わさず、友人の家を泊まり歩いて逃げ続けておりました。
逃げたってしゃーないでしょー。
挙句の果てには、おそらく好意を持っていただろう「藤本」さんを引っ張り込んでいます。
こうした際の定番ですね。
知ってしまった「あゆみちゃん」に注目。
こんなんは「神寺千寿」センセお上手です。
その後に描かれていた、教師「遠藤」とのアレコレもいいですねー。
えっちシーンでは、ずっと”お兄ちゃん”を連呼していました。
こちらほか、その後の1人えっち、夢での妄想でもそうした感じ。
途中で「あゆみちゃん」は体調を崩していましたが、一時的に「義之くん」との距離が縮まってます。
ここは仲直りの大チャンスでしたが、例によってお互いに変に気を使ったことで、また溝を深くしてしまうのでした。
後半は夏休み。
こちらにて、「あゆみちゃん」は髪をショートカットにしていました。
本人は「おとこのこみたいですよ」とか言ってましたが、ひでるさんはこっちの彼女のが好き。
切った理由が可愛いのよ。
無理して頑張る彼女に対して、「義之くん」は若いだけぶきっちょです。
これがまた優しくないんだ。
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もうー。
※ヒロイン特集3:極限の「あゆみちゃん」
もっと追い込んでもいいかなぁ(笑)
まあ、この漫画の最大の目的は、「義之」・「あゆみ」の両者が心も身体もきっちり結ばれること。
「義之くん」はぎりぎりまで、うじうじ悩むこととなるのでしょう。
そうすると「あゆみちゃん」は近寄り辛くなり、気持ちを無理矢理にでも封印する筈。
なにしろ、彼女は1話目みたいなんでも満更ではなかったですからね。
こうして「あゆみちゃん」が離れようとすれば、「義之くん」の性格上、逆に追いかけてくると思います。たぶん。
そうしたら、「藤本さん」にもばっちり嫌われるはず。
ぜひ揉めてほしいなぁ(笑)
遊び人な「遠藤先生」がやや本気になっているのがヤバいですね。
今のところ風はそっち向きなようなので、ぜひ漫画をぐるぐるかき回してくれるよう祈ってます。
ガンバレ!
柔らかな極細線の絵柄。
優しく丁寧なタッチで、複雑なコマ割りなど少女漫画ちっく。
適度なくらいの濃淡は見易く仕上がっていました。
なお、成年マークがありながら、表現はかなーりソフトなもの。
局部描写もあいまいで、処理も大きめ。
一般えっち系程度のレベルです。
まぁ、漫画的にそんなんは重視されていないでしょうけれど。
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幅広く好まれそうでした。
判断は↓表紙か、携帯サイトでサンプルが見れたので、そっちがオススメ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 綺麗な絵ですが、ジャンルもあって癖強め。間違わないようにね。
・話4: 今後どうなるのかまだ分かりませんが、きっちり描かれています。
・独4: 今のところはお約束な展開です。「遠藤先生」に期待。
合計:[12/15]
ちなみに、携帯サイトでのタイトルは「あいくるしいから壊したい」というものでした。
「神寺千寿」センセのHPにはその理由があり、
「いったん無印で発表した作品を成年向けマーク付きで改めて発表する場合はタイトルをちがうものにしないといけない」
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へー、そうなのか。
妹と恋なんかしたくない 1 (シガレットコミックス) (2010/10/28) 神寺 千寿 商品詳細を見る |
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■女教師 (ドリルムラタ)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]女教師・巨乳
・おまけ: あとがき、途中にヒロイン・プロフィール。
・その他: カラー(8P)、7話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ドリルムラタ」センセの「女教師」です。
いい響きですよね。
いつだか書いたような気もしますが、私の友人にやたら女教師好きなのがいました。
”ああ、過去になんらかあったのかなぁ”、って感じてましたよ。
ちなみにひでるさんは、教師関係で色っぽい経験まるでありません。
特に何がなくても、せめて漫画のような方がいたら、バラ色な学校生活だったでしょうけど…。
さて、そんな訳で本日は「女教師」です。
珍しく、あらかじめ「ティーアイネット」さんのHPで確認してからの購入でした。
1冊まるまるの長編(しかも230ページと厚め)で、しかも女教師ネタということだったので。
描かれている「ドリルムラタ」センセの漫画は、ちらほらと見ています。
過去に「背徳ラボ」をブログで紹介しているんですけど、実はあまり合わない漫画家さん。
えー、けっこう期待して読んだんですが、やっぱり合いませんでした。
特にお話を重視される方は要注意。
※左:国語教師「森本梨紗」、右:英語教師「安住千尋」
この漫画、教師同士のやり取りがないんですねー。
主人公「小島」はマジメで成績優秀な生徒。
好奇心から、夏休みに出会い系サイトにアクセスしたところ、そこで英語教師「安住千尋」と鉢合わせしてしまったのです。
こうして「千尋」のオモチャとして、彼は毎日その相手をすることとなったのでした。
それがためか、成績は今学期に入ってから芳しくなく、ついに赤点を取った彼は担任「森本梨紗」に呼び出されたのです。
「梨紗」にほのかな憧れがあった「小島」は、思いきって正直に話してみたところ…
「小島君…嘘は良くないわ…」
そうした、冷たい言葉が返ってきたのです。
だいたいそうしたお話。
前述したように漫画は長編で、いちおう連続しています。
ただ、正直なところお話はキッチリしたものでなく、ラブコメ的な楽しさも、恋愛的な重さもありません。
中途半端な内容で、納得できるような良さはみられませんでした。
どちらも即えっちな感じですね。
ページの大部分はそうしたシーンになっており、彼女らのえっち姿を見るには問題なし。
成年漫画としてのポイントは押さえられていたと思います。
そんな訳で、読み手を選ぶ単行本になってました。
カラー原稿からの1話目は英語教師「安住千尋さん」
なんだか被害者っぽい雰囲気の「小島くん」
えーっと、試し程度の出会い系サイトにて、一発で無事に女性と出会え、えっちできた、と。
全然オッケーじゃない。
しかも、その相手が教師とはいえ、「千尋さん」はなかなかの美人。
何の問題もありません。
逆に、普段すました顔である顔見知りのアレコレが見れるというのは、羨ましいくらい。
多少強めではあったものの、経験豊富な相手で初めての「小島くん」には最適。
特に、彼女のお口描写については、めたくたえっちに描かれていました。
こうした部分はさすが「ドリルムラタ」センセ、お上手です。
※「梨紗さん」は担任教師
相談を”嘘”と断じたのはなんでだろう
それから、頻繁に呼び出されることとなった「小島くん」という2話目。
毎日であるとはいえ、成績落ちているのは「千尋さん」と無関係。
自分でしょ。
だいたい、そんなに悪いことをされてると思えず、相談するほど嫌なら拒めば良いだけのこと。
(※なお、距離を取っていた中盤でも、さして問題になっていません)
出会い系という弱味はお互い様ですからね。
受けた正ヒロインである担任「森本梨紗さん」が、それを”嘘”と断じたのはなぜだろう。
成績落ちたのを人のせいにするな…ってことならばその通り。
逆ギレした「小島くん」はよく分かりません。
なお、ここで彼は「千尋さん」に仕込まれたテクニックを使っていました。
なにげに役立ってもいますね(笑)
「千尋さん」、そして新キャラ保健医「大沢悠里」さん登場の3話目。
お尻なプレイになりつつある「千尋さん」
なるほど、確かに彼女とはえっちが合わないかもしれません。
”安住先生のセックスは断われないし…”
とか考えている「小島くん」
いやいや、そんなの断わりなさいよ。
また、”僕の好きなのは~”とも考えていた彼ですが、その相手には無理やりしております。
本来であれば、優しいだの、嫌われているだのという生易しいものではないと思いますが?
そんな訳で、授業を保健室でサボった彼を襲ったのが、保健医「悠里さん」
この学校の教師はこんなんばっかりか。
登場キャラでは彼女かなー。
ふんわりとした優しさのある人妻で、母乳が出るという「悠里さん」でした。
4話目にもカラー原稿ありましたが、こちらも「悠里さん」の担当。
テメェ、好きな相手とだけするんではないのかー!!
結局のところ彼は優柔不断なだけで、快楽に流されているだけですね。
「悠里さん」は性格的に、「千尋さん」よりも断わりやすい相手でしょうから。
こちらのメインは、体育教師にして陸上部の顧問「小林夏希」さん。
暴走する、という懸念そのままな内容でした。
チアガール姿で応援という馬鹿馬鹿しい展開になっており、えっちもそうした感覚。
キャラ・バリエーションのため、彼女くらい貧乳でも良かったのではないかなぁ。
「ドリルムラタ」センセは胸がお得意だと理解してますが。
※左:保健医「大沢悠里」、右:体育教師「小林夏希」
ひでるさんが「悠里さん」に惹かれた理由(笑)
5話目は久しぶりに担任「梨紗さん」
↓表紙のようにカチューシャをつけており、より可愛い感じになっていたのはいいんですが…なぜか彼女からの逆告白です。
なんだコレは。
数話ほったらかしだったのもよく分かりませんね。
悩んでいた彼も馬鹿みたい。
その後の6話に描かれていた授業風景の「梨紗さん」
それに勘違いする「小島くん」は当然ですが、「梨紗さん」の表情はあーでないでしょう。
ここは巧くないですよ。
最終の6話は、4教師の総出演パターン。
妙な流れでしたがいちおう想い人とイイ関係になったこの状態でも、まるで拒む雰囲気ない「小島くん」
あー、まぁ、成年漫画ですからね。
ここは決着つけるべき「千尋さん」だと思いますが、そちらともぼんやり。
あるいは一切無視して、「梨紗さん」と色々なシチュエーションえっちとかで良かったのでは。
ただ、結末についてはいかにもこの漫画らしかったです。
強い線のすっきり絵柄。
デジタルで濃淡としてはさほど濃くないものの、ページはごっちゃり気味です。
全体的に人物は大きめに描かれており、枠線をぶち抜くことも頻繁でした。
そう描き込まれてはいないもののの、局部ほかえっち関係は別。
特に舌とか内側についてはエロエロしていました。
キャラは縦長で、リアルっぽい雰囲気もあるお姉さん絵。
バランス的に目が大きく、色気よりも可愛らしさのがあります。
癖はあったもののそう個性的ではなく、ジャンルはともかく万人に受け入れられるだろうもの。
↓表紙などのカラーほか、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: えっち描写はさすがの迫力でしたが、軽さの手助けをしていたような…。
・話2: 長編の良さは感じられません。
・独3: 教師も生かされてはいませんでした。
合計:[9/15]
そんな訳で、ひでるさんは刺さりませんでした。
ただし、次々女教師とのえろえろ描写は頻繁でしたので、そのあたりが合いそうならいいかも。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]女教師・巨乳
・おまけ: あとがき、途中にヒロイン・プロフィール。
・その他: カラー(8P)、7話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ドリルムラタ」センセの「女教師」です。
いい響きですよね。
いつだか書いたような気もしますが、私の友人にやたら女教師好きなのがいました。
”ああ、過去になんらかあったのかなぁ”、って感じてましたよ。
ちなみにひでるさんは、教師関係で色っぽい経験まるでありません。
特に何がなくても、せめて漫画のような方がいたら、バラ色な学校生活だったでしょうけど…。
さて、そんな訳で本日は「女教師」です。
珍しく、あらかじめ「ティーアイネット」さんのHPで確認してからの購入でした。
1冊まるまるの長編(しかも230ページと厚め)で、しかも女教師ネタということだったので。
描かれている「ドリルムラタ」センセの漫画は、ちらほらと見ています。
過去に「背徳ラボ」をブログで紹介しているんですけど、実はあまり合わない漫画家さん。
えー、けっこう期待して読んだんですが、やっぱり合いませんでした。
特にお話を重視される方は要注意。
※左:国語教師「森本梨紗」、右:英語教師「安住千尋」
この漫画、教師同士のやり取りがないんですねー。
主人公「小島」はマジメで成績優秀な生徒。
好奇心から、夏休みに出会い系サイトにアクセスしたところ、そこで英語教師「安住千尋」と鉢合わせしてしまったのです。
こうして「千尋」のオモチャとして、彼は毎日その相手をすることとなったのでした。
それがためか、成績は今学期に入ってから芳しくなく、ついに赤点を取った彼は担任「森本梨紗」に呼び出されたのです。
「梨紗」にほのかな憧れがあった「小島」は、思いきって正直に話してみたところ…
「小島君…嘘は良くないわ…」
そうした、冷たい言葉が返ってきたのです。
だいたいそうしたお話。
前述したように漫画は長編で、いちおう連続しています。
ただ、正直なところお話はキッチリしたものでなく、ラブコメ的な楽しさも、恋愛的な重さもありません。
中途半端な内容で、納得できるような良さはみられませんでした。
どちらも即えっちな感じですね。
ページの大部分はそうしたシーンになっており、彼女らのえっち姿を見るには問題なし。
成年漫画としてのポイントは押さえられていたと思います。
そんな訳で、読み手を選ぶ単行本になってました。
カラー原稿からの1話目は英語教師「安住千尋さん」
なんだか被害者っぽい雰囲気の「小島くん」
えーっと、試し程度の出会い系サイトにて、一発で無事に女性と出会え、えっちできた、と。
全然オッケーじゃない。
しかも、その相手が教師とはいえ、「千尋さん」はなかなかの美人。
何の問題もありません。
逆に、普段すました顔である顔見知りのアレコレが見れるというのは、羨ましいくらい。
多少強めではあったものの、経験豊富な相手で初めての「小島くん」には最適。
特に、彼女のお口描写については、めたくたえっちに描かれていました。
こうした部分はさすが「ドリルムラタ」センセ、お上手です。
※「梨紗さん」は担任教師
相談を”嘘”と断じたのはなんでだろう
それから、頻繁に呼び出されることとなった「小島くん」という2話目。
毎日であるとはいえ、成績落ちているのは「千尋さん」と無関係。
自分でしょ。
だいたい、そんなに悪いことをされてると思えず、相談するほど嫌なら拒めば良いだけのこと。
(※なお、距離を取っていた中盤でも、さして問題になっていません)
出会い系という弱味はお互い様ですからね。
受けた正ヒロインである担任「森本梨紗さん」が、それを”嘘”と断じたのはなぜだろう。
成績落ちたのを人のせいにするな…ってことならばその通り。
逆ギレした「小島くん」はよく分かりません。
なお、ここで彼は「千尋さん」に仕込まれたテクニックを使っていました。
なにげに役立ってもいますね(笑)
「千尋さん」、そして新キャラ保健医「大沢悠里」さん登場の3話目。
お尻なプレイになりつつある「千尋さん」
なるほど、確かに彼女とはえっちが合わないかもしれません。
”安住先生のセックスは断われないし…”
とか考えている「小島くん」
いやいや、そんなの断わりなさいよ。
また、”僕の好きなのは~”とも考えていた彼ですが、その相手には無理やりしております。
本来であれば、優しいだの、嫌われているだのという生易しいものではないと思いますが?
そんな訳で、授業を保健室でサボった彼を襲ったのが、保健医「悠里さん」
この学校の教師はこんなんばっかりか。
登場キャラでは彼女かなー。
ふんわりとした優しさのある人妻で、母乳が出るという「悠里さん」でした。
4話目にもカラー原稿ありましたが、こちらも「悠里さん」の担当。
テメェ、好きな相手とだけするんではないのかー!!
結局のところ彼は優柔不断なだけで、快楽に流されているだけですね。
「悠里さん」は性格的に、「千尋さん」よりも断わりやすい相手でしょうから。
こちらのメインは、体育教師にして陸上部の顧問「小林夏希」さん。
暴走する、という懸念そのままな内容でした。
チアガール姿で応援という馬鹿馬鹿しい展開になっており、えっちもそうした感覚。
キャラ・バリエーションのため、彼女くらい貧乳でも良かったのではないかなぁ。
「ドリルムラタ」センセは胸がお得意だと理解してますが。
※左:保健医「大沢悠里」、右:体育教師「小林夏希」
ひでるさんが「悠里さん」に惹かれた理由(笑)
5話目は久しぶりに担任「梨紗さん」
↓表紙のようにカチューシャをつけており、より可愛い感じになっていたのはいいんですが…なぜか彼女からの逆告白です。
なんだコレは。
数話ほったらかしだったのもよく分かりませんね。
悩んでいた彼も馬鹿みたい。
その後の6話に描かれていた授業風景の「梨紗さん」
それに勘違いする「小島くん」は当然ですが、「梨紗さん」の表情はあーでないでしょう。
ここは巧くないですよ。
最終の6話は、4教師の総出演パターン。
妙な流れでしたがいちおう想い人とイイ関係になったこの状態でも、まるで拒む雰囲気ない「小島くん」
あー、まぁ、成年漫画ですからね。
ここは決着つけるべき「千尋さん」だと思いますが、そちらともぼんやり。
あるいは一切無視して、「梨紗さん」と色々なシチュエーションえっちとかで良かったのでは。
ただ、結末についてはいかにもこの漫画らしかったです。
強い線のすっきり絵柄。
デジタルで濃淡としてはさほど濃くないものの、ページはごっちゃり気味です。
全体的に人物は大きめに描かれており、枠線をぶち抜くことも頻繁でした。
そう描き込まれてはいないもののの、局部ほかえっち関係は別。
特に舌とか内側についてはエロエロしていました。
キャラは縦長で、リアルっぽい雰囲気もあるお姉さん絵。
バランス的に目が大きく、色気よりも可愛らしさのがあります。
癖はあったもののそう個性的ではなく、ジャンルはともかく万人に受け入れられるだろうもの。
↓表紙などのカラーほか、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: えっち描写はさすがの迫力でしたが、軽さの手助けをしていたような…。
・話2: 長編の良さは感じられません。
・独3: 教師も生かされてはいませんでした。
合計:[9/15]
そんな訳で、ひでるさんは刺さりませんでした。
ただし、次々女教師とのえろえろ描写は頻繁でしたので、そのあたりが合いそうならいいかも。
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