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■アクマで婚カツ! (歌麿)

★まんがデーター [8/15] 
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年] ラブコメ・悪魔
・おまけ: あとがき、キャラ解説、
      描き下ろし「アクマのその後」
・その他: 短編×10(うち「アクマで婚カツ!」×9)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「歌麿(うたまろ)」センセの「アクマで婚カツ!」です。

光明院月下(アスタロト)、那須子(サーガタナス)
※左:光明院月下(アスタロト)、右:那須子(サーガタナス)
 悪魔という設定ですが、ヒロインは基本可愛らしく描かれてます。
 

■アクマで婚カツ! (歌麿)


★構成・絵柄 ファンタジー系 成年ラブコメ

「アクマで婚カツ!」は毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
表題作を中心とした構成です。
タイトルそのまま、悪魔が登場するファンタジーものでした。
えっちはキルタイムさんらしい派手さがあったものの、お話はラブコメです。
バトルもありましたがラブもコメ強く、はっちゃけた楽しさがありました。
描き下ろしもそちらで、ほぼ1冊まるまるは表題作となってます。
なお、収録された短編も同様のファンタジー系で、非常に良いまとまり。
だいたい、↓表紙・裏表紙で期待されるそのままだと思います。

絵柄はカバーそのまま。
やや強めな線で、描き込み・濃淡は適度なくらい。
ページは全体で結構ごっちゃりしていました。
目立つような乱れはないものの、漫画は派手に描かれてます。
お話の雰囲気もあり、勢いで牽引しているような感覚
連載は2年ほど続いており、あとがきには「絵柄の違い~」と書いてありましたが。
普通に読む分には、そう気にならないと思います。
直接見比べると、バランスとか気になるかなー。
判断については、裏表紙のカット絵、または「キルタイムコミュニケーション」さんのHPが良いでしょう。

★収録話 10話収録

005:「アクマで婚カツ!」
帰宅中の主人公「北谷佐太郎(ちゃきん・さたろう)」の目前で突然繰り広げられた戦闘。
戦っていた「光明院月下(アスタロト)」・「金剛寺昴(エリゴール)」らは、「佐太郎」の魂は彼女らの主人たる魔王サタンで、彼女らはその妃の座を巡って争っていたのです。
「昴」を見事退けた「月下」ですが、それ以後も次々に魔神が襲ってくるのでした。
だいたいそんな感じ。

男性は「佐太郎くん」だけの、いわゆるハーレム系ラブコメ
軽く連続性あるお話で、次々にヒロインが登場していました。
”遺伝子レベルで魔王を好いている”という彼の設定がため、えっちへの流れはスムーズ。
ここは成年漫画として都合良く、お上手ですね。

戦闘シーンもあります
※戦闘シーンもあります
 なお、後方にいるのが「金剛寺昴(エリゴール)」

ただ、読んでいて気になったところが何点か
①名前が2つある。
各ヒロインらは本来のカタカナの名前と共に、人間女性っぽい姿に化身した名前を持っているんですが。
これがちとややこしい。
だいたいは漢字の名前で呼んでいたものの、たまにカタカナ名の時もあり。
ちょっとめんどくさいです。
②キャラが多い。
こうしたえっち系にしてはヒロインの数が多く、個性も弱め。
先の名前の問題にプラスして、やや覚え辛いのです。
一部のキャラは初登場以外、空気っぽくなってしまっている娘さんもありました。
③嫁候補とかなんとかの設定。
メインヒロインたる「月下さん」の出番多いのは良いものの。
肝心の嫁候補とかなんとかの設定は不確かで、都合だけ良く。
彼に宣言されればいいのか、えっちすればいいのか、子供できればいいのか…
敗れた者も普通に顔を見せてたりするので、全体的によく分かんないです。

賑やかさはあるものの、お話としては長編の良さを生かせてない感じでした。
悪魔という設定も戦闘・えっち以外は特に目立たず、普通の女の子。
ヒロイン半分程度にして、個性を強調した方が良かったのではないかなぁ。

005:「アクマで婚カツ! 第1話」
「月下さん」・「昴さん」の対決からのえっち展開。
特に前置きとか何もないまま、始まってました。
これが良し悪しかな。
個人的には、こちらのすっ飛ばし展開がずっと続いたような印象です。
027:「アクマで婚カツ! 第2話」
「月下さん」に仕える、くのいちのような「那須子(サーガタナス)」登場。
登場する魔神は「サミジーナ」なんですが。
「佐太郎くん」をお兄ちゃんと呼ばせたいならば、容姿はもう少しロリロリしていた方が目立ったかも。
オチもあーするならば、
049:「アクマで婚カツ! 第3話」
魔王っぽいところが見れる3話は、褐色肌の「マルファス」、眼鏡の「ハルファス」
嫁にしてやる、とか言われてますね。
「佐太郎くん」の意思ではないものの、期待される本来な彼であるので…どうでしょう?
それに複数で良いなら、争う意味もよく分かんないですね。
067:「アクマで婚カツ! 第4話」
こちらは皆で海へ行くという、よくある展開。
えっちは「月下さん」でした。
登場やえっちもダントツに多く、メインヒロインたる面目躍如というところでしょうか。

081:「アクマで婚カツ! 第5話」
ちらほら姿を見せていた、螺旋髪の「天崩山深紅(アスモデウス)」登場回。
水泳の授業中に襲ってきたという設定で、「月下さん」も競泳水着姿でした。
お嬢様ちっくな「深紅さん」が面白いです。
ただ、「月下さん」にまで感覚がフィードバックしているのは、えっち的に良いものの、お話的には説明不足
オチも同様ですね。
101:「アクマで婚カツ! 第6話」
「月下さん」・「深紅さん」のえっち対決みたいな回。
前回の流れで、情けないこととなっている「深紅さん」
キャラ的には彼女が面白いです。
119:「アクマで婚カツ! 第7話」
137:「アクマで婚カツ! 最終話」
最終話へと続くエピソード。
これらは…いちおう伏せておきますね。
切っ掛けとしては最も悪魔っぽく、お話的にはいい感じ。
ただ、触手っぽいのを見せておいて、活用しないのは片手落ちな気がしました。
173:「アクマのその後」 描き下ろし
こちらはエピローグですね。
「月下さん」とのえっちですが、ちょっとマニアックなので注意です。

天崩山深紅(アスモデウス)、サミジーナ
※左:天崩山深紅(アスモデウス)、右:サミジーナ
 「深紅さん」はもっと早くに登場してほしかったですね。

161:「フィアトルクス」
召喚した使い魔「ティラ」さんとのえっち。
褐色肌でネコ目の、スタイル良いお姉さんですね。

★その他

以上、「歌麿」センセでした。
こちらのブログでは、「ふにぷにデイズ」、「らぶちち」、「遊郭部へようこそ!」、さらに一般系「まじブラ!?」など4冊を紹介しています。
今回ので、たぶん6冊目くらいな単行本。

えっち系の長編は「遊郭部~」に続いて2冊目。
ラブコメファンタジーは良かったんですが。
もう少し…シンプルな方が良かったと思います。
人数が多いためか、キャラもぱっとしなかったですよ。

購入時の期待度が高かっただけ、個人的には残念でした。

アクマで婚カツ! (二次元ドリームコミックス 276)アクマで婚カツ! (二次元ドリームコミックス 276)
(2012/05/20)
歌麿

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tag : 競泳水着姿ラブコメファンタジー

■美少女謝肉祭 (山崎かずま)

★まんがデーター [11/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・色々
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、
      描き下ろし「少女シンドローム」
・その他: カラーピンナップ、カラー(8P)、短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山崎かずま(やまざき・かずま)」センセの「美少女謝肉祭」です。

ともちゃん、御厨かなめ
※左:ともちゃん、右:御厨かなめ
 やはりラブコメちっくなお話のが良かったです。


■美少女謝肉祭 (山崎かずま)


★構成・絵柄 成年 色々

全て短編で収録の「美少女謝肉祭」
シリーズものもありますが、特に連続はしておらず。
描き下ろしもその系統だったものの、まったくの別話でした。
ジャンルとしてはラブコメちっくなものもありましたが、ファンタジーとか剣士とかふたなりとか色々。
幅広いのは良し悪しかもしれません
結構シリアス色の強いものも見られましたよ。

メリハリはともかく、ふっくらとした肉付き。
丸く幅広な輪郭で、コロコロとしている感覚です。
深い黒の目で、漫画っぽく可愛らしいまとまり。
どちらかと言うとロリちっくでした
人物バランスがそんな感じで、やや人を選びそうです。

細く綺麗な線で、描き込みはしっかりめ。
濃淡は適度なくらいだと思います。
目立つ大きな乱れ・崩れはなく、作画は安定。
コマ割りは結構細かく、賑やかであるものの、特に見辛さはありませんでした。

カラーがお上手な方ですね。
判断については、↓表紙・裏表紙のイラストか、「エンジェル出版」さんのサンプルが便利です。

★収録話 10話収録

007:「少女トラップ」 カラー原稿あり
収録のピンナップはこちらの彼女ですね。
「ともちゃん」・「あきくん」という、幼馴染みカップル。
彼の両親が長期で家を留守にするため、世話をしに来るというシチュエーションでした。
モノローグがため独特な感じですが、お話としては幼馴染みの初えっち展開。
ただ、そーなる裏には、ああした駆け引きがあるのかもしれないですね。
黒パンストがえっちです。

031:「デンキヤサン」
タイトルそのまま電器屋お姉さんとのえっち。
男性型アンドロイドの修理でした。
眼鏡のお姉さんは登場時のラフな格好が似合う、こざっぱりとした美人。
お嬢様は…参加しなかったですね。

「インタースティス」のヒロイン
※「インタースティス」のヒロイン
 ちょっと不思議なお話もあります。

051:「こいびと」
登場キャラは女性2人で、百合漫画かと思いましたが。
ヒロインのうち、より女性っぽい「静」さんはふたなりでした。
そっちかー。
お相手「美智子」さんは冒頭話に続く黒パンストが良い感じ。
ポイントは母親が来る場面でしょう。
普通に女の子同士なので、カケラも疑われないですね。

071:「少女イノセント」
これが少女シリーズの1作目とのことですが、タイトルだけで特に関係ないみたい。
一瞬「秋葉凪人」センセが頭をよぎりましたが…。
あれは「空のイノセント」か。
「和樹」くんと5年ぶりに再会した従姉「静香」さんのエピソード。
昔そのままの感覚で「静香さん」は一緒のお風呂に入ろうとしたんですが、「和樹くん」は敏感に反応してしまったのでした。
いいシチュエーションですねー。
ただ、あれくらいの男子は恥ずかしさのが強いか。
「和樹くん」の決意は立派ですけど、たぶんうまくいかないんだろうなぁ。

091:「風凛華斬!」 カラー原稿あり
剣聖と言われた師「楠乃守宗近」を打ち負かした「寛太」をしつこく追う「御厨かなめ」
しかし、威勢の良さとは裏腹に、彼にはまったくかなわなかったのでした。
冒頭のカラー原稿部分は「かなめさん」の独りえっち。
ちらほら本音が見えてるところが可愛らしいです。
そう、仇討ちみたいな設定ですが、完全にラブコメですわね。

115:「アンジーにおまかせ」
日本かぶれな金髪さん「アンジー」さんとのラブコメ話。
えろい「コースケ」くんを”モノノケに憑かれている”と判断した彼女は、さっそく除霊することとしたのでした。
そんな訳で、金髪さんの巫女姿を堪能すべきもの。
座らせた途端、彼の股間を攻めてましたよ。
どこまで分かってやってるのかな。
これは綺麗にオチていました。

135:「少女アーデント」
少女シリーズの2作目。
内気な「花沢」くんが憧れる、クラスの素敵な女子「藤宮」さん。
”放課後に話がある”と呼び出された彼は、いきなり押し倒されてしまったのでした。
そんな訳で、女の子からガツガツ来るお話。
ちょっと怖いかも。
なにゆえ「花沢くん」のなのか、は本編にて。

155:「インタースティス」
記憶曖昧な男性「杉田」がふと出会った少女とえっちするというもの。
すみません、1周目ではよく分かんなかったです。
ヒロインの服装がいちおうヒントですね。
ひでるさんはチャイナ服かと勘違いしましたが。

175:「レッドキャップ」
森で出会った、赤い頭巾をかぶった女の子とのファンタジーちっく話。
そう、いわゆる赤頭巾ちっくなヒロインです。
どっかのゲームキャラのようですねー。
ミニスカートとしましまニーソックスが可愛い。
その正体は日本ではあまり馴染みなく。
あのラストはややパンチ不足かと

アンジーさん、「レッドキャップ」の女の子
※左:アンジーさん、右:「レッドキャップ」の女の子
 収録ジャンルはかなり幅広な印象でした。

195:「少女シンドローム」 描き下ろし
少女シリーズの4作目。
収録の眼鏡ヒロイン中、もっともキツめな雰囲気の「桜庭」さん。
教師「中村」とのカップルなんですが…冒頭から彼女かなり不機嫌で、雲行き怪しい感じ。
その理由は中盤以降にて。
やや癖の強い娘さんで、今後が心配。

★その他

以上、「山崎かずま」センセでした。
ブログではセンセの初単行本「プチチチズム」を紹介しています。
こちらが2冊目ですね。
描き下ろしのピンナップがついてましたが、あちこちのカラーがまた良いです。
個人的には、全ヒロインが集合している↓表紙・裏表紙が好き。
誰がどこに、どんな格好でいるのか、ぜひ探してみて下さい。

美少女謝肉祭 (エンジェルコミックス)美少女謝肉祭 (エンジェルコミックス)
(2012/05/17)
山崎 かずま

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tag : ラブコメファンタジー百合漫画

■ユーフォリアジュース (椋蔵)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般] ラブコメ・同一世界
・おまけ: カバー裏に4コマ。
・その他: 9話(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椋蔵(りょうぞう)」センセの「ユーフォリアジュース」です。

瓜生杏、篠原十羽
※左:瓜生杏、右:篠原十羽
 左が携帯画面です。水着姿で、ベストショットですねー。


■ユーフォリアジュース (椋蔵)


★構成・絵柄 一般ラブコメ

「ユーフォリアジュース」は1冊まるまるの長編モノ。
いわゆる同一世界な漫画なんですね。
基本的には短編の積み重ねで、各話でメインとなるカップルが変化するタイプ。
そこに、他エピソードで出演していたキャラがゲスト的に参加しておりました。
そう連続性はないものの、じわじわと世界観が広がっていくみたい
ドコで誰が出てるとか、関連する部分を発見して楽しんで下さい。

ジャンルとしてはラブコメ
一般ですが、各話に必ず直接シーンのあるもの。
えっち感覚はソフト過ぎず、ハードでなく、一般えっち系では実に丁度良いくらい。
だいたい、そこそこ年齢高めの恋愛劇という感じでした。
シリアスな場面もちらほら見られましたよ。

人物絵はそうしたお話にあった、すらりと身長のあるもの。
漫画っぽくはあるものの極端なデフォルメでなく。
いいんじゃないでしょうか。
丁寧な細線での絵柄で、描き込み・濃淡としてはそこそこ。
ただ、白比率がそれなりにあり、あちこちクドさがないため、スッキリとしています。
こざっぱりし過ぎかなー、という個所もありました。
癖はあるものの、そう気になるほどのものでなく。
間口は広めだと思います。
↓表紙など、カラーが抜群に巧い方です。
本編に彩色原稿ないのが勿体ないくらい。
個人的には折り返しのイラストがお気に入りなんですが…一般系ではあれカバーにできないだろうなぁ。

★収録話 9話収録

001:「ノン・ア・ラ・モード」
4ページの冒頭話。
もともとカラー原稿で、単行本の位置的にもそのまま掲載が可能なんですが…白黒。
ううむ。 
こちらは「万優(まゆ)」さんと「京本」くん。
だいたいこの2人がどちらかにて顔を見せてましたよ。

007:「ラッキーキャンセラーズ」
こちらは「生島那由太」・「瓜生杏」
”良い事があると、その倍ほど悪い事がある”
実際に思い当たることばかりで、すっかりそれを運命と信じてしまっている「那由太くん」
まだ付き合っていないものの、可愛い「杏さん」との関係は良好。
ある日、ひょんな偶然から彼女の携帯を拾い、その待ち受け画像が自分の写真であると知ってしまうんですが。
占いのアンラッキーアイテムは”携帯電話”だったのです。

冒頭での物騒な台詞はそれがため。
ちなみに、「那由太くん」の待ち受けは「杏さん」です。
あれ…あらかじめ変更してたのでは、とか考えちゃうのは、ひねくれてる証拠ですかねー。

031:「トラップトリップ」
眼鏡の「篠原十羽」・「大住涼」の喧嘩友達という2人。
温泉旅行に「万優」・「京本」のカップルから誘われるという流れ。
まー、これはベタな作戦。
浴衣姿はいいものです。
(※特に寝た際の「十羽さん」が)
「涼くん」の妙な男ツンデレっぷりが可笑しいですよ。
えっちまでのやりとりがまた好き。

須藤百合香、瀬戸千尋
※左:須藤百合香、右:瀬戸千尋
 「百合香さん」はこのコマがお気に入りです。

055:「ラブレイター」
講師「浅生義一」と生徒「須藤百合香」の年の差カップル。
「百合香さん」が猛アタックをしているという、羨ましい状態です。
ホットパンツが眩しいですね
困っているのも納得。
お話のメインは、「義一」が引っ越した先の隣の部屋に住んでいたのが「百合香さん」というもの。
運命だね、コレは
とか言ってましたが、特に暗躍もしていないようだったので、その通りかも。
なお、こちらでは膝上な超ミニスカートでした。

079:「リアイバリア」
メインは「篠原十羽」・「大住涼」のカップルなんですが。
ここまでの4話で顔を見せていたキャラが次々登場していました。
やっぱりこんなん楽しく感じますね。
冒頭にて、「柏木文」くんが眼鏡の外した「十羽さん」を「可愛い」と言ってからの発展です。
当然ブラはしているものの、ふざけてた事で胸が丸出しになってたコマが好き
ここでも「涼くん」はツンデレてて、素直じゃないです。
ただしそれがためか、ラストのえっちはいい感じでしたよ。

103:「ラバーフォーム」
先の話では切っ掛けとなっていた「柏木文くん」と「瀬戸千尋」さんのお話。
「千尋さん」は…たぶんコレが初登場ですが、名前だけは既に出演していますので、探してみて。
ひでるさんは1個所気付きました。
それ以上出てたらごめんなさい。
”美人だけど飄々として掴みどころなく、どこかマニアックである”
そんなんが周囲からの「千尋さん」評。
意外なほどよく喋るため、テキスト多め(笑)
そんな彼女にキチンと付き合う「文くん」は大したものですね。
えっちに至る切っ掛けがまた意表をつく可愛らしさでした。
オチが気になります

127:「ファーストレンジ」
こちらは、「千尋」・「文」、「十羽」・「涼」という、それぞれカップルが海に出掛けるというもの。
ただ、「万優」の相手である「京本」は来れず、後輩「人見心音(ひとみ・ここね)」さんとのツーショットになってます。
ちょうど裏表紙の風情ですね。
実は「心音さん」が同性好きで、「万優さん」とラブラブするという百合展開になってました。
そうくるかー。
カミングアウトした当人も驚いてましたが、「万優さん」がなかなか良い人。
けっこうあっさり受け止めてましたね。

151:「ラブレイダー」
収録で似たタイトルになってますが、こちらは講師「浅生義一」のお話。
彼の過去話で、ヒロインは先輩「速水蝶子」さん。
ひでるさんの気にいった、折り返しが彼女ですね。
ちらほらブログ見て頂いてる方は察しつくかもしれませんが、やっぱり髪型かな。
詳細については面白味が亡くなる可能性あるので、伏せておきます。
先のエピソードの詳細が分かるようになってました。

万優・人見心音、速水蝶子
※左:万優・人見心音、右:速水蝶子
 左のシーンは作画にも力が入ってます!

175:「ハッピーキャンセラーズ」
最終はまたまた「那由太くん」、「杏さん」のエピソード。
意中の相手と見事付き合うようになったものの、いまだに”倍返し”を怖がる「那由太くん」
弱気になる彼を軽く受け流していたところ、事故ったという電話がかかって来るというもの。
いままでのテンションとは違い、ボロボロ泣く「杏さん」がキュート
こちらもなんとなくホロリと(本当)
いい娘だなぁ。
収録での最終話とあってか、いままでのキャラが総出演しておりましたよ。

★その他

以上、「椋蔵」センセでした。
こちらが5冊目なのかな。
過去単行本についてもだいたいブログで紹介しており、一般系「イロドリ COLORFUL DREAMS」、「レイズデイズ」、そして成年系「ラブトライク」、「グケグテ  GKGT」…という感じ。
前回も書いてますが、やっぱり一般系のがお似合い。
絵の雰囲気とか、お話とか。

ただ、カラーがあれだけ上手な方で、もともとの原稿は彩色であるのに、白黒での収録は実に残念。
これは出版社さんかなー。
その分くらい料金割り増しでも、大丈夫だと思いますが。
個人的には、あとがきとかコメントなかったのも残念でした。

ユーフォリアジュース (芳文社コミックス)ユーフォリアジュース (芳文社コミックス)
(2012/05/16)
椋蔵

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tag : ラブコメ

■おいでませにゃんにゃん (こんちき)

★まんがデーター [14/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・むちむち
・おまけ: おまけ漫画、合間にイラスト、
      作品解説「5年かかりました」、ラフページ、
      加筆・修正・描き足しあり。
・その他: 短編×9(うち「おいでませにゃんにゃん」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こんちき」センセの「おいでませにゃんにゃん」です。

つむきちゃん
※つむきちゃん
 彼を射止めた「つむきちゃん」の目です。
 

■おいでませにゃんにゃん (こんちき)


★構成・絵柄 成年ラブコメ

今回の「おいでませにゃんにゃん」は、その表題作が3話の連続になっています。
他は短編での構成。
話数としてはそう多くないものの、本編の続きが2ページほどおまけで描かれ、各話とも読み応えありました
ほか、作品解説にイラストのラフ・コメントなどなど、全体でだいたい226ページくらい。
ボリュームのある内容です。
持ってみると、ずっしりとした重量感がありましたよ。

お話としてはラブコメ
コメディー色がやや強め。
あちらの↓表紙と表題から、ひでるさんは猫耳な単行本だと勘違いして、店頭でも手に取るかどうか迷っていましたが。
本編はそんな感じなかったです。
逆にそっちを期待する方は要注意

さらりとした、乱れない線。
やや太めで色も強め。
描き込みは丁度よいくらいで、不足感はありません。
全体の濃淡も適度なまとまりでした。
見易い原稿です。
楕円な輪郭で、それに対する目鼻の大きさ・配置などのバランス感覚に優れたキャラ絵。
ややコメディー寄りの、漫画ちっく過ぎない、ふんわりとした可愛らしさです
あちこち優れていてしつこさなく、背景・小物などのおさまりも良く。
漫画の巧い方でした。
癖はある方ですが、そう人を選ばないと思います。
判断には、「望月さんの覇道恋愛」が立ち読める「ワニマガジン社」さんのHPがオススメ。

★収録話 9話収録

003:「~変な彼女~見つめられるのが駄目なんです」
ゼミの合コンで出会った、「つむき」ちゃんとのラブラブ話。
凄い恥ずかしがりで、第一印象は”さえない娘”だったんですが、ふと見えた彼女の目に撃ち落とされた「宮野一樹」くん。
その場で告白し、付き合うこととなった今でも、帽子や前髪で必死にガードされていたのでした。
恥ずかしがり屋なヒロインとのイチャイチャ話。
ピーク時には前髪で顔がすっぽり覆われており、”後頭部が迫ってくるみたい”とありました。
視力悪くなりそう。
えっち時も直視を避けるあまり、なかなか良い体勢になってたりします。
わはは。
色々シチュエーションが想像できそうな娘さんですね。

彩さん、瑞樹さん
※左:彩さん、右:瑞樹さん
 単行本にてメインの2人です。どちらがお好みですか?

021:「望月さんの覇道恋愛」
本社から派遣された「望月香奈子」さん。
高飛車でいきなり現場を仕切る彼女は、実は会長の娘だという噂もあり。
それがためか、いままで和気あいあいとやっていた現場の雰囲気は、ギスギスとしたものになっていました。
「宮里」くんもついに限界を迎え、ガツンと言ってやろうとしたんですが…という切っ掛け。
確かに言い過ぎな点もありましたが。
実際に売り上げは上がっており、言ってることは間違いでなく。
いままでが悪かったんでしょうねー。
冒頭の歓迎会でも「宮里くん」をターゲットにしてましたが彼女の一目惚れみたい。
なかなかぶきっちょな様が可愛らしいです。
オチとかおまけ漫画がまた可笑しいので、必見です。

049:「おいでませ にゃんにゃん」
073:「おいでませ わんにゃん」
097:「おるすばん わんわん」
猫と共に拾った、プチ家出な「彩」さんとのお話が「おいでませ にゃんにゃん」
自由気ままで、まさに猫ちっくな彼女。
初対面ながらも積極的な彼女に誘われ、飲んだ後にお持ち帰りする流れ。
えっちも彼女からのお誘いでした。
いいなぁ。
あのオチは、いかにも「彩さん」という感じですね
続く「おいでませ わんにゃん」は、タイトルから察せられるそのまま、今度は犬ちっくなヒロインが登場するエピソード。
「彩さん」が連れて来た「瑞樹」さん。
同じく彼女が犬を拾ってどうしようか困っているというのが切っ掛け。
ふっくらとした娘さんで、胸も大きめ。
また、その性格はいかにも犬ちっくで、「仁志」くんとも良い雰囲気。
こりゃ、うかうかしてるとカップルになっちゃいそうですねー。
(※漫画ではまだ関わっていましたが、最終的には「彩さん」身を引くかな)
そんな流れで、「おるすばん わんわん」はついに「瑞樹さん」の単独話。
この中編は、単独・複数・単独…という、セオリーとやや違う配置なのです。
なんのかんのと、彼の部屋で家事やっていた「瑞樹さん」
思わず独りえっちをしていると、そこに「仁志くん」が鉢合わせるというお約束。
ちょうど直前で、なかなか恥ずかしいですわ。
まぁ、彼女としては願ったりかなったりかもしれませんが。

121:「やわらか彼女モミタイナ」
その「瑞樹さん」と似て、ふっくらなヒロイン「久留美」さん。
小さいながらも食欲旺盛で、おっぱいも大きめ。
「勝也」くんはそんな彼女に刺さっていたものの、胸と間違ってお腹を揉んでしまったことで、ダイエットを決意されてしまうのでした。
成年漫画のダイエットネタは、えっちで痩せようというのがセオリーなんですが。
こちらは、ダイエット後がメイン。
うん、良いお腹でした。

147:「おとどけ・快楽便」
宅配便「シマネコ」のお姉さんとのえっち。
裏表紙が彼女ですね。
うっかり商品パッケージを壊してしまった彼女は、ちゃんと動作するか確認しようと上がり込んできたのでした。
察しの言い方そのとおり。
注文していたのは”大人のオモチャ”なので、断ろうとする彼を見事に拘束し、彼女からえっちに持ち込んでおります。
色気のない下着で、なんだか汗臭そうな雰囲気がマニアックでしたよ。

173:「ちちくりゃりくり」
こちらは先輩「原智美」さんとのオフィス話。
やっぱりバストは大きめで、そんな彼女に想いを寄せていた「村上孝彦」
しかし、彼女はギャンブル好きで、負けが込むと自らの身体を切り売りして生活費をまかなっていたのでした。
”おっぱい10揉み千円”
だって。
いいなぁ。
あの性格だと、「孝彦くん」にはやや荷が重いような気がしますが、どうでしょう。
オチがまた恐ろしいですよ

望月香奈子、久留美さん
※左:望月香奈子、右:久留美さん
 キャラとしては「香奈子さん」が良かったなぁ。

199:「怪談 吹雪に待つ女」
タイトルそのまま、由希女さんとのお話。
怪談とついているだけあって、タッチもそんな感じ。
ただ、怖さはなく、なかなか良いエピソードでした。
本編と一転して、おまけ漫画が可笑しいです。

★その他

そんなこんなで、「こんちき」センセでした。
紹介帯に”成年向け初コミックス”とあったので、なんらか単行本があると思いましたが…。
調べて納得。
別名は「山田秀樹」って、なるへそ。
確かに絵はそんな感じでした。
言われてみれば確かに、ああ。
ブログで「魔乳秘剣帖」も紹介してましたよ。
なお、その流れでセンセが元「日本ファルコム」社員であったことを知りました。
すごいー。

おいでませにゃんにゃん (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)おいでませにゃんにゃん (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
(2012/04/28)
こんちき

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tag : ラブコメコメディー

■新妻のそだて方 (ジェームスほたて)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般] ラブコメ・新婚生活
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(4P)、携帯待ち受けFLASHプレゼント、
       7話収録、現在1巻まで発売中

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ジェームスほたて」センセの「新妻のそだて方 1巻」です。

ヒロイン特集1:寝起きの「千真季さん」
※ヒロイン特集1:寝起きの「千真季さん」
 朝は強くなさそうでした。


■新妻のそだて方 1巻 (ジェームスほたて)


★構成・絵柄 一般ラブコメ

巻数そのまま、「新妻のそだて方」は2巻以降も続く長編モノ。
一般・えっち系な単行本。
初対面から、なんやかんやとカップルどころか結婚までしてしまうという、ストーリー漫画となっています。
メインの2人からブレることはなく。
じわじわ接近していく感情が、丁寧に描かれておりました
故あって、えっちはしちゃってるんですけどね。
ジャンルとしてはまさにラブコメ
テンポ良く、楽しく読み進められます。

そんな感じで、お得意なネタで漫画は優れたもの。
やや原稿はごちゃごちゃしていたものの、特に引っ掛かるところはありません。
描き込みはそこそこですが、濃淡は強めなまとまり。
全体では濃い目ですね。
ふんわりとしたやわらか曲線での絵柄で、キャラは肉付きよくむちむち
ばさりとした髪と大きな目の可愛らしい系統です。
こちら名義の場合、丁寧さよりも勢いという感覚。
極端な乱れはなかったものの、崩れは感じました。
癖のある作画なので、人を選ぶと思います。
判断については、だいたい↓表紙で良いでしょう

★収録話 7話収録

主人公「外村泰平」は、友人「磯辺」の経営する会社「いそべ水産」の従業員。
そちらは5名の従業員と数名のパートで構成された零細企業でした。
しかし、彼の叔父は世界的な企業「内場グループ」の会長と長年続く知り合い。
ちょうど見合い相手を探していた会長に、「泰平」を”社のホープ”と紹介したところ、なんのかんのと話は進展。
結婚前に新郎・新婦が顔を合わせるのは縁起が悪い。
そうした古いしきたりも手伝って、当人らの知らぬところで結婚が進んでしまったのでした。
式当日、同じく”結婚したくない”と頭を抱えていた新婦「北見千真季(きたみ・ちまき)」に出会った「泰平」
2人で結託して、式を破談とすべくえっちを始めたんですが…その「千真季」こそが本来の結婚相手だったのです。

長くなってすみません。
そんなんが1話目。
だいたいそうした経緯で、いきなり見知らぬ男女が夫婦となり、新婚生活が始まるというもの。
式を破断にしようとえっちも経験しており、そちらの相性はいいみたい。
(※いちおう直接えっち前でしたが)
後はお互いを知っていくだけ、ということで。
ドキドキな同居生活の中で、じわじわ愛情が芽生えていく、という漫画でした。

ヒロイン特集2:ドレスアップ「千真季さん」
※ヒロイン特集2:ドレスアップ「千真季さん」
 なにかと面白い娘さんでした。

名前も面白いヒロインの「千真季さん」
お嬢様で世間知らずなため、非常に言動が可笑しいのです。
「~です」、「~ですか」という、丁寧ながらちょっとズレた物言いもキュートですね。
デキル一般人「泰平くん」とはなかなかいいカップルでした。

「千真季さん」の家事スキルの無さが発揮される2、3話目。
まぁ、こうしたネタではセオリー通りですねー。
出勤前に彼女の昼食を作っていた、逆に主夫スキルを持つ「泰平くん」
できない割りに”妻として~”という考えを持った「千真季さん」を、じわじわ追い詰めておりました。
まぁ、お嬢様ですよ。
3話後半の、照れてポコポコしている様が可愛い

結婚後、なぜかずっと下着・シャツ一枚という格好(部屋着)だった「千真季さん」
(※いちおう違う服です)
彼女の意外な秘密が判明する4話目。
お嬢様だわー。
外出した彼女の浮世離れっぷりを楽しんで下さい。
なお、こちらが初えっちかな。
野外でしたよ。

ヒロイン特集3:えろいぞ「千真季さん」
※ヒロイン特集3:えろいぞ「千真季さん」
 いいバストですねー。部屋着が素敵。

5話目は「いそべ水産」まで忘れ物を届けに行った「千真季さん」
家事スキル皆無で世間知らずな彼女の、これまた意外な一面が見れます。
ここは必見
ただ、案外そんなものかもしれませんねー。
後半のえっちシーンでは、また可愛らしい事を言っているので、こちらもお楽しみに。
そうそう、名乗った彼女の苗字が、グループの「内場」ではなく、「北見」であった理由が判明する6話目。
もうラブラブですわね。
こちらでは「千真季さん」と共に、「泰平くん」の過去も描かれておりました。
収録の最終7話は、内場グループの創立記念日エピソード。
「千真季さん」ともども「泰平くん」も拉致られ、強引に出席させられています。
そうした流れで、初めて彼女のテリトリーでのお話。
新キャラ、彼女の妹「亜璃寿」さんの登場回です。
まー、まためんどくさそうな娘さんですねぇ(笑)
なお、ドレスアップした「千真季さん」にも注目。

★その他

そんなこんなで、「ジェームスほたて」センセでした。
↓下に並べてますが、紹介は1年とちょっとぶり。
キスメグルセカイ」とか「愛恋千鳥」の2巻が発売されてますね。
新刊は久しぶりでした。
それらはいまいち刺さらなかったんですが、今回は良かった
センセのイイ所がふんだんに盛り込まれた単行本だと思います

ただ、あの↓表紙ですが…。
裏表紙も含め、やや色づかいがふわふわとし過ぎのような…。
個人的には、折り返しとか本編の感じのが良いと思うんですがねぇ。

新妻のそだて方 1 (ヤングコミックコミックス)新妻のそだて方 1 (ヤングコミックコミックス)
(2012/05/10)
ジェームスほたて

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★「小暮マリコ/ジェームスほたて」センセの漫画紹介記事
愛恋千鳥[いとこいちどり] 1巻/ジェームスほたて]
 一般系。刀片手にした「千鳥さん」とのお話。
キスメグルセカイ/ジェームスほたて]
 一般系。パラレルワールドを旅する「めぐるさん」のSFちっく話。
団地妻さんのしあわせ/ジェームスほたて]
 一般系。団地妻さんシリーズを収録した、センセの最高傑作というべき単行本。
俺専彼女/小暮マリコ]
 成年系。全て短編。メイド「依子ちゃん」や、白スクール水着な「夏生さん」が登場。
コイノハナ/小暮マリコ]
 成年系。従姉「おりえさん」の「姉じゃなくなる日」を収録。
夕立が止む前に/小暮マリコ]
 成年系。「夕立」、「希望荘へようこそ」などの連続話を含む。
サニーサイドアップ/ジェームスほたて]
 全2巻の一般系。喫茶店のラブコメ漫画。 


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tag : ラブコメ

■正しい魔術の遊び方 (八尋ぽち)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般] コメディー・魔術
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
      カバー裏に旧扉絵・コメント・表紙リンク絵。
・その他: 8話(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八尋ぽち(やひろ・ぽち)」センセの「正しい魔術の遊び方」です。

ウェイトレス「ミキちゃん」、大学生さん
※左:ウェイトレス「ミキちゃん」、右:大学生さん
 ピポピポ呼び出し音が鳴るところが可笑しいですよ。
 

■正しい魔術の遊び方 (八尋ぽち)


★構成・絵柄 一般えっち・コメディー 

「正しい魔術の遊び方」は一般えっち系。
成年系ではないものの、各話に必ず直接シーンのあるタイプ。
裸も頻繁で、消しもあちこちにありました。
お話は1冊まるまるの長編。
ただ、同キャラ・同設定なだけで、連続モノではありません
主人公である男性とその友人が出続け、各話に登場するヒロインらとのエピソードになっていました。
行為だけで好意はなく、ジャンルはラブコメというよりコメディーになると思います。

黒が目立つ濃いめな作画。
中・小のコマで構成された原稿は賑やか。
白比率は少なく、全体に色がしっかりついています。
描き込みはやや細かめ。
引き絵にやや弱いところがありましたが、それも重箱の隅程度。
目立つような乱れ・崩れはなく、安定しています。
前回もそうでしたが。
今回も単行本化にあたり40ページほど修正をされているそうで、その成果であると思います。
頭が下がります。
結果として、絵柄については高い完成度になってます。
キャラは肉感的な可愛らしい漫画絵柄。
だいたい↓表紙・裏表紙そのままなので、判断はそちらでも大丈夫。
あるいはセンセのHPを訪ねてみて下さい。

★収録話 8話収録

”物質と物質を交換する”
そんな黒魔術が使える「鮫島貞夫」
彼とその友人は街で見かけた女の子らに黒魔術を駆使し、えっちに持ち込むのでした。
大雑把にはそんな感じ。

前述したように、各話で様々なヒロイン顔を見せる漫画。
主人公である男子2人は仲良く全てに登場してましたが、流れもあってほかのキャラは1話限り。
良い感じのヒロインもいたものの、ぶつ切りで残念です。
そうストーリーっぽさはなく、異なるシチュエーションでのイタズラ、えっちが続くみたいなの。
軽い感覚で楽しんで下さい。

プロボウラーさん、武闘家「空島玄」の娘さん
※左:プロボウラーさん、右:武闘家「空島玄」の娘さん
 プロボウラーのヒロインは珍しいです

1話目(003)はファミレスのナンバー1というウェイトレス「ミキ」ちゃん
裏表紙に描かれているシーンはこの冒頭です。
結構細かい説明ないまま、ぱっと始まってますね。
で、こちら漫画でのポイントである黒魔術。
使えるのは”物質と物質の交換”だけなんですが。
こちらでもいきなりヒロインのアソコと呼び出しのボタンを交換してましたが、物だけに限らず人でもその一部でも問題ないのね。
かなり汎用性があるみたい
ちゃんともう一方も変更されてるのが可笑しいですね。
魔術刑事という「貞夫くん」の父が登場するのはコチラだけ。
もともとは連続話でなかったようですね。
まぁ、この人は登場しなくて正解かも。

2話目(021)は巨乳の大学生さん。
雑誌と彼女の胸だけを交換していました。
本の間におっぱいがふよふよしてる光景は…なかなかシュール
隣でびくびくしてる彼女がキュートです。
まさか母乳まで出るとは思いませんでしたが。
3話目(041)はプロボウラーさんとのボーリング勝負。
勝ったらえっちするという約束で、真剣な彼女に黒魔術でえっちなイタズラして邪魔するというもの。
さすがにプロだけあってか、かなり我慢して耐えていましたよー。
きゅっとしたツリ目で、登場ヒロインでは彼女がお気に入り。
ちなみに、カラーの中扉は彼女です。
4話目(061)は自動車教習所のインストラクター「大家」さん。
「貞夫くん」に対して、「クソメガネ」とか言ってました。
毒舌ポニーテールですね。
ああ、いかにも教習所っぽいわー。
冒頭の地球儀のところが可愛いです。

5話目(083)は宅配ピザ屋の店員さん。
黒魔術はかなり汎用性がある。
…と先に書きましたが、こちらでは魂を交換しています。
なんでもアリですね
友人と店員さんの肉体のみ入れ替わっており、貞操の危機を迎える彼に注目。
放尿シーンもありますよ。
6話目(103)は公園で”殴られ屋”をやっているお姉さん。
武闘家「空島玄」の娘さんとのことで、さすがの強さですね。
凛とした和服美人でした。
次の話もそうですが、黒魔術を駆使して見事えっちに持ち込んでます
あるいは「貞夫くん」の彼女になれそうでしたが、オチにご期待下さい。
7話目(121)はちょっと浮世離れした、資産家のお嬢様「リコ」さん。
大事に育てられたらしく、なかなかはっちゃけた思考をしていましたが。
日本沈没だって。
ガッツリ鵜呑みにしてるのが恐ろしいですねー。
ただ、そこは魔術の使える「貞夫くん」
友人をもオトリにして、実にうまいこと立ち回っておりました。

お嬢様「リコさん」、営業「近藤さん」
※左:お嬢様「リコさん」、右:営業「近藤さん」
 ラストはこの黒スーツのぴったりした感じが素敵でしたよー。

8話目(141)は営業の「近藤」さん。
こちら最終話なんですが…まるでそうした感じはなく、いつも通りです。
「近藤さん」は収録で唯一の眼鏡ヒロイン。
黒のスーツ姿が実にセクシー。
プレゼン中なので、周囲にて大勢に見守られるなか、色々されていました。
後半の直接シーンより、そちらのが刺さりますねー。

★その他

そんなこんなで、「八尋ぽち」センセでした。
こちらで単行本は2冊目。
ブログでは、初単行本「ラブマチオ」を紹介しております。

あの↓表紙は…漫画にプラスではないかなぁ。
裏表紙の魔法使い帽子のお姉さんも、勘違いさせてしまいそう。
1枚絵でぱっと伝わり辛いネタではあるでしょうけれど。
難しいですねー。
着衣のままでもえっちされてしまい、設定は一般えっち系向け。
エロス感あり、楽しめました
ただ、せっかく連続話なのにお話は勿体ないかな…いや、余計なプラスは不要か…。
読み手を選んでしまうかも。

正しい魔術の遊び方 (ヤングコミックコミックス)正しい魔術の遊び方 (ヤングコミックコミックス)
(2012/05/10)
八尋 ぽち

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tag : ラブコメコメディーポニーテール

■蜜色のつぼみ (智沢渚優)

★まんがデーター [13/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ロリ・複数
・おまけ: あとがき、イラスト「聖宝触騎士」、
      カバー裏にイラスト「蜜色のつぼみ?」、描き足しあり。
・その他: カラー(8P)、短編×9
     (うち「KARIBA-RHYTHM」×2、「空から舞夢」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智沢渚優(ともざわ・しょう)」センセの「蜜色のつぼみ」です。

KARIBA-RHYTHM・ヒロインズ
※KARIBA-RHYTHM・ヒロインズ
 左の2人がメインの「紫亜」・「桃」です。


■蜜色のつぼみ (智沢渚優)


★構成・絵柄 ロリ系 成年

こちら「蜜色のつぼみ」は2話ほどの連続モノと、短編による構成。
どれもロリ系で、ガンガンえっちされちゃうのはいつも通り。
ただ、あとがきにてセンセ自身も書いているように。
収録のお話群は触手から巫女さんまで、プレイも含めてややゴチャゴチャとしています
展開とかオチはそれぞれ異なりますが、ブラックでどんより真っ暗という感じではありません。
また1話だけですが、ラブいエピソードもありました。

曲線で丸っこい、ロリバランスなキャラ絵。
相変わらずの可愛らしさです。
リボンがよくお似合い。
だいたい適度なくらいの描き込みで、濃淡は濃い目。
黒が強く、それがため軽々しくない、落ち着いた雰囲気となっていました。
全体の色づきもしっかりしてます。
漫画も巧く、特に引っ掛かるところはありません。
ちょっとプレイがハードなので、そんなん苦手そうな方は注意
そうカラーとの違いはないため、判断については↓表紙・裏表紙で大丈夫。
あるいは、ずらりと歴代単行本が並ぶ「コアマガジン」さんのHPがオススメです。

★収録話 9話収録

003:「KARIBA-RHYTHM」 カラー原稿あり 描き足しあり
029:「KARIBA-RHYTHM 仕舞-姉妹」 描き足しあり
賀集家に引き取られた「紫亜」・「桃」を中心としたお話。
2話目はオチにて言っていた一言の詳細が分かる、プロローグ話になっています。
仕掛けもあるので詳細は伏せておきますが。
いちおう、前者は合意の上での複数えっち。
カラー原稿部分では直前で終わっていた、「桃ちゃん」のエピソードです。
後者は「紫亜さん」の過去話。
キャラが似ていてややこしいですが、こちらの「紫亜さん」はリボンの似合う、まだ幼い容姿。
↓表紙がそうかな。
こちらは合意ない、複数えっちでした。

仁江野姫凛、古杜陽姫
※左:仁江野姫凛、右:古杜陽姫
 「姫凛さん」のお話はいかにもというものでした。

055:「姫舞いの前奏祭」
豊穣祭に”舞姫”として選ばれた「仁江野姫凛(にえの・きりん)」さん。
村のしきたりとして、教師「瀬和」は彼女の面倒を見ておりました。
祭の実体を知る彼女は、彼に初めての相手を願ったのです。
古い慣習が残る村でのエピソード。
いかにもセンセが得意そうなネタで、オチもまさに”待ってました!”という感じ
ご期待下さい。
えー、本編はいちおう積極的な年下少女とのラブいえっちとなってます。
オチはともかく。

071:「蝕剣乱幼」 カラー原稿あり
こちらが触手や騎士の登場する、ファンタジーもの。
重々しい甲冑の騎士「イ・トウカ」と「ウツミ」は、故あって触手えっち。
ぶっちゃけ、そっちよりも従者「アズ」・「リン」の2人のがキュートでした。
こうした系統のお約束で、ガッチリえっちされてます。
続きは…描かないんだろうなぁ。

従者「アズ」・「リン」
※おまけ:従者「アズ」・「リン」
 このコマが好き。

095:「テリトリー」
登校拒否となっている「古杜陽姫(ふるもり・ようき)」
彼女を心配した委員長「義前里葉(よしまえ・さとは)」は、その理由を聞きつけ、ある作戦を計画したんですが…というもの。
攻守がコロコロと変化する、目の離せないエピソード。
母親が出ていたので、すっかり騙されてしまいましたよ。
「里葉ちゃん」がちょっと気の毒。
善意の裏にはああした感情あって当然だと思うよ。

115:「リード・まいん」
「戸岐野達人(とぎの・たつひと)」とお嬢様「房中舞耶(ふさなか・まいや)」さんという、年の差カップル。
古くから関係が続く、戸岐野・房中という家の事情もあって、2人は婚約者同士でした。
メイド「日向」さんを交えた、複数えっちとなってます。
ここでのポイントは幼いながら積極的な「舞耶ちゃん」ではなく、その「日向さん」
なんと、ふたなりなのでした。
「舞耶ちゃん」を巡り、なんとなくライバルっぽいのが良いですね。
収録では唯一カケラも暗さのない、ラブいエピソードとなってます

135:「としこし!」
巫女「路花」ちゃんのお話。
冒頭のセオリーな感じから一転。
いきなりはっちゃけた物言いの「路花ちゃん」がキュートです
思わずおっちゃんも”背徳感がどうのこうの”とか言ってました。
あのオチは…いいのかな。

お嬢様「房中舞耶」・メイド「日向さん」、巫女「路花ちゃん」
※左から、お嬢様「房中舞耶」・メイド「日向さん」、巫女「路花ちゃん」
 この「路花ちゃん」のはっちゃけたところに注目。

157:「空から舞夢」 前後編
転校生「草馬藍夏(そうま・あいか)」と「込谷舞佳(こみがや・まいか)」
出会いを切っ掛けに、常々「舞佳」が見ていたえっちな夢は、酷くなっていったのです。
因縁ある2人の過去が明かされるというものなんですが。
前後編で目いっぱい詰め込んだ印象で、ちょっと分かり辛いですね。
ざらっと読むと、なんだか理解できないと思います。
なお、えっちは緊縛プレイとなってます。
幼い娘さんの縄化粧をお楽しみ下さい。

★その他

毎度お馴染み「智沢渚優」センセでした。
これで何冊目なんですかねー。
コンスタントに発売は続き、当ブログだけでも↓下に並べたそのまま9冊目。
こんな時代に凄いなぁ。
えー、ひでるさんの初見は…もう16年前か。
まさか蜜色シリーズが、ここまでになるとは思いませんでしたよ。
こうなったらトコトンまでやってほしいですね。

…とか思っていたら。
カバー裏にちょっと驚き
別ジャンルを描きたくなってるのかなぁ。

蜜色のつぼみ

蜜色のつぼみ (ホットミルクコミックス 374)


★「智沢渚優」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
 [蜜色の蝕幼飼育] 
 [蜜色樹るり] 
 [蜜色の舞姫] 
 [蜜色ミルクホール] 
 [蜜色に溶ける欠片
 [蜜色の刻印
 [蜜色幼辱館] 
 [蜜色幼夢淫] 


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tag : ファンタジー

■拘束違反 (井上よしひさ)

★まんがデーター [14/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] 緊縛・ポニーテール
・おまけ: あとがき・4コマ、カバー裏に漫画「ダムダム講座2」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(6P)、短編×9。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井上よしひさ(いのうえ・よしひさ)」センセの「拘束違反」です。

さゆ姉、屋敷川さん
※左:さゆ姉、右:屋敷川さん
 このパン食い競争は…やってみたいなぁ
 

■拘束違反 (井上よしひさ)


★構成・絵柄 緊縛系・成年

さて、本日は「拘束違反」です。
↓表紙そのままの緊縛系漫画となっていました。
毎度お馴染み、というか…タイトルがモロですわね。
プレイとは裏腹に、まったく暗さないのはいつも通りでしたよ
なお毎度のお約束で、ヒロインはやっぱり全てポニーテールです。
それを利用したようなお話もあります。

折り返しには”初心に帰ることを心がけました”、とあり。
それがためか、今回の収録は全て短編となってます。

絵柄はいつも通りの安定感。
しっかり・丁寧な線で、描き込みは適度なくらい。
黒が強く、濃淡はやや濃いめ。
そこそこ白比率あり、見辛い感じはありません。
漫画もお上手。
表現などにも引っ掛かる部分はありません。
肝心の縄描写もさすがのクオリティでした。
コメディーが巧く、キャラはラブコメの似合いそうな可愛らしいもの。
特殊プレイで好き嫌いあるかもしれませんが、絵柄は特にマイナス点ありません
判断については、「ヒット出版社」さんのサンプルが良いでしょう。

★収録話 9話収録

003:「表層雪崩」 カラー原稿あり
↓表紙から続くようなお話。
チェック柄の制服スカートと、黒タイツが素敵な「さゆ姉」とのえっちです。
彼女の楽しみというのが、自らを縛り上げるというプレイ
まー、1人で器用に自分を縛ってましたよー。
今日はさらに吊るしてみようとしたところ…という流れでした。
危ないよぅ。

027:「ひょうたん!」
ウェストが気になっているヒロイン。
中世貴族のコルセットの如く、お腹をベルトで絞りあげたのでした。
どう?このくびれ美人ぷり!
とか言ってましたが…ちょっと怖いよ。
なんとそのままえっち展開となっていました。

生徒会長「浦山さん」
※生徒会長「浦山さん」
 こんな状態なのでした。

043:「動けない生徒会長」
椅子を並べ、そこで寝ていた生徒会長「浦山」さん。
背もたれと腰かける部分の隙間に身体を通していたんですが、抜けなくなってしまったのでした。
それをサボっていると勘違いしたメガネくんに、
その証拠にいまお前に犯されても抵抗できないから!!
そんなことを言ったのです。
まー、器用に寝てましたわねー。
「浦山さん」が可愛いです。
縛るのとはまた違った描写で、なかなかいい感じでした。
めくったりなんだりするのが好き。

065:「てんそく?」
幼馴染み「川俣」さんが、美脚になるため自らの足を縛るというもの。
先の「ひょうたん!」と似た流れですね。
これはホットパンツがいいなぁ。
彼女が持っていた本「緊縛美脚術」は、著者「縄原縛郎」でした。
収録の他の本もなにげに彼の著書でしたよ。

081:「新競技爆誕」
”男女共同パン食い競争”という新しい体育祭の企画に、「屋敷川」さん・「相沢」くんが挑戦するというもの。
2人をお腹向き合わせで、抱き合うように縛り上げていました。
いい密着巻ですねー。
成年漫画でよくある、ロッカー閉じ込められるみたいな感じ。
「屋敷川さん」はブルマ姿でした。
ちなみに、こちらに登場している生徒会長は…先の「浦山さん」かな。

101:「若者の活字離れ(笑)」
読書クラブの「琴川乙女」さんとのお話。
彼女が読んでいた本は”江戸の拷問”で、彼女自身も服の下には縄化粧が…。
パンチラのコマが非常に良いですね
ドキドキします。
静かな前半と、派手なえっちの後半という構成も見事でした。

125:「さよならポニーテール
149:「帰ってきたポニーテール
いかにも連続話っぽいですが…実はそれぞれ短編です。
前者は、ポニーテールがトレードマークの「小河内みずね」さん。1人
幼馴染みの1人えっち現場にはち合わせた彼女は次の日は髪を下ろしていたのでした。
詳細は書きませんが…故あって、どっかん漏らすシーンが素敵でした。
なお、このエピソードは縛りありません。
後者は、久しぶりにポニーテールへ戻した「亀山いずみ」さん。
幼馴染み「片倉」くんは過去の事情がため、ポニテが大の苦手だったのです。
中盤で「いずみさん」は彼の母親に縛ってもらうんですけど。
まぁ、普通あー縛らないわね。
ベッドで横に座って、迫っているようなコマが良かった。

亀山いずみ、木地山もがみ
※左:亀山いずみ、右:木地山もがみ
 左のコマがお気に入りです。色っぽいですね。

173:「絶叫ジェットコーフクー」
ジェットコースター好きなヒロイン「木地山もがみ」さんのお話。
タイトスカート下のブルマが良い感じ。
ガッチリ椅子に固定されてます。
大変なことになってましたが…あれは訳分かんなくなりそう。
なお、ちょっと変なタイトルの意味は、本編にてすぐ判明します。

★その他

そんなこんなで、「井上よしひさ」センセでした。
これで何冊目なんだろう。
19冊目…くらいかな、どうかな。
なんだか頻繁に単行本出ているイメージでしたが。
見てみると、先の「マゾシャン」は去年(11年)の9月でした。
ううむ、結構たってましたね。
インパクト強いからかなぁ。
今回は比較的…大人しかったと思いますが。

拘束違反 (セラフィンコミックス)拘束違反 (セラフィンコミックス)
(2012/05/11)
井上 よしひさ

商品詳細を見る


★「井上よしひさ」センセの漫画紹介記事
マゾシャン Mazocian] 成年
○○デレ[まるデレ] 2巻
○○デレ[まるデレ] 1巻
縛姫-シバラレヒメ-] 成年
縄士―NAWASHI―] 成年
Escape Creator] 成年
おじいちゃんは少年探偵


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tag : コメディーポニーテールラブコメパンチラ

■萌えーしょんグラフィックス (鈴井ナルミ)

★まんがデーター [12/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年] ラブコメコスプレ
・おまけ: あとがき・4コマ、カバー裏にキャラクター解説っぽいの、
      描き下ろし「萌えーしょんグラフィック 第4話」
・その他: 初単行本、折り返しにコメント、カラー(8P)、
      短編×10(うち「萌えーしょんグラフィック」×4)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴井ナルミ(すずい・なるみ)」センセの「萌えーしょんグラフィックス」です。

原画担当「絵崎愛弓」、部長「響梢」
※左:原画担当「絵崎愛弓」、右:部長「響梢」
 カバーを飾る、表題作の2人です。


■萌えーしょんグラフィックス (鈴井ナルミ)


★構成・絵柄 成年ラブコメ

さて、本日は「萌えーしょんグラフィックス」です。
表題の中編をメインとした単行本。
各話でヒロインが変更され、集団えっちとなるスタンダードなもの。
描き下ろしもそちらで、新キャラが登場していました。
他は全て短編での構成ですね。
ジャンルとしてはラブコメ
ぱっと目立つ要素はあまり見られないものの、読み易いお話群となっています。

こちらで注目なのは、なんと言っても作画。
縦に大きな目の、ふっくらとした漫画っぽいもの。
いかにも可愛らしいキャラ絵ですねー。
そうデフォルメちっくでもなく、バランス感覚も見事。
安定してました
乱れのない柔らかな線で、濃淡・描き込みも適度なくらい。
枠間が小さく、ややごっちゃりしているかな。
表現的に引っ掛かるところもなく、よくまとまっています。
判断については、多少違いますが↓表紙・裏表紙、あるいは「MAX」さんのサイトでのサンプルが見易いでしょう。

★収録話 10話収録

005:「萌えーしょんグラフィック 第1話」 カラー原稿あり
029:「萌えーしょんグラフィック 第2話」
049:「萌えーしょんグラフィック 第3話」
189:「萌えーしょんグラフィック 第4話」 描き下ろし
アニメーターなどを輩出している、伝統ある「アニメ作画研究部」
しかし、現在は部員3名だけで、また投稿した動画の再生回数がイマイチだったことで、予算が出なくなってしまったのでした。
そこで、部長「響梢」は、”世の男ども虜になるようなエロアニメ”を作ることとしたのです。
真面目な性格の原画担当「絵崎愛弓」はまだ経験なく、唯一の男性「佐久間亮司」に相手をお願いするのでした。
だいたいそんな感じ。

こちらが表題作品です。
部活でのえっち話で、1話で「愛弓さん」、2話で「梢さん」、3話で複数…とスタンダードな展開でした。
カラー原稿部分は3話部分のよりぬきですかね。
コスプレちっくな2人を楽しめます。
そんな訳で、前述した流れの1話。
まぁ、もともと好意はあったんでしょうけど、
私と…H…してください!!
とはよく言ったなぁ。
恥ずかしいとかなんとかいう言葉とは裏腹に、ガンガンえっちに突き進んでいました。
よく分かってるじゃない(笑)

あまりに順調な作業を、「梢さん」が不思議に感じる2話目。
ツリ目で、収録ではもっとも大人っぽいですかね。
黒のパンストもよくお似合いでした。
コンテ修正のため、「佐久間くん」を部屋へ招いた「梢さん」
「愛弓さん」の変化について尋ねられ、明らかに態度のおかしい彼を問い詰めるという切っ掛け。
強い彼女がえっちで可愛らしくなるところをお楽しみ下さい。
アフレコの3話目が複数えっち。
気分を盛り上げるため、コスプレしておりました。
そもそも我々素人が”演技をしよう”という事自体が、驕りであり…間違いだったのだ!
その台詞は納得。
ただ、だからと言って普通にえっちするのは違うと思うよ、「梢さん」
よくアレで完成したなぁ。
巻末の描き下ろし4話は、なんと新キャラ「影山ヒナ」さんの登場話。
ややタイプ異なる娘さんです。
先の2人と違い、「佐久間くん」にそうラブラブでないのがポイント。
故あって簡単にえっちに流れるんですけどね。
ぱかっ、が素敵でした。

影山ヒナ
※影山ヒナ
 この娘が3人目。まさか描き下ろしで新キャラとは。

069:「OSHIOKI Tied up!」
実妹「水希」さんとの近親えっち。
金髪ツインテールなので、当然のようにツンデレておりました
慌てて転び、コードに絡まって動けなるという、ベタベタな展開をしております。
オチでは反省してましたが、けっこう流れでガッチリえっちしちゃってるんですけどねー。

089:「イジワルなお年頃」 カラー原稿あり
先輩「架乃子」さんにえっちな事する「直樹」くんですね。
いじめて系な彼女は、年上ながらキュートな方。
あのリアクションは…いじわるしたくなって当然か。
そっとスカートのホックを外しちゃうシーンが好き。

109:「ウチの娘がいちばん」
猫好きな主人公のもとに、いきなり猫耳少女「みゅう」ちゃんが押し掛けて来るお話。
こういう種類の猫ですよ~知らないですか?
とか言ってました。
それで押し通すのがなんだか可笑しいですね。
ショーツにワイシャツという格好がセクシーでした。
オチがまた面白いです。

129:「がんばる恋の自由形」
学園でトップクラスの優等生「白石凛」さんにお願いされ、水泳「上原」くんは泳ぎを教えることとなったのです。
そんな訳で、真面目そうな彼女のスクール水着姿を堪能すべきお話。
背丈は小さいのに巨乳な「凛さん」
分からんでもないですが…水着からはみ出るほどおっきくしちゃーダメよ、「上原くん」
普通ならば、ばちんと引っぱたかれる場面ですよ。

149:「ちょこパニ」
バレンタインにて、「健介」くんにチョコを渡そうとしている「あさひ」さん。
友人から成功率97.5%という”惚れ薬チョコ”をもらっていたものの、普通に告白しようとしていたのです。
しかし、間違って、”惚れ薬チョコ”を渡してしまい、慌てた「あさひさん」は先んじて口に入れたんですが…というもの。
ヒロインがえっち暴走するもの。
ツーサイドアップのリボンと縞パンが素敵な「あさひさん」
オチがまた可愛らしいです。

妹「水希さん」、「紗奈さん」
※左:妹「水希さん」、右:「紗奈さん」
 お尻がキュートなのです。

169:「ふたりのSweet Dream」
ファミレスで働く幼馴染み「紗奈」さんとのお話。
こちらがデビュー作なのだとか。
メイド服っぽいコスチュームで、黒のストッキングが良い感じ
(えっち時には破ったりしてます)
パンチラ、ありがとうございました(笑)
雰囲気は、どっかの有名ゲームそのままですねー。
センセの絵柄ともよく合ってます。

★その他

以上、「鈴井ナルミ」センセでした。
こちらが初単行本ですね。
さすがにゲーム原画で活躍されているだけあって、絵柄は非常にいい感じ
綺麗にまとまっていて分かり易く。
それが相乗効果となって、お話の良さにも影響していたようでした。
次も楽しみです。

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(2012/04/26)
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■アトリエのエマ (ながしま超助)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般] 美術・エロス
・おまけ: 
・その他: 10話(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ながしま超助(ながしま・ちょうすけ)」センセの「アトリエのエマ」です。

新田由香菜、画商「柏原」
※左:新田由香菜、右:画商「柏原」
 他ヒロインはこんな感じ。ううむ、デカイですね。


■アトリエのエマ (ながしま超助)


★構成・絵柄 一般えっち系

さて、本日は「アトリエのエマ」です。
一般のえっち系。
各話にほぼ直接シーンのあるタイプです。
お話は1冊まるまる続く長編。
だいたい3名のヒロインが登場する、ストーリー漫画となっていました。
ちょっとした謎もあり、単純なえっちエピソード群でないのはポイントです

絵柄もそうしたお話に合った、リアル調。
全体的に縦長で、すっと鼻筋の通ったもの。
ただ、顔は漫画っぽい可愛らしさもあり、スタイルなどもややデフォルメちっく
リアル寄りなだけ、若干の違和感が目立つので。
気になる人もいそうです。
背景などは巧く、漫画の邪魔していません。
線は強めで、濃淡も同様。
描き込みもだいたい適度なくらい。
過不足はありません。
たまのコメディー崩しは好き嫌いありそうです。
判断については、↓表紙・裏表紙などの判断で良いでしょう。

★収録話 10話収録

大学の美術サークルに所属する主人公「山本塔祐(やまもと・とーゆ)」
KANKANの読者モデルであったサークル仲間、「新田由香菜」に憧れていました。
そんな彼女とはも史上最年少で国展に入選した、天才学生画家「森下絵麻」の話題で意気投合。
いつしか付き合うようになったのです。
一方、2人の切っ掛けとなった画家「絵麻」は、サークルのメンバーであったことが判明。
ひょんな偶然から、「塔祐」は彼女の制作の手伝いをすることとなったんですが…と、だいたいそんな感じ。

えっち描写がメインとなる、長編ストーリーです。
前半は付き合う彼女「由香菜」と、ミステリアスな「絵麻」との三角関係。
後半は「絵麻」の傑作である”眠りシリーズ”の秘密について描かれておりました。
衝撃のラストを迎えるので、お楽しみに。
意外でした
…が。
ああいう、ぶっ飛んだ経験を一度した彼が、平凡・マトモな生活するというのも違和感があり。
そう考えると、結末はあれで正解なのかも。
好き嫌いあると思います。

007:第一話
切っ掛けとなるこちら。
手が届かなそうだった「由香菜さん」との交流でき、また深夜の部室では部長と女性のえっちに遭遇。
ガッチリ発見され、「塔祐くん」も参加しておりました。
サークル部長さんとのややアブノーマルなプレイがいいですねー。
その女性こそ、天才画家の「絵麻さん」だったのです。
まぁ、多少はっちゃけた事しないと優れた作品は残せないかもしれませんが。
次の日会うのは気まずいなぁ。
絵を描いていて立っちゃう彼も似たようなものかと。

025:第二話
043:第三話
先の出会いから、「絵麻さん」の作品を手伝うこととなるのが2話目。
「由香菜さん」との交際も順調で、実際だったら有頂天でしょう。
絵を描く際の「絵麻さん」がまた実に良い感じ。
休憩のが長くなっちゃいそうですが、ああした格好してるのも自分自身を高めるためなんだろうなぁ。
彼の視線は感じているだろうし。
なお、オチ部分に前フフリがあるので見逃さないように。
続く3話はもともと前半カラーだったようですが、収録は残念ながら白黒。
こちらのえっち相手はついに「由香菜さん」
あれは…”彼が天才画家の手伝いをしている”というのがポイントになったんでしょう。
モデルでいきなり全裸になってるあたりが、ヤル気満々です。
こちらのオチでは、巨乳の画商「柏原」さんが初登場しております。

061:第四話
079:第五話
まだ順調な4話・5話。
ちょっと影が差してくる感覚。
「由香菜さん」とのメイドコスプレえっちの後は、「絵麻さん」と車内プレイでした。
ペーパードライバーに高速走らせて、いきなり咥えちゃうのは…事故るぞ
続く5話は海で合宿という、定番エピソード。
それぞれヒロインの水着姿が楽しめます。
どーでもいいですが、2人とも水着面積が小さいですね。

097:第六話
117:第七話
前話の台詞もあって、「絵麻さん」の過去描写があるこちら。
三角関係も崩壊に近づき、シリーズの謎に迫っております。
画商「柏原さん」が参加するのは6話から。
また、「絵麻さん」がより積極的になっており、7話ではついにアトリエに「由香菜さん」を呼ぶという流れ。
直接対決ですね
ここは良い流れであったので、伏せます。
どんなんなるか、お楽しみに。

天才学生画家「森下絵麻」
※天才学生画家「森下絵麻」
 描く時は右のようなスタイルです。気が散るだろうなぁ。

135:第八話
153:第九話
171:最終話
このあたりからが最終エピソードです
再び「柏原さん」が参加し、羞恥プレイになるのが8話。
あーじゃないと描けないんですよね。
こりゃ、「エスカレイヤー」みたいなもんか。
「由香菜さん」がえっち担当の9話なんですが。
ちょっと引っ掛かるのはここかなぁ。
ほぼ関係ない彼女が、なにゆえ巻き込まれたのか。
肉体が必要ならば、「柏原さん」のが手っ取り早い気がしてしまいました。
そんなこんなでの最終話は…やっぱり「柏原さん」に注目。
彼女はいいとして、個人的には残りの2人は登場しない方がすっきりしてたかも。
読み手によって、色々意見あるのではないかなー。

★その他

そんな訳で「ながしま超助」センセでした。
ブログでの紹介はこちらが初めて。
昔から活躍されてるベテランさんで、ざっと見ても相当な単行本がありました。
たぶん…どちらかは読んでいるはず。
これは何冊目なのかな。
一般系なのでもともと少なめでしょうけど、あとがきほかおまけ要素がないのは残念。
ちょっとでもコメントが見たかったなぁ。

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