■Kitty Mint (的良みらん)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・アクション
・おまけ: あとがき、キャラ紹介、おたより・ガンまにあページ。
・その他: 全て表題作、カラー(6P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「的良みらん」センセの「Kitty◇Mint」です。
今では一般漫画からゲーム原画まで手がける、大活躍の「的良みらん」センセ。
漫画もよくコーナー展開で紹介されることも多いので、ご存知の方は多いでしょう。たぶん。
今回は2冊目の単行本「Kitty◇Mint」をお送り致します。
実は、ひでるさんが最初に買った的良センセの漫画がこの「Kitty◇Mint」でした。
民間スイーパーに所属する、正ヒロイン「明久梨々亜」(※↓表紙の娘)ほかタイプの違う女の子3名。
そこに責任者代行として「ミハイル・フェロ」が来たことで、それぞれの過去や事件が動き出す、みたいなお話。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
※撃たれるサイラさん。ちょっとハードめなシーンもちらほらあったりします。
えっち漫画では珍しい長編(…と、言っても1巻で完結ですが)で、そこそこキャラ設定・ストーリーがしっかりしているのが特徴。
また、変にシリアス一辺倒ではなく、明る過ぎず・暗過ぎずの、ちょうどいいバランスが絶妙です。
一人でコメディーを担当している「ぽれーぬ」はなぜかメイド服で、名前もキャラも良い感じ。
描いていて楽しい、とあとがきにありましたが、そんなんがよく伝わってきます。
※彼女がぽれーぬさん。この娘がいるといないとでは大違いでしょう。
センセの漫画は全てそうですが、それなりにお話が確立していて、えっちもさほど無理なく挿入されている、ってところが人気の秘訣と思います。
そうですね、「PALLADIUM GARDEN」とかが顕著な例ですが、どれも少年漫画っぽいノリではないでしょうか?
きっちりとした強い太線で大仰な絵柄。
若干バランス崩れているような箇所もありましたが、さほど問題はないでしょう。
絵柄はほとんど変化していないと勝手に思っていましたが、あらためて見たらやっぱり最近の方が洗練されてました。
特にカラーは最近のが断然に良い感じです。(まぁ、処理も違うとは思いますけれど)
いかにも漫画的な的良センセの絵はやっぱり人を選ぶと思います。
ちょっと注意して下さい。
さて、そんな「的良みらん」センセの単行本「おまひま」1巻が来年2月に発売予定であるようです。
ファンの方、お話を重視される方にはオススメです。
KITTY MINT / 的良 みらん
★「的良みらん」センセの漫画紹介記事
[PALLADIUM GARDEN]
[無限想刻]
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・アクション
・おまけ: あとがき、キャラ紹介、おたより・ガンまにあページ。
・その他: 全て表題作、カラー(6P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「的良みらん」センセの「Kitty◇Mint」です。
今では一般漫画からゲーム原画まで手がける、大活躍の「的良みらん」センセ。
漫画もよくコーナー展開で紹介されることも多いので、ご存知の方は多いでしょう。たぶん。
今回は2冊目の単行本「Kitty◇Mint」をお送り致します。
実は、ひでるさんが最初に買った的良センセの漫画がこの「Kitty◇Mint」でした。
民間スイーパーに所属する、正ヒロイン「明久梨々亜」(※↓表紙の娘)ほかタイプの違う女の子3名。
そこに責任者代行として「ミハイル・フェロ」が来たことで、それぞれの過去や事件が動き出す、みたいなお話。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
※撃たれるサイラさん。ちょっとハードめなシーンもちらほらあったりします。
えっち漫画では珍しい長編(…と、言っても1巻で完結ですが)で、そこそこキャラ設定・ストーリーがしっかりしているのが特徴。
また、変にシリアス一辺倒ではなく、明る過ぎず・暗過ぎずの、ちょうどいいバランスが絶妙です。
一人でコメディーを担当している「ぽれーぬ」はなぜかメイド服で、名前もキャラも良い感じ。
描いていて楽しい、とあとがきにありましたが、そんなんがよく伝わってきます。
※彼女がぽれーぬさん。この娘がいるといないとでは大違いでしょう。
センセの漫画は全てそうですが、それなりにお話が確立していて、えっちもさほど無理なく挿入されている、ってところが人気の秘訣と思います。
そうですね、「PALLADIUM GARDEN」とかが顕著な例ですが、どれも少年漫画っぽいノリではないでしょうか?
きっちりとした強い太線で大仰な絵柄。
若干バランス崩れているような箇所もありましたが、さほど問題はないでしょう。
絵柄はほとんど変化していないと勝手に思っていましたが、あらためて見たらやっぱり最近の方が洗練されてました。
特にカラーは最近のが断然に良い感じです。(まぁ、処理も違うとは思いますけれど)
いかにも漫画的な的良センセの絵はやっぱり人を選ぶと思います。
ちょっと注意して下さい。
さて、そんな「的良みらん」センセの単行本「おまひま」1巻が来年2月に発売予定であるようです。
ファンの方、お話を重視される方にはオススメです。
KITTY MINT / 的良 みらん
★「的良みらん」センセの漫画紹介記事
[PALLADIUM GARDEN]
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◆「漫画やアニメ、外交に活用を」 (読売新聞)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
ちょっと漫画に関するニュースを見つけましたんで、こちらで紹介させて頂きます。
やっぱり、国内から世界の動きまで、知っておくのはいいことでしょう。たとえそれが漫画でも…。
漫画好きで知られる麻生外相がなにか興味深い動きをしておられるようです。
◎「漫画やアニメ、外交に活用を」外相諮問機関が提言 (読売新聞)2006年11月11日
麻生外相の諮問機関である海外交流審議会は、漫画やアニメなどの「ポップカルチャー」を外交に活用することを提言した報告書をまとめた。
報告書は「ポップカルチャーは海外の若者に圧倒的な浸透力を有している」と高く評価し、関連産業の海外進出を支援するために、
〈1〉各国に海賊版対策を講じるように働きかける
〈2〉イベント開催など海外での広報活動を強化する
――などを挙げた。
日本の作品を海外に紹介する「アニメ文化大使」、外国の漫画家を対象にした「日本マンガ大賞」を創設することを盛り込み、こうした取り組みを官民で連携して進めるため、関係省庁や関連産業などでつくる「ポップカルチャー勉強会」の設立も提唱している。
麻生外相は9月の自民党総裁選で、ポップカルチャーの発信力が日本の「底力」の一つだと訴えていた。
---------------------------------- 。。。
当ブログでも何度か紹介しておりますが、日本の漫画・アニメの影響力というのは決して馬鹿にならないものがあるようです。
目のつけどころはさすがに麻生さんですね。
漫画家さんたちを保護する意味でも、ぜひ積極的に動いて欲しいものなんですが…。
官民で連携して進める、ってーのがどこまでうまくいくのやら。
日本の「底力」を効果的に利用できるよう、期待しましょう。
※とりあえずこんな本でアジアについて見直してみてはいかがでしょう?
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ちょっと漫画に関するニュースを見つけましたんで、こちらで紹介させて頂きます。
やっぱり、国内から世界の動きまで、知っておくのはいいことでしょう。たとえそれが漫画でも…。
漫画好きで知られる麻生外相がなにか興味深い動きをしておられるようです。
◎「漫画やアニメ、外交に活用を」外相諮問機関が提言 (読売新聞)2006年11月11日
麻生外相の諮問機関である海外交流審議会は、漫画やアニメなどの「ポップカルチャー」を外交に活用することを提言した報告書をまとめた。
報告書は「ポップカルチャーは海外の若者に圧倒的な浸透力を有している」と高く評価し、関連産業の海外進出を支援するために、
〈1〉各国に海賊版対策を講じるように働きかける
〈2〉イベント開催など海外での広報活動を強化する
――などを挙げた。
日本の作品を海外に紹介する「アニメ文化大使」、外国の漫画家を対象にした「日本マンガ大賞」を創設することを盛り込み、こうした取り組みを官民で連携して進めるため、関係省庁や関連産業などでつくる「ポップカルチャー勉強会」の設立も提唱している。
麻生外相は9月の自民党総裁選で、ポップカルチャーの発信力が日本の「底力」の一つだと訴えていた。
---------------------------------- 。。。
当ブログでも何度か紹介しておりますが、日本の漫画・アニメの影響力というのは決して馬鹿にならないものがあるようです。
目のつけどころはさすがに麻生さんですね。
漫画家さんたちを保護する意味でも、ぜひ積極的に動いて欲しいものなんですが…。
官民で連携して進める、ってーのがどこまでうまくいくのやら。
日本の「底力」を効果的に利用できるよう、期待しましょう。
親日アジア街道を行く―日本近代史の真実 井上 和彦 (2005/08) 扶桑社 この商品の詳細を見る |
※とりあえずこんな本でアジアについて見直してみてはいかがでしょう?
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■桃色保健室 (東鉄神)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×9
(うち、「桃色保健室」×4、「お姉ちゃんは俺の彼女」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神」センセの「桃色保健室」です。
うわ、見逃してた。書店店頭でふとお名前を発見してびっくりしました。
まったくノーマークだったので、もう買った本かどうか、迷ったりなんかしたりして…。
あまりしっかり覚えていないんですね。
そんな訳で「東鉄神(あずまてっしん)」センセの成年系最新単行本。
表紙や内容とか、先生の圧倒的な存在感とか、「淫笑う看護婦/米倉けんご」とカブるように思いました。
タイトルそのまま「桃色保健室」シリーズは、えろくてセクシーな保険医、「桃子先生」が好き勝手やるという、えっち漫画ならではのお話。
ただ、主役(?)の「桃子先生」は出番微妙に少ないんですね。
特に4話目は舞台が保健室ってだけで、4コマだけしか登場しないですし。
申し訳ないですが、シリーズにしてはあまり練られていないように思いました。
おまけに、今回↓表紙はあんな感じでセクシーダイナマイツ(笑)ですが、単行本全体としてはどちらかと言うと可愛い系統のが多かったです。
どれもえっちではあるんですけどね、キャラ的に。
収録の「お姉ちゃんは俺の彼女」はちょっと頭弱そう(笑)なお姉ちゃんとの近親ネタ。
終始幸せ展開なんですが、こんなんが先日紹介した「nothing but…/ぢたま某」との逆パターン。
えっち漫画としては正解でしょうけれど、こんなん現代ファンタジーですよね。
収録の「あねぱい」も同様。(←コレひでるさん好きですが)
全体傾向として、お姉ちゃんが多く登場する漫画でした。
保健室、という単語で引っ張られた人はちょっと注意。
※描き分けサンプルです。左がお姉ちゃん、右が桃子先生です。
…しかし桃子先生はちょっとコワいですね。
はっきりと濃く、やや太線気味な絵柄。
もちろん雰囲気などは全然違うんですが、これまた「米倉けんご」センセと似て、やったらアダルトちっくなキャラと、可愛いキャラを描き分けることができる漫画家さんです。
崩れたギャグ絵も適当に良い感じですね。巧い方です。
些細なことですが、4ページばかり無駄に使われていた(※表紙・裏表紙の使い回し)ことがちょっと残念です。
別に漫画描き下ろせとは言いませんから、他愛ないことだけでもいいので何かしらほしかったなぁ、と。
ハード過ぎず、またソフト過ぎずでちょうどいい度合いだと思います。
お姉ちゃん好きな方はぜひどうぞ。
いいですねぇ、お姉ちゃんという響きは。
★「東鉄神」センセの漫画紹介記事
[もとかの 1巻]
[ダブルバースデイ]
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×9
(うち、「桃色保健室」×4、「お姉ちゃんは俺の彼女」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神」センセの「桃色保健室」です。
うわ、見逃してた。書店店頭でふとお名前を発見してびっくりしました。
まったくノーマークだったので、もう買った本かどうか、迷ったりなんかしたりして…。
あまりしっかり覚えていないんですね。
そんな訳で「東鉄神(あずまてっしん)」センセの成年系最新単行本。
表紙や内容とか、先生の圧倒的な存在感とか、「淫笑う看護婦/米倉けんご」とカブるように思いました。
タイトルそのまま「桃色保健室」シリーズは、えろくてセクシーな保険医、「桃子先生」が好き勝手やるという、えっち漫画ならではのお話。
ただ、主役(?)の「桃子先生」は出番微妙に少ないんですね。
特に4話目は舞台が保健室ってだけで、4コマだけしか登場しないですし。
申し訳ないですが、シリーズにしてはあまり練られていないように思いました。
おまけに、今回↓表紙はあんな感じでセクシーダイナマイツ(笑)ですが、単行本全体としてはどちらかと言うと可愛い系統のが多かったです。
どれもえっちではあるんですけどね、キャラ的に。
収録の「お姉ちゃんは俺の彼女」はちょっと頭弱そう(笑)なお姉ちゃんとの近親ネタ。
終始幸せ展開なんですが、こんなんが先日紹介した「nothing but…/ぢたま某」との逆パターン。
えっち漫画としては正解でしょうけれど、こんなん現代ファンタジーですよね。
収録の「あねぱい」も同様。(←コレひでるさん好きですが)
全体傾向として、お姉ちゃんが多く登場する漫画でした。
保健室、という単語で引っ張られた人はちょっと注意。
※描き分けサンプルです。左がお姉ちゃん、右が桃子先生です。
…しかし桃子先生はちょっとコワいですね。
はっきりと濃く、やや太線気味な絵柄。
もちろん雰囲気などは全然違うんですが、これまた「米倉けんご」センセと似て、やったらアダルトちっくなキャラと、可愛いキャラを描き分けることができる漫画家さんです。
崩れたギャグ絵も適当に良い感じですね。巧い方です。
些細なことですが、4ページばかり無駄に使われていた(※表紙・裏表紙の使い回し)ことがちょっと残念です。
別に漫画描き下ろせとは言いませんから、他愛ないことだけでもいいので何かしらほしかったなぁ、と。
ハード過ぎず、またソフト過ぎずでちょうどいい度合いだと思います。
お姉ちゃん好きな方はぜひどうぞ。
いいですねぇ、お姉ちゃんという響きは。
桃色保健室 東 鉄神 (2006/10/25) 富士美出版 この商品の詳細を見る |
★「東鉄神」センセの漫画紹介記事
[もとかの 1巻]
[ダブルバースデイ]
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tag : ファンタジー
■乱飛乱外 (田中ほさな)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 忍者・アクション
・おまけ: 付録漫画「乱飛欄外」(1、2巻)、あらすじ(2巻)
・その他: 2巻まで発売、
カバーはキャラが浮き出た特殊なもの。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田中ほさな」センセの「乱飛乱外」です。
これは面白かった!
ひでるさん的には久々のヒット漫画です。
気に入ると、連続で何回も読み返すという変な性質を持っているんですが、実に「みおにっき/荒井チェリー」以来のことでした。
いつもと違って何故だかちょっと慎重でして、店頭にあった2巻のうち1巻だけをとりあえず購入。
こりゃー面白い、ってな訳で急いで2巻を探したんですが、これがなかなか見当たらなかったんですよ。
タイトルの「乱飛乱外(らっぴらんがい)」が覚えにくいというのもあるんですが、このシリウスコミックスが書店にないんです。
そりゃーもう、どこにも。
(※1巻を買った店はよく行くところでなかったの)
いきつけの本屋を次々とハシゴして、見つけたのはなんと7店舗目であったというこの事実。
営業が弱いんでしょうか?
一応講談社なのに…。
そんな訳でなかなか見つけづらい(かもしれない)こちら「乱飛乱外」
簡単に書きますと、舞台が戦国時代。
農民に落ちぶれていた刀族の落胤「雷蔵」を、配下の忍者らが担いでお家再興を目指す…という、コメディーを基本としたセクシー・忍者アクションみたいなもの。
うん、だいたいこんなん。
※ちょっとイイシーンです。
1巻はキャラ紹介と交流話で、プロローグ的なもの。
2巻はお家再興プランを実施し、事件に巻き込まれていくというもの。
登場するキャラは皆個性的で楽しく、さほど珍しいものではない話に独特な彩りを加えております。
主人公の「雷蔵」くんは額に角があることによって孤独で不遇な生活を送っており、人や情に慣れておりません。それがため、些細な出来事に感謝・感激する様がちょっと泣ける、よいストーリーです。
ひでるさんの目を引いたヒロイン「かがりさん」(※1巻表紙)は「神体合(しんたいごう)」という忍術を習得しているんですが、これが「雷蔵」くんの視線を受けていないと発動しないんですね。
※「神体合」発動中は、かがりさん大幅にパワーアップします。
※しかし、勝手に発動したりもします。なかなか取り扱いには困ったものですね。
そんな訳で、
「私を見てて!!」
…とか言うんですけれど。……お前は「筒井朝顔」か、と。
(※アリスソフト:大悪司)
喜んだり悩んだりと表情豊かで見ていて楽しい人なんですが、2巻ラストで泣いているのがまた可愛らしいですね。
※こんなん。なぜ泣いているかというと…。
絵柄はくっきりとした強い線で、細かく丁寧。
人物絵はリアル寄りですが、崩れたギャグ顔もよくまとまっておりました。
細部からコマの組み立てまで、非常に巧い方だと思います。
とりあえず、2巻までに分かりづらく感じるところはありませんでした。
また、↓表紙はデザイン重視でいいんですが、ちょっと作品の良さが伝わりづらく感じます。
雰囲気としては裏表紙の方が近いですかね。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 忍者・アクション
・おまけ: 付録漫画「乱飛欄外」(1、2巻)、あらすじ(2巻)
・その他: 2巻まで発売、
カバーはキャラが浮き出た特殊なもの。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田中ほさな」センセの「乱飛乱外」です。
これは面白かった!
ひでるさん的には久々のヒット漫画です。
気に入ると、連続で何回も読み返すという変な性質を持っているんですが、実に「みおにっき/荒井チェリー」以来のことでした。
いつもと違って何故だかちょっと慎重でして、店頭にあった2巻のうち1巻だけをとりあえず購入。
こりゃー面白い、ってな訳で急いで2巻を探したんですが、これがなかなか見当たらなかったんですよ。
タイトルの「乱飛乱外(らっぴらんがい)」が覚えにくいというのもあるんですが、このシリウスコミックスが書店にないんです。
そりゃーもう、どこにも。
(※1巻を買った店はよく行くところでなかったの)
いきつけの本屋を次々とハシゴして、見つけたのはなんと7店舗目であったというこの事実。
営業が弱いんでしょうか?
一応講談社なのに…。
そんな訳でなかなか見つけづらい(かもしれない)こちら「乱飛乱外」
簡単に書きますと、舞台が戦国時代。
農民に落ちぶれていた刀族の落胤「雷蔵」を、配下の忍者らが担いでお家再興を目指す…という、コメディーを基本としたセクシー・忍者アクションみたいなもの。
うん、だいたいこんなん。
※ちょっとイイシーンです。
1巻はキャラ紹介と交流話で、プロローグ的なもの。
2巻はお家再興プランを実施し、事件に巻き込まれていくというもの。
登場するキャラは皆個性的で楽しく、さほど珍しいものではない話に独特な彩りを加えております。
主人公の「雷蔵」くんは額に角があることによって孤独で不遇な生活を送っており、人や情に慣れておりません。それがため、些細な出来事に感謝・感激する様がちょっと泣ける、よいストーリーです。
ひでるさんの目を引いたヒロイン「かがりさん」(※1巻表紙)は「神体合(しんたいごう)」という忍術を習得しているんですが、これが「雷蔵」くんの視線を受けていないと発動しないんですね。
※「神体合」発動中は、かがりさん大幅にパワーアップします。
※しかし、勝手に発動したりもします。なかなか取り扱いには困ったものですね。
そんな訳で、
「私を見てて!!」
…とか言うんですけれど。……お前は「筒井朝顔」か、と。
(※アリスソフト:大悪司)
喜んだり悩んだりと表情豊かで見ていて楽しい人なんですが、2巻ラストで泣いているのがまた可愛らしいですね。
※こんなん。なぜ泣いているかというと…。
絵柄はくっきりとした強い線で、細かく丁寧。
人物絵はリアル寄りですが、崩れたギャグ顔もよくまとまっておりました。
細部からコマの組み立てまで、非常に巧い方だと思います。
とりあえず、2巻までに分かりづらく感じるところはありませんでした。
また、↓表紙はデザイン重視でいいんですが、ちょっと作品の良さが伝わりづらく感じます。
雰囲気としては裏表紙の方が近いですかね。
乱飛乱外 1 (1) 田中 ほさな (2006/03/23) 講談社 この商品の詳細を見る |
乱飛乱外 2 (2) 田中 ほさな (2006/08/23) 講談社 この商品の詳細を見る |
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■未成熟しょうじょ図鑑 (ねんど)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「同じ屋根の下~あれから一ヵ月後~」
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ねんど」センセの「未成熟しょうじょ図鑑」です。
帯に「ロリータ漫画大賞 新人賞 受賞作!!」とありました。
なるほど、絵柄からタイトルまでそのまんまですね。
表紙の雰囲気から微妙に違和感を感じつつも、「人生転落の第一歩みたいな決定的うんぬんかんぬん」という文句に押され、ちょっと手を出してしまいました。
まぁ、ひでるさんは既に奈落の底におりますので。
こちらは短編集。
のんきな感じに進行し、なんのかんのとえっち方面へ展開します。
単行本は発表年月とか掲載雑誌などの記述なく不明なんですが、だんだんとロリ色が強くなるような構成。
そのためか、後半になるに従って読みづらかったです。
※そんな訳でサンプル絵。…これだとちょっと分かりづらいですかね?
ソレ趣味な人は逆に楽しくなるんでしょうか、ひでるさんはここまでだと、もう絵の時点からしんどかったです。
お姉ちゃんに色々されてしまう「あんふぁんてりぶる」、図書委員会の役員で、お姫様ヘアーで、性格がややツンデレ(笑)という「沙耶ちゃん」の登場する「Groovy Kind of love」など、冒頭の4話あたりまではよくありそうな普通のえっち漫画。
それ以降が、他愛ないロリ系短編です。
最後がしんみりと終わる「プリズム」だけが異色で、こちらはちょっと読み応えはありました。
しかし…やっぱり猫耳みたいなのがあるんですね。何がいいのやら??
しっかりとした強い細線で、「きゃるーん☆」みたいな可愛らしい絵柄。
おそらく、普通に描けばだいぶ巧い方なのではないかな、と思います。
バランスが変に見えるのはロリ絵だからでしょうか。
そういったのが駄目な方は、間違いなくやめた方が無難。
下手ではないので、今後どうなっていくかという感じですかね。
↓表紙絵は色塗りも良く、巧く描かれてます。これから多少マイナスした方がいいでしょう。
先に書いたように絵柄が極端に変化するので、ちょっと分かりづらいですが↑サンプル絵を参考にしてください。
とりあえず絵・内容どちらも人を選ぶ漫画です。
帯の文句にそそのかされない様、ご注意を。
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・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「同じ屋根の下~あれから一ヵ月後~」
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ねんど」センセの「未成熟しょうじょ図鑑」です。
帯に「ロリータ漫画大賞 新人賞 受賞作!!」とありました。
なるほど、絵柄からタイトルまでそのまんまですね。
表紙の雰囲気から微妙に違和感を感じつつも、「人生転落の第一歩みたいな決定的うんぬんかんぬん」という文句に押され、ちょっと手を出してしまいました。
まぁ、ひでるさんは既に奈落の底におりますので。
こちらは短編集。
のんきな感じに進行し、なんのかんのとえっち方面へ展開します。
単行本は発表年月とか掲載雑誌などの記述なく不明なんですが、だんだんとロリ色が強くなるような構成。
そのためか、後半になるに従って読みづらかったです。
※そんな訳でサンプル絵。…これだとちょっと分かりづらいですかね?
ソレ趣味な人は逆に楽しくなるんでしょうか、ひでるさんはここまでだと、もう絵の時点からしんどかったです。
お姉ちゃんに色々されてしまう「あんふぁんてりぶる」、図書委員会の役員で、お姫様ヘアーで、性格がややツンデレ(笑)という「沙耶ちゃん」の登場する「Groovy Kind of love」など、冒頭の4話あたりまではよくありそうな普通のえっち漫画。
それ以降が、他愛ないロリ系短編です。
最後がしんみりと終わる「プリズム」だけが異色で、こちらはちょっと読み応えはありました。
しかし…やっぱり猫耳みたいなのがあるんですね。何がいいのやら??
しっかりとした強い細線で、「きゃるーん☆」みたいな可愛らしい絵柄。
おそらく、普通に描けばだいぶ巧い方なのではないかな、と思います。
バランスが変に見えるのはロリ絵だからでしょうか。
そういったのが駄目な方は、間違いなくやめた方が無難。
下手ではないので、今後どうなっていくかという感じですかね。
↓表紙絵は色塗りも良く、巧く描かれてます。これから多少マイナスした方がいいでしょう。
先に書いたように絵柄が極端に変化するので、ちょっと分かりづらいですが↑サンプル絵を参考にしてください。
とりあえず絵・内容どちらも人を選ぶ漫画です。
帯の文句にそそのかされない様、ご注意を。
未成熟しょうじょ図鑑 ねんど。 (2006/09/14) 茜新社 この商品の詳細を見る |
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■マルチスタイル (佐藤茶菓子)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : コスプレ・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、リバーシブルカバー。
・その他: 短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐藤茶菓子」センセの「マルチスタイル」です。
ハードで重たい話を続けたので、本日は逆に軽い話を。
軽い話と言ったらやはりこの方でしょう、ということで「佐藤茶菓子」センセをピックアップしました。
過去に「危ない百貨店」ってのがあるんですが、確か本扱いだっけかな…ちょろっとそんなゲーム原画などもやっておられますんで、どちらかで見たことがあるかも知れません。
ちなみに「佐藤茶菓子」はそのまま「さとう・ちゃがし」と読みます。
甘そうで、ちょっとおふざけな名前ですが、描かれる漫画の内容とほぼそのまんまなんです。
…ってことは、いい名前なんですかね。
こちらはさっくり気軽なお話の短編集。
えっち漫画の王道で、あっさりと悩むことなく、明るく楽しく進行します。
そんなんが茶菓子センセのスタイルなんです。
ちなみに、他の単行本もこんなんですね。
安心して読める半面、なんというか…あまり残らないという(笑)
話を重視したい人はやめた方がよさそうです。
この単行本はコスプレでまとまっており、チャイナ、アンミラ風、ナース、サンタ、浴衣、ファミレス…などがあります。
そんなんお好きな方はどうぞ。
ちなみに、えっちはソフトでしたが、↑↓そんな感じでバリエーションは豊かなので問題ないでしょう。
※「こより」こと「こよりん」です。過疎化防止キャンペーンで造られました(笑)
すっきり、あっさりとした絵柄。
なんというか”個性がないのが個性”、みたいな感じです。
嫌味がないだけ見やすいと思うんですが、下手をすると通り過ぎてしまいそう。
また、カラーでも全然まっったく雰囲気変わらない方なので、↓表紙で判断できます。
ちなみにそのカバーは最近「機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル」であったのと同じ、リバーシブル仕様となっております。
お好きなイラストをカバーにしておくことができます。
些細なことではありますが、ちょっと嬉しいですね。
マルチ・スタイル / 佐藤 茶菓子
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : コスプレ・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、リバーシブルカバー。
・その他: 短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐藤茶菓子」センセの「マルチスタイル」です。
ハードで重たい話を続けたので、本日は逆に軽い話を。
軽い話と言ったらやはりこの方でしょう、ということで「佐藤茶菓子」センセをピックアップしました。
過去に「危ない百貨店」ってのがあるんですが、確か本扱いだっけかな…ちょろっとそんなゲーム原画などもやっておられますんで、どちらかで見たことがあるかも知れません。
ちなみに「佐藤茶菓子」はそのまま「さとう・ちゃがし」と読みます。
甘そうで、ちょっとおふざけな名前ですが、描かれる漫画の内容とほぼそのまんまなんです。
…ってことは、いい名前なんですかね。
こちらはさっくり気軽なお話の短編集。
えっち漫画の王道で、あっさりと悩むことなく、明るく楽しく進行します。
そんなんが茶菓子センセのスタイルなんです。
ちなみに、他の単行本もこんなんですね。
安心して読める半面、なんというか…あまり残らないという(笑)
話を重視したい人はやめた方がよさそうです。
この単行本はコスプレでまとまっており、チャイナ、アンミラ風、ナース、サンタ、浴衣、ファミレス…などがあります。
そんなんお好きな方はどうぞ。
ちなみに、えっちはソフトでしたが、↑↓そんな感じでバリエーションは豊かなので問題ないでしょう。
※「こより」こと「こよりん」です。過疎化防止キャンペーンで造られました(笑)
すっきり、あっさりとした絵柄。
なんというか”個性がないのが個性”、みたいな感じです。
嫌味がないだけ見やすいと思うんですが、下手をすると通り過ぎてしまいそう。
また、カラーでも全然まっったく雰囲気変わらない方なので、↓表紙で判断できます。
ちなみにそのカバーは最近「機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル」であったのと同じ、リバーシブル仕様となっております。
お好きなイラストをカバーにしておくことができます。
些細なことではありますが、ちょっと嬉しいですね。
マルチ・スタイル / 佐藤 茶菓子
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■nothing but… (ぢたま某)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・明暗
・おまけ: カバー裏にあとがき・作品解説、
ページ途中にオマケページ。
・その他: 短編×9(うち「immoral romance」×3、
「みかん月夜はゆずの夢」×2)
※上記データは旧単行本です。新しいものと違うかも。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぢたま某」センセの「nothing but…」です。
えー、昨日”精神的に重たい漫画シリーズ”というのをやりましたんで、続けてもう一つ。
やっぱり気が滅入るってのはこういう漫画のことなんですよ、という代表例。
ぽわぽわと明るい話が、いきなり深刻なものとなる、ぢたまセンセの漫画。
前に紹介しました「聖なる行水」もそうですね。
こちらの「nothing but…」には大まかに6つのお話が収録されておりまして、暗い話は半分以下の2話だけなんですが…。
その重さたるや半端ではないので、読後感はあまり良いものではないと思います。
はっきり言って。
どちらも救いがないお話なんですよ、これが。
ラストの台詞「ま、いっかー」がぞわーっと怖い「break」
友人の妹「堂本美穂」に誘われてから、奈落の底へ堕ちていくような話。
淡々と描かれ、語られる情景が淫靡さと不可思議さをよく表現していると思います。
もう一つ。
姉弟「涼子さん」と「達也くん」の関係からえらい事態に発展してしまう「immoral romance」
※こんなん。でも、これはまだ序の口なのよ。
話としてはえっち漫画でよくある(←この表現もスゴイですが)近親モノ。
普通はまぁ、だいたい何事もなく終わるんですよ。
あるいはそれをちょっと匂わせるだけとか。
(※「おんなのこ/染谷美帆」とかそうですね)
その”通常では描かない部分”まで踏み込んだのがこの作品。
「単行本用に付け加えた」というラスト付近の重さは脳髄まで響きます。
ひでるさんのような繊細な人(笑)はちょっとご注意。
逆に、それら以外は明るく軽いラブコメです
最後に裏切られることもありません。
柔らかな線の可愛らしい漫画絵。
描きたいのが少女漫画だったらしく、そのような雰囲気があります。
初版が1997年なので、最近の絵に慣れている方は若干だけ違和感を感じるかもしれません。
ただし、もともとレベル高い方ですから、絵について問題はないでしょう。
ダウナーな気持ちになりたい人はオススメです。
※単行本・旧表紙
nothing but / ぢたま 某
※新しいのはこちら ⇒ nothing but・・・ / ぢたま 某
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
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・おまけ: カバー裏にあとがき・作品解説、
ページ途中にオマケページ。
・その他: 短編×9(うち「immoral romance」×3、
「みかん月夜はゆずの夢」×2)
※上記データは旧単行本です。新しいものと違うかも。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぢたま某」センセの「nothing but…」です。
えー、昨日”精神的に重たい漫画シリーズ”というのをやりましたんで、続けてもう一つ。
やっぱり気が滅入るってのはこういう漫画のことなんですよ、という代表例。
ぽわぽわと明るい話が、いきなり深刻なものとなる、ぢたまセンセの漫画。
前に紹介しました「聖なる行水」もそうですね。
こちらの「nothing but…」には大まかに6つのお話が収録されておりまして、暗い話は半分以下の2話だけなんですが…。
その重さたるや半端ではないので、読後感はあまり良いものではないと思います。
はっきり言って。
どちらも救いがないお話なんですよ、これが。
ラストの台詞「ま、いっかー」がぞわーっと怖い「break」
友人の妹「堂本美穂」に誘われてから、奈落の底へ堕ちていくような話。
淡々と描かれ、語られる情景が淫靡さと不可思議さをよく表現していると思います。
もう一つ。
姉弟「涼子さん」と「達也くん」の関係からえらい事態に発展してしまう「immoral romance」
※こんなん。でも、これはまだ序の口なのよ。
話としてはえっち漫画でよくある(←この表現もスゴイですが)近親モノ。
普通はまぁ、だいたい何事もなく終わるんですよ。
あるいはそれをちょっと匂わせるだけとか。
(※「おんなのこ/染谷美帆」とかそうですね)
その”通常では描かない部分”まで踏み込んだのがこの作品。
「単行本用に付け加えた」というラスト付近の重さは脳髄まで響きます。
ひでるさんのような繊細な人(笑)はちょっとご注意。
逆に、それら以外は明るく軽いラブコメです
最後に裏切られることもありません。
柔らかな線の可愛らしい漫画絵。
描きたいのが少女漫画だったらしく、そのような雰囲気があります。
初版が1997年なので、最近の絵に慣れている方は若干だけ違和感を感じるかもしれません。
ただし、もともとレベル高い方ですから、絵について問題はないでしょう。
ダウナーな気持ちになりたい人はオススメです。
※単行本・旧表紙
nothing but / ぢたま 某
※新しいのはこちら ⇒ nothing but・・・ / ぢたま 某
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■子供達をせめないで (新井理恵)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 精神・重い
・おまけ: 第11章は一部、最終章は全て描き下ろし。
・その他: 全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「新井理恵」センセの「子供達をせめないで」です。
えー、連休記念ということでえっちな漫画を続けましたが、本日はまじめな漫画です。
以前「ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編」を紹介しましたが、そちらに引き続いて”精神的に重たい漫画シリーズ”です。
なんというか読後感悪い、というかずしーっとなるやつ。
気が滅入る系統よ(笑)
今回の「新井理恵」センセは以前「M ーエムー」という漫画を紹介しました。
(※ちらみに、Mは2巻が今月24日発売予定です)
それと同じで、簡単なラブコメは描かない…ような気がする、新井センセらしいお話のこちら「子供達をせめないで」
…タイトルからどこなとなく微妙な色が出ていますね。
精神的な傷を内面に抱える高校生「藤森睦月」は逆にしっかりとした小学生「島崎菜摘」に運命の出会いを果たします。
年齢差を乗り越え、心を通わせた二人は少しづつ心を変化させていくのでした…。
説明しづらいんですが、だいたいそんな感じ。
※百聞は一見に如かず、という訳でサンプル絵を。…痛そう。
読む方もなんだか精神的にしんどく感じるという、新井センセの作風はこちらも同様。
普段はコメディー色が強く楽しいんですが、突如がたーんと奈落の底へ落ちる「フリーフォール」な漫画となってます。
特に主人公「睦月くん」のアップダウンはやたら激しく、その差が大きいだけ心に重低音で響きます。
また、隠れてますが、二人の周囲に配置されたキャラクタ、「島崎先生」や「睦月くんの兄」もなにげに危険な状態。
小さいお子さんが見ると影響受けるかもしれないので、気を付けて下さい。
ただ、ぎりぎり最後では救われる話なので、ひと安心しました。
ちょっと泣ける展開ですよ。
絵柄はしっかりとした濃い線で、バランスも問題ありません。
作品の雰囲気もあるでしょうが、全体的には濃く黒め。
ほぼ大人っぽい人物が基本ですが、崩れた漫画らしい絵も巧い方です。
ただねぇ…↓表紙がちょっとクドいんですね。
ちょっと少女漫画ちっくで敬遠する方もいるとは思いますが、実際の白黒絵柄のが全然良いです。
中扉もそうですが、カラーはあまり巧くないのかもしれません。
表紙に騙されないで!!
そんなこんなで、「ひぐらしのなく頃に」を”精神的に追い詰められる面で好き”、という方にはオススメでした。
しかし、この漫画の鍵となっている「菜摘ちゃん」はパタパタ忙しく、可愛らしいですね。
…いや、変な意味でなくぅ。
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・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 精神・重い
・おまけ: 第11章は一部、最終章は全て描き下ろし。
・その他: 全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「新井理恵」センセの「子供達をせめないで」です。
えー、連休記念ということでえっちな漫画を続けましたが、本日はまじめな漫画です。
以前「ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編」を紹介しましたが、そちらに引き続いて”精神的に重たい漫画シリーズ”です。
なんというか読後感悪い、というかずしーっとなるやつ。
気が滅入る系統よ(笑)
今回の「新井理恵」センセは以前「M ーエムー」という漫画を紹介しました。
(※ちらみに、Mは2巻が今月24日発売予定です)
それと同じで、簡単なラブコメは描かない…ような気がする、新井センセらしいお話のこちら「子供達をせめないで」
…タイトルからどこなとなく微妙な色が出ていますね。
精神的な傷を内面に抱える高校生「藤森睦月」は逆にしっかりとした小学生「島崎菜摘」に運命の出会いを果たします。
年齢差を乗り越え、心を通わせた二人は少しづつ心を変化させていくのでした…。
説明しづらいんですが、だいたいそんな感じ。
※百聞は一見に如かず、という訳でサンプル絵を。…痛そう。
読む方もなんだか精神的にしんどく感じるという、新井センセの作風はこちらも同様。
普段はコメディー色が強く楽しいんですが、突如がたーんと奈落の底へ落ちる「フリーフォール」な漫画となってます。
特に主人公「睦月くん」のアップダウンはやたら激しく、その差が大きいだけ心に重低音で響きます。
また、隠れてますが、二人の周囲に配置されたキャラクタ、「島崎先生」や「睦月くんの兄」もなにげに危険な状態。
小さいお子さんが見ると影響受けるかもしれないので、気を付けて下さい。
ただ、ぎりぎり最後では救われる話なので、ひと安心しました。
ちょっと泣ける展開ですよ。
絵柄はしっかりとした濃い線で、バランスも問題ありません。
作品の雰囲気もあるでしょうが、全体的には濃く黒め。
ほぼ大人っぽい人物が基本ですが、崩れた漫画らしい絵も巧い方です。
ただねぇ…↓表紙がちょっとクドいんですね。
ちょっと少女漫画ちっくで敬遠する方もいるとは思いますが、実際の白黒絵柄のが全然良いです。
中扉もそうですが、カラーはあまり巧くないのかもしれません。
表紙に騙されないで!!
そんなこんなで、「ひぐらしのなく頃に」を”精神的に追い詰められる面で好き”、という方にはオススメでした。
しかし、この漫画の鍵となっている「菜摘ちゃん」はパタパタ忙しく、可愛らしいですね。
…いや、変な意味でなくぅ。
子供達をせめないで(1) 新井 理恵 (2004/03/24) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
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■Swing Out Sisters (東雲太郎)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 成年・姉
・おまけ: あとがき、ゲストページ、初期ラフ絵、
・その他: 短編×9(うち、表題作8話)、カラー(6P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲太郎」センセの「Swing Out Sisters」です。
↓表紙にインパクトがあるためか、かなり単行本が売れている(らしい)こちら、「Swing Out Sisters」
当ブログでは、たいてい表紙についてのコメントを書いております。
なぜかって、皆さまご存知の通り、実際に売れ行きはここで左右されるものですからね。
アダルトのDVDと同じこと。
やっぱり表紙の良し悪しってーのが、購入への境界線を越させれる鍵なのです。
それにね、こちらでレビューするような漫画のほとんどは、そこから良い・悪いを判断しないといけないことが多いので。
(※一般的ではないですし)
知った作家さんならば問題ないんですが、よく知らない方については表紙・裏表紙の少ない情報から見極めれるよう、日々目を鍛えているひでるさんです。
ちなみに、これを”修行”と称しております(笑)
さて、このままでは脱線して戻ってこれなくなるので、このくらいにして漫画の話を。
こちらは、ほぼ表題作の中編「Swing Out Sisters」で構成された単行本です。
主人公「ゆうくん」が活発で姉御肌な夏姉こと「千夏さん」、家庭的で癒し系な千代姉こと「千代さん」という二人の姉とずるずる関係していくお話です。
※サンプル画像。上が千代姉、下が夏姉です。性格が両極端なのはお約束ですね。
簡単に書くと、一人の弟を二人の姉が争奪戦を繰り広げる内容。
一応設定では姉弟のようなんですが、まるで緊張感なく(※家に親もいない)、皆が肯定的。
近親のドロドロした感じが好きな方は注意。
そのため、お話は軽く、えっち漫画の王道でした。ストーリーには多大な期待を持たない方が無難。
以前紹介した「関谷あさみ」センセの定番、「かなちゃん」ら兄妹が登場する漫画の逆パターンですね。
なお、千代姉は巨乳で、メイド服なども披露。
夏姉は一部で絶大な支持を得る、しまパンなシーンがあったりと、三名の構成・小道具でちょっとした変化がつけられていました。
絵柄は細線でよく描き込まれています。
また、トーン処理を多様せずく、ベタ・かけアミな技術で頑張っておられます。
そんな感じが昭和っぽいですね。
ページ全体は濃く黒め。
冒頭でも触れましたが、こちらは良くできた↓表紙で判断して問題ないでしょう。
カラーの方がすっきりした印象、白黒絵は黒が強いのでどっしり落ち着いたような印象です。
最後に、「東雲太郎」センセの良いところは、なんと言ってもテストで役立つところでしょう。
「東雲」で「しののめ」ってーのは、入社試験とかでも案外よく出題されるものです。
……というか、ぶっちゃけひでるさんは人事やっていた時に問題にしてました。
経験者が言うんだから、間違いありません。
いい機会なので、センセの名前で覚えてしまいましょう(笑)
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・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 成年・姉
・おまけ: あとがき、ゲストページ、初期ラフ絵、
・その他: 短編×9(うち、表題作8話)、カラー(6P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲太郎」センセの「Swing Out Sisters」です。
↓表紙にインパクトがあるためか、かなり単行本が売れている(らしい)こちら、「Swing Out Sisters」
当ブログでは、たいてい表紙についてのコメントを書いております。
なぜかって、皆さまご存知の通り、実際に売れ行きはここで左右されるものですからね。
アダルトのDVDと同じこと。
やっぱり表紙の良し悪しってーのが、購入への境界線を越させれる鍵なのです。
それにね、こちらでレビューするような漫画のほとんどは、そこから良い・悪いを判断しないといけないことが多いので。
(※一般的ではないですし)
知った作家さんならば問題ないんですが、よく知らない方については表紙・裏表紙の少ない情報から見極めれるよう、日々目を鍛えているひでるさんです。
ちなみに、これを”修行”と称しております(笑)
さて、このままでは脱線して戻ってこれなくなるので、このくらいにして漫画の話を。
こちらは、ほぼ表題作の中編「Swing Out Sisters」で構成された単行本です。
主人公「ゆうくん」が活発で姉御肌な夏姉こと「千夏さん」、家庭的で癒し系な千代姉こと「千代さん」という二人の姉とずるずる関係していくお話です。
※サンプル画像。上が千代姉、下が夏姉です。性格が両極端なのはお約束ですね。
簡単に書くと、一人の弟を二人の姉が争奪戦を繰り広げる内容。
一応設定では姉弟のようなんですが、まるで緊張感なく(※家に親もいない)、皆が肯定的。
近親のドロドロした感じが好きな方は注意。
そのため、お話は軽く、えっち漫画の王道でした。ストーリーには多大な期待を持たない方が無難。
以前紹介した「関谷あさみ」センセの定番、「かなちゃん」ら兄妹が登場する漫画の逆パターンですね。
なお、千代姉は巨乳で、メイド服なども披露。
夏姉は一部で絶大な支持を得る、しまパンなシーンがあったりと、三名の構成・小道具でちょっとした変化がつけられていました。
絵柄は細線でよく描き込まれています。
また、トーン処理を多様せずく、ベタ・かけアミな技術で頑張っておられます。
そんな感じが昭和っぽいですね。
ページ全体は濃く黒め。
冒頭でも触れましたが、こちらは良くできた↓表紙で判断して問題ないでしょう。
カラーの方がすっきりした印象、白黒絵は黒が強いのでどっしり落ち着いたような印象です。
最後に、「東雲太郎」センセの良いところは、なんと言ってもテストで役立つところでしょう。
「東雲」で「しののめ」ってーのは、入社試験とかでも案外よく出題されるものです。
……というか、ぶっちゃけひでるさんは人事やっていた時に問題にしてました。
経験者が言うんだから、間違いありません。
いい機会なので、センセの名前で覚えてしまいましょう(笑)
Swing Out Sisters 東雲 太郎 (2005/08/12) 茜新社 この商品の詳細を見る |
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tag : 入社試験
■花粉少女注意報! (小梅けいと)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・変化球
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「ありがとう!花粉少女」(8P)
・その他: 短編×14、カラー(32P)、折り返しにプロフィール、
成年系では初単行本。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小梅けいと」センセの「花粉少女注意報!」です。
一般では「うた∽かた」、「くじびきアンバランス」の漫画を描いているそうです。
どっちも知りませんが。
ほか、ゲーム原画などもやっているようでした。
単行本にプロフイールがあるのは、調べる手間省けるのでいいですね(笑)
さて、そんな「小梅けいと」センセの成年系初単行本です。
えー、短編集の単行本というものは、どれか一作品が群を抜いて秀でていれば買う価値があると思います。
他がどうであれ。
…あ、誤解しないで。他が酷い、って訳でないですから。
とりあえず、表題作にもなっている「花粉少女注意報!」が凄い。
楽しい。
びっくりした。
感動した。…これはうそ。
正直、初見は「なんのこっちゃ」という具合で意味が分かりませんでしたが、ゆっくり二度目を読んで完璧に理解しました。
いや、スゴいですよ。
単純なことなんですが、そのアイデアに感服しました。
よくもまぁ、こんなん考えつくなー、と。
本来ならば軽くストーリーを紹介したいところなんですが、伏せておきますね。
まぁ、タイトルそのまんまなんですけれど(笑)
あとはそこから想像して。
さらに、描き下ろしはその続編で、しかもカラーでした。
特にバスのシーンとかは人数描くのも大変だろうに……なーんて、頭が下がる思いでした。
ほか、全体的に変化球なタイプの漫画家さんで、楽しいコメディー要素が強かったです。
逆に言えば、直球・王道のえっち漫画ではないので、そんなん好きな人には”ひねり過ぎ”と感じるかもしれません。
ちょっと注意。
収録作品は2000年8月から2006年6月まで。
だいたい、作品の4割ほどが初期頃の作品で、絵は重い…というか若干ぎこちない雰囲気。
ただ、初期頃から漫画はちょっとばかり独特で、あちこちで目にするようなものでなく新鮮でした。
読み応えはないですが、楽しめる漫画になっていると思います。
※そんな訳で比較サンプル。上が2000年、下が2005年です。
古い年代の絵はやっぱり気になると思います。
ページにごっちゃり描かれる系統で、全体は賑やか。
細線で、目を横に長めで描かれることの多い、ちょっと癖のある人物絵。
↓表紙のような、ちょっとツリ目な感じの女の子絵が巧い方だと思います。
また、ゲーム原画も手がけているだけあって、カラー原稿の出来栄えはさすがに良いです。白黒絵も年代が近い原稿はさほどイメージが変わらなくなっておりました。(←これは処理の関係かも)
表紙・裏表紙ともに人がいっぱい描かれている(笑)ので、そちらで合うかどうか判断して下さい。
成年漫画好きな方で、コメディーが好きな方はぜひ見てみて下さい。
なにせカラーも多いですし、損はしない内容だと思います。たぶん。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・変化球
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「ありがとう!花粉少女」(8P)
・その他: 短編×14、カラー(32P)、折り返しにプロフィール、
成年系では初単行本。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小梅けいと」センセの「花粉少女注意報!」です。
一般では「うた∽かた」、「くじびきアンバランス」の漫画を描いているそうです。
どっちも知りませんが。
ほか、ゲーム原画などもやっているようでした。
単行本にプロフイールがあるのは、調べる手間省けるのでいいですね(笑)
さて、そんな「小梅けいと」センセの成年系初単行本です。
えー、短編集の単行本というものは、どれか一作品が群を抜いて秀でていれば買う価値があると思います。
他がどうであれ。
…あ、誤解しないで。他が酷い、って訳でないですから。
とりあえず、表題作にもなっている「花粉少女注意報!」が凄い。
楽しい。
びっくりした。
感動した。…これはうそ。
正直、初見は「なんのこっちゃ」という具合で意味が分かりませんでしたが、ゆっくり二度目を読んで完璧に理解しました。
いや、スゴいですよ。
単純なことなんですが、そのアイデアに感服しました。
よくもまぁ、こんなん考えつくなー、と。
本来ならば軽くストーリーを紹介したいところなんですが、伏せておきますね。
まぁ、タイトルそのまんまなんですけれど(笑)
あとはそこから想像して。
さらに、描き下ろしはその続編で、しかもカラーでした。
特にバスのシーンとかは人数描くのも大変だろうに……なーんて、頭が下がる思いでした。
ほか、全体的に変化球なタイプの漫画家さんで、楽しいコメディー要素が強かったです。
逆に言えば、直球・王道のえっち漫画ではないので、そんなん好きな人には”ひねり過ぎ”と感じるかもしれません。
ちょっと注意。
収録作品は2000年8月から2006年6月まで。
だいたい、作品の4割ほどが初期頃の作品で、絵は重い…というか若干ぎこちない雰囲気。
ただ、初期頃から漫画はちょっとばかり独特で、あちこちで目にするようなものでなく新鮮でした。
読み応えはないですが、楽しめる漫画になっていると思います。
※そんな訳で比較サンプル。上が2000年、下が2005年です。
古い年代の絵はやっぱり気になると思います。
ページにごっちゃり描かれる系統で、全体は賑やか。
細線で、目を横に長めで描かれることの多い、ちょっと癖のある人物絵。
↓表紙のような、ちょっとツリ目な感じの女の子絵が巧い方だと思います。
また、ゲーム原画も手がけているだけあって、カラー原稿の出来栄えはさすがに良いです。白黒絵も年代が近い原稿はさほどイメージが変わらなくなっておりました。(←これは処理の関係かも)
表紙・裏表紙ともに人がいっぱい描かれている(笑)ので、そちらで合うかどうか判断して下さい。
成年漫画好きな方で、コメディーが好きな方はぜひ見てみて下さい。
なにせカラーも多いですし、損はしない内容だと思います。たぶん。
花粉少女注意報! 小梅 けいと (2006/10/30) ワニマガジン社 この商品の詳細を見る |
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tag : コメディーくじびきアンバランスゲーム原画