■家族快楽 (ハッチ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき・作品解説、
カバー裏に「家族懐疑4話・母親サイド」
・その他: 短編×8(うち「家族懐疑」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハッチ」センセの「家族快楽」です。
正直なところ、絵的にはあまり好みではありません。
ただ、こちらは成年漫画として実に優秀。
長編から短編まで、えっちでした。
そんな訳で、ロリ系単行本「しょがくせ」を紹介している「ハッチ」センセ。
6冊目という単行本は「家族快楽」でした。
前述したように、メインの中編ほか短編にて構成された単行本。
収録の各話はオール近親ネタ。
そんなお話から絵柄まで、どちらかと言うと読み手を選ぶものだと思います。
ただし、どちらのシチュエーションにも高いエロス度がありました。
パッと見の感覚だけで避けるには、惜しい漫画集ですね。
特にえっちな気分(笑)になりたい方には、オススメです。
※左:義母「靖子さん」、右:母「礼子さん」
たぶん「清人くん(右の彼)」は年上好きだと思う。
まずは同時収録の短編から。
それぞれ親の再婚によって、家族となった「勇人」・「春樹」の2人。
強く反対をし続けている「春樹」は、表面での対応と違って「勇人」にもはっきりとした敵意を向けていたのです。
新たな義母「靖子」はなかなか魅力的な容姿であり、実は血の繋がっている「春樹」もそうした感覚。
そんな彼女のえっちを目撃した「勇人」は…と、だいたいそんな流れになる「チェンジザワールド」
冒頭の雰囲気から、ガラリと変わる「勇人くん」
彼はあーんな子だったのねー。
びっくり。
そんな訳で、義母とのえっち短編です。
途中で「勇人くん」はひねくれてしまった切っ掛けを話していましたが、学校でのエピソードも見たいです。
(※先生は見逃し難いキャラでしたけど、もしかして他短編とかで登場してるのかな?)
技術あるらしく、漫画では完全に「勇人くん」のペースになってました。
ラストのああした展開も期待されたものでしょう。
そんなんは置いといて…ああ、お父さん(笑)
眠っている妹へ悪戯する兄のお話「ジンクス」
可愛らしい顔であったものの、”知らない内にこんなに胸が育ち”とあったそのまま、やたら豊満な胸の「多恵」ちゃんがポイントです。
読後感の良いオチでした。
道徳的な良し悪しは置いといて、収録では安心して読めるタイプですね。
上下の2段ベッドが良かった「兄妹部屋」も兄妹の近親ネタ。
なにげに、妹「紗季」がえっちに興味を持っていることを知った兄。
1人えっちしているだろう彼女に期待して、早めに寝るなどの対策を取っていると…ついに4日後に彼女が動いたのでした。
微かな吐息に我慢できなくなった彼は…というもの。
これはえっちでしたねー。
2段ベッドの上から聞こえてくるアレは、確かに耐えがたい誘惑でしょう。
声を掛けた際のコマは最高。
非常に良い緊張感がありました。
先の「ジンクス」よりもリアルっぽくて良いですね。
特に2段ベットの経験者(?)は雰囲気が想像できるため良いかと。
※妹「紗季ちゃん」
バレた!の図。音って気になりますよね。
芸能マネージャーの「ママネージャー」は母子の近親です。
10年前の離婚と共に会っていなかった息子。
芸能マネージャー「本条礼子」が付くこととなったのは、成長した「清人」だったのです。
しかし、彼はこちらを覚えておらず…と、そんな流れ。
逆はやっぱり気付かないモノかなぁ。
離れていた期間が長く、通常のソレよりも説得力があります。
また、華やかな世界であるため、凛々しい美しさで魅力的な「礼子さん」にもなんだか納得。
おそらくは、実年齢よりも若い感じなのでしょう。
えっちはしてしまうんですが、コレ実は母親の愛情話みたいな展開になってます。
ちょっとイイ話。(←ちょっとね)
頑張った末の結果として、意外なオチが描かれているのでご期待下さい。
あれで満足なのね。
収録でのメイン「家族懐疑」は4話の連続話。
ブツ切りでなくストーリー漫画になっており、「ハッチ」センセ曰く、
「良い人が1人もいない~」
とか。
だいたいはその通り(笑)
強いて言えば、妹「夕姫」さんかなぁ。
ざーっと見て、彼女は被害者というか、ただ素直に生きていただけかと思います。
※左:「多恵ちゃん」、右:「夕姫さん」
どちらもだいたい同年代くらいだと思いますが…あれは触りたくなって当然かも。
「家族会議があるからすぐに帰ってきなさい」
そうした、深刻な口調の電話で実家へと呼び出された「耕太」
妹「夕姫」の件と伝えられた彼には、思い当たる事があったのです。
10年前、仕事で忙しい両親に代わって妹の面倒を見ていた彼は、ちょっとした悪戯からエスカレートして、いつしか関係をしてしまったのでした。
いつしか、明確な愛情表現をするようになった「夕姫」に恐くなった彼は、逃げるようにして実家を離れていたのです。
さて、戻った「耕太」が母親から聞かされたのは、さらに驚かされるものでした。
「耕太…夕姫が妊娠したの。お父さんとの子よ」
あの家族会議は尋常でない重苦しさですねー。
当然ながら「耕太くん」のお手付きも露見しており、1話ラストの段階からもうハチャメチャ。
ラブい近親漫画では味わえない、何かが絡みついてくるような雰囲気です。
面白い…は適切な表現でないですね。
読み物として優秀でした。
それがため、ここでは色々と書き辛いのです。
特にストレスがたまるだろう3話からがオススメ(笑)
たまんないわね。
母親も実に良い味を出していました。
(※先の「礼子さん」とはまるで違うのよ)
どんな結末になるのか、ドキドキご覧ください。
しっかりとした強めな線の絵柄。
濃淡具合はすっきりで、描き込みはそこそこくらい。
ただ、それでいながら背景などキャラ絵以外もキッチリと描かれていました。
ページはやや賑やかですかね。
良い時もありましたがちらほらバランス微妙なコマが目につき、やや崩れ気味。
ただし、表現的に気になるものはありません。ご安心を。
全体的に安定しており、漫画としてはまったく問題ありません。
癖のある画風をどう判断するかですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 個人的に合わないです。ただ、漫画としては十分なものがあるかと。
・話5: えっちなお話群でした。近親ネタが苦手でなければオススメ。
・独5: じわじわストレスをためられる中編ほか、短編のシチュエーションも良かったです。
合計:[13/15]
↓表紙などカラー絵は印象がガラリと変わるので、やや参考には難しいかと。
サンプルほか「家族懐疑」の1話が立ち読みできる「ヒット出版社」さんのHPであらかじめ確認しておくと良いでしょう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき・作品解説、
カバー裏に「家族懐疑4話・母親サイド」
・その他: 短編×8(うち「家族懐疑」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハッチ」センセの「家族快楽」です。
正直なところ、絵的にはあまり好みではありません。
ただ、こちらは成年漫画として実に優秀。
長編から短編まで、えっちでした。
そんな訳で、ロリ系単行本「しょがくせ」を紹介している「ハッチ」センセ。
6冊目という単行本は「家族快楽」でした。
前述したように、メインの中編ほか短編にて構成された単行本。
収録の各話はオール近親ネタ。
そんなお話から絵柄まで、どちらかと言うと読み手を選ぶものだと思います。
ただし、どちらのシチュエーションにも高いエロス度がありました。
パッと見の感覚だけで避けるには、惜しい漫画集ですね。
特にえっちな気分(笑)になりたい方には、オススメです。
※左:義母「靖子さん」、右:母「礼子さん」
たぶん「清人くん(右の彼)」は年上好きだと思う。
まずは同時収録の短編から。
それぞれ親の再婚によって、家族となった「勇人」・「春樹」の2人。
強く反対をし続けている「春樹」は、表面での対応と違って「勇人」にもはっきりとした敵意を向けていたのです。
新たな義母「靖子」はなかなか魅力的な容姿であり、実は血の繋がっている「春樹」もそうした感覚。
そんな彼女のえっちを目撃した「勇人」は…と、だいたいそんな流れになる「チェンジザワールド」
冒頭の雰囲気から、ガラリと変わる「勇人くん」
彼はあーんな子だったのねー。
びっくり。
そんな訳で、義母とのえっち短編です。
途中で「勇人くん」はひねくれてしまった切っ掛けを話していましたが、学校でのエピソードも見たいです。
(※先生は見逃し難いキャラでしたけど、もしかして他短編とかで登場してるのかな?)
技術あるらしく、漫画では完全に「勇人くん」のペースになってました。
ラストのああした展開も期待されたものでしょう。
そんなんは置いといて…ああ、お父さん(笑)
眠っている妹へ悪戯する兄のお話「ジンクス」
可愛らしい顔であったものの、”知らない内にこんなに胸が育ち”とあったそのまま、やたら豊満な胸の「多恵」ちゃんがポイントです。
読後感の良いオチでした。
道徳的な良し悪しは置いといて、収録では安心して読めるタイプですね。
上下の2段ベッドが良かった「兄妹部屋」も兄妹の近親ネタ。
なにげに、妹「紗季」がえっちに興味を持っていることを知った兄。
1人えっちしているだろう彼女に期待して、早めに寝るなどの対策を取っていると…ついに4日後に彼女が動いたのでした。
微かな吐息に我慢できなくなった彼は…というもの。
これはえっちでしたねー。
2段ベッドの上から聞こえてくるアレは、確かに耐えがたい誘惑でしょう。
声を掛けた際のコマは最高。
非常に良い緊張感がありました。
先の「ジンクス」よりもリアルっぽくて良いですね。
特に2段ベットの経験者(?)は雰囲気が想像できるため良いかと。
※妹「紗季ちゃん」
バレた!の図。音って気になりますよね。
芸能マネージャーの「ママネージャー」は母子の近親です。
10年前の離婚と共に会っていなかった息子。
芸能マネージャー「本条礼子」が付くこととなったのは、成長した「清人」だったのです。
しかし、彼はこちらを覚えておらず…と、そんな流れ。
逆はやっぱり気付かないモノかなぁ。
離れていた期間が長く、通常のソレよりも説得力があります。
また、華やかな世界であるため、凛々しい美しさで魅力的な「礼子さん」にもなんだか納得。
おそらくは、実年齢よりも若い感じなのでしょう。
えっちはしてしまうんですが、コレ実は母親の愛情話みたいな展開になってます。
ちょっとイイ話。(←ちょっとね)
頑張った末の結果として、意外なオチが描かれているのでご期待下さい。
あれで満足なのね。
収録でのメイン「家族懐疑」は4話の連続話。
ブツ切りでなくストーリー漫画になっており、「ハッチ」センセ曰く、
「良い人が1人もいない~」
とか。
だいたいはその通り(笑)
強いて言えば、妹「夕姫」さんかなぁ。
ざーっと見て、彼女は被害者というか、ただ素直に生きていただけかと思います。
※左:「多恵ちゃん」、右:「夕姫さん」
どちらもだいたい同年代くらいだと思いますが…あれは触りたくなって当然かも。
「家族会議があるからすぐに帰ってきなさい」
そうした、深刻な口調の電話で実家へと呼び出された「耕太」
妹「夕姫」の件と伝えられた彼には、思い当たる事があったのです。
10年前、仕事で忙しい両親に代わって妹の面倒を見ていた彼は、ちょっとした悪戯からエスカレートして、いつしか関係をしてしまったのでした。
いつしか、明確な愛情表現をするようになった「夕姫」に恐くなった彼は、逃げるようにして実家を離れていたのです。
さて、戻った「耕太」が母親から聞かされたのは、さらに驚かされるものでした。
「耕太…夕姫が妊娠したの。お父さんとの子よ」
あの家族会議は尋常でない重苦しさですねー。
当然ながら「耕太くん」のお手付きも露見しており、1話ラストの段階からもうハチャメチャ。
ラブい近親漫画では味わえない、何かが絡みついてくるような雰囲気です。
面白い…は適切な表現でないですね。
読み物として優秀でした。
それがため、ここでは色々と書き辛いのです。
特にストレスがたまるだろう3話からがオススメ(笑)
たまんないわね。
母親も実に良い味を出していました。
(※先の「礼子さん」とはまるで違うのよ)
どんな結末になるのか、ドキドキご覧ください。
しっかりとした強めな線の絵柄。
濃淡具合はすっきりで、描き込みはそこそこくらい。
ただ、それでいながら背景などキャラ絵以外もキッチリと描かれていました。
ページはやや賑やかですかね。
良い時もありましたがちらほらバランス微妙なコマが目につき、やや崩れ気味。
ただし、表現的に気になるものはありません。ご安心を。
全体的に安定しており、漫画としてはまったく問題ありません。
癖のある画風をどう判断するかですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 個人的に合わないです。ただ、漫画としては十分なものがあるかと。
・話5: えっちなお話群でした。近親ネタが苦手でなければオススメ。
・独5: じわじわストレスをためられる中編ほか、短編のシチュエーションも良かったです。
合計:[13/15]
↓表紙などカラー絵は印象がガラリと変わるので、やや参考には難しいかと。
サンプルほか「家族懐疑」の1話が立ち読みできる「ヒット出版社」さんのHPであらかじめ確認しておくと良いでしょう。
家族快楽 (セラフィンコミックス) (2010/05/07) ハッチ 商品詳細を見る |
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tag : ヒット出版社
■めるてぃcandy (橘立夏)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・大学生
・おまけ: 描き下ろし「まだまだちぇんじ」、
カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「橘立夏(たちばな・りっか)」センセの「めるてぃcandy」です。
やわらかな色彩で、ちょっとえっち程度の↓表紙が良い感じ。
(※一般系ですからね)
そちらにふらーっと引かれて、手にしました。
特に裏表紙の3名はおさまり良く、好みな作画です。
彼女らのストーリー漫画が読みたくなりますね。
実際、カバー裏にあった4コマは各話のキャラが入り乱れるコメディーになっているんですが、これがなかなか面白いです。
次巻以降の期待も高まります。
絵柄とかお話は一般えっち系が似合っているようなので、このまま突き進んで欲しいトコロです。
「東鉄神」センセのようなトコロを目指してほしいなぁ。
※左:まひるさん、右:ハルカさん
普通のメイド服とは違うので、あんなデザインです。
そんなこんなで、「橘立夏」センセ。
おそらく初単行本「めるてぃcandy」です。
前述しておりますが、一般向けえっち系単行本。
収録は全て短編ですね。
掲載紙の関係か、登場するキャラはやや年齢のある方々。
だいたい、大学生から社会人成り立てくらいの年齢幅です。
「葉鹿」くん、「まひる」さんというカップルの温泉旅行話「ふたり温泉」
始めての旅行でわくわくしていた2人。
しかし、到着した温泉旅館が、掲載されていた雑誌と違って相当にボロいものだった…というお話。
彼女機嫌を損ねていました。
ただ、あれって「葉鹿くん」が悪い訳じゃーないよね。
忙しい仕事の合間だったようですし、それくらい許してあげて下さい。
(※露天風呂がどんなんか、ちゃんと見てないのは甘いと思うけど)
でも、掛け軸の裏のベタベタお札はリアルに嫌。
客いないなら、他の部屋にしてほしいわ。
なお、途中にそのものが出演していましたけど、よくよく見ると冒頭にもヒントがありました。
「遠回りな恋」は5年ぶりという同窓会話。
実はこちらも温泉ネタです。
主人公「烏山要(からすやま・かなめ)」くんがうっかりしたため「白河」さんと混浴状態になってましたが…普通なら”これでもか”、ってくらい性別書かれるものですけどね。
まぁ、だいぶ酔っ払っていたようですが。
間違えたのはいいとしても、そこでえっちしちゃうのは…また誰か入ってきたら大変なこととなりそうです。
まるで関係ないですが、ちょっとドキドキ(笑)
大学生カップルの「パワフルガール」
「妻沼タケル」はひょんな事で「川口ハルカ」と知り合いました。
遊んでいるうち同じ趣味を持つ彼女に惹かれるものの、気さくで女の子っぽくない彼女に気おくれしていたのです。
”普段はかない”という女の子のスカート姿はいいですね。
胸元もやばい感じでした。
そんなんなのに、いつものように振舞っていた「ハルカさん」がため~という流れ。
スタイルも非常に良く、「タケルくん」がやってたようにじろじろ見てあげたいです。
「Candy Girl」も大学生カップル。
学内でも評判なの美少女ながら、いままで彼氏がいなかったという「加須ひなた」さん。
ちょっとズレた、はっちゃけ後輩でした。
夕食でわた飴って…付き合う「上河内卓郎」くんは相当に広い心が必要ですね。
途中で機械が暴走して巻き散らかしてましたが、あれ部屋ベタベタになりそうでやだなぁ。
掃除する描写がしっかりありましたけど。
※左:静江さん、右:あかねちゃん
どちらも良いキャラでした。「あかねちゃん」はコメディーのがいいなぁ。
カバー裏でもネタにされてましたが、短編「静江」は収録で最も異質なもの。
主人公「都賀雅彦」は大学生。
日本画を専攻しており、就任した教授「宇都宮」に認められ、自宅で絵を見てもらうこととなったのです。
あいにく教授は留守にしており、出迎えたのは再婚したばかりという若妻「静江」さん。
彼女をモデルにした絵は多く、もともとそれを気に入っていた「雅彦」は夢見心地だったんですが…。
もしかしたら実際にあるのでは?
そうした気分にさせられる、文学というか映画的なストーリーです。
蠱惑的な「静江さん」が素敵でした。
ただ、肝心のえっちシーンでやや崩れ気味になっていたのが残念。
また、画面も暗めの方がより雰囲気出たかもしれません。
「ブドウ園継ぐのもいいかなーって~」
そうした、「忠義」くんの軽い台詞にムカっとしていた「あかね」ちゃん。
…なにげに、本の前のひでるさんも同じ気分だったりして。
適当な気持ちで継ぐとか言うんじゃねぇ!
とか思ってましたが、「あかねちゃん」が腹を立てていたのには他の理由もあったのでした。
そんな短編の「sweet home」
「あかねちゃん」は半開きな目が魅力。
そのため、お話後半のぱっちり目(抑え気味に描かれてはいましたが)は、ちと違うかなぁ。
裏表紙とか、カバー裏4コマでは実に良い表情をしているんですが。
よくありがちな、”雰囲気を変えたら美人だった”というネタの短編「ちぇんじ」
ネットゲームで知り合った「北川辺雪絵」さん。
初対面ではやや驚いたものの、喋ってみるとチャットの感覚でした。
やった事ないから知りませんが、そんなものかなぁ。
なお、こちらは「まだまだちぇんじ」という後日談が描き下ろしされています。
忍者のコスプレはいいですね。
※左:北川辺雪絵、右:加須ひなた
2人とも髪の毛長いですねー。
ファミレスでのお話「デキカノ」
「寄居大地」くんの就職した居酒屋チェーンはファミレス事業もあり…なんと、彼女「ともこ」さんが店長を勤めるファミレスに配属されてしまったのでした。
彼女は店長さんなので、よくあるコスチュームでえっちみたいなのではありません。
その関係とかそんなん置いといて、描かれていたバイトのあんなんはなんだかリアル。
よかないものの、「大地くん」が悪いって訳でもないですよね。
なんだか現実にありそうで、ちょっとげんなりしますよ。
「はっぴー☆にゅ~ライフ」はその逆でやたら現実味がないお話。
長編漫画の1話目みたいな風情でしたけど、短編であれはちょっと違うかな。
しっかりとした、丁寧な線の絵柄。
濃淡から描き込みまで適度なくらいに落ち着いており、いかにも一般系な雰囲気です。
初出ありましたが描かれた時期には結構幅があり、05年から10年まで。
ただ、もともと巧い方なので、ほとんど気にしなくても大丈夫です。
(※修正されたのかもしれませんが)
新しい原稿は、なんというか…描き慣れた感じね。
キャラ絵はあまり可愛過ぎない程度です。
コメディーほか漫画も巧く、特に引っ掛かるコマもありません。
すっきり・カチーと作画は安定しており、嫌味のない画風でした。
カラーでも印象は変化ないので、↓表紙・裏表紙の感覚で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 初単行本ながら安定してます。人を選ばない絵ですね。
・話3: 全然悪くはないものの、コレという特徴的なものはありません。
・独3: 良くも悪くも一般えっち系。今後に期待します。
合計:[10/15]
やっぱり「橘立夏」センセならでは、という売りになるものが欲しいですね。
お話・絵柄どちらも良いですが、パンチに欠けていると思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・大学生
・おまけ: 描き下ろし「まだまだちぇんじ」、
カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「橘立夏(たちばな・りっか)」センセの「めるてぃcandy」です。
やわらかな色彩で、ちょっとえっち程度の↓表紙が良い感じ。
(※一般系ですからね)
そちらにふらーっと引かれて、手にしました。
特に裏表紙の3名はおさまり良く、好みな作画です。
彼女らのストーリー漫画が読みたくなりますね。
実際、カバー裏にあった4コマは各話のキャラが入り乱れるコメディーになっているんですが、これがなかなか面白いです。
次巻以降の期待も高まります。
絵柄とかお話は一般えっち系が似合っているようなので、このまま突き進んで欲しいトコロです。
「東鉄神」センセのようなトコロを目指してほしいなぁ。
※左:まひるさん、右:ハルカさん
普通のメイド服とは違うので、あんなデザインです。
そんなこんなで、「橘立夏」センセ。
おそらく初単行本「めるてぃcandy」です。
前述しておりますが、一般向けえっち系単行本。
収録は全て短編ですね。
掲載紙の関係か、登場するキャラはやや年齢のある方々。
だいたい、大学生から社会人成り立てくらいの年齢幅です。
「葉鹿」くん、「まひる」さんというカップルの温泉旅行話「ふたり温泉」
始めての旅行でわくわくしていた2人。
しかし、到着した温泉旅館が、掲載されていた雑誌と違って相当にボロいものだった…というお話。
彼女機嫌を損ねていました。
ただ、あれって「葉鹿くん」が悪い訳じゃーないよね。
忙しい仕事の合間だったようですし、それくらい許してあげて下さい。
(※露天風呂がどんなんか、ちゃんと見てないのは甘いと思うけど)
でも、掛け軸の裏のベタベタお札はリアルに嫌。
客いないなら、他の部屋にしてほしいわ。
なお、途中にそのものが出演していましたけど、よくよく見ると冒頭にもヒントがありました。
「遠回りな恋」は5年ぶりという同窓会話。
実はこちらも温泉ネタです。
主人公「烏山要(からすやま・かなめ)」くんがうっかりしたため「白河」さんと混浴状態になってましたが…普通なら”これでもか”、ってくらい性別書かれるものですけどね。
まぁ、だいぶ酔っ払っていたようですが。
間違えたのはいいとしても、そこでえっちしちゃうのは…また誰か入ってきたら大変なこととなりそうです。
まるで関係ないですが、ちょっとドキドキ(笑)
大学生カップルの「パワフルガール」
「妻沼タケル」はひょんな事で「川口ハルカ」と知り合いました。
遊んでいるうち同じ趣味を持つ彼女に惹かれるものの、気さくで女の子っぽくない彼女に気おくれしていたのです。
”普段はかない”という女の子のスカート姿はいいですね。
胸元もやばい感じでした。
そんなんなのに、いつものように振舞っていた「ハルカさん」がため~という流れ。
スタイルも非常に良く、「タケルくん」がやってたようにじろじろ見てあげたいです。
「Candy Girl」も大学生カップル。
学内でも評判なの美少女ながら、いままで彼氏がいなかったという「加須ひなた」さん。
ちょっとズレた、はっちゃけ後輩でした。
夕食でわた飴って…付き合う「上河内卓郎」くんは相当に広い心が必要ですね。
途中で機械が暴走して巻き散らかしてましたが、あれ部屋ベタベタになりそうでやだなぁ。
掃除する描写がしっかりありましたけど。
※左:静江さん、右:あかねちゃん
どちらも良いキャラでした。「あかねちゃん」はコメディーのがいいなぁ。
カバー裏でもネタにされてましたが、短編「静江」は収録で最も異質なもの。
主人公「都賀雅彦」は大学生。
日本画を専攻しており、就任した教授「宇都宮」に認められ、自宅で絵を見てもらうこととなったのです。
あいにく教授は留守にしており、出迎えたのは再婚したばかりという若妻「静江」さん。
彼女をモデルにした絵は多く、もともとそれを気に入っていた「雅彦」は夢見心地だったんですが…。
もしかしたら実際にあるのでは?
そうした気分にさせられる、文学というか映画的なストーリーです。
蠱惑的な「静江さん」が素敵でした。
ただ、肝心のえっちシーンでやや崩れ気味になっていたのが残念。
また、画面も暗めの方がより雰囲気出たかもしれません。
「ブドウ園継ぐのもいいかなーって~」
そうした、「忠義」くんの軽い台詞にムカっとしていた「あかね」ちゃん。
…なにげに、本の前のひでるさんも同じ気分だったりして。
適当な気持ちで継ぐとか言うんじゃねぇ!
とか思ってましたが、「あかねちゃん」が腹を立てていたのには他の理由もあったのでした。
そんな短編の「sweet home」
「あかねちゃん」は半開きな目が魅力。
そのため、お話後半のぱっちり目(抑え気味に描かれてはいましたが)は、ちと違うかなぁ。
裏表紙とか、カバー裏4コマでは実に良い表情をしているんですが。
よくありがちな、”雰囲気を変えたら美人だった”というネタの短編「ちぇんじ」
ネットゲームで知り合った「北川辺雪絵」さん。
初対面ではやや驚いたものの、喋ってみるとチャットの感覚でした。
やった事ないから知りませんが、そんなものかなぁ。
なお、こちらは「まだまだちぇんじ」という後日談が描き下ろしされています。
忍者のコスプレはいいですね。
※左:北川辺雪絵、右:加須ひなた
2人とも髪の毛長いですねー。
ファミレスでのお話「デキカノ」
「寄居大地」くんの就職した居酒屋チェーンはファミレス事業もあり…なんと、彼女「ともこ」さんが店長を勤めるファミレスに配属されてしまったのでした。
彼女は店長さんなので、よくあるコスチュームでえっちみたいなのではありません。
その関係とかそんなん置いといて、描かれていたバイトのあんなんはなんだかリアル。
よかないものの、「大地くん」が悪いって訳でもないですよね。
なんだか現実にありそうで、ちょっとげんなりしますよ。
「はっぴー☆にゅ~ライフ」はその逆でやたら現実味がないお話。
長編漫画の1話目みたいな風情でしたけど、短編であれはちょっと違うかな。
しっかりとした、丁寧な線の絵柄。
濃淡から描き込みまで適度なくらいに落ち着いており、いかにも一般系な雰囲気です。
初出ありましたが描かれた時期には結構幅があり、05年から10年まで。
ただ、もともと巧い方なので、ほとんど気にしなくても大丈夫です。
(※修正されたのかもしれませんが)
新しい原稿は、なんというか…描き慣れた感じね。
キャラ絵はあまり可愛過ぎない程度です。
コメディーほか漫画も巧く、特に引っ掛かるコマもありません。
すっきり・カチーと作画は安定しており、嫌味のない画風でした。
カラーでも印象は変化ないので、↓表紙・裏表紙の感覚で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 初単行本ながら安定してます。人を選ばない絵ですね。
・話3: 全然悪くはないものの、コレという特徴的なものはありません。
・独3: 良くも悪くも一般えっち系。今後に期待します。
合計:[10/15]
やっぱり「橘立夏」センセならでは、という売りになるものが欲しいですね。
お話・絵柄どちらも良いですが、パンチに欠けていると思います。
めるてぃcandy (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT) (2010/05/07) 橘 立夏 商品詳細を見る |
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■純愛くろにくる (江戸屋ぽち)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき4コマ、作品解説、
ゲストページ、カバー裏に「裏だけにうらばなし」、
描き下ろし「君色モノクローム」、加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江戸屋ぽち(えどや・ぽち)」センセの「純愛くろにくる」です。
うわ。
また今回の↓表紙もふんわり可愛らしくまとまってました。
配色も爽やかで、顔と釣り合うブラと釣り合わない巨乳・ヒモパンがいい感じ。
成年漫画してますねー。
そんな訳で「江戸屋ぽち」センセ。
成年系では「純愛かたろぐ」に続く2冊目「純愛くろにくる」です。
一般でも、百合姫コミックスの「アオイシロ-青い城の円舞曲-」などを描かれており、総数では5冊目くらいになると思います。
収録は全て短編。
↓表紙そのままなほわほわキュートなヒロインが登場する、ラブコメ漫画集でした。
悪くはないんですが、全体的にちょっと甘過ぎな印象です。
※左:忍者「霞さん」、右:バスガイド「都さん」
「霞さん」は通常・忍者衣装どちらもマフラーが特徴でした。
収録でのお気に入り「Strike Of The Ninja」
「夏目霞」さんと「孝一」くんのカップルです。
付き合い始めて3ヶ月になるものの、”まだ一度も触れたことがない”という2人。
それというのも、「霞さん」は忍者で、かつ極端なほどの赤面症・あがり症だったのです。
冒頭、変わり身の術で、彼を避けていた「霞さん」がスゴイ。
ビルの上の看板から伺ってましたね。
また、物陰から付いてくる(追跡みたいな)デート中の描写が良かったです。
可愛いなぁ。
映画館ではいちおう隣に座っているんですが、顔は真っ赤で目はぐるぐるになっていました。
短パンな忍者衣装も良いですね。
また、その下に穿いているのが、褌(ふんどし)なんですねー。
現代で、ご主人(※この「孝一くん」も城主な家系)に仕える時代錯誤な忍者~みたいなネタはよくありがちですが、こちらの「霞さん」は恥ずかしがりなトコが素敵でした。
漫画は一発ネタっぽかったですが、他シチュエーションとかで見たいです。
カラー原稿を含む短編「妄想バスガイド」
運転手「東」とバスガイド「都」さんのラブコメなんですが、これって路線バスなんですね。
バスの形、「駅まで25円」という台詞など、昭和初期頃かな?
詳しくは知りませんが。
いきなりえっち妄想していたヒロイン「都さん」は、制服の似合う娘さん。
”黒タイツをカラーで”という「江戸屋ぽち」センセの頑張りで、素敵なグラデーションになっていました。
同じくカラー原稿から始まる「TIME-LAG」
こちらは店員の「千都(ちづ)」さんと「梶」くんです。
アンティークな時計店ということでか、カラー部分はお洒落な感じにデザインされていました。
※左:チアガールの「ちなさん」、右:メイドロイド「真白さん」
おへそです。しかし、細かいトコ注目してるのね。
猫が小さい頃からお世話になっている、というペットショップ店員「みなみ」さんの「ねこみみお姉さんは好きですか?」
主人公「かなた」くんが帰宅すると、猫耳コスプレ(制服)な「みなみさん」がペットシッターとして来ていました。
両親不在な2泊3日の間は家で2人っきりになる…って、泊まり込みですか!?
どんだけ費用とられるんだろう。
(※というか、違うイベントのが期待できますね)
…とかなんとかぐるぐる考えていたら、なるほどラブラブなのか。
だよねぇ。
ちょっと恥ずかしいくらいに甘いお話でした。
野球部の「宮脇」くんが好きな、チアガールの「美原ちな」さん。
彼は新聞で特集をされるような選手なんですが、なぜか見に行った試合は調子が悪く、一度も勝ったところを見たことがなかったのでした。
当の本人からも、
「応援に来ないで欲しいんだ…」
そう言われてしまったのです。
しかし、理由を聞いてみると…と、そんなんが「チラチラ☆チアガール」
「なるへそ…」
とか洒落ていましたが、彼が集中できない理由は「美原さん」のおへそ。
これまた変化球なフェチ漫画ですね。
へそかぁ。
わかんないなー。
うずまいてて綺麗な形だそうです。
”満たされれば克服できるかも”という理由から、えっちに持ち込んでいました。
なるほど、良い作戦だ(笑)
「日照雨」は年の離れた幼馴染み「あや」さんと「山城理都」くん。
彼女は稲荷神社の1人娘。
なかなか馴染めない東京の雑踏にまぎれ、その姿を見たような気がした「理都くん」はお盆に帰郷したのです。
さっそく彼女を訪ねたところ、
「あやは死んだ」
宮司である彼女の父親はそう言ったのです。
そうきますか。
あのオチはどうかなぁ…。
神社など背景は描き込まれ、非常に雰囲気あったんですが、ストレートに終わらせても良かったように感じます。
※神社の娘「あやさん」
むむむ、色々と紛らわしいんですねー。
ほか、「陸」くんと「七海」さんの「おさななじみ」は、そのまんま幼馴染みラブコメ。
よく知った彼女と数日前から恋人同士になったらしく、かなり緊張感ありました。
部屋に呼んだものの、切羽詰まって寝たふりする「七海さん」の気持ちもなんとなくわかる・わかる。
「機械仕掛けのおとぎ話」は、とある秘密を持つ「真白」さんと教授のお話。
叶わない恋から、どこか壊れてしまったらしいメイドロイドな彼女。
生活でもパーツがコロコロと欠落していましたが…うーん。
分かるような、そうでないようなお話です。
漁師「十波十造」と、その網にかかった「奈津」さんの「Heart of 漁師」
色々可笑しいコメディー調漫画ですね。
確かにヒロインより「十造」、その同僚のが目立っていましたね。
描き下ろし「君色モノクローム」は「沙織」・「藍」のカップル。
前回のソレと同じく、百合漫画でした。
当然女の子同士のえっちはあるもの、変な話お話としては王道です。
お好きな人には、あのオチも刺さることでしょう。
柔らかで強めな線の絵柄。
きっちり丁寧で、乱れず・崩れずの綺麗な漫画です。
ぱっちり楕円の目が大きく、ふんわりとボリュームある髪がやたら可愛い感じの人物絵。
癖はちょっと強めかも。
描き込みも適度でメリハリもあり、表現的にも疑問な部分はありません。
修正もされただけあって、全体は安定してます。
判断はカラーでも大きく変化はしないため、↓表紙で問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖のある、可愛らしい漫画です。好みできっちり分かれるかな。
・話3: 分かり辛い、期待外れな話がちらほら散見されました。
・独3: 「霞さん」以外、カチーとくるものはありませんでした。悪くはないんですが、個人的に。
合計:[10/15]
あとがき・描き下ろし漫画ほかおまけも多く、盛りだくさんな内容です。
それだけに、裏表紙・折り返し絵が使い回しだったのが、ちと残念。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき4コマ、作品解説、
ゲストページ、カバー裏に「裏だけにうらばなし」、
描き下ろし「君色モノクローム」、加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江戸屋ぽち(えどや・ぽち)」センセの「純愛くろにくる」です。
うわ。
また今回の↓表紙もふんわり可愛らしくまとまってました。
配色も爽やかで、顔と釣り合うブラと釣り合わない巨乳・ヒモパンがいい感じ。
成年漫画してますねー。
そんな訳で「江戸屋ぽち」センセ。
成年系では「純愛かたろぐ」に続く2冊目「純愛くろにくる」です。
一般でも、百合姫コミックスの「アオイシロ-青い城の円舞曲-」などを描かれており、総数では5冊目くらいになると思います。
収録は全て短編。
↓表紙そのままなほわほわキュートなヒロインが登場する、ラブコメ漫画集でした。
悪くはないんですが、全体的にちょっと甘過ぎな印象です。
※左:忍者「霞さん」、右:バスガイド「都さん」
「霞さん」は通常・忍者衣装どちらもマフラーが特徴でした。
収録でのお気に入り「Strike Of The Ninja」
「夏目霞」さんと「孝一」くんのカップルです。
付き合い始めて3ヶ月になるものの、”まだ一度も触れたことがない”という2人。
それというのも、「霞さん」は忍者で、かつ極端なほどの赤面症・あがり症だったのです。
冒頭、変わり身の術で、彼を避けていた「霞さん」がスゴイ。
ビルの上の看板から伺ってましたね。
また、物陰から付いてくる(追跡みたいな)デート中の描写が良かったです。
可愛いなぁ。
映画館ではいちおう隣に座っているんですが、顔は真っ赤で目はぐるぐるになっていました。
短パンな忍者衣装も良いですね。
また、その下に穿いているのが、褌(ふんどし)なんですねー。
現代で、ご主人(※この「孝一くん」も城主な家系)に仕える時代錯誤な忍者~みたいなネタはよくありがちですが、こちらの「霞さん」は恥ずかしがりなトコが素敵でした。
漫画は一発ネタっぽかったですが、他シチュエーションとかで見たいです。
カラー原稿を含む短編「妄想バスガイド」
運転手「東」とバスガイド「都」さんのラブコメなんですが、これって路線バスなんですね。
バスの形、「駅まで25円」という台詞など、昭和初期頃かな?
詳しくは知りませんが。
いきなりえっち妄想していたヒロイン「都さん」は、制服の似合う娘さん。
”黒タイツをカラーで”という「江戸屋ぽち」センセの頑張りで、素敵なグラデーションになっていました。
同じくカラー原稿から始まる「TIME-LAG」
こちらは店員の「千都(ちづ)」さんと「梶」くんです。
アンティークな時計店ということでか、カラー部分はお洒落な感じにデザインされていました。
※左:チアガールの「ちなさん」、右:メイドロイド「真白さん」
おへそです。しかし、細かいトコ注目してるのね。
猫が小さい頃からお世話になっている、というペットショップ店員「みなみ」さんの「ねこみみお姉さんは好きですか?」
主人公「かなた」くんが帰宅すると、猫耳コスプレ(制服)な「みなみさん」がペットシッターとして来ていました。
両親不在な2泊3日の間は家で2人っきりになる…って、泊まり込みですか!?
どんだけ費用とられるんだろう。
(※というか、違うイベントのが期待できますね)
…とかなんとかぐるぐる考えていたら、なるほどラブラブなのか。
だよねぇ。
ちょっと恥ずかしいくらいに甘いお話でした。
野球部の「宮脇」くんが好きな、チアガールの「美原ちな」さん。
彼は新聞で特集をされるような選手なんですが、なぜか見に行った試合は調子が悪く、一度も勝ったところを見たことがなかったのでした。
当の本人からも、
「応援に来ないで欲しいんだ…」
そう言われてしまったのです。
しかし、理由を聞いてみると…と、そんなんが「チラチラ☆チアガール」
「なるへそ…」
とか洒落ていましたが、彼が集中できない理由は「美原さん」のおへそ。
これまた変化球なフェチ漫画ですね。
へそかぁ。
わかんないなー。
うずまいてて綺麗な形だそうです。
”満たされれば克服できるかも”という理由から、えっちに持ち込んでいました。
なるほど、良い作戦だ(笑)
「日照雨」は年の離れた幼馴染み「あや」さんと「山城理都」くん。
彼女は稲荷神社の1人娘。
なかなか馴染めない東京の雑踏にまぎれ、その姿を見たような気がした「理都くん」はお盆に帰郷したのです。
さっそく彼女を訪ねたところ、
「あやは死んだ」
宮司である彼女の父親はそう言ったのです。
そうきますか。
あのオチはどうかなぁ…。
神社など背景は描き込まれ、非常に雰囲気あったんですが、ストレートに終わらせても良かったように感じます。
※神社の娘「あやさん」
むむむ、色々と紛らわしいんですねー。
ほか、「陸」くんと「七海」さんの「おさななじみ」は、そのまんま幼馴染みラブコメ。
よく知った彼女と数日前から恋人同士になったらしく、かなり緊張感ありました。
部屋に呼んだものの、切羽詰まって寝たふりする「七海さん」の気持ちもなんとなくわかる・わかる。
「機械仕掛けのおとぎ話」は、とある秘密を持つ「真白」さんと教授のお話。
叶わない恋から、どこか壊れてしまったらしいメイドロイドな彼女。
生活でもパーツがコロコロと欠落していましたが…うーん。
分かるような、そうでないようなお話です。
漁師「十波十造」と、その網にかかった「奈津」さんの「Heart of 漁師」
色々可笑しいコメディー調漫画ですね。
確かにヒロインより「十造」、その同僚のが目立っていましたね。
描き下ろし「君色モノクローム」は「沙織」・「藍」のカップル。
前回のソレと同じく、百合漫画でした。
当然女の子同士のえっちはあるもの、変な話お話としては王道です。
お好きな人には、あのオチも刺さることでしょう。
柔らかで強めな線の絵柄。
きっちり丁寧で、乱れず・崩れずの綺麗な漫画です。
ぱっちり楕円の目が大きく、ふんわりとボリュームある髪がやたら可愛い感じの人物絵。
癖はちょっと強めかも。
描き込みも適度でメリハリもあり、表現的にも疑問な部分はありません。
修正もされただけあって、全体は安定してます。
判断はカラーでも大きく変化はしないため、↓表紙で問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖のある、可愛らしい漫画です。好みできっちり分かれるかな。
・話3: 分かり辛い、期待外れな話がちらほら散見されました。
・独3: 「霞さん」以外、カチーとくるものはありませんでした。悪くはないんですが、個人的に。
合計:[10/15]
あとがき・描き下ろし漫画ほかおまけも多く、盛りだくさんな内容です。
それだけに、裏表紙・折り返し絵が使い回しだったのが、ちと残念。
純愛くろにくる (ホットミルクコミックス 321) (2010/05/10) 江戸屋ぽち 商品詳細を見る |
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■淫祠の聖餐 (山井逆太郎)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、
描き下ろし「傭兵騎士エメリエール」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山井逆太郎(やまい・さかたろう)」センセの「淫祠の聖餐(いんしのせいさん)」です。
なんだか久しぶりな「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
ざーと見てみたら、「まほキュア/幸灯」以来でした。
ほぼ1ヶ月ぶりですね。
まだ読めていない本もあるんですが…。
さて、本日は「淫祠の聖餐」です。
ざーっと数えたところ、だいたい8冊目くらいの単行本。
描かれている「山井逆太郎」センセは、たぶん初見です。
収録は全て短編で、PCゲームが原作となるお話を含めてファンタジー系が多め。
現代ネタもあり、お話としては…うーん、平均くらいかと思います。
絵的には安定しており、好きな感じでした。
※左:”最強の傭兵騎士”こと「エメリエール」、右:王女「ミナ」
漫画によっては、やたらテキスト多いのが難点。
まずは皆が期待しているファンタジー系から。
↓表紙・冒頭を飾る「傭兵騎士エメリエール」は描き下ろし漫画です。
”最強の傭兵騎士”と呼ばれる「エメリエール」は細剣(レイピア)にて妖魔獣を一刀両断するほどの実力。
圧倒的な闘いぶりで邪僧兵団を蹴散らし、捕らわれていた王子「クラウス」を救出しました。
美少年好きな彼女がふと油断したその時、彼の体から奇妙な音が聞こえてきたのです…。
だいたいそんなん。
高貴という感じはないものの、強く凛々しい女性戦士がえっちされちゃうお約束展開。
胸はまだ良いとして、やけに守備力低そうな下半身が良い感じ。
また、うにょうにょしている、指かブラシのような触手がエロスです。
ちなみに、作画としてはこちらが最も良い出来栄えかもしれません。
続く「ミナ王女の帰還」は、”震空の騎士”に匹敵する剣の使い手・王女「ミナ」
ちょっと説明テキストが多く、テンポ悪いのです。
要するに、宝玉に封じられた最愛の人を蘇らせるために旅を続けていた「ミナさん」
しかし、それを魔物の王が利用して~というようなお話。
単にえっちされるだけでなく、最悪のシナリオに展開していくパターンです。
さらにドン底へたたき落とすべく、彼女に魔眼が与えられるんですが…”自らがどうなっているのか見せる”ため、内蔵描写になっているのでした。
うわぁ。
エロいというより、ちょっとグロめ。
最終ページまでスゴイ事になっていましたよ。
「グレーネンベルク城の奴隷剣士」は闘技場で戦う剣闘士「ソレスティ」
もともとは西砦の主「ヘレナ」の側近だった様子。
人の姿をしたバケモノと戦って敗れ、何も出来ぬままえっちされるというものでした。
当然ですが、「ヘレナ」も別でえっちされており…よくある姫・剣士なお話の第2話という感じです。
ちょっと気になるのが、後半の1コマ。
この頃にはほぼ全裸にされ、お腹ボコボコになっている状態なんですわ。
それなのに、”闘技場で皆に見られていることを恥じる”というのは、ちょっと不自然。
彼女の性格から、やっぱり胸が見えたくらいのタイミングだと思います。
※左:異界の騎士「夜啼鴬」、右:「瀬戸際ミルクカフェ」の2人
「夜啼鴬」で”ナイチンゲール”なのね。すごいなぁ。
ファンタジー系ではちょっと異質な短編「スベテノ異ナル者ノ母」
感覚を抑制され、戦闘人形となっている異界の騎士「夜啼鴬(ナイチンゲール)」と大勢の怪物を従える「緋色の爪」との対決話です。
しんみりとした結末など、ファンタジー系短編では最もストーリーちっく。
当初は能面のようだった彼女に、少しづつ表情がつくのが良いですね。
また、何度かブログで書いていますが、彼女の片目な髪型はひでるさんにとってストレートの直撃コース。
あんなんいいなぁ。
ちなみに、改造(?)されているためか戦闘力は半端なものでなく、ピンチを見事にひっくり返していました。
「桐院瑠璃子 対 幽霊痴漢」、「瀬戸際ミルクカフェ」、「K国の観光案内」の3話はいちおう現代劇。
専従の”痴漢捜査官”という「桐院瑠璃子」さんの「桐院瑠璃子 対 幽霊痴漢」
ヒロイン「瑠璃子さん」はなかなかの美人ながら可愛らしさもあり、素敵な方でした。
ちょっとだけしか描かれませんが、制服姿も凛々しかったです。
(※メインがおとり捜査になるので当然私服なのです。めたくた残念)
また今回の相手は、成年漫画ではやたら都合のよい(←描かなくてよい・ウザいの見なくて済む)幽霊なのでした。
満員電車内で勝手に服が脱げていく描写は刺さると思います。
彼女の性格もあってオチも爽やか(?)にまとまっており、シリーズ化、あるいは長編にしてほしい漫画でした。
ぶっちゃけ、収録短編ではファンタジー系よりも良かったなぁ。
いかにも頼りなさそうな上司もいい味出してます。
「瀬戸際ミルクカフェ」は母乳ネタ。
Wヒロインでコメディーちっくな漫画です。
…うん、「山井逆太郎」センセは先の「瑠璃子さん」もそうですが、現代でのコメディーちっくな方が合っているのでは。
※桐院瑠璃子さん
表情も実に良かったので、無理矢理に制服絵も入れてみました。
ほか、PCゲームを原作とする短編も収録されていました。
そちらを知っていなくても楽しめるので、ご安心ください。
「術返傀儡 淫獄」はPCゲーム「対魔忍アサギ」の漫画。
当然のように原作は知りませんが、「アサギ」は全裸っぽい、薄皮スーツが売りなのかなぁ。
「世界はひどい、人生は美しい。」はPCゲーム「精霊騎士アクエアル」の漫画。
これら2話は”原作にないキャラを出した~”と、あとがきに書いてありました。
なるほど、確かにそれは大きなポイントになりそうです。
知らないひでるさんとしては、どちらもすんなり読めましたが。
特に「世界はひどい、人生は美しい。」は、なんだかドエライこととなっている原作と比べて非常に真っ当な漫画。
もう単純に良いお話で、なんだか安心しますね。
ラスト部分での「アクエアル」さまがキュートです。
うまくいけばいいな。
「王妃の気掛かり」はPCゲーム「淫堕の姫騎士ジャンヌ」の漫画。
メインヒロインの「ジャンヌ」ではなく、その母・王妃「セリーヌ」とダークエルフ「ジェリク」の漫画になっています。
国を仕切る不安感は分かるんですが、やっぱりテキストが多めです。
わざわざ吹き出しに書かずとも、彼女の内面に絞ってさらっと流した方が良かったのでは。
原作もそうなのかな。
細かい虫だのトカゲだのというえっちシーンが卑猥でしたよ。
やや強めで丁寧な線の絵柄。
濃淡は薄め…というか色がなく、ジャンルもあってそこそこ描き込まれているものの全体は白いのです。
触手なども同様なため、キャラ・服・液体…などと重なってごっちゃり。
もうひと仕上げが欲しいところ。
広い輪郭と横長な目、鼻筋も通ったお姉さん系な人物絵。
大崩れはなく、バランスも適度です。
テキストが多めで、漫画としては読み辛く感じる時がありました。
冒頭でコテコテとした説明をしている時もあり、すっ飛ばしたくなることがちらほら。
(※過剰気味に感じたので、半分程度まで削除したほうがいいかも)
ある意味親切なのかもしれませんが、ちょっとマイナスです。
↓表紙のカラーは実際と差があります。
裏表紙を参考にするのが良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 白くてごっちゃりでした。次に期待です。
・話3: 女性戦士多く、こうしたジャンルの基本という感覚。テキスト多いのが難点。
・独4: 現代劇な2話が良かったので。
合計:[10/15]
やっぱり「桐院瑠璃子さん」かな。
昔の「胸キュン刑事」みたいになったらいいですね!
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、
描き下ろし「傭兵騎士エメリエール」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山井逆太郎(やまい・さかたろう)」センセの「淫祠の聖餐(いんしのせいさん)」です。
なんだか久しぶりな「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
ざーと見てみたら、「まほキュア/幸灯」以来でした。
ほぼ1ヶ月ぶりですね。
まだ読めていない本もあるんですが…。
さて、本日は「淫祠の聖餐」です。
ざーっと数えたところ、だいたい8冊目くらいの単行本。
描かれている「山井逆太郎」センセは、たぶん初見です。
収録は全て短編で、PCゲームが原作となるお話を含めてファンタジー系が多め。
現代ネタもあり、お話としては…うーん、平均くらいかと思います。
絵的には安定しており、好きな感じでした。
※左:”最強の傭兵騎士”こと「エメリエール」、右:王女「ミナ」
漫画によっては、やたらテキスト多いのが難点。
まずは皆が期待しているファンタジー系から。
↓表紙・冒頭を飾る「傭兵騎士エメリエール」は描き下ろし漫画です。
”最強の傭兵騎士”と呼ばれる「エメリエール」は細剣(レイピア)にて妖魔獣を一刀両断するほどの実力。
圧倒的な闘いぶりで邪僧兵団を蹴散らし、捕らわれていた王子「クラウス」を救出しました。
美少年好きな彼女がふと油断したその時、彼の体から奇妙な音が聞こえてきたのです…。
だいたいそんなん。
高貴という感じはないものの、強く凛々しい女性戦士がえっちされちゃうお約束展開。
胸はまだ良いとして、やけに守備力低そうな下半身が良い感じ。
また、うにょうにょしている、指かブラシのような触手がエロスです。
ちなみに、作画としてはこちらが最も良い出来栄えかもしれません。
続く「ミナ王女の帰還」は、”震空の騎士”に匹敵する剣の使い手・王女「ミナ」
ちょっと説明テキストが多く、テンポ悪いのです。
要するに、宝玉に封じられた最愛の人を蘇らせるために旅を続けていた「ミナさん」
しかし、それを魔物の王が利用して~というようなお話。
単にえっちされるだけでなく、最悪のシナリオに展開していくパターンです。
さらにドン底へたたき落とすべく、彼女に魔眼が与えられるんですが…”自らがどうなっているのか見せる”ため、内蔵描写になっているのでした。
うわぁ。
エロいというより、ちょっとグロめ。
最終ページまでスゴイ事になっていましたよ。
「グレーネンベルク城の奴隷剣士」は闘技場で戦う剣闘士「ソレスティ」
もともとは西砦の主「ヘレナ」の側近だった様子。
人の姿をしたバケモノと戦って敗れ、何も出来ぬままえっちされるというものでした。
当然ですが、「ヘレナ」も別でえっちされており…よくある姫・剣士なお話の第2話という感じです。
ちょっと気になるのが、後半の1コマ。
この頃にはほぼ全裸にされ、お腹ボコボコになっている状態なんですわ。
それなのに、”闘技場で皆に見られていることを恥じる”というのは、ちょっと不自然。
彼女の性格から、やっぱり胸が見えたくらいのタイミングだと思います。
※左:異界の騎士「夜啼鴬」、右:「瀬戸際ミルクカフェ」の2人
「夜啼鴬」で”ナイチンゲール”なのね。すごいなぁ。
ファンタジー系ではちょっと異質な短編「スベテノ異ナル者ノ母」
感覚を抑制され、戦闘人形となっている異界の騎士「夜啼鴬(ナイチンゲール)」と大勢の怪物を従える「緋色の爪」との対決話です。
しんみりとした結末など、ファンタジー系短編では最もストーリーちっく。
当初は能面のようだった彼女に、少しづつ表情がつくのが良いですね。
また、何度かブログで書いていますが、彼女の片目な髪型はひでるさんにとってストレートの直撃コース。
あんなんいいなぁ。
ちなみに、改造(?)されているためか戦闘力は半端なものでなく、ピンチを見事にひっくり返していました。
「桐院瑠璃子 対 幽霊痴漢」、「瀬戸際ミルクカフェ」、「K国の観光案内」の3話はいちおう現代劇。
専従の”痴漢捜査官”という「桐院瑠璃子」さんの「桐院瑠璃子 対 幽霊痴漢」
ヒロイン「瑠璃子さん」はなかなかの美人ながら可愛らしさもあり、素敵な方でした。
ちょっとだけしか描かれませんが、制服姿も凛々しかったです。
(※メインがおとり捜査になるので当然私服なのです。めたくた残念)
また今回の相手は、成年漫画ではやたら都合のよい(←描かなくてよい・ウザいの見なくて済む)幽霊なのでした。
満員電車内で勝手に服が脱げていく描写は刺さると思います。
彼女の性格もあってオチも爽やか(?)にまとまっており、シリーズ化、あるいは長編にしてほしい漫画でした。
ぶっちゃけ、収録短編ではファンタジー系よりも良かったなぁ。
いかにも頼りなさそうな上司もいい味出してます。
「瀬戸際ミルクカフェ」は母乳ネタ。
Wヒロインでコメディーちっくな漫画です。
…うん、「山井逆太郎」センセは先の「瑠璃子さん」もそうですが、現代でのコメディーちっくな方が合っているのでは。
※桐院瑠璃子さん
表情も実に良かったので、無理矢理に制服絵も入れてみました。
ほか、PCゲームを原作とする短編も収録されていました。
そちらを知っていなくても楽しめるので、ご安心ください。
「術返傀儡 淫獄」はPCゲーム「対魔忍アサギ」の漫画。
当然のように原作は知りませんが、「アサギ」は全裸っぽい、薄皮スーツが売りなのかなぁ。
「世界はひどい、人生は美しい。」はPCゲーム「精霊騎士アクエアル」の漫画。
これら2話は”原作にないキャラを出した~”と、あとがきに書いてありました。
なるほど、確かにそれは大きなポイントになりそうです。
知らないひでるさんとしては、どちらもすんなり読めましたが。
特に「世界はひどい、人生は美しい。」は、なんだかドエライこととなっている原作と比べて非常に真っ当な漫画。
もう単純に良いお話で、なんだか安心しますね。
ラスト部分での「アクエアル」さまがキュートです。
うまくいけばいいな。
「王妃の気掛かり」はPCゲーム「淫堕の姫騎士ジャンヌ」の漫画。
メインヒロインの「ジャンヌ」ではなく、その母・王妃「セリーヌ」とダークエルフ「ジェリク」の漫画になっています。
国を仕切る不安感は分かるんですが、やっぱりテキストが多めです。
わざわざ吹き出しに書かずとも、彼女の内面に絞ってさらっと流した方が良かったのでは。
原作もそうなのかな。
細かい虫だのトカゲだのというえっちシーンが卑猥でしたよ。
やや強めで丁寧な線の絵柄。
濃淡は薄め…というか色がなく、ジャンルもあってそこそこ描き込まれているものの全体は白いのです。
触手なども同様なため、キャラ・服・液体…などと重なってごっちゃり。
もうひと仕上げが欲しいところ。
広い輪郭と横長な目、鼻筋も通ったお姉さん系な人物絵。
大崩れはなく、バランスも適度です。
テキストが多めで、漫画としては読み辛く感じる時がありました。
冒頭でコテコテとした説明をしている時もあり、すっ飛ばしたくなることがちらほら。
(※過剰気味に感じたので、半分程度まで削除したほうがいいかも)
ある意味親切なのかもしれませんが、ちょっとマイナスです。
↓表紙のカラーは実際と差があります。
裏表紙を参考にするのが良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 白くてごっちゃりでした。次に期待です。
・話3: 女性戦士多く、こうしたジャンルの基本という感覚。テキスト多いのが難点。
・独4: 現代劇な2話が良かったので。
合計:[10/15]
やっぱり「桐院瑠璃子さん」かな。
昔の「胸キュン刑事」みたいになったらいいですね!
淫祠の聖餐 (二次元ドリームコミックス 211) (2010/04/28) 山井逆太郎 商品詳細を見る |
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■魔法少女キャロットキャロット (唐辛子ひでゆ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・卑猥
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏にボツラフ・コメント、
描き下ろし「おまけまんが」
・その他: カラー(10P)、短編×11
(うち「魔法少女キャロットキャロット」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唐辛子ひでゆ(とうがらし・ひでゆ)」センセの「魔法少女キャロットキャロット」です。
ついちょっと前に紹介したばかりの「唐辛子ひでゆ」センセ。
すぐさま新刊が発売されていたので、取り上げてみました。
「魔法少女キャロットキャロット」ですね。
初単行本「七色唐辛子」、原作ゲームの一般系「キスよりさきに恋よりはやく」に続く3冊目。
表題作の中編をメインに、短編が収録された構成になっています。
基本的にラブコメちっくなお話群ですが、ややズレ気味。
ネタ的な傾きは大きめだと思いました。
※宇佐見ささみ
一見すると、フツーの魔法少女モノっぽいんですが…。
全4話の表題作「魔法少女キャロットキャロット」から。
恐い夢を見たため、うっかり漏らしてしまった主人公「宇佐見ささみ」ちゃん。
トイレに下着を捨てるんですが…中から、自らを「魔王キャロ」と名乗る人参が出現。
その体内へするりと侵入し、彼女と一体化してしまったのです。
同じころ、放課後の教室では友人「夢」ちゃんが「八郎」くんに襲われていました。
悲鳴を聞いて駆け付けた「ささみちゃん」
敵わず同じようにされて、大ピンチというところ…頭に響いてきた「魔王キャロ」の力を借りて「魔法少女キャロットキャロット」に変身。
見事、事件を解決したのです。
だいたいそんな導入部。
いわゆる魔法少女モノの中編漫画です。
当人は”魔法少女”を名乗っていましたが…変身以外は魔法を使う描写などなく、もっぱら打撃武器である”キャロットソード”のみで戦っています。
コスチュームがそれっぽく変化するだけ。
成年漫画ですからね。
なお、「ささみちゃん」はツインテールなロリ少女でしたが、変身後もそのまんま。
大人になったりはしていません。
(※そんな要素があっても良かったかも)
詳しい描写はないものの能力的な底上げもされていないらしく、あっさりえっちに持ち込まれていました。
ピンチシーン満載です。
ただし、”キャロットソード”の威力は相当なものがあるらしく、敵はほぼその一撃で消滅させていました。
えっとね。
内に秘めた性欲を解放してしまうウイルス「悪魂(アクダマー)」が取り憑いた人の頭をどつくと、「悪魂」が回収できる。
…そんな仕組みというかシステムなので、厳密には武器で戦うという風情でもないんですけれど。
逆に言えば、回収できないままだと、ひたすらえっちされ続けちゃうって訳。
良い設定でした(笑)
ただ、こちらで最も刺さったのは、人参そのものという姿の「魔王キャロ」のキャラクター。
普段は「ささみちゃん」のアソコ(※↓表紙参照)に入っており、出入りは自由。
2話の彼女は体育の授業でブルマ姿なんですが…ちょろっと顔を覗かせた「魔王キャロ」とお話をしているコマがありました。
ココが秀逸!
普通に何事もなかったようにお話は進んでいましたが、相当に卑猥な感じなの。
「ささみちゃん」が鉄棒で回ると飛び出したり、「夢ちゃん」に股間のふくらみを指摘される場面もあります。
わははははは。
そうした絶妙なアイデアが光るほか、切っ掛け部分からちらほら疑わしかったものが具現化する最終話は、ひでるさん好みな展開。
成年漫画での魔法少女漫画としては、至極のアイデアが詰められた作品でした。
非常に良いと思います。
※魔法少女キャロットキャロット
一撃必殺の”キャロットソード”です。重そうね。
出会いが描かれる1話目。
あのトイレって…くみ取り式ですよね?
この漫画は何年の設定なんだろう。
また、気持ちは分からんでもないですが、ノーパンを選択した「ささみちゃん」もスゴイです。
結構スカート丈は短いというのにねぇ。
前述したように、「魔王キャロ」とだいぶ親しくなっている2話目。
傍からみるとトンデモなんですけどねー。
こちらに登場している「睦美」ちゃんはずっとブルマ着用なので、お好きな方はぜひどうぞ。
控え目な「ささみちゃん」に対して巨乳でしたよ。
また、勝利の切っ掛けとなる描写は、もともとラブラブだった「睦美ちゃん」ならではと言えるでしょう。
”イケメン女子(そんな単語あるのか?)”な生徒会・副会長「池野」さんが登場する3話目。
こちらのピンチパターンも、設定を十二分に生かしたもの。
やっぱり、そちらがガシーとしっかりしているだけ強いですね。
複数えっちとなっています。
最終の4話は…ぜひ単行本でどうぞ。
さすがに感動はしませんが、予想を飛び越えるほどのエンディングでした。
ラストでの「ささみちゃん」の言葉が素敵…かも(笑)
そんな訳で、コメディーとえっち、プラスアルファが巧く絡みあった秀作でした。
もともと4話完結だったようですが、コレはもう数話続いてほしかったですね。
※左:御手洗椎子、右:姉川さん
バランス的には、「姉川さん」が好みです。
ぶっちゃけ、そちらもだいぶ振り切れた漫画でしたが…短編もそんなんが揃っていました。
短編「ドキドキランデヴー」は気象観測衛星の擬人化ネタ。
ヒロインの「ヒメ」こと「ヒメヒマワリ18号」は可愛いんですが、補給衛星「アストロン」がことごとく濃いんですね。
人を選ぶだろうなぁ。
また、気象観測衛星然とした、もうプラスなんちゃらが欲しかったところです。
タイトルからして怪しい「便所男」
1ヶ月のトイレ掃除を命じられてから、あだ名を”便所男”とされてしまった「別所輝」くん。
半年まで延長された中で、だんだん愛着が湧いていたのです。
そんな頃、転校してきた「御手洗椎子」は…いきなり彼の専用肉便器を名乗ったのでした。
まぁ、はっちゃけ話ですよ。
肉便器とか言ってますが、響きから想像されるようなエロエロしたものではありません。いちおう。
逆にそこそこいい話だったりするんですけど、
「ではどうぞ」
って、口あける部分は背景もあって、これまた卑猥(笑)
「Hな本は修正しちゃうぞっ」はそのまま、えっち同人誌の原稿チェック話です。
綺麗なお姉さんが事も無げにエロい単語を言うのを楽しむ漫画ですね。
メイン部分では説明もしてくれました。
個人的に収録で最も好きな作画であった「パンツーポンチ」
パンチラから始まるラブコメみたいな感じ。
実際に見えたのは水着だったんですが…なにげにヒロイン「姉川」さんの着ていたのは白スクール水着なのでした。
「恥ずかしくもなんともないんだから」
とか言ってましたが、制服からちらりと見えたらいい感じだろうなぁ。
えっちは当然ながら水着姿です。
ほか、「君善く射れば(きみよくいれば)」は、先輩「杏矢」さんと「百瀬中(ももせ・あたる)」くんの弓道部話。
オチ部分はともかく、収録ではかなり真っ当なラブコメです。
カラー原稿のショート「クマとキミと」、「コンドームのススメ」の2話。
前者は熊の着ぐるみえっちです。
貴族のご令嬢という「クエス」さんは…変わってるねぇ。
なかなか珍しいアプローチでした。
「コンドームのススメ」はカップルのえっち話になってます。
強く目立つ線の絵柄。
トーン処理が目立つ濃淡はやや薄め、描き込みは概ねあっさり。
やや平たいものですね。
幅広く尖った顎の五角形な輪郭。
乱れはないものの、目の大小・バランスから崩れた感じのコマがあります。
そういった個性・画風で、ある意味では安定しているんですが、全体的に癖がありました。
非常に良く描けているコマもあるんですけどね…ちと長続きしないように思うのです。
ひでるさん的には。
好みで良し悪し二分されると思うので、注意下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: やっぱり癖が強いですね。そう悪くはないと思いますが。
・話4: ちと傾き大きめですが、やっぱり表題作。まとまっていました。
・独5: こちらもほぼ表題作だけで稼いだ評価です。あれは秀作でしょう。
合計:[12/15]
↓表紙・裏表紙のカラーイラストはよく描かれてます。
判断には、「魔法少女キャロットキャロット」の1話目が立ち読みできる「ヒット出版社」さんのサイトがオススメ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・卑猥
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏にボツラフ・コメント、
描き下ろし「おまけまんが」
・その他: カラー(10P)、短編×11
(うち「魔法少女キャロットキャロット」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唐辛子ひでゆ(とうがらし・ひでゆ)」センセの「魔法少女キャロットキャロット」です。
ついちょっと前に紹介したばかりの「唐辛子ひでゆ」センセ。
すぐさま新刊が発売されていたので、取り上げてみました。
「魔法少女キャロットキャロット」ですね。
初単行本「七色唐辛子」、原作ゲームの一般系「キスよりさきに恋よりはやく」に続く3冊目。
表題作の中編をメインに、短編が収録された構成になっています。
基本的にラブコメちっくなお話群ですが、ややズレ気味。
ネタ的な傾きは大きめだと思いました。
※宇佐見ささみ
一見すると、フツーの魔法少女モノっぽいんですが…。
全4話の表題作「魔法少女キャロットキャロット」から。
恐い夢を見たため、うっかり漏らしてしまった主人公「宇佐見ささみ」ちゃん。
トイレに下着を捨てるんですが…中から、自らを「魔王キャロ」と名乗る人参が出現。
その体内へするりと侵入し、彼女と一体化してしまったのです。
同じころ、放課後の教室では友人「夢」ちゃんが「八郎」くんに襲われていました。
悲鳴を聞いて駆け付けた「ささみちゃん」
敵わず同じようにされて、大ピンチというところ…頭に響いてきた「魔王キャロ」の力を借りて「魔法少女キャロットキャロット」に変身。
見事、事件を解決したのです。
だいたいそんな導入部。
いわゆる魔法少女モノの中編漫画です。
当人は”魔法少女”を名乗っていましたが…変身以外は魔法を使う描写などなく、もっぱら打撃武器である”キャロットソード”のみで戦っています。
コスチュームがそれっぽく変化するだけ。
成年漫画ですからね。
なお、「ささみちゃん」はツインテールなロリ少女でしたが、変身後もそのまんま。
大人になったりはしていません。
(※そんな要素があっても良かったかも)
詳しい描写はないものの能力的な底上げもされていないらしく、あっさりえっちに持ち込まれていました。
ピンチシーン満載です。
ただし、”キャロットソード”の威力は相当なものがあるらしく、敵はほぼその一撃で消滅させていました。
えっとね。
内に秘めた性欲を解放してしまうウイルス「悪魂(アクダマー)」が取り憑いた人の頭をどつくと、「悪魂」が回収できる。
…そんな仕組みというかシステムなので、厳密には武器で戦うという風情でもないんですけれど。
逆に言えば、回収できないままだと、ひたすらえっちされ続けちゃうって訳。
良い設定でした(笑)
ただ、こちらで最も刺さったのは、人参そのものという姿の「魔王キャロ」のキャラクター。
普段は「ささみちゃん」のアソコ(※↓表紙参照)に入っており、出入りは自由。
2話の彼女は体育の授業でブルマ姿なんですが…ちょろっと顔を覗かせた「魔王キャロ」とお話をしているコマがありました。
ココが秀逸!
普通に何事もなかったようにお話は進んでいましたが、相当に卑猥な感じなの。
「ささみちゃん」が鉄棒で回ると飛び出したり、「夢ちゃん」に股間のふくらみを指摘される場面もあります。
わははははは。
そうした絶妙なアイデアが光るほか、切っ掛け部分からちらほら疑わしかったものが具現化する最終話は、ひでるさん好みな展開。
成年漫画での魔法少女漫画としては、至極のアイデアが詰められた作品でした。
非常に良いと思います。
※魔法少女キャロットキャロット
一撃必殺の”キャロットソード”です。重そうね。
出会いが描かれる1話目。
あのトイレって…くみ取り式ですよね?
この漫画は何年の設定なんだろう。
また、気持ちは分からんでもないですが、ノーパンを選択した「ささみちゃん」もスゴイです。
結構スカート丈は短いというのにねぇ。
前述したように、「魔王キャロ」とだいぶ親しくなっている2話目。
傍からみるとトンデモなんですけどねー。
こちらに登場している「睦美」ちゃんはずっとブルマ着用なので、お好きな方はぜひどうぞ。
控え目な「ささみちゃん」に対して巨乳でしたよ。
また、勝利の切っ掛けとなる描写は、もともとラブラブだった「睦美ちゃん」ならではと言えるでしょう。
”イケメン女子(そんな単語あるのか?)”な生徒会・副会長「池野」さんが登場する3話目。
こちらのピンチパターンも、設定を十二分に生かしたもの。
やっぱり、そちらがガシーとしっかりしているだけ強いですね。
複数えっちとなっています。
最終の4話は…ぜひ単行本でどうぞ。
さすがに感動はしませんが、予想を飛び越えるほどのエンディングでした。
ラストでの「ささみちゃん」の言葉が素敵…かも(笑)
そんな訳で、コメディーとえっち、プラスアルファが巧く絡みあった秀作でした。
もともと4話完結だったようですが、コレはもう数話続いてほしかったですね。
※左:御手洗椎子、右:姉川さん
バランス的には、「姉川さん」が好みです。
ぶっちゃけ、そちらもだいぶ振り切れた漫画でしたが…短編もそんなんが揃っていました。
短編「ドキドキランデヴー」は気象観測衛星の擬人化ネタ。
ヒロインの「ヒメ」こと「ヒメヒマワリ18号」は可愛いんですが、補給衛星「アストロン」がことごとく濃いんですね。
人を選ぶだろうなぁ。
また、気象観測衛星然とした、もうプラスなんちゃらが欲しかったところです。
タイトルからして怪しい「便所男」
1ヶ月のトイレ掃除を命じられてから、あだ名を”便所男”とされてしまった「別所輝」くん。
半年まで延長された中で、だんだん愛着が湧いていたのです。
そんな頃、転校してきた「御手洗椎子」は…いきなり彼の専用肉便器を名乗ったのでした。
まぁ、はっちゃけ話ですよ。
肉便器とか言ってますが、響きから想像されるようなエロエロしたものではありません。いちおう。
逆にそこそこいい話だったりするんですけど、
「ではどうぞ」
って、口あける部分は背景もあって、これまた卑猥(笑)
「Hな本は修正しちゃうぞっ」はそのまま、えっち同人誌の原稿チェック話です。
綺麗なお姉さんが事も無げにエロい単語を言うのを楽しむ漫画ですね。
メイン部分では説明もしてくれました。
個人的に収録で最も好きな作画であった「パンツーポンチ」
パンチラから始まるラブコメみたいな感じ。
実際に見えたのは水着だったんですが…なにげにヒロイン「姉川」さんの着ていたのは白スクール水着なのでした。
「恥ずかしくもなんともないんだから」
とか言ってましたが、制服からちらりと見えたらいい感じだろうなぁ。
えっちは当然ながら水着姿です。
ほか、「君善く射れば(きみよくいれば)」は、先輩「杏矢」さんと「百瀬中(ももせ・あたる)」くんの弓道部話。
オチ部分はともかく、収録ではかなり真っ当なラブコメです。
カラー原稿のショート「クマとキミと」、「コンドームのススメ」の2話。
前者は熊の着ぐるみえっちです。
貴族のご令嬢という「クエス」さんは…変わってるねぇ。
なかなか珍しいアプローチでした。
「コンドームのススメ」はカップルのえっち話になってます。
強く目立つ線の絵柄。
トーン処理が目立つ濃淡はやや薄め、描き込みは概ねあっさり。
やや平たいものですね。
幅広く尖った顎の五角形な輪郭。
乱れはないものの、目の大小・バランスから崩れた感じのコマがあります。
そういった個性・画風で、ある意味では安定しているんですが、全体的に癖がありました。
非常に良く描けているコマもあるんですけどね…ちと長続きしないように思うのです。
ひでるさん的には。
好みで良し悪し二分されると思うので、注意下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: やっぱり癖が強いですね。そう悪くはないと思いますが。
・話4: ちと傾き大きめですが、やっぱり表題作。まとまっていました。
・独5: こちらもほぼ表題作だけで稼いだ評価です。あれは秀作でしょう。
合計:[12/15]
↓表紙・裏表紙のカラーイラストはよく描かれてます。
判断には、「魔法少女キャロットキャロット」の1話目が立ち読みできる「ヒット出版社」さんのサイトがオススメ。
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■恋愛女子は前しか見ない! (内々けやき)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがキング、作品紹介、あとがき漫画「内々けやき式脳内旅行」、
ゲストページ、カバー裏に諸星メモリアル、
「人にはそれぞれ事情がある」設定。
・その他: カラー(4P)、折り返しに自己紹介コーナー、
短編×10(うち「人にはそれぞれ事情がある」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内々けやき(うちうち・けやき)」センセの「恋愛女子は前しか見ない!~人にはそれぞれ事情がある~」です。
あとがきによると4冊目。
アマゾンには別名義「内々欅」も表示されて5冊目でしたが。
…リニューアルが混ざってたりするのかな。
まぁ、いいか。
そんな訳で「内々けやき」センセ。
最新刊「恋愛女子は前しか見ない!~人にはそれぞれ事情がある~」は、紹介帯・裏面にあるような男女7名でのえっち中編がメインでした。
その他に短編が3話収録されています。
ストーリーなそちらに対し、短編はコメディー調でした。
全体的に完成度は高めだと思います。
個人的には短編みたいな軽い感じのがいいかなぁ。
※「人にはそれぞれ事情がある」キャラクターズ
いちおう、中央の2人が「千代ちゃん」と「島田くん」です。
「いやー、わたしねぇニンシンしちった!!」
仲間に、いきなりそう伝えてきた「菊元千代」
相手は真面目で知られる「島田賢治」で、付き合って2ヶ月目のえっちで的中してしまったのです。
軽くぶっちゃけてきた彼女に対する反応は様々でした。
ただ、それが切っ掛けとなって、仲良しグループの関係が変化することとなったのです。
「島田」に対するほのかな想いが破れた優等生の「片山ひろみ」は、ムードメーカー的存在の「林田光郎」に告白し、なんとなく交際をスタート。
大人っぽい雰囲気の「蔵久子」に告白した「次原七郎」は、同時に教師「岡本香津美」に押し切られ、関係してしまったのでした。
さて、卒業間近な男女はどうなってしまうんでしょうか。
…だいたいそんな感じが、メイン中編「人にはそれぞれ事情がある」
全7話のストーリー漫画です。
ラブコメというほどの軽さはなく、男女の青春群像劇というところ。
「千代ちゃん」の妊娠をメインに、各話にてそれぞれカップルが描かれていました。
全体的には良かったです。
ただね、つい身近な友人が”学生の身で妊娠”なんて非常に重たい事態になっているというのに、他の男連中(女子もか)がまるで避妊していないのが気になるところ。
2話では事前にそういった台詞あるんですが、わざわざ描いていないだけかなぁ。
1話は「千代ちゃん」
明るく流そうとした彼女に対して、唯一リアルなアドバイスをする「久子さん」
後々描かれますが、経験豊富な方は言うコトが違います。
さすがに「千代ちゃん」も現実が見え、怖さを感じてますね。
全て「島田くん」の責任ですよ(笑)
ちゃんと避妊しましょう。
2話は眼鏡な「ひろみさん」
なるほど、「林田くん」は相手として最適かもしれません。
あー見えて、彼はぎりぎりでちゃんとしてるし。
関係的にはもっとも面白いカップル。
恋愛に満たない、「島田くん」への軽い憧れを引きずったまま、何気ない興味・気持ちで「林田くん」とデートしたりする様がよく表現されていました。
※左:「片山ひろみ」、右:教師「岡本香津美」・「蔵久子」
右は非常に良い絵だったので、トビラ絵からピックアップしました。
3話は「ちゃん」呼びをされてしまう、小さく幼い容姿の教師「岡本香津美」
黒板の下の方にしか文字を書けない身長の「香津美さん」は、成年漫画としてもっとも面白い存在。
深刻な相談をしている「千代ちゃん」がちゃん付けするのも問題ですが、それよりも同じ教師までが「岡本ちゃん」と呼んでいました。
そちらのが大問題でしょう。
あれは怒って良い場面。
こうした可愛い感じの女性は、手厳しいタイプ多いですよね。
そのため、ここで書かれていた彼女の一人称(モノローグ)は、最高に可笑しいです。
”寄って来るヤツは全員ロリコン”
とか言ってました。わはは。
後からの台詞「濃いー人たちにされる~」というのも、どんなだったか気になるなぁ。
そうした彼女が目を付けたのが、礼儀正しく(子供扱いしない)、自分よりもさらに小さいという「次原くん」
かなりガツガツ迫っているので注目。
「悩める若人に手解きしてあげましょう!」
とか言ってましたが、すっかり「次原くん」がおびえてます。
ラストページがまた良いですね。
彼女ひねくれてるので素直にならないでしょうけど、別れる時にはたぶん泣くと思います。
(※なお、ここで「千代ちゃん」の名字が「苗元」と誤植がありました。新キャラかと思いましたよ)
4話目は「ひろみさん」・「林田くん」カップルの続き。
こちらは「林田くん」視点になっており、降って湧いたような幸福を満喫しておりました。
いい人ですね。
それがため、あーした結末も当然のこと。
そのままを告げてしまう「ひろみさん」しかり、つい怒ってしまう「林田くん」しかり…むう。
5話目はついに登場の「久子さん」
いきなり期待通りな場面から始まります。
大人っぽい訳だ。
時間的には3話とリンクしており、「次原くん」からのメールが到着したところから。
どうやら一応OKされたらしく、こちらもなんとなく付き合いを始めてしました。
実は、ここで2人の鍵を握っていたのが教師「香津美さん」
「久子さん」がえっちしようと考えたのは、彼が「香津美さん」にまとわりつかれてるのを目撃したため。
”繋ぎ”とかなんとか甘く見ていた「次原くん」を見直したのは、彼が「香津美さん」とのえっちで経験値があったためでしょう。
続く6話はその3名が一堂に会する大注目なエピソード。
本人も自覚していましたが、先ほどと違ってかなり可愛らしくふるまう「久子さん」
ラブラブですね。
ひょんな偶然で教師「香津美さん」が居合わせたため、複数えっちへとなだれ込んでいました。
関係があったこともぶっちゃけられてましたねー。
以前よりも気持ちが入っているだけ、後から(その場でもそうでしたが)大変そうだなぁ。
非常に羨ましいオチになっていました。
最終7話は物語の発端「千代ちゃん」の相手「島田くん」の視点。
もうお腹の大きくなった、彼女とのえっちです。
漫画ではあーした結末になっていましたが、かなりしんどいこととなるだろうなぁ。
また、漫画ではこちらのカップルを中心に、それぞれの結末も描かれていました。
やっぱり「次原くん」ら3名は面白いですね。
※左:香津美さん、右:久子さん
この2人がお気に入りでした。ラブコメちっくよね。
ほか、「恐怖!!ショタ食いナース伝説!!」はカラーのショート漫画。
はっちゃけナース「マミ」さんのえっちです。
「姉にやさしく。」は姉「根津愛美」と弟「根津勇」の近親モノ。
可愛らしくモテるものの、長続きしないという「愛美さん」
そんな訳で弟に好意を寄せてくる彼女に対し、
”姉は姉のままにしか見えない”
弟「勇くん」のソレはなんだかリアルでした。
えっちはしちゃうんですけどね。
「教えてティーチャー」は家庭教師モノ。
「甲賀孝太」と生徒「みやこ」とのえっち…と見せかけて、実はその母「みゆき」さんでした。
こちらははっちゃけ人妻。
ロリコンという自覚があるため、「孝太くん」にとって彼女は対象外なんですね。
警察に通報という手段をもって、彼を支配しておりました。
太く柔らかな線の絵柄。
トーンほか黒が目立ち、ごっちゃり描かれるため画面はこってり。
大きく気になるほどではないものの、ちらほら微妙なコマもありました。
勢いで牽引するタイプだと思います。
幅広・縦長の広い輪郭で、大きい目・口に特徴。
鼻は省略されることが多いですね。
お腹から腰回りにかけてふんわりと肉付きがあります。
スタイルはアダルトっぽいかなぁ。
ちょっと癖は強めなので、よくよく吟味下さい。
↓表紙などカラー絵はおすまし顔でちょっと判断には難しいです。
脳内にて線画に変換しての判断がいいかと。
どちらかと言うと裏表紙のが近いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好み分かれる個性ですが、迫力あって良かったです。
・話4: 妊娠話は成年漫画で掘り下げるの難しいかな。他カップルですね。
・独4: 中編・短編どちらにも、ふっと刺さる箇所・台詞があります。
合計:[12/15]
どーでもいいですが、↓表紙は紹介帯外すとお名前無くなっちゃうんですね。
(※背表紙のみになる)
デザイン重視なのか、入れ忘れか知りませんが、珍しいなぁ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがキング、作品紹介、あとがき漫画「内々けやき式脳内旅行」、
ゲストページ、カバー裏に諸星メモリアル、
「人にはそれぞれ事情がある」設定。
・その他: カラー(4P)、折り返しに自己紹介コーナー、
短編×10(うち「人にはそれぞれ事情がある」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内々けやき(うちうち・けやき)」センセの「恋愛女子は前しか見ない!~人にはそれぞれ事情がある~」です。
あとがきによると4冊目。
アマゾンには別名義「内々欅」も表示されて5冊目でしたが。
…リニューアルが混ざってたりするのかな。
まぁ、いいか。
そんな訳で「内々けやき」センセ。
最新刊「恋愛女子は前しか見ない!~人にはそれぞれ事情がある~」は、紹介帯・裏面にあるような男女7名でのえっち中編がメインでした。
その他に短編が3話収録されています。
ストーリーなそちらに対し、短編はコメディー調でした。
全体的に完成度は高めだと思います。
個人的には短編みたいな軽い感じのがいいかなぁ。
※「人にはそれぞれ事情がある」キャラクターズ
いちおう、中央の2人が「千代ちゃん」と「島田くん」です。
「いやー、わたしねぇニンシンしちった!!」
仲間に、いきなりそう伝えてきた「菊元千代」
相手は真面目で知られる「島田賢治」で、付き合って2ヶ月目のえっちで的中してしまったのです。
軽くぶっちゃけてきた彼女に対する反応は様々でした。
ただ、それが切っ掛けとなって、仲良しグループの関係が変化することとなったのです。
「島田」に対するほのかな想いが破れた優等生の「片山ひろみ」は、ムードメーカー的存在の「林田光郎」に告白し、なんとなく交際をスタート。
大人っぽい雰囲気の「蔵久子」に告白した「次原七郎」は、同時に教師「岡本香津美」に押し切られ、関係してしまったのでした。
さて、卒業間近な男女はどうなってしまうんでしょうか。
…だいたいそんな感じが、メイン中編「人にはそれぞれ事情がある」
全7話のストーリー漫画です。
ラブコメというほどの軽さはなく、男女の青春群像劇というところ。
「千代ちゃん」の妊娠をメインに、各話にてそれぞれカップルが描かれていました。
全体的には良かったです。
ただね、つい身近な友人が”学生の身で妊娠”なんて非常に重たい事態になっているというのに、他の男連中(女子もか)がまるで避妊していないのが気になるところ。
2話では事前にそういった台詞あるんですが、わざわざ描いていないだけかなぁ。
1話は「千代ちゃん」
明るく流そうとした彼女に対して、唯一リアルなアドバイスをする「久子さん」
後々描かれますが、経験豊富な方は言うコトが違います。
さすがに「千代ちゃん」も現実が見え、怖さを感じてますね。
全て「島田くん」の責任ですよ(笑)
ちゃんと避妊しましょう。
2話は眼鏡な「ひろみさん」
なるほど、「林田くん」は相手として最適かもしれません。
あー見えて、彼はぎりぎりでちゃんとしてるし。
関係的にはもっとも面白いカップル。
恋愛に満たない、「島田くん」への軽い憧れを引きずったまま、何気ない興味・気持ちで「林田くん」とデートしたりする様がよく表現されていました。
※左:「片山ひろみ」、右:教師「岡本香津美」・「蔵久子」
右は非常に良い絵だったので、トビラ絵からピックアップしました。
3話は「ちゃん」呼びをされてしまう、小さく幼い容姿の教師「岡本香津美」
黒板の下の方にしか文字を書けない身長の「香津美さん」は、成年漫画としてもっとも面白い存在。
深刻な相談をしている「千代ちゃん」がちゃん付けするのも問題ですが、それよりも同じ教師までが「岡本ちゃん」と呼んでいました。
そちらのが大問題でしょう。
あれは怒って良い場面。
こうした可愛い感じの女性は、手厳しいタイプ多いですよね。
そのため、ここで書かれていた彼女の一人称(モノローグ)は、最高に可笑しいです。
”寄って来るヤツは全員ロリコン”
とか言ってました。わはは。
後からの台詞「濃いー人たちにされる~」というのも、どんなだったか気になるなぁ。
そうした彼女が目を付けたのが、礼儀正しく(子供扱いしない)、自分よりもさらに小さいという「次原くん」
かなりガツガツ迫っているので注目。
「悩める若人に手解きしてあげましょう!」
とか言ってましたが、すっかり「次原くん」がおびえてます。
ラストページがまた良いですね。
彼女ひねくれてるので素直にならないでしょうけど、別れる時にはたぶん泣くと思います。
(※なお、ここで「千代ちゃん」の名字が「苗元」と誤植がありました。新キャラかと思いましたよ)
4話目は「ひろみさん」・「林田くん」カップルの続き。
こちらは「林田くん」視点になっており、降って湧いたような幸福を満喫しておりました。
いい人ですね。
それがため、あーした結末も当然のこと。
そのままを告げてしまう「ひろみさん」しかり、つい怒ってしまう「林田くん」しかり…むう。
5話目はついに登場の「久子さん」
いきなり期待通りな場面から始まります。
大人っぽい訳だ。
時間的には3話とリンクしており、「次原くん」からのメールが到着したところから。
どうやら一応OKされたらしく、こちらもなんとなく付き合いを始めてしました。
実は、ここで2人の鍵を握っていたのが教師「香津美さん」
「久子さん」がえっちしようと考えたのは、彼が「香津美さん」にまとわりつかれてるのを目撃したため。
”繋ぎ”とかなんとか甘く見ていた「次原くん」を見直したのは、彼が「香津美さん」とのえっちで経験値があったためでしょう。
続く6話はその3名が一堂に会する大注目なエピソード。
本人も自覚していましたが、先ほどと違ってかなり可愛らしくふるまう「久子さん」
ラブラブですね。
ひょんな偶然で教師「香津美さん」が居合わせたため、複数えっちへとなだれ込んでいました。
関係があったこともぶっちゃけられてましたねー。
以前よりも気持ちが入っているだけ、後から(その場でもそうでしたが)大変そうだなぁ。
非常に羨ましいオチになっていました。
最終7話は物語の発端「千代ちゃん」の相手「島田くん」の視点。
もうお腹の大きくなった、彼女とのえっちです。
漫画ではあーした結末になっていましたが、かなりしんどいこととなるだろうなぁ。
また、漫画ではこちらのカップルを中心に、それぞれの結末も描かれていました。
やっぱり「次原くん」ら3名は面白いですね。
※左:香津美さん、右:久子さん
この2人がお気に入りでした。ラブコメちっくよね。
ほか、「恐怖!!ショタ食いナース伝説!!」はカラーのショート漫画。
はっちゃけナース「マミ」さんのえっちです。
「姉にやさしく。」は姉「根津愛美」と弟「根津勇」の近親モノ。
可愛らしくモテるものの、長続きしないという「愛美さん」
そんな訳で弟に好意を寄せてくる彼女に対し、
”姉は姉のままにしか見えない”
弟「勇くん」のソレはなんだかリアルでした。
えっちはしちゃうんですけどね。
「教えてティーチャー」は家庭教師モノ。
「甲賀孝太」と生徒「みやこ」とのえっち…と見せかけて、実はその母「みゆき」さんでした。
こちらははっちゃけ人妻。
ロリコンという自覚があるため、「孝太くん」にとって彼女は対象外なんですね。
警察に通報という手段をもって、彼を支配しておりました。
太く柔らかな線の絵柄。
トーンほか黒が目立ち、ごっちゃり描かれるため画面はこってり。
大きく気になるほどではないものの、ちらほら微妙なコマもありました。
勢いで牽引するタイプだと思います。
幅広・縦長の広い輪郭で、大きい目・口に特徴。
鼻は省略されることが多いですね。
お腹から腰回りにかけてふんわりと肉付きがあります。
スタイルはアダルトっぽいかなぁ。
ちょっと癖は強めなので、よくよく吟味下さい。
↓表紙などカラー絵はおすまし顔でちょっと判断には難しいです。
脳内にて線画に変換しての判断がいいかと。
どちらかと言うと裏表紙のが近いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好み分かれる個性ですが、迫力あって良かったです。
・話4: 妊娠話は成年漫画で掘り下げるの難しいかな。他カップルですね。
・独4: 中編・短編どちらにも、ふっと刺さる箇所・台詞があります。
合計:[12/15]
どーでもいいですが、↓表紙は紹介帯外すとお名前無くなっちゃうんですね。
(※背表紙のみになる)
デザイン重視なのか、入れ忘れか知りませんが、珍しいなぁ。
恋愛女子は前しか見ない! (富士美コミックス) (2010/04/24) 内々 けやき 商品詳細を見る |
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■Hでゴメンナサイ。 (龍牙翔)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説
描き下ろし「傭兵騎士エメリエール」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「龍牙翔(りゅうがしょう)」センセの「H(えっち)でゴメンナサイ。」です。
なんと、成年系単行本が発売されました。
一般系での活躍が目立っていたので、ちょっとびっくり。
前巻「恋のヒメゴト」が08年6月の発売でしたから、だいたい2年ぶりくらい。
あとがきによると、成年向けではこちらで10冊目だそうです。
そんな訳で、本日は「龍牙翔」センセ。
「Hでゴメンナサイ。」はメインの表題作と共に、短編も収録したもの。
お手軽なえっちラブコメで、成年漫画の連載モノとしては非常に優秀な出来栄え。
とりあえず↓表紙の感じ(制服・パンスト・巨乳)が刺されば問題ないでしょう。
裏表紙の娘と違い、”私がプレゼント”的なリボンも可愛いです。
※大活躍な「ゆっこ先輩」
非常に優秀な方でした。アレなければ…いや、アレあっての活躍かな。
メイン中編「Hでゴメンナサイ。」は全7話。
仕事をテキパキとこなし、ウェイトレスではリーダーな「ゆっこ先輩」こと「森川夕子」さん。
そのファミレス店では調理担当の「杉山」くんにとっても、憧れな先輩でした。
なぜか倉庫で休憩していた彼女。
「疲れちゃったから静かな所で休みたくて……」
そんなことを言っていた彼女に補充を手伝ってもらったところ…ふとした拍子に、彼女の下着をモロ見してしまったのでした。
しかも驚いたことに、そこには何かしら異物が存在していたのです。
「私、もう…自分1人じゃ満足できなくて…」
憧れていた先輩がえっちな女の子だった~という、男性の理想(妄想?)展開な漫画です。
現代ファンタジーですねー。
お話としては、結構スタンダードなものだと思います。
ただ、各話をしっかり丁寧に描かれている印象があり、読んでいて心地よいです。
切っ掛けとなる1話目。
あちこちで仕事シーンがありますが、この「ゆっこ先輩」は相当にデキル人。
バイト中ずっと入れたままの状態ながらそんなん表情にも出さず、自分の仕事は無論のこと後輩のフォローまでこなしていました。
何しろ、「杉山くん」もまるで気付いてなかったですからねー。
前の彼の影響というのが説得力あります。(←たぶん)
自らを”変態女”と言って涙ぐむ「ゆっこ先輩」
そうした状態の彼女を受け入れるというのは、男性ならば皆がそうするでしょう。
実際のところ、彼女がどこまでエロいかは問題になると思いますが…。
ここでは期待通り制服えっちとなっていますが、最後のコマが非常に良かったです。
扉絵がえっちな2話目。
こちらの制服はパンストがいいですね。
膨らんでいる「ゆっこ先輩」の下着えっちです。
あれはいいなぁ。
アイコンタクトで微笑む仕草も可愛らしいです。
…が。
あまりに普通なので、
「大丈夫かな…って」
そう考える「杉山くん」はごく自然。
やっぱり、ぎりぎりに身悶える姿が見たいですもんね。
こちらのラストでは、彼女の用意周到な様が伺えます。
うん、確かにそうした点は抜け目なさそう。
※スイッチ・オンの「ゆっこ先輩」
素早くスイッチの入る困った方です。似た構図になっちゃいました。
3話は閉店後プレイ。
余ったクリーム使ったりして…エロいなぁ。
あんなんを自らやってしまう(くれる)のがイイところ。
帰り道でも誘っていましたが、続く4話目でその前フリが生かされています。
一応付き合っている2人でしたが、”えっち”がメインな2人。
「ゆっこ先輩」があー考えるのも、なんとない不安を「杉山くん」が覚えるのも、当然なことと思います。
そんな訳で、こちらの展開は実にいいタイミング。
どちらかで突破すべきイベントだったでしょう。
なお、漫画では運よく「杉山くん」に発見されていましたが、ああしたリスクは当然のこと。
簡単にエロスイッチ入り過ぎなので、気をつけて下さい。
これがラブコメ漫画でなければ、げんなりするような展開になっちゃうところでしたよ。
「ゆっこ先輩」が風邪をひいて休む5話。
また野外でエロいことしてたんでしょー(笑)
体調悪い時は弱まる筈なんですが、「杉山くん」の声でスイッチ・オンな彼女が素敵でした。
電話の向こうで勝手に始められたら…嬉しいのか、悲しいのか、どっちでしょうね。
その後はわざわざ玄関でのえっちをしていました。
前回の私服に続き、こちらはパジャマ姿になります。
新キャラ「津沼冬美」さん登場の6話目。
キャラでは2コマ程度顔を見せていたツインテールな娘さんもいたんですが、お話には絡みませんでした。
1話・冒頭が可愛かったので、ちょっと残念です。
ちょっとしたことで、いきなり「杉山くん」ラブな「冬美さん」
彼が「ゆっこ先輩」のために用意していたクッキーを食べたため、強制えっちです。
(※もともと好きなので厳密には強制でないけれど)
倉庫で待ち合わせをしていたため、「ゆっこ先輩」がその真っ最中にふらり登場するんですが…この後どうなるかは単行本にて。
実に「ゆっこ先輩」らしいラストだったと思います。
登場人物が少ないだけ、カップルはよく描き込まれておりました。
新キャラ「冬美さん」登場のタイミングも、きちっとキャラ・関係が構築された後だったのでスムーズ。
お話としても、なかなか読み応えあるものになっています。
※「君といつまでも。」の「たえ」さん
悪くはないんですが…どうせならまるまる1冊「ゆっこ先輩」にしてほしかったなぁ。
短編は4話ほど収録。
先ほどの連載は最近の原稿でしたが、短編については「懸想」が02年、「秘密のカンケイ」が03年、「君といつまでも。」が04年、「FATE」が05年とだいぶ古め。
もともと巧い方なのでいいんですが、落差はそれなり。
ちょっとデフォルメがあり、崩れ気味っぽいです。
カラー原稿のある「懸想」
こちらは和服の似合うお嬢さま「小花子」さんとのえっちなんですが…彼女の父親がおっかない人であるのがポイントです。
ほとんど使用されない、図書館・第二資料室にて独りえっちし合う「秘密のカンケイ」
ネタとしては面白いですが、漫画にはちと向かないかな。
3つほど年上な近所のお姉ちゃん話「君といつまでも。」
ラブラブ話ですね。
どうやらノーブラのようでしたが、あの服装にあの胸は刺激的すぎだと思います。
ビジネスカップルで、アダルトな空気漂う「FATE」
あーした経験をしてきているだけ、逆に「美咲」さんは可愛い感じになっていました。
さらりとした線のすっきり絵柄。
濃淡は薄め。
ページ全体は賑やかな時もありましたが、見易いですね。
どちらかと言うと勢いで押すタイプだと思います。
広く幅広な輪郭で、大きい目な人物絵。
意外(←個人的にね)にロリっぽくはなく、スタイルもむっちりと描かれる方です。
カラーでもさほど印象は変わらないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 単行本としては、やっぱり不安定なので。長編は良かったです。
・話4: 軽過ぎず、重過ぎずで、良いお話でした。
・独4: 特に長編は「龍牙翔」センセらしさが発揮されていたと思います。
合計:[11/15]
前述したように、短編とは時期に差があるので注意。
ただ、収録の長編は成年漫画の連載としてよくまとまっているので、オススメです。
★「龍牙翔」センセの漫画紹介記事。
「恋のヒメゴト 初回限定版」
成年。ラブコメな短編集。初回はドラマCDつき。
「つるぎのまい!」
一般。2次元にしか興味がない娘「倉敷剣」さんとのドタバタ・ラブコメ。
「有限会社コボルト私立探偵社」
一般。能力者の集まる「コボルト探偵社」のお話。
「濡れた翼」
成年。メイド、猫耳、ロリなど色々なえっち系短編集。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説
描き下ろし「傭兵騎士エメリエール」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「龍牙翔(りゅうがしょう)」センセの「H(えっち)でゴメンナサイ。」です。
なんと、成年系単行本が発売されました。
一般系での活躍が目立っていたので、ちょっとびっくり。
前巻「恋のヒメゴト」が08年6月の発売でしたから、だいたい2年ぶりくらい。
あとがきによると、成年向けではこちらで10冊目だそうです。
そんな訳で、本日は「龍牙翔」センセ。
「Hでゴメンナサイ。」はメインの表題作と共に、短編も収録したもの。
お手軽なえっちラブコメで、成年漫画の連載モノとしては非常に優秀な出来栄え。
とりあえず↓表紙の感じ(制服・パンスト・巨乳)が刺されば問題ないでしょう。
裏表紙の娘と違い、”私がプレゼント”的なリボンも可愛いです。
※大活躍な「ゆっこ先輩」
非常に優秀な方でした。アレなければ…いや、アレあっての活躍かな。
メイン中編「Hでゴメンナサイ。」は全7話。
仕事をテキパキとこなし、ウェイトレスではリーダーな「ゆっこ先輩」こと「森川夕子」さん。
そのファミレス店では調理担当の「杉山」くんにとっても、憧れな先輩でした。
なぜか倉庫で休憩していた彼女。
「疲れちゃったから静かな所で休みたくて……」
そんなことを言っていた彼女に補充を手伝ってもらったところ…ふとした拍子に、彼女の下着をモロ見してしまったのでした。
しかも驚いたことに、そこには何かしら異物が存在していたのです。
「私、もう…自分1人じゃ満足できなくて…」
憧れていた先輩がえっちな女の子だった~という、男性の理想(妄想?)展開な漫画です。
現代ファンタジーですねー。
お話としては、結構スタンダードなものだと思います。
ただ、各話をしっかり丁寧に描かれている印象があり、読んでいて心地よいです。
切っ掛けとなる1話目。
あちこちで仕事シーンがありますが、この「ゆっこ先輩」は相当にデキル人。
バイト中ずっと入れたままの状態ながらそんなん表情にも出さず、自分の仕事は無論のこと後輩のフォローまでこなしていました。
何しろ、「杉山くん」もまるで気付いてなかったですからねー。
前の彼の影響というのが説得力あります。(←たぶん)
自らを”変態女”と言って涙ぐむ「ゆっこ先輩」
そうした状態の彼女を受け入れるというのは、男性ならば皆がそうするでしょう。
実際のところ、彼女がどこまでエロいかは問題になると思いますが…。
ここでは期待通り制服えっちとなっていますが、最後のコマが非常に良かったです。
扉絵がえっちな2話目。
こちらの制服はパンストがいいですね。
膨らんでいる「ゆっこ先輩」の下着えっちです。
あれはいいなぁ。
アイコンタクトで微笑む仕草も可愛らしいです。
…が。
あまりに普通なので、
「大丈夫かな…って」
そう考える「杉山くん」はごく自然。
やっぱり、ぎりぎりに身悶える姿が見たいですもんね。
こちらのラストでは、彼女の用意周到な様が伺えます。
うん、確かにそうした点は抜け目なさそう。
※スイッチ・オンの「ゆっこ先輩」
素早くスイッチの入る困った方です。似た構図になっちゃいました。
3話は閉店後プレイ。
余ったクリーム使ったりして…エロいなぁ。
あんなんを自らやってしまう(くれる)のがイイところ。
帰り道でも誘っていましたが、続く4話目でその前フリが生かされています。
一応付き合っている2人でしたが、”えっち”がメインな2人。
「ゆっこ先輩」があー考えるのも、なんとない不安を「杉山くん」が覚えるのも、当然なことと思います。
そんな訳で、こちらの展開は実にいいタイミング。
どちらかで突破すべきイベントだったでしょう。
なお、漫画では運よく「杉山くん」に発見されていましたが、ああしたリスクは当然のこと。
簡単にエロスイッチ入り過ぎなので、気をつけて下さい。
これがラブコメ漫画でなければ、げんなりするような展開になっちゃうところでしたよ。
「ゆっこ先輩」が風邪をひいて休む5話。
また野外でエロいことしてたんでしょー(笑)
体調悪い時は弱まる筈なんですが、「杉山くん」の声でスイッチ・オンな彼女が素敵でした。
電話の向こうで勝手に始められたら…嬉しいのか、悲しいのか、どっちでしょうね。
その後はわざわざ玄関でのえっちをしていました。
前回の私服に続き、こちらはパジャマ姿になります。
新キャラ「津沼冬美」さん登場の6話目。
キャラでは2コマ程度顔を見せていたツインテールな娘さんもいたんですが、お話には絡みませんでした。
1話・冒頭が可愛かったので、ちょっと残念です。
ちょっとしたことで、いきなり「杉山くん」ラブな「冬美さん」
彼が「ゆっこ先輩」のために用意していたクッキーを食べたため、強制えっちです。
(※もともと好きなので厳密には強制でないけれど)
倉庫で待ち合わせをしていたため、「ゆっこ先輩」がその真っ最中にふらり登場するんですが…この後どうなるかは単行本にて。
実に「ゆっこ先輩」らしいラストだったと思います。
登場人物が少ないだけ、カップルはよく描き込まれておりました。
新キャラ「冬美さん」登場のタイミングも、きちっとキャラ・関係が構築された後だったのでスムーズ。
お話としても、なかなか読み応えあるものになっています。
※「君といつまでも。」の「たえ」さん
悪くはないんですが…どうせならまるまる1冊「ゆっこ先輩」にしてほしかったなぁ。
短編は4話ほど収録。
先ほどの連載は最近の原稿でしたが、短編については「懸想」が02年、「秘密のカンケイ」が03年、「君といつまでも。」が04年、「FATE」が05年とだいぶ古め。
もともと巧い方なのでいいんですが、落差はそれなり。
ちょっとデフォルメがあり、崩れ気味っぽいです。
カラー原稿のある「懸想」
こちらは和服の似合うお嬢さま「小花子」さんとのえっちなんですが…彼女の父親がおっかない人であるのがポイントです。
ほとんど使用されない、図書館・第二資料室にて独りえっちし合う「秘密のカンケイ」
ネタとしては面白いですが、漫画にはちと向かないかな。
3つほど年上な近所のお姉ちゃん話「君といつまでも。」
ラブラブ話ですね。
どうやらノーブラのようでしたが、あの服装にあの胸は刺激的すぎだと思います。
ビジネスカップルで、アダルトな空気漂う「FATE」
あーした経験をしてきているだけ、逆に「美咲」さんは可愛い感じになっていました。
さらりとした線のすっきり絵柄。
濃淡は薄め。
ページ全体は賑やかな時もありましたが、見易いですね。
どちらかと言うと勢いで押すタイプだと思います。
広く幅広な輪郭で、大きい目な人物絵。
意外(←個人的にね)にロリっぽくはなく、スタイルもむっちりと描かれる方です。
カラーでもさほど印象は変わらないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 単行本としては、やっぱり不安定なので。長編は良かったです。
・話4: 軽過ぎず、重過ぎずで、良いお話でした。
・独4: 特に長編は「龍牙翔」センセらしさが発揮されていたと思います。
合計:[11/15]
前述したように、短編とは時期に差があるので注意。
ただ、収録の長編は成年漫画の連載としてよくまとまっているので、オススメです。
Hでゴメンナサイ。 (TENMAコミックス) (2010/04/23) 龍牙 翔 商品詳細を見る |
★「龍牙翔」センセの漫画紹介記事。
「恋のヒメゴト 初回限定版」
成年。ラブコメな短編集。初回はドラマCDつき。
「つるぎのまい!」
一般。2次元にしか興味がない娘「倉敷剣」さんとのドタバタ・ラブコメ。
「有限会社コボルト私立探偵社」
一般。能力者の集まる「コボルト探偵社」のお話。
「濡れた翼」
成年。メイド、猫耳、ロリなど色々なえっち系短編集。
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■爆走彼女 むつきつとむ作品集 (むつきつとむ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・恋愛
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「爆走彼女 むつきつとむ作品集」です。
こちらでも何冊か紹介している「むつきつとむ」センセ。
最新刊は「爆走彼女 むつきつとむ作品集」でした。
HPでざーっと数えたところ、だいたい25冊目くらいの単行本。
すっかりお馴染みなので最近は気にならなくなっていますが、一般系なえっち漫画集。
まぁ、「むつきつとむ」センセはお話的にも絵的にも、このテリトリーが合っていると思いますけどね。
収録は全て短編。
似たタイトルがあったもののそれぞれに関連性はありません。
最近は続きモノばかりだったので、なんだか久しぶりですよ。
※左:逢坂日和、右:義姉「真矢さん」
収録では正統派ヒロインという2人。「日和さん」いいなぁ。
短編「ゆきの里」は雪女とのコメディーちっく話。
ひどく吹雪いて、遭難してしまった主人公「茂樹」はついに力尽きてしまいました。
しかし、ふと気付いた時には布団で寝ており…
「見てのとおり雪女じゃ」
里の主「雪」に助けられた彼は、その婿とされてしまったのです。
”一族復興のため子作り”と言われたものの彼女は見るからに幼く、大きくなるまで~とこの場を回避しようとした「茂樹」は軟禁されてしまったのでした。
ロリ妖怪ですね。
ほぼコメディーな漫画でしたが、キャラは「むつきつとむ」センセの画風とよく合っており、なかなか良い感じ。
こちらの「雪さん」は容姿ちんちくりんでも年齢高いという「北野たきびさん(※「荒井チェリー」センセ)」パターンではなく、本当に幼い様子でした。
なお、「茂樹くん」にそっち趣味がなかったため、彼女とはありません。
じっくり描いていけばまた魅力的なキャラクターになりそうでしたけどね。
ここでのえっち相手は、彼女と住んでいる「小雪」さん。
なかなか素敵なおっぱい具合で、丁度よいくらいのヒロイン。
目覚めた「茂樹くん」はなんとなく手を伸ばしていましたが、まるで抵抗せず受け入れていたのが印象的でした。
お人好しな感じです。
それがため、彼の作戦にまんまと引っ掛かっており、ちょっとした縛りプレイみたいなえっちに流れていました。
最後までコメディーなそちらと違い、「夏休みは終わらない…」はちょっとミステリアスな短編。
肝試しに旧校舎へと出掛けた「坂木」くんと「ヨーコ」さん。
しかし、大量の雨が降り、雷まで鳴るなど、天候は最悪で半ばそこに閉じ込められてしまったのです。
これはちと切ない話ですねー。
漫画の開始時点で…………なんですよね。
たまに「ヨーコさん」が見せていた、ちらほらと怪しげな言動は「坂木くん」に気付かせてあげようとしていたのかな。
最終ページにて明らかになる事実にびっくりして下さい。
※左:尚美さん、右:雪さん
収録では変化球ヒロインな2人。「尚美さん」はびっくりしただろうなぁ。
よく似たタイトル「夏休みは終わらない(仮)」
連続とか関連性はありません。
「石田一樹」、「逢坂日和」という初々しいカップルの、夏休みの思い出な短編。
収録でひでるさんが最もプッシュするお話です。
田舎な風景と方言から、ノスタルジー溢れるものとなっていました。
特に冒頭部分。
山に入っていた「一樹くん」は1人川にいる「日和さん」を発見するんですが…いきなりスクール水着を脱いだりして…。
うわわ、日焼け跡が最高。
特にこちらの「日和さん」はショートカットでスポーツ少女っぽく、見事なお尻と素晴らしい貧乳っぷりでした。
性格的にもはっちゃけていて、可愛いです。
そちらより都会なようでしたが、短編「夏の花火」も花火大会・浴衣というキーワードがためなんだか懐かしい感じ。
「ユウ」くんと義姉「真矢」さんというカップルです。
眼鏡な「真矢さん」はちょっと浮世離れした感じ。
思春期な彼には気の毒なくらいのアピール具合で、親の再婚から弟できて嬉しい~を飛び越えていました。
「お姉ちゃんと海へ泳ぎにいこ~か」
とか誘われていましたけど、そっち展開でも良かったかなぁ。
タイトルそのまま花火を見に行くこととなるんですが、浴衣姿がまたヤバイくらい似合っていました。
海は混んでいるということで、山へ向かっているんですが…あれはお誘いですかね。
できれば「真矢さん」視点でも見てみたい感じです。
もう1つ夏関係の短編「夏が来る前に…」はカラー原稿のある短編。
「友也」くんと「綾」ちゃんという幼馴染みなカップルです。
眼鏡でちんちくりんで、年齢とは裏腹にロリっぽい「綾ちゃん」
下手すると捕まりそう。
なにげに女の子しており、過去に「友也くん」が見てしまったというアレは、なかなか衝撃的。
うーん、彼の気持ちはよく分かるなぁ。
やや遠回りでしたが、とりあえずはうまくいったようでなにより。
雨でしたし、タイトルから単純に考えて6月頃ですかね?
表題作の「暴走彼女」は、かなりオカしい妹「ナオ」ちゃん。
血縁ながらお兄ちゃんにラブラブで、色々とサインを出し続けていた彼女。
ことごとく結果には結びつかず、我慢の限界に達した「ナオちゃん」はついに実力行使に出たのです。
コメディー近親ネタですか。
”本日のメニュー”とか面白い娘さんなんですが、一線級な妹キャラ「高梨奈緒(※「草野紅壱」センセ)」、「奈津メグ(※「けものの★」センセ)」らと比べるとだいぶ弱いかなぁ。
性格的にも搦め手から攻めるのは不得意そうでしたが。
※妹「ナオちゃん」
こんな感じに直球な娘さんでした。お兄ちゃんが引いてます。
本人がソレに気付いていない、という実に面白いアプローチの「猫耳彼女」
主人公「貴生」くんが会社から帰ると、出迎えた「尚美」さんの頭に猫耳、お尻にしっぽが生えていたのでした。
しかも、どうやら本人はそんな異常事態に気付いていない様子。
幻覚を疑っていた彼に、お風呂場から着替え途中で戻った彼女は自らの変化をようやく理解したのです。
これは良いコメディーですね。
特に気付いた「尚美さん」の反応は最高。
半ばヤケクソになっていました。
えっちの際に、やっぱり尻尾は気になりますよね。
漫画でも「貴生くん」がしっかりチェックしているので、お楽しみに。
なお、1ページ目でぴきーん★ときたら勘の良い人だと思います。
「新春彼女」は現在の彼女「美穂」さんと、元彼女という「香奈」さんの鉢合わせネタ。
ちょっとドキドキ(笑)
こんなんは「むつきつとむ」センセが最も得意としている漫画ですね。
「香奈さん」が非常に良い味を出していました。
双子姉妹「海」さん、「陸」さん、と、隣に引っ越してきた「吉田空」さんの短編「空~ソラ~」
百合漫画ちっくに進んでいましたが、とある秘密が。
おおぅ、そんなネタでしたか。
まぁ、あれだけ可愛いなら、何があってもいいでしょうねー。
すっきり・柔らかな絵柄はいつも通り。
初出はなかったので詳しい時期は分かりませんが、安定しています。
「夏休みは終わらない~」の2話を筆頭に、特に夏関係の短編らはシリアス描写もあるためか良い描き込み具合でした。
中でも「日和さん」のエピソードは非常に雰囲気が出ていますね。
漫画も相変わらず巧いです。
人物絵はちょっとロリ寄りなので、やや人を選ぶかもしれません。
そのあたりに違和感ないなら、全然問題はないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やはり漫画の巧い方です。絵柄は好き嫌いあるかもしれませんが…。
・話4: 恋愛からコメディー、姉妹ほか妖怪モノまで、色々でしたが完成度の高い短編で揃ってました。
・独3: 全体平均するとこのくらいかなぁ…。「猫耳彼女」は驚きでした。
合計:[11/15]
なお、↓表紙はなんだかアニメちっくで、「むつきつとむ」センセの白黒絵の味わいが発揮されていません。
判断には難しいので注意下さい。
「小あくま天使~桃色系」とか、「快感温度n℃[完結]」を探してそちらを参照するのが良いかと。
★「むつきつとむ」センセの漫画紹介記事 ※下記は全て一般単行本。
「オンラインな彼女」
中編、短編集。チャットと現実が別人のような女性の話がメインです。
「快感温度n℃」 「快感温度n℃[完結]」
全2巻。温泉宿が舞台のラブコメストーリー。
「桃色ぴ~ナッツ」
全2巻。下宿する大学生の女性4名と大家兄弟の恋愛話。
「いきなり☆ねこキック」
1巻発売中。猫耳少女を「ちゃろ」と麻木家姉弟の恋愛話。
「ロマンス地獄」
1巻完結。 喫茶店「浪漫棲」を経営する姉妹との恋愛話。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・恋愛
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「爆走彼女 むつきつとむ作品集」です。
こちらでも何冊か紹介している「むつきつとむ」センセ。
最新刊は「爆走彼女 むつきつとむ作品集」でした。
HPでざーっと数えたところ、だいたい25冊目くらいの単行本。
すっかりお馴染みなので最近は気にならなくなっていますが、一般系なえっち漫画集。
まぁ、「むつきつとむ」センセはお話的にも絵的にも、このテリトリーが合っていると思いますけどね。
収録は全て短編。
似たタイトルがあったもののそれぞれに関連性はありません。
最近は続きモノばかりだったので、なんだか久しぶりですよ。
※左:逢坂日和、右:義姉「真矢さん」
収録では正統派ヒロインという2人。「日和さん」いいなぁ。
短編「ゆきの里」は雪女とのコメディーちっく話。
ひどく吹雪いて、遭難してしまった主人公「茂樹」はついに力尽きてしまいました。
しかし、ふと気付いた時には布団で寝ており…
「見てのとおり雪女じゃ」
里の主「雪」に助けられた彼は、その婿とされてしまったのです。
”一族復興のため子作り”と言われたものの彼女は見るからに幼く、大きくなるまで~とこの場を回避しようとした「茂樹」は軟禁されてしまったのでした。
ロリ妖怪ですね。
ほぼコメディーな漫画でしたが、キャラは「むつきつとむ」センセの画風とよく合っており、なかなか良い感じ。
こちらの「雪さん」は容姿ちんちくりんでも年齢高いという「北野たきびさん(※「荒井チェリー」センセ)」パターンではなく、本当に幼い様子でした。
なお、「茂樹くん」にそっち趣味がなかったため、彼女とはありません。
じっくり描いていけばまた魅力的なキャラクターになりそうでしたけどね。
ここでのえっち相手は、彼女と住んでいる「小雪」さん。
なかなか素敵なおっぱい具合で、丁度よいくらいのヒロイン。
目覚めた「茂樹くん」はなんとなく手を伸ばしていましたが、まるで抵抗せず受け入れていたのが印象的でした。
お人好しな感じです。
それがため、彼の作戦にまんまと引っ掛かっており、ちょっとした縛りプレイみたいなえっちに流れていました。
最後までコメディーなそちらと違い、「夏休みは終わらない…」はちょっとミステリアスな短編。
肝試しに旧校舎へと出掛けた「坂木」くんと「ヨーコ」さん。
しかし、大量の雨が降り、雷まで鳴るなど、天候は最悪で半ばそこに閉じ込められてしまったのです。
これはちと切ない話ですねー。
漫画の開始時点で…………なんですよね。
たまに「ヨーコさん」が見せていた、ちらほらと怪しげな言動は「坂木くん」に気付かせてあげようとしていたのかな。
最終ページにて明らかになる事実にびっくりして下さい。
※左:尚美さん、右:雪さん
収録では変化球ヒロインな2人。「尚美さん」はびっくりしただろうなぁ。
よく似たタイトル「夏休みは終わらない(仮)」
連続とか関連性はありません。
「石田一樹」、「逢坂日和」という初々しいカップルの、夏休みの思い出な短編。
収録でひでるさんが最もプッシュするお話です。
田舎な風景と方言から、ノスタルジー溢れるものとなっていました。
特に冒頭部分。
山に入っていた「一樹くん」は1人川にいる「日和さん」を発見するんですが…いきなりスクール水着を脱いだりして…。
うわわ、日焼け跡が最高。
特にこちらの「日和さん」はショートカットでスポーツ少女っぽく、見事なお尻と素晴らしい貧乳っぷりでした。
性格的にもはっちゃけていて、可愛いです。
そちらより都会なようでしたが、短編「夏の花火」も花火大会・浴衣というキーワードがためなんだか懐かしい感じ。
「ユウ」くんと義姉「真矢」さんというカップルです。
眼鏡な「真矢さん」はちょっと浮世離れした感じ。
思春期な彼には気の毒なくらいのアピール具合で、親の再婚から弟できて嬉しい~を飛び越えていました。
「お姉ちゃんと海へ泳ぎにいこ~か」
とか誘われていましたけど、そっち展開でも良かったかなぁ。
タイトルそのまま花火を見に行くこととなるんですが、浴衣姿がまたヤバイくらい似合っていました。
海は混んでいるということで、山へ向かっているんですが…あれはお誘いですかね。
できれば「真矢さん」視点でも見てみたい感じです。
もう1つ夏関係の短編「夏が来る前に…」はカラー原稿のある短編。
「友也」くんと「綾」ちゃんという幼馴染みなカップルです。
眼鏡でちんちくりんで、年齢とは裏腹にロリっぽい「綾ちゃん」
下手すると捕まりそう。
なにげに女の子しており、過去に「友也くん」が見てしまったというアレは、なかなか衝撃的。
うーん、彼の気持ちはよく分かるなぁ。
やや遠回りでしたが、とりあえずはうまくいったようでなにより。
雨でしたし、タイトルから単純に考えて6月頃ですかね?
表題作の「暴走彼女」は、かなりオカしい妹「ナオ」ちゃん。
血縁ながらお兄ちゃんにラブラブで、色々とサインを出し続けていた彼女。
ことごとく結果には結びつかず、我慢の限界に達した「ナオちゃん」はついに実力行使に出たのです。
コメディー近親ネタですか。
”本日のメニュー”とか面白い娘さんなんですが、一線級な妹キャラ「高梨奈緒(※「草野紅壱」センセ)」、「奈津メグ(※「けものの★」センセ)」らと比べるとだいぶ弱いかなぁ。
性格的にも搦め手から攻めるのは不得意そうでしたが。
※妹「ナオちゃん」
こんな感じに直球な娘さんでした。お兄ちゃんが引いてます。
本人がソレに気付いていない、という実に面白いアプローチの「猫耳彼女」
主人公「貴生」くんが会社から帰ると、出迎えた「尚美」さんの頭に猫耳、お尻にしっぽが生えていたのでした。
しかも、どうやら本人はそんな異常事態に気付いていない様子。
幻覚を疑っていた彼に、お風呂場から着替え途中で戻った彼女は自らの変化をようやく理解したのです。
これは良いコメディーですね。
特に気付いた「尚美さん」の反応は最高。
半ばヤケクソになっていました。
えっちの際に、やっぱり尻尾は気になりますよね。
漫画でも「貴生くん」がしっかりチェックしているので、お楽しみに。
なお、1ページ目でぴきーん★ときたら勘の良い人だと思います。
「新春彼女」は現在の彼女「美穂」さんと、元彼女という「香奈」さんの鉢合わせネタ。
ちょっとドキドキ(笑)
こんなんは「むつきつとむ」センセが最も得意としている漫画ですね。
「香奈さん」が非常に良い味を出していました。
双子姉妹「海」さん、「陸」さん、と、隣に引っ越してきた「吉田空」さんの短編「空~ソラ~」
百合漫画ちっくに進んでいましたが、とある秘密が。
おおぅ、そんなネタでしたか。
まぁ、あれだけ可愛いなら、何があってもいいでしょうねー。
すっきり・柔らかな絵柄はいつも通り。
初出はなかったので詳しい時期は分かりませんが、安定しています。
「夏休みは終わらない~」の2話を筆頭に、特に夏関係の短編らはシリアス描写もあるためか良い描き込み具合でした。
中でも「日和さん」のエピソードは非常に雰囲気が出ていますね。
漫画も相変わらず巧いです。
人物絵はちょっとロリ寄りなので、やや人を選ぶかもしれません。
そのあたりに違和感ないなら、全然問題はないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やはり漫画の巧い方です。絵柄は好き嫌いあるかもしれませんが…。
・話4: 恋愛からコメディー、姉妹ほか妖怪モノまで、色々でしたが完成度の高い短編で揃ってました。
・独3: 全体平均するとこのくらいかなぁ…。「猫耳彼女」は驚きでした。
合計:[11/15]
なお、↓表紙はなんだかアニメちっくで、「むつきつとむ」センセの白黒絵の味わいが発揮されていません。
判断には難しいので注意下さい。
「小あくま天使~桃色系」とか、「快感温度n℃[完結]」を探してそちらを参照するのが良いかと。
爆走彼女 (マンサンコミックス) (2010/04/28) むつき つとむ 商品詳細を見る |
★「むつきつとむ」センセの漫画紹介記事 ※下記は全て一般単行本。
「オンラインな彼女」
中編、短編集。チャットと現実が別人のような女性の話がメインです。
「快感温度n℃」 「快感温度n℃[完結]」
全2巻。温泉宿が舞台のラブコメストーリー。
「桃色ぴ~ナッツ」
全2巻。下宿する大学生の女性4名と大家兄弟の恋愛話。
「いきなり☆ねこキック」
1巻発売中。猫耳少女を「ちゃろ」と麻木家姉弟の恋愛話。
「ロマンス地獄」
1巻完結。 喫茶店「浪漫棲」を経営する姉妹との恋愛話。
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■きょうえい! (しなま)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・競泳水着
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「柚葉×恵」、
描き下ろし「キモチイイきょうえい!」
・その他: カラー(4P)、短編×7(うち「きょうえい!」×5、
「相想兄妹」×2、※描き下ろし除く)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しなま」センセの「きょうえい!」です。
実は、↓表紙の段階から微妙でありました。
こちらに収録された表題・メインシリーズは競泳水着漫画になっています。
あとがきによると、
「ボディペイントにしか見えない、極度にピッチピチな水着のエロが描きたい~」
漫画はそんな切っ掛けだったそうです。
そうなのかー。
残念ながら、それこそがひでるさんに最も合わなかった原因。
競泳水着というのは、”魅力的な女性の身体を、カチっとしたおカタイ水着が包みこんでいる”ところにあると思うのよ。
無理矢理に押し包みながらも、隠しきれないほんのりとした色気。
…そんなん(笑)
漫画なので、多少のデフォルメはあって然るべきだと思います。
ただ、こちらは「しなま」センセの目指した”ボディペイントにしか見えない~”で描かれているため、かなり極端にエロいんですね。
だって、アンダーバストのあたりまでピッチリなんだもの。
これが「堕ちる闘神」であった、薄皮一枚というスーツならば「きゃっほう!」と小躍りするんですが、競泳水着なのでどうにも違和感が。
ううむ。
エロスというのは、実に奥深く・難しいものですね。
ただ、ひでるさんほどのこだわりなければ、普通にえっちなので楽しめると思います。
自らの趣味趣向とよく相談・検討下さい(笑)
※水泳部の面々
…結局、1話目のヒロイン「愛佳さん」が最も地味になっちゃいましたねー。
さて、前置き長くなりましたが、本日はお馴染み「しなま」センセです。
こちらの「きょうえい!」で5冊目。
表題の中編と、前後編の漫画が収録されており、3冊目「ふぇてぃっしゅサークル」と近い構成の単行本です。
特に知識必要という訳ではないですが、過去単行本からのキャラもちらほら登場しており、ファンには嬉しい仕様でした。
そんな訳で、メインの表題作「きょうえい!」から。
水泳部の全5話ストーリーで、それぞれヒロインの変わるオムニバスタイプ。
いちおう各話の流れが少しづつ影響し、最終5話では全員集合えっちとなっていました。
1、2話は水泳部部長「霧島愛佳(きりしま・まなか)」さんとマネージャー「田中恵一」くん、さらにお嬢様「鏑木柚葉」さんも加わります。
体育祭当日に風邪を引いてしまった「愛佳さん」
その代役となったのは、単に水泳部というだけのマネージャー「恵一くん」でした。
ずっと空気的な存在だった彼ですが、大会当日に圧倒的な差をつけて勝利したことにより、一躍クラスの英雄になったのです。
お嬢さま「柚葉さん」ほか、いままで無視していた女子らも「恵一くん」に群がるような有様。
そうした状態に、よく彼を知っていた「愛佳さん」は…とだいたいそんなん。
たかが体育祭の水泳くらいで、あそこまでチヤホヤされるものかなぁ。
水泳部で水着な部員らにまとわりつかれたりして、実に羨ましいですが。
ちょっとヒロインの「愛佳さん」がややこしい感じでしたけど、ここは期待されるような競泳水着えっちでした。
続くヒロインはお嬢さま「愛佳さん」
なるほど、2話冒頭でちらと黒いもの見えてましたね。
気付かなかったー。
こちらは「恵一くん」の女装話になっているんですが、相変わらず水泳部員にモテモテな彼。
…いちおうモテモテか。(←良い玩具というのが正しいかも)
無理矢理に女装させられたらしい「恵一くん」
しかし、下着からリボンまでキッチリ着こなしていましたけどねー。
そんなんに惚れた「柚葉さん」とのえっちになるんですが、成年漫画の男子の割にはブレずに「愛佳さん」をチョイスしていました。
しかし、その真面目さすら逆手に取った「柚葉さん」の結論はまた面白く、ぶっちゃけ「愛佳さん」とのカップルよりもイイ感じになっています。
カバー裏とか最終話とか…。
※左:お嬢さま「柚葉さん」、右:顧問「薫さん」
もっとも目立っていたのが「柚葉さん」でしょう。やっぱりデコ・ロール髪は強い。
3話は「織田」くんと水泳部顧問の教師「樋口薫」さん、4話は「瑞希」ちゃんと「千葉」くん。
ここからカップルが変わっていきます。
ヒロイン「薫さん」は眼鏡の教師。
独特な硬い言い回しのある、ちょっと変わった女性でした。
そんなんなのに、ちらほら直接的にアピールしているところが素敵です。
またビキニはよく似合っていましたよ。
カラー原稿は妄想ですね。
どーでもいいですが、「織田くん」は後始末しなさいな(笑)
褐色肌が眩しい「瑞希ちゃん」の4話は、夏合宿での遭難話。
はっちゃけてますね。
ショートカットのスポーツ少女ながら穏やかで可愛らしく、なんと言っても海から上がってきたシーンが秀逸。
「小さいころから海女の真似事」
…とか言ってましたけど、いや海女さんって魚をメインに捕ったりしないでしょ。
その遭難話が切っ掛けになっている、5話がラストエピソード。
成年漫画らしく、全員でのえっちになってます。
(※それぞれパートナーは固定でした。いちおうね)
お話は「香澄」さん・「山崎」くんのカップルを中心に、最終的には全員でのお尻えっちに発展しておりました。
ものスゴイですね。
なお、描き下ろし「キモチイイきょうえい!」は本編でもちらほら顔を見せていた、皆勤賞「荻野」さんらのショート。
単行本に合わせて、競泳水着でのえっちを楽しんでいました。
※左:水泳部「瑞希ちゃん」、右:副会長「柚希さん」
左右の手にも魚いっぱいです。ううむ、生活力ありますねー。
もう1つのエピソード「相想兄妹」は前後編。
学園祭を控える生徒会・副会長の「月島柚希」さん。
テキパキとした切り盛りから、”次期生徒会長候補”として見られている彼女。
兄「月島悠一」くんとは兄妹ながらそれ以上の感情を持っており、ちょっとした切っ掛けから…というもの。
普段、兄を「悠一さん」とか呼んでいた「柚希さん」
ちょっと逆にドキドキしますね(笑)
要するに学校だけでなく家でも”立派な妹”を演じ、常に緊張し続けていたのでした。
心の中、あるいは気が抜ける(素に戻る)と「お兄ちゃん」に戻るのよ。
うふふ、「柚希さん」いいなぁ。
あの場面で即えっち展開とせず(ならず)、ちゃんと後始末をしていた「悠一くん」はやっぱりお兄ちゃんですね。
次の展開がなければ、おそらく何事もなく終わっていたことでしょう。
えっち後のベタベタに甘えてくる様がキュートでした。
彼を避けるようになっていた後編。
また、ずいぶん可愛らしいことを言ってましたねー。
こちらでもお尻えっちになっていました。
しっかりとした強い線の絵柄。
濃淡強く、コマ割りは細かく、画面はかなり濃厚です。
水着から液体描写、局部に至るまで、よく描き込まれていました。
肉付きの良いキャラはむっちりとしており、概ね問題はありません。
えっちです。
ただ、個人的には気になってしまうバランスがちらほら見かけられました。
「ティーアイネット」さんの単行本なので、やっぱり裏表紙の漫画カットが参考になります。
各ヒロインがばっちーと見れるのがいいですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やや癖があります。ひでるさん指摘した水着など、好みがあるでしょう。
・話3: 無難にまとまったラブコメ話。ヒロインは「柚葉さん」、「瑞希ちゃん」、「柚希さん」かな。
・独4: お尻とか、水着とか。好き嫌いはともかく独特です。
合計:[11/15]
これまた「しなま」センセのHPにて説明があったので、参考には良いでしょう。
…あー、かなり詳細なので、読んだ後のがいいかも。
やっぱり、「ティーアイネット」さんHPくらいのがいいかな。
★「しなま」センセの漫画紹介記事 (※すべて成年)
4[堕ちる闘神]
戦乙女や天使、王女などのファンタジー短編集。
3[ふぇてぃっしゅサークル]
特殊な性癖を持った女の子らとのえっち中編「H.H.H(トリプルエッチ)」を収録。
2[きす☆みい]
ポニーテール・眼鏡な「荻野秋葉」さんの「キモチイイ~シリーズ」を3話収録。
1[はつカノ]
初単行本。天然生徒会長「三島明日香」さんが登場します。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・競泳水着
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「柚葉×恵」、
描き下ろし「キモチイイきょうえい!」
・その他: カラー(4P)、短編×7(うち「きょうえい!」×5、
「相想兄妹」×2、※描き下ろし除く)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しなま」センセの「きょうえい!」です。
実は、↓表紙の段階から微妙でありました。
こちらに収録された表題・メインシリーズは競泳水着漫画になっています。
あとがきによると、
「ボディペイントにしか見えない、極度にピッチピチな水着のエロが描きたい~」
漫画はそんな切っ掛けだったそうです。
そうなのかー。
残念ながら、それこそがひでるさんに最も合わなかった原因。
競泳水着というのは、”魅力的な女性の身体を、カチっとしたおカタイ水着が包みこんでいる”ところにあると思うのよ。
無理矢理に押し包みながらも、隠しきれないほんのりとした色気。
…そんなん(笑)
漫画なので、多少のデフォルメはあって然るべきだと思います。
ただ、こちらは「しなま」センセの目指した”ボディペイントにしか見えない~”で描かれているため、かなり極端にエロいんですね。
だって、アンダーバストのあたりまでピッチリなんだもの。
これが「堕ちる闘神」であった、薄皮一枚というスーツならば「きゃっほう!」と小躍りするんですが、競泳水着なのでどうにも違和感が。
ううむ。
エロスというのは、実に奥深く・難しいものですね。
ただ、ひでるさんほどのこだわりなければ、普通にえっちなので楽しめると思います。
自らの趣味趣向とよく相談・検討下さい(笑)
※水泳部の面々
…結局、1話目のヒロイン「愛佳さん」が最も地味になっちゃいましたねー。
さて、前置き長くなりましたが、本日はお馴染み「しなま」センセです。
こちらの「きょうえい!」で5冊目。
表題の中編と、前後編の漫画が収録されており、3冊目「ふぇてぃっしゅサークル」と近い構成の単行本です。
特に知識必要という訳ではないですが、過去単行本からのキャラもちらほら登場しており、ファンには嬉しい仕様でした。
そんな訳で、メインの表題作「きょうえい!」から。
水泳部の全5話ストーリーで、それぞれヒロインの変わるオムニバスタイプ。
いちおう各話の流れが少しづつ影響し、最終5話では全員集合えっちとなっていました。
1、2話は水泳部部長「霧島愛佳(きりしま・まなか)」さんとマネージャー「田中恵一」くん、さらにお嬢様「鏑木柚葉」さんも加わります。
体育祭当日に風邪を引いてしまった「愛佳さん」
その代役となったのは、単に水泳部というだけのマネージャー「恵一くん」でした。
ずっと空気的な存在だった彼ですが、大会当日に圧倒的な差をつけて勝利したことにより、一躍クラスの英雄になったのです。
お嬢さま「柚葉さん」ほか、いままで無視していた女子らも「恵一くん」に群がるような有様。
そうした状態に、よく彼を知っていた「愛佳さん」は…とだいたいそんなん。
たかが体育祭の水泳くらいで、あそこまでチヤホヤされるものかなぁ。
水泳部で水着な部員らにまとわりつかれたりして、実に羨ましいですが。
ちょっとヒロインの「愛佳さん」がややこしい感じでしたけど、ここは期待されるような競泳水着えっちでした。
続くヒロインはお嬢さま「愛佳さん」
なるほど、2話冒頭でちらと黒いもの見えてましたね。
気付かなかったー。
こちらは「恵一くん」の女装話になっているんですが、相変わらず水泳部員にモテモテな彼。
…いちおうモテモテか。(←良い玩具というのが正しいかも)
無理矢理に女装させられたらしい「恵一くん」
しかし、下着からリボンまでキッチリ着こなしていましたけどねー。
そんなんに惚れた「柚葉さん」とのえっちになるんですが、成年漫画の男子の割にはブレずに「愛佳さん」をチョイスしていました。
しかし、その真面目さすら逆手に取った「柚葉さん」の結論はまた面白く、ぶっちゃけ「愛佳さん」とのカップルよりもイイ感じになっています。
カバー裏とか最終話とか…。
※左:お嬢さま「柚葉さん」、右:顧問「薫さん」
もっとも目立っていたのが「柚葉さん」でしょう。やっぱりデコ・ロール髪は強い。
3話は「織田」くんと水泳部顧問の教師「樋口薫」さん、4話は「瑞希」ちゃんと「千葉」くん。
ここからカップルが変わっていきます。
ヒロイン「薫さん」は眼鏡の教師。
独特な硬い言い回しのある、ちょっと変わった女性でした。
そんなんなのに、ちらほら直接的にアピールしているところが素敵です。
またビキニはよく似合っていましたよ。
カラー原稿は妄想ですね。
どーでもいいですが、「織田くん」は後始末しなさいな(笑)
褐色肌が眩しい「瑞希ちゃん」の4話は、夏合宿での遭難話。
はっちゃけてますね。
ショートカットのスポーツ少女ながら穏やかで可愛らしく、なんと言っても海から上がってきたシーンが秀逸。
「小さいころから海女の真似事」
…とか言ってましたけど、いや海女さんって魚をメインに捕ったりしないでしょ。
その遭難話が切っ掛けになっている、5話がラストエピソード。
成年漫画らしく、全員でのえっちになってます。
(※それぞれパートナーは固定でした。いちおうね)
お話は「香澄」さん・「山崎」くんのカップルを中心に、最終的には全員でのお尻えっちに発展しておりました。
ものスゴイですね。
なお、描き下ろし「キモチイイきょうえい!」は本編でもちらほら顔を見せていた、皆勤賞「荻野」さんらのショート。
単行本に合わせて、競泳水着でのえっちを楽しんでいました。
※左:水泳部「瑞希ちゃん」、右:副会長「柚希さん」
左右の手にも魚いっぱいです。ううむ、生活力ありますねー。
もう1つのエピソード「相想兄妹」は前後編。
学園祭を控える生徒会・副会長の「月島柚希」さん。
テキパキとした切り盛りから、”次期生徒会長候補”として見られている彼女。
兄「月島悠一」くんとは兄妹ながらそれ以上の感情を持っており、ちょっとした切っ掛けから…というもの。
普段、兄を「悠一さん」とか呼んでいた「柚希さん」
ちょっと逆にドキドキしますね(笑)
要するに学校だけでなく家でも”立派な妹”を演じ、常に緊張し続けていたのでした。
心の中、あるいは気が抜ける(素に戻る)と「お兄ちゃん」に戻るのよ。
うふふ、「柚希さん」いいなぁ。
あの場面で即えっち展開とせず(ならず)、ちゃんと後始末をしていた「悠一くん」はやっぱりお兄ちゃんですね。
次の展開がなければ、おそらく何事もなく終わっていたことでしょう。
えっち後のベタベタに甘えてくる様がキュートでした。
彼を避けるようになっていた後編。
また、ずいぶん可愛らしいことを言ってましたねー。
こちらでもお尻えっちになっていました。
しっかりとした強い線の絵柄。
濃淡強く、コマ割りは細かく、画面はかなり濃厚です。
水着から液体描写、局部に至るまで、よく描き込まれていました。
肉付きの良いキャラはむっちりとしており、概ね問題はありません。
えっちです。
ただ、個人的には気になってしまうバランスがちらほら見かけられました。
「ティーアイネット」さんの単行本なので、やっぱり裏表紙の漫画カットが参考になります。
各ヒロインがばっちーと見れるのがいいですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やや癖があります。ひでるさん指摘した水着など、好みがあるでしょう。
・話3: 無難にまとまったラブコメ話。ヒロインは「柚葉さん」、「瑞希ちゃん」、「柚希さん」かな。
・独4: お尻とか、水着とか。好き嫌いはともかく独特です。
合計:[11/15]
これまた「しなま」センセのHPにて説明があったので、参考には良いでしょう。
…あー、かなり詳細なので、読んだ後のがいいかも。
やっぱり、「ティーアイネット」さんHPくらいのがいいかな。
きょうえい! (2010/04/30) しなま 商品詳細を見る |
★「しなま」センセの漫画紹介記事 (※すべて成年)
4[堕ちる闘神]
戦乙女や天使、王女などのファンタジー短編集。
3[ふぇてぃっしゅサークル]
特殊な性癖を持った女の子らとのえっち中編「H.H.H(トリプルエッチ)」を収録。
2[きす☆みい]
ポニーテール・眼鏡な「荻野秋葉」さんの「キモチイイ~シリーズ」を3話収録。
1[はつカノ]
初単行本。天然生徒会長「三島明日香」さんが登場します。
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■絶対☆は~れむ (久遠ミチヨシ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・ハーレム
・おまけ: あとがき4コマ、カバー裏に別絵、合間にネタ絵、
描き下ろし「絶対載せられない★浴場での欲情は~れむ」
・その他: 7話+短編収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「久遠ミチヨシ(くおん・みちよし)」センセの「絶対☆は~れむ 1巻」です。
一般系では「つつんでひらいて」に続く2冊目。
なんと、こちらは巻数をまたぐ長編になっておりました。
漫画家さんの階段はどんなになっているのか知りませんが、なかなか順調な感じ。
こちらもなんだか嬉しいですよ。
そんな訳で、成年系「桃色たゆにずむ」、「妄想ホリック」などを紹介しております「久遠ミチヨシ」センセ。
だいたい5冊目の単行本は「絶対☆は~れむ」です。
一般のえっち系単行本。
連続ストーリーな漫画で、複数ヒロインとのラブコメちっくなものになっていました。
※左:彩花さん、右:香夜さん
眼鏡があるため、オン・オフでも楽しめる「彩花さん」なのでした。
男性1名と複数の女性を被験者として募集していた、新堂ゼミの掲示。
これに選ばれると、住居から生活費までが全支給されるほか、学科の単位までもが保証されるという高待遇なのでした。
ただ、小さく「子作りできる方」とも書かれていたのです。
子作りはともかく、あまりに良い条件に飛び付いた主人公「鹿園晴(しかぞの・はれ)」
生命力の強さで見事合格、彼は被験者となりました。
用意された家で、最も年上な「有月夏蘭(ありづき・さまら)」、OLの「雨戸香夜(あまと・かや)」、神社の娘「風瀬神琴(ふうせ・みこと)」という女性被験者らに出会った彼。
そのほか、当初は大反対していた幼馴染みの「初瀬木彩花(はつせぎ・あやか)」も被験者となっていたのです。
さて、子作りを目的とした長期合宿(実験)に集められた男女は、果たしてどうなってしまうんでしょうか?
だいたいそんな感じ。
そんな訳でハーレム・ラブコメな漫画です。
「晴くん」らは単に同居しているだけでなく、目的が(いちおう)子作りなのでした。
えっち漫画では、最高の環境と言えるでしょう。
同居する女性陣のほか、教授の助手「孫和湖(そん・わこ)」、その義妹で生活をサポートするメイド「葉都(はと)」、実験に協力する医師「沙原さえこ」など、マトモな登場人物では教授「新堂」を除いて女性ばかり。
まさにハーレムです。
特殊な環境設定がためにえっちへの流れも比較的スムーズ。
お互いをよく知る昔馴染み「彩花さん」もおり、ラブな要素は彼女を中心に展開していきそうな感じ。
また、”日本も一夫多妻を合法にする日がやってくるかも~”とか言っていたものの、実験の真意はなんなのか、参加した女性らの目的など、不確かなものもじんわりと存在しているのでした。
こないだ見た映画「シャッター・アイランド」の影響で、変に深読みするようになっているひでるさん。
なんだか教授「新堂」、助手「和湖」が怪しげに感じて…。
もし2巻以降でラブコメな漫画をブッ壊すような真意が暴かれたりしたら、スゴイ刺さると思います。(←ないだろうなぁ)
期待してます。
※左:夏蘭さん、右:メイド「葉都ちゃん」
やっぱり下着は黒ですよね。ただ、意外に絡んできていません。
1話「絶対君主募集中!!」は幼馴染み「彩花さん」とのえっち。
気さくに会話していたものの、開始段階では単なる友人関係という2人。
胸は大きく、眼鏡も可愛く、なかなか魅力的な女性なんですが、彼女を横にしても”エロゲー三昧”とか考えている「晴くん」
ペッタンコなどの反応から察するに、関係が近過ぎたのかな。
えっち後の彼を見つめる「彩花さん」の目はラブラブでしたよー。
応募から教授「新堂」の面接を受けている「晴くん」の描写がありましたけど、身体チェックも当然行われたみたい。
「他のヤツより精子の数がすげー多い」
とか話していました。
実験開始となる、2話「絶対君主と4人の姫」
参加者の女性陣3名は、1話ラストのぱっと見では、さほど特徴が感じられませんでした。
(※せいぜい着ていた服くらい)
ここは言動から、じわじわ本領発揮となるのでお楽しみに。
一気に女性の数が増えていますが、えっち相手は再び「彩花さん」
今回はお風呂場で眼鏡を掛けていない、髪をアップにしている、などの違いがありました。
発見した3名のうち2名が途中参加となるんですが…最も意外な方が真っ先に服を脱ぎ出すのでここは注目。
また、不参加の1名もちょっと意外でしたよ。
冒頭のトイレえっち、寝ている「彩花さん」にちょっとだけ~という描写が良かった3話「小さな魔女と眠り姫」
メインは年下の社会人という「香夜さん」
彼女とは続く5話冒頭でも単独でえっちしているなど、えっちに積極的で素直な可愛い方でした。
また、何気に見逃せないのがモニタールームの存在。
この家には相当台数のカメラが仕込まれているらしく、何をやっているのか言動モロバレなのです。
まぁ、実験なので当然かもしれませんが、なんだか嫌な感じですよねー。
この件について、もしかしたら「夏蘭さん」が今後のポイントになるかもしれません。
※神琴さん・医師「さえこさん」
実は「さえこさん」が結構お気に入りです。
4話「怒れる姫と善き女王」はアダルトな黒下着の「夏蘭さん」
彼女が最も早いかと予想していたんですけどね。
なにげにメイド「葉都ちゃん」の貧乳っぷりも見逃せません。
医師「さえこさん」が登場する5話「悩める乙女と姫の目覚め」
そうか、ちゃんと検査もするんですねー。
足開く診察台(婦人科の分娩台ですよね?)がどうの~という台詞があり、もしやと思っていましたが…そんなんは続く6話「姫と乙女と王宮医」までお預け。
こちらは下着の買い物に出かけた「彩花さん」・「晴くん」、そして「神琴さん」という3名。
貧乳・シマパンな「神琴さん」と、「彩花さん」との更衣室えっちに注目下さい。
特にやっぱり更衣室かな。
ここでの「彩花さん」は抜群に可愛いです。
そんなこんなでお待ちかね(笑)の6話「姫と乙女と王宮医」
直接シテはいないものの、まさか「さえこさん」とのえっちがこんなに早くあるとは思いませんでした。
あれは羨ましいなぁ。
なお、メインは「神琴さん」です。
収録での最終7話「王の心地と約束の姫」は初の全員参加(5名)えっちです。
もっとも注目すべきはオチ部分。
短編「キレイナオネエサマ」を収録したのは計算かなぁ。
やたら次が気になる、非常に良い終わり方でしたよ。
丁寧な線のすっきり絵柄。
画面はそこそこ賑やかでしたが濃淡は適度なくらいで、崩れがないため見易いです。
特に引っ掛かるコマはなく、テンポの良い漫画でした。
縦に楕円な輪郭と、横に長めのくりくり目。
当然可愛くはあるんですが、どことなく色気も感じるんですね。
特にヒロインらを魅力的にしているのは目で、ココが「久遠ミチヨシ」センセ最大の武器だと思います。
判断には、だいたい↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 最も良かった「桃色たゆにずむ」までには至ってない感じでした。
・話4: 設定がため、ハーレムえっちを自然なものにしています。巧い作戦です。
・独4: 色々なシチュエーションがあり、飽きさせません。
合計:[12/15]
まだ1巻目。
これがどういう展開・結末となるのか、楽しみです。
果たして教授「新堂」の真意は明らかにされるんでしょうか?!
(※まるで関係ないかもしれませんが)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・ハーレム
・おまけ: あとがき4コマ、カバー裏に別絵、合間にネタ絵、
描き下ろし「絶対載せられない★浴場での欲情は~れむ」
・その他: 7話+短編収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「久遠ミチヨシ(くおん・みちよし)」センセの「絶対☆は~れむ 1巻」です。
一般系では「つつんでひらいて」に続く2冊目。
なんと、こちらは巻数をまたぐ長編になっておりました。
漫画家さんの階段はどんなになっているのか知りませんが、なかなか順調な感じ。
こちらもなんだか嬉しいですよ。
そんな訳で、成年系「桃色たゆにずむ」、「妄想ホリック」などを紹介しております「久遠ミチヨシ」センセ。
だいたい5冊目の単行本は「絶対☆は~れむ」です。
一般のえっち系単行本。
連続ストーリーな漫画で、複数ヒロインとのラブコメちっくなものになっていました。
※左:彩花さん、右:香夜さん
眼鏡があるため、オン・オフでも楽しめる「彩花さん」なのでした。
男性1名と複数の女性を被験者として募集していた、新堂ゼミの掲示。
これに選ばれると、住居から生活費までが全支給されるほか、学科の単位までもが保証されるという高待遇なのでした。
ただ、小さく「子作りできる方」とも書かれていたのです。
子作りはともかく、あまりに良い条件に飛び付いた主人公「鹿園晴(しかぞの・はれ)」
生命力の強さで見事合格、彼は被験者となりました。
用意された家で、最も年上な「有月夏蘭(ありづき・さまら)」、OLの「雨戸香夜(あまと・かや)」、神社の娘「風瀬神琴(ふうせ・みこと)」という女性被験者らに出会った彼。
そのほか、当初は大反対していた幼馴染みの「初瀬木彩花(はつせぎ・あやか)」も被験者となっていたのです。
さて、子作りを目的とした長期合宿(実験)に集められた男女は、果たしてどうなってしまうんでしょうか?
だいたいそんな感じ。
そんな訳でハーレム・ラブコメな漫画です。
「晴くん」らは単に同居しているだけでなく、目的が(いちおう)子作りなのでした。
えっち漫画では、最高の環境と言えるでしょう。
同居する女性陣のほか、教授の助手「孫和湖(そん・わこ)」、その義妹で生活をサポートするメイド「葉都(はと)」、実験に協力する医師「沙原さえこ」など、マトモな登場人物では教授「新堂」を除いて女性ばかり。
まさにハーレムです。
特殊な環境設定がためにえっちへの流れも比較的スムーズ。
お互いをよく知る昔馴染み「彩花さん」もおり、ラブな要素は彼女を中心に展開していきそうな感じ。
また、”日本も一夫多妻を合法にする日がやってくるかも~”とか言っていたものの、実験の真意はなんなのか、参加した女性らの目的など、不確かなものもじんわりと存在しているのでした。
こないだ見た映画「シャッター・アイランド」の影響で、変に深読みするようになっているひでるさん。
なんだか教授「新堂」、助手「和湖」が怪しげに感じて…。
もし2巻以降でラブコメな漫画をブッ壊すような真意が暴かれたりしたら、スゴイ刺さると思います。(←ないだろうなぁ)
期待してます。
※左:夏蘭さん、右:メイド「葉都ちゃん」
やっぱり下着は黒ですよね。ただ、意外に絡んできていません。
1話「絶対君主募集中!!」は幼馴染み「彩花さん」とのえっち。
気さくに会話していたものの、開始段階では単なる友人関係という2人。
胸は大きく、眼鏡も可愛く、なかなか魅力的な女性なんですが、彼女を横にしても”エロゲー三昧”とか考えている「晴くん」
ペッタンコなどの反応から察するに、関係が近過ぎたのかな。
えっち後の彼を見つめる「彩花さん」の目はラブラブでしたよー。
応募から教授「新堂」の面接を受けている「晴くん」の描写がありましたけど、身体チェックも当然行われたみたい。
「他のヤツより精子の数がすげー多い」
とか話していました。
実験開始となる、2話「絶対君主と4人の姫」
参加者の女性陣3名は、1話ラストのぱっと見では、さほど特徴が感じられませんでした。
(※せいぜい着ていた服くらい)
ここは言動から、じわじわ本領発揮となるのでお楽しみに。
一気に女性の数が増えていますが、えっち相手は再び「彩花さん」
今回はお風呂場で眼鏡を掛けていない、髪をアップにしている、などの違いがありました。
発見した3名のうち2名が途中参加となるんですが…最も意外な方が真っ先に服を脱ぎ出すのでここは注目。
また、不参加の1名もちょっと意外でしたよ。
冒頭のトイレえっち、寝ている「彩花さん」にちょっとだけ~という描写が良かった3話「小さな魔女と眠り姫」
メインは年下の社会人という「香夜さん」
彼女とは続く5話冒頭でも単独でえっちしているなど、えっちに積極的で素直な可愛い方でした。
また、何気に見逃せないのがモニタールームの存在。
この家には相当台数のカメラが仕込まれているらしく、何をやっているのか言動モロバレなのです。
まぁ、実験なので当然かもしれませんが、なんだか嫌な感じですよねー。
この件について、もしかしたら「夏蘭さん」が今後のポイントになるかもしれません。
※神琴さん・医師「さえこさん」
実は「さえこさん」が結構お気に入りです。
4話「怒れる姫と善き女王」はアダルトな黒下着の「夏蘭さん」
彼女が最も早いかと予想していたんですけどね。
なにげにメイド「葉都ちゃん」の貧乳っぷりも見逃せません。
医師「さえこさん」が登場する5話「悩める乙女と姫の目覚め」
そうか、ちゃんと検査もするんですねー。
足開く診察台(婦人科の分娩台ですよね?)がどうの~という台詞があり、もしやと思っていましたが…そんなんは続く6話「姫と乙女と王宮医」までお預け。
こちらは下着の買い物に出かけた「彩花さん」・「晴くん」、そして「神琴さん」という3名。
貧乳・シマパンな「神琴さん」と、「彩花さん」との更衣室えっちに注目下さい。
特にやっぱり更衣室かな。
ここでの「彩花さん」は抜群に可愛いです。
そんなこんなでお待ちかね(笑)の6話「姫と乙女と王宮医」
直接シテはいないものの、まさか「さえこさん」とのえっちがこんなに早くあるとは思いませんでした。
あれは羨ましいなぁ。
なお、メインは「神琴さん」です。
収録での最終7話「王の心地と約束の姫」は初の全員参加(5名)えっちです。
もっとも注目すべきはオチ部分。
短編「キレイナオネエサマ」を収録したのは計算かなぁ。
やたら次が気になる、非常に良い終わり方でしたよ。
丁寧な線のすっきり絵柄。
画面はそこそこ賑やかでしたが濃淡は適度なくらいで、崩れがないため見易いです。
特に引っ掛かるコマはなく、テンポの良い漫画でした。
縦に楕円な輪郭と、横に長めのくりくり目。
当然可愛くはあるんですが、どことなく色気も感じるんですね。
特にヒロインらを魅力的にしているのは目で、ココが「久遠ミチヨシ」センセ最大の武器だと思います。
判断には、だいたい↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 最も良かった「桃色たゆにずむ」までには至ってない感じでした。
・話4: 設定がため、ハーレムえっちを自然なものにしています。巧い作戦です。
・独4: 色々なシチュエーションがあり、飽きさせません。
合計:[12/15]
まだ1巻目。
これがどういう展開・結末となるのか、楽しみです。
果たして教授「新堂」の真意は明らかにされるんでしょうか?!
(※まるで関係ないかもしれませんが)
絶対☆は~れむ(1) (アクションコミックス) (2010/04/28) 久遠 ミチヨシ 商品詳細を見る |
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