■キミ恋リミット (百乃モト)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 百合・三角関係
・おまけ: あとがき、カバー裏に後日談漫画。
・その他: 折り返しにコメント、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「百乃モト(ももの・もと)」センセの「キミ恋リミット」です。
↓表紙の段階では…
おそらく、ヒロイン3名のスタイリッシュな恋愛話なんだろうなぁ、とか思っていました。
しかし、開いた直後のカラー中扉が、いきなり直前シーンのようなもの。
ちょっとびっくりよ。
本編でもそうしたシーンありましたが、いちおうそんなん売りではありません。
じわじわとしたもどかしさのある、三角関係な百合漫画に仕上がっています。
そんな訳で、本日は「キミ恋リミット」です。
毎度お馴染み「百合姫コミックス」からの単行本で、「百乃モト」センセはシリーズ初登場。
1冊まるまるな長編で、1巻完結でした。
買いやすいです。
お話良く、非常に綺麗な絵柄であるため、ジャンル的に拒否反応なければ楽しめるでしょう。
※園ちゃん(学生時代)
ストレートです。それがいい所なのかもしれませんが…
主人公「池田園」は美人でクール、しっかり者の「里深(さとみ)」のことが同性ながら好きでした。
東京の大学へ進学が決まっていた彼女に告白したものの…
「ないでしょ」
そう、見事に振られていたのです。
卒業後、「里深」を追いかけるように、東京へ出てきた「園」
右も左も分からず、ふらふら彷徨っていた彼女は、「里深」と同じ大学に通う「矢上紘子」に拾われていました。
「園」の気持ちを理解できる「紘子」がため、2人の同居生活は続いていたんですが…と、だいたいそうした流れ。
主要キャラ3名の恋愛話。
絞り込まれているだけそれぞれ心理描写はしっかりとしており、百合漫画らしい重さ・深さがありました。
他キャラはおまけ程度の出演です。
こうしたジャンルというのは、「初恋姉妹/東雲水生」に代表されるような学生恋愛が王道だと思うんですね。
なんとなく。
こちらの「キミ恋リミット」は、ちょっぴり世代が上で大学生。
登場人物のうち、「里深」・「紘子」は実家から独立しており、大学へ行く傍らでちゃんとアルバイトをして生活費を稼いでおりました。
細かいところまでは分かりませんが、「里深さん」は金銭援助もないみたい。
そんな訳で、感情と共にしっかり漫画で描写されていたのは生活面でした。
各ポイントでクローズアップされ、お話にも大きく影響しております。
気持ちをぶつけ、フラれた高校生時代はとうに過ぎ去っており、”その後の百合漫画”みたいな風情になっていました。
※左:紘子さん、右:里深さん
2人はなかなかの美人です。モテそうね。
状況整理の1話目。
学生時代の描写から、現在の「園ちゃん」が描かれています。
甘ったれですね。
ここでの描写はちょっと度が過ぎるくらいに酷く、同居の「紘子さん」がああした態度に出るのは当然のこと。
ただ、後の2人を見ていると…好意を持っているだけ、彼女は甘えさせてしまうのかもしれません。
居心地良いんでしょう。
全財産3千円という、ボロボロな「園ちゃん」
ここから2話目まで、コメディーっぽく処理されているんですが…ホームレスっぽいおっちゃんが親切で、なんだか泣けたひでるさん(本当)
我ながら信じらんないくらいに涙腺弱いですね。
2~3話目は「里深さん」との交流がメインです。
行動をあっさり看破しており、迎えに来てくれました。
昔からあーだったんでしょうねー。
「里深さん」は、屈託なく見るに不安な「園ちゃん」の世話をすることが心地よいのかな。
3話目であった、
「好きとかよくわからない」
というのは本当のところだと思います。
前回の反省を踏まえ、ちゃんと働きだす「園ちゃん」
4話目は「里深さん」のバイト先である図書館の風景が描かれるんですが…親しく喋っている相手がなんと「紘子さん」
ううん、漫画みたい。(←漫画ですが)
”お互いの語るその人が同一人物”ってのは、もっと後で分かるのかなーって思っていましたが、あっさり判明。
その後は緊張した雰囲気になっていました。
こんなんいいですねー。
初めて3名が鉢合わせする際も良かったです。
故あって、ここで「園ちゃん」は倒れてしまうんですが…さて、どちらが支えたんでしょうか?
※緊張感のある風景
同じ職場というのはちょっとイヤですねー。
5話目は再び「紘子さん」
こちらでは2人の出会いなどが描かれています。
やっぱり優しいですよ。
余裕ある態度を見せていましたが、実はこちらも初めて本気で好きになったっぽいですね。
えー、この先を書いてしまうと読んだ際の面白味がなくなるので、伏せておきます。
どこか第三者的であった「里深さん」
再び「園ちゃん」の告白があるんですが…どうなるってしまうのか、お楽しみに。
残り3話です。
それぞれはっきりする7話目が最も良いかなぁ。
裏表紙の後日談漫画も良かったです。
あの感じならば、大丈夫でしょう。
しなやかで丁寧な作画。
くっきりメリハリのある濃淡で、しつこくない程度の描き込み。
バランスにも優れています。
コメディー絵ほか細かい表情が巧く、心理描写の巧みな方。
しっかりとした鼻筋ほか深い目が特徴。
細身なスタイルです。
安定感あり、洗練された綺麗な絵で極端な癖もありません。
万人に好まれるものでしょう。
紹介帯裏のカット絵は小さいですが、そちらか↓表紙そのままの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 非常に巧い方でした。特にマイナス点はありません。
・話4: 読み応えのあるお話でした。やや先が見えてしまうかも。
・独4: 適度なはっちゃけ感とリアルさがありました。
合計:[13/15]
「百乃モト」センセのHPでは、以前のお仕事省略されていました。
他の漫画がどんなんか見てみたいですね。
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・此花亭奇譚/天乃咲哉
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・ソルフェージュ~Sweet harmony~/さわななお
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・百合心中 猫目堂ココロ譚/東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女戦士ラブリー5!/城之内寧々
・ラブフラッグ★Girls!!/高橋依摘
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・ゆるゆり/なもり
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・この願いが叶うなら 夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・飴色紅茶館歓談 限定版/藤枝雅
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・半熟女子・瑠璃色の夢/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻/森永みるく[おまけ]
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 百合・三角関係
・おまけ: あとがき、カバー裏に後日談漫画。
・その他: 折り返しにコメント、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「百乃モト(ももの・もと)」センセの「キミ恋リミット」です。
↓表紙の段階では…
おそらく、ヒロイン3名のスタイリッシュな恋愛話なんだろうなぁ、とか思っていました。
しかし、開いた直後のカラー中扉が、いきなり直前シーンのようなもの。
ちょっとびっくりよ。
本編でもそうしたシーンありましたが、いちおうそんなん売りではありません。
じわじわとしたもどかしさのある、三角関係な百合漫画に仕上がっています。
そんな訳で、本日は「キミ恋リミット」です。
毎度お馴染み「百合姫コミックス」からの単行本で、「百乃モト」センセはシリーズ初登場。
1冊まるまるな長編で、1巻完結でした。
買いやすいです。
お話良く、非常に綺麗な絵柄であるため、ジャンル的に拒否反応なければ楽しめるでしょう。
※園ちゃん(学生時代)
ストレートです。それがいい所なのかもしれませんが…
主人公「池田園」は美人でクール、しっかり者の「里深(さとみ)」のことが同性ながら好きでした。
東京の大学へ進学が決まっていた彼女に告白したものの…
「ないでしょ」
そう、見事に振られていたのです。
卒業後、「里深」を追いかけるように、東京へ出てきた「園」
右も左も分からず、ふらふら彷徨っていた彼女は、「里深」と同じ大学に通う「矢上紘子」に拾われていました。
「園」の気持ちを理解できる「紘子」がため、2人の同居生活は続いていたんですが…と、だいたいそうした流れ。
主要キャラ3名の恋愛話。
絞り込まれているだけそれぞれ心理描写はしっかりとしており、百合漫画らしい重さ・深さがありました。
他キャラはおまけ程度の出演です。
こうしたジャンルというのは、「初恋姉妹/東雲水生」に代表されるような学生恋愛が王道だと思うんですね。
なんとなく。
こちらの「キミ恋リミット」は、ちょっぴり世代が上で大学生。
登場人物のうち、「里深」・「紘子」は実家から独立しており、大学へ行く傍らでちゃんとアルバイトをして生活費を稼いでおりました。
細かいところまでは分かりませんが、「里深さん」は金銭援助もないみたい。
そんな訳で、感情と共にしっかり漫画で描写されていたのは生活面でした。
各ポイントでクローズアップされ、お話にも大きく影響しております。
気持ちをぶつけ、フラれた高校生時代はとうに過ぎ去っており、”その後の百合漫画”みたいな風情になっていました。
※左:紘子さん、右:里深さん
2人はなかなかの美人です。モテそうね。
状況整理の1話目。
学生時代の描写から、現在の「園ちゃん」が描かれています。
甘ったれですね。
ここでの描写はちょっと度が過ぎるくらいに酷く、同居の「紘子さん」がああした態度に出るのは当然のこと。
ただ、後の2人を見ていると…好意を持っているだけ、彼女は甘えさせてしまうのかもしれません。
居心地良いんでしょう。
全財産3千円という、ボロボロな「園ちゃん」
ここから2話目まで、コメディーっぽく処理されているんですが…ホームレスっぽいおっちゃんが親切で、なんだか泣けたひでるさん(本当)
我ながら信じらんないくらいに涙腺弱いですね。
2~3話目は「里深さん」との交流がメインです。
行動をあっさり看破しており、迎えに来てくれました。
昔からあーだったんでしょうねー。
「里深さん」は、屈託なく見るに不安な「園ちゃん」の世話をすることが心地よいのかな。
3話目であった、
「好きとかよくわからない」
というのは本当のところだと思います。
前回の反省を踏まえ、ちゃんと働きだす「園ちゃん」
4話目は「里深さん」のバイト先である図書館の風景が描かれるんですが…親しく喋っている相手がなんと「紘子さん」
ううん、漫画みたい。(←漫画ですが)
”お互いの語るその人が同一人物”ってのは、もっと後で分かるのかなーって思っていましたが、あっさり判明。
その後は緊張した雰囲気になっていました。
こんなんいいですねー。
初めて3名が鉢合わせする際も良かったです。
故あって、ここで「園ちゃん」は倒れてしまうんですが…さて、どちらが支えたんでしょうか?
※緊張感のある風景
同じ職場というのはちょっとイヤですねー。
5話目は再び「紘子さん」
こちらでは2人の出会いなどが描かれています。
やっぱり優しいですよ。
余裕ある態度を見せていましたが、実はこちらも初めて本気で好きになったっぽいですね。
えー、この先を書いてしまうと読んだ際の面白味がなくなるので、伏せておきます。
どこか第三者的であった「里深さん」
再び「園ちゃん」の告白があるんですが…どうなるってしまうのか、お楽しみに。
残り3話です。
それぞれはっきりする7話目が最も良いかなぁ。
裏表紙の後日談漫画も良かったです。
あの感じならば、大丈夫でしょう。
しなやかで丁寧な作画。
くっきりメリハリのある濃淡で、しつこくない程度の描き込み。
バランスにも優れています。
コメディー絵ほか細かい表情が巧く、心理描写の巧みな方。
しっかりとした鼻筋ほか深い目が特徴。
細身なスタイルです。
安定感あり、洗練された綺麗な絵で極端な癖もありません。
万人に好まれるものでしょう。
紹介帯裏のカット絵は小さいですが、そちらか↓表紙そのままの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 非常に巧い方でした。特にマイナス点はありません。
・話4: 読み応えのあるお話でした。やや先が見えてしまうかも。
・独4: 適度なはっちゃけ感とリアルさがありました。
合計:[13/15]
「百乃モト」センセのHPでは、以前のお仕事省略されていました。
他の漫画がどんなんか見てみたいですね。
キミ恋リミット (IDコミックス) (2010/05/18) 百乃 モト 商品詳細を見る |
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・此花亭奇譚/天乃咲哉
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・ソルフェージュ~Sweet harmony~/さわななお
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・百合心中 猫目堂ココロ譚/東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女戦士ラブリー5!/城之内寧々
・ラブフラッグ★Girls!!/高橋依摘
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・ゆるゆり/なもり
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・この願いが叶うなら 夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・飴色紅茶館歓談 限定版/藤枝雅
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・半熟女子・瑠璃色の夢/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻/森永みるく[おまけ]
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■スカートのままで (みなすきぽぷり)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 描き下ろし「セーラー服のままで」
・その他: 短編×9(うち「七緒ちゃんシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みなすきぽぷり」センセの「スカートのままで」です。
6月も半ばを過ぎました。
このブログを始めたのは2006年6月15日でしたから、やっと4年目ですね。
まぁ、よく続いたもんです。
果たして…いつまでやれるかなぁ…。
さて、本日は過去にブログでは「わたしたちのかえりみち」を紹介している「みなすきぽぷり」センセ。
4冊目の単行本は「スカートのままでやわらかマダム」です。[100616]
強めなロリ作品集。
いちおう年齢的には高学年から中学生くらいなので、そこそこ真っ当(?)な感じ。
なんだそれ。
ラブラブから強引、ちょっと不思議な感覚のものまでネタとしては幅広く、好みと大きくズレなければ読み応えのある作品集に仕上がっていたと思います。
後は癖のある絵を許容できるかどうか、でしょうねー。
※ヒナちゃん
そんな訳で逆上がりシーンです。良いパンチラでした。
↓表紙を飾っている、ヒロイン「ヒナ」ちゃんの「いつかこうして」
4年振りに祖父の家へ戻った主人公。
懐かしい公園に足を運んだ彼は、わさわさ騒がしい子供らと出会うんですが…その中の女の子が、いきなりどっかと横に座ってきたのです。
「さかあがりできる……?」
そんな訳で、鉄棒がポイントになっているラブ短編です。
あの↓表紙って、イマイチどんなシチュエーションなのか分かりませんが…えっちよね。
こちらの「ヒナちゃん」はポニーテールで、ちょっと大人っぽい娘さん。
他の男子を見る限り、なるほど同学年ではいかにもモテそうですねー。
再会は4年振りということで、お互いすぐに気付かないところは非常にリアル。
続く、気付いた後の「ヒナちゃん」の行動がやたら可愛らしいです。
スカートのままの逆上がりってのは、ビジュアル的に素敵ですね。
そう言えば…昔は結構あーした場面をよく目にしてましたよー(遠い目)
鉄棒の下に書かれていた文字がくっきり読めるところから察するに、毎日あそこで待っていたのでしょう。
「会ったらたくさん怒るつもりだったのになぁ」
とか言っていました。
ラブラブです。
当初の態度が一変する「ヒナちゃん」
地面に足をつくのが痛いということで、途中ではアクロバティックなことをしていました。
あーれーはエロい。
冒頭の掴みとして、心地よいお話でした。
「ゴミごっこ」は裏表紙の「七緒」ちゃん。
路地の片隅にて、主人公はゴミの中から女の子を発見。
「ゴミになった気分を味わってたの」
という彼女をほっておけず、部屋まで連れていったのでした。
まだランドセルな娘とえっちしたりしてましたが…実はコレ、なにげに良いお話です。
うーん、「七緒ちゃん」可愛いのになぁ。
あ、それがためか。
オチ付近も非常に良いですね。
描き下ろし「セーラー服のままで」は後日談。
そちらの一言はまた泣かせます。
ぜひ、これから幸せになってくれることを願います。
※左:七緒ちゃん、右:ちづちゃん
そんな事を言ってる「七緒ちゃん」でしたが、実は…。
ちょっと不思議な感覚のお話「杜のちづ」
夜の神社風景が重く、巧く、彼女の恐怖感を見事に表現していました。
ネタに合わせてか、タッチも抑え気味。
ぶっちゃけ、作画としては万人向けに仕上がっており、非常に良好です。
えっち場面は…別に死後の世界とかではないですよね?
趣味がためか家庭崩壊しており、久しぶりに再会した「ちづちゃん」の成長を確かめた~みたいに捉えましたが、色々と解釈はできるかもしれません。
Wヒロインな短編「書道の定規は三角形」
中扉に登場していた「遙」ちゃん、「恵利」ちゃんという、タイプの異なる2人の争いです。
やっぱ揉めてナンボですね(笑)
「恵利ちゃん」は収録で唯一の巨乳キャラ。
あーした感じであったものの、いちおう最後まではシテいなかった様子。
そこはキッチリしていて、なんだか安心でした。
彼女とは対照的に、「遙ちゃん」は普段真面目なだけ思いきったら一直線。
「まずいですよね、未成年と…」
とかなんとか、ごく冷静なのが凄かったです。
3名の続きが見たくなるお話でした。
「つゆもよう」、「八月の花」という2話は思春期エピソード。
うち「つゆもよう」は過去体験で物事に冷めていた「吉田」さん。
濡れた制服姿がえっちでした。
あれは見ちゃうよね。
オチ部分では天気同様に晴々とした表情で、ほっとする良いオチになっています。
後者「八月の花」はボーイッシュな「はづき」ちゃん。
こちらは今回のタイトルにもなっている、スカートがポイントになっているお話。
他の漫画でもありましたが、やっぱり女の子の象徴だと思うんですよね。
また、こちらでは散々「エロいカッコ」とか言われており、彼女が意識するのは当然のことでしょう。
漫画のメインは寝込みを襲うあたりで、後半の褐色肌はえっちでした。
ちょっと大人に近づいたかな。
※左:遙ちゃん・恵利ちゃん、右:吉田さん
雰囲気と違い、駆け引きする「遙ちゃん」です。
ほか、「なかよくあそぼっ!!」は折り返しの2人。
ちょっと変な雰囲気の「愛那」ちゃんと、彼女を気づかう「琴音」ちゃん。
なかなかトンデモなシチュエーションでした。
ラスト付近での「愛那ちゃん」はなかなか衝撃的です。
収録で「おとなりのまゆちゃん」は、たぶん、もっとも濃いお話。
これはやばいなぁ。
彼女には気の毒ですが、あの冷静な対処は適切だったかもしれません。
きっちり反省してもらいましょう。
しっかりとした強い線の絵柄。
濃淡的にはさほどでありませんが、詳細な描き込みでごっちゃり。
吹き出し、擬音などが賑やかで、かなりコテコテとしていました。
収録時期は約3年ほどの開き。
確かに多少の差はあったものの、前巻ほどの極端さはありません。
どちらも高いレベルです。
背景から小物などは巧く、漫画の雰囲気づくりに貢献しておりました。
ただ、キャラは癖があり、人を選ぶと思います。
だいたいは↓表紙・裏表紙で良いですが、「みなすきぽぷり」センセのHPには詳細な紹介がありますので、そちらの判断がベストです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖あり、やや不安定さもありましたが…全体的には巧いと思います。
・話4: ジャンル様々でしたが、良いお話が揃っています。
・独4: どちらのエピソードも単純でなく、「みなすきぽぷり」センセらしさがありました。
合計:[12/15]
コメディーからシリアスまで巧い方でした。
好みから大きく外れなければ、楽しめることと思います。
次の単行本にも期待しましょう。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 描き下ろし「セーラー服のままで」
・その他: 短編×9(うち「七緒ちゃんシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みなすきぽぷり」センセの「スカートのままで」です。
6月も半ばを過ぎました。
このブログを始めたのは2006年6月15日でしたから、やっと4年目ですね。
まぁ、よく続いたもんです。
果たして…いつまでやれるかなぁ…。
さて、本日は過去にブログでは「わたしたちのかえりみち」を紹介している「みなすきぽぷり」センセ。
4冊目の単行本は「スカートのままで
強めなロリ作品集。
いちおう年齢的には高学年から中学生くらいなので、そこそこ真っ当(?)な感じ。
なんだそれ。
ラブラブから強引、ちょっと不思議な感覚のものまでネタとしては幅広く、好みと大きくズレなければ読み応えのある作品集に仕上がっていたと思います。
後は癖のある絵を許容できるかどうか、でしょうねー。
※ヒナちゃん
そんな訳で逆上がりシーンです。良いパンチラでした。
↓表紙を飾っている、ヒロイン「ヒナ」ちゃんの「いつかこうして」
4年振りに祖父の家へ戻った主人公。
懐かしい公園に足を運んだ彼は、わさわさ騒がしい子供らと出会うんですが…その中の女の子が、いきなりどっかと横に座ってきたのです。
「さかあがりできる……?」
そんな訳で、鉄棒がポイントになっているラブ短編です。
あの↓表紙って、イマイチどんなシチュエーションなのか分かりませんが…えっちよね。
こちらの「ヒナちゃん」はポニーテールで、ちょっと大人っぽい娘さん。
他の男子を見る限り、なるほど同学年ではいかにもモテそうですねー。
再会は4年振りということで、お互いすぐに気付かないところは非常にリアル。
続く、気付いた後の「ヒナちゃん」の行動がやたら可愛らしいです。
スカートのままの逆上がりってのは、ビジュアル的に素敵ですね。
そう言えば…昔は結構あーした場面をよく目にしてましたよー(遠い目)
鉄棒の下に書かれていた文字がくっきり読めるところから察するに、毎日あそこで待っていたのでしょう。
「会ったらたくさん怒るつもりだったのになぁ」
とか言っていました。
ラブラブです。
当初の態度が一変する「ヒナちゃん」
地面に足をつくのが痛いということで、途中ではアクロバティックなことをしていました。
あーれーはエロい。
冒頭の掴みとして、心地よいお話でした。
「ゴミごっこ」は裏表紙の「七緒」ちゃん。
路地の片隅にて、主人公はゴミの中から女の子を発見。
「ゴミになった気分を味わってたの」
という彼女をほっておけず、部屋まで連れていったのでした。
まだランドセルな娘とえっちしたりしてましたが…実はコレ、なにげに良いお話です。
うーん、「七緒ちゃん」可愛いのになぁ。
あ、それがためか。
オチ付近も非常に良いですね。
描き下ろし「セーラー服のままで」は後日談。
そちらの一言はまた泣かせます。
ぜひ、これから幸せになってくれることを願います。
※左:七緒ちゃん、右:ちづちゃん
そんな事を言ってる「七緒ちゃん」でしたが、実は…。
ちょっと不思議な感覚のお話「杜のちづ」
夜の神社風景が重く、巧く、彼女の恐怖感を見事に表現していました。
ネタに合わせてか、タッチも抑え気味。
ぶっちゃけ、作画としては万人向けに仕上がっており、非常に良好です。
えっち場面は…別に死後の世界とかではないですよね?
趣味がためか家庭崩壊しており、久しぶりに再会した「ちづちゃん」の成長を確かめた~みたいに捉えましたが、色々と解釈はできるかもしれません。
Wヒロインな短編「書道の定規は三角形」
中扉に登場していた「遙」ちゃん、「恵利」ちゃんという、タイプの異なる2人の争いです。
やっぱ揉めてナンボですね(笑)
「恵利ちゃん」は収録で唯一の巨乳キャラ。
あーした感じであったものの、いちおう最後まではシテいなかった様子。
そこはキッチリしていて、なんだか安心でした。
彼女とは対照的に、「遙ちゃん」は普段真面目なだけ思いきったら一直線。
「まずいですよね、未成年と…」
とかなんとか、ごく冷静なのが凄かったです。
3名の続きが見たくなるお話でした。
「つゆもよう」、「八月の花」という2話は思春期エピソード。
うち「つゆもよう」は過去体験で物事に冷めていた「吉田」さん。
濡れた制服姿がえっちでした。
あれは見ちゃうよね。
オチ部分では天気同様に晴々とした表情で、ほっとする良いオチになっています。
後者「八月の花」はボーイッシュな「はづき」ちゃん。
こちらは今回のタイトルにもなっている、スカートがポイントになっているお話。
他の漫画でもありましたが、やっぱり女の子の象徴だと思うんですよね。
また、こちらでは散々「エロいカッコ」とか言われており、彼女が意識するのは当然のことでしょう。
漫画のメインは寝込みを襲うあたりで、後半の褐色肌はえっちでした。
ちょっと大人に近づいたかな。
※左:遙ちゃん・恵利ちゃん、右:吉田さん
雰囲気と違い、駆け引きする「遙ちゃん」です。
ほか、「なかよくあそぼっ!!」は折り返しの2人。
ちょっと変な雰囲気の「愛那」ちゃんと、彼女を気づかう「琴音」ちゃん。
なかなかトンデモなシチュエーションでした。
ラスト付近での「愛那ちゃん」はなかなか衝撃的です。
収録で「おとなりのまゆちゃん」は、たぶん、もっとも濃いお話。
これはやばいなぁ。
彼女には気の毒ですが、あの冷静な対処は適切だったかもしれません。
きっちり反省してもらいましょう。
しっかりとした強い線の絵柄。
濃淡的にはさほどでありませんが、詳細な描き込みでごっちゃり。
吹き出し、擬音などが賑やかで、かなりコテコテとしていました。
収録時期は約3年ほどの開き。
確かに多少の差はあったものの、前巻ほどの極端さはありません。
どちらも高いレベルです。
背景から小物などは巧く、漫画の雰囲気づくりに貢献しておりました。
ただ、キャラは癖があり、人を選ぶと思います。
だいたいは↓表紙・裏表紙で良いですが、「みなすきぽぷり」センセのHPには詳細な紹介がありますので、そちらの判断がベストです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖あり、やや不安定さもありましたが…全体的には巧いと思います。
・話4: ジャンル様々でしたが、良いお話が揃っています。
・独4: どちらのエピソードも単純でなく、「みなすきぽぷり」センセらしさがありました。
合計:[12/15]
コメディーからシリアスまで巧い方でした。
好みから大きく外れなければ、楽しめることと思います。
次の単行本にも期待しましょう。
スカートのままで (セラフィンコミックス) (2010/06/04) みなすき ぽぷり 商品詳細を見る |
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■ひまわり the Door into Summer (森崎くるみ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏にまちがい探し・別絵・コメント。
・その他: 原作「ぶらんくのーと」、折り返しにコメント、カラー(4P)、
4話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「ひまわり -the Door into Summer- 1巻」です。
なんだか”原作ゲーム”が続いたので、本日もそんなんにしてみました。
こちらは、よく分からぬまま購入しました。
何気なく見た↓表紙に、「森崎くるみ」センセのお名前を発見したんですね。
まったくノーマークでしたが、無事ゲットできました。
そういった一瞬のみ、能力解放されるひでるさん。
こうして、また本が積まれていくのですが…。
そんな訳で、一般系では「死神とチョコレート・パフェ」、「やみ憑きマリス」、成年系では「Precious」など、このブログではちらほら取り上げている「森崎くるみ」センセです。
新刊「ひまわり -the Door into Summer-」は、「ノストラダムスに聞いてみろ♪」と同じく原作ゲームな漫画でした。
※アクアさん
漫画版・外伝での主人公は彼女。
毎度のことながら、ひでるさんは未プレイ。
まっったく知識のない状態ですね。
原作「ぶらんくのーと」さんは同人サークルのようですが、ゲーム本編はシナリオがスゴくかなりの人気があった様子。
今回の漫画版では、その原作者である「ごぉ」さんが、直接参加しておりました。
最近流行りな傾向ですね。
お話は外伝という位置付けになっており、書き下ろし・オリジナルストーリーになっています。
ファンの方には嬉しい仕様でしょう。
”単体でも1つの物語として楽しめるように~”
そう書いておられましたが、正直知識ゼロなひでるさんにはやや難解。
ちょっと敷居は高めです。
本編の方は「檜山大輔」センセの手で漫画化されており、そちらはほぼ原作通りみたい。
気になった方は、とりあえず見てみるのが良いかもしれません。
(※「ガンガンJOKER」のHPで、1話が立ち読みできましたよー)
4ヶ月ぶりに宮浦へ戻った「アクア」、「アリエス」
「アリエス」の希望でふらりと立ち寄った公園にて、旧知の仲である「日向陽一」と再会しました。
続いて部長「雨宮銀河」、「西園寺明香」ら宇宙部の面々とも再会を果たし、相変わらずなそれぞれに喜ぶ2人。
そうしたほっとした空気の流れるなか、実は「アクア」らにはとある目的があったのでした。
…こんなんかなぁ。
さきほど原作ゲームのHPを見て驚きました。
ゲームは”ロリっ娘宇宙人同棲ADV”なんですね!
あちこち登場する女の子らは華やかで、一見するとよくあるラブコメちっくな漫画。
(※百合な雰囲気でしたが)
しかしその一方で、2人に与えられている任務とか、戦闘シーンとか、過去の事故とか…時々シリアスな描写も差し込まれていました。
読んでいる際には訳分かりませんでしたけど、そうした方面の要素もあるんですね。
原作には登場するのかな?
2話から顔を見せていた、宇宙部顧問・教師「登場楓」が1巻でのポイントになっています。
なかなか重要な役回りみたい。
ラスト部分を考えると、あるいは2巻からがメインとなるストーリーが展開されていくのかもしれません。
1巻の時点でアレコレ言うのは違うのかも。
ただ、そうとした場合は仕掛けが遅すぎです。
説明も全体的に不足しており、漫画で何が起こっているのかいまいち理解できません。
なんというか、知らぬ言語のテレビ番組を見ているような感覚。
(※ところどころ分かる、という感じね)
「森崎くるみ」センセのお力によって、コメディーほかサービスカット(ちょっとだけ)は良いモノありました。
「アクア」、「アリエス」のやり取りも面白いです。
ただ、終始うっすらとした霧に包まれてるみたいで、漫画に集中できませんでした。
原作のファン向けでしょう。
もともと全体ページは薄い上に宣伝あったので、それならばキャラ紹介とか、あらすじとか、一見さんにも優しい配慮が欲しかったです。
※「アリエス」・「アクア」、あやしい2人
この2人の関係もイマイチ分かりませんでした。
そう、こちらは手に優しい重量の、極薄単行本なんですね。
まるで絵本みたい。
全148ページでした。
(※ついこないだの「どっちもLOVE!?/木谷椎」は150ページ)
前述していますが、巻数表記から察せられるそのまま、お話は続くみたい。
そう考えると…全体話数との兼ね合いとか、はたまたPSP版の宣伝目的兼ねるとか、この時点での発売は大人の事情によるものかな。
どうせなら、もう5割増しくらい収録が欲しかったです。
原作のメインヒロインは、「アリエス」の方なんですね。
こちらの漫画版では、もう1人の主人公らしい「アクア」の視点で進んでいました。
時間的には最も後のお話になっているみたい。
はっちゃけて可愛らしい「アリエス」に対し、ちらほら影のある「アクア」
ミステリアスな言動と、ツインテールに黒の服装など、何かと目立つキャラです。
皆で海へ向かう2話での、「陽一くん」に跨って海へ入る彼女が好き。
「わっ、ヨーイチ型のうきわですっ!」
とか言われていました。
ちょっとえっちで羨ましいシチュエーションですね(笑)
彼女は泳げないようですし。
また、カバー裏で描かれていたように、「雑誌ではエロすぎてダメ」という部分ほか、雑誌上ではNGだった部分が単行本化にあたって差し替えられていました。
2話での着替え・温泉シーンにての全裸も、そういった差し替え部分なのかな。
軽くですが、しっかりバストトップまで描かれています。
個人的には、4話の「アリエス」が可愛いです。
相変わらずコメディー描写の巧い方。
バランス・濃淡など作画も安定しており、可愛らしい人物絵です。
原作よりも漫画ちっくですね。
先の「檜山大輔」センセ版がすらりと縦長なのに対し、こちらは丸っこい印象。
「アリエス」は完全に「森崎くるみ」センセっぽくなっていたと思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙での判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: キュートな絵柄で個性は強いものの、コメディー描写など巧い方です。
・話3: おそらく原作のファン向けだと思います。
・独3: 現時点では際立つモノなく、判断し辛いです。
合計:[11/15]
普通のヒロイン漫画とは違うのかな。
しかし、原作を知った前提っぽく不親切な構成であり、よく分からない印象のが強く、またサービスシーンも頻繁でなく…。
イマイチ刺さりませんでした。
2巻以降は面白くなる、もやもやが解消されるかもしれませんが…どうしよう。
※参考1: PSPゲーム版
※参考2: 「檜山大輔」センセ版
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏にまちがい探し・別絵・コメント。
・その他: 原作「ぶらんくのーと」、折り返しにコメント、カラー(4P)、
4話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「ひまわり -the Door into Summer- 1巻」です。
なんだか”原作ゲーム”が続いたので、本日もそんなんにしてみました。
こちらは、よく分からぬまま購入しました。
何気なく見た↓表紙に、「森崎くるみ」センセのお名前を発見したんですね。
まったくノーマークでしたが、無事ゲットできました。
そういった一瞬のみ、能力解放されるひでるさん。
こうして、また本が積まれていくのですが…。
そんな訳で、一般系では「死神とチョコレート・パフェ」、「やみ憑きマリス」、成年系では「Precious」など、このブログではちらほら取り上げている「森崎くるみ」センセです。
新刊「ひまわり -the Door into Summer-」は、「ノストラダムスに聞いてみろ♪」と同じく原作ゲームな漫画でした。
※アクアさん
漫画版・外伝での主人公は彼女。
毎度のことながら、ひでるさんは未プレイ。
まっったく知識のない状態ですね。
原作「ぶらんくのーと」さんは同人サークルのようですが、ゲーム本編はシナリオがスゴくかなりの人気があった様子。
今回の漫画版では、その原作者である「ごぉ」さんが、直接参加しておりました。
最近流行りな傾向ですね。
お話は外伝という位置付けになっており、書き下ろし・オリジナルストーリーになっています。
ファンの方には嬉しい仕様でしょう。
”単体でも1つの物語として楽しめるように~”
そう書いておられましたが、正直知識ゼロなひでるさんにはやや難解。
ちょっと敷居は高めです。
本編の方は「檜山大輔」センセの手で漫画化されており、そちらはほぼ原作通りみたい。
気になった方は、とりあえず見てみるのが良いかもしれません。
(※「ガンガンJOKER」のHPで、1話が立ち読みできましたよー)
4ヶ月ぶりに宮浦へ戻った「アクア」、「アリエス」
「アリエス」の希望でふらりと立ち寄った公園にて、旧知の仲である「日向陽一」と再会しました。
続いて部長「雨宮銀河」、「西園寺明香」ら宇宙部の面々とも再会を果たし、相変わらずなそれぞれに喜ぶ2人。
そうしたほっとした空気の流れるなか、実は「アクア」らにはとある目的があったのでした。
…こんなんかなぁ。
さきほど原作ゲームのHPを見て驚きました。
ゲームは”ロリっ娘宇宙人同棲ADV”なんですね!
あちこち登場する女の子らは華やかで、一見するとよくあるラブコメちっくな漫画。
(※百合な雰囲気でしたが)
しかしその一方で、2人に与えられている任務とか、戦闘シーンとか、過去の事故とか…時々シリアスな描写も差し込まれていました。
読んでいる際には訳分かりませんでしたけど、そうした方面の要素もあるんですね。
原作には登場するのかな?
2話から顔を見せていた、宇宙部顧問・教師「登場楓」が1巻でのポイントになっています。
なかなか重要な役回りみたい。
ラスト部分を考えると、あるいは2巻からがメインとなるストーリーが展開されていくのかもしれません。
1巻の時点でアレコレ言うのは違うのかも。
ただ、そうとした場合は仕掛けが遅すぎです。
説明も全体的に不足しており、漫画で何が起こっているのかいまいち理解できません。
なんというか、知らぬ言語のテレビ番組を見ているような感覚。
(※ところどころ分かる、という感じね)
「森崎くるみ」センセのお力によって、コメディーほかサービスカット(ちょっとだけ)は良いモノありました。
「アクア」、「アリエス」のやり取りも面白いです。
ただ、終始うっすらとした霧に包まれてるみたいで、漫画に集中できませんでした。
原作のファン向けでしょう。
もともと全体ページは薄い上に宣伝あったので、それならばキャラ紹介とか、あらすじとか、一見さんにも優しい配慮が欲しかったです。
※「アリエス」・「アクア」、あやしい2人
この2人の関係もイマイチ分かりませんでした。
そう、こちらは手に優しい重量の、極薄単行本なんですね。
まるで絵本みたい。
全148ページでした。
(※ついこないだの「どっちもLOVE!?/木谷椎」は150ページ)
前述していますが、巻数表記から察せられるそのまま、お話は続くみたい。
そう考えると…全体話数との兼ね合いとか、はたまたPSP版の宣伝目的兼ねるとか、この時点での発売は大人の事情によるものかな。
どうせなら、もう5割増しくらい収録が欲しかったです。
原作のメインヒロインは、「アリエス」の方なんですね。
こちらの漫画版では、もう1人の主人公らしい「アクア」の視点で進んでいました。
時間的には最も後のお話になっているみたい。
はっちゃけて可愛らしい「アリエス」に対し、ちらほら影のある「アクア」
ミステリアスな言動と、ツインテールに黒の服装など、何かと目立つキャラです。
皆で海へ向かう2話での、「陽一くん」に跨って海へ入る彼女が好き。
「わっ、ヨーイチ型のうきわですっ!」
とか言われていました。
ちょっとえっちで羨ましいシチュエーションですね(笑)
彼女は泳げないようですし。
また、カバー裏で描かれていたように、「雑誌ではエロすぎてダメ」という部分ほか、雑誌上ではNGだった部分が単行本化にあたって差し替えられていました。
2話での着替え・温泉シーンにての全裸も、そういった差し替え部分なのかな。
軽くですが、しっかりバストトップまで描かれています。
個人的には、4話の「アリエス」が可愛いです。
相変わらずコメディー描写の巧い方。
バランス・濃淡など作画も安定しており、可愛らしい人物絵です。
原作よりも漫画ちっくですね。
先の「檜山大輔」センセ版がすらりと縦長なのに対し、こちらは丸っこい印象。
「アリエス」は完全に「森崎くるみ」センセっぽくなっていたと思います。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙での判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: キュートな絵柄で個性は強いものの、コメディー描写など巧い方です。
・話3: おそらく原作のファン向けだと思います。
・独3: 現時点では際立つモノなく、判断し辛いです。
合計:[11/15]
普通のヒロイン漫画とは違うのかな。
しかし、原作を知った前提っぽく不親切な構成であり、よく分からない印象のが強く、またサービスシーンも頻繁でなく…。
イマイチ刺さりませんでした。
2巻以降は面白くなる、もやもやが解消されるかもしれませんが…どうしよう。
ひまわり ―the Door into Summer― (1) (角川コミックス・エース 205-2) (2010/04/22) 森崎 くるみ 商品詳細を見る |
※参考1: PSPゲーム版
ひまわり -Pebble in the Sky - ポータブル(通常版) (2010/04/22) Sony PSP 商品詳細を見る |
※参考2: 「檜山大輔」センセ版
ひまわり 2 (ガンガンコミックスJOKER) (2010/02/22) ごぉ 商品詳細を見る |
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■あまみドコロ (睦茸)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に「あまみドコロ4」、
描き下ろし「あまみドコロS」
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「あまみドコロ」×5、
「いやしまい」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦茸(むつたけ)」センセの「あまみドコロ」です。
順序は違いますが、とりあえずお知らせから。
こちらの単行本「あまみドコロ」は、某書店での購入が絶対にオススメです。
「睦茸」センセのHPによると、購入特典として12ページの小冊子がついてくるのはそちらだけみたい。
ちょっとでも気になった方は、数に限りもあると思うので、書店までお急ぎ下さい。
1話分お得になります。
※体術に優れる「あまみさん」
簡単にはこんな感じの漫画です。
いきなり失礼しました。
本日はブログでは「ちちこき」を紹介していました「睦茸」センセです。
「あまみドコロ」は2冊目でいいのかな。
とにかく、表題作のヒロイン「小岩甘美(こいわ・あまみ)」につきる単行本だと思います。
この娘はイイ!!
後半の短編群も良いんですが、それらを霞ませるほどの魅力ある娘さんでした。
ひでるさん、冒頭のカラー原稿「あまみドコロR」の2ページで、早々と撃沈されてます。
似た感じのヒロインでは「ストレンジカインドオブウーマン」の「藤乃紫音さん」がいますが、それ以上の衝撃。
(※また「紫音さん」は2巻目からがちと違ったのよ)
抜群に良いですね。
単行本にはカバー裏の漫画「あまみドコロ4」を含めると、6話分が読めます。
前述しました小冊子は「にゃまみドコロ」ということで、猫耳な「あまみさん(※漫画中では平仮名表記が圧倒的に多い)」の漫画がもう1話読めるんですよ。
猫耳がお好きな方は無論のこと、そうでない方にも、
「浮気か、シンイチ」
…から始まる「あまみさん」がやたらめったら良いので、必見な漫画になっています。
昔馴染みの「小岩甘美」はキス魔でした。
場所が家や通学電車、学校でもお構いなく、また授業中からトイレ中まで、「上田新一」はむやみやたらにキスを受け続けていたのです。
あまりの頻繁さに、困っていた「シンイチ」
説得を試みたもののあっさり失敗、抵抗してみたところするりと抜けられ、”下劣な行為”という嘘についてはまったく効果がありません。
「こんなにドキドキして心地良い行為が下劣なわけないだろう?」
そんな調子の「あまみ」でしたが、逆に首筋へキスをしてみると…顔を真っ赤にして身悶えるという、意外な反応だったのです。
だいたいそんな感じ。
※キス魔な「あまみさん」
ラブラブな漫画は多くありましたが、こちらはまた独特でした。
特定ヒロインとの、ドロリと甘いラブラブな様が描かれる漫画です。
「睦茸」センセの絵はどちらかと言うと個性あるものでしたが、そんなんに彼女の独特なキャラクターがぴたりと合致して、非常に魅力的なヒロインに仕上がっていました。
完全に「あまみさん」の魅力で牽引していますね。
「可憐かつ、ちっこくてかわいい」
そんなんが、クラス男子の「あまみさん」評でした。
半開きな目と小さい口が特徴。
髪型は左右のみつ編みを頭後ろにてリボンで束ねるという独特なもの。
硬い独特な言い回しをしており、あまり表情を変えないような印象ですが、実は結構くるくると変化させていました。
「かなりでかいな」
そう自ら言っていた、巨乳の持ち主でもあります。
甘いのは苦手(※逆に「シンイチくん」は甘党のよう)らしく、よくぽりぽりと煎餅を食べてましたよ。
実際に付き合うこととなるのは、1話「あまみドコロ」から。
こちらはえっちでメロメロになってしまう「あまみさん」を堪能下さい。
キスについてはそれ以前から頻繁にしており、周囲ではほぼ公認カップルなようでした。
カラー原稿の「あまみドコロR」は、体育授業後に用具室でえっちする流れ(※「あまみさん」はブルマ姿)
ぎりぎりでクラスメイトが入ってくるという展開になっているんですが、いつもべったりとしたキスをしていたためか、軽く流されてました。
まぁ、あんなんラブラブにしか見えないですもんね。
※Hなキスと「あまみさん」
こうなった際の彼女がまた魅力的なんですよねー。
2話目「あまみドコロ2」でも、相変わらずべたべたしている2人。
前回、えっち(唇ではないキス)で、メロメロになってしまう「あまみさん」の弱点を発見した「シンイチくん」
「それがもう面白くて、かわいくて」
という台詞ありましたが、納得です。
されることに慣れていないのか”Hなほうのキス”を禁止したため、こちらでは「あまみさん」からのえっちパターンになってます。
胸使ったりしてましたよ。
風紀を乱す(笑)ということで停学処分を検討されてしまう「あまみドコロ3」
…まぁ、当然よね。
そんな訳で、キス禁止とされてしまった「あまみさん」です。
日の経過と共に、おかしくなっていく彼女が堪能できます。
「視界がもやもやする…」
とか言ってました。
こちらでは「あまみさん」が一人称になっているので注目。
やりたい放題、とか言われていた彼女の想いが描かれており、実に可愛いです。
この1話があるとないとでは大違いでしょう。
なお、「あまみさん」の執着っぷりに「シンイチくん」は女子から噂にされていたそうですが、そんなんいかにもありそうね。
そのほか、「あまみドコロ4」は「あまみさん」の妄想ネタ。
普段からあんな夢見てるのかな。
描き下ろし「あまみドコロS」は2人でお風呂に入るという羨ましいシチュエーションなんですが…髪を下ろした「あまみさん」が見られます。
これがまた新鮮で、ぐさーと刺さります。
後半の「あまみさん」はまた可愛いこと言ってましたねー。
なお、小冊子「にゃまみドコロ」は前述したように猫耳ネタなんですが、「あまみドコロ3」に続いて嫉妬する様がポイントです。
※左:品川あかり、右:まゆ・お姉ちゃん
どうしても左のコマを入れたかったので。うん、生きていけます。
ほか、「いやしまい」は2話の連続話。
巨乳な妹「まゆ」を中心に、兄・姉という3人の近親ものになっていました。
2話目の制服えっちがいいんですが、「まゆちゃん」とは逆に貧乳なお姉さんも見逃しがたいですね。
「こんな身体じゃタイムどころじゃないよう!」
とか言っていた、やたらな巨乳の水泳部「宮川」さんの「たぷとろすいむ」
シェイプアップのため、教師「本田」にオイルマッサージを依頼する…って、ずいぶん羨ましいな、それ。
「MAXあかり」は、眼鏡の「品川あかり」さん。
学年トップという秀才なようでしたけど、なかなかの非常識さん。
なかなか良いキャラになりそうで、1話だけなのがちと残念。
「やわらかアンリミテッド」は”会員特典の備品”という「ユキ」さん。
一発ネタですね。
「オッパイ専用の道具」とか言ってる「ユキさん」がこれまた独特で、素敵でした。
柔らかな線の絵柄。
収録の一部は、前巻「ちちこき」のようなすっきりとしたトーン処理です。
しかし、最近の絵柄(たぶん)は洗練されており、なんというか立体的な色彩になっていました。
斜めのコマ割りが多く、ごっちゃりと賑やかです。
幅広で曲線な輪郭、横長な目と小さい鼻・口という人物絵。
↓表紙・裏表紙に描かれているような、ふんわり・ぽよぽよとした巨乳も大きな特徴です。
かなりデフォルメが強く、「睦茸」センセ独自のバランス感覚でした。
ひでるさんは大丈夫でしたが、人は選ぶかもしれません。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的には5でいいんですが…。癖が強く、後半収録との差があるのでいちおう。
・話5: 連続話な「あまみドコロ1~3」ほか、番外編、他短編など高い完成度でした。
・独5: とにかく「あまみさん」な単行本でしょう。
合計:[14/15]
ここまで強く印象に残ったキャラは久しぶりでした。
これで終わりというのは、どうにも勿体ないです。
シチュエーションで描き続けることができそうなので、ぜひシリーズ展開してほしいですよ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に「あまみドコロ4」、
描き下ろし「あまみドコロS」
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「あまみドコロ」×5、
「いやしまい」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦茸(むつたけ)」センセの「あまみドコロ」です。
順序は違いますが、とりあえずお知らせから。
こちらの単行本「あまみドコロ」は、某書店での購入が絶対にオススメです。
「睦茸」センセのHPによると、購入特典として12ページの小冊子がついてくるのはそちらだけみたい。
ちょっとでも気になった方は、数に限りもあると思うので、書店までお急ぎ下さい。
1話分お得になります。
※体術に優れる「あまみさん」
簡単にはこんな感じの漫画です。
いきなり失礼しました。
本日はブログでは「ちちこき」を紹介していました「睦茸」センセです。
「あまみドコロ」は2冊目でいいのかな。
とにかく、表題作のヒロイン「小岩甘美(こいわ・あまみ)」につきる単行本だと思います。
この娘はイイ!!
後半の短編群も良いんですが、それらを霞ませるほどの魅力ある娘さんでした。
ひでるさん、冒頭のカラー原稿「あまみドコロR」の2ページで、早々と撃沈されてます。
似た感じのヒロインでは「ストレンジカインドオブウーマン」の「藤乃紫音さん」がいますが、それ以上の衝撃。
(※また「紫音さん」は2巻目からがちと違ったのよ)
抜群に良いですね。
単行本にはカバー裏の漫画「あまみドコロ4」を含めると、6話分が読めます。
前述しました小冊子は「にゃまみドコロ」ということで、猫耳な「あまみさん(※漫画中では平仮名表記が圧倒的に多い)」の漫画がもう1話読めるんですよ。
猫耳がお好きな方は無論のこと、そうでない方にも、
「浮気か、シンイチ」
…から始まる「あまみさん」がやたらめったら良いので、必見な漫画になっています。
昔馴染みの「小岩甘美」はキス魔でした。
場所が家や通学電車、学校でもお構いなく、また授業中からトイレ中まで、「上田新一」はむやみやたらにキスを受け続けていたのです。
あまりの頻繁さに、困っていた「シンイチ」
説得を試みたもののあっさり失敗、抵抗してみたところするりと抜けられ、”下劣な行為”という嘘についてはまったく効果がありません。
「こんなにドキドキして心地良い行為が下劣なわけないだろう?」
そんな調子の「あまみ」でしたが、逆に首筋へキスをしてみると…顔を真っ赤にして身悶えるという、意外な反応だったのです。
だいたいそんな感じ。
※キス魔な「あまみさん」
ラブラブな漫画は多くありましたが、こちらはまた独特でした。
特定ヒロインとの、ドロリと甘いラブラブな様が描かれる漫画です。
「睦茸」センセの絵はどちらかと言うと個性あるものでしたが、そんなんに彼女の独特なキャラクターがぴたりと合致して、非常に魅力的なヒロインに仕上がっていました。
完全に「あまみさん」の魅力で牽引していますね。
「可憐かつ、ちっこくてかわいい」
そんなんが、クラス男子の「あまみさん」評でした。
半開きな目と小さい口が特徴。
髪型は左右のみつ編みを頭後ろにてリボンで束ねるという独特なもの。
硬い独特な言い回しをしており、あまり表情を変えないような印象ですが、実は結構くるくると変化させていました。
「かなりでかいな」
そう自ら言っていた、巨乳の持ち主でもあります。
甘いのは苦手(※逆に「シンイチくん」は甘党のよう)らしく、よくぽりぽりと煎餅を食べてましたよ。
実際に付き合うこととなるのは、1話「あまみドコロ」から。
こちらはえっちでメロメロになってしまう「あまみさん」を堪能下さい。
キスについてはそれ以前から頻繁にしており、周囲ではほぼ公認カップルなようでした。
カラー原稿の「あまみドコロR」は、体育授業後に用具室でえっちする流れ(※「あまみさん」はブルマ姿)
ぎりぎりでクラスメイトが入ってくるという展開になっているんですが、いつもべったりとしたキスをしていたためか、軽く流されてました。
まぁ、あんなんラブラブにしか見えないですもんね。
※Hなキスと「あまみさん」
こうなった際の彼女がまた魅力的なんですよねー。
2話目「あまみドコロ2」でも、相変わらずべたべたしている2人。
前回、えっち(唇ではないキス)で、メロメロになってしまう「あまみさん」の弱点を発見した「シンイチくん」
「それがもう面白くて、かわいくて」
という台詞ありましたが、納得です。
されることに慣れていないのか”Hなほうのキス”を禁止したため、こちらでは「あまみさん」からのえっちパターンになってます。
胸使ったりしてましたよ。
風紀を乱す(笑)ということで停学処分を検討されてしまう「あまみドコロ3」
…まぁ、当然よね。
そんな訳で、キス禁止とされてしまった「あまみさん」です。
日の経過と共に、おかしくなっていく彼女が堪能できます。
「視界がもやもやする…」
とか言ってました。
こちらでは「あまみさん」が一人称になっているので注目。
やりたい放題、とか言われていた彼女の想いが描かれており、実に可愛いです。
この1話があるとないとでは大違いでしょう。
なお、「あまみさん」の執着っぷりに「シンイチくん」は女子から噂にされていたそうですが、そんなんいかにもありそうね。
そのほか、「あまみドコロ4」は「あまみさん」の妄想ネタ。
普段からあんな夢見てるのかな。
描き下ろし「あまみドコロS」は2人でお風呂に入るという羨ましいシチュエーションなんですが…髪を下ろした「あまみさん」が見られます。
これがまた新鮮で、ぐさーと刺さります。
後半の「あまみさん」はまた可愛いこと言ってましたねー。
なお、小冊子「にゃまみドコロ」は前述したように猫耳ネタなんですが、「あまみドコロ3」に続いて嫉妬する様がポイントです。
※左:品川あかり、右:まゆ・お姉ちゃん
どうしても左のコマを入れたかったので。うん、生きていけます。
ほか、「いやしまい」は2話の連続話。
巨乳な妹「まゆ」を中心に、兄・姉という3人の近親ものになっていました。
2話目の制服えっちがいいんですが、「まゆちゃん」とは逆に貧乳なお姉さんも見逃しがたいですね。
「こんな身体じゃタイムどころじゃないよう!」
とか言っていた、やたらな巨乳の水泳部「宮川」さんの「たぷとろすいむ」
シェイプアップのため、教師「本田」にオイルマッサージを依頼する…って、ずいぶん羨ましいな、それ。
「MAXあかり」は、眼鏡の「品川あかり」さん。
学年トップという秀才なようでしたけど、なかなかの非常識さん。
なかなか良いキャラになりそうで、1話だけなのがちと残念。
「やわらかアンリミテッド」は”会員特典の備品”という「ユキ」さん。
一発ネタですね。
「オッパイ専用の道具」とか言ってる「ユキさん」がこれまた独特で、素敵でした。
柔らかな線の絵柄。
収録の一部は、前巻「ちちこき」のようなすっきりとしたトーン処理です。
しかし、最近の絵柄(たぶん)は洗練されており、なんというか立体的な色彩になっていました。
斜めのコマ割りが多く、ごっちゃりと賑やかです。
幅広で曲線な輪郭、横長な目と小さい鼻・口という人物絵。
↓表紙・裏表紙に描かれているような、ふんわり・ぽよぽよとした巨乳も大きな特徴です。
かなりデフォルメが強く、「睦茸」センセ独自のバランス感覚でした。
ひでるさんは大丈夫でしたが、人は選ぶかもしれません。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的には5でいいんですが…。癖が強く、後半収録との差があるのでいちおう。
・話5: 連続話な「あまみドコロ1~3」ほか、番外編、他短編など高い完成度でした。
・独5: とにかく「あまみさん」な単行本でしょう。
合計:[14/15]
ここまで強く印象に残ったキャラは久しぶりでした。
これで終わりというのは、どうにも勿体ないです。
シチュエーションで描き続けることができそうなので、ぜひシリーズ展開してほしいですよ。
あまみドコロ (メガストアコミックスシリーズ No. 262) (2010/05/25) 睦茸 商品詳細を見る |
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tag : オイルマッサージ
■爆走彼女 むつきつとむ作品集 (むつきつとむ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・恋愛
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「爆走彼女 むつきつとむ作品集」です。
こちらでも何冊か紹介している「むつきつとむ」センセ。
最新刊は「爆走彼女 むつきつとむ作品集」でした。
HPでざーっと数えたところ、だいたい25冊目くらいの単行本。
すっかりお馴染みなので最近は気にならなくなっていますが、一般系なえっち漫画集。
まぁ、「むつきつとむ」センセはお話的にも絵的にも、このテリトリーが合っていると思いますけどね。
収録は全て短編。
似たタイトルがあったもののそれぞれに関連性はありません。
最近は続きモノばかりだったので、なんだか久しぶりですよ。
※左:逢坂日和、右:義姉「真矢さん」
収録では正統派ヒロインという2人。「日和さん」いいなぁ。
短編「ゆきの里」は雪女とのコメディーちっく話。
ひどく吹雪いて、遭難してしまった主人公「茂樹」はついに力尽きてしまいました。
しかし、ふと気付いた時には布団で寝ており…
「見てのとおり雪女じゃ」
里の主「雪」に助けられた彼は、その婿とされてしまったのです。
”一族復興のため子作り”と言われたものの彼女は見るからに幼く、大きくなるまで~とこの場を回避しようとした「茂樹」は軟禁されてしまったのでした。
ロリ妖怪ですね。
ほぼコメディーな漫画でしたが、キャラは「むつきつとむ」センセの画風とよく合っており、なかなか良い感じ。
こちらの「雪さん」は容姿ちんちくりんでも年齢高いという「北野たきびさん(※「荒井チェリー」センセ)」パターンではなく、本当に幼い様子でした。
なお、「茂樹くん」にそっち趣味がなかったため、彼女とはありません。
じっくり描いていけばまた魅力的なキャラクターになりそうでしたけどね。
ここでのえっち相手は、彼女と住んでいる「小雪」さん。
なかなか素敵なおっぱい具合で、丁度よいくらいのヒロイン。
目覚めた「茂樹くん」はなんとなく手を伸ばしていましたが、まるで抵抗せず受け入れていたのが印象的でした。
お人好しな感じです。
それがため、彼の作戦にまんまと引っ掛かっており、ちょっとした縛りプレイみたいなえっちに流れていました。
最後までコメディーなそちらと違い、「夏休みは終わらない…」はちょっとミステリアスな短編。
肝試しに旧校舎へと出掛けた「坂木」くんと「ヨーコ」さん。
しかし、大量の雨が降り、雷まで鳴るなど、天候は最悪で半ばそこに閉じ込められてしまったのです。
これはちと切ない話ですねー。
漫画の開始時点で…………なんですよね。
たまに「ヨーコさん」が見せていた、ちらほらと怪しげな言動は「坂木くん」に気付かせてあげようとしていたのかな。
最終ページにて明らかになる事実にびっくりして下さい。
※左:尚美さん、右:雪さん
収録では変化球ヒロインな2人。「尚美さん」はびっくりしただろうなぁ。
よく似たタイトル「夏休みは終わらない(仮)」
連続とか関連性はありません。
「石田一樹」、「逢坂日和」という初々しいカップルの、夏休みの思い出な短編。
収録でひでるさんが最もプッシュするお話です。
田舎な風景と方言から、ノスタルジー溢れるものとなっていました。
特に冒頭部分。
山に入っていた「一樹くん」は1人川にいる「日和さん」を発見するんですが…いきなりスクール水着を脱いだりして…。
うわわ、日焼け跡が最高。
特にこちらの「日和さん」はショートカットでスポーツ少女っぽく、見事なお尻と素晴らしい貧乳っぷりでした。
性格的にもはっちゃけていて、可愛いです。
そちらより都会なようでしたが、短編「夏の花火」も花火大会・浴衣というキーワードがためなんだか懐かしい感じ。
「ユウ」くんと義姉「真矢」さんというカップルです。
眼鏡な「真矢さん」はちょっと浮世離れした感じ。
思春期な彼には気の毒なくらいのアピール具合で、親の再婚から弟できて嬉しい~を飛び越えていました。
「お姉ちゃんと海へ泳ぎにいこ~か」
とか誘われていましたけど、そっち展開でも良かったかなぁ。
タイトルそのまま花火を見に行くこととなるんですが、浴衣姿がまたヤバイくらい似合っていました。
海は混んでいるということで、山へ向かっているんですが…あれはお誘いですかね。
できれば「真矢さん」視点でも見てみたい感じです。
もう1つ夏関係の短編「夏が来る前に…」はカラー原稿のある短編。
「友也」くんと「綾」ちゃんという幼馴染みなカップルです。
眼鏡でちんちくりんで、年齢とは裏腹にロリっぽい「綾ちゃん」
下手すると捕まりそう。
なにげに女の子しており、過去に「友也くん」が見てしまったというアレは、なかなか衝撃的。
うーん、彼の気持ちはよく分かるなぁ。
やや遠回りでしたが、とりあえずはうまくいったようでなにより。
雨でしたし、タイトルから単純に考えて6月頃ですかね?
表題作の「暴走彼女」は、かなりオカしい妹「ナオ」ちゃん。
血縁ながらお兄ちゃんにラブラブで、色々とサインを出し続けていた彼女。
ことごとく結果には結びつかず、我慢の限界に達した「ナオちゃん」はついに実力行使に出たのです。
コメディー近親ネタですか。
”本日のメニュー”とか面白い娘さんなんですが、一線級な妹キャラ「高梨奈緒(※「草野紅壱」センセ)」、「奈津メグ(※「けものの★」センセ)」らと比べるとだいぶ弱いかなぁ。
性格的にも搦め手から攻めるのは不得意そうでしたが。
※妹「ナオちゃん」
こんな感じに直球な娘さんでした。お兄ちゃんが引いてます。
本人がソレに気付いていない、という実に面白いアプローチの「猫耳彼女」
主人公「貴生」くんが会社から帰ると、出迎えた「尚美」さんの頭に猫耳、お尻にしっぽが生えていたのでした。
しかも、どうやら本人はそんな異常事態に気付いていない様子。
幻覚を疑っていた彼に、お風呂場から着替え途中で戻った彼女は自らの変化をようやく理解したのです。
これは良いコメディーですね。
特に気付いた「尚美さん」の反応は最高。
半ばヤケクソになっていました。
えっちの際に、やっぱり尻尾は気になりますよね。
漫画でも「貴生くん」がしっかりチェックしているので、お楽しみに。
なお、1ページ目でぴきーん★ときたら勘の良い人だと思います。
「新春彼女」は現在の彼女「美穂」さんと、元彼女という「香奈」さんの鉢合わせネタ。
ちょっとドキドキ(笑)
こんなんは「むつきつとむ」センセが最も得意としている漫画ですね。
「香奈さん」が非常に良い味を出していました。
双子姉妹「海」さん、「陸」さん、と、隣に引っ越してきた「吉田空」さんの短編「空~ソラ~」
百合漫画ちっくに進んでいましたが、とある秘密が。
おおぅ、そんなネタでしたか。
まぁ、あれだけ可愛いなら、何があってもいいでしょうねー。
すっきり・柔らかな絵柄はいつも通り。
初出はなかったので詳しい時期は分かりませんが、安定しています。
「夏休みは終わらない~」の2話を筆頭に、特に夏関係の短編らはシリアス描写もあるためか良い描き込み具合でした。
中でも「日和さん」のエピソードは非常に雰囲気が出ていますね。
漫画も相変わらず巧いです。
人物絵はちょっとロリ寄りなので、やや人を選ぶかもしれません。
そのあたりに違和感ないなら、全然問題はないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やはり漫画の巧い方です。絵柄は好き嫌いあるかもしれませんが…。
・話4: 恋愛からコメディー、姉妹ほか妖怪モノまで、色々でしたが完成度の高い短編で揃ってました。
・独3: 全体平均するとこのくらいかなぁ…。「猫耳彼女」は驚きでした。
合計:[11/15]
なお、↓表紙はなんだかアニメちっくで、「むつきつとむ」センセの白黒絵の味わいが発揮されていません。
判断には難しいので注意下さい。
「小あくま天使~桃色系」とか、「快感温度n℃[完結]」を探してそちらを参照するのが良いかと。
★「むつきつとむ」センセの漫画紹介記事 ※下記は全て一般単行本。
「オンラインな彼女」
中編、短編集。チャットと現実が別人のような女性の話がメインです。
「快感温度n℃」 「快感温度n℃[完結]」
全2巻。温泉宿が舞台のラブコメストーリー。
「桃色ぴ~ナッツ」
全2巻。下宿する大学生の女性4名と大家兄弟の恋愛話。
「いきなり☆ねこキック」
1巻発売中。猫耳少女を「ちゃろ」と麻木家姉弟の恋愛話。
「ロマンス地獄」
1巻完結。 喫茶店「浪漫棲」を経営する姉妹との恋愛話。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・恋愛
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「むつきつとむ」センセの「爆走彼女 むつきつとむ作品集」です。
こちらでも何冊か紹介している「むつきつとむ」センセ。
最新刊は「爆走彼女 むつきつとむ作品集」でした。
HPでざーっと数えたところ、だいたい25冊目くらいの単行本。
すっかりお馴染みなので最近は気にならなくなっていますが、一般系なえっち漫画集。
まぁ、「むつきつとむ」センセはお話的にも絵的にも、このテリトリーが合っていると思いますけどね。
収録は全て短編。
似たタイトルがあったもののそれぞれに関連性はありません。
最近は続きモノばかりだったので、なんだか久しぶりですよ。
※左:逢坂日和、右:義姉「真矢さん」
収録では正統派ヒロインという2人。「日和さん」いいなぁ。
短編「ゆきの里」は雪女とのコメディーちっく話。
ひどく吹雪いて、遭難してしまった主人公「茂樹」はついに力尽きてしまいました。
しかし、ふと気付いた時には布団で寝ており…
「見てのとおり雪女じゃ」
里の主「雪」に助けられた彼は、その婿とされてしまったのです。
”一族復興のため子作り”と言われたものの彼女は見るからに幼く、大きくなるまで~とこの場を回避しようとした「茂樹」は軟禁されてしまったのでした。
ロリ妖怪ですね。
ほぼコメディーな漫画でしたが、キャラは「むつきつとむ」センセの画風とよく合っており、なかなか良い感じ。
こちらの「雪さん」は容姿ちんちくりんでも年齢高いという「北野たきびさん(※「荒井チェリー」センセ)」パターンではなく、本当に幼い様子でした。
なお、「茂樹くん」にそっち趣味がなかったため、彼女とはありません。
じっくり描いていけばまた魅力的なキャラクターになりそうでしたけどね。
ここでのえっち相手は、彼女と住んでいる「小雪」さん。
なかなか素敵なおっぱい具合で、丁度よいくらいのヒロイン。
目覚めた「茂樹くん」はなんとなく手を伸ばしていましたが、まるで抵抗せず受け入れていたのが印象的でした。
お人好しな感じです。
それがため、彼の作戦にまんまと引っ掛かっており、ちょっとした縛りプレイみたいなえっちに流れていました。
最後までコメディーなそちらと違い、「夏休みは終わらない…」はちょっとミステリアスな短編。
肝試しに旧校舎へと出掛けた「坂木」くんと「ヨーコ」さん。
しかし、大量の雨が降り、雷まで鳴るなど、天候は最悪で半ばそこに閉じ込められてしまったのです。
これはちと切ない話ですねー。
漫画の開始時点で…………なんですよね。
たまに「ヨーコさん」が見せていた、ちらほらと怪しげな言動は「坂木くん」に気付かせてあげようとしていたのかな。
最終ページにて明らかになる事実にびっくりして下さい。
※左:尚美さん、右:雪さん
収録では変化球ヒロインな2人。「尚美さん」はびっくりしただろうなぁ。
よく似たタイトル「夏休みは終わらない(仮)」
連続とか関連性はありません。
「石田一樹」、「逢坂日和」という初々しいカップルの、夏休みの思い出な短編。
収録でひでるさんが最もプッシュするお話です。
田舎な風景と方言から、ノスタルジー溢れるものとなっていました。
特に冒頭部分。
山に入っていた「一樹くん」は1人川にいる「日和さん」を発見するんですが…いきなりスクール水着を脱いだりして…。
うわわ、日焼け跡が最高。
特にこちらの「日和さん」はショートカットでスポーツ少女っぽく、見事なお尻と素晴らしい貧乳っぷりでした。
性格的にもはっちゃけていて、可愛いです。
そちらより都会なようでしたが、短編「夏の花火」も花火大会・浴衣というキーワードがためなんだか懐かしい感じ。
「ユウ」くんと義姉「真矢」さんというカップルです。
眼鏡な「真矢さん」はちょっと浮世離れした感じ。
思春期な彼には気の毒なくらいのアピール具合で、親の再婚から弟できて嬉しい~を飛び越えていました。
「お姉ちゃんと海へ泳ぎにいこ~か」
とか誘われていましたけど、そっち展開でも良かったかなぁ。
タイトルそのまま花火を見に行くこととなるんですが、浴衣姿がまたヤバイくらい似合っていました。
海は混んでいるということで、山へ向かっているんですが…あれはお誘いですかね。
できれば「真矢さん」視点でも見てみたい感じです。
もう1つ夏関係の短編「夏が来る前に…」はカラー原稿のある短編。
「友也」くんと「綾」ちゃんという幼馴染みなカップルです。
眼鏡でちんちくりんで、年齢とは裏腹にロリっぽい「綾ちゃん」
下手すると捕まりそう。
なにげに女の子しており、過去に「友也くん」が見てしまったというアレは、なかなか衝撃的。
うーん、彼の気持ちはよく分かるなぁ。
やや遠回りでしたが、とりあえずはうまくいったようでなにより。
雨でしたし、タイトルから単純に考えて6月頃ですかね?
表題作の「暴走彼女」は、かなりオカしい妹「ナオ」ちゃん。
血縁ながらお兄ちゃんにラブラブで、色々とサインを出し続けていた彼女。
ことごとく結果には結びつかず、我慢の限界に達した「ナオちゃん」はついに実力行使に出たのです。
コメディー近親ネタですか。
”本日のメニュー”とか面白い娘さんなんですが、一線級な妹キャラ「高梨奈緒(※「草野紅壱」センセ)」、「奈津メグ(※「けものの★」センセ)」らと比べるとだいぶ弱いかなぁ。
性格的にも搦め手から攻めるのは不得意そうでしたが。
※妹「ナオちゃん」
こんな感じに直球な娘さんでした。お兄ちゃんが引いてます。
本人がソレに気付いていない、という実に面白いアプローチの「猫耳彼女」
主人公「貴生」くんが会社から帰ると、出迎えた「尚美」さんの頭に猫耳、お尻にしっぽが生えていたのでした。
しかも、どうやら本人はそんな異常事態に気付いていない様子。
幻覚を疑っていた彼に、お風呂場から着替え途中で戻った彼女は自らの変化をようやく理解したのです。
これは良いコメディーですね。
特に気付いた「尚美さん」の反応は最高。
半ばヤケクソになっていました。
えっちの際に、やっぱり尻尾は気になりますよね。
漫画でも「貴生くん」がしっかりチェックしているので、お楽しみに。
なお、1ページ目でぴきーん★ときたら勘の良い人だと思います。
「新春彼女」は現在の彼女「美穂」さんと、元彼女という「香奈」さんの鉢合わせネタ。
ちょっとドキドキ(笑)
こんなんは「むつきつとむ」センセが最も得意としている漫画ですね。
「香奈さん」が非常に良い味を出していました。
双子姉妹「海」さん、「陸」さん、と、隣に引っ越してきた「吉田空」さんの短編「空~ソラ~」
百合漫画ちっくに進んでいましたが、とある秘密が。
おおぅ、そんなネタでしたか。
まぁ、あれだけ可愛いなら、何があってもいいでしょうねー。
すっきり・柔らかな絵柄はいつも通り。
初出はなかったので詳しい時期は分かりませんが、安定しています。
「夏休みは終わらない~」の2話を筆頭に、特に夏関係の短編らはシリアス描写もあるためか良い描き込み具合でした。
中でも「日和さん」のエピソードは非常に雰囲気が出ていますね。
漫画も相変わらず巧いです。
人物絵はちょっとロリ寄りなので、やや人を選ぶかもしれません。
そのあたりに違和感ないなら、全然問題はないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: やはり漫画の巧い方です。絵柄は好き嫌いあるかもしれませんが…。
・話4: 恋愛からコメディー、姉妹ほか妖怪モノまで、色々でしたが完成度の高い短編で揃ってました。
・独3: 全体平均するとこのくらいかなぁ…。「猫耳彼女」は驚きでした。
合計:[11/15]
なお、↓表紙はなんだかアニメちっくで、「むつきつとむ」センセの白黒絵の味わいが発揮されていません。
判断には難しいので注意下さい。
「小あくま天使~桃色系」とか、「快感温度n℃[完結]」を探してそちらを参照するのが良いかと。
爆走彼女 (マンサンコミックス) (2010/04/28) むつき つとむ 商品詳細を見る |
★「むつきつとむ」センセの漫画紹介記事 ※下記は全て一般単行本。
「オンラインな彼女」
中編、短編集。チャットと現実が別人のような女性の話がメインです。
「快感温度n℃」 「快感温度n℃[完結]」
全2巻。温泉宿が舞台のラブコメストーリー。
「桃色ぴ~ナッツ」
全2巻。下宿する大学生の女性4名と大家兄弟の恋愛話。
「いきなり☆ねこキック」
1巻発売中。猫耳少女を「ちゃろ」と麻木家姉弟の恋愛話。
「ロマンス地獄」
1巻完結。 喫茶店「浪漫棲」を経営する姉妹との恋愛話。
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■踏まれてみたい? (木工用ボンド)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・着衣えっち
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、玄バレ・ネタ絵、
アシスタントページ、おまけマンガ「リンと昇のその後」
・その他: カラー(8P)、短編×13(うち「玄江学園女子バレー部」×3+番外編)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木工用ボンド(もっこうよう・ぼんど)」センセの「踏まれてみたい?」です。
うまく横ラインに表示できないので、こちらに掲載。
…コレって良くない?
実にステキ風情ですよねー。
ノスタルジーですよねー。
貯金するかはともかく(笑)、単に飾っておくだけでも良い雰囲気だと思います。
最大の問題は、そのスペースがあるかどうかなんですが…。
さて、こちらでは「君ってドMでしょ」を紹介している「木工用ボンド」センセ。
たぶん14冊目という「踏まれてみたい?」です。
メインの中編と短編という構成。
毎度ながらフェチっぽさは強く、ひでるさん的に刺さるんですが…漫画としてはちょっと変化球な単行本です。
事前に合うかどうかのチェックをオススメしておきます。
単行本のメイン「玄江学園女子バレー部」は全4話、さらに「玄バレ番外編」とおまけもそちらです。
バレーのユニフォームとか、ブルマとかがお好きな方には大プッシュでオススメ。
漫画はちらほらとしか見かけないですもんね。
実際のところカラーで見られる絵は↓表紙だけなんですが、白黒絵でも色は薄めでそれっぽくなってました。
あれ、ちゃんと赤色に感じるから不思議よねー。
ひでるさんは言うほど好きではないですが(←嫌いでもないけど)、たぶん、普通の紺色ブルマとは、また違った刺さり方していると思います。
需要は完全に別モノでしょう。たぶん。
※左:バレー部の面々、右:南雲リン
このユニフォームですね。個性的なヒロインらにも注目。
バレーの練習試合で県内トップという「玄江学園」に無得点なまま敗北した「阿部西学園」
そこでキャプテンの「前原」は、マネージャー「田之上昇」に無理やり潜入調査を命じたのです。
しかし、あっさりと露見し、玄江バレー部の面々にぐるり取り囲まれた彼は…メンバーのおもちゃにされてしまうのでした。
だいたいそんな導入。
ストーリーのある、ラブコメ中編ですね。
バレーの6名という人数はえっち中編では適度なくらいだと思います。
さほど個性にカブった点なく、見分けもし易く、また覚えやすいので。
(※合間のページにはキャラ比較絵もあり、ブログ書く側としてもラクチン)
1話は、それこそバレーのユニフォームな面々との複数。
えっちのメインは「リーゼ・アンダーソン」、「木多瞳」、「伊東真昼」の3名です。
完全にされるがままで、アレは羨ましいような、そうでないような…(笑)
「伊東小夜」・「伊東真昼」のゴスロリえっちがカラーになっている2話目。
メインは前回あぶれていた、キャプテン「錦織千寿」
ビーチでの練習になっており、それぞれは個性的な水着でした。
なお、この回からちらほらと「南雲リン」さんが目立っていましたが、3話…というより、漫画自体のメインヒロインは彼女。
↓表紙の娘さんですね。
ここまでえっちには参加していなかった、チーム最高身長という巨大な彼女。
部屋番号順で「昇くん」を部屋に泊めることとなっており、こちらでは「リンさん」の番なのでした。
ああした、複数ヒロインがガツガツえっちに走るお話は、逆に控え目な方が刺さるでしょう。
ちょっとコンプレックスに感じているところもあり、そこがまた可愛らしいのです。
部屋で2人きりという絶好のシチュエーションなんですが、ここでもあーした偶然がなければ、何事もなく一晩が過ぎていたでしょうねー。
最終4話はちょっとイイお話。
おそらく、あの行動が彼の心を揺らしたんだろうなぁ。
前回は部屋着でしたが、こちらはバレーのユニフォームの「リンさん」です。
待ってました。
「玄バレ番外編」では、メイド服姿の「リンさん」
あの似合ってなさが刺さるでしょう。
彼女がまたあーいった性格なのが良いですね。可愛いと思います。
また、他ヒロインらも皆個性的だったので、こうした日常の1カットみたいなのも楽しいですね。
カップルにおさまった2人はいいとして、もうちょっと彼女らの漫画を見たいですよ。
※「ママミズギ」のお母さま
かなりキツいようでした。わはは。
収録のうち、「オナティッシュ」が冒頭話。
お姉ちゃんとの近親ネタでしたが、こちらの売りはやっぱり姉「樹生」さんのシマパン。
これは、カラーページの良さを存分に利用した感じですねー。
たぶん、「木工用ボンド」センセのファンはこの時点で小躍りを始めるでしょう。
本編でもシマパンを着用していたほか、メイン部分では競泳水着。
なんのかんの言ってたものの、弟「元都」くんにメロメロにされています。
「裸はぜったいに見せないからね…」
そんなことを「樹生さん」は言っていました。
なるほど、ラブラブでない姉弟近親での着衣えっちは、なんだかリアルっぽくて相性は良いかも。
なお、やっぱり水着ネタの多い単行本に仕上がっています。
「黒猫のタンゴ」はスクール水着。
教師「高橋」と付き合う、スポーツ少女「木内」さん。
学校でのえっちを盗撮され、屋上に呼び出されたのでした。
既にケンカで何度か停学をしていた「木内さん」
写真に顔ははっきり写っていないこともあり、脅迫する「安田」くんには屈しなかったんですが…逆にはっきり顔が写っていた「高橋」を守るため、彼に従うこととしたのです。
先の姉「樹生さん」と同じく、強い女性。
好きな相手のために自らを犠牲にするというのは健気で良いですね。
あー見えて、そういった部分はちゃんとしてそうな娘だからなぁ。
冒頭には先生との甘いえっちが描かれており、後半のソレとの差になっていました。
また日焼け・スクール水着という黒に対して、白い髪とちらりと見える日焼け跡が素敵です。
(※脱がさないため、本当にチラリという具合)
「せせらぎ」、「泳いでないのに濡れちゃった」、「ママミズギ」という3話は競泳水着。
ノスタルジー感のある「せせらぎ」は、近所の河原にて従兄弟「善樹」・「巧海」と「桃」さん。
解説にもありましたが、こちらの注目はうっすらと見えるウロコ柄。
つるりとした質感が表現されてます。
体育教師「真由」先生と「河内」くんの「泳いでないのに濡れちゃった」
彼のリクエストに応じての水着ですね。
後半ではお尻も許してくれました。
ラブですよ。
「ママミズギ」はタイトルそのまま、母と「悟」くんの近親。
スイミングへの復帰を考え、試しに水着を着てみたというパターンです。
子供を生みたてなので…実は母乳ネタでもありました。
ごく当たり前のようにえっちへ発展していましたけど、まさか妹さんはコイツの娘じゃーないだろうな。
この漫画はオチが好き。
※左:姉「樹生さん」、右:叔母「絵美さん」
実はこの2話もお気に入りです。「絵美さん」はいいよね。
ほか、「捕食者」は彼女の妹「心」ちゃんとのえっち。
ツインテールなロリちっくキャラなんですが…外見の可愛さとは裏腹にSなのでした。
顔面騎乗とかされてましたよ。
「爪先まで愛して」はパンスト話。
叔母「絵美」さんと「春人」くんですね。
眼鏡で知的な雰囲気の「絵美さん」なんですが…むちっとした色っぽい脚でした。
御褒美にいきなりソレを要求し、”マニアック”とか言われてましたけど、あれは仕方ないでしょう。
また黒の下着がいいんだなぁ。
「ウサギのダンス」はバニーコスチューム。
「いすず」くんとお隣の人妻「松尾」さんは「君ってドMでしょ」に収録されている「デリチェリ」からの再登場。
1、2コマはひっかけでしたが、ちゃんと彼女もバニー衣装でひと安心(笑)
こちらも着ている状態がもっともえっちくさいため、着衣ネタとの相性は良く感じました。
しっかりとした強い線の絵柄。
濃淡は適度なくらいだと思いますが、強い線と黒、また比較的ごっちゃり傾向なので、画面は濃い雰囲気です。
乱れ・崩れもありませんでした。
背景・引き絵など、かなりあっさりとしたコマも散見されるんですが、キャラ絵と合っているためか気になりません。
しっかりとした鼻筋のある、鋭角気味なキャラ絵。
健康的な肉付き加減で、ちらほら強調されている太ももあたりは秀逸です。
またお好きなだけあって、水着の質感は群を抜いてます。
前述したようにバレーのユニフォームとか、水着がお好きならばぐっさー刺さると思います。
後は、着たまんまという描き方を許容できるか、どうかでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ひでるさんはストライクゾーンです。癖は強めなので、好みで真っ二つに分かれるかも。
・話4: 短編も良かったですが、やはりメイン中編。良いキャラが揃っていました。
・独5: 願望丸出し、と書かれていましたがその通り。趣味の合う方向けでしょう。
合計:[14/15]
判断には裏表紙のカット絵、または「クロエ出版」さんのHPが参考になるでしょう。
裏表紙に描かれていた「リーゼさん」の腰からお尻にかけては…ちょっと見逃せないくらいに良い感じでしたよ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・着衣えっち
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、玄バレ・ネタ絵、
アシスタントページ、おまけマンガ「リンと昇のその後」
・その他: カラー(8P)、短編×13(うち「玄江学園女子バレー部」×3+番外編)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木工用ボンド(もっこうよう・ぼんど)」センセの「踏まれてみたい?」です。
うまく横ラインに表示できないので、こちらに掲載。
駄菓子屋ゲーム貯金箱 (2010/05/20) バンダイ 商品詳細を見る |
…コレって良くない?
実にステキ風情ですよねー。
ノスタルジーですよねー。
貯金するかはともかく(笑)、単に飾っておくだけでも良い雰囲気だと思います。
最大の問題は、そのスペースがあるかどうかなんですが…。
さて、こちらでは「君ってドMでしょ」を紹介している「木工用ボンド」センセ。
たぶん14冊目という「踏まれてみたい?」です。
メインの中編と短編という構成。
毎度ながらフェチっぽさは強く、ひでるさん的に刺さるんですが…漫画としてはちょっと変化球な単行本です。
事前に合うかどうかのチェックをオススメしておきます。
単行本のメイン「玄江学園女子バレー部」は全4話、さらに「玄バレ番外編」とおまけもそちらです。
バレーのユニフォームとか、ブルマとかがお好きな方には大プッシュでオススメ。
漫画はちらほらとしか見かけないですもんね。
実際のところカラーで見られる絵は↓表紙だけなんですが、白黒絵でも色は薄めでそれっぽくなってました。
あれ、ちゃんと赤色に感じるから不思議よねー。
ひでるさんは言うほど好きではないですが(←嫌いでもないけど)、たぶん、普通の紺色ブルマとは、また違った刺さり方していると思います。
需要は完全に別モノでしょう。たぶん。
※左:バレー部の面々、右:南雲リン
このユニフォームですね。個性的なヒロインらにも注目。
バレーの練習試合で県内トップという「玄江学園」に無得点なまま敗北した「阿部西学園」
そこでキャプテンの「前原」は、マネージャー「田之上昇」に無理やり潜入調査を命じたのです。
しかし、あっさりと露見し、玄江バレー部の面々にぐるり取り囲まれた彼は…メンバーのおもちゃにされてしまうのでした。
だいたいそんな導入。
ストーリーのある、ラブコメ中編ですね。
バレーの6名という人数はえっち中編では適度なくらいだと思います。
さほど個性にカブった点なく、見分けもし易く、また覚えやすいので。
(※合間のページにはキャラ比較絵もあり、ブログ書く側としてもラクチン)
1話は、それこそバレーのユニフォームな面々との複数。
えっちのメインは「リーゼ・アンダーソン」、「木多瞳」、「伊東真昼」の3名です。
完全にされるがままで、アレは羨ましいような、そうでないような…(笑)
「伊東小夜」・「伊東真昼」のゴスロリえっちがカラーになっている2話目。
メインは前回あぶれていた、キャプテン「錦織千寿」
ビーチでの練習になっており、それぞれは個性的な水着でした。
なお、この回からちらほらと「南雲リン」さんが目立っていましたが、3話…というより、漫画自体のメインヒロインは彼女。
↓表紙の娘さんですね。
ここまでえっちには参加していなかった、チーム最高身長という巨大な彼女。
部屋番号順で「昇くん」を部屋に泊めることとなっており、こちらでは「リンさん」の番なのでした。
ああした、複数ヒロインがガツガツえっちに走るお話は、逆に控え目な方が刺さるでしょう。
ちょっとコンプレックスに感じているところもあり、そこがまた可愛らしいのです。
部屋で2人きりという絶好のシチュエーションなんですが、ここでもあーした偶然がなければ、何事もなく一晩が過ぎていたでしょうねー。
最終4話はちょっとイイお話。
おそらく、あの行動が彼の心を揺らしたんだろうなぁ。
前回は部屋着でしたが、こちらはバレーのユニフォームの「リンさん」です。
待ってました。
「玄バレ番外編」では、メイド服姿の「リンさん」
あの似合ってなさが刺さるでしょう。
彼女がまたあーいった性格なのが良いですね。可愛いと思います。
また、他ヒロインらも皆個性的だったので、こうした日常の1カットみたいなのも楽しいですね。
カップルにおさまった2人はいいとして、もうちょっと彼女らの漫画を見たいですよ。
※「ママミズギ」のお母さま
かなりキツいようでした。わはは。
収録のうち、「オナティッシュ」が冒頭話。
お姉ちゃんとの近親ネタでしたが、こちらの売りはやっぱり姉「樹生」さんのシマパン。
これは、カラーページの良さを存分に利用した感じですねー。
たぶん、「木工用ボンド」センセのファンはこの時点で小躍りを始めるでしょう。
本編でもシマパンを着用していたほか、メイン部分では競泳水着。
なんのかんの言ってたものの、弟「元都」くんにメロメロにされています。
「裸はぜったいに見せないからね…」
そんなことを「樹生さん」は言っていました。
なるほど、ラブラブでない姉弟近親での着衣えっちは、なんだかリアルっぽくて相性は良いかも。
なお、やっぱり水着ネタの多い単行本に仕上がっています。
「黒猫のタンゴ」はスクール水着。
教師「高橋」と付き合う、スポーツ少女「木内」さん。
学校でのえっちを盗撮され、屋上に呼び出されたのでした。
既にケンカで何度か停学をしていた「木内さん」
写真に顔ははっきり写っていないこともあり、脅迫する「安田」くんには屈しなかったんですが…逆にはっきり顔が写っていた「高橋」を守るため、彼に従うこととしたのです。
先の姉「樹生さん」と同じく、強い女性。
好きな相手のために自らを犠牲にするというのは健気で良いですね。
あー見えて、そういった部分はちゃんとしてそうな娘だからなぁ。
冒頭には先生との甘いえっちが描かれており、後半のソレとの差になっていました。
また日焼け・スクール水着という黒に対して、白い髪とちらりと見える日焼け跡が素敵です。
(※脱がさないため、本当にチラリという具合)
「せせらぎ」、「泳いでないのに濡れちゃった」、「ママミズギ」という3話は競泳水着。
ノスタルジー感のある「せせらぎ」は、近所の河原にて従兄弟「善樹」・「巧海」と「桃」さん。
解説にもありましたが、こちらの注目はうっすらと見えるウロコ柄。
つるりとした質感が表現されてます。
体育教師「真由」先生と「河内」くんの「泳いでないのに濡れちゃった」
彼のリクエストに応じての水着ですね。
後半ではお尻も許してくれました。
ラブですよ。
「ママミズギ」はタイトルそのまま、母と「悟」くんの近親。
スイミングへの復帰を考え、試しに水着を着てみたというパターンです。
子供を生みたてなので…実は母乳ネタでもありました。
ごく当たり前のようにえっちへ発展していましたけど、まさか妹さんはコイツの娘じゃーないだろうな。
この漫画はオチが好き。
※左:姉「樹生さん」、右:叔母「絵美さん」
実はこの2話もお気に入りです。「絵美さん」はいいよね。
ほか、「捕食者」は彼女の妹「心」ちゃんとのえっち。
ツインテールなロリちっくキャラなんですが…外見の可愛さとは裏腹にSなのでした。
顔面騎乗とかされてましたよ。
「爪先まで愛して」はパンスト話。
叔母「絵美」さんと「春人」くんですね。
眼鏡で知的な雰囲気の「絵美さん」なんですが…むちっとした色っぽい脚でした。
御褒美にいきなりソレを要求し、”マニアック”とか言われてましたけど、あれは仕方ないでしょう。
また黒の下着がいいんだなぁ。
「ウサギのダンス」はバニーコスチューム。
「いすず」くんとお隣の人妻「松尾」さんは「君ってドMでしょ」に収録されている「デリチェリ」からの再登場。
1、2コマはひっかけでしたが、ちゃんと彼女もバニー衣装でひと安心(笑)
こちらも着ている状態がもっともえっちくさいため、着衣ネタとの相性は良く感じました。
しっかりとした強い線の絵柄。
濃淡は適度なくらいだと思いますが、強い線と黒、また比較的ごっちゃり傾向なので、画面は濃い雰囲気です。
乱れ・崩れもありませんでした。
背景・引き絵など、かなりあっさりとしたコマも散見されるんですが、キャラ絵と合っているためか気になりません。
しっかりとした鼻筋のある、鋭角気味なキャラ絵。
健康的な肉付き加減で、ちらほら強調されている太ももあたりは秀逸です。
またお好きなだけあって、水着の質感は群を抜いてます。
前述したようにバレーのユニフォームとか、水着がお好きならばぐっさー刺さると思います。
後は、着たまんまという描き方を許容できるか、どうかでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ひでるさんはストライクゾーンです。癖は強めなので、好みで真っ二つに分かれるかも。
・話4: 短編も良かったですが、やはりメイン中編。良いキャラが揃っていました。
・独5: 願望丸出し、と書かれていましたがその通り。趣味の合う方向けでしょう。
合計:[14/15]
判断には裏表紙のカット絵、または「クロエ出版」さんのHPが参考になるでしょう。
裏表紙に描かれていた「リーゼさん」の腰からお尻にかけては…ちょっと見逃せないくらいに良い感じでしたよ。
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■いっぱいはいってるヨ (水島空彦)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・貧乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に「さくひんかいせちゅ。」、
描き下ろし「おにいちゃんがいっぱい」
・その他: カラー(6P)、短編×16(うち「だぶらぶ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水島空彦(みずしま・そらひこ)」センセの「いっぱいはいってるヨ」です。
たっぷり16話ほど収録された単行本。
なかなかのボリュームです。
描き下ろしを含めて全234ページだったので…ちょっと厚めというくらい。
うん。
ブ厚いぞ~という流れにしたかったんです。
ただ、サンプルとして先ほど手に取った同時期発売の「ショッキングピンク!/ヤスイリオスケ」が248ページもあり、わたわたになってしまったという訳(笑)
そんな訳で、「いっぱいはいってるヨ」です。
一般のえっち系「苺の花嫁」を紹介している「水島空彦」センセの成年系。
1エピソードだけ連続話がありましたけど、他は全て短編という構成です。
やたら可愛らしいヒロインとの、ラブえっちが基本。
可愛らしさで寄り切っているような感じでしたね。
すとーんとストレートで、ある意味では成年漫画らしいんですが…特に捻りの少ないお話群でした。
はっきり人を選ぶ漫画だと思います。
ぶっちゃけ、ひでるさんはあまり合わないかなぁ。
※左:「ひとり遊び」のツンデレ少女、右:「かおりさん」
その娘さんは名前なかったですねー。
「ひとり遊び」はお隣に住むツンデレ少女と「章悟」くん。
彼女が開発したという”1人遊び”
実は、単なる独りえっちだったんですね。
だいぶ極端なのでファンタジーな気もしますが、これはコレでアプローチとしては面白いかも。
それと分かっていないため、彼の前でも堂々とシテいる彼女が刺激的(笑)
「動かしてよ」
とか言われたりして…ちょっと羨ましいぞ!
お約束なオチはほわーんとなりますねー。
この話は良かったです。
「いっぱいはいってるヨ」はカラー原稿のある冒頭話。
初々しい眼鏡な「果歩」さんとのカップルで、屋上えっちがメインです。
カラー原稿部分は初えっちでした。
連続話の1話目のような風情で悪くはないものの、特に広がらないのが残念です。
同じく眼鏡な「かおり」さんのとの短編「いつでも」も、なんと屋上えっちでした。
気さくでモテる「本田」くんと、無口で愛想しくない彼女というカップルです。
ラブラブでしたねー。
嫉妬を態度でうっすら見せた「かおりさん」に、「本田くん」は即座に反応していました。
パンストが素敵ではあるものの、個人的にはもうちょっとむちっとした感じがほしいところ。
スリムなんですよ。
「ワタシは…」も眼鏡な女の子。
一見すると優等生風な「りっちゃん」こと「梨沙」ちゃんのお話。
彼女の独白で進行するタイプです。
実はむっつりな娘さんで、電車内での独りえっちにハマっていました。
それを目撃されての強制えっちになるんですが…実はこの短編、なにげに奥深いもの。
なるほど、大人な振舞いとはそういうことか。
↓続くラブラブした短編らと比べると、こちらのが真っ当な気がします。
極端ではあるものの。
収録で多かった、妹との近親漫画群。
多少細部は異なるものの、どちらもごく当たり前のようにえっちへ流れていました。
収録で唯一の連続話「だぶらぶ」は双子の妹。
一人称が「僕」なショートカットの姉「奈緒希」、眼鏡でたどたどしい雰囲気の妹「まこ」というWヒロインでした。
複数えっちでラブラブ~というか、人としてのモラルが揺らいでしまいそう。
2人はケンカするようになったそうです。
あのぅ、最大の原因って…ぶっちゃけ、節操なくお手付きしているお兄ちゃんにあるのでは。
なお、続く2話目は「奈緒希ちゃん」がメイン。
オチ部分で双子ならでは、というネタが差し込まれていました。
それなら、「まこちゃん」の状況が見たかったなぁ。
※はるかちゃん
お話によって変化はあるものの、繊細・綺麗な絵柄でした。
描き下ろし「おにいちゃんがいっぱい」は妹「はるか」ちゃんとの近親もの。
ショートカットで中性的な容姿の「はるかちゃん」
お兄ちゃんラブで、”いつも聞いてた”というそのまま、部屋の声に毎回聞き耳を立てていたようです。
ううん、えっちねぇ。
他の女の子と付き合っていた彼自身も妹の存在を引きずっており…危ない兄妹でした。
妹「あかり」ちゃんとの短編「おままごと」
タイトルそのまま、おままごと遊びをしてる兄妹。
題材は、サラリーマン家庭を再現したもので、新婚さん家庭。
一緒にお風呂へ入り、果ては裸エプロンにまで発展していました。
完全にプレイですね。
えっちネタのバリエーションは豊富っぽく、微笑ましい限り。
原稿時期もあり、やや雰囲気が異なっていた妹「亜子」さんとの「水色写真」
買ってきたカメラの試し撮りで、わざわざ着替えていた彼女。
ああ、期待する(←たぶん)女の子な反応が心地よいですわね。
わざわざ~とは思いつつも。
ただ、えっち最中の写真は逆に消してほしいって思うのではないかなぁ。
(※あの感じから、エロい写真は既に消去済みかもしれませんけど)
「うちのお兄ちゃんの場合」は眼鏡な「かよ」ちゃん。
変な使命感を持っており、非常に危険な雰囲気でした。
ぜひお兄ちゃんには、別に彼女をつくってもらいたいですね(笑)
その際の「かよちゃん」の反応が見たいです。
なお、病人におかゆを食べさせる(※両手自由だったけどね)のはいいんですが…馬乗りなの!?
”かわいいもの好き”という妹「雛」ちゃんの「ひな2(二乗)」
こちらは8ページと少なめ。
薙刀道場がお話の舞台になっており、袴姿でのえっちでした。
「お兄ちゃんと仲良くにっこりと…」は義妹「花乃」ちゃん。
そこそこ大きく見えるんですけど、母親からお風呂を一緒に入るよう指示されていました。
確かに、お風呂場での行動は怪しさいっぱいでしたが…そんなんにお手付きしちゃダメよ、お兄ちゃん。
あの娘、あちこちで言いふらしそうね。
「Blue Londo」は生徒会会長「古茶」さんと副会長「田所」くん。
振られたばかりの彼に対して、チャンスとばかりに「古茶さん」がアピールする展開。
おっとり・大人しい彼女は確かに魅力的ではありましたが…いきなりえっちに至っておりました。
「田所くん」、切り替え早いなー。
まぁ、成年漫画ですからね。
「よくわからないので-」
とか彼女に言われており、男性側にしてみたら願ったり叶ったり(笑)
※左:義妹「花乃ちゃん」、右:伊東綾乃
そうしたコマから、「綾乃ちゃん」には危なっかしさを感じたんですが…
家庭教師「寺田修」と「八重崎千春」の「先生おしえて」
勉強させつつもえっちな事を仕掛けており…あれでは成績上がらないの当然。
”よく分かっていない”という「千春ちゃん」は、すっかり虜になってました。
コメディー部分での、頭を抱える彼女がキュートです。
「私のご主人様」は担任教師の「小田」と「夏実」ちゃん。
とあるクラブの顧問なんですが…コレが単にえっちサークル。
もともとラブラブだったこともあり、また友人らにも流されて、えっちしてしまう内容。
自らを「ご主人様」とか呼ばせてましたね。
なにげに良くまとまっていた感じが逆に最低です。
やっばいなぁ。
”間違ったことが大嫌い”という「伊東綾乃」ちゃんの「悪魔のささやき」
変に正義感があるのはいいですが…柔道や空手を習っており、多少自信があるのはもっとも危険。
危なっかしいなぁ、とか思ったすぐさま、えっち展開になっていました。
ランドセル背負ったままのえっちです。
収録ではこちらのみ、プラックな展開になっています。
やわからな極細線の絵柄。
華奢なキャラ絵そのまま、繊細なタッチです。
色は薄くすっきりとしており、たまに消え入りそうほど。
個性強めです。
収録された原稿は05年2月からバラバラと時期の差がありました。
そのため各話によって、やや雰囲気が異なっています。
ただ、もともと巧い方ですから、不安定ではあったもののさほど気にはならないと思います。
ぺったりの黒眼と間隔の大きい恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴。
雰囲気と違い、髪の毛はけっこうばっさり描かれていました。
コメディー崩しの表現は大きく、人を選ぶでしょう。
カラー絵でも受ける印象は変わらないので、判断はそちらにてどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 華奢で透明感あるヒロイン群でした。
・話3: ストレートなラブラブ話。悪くはないですが、個人的には微妙です。
・独4: 絵柄も手伝って、ふんわり桜色な世界が広がっていました。
合計:[11/15]
読み手によって、評価は大きく変化すると思います。
良いエピソードもあるんですが、もう少しストーリーっぽいのが欲しかったですよ。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・貧乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に「さくひんかいせちゅ。」、
描き下ろし「おにいちゃんがいっぱい」
・その他: カラー(6P)、短編×16(うち「だぶらぶ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水島空彦(みずしま・そらひこ)」センセの「いっぱいはいってるヨ」です。
たっぷり16話ほど収録された単行本。
なかなかのボリュームです。
描き下ろしを含めて全234ページだったので…ちょっと厚めというくらい。
うん。
ブ厚いぞ~という流れにしたかったんです。
ただ、サンプルとして先ほど手に取った同時期発売の「ショッキングピンク!/ヤスイリオスケ」が248ページもあり、わたわたになってしまったという訳(笑)
そんな訳で、「いっぱいはいってるヨ」です。
一般のえっち系「苺の花嫁」を紹介している「水島空彦」センセの成年系。
1エピソードだけ連続話がありましたけど、他は全て短編という構成です。
やたら可愛らしいヒロインとの、ラブえっちが基本。
可愛らしさで寄り切っているような感じでしたね。
すとーんとストレートで、ある意味では成年漫画らしいんですが…特に捻りの少ないお話群でした。
はっきり人を選ぶ漫画だと思います。
ぶっちゃけ、ひでるさんはあまり合わないかなぁ。
※左:「ひとり遊び」のツンデレ少女、右:「かおりさん」
その娘さんは名前なかったですねー。
「ひとり遊び」はお隣に住むツンデレ少女と「章悟」くん。
彼女が開発したという”1人遊び”
実は、単なる独りえっちだったんですね。
だいぶ極端なのでファンタジーな気もしますが、これはコレでアプローチとしては面白いかも。
それと分かっていないため、彼の前でも堂々とシテいる彼女が刺激的(笑)
「動かしてよ」
とか言われたりして…ちょっと羨ましいぞ!
お約束なオチはほわーんとなりますねー。
この話は良かったです。
「いっぱいはいってるヨ」はカラー原稿のある冒頭話。
初々しい眼鏡な「果歩」さんとのカップルで、屋上えっちがメインです。
カラー原稿部分は初えっちでした。
連続話の1話目のような風情で悪くはないものの、特に広がらないのが残念です。
同じく眼鏡な「かおり」さんのとの短編「いつでも」も、なんと屋上えっちでした。
気さくでモテる「本田」くんと、無口で愛想しくない彼女というカップルです。
ラブラブでしたねー。
嫉妬を態度でうっすら見せた「かおりさん」に、「本田くん」は即座に反応していました。
パンストが素敵ではあるものの、個人的にはもうちょっとむちっとした感じがほしいところ。
スリムなんですよ。
「ワタシは…」も眼鏡な女の子。
一見すると優等生風な「りっちゃん」こと「梨沙」ちゃんのお話。
彼女の独白で進行するタイプです。
実はむっつりな娘さんで、電車内での独りえっちにハマっていました。
それを目撃されての強制えっちになるんですが…実はこの短編、なにげに奥深いもの。
なるほど、大人な振舞いとはそういうことか。
↓続くラブラブした短編らと比べると、こちらのが真っ当な気がします。
極端ではあるものの。
収録で多かった、妹との近親漫画群。
多少細部は異なるものの、どちらもごく当たり前のようにえっちへ流れていました。
収録で唯一の連続話「だぶらぶ」は双子の妹。
一人称が「僕」なショートカットの姉「奈緒希」、眼鏡でたどたどしい雰囲気の妹「まこ」というWヒロインでした。
複数えっちでラブラブ~というか、人としてのモラルが揺らいでしまいそう。
2人はケンカするようになったそうです。
あのぅ、最大の原因って…ぶっちゃけ、節操なくお手付きしているお兄ちゃんにあるのでは。
なお、続く2話目は「奈緒希ちゃん」がメイン。
オチ部分で双子ならでは、というネタが差し込まれていました。
それなら、「まこちゃん」の状況が見たかったなぁ。
※はるかちゃん
お話によって変化はあるものの、繊細・綺麗な絵柄でした。
描き下ろし「おにいちゃんがいっぱい」は妹「はるか」ちゃんとの近親もの。
ショートカットで中性的な容姿の「はるかちゃん」
お兄ちゃんラブで、”いつも聞いてた”というそのまま、部屋の声に毎回聞き耳を立てていたようです。
ううん、えっちねぇ。
他の女の子と付き合っていた彼自身も妹の存在を引きずっており…危ない兄妹でした。
妹「あかり」ちゃんとの短編「おままごと」
タイトルそのまま、おままごと遊びをしてる兄妹。
題材は、サラリーマン家庭を再現したもので、新婚さん家庭。
一緒にお風呂へ入り、果ては裸エプロンにまで発展していました。
完全にプレイですね。
えっちネタのバリエーションは豊富っぽく、微笑ましい限り。
原稿時期もあり、やや雰囲気が異なっていた妹「亜子」さんとの「水色写真」
買ってきたカメラの試し撮りで、わざわざ着替えていた彼女。
ああ、期待する(←たぶん)女の子な反応が心地よいですわね。
わざわざ~とは思いつつも。
ただ、えっち最中の写真は逆に消してほしいって思うのではないかなぁ。
(※あの感じから、エロい写真は既に消去済みかもしれませんけど)
「うちのお兄ちゃんの場合」は眼鏡な「かよ」ちゃん。
変な使命感を持っており、非常に危険な雰囲気でした。
ぜひお兄ちゃんには、別に彼女をつくってもらいたいですね(笑)
その際の「かよちゃん」の反応が見たいです。
なお、病人におかゆを食べさせる(※両手自由だったけどね)のはいいんですが…馬乗りなの!?
”かわいいもの好き”という妹「雛」ちゃんの「ひな2(二乗)」
こちらは8ページと少なめ。
薙刀道場がお話の舞台になっており、袴姿でのえっちでした。
「お兄ちゃんと仲良くにっこりと…」は義妹「花乃」ちゃん。
そこそこ大きく見えるんですけど、母親からお風呂を一緒に入るよう指示されていました。
確かに、お風呂場での行動は怪しさいっぱいでしたが…そんなんにお手付きしちゃダメよ、お兄ちゃん。
あの娘、あちこちで言いふらしそうね。
「Blue Londo」は生徒会会長「古茶」さんと副会長「田所」くん。
振られたばかりの彼に対して、チャンスとばかりに「古茶さん」がアピールする展開。
おっとり・大人しい彼女は確かに魅力的ではありましたが…いきなりえっちに至っておりました。
「田所くん」、切り替え早いなー。
まぁ、成年漫画ですからね。
「よくわからないので-」
とか彼女に言われており、男性側にしてみたら願ったり叶ったり(笑)
※左:義妹「花乃ちゃん」、右:伊東綾乃
そうしたコマから、「綾乃ちゃん」には危なっかしさを感じたんですが…
家庭教師「寺田修」と「八重崎千春」の「先生おしえて」
勉強させつつもえっちな事を仕掛けており…あれでは成績上がらないの当然。
”よく分かっていない”という「千春ちゃん」は、すっかり虜になってました。
コメディー部分での、頭を抱える彼女がキュートです。
「私のご主人様」は担任教師の「小田」と「夏実」ちゃん。
とあるクラブの顧問なんですが…コレが単にえっちサークル。
もともとラブラブだったこともあり、また友人らにも流されて、えっちしてしまう内容。
自らを「ご主人様」とか呼ばせてましたね。
なにげに良くまとまっていた感じが逆に最低です。
やっばいなぁ。
”間違ったことが大嫌い”という「伊東綾乃」ちゃんの「悪魔のささやき」
変に正義感があるのはいいですが…柔道や空手を習っており、多少自信があるのはもっとも危険。
危なっかしいなぁ、とか思ったすぐさま、えっち展開になっていました。
ランドセル背負ったままのえっちです。
収録ではこちらのみ、プラックな展開になっています。
やわからな極細線の絵柄。
華奢なキャラ絵そのまま、繊細なタッチです。
色は薄くすっきりとしており、たまに消え入りそうほど。
個性強めです。
収録された原稿は05年2月からバラバラと時期の差がありました。
そのため各話によって、やや雰囲気が異なっています。
ただ、もともと巧い方ですから、不安定ではあったもののさほど気にはならないと思います。
ぺったりの黒眼と間隔の大きい恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴。
雰囲気と違い、髪の毛はけっこうばっさり描かれていました。
コメディー崩しの表現は大きく、人を選ぶでしょう。
カラー絵でも受ける印象は変わらないので、判断はそちらにてどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 華奢で透明感あるヒロイン群でした。
・話3: ストレートなラブラブ話。悪くはないですが、個人的には微妙です。
・独4: 絵柄も手伝って、ふんわり桜色な世界が広がっていました。
合計:[11/15]
読み手によって、評価は大きく変化すると思います。
良いエピソードもあるんですが、もう少しストーリーっぽいのが欲しかったですよ。
いっぱいはいってるヨ (TENMAコミックス RiN) (2010/04/23) 水島 空彦 商品詳細を見る |
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■御主人様の作り方 (まりぴょん)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・主従関係
・おまけ: あとがき、カバー裏に「がんばれ!!白石くん①②」
・その他: 9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まりぴょん」センセの「御主人様の作り方」です。
印象に残るお名前の「まりぴょん」センセ。
新刊を必殺「作者名買い」で手にしてみました。
6冊目という単行本は、「御主人様の作り方」です。
こちらのブログでは、一般系の「カラダ・スイッチ」を紹介しています。
今回も同様に、一般えっち系。
買ってびっくり、なんとこちらは1冊まるまるの長編漫画でした。
短編では物足りない、という人には良いでしょう。
変な話ですが、登場人物は少なく、重いストーリーが延々と展開される訳ではありません。
さして構える必要なく、さらりと楽しめる単行本に仕上がっていました。
長編が苦手という方にもいいかもしれませんよ。
※ヒロイン特集1:いちおう平時での「マリエちゃん」
ぱっと見では、ほわーんという雰囲気の、可愛らしい娘さんです。
「私の御主人様になって頂けませんか?」
今年入社した、新入社員の女子「桃井マリエ」
かなり可愛い上に彼氏もいないらしく、社の男性らは浮き足立っていました。
主人公「青木」もそうした1人。
ある日、そんな「マリエ」にこっそり倉庫まで呼び出されたのです。
大いに期待して向かった「青木」でしたが…彼女の口からの言葉は、告白とは微妙に違ったものだったのです。
だいたいそんな感じ。
御主人様調教ラブコメですね。
ヒロイン「マリエちゃん」のがえっちで、普通な感覚の「青木くん」を期待するような御主人様に育てる~って頑張るものではないか。
好きな相手と、期待するような御主人様プレイを楽しむ漫画~というのが、最も正しい表現かもしれません。
なかなか面白いアプローチ!
”男(御主人様)が女の子を調教する”というのがセオリー。
あるいは男女逆転したとしても、強いのは御主人様である筈。
その点、こちらで主導権を握っているのは、調教される側の「マリエちゃん」なのでした。
普通に可愛らしい雰囲気の女の子なんですけどねー。
何か切っ掛けがあったのかなぁ。
※ヒロイン特集2:えっちモード発動な「マリエちゃん」
欲望に素直なのでした。外でも関係なくしちゃいます。
前述しているように、彼女としては完全な主従関係を望んではいません。
特に後半の描写は、そうした感がちらほら垣間見えました。
単純に、プレイ的な意味でああしたのが好みなんでしょう。
好きな相手の指示に従う、全身をもって奉仕する…みたいな。
まぁ、角度を変えた甘いラブコメですよ。
本気な主従関係とかそんなんが好きな人には、合わないかもしれません。
「手始めに何か命令して下さい」
導入の1話はそうした感じ。
何があったのか、どこを気に入ったのか、この時点で「マリエちゃん」はもうラブラブ状態でした。
「もう青木さんしか見えません」
そんなことまで言っており、実に羨ましい限り。
なんですが…そんなんになる切っ掛け部分。
9話もあるのだから、せめて匂わす程度でも”彼の何がそんなに刺さったのか”について、記述がほしかったです。
「青木くん」には、ちらほらとお人好しな印象を受けています。
ここは単に想像ですが、安心して御主人様プレイができそうな相手~という感じなのかな。
「マリエちゃん」の視点があれば、もう少し深い味わいが出たかもしれませんね。
2話目は温泉旅行で、浴衣姿の「マリエちゃん」
当然のように温泉えっちとなるんですが、誘ったのは彼女でした。
もの凄くいい表情、笑顔をしているので注目。
メイド服の3話目。
ここに来て直球勝負です。
そう、簡単には、こうしたえっちが「マリエちゃん」の趣味なのだと思います。
勘違いした同僚「白石」によってデートとなる4話、社員旅行で海へ出掛ける5話。
やっぱり「青木くん」は優しいですね。
ぬるい主従ですが、一般漫画なのでこのくらいが丁度良いのでしょう。
そんな彼とは裏腹に、「マリエちゃん」は相変わらず独自なペース。
同僚が見ていると知って机の下で触り出すとか、野外で独りえっち始めるとかしてました。
5話のアレも、逆に良かったのではないかなぁ。
※ヒロイン特集3:シリアス「マリエちゃん」
こんなシーンもありました。どうした!?
会社でも2人の付き合いが知られるようになるのは6話から。
ここからラストまで、関係の総決算という感じです。
ちょっとネタバレになるので、↓以下は反転させます。
いわゆる恋人同士とは違っているので、「青木くん」には迷いが生じていました。
ほぼそのものなんですけどねー。
前述しておりますが、「マリエちゃん」は普通より欲望に忠実で、かつ特殊なプレイが好みというだけなのです。
もし本格的なものだったら、もっと早くに関係は瓦解していたでしょう。
「青木くん」は彼女の期待に精一杯で応えており、「マリエちゃん」としては思いきっての告白(性癖ね)を受け止めてくれ、素で接することのできる(たぶん唯一の)男性。
お互いに良い相手と巡り合えたのでしょう。
こんなん全然大丈夫ですよぅ。
…と、まぁそんなん。
ヒロインは「マリエちゃん」に限定されており、全編に渡って彼女の魅力が爆発。
わさわさと人数を増やさず、彼女に絞ったことでお話は綺麗にまとまっていました。
シチュエーションえっちみたいな調教ネタとしたのも、正解だと思います。
一般系なので描写に限界あるでしょうから。
(※けっこうえっちシーンありましたが)
あまり深刻でないだけ、さらりとした読み易さがありましたよ。
ふんわり曲線のすっきり絵柄。
「マリエちゃん」の髪の表現ほか、大きい色づけがないため、全体は淡い感じです。
コマ割りは細かめで、ページはややごっちゃりな傾向。
コテコテとした描き込みはありません。
一般えっちっぽい、ポップな仕上がりであると思います。
この漫画、08年5月から10年3月までと、かなり長い連載期間だった様子。
そのためか、ちらほらと各話で雰囲気は違ってました。
初期頃のが…心なしか、大人っぽい感じだったかも。
なんとなく。
ぶっちゃけ、ひでるさんはそちら1話の絵が最もお気に入りです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: いかにも一般えっちという作画です。可愛らしく、ソフトにまとまっていました。
・話3: 期待を外さないラブコメ漫画ですね。
・独4: 御主人様を逆調教するという設定は面白かったです。
合計:[10/15]
「マリエちゃん」一色という漫画でした。
シチュエーション、服装のほか髪型もちらほら変わっており、単独ヒロインを頑張っています。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・主従関係
・おまけ: あとがき、カバー裏に「がんばれ!!白石くん①②」
・その他: 9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まりぴょん」センセの「御主人様の作り方」です。
印象に残るお名前の「まりぴょん」センセ。
新刊を必殺「作者名買い」で手にしてみました。
6冊目という単行本は、「御主人様の作り方」です。
こちらのブログでは、一般系の「カラダ・スイッチ」を紹介しています。
今回も同様に、一般えっち系。
買ってびっくり、なんとこちらは1冊まるまるの長編漫画でした。
短編では物足りない、という人には良いでしょう。
変な話ですが、登場人物は少なく、重いストーリーが延々と展開される訳ではありません。
さして構える必要なく、さらりと楽しめる単行本に仕上がっていました。
長編が苦手という方にもいいかもしれませんよ。
※ヒロイン特集1:いちおう平時での「マリエちゃん」
ぱっと見では、ほわーんという雰囲気の、可愛らしい娘さんです。
「私の御主人様になって頂けませんか?」
今年入社した、新入社員の女子「桃井マリエ」
かなり可愛い上に彼氏もいないらしく、社の男性らは浮き足立っていました。
主人公「青木」もそうした1人。
ある日、そんな「マリエ」にこっそり倉庫まで呼び出されたのです。
大いに期待して向かった「青木」でしたが…彼女の口からの言葉は、告白とは微妙に違ったものだったのです。
だいたいそんな感じ。
御主人様調教ラブコメですね。
ヒロイン「マリエちゃん」のがえっちで、普通な感覚の「青木くん」を期待するような御主人様に育てる~って頑張るものではないか。
好きな相手と、期待するような御主人様プレイを楽しむ漫画~というのが、最も正しい表現かもしれません。
なかなか面白いアプローチ!
”男(御主人様)が女の子を調教する”というのがセオリー。
あるいは男女逆転したとしても、強いのは御主人様である筈。
その点、こちらで主導権を握っているのは、調教される側の「マリエちゃん」なのでした。
普通に可愛らしい雰囲気の女の子なんですけどねー。
何か切っ掛けがあったのかなぁ。
※ヒロイン特集2:えっちモード発動な「マリエちゃん」
欲望に素直なのでした。外でも関係なくしちゃいます。
前述しているように、彼女としては完全な主従関係を望んではいません。
特に後半の描写は、そうした感がちらほら垣間見えました。
単純に、プレイ的な意味でああしたのが好みなんでしょう。
好きな相手の指示に従う、全身をもって奉仕する…みたいな。
まぁ、角度を変えた甘いラブコメですよ。
本気な主従関係とかそんなんが好きな人には、合わないかもしれません。
「手始めに何か命令して下さい」
導入の1話はそうした感じ。
何があったのか、どこを気に入ったのか、この時点で「マリエちゃん」はもうラブラブ状態でした。
「もう青木さんしか見えません」
そんなことまで言っており、実に羨ましい限り。
なんですが…そんなんになる切っ掛け部分。
9話もあるのだから、せめて匂わす程度でも”彼の何がそんなに刺さったのか”について、記述がほしかったです。
「青木くん」には、ちらほらとお人好しな印象を受けています。
ここは単に想像ですが、安心して御主人様プレイができそうな相手~という感じなのかな。
「マリエちゃん」の視点があれば、もう少し深い味わいが出たかもしれませんね。
2話目は温泉旅行で、浴衣姿の「マリエちゃん」
当然のように温泉えっちとなるんですが、誘ったのは彼女でした。
もの凄くいい表情、笑顔をしているので注目。
メイド服の3話目。
ここに来て直球勝負です。
そう、簡単には、こうしたえっちが「マリエちゃん」の趣味なのだと思います。
勘違いした同僚「白石」によってデートとなる4話、社員旅行で海へ出掛ける5話。
やっぱり「青木くん」は優しいですね。
ぬるい主従ですが、一般漫画なのでこのくらいが丁度良いのでしょう。
そんな彼とは裏腹に、「マリエちゃん」は相変わらず独自なペース。
同僚が見ていると知って机の下で触り出すとか、野外で独りえっち始めるとかしてました。
5話のアレも、逆に良かったのではないかなぁ。
※ヒロイン特集3:シリアス「マリエちゃん」
こんなシーンもありました。どうした!?
会社でも2人の付き合いが知られるようになるのは6話から。
ここからラストまで、関係の総決算という感じです。
ちょっとネタバレになるので、↓以下は反転させます。
いわゆる恋人同士とは違っているので、「青木くん」には迷いが生じていました。
ほぼそのものなんですけどねー。
前述しておりますが、「マリエちゃん」は普通より欲望に忠実で、かつ特殊なプレイが好みというだけなのです。
もし本格的なものだったら、もっと早くに関係は瓦解していたでしょう。
「青木くん」は彼女の期待に精一杯で応えており、「マリエちゃん」としては思いきっての告白(性癖ね)を受け止めてくれ、素で接することのできる(たぶん唯一の)男性。
お互いに良い相手と巡り合えたのでしょう。
こんなん全然大丈夫ですよぅ。
…と、まぁそんなん。
ヒロインは「マリエちゃん」に限定されており、全編に渡って彼女の魅力が爆発。
わさわさと人数を増やさず、彼女に絞ったことでお話は綺麗にまとまっていました。
シチュエーションえっちみたいな調教ネタとしたのも、正解だと思います。
一般系なので描写に限界あるでしょうから。
(※けっこうえっちシーンありましたが)
あまり深刻でないだけ、さらりとした読み易さがありましたよ。
ふんわり曲線のすっきり絵柄。
「マリエちゃん」の髪の表現ほか、大きい色づけがないため、全体は淡い感じです。
コマ割りは細かめで、ページはややごっちゃりな傾向。
コテコテとした描き込みはありません。
一般えっちっぽい、ポップな仕上がりであると思います。
この漫画、08年5月から10年3月までと、かなり長い連載期間だった様子。
そのためか、ちらほらと各話で雰囲気は違ってました。
初期頃のが…心なしか、大人っぽい感じだったかも。
なんとなく。
ぶっちゃけ、ひでるさんはそちら1話の絵が最もお気に入りです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: いかにも一般えっちという作画です。可愛らしく、ソフトにまとまっていました。
・話3: 期待を外さないラブコメ漫画ですね。
・独4: 御主人様を逆調教するという設定は面白かったです。
合計:[10/15]
「マリエちゃん」一色という漫画でした。
シチュエーション、服装のほか髪型もちらほら変わっており、単独ヒロインを頑張っています。
御主人様の作り方 (バンブー・コミックス DOKISPECIAL SELECT) (2010/04/07) まりぴょん 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメ
■めんくい! (tosh)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
カバー裏にカラー漫画「めんくい!~AFTER~」
・その他:初単行本、 カラー(20P)、短編×12
(うち「メイドと主人と2号ちゃん」×4、「なやましシリーズ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「tosh(とっしゅ)」センセの「めんくい!」です。
本日紹介の「tosh」センセは、こちらが初単行本。
「COMIC快楽天」の新人賞を受賞しておりました。
肩書きに偽りなしです。
こうした「なんちゃら賞」には、たまに怪しげーなものもありますが、こと成年漫画についてはハズレませんねー。
無論、こちらの「めんくい!」もオススメです。
中編と短編による構成の単行本。
↓表紙そのままカラーの巧い方で、カラー原稿は20ページと多めの収録。
カバー裏のおまけ漫画「めんくい!~AFTER~」もカラーでした。
出版社さんの気合いも感じます。
それがためか、ひでるさんのアマゾンでは、おすすめ商品でトップに位置されていましたよ。
※左:一条真奈美、右:真田美里・妹「柊楓」・姉「柚紀」
こうしたツリ目なヒロインが魅力的でした。
表題作「めんくい! MEN×KUI!」は…これ短編なんですね。
去年のミスキャンパスに選ばれている、「一条真奈美」さん。
スタイル抜群な美人である彼女は、言いよる男を滅多打ちのズタボロにするところから、
「性悪女王」
とか呼ばれていたのです。
そんな彼女に一目惚れをした「御手洗翔」くんも「問・題・外!!」とバッサリ。
玉砕していたのです。
しかし、真っ直ぐな彼には嫌味も通じず、素直に感情をぶつけてくる彼に…と、だいたいそんな流れ。
こうしたヒロインは、実は可愛らしいというのはお約束。
ああした娘には、張り巡らしたハードルを乗り越えてくるだけの勢いが必要なのでしょう。
そうすると、取り繕わない「翔くん」とあーなるのは自然なことかもしれません。
メロメロになった様は後日談というべきカバー裏「めんくい!~AFTER~」で見られます。
カラー原稿もある、4話の中編「メイドと主人と2号ちゃん」
ヒロイン「獅童アキナ」さんと「勝」くんはご近所の幼馴染み。
成長していくうち、疎遠になった2人は学校でも冷たい関係になっていたのです。
そんな頃、彼の母親に留守を頼まれた「アキナさん」
ついでにと、「勝くん」の部屋を物色しているしているうち、メイド服を発見しました。
なんとなく興味を引かれ、試しに着ていたところ「勝くん」が帰宅。
無事隠れた「アキナさん」でしたが、彼女がいるそのまま「勝くん」は事を始めてしまったのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな導入部。
軽いファンタジー描写もある、ラブコメ漫画です。
プロローグは本編からの抜き取りでちょっとだけ。
1話は「アキナさん」、2話は「2号ちゃん」、3話は複数…と、こうした漫画のセオリーになってました。
ちなみに、後述する中編の「なやまし・シリーズ」も同様な構成です。
1話目は、幼馴染みでメイド姿の「アキナさん」
冒頭に位置するカラー原稿は、当然えっちシーンが描かれています。
だいたいは、メインえっち部分の抜き取り、場面変わって事の発端、メインのえっちシーン…と続くもの。
その点こちらは急な場面転換することなく、本編に繋がる部分をさらりと処理していたので注目。
なかなか秀逸です。
隠れていた「アキナさん」にうっかり目撃されてしまったのは、相当に恥ずかしい行為。
逆ギレして切り抜けようとした彼女に対し、故あってそれ以上にキレた「勝くん」
ほぼ気合いだけで、彼女を屈服させていました。
「なんだその口の利き方はっ」
だって。
イッちゃってます。
実はこの「勝くん」は相当に変な男なんですが、結果的にうまくいったようで何より。
あんなん見ても冷めなかった「アキナさん」は凄いなぁ。
ラブですね。
※左:アキナさん、右:2号ちゃん
2人とも大きいですね。メイド服も良く描かれていました。
続く2話は、なんと彼が自作したダッチワイフが具現化する流れ。
変な部分がありましたよね。
2話でのヒロイン「2号ちゃん」ですが、実は彼女は「勝くん」の自作したソレだったのです。
10年間もの間使われ続けていたお気に入りらしく、彼女曰く、
「愛の力がキセキを起こしたのだと思います!!」
よくある(?)妖怪みたいなモノですね。
彼が注文していた和なメイド服を着ており、むっちりとしたスタイル。
ツンデレちっくな「アキナさん」と違って、徹底的に従順で可愛らしいキャラになっていました。
なんでもモノは大切にするべきです(笑)
そんな訳で、2人の対決となる3話。
ちょっとした秘密が明らかになるので、必見です。
ああ、なるほどねぇ。
ぶっちゃけ、そう大したものではない(←すみません)ですが、あの事実がある・ないでは雲泥の差でしょう。
「勝くん」に対しては可愛いかった「2号ちゃん」が、ライバル「アキナさん」に対してはまったく異なる表情であったのが印象的でした。
面白かったです。
「なやましシスターズ」、「なやましラバー」、「なやましトリオ」という、なやまし3部作。
実はこちらも連続話になってます。
両親の他界によって、親交のあった柊家に引き取られた主人公「あきら」くん。
そこには、1つ年上の姉「柊柚紀」、1つ年下の妹「柊楓」がいたのです。
ある切っ掛けから、姉「柚紀さん」とえっちしまくっていた「あきらくん」
いつものように部屋へ入ってきたのは、散々邪魔をしてきた「楓さん」だったのです。
そんなんが、1話目「なやましシスターズ」
素直になれない妹を半ば強引にでも姉が導くという、よくあるパターン。
前述した「真奈美さん」、「アキナさん」もそうでしたが、「tosh」センセはツンデレお好きですね。
続く「なやましラバー」は…姉妹ではなく、元クラスメイトの「真田美里」さん。
終電を逃してしまった2人は偶然再会し、始発の時間までラブホへ入るという展開。
彼モテますねー。
学年トップの秀才で、美人でもあったので目立ってはいたものの、さして会話もしていない程度の間柄でした。
「すげー意外なんだけど…」
とは、こっちの話ですよ。
彼女の性格から察するに…会ったのも偶然かなぁ。
積極的に彼を誘っていました。
学生時代の眼鏡な彼女もいいですね。
集合話「なやましトリオ」は、ガツガツと”彼女の地位”を狙う「美里さん」が家へ遊びに来る展開でした。
明らかに機嫌の悪い、妹「楓さん」
いいツイデレっぶりですねー。
髪型はツインテールだし(笑)
ちゃんとタイミングを計って、見事複数えっちに持ち込んだのは姉「柚紀さん」でした。
この器用さがため、彼女はちょっと弱く感じます。
単体話があれば良かったかなぁ。
※おまけ:深津綾香
趣味に走りました。あのぼんやりとした瞳が素敵です。右は切っ掛け部分ね。
「とらぶるポジション」は収録の短編でのお気に入り。
小学校時代、いじめられていた「深津綾香」さんを助けた「剛」くん。
その日から彼女は、「剛くん」のすぐ後ろにぴったり付いてくるようになったのです。
それは小学校から中学・高校と続き、果ては大学生となった現在でも同様でした。
大学生となった「綾香さん」は成長著しく、ちょっと困ったこととなっていたのです…と、だいたいそんな感じ。
非現実的で、いかにも漫画というストーリーなんですが…無表情なヒロイン「綾香さん」が可愛いです。
ちょっとぼんやりな目が素敵。
吸いこまれそうですね。
触るな、という言い付けを律儀に守り、まるで背後霊のように「剛くん」の背中を追いかけていた彼女。
クラスではすぐ後ろの席をキープし続け、トイレへも一緒に入ろうとしてました。
(※このあたりの描写がちょっと極端で、非現実的と書いた部分ね)
付いて回るもののそれ以上の主張はしておらず、「剛くん」としても慣れてしまったようで、高校生時代までは問題ありませんでした。
それが大学生頃から変わってくるんですね。
なんと言っても、ソコが秀逸。
「今までずっとこの距離だった…」
彼女はそう言ってましたが、詳細についてはぜひ単行本でどうぞ。
冒頭に収録の「エプロンアタック」はカラーのみ、8ページという短編。
↓表紙から続く漫画…戦国時代で言う一番槍みたいな部分ですが、長さといい、お話といい、適度なもの。
お互い仕事を持っている同棲カップルのお話で、最近少なくなってきたえっちをするべく、「麗子」さんが裸エプロンで出迎えるという展開でした。
そんなんお好きな人はいいでしょう。
カラーだし。
「ウブなカンケイ」は年上な「香織」さんと「佑樹」くんの初体験カップル。
ここはジーンズのお尻がいい感じ。
たまに下着が見える透明仕様になってたりして。
「香織さん」から寝込みを襲っていましたけど、なかなか良い判断だったと思います。
コメディー要素の強い「Sister or Lover」は義兄妹の関係。
ヒロインの「明日香」ちゃんは、もともと近所の女の子。
より近しい関係になり、ラッキーとばかりに誘う彼女に対して、義理でも兄となったことで逆に自制する「ゆーいち」くんというカップルでした。
電話をしてきた、彼と親しい女性への対応が好きです。
ああした描写はキュートですねー。
かなり直接的なことをされ続けていたようでしたが、「ゆーいちくん」はよく頑張ったと思います。
作画については非常に良好です。
多少バラつきはあったものの、加筆・修正の成果によって安定感がありました。
初単行本からクオリティ高いですよ。
しっかり丁寧な線の絵柄。
描き込みから濃淡までは適度なくらいで、崩れ・乱れはなく綺麗です。
見辛いとか、気になるコマもありませんでした。
背景・小物なども良い感じ。
キャラはバランスに優れており、漫画らしい可愛さがありました。
極端な偏りないのはいいですね。
特にツリ目なヒロインは魅力的。
白黒からカラーまで巧く、↓表紙そのままの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 加筆修正の結果だと思います。いいおっぱいでした。
・話4: 中編は無論のこと、短編も「綾香さん」など、面白いものが揃ってました。
・独4: ぶっちゃけ、もう1歩ほしい気もありますけど…。
合計:[13/15]
どーでもいいことですが、英文字のお名前にちょんとルビが書かれていたのは嬉しい仕様。
ブログを書く身では、有難いですね。
調べる手間が省けます。
特に英字はひっかかりづらいので。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
カバー裏にカラー漫画「めんくい!~AFTER~」
・その他:初単行本、 カラー(20P)、短編×12
(うち「メイドと主人と2号ちゃん」×4、「なやましシリーズ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「tosh(とっしゅ)」センセの「めんくい!」です。
本日紹介の「tosh」センセは、こちらが初単行本。
「COMIC快楽天」の新人賞を受賞しておりました。
肩書きに偽りなしです。
こうした「なんちゃら賞」には、たまに怪しげーなものもありますが、こと成年漫画についてはハズレませんねー。
無論、こちらの「めんくい!」もオススメです。
中編と短編による構成の単行本。
↓表紙そのままカラーの巧い方で、カラー原稿は20ページと多めの収録。
カバー裏のおまけ漫画「めんくい!~AFTER~」もカラーでした。
出版社さんの気合いも感じます。
それがためか、ひでるさんのアマゾンでは、おすすめ商品でトップに位置されていましたよ。
※左:一条真奈美、右:真田美里・妹「柊楓」・姉「柚紀」
こうしたツリ目なヒロインが魅力的でした。
表題作「めんくい! MEN×KUI!」は…これ短編なんですね。
去年のミスキャンパスに選ばれている、「一条真奈美」さん。
スタイル抜群な美人である彼女は、言いよる男を滅多打ちのズタボロにするところから、
「性悪女王」
とか呼ばれていたのです。
そんな彼女に一目惚れをした「御手洗翔」くんも「問・題・外!!」とバッサリ。
玉砕していたのです。
しかし、真っ直ぐな彼には嫌味も通じず、素直に感情をぶつけてくる彼に…と、だいたいそんな流れ。
こうしたヒロインは、実は可愛らしいというのはお約束。
ああした娘には、張り巡らしたハードルを乗り越えてくるだけの勢いが必要なのでしょう。
そうすると、取り繕わない「翔くん」とあーなるのは自然なことかもしれません。
メロメロになった様は後日談というべきカバー裏「めんくい!~AFTER~」で見られます。
カラー原稿もある、4話の中編「メイドと主人と2号ちゃん」
ヒロイン「獅童アキナ」さんと「勝」くんはご近所の幼馴染み。
成長していくうち、疎遠になった2人は学校でも冷たい関係になっていたのです。
そんな頃、彼の母親に留守を頼まれた「アキナさん」
ついでにと、「勝くん」の部屋を物色しているしているうち、メイド服を発見しました。
なんとなく興味を引かれ、試しに着ていたところ「勝くん」が帰宅。
無事隠れた「アキナさん」でしたが、彼女がいるそのまま「勝くん」は事を始めてしまったのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな導入部。
軽いファンタジー描写もある、ラブコメ漫画です。
プロローグは本編からの抜き取りでちょっとだけ。
1話は「アキナさん」、2話は「2号ちゃん」、3話は複数…と、こうした漫画のセオリーになってました。
ちなみに、後述する中編の「なやまし・シリーズ」も同様な構成です。
1話目は、幼馴染みでメイド姿の「アキナさん」
冒頭に位置するカラー原稿は、当然えっちシーンが描かれています。
だいたいは、メインえっち部分の抜き取り、場面変わって事の発端、メインのえっちシーン…と続くもの。
その点こちらは急な場面転換することなく、本編に繋がる部分をさらりと処理していたので注目。
なかなか秀逸です。
隠れていた「アキナさん」にうっかり目撃されてしまったのは、相当に恥ずかしい行為。
逆ギレして切り抜けようとした彼女に対し、故あってそれ以上にキレた「勝くん」
ほぼ気合いだけで、彼女を屈服させていました。
「なんだその口の利き方はっ」
だって。
イッちゃってます。
実はこの「勝くん」は相当に変な男なんですが、結果的にうまくいったようで何より。
あんなん見ても冷めなかった「アキナさん」は凄いなぁ。
ラブですね。
※左:アキナさん、右:2号ちゃん
2人とも大きいですね。メイド服も良く描かれていました。
続く2話は、なんと彼が自作したダッチワイフが具現化する流れ。
変な部分がありましたよね。
2話でのヒロイン「2号ちゃん」ですが、実は彼女は「勝くん」の自作したソレだったのです。
10年間もの間使われ続けていたお気に入りらしく、彼女曰く、
「愛の力がキセキを起こしたのだと思います!!」
よくある(?)妖怪みたいなモノですね。
彼が注文していた和なメイド服を着ており、むっちりとしたスタイル。
ツンデレちっくな「アキナさん」と違って、徹底的に従順で可愛らしいキャラになっていました。
なんでもモノは大切にするべきです(笑)
そんな訳で、2人の対決となる3話。
ちょっとした秘密が明らかになるので、必見です。
ああ、なるほどねぇ。
ぶっちゃけ、そう大したものではない(←すみません)ですが、あの事実がある・ないでは雲泥の差でしょう。
「勝くん」に対しては可愛いかった「2号ちゃん」が、ライバル「アキナさん」に対してはまったく異なる表情であったのが印象的でした。
面白かったです。
「なやましシスターズ」、「なやましラバー」、「なやましトリオ」という、なやまし3部作。
実はこちらも連続話になってます。
両親の他界によって、親交のあった柊家に引き取られた主人公「あきら」くん。
そこには、1つ年上の姉「柊柚紀」、1つ年下の妹「柊楓」がいたのです。
ある切っ掛けから、姉「柚紀さん」とえっちしまくっていた「あきらくん」
いつものように部屋へ入ってきたのは、散々邪魔をしてきた「楓さん」だったのです。
そんなんが、1話目「なやましシスターズ」
素直になれない妹を半ば強引にでも姉が導くという、よくあるパターン。
前述した「真奈美さん」、「アキナさん」もそうでしたが、「tosh」センセはツンデレお好きですね。
続く「なやましラバー」は…姉妹ではなく、元クラスメイトの「真田美里」さん。
終電を逃してしまった2人は偶然再会し、始発の時間までラブホへ入るという展開。
彼モテますねー。
学年トップの秀才で、美人でもあったので目立ってはいたものの、さして会話もしていない程度の間柄でした。
「すげー意外なんだけど…」
とは、こっちの話ですよ。
彼女の性格から察するに…会ったのも偶然かなぁ。
積極的に彼を誘っていました。
学生時代の眼鏡な彼女もいいですね。
集合話「なやましトリオ」は、ガツガツと”彼女の地位”を狙う「美里さん」が家へ遊びに来る展開でした。
明らかに機嫌の悪い、妹「楓さん」
いいツイデレっぶりですねー。
髪型はツインテールだし(笑)
ちゃんとタイミングを計って、見事複数えっちに持ち込んだのは姉「柚紀さん」でした。
この器用さがため、彼女はちょっと弱く感じます。
単体話があれば良かったかなぁ。
※おまけ:深津綾香
趣味に走りました。あのぼんやりとした瞳が素敵です。右は切っ掛け部分ね。
「とらぶるポジション」は収録の短編でのお気に入り。
小学校時代、いじめられていた「深津綾香」さんを助けた「剛」くん。
その日から彼女は、「剛くん」のすぐ後ろにぴったり付いてくるようになったのです。
それは小学校から中学・高校と続き、果ては大学生となった現在でも同様でした。
大学生となった「綾香さん」は成長著しく、ちょっと困ったこととなっていたのです…と、だいたいそんな感じ。
非現実的で、いかにも漫画というストーリーなんですが…無表情なヒロイン「綾香さん」が可愛いです。
ちょっとぼんやりな目が素敵。
吸いこまれそうですね。
触るな、という言い付けを律儀に守り、まるで背後霊のように「剛くん」の背中を追いかけていた彼女。
クラスではすぐ後ろの席をキープし続け、トイレへも一緒に入ろうとしてました。
(※このあたりの描写がちょっと極端で、非現実的と書いた部分ね)
付いて回るもののそれ以上の主張はしておらず、「剛くん」としても慣れてしまったようで、高校生時代までは問題ありませんでした。
それが大学生頃から変わってくるんですね。
なんと言っても、ソコが秀逸。
「今までずっとこの距離だった…」
彼女はそう言ってましたが、詳細についてはぜひ単行本でどうぞ。
冒頭に収録の「エプロンアタック」はカラーのみ、8ページという短編。
↓表紙から続く漫画…戦国時代で言う一番槍みたいな部分ですが、長さといい、お話といい、適度なもの。
お互い仕事を持っている同棲カップルのお話で、最近少なくなってきたえっちをするべく、「麗子」さんが裸エプロンで出迎えるという展開でした。
そんなんお好きな人はいいでしょう。
カラーだし。
「ウブなカンケイ」は年上な「香織」さんと「佑樹」くんの初体験カップル。
ここはジーンズのお尻がいい感じ。
たまに下着が見える透明仕様になってたりして。
「香織さん」から寝込みを襲っていましたけど、なかなか良い判断だったと思います。
コメディー要素の強い「Sister or Lover」は義兄妹の関係。
ヒロインの「明日香」ちゃんは、もともと近所の女の子。
より近しい関係になり、ラッキーとばかりに誘う彼女に対して、義理でも兄となったことで逆に自制する「ゆーいち」くんというカップルでした。
電話をしてきた、彼と親しい女性への対応が好きです。
ああした描写はキュートですねー。
かなり直接的なことをされ続けていたようでしたが、「ゆーいちくん」はよく頑張ったと思います。
作画については非常に良好です。
多少バラつきはあったものの、加筆・修正の成果によって安定感がありました。
初単行本からクオリティ高いですよ。
しっかり丁寧な線の絵柄。
描き込みから濃淡までは適度なくらいで、崩れ・乱れはなく綺麗です。
見辛いとか、気になるコマもありませんでした。
背景・小物なども良い感じ。
キャラはバランスに優れており、漫画らしい可愛さがありました。
極端な偏りないのはいいですね。
特にツリ目なヒロインは魅力的。
白黒からカラーまで巧く、↓表紙そのままの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 加筆修正の結果だと思います。いいおっぱいでした。
・話4: 中編は無論のこと、短編も「綾香さん」など、面白いものが揃ってました。
・独4: ぶっちゃけ、もう1歩ほしい気もありますけど…。
合計:[13/15]
どーでもいいことですが、英文字のお名前にちょんとルビが書かれていたのは嬉しい仕様。
ブログを書く身では、有難いですね。
調べる手間が省けます。
特に英字はひっかかりづらいので。
めんくい! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (ワニマガジンスペシャル) (2010/04/01) tosh 商品詳細を見る |
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■れすきゅーME! (巻田佳春)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、おまけ漫画、
書店配布用ペーパーイラスト。
・その他: 両面カラー小ポスター、10話収録、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「巻田佳春(まきた・よしはる)」センセの「れすきゅーME! 1巻」です。
漫画についてた雑誌紹介にて見ました。
「北河トウタ」センセの連載「青春ポップ!」がなにげに良い感じ。
「巨乳図書委員の小島さんとドキドキ初デート!」
だって。
「小島さん」はいいなぁ。
4月20日には単行本の1巻が出るようなので、楽しみに待ちたいと思います。
さて、本日は「巻田佳春」センセです。
こちらのブログでは成年系「とらぶる・すくらんぶる!」を紹介しておりました。
今回の「れすきゅーME! 1巻」は、たぶん3冊目という単行本。
初の一般系でしたが、いきなり巻数をまたぐ長編です。
すごいですね、おめでとうございます!
これを機に、漫画界で大きく羽ばたいていただければ、こちらも嬉しいです。
ただ…成年系も忘れずにお願いしたいところですが。
※だいたいこんな漫画です
彼女の台詞にご注目下さい。
両親の出張によって、家に残ることとなった主人公「水谷正行」
1人の生活で家事を心配した両親は家政婦を雇っていたんですが…
「旦那様に嫌われたら奥さん失格ですからね」
裸エプロンで出迎えた彼女「清水さやか」は同級生な女の子。
しかも彼女は、そうした風に人の話を聞かない、えっち暴走娘なのでした。
混乱する日常生活は、1つ年下な叔母「結花」が加わったことで更にエスカレート。
果たして「正行」は正気でいられるんでしょうか?
だいたいそんな感じ。
ベタベタなラブコメ漫画です。
超ド直球ネタですね。
良し悪しは人によって千差万別でしょうけど、やっぱり「巻田佳春」センセの絵柄はこうした王道展開がよく合ってます。
ヒロインの魅力全開でしたねー。
もともと読み切りだったものが連載になったらしく、やはりお約束ネタが広く支持されたみたい。
単に言葉だけでなくサービスシーンも豊富で、バストトップも頻繁に露出していました。
成年漫画からのファンな方も楽しめる内容です。
※清水さやか
やたらオモロイ娘さん。やたら自由にしてました。
メインヒロインの「さやかさん」
しかし人の話聞きませんねー。(←いや、ある意味ではちゃんと聞いてるのか)
自分の思い通りに、ひたすら・徹底的にボケ倒すという、なかなか困った娘。
「正行くん」の言動を勝手にエロ変換する、妄想と現実をごっちゃにする、果てはえっち暴走するなど、自由自在にしています。
”吹き出しの中の記号を読み取る”なーんて、特殊能力もありましたね(笑)
当初はいじめて系な感じにえっち方面へ流していましたが、ライバルが増えたためか中盤あたりから強いアプローチをするようになってます。
「仲良く~」みたいな発言などには、確実に複数えっちの想像をしていました。
凄まじいパワーですね。
だいたい、両親が雇ったのは家政婦の筈なんですが…ここは1話目の段階から、「奥さん」とか都合良く脳内変換してます。
「男子の前でそんなえっちな格好しちゃいけません!!」
3話ではそんな台詞があった「正行くん」
”お前は「まほろさん」か!?”という感じ。
まともな会話ができないくらい、ひたすらボケ倒していた「さやかさん」に対して、いちいちツッコミをしています。
あれは疲れるだろうなぁ。
いい加減に慣れたのか、9話では先読みする描写もありました。
こうした漫画の場合、「さやかさん」が望むようなラブラブ関係にはできません。
「正行くん」の極端(異常)なほどの真面目さはそのためでしょう。
しかし、自ら脱いでいく、押し倒してくるなど直接行為のほか、偶然転んだチャンスを最大限に生かす(※何故かスカートと下着が脱げてる)など、あー見えて「さやかさん」はなかなかの策士。
あのまま2人っきりだったなら、5話くらいで「正行くん」は陥落していたかもしれません。
※叔母「結花」
1巻では「さやかさん」に押されっぱなしでしたねー。
そのため、強敵「さやかさん」とがっぷり四つに組める、妹ちっくキャラ「結花ちゃん」の存在が大きいのです。
年下な叔母ということで、「大悪司」の「さっちゃん(岳画殺)」みたいなもの。
「正行くん」を呼ぶ際には、当然のように「お兄ちゃん」なのでした。
こちらもベタベタです。
八重歯と貧乳っぷりが良いキャラなんですが、彼女の登場がためか「さやかさん」はいつの間にやら巨乳に!(笑)
(※中扉のカラーイラストは1話の裸エプロンを再現したものですが、↓表紙とは別人というべき胸サイズが違います。ここは大目に見てあげて下さい)
なお、「結花ちゃん」もえっち暴走する娘でしたが、1巻では「さやかさん」に対しては終始劣勢。
もし単独で登場していたなら、けっこう目立つと思うんですが…どれだけ「さやかさん」がはっちゃけてるのか、というところでしょう。
ストーカー被害に遭っているという8話は、「巻田佳春」センセに完敗。
なるほど、そっちかー。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
適度な濃淡具合で、見易く綺麗なものでした。
概ね問題はないんですが…特に後半はコメディー描写などで置きにいったようなコマがちらほら散見されます。
繊細・美麗なイメージが強いからでしょうか?
ひでるさんはちょっと気になりました。
深い黒の目とふっくらな輪郭が特徴の、可愛らしい人物絵です。
一般系ながら、そうしたヒロインらがバンバン脱ぎます。
前述したようにバストトップから直接えっちシーン(未遂・妄想)まで多く、↓表紙に釣り上げられた方も納得するだろう仕上がりでした。
判断はそのままで問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・後半で目につく絵があったものの、テンポ良く、極端に引っ掛かる部分もなく、全体的には良好です。
・ボケっぱなしの「さやかさん」がぐいぐい牽引する漫画でした。
・寸止め・はっちゃけコメディーです。「巻田佳春」センセの良さが発揮されてます。
合計:[12/15]
初の一般系な単行本として、非常に良いチョイスでした。
これを引っ張るのには限界があるような気がしますけど、2巻はどうなるのか楽しみに待ちたいと思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、おまけ漫画、
書店配布用ペーパーイラスト。
・その他: 両面カラー小ポスター、10話収録、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「巻田佳春(まきた・よしはる)」センセの「れすきゅーME! 1巻」です。
漫画についてた雑誌紹介にて見ました。
「北河トウタ」センセの連載「青春ポップ!」がなにげに良い感じ。
「巨乳図書委員の小島さんとドキドキ初デート!」
だって。
「小島さん」はいいなぁ。
4月20日には単行本の1巻が出るようなので、楽しみに待ちたいと思います。
さて、本日は「巻田佳春」センセです。
こちらのブログでは成年系「とらぶる・すくらんぶる!」を紹介しておりました。
今回の「れすきゅーME! 1巻」は、たぶん3冊目という単行本。
初の一般系でしたが、いきなり巻数をまたぐ長編です。
すごいですね、おめでとうございます!
これを機に、漫画界で大きく羽ばたいていただければ、こちらも嬉しいです。
ただ…成年系も忘れずにお願いしたいところですが。
※だいたいこんな漫画です
彼女の台詞にご注目下さい。
両親の出張によって、家に残ることとなった主人公「水谷正行」
1人の生活で家事を心配した両親は家政婦を雇っていたんですが…
「旦那様に嫌われたら奥さん失格ですからね」
裸エプロンで出迎えた彼女「清水さやか」は同級生な女の子。
しかも彼女は、そうした風に人の話を聞かない、えっち暴走娘なのでした。
混乱する日常生活は、1つ年下な叔母「結花」が加わったことで更にエスカレート。
果たして「正行」は正気でいられるんでしょうか?
だいたいそんな感じ。
ベタベタなラブコメ漫画です。
超ド直球ネタですね。
良し悪しは人によって千差万別でしょうけど、やっぱり「巻田佳春」センセの絵柄はこうした王道展開がよく合ってます。
ヒロインの魅力全開でしたねー。
もともと読み切りだったものが連載になったらしく、やはりお約束ネタが広く支持されたみたい。
単に言葉だけでなくサービスシーンも豊富で、バストトップも頻繁に露出していました。
成年漫画からのファンな方も楽しめる内容です。
※清水さやか
やたらオモロイ娘さん。やたら自由にしてました。
メインヒロインの「さやかさん」
しかし人の話聞きませんねー。(←いや、ある意味ではちゃんと聞いてるのか)
自分の思い通りに、ひたすら・徹底的にボケ倒すという、なかなか困った娘。
「正行くん」の言動を勝手にエロ変換する、妄想と現実をごっちゃにする、果てはえっち暴走するなど、自由自在にしています。
”吹き出しの中の記号を読み取る”なーんて、特殊能力もありましたね(笑)
当初はいじめて系な感じにえっち方面へ流していましたが、ライバルが増えたためか中盤あたりから強いアプローチをするようになってます。
「仲良く~」みたいな発言などには、確実に複数えっちの想像をしていました。
凄まじいパワーですね。
だいたい、両親が雇ったのは家政婦の筈なんですが…ここは1話目の段階から、「奥さん」とか都合良く脳内変換してます。
「男子の前でそんなえっちな格好しちゃいけません!!」
3話ではそんな台詞があった「正行くん」
”お前は「まほろさん」か!?”という感じ。
まともな会話ができないくらい、ひたすらボケ倒していた「さやかさん」に対して、いちいちツッコミをしています。
あれは疲れるだろうなぁ。
いい加減に慣れたのか、9話では先読みする描写もありました。
こうした漫画の場合、「さやかさん」が望むようなラブラブ関係にはできません。
「正行くん」の極端(異常)なほどの真面目さはそのためでしょう。
しかし、自ら脱いでいく、押し倒してくるなど直接行為のほか、偶然転んだチャンスを最大限に生かす(※何故かスカートと下着が脱げてる)など、あー見えて「さやかさん」はなかなかの策士。
あのまま2人っきりだったなら、5話くらいで「正行くん」は陥落していたかもしれません。
※叔母「結花」
1巻では「さやかさん」に押されっぱなしでしたねー。
そのため、強敵「さやかさん」とがっぷり四つに組める、妹ちっくキャラ「結花ちゃん」の存在が大きいのです。
年下な叔母ということで、「大悪司」の「さっちゃん(岳画殺)」みたいなもの。
「正行くん」を呼ぶ際には、当然のように「お兄ちゃん」なのでした。
こちらもベタベタです。
八重歯と貧乳っぷりが良いキャラなんですが、彼女の登場がためか「さやかさん」はいつの間にやら巨乳に!(笑)
(※中扉のカラーイラストは1話の裸エプロンを再現したものですが、↓表紙とは別人というべき胸サイズが違います。ここは大目に見てあげて下さい)
なお、「結花ちゃん」もえっち暴走する娘でしたが、1巻では「さやかさん」に対しては終始劣勢。
もし単独で登場していたなら、けっこう目立つと思うんですが…どれだけ「さやかさん」がはっちゃけてるのか、というところでしょう。
ストーカー被害に遭っているという8話は、「巻田佳春」センセに完敗。
なるほど、そっちかー。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
適度な濃淡具合で、見易く綺麗なものでした。
概ね問題はないんですが…特に後半はコメディー描写などで置きにいったようなコマがちらほら散見されます。
繊細・美麗なイメージが強いからでしょうか?
ひでるさんはちょっと気になりました。
深い黒の目とふっくらな輪郭が特徴の、可愛らしい人物絵です。
一般系ながら、そうしたヒロインらがバンバン脱ぎます。
前述したようにバストトップから直接えっちシーン(未遂・妄想)まで多く、↓表紙に釣り上げられた方も納得するだろう仕上がりでした。
判断はそのままで問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・後半で目につく絵があったものの、テンポ良く、極端に引っ掛かる部分もなく、全体的には良好です。
・ボケっぱなしの「さやかさん」がぐいぐい牽引する漫画でした。
・寸止め・はっちゃけコメディーです。「巻田佳春」センセの良さが発揮されてます。
合計:[12/15]
初の一般系な単行本として、非常に良いチョイスでした。
これを引っ張るのには限界があるような気がしますけど、2巻はどうなるのか楽しみに待ちたいと思います。
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