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■Romareda ロマレダ (スミヤ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「スミヤ」センセの「Romareda ロマレダ」です。

うわうわうわ、この人の絵はスゴイ!

独特ですよぉ~。
名前が面白かった「しあわせ1500」センセの絵とは、またちょっと違った感じ。
…えーとねぇ、ほら版画とかで針で削る「エッチング」って技法あるじゃないですか。
だいたいそんなん。
ちょっと新鮮な感覚でした。
ただ、収録された各漫画によって若干ずつ雰囲気違っているんですけどね。
あるいは試行錯誤の最中なのかもしれません。
発表時期が書いていなかったので詳細は不明なんですが。

ロマレダ・サンプル
※百聞は一見に如かず。こんな絵です。
 上:「ロマレダ」の第三婦人「ハルナちゃん」、下:「子宝堂」の奥さま「柏さん」、どっちも人妻ですよ!

とりあえず最近の漫画に慣れたひでるさんにはページ開いてからやったら新鮮でした。
冒頭のカラー原稿部分はまるで絵画のようでしたよ。
ついでに書けば、独特なのは絵だけでなく、お話にしてもそう。

タイトルにもなっている「ロマレダ」は衣装などえっち漫画では珍しい異民族っぽい世界。
一夫多妻らしく、第三婦人となった「ハルナ」ちゃんは婚礼の儀式をすまし、さてこれから初めての夜を迎えるのでした。
だいたいそんな話。
これ1話だけなのが残念ですが、こんなん描かれる漫画家さんはなかなかいないでしょう。たぶん。

中学生くらいの設定かな?
日本の学校に通うデンマーク人の女の子「カレン」ちゃんと「保克」くんの初々しいラブラブ話、「ケアステ」
これは…何と言ってもラスト2ページが良いですね。
ここだけで評価急上昇↑↑↑↑↑
にっこり微笑む「カレンちゃん」の笑顔が素敵に無敵です。
(※ちなみに帯裏の笑顔は「カレンちゃん」でした。…実はそれにつられて買ったひでるさんです)
また、後半の時代劇風三部作「ヨバイド」、「ウソツキノワラベ」、「守り小唄」も珍しいタイプな漫画でした。
さっきと同じこと書きますが、「ウソツキノワラベ」のラスト2ページは良いですね。
以上、そういった素朴な雰囲気が巧い方でした。
そんなん好きならオススメ。

カレンちゃん
※おまけ・ひでるさんお気に入りの「カレンちゃん」です。
 デンマーク語のやりとりがこっ恥ずかしいほどにラブラブです。

なお、掲載雑誌の関係からロリ系が多いんですが、「子宝堂」に登場する奥さま「柏」さんなどもよく描かれていました。
奥さまと言っても、「柏さん」18才なんですけどね。
だいたいが楽しく幸せに終わる特徴がありますが、若干ダークなのもあります。
正反対なんですが、こうした系統も合っていると思います。
いいんじゃないでしょうか。

癖が非常に強い方なので万人に好まれるのはなかなか難しいと思いますが、次も期待したい漫画家さんでした。
とりあえず今後どんな感じになっていくのか…まったく予想できません。

Romareda

Romareda / スミヤ

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : デンマーク時代劇

■幕の内でらっくす (真鍋譲治)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 探偵・アクション
・おまけ: あとがき。
・その他: 現在は1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「真鍋譲治」センセの「幕の内でらっくす」です。

以前こちらで「てぇいる・ちぇいさー」を紹介しました「真鍋譲治」センセ。
年末(12/25)には2巻が発売されるようなんですが…ひでるさんとしては”なんでもアリな人外アクション漫画”より、多少でも現実っぽいこちらの漫画のが好みです。
1巻はこちらのが発売先だったのに、2巻は「てぇいる・ちぇいさー」に先を越されてしまったんですね。残念。
まぁいいけれど。

腕利きな探偵「玄場遼(げんばりょう)」の元へ入社希望でやってきた「御倉レイ」
その正体は、世間を騒がす怪盗「ミュウ・キャット」だったのでした。
かなーり大雑把ですが、だいたいそんなん。

探偵だの怪盗だのって響きは、なんだか昭和っぽい雰囲気ですね。
おじいちゃんは少年探偵/井上よしひさ」みたいな。
ヒロイン「御倉レイ」が地域に根を張るヤクザ屋さん「染谷会」と何かしらの因縁あるあたりの設定とかもそう。
悪く言えば新鮮味に欠けたよく見られる感じなんですが、逆に”安定したフォーマットの上にえっちが乗っかっている”とも考えられます。
テンポに優れ、えっちとのバランスなども良い作品でしたし。
ちなみに、成年指定された「てぇいる・ちぇいさー」と見比べた感じでは、そういったシーンの割合、描写・表現の違い程度でした。
やっぱり、実に微妙なラインです。
また、センセは「プラグスーツ・フェチ」という同人誌を出されていますが、怪盗「ミュウ・キャット」の黒スーツはそれに通ずるようなところがありました。
こんなん好きな人には、それだけでオススメ(笑)
(※ひでるのことですか)

玄場くんとミュウ・キャット
※玄場くんとミュウ・キャット、の図。
 こんなんです。この黒と曲線がいいでしょ?

濃い太線でごっちゃり描かれる方。
それでも見やすく感じるのは、安定したレベルの高い作画のためでしょう。
人物絵は可愛く・セクシーに描かれてます。
崩れたギャグ絵もいいバランス。
まるで一般誌に出てくるような、えっちしなそうなキャラが乱れる様をお楽しみ下さい。
ただし、ちょっと癖がある絵柄なので注意。
カラーでもさして雰囲気に変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断できます。

これは個人的な意見ですが、「真鍋譲治」センセってあんまりタイトル巧くないように思います。
これも背表紙で並んだ場合とか、ちょっと損するかなーって感じました。
ネームバリューで勝負できるんでしょうけれど。

幕の内でらっくす 1 (1) 幕の内でらっくす 1 (1)
真鍋 譲治 (2006/05/08)
竹書房

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tag : アクションプラグスーツ

■個人授業 (鬼ノ仁)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがき、ゲストページ、描き下ろし「個人授業」、
      カバー裏にいつもの漫画・作品解説。
・その他: カラー(20P)、短編×12
      (うち「ドッペルゲンガ」×2、「密閉水槽」×4)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼ノ仁」センセの「個人授業」です。

先月発売、初の一般漫画「愛情表現」をレビューした関係から、やっぱりこちらの漫画もやっておこうと思いました。
前の「愛情表現」見て…どう感じましたか?
あれ”普通の基準で考えれば過激な部類”なんでしょうが、色々見ていると他の一般単行本(※成年指定されていないものね)のがえっちだったりするんですよ。
正直なところ、「ちょっともの足りないなー」って感じた方は多かったのではないでしょうか?

そんな訳で、弾け切れなかった方、もやもやっとした感覚だった方、お待たせしました。
今度の「個人授業」はきっちり成年指定です。
いつも通りえろえろです(笑)

描き下ろし「個人授業」と「Starlet」、「奥さんは女子高生」はタイトル違いますが実は同じキャラの連続話。
冒頭からのカラー12ページはえっちシーンのみという濃い構成で、いきなり「鬼ノ仁」ワールドが展開されています。
カッ飛ばしてます!!
先にお風呂にする?それとも…ワ・タ・シ?
…って「ご飯」がすっぽかされているところが、なんともいい性格な「園田亜矢」ちゃん。
こうした、”一見強いように見えて、実は可愛らしい女性”ってのはセンセお得意なキャラでしょう。
ちなみに、「奥さんは女子高生」は同人誌発表作品で、あの「おかのはじめ」センセが仕上げたようです。
ちょっと雰囲気違って新鮮。
カラーで見たかったですね。

「個人授業」サンプル
※上:「西田さんの厄日」の相変わらずな2人。
 下:「隣のお姉さん」の美先さん。勉強見てもらってるんですね、そんな訳で↑あの台詞。

「西田さんの厄日」はひでるさん好きな単行本「活線挿抜」からのキャラが再登場する後日談。
なんだか物凄い久しぶりな感じですよ、「西田敦子」さん。
皆さん仲良さそうで、なんだかほんわかした気分になりました。
(※ちなみに、西田さんのポストカードみたいなのがついてました。わーい。…でも、これは「とらのあな」限定?別のカード2枚は特典とHPに記述ありましたが…)

PiaキャロットへようこそG.O.」のコスプレ(※許可済み)から拳銃、さらには崖っぷちなサスペンス展開など、欲張りで奇想天外な「密閉水槽」、やたら暗い「ドッペルゲンガ」という収録された中編2作品。
どちらもハード展開なんですが…結果としてはこれらハッピーエンドですかね。

ネタ出しが大変なようですけれど、あとがきに書かれた最後の言葉でちょっと安心しました。
やっぱり成年で描いてほしい漫画家さんです。頑張って下さい!

細線で細部まで丁寧な絵柄。
尖った顎と細面な美人顔に特徴があり、すらりとしていながらスタイルの良い綺麗な人物絵です。
いまさら知らない人も少ないとは思いますが、判断は↓表紙で問題ありません。
癖が強いので、よく吟味して下さい。

今回はカラーページたっぷりです。
明暗ストーリーから、コスプレ・旧キャラ、果ては「黒柳●子」まで、色々盛りだくさんな内容です。
ファンには嬉しい内容ですね。
そうでない人も、絵に違和感なければ一度見るべき漫画でしょう。
良かったですよ!

個人授業 個人授業
鬼ノ 仁 (2006/12/19)
コアマガジン

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★鬼ノ仁センセの漫画紹介記事
鬼ノ仁短編集・愛情表現
近親相姦
活線挿抜


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tag : Piaキャロットへようこそコスプレサスペンス

■No Make (みずきえいむ)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・小悪魔
・おまけ: あとがき「脱!?愛の貧乏劇場」
・その他: 短編×10(うち「密ーヒソカー」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みずきえいむ」センセの「No Make ノーメイク」です。

オススメな衝撃作「AFTER SCHOOL」が印象深い「みずきえいむ」センセ。
関係ないですが、ひでるさんは過去に必殺「作者名買い」により「ヒメゴト」、「ヒメゴト改訂版」どちらも買ってしまいました。
うっかり八兵衛です。ああ、お馬鹿さん。

さて、こちらは”すじちら”でお馴染み「みずきえいむ」センセの最新単行本「No Make ノーメイク」です。
みずきセンセの描かれる女の子は非常に可愛らしい反面、小悪魔的なズル賢さを持っているところが特徴。
強いんですね~。
こちらの単行本でも、男性陣がいいように手玉に取られています。

ノーメイク・サンプル
※左上:「SISTER」の義妹「まおちゃん」、右上:「委員長」の委員長「歩ちゃん」、
 下:「密ーヒソカー」のモノ凄い小学生「新条愛」ちゃん。…こう見るとツンデレみたいですね。

”女として終わってるよ”と声をかけられるものの、本当は可愛らしい”お約束”が嬉しい「ぷりてぃがぁる」、ラストの台詞「ちょっと頭を使いなさいよ」がさくりと刺さる「who」のメガネ2作品が秀逸。
いかにもみずきセンセらしい、単行本中でも代表的となる漫画でした。

ほか、唯一の中編「密ーヒソカー」登場の「新条愛」ちゃんが実に素敵。
3話での”クラス男子を目前にしたまま、電車の中でえっち”してしまう、ってーのはなかなかイイですね。
(※合意ですよ。念のため)
またね、この娘は捨て台詞がいいんですよ。
-でも残念ね。もう予約でいっぱいだわ
…だって。
モノ凄い小学生です。
いじめられてた深田くんが最後に救われた(…のか?)展開も痛快でした。

さっぱりとした可愛らしいロリ絵。
太めな線でこざっぱり描かれています。
見やすく安定した絵柄なんですが、ちょっと癖があるので好き嫌い分かれるでしょう。
↓表紙(カラー)は…ひでる毎回思うんですが、あまり巧い方でないと思います。
白黒絵のが良いので、いくらかプラスして考えるのがいいかもしれません。
個人的には「B+」の表紙とかイイ雰囲気だと思うんですけれど。

No Make No Make
みずき えいむ (2006/08/25)
茜新社

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tag : うっかり八兵衛小悪魔

■ろりぽ アンリミテッド (仏さんじょ)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : メイド喫茶・コメディー
・おまけ: 折り返しにコメント、次回嘘予告、
      カバー裏に「萌仮面の部屋」
・その他: 現在は2巻まで発売中、裏表紙にキャラプロフィール。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「仏さんじょ」センセの「ろりぽ ∞ アンリミテッド」です。

こちらはアンソロジー漫画でお馴染みの「仏さんじょ」センセ、初オリジナル単行本です。
当ブログでは「五月病症候群」を紹介しました。
かんなぎ/武梨えり」の時も書きましたが、有名原作の助けを借りたアンソロジー漫画で名を上げて、後にオリジナルの単行本が出るというのはなんだか漫画家さんの頑張りが認められたみたいでいいものですね。
…逆に言えば、ここが面白いかどうか、凄い重要なことなんですけれど。

そんな訳で「仏さんじょ」センセの「ろりぽ ∞ アンリミテッド」です。
見栄え良く目立つ↓表紙でおそらく得をしているだろう本単行本。
こちらは服装そのままメイド喫茶が舞台なんですが…「メイドコンペ」と称する対戦もある、メイドバトル漫画(?)なのでした。
”最高のウェイトレス”と言われる「鎌ヶ谷みさき」に憧れた「矢柱みのり」は両親が経営していた店をメイド喫茶として5年ぶりに営業再開。メイド喫茶のウェイトレスを目指すのでした。
正統派だと「美味しんぼ/花咲 アキラ 他」、捻ったものだと「演撃少女命/林家 志弦」みたいな「メイドコンペ」はセンセ独特な馬鹿馬鹿しさがあり、強引で大袈裟。
いい感じです。
また、2巻で登場する「メイドウェイトレス★みのりちゃん」の声優にして現職内閣総理大臣「蓮華寺ほだか」、通称「ほっちゃん総理」にはたまげました
まさに、時間が止まったような感覚(笑)
イベントノリで可愛らしい定例会見、その裏ではタバコをくわえ正反対な顔を見せる点など、素敵です。
この人の存在で格段に面白くなってきました。

ほっちゃん総理
※現職内閣総理大臣「蓮華寺ほだか」、通称「ほっちゃん総理」です。
 上が表の顔、下が本性です。いいなぁ。

難点をあげるなら…主人公が誰だか分かりません。
「みのりちゃん」が主人公のようなんですが…1巻表紙で出番も多い「みさきちゃん」なんでしょうか?
どーでもいことですが、よく分かんなかったですね。

あっさり・のっぺりとした絵柄。
線は細く荒く、個性的なものなので癖も非常に強いです。
人を選ぶ絵ですね。
基本的にはそのままなんですが、カラーだと格段に良く見えます。
↓表紙からいくらかマイナスして考えた方がいいでしょう。

良い意味で「仏さんじょ」センセらしい、楽しい漫画に仕上がっていると思います。
絵柄で違和感なければオススメ。

ろりぽ∞ 1 (1) ろりぽ∞ 1 (1)
仏さんじょ (2006/07/07)
一迅社
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ろりぽ∞ 2 (2) ろりぽ∞ 2 (2)
仏さんじょ (2006/12/09)
一迅社
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genre : アニメ・コミック

tag : コメディーアンソロジー内閣総理大臣

■Melty Pink メルティ・ピンク (赤銅茉莉)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・お兄ちゃん
・おまけ: あとがき、描き下ろし・修正あり、
      カバー裏におまけ漫画。
・その他: 初単行本、短編×8(※2シリーズどちらか)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「赤銅茉莉」センセの「Melty Pink メルティ・ピンク」です。

ややこしい漢字が使われていますが、「赤銅茉莉」で「あかがね・まつり」と読むようです。
「あかどう」ではないんですね。
変な名前。

さて、そんな「赤銅茉莉」センセの初単行本がコチラ「Melty Pink メルティ・ピンク」なのでした。
こちらは小学生(?)の「相原理菜ちゃん」がお隣りのいろんな研究をしているお兄ちゃんの薬を飲んで、おっきくなってしまうお話。
何らかの要因で大人になる女の子ってのは「手塚治虫」センセから続く王道パターン。
成年漫画でも都合いいので、あちこちで見かけますね。
……あれ、そうでもないか??
例を書こうとしましたが何も思い出しませんでした。まぁ、いいか。

ネタとしては面白い(細かい設定のアラは置いといて)ですが、肝心の大小区別がつきにくいのが難点。
ヒロイン「理菜ちゃん」は大人だろうが子供だろうがツインテールで童顔なのでやたら子供っぽく、分かりづらいのです。
さらに、大きくなる過程の表現(1話「おおきくなるもん」の扉絵みたいなやつね)が乏しいんですね。すぐえっち始まるし。
なんというか、服がどばーんと弾ける「ハニーフラッシュ」みたいなのがあった方がいいと思いました。
ちょっと大げさになるかもしれませんけどね。

理菜ちゃんの大小サンプル
※左が大きい理菜ちゃん(2人座ってる)、右が小さい理菜ちゃん。
 背丈違ってるでしょ?脱げばもっと分かりやすいんですけどねぇ。

ちなみに、ひでるさんは「理菜ちゃん」のお友達「雪華ちゃん」のが良かったですが…数コマ登場しただけで何もありませんでした。(そりゃそうだ)
ラストで成長した姿(高校生くらい?)が見られたのは良かったですけれど。この娘でなんか話作ってくれないかなぁ。

他には2話ほどですが、洋食店でコックとして働く「窪川哲平」、その妹「窪川鞠花」の近親ラブコメが収録されています。
カバー裏漫画もこちらのお話ですね。
兄妹という葛藤に苦しむこと少なく、ものすごく甘々でした。

理菜ちゃんと鞠花ちゃん
※左:鞠花ちゃん、右:3年後の理菜ちゃん。
 …鞠花ちゃんはいいとして…理菜ちゃん、はぜんぜん成長してませんね(笑)

細線で少女漫画のような目に特徴。
トーン処理を多用しているためか、ページ全体は灰色です。
昔の絵なのかもしれません。人物絵にちょっとバランス悪く感じるところがありました。まぁ、これは大方問題ないでしょう。
コメディー時の崩れ絵は可愛く描かれておりました。
↓表紙など、カラーになるとだいぶスッキリするので、雰囲気が若干変わる方です。
難しいですが、線だけで判断して下さい。

とりあえず共に「お兄ちゃん」と呼ぶ系統ですんで、そんなん好きな方は楽しめるでしょう。
なんとなくですが、「関谷あさみ」センセの漫画と似ているように思いましたよ。

Melty Pink Melty Pink
赤銅 茉莉 (2006/06/28)
フランス書院

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genre : アニメ・コミック

tag : ツインテールラブコメハニーフラッシュコメディー

■ろーぷれ Lotion play (大見武士)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : ローション・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがきまんが、おまけマンガ、
      カバー裏漫画「あだるとはじめてものがたり」
・その他: カラー(4P)、短編×7(うち表題作×6)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大見武士」センセの「ろーぷれ Lotion play  ~ぬめりの中の小宇宙~」です。

こちらは↓表紙・裏表紙に釣られてなんとなく購入していたんですが、読まずに積んでいました。
(※こうした”積んだまま”な漫画も多いのです)
だって、別にローション・フェチではないですし。まぁ、嫌いな訳でもないですけどね。
「絵は巧い方だなー」と思っていましたが、これだけ面白い漫画とは思いませんでした。
そんな訳で当初の予定を変更して、コチラ「ろーぷれ Lotion play  ~ぬめりの中の小宇宙~」をお送り致します。

アパートに引っ越してきた「宮城悟史」は幼馴染みの「近衛佳奈」とその片付けをしていました。
あまりに近しい存在だったのでお互いの気持ちを打ち明けられずにいましたが、ひょんな切っ掛けでその仲が進展するのでした。
…その切っ掛けとなったものこそが、悟史くんが所持していたローション「パパローション」だったのです。
だいたいそんなお話。

漫画はアパートに住む様々なカップルを描いた短編なんですが、悟史くんが持っていたローションが住民の手へ順に渡っていく、連続した話となっています。
基本としてはローションによって幸せになるラブコメですね。
受け渡しで前に出演したキャラがちょっと出演する展開が楽しく、またカップルが変わることでシチュエーションにも幅が出ています。
ちなみに、収録された短編「ぬちょ天」もタイトルそのまま、やっぱりローション・ラブコメでした。
とりあえずこの同じネタだけできっちり一冊にまとめた構成は非常に良かったです。

ろーぷれ・サンプル
※こちらが「ろーぷれ」サンプルです。
 ひでるお気に入りの 左:哀川由美(101号室)、右:優子ちゃん(102号室) でした。
 眼鏡の由美さんいいよね。成績優秀な上司で部下思いだって。

…で、この単行本をより良くしているのが、数々のおまけ漫画の存在です。
中でも、カバー裏漫画「あだるとはじめてものがたり」は最高でした。
これは…鵜呑みに信じていい情報ですよね、たぶん。
変な話ですが、じっくり読ませて頂きました。勉強になりました。
ちゃんと面白く解説されているのがミソです。
1ページだけですが、「ろーぷれ」のおまけマンガもいいですね。
そういえば、コマの端にポストが描かれていた時、ちゃんと「大見タケ…」と名前が確認できます。
ひでるさんはこんなんがたまらなく好きなんですよ。

ものがたり
※これが噂のカバー裏漫画「あだるとはじめてものがたり」です。
 元ネタ知っていればより楽しめるでしょう。

さらに、後方の折り返し「他のはいいからもう一冊買って!」のオチには驚きました。
こりゃー凄い!
よく出版社は許可したなぁ、と。
二度、三度はできないでしょうねー。

あと全然関係ないですが、120ページ右上のコマに髪の毛みたいなのが印刷されてました。
これって…私のだけですか?
思わず自分の髪の毛かと思って引っかいたんですが、印刷でした。
さして気になるほどではないですが、ちょっとした情報。

全体の雰囲気は「森見明日」センセの漫画と近い…かな、と思って読んでいました。
直接見比べたら絵柄とかは全然違いましたが。雰囲気ね。
柔らかな細線で、やや白が強くすっきり。
ごっちゃり描かれても見やすく、目に優しい感じでした。
人物絵のバランスが良く、漫画の核であるローション描写もねっとりぬめっています。
巧い方です。
成年指定ではないですが、とろとろとえっちですよ。

とりあえずローションがやたら目立つ漫画ですが、全体の出来はかなり高レベルでした。
それが好きな方なら問題なし、嫌いな方にでもオススメできる漫画です。

ろーぷれ―ぬめりの中の小宇宙 ろーぷれ―ぬめりの中の小宇宙
大見 武士 (2006/11/27)
少年画報社

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメ

■LADYリンクス (ますだ直紀)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ギャグ・プロレス
・おまけ: あとがき(一部あとがきまんが)
・その他: 現在は4巻まで発売中、カラー、4コマ、
      1・4巻には他短編(↓下記)収録。
      「魔法少女チルリラ」×4
      「ペルナトクホポワ冒険譚」×3
      「妖快特捜隊西へ!!」×1
      「正しい吸血鬼の退治法」×1
      「簡略竹取り物語」×1(※4巻)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ますだ直紀」センセの「LADYリンクス」です。

こちらは…出版社がソレ系であるためか、成年漫画でもえっちでもないのに、書店ではそういったゾーンに置かれてしまうことの多い、ちょっと気の毒な単行本です。
(※ちなみに「ヒット出版社」です。的良みらんセンセの単行本とかですね)

LADYリンクス・主要キャラ
※このあたりが主要メンバーです。これは2巻裏表紙。

こちらの「LADYリンクス」はSSSW所属の女子プロレスラー、主人公「リンクス」を中心とした、日常コメディーです。
とりあえずプロレスが題材なんですが直接それと関係ないネタが多く、子供のような性格で正体不明な「リンクス」以下、取り巻く個性的なキャラたちの反応を楽しむ漫画となっています。
特に特撮・ゲームなどの細かい小ネタが多く、そんなん好きな人にはオススメです。
もりばやしりんご」センセの漫画もそんなんですね。
ほとんどがドタバタとした突飛な日常ですが、少しづつ話は進行してます。そんな訳で、できるのであれば1巻から順に読むのがいいでしょう。
(※なお、単行本未収録の17話はセンセのHPで見られます。時間ある方はどうぞ)
また、1、4巻に収録された別短編も非常に良い出来で、際どいネタが多い「魔法少女チルリラ」などは連載にしてほしいような素材でした。
ちょっと他の連載も見てみたいですね。

星野ミチル
※ひでるさん好きなキャラ「星野ミチル」です。…いいよね(←なにがだ)

はっきりとした細線のすっきりとした丁寧な人物絵。
ちょっと黒が強いですが濃淡などバランスは良く、なんとなく懐かしい雰囲気の絵柄。
やわらかな曲線とコメディー時の崩れ顔に特徴がありますね。
変な癖はないので、人を選ばないと思います。
また、カラーでもほぼ変化はなく、↓表紙にもいろいろ描いてありますんで判断には困らないでしょう。

あまり見ないタイプの漫画です。
プロレスで拒否感ある方がいるかもしれませんが、無関係なエピソードばかりなのでご安心下さい。
…後はいつ5巻がでるか、ですかねぇ。

LADYリンクス

LADYリンクス 1 (1) / ますだ 直紀
LADYリンクス 2 (2) / ますだ 直紀
LADYリンクス 3 (3) / ますだ 直紀
LADYリンクス 4 (4) / ますだ 直紀


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tag : 女子プロレスコメディー

■オルラ 吸血美少女 (えのあきら)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・吸血鬼
・おまけ: あとがき(1,2,3)、まえがき(1,3)、
      オマケページ(1,2,3)
・その他: 1:短編×8(表題作×6)、
      2:短編×8(全て表題作)、
      3:短編×8(全て表題作)
※1:オルラ 吸血美少女、2:オルラSP、3:吸血鬼カーラ、の意味。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「えのあきら」センセの「オルラ 吸血美少女」です。

ひでるがファンな「えのあきら」センセ。
こちらでは上下巻の「ぺかぺかの洋航娘」を紹介しましたが、今回は代表作であろう「オルラ 吸血美少女」です。
最近はバイク漫画「ジャジャ」など、一般漫画ばかりなのが非常に残念なところですが…戻んないかな。むりか。
こちら「オルラ 吸血美少女」はセンセの吸血鬼シリーズ1巻という位置づけで、2巻「オルラSP」、3巻「吸血鬼カーラ」という感じになっています。
それぞれタイトルはバラバラですがちゃんと連続した話になっております。
しかし、巻が変わってもあらすじ・キャラ紹介等はありません。
すぐ始まります。
ちょっと不親切よね。

そのため、いきなり途中の巻から見た場合はなんだかよく分かんないと思います。
できれば全巻揃えましょう(笑)

オルラちゃんとカーラさん
※左:カーラさん、右:オルラちゃん です。
 このちょっとのぞいた牙が可愛いんですよ。

代々吸血鬼な家系だった「オルラちゃん」は一度死んでしまいますが、墓場からヴァンパイアとして復活。
食事が血液で日光に当たれぬ不自由があるものの、新たに得た能力を駆使しながら頑張って生きていくのでした。
…かなりおおまかですが、だいたいそんなお話。

そんな、吸血鬼になりたての危なっかしい「オルラちゃん」に対し、長く暮らしてきたベテラン「カーラさん」
前半は「オルラちゃん」メインでのんきな感じに進み、2巻中盤くらいからは古い因縁もある「カーラさん」が関わることで、深刻さを増すストーリーとなっております。
これにえっちなんもあまり無理なく絡んでいる、バランスの良い話でした。
基本的には「えのあきら」センセらしい、力の抜けたコメディー。題材が吸血鬼だけに、化け物との戦闘や逆に襲わてしまったりと、ハードなシーンもありました。
吸血鬼モノが好きな方にはオススメ。

丁寧で黒が強い線。
ネタもあって、ページ全体も比較的黒っぽくなっております。
ツリ目とちょっとだけのぞいた牙、そしてロングな金髪…。
こんなんがセンセ独特のぷにぷに健康的なお色気の絵柄と合って、非常に可愛らしいキャラになっています。
なお、年代バラバラ(平成9年~11年)ですが、絵柄に変化ありません。
ここは安心して下さい。

とりあえずだんだん入手困難になっているような状態だと思います。
気に入った方は”一期一会”になる可能性高いので、確実に購入して下さい。

吸血鬼シリーズ

オルラ / えの あきら
オルラSP / えの あきら
吸血鬼カーラ / えの あきら


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tag : 吸血鬼ヴァンパイアコメディー

■奥さんバレー (前田千石)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 人妻・バレー
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11(うち表題作×7)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石」センセの「奥さんバレー」です。

12月4日に最新単行本「アネモエ」が発売されていますが、インパクトで言えばやはりこちら。
あまりない(ような気がする)ママさんバレーな漫画「奥さんバレー」です。
前単行本は人妻本「Mrs.LINK」だそうなんで、「艶々」センセとかそっち系ですかね。

えっとこの本は前々からひでる・アマゾンのオススメに登場していたんですが、こないだ書店店頭で見かけたんですよ。
コレ↓表紙がなかなかイイ感じ(※赤白なデザインとかも)だったんですが、正直なところは裏表紙に購入の後押しをされてしまいました。
やっぱり紺色もいいですが、こんな朱色?赤?もいいもんですね(笑)
…ちなみに、読んだ後で分かったことですが、スゴイんです。
たんなる背中からの立ち姿なんですが、それぞれキャラの特徴・性格がきっちり見えるんですよ。
こうした、ちょっとしたところが巧い漫画家さんだと思います。

奥さんバレー・裏表紙
※こちらが裏表紙。こんなんですよ。

町内に新しくできたママさんバレーチーム「緑ヶ丘クイーンズ」のコーチを任された「春野隆行」くん。
一ヶ月で県内最強のチームにするよう依頼されているんですが…運動音痴な義姉「美沙絵さん」ほか、メンバーは明らかに特殊部隊な方々だったのです。
だいたいそんなお話。

緑ヶ丘クイーンズ
※こちらが「緑ヶ丘クイーンズ」の特殊部隊な方々。

雰囲気的に1話目は読み切りで描いたんでしょうか。雑誌掲載でもだいぶ間隔空いてるみたいですし。
本格的に話が始まるのは2話目からです。
1話ごとにそれぞれキャラがピックアップされる、「キングスナイト」方式…ってマイナーか。
有名なところだと「ドラクエ4」方式ですね。
全体で7話ですから、そんな訳ですぐに終わってしまうんですよ。これが。
個性的なメンバーで楽しかったんですが、それぞれが絡むこと少ないまま終わってしまうのね。
もう少し続けてほしかったです。
(※きっちりした完結でないから、続編もできると思うので…どうでしょう)

また、残念ながらひでるを購入へ導いたコスプレえっちは「美沙絵さん」、「長谷川のの」さんだけでした。
同じ目的(笑)な方はちょっと注意。
共に収録された短編はえっち漫画の王道展開ですが、「水子の舞い」とか「ベランダよじ登るサンタ」とか、ちょっとしたシーンがなかなか良かったです。こちらもオススメ。

奥さんバレー・他短編.jp
※短編漫画はこんなんです。
 左:「私が幽霊になっても」の幽霊さん、右:「サンタが部屋にやってくる」のサンタさん。

濃淡のバランスが非常に良く、味じゃないけどあっさり・こってりの中間あたり。
強い線で丁寧。
見やすく、人を選ばない絵柄だと思います。
ロリも問題なさそうですが、やっぱり色っぽい絵のが合いそうです。

ちょっと残念な点もありましたが、全体的には良い感じです。
「前田千石」センセの他単行本も集めたくなるくらいな完成度でした。
そう、カバーを外すとだいぶ寂しくなってしまうのもちょっと残念。

奥さんバレー 奥さんバレー
前田 千石 (2006/07/28)
双葉社

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tag : 運動音痴特殊部隊コスプレ

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