■ラブミルク (小島紗)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ドジっ娘
・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ・作品解説、
描き下ろし「オマケのちちんぷいぷい」
・その他: 折り返しにコメント、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小島紗(こじま・さや)」センセの「ラブミルク」です。
昨日に引き続き、↓表紙が猫耳な漫画です。
ひでるさんはその属性ないんですが…。
さて、こちらのブログでは初単行本「ラブイロ」を紹介している、「小島紗」センセですね。
名前覚えていたんですが、どんな評価だったかは記憶なく~。
今回読んでみて、うーん…悪くはないけど良くもないかな~、という印象なのでした。
↓表紙とか、あの絵柄が好みである方以外は見送ったほうがいいかも。
※左:美優ちゃん、右:ことねちゃん
お馬鹿ちゃん二人。「美優ちゃん」のは彼のハートをキャッチするおまじないなのだとか(笑)
さて、2冊目の単行本は、ほぼ最近の漫画で構成された短編集。
センセの特徴として”ドジっ娘路線”というのがあるんですが、そちらは変更なく、多く収録されておりました。
やたらよく転ぶ、ドジな「こより」姉ちゃんの「すってんころりん」
タイトルそのまんまですね(笑)
シマパンでM字開脚とかはいいんですが、階段から落ちたりするのは危ないなー。
「月あかりの下で」に登場する若女将「もみじ」ちゃんもやっぱりドジな娘さんなんですが、着物とか月を見ながら~みたいなシチュエーションが風流っぽく、かなり落ち着いた雰囲気になっておりました。
腰ヒモで縛るくだりはえっちですね。
裏表紙をゲットした、スクール水着な「ことね」ちゃんが登場する「やっぱり夏は」
彼女はドジというより頭悪そうですね。
ピザ屋のくだりは表現微妙で、初見では何が何だか分かりませんでしたよ。
描き下ろし漫画もある、メイン扱いかもしれない「ちちんぷいぷい」
おまじないで大好きお兄ちゃんと~という、ツインテールな妹「美優」ちゃんのお気楽近親漫画。
”最強のおまじない大全集”って、かなり怪しげなおまじないマニュアルをそのまま鵜呑みにして実行するという、アホっぽさでした。
子供っぽく見えるんですが、アンダーヘアがしっかりあったりするところを見ると、実はそれなりの年齢であるみたい。
(※余談ですが…次の猫耳少女以外は皆アンダーヘア表現があります。ただ、ひでるさんがファンな「あるぴーぬ」センセのように濃くはありませんけれど)
※左:もみじちゃん、右:まり姉ちゃん
やっぱり着物はいいですねーってな「もみじちゃん」でした。
ちなみに、↓表紙の猫耳少女の即えっち話「ミ・ル・ク」
猫耳話はこれ1話だけなんですねー。期待し過ぎないように、いちおう。
”新しいご主人様”というネタなので、ぐだぐだ描くことではないかもしれませんが、首輪とかなんとかがほぼ無視されていたのは残念。
あるいはお話が広げられたかもしれないのに…。
ほか、水着な女の子の即えっち系「ふたりでしましょっ」、大きめなリボンが可愛らしいツンデレちっくな「まり」姉ちゃんの「やめてよおねえちゃん」、ツーサイドアップでメイド姿な「美保」ちゃんの「秘密のビフォーアフター」、胸の大きな陸上選手「本村」さんの「夕焼けオレンジ」などがありました。
「本村さん」はせっかくスパッツだったので、もう少しそのあたりをピックアップしてほしかったですね。
しっかりとした線のスッキリ・デジタル絵柄。
ちょこちょこ繋がり・流れが分かりづらい箇所が何度か目につきました。
お話のユルさもあり、よくひでるが表現する”漫画の巧さ”では、はっきり言って評価厳しい方ですね。
丸い大きな目と、顎まで凝縮されたような、面積の狭い顔が特徴。
どちらのヒロインもさほど年齢は高くはないようでしたが、可愛らしい絵柄なのでロリ系のが合うかなと思います。
さっくり軽い空気があるのでラブコメとかコメディーは合っていますが、もう少しちゃんとしたストーリーが欲しいところですね。
お絵的にも悪くはないんですが、全体としては微妙な線かなぁ…。
ひでるさんとしては、今のところは適当に無難過ぎて、さしたる魅力は感じませんでした。
ラブミルク (ポプリコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ドジっ娘
・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ・作品解説、
描き下ろし「オマケのちちんぷいぷい」
・その他: 折り返しにコメント、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小島紗(こじま・さや)」センセの「ラブミルク」です。
昨日に引き続き、↓表紙が猫耳な漫画です。
ひでるさんはその属性ないんですが…。
さて、こちらのブログでは初単行本「ラブイロ」を紹介している、「小島紗」センセですね。
名前覚えていたんですが、どんな評価だったかは記憶なく~。
今回読んでみて、うーん…悪くはないけど良くもないかな~、という印象なのでした。
↓表紙とか、あの絵柄が好みである方以外は見送ったほうがいいかも。
※左:美優ちゃん、右:ことねちゃん
お馬鹿ちゃん二人。「美優ちゃん」のは彼のハートをキャッチするおまじないなのだとか(笑)
さて、2冊目の単行本は、ほぼ最近の漫画で構成された短編集。
センセの特徴として”ドジっ娘路線”というのがあるんですが、そちらは変更なく、多く収録されておりました。
やたらよく転ぶ、ドジな「こより」姉ちゃんの「すってんころりん」
タイトルそのまんまですね(笑)
シマパンでM字開脚とかはいいんですが、階段から落ちたりするのは危ないなー。
「月あかりの下で」に登場する若女将「もみじ」ちゃんもやっぱりドジな娘さんなんですが、着物とか月を見ながら~みたいなシチュエーションが風流っぽく、かなり落ち着いた雰囲気になっておりました。
腰ヒモで縛るくだりはえっちですね。
裏表紙をゲットした、スクール水着な「ことね」ちゃんが登場する「やっぱり夏は」
彼女はドジというより頭悪そうですね。
ピザ屋のくだりは表現微妙で、初見では何が何だか分かりませんでしたよ。
描き下ろし漫画もある、メイン扱いかもしれない「ちちんぷいぷい」
おまじないで大好きお兄ちゃんと~という、ツインテールな妹「美優」ちゃんのお気楽近親漫画。
”最強のおまじない大全集”って、かなり怪しげなおまじないマニュアルをそのまま鵜呑みにして実行するという、アホっぽさでした。
子供っぽく見えるんですが、アンダーヘアがしっかりあったりするところを見ると、実はそれなりの年齢であるみたい。
(※余談ですが…次の猫耳少女以外は皆アンダーヘア表現があります。ただ、ひでるさんがファンな「あるぴーぬ」センセのように濃くはありませんけれど)
※左:もみじちゃん、右:まり姉ちゃん
やっぱり着物はいいですねーってな「もみじちゃん」でした。
ちなみに、↓表紙の猫耳少女の即えっち話「ミ・ル・ク」
猫耳話はこれ1話だけなんですねー。期待し過ぎないように、いちおう。
”新しいご主人様”というネタなので、ぐだぐだ描くことではないかもしれませんが、首輪とかなんとかがほぼ無視されていたのは残念。
あるいはお話が広げられたかもしれないのに…。
ほか、水着な女の子の即えっち系「ふたりでしましょっ」、大きめなリボンが可愛らしいツンデレちっくな「まり」姉ちゃんの「やめてよおねえちゃん」、ツーサイドアップでメイド姿な「美保」ちゃんの「秘密のビフォーアフター」、胸の大きな陸上選手「本村」さんの「夕焼けオレンジ」などがありました。
「本村さん」はせっかくスパッツだったので、もう少しそのあたりをピックアップしてほしかったですね。
しっかりとした線のスッキリ・デジタル絵柄。
ちょこちょこ繋がり・流れが分かりづらい箇所が何度か目につきました。
お話のユルさもあり、よくひでるが表現する”漫画の巧さ”では、はっきり言って評価厳しい方ですね。
丸い大きな目と、顎まで凝縮されたような、面積の狭い顔が特徴。
どちらのヒロインもさほど年齢は高くはないようでしたが、可愛らしい絵柄なのでロリ系のが合うかなと思います。
さっくり軽い空気があるのでラブコメとかコメディーは合っていますが、もう少しちゃんとしたストーリーが欲しいところですね。
お絵的にも悪くはないんですが、全体としては微妙な線かなぁ…。
ひでるさんとしては、今のところは適当に無難過ぎて、さしたる魅力は感じませんでした。
ラブミルク (ポプリコミックス)
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■いたずら子猫Twins (南条飛鳥)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、寄稿原稿著者紹介、ゲストページ、
キャラ・作品コメント、カバー裏にリンク別絵。
・その他: 全て表題作(全9話。うち同人誌発表1話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「南条飛鳥(なんじょう・あすか)」センセの「いたずら子猫Twins」です。
やっぱり、山積みされている漫画というのは”なにかしら評価されている”ものですね。
こちらの「いたずら子猫Twins」は↓表紙のようなネコ耳から、そういう系統かなーって思ったのでスルーしかかっていたんですが…今週末は他にコレという本がなかったので、ぎりぎり・寸前で手にしてみたんです。
そんな経緯だったんですが、読んでみるとなかなか独特な作風で新鮮味に溢れた良作なのでした。
オススメです。
※Wヒロイン「甘木原姉妹」です。
実は比較絵になってます。左が1話、右がラストでの二人なのですが。
さて、「南条飛鳥」センセの久し振りっぽい単行本「いたずら子猫Twins」は3冊目。
全て表題作の長編でして、当然ながらまとまりもいいので、↓表紙・裏表紙などぐるりに違和感ない方は問題ないでしょう。
ちなみに、ひでるさん不得意な「~耳」というお話は番外編みたいな1話だけ(※厳密には2回)であったので、そういった系統が好みである方は逆に注意。
ツインテールの「甘木原柚香(あまぎはら・ゆずか)」、ストレートロングな「甘木原梨香(あまぎはら・りか)」という双子の従姉をもつ主人公「コウ」ちゃん。
暴虐無人な二人が遊びに来ていたため、学校から家へ帰るのがとっても憂鬱なのでした。
そして今日も、帰宅した「コウちゃん」は為す術もないまま色々とされてしまうのです…。
だいたいそんなん。
えっちメインなラブコメ漫画ですね。
ツインテールとストレートロングというキャラ配置は、まるで「あづまゆき」センセみたい。
こちらの特徴は、主人公・Wヒロインという三名以外のキャラを徹底的に排除したところで、お話についてもぎりぎり最低限でえっちメイン。
それぞれエピソードの繋がりも強くはなく、どこからでも楽しめる、分かり易い漫画になっておりました。
これがなかなか良いのです。
各短編は「ゆずか」「りか」の双子姉妹に好き勝手される、「コウちゃん」の不幸だか幸福だかという様が、色々なシチュエーションにてつらつらと描かれておりました。
ワンパターンな繰り返しなんですが、中途半端でない思い切った切り捨て具合がスゴかったです。
ややこしいことはまっったくないので、軽く楽しむに最適でしょう。
※甘木原柚香、甘木原梨香です。
単独でのえっちがないのも特徴。「ゆずかちゃん」のがやや目立っていたかなぁ。
主人公「コウちゃん」は自分のことを小間使いとかドレイとかいう単語で表現してましたが、こりゃ「玩具」ですかね。
家は無論のこと、授業中まで勝手に呼び出される自由な振舞いをされており、作中で唯一の常識人である彼は見事に翻弄されまくっておりました。
全裸にコートだけという格好で外出を付き合わされたり、新幹線を個室グリーン車(※現在は廃止)で手配してたり…学校プールのエピソードはなかなかえっちでした。
ここはオチも面白いのです。
”何かあったらセッカンよ”
とか、メモを残す彼の母親は二人ファンであるらしいんですが…。
ああ、あの二人は他人の目があったりする場面では、態度をガラりと変えてそうですねー。
自分の息子があーんなことされてるのも、おそらくは知らないのでしょう(笑)
ちなみに、母親は単語で登場しますが、実際に姿は一度も描かれておりません。
二人の違う一面も見たかったんですけどね。
また、前述しているように、基本的にお話部分はそれなりのもの。
しかし、姉妹が引っ越すという2話のエピソードにて、お約束そのまま実際は隣(※正確には裏)であったという展開があるんですが、ちゃんと周辺の流れがフリになっていたというのには驚きました。
また、収録ラストは特にきっちりとした終わり方になっておりません。
とりあえずひと段落させた程度の様子で、まだまだ色々できる余地があると思いますから…異なるシチュエーションをまた見たいですね。
あとがきに「お風呂場えっちも描いてみたかった」とありましたし。
くっきり線のさっぱりとした絵柄。
コマの合間にある、ヒトデのような崩し絵については読み手次第かなー。
連載はかなりの長期であったらしく、04年から07年とかなり広範囲。
単行本化にあたって修正もされてるんでしょうか、後半は可愛らしくまとまった印象でしたが、全体さして大きな違和感は感じませんでした。
描き方に癖があるので人を選びますが、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。
見た目そのまんまなロリ系については、そっち専門の漫画と比べて濃くはないため、間口としては広いでしょう。
単行本を横にした構図も思い切ってますね。
これは店頭での置き方を選ぶものの、双子姉妹「ゆずか」「りか」の並びは広く、いい感じだと思いました。
ちなみに特典として、センセのHPにてCGのブレゼントをされております。
購入者はぜひアクセスしてみましょう。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、寄稿原稿著者紹介、ゲストページ、
キャラ・作品コメント、カバー裏にリンク別絵。
・その他: 全て表題作(全9話。うち同人誌発表1話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「南条飛鳥(なんじょう・あすか)」センセの「いたずら子猫Twins」です。
やっぱり、山積みされている漫画というのは”なにかしら評価されている”ものですね。
こちらの「いたずら子猫Twins」は↓表紙のようなネコ耳から、そういう系統かなーって思ったのでスルーしかかっていたんですが…今週末は他にコレという本がなかったので、ぎりぎり・寸前で手にしてみたんです。
そんな経緯だったんですが、読んでみるとなかなか独特な作風で新鮮味に溢れた良作なのでした。
オススメです。
※Wヒロイン「甘木原姉妹」です。
実は比較絵になってます。左が1話、右がラストでの二人なのですが。
さて、「南条飛鳥」センセの久し振りっぽい単行本「いたずら子猫Twins」は3冊目。
全て表題作の長編でして、当然ながらまとまりもいいので、↓表紙・裏表紙などぐるりに違和感ない方は問題ないでしょう。
ちなみに、ひでるさん不得意な「~耳」というお話は番外編みたいな1話だけ(※厳密には2回)であったので、そういった系統が好みである方は逆に注意。
ツインテールの「甘木原柚香(あまぎはら・ゆずか)」、ストレートロングな「甘木原梨香(あまぎはら・りか)」という双子の従姉をもつ主人公「コウ」ちゃん。
暴虐無人な二人が遊びに来ていたため、学校から家へ帰るのがとっても憂鬱なのでした。
そして今日も、帰宅した「コウちゃん」は為す術もないまま色々とされてしまうのです…。
だいたいそんなん。
えっちメインなラブコメ漫画ですね。
ツインテールとストレートロングというキャラ配置は、まるで「あづまゆき」センセみたい。
こちらの特徴は、主人公・Wヒロインという三名以外のキャラを徹底的に排除したところで、お話についてもぎりぎり最低限でえっちメイン。
それぞれエピソードの繋がりも強くはなく、どこからでも楽しめる、分かり易い漫画になっておりました。
これがなかなか良いのです。
各短編は「ゆずか」「りか」の双子姉妹に好き勝手される、「コウちゃん」の不幸だか幸福だかという様が、色々なシチュエーションにてつらつらと描かれておりました。
ワンパターンな繰り返しなんですが、中途半端でない思い切った切り捨て具合がスゴかったです。
ややこしいことはまっったくないので、軽く楽しむに最適でしょう。
※甘木原柚香、甘木原梨香です。
単独でのえっちがないのも特徴。「ゆずかちゃん」のがやや目立っていたかなぁ。
主人公「コウちゃん」は自分のことを小間使いとかドレイとかいう単語で表現してましたが、こりゃ「玩具」ですかね。
家は無論のこと、授業中まで勝手に呼び出される自由な振舞いをされており、作中で唯一の常識人である彼は見事に翻弄されまくっておりました。
全裸にコートだけという格好で外出を付き合わされたり、新幹線を個室グリーン車(※現在は廃止)で手配してたり…学校プールのエピソードはなかなかえっちでした。
ここはオチも面白いのです。
”何かあったらセッカンよ”
とか、メモを残す彼の母親は二人ファンであるらしいんですが…。
ああ、あの二人は他人の目があったりする場面では、態度をガラりと変えてそうですねー。
自分の息子があーんなことされてるのも、おそらくは知らないのでしょう(笑)
ちなみに、母親は単語で登場しますが、実際に姿は一度も描かれておりません。
二人の違う一面も見たかったんですけどね。
また、前述しているように、基本的にお話部分はそれなりのもの。
しかし、姉妹が引っ越すという2話のエピソードにて、お約束そのまま実際は隣(※正確には裏)であったという展開があるんですが、ちゃんと周辺の流れがフリになっていたというのには驚きました。
また、収録ラストは特にきっちりとした終わり方になっておりません。
とりあえずひと段落させた程度の様子で、まだまだ色々できる余地があると思いますから…異なるシチュエーションをまた見たいですね。
あとがきに「お風呂場えっちも描いてみたかった」とありましたし。
くっきり線のさっぱりとした絵柄。
コマの合間にある、ヒトデのような崩し絵については読み手次第かなー。
連載はかなりの長期であったらしく、04年から07年とかなり広範囲。
単行本化にあたって修正もされてるんでしょうか、後半は可愛らしくまとまった印象でしたが、全体さして大きな違和感は感じませんでした。
描き方に癖があるので人を選びますが、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。
見た目そのまんまなロリ系については、そっち専門の漫画と比べて濃くはないため、間口としては広いでしょう。
単行本を横にした構図も思い切ってますね。
これは店頭での置き方を選ぶものの、双子姉妹「ゆずか」「りか」の並びは広く、いい感じだと思いました。
ちなみに特典として、センセのHPにてCGのブレゼントをされております。
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いたずら子猫Twins (TENMAコミックス RiN) (2008/03/27) 南条 飛鳥 商品詳細を見る |
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■たとえば母が 6巻[完結] (艶々)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 人妻・近親
・おまけ: あとがき(4、5、6)、アシスタントコメント(4)、
おまけのページ(4)、
おまけまんが「みはる17才」(5)、
・その他: 別短編・「また雨の夜に」(4)、「燐寸」(5)、
「たとえば乳が」(6)、全6巻
※今回データは、単行本4~6巻のものです。
※括弧内数字は収録単行本の巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「たとえば母が 6巻[完結]」です。
きました。
これが成年指定でないのに誰もが驚く(たぶん)、「艶々」センセの真骨頂・長編人妻漫画「たとえば母が 6巻[完結]」です。
ついにこのシリーズも終わりなんですねー。しみじみ。
さて、ひでるさんが「前田千石」センセと共に激しくプッシュする、「艶々」センセの最新刊なのですよ。
こちらのブログでは、だーいぶ前に「たとえば母が 3巻」の紹介をしております。
そんな訳で、今回は4巻から完結6巻までをば。
※4巻5巻の「緑川美晴さん」です。
左が4巻、右が5巻ですね。服を着ているシーンを選ぶので一苦労でした(笑)
母子家庭で育った主人公「緑川正樹(マサキ)」は大学生。
その母、「緑川美晴」はいわゆるキャリアウーマンで、親子二人で仲良く暮らしておりました。
しかし、ひょんな切っ掛けから息子の友人「マコト」と関係を持ってしまい、ついには家を出て彼と同棲を始めてしまうのです。
そうした頃、会社では以前の上司にして不倫の相手であった「榊敬之」が部長として戻ってきておりました。
「榊」の挑発から再び関係をもってしまった「美晴」は、現在の彼氏「マコト」、息子「マサキ」のどちらからも離れていくのでした。
一方、母を追いかける「マサキ」の意識にも、少しづつ変化がおきていたのです。
…大まかではありますが、だいたいそんなん。
母子近親モノ、というよりは長編・人妻えっち漫画ですね。
あちこちのコメントを見てみると、近親系を期待していたらしい読者さんからは「長い」と批評されておりました。
まぁ、確かにそこへ行きつくまでは長かったですね~(笑)
しかし、よくある成年漫画の単純近親モノと違って、ある程度のドラマ性がため一連の流れは至極当然なことと思います。
※6巻の「緑川美晴さん」です。
ぎりぎりですね。本当に服を着てない方なのですよ~。
多少のすれ違いがあったにせよ、もともとは普通に仲良く暮らしてきた親子なのです。
それがあんなんなってしまうには、なんというか「美晴さん」を壊すことと共に、「マサキくん」も壊れる必要があったのでしょう。
そのためには、若い「マコトくん」だけではやっぱり役不足。
老練な「榊」の存在が必要不可欠なのかな。…そんな気がします。たぶん。
しかし、あれこれ色々あって待たされただけ、最終6巻は怒涛な展開を見せておりました。
中でも、やっぱり「榊」の妻「峰子」さんの一言、
「この子からお母さんを奪っちゃはいけない…」
が深いですね。
それぞれの思惑・愛情が激しく交差・衝突する様をご堪能下さいませませ。
これまでの巻で、「美晴さん」が散々に乱れてしまった(笑)こともあり、目出度く”ヒロインと結ばれる”最終目的が達せられた割に、えっち面ではなんとなく結構あっさりとした印象の6巻。
これはお話に決着をつけることに注力しているためなのかなぁ。
正直なところ、できればもう少しページ増やすか、結ばれるのを前倒しにして、二人の濃厚なラブラブえっちを見たかった気もします。
シチュエーションだけで言えば、一応はじめてとなる5巻の目隠しプレイのが凄かったです。
あ、直接えっちはしてませんが、告白もあったりする「美晴さん」・「マサキくん」の親子・お風呂シーンは良かったですよ。
なお、6巻収録のボーナストラック「たとえば乳が」は、「美晴さん」と「マサキくん」のちょっと前の頃を描いたショート。
重たい本編と違った、はっちゃけコメディーになっておりました。
今回のようなドロドロしたのもいいですが、「艶々」センセはこうしたのも巧いですねー。
「久枝さんの背徳日記」で登場する、テンション高い美人教師「暮内みづき」さんを思い出しました。
丁寧でしっかりとした線の作画。
こうしたジャンルはたいてい暗くなりがちですが、すっきりと見やすい原稿でした。
というのも、おそらくは4巻あたり(※詳細は不明ですが)からデジタル処理になっており、かなり綺麗な仕上がりになっていたのです。
このブログを書くにあたり、各巻をずらーっと見ましたが、絵も漫画もやっぱり巧い方ですねー。
その点では何の問題もありません。
特に「美晴さん」のむっちりとした身体は絶妙なのですよ。
彼女の存在がため、一般系でも十分なエロスがかもし出されていたと思います。
えろいなぁ…。
ただ、タイトルそのまま人妻系で、癖もある方なので人を選ぶでしょう。
判断については、各巻の↓表紙でどうぞ~。
たとえば母が 6 (6) (アクションコミックス)
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」
「たとえば母が」
「となりのとなりのお姉さん」
「久枝さんの背徳日記」
「ボクノアイジン[限定版]」
「我妻姉弟 純情編」
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 人妻・近親
・おまけ: あとがき(4、5、6)、アシスタントコメント(4)、
おまけのページ(4)、
おまけまんが「みはる17才」(5)、
・その他: 別短編・「また雨の夜に」(4)、「燐寸」(5)、
「たとえば乳が」(6)、全6巻
※今回データは、単行本4~6巻のものです。
※括弧内数字は収録単行本の巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「たとえば母が 6巻[完結]」です。
きました。
これが成年指定でないのに誰もが驚く(たぶん)、「艶々」センセの真骨頂・長編人妻漫画「たとえば母が 6巻[完結]」です。
ついにこのシリーズも終わりなんですねー。しみじみ。
さて、ひでるさんが「前田千石」センセと共に激しくプッシュする、「艶々」センセの最新刊なのですよ。
こちらのブログでは、だーいぶ前に「たとえば母が 3巻」の紹介をしております。
そんな訳で、今回は4巻から完結6巻までをば。
※4巻5巻の「緑川美晴さん」です。
左が4巻、右が5巻ですね。服を着ているシーンを選ぶので一苦労でした(笑)
母子家庭で育った主人公「緑川正樹(マサキ)」は大学生。
その母、「緑川美晴」はいわゆるキャリアウーマンで、親子二人で仲良く暮らしておりました。
しかし、ひょんな切っ掛けから息子の友人「マコト」と関係を持ってしまい、ついには家を出て彼と同棲を始めてしまうのです。
そうした頃、会社では以前の上司にして不倫の相手であった「榊敬之」が部長として戻ってきておりました。
「榊」の挑発から再び関係をもってしまった「美晴」は、現在の彼氏「マコト」、息子「マサキ」のどちらからも離れていくのでした。
一方、母を追いかける「マサキ」の意識にも、少しづつ変化がおきていたのです。
…大まかではありますが、だいたいそんなん。
母子近親モノ、というよりは長編・人妻えっち漫画ですね。
あちこちのコメントを見てみると、近親系を期待していたらしい読者さんからは「長い」と批評されておりました。
まぁ、確かにそこへ行きつくまでは長かったですね~(笑)
しかし、よくある成年漫画の単純近親モノと違って、ある程度のドラマ性がため一連の流れは至極当然なことと思います。
※6巻の「緑川美晴さん」です。
ぎりぎりですね。本当に服を着てない方なのですよ~。
多少のすれ違いがあったにせよ、もともとは普通に仲良く暮らしてきた親子なのです。
それがあんなんなってしまうには、なんというか「美晴さん」を壊すことと共に、「マサキくん」も壊れる必要があったのでしょう。
そのためには、若い「マコトくん」だけではやっぱり役不足。
老練な「榊」の存在が必要不可欠なのかな。…そんな気がします。たぶん。
しかし、あれこれ色々あって待たされただけ、最終6巻は怒涛な展開を見せておりました。
中でも、やっぱり「榊」の妻「峰子」さんの一言、
「この子からお母さんを奪っちゃはいけない…」
が深いですね。
それぞれの思惑・愛情が激しく交差・衝突する様をご堪能下さいませませ。
これまでの巻で、「美晴さん」が散々に乱れてしまった(笑)こともあり、目出度く”ヒロインと結ばれる”最終目的が達せられた割に、えっち面ではなんとなく結構あっさりとした印象の6巻。
これはお話に決着をつけることに注力しているためなのかなぁ。
正直なところ、できればもう少しページ増やすか、結ばれるのを前倒しにして、二人の濃厚なラブラブえっちを見たかった気もします。
シチュエーションだけで言えば、一応はじめてとなる5巻の目隠しプレイのが凄かったです。
あ、直接えっちはしてませんが、告白もあったりする「美晴さん」・「マサキくん」の親子・お風呂シーンは良かったですよ。
なお、6巻収録のボーナストラック「たとえば乳が」は、「美晴さん」と「マサキくん」のちょっと前の頃を描いたショート。
重たい本編と違った、はっちゃけコメディーになっておりました。
今回のようなドロドロしたのもいいですが、「艶々」センセはこうしたのも巧いですねー。
「久枝さんの背徳日記」で登場する、テンション高い美人教師「暮内みづき」さんを思い出しました。
丁寧でしっかりとした線の作画。
こうしたジャンルはたいてい暗くなりがちですが、すっきりと見やすい原稿でした。
というのも、おそらくは4巻あたり(※詳細は不明ですが)からデジタル処理になっており、かなり綺麗な仕上がりになっていたのです。
このブログを書くにあたり、各巻をずらーっと見ましたが、絵も漫画もやっぱり巧い方ですねー。
その点では何の問題もありません。
特に「美晴さん」のむっちりとした身体は絶妙なのですよ。
彼女の存在がため、一般系でも十分なエロスがかもし出されていたと思います。
えろいなぁ…。
ただ、タイトルそのまま人妻系で、癖もある方なので人を選ぶでしょう。
判断については、各巻の↓表紙でどうぞ~。
たとえば母が 6 (6) (アクションコミックス)
たとえば母が 5 (5) (アクションコミックス) (2007/08/28) 艶々 商品詳細を見る |
たとえば母が 4 (4) (アクションコミックス) (2006/09/28) 艶々 商品詳細を見る |
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」
「たとえば母が」
「となりのとなりのお姉さん」
「久枝さんの背徳日記」
「ボクノアイジン[限定版]」
「我妻姉弟 純情編」
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■いおの様ファナティクス 全2巻 (藤枝雅)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・百合
・おまけ: あとがき漫画(1,2)、
カバー裏に「カバー下おいろけ劇場」(1)、表紙ラフ(2)
・その他: カラー(1:4P、2:2P)、合間にキャラコメント(1,2)、
全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤枝雅(ふじえだ・みやび)」センセの「いおの様ファナティクス 全2巻」です。
はい、こないだの「AliceQuartet OBBLIGATO[アリスカルテット・オブリガート]」がなかなか刺さっていたので、「藤枝雅」センセの漫画を色々掘り起こしているひでるさんです。
…こうしてドンドコ本の量が増えていくんですねー(笑)
困ったもんです。
とりあえず今のところ、オマケCDつきが書店に残っていた「ことのはの巫女とことだまの魔女と 限定版」と、今回紹介する「いおの様ファナティクス」をゲットしました。
ちなみに、「ティンクルセイバーNova」は…3巻まであったので、断念。
また今度にでも。
一度のり遅れると、なかなか大変なのですよ。
さて、とりあえず手に入れた「藤枝雅」センセの漫画で、最も良かった「いおの様ファナティクス」をご紹介致します。
※いおの様、御一行です。
この後、諸国漫遊の旅に…でかけませんでした。ちょっと安心(笑)
西の方にある謎の小さな国の女王「いおの・ミト・アルシュライン」は女の子好きな、ちょっと変わった方。
黒髪な可愛い側女を探すためにわざわざ日本までやってきて、ナンパに精を出すのでした。
「妾の側女にならんかや?」
しかし、いきなりそんなことを言ってくる「いおの様」は単なる”街のおかしな人”
当然ながら空振り続きで、疲れ果てて喫茶店で休憩することとなりました。
そんな時、ふと相席を申し出たのが、眼鏡の「鉢辺絵兎(はちべ・えと)」さん。
綺麗で理想通りな黒髪をもつ彼女を一目で気に入った「いおの様」
過去がため、人に対して消極的な「絵兎さん」は誘いを一度はきっぱり拒絶しますが、やや強引な手段まで使った熱心な口説きに折れ、側女になることを決意するのでした。
そんな一国の女王「いおの様」の周辺を固めるのは、王務管理官「キャス・ルーセンス」、美容管理官「アイダ・ブルーメール」、身辺警護「アルジェント・エフェメール」、身辺警護兼運転手「フレシェ・ヴァンセット」…など、各分野のエキスパート。
さして取り柄のない「絵兎さん」は唯一定職のないことに頭を悩ませるのでした。
…大ざっぱですが、だいたいこんな感じ。
各キャラの名前で気付いた勘の良い方もいるでしょう、設定に有名時代劇「水戸黄門」を借りた漫画です。
違った形で「葵の紋」も活用されておりましたが、その他のストーリーとかなんとかは無関係ですね。
さしてそれを意識することなく、お話は自然で独自な展開をしておりましたので、分かりやすく、また受け入れやすい漫画になっていると思います。
当初は、てっきり世直しの旅に出るかと思いましたが(笑)
※左:鉢辺絵兎さん、右:いおの様
側女が千人という「いおの様」なのです。うっかりしてる場合ではありませんよー。
主人公というべき「絵兎」さん、「いおの様」を中心に、様々な特技をもった魅力的な女性たちが次々に登場するラブコメ百合漫画ですね。
男性もいちおう登場しておりましたが、ほぼ全編女性だけという甘い百合ワールドとなっております。
この、潔いほどに男性をすっぱり切り捨てる手法はいいですねー。共感できますねー。
そんな訳で、いつも通りなラブラブとした漫画になっておりました。
厳しく書いてしまうと、ワンパターンかなぁ。
細かく見てみると、以前紹介しております「AliceQuartet~」は、そもそもの設定も強いため、ほんわかとした他愛ない日常風景漫画でした。
しかし、こちらは制約が弱いだけ自由があり、ラブコメから戦闘シーンまで変化に富んだお話になっているのです。
やや登場キャラ数が多いかなーという感もありましたが、ストーリーは非常に楽しいものでしたね。
前向きで明るく・甘く、読後感が非常にいい単行本。
「接すればこそ通じる想いがあるから--妾はいつでも玉砕覚悟であたるのじゃ」
と言う具合に、あちこちのタイミングでじわわーと染みる台詞が登場しております。
※SP「アルジェちゃん」
平仮名台詞もいいんですが…成長した姿がまた格別。
雑誌の中断がため、やむなく急遽エンディングへ持って行ったようでしたが、あまり無理ない感じに仕上がっておりました。
さすが、腕ありますねー。
2巻の9話からラスト10話までのクライクマックス部分、数年後風景という11話なども良かったです。
丁寧で安定感抜群な作画。
それなりに色があるものの濃すぎない見やすい絵で、またシリアスからコメディーまで巧い方でした。
服装や小物などもしっかり描かれており、そんなんを眺めるだけでも楽しいでしょう。
縦長楕円のガラスのような目と、広めな輪郭、すらりとしたスタイルが特徴。
たまにSDちっくになるのも可愛らしいですね。
…そのへんは、「源久也(みなもと・ひさなり)」センセが主で担当されてるのかな?
色々癖はありますが、広く好まれる絵柄だと思います。
なにげに、「楠瀬文」さんを筆頭に、「AliceQuartet」のメンバーも顔出ししておりました。
そういったおまけほか、周辺キャラも落ち着いて盛り上がっていただけに、掲載誌と運命を共にしたのはなんとも残念なこと。
どちらかでの再開が無理ならば、今度は逆にゲスト出演でもいいので、どちらかで顔出ししてほしいところでした。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・百合
・おまけ: あとがき漫画(1,2)、
カバー裏に「カバー下おいろけ劇場」(1)、表紙ラフ(2)
・その他: カラー(1:4P、2:2P)、合間にキャラコメント(1,2)、
全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤枝雅(ふじえだ・みやび)」センセの「いおの様ファナティクス 全2巻」です。
はい、こないだの「AliceQuartet OBBLIGATO[アリスカルテット・オブリガート]」がなかなか刺さっていたので、「藤枝雅」センセの漫画を色々掘り起こしているひでるさんです。
…こうしてドンドコ本の量が増えていくんですねー(笑)
困ったもんです。
とりあえず今のところ、オマケCDつきが書店に残っていた「ことのはの巫女とことだまの魔女と 限定版」と、今回紹介する「いおの様ファナティクス」をゲットしました。
ちなみに、「ティンクルセイバーNova」は…3巻まであったので、断念。
また今度にでも。
一度のり遅れると、なかなか大変なのですよ。
さて、とりあえず手に入れた「藤枝雅」センセの漫画で、最も良かった「いおの様ファナティクス」をご紹介致します。
※いおの様、御一行です。
この後、諸国漫遊の旅に…でかけませんでした。ちょっと安心(笑)
西の方にある謎の小さな国の女王「いおの・ミト・アルシュライン」は女の子好きな、ちょっと変わった方。
黒髪な可愛い側女を探すためにわざわざ日本までやってきて、ナンパに精を出すのでした。
「妾の側女にならんかや?」
しかし、いきなりそんなことを言ってくる「いおの様」は単なる”街のおかしな人”
当然ながら空振り続きで、疲れ果てて喫茶店で休憩することとなりました。
そんな時、ふと相席を申し出たのが、眼鏡の「鉢辺絵兎(はちべ・えと)」さん。
綺麗で理想通りな黒髪をもつ彼女を一目で気に入った「いおの様」
過去がため、人に対して消極的な「絵兎さん」は誘いを一度はきっぱり拒絶しますが、やや強引な手段まで使った熱心な口説きに折れ、側女になることを決意するのでした。
そんな一国の女王「いおの様」の周辺を固めるのは、王務管理官「キャス・ルーセンス」、美容管理官「アイダ・ブルーメール」、身辺警護「アルジェント・エフェメール」、身辺警護兼運転手「フレシェ・ヴァンセット」…など、各分野のエキスパート。
さして取り柄のない「絵兎さん」は唯一定職のないことに頭を悩ませるのでした。
…大ざっぱですが、だいたいこんな感じ。
各キャラの名前で気付いた勘の良い方もいるでしょう、設定に有名時代劇「水戸黄門」を借りた漫画です。
違った形で「葵の紋」も活用されておりましたが、その他のストーリーとかなんとかは無関係ですね。
さしてそれを意識することなく、お話は自然で独自な展開をしておりましたので、分かりやすく、また受け入れやすい漫画になっていると思います。
当初は、てっきり世直しの旅に出るかと思いましたが(笑)
※左:鉢辺絵兎さん、右:いおの様
側女が千人という「いおの様」なのです。うっかりしてる場合ではありませんよー。
主人公というべき「絵兎」さん、「いおの様」を中心に、様々な特技をもった魅力的な女性たちが次々に登場するラブコメ百合漫画ですね。
男性もいちおう登場しておりましたが、ほぼ全編女性だけという甘い百合ワールドとなっております。
この、潔いほどに男性をすっぱり切り捨てる手法はいいですねー。共感できますねー。
そんな訳で、いつも通りなラブラブとした漫画になっておりました。
厳しく書いてしまうと、ワンパターンかなぁ。
細かく見てみると、以前紹介しております「AliceQuartet~」は、そもそもの設定も強いため、ほんわかとした他愛ない日常風景漫画でした。
しかし、こちらは制約が弱いだけ自由があり、ラブコメから戦闘シーンまで変化に富んだお話になっているのです。
やや登場キャラ数が多いかなーという感もありましたが、ストーリーは非常に楽しいものでしたね。
前向きで明るく・甘く、読後感が非常にいい単行本。
「接すればこそ通じる想いがあるから--妾はいつでも玉砕覚悟であたるのじゃ」
と言う具合に、あちこちのタイミングでじわわーと染みる台詞が登場しております。
※SP「アルジェちゃん」
平仮名台詞もいいんですが…成長した姿がまた格別。
雑誌の中断がため、やむなく急遽エンディングへ持って行ったようでしたが、あまり無理ない感じに仕上がっておりました。
さすが、腕ありますねー。
2巻の9話からラスト10話までのクライクマックス部分、数年後風景という11話なども良かったです。
丁寧で安定感抜群な作画。
それなりに色があるものの濃すぎない見やすい絵で、またシリアスからコメディーまで巧い方でした。
服装や小物などもしっかり描かれており、そんなんを眺めるだけでも楽しいでしょう。
縦長楕円のガラスのような目と、広めな輪郭、すらりとしたスタイルが特徴。
たまにSDちっくになるのも可愛らしいですね。
…そのへんは、「源久也(みなもと・ひさなり)」センセが主で担当されてるのかな?
色々癖はありますが、広く好まれる絵柄だと思います。
なにげに、「楠瀬文」さんを筆頭に、「AliceQuartet」のメンバーも顔出ししておりました。
そういったおまけほか、周辺キャラも落ち着いて盛り上がっていただけに、掲載誌と運命を共にしたのはなんとも残念なこと。
どちらかでの再開が無理ならば、今度は逆にゲスト出演でもいいので、どちらかで顔出ししてほしいところでした。
いおの様ファナティクス volume2 (電撃コミックス EX 88-2) (2007/09/10) 藤枝 雅 商品詳細を見る |
いおの様ファナティクス (1) (Dengeki comics EX) (2005/08/10) 藤枝 雅 商品詳細を見る |
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■おとミヤ! (永野あかね)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ラブコメ・アパート
・おまけ: あとがき、描き下ろし漫画「一寸法師」
・その他: 全て表題作(7話収録)、現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「永野あかね(ながの・あかね)」センセの「おとミヤ! 1巻」です。
いきなりですが、時間ありません。
いっぱい・いっぱいです。
余計な文はすっ飛ばして、いきなり紹介させて頂きます。
過去に「トキメキ☆とらいあんぐる」などを紹介しております、「永野あかね」センセの最新連載です。
こちらの「おとミヤ! 1巻」は、いかにもセンセらしい長編漫画に仕上がっておりました。
実に無難なつくりでしたが…目新しさはまるでありませんね。
ファンの方ならいいでしょうけれど、そうでない方には王道過ぎなので、評価としては微妙なところだと思います。
※左から、竹取美矢、鞍馬鈴花、龍宮寺つぐみ
巨乳の「鈴花さん」なんですが…部屋のきのこが気持ち悪かったです。やだなぁ。
主人公「竹取美矢(たけとり・みや)」は女子高生。
おばあちゃんが大家であったアパート「おとぎ荘」は、幼少期に憧れていたお兄ちゃんの住んでいた、懐かしい場所。
病気で倒れてしまったおばあちゃんの代理で管理人として顔を出すんですが…住人「一寸谷鷹」、「龍宮寺つぐみ」らは”ハンパにやられても迷惑”と実に冷やかな反応なのでした。
古くなったアパートはこの機会に売却すべきという思惑もあり、「美矢さん」は思い出の場所を守るため、学校と管理人を両立すべく奮闘するのです。
だいたいそんな感じ。
「めぞん一刻」に代表される、アパート系ラブコメ漫画。
ちょっと変わった住人たちと絡み、あちこちサービスシーンを置きつつ、ラブコメが進行しておりました。
しかし、今の日本でここまで他人同士が関わりあって生活しているのは、ごく稀なことでしょう。
ある意味、現代ファンタジーというべき作品ですね。
お話はそれなりで、決してつまらくはないものの、はっきり言ってありきたり。
管理人が女子高生というのは狙い過ぎかなぁ。
当初、住人らが反発していたのにも「どうかなぁ~」と思ってましたが、それが1話であっさり認められてしまう展開には愕然としました。
平たいストーリーですねー…なんじゃそりゃ。
(※おそらく、ひでるさんはこの作品と色々相性が合わないのでしょう)
※ヒロイン「竹取美矢さん」
典型的な主人公タイプですね。えろい妄想してたりします。
お話がこうなってしまうと、あとは毎度お馴染みサービスシーンに期待がかかるところなんですが……こちらもダメ。
あれれ、このシリーズはえっち描写は大丈夫でなかったっけ?
(※このシリーズ、の例:「ガラスの女神/朝森瑞季」とか、「恋をするのが仕事です。/ハルミチヒロ」とか。これらはバストトップからえっちシーンまで普通にあります)
直接えっちはないものの、もはやお約束的である頻繁なパンチラと共に裸なシーンもあるんですが、前にこのブログで紹介しました「ラブケア~永野あかね作品集」と同様でバストトップの表現はありませんでした。
うーん、コレものすごく奇異な感じがするんですが……ひでるさんが成年漫画に慣れ過ぎ、ってことですかね??
ちょいエロな雰囲気がなかなかいいだけ、大きなマイナス点です。
「永野あかね」センセは胸の形とか下着描写が巧い方なので、ぎりぎり見えないあたりにしてもらうのがちょうどいいと思うんですが。
しっかり描かないなら、なおさらに。ねぇ。
くっきりとした線の、やや濃いめな絵柄です。
ごちゃっとし過ぎないくらいなページ全体は、適度な感覚。
コメディー時の崩しと共にテンポ良い描き方なので、いかにもラブコメ向きなのです。
さすがにベテランなので安定感も抜群にあり、↓表紙が気に入ったなら絵的な問題はほぼないでしょう。
前述しておりますが、バランス良い肉付き加減と下着(水着)の巧さがため、やっぱりちらりとしている程度が絶妙な域。
抑え気味に描くのであれば、徹底的にぎりぎりを狙ってほしいところでした。
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・話 :■■■□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ラブコメ・アパート
・おまけ: あとがき、描き下ろし漫画「一寸法師」
・その他: 全て表題作(7話収録)、現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「永野あかね(ながの・あかね)」センセの「おとミヤ! 1巻」です。
いきなりですが、時間ありません。
いっぱい・いっぱいです。
余計な文はすっ飛ばして、いきなり紹介させて頂きます。
過去に「トキメキ☆とらいあんぐる」などを紹介しております、「永野あかね」センセの最新連載です。
こちらの「おとミヤ! 1巻」は、いかにもセンセらしい長編漫画に仕上がっておりました。
実に無難なつくりでしたが…目新しさはまるでありませんね。
ファンの方ならいいでしょうけれど、そうでない方には王道過ぎなので、評価としては微妙なところだと思います。
※左から、竹取美矢、鞍馬鈴花、龍宮寺つぐみ
巨乳の「鈴花さん」なんですが…部屋のきのこが気持ち悪かったです。やだなぁ。
主人公「竹取美矢(たけとり・みや)」は女子高生。
おばあちゃんが大家であったアパート「おとぎ荘」は、幼少期に憧れていたお兄ちゃんの住んでいた、懐かしい場所。
病気で倒れてしまったおばあちゃんの代理で管理人として顔を出すんですが…住人「一寸谷鷹」、「龍宮寺つぐみ」らは”ハンパにやられても迷惑”と実に冷やかな反応なのでした。
古くなったアパートはこの機会に売却すべきという思惑もあり、「美矢さん」は思い出の場所を守るため、学校と管理人を両立すべく奮闘するのです。
だいたいそんな感じ。
「めぞん一刻」に代表される、アパート系ラブコメ漫画。
ちょっと変わった住人たちと絡み、あちこちサービスシーンを置きつつ、ラブコメが進行しておりました。
しかし、今の日本でここまで他人同士が関わりあって生活しているのは、ごく稀なことでしょう。
ある意味、現代ファンタジーというべき作品ですね。
お話はそれなりで、決してつまらくはないものの、はっきり言ってありきたり。
管理人が女子高生というのは狙い過ぎかなぁ。
当初、住人らが反発していたのにも「どうかなぁ~」と思ってましたが、それが1話であっさり認められてしまう展開には愕然としました。
平たいストーリーですねー…なんじゃそりゃ。
(※おそらく、ひでるさんはこの作品と色々相性が合わないのでしょう)
※ヒロイン「竹取美矢さん」
典型的な主人公タイプですね。えろい妄想してたりします。
お話がこうなってしまうと、あとは毎度お馴染みサービスシーンに期待がかかるところなんですが……こちらもダメ。
あれれ、このシリーズはえっち描写は大丈夫でなかったっけ?
(※このシリーズ、の例:「ガラスの女神/朝森瑞季」とか、「恋をするのが仕事です。/ハルミチヒロ」とか。これらはバストトップからえっちシーンまで普通にあります)
直接えっちはないものの、もはやお約束的である頻繁なパンチラと共に裸なシーンもあるんですが、前にこのブログで紹介しました「ラブケア~永野あかね作品集」と同様でバストトップの表現はありませんでした。
うーん、コレものすごく奇異な感じがするんですが……ひでるさんが成年漫画に慣れ過ぎ、ってことですかね??
ちょいエロな雰囲気がなかなかいいだけ、大きなマイナス点です。
「永野あかね」センセは胸の形とか下着描写が巧い方なので、ぎりぎり見えないあたりにしてもらうのがちょうどいいと思うんですが。
しっかり描かないなら、なおさらに。ねぇ。
くっきりとした線の、やや濃いめな絵柄です。
ごちゃっとし過ぎないくらいなページ全体は、適度な感覚。
コメディー時の崩しと共にテンポ良い描き方なので、いかにもラブコメ向きなのです。
さすがにベテランなので安定感も抜群にあり、↓表紙が気に入ったなら絵的な問題はほぼないでしょう。
前述しておりますが、バランス良い肉付き加減と下着(水着)の巧さがため、やっぱりちらりとしている程度が絶妙な域。
抑え気味に描くのであれば、徹底的にぎりぎりを狙ってほしいところでした。
おとミヤ!(1) (バンブー・コミックス DOKISPECIAL SELECT) (2008/03/17) 永野 あかね 商品詳細を見る |
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■淫牝 エロスケ (ヒヂリレイ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・眼鏡
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏にカラー別絵、修正あり。
・その他: カラー(12P)、短編×13
(うち「官能小説家・赤坂スミレシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヒヂリレイ」センセの「淫牝 エロスケ」です。
昨日と違って、↓表紙の段階でえっち系全開(笑)な単行本にしてみました。
今は片仮名の「ヒヂリレイ」センセ。
そうですよね、過去には平仮名「ひぢりれい」って書かれてましたよねー。
でも、「石川マサキ」の別名で一般漫画を描かれているというのは、知りませんでした。
さて、こちらの「淫牝 エロスケ」は、ひでるさん好きな「コアマガジン」での初単行本。
いかにも”えろえろお姉さん”っぽい↓表紙から、そういった系統かなーとか思っていましたが、その内容は色々バラエティ豊かなものになっておりました。
全体的に眼鏡比率が高い(※↓表紙・裏表紙も眼鏡女性でしたね)ので、そんなんお好きな方はいいでしょう。
※左:叶亜季、右:妹・由依さん
こんな感じで、漫画によってかなり作画の変化する方なのでした。
まず、↓表紙を飾る官能小説家「赤坂スミレ」先生の連続話「となりのHなお姉さん」、「となりにHなお姉さん」の2話から。
1話目は、中学生「田嶋孝」くんが日常そのまま、隣に住む「スミレ先生」に弄ばれるお話。
はっちゃけた年上女性に真面目な年下の男の子が~という、王道展開でした。
小説ネタを兼ねて、というのもお約束でしょうけれど、それが1ページだけだったのが残念。
そんな「スミレ先生」の大ファンにして、「孝くん」の同級生「高階琴美」さんが登場する、Wヒロインな2話目。
期待そのままな流れで、タイプの異なる眼鏡属性な二人とのえっちを楽む漫画です。
やっぱり小説のネタにされてしまうんですが、こちらは最中にそういった描写がまるでありませんでしたねぇ。
「巣」、「♭」はどちらもカラー4ページのショート漫画。
眼鏡の優等生「佐伯綾奈」さん、会社の先輩にしてやっぱり眼鏡の「美作」さんという、カタイ雰囲気の普段と乱れるえっち時で落差の大きい女性たちの漫画となっておりました。
同じくショートですが白黒の「ご主人様のいる風景」
こちらは6ページで、眼鏡な「倉本」さんが登場するややコメディーちっくなもの。
さらに同じく白黒ショートで4ページの「保健室のお姉さん」というのもありますね。
これはタイトル通り保健室にて先生と~というお話なんですが、”保健室”を舞台とした漫画がいくつかありました。
保健医「綾」先生が特別授業をするという、全編(14P)えっちな「牝教師」
普段は堅物な眼鏡の委員長が、複数プレイをされている「HYBRID THEORY」も保健室でした。
この委員長は極端に髪の毛短く、中性っぽい容姿であるのが一部・特定の方に刺さりそうな気がします。
(※裏表紙を飾っている娘がたぶんそう)
…そんな彼女が、ラスト1ページ以外の全編(17P)ひたすらえっちされて乱れまくっているという内容なのですよ。
ひでるさんが最も好みな作画であった、「叶亜季」さんの「虚戯」も即えっち系。
アナウンサー「桐島はるか」さんの「UNKNOWN」、収録で最も絵の雰囲気が異なる、可愛らしい妹・兄のラブラブ近親系短編「想い」も同様でした。
余計な前置きをすっ飛ばし、えっちシーン手前あたりから始めるのは、センセの手法であるようです。
※左:同級生「高階琴美」、右:天使「ル・メルク・ラクエル」
実は画像比較になってます。左が最新、右が最も古いんですが…遜色ないですよね。
収録で最も異質な漫画が、カラー原稿で始まるファンタジー話「ANGELS CRY」でしょう。
”平等の愛”に背いた天使「ル・メルク・ラクエル」は罪を犯したということで、魔界へ捨てられてしまうのでした…。
これは痛々しいシーンもある、どうにも救いのない内容ですね。
途中に差し込まれた想い人「カイン」の描写がため、より悲劇的になっておりました。
あるいは続きも描けそうな、実に後味のわる~いところで終わっている短編です。
なお、ここでの魔界の描写が、よくありがちな暗く淀んだものではなく、比較的明るめな色使いであったのが新鮮。
ただ、ごっちゃりぬめぬめとして気持ち悪いんですが…。
収録はかなり発表時期がバラついており、全体的には不安定。
最新の短編は2004年5月の「となりにHなお姉さん」でした。
もっとも古い原稿だと1998年11月になるんですね。
(※具体的には、2004×2、2003×4、2002×3、2001×1、1999×1、1998×2…となっていました)
あちこち修正もされているようですが、とりあえず最新原稿ではないので要注意。
ただ、基本的には絵のやたら巧い方なので、漫画を見るにさして問題はありませんでした。
がしかし、それぞれ短編によってかなり雰囲気が異なっており、どうにもガチャガチャとした感覚なのです。
…これは、発表時期がどうこうよりも、お話によって故意に変えてるみたいですね。たぶん。
冗談でなく、本当に複数人数で描かれた単行本みたいに異なっておりました。
それがいいかどうかは、読者の好み次第なのでしょう。
帯がついているものなら、裏面に漫画カットがありますのでそちらを参考にしてみて下さい。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・眼鏡
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏にカラー別絵、修正あり。
・その他: カラー(12P)、短編×13
(うち「官能小説家・赤坂スミレシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヒヂリレイ」センセの「淫牝 エロスケ」です。
昨日と違って、↓表紙の段階でえっち系全開(笑)な単行本にしてみました。
今は片仮名の「ヒヂリレイ」センセ。
そうですよね、過去には平仮名「ひぢりれい」って書かれてましたよねー。
でも、「石川マサキ」の別名で一般漫画を描かれているというのは、知りませんでした。
さて、こちらの「淫牝 エロスケ」は、ひでるさん好きな「コアマガジン」での初単行本。
いかにも”えろえろお姉さん”っぽい↓表紙から、そういった系統かなーとか思っていましたが、その内容は色々バラエティ豊かなものになっておりました。
全体的に眼鏡比率が高い(※↓表紙・裏表紙も眼鏡女性でしたね)ので、そんなんお好きな方はいいでしょう。
※左:叶亜季、右:妹・由依さん
こんな感じで、漫画によってかなり作画の変化する方なのでした。
まず、↓表紙を飾る官能小説家「赤坂スミレ」先生の連続話「となりのHなお姉さん」、「となりにHなお姉さん」の2話から。
1話目は、中学生「田嶋孝」くんが日常そのまま、隣に住む「スミレ先生」に弄ばれるお話。
はっちゃけた年上女性に真面目な年下の男の子が~という、王道展開でした。
小説ネタを兼ねて、というのもお約束でしょうけれど、それが1ページだけだったのが残念。
そんな「スミレ先生」の大ファンにして、「孝くん」の同級生「高階琴美」さんが登場する、Wヒロインな2話目。
期待そのままな流れで、タイプの異なる眼鏡属性な二人とのえっちを楽む漫画です。
やっぱり小説のネタにされてしまうんですが、こちらは最中にそういった描写がまるでありませんでしたねぇ。
「巣」、「♭」はどちらもカラー4ページのショート漫画。
眼鏡の優等生「佐伯綾奈」さん、会社の先輩にしてやっぱり眼鏡の「美作」さんという、カタイ雰囲気の普段と乱れるえっち時で落差の大きい女性たちの漫画となっておりました。
同じくショートですが白黒の「ご主人様のいる風景」
こちらは6ページで、眼鏡な「倉本」さんが登場するややコメディーちっくなもの。
さらに同じく白黒ショートで4ページの「保健室のお姉さん」というのもありますね。
これはタイトル通り保健室にて先生と~というお話なんですが、”保健室”を舞台とした漫画がいくつかありました。
保健医「綾」先生が特別授業をするという、全編(14P)えっちな「牝教師」
普段は堅物な眼鏡の委員長が、複数プレイをされている「HYBRID THEORY」も保健室でした。
この委員長は極端に髪の毛短く、中性っぽい容姿であるのが一部・特定の方に刺さりそうな気がします。
(※裏表紙を飾っている娘がたぶんそう)
…そんな彼女が、ラスト1ページ以外の全編(17P)ひたすらえっちされて乱れまくっているという内容なのですよ。
ひでるさんが最も好みな作画であった、「叶亜季」さんの「虚戯」も即えっち系。
アナウンサー「桐島はるか」さんの「UNKNOWN」、収録で最も絵の雰囲気が異なる、可愛らしい妹・兄のラブラブ近親系短編「想い」も同様でした。
余計な前置きをすっ飛ばし、えっちシーン手前あたりから始めるのは、センセの手法であるようです。
※左:同級生「高階琴美」、右:天使「ル・メルク・ラクエル」
実は画像比較になってます。左が最新、右が最も古いんですが…遜色ないですよね。
収録で最も異質な漫画が、カラー原稿で始まるファンタジー話「ANGELS CRY」でしょう。
”平等の愛”に背いた天使「ル・メルク・ラクエル」は罪を犯したということで、魔界へ捨てられてしまうのでした…。
これは痛々しいシーンもある、どうにも救いのない内容ですね。
途中に差し込まれた想い人「カイン」の描写がため、より悲劇的になっておりました。
あるいは続きも描けそうな、実に後味のわる~いところで終わっている短編です。
なお、ここでの魔界の描写が、よくありがちな暗く淀んだものではなく、比較的明るめな色使いであったのが新鮮。
ただ、ごっちゃりぬめぬめとして気持ち悪いんですが…。
収録はかなり発表時期がバラついており、全体的には不安定。
最新の短編は2004年5月の「となりにHなお姉さん」でした。
もっとも古い原稿だと1998年11月になるんですね。
(※具体的には、2004×2、2003×4、2002×3、2001×1、1999×1、1998×2…となっていました)
あちこち修正もされているようですが、とりあえず最新原稿ではないので要注意。
ただ、基本的には絵のやたら巧い方なので、漫画を見るにさして問題はありませんでした。
がしかし、それぞれ短編によってかなり雰囲気が異なっており、どうにもガチャガチャとした感覚なのです。
…これは、発表時期がどうこうよりも、お話によって故意に変えてるみたいですね。たぶん。
冗談でなく、本当に複数人数で描かれた単行本みたいに異なっておりました。
それがいいかどうかは、読者の好み次第なのでしょう。
帯がついているものなら、裏面に漫画カットがありますのでそちらを参考にしてみて下さい。
淫牝(エロスケ) (メガストアコミックスシリーズ No. 160) (2008/03/19) ヒヂリレイ 商品詳細を見る |
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■モモタノハナ (井ノ本リカ子)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・恋愛
・おまけ: あとがき、キャラ紹介、
カバー裏に4コマ。
・その他: 全て表題作(10話)、折り返しにプロフィール。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井ノ本リカ子(いのもと・りかこ)」センセの「モモタノハナ」です。
たまにはえろくない漫画をば。
こちらは、成年漫画から見たくない系統の漫画(BL)まで手掛ける、「井ノ本リカ子」センセの一般向け単行本です。
絵柄が特徴ある方なので、過去にどこかで見た…ような気がします。たぶん。
とりあえず、漫画としてはこちらが初見なのでした。
※Wヒロインの一人「冬野うめ」
ひでるさんは「うめちゃん」派です。ショートカットだし(笑)
さて、「モモタノハナ」は全て表題作の長編漫画です。
あとがきにて「井ノ本リカ子」センセは、
「あまり波のない感じの平凡ぽい、たらたらした日常ラブコメマンガ~」
とか評しておりましたが、その通りな単行本になっておりました。
田舎の学校へ転校してきた主人公「春原桃太(すのはら・ももた)」くん。
面倒見のよいクラス委員「夏宮さおり」、お隣さん「冬野うめ」という、可愛く胸の大きい女性二人に出会ったこともあり、新しい学園生活は順調で楽しくスタートしておりました。
一方、オンラインゲームが切っ掛けで既にメル友となっていた女の子「hana」さん。
意気投合した彼女とはゲームをやめた今でも毎日メールをし合う間柄でしたが、「桃太くん」の使用キャラが女性ユーザーばかりであったため、女の子と勘違いされたままだったのです。
しかし、転校した学校の制服が似ているだけでなく、駅までが同じであると判明。
「気になる男の子がいてね、今日の文化祭では劇の主役とかやったんだー」
文化祭にて”ロミオとジュリエット”を「さおりさん」と主役を演じていた「桃太くん」はその男子が自分であると確信し、喜ぶよりも不安・罪悪感にさいなまれるのでした。
果たして、「桃太くん」の運命はいかに?
※Wヒロインの一人「夏宮さおり」
この娘はどうしても一歩遠慮してしまう性格なんですねー。前半もいいですが、特に後半が良かったです。
前述しておりますが、ほんわりのどかなラブコメです。
くっついたり離れたり、ましてや三角関係で揉めたりしない、爽やかな青春ストーリーでした。
センセは”たらたら~”とか書いておりましたが、関係の枠外に位置していたメル友「hanaさん」の存在がポイント。
転校初日から声をかけてくれた、優しく面倒見がいい「さおりさん」は一人で全て抱え込んでしまうタイプ。
彼女のちょっとした違和感にふと気づいた「桃太くん」が勇気を出したことで、仲良くなっていくのでした。
またもう一人、お隣に住む「うめちゃん」は、”複数なら大丈夫だが、単独で男子と接すると極度に緊張してしまう”娘さん。
ひょんな偶然も手伝って、誤解が解け、お友達になるのです。
…そんな二人とは”最も仲の良い男子”までで、付き合うまでには至っておりません。
文化祭の劇がため「さおりさん」とはより親しくなり、その練習風景を誤解した「うめちゃん」にはより意識される存在に…と、あと一歩というところ。
そんな頃、「hanaさん」から決定的なメールが届いたことで、「桃太くん」は苦悩することとなるのです。
このあたりが平凡な日常ラブコメのスパイスとして、極端でない程度によく機能していたと思います。
序盤、ラストは静かな感覚でしたが、↑そんな訳で特に中盤あたりはのめり込んで読んでしまいました。
ラブコメが三度の飯より好きなひでるさんなのです。
※おまけ:お気に入り「うめちゃん」です。
難儀な性格です。…それだけに、はっきり気持ちを認識すると突っ走りそうですが。
定番イベントであるバレンタインでは、それぞれ性格の違いからの対応が可愛らしく、眼鏡の「秋吉菊乃」さんがこれまた安定していた関係を脅かす、よい存在になっておりました。
しかし、「さおりさん」「うめちゃん」は難儀な性格してますねー(笑)
すらりとした柔らかな細線のあっさり絵柄。
白比率が非常に大きく、線画という雰囲気でした。
下手をすると、作業途中みたいな感じもしますが、こういう作画な方なんですね。
独特な目の処理とか、構図・コマ割りなど漫画の描き方が、どことなく少女漫画ちっくだと思います。
巧く安定感がありますが、癖が強いので読み手を選びます。
↓表紙のカラー絵をうまく脳内で白黒変換して、判断するのがいいでしょう。
ひでる個人的に好きな系統でした。
「くすりゆびハニー」とか、成年系も見かけたら買ってしまいそうですね。(※こうして漫画が途方もなく増えていく…)
あ、詳しくは省略しますが、「さおりさん」のリボンのエピソードは微妙に強調されていたこともあって気付きました[本当]
ただ、単行本では雑誌掲載時から修正されてたんです。
一度ページを戻って「色合ってるよなぁ…」とか確認しちゃいましたよん。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・恋愛
・おまけ: あとがき、キャラ紹介、
カバー裏に4コマ。
・その他: 全て表題作(10話)、折り返しにプロフィール。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井ノ本リカ子(いのもと・りかこ)」センセの「モモタノハナ」です。
たまにはえろくない漫画をば。
こちらは、成年漫画から見たくない系統の漫画(BL)まで手掛ける、「井ノ本リカ子」センセの一般向け単行本です。
絵柄が特徴ある方なので、過去にどこかで見た…ような気がします。たぶん。
とりあえず、漫画としてはこちらが初見なのでした。
※Wヒロインの一人「冬野うめ」
ひでるさんは「うめちゃん」派です。ショートカットだし(笑)
さて、「モモタノハナ」は全て表題作の長編漫画です。
あとがきにて「井ノ本リカ子」センセは、
「あまり波のない感じの平凡ぽい、たらたらした日常ラブコメマンガ~」
とか評しておりましたが、その通りな単行本になっておりました。
田舎の学校へ転校してきた主人公「春原桃太(すのはら・ももた)」くん。
面倒見のよいクラス委員「夏宮さおり」、お隣さん「冬野うめ」という、可愛く胸の大きい女性二人に出会ったこともあり、新しい学園生活は順調で楽しくスタートしておりました。
一方、オンラインゲームが切っ掛けで既にメル友となっていた女の子「hana」さん。
意気投合した彼女とはゲームをやめた今でも毎日メールをし合う間柄でしたが、「桃太くん」の使用キャラが女性ユーザーばかりであったため、女の子と勘違いされたままだったのです。
しかし、転校した学校の制服が似ているだけでなく、駅までが同じであると判明。
「気になる男の子がいてね、今日の文化祭では劇の主役とかやったんだー」
文化祭にて”ロミオとジュリエット”を「さおりさん」と主役を演じていた「桃太くん」はその男子が自分であると確信し、喜ぶよりも不安・罪悪感にさいなまれるのでした。
果たして、「桃太くん」の運命はいかに?
※Wヒロインの一人「夏宮さおり」
この娘はどうしても一歩遠慮してしまう性格なんですねー。前半もいいですが、特に後半が良かったです。
前述しておりますが、ほんわりのどかなラブコメです。
くっついたり離れたり、ましてや三角関係で揉めたりしない、爽やかな青春ストーリーでした。
センセは”たらたら~”とか書いておりましたが、関係の枠外に位置していたメル友「hanaさん」の存在がポイント。
転校初日から声をかけてくれた、優しく面倒見がいい「さおりさん」は一人で全て抱え込んでしまうタイプ。
彼女のちょっとした違和感にふと気づいた「桃太くん」が勇気を出したことで、仲良くなっていくのでした。
またもう一人、お隣に住む「うめちゃん」は、”複数なら大丈夫だが、単独で男子と接すると極度に緊張してしまう”娘さん。
ひょんな偶然も手伝って、誤解が解け、お友達になるのです。
…そんな二人とは”最も仲の良い男子”までで、付き合うまでには至っておりません。
文化祭の劇がため「さおりさん」とはより親しくなり、その練習風景を誤解した「うめちゃん」にはより意識される存在に…と、あと一歩というところ。
そんな頃、「hanaさん」から決定的なメールが届いたことで、「桃太くん」は苦悩することとなるのです。
このあたりが平凡な日常ラブコメのスパイスとして、極端でない程度によく機能していたと思います。
序盤、ラストは静かな感覚でしたが、↑そんな訳で特に中盤あたりはのめり込んで読んでしまいました。
ラブコメが三度の飯より好きなひでるさんなのです。
※おまけ:お気に入り「うめちゃん」です。
難儀な性格です。…それだけに、はっきり気持ちを認識すると突っ走りそうですが。
定番イベントであるバレンタインでは、それぞれ性格の違いからの対応が可愛らしく、眼鏡の「秋吉菊乃」さんがこれまた安定していた関係を脅かす、よい存在になっておりました。
しかし、「さおりさん」「うめちゃん」は難儀な性格してますねー(笑)
すらりとした柔らかな細線のあっさり絵柄。
白比率が非常に大きく、線画という雰囲気でした。
下手をすると、作業途中みたいな感じもしますが、こういう作画な方なんですね。
独特な目の処理とか、構図・コマ割りなど漫画の描き方が、どことなく少女漫画ちっくだと思います。
巧く安定感がありますが、癖が強いので読み手を選びます。
↓表紙のカラー絵をうまく脳内で白黒変換して、判断するのがいいでしょう。
ひでる個人的に好きな系統でした。
「くすりゆびハニー」とか、成年系も見かけたら買ってしまいそうですね。(※こうして漫画が途方もなく増えていく…)
あ、詳しくは省略しますが、「さおりさん」のリボンのエピソードは微妙に強調されていたこともあって気付きました[本当]
ただ、単行本では雑誌掲載時から修正されてたんです。
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■The Great Escape 2巻 (尾崎未来)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・女子高生
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
初回限定で「スクールカレンダー」つき。
・その他: カラー(6P)、全て表題作(※一部同人誌発表作品)、
11話収録、現在は2巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「The Great Escape 2巻」です。
※ヒロイン特集1「あいちゃん」の制服・私服
今回は前置きが長いので、トップにしてみました。
ようやく手に入れてひと安心。
なんだか感慨深いのは、こちらを手にするまで紆余曲折あったため。
まず、ブログ文頭で何度か”店頭になかった”と書いておりましたが、発売日がズレたらしかったんですね。
そこで念のためアマゾン予約に切り替えたんですよ。
…で、こないだの発売日にアマゾンからメールが。
「ご注文時に予定しておりました発送予定日となっておりますが、まだ下記の商品の調達ができておりません。」
なにー!!
…ってな訳で、発送予定日を見たら4月末日くらいになっていたもんだから、大慌てで「メロンブックス」の通販に切り替えたのでした。
さすがにここの通販はスピーディーで、注文したすぐ翌日に到着したのです。
やっぱり”餅は餅屋”ってやつですねぇ。
(※おまけ:その後、アマゾンの注文キャンセルしようとしたら…[発送済み]のステータスが?!びっくりです。予定日の4月末日ってーのはなんだったのか??ひでぇ。……そんな流れで、この単行本は2冊所持することとなりそうです。1冊は保存版にでもしますか~)
…以上、ひでるの戯言でした。
まぁ2巻ということで、さして書くことは変化しなさそうですし、レビューせんでもいいかなーと思ってましたが、「あれだけブログで取り上げておいて紹介しないのはどうなんだ」という意見もあったので、やります。
過去に「The Great Escape 1巻」を取り上げております、「尾崎未来」センセの「The Great Escape 2巻」です。
※サンプル:初回限定のおまけ「スクールカレンダー」
一応ちょっとだけ。各裏面はそちらの絵が大きく描かれてます。
まずは初回限定のおまけ「スクールカレンダー」から。
三ヶ月毎のカレンダーがある、いかにも実用性は低そうな卓上カレンダーです。
紙製で表紙も入れて4枚。
カレンダーのある表面と裏面がありまして、裏面は表の絵が拡大されたものになっておりました。
基本的にえっち度は低く、机に飾っていても親や奥様、果ては子供から咎められない(笑)程度なので、そういった心配のある方も安心。
相変わらずの柔らかな色使いのカラー絵で、ソレっぽい雰囲気はありませんし。
(※表紙の裏面だけヌードでした)
センセのHPによるとわざわざ描き下ろしたものだそうなので、ファンの方なら必ずゲットしておきたい単行本でしょう。
主人公「杉本あい」こと「あいちゃん」は名前そのままIカップという、大きな胸の目立つ女子高生。
彼氏「真山ヒロト」くんとの仲はラブラブで、順調そのもの。
ですが…お兄ちゃんや生徒会長「藤川真人」などその胸を狙っている男性は多く、お人よしで物事に流されやすい「あいちゃん」はやたら敏感な体質もあって、いろいろえっちなことをされてしまうのでした。
だいたいそんなお話。
※ヒロイン特集2「あいちゃん」のスクール水着・下着
小柄なのにむっちりな「あいちゃん」なのです。
「水戸黄門」と同じく、良くも悪くも相変わらずな漫画です。
まぁ、基本フォーマットたる定番な流れが最も完成されておりますから、これを貫いて正解でしょう。
皆様ご存じのとおり、「あいちゃん」は胸(※バストトップ)を触られるとメロメロになってしまうという、嬉しい体質。
それなのに、
「ちょっと触るだけですぅ~~~っ」
というように、スキンシップにやたら寛容で弱く、またどこか触られ慣れているみたいなトコロがあるんですね。
いい娘さんです。
そんなんなので、この2巻でも彼氏以外の人と何度かえっちしてしまうんですが…終わった際の描写が見事。
彼氏「ヒロトくん」とは違い、カチッと瞬時にスイッチが切り替わっているんですよ。
このあたりが、”身体は許しても心は彼氏のみ”という「あいちゃん」の愛らしさに繋がっているのだと思います。
しかし、描いている「尾崎未来」センセが女性というところが、リアルでおっかないですねー(笑)
※ヒロイン特集オマケ:他の男にはあっさりな「あいちゃん」
これこれ、こんなんですよ。女性ってのはこんなんですね。
お話では、12、13話と続いた校内美少女コンテストの話が秀逸。
商品は30万なんて結構な額の現金なんですが、あくまで学校主催のため本人ではなくクラスに支払われてしまうんですね。
優勝者自身の特典はというと、”会長と1日デートできる権利”なんてギャラリーからもクレームがつくふざけたもの。
ただ、こんなんが4回も続いているのを考えると、歴代それなりに人望はあったのかもしれませんね。
彼氏「ヒロトくん」が副会長であった(←しかもモテてる)のも驚きでしたが、お兄ちゃんが~~~~というのにもびっくり。
優勝しないように、と着てきたスクール水着が逆効果となる展開や、オチが良いエピソードでした。
柔らかい細線のすっきりとした絵柄。
1巻に比べると、安定感がより増しておりました。
大きく特徴的な目と唇が特徴です。
↓表紙などのカラー絵はやたら少女漫画ちっくですが、白黒絵になるともう少し落ち着いて、見やすいと思います。
大げさでないツインテールとか、私服や下着などの服装、髪留めなど細かい部分までしっかり描かれております。
癖はありますが漫画が巧い方なので、そんなに人を選ぶものではないでしょう。たぶん。
そんなこんなで、読者の期待を裏切らない単行本に仕上がっておりました。
シールにカレンダーと、あまり流行りでないオマケが続いているこちら。
次は何がオマケとなるのか、そんなんも注目ですね。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・女子高生
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
初回限定で「スクールカレンダー」つき。
・その他: カラー(6P)、全て表題作(※一部同人誌発表作品)、
11話収録、現在は2巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「The Great Escape 2巻」です。
※ヒロイン特集1「あいちゃん」の制服・私服
今回は前置きが長いので、トップにしてみました。
ようやく手に入れてひと安心。
なんだか感慨深いのは、こちらを手にするまで紆余曲折あったため。
まず、ブログ文頭で何度か”店頭になかった”と書いておりましたが、発売日がズレたらしかったんですね。
そこで念のためアマゾン予約に切り替えたんですよ。
…で、こないだの発売日にアマゾンからメールが。
「ご注文時に予定しておりました発送予定日となっておりますが、まだ下記の商品の調達ができておりません。」
なにー!!
…ってな訳で、発送予定日を見たら4月末日くらいになっていたもんだから、大慌てで「メロンブックス」の通販に切り替えたのでした。
さすがにここの通販はスピーディーで、注文したすぐ翌日に到着したのです。
やっぱり”餅は餅屋”ってやつですねぇ。
(※おまけ:その後、アマゾンの注文キャンセルしようとしたら…[発送済み]のステータスが?!びっくりです。予定日の4月末日ってーのはなんだったのか??ひでぇ。……そんな流れで、この単行本は2冊所持することとなりそうです。1冊は保存版にでもしますか~)
…以上、ひでるの戯言でした。
まぁ2巻ということで、さして書くことは変化しなさそうですし、レビューせんでもいいかなーと思ってましたが、「あれだけブログで取り上げておいて紹介しないのはどうなんだ」という意見もあったので、やります。
過去に「The Great Escape 1巻」を取り上げております、「尾崎未来」センセの「The Great Escape 2巻」です。
※サンプル:初回限定のおまけ「スクールカレンダー」
一応ちょっとだけ。各裏面はそちらの絵が大きく描かれてます。
まずは初回限定のおまけ「スクールカレンダー」から。
三ヶ月毎のカレンダーがある、いかにも実用性は低そうな卓上カレンダーです。
紙製で表紙も入れて4枚。
カレンダーのある表面と裏面がありまして、裏面は表の絵が拡大されたものになっておりました。
基本的にえっち度は低く、机に飾っていても親や奥様、果ては子供から咎められない(笑)程度なので、そういった心配のある方も安心。
相変わらずの柔らかな色使いのカラー絵で、ソレっぽい雰囲気はありませんし。
(※表紙の裏面だけヌードでした)
センセのHPによるとわざわざ描き下ろしたものだそうなので、ファンの方なら必ずゲットしておきたい単行本でしょう。
主人公「杉本あい」こと「あいちゃん」は名前そのままIカップという、大きな胸の目立つ女子高生。
彼氏「真山ヒロト」くんとの仲はラブラブで、順調そのもの。
ですが…お兄ちゃんや生徒会長「藤川真人」などその胸を狙っている男性は多く、お人よしで物事に流されやすい「あいちゃん」はやたら敏感な体質もあって、いろいろえっちなことをされてしまうのでした。
だいたいそんなお話。
※ヒロイン特集2「あいちゃん」のスクール水着・下着
小柄なのにむっちりな「あいちゃん」なのです。
「水戸黄門」と同じく、良くも悪くも相変わらずな漫画です。
まぁ、基本フォーマットたる定番な流れが最も完成されておりますから、これを貫いて正解でしょう。
皆様ご存じのとおり、「あいちゃん」は胸(※バストトップ)を触られるとメロメロになってしまうという、嬉しい体質。
それなのに、
「ちょっと触るだけですぅ~~~っ」
というように、スキンシップにやたら寛容で弱く、またどこか触られ慣れているみたいなトコロがあるんですね。
いい娘さんです。
そんなんなので、この2巻でも彼氏以外の人と何度かえっちしてしまうんですが…終わった際の描写が見事。
彼氏「ヒロトくん」とは違い、カチッと瞬時にスイッチが切り替わっているんですよ。
このあたりが、”身体は許しても心は彼氏のみ”という「あいちゃん」の愛らしさに繋がっているのだと思います。
しかし、描いている「尾崎未来」センセが女性というところが、リアルでおっかないですねー(笑)
※ヒロイン特集オマケ:他の男にはあっさりな「あいちゃん」
これこれ、こんなんですよ。女性ってのはこんなんですね。
お話では、12、13話と続いた校内美少女コンテストの話が秀逸。
商品は30万なんて結構な額の現金なんですが、あくまで学校主催のため本人ではなくクラスに支払われてしまうんですね。
優勝者自身の特典はというと、”会長と1日デートできる権利”なんてギャラリーからもクレームがつくふざけたもの。
ただ、こんなんが4回も続いているのを考えると、歴代それなりに人望はあったのかもしれませんね。
彼氏「ヒロトくん」が副会長であった(←しかもモテてる)のも驚きでしたが、お兄ちゃんが~~~~というのにもびっくり。
優勝しないように、と着てきたスクール水着が逆効果となる展開や、オチが良いエピソードでした。
柔らかい細線のすっきりとした絵柄。
1巻に比べると、安定感がより増しておりました。
大きく特徴的な目と唇が特徴です。
↓表紙などのカラー絵はやたら少女漫画ちっくですが、白黒絵になるともう少し落ち着いて、見やすいと思います。
大げさでないツインテールとか、私服や下着などの服装、髪留めなど細かい部分までしっかり描かれております。
癖はありますが漫画が巧い方なので、そんなに人を選ぶものではないでしょう。たぶん。
そんなこんなで、読者の期待を裏切らない単行本に仕上がっておりました。
シールにカレンダーと、あまり流行りでないオマケが続いているこちら。
次は何がオマケとなるのか、そんなんも注目ですね。
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■Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ (無望菜志)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・触手
・おまけ: あとがき、設定資料、
カバー裏に表紙リンク別絵・淫獣の全て、
描き下ろし「テンタクル・ラバーズX話」
・その他: 初単行本、カラー(6P)、
短編×9(うち「テンタクル・ラバーズ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「無望菜志(なもなし)」センセの「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」です。
…いきなりですが、
これはいい!!
久々に目から鱗がおちるような傑作です。
↑あちらでもパーフェクトをつけさせて頂きました。
正直なところ、店頭ではなにげなーく手に取った一冊でしたが、コレはオススメです。
まぁ、好み分かれるタイプの漫画ではあるんでしょうけれど。
※あぶない!ファルニバール姫様
胸がお好きな「堅吾くん」なのでした。右のスクール水着は反則ですねぇ。
中欧に位置する小国「ウィスタニス王国」は周囲を険しい山に囲まれた、陸の孤島といえる環境。
そちらのお姫様「ファルニバール」こと「ファルニバール・ヴィン・ウィスタニス」は”見聞を広め自立心を養う”というしきたりを、日本の学校への留学としておりました。
そんな訳で、主人公「朝倉堅吾」のクラスには外見から中身、立場から存在感まで正真正銘なお姫様がいたのです。
彼女に憧れる一人であった「堅吾くん」は、ひょんな偶然から「ファルニバール姫様」が行う召喚の儀式に巻き込まれてしまいます。
咄嗟に呼び出した淫獣へ魂を移されたことで、一命をとりとめた「堅吾くん」ですが…性交を糧としている性質上、えっちをしないと生き続けれない身体となってしまったのでした。
「わ、わかっておる、全てワシの責任じゃ…思う存分…貪るがよい…ッ」
いつ起こるか分からない性的衝動を満たすため、幸か不幸か「堅吾くん」は常に姫様の傍にいることとなったのです。
…だいたいそんな感じ。
ラブコメ系な触手漫画ですね。
触手と言えば、こちらのブログでも紹介している「壁の中の天使/ここのき奈緒」とか「魔法特捜グリーディア/松沢慧」あたりが印象深いんですが、ぐっちゃんぐっちゃんとハードで滅茶苦茶にされるものがほとんど。
しかし、こちらの「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」は明るく前向きで、実にノリのある漫画に仕上がっておりました。
こんなんは触手業界(?)で初めてのことではないでしょうか?
…たぶん。
そんな業界に詳しくないですが(笑)
(※「オトメ御開帳/ほんだありま」では、”触手甲子園”とかコメディーっぽくやってましたが、ラブはないですしね)
悲しいかな、淫獣の姿になってしまった「堅吾くん」
3話目の学校シーンにて、いきなり全てバラしてしまう展開にはびっくり。
「そもそも誤魔化そうというのがよくない」
とか言っておりましたが、「ファルニバール姫様」の性格がよく表れておりました。
また、クラスの浮かれた反応から「堅吾くん」が安心し、それがためいつしか男子をも巻き込むクラス全体な複数プレイへと発展していく流れが実に見事でした。
こんなにモテモテな淫獣というのは、過去に例がないのではないでしょうか?
※淫獣「堅吾くん」
泣いてます。このあたりのシーンも良かったです。
メイド「アリア」さんら「ウィスタニス王国」の人間が登場し、
”父親である国王陛下が倒れた”
ということで不安な空気が増す4、5話から続くラストに至るまで、燃える展開で盛り上がっておりました。
基本設定だけでなく、お話も非常に良かったですね。
こうした触手系には、普通の成年漫画にはない、良い点があると考えております。
その一つ目が、基本”男子キャラが不在”であること。
ふたなりでもなければ、えっちシーンでは男子が必要不可欠な存在ですが、野郎が目立てばウザいんですねー。
画面ではやっぱり邪魔なんです。
成年漫画では、そのあたりの処理をどうするのかが腕の見せ所になっていたりもします。
よく透明にされてたりしますよね。
もう一つが”ファンタジー描写が可能”ということ。
当然ですが人間ではないので、そりゃー常識外である色々なことができます。
複数プレイは容易なことですし、体位とか関係なくあちこち同時に攻めれるのです。(←この漫画でもありました)
そうした結果として、各えっちシーンの見応えは増し、画面も女の子中心で見栄え良くなるのだと思います。
(※空想の産物なので登場させるにそれなりの設定が必要。また、オチやお話が弱くなりやすいというマイナス面もあるでしょう)
※ラブラブ・ファルニバール姫様
腕におさまっているところなど、なかなか可愛らしいですね。触り心地も良いとか。
王道である無理やり・ハード系がお好きな方は↓表紙買いしてがっかりされる(※ちょっとはあるけど)かもしれませんが、ビジュアル面からストーリー、各キャラに至るまで高レベルで安定した、稀に見る良作品でした。
冒頭ではお姫様っぽい服装、続く2話ではネグリジェ、3話では学校制服となって…カラー原稿で始まる4話では、プール開きということで、「ファルニバール姫様」のスクール水着姿が見られます。
(※紹介帯の裏側にカット絵があったりします。中表紙もそんなんでした。必見です!)
こうしたところもいいですね。
…しかし、1話の冒頭で「堅吾くん」を手紙で呼び出したのは、誰だったんでしょうか?
太線のぺたぺたっとした、くっきり絵柄。
単に処理の違いか、描き直しあるのか、細線であちこち詳細な作画も混ざっておりました。
そういったバラツキがあるという意味では不安定。
しかし、ほぼ個性の固まったバランス感覚に優れた絵であったため、細かい点を払拭する勢いがありました。
絵的な問題は感じませんでしたよ。
幅広な目・輪郭とばっさり髪が特徴。
↓表紙・裏表紙そのまま癖のある方であるため、じっくりと判断するのがいいでしょう。
とかく表題の連続話「テンタクル・ラバーズ」が良すぎて、収録された他の短編が霞んでしまっているのが残念なところ。
あれで終わってしまうのが惜しいです。
続編とかは…やっぱりないよねぇ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・触手
・おまけ: あとがき、設定資料、
カバー裏に表紙リンク別絵・淫獣の全て、
描き下ろし「テンタクル・ラバーズX話」
・その他: 初単行本、カラー(6P)、
短編×9(うち「テンタクル・ラバーズ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「無望菜志(なもなし)」センセの「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」です。
…いきなりですが、
これはいい!!
久々に目から鱗がおちるような傑作です。
↑あちらでもパーフェクトをつけさせて頂きました。
正直なところ、店頭ではなにげなーく手に取った一冊でしたが、コレはオススメです。
まぁ、好み分かれるタイプの漫画ではあるんでしょうけれど。
※あぶない!ファルニバール姫様
胸がお好きな「堅吾くん」なのでした。右のスクール水着は反則ですねぇ。
中欧に位置する小国「ウィスタニス王国」は周囲を険しい山に囲まれた、陸の孤島といえる環境。
そちらのお姫様「ファルニバール」こと「ファルニバール・ヴィン・ウィスタニス」は”見聞を広め自立心を養う”というしきたりを、日本の学校への留学としておりました。
そんな訳で、主人公「朝倉堅吾」のクラスには外見から中身、立場から存在感まで正真正銘なお姫様がいたのです。
彼女に憧れる一人であった「堅吾くん」は、ひょんな偶然から「ファルニバール姫様」が行う召喚の儀式に巻き込まれてしまいます。
咄嗟に呼び出した淫獣へ魂を移されたことで、一命をとりとめた「堅吾くん」ですが…性交を糧としている性質上、えっちをしないと生き続けれない身体となってしまったのでした。
「わ、わかっておる、全てワシの責任じゃ…思う存分…貪るがよい…ッ」
いつ起こるか分からない性的衝動を満たすため、幸か不幸か「堅吾くん」は常に姫様の傍にいることとなったのです。
…だいたいそんな感じ。
ラブコメ系な触手漫画ですね。
触手と言えば、こちらのブログでも紹介している「壁の中の天使/ここのき奈緒」とか「魔法特捜グリーディア/松沢慧」あたりが印象深いんですが、ぐっちゃんぐっちゃんとハードで滅茶苦茶にされるものがほとんど。
しかし、こちらの「Tentacle Lovers テンタクル・ラバーズ」は明るく前向きで、実にノリのある漫画に仕上がっておりました。
こんなんは触手業界(?)で初めてのことではないでしょうか?
…たぶん。
そんな業界に詳しくないですが(笑)
(※「オトメ御開帳/ほんだありま」では、”触手甲子園”とかコメディーっぽくやってましたが、ラブはないですしね)
悲しいかな、淫獣の姿になってしまった「堅吾くん」
3話目の学校シーンにて、いきなり全てバラしてしまう展開にはびっくり。
「そもそも誤魔化そうというのがよくない」
とか言っておりましたが、「ファルニバール姫様」の性格がよく表れておりました。
また、クラスの浮かれた反応から「堅吾くん」が安心し、それがためいつしか男子をも巻き込むクラス全体な複数プレイへと発展していく流れが実に見事でした。
こんなにモテモテな淫獣というのは、過去に例がないのではないでしょうか?
※淫獣「堅吾くん」
泣いてます。このあたりのシーンも良かったです。
メイド「アリア」さんら「ウィスタニス王国」の人間が登場し、
”父親である国王陛下が倒れた”
ということで不安な空気が増す4、5話から続くラストに至るまで、燃える展開で盛り上がっておりました。
基本設定だけでなく、お話も非常に良かったですね。
こうした触手系には、普通の成年漫画にはない、良い点があると考えております。
その一つ目が、基本”男子キャラが不在”であること。
ふたなりでもなければ、えっちシーンでは男子が必要不可欠な存在ですが、野郎が目立てばウザいんですねー。
画面ではやっぱり邪魔なんです。
成年漫画では、そのあたりの処理をどうするのかが腕の見せ所になっていたりもします。
よく透明にされてたりしますよね。
もう一つが”ファンタジー描写が可能”ということ。
当然ですが人間ではないので、そりゃー常識外である色々なことができます。
複数プレイは容易なことですし、体位とか関係なくあちこち同時に攻めれるのです。(←この漫画でもありました)
そうした結果として、各えっちシーンの見応えは増し、画面も女の子中心で見栄え良くなるのだと思います。
(※空想の産物なので登場させるにそれなりの設定が必要。また、オチやお話が弱くなりやすいというマイナス面もあるでしょう)
※ラブラブ・ファルニバール姫様
腕におさまっているところなど、なかなか可愛らしいですね。触り心地も良いとか。
王道である無理やり・ハード系がお好きな方は↓表紙買いしてがっかりされる(※ちょっとはあるけど)かもしれませんが、ビジュアル面からストーリー、各キャラに至るまで高レベルで安定した、稀に見る良作品でした。
冒頭ではお姫様っぽい服装、続く2話ではネグリジェ、3話では学校制服となって…カラー原稿で始まる4話では、プール開きということで、「ファルニバール姫様」のスクール水着姿が見られます。
(※紹介帯の裏側にカット絵があったりします。中表紙もそんなんでした。必見です!)
こうしたところもいいですね。
…しかし、1話の冒頭で「堅吾くん」を手紙で呼び出したのは、誰だったんでしょうか?
太線のぺたぺたっとした、くっきり絵柄。
単に処理の違いか、描き直しあるのか、細線であちこち詳細な作画も混ざっておりました。
そういったバラツキがあるという意味では不安定。
しかし、ほぼ個性の固まったバランス感覚に優れた絵であったため、細かい点を払拭する勢いがありました。
絵的な問題は感じませんでしたよ。
幅広な目・輪郭とばっさり髪が特徴。
↓表紙・裏表紙そのまま癖のある方であるため、じっくりと判断するのがいいでしょう。
とかく表題の連続話「テンタクル・ラバーズ」が良すぎて、収録された他の短編が霞んでしまっているのが残念なところ。
あれで終わってしまうのが惜しいです。
続編とかは…やっぱりないよねぇ。
Tentacle Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 158) (2008/03/19) 無望菜志 商品詳細を見る |
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■EPITAPH エピタフ (硝音あや)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 百合・ゴスロリ
・おまけ: 描き下ろし「Letter4.2」
・その他: Wカバーの特殊仕様、カラー(4P)、
5話収録、現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「硝音あや(しょうおと・あや)」センセの「EPITAPH エピタフ 1巻」です。
発売されてましたね、「The Great Escape 2巻」
皆様は無事手にいれましたか?
ひでるさんは確実を期すため、うっかり通販予約してしまったことで、店頭で発見しながらも見送りに(笑)
ああ、やっちまいました。
まぁ、別に発売当日に必ず手に入れなければならない重大なモノでもないんで、いいですけどね。
続きがどんなんか、気にはなっているんですが。
そんなこんなで、また「尾崎未来」センセがおあずけとなってしまったので別の漫画をば。
発売されておりました、百合姫コミックス。
その最新刊は「硝音あや」センセの「EPITAPH エピタフ 1巻」なのでした。
しかし綺麗でよく目立つ↓表紙ですねー。
Wカバーなんて凝ってましたし。
ぱっと見、「速瀬羽柴」センセかと思いましたが…全然違いました。
(注:並べてみるまでもなく、まっったく異なります)
イラストなどのお仕事も多いらしい「硝音あや」センセは…調べたところ、過去作品に並んだそれぞれの雰囲気はどうにも拒絶反応が(笑)
この方、もともとはそっち系だったんですね。
※左:アスタルテさん、右:十和ちゃん
やっぱりゴスロリなら「アスタルテさん」のようなキャラのがいいですねー。
…と、若干不安でありますが、さっそく内容を見てみましょう。
こちらは百合姫コミックスのシリーズで珍しく、巻数をまたいだ単行本です。
当然ながら全て表題作という構成になっておりました。
死者の遺言を残された者に届ける、「クレイドル鎮魂協会」は民間の遺言執行人。一種の葬儀屋さん。
ゴスロリな可愛らしい服装とは裏腹に、道で出会うことすら”縁起が悪い”とされている存在。
人々から忌み嫌われる彼女らは「死天使」との別名で呼ばれていたのです。
記憶喪失だった主人公「十和」、「茨の魔女」を探すその相棒「アーシュ」こと「アスタルテ」の二人は、幼いながらも生きるため、目的を果たすため、遺言を届けるのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
洋風でファンタジーちっくな世界。
お互いはそれぞれを大切な存在として認識しているようでしたが、好き好きーってな関係ではありません。
始まったばかりなためか、まだ百合っぽさはないですね。
漫画は主人公「十和ちゃん」の視点で描かれ、2話目「reunion」では複雑なその過去に触れておりました。
しかし、3話目「Adoleccent」からは依頼人とのやり取りがメインになってしまい、環境・人物などの設定はまだ不鮮明な点が多いまま。
各話はそれぞれイイ話ちっくで、つまんなか無いですが…正直面白いとも感じず、さして引き込まれず。
一言で表現するなら、微妙。
もっと二人にじっくりと焦点を当ててほしかったかなぁ。
※死天使な二人。
やっぱりこんなん(右)がいいですね。このあと「アーシュさん」照れてました。
ひでるさんが特に気になったのが、4話「Love Song」
依頼人が不在なため、「十和ちゃん」は寒い中を一週間も通い続けてる、ってお話なんですね。
ここで詳細は書きませんが、あんなオチだったので…ううーん。
あっさり「アーシュさん」が看破しておりましたが、雇い主のボスも分かりそうなもの。
誰かもっと早く教えてあげて下さい。
だいたい階数表記もあったようなので、探していた「十和ちゃん」はずいぶんなうっかりさんでした。
…子供だから見落としているってことかな?
でもそんなんなら、尚更二人で行動した方がいいか。
あとは、同年代ながら冷静沈着で戦闘までこなす、ミステリアスな「アーシュさん」ですね。
なかなか良いキャラなようでしたが、もうちょっと出番があればなぁ。
ちなみに「十和ちゃん」は「アーシュさん」について、
「初雪の手のひらで溶けるような…そんな声なの…」
とか言っておりました。
次はドラマCDとかつかないかな(笑)
カラーの↓表紙は柔らかい雰囲気ですが、白黒では強い線のくっきり絵柄。
白比率が高いものの、線の濃さがためか全体は落ち着いており、しっかりとした印象でした。
大人と子供で明確に差のある人物絵で、華奢な手足が特徴。
あちこちは丁寧で、服や小物まで巧い方でしたが、一部の絵にはバランスの悪さも感じてしまいました。
ただ、目立つほどではないので、問題ないでしょう。
今のところ、お話はそれなり。
百合漫画っぽい楽しさ(?)も薄い状況。
2巻以降は変化するんでしょうか?
絵は巧い方ですし、とりあえずは各話でデザインの違っている、「十和」、「アーシュ」のゴスロリ衣装を楽しむのが正解かも。
★過去に紹介した百合姫コミックス
・ストロベリーシェイクSweet/林家志弦
・voiceful/ナヲコ
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・少女美学/CHI-RAN
・初恋姉妹/東雲水生
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・かわいいあなた/乙ひより
・秘蜜少女/CHI-RAN
・楽園の条件/森島明子
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・GIRL FRIENDS/森永みるく[おまけ]
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 百合・ゴスロリ
・おまけ: 描き下ろし「Letter4.2」
・その他: Wカバーの特殊仕様、カラー(4P)、
5話収録、現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「硝音あや(しょうおと・あや)」センセの「EPITAPH エピタフ 1巻」です。
発売されてましたね、「The Great Escape 2巻」
皆様は無事手にいれましたか?
ひでるさんは確実を期すため、うっかり通販予約してしまったことで、店頭で発見しながらも見送りに(笑)
ああ、やっちまいました。
まぁ、別に発売当日に必ず手に入れなければならない重大なモノでもないんで、いいですけどね。
続きがどんなんか、気にはなっているんですが。
そんなこんなで、また「尾崎未来」センセがおあずけとなってしまったので別の漫画をば。
発売されておりました、百合姫コミックス。
その最新刊は「硝音あや」センセの「EPITAPH エピタフ 1巻」なのでした。
しかし綺麗でよく目立つ↓表紙ですねー。
Wカバーなんて凝ってましたし。
ぱっと見、「速瀬羽柴」センセかと思いましたが…全然違いました。
(注:並べてみるまでもなく、まっったく異なります)
イラストなどのお仕事も多いらしい「硝音あや」センセは…調べたところ、過去作品に並んだそれぞれの雰囲気はどうにも拒絶反応が(笑)
この方、もともとはそっち系だったんですね。
※左:アスタルテさん、右:十和ちゃん
やっぱりゴスロリなら「アスタルテさん」のようなキャラのがいいですねー。
…と、若干不安でありますが、さっそく内容を見てみましょう。
こちらは百合姫コミックスのシリーズで珍しく、巻数をまたいだ単行本です。
当然ながら全て表題作という構成になっておりました。
死者の遺言を残された者に届ける、「クレイドル鎮魂協会」は民間の遺言執行人。一種の葬儀屋さん。
ゴスロリな可愛らしい服装とは裏腹に、道で出会うことすら”縁起が悪い”とされている存在。
人々から忌み嫌われる彼女らは「死天使」との別名で呼ばれていたのです。
記憶喪失だった主人公「十和」、「茨の魔女」を探すその相棒「アーシュ」こと「アスタルテ」の二人は、幼いながらも生きるため、目的を果たすため、遺言を届けるのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
洋風でファンタジーちっくな世界。
お互いはそれぞれを大切な存在として認識しているようでしたが、好き好きーってな関係ではありません。
始まったばかりなためか、まだ百合っぽさはないですね。
漫画は主人公「十和ちゃん」の視点で描かれ、2話目「reunion」では複雑なその過去に触れておりました。
しかし、3話目「Adoleccent」からは依頼人とのやり取りがメインになってしまい、環境・人物などの設定はまだ不鮮明な点が多いまま。
各話はそれぞれイイ話ちっくで、つまんなか無いですが…正直面白いとも感じず、さして引き込まれず。
一言で表現するなら、微妙。
もっと二人にじっくりと焦点を当ててほしかったかなぁ。
※死天使な二人。
やっぱりこんなん(右)がいいですね。このあと「アーシュさん」照れてました。
ひでるさんが特に気になったのが、4話「Love Song」
依頼人が不在なため、「十和ちゃん」は寒い中を一週間も通い続けてる、ってお話なんですね。
ここで詳細は書きませんが、あんなオチだったので…ううーん。
あっさり「アーシュさん」が看破しておりましたが、雇い主のボスも分かりそうなもの。
誰かもっと早く教えてあげて下さい。
だいたい階数表記もあったようなので、探していた「十和ちゃん」はずいぶんなうっかりさんでした。
…子供だから見落としているってことかな?
でもそんなんなら、尚更二人で行動した方がいいか。
あとは、同年代ながら冷静沈着で戦闘までこなす、ミステリアスな「アーシュさん」ですね。
なかなか良いキャラなようでしたが、もうちょっと出番があればなぁ。
ちなみに「十和ちゃん」は「アーシュさん」について、
「初雪の手のひらで溶けるような…そんな声なの…」
とか言っておりました。
次はドラマCDとかつかないかな(笑)
カラーの↓表紙は柔らかい雰囲気ですが、白黒では強い線のくっきり絵柄。
白比率が高いものの、線の濃さがためか全体は落ち着いており、しっかりとした印象でした。
大人と子供で明確に差のある人物絵で、華奢な手足が特徴。
あちこちは丁寧で、服や小物まで巧い方でしたが、一部の絵にはバランスの悪さも感じてしまいました。
ただ、目立つほどではないので、問題ないでしょう。
今のところ、お話はそれなり。
百合漫画っぽい楽しさ(?)も薄い状況。
2巻以降は変化するんでしょうか?
絵は巧い方ですし、とりあえずは各話でデザインの違っている、「十和」、「アーシュ」のゴスロリ衣装を楽しむのが正解かも。
EPITAPH (1) (IDコミックス 百合姫コミックス) (IDコミックス 百合姫コミックス) (2008/03/22) 硝音 あや 商品詳細を見る |
★過去に紹介した百合姫コミックス
・ストロベリーシェイクSweet/林家志弦
・voiceful/ナヲコ
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・少女美学/CHI-RAN
・初恋姉妹/東雲水生
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・かわいいあなた/乙ひより
・秘蜜少女/CHI-RAN
・楽園の条件/森島明子
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・GIRL FRIENDS/森永みるく[おまけ]
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