■半熟女子/瑠璃色の夢 (森島明子)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 百合・えっち
・おまけ:
・その他: 折り返しにコメント(1,2)、9話収録(1,2)、全2巻。
※上記は「半熟女子 全2巻」のデータです。括弧数字は巻数の意味。
「瑠璃色の夢」データはすぐ↓下を参照のこと。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森島明子(もりしま・あきこ)」センセの「半熟女子 全2巻」と「瑠璃色の夢」です。
変則な構成ですみません。
「森島明子」センセの百合姫コミックス「半熟女子2巻」、「瑠璃色の夢」がこないだ同時発売されました。
センセ、お疲れさまです。
当初はどっちか1冊を紹介すればいいかなぁ~、と考えていたんですね。
ぶっちゃけ、昨日読んだのは「瑠璃色の夢」でした。
短編集であったため、そちらのが書きやすいか?、という判断をしたので。
「半熟女子」が続きモノで、1巻を紹介していなかったことも理由の1つです。
ほぼそれで固まっていたんですよ。
しかし、今朝なんとなーく「半熟女子2巻」をぺらぺらっとめくっていたら…コレが思わずびっくり!
普段の流れ(笑)もあるため、どうせ1冊だけ紹介するのであれば「半熟女子」だろう、という結論に至ったのです。
(※実は仕事中もこっそり悩んでいたひでるさん[本当]…仕事に集中して下さい)
そんな訳で、いちおうメインは「半熟女子 全2巻」です。
ただ、「瑠璃色の夢」にも関連するお話が収録されており、また昨晩からそちらでじんわり考えていたこともあるため、どうせならと一気に2冊紹介としたのでした。
とりあえず時間もあまりないので、ぎりぎりまで頑張ります。
※左:亜麻井蜜姫、右:青山笑美・桐生圭子 (※瑠璃色の夢)
笑美・圭子さんのシリーズはこれからも続いてほしいですね。
■瑠璃色の夢 (森島明子)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 百合・ラブコメ
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし「満月の夜には」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、短編×7
(うち「笑美・圭子シリーズ」×2)
さっそく各話について。
「六条ルリ」は仕事ができて美人な同僚「三国」に誘われ、飲みに行きました。
酔ったそのまま彼女とベットを共にした「ルリ」は次の朝彼女から告白されるんですが…という表題作「瑠璃色の夢」
↓表紙を飾る2人ですね。
百合ジャンルは圧倒的に学園ネタが多いですが、こちらはOL漫画。
きっちり線引きをしている「三国さん」は大人でした。
表面には見せていませんが、内心は色々と複雑なものがあるだろうなぁ。
カラー原稿のある「ハニー&マスタード」
イベント運営会社に勤める「亜麻井蜜姫」、「芥菜香」は元恋人同士。
故あって別れたものの、現在は仲の良い友人であり、仕事のパートナー。
どっちも百合趣味であり、屋台の女の子「マイ」に同時に一目惚れするんですが…という展開。
「もしふられて傷ついても、なにもしないであきらめるより100万倍マシよ!!」
とは「香さん」の発言ですが、見習うべき思考ですね。
そのため、単なる店員・客という関係だった「マイちゃん」とも急接近しておりました。
お話としては、あーなるでしょうねぇー、というオチでしたが、実はここでのポイントは元カップルの「蜜姫さん」と「香さん」
もったいないので書きませんが、微妙な距離感を見事に表現していたと思います。
「梢木実(こずえ・このみ)」・「梢託人」夫婦の御近所であった「葉鳥京」
出会った「木実」らと仲良しになり、たびたび出向いていた「京」は8歳の頃からずっと彼女に恋し続けていたのです。
その「託人」が不幸にして亡くなり、それから10年後に恋人同士となったんですが…という短編「追憶~ノスタルジー~」
途中に差し込まれていた病室での「託人くん」が切ないですねー。
そんな訳で未亡人「木実さん」が実にイイ味を出しており、静かな緊張感のあるお話になっています。
ほか、高校時代はお姫様・王子様と言われていた「紡(つむぎ)」、「結」の大学生2人による「星のお姫様」
こちらは8ページのショート漫画。
同じく大学生となった「青山笑美」と「桐生圭子」先生(元)という10歳ほどの年の差カップル「20乙女の季節」と描き下ろし「満月の夜には」
実は前巻「楽園の条件」からの続編で、相変わらずそれぞれ世代の妙が楽しく表現されておりました。
(※前巻も2話収録があります)
今回は「笑美ちゃん」視点なので、また異なる感覚で楽しめるでしょう。
特に初旅行での別行動は…「なるほどなぁ」という感じですね。
巻末収録の「半熟腐女子」は↓これから紹介する「半熟女子」にも登場していた、「ちとせさん」の姉「早水千絵」さんのお話。
番外編ですね。
もう、抜け出せないくらい腐女子な「千絵さん」が楽しいですね。
このすぐ後にあとがき漫画が続くので、どうしても「森島明子」センセとダブって見えます(笑)
登場している「ユリア」ちゃんも良かったです。
瑠璃色の夢 (IDコミックス 百合姫コミックス)
駆け足ですみません、絵柄は↓ラストでまとめちゃいますね。
続いて、全2巻という長編「半熟女子」について。
※1巻のちとせ・八重、蘭・マリ
「江戸川先生」は普段眼鏡です。この2人、5ページで登場してるんですねー。
五人姉妹の末っ子で、幼稚園からずっと女子校に通っていた「早水ちとせ」
明け透けで活発という男の子っぽさから、校内ではかなり人気がありました。
そんな「ちとせ」によって、無理やり2人でクラス委員をすることとなっておりました初女子校という「佐倉八重」
とある理由がため、”男の子に生まれたかった”という「八重」ですが、その思いとは裏腹に女の子然としていたのです。
そうした「八重」のコンプレックスに気付いた「ちとせ」を切っ掛けに、2人は急接近していくのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
短編は比較的年齢層高めですが、こちらは初々しい2人ですね。
百合漫画のセオリーである、カップルになるまでの描写は軽く、なった後のアレコレがメインとなっています。
やたら積極的でもともとその気であったっぽい「ちとせさん」と、過去悩んだ時期のある「八重さん」という2人なので、かなり事がスムーズに進行していました。
3話でもうお互い告白してますね。
そんな訳で、漫画のあちこちでイチャイチャするんですが…ラブラブな2人のこと、当然えっちにまでエスカレートしていくのでした。
特に2巻では頻繁に脱いでいるほか、本来ならば誤魔化して終わらせるような直接的な部分まで描かれています。
これまでの百合姫コミックスで、最もえっち寄りではないでしょうか。
冒頭にてひでるさんが驚いたのは、そんな理由です。
思わず本棚から1巻を探してしまいました(笑)
なお、漫画には教師「江戸川蘭」、2人の先輩「華嶋マリ」という別カップルも描かれています。
年齢的には大人である「江戸川先生」と、経験だけは豊富な「マリさん」ですね。
もともと「江戸川先生」が好きであった「マリさん」ですが、失恋で弱った彼女を逃さず狙うあたりが凄い。
詳細は伏せますが、あらかじめ断って後をつけるのが重いです。
ラブラブだった「ちとせ」・「八重」の2人とは、また異なる関係でしょう。
特殊な事情からのカップルであるため、やたら直接的。
1巻後半と2巻の中盤あたりに数話あるお話には、かなり突っ込んだ描写がありました。
特に2巻がオススメ。
そんなややこしい事情のあった2人なので、特に2巻では「ちとせ」・「八重」というメインカップルの良き相談相手となっています。
詳細は伏せますが、心配して遠くから見守るのが優しいですねー。
(※基本として悪人不在な漫画でした)
また、図書室での行為はばっちり目撃(4話)されており、なんとなく興味を持っていたらしい「ちとせさん」が本格的に乗り出す(笑)切っ掛けにもなっています。
それを受けた「八重さん」が…と流れるのが1巻ラストあたり。
※2巻の八重・ちとせ、蘭・マリ
トビラ絵にしてしまいました。「蘭・マリ」が全身絵でないのは…2人揃うと脱いじゃうので。
1巻のうちに喧嘩も一度しているため、2巻ではいきなりラブラブです。
相談している事柄も些細なもの。
(※他に相談すべき適任者がいない、というのはそうだろうなぁ)
水泳での1コマほか、球技大会など「ちとせさん」モテモテ描写があるのもこちらから。
ここで学ランを着ていたんですが、女子校卒業の方に聞いたところによると、実際にあんなんあるそうです。わはは。
注目は、その球技大会・その後が描かれた12話。
(えっち抜きで)勉強をしよう、と「八重さん」の家に集合するんですが、急用で両親が出掛けることとなり、さらに”球技大会だったから、お風呂入って汗流しちゃいなさい”とか言われるシーン。
まってました、というシチュエーションですね。
そんなんほか、概ね単行本では甘い空気がラブラブと続くんですが、後半には「八重さん」と因縁のある人物が登場します。
その時、「ちとせさん」はどうするのか!?
果たして2人はどうなってしまうのか!!
ぜひ単行本でご確認ください。
色の強い線です。
柔らかで乱れず、綺麗な作画でした。
白比率はありますが、線以外でも黒が目立ち、濃淡ではやや濃い目な印象。
特に古いだろう原稿はその傾向が強く感じられました。
お話が色々とあるためか、全体的に「瑠璃色の夢」のが色々とデフォルメされていた感覚です。
「半熟女子」の方は1巻と比べて2巻の作画が格段に洗練されております。
幅広めな輪郭で縦長の丸い目が特徴のキャラ絵。
爽やかで嫌みなく、極端にどっちかではないため、あまり人は選ばない系統だと思います。
どれも↓表紙では難しいんですが、「半熟女子2巻」は比較的判断し易いでしょう。
先ほど読んでいて気付きましたが、2巻冒頭の「ちとせさん」は、1巻とデジャヴな感覚でした。
ひょっとして…あれは計算してるのかな。
たまにあったリアルな女子校描写も良かったです。
あんなんでしょうね(笑)
半熟女子 1 (IDコミックス 百合姫コミックス)
半熟女子 2 (IDコミックス 百合姫コミックス)
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・百合心中 猫目堂ココロ譚/東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・ゆるゆり/なもり
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・飴色紅茶館歓談 限定版/藤枝雅
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻 /森永みるく[おまけ]
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 百合・えっち
・おまけ:
・その他: 折り返しにコメント(1,2)、9話収録(1,2)、全2巻。
※上記は「半熟女子 全2巻」のデータです。括弧数字は巻数の意味。
「瑠璃色の夢」データはすぐ↓下を参照のこと。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森島明子(もりしま・あきこ)」センセの「半熟女子 全2巻」と「瑠璃色の夢」です。
変則な構成ですみません。
「森島明子」センセの百合姫コミックス「半熟女子2巻」、「瑠璃色の夢」がこないだ同時発売されました。
センセ、お疲れさまです。
当初はどっちか1冊を紹介すればいいかなぁ~、と考えていたんですね。
ぶっちゃけ、昨日読んだのは「瑠璃色の夢」でした。
短編集であったため、そちらのが書きやすいか?、という判断をしたので。
「半熟女子」が続きモノで、1巻を紹介していなかったことも理由の1つです。
ほぼそれで固まっていたんですよ。
しかし、今朝なんとなーく「半熟女子2巻」をぺらぺらっとめくっていたら…コレが思わずびっくり!
普段の流れ(笑)もあるため、どうせ1冊だけ紹介するのであれば「半熟女子」だろう、という結論に至ったのです。
(※実は仕事中もこっそり悩んでいたひでるさん[本当]…仕事に集中して下さい)
そんな訳で、いちおうメインは「半熟女子 全2巻」です。
ただ、「瑠璃色の夢」にも関連するお話が収録されており、また昨晩からそちらでじんわり考えていたこともあるため、どうせならと一気に2冊紹介としたのでした。
とりあえず時間もあまりないので、ぎりぎりまで頑張ります。
※左:亜麻井蜜姫、右:青山笑美・桐生圭子 (※瑠璃色の夢)
笑美・圭子さんのシリーズはこれからも続いてほしいですね。
■瑠璃色の夢 (森島明子)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 百合・ラブコメ
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし「満月の夜には」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、短編×7
(うち「笑美・圭子シリーズ」×2)
さっそく各話について。
「六条ルリ」は仕事ができて美人な同僚「三国」に誘われ、飲みに行きました。
酔ったそのまま彼女とベットを共にした「ルリ」は次の朝彼女から告白されるんですが…という表題作「瑠璃色の夢」
↓表紙を飾る2人ですね。
百合ジャンルは圧倒的に学園ネタが多いですが、こちらはOL漫画。
きっちり線引きをしている「三国さん」は大人でした。
表面には見せていませんが、内心は色々と複雑なものがあるだろうなぁ。
カラー原稿のある「ハニー&マスタード」
イベント運営会社に勤める「亜麻井蜜姫」、「芥菜香」は元恋人同士。
故あって別れたものの、現在は仲の良い友人であり、仕事のパートナー。
どっちも百合趣味であり、屋台の女の子「マイ」に同時に一目惚れするんですが…という展開。
「もしふられて傷ついても、なにもしないであきらめるより100万倍マシよ!!」
とは「香さん」の発言ですが、見習うべき思考ですね。
そのため、単なる店員・客という関係だった「マイちゃん」とも急接近しておりました。
お話としては、あーなるでしょうねぇー、というオチでしたが、実はここでのポイントは元カップルの「蜜姫さん」と「香さん」
もったいないので書きませんが、微妙な距離感を見事に表現していたと思います。
「梢木実(こずえ・このみ)」・「梢託人」夫婦の御近所であった「葉鳥京」
出会った「木実」らと仲良しになり、たびたび出向いていた「京」は8歳の頃からずっと彼女に恋し続けていたのです。
その「託人」が不幸にして亡くなり、それから10年後に恋人同士となったんですが…という短編「追憶~ノスタルジー~」
途中に差し込まれていた病室での「託人くん」が切ないですねー。
そんな訳で未亡人「木実さん」が実にイイ味を出しており、静かな緊張感のあるお話になっています。
ほか、高校時代はお姫様・王子様と言われていた「紡(つむぎ)」、「結」の大学生2人による「星のお姫様」
こちらは8ページのショート漫画。
同じく大学生となった「青山笑美」と「桐生圭子」先生(元)という10歳ほどの年の差カップル「20乙女の季節」と描き下ろし「満月の夜には」
実は前巻「楽園の条件」からの続編で、相変わらずそれぞれ世代の妙が楽しく表現されておりました。
(※前巻も2話収録があります)
今回は「笑美ちゃん」視点なので、また異なる感覚で楽しめるでしょう。
特に初旅行での別行動は…「なるほどなぁ」という感じですね。
巻末収録の「半熟腐女子」は↓これから紹介する「半熟女子」にも登場していた、「ちとせさん」の姉「早水千絵」さんのお話。
番外編ですね。
もう、抜け出せないくらい腐女子な「千絵さん」が楽しいですね。
このすぐ後にあとがき漫画が続くので、どうしても「森島明子」センセとダブって見えます(笑)
登場している「ユリア」ちゃんも良かったです。
瑠璃色の夢 (IDコミックス 百合姫コミックス)
駆け足ですみません、絵柄は↓ラストでまとめちゃいますね。
続いて、全2巻という長編「半熟女子」について。
※1巻のちとせ・八重、蘭・マリ
「江戸川先生」は普段眼鏡です。この2人、5ページで登場してるんですねー。
五人姉妹の末っ子で、幼稚園からずっと女子校に通っていた「早水ちとせ」
明け透けで活発という男の子っぽさから、校内ではかなり人気がありました。
そんな「ちとせ」によって、無理やり2人でクラス委員をすることとなっておりました初女子校という「佐倉八重」
とある理由がため、”男の子に生まれたかった”という「八重」ですが、その思いとは裏腹に女の子然としていたのです。
そうした「八重」のコンプレックスに気付いた「ちとせ」を切っ掛けに、2人は急接近していくのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
短編は比較的年齢層高めですが、こちらは初々しい2人ですね。
百合漫画のセオリーである、カップルになるまでの描写は軽く、なった後のアレコレがメインとなっています。
やたら積極的でもともとその気であったっぽい「ちとせさん」と、過去悩んだ時期のある「八重さん」という2人なので、かなり事がスムーズに進行していました。
3話でもうお互い告白してますね。
そんな訳で、漫画のあちこちでイチャイチャするんですが…ラブラブな2人のこと、当然えっちにまでエスカレートしていくのでした。
特に2巻では頻繁に脱いでいるほか、本来ならば誤魔化して終わらせるような直接的な部分まで描かれています。
これまでの百合姫コミックスで、最もえっち寄りではないでしょうか。
冒頭にてひでるさんが驚いたのは、そんな理由です。
思わず本棚から1巻を探してしまいました(笑)
なお、漫画には教師「江戸川蘭」、2人の先輩「華嶋マリ」という別カップルも描かれています。
年齢的には大人である「江戸川先生」と、経験だけは豊富な「マリさん」ですね。
もともと「江戸川先生」が好きであった「マリさん」ですが、失恋で弱った彼女を逃さず狙うあたりが凄い。
詳細は伏せますが、あらかじめ断って後をつけるのが重いです。
ラブラブだった「ちとせ」・「八重」の2人とは、また異なる関係でしょう。
特殊な事情からのカップルであるため、やたら直接的。
1巻後半と2巻の中盤あたりに数話あるお話には、かなり突っ込んだ描写がありました。
特に2巻がオススメ。
そんなややこしい事情のあった2人なので、特に2巻では「ちとせ」・「八重」というメインカップルの良き相談相手となっています。
詳細は伏せますが、心配して遠くから見守るのが優しいですねー。
(※基本として悪人不在な漫画でした)
また、図書室での行為はばっちり目撃(4話)されており、なんとなく興味を持っていたらしい「ちとせさん」が本格的に乗り出す(笑)切っ掛けにもなっています。
それを受けた「八重さん」が…と流れるのが1巻ラストあたり。
※2巻の八重・ちとせ、蘭・マリ
トビラ絵にしてしまいました。「蘭・マリ」が全身絵でないのは…2人揃うと脱いじゃうので。
1巻のうちに喧嘩も一度しているため、2巻ではいきなりラブラブです。
相談している事柄も些細なもの。
(※他に相談すべき適任者がいない、というのはそうだろうなぁ)
水泳での1コマほか、球技大会など「ちとせさん」モテモテ描写があるのもこちらから。
ここで学ランを着ていたんですが、女子校卒業の方に聞いたところによると、実際にあんなんあるそうです。わはは。
注目は、その球技大会・その後が描かれた12話。
(えっち抜きで)勉強をしよう、と「八重さん」の家に集合するんですが、急用で両親が出掛けることとなり、さらに”球技大会だったから、お風呂入って汗流しちゃいなさい”とか言われるシーン。
まってました、というシチュエーションですね。
そんなんほか、概ね単行本では甘い空気がラブラブと続くんですが、後半には「八重さん」と因縁のある人物が登場します。
その時、「ちとせさん」はどうするのか!?
果たして2人はどうなってしまうのか!!
ぜひ単行本でご確認ください。
色の強い線です。
柔らかで乱れず、綺麗な作画でした。
白比率はありますが、線以外でも黒が目立ち、濃淡ではやや濃い目な印象。
特に古いだろう原稿はその傾向が強く感じられました。
お話が色々とあるためか、全体的に「瑠璃色の夢」のが色々とデフォルメされていた感覚です。
「半熟女子」の方は1巻と比べて2巻の作画が格段に洗練されております。
幅広めな輪郭で縦長の丸い目が特徴のキャラ絵。
爽やかで嫌みなく、極端にどっちかではないため、あまり人は選ばない系統だと思います。
どれも↓表紙では難しいんですが、「半熟女子2巻」は比較的判断し易いでしょう。
先ほど読んでいて気付きましたが、2巻冒頭の「ちとせさん」は、1巻とデジャヴな感覚でした。
ひょっとして…あれは計算してるのかな。
たまにあったリアルな女子校描写も良かったです。
あんなんでしょうね(笑)
半熟女子 1 (IDコミックス 百合姫コミックス)
半熟女子 2 (IDコミックス 百合姫コミックス)
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・百合心中 猫目堂ココロ譚/東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・ゆるゆり/なもり
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・飴色紅茶館歓談 限定版/藤枝雅
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻 /森永みるく[おまけ]
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■後ろから前から (辻風)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・教師
・おまけ: あとがき、作品解説、触手絵、
カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「辻風(つじかぜ)」センセの「後ろから前から」です。
こないだゲリラ豪雨と鉢合わせしました。
うっかり、どっかーと雨の直撃を受けてしまいましたが、数分後には止むのよ、コレが。
その後は中途半端に濡れた感じが蒸し暑さと重なり、実にイヤな感じ。
冷たい雨もイヤですが、この時期は生温かいのがまた気色悪いんですよねー。
さて、本日はなかなか検索で難しかった「辻風」センセです。
(※サイト名「辻行灯」での検索がベストです。漫画絵もあるため、参考になりますよー)
こちらの「後ろから前から」は全て短編。
初単行本ということで、はっきり言って作画面ほか厳しいところがありました。
ただ、女教師、人妻というネタとしてはイイ系統。
特に強い女教師ネタには、ピカ★と光るものがあります。
そう、ちと関係ないですが、ひでるさんの友人には女教師好きなんがいました。
…たぶん、過去に何らかあったのでしょう(笑)
うらやましいことです。
そうした、女教師好きな人はヒットかもしれません。
※左:「脅迫コミュニケーション」の女教師、右:九頭さん
ちょっと似ている2人です。下着は黒しか考えられませんね。
さて、やっぱり教師ヒロインな漫画から。
お気に入りであった生徒「山下」とのえっち現場を写真に撮られて脅迫されてしまった女教師。
「この写真…渡さないと内申ゼロよ?」
しかし、そんな脅しに怯むことなく、胸倉を掴んで逆に脅し返したのでした。
予想外の強い反撃に、その生徒は…と、そんな感じに、カラー原稿より始まっていた冒頭話「脅迫コミュニケーション」
こちらの先生は強さと弱さを兼ね備えたヒロインです。
まぁ、強い描写のが目立つんですけどねー。
彼がえっち行為を要求するとしばしウェイトがかかるんですが、その際の「…仕方ないわね」が非常に面白いです。
こうした反応がなかなか可愛らしく、単なる強い女性とは異なる魅力を醸し出していました。
ただし、途中の”行為を携帯で撮影する”あたりは唐突で不要だったかなぁ。
だいたい、いつ・どのタイミングで持ってたんだ。
また、せっかくカラー原稿であるんですが、淡い色でぺったりとしたもの。
↓表紙の色合いが良かっただけ、直後に弱さを強調しているようでした。
女性専用車両でのえっち話「急ぎの電車は気をつけて」
慌てて飛び乗った電車は女性専用で、そこでえっちな女性ほか周囲の女性に弄ばれるという短編です。
やはり女性が集団になると恐ろしいですねー。
なにげにヒロイン「九頭」さんは次の「相談相手に気をつけて」にも登場していました。
ただ、特に連続性はなく、同キャラの別短編という感覚。
先の女教師とややキャラが似ているんですが、「九頭さん」は終始強かったです。
一応結果オーライではあったものの、しっかり相談受けるようで自分の好きにしています。
男のブルマ姿は恐怖ですよ。
眼鏡な「美咲」先生の「生意気なご主人様」
彼女が↓表紙ですかね。
ネットで偶然知ってしまったメール調教にハマった教師「美咲さん」は、学校でも指示に従う日々でした。
ある日体育倉庫へ呼び出されると、そこで意外なご主人様の姿を見るのです。
これはなかなかイイ設定。
次に繋がりそうなオチで、あの後の2人のシチュエーションも色々と想像できます。
長編漫画の1話目、みたいな感じでした。
当然ながらえっちも含め、2人の相性はかなり良いものに見えます。
色々と発展させてほしいです。
※教師「美咲さん」
なかなかいいネタであったと思います。ラブコメ調教漫画みたいになればいいなぁ。
タイトルは「ひるつま」ですが、こちらの「秋子」さんは元教師。
現在は既に結婚して引退しており、たまに主人公の家庭教師をするくらい。
何やら以前、彼に対してはっちゃけたらしく…その模様は撮影されていたのです。
旦那との生活を守るため、「秋子さん」は要求に従うのでした。
広いオデコとソバージュな黒髪、そしてへそ出し服にジーンズという、素敵な組み合わせ。
さらに教師でも人妻でもあるということで、今回収録でのお気に入り。
寝室でのえっちほか、携帯電話で旦那と会話しながらのえっちが良いシチュエーションでした。
あれは電話の向こうで勘違いするんだろうなぁ。おっかないですねー(笑)
「寝取り丼、犯られ丼」はやっぱり教師モノなんですが、こちらは男性。
女生徒・母親とのパターンになっています。
メインの母親「由美子」さんはショートカットに眼鏡で、口元のほくろがセクシー。
やっぱり眼鏡ですね。
予想通り、娘「咲子」ちゃんと入り乱れてのえっちになったんですが…うろたえていたのは意外。
漫画では彼女がもっともえっちに描かれており、ひでるさん的にはやや残念でした。
「ねぇ先生?うちのママ~」
という台詞はなかなか衝撃的で、そのあたりを心理描写交えて膨らませてほしいです。
※左:秋子さん、右:早苗さん
人妻な2人。「秋子さん」はお尻のアップを増やして頂ければ…
漫画中ではほぼ裸眼のままでしたが、「お風呂でハダカのおつきあい」のヒロインも眼鏡でした。
なにげに眼鏡率は高いですよ。
漫画は視力の悪いヒロインが間違って男風呂へ入ってしまい、勘違いしたまま男性陣にえっちなことされるという王道ネタ。
先の「急ぎの電車は気をつけて」と男女の逆パターンみたいなものです。
目が悪く、湯気でぼやけているとはいえ…さすがにあり得ないですね。
実はなんらかの裏がある(←銭湯にとってはいい集客になりそう)とか、呆れるくらいに馬鹿馬鹿しく突っ走った方が良かったのでは。
そしてこちらは人妻モノ「愛妻返済計画」
タイトルの”返済”そのまま、借金のカタに奥様「早苗」さんが複数の男にされてしまうという、時代劇みたいなお話。
こちらも王道なんですが、人妻モノはセオリー通りで正解だと思います。
しかも、センセも述べていましたが旦那が目前にいるというのがポイント。
可愛い奥様で、夫婦仲が良かっただけに悲劇具合が増しておりました。
オチも良く、ラストの笑顔にはどきーってします。
ほか、「メイドさんをしつけましょう」は格闘技で全国を狙えるほどの腕前であった「サキ」ちゃんが、とある理由がためメイド喫茶のバイトをするというもの。
あれは…やっぱりバットエンドかなぁ。
やや緩めな太線の絵柄です。
適度な濃淡のすっきり絵ですが、やや平面的。
たまに微妙なバランスとなり、力が抜けたように質が落ちてしまう印象がありました。
中にはいい感じのコマもあるんですが、正直作画についてはもう少し頑張ってほしいところ。
表情もぎこちないです。
あるいは手直しが入っているのかもしれませんけど、初出ではもっとも古い(06年)原稿である「愛妻返済計画」の方が最新(09年)である「脅迫コミュニケーション」よりもイイ感じに見えました。
…まぁ、これはひでるさんが教師よりも人妻好きであるためかもしれませんけど。
裏表紙には漫画カットがあるので、そちらも参考にどうぞ。
…ひでるさんは、左下のワカメ髪な「秋子さん」に背中を押されてしまったんですねー。
ラストの触手絵などはなかなかの出来栄えで、今後に期待な漫画家さんだと思います。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・教師
・おまけ: あとがき、作品解説、触手絵、
カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「辻風(つじかぜ)」センセの「後ろから前から」です。
こないだゲリラ豪雨と鉢合わせしました。
うっかり、どっかーと雨の直撃を受けてしまいましたが、数分後には止むのよ、コレが。
その後は中途半端に濡れた感じが蒸し暑さと重なり、実にイヤな感じ。
冷たい雨もイヤですが、この時期は生温かいのがまた気色悪いんですよねー。
さて、本日はなかなか検索で難しかった「辻風」センセです。
(※サイト名「辻行灯」での検索がベストです。漫画絵もあるため、参考になりますよー)
こちらの「後ろから前から」は全て短編。
初単行本ということで、はっきり言って作画面ほか厳しいところがありました。
ただ、女教師、人妻というネタとしてはイイ系統。
特に強い女教師ネタには、ピカ★と光るものがあります。
そう、ちと関係ないですが、ひでるさんの友人には女教師好きなんがいました。
…たぶん、過去に何らかあったのでしょう(笑)
うらやましいことです。
そうした、女教師好きな人はヒットかもしれません。
※左:「脅迫コミュニケーション」の女教師、右:九頭さん
ちょっと似ている2人です。下着は黒しか考えられませんね。
さて、やっぱり教師ヒロインな漫画から。
お気に入りであった生徒「山下」とのえっち現場を写真に撮られて脅迫されてしまった女教師。
「この写真…渡さないと内申ゼロよ?」
しかし、そんな脅しに怯むことなく、胸倉を掴んで逆に脅し返したのでした。
予想外の強い反撃に、その生徒は…と、そんな感じに、カラー原稿より始まっていた冒頭話「脅迫コミュニケーション」
こちらの先生は強さと弱さを兼ね備えたヒロインです。
まぁ、強い描写のが目立つんですけどねー。
彼がえっち行為を要求するとしばしウェイトがかかるんですが、その際の「…仕方ないわね」が非常に面白いです。
こうした反応がなかなか可愛らしく、単なる強い女性とは異なる魅力を醸し出していました。
ただし、途中の”行為を携帯で撮影する”あたりは唐突で不要だったかなぁ。
だいたい、いつ・どのタイミングで持ってたんだ。
また、せっかくカラー原稿であるんですが、淡い色でぺったりとしたもの。
↓表紙の色合いが良かっただけ、直後に弱さを強調しているようでした。
女性専用車両でのえっち話「急ぎの電車は気をつけて」
慌てて飛び乗った電車は女性専用で、そこでえっちな女性ほか周囲の女性に弄ばれるという短編です。
やはり女性が集団になると恐ろしいですねー。
なにげにヒロイン「九頭」さんは次の「相談相手に気をつけて」にも登場していました。
ただ、特に連続性はなく、同キャラの別短編という感覚。
先の女教師とややキャラが似ているんですが、「九頭さん」は終始強かったです。
一応結果オーライではあったものの、しっかり相談受けるようで自分の好きにしています。
男のブルマ姿は恐怖ですよ。
眼鏡な「美咲」先生の「生意気なご主人様」
彼女が↓表紙ですかね。
ネットで偶然知ってしまったメール調教にハマった教師「美咲さん」は、学校でも指示に従う日々でした。
ある日体育倉庫へ呼び出されると、そこで意外なご主人様の姿を見るのです。
これはなかなかイイ設定。
次に繋がりそうなオチで、あの後の2人のシチュエーションも色々と想像できます。
長編漫画の1話目、みたいな感じでした。
当然ながらえっちも含め、2人の相性はかなり良いものに見えます。
色々と発展させてほしいです。
※教師「美咲さん」
なかなかいいネタであったと思います。ラブコメ調教漫画みたいになればいいなぁ。
タイトルは「ひるつま」ですが、こちらの「秋子」さんは元教師。
現在は既に結婚して引退しており、たまに主人公の家庭教師をするくらい。
何やら以前、彼に対してはっちゃけたらしく…その模様は撮影されていたのです。
旦那との生活を守るため、「秋子さん」は要求に従うのでした。
広いオデコとソバージュな黒髪、そしてへそ出し服にジーンズという、素敵な組み合わせ。
さらに教師でも人妻でもあるということで、今回収録でのお気に入り。
寝室でのえっちほか、携帯電話で旦那と会話しながらのえっちが良いシチュエーションでした。
あれは電話の向こうで勘違いするんだろうなぁ。おっかないですねー(笑)
「寝取り丼、犯られ丼」はやっぱり教師モノなんですが、こちらは男性。
女生徒・母親とのパターンになっています。
メインの母親「由美子」さんはショートカットに眼鏡で、口元のほくろがセクシー。
やっぱり眼鏡ですね。
予想通り、娘「咲子」ちゃんと入り乱れてのえっちになったんですが…うろたえていたのは意外。
漫画では彼女がもっともえっちに描かれており、ひでるさん的にはやや残念でした。
「ねぇ先生?うちのママ~」
という台詞はなかなか衝撃的で、そのあたりを心理描写交えて膨らませてほしいです。
※左:秋子さん、右:早苗さん
人妻な2人。「秋子さん」はお尻のアップを増やして頂ければ…
漫画中ではほぼ裸眼のままでしたが、「お風呂でハダカのおつきあい」のヒロインも眼鏡でした。
なにげに眼鏡率は高いですよ。
漫画は視力の悪いヒロインが間違って男風呂へ入ってしまい、勘違いしたまま男性陣にえっちなことされるという王道ネタ。
先の「急ぎの電車は気をつけて」と男女の逆パターンみたいなものです。
目が悪く、湯気でぼやけているとはいえ…さすがにあり得ないですね。
実はなんらかの裏がある(←銭湯にとってはいい集客になりそう)とか、呆れるくらいに馬鹿馬鹿しく突っ走った方が良かったのでは。
そしてこちらは人妻モノ「愛妻返済計画」
タイトルの”返済”そのまま、借金のカタに奥様「早苗」さんが複数の男にされてしまうという、時代劇みたいなお話。
こちらも王道なんですが、人妻モノはセオリー通りで正解だと思います。
しかも、センセも述べていましたが旦那が目前にいるというのがポイント。
可愛い奥様で、夫婦仲が良かっただけに悲劇具合が増しておりました。
オチも良く、ラストの笑顔にはどきーってします。
ほか、「メイドさんをしつけましょう」は格闘技で全国を狙えるほどの腕前であった「サキ」ちゃんが、とある理由がためメイド喫茶のバイトをするというもの。
あれは…やっぱりバットエンドかなぁ。
やや緩めな太線の絵柄です。
適度な濃淡のすっきり絵ですが、やや平面的。
たまに微妙なバランスとなり、力が抜けたように質が落ちてしまう印象がありました。
中にはいい感じのコマもあるんですが、正直作画についてはもう少し頑張ってほしいところ。
表情もぎこちないです。
あるいは手直しが入っているのかもしれませんけど、初出ではもっとも古い(06年)原稿である「愛妻返済計画」の方が最新(09年)である「脅迫コミュニケーション」よりもイイ感じに見えました。
…まぁ、これはひでるさんが教師よりも人妻好きであるためかもしれませんけど。
裏表紙には漫画カットがあるので、そちらも参考にどうぞ。
…ひでるさんは、左下のワカメ髪な「秋子さん」に背中を押されてしまったんですねー。
ラストの触手絵などはなかなかの出来栄えで、今後に期待な漫画家さんだと思います。
後ろから前から (真激COMICS) (2009/08/07) 辻風 商品詳細を見る |
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■やみ憑きマリス (森崎くるみ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カバー裏に没絵・設定画公開まんが。
・その他: カラー(4P)、4話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「やみ憑きマリス 1巻」です。
すっかり一般系な雰囲気になっちゃいましたねー、「森崎くるみ」センセ。
「宇佐美渉」センセなどと同様に、もう成年漫画は描かないんだろうなぁ。
…そう、ひでるさん脳内では「宇佐美渉」センセとよく似た感覚なんです。
漫画・キャラの(大雑把な)雰囲気とか、もともと成年系であったとか、ゲーム原作漫画とか…。
そんなんも悪くはないんですが、”原作アリの漫画を成功させる”というのはなかなか難しいと思うんですね。
特にゲーム原作は複数の分岐があって、かつ登場人物が多いほか、他の色々・様々な意思が介入しているような気がするので。
あ、センセは「死神とチョコレート・パフェ」に代表されるように、原作つきのネタを上手にさばいている印象です。
念のため。
なにはともあれ、今回の「やみ憑きマリス」です。
おそらくは7冊目くらいの単行本であるこちらは、なんと「森崎くるみ」センセ初のオリジナル連載なのでした。
真価を発揮するチャンスです。
お得意のファンタジー・ラブコメちっくな漫画となっており、↓表紙のヒロインとか”憑き”の単語がいい感じ。
では、さっそく見ていきましょう。
※ヒロイン「緋月マリス」
勝手に制服を改造しないように(笑)
「緋月マリス」は普段から結界だの呪具だのとおかしな言動で知られるクラスメイト。
委員長である「扇谷蒼太(せんごく・そうた)」は後始末がため、日々彼女に振り回されていたのです。
そんな頃、新聞配達のバイトをする「蒼太」は早朝に珍妙な格好で走る女の子を目撃しました。
驚きで自転車ごと転んでしまったんですが…その際にできた額の傷。
それが”かぐや姫の生まれ変わり”と自称する「マリス」の求めていた”契約の印”であったことから、彼女の僕と宣言されてしまったのでした。
…だいたいそんなん。
なかなか変化球な漫画のようです。
うーん、1巻だけではちゃんとした評価はできないかなぁ…。
前述しましたファンタジーなラブコメではないようです。
不思議なヒロイン「緋月マリスさん」
ルナリア王女で前世にて預けた鍵の在処は僕であった「蒼太」が握っており、それがあると月(ルナリア)へ還ることができるというんですね。
しかし、彼女の周辺を調査(?)している「楓」さん曰く、
「魔法は使えず、彼女の言動は全て絵空事、妄想に憑かれている痛い人」
…とのコトでした。
実際に魔法と思われた出来事は全てタネ明かしがされ、「マリスさん」が常々言っているような能力は今のところ見られていません。
そう、本当にかぐや姫の転生なのか、はたまた単なる電波少女なのか、ヒロインである彼女が謎なのです。
分かっているのは、豪邸を所持するお嬢さまであること。
長テーブルな食堂とか、広いキッチンがあり、「蒼太くん」らが割り当てられた部屋は「ここだけでウチより広い」との言葉もありました。
その割に使用人はおらず、食事は栄養食品だけ。
時代掛った物言いは徹底されており、”かぐや姫の生まれ変わり”という思想を含めて、察するところずっと仕込まれて育ったと想像されます。
結界などをスラスラと書き、儀式の手順などもスムーズ(※2話では1コマで準備していたので)であることなどもそうですね。
※魔法か?妄想か??
どうにも黒魔術ちっくな「マリスさん」拷問器具いっぱいの部屋がありました。
「かわいいから着てるだけ~」
というメイド服とウサギ耳な「レイラ」さん。
「蒼太くん」は屋敷ほか何度か「マリスさん」と2人のところを会っているんですが、「この家には妾だけだ」と彼女は言いきっているんですね。
もしかして…下手すると、この方”見えてはいけない系”なのかもしれません(笑)
なるほど、漫画を最初から確認してみましたが、一緒に並んでいるシーンは何度かあったものの、2人で喋るコマは1つもなかったです。
こわい・こわい。
「”偶然”なんてこの世にないの、すべて”必然”で紡がれているのよ」
なーんて、どっかの漫画みたいな台詞を言っていたのも興味深いですよ。
一方、読者とほぼ同じ目線である主人公「蒼太くん」
両親が亡くなったため妹「扇谷空」と二人暮らしをしているらしく、貧乏。
新聞配達などのバイトほか料理を得意としており、手先が器用なためつくろいものをして家計の足しにしているのでした。
常に現実と直面している彼はこの生活力がため、当初は振り回されてばかりだった非常識な「マリスさん」を操縦できるようになっています。
お似合いなカップルなのかもしれません。
首輪をされ、鎖で繋がれて校内を闊歩しているシーンでは、
「なんてマニアックな!!」
とか驚かれていましたが、そうでしょうねー。
その趣味ある人(笑)には、羨ましくて仕方ないプレイと言えるでしょう。
そうした兄の背中を見ているためか、妹「空ちゃん」もしっかり者でいい感じ。
特に火事現場から救出された4話では泣きじゃくることなく、すぐに冷静さを取り戻していました。
2話後半での無邪気に喜ぶ姿など可愛いんですけどね。
※左:妹「扇谷空」、右:先輩「白妙綾」
花を背負ってますが…普段のおとぼけ「綾さん」のが可愛いです。
単行本のラスト部分、4話後半にて登場していた昔馴染みの先輩「白妙綾(しろたえ・あや)」さん。
真顔での冗談が素敵でひでるさん好みなキャラなんですが、ラストでは…。
何気に物語の鍵を握る存在であるようでした。
2巻での「綾さん」の活躍に期待しましょう。
相変わらずの可愛らしい絵柄。
全体的に安定しており、やはりコメディー部分は抜群でした。
濃淡は適度なくらいで見易く、分かりやすく、あちこちバランスなどを含め漫画の巧い方です。
多少癖のある絵柄に違和感なければ、問題ないでしょう。
↓表紙そのまま御判断下さい。
前述したように、お話はまだどうにも判断できません(※そんな訳で↑上の評価は3にしてます)
変化球なストーリーは、他愛無いラブコメを想像した場合はやや面倒に感じるかもしれません。
ぽわぽわとしたネタに飽きた方のが興味持つかも。
(※絵柄でなく、お話の方が人を選ぶ可能性があります)
とりあえずはこの漫画をどう舵取りしていくのか、いかに決着させるか、「森崎くるみ」センセに期待して次を待ちたいと思います。
ちなみに…裏表紙の名前が「緋山マリス」になってますよー。
★「森崎くるみ」センセの漫画紹介記事
「ノストラダムスに聞いてみろ♪」
1巻完結の一般系。予言をテーマにした、原作ゲームな漫画。
「死神とチョコレート・パフェ」 「2巻[完結]」
2巻完結の一般系。小説を原作とする、可愛い系統な死神少女とのラブコメ話。
「Precious 初回限定版」
成年系。連続話「quartet」を収録。初回限定はイラストブック。
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・属性 : コメディー・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カバー裏に没絵・設定画公開まんが。
・その他: カラー(4P)、4話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「やみ憑きマリス 1巻」です。
すっかり一般系な雰囲気になっちゃいましたねー、「森崎くるみ」センセ。
「宇佐美渉」センセなどと同様に、もう成年漫画は描かないんだろうなぁ。
…そう、ひでるさん脳内では「宇佐美渉」センセとよく似た感覚なんです。
漫画・キャラの(大雑把な)雰囲気とか、もともと成年系であったとか、ゲーム原作漫画とか…。
そんなんも悪くはないんですが、”原作アリの漫画を成功させる”というのはなかなか難しいと思うんですね。
特にゲーム原作は複数の分岐があって、かつ登場人物が多いほか、他の色々・様々な意思が介入しているような気がするので。
あ、センセは「死神とチョコレート・パフェ」に代表されるように、原作つきのネタを上手にさばいている印象です。
念のため。
なにはともあれ、今回の「やみ憑きマリス」です。
おそらくは7冊目くらいの単行本であるこちらは、なんと「森崎くるみ」センセ初のオリジナル連載なのでした。
真価を発揮するチャンスです。
お得意のファンタジー・ラブコメちっくな漫画となっており、↓表紙のヒロインとか”憑き”の単語がいい感じ。
では、さっそく見ていきましょう。
※ヒロイン「緋月マリス」
勝手に制服を改造しないように(笑)
「緋月マリス」は普段から結界だの呪具だのとおかしな言動で知られるクラスメイト。
委員長である「扇谷蒼太(せんごく・そうた)」は後始末がため、日々彼女に振り回されていたのです。
そんな頃、新聞配達のバイトをする「蒼太」は早朝に珍妙な格好で走る女の子を目撃しました。
驚きで自転車ごと転んでしまったんですが…その際にできた額の傷。
それが”かぐや姫の生まれ変わり”と自称する「マリス」の求めていた”契約の印”であったことから、彼女の僕と宣言されてしまったのでした。
…だいたいそんなん。
なかなか変化球な漫画のようです。
うーん、1巻だけではちゃんとした評価はできないかなぁ…。
前述しましたファンタジーなラブコメではないようです。
不思議なヒロイン「緋月マリスさん」
ルナリア王女で前世にて預けた鍵の在処は僕であった「蒼太」が握っており、それがあると月(ルナリア)へ還ることができるというんですね。
しかし、彼女の周辺を調査(?)している「楓」さん曰く、
「魔法は使えず、彼女の言動は全て絵空事、妄想に憑かれている痛い人」
…とのコトでした。
実際に魔法と思われた出来事は全てタネ明かしがされ、「マリスさん」が常々言っているような能力は今のところ見られていません。
そう、本当にかぐや姫の転生なのか、はたまた単なる電波少女なのか、ヒロインである彼女が謎なのです。
分かっているのは、豪邸を所持するお嬢さまであること。
長テーブルな食堂とか、広いキッチンがあり、「蒼太くん」らが割り当てられた部屋は「ここだけでウチより広い」との言葉もありました。
その割に使用人はおらず、食事は栄養食品だけ。
時代掛った物言いは徹底されており、”かぐや姫の生まれ変わり”という思想を含めて、察するところずっと仕込まれて育ったと想像されます。
結界などをスラスラと書き、儀式の手順などもスムーズ(※2話では1コマで準備していたので)であることなどもそうですね。
※魔法か?妄想か??
どうにも黒魔術ちっくな「マリスさん」拷問器具いっぱいの部屋がありました。
「かわいいから着てるだけ~」
というメイド服とウサギ耳な「レイラ」さん。
「蒼太くん」は屋敷ほか何度か「マリスさん」と2人のところを会っているんですが、「この家には妾だけだ」と彼女は言いきっているんですね。
もしかして…下手すると、この方”見えてはいけない系”なのかもしれません(笑)
なるほど、漫画を最初から確認してみましたが、一緒に並んでいるシーンは何度かあったものの、2人で喋るコマは1つもなかったです。
こわい・こわい。
「”偶然”なんてこの世にないの、すべて”必然”で紡がれているのよ」
なーんて、どっかの漫画みたいな台詞を言っていたのも興味深いですよ。
一方、読者とほぼ同じ目線である主人公「蒼太くん」
両親が亡くなったため妹「扇谷空」と二人暮らしをしているらしく、貧乏。
新聞配達などのバイトほか料理を得意としており、手先が器用なためつくろいものをして家計の足しにしているのでした。
常に現実と直面している彼はこの生活力がため、当初は振り回されてばかりだった非常識な「マリスさん」を操縦できるようになっています。
お似合いなカップルなのかもしれません。
首輪をされ、鎖で繋がれて校内を闊歩しているシーンでは、
「なんてマニアックな!!」
とか驚かれていましたが、そうでしょうねー。
その趣味ある人(笑)には、羨ましくて仕方ないプレイと言えるでしょう。
そうした兄の背中を見ているためか、妹「空ちゃん」もしっかり者でいい感じ。
特に火事現場から救出された4話では泣きじゃくることなく、すぐに冷静さを取り戻していました。
2話後半での無邪気に喜ぶ姿など可愛いんですけどね。
※左:妹「扇谷空」、右:先輩「白妙綾」
花を背負ってますが…普段のおとぼけ「綾さん」のが可愛いです。
単行本のラスト部分、4話後半にて登場していた昔馴染みの先輩「白妙綾(しろたえ・あや)」さん。
真顔での冗談が素敵でひでるさん好みなキャラなんですが、ラストでは…。
何気に物語の鍵を握る存在であるようでした。
2巻での「綾さん」の活躍に期待しましょう。
相変わらずの可愛らしい絵柄。
全体的に安定しており、やはりコメディー部分は抜群でした。
濃淡は適度なくらいで見易く、分かりやすく、あちこちバランスなどを含め漫画の巧い方です。
多少癖のある絵柄に違和感なければ、問題ないでしょう。
↓表紙そのまま御判断下さい。
前述したように、お話はまだどうにも判断できません(※そんな訳で↑上の評価は3にしてます)
変化球なストーリーは、他愛無いラブコメを想像した場合はやや面倒に感じるかもしれません。
ぽわぽわとしたネタに飽きた方のが興味持つかも。
(※絵柄でなく、お話の方が人を選ぶ可能性があります)
とりあえずはこの漫画をどう舵取りしていくのか、いかに決着させるか、「森崎くるみ」センセに期待して次を待ちたいと思います。
ちなみに…裏表紙の名前が「緋山マリス」になってますよー。
やみ憑きマリス 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 114-3) (2009/08/08) 森崎 くるみ 商品詳細を見る |
★「森崎くるみ」センセの漫画紹介記事
「ノストラダムスに聞いてみろ♪」
1巻完結の一般系。予言をテーマにした、原作ゲームな漫画。
「死神とチョコレート・パフェ」 「2巻[完結]」
2巻完結の一般系。小説を原作とする、可愛い系統な死神少女とのラブコメ話。
「Precious 初回限定版」
成年系。連続話「quartet」を収録。初回限定はイラストブック。
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■ESP SEX~念力愛撫~ (田中十酢)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: おまけマンガ「メイキングオブ念力愛撫」、
作品紹介、カバー裏に表紙ラフ絵。
・その他: カラー(6P)、短編×9
(うち「念力愛撫」×6、「LOVEシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田中十酢(たなか・じゅーす)」センセの「ESP SEX ~念力愛撫~」です。
えー、こちらのブログではお馴染み「艶々(つやつや)」センセ。
その代表作は、やっぱり6巻まで発売された「たとえば母が」だと思うんですが…なんと、その続きが同人誌で発売されているのでした!
わざわざソレ目的がため、電車を乗ってふらふらっと行ってきました専門店。
「たとえば母が After」だって。
こりゃー見逃せませんね。
お話は単行本で完了しているため、エピローグという雰囲気。
”えっち面ではなんとなく結構あっさりとした印象の6巻”とかひでるさんブログで書いてましたが、こちらはえろえろでした。
誤魔化しなく、直球ストレートな内容でしたよー。
そんな訳で子供は見ちゃダメ。
シリーズが好きだった方は、冊数のあるうち早めにどうぞ。
ここで本編も「はたらく人妻さん/艶々」の紹介だったらばっちりでしたが、本日は「田中十酢」センセです。
たぶん、以前にセンセの単行本はどちらかを読んでいたと思います。
この「ESP SEX ~念力愛撫~」は5冊目くらいの単行本。
表題作のメイン中編ほか、2話の連続話と短編による構成でした。
※左:藤崎先輩、右:鮎美さん
「藤崎先輩」のあっさり感はいいですね。
「パンチラLOVE」と「生徒会長LOVE」はなにげに連続もの。
巻頭カラーでシマパンを選択した(笑)、という「パンチラLOVE」
「藤崎」先輩と「新一」くんカップルのえっち短編です。
ただ、タイトルになっているものの、シマパンなのは冒頭・オチ部分だけなんですねー。
まぁ、カラー4ページ部分で堪能できたからいいか。
こちらのヒロイン「藤崎さん」は、なかなか手っ取り早くていい感じです。
後者「生徒会長LOVE」は生徒会長の「鮎美」さん。
眼鏡でちょっとキツい感じの女性で、運動部な方々との複数えっちでした。
なかなかハードですが、本人が受け入れているので問題なし。
ただ…携帯はもったいないよ。
なお、こちらでも「藤崎さん」・「新一くん」カップルが登場しています。
冒頭の柄下着ほか、「……ったく、しょうがないわね…!」が良かったですよ。
そんな訳で唯一の短編「かわいい後輩」ですが…これは作品紹介にてセンセが言っていることそのままですね。
登場する「平井かおり」ちゃんはいいんですけど。
※念力愛撫・ヒロインズ
個人的には人数半分くらいでよかったかなぁ。
6話収録の中編「念力愛撫」
校内で頻発している、”勝手にスカートがめくられる怪現象”
化学部の部長「清水和美」はそれを解明するべく、校内のあちこちにカメラを仕掛けていたのです。
その映像を解析した結果、鍵を握る人物として「西田三郎」特定。
彼に詰め寄ったところ、ついに怪現象の謎を判明させたのでした。
なんと、「西田くん」は念力が使えたのです。
なんか似た映画ありましたよね(笑)
単にパンチラだけでなく、えっちなことにまで至るのは成年漫画らしいです。
スケベさがためか彼の念力は相当に凄く、「和美さん」を浮かせるほか、遠距離から視界に入っていない対象にまで影響させていました。
そんな訳で、超能力えっちコメディーというマンガです。
※化学部・部長「清水和美さん」
やっぱり「和美さん」ですね。いいめくれっぷりです。
導入となる1話目、続く2話目。
5話にもあるんですが、「西田くん」の前に立った「和美さん」のスカートが全力でめくれてるのがいい感じ(笑)
「あなたを徹底的に調べるしかないわっ!」
…という1話目は、初・能力解放なお話です。
「西田くん」本人もどこまで力があるのか知らなかったらしく、思う存分にさせた「和美さん」はさすが化学部でした。
そんな経験がため、彼女に念力が影響するようになる2話目。
ここが期待するシチュエーションですね。
ブルマ姿の「和美さん」が素敵です。
対象を考えるだけで通じてしまうらしく、逃げ込んだトイレでも念力えっちされていました。
「授業中ずっと~」とか台詞にありましたが、その部分も見たかったなぁ。
3話目はチャイナ服の「林麗華(りん・れいふぁ)」、4話目はメイド「真子」・放電娘「藤本早苗」と次々に新キャラ登場。
前者は「和美さん」の危機に頑張る彼がちょっと格好いいんですが…えっちなんですよねー。
イマイチ決まらないというのも、まさに成年漫画だと思います。
とある理由がため、「早苗さん」とのえっち展開となる後者。
あれって…「麗華さん」がいれば、特に「西田くん」である必要はなかったのでは…。
どーでもいいですが、彼はおそらく体験したそのままを「和美さん」に聞かせてるのね。
正直だなぁ。
これらは雰囲気的に番外編みたいなエピソードでしたね。
5、6話は再び学校に戻って「栞」先生登場。
授業中、うっかり先生に対して能力を使ってしまうんですが…こんなんが本来の期待される漫画でしょう。
もう少し早くても良かったかな。
また「今日は特別に許してあげる」とか言っていた「和美さん」でしたが、もう少しやきもきしてくれた方が楽しいですよ。
※おまけ:ブルマの和美さん
こんな言葉をもっとほしかったです。で、この後に…。
他キャラの出番が早い(※特に2、3話)かな。
ネタは非常に良く「和美さん」も可愛いかったんですけど、もっと2人でラブコメちっくに突き詰めてほしかったです。
色々なシチュエーションが想像できますよね。
巻末に収録されているおまけマンガによると、編集の方との打ち合わせで最終話のタイミングも決まっているらしく、お話がガチャガチャしてしまうのは仕方のないことかもしれません。
しっかりとした線のすっきり絵。
濃淡は適度なくらいで、比較的大きめなコマ割り。
ごっちゃりした描き方ですね。
幅広めな輪郭と小さい目ぱっかり口が特徴の人物絵。
こざっぱりとしており、巧さというよりも味のある感じです。
正直なところ、当初の感覚よりも違和感なく読み進められました。
いいんじゃないでしょうか。
カラーでもさして変化はないので、↓表紙での判断で問題ありません。
あるいは紹介帯の漫画カットでどうぞ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: おまけマンガ「メイキングオブ念力愛撫」、
作品紹介、カバー裏に表紙ラフ絵。
・その他: カラー(6P)、短編×9
(うち「念力愛撫」×6、「LOVEシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田中十酢(たなか・じゅーす)」センセの「ESP SEX ~念力愛撫~」です。
えー、こちらのブログではお馴染み「艶々(つやつや)」センセ。
その代表作は、やっぱり6巻まで発売された「たとえば母が」だと思うんですが…なんと、その続きが同人誌で発売されているのでした!
わざわざソレ目的がため、電車を乗ってふらふらっと行ってきました専門店。
「たとえば母が After」だって。
こりゃー見逃せませんね。
お話は単行本で完了しているため、エピローグという雰囲気。
”えっち面ではなんとなく結構あっさりとした印象の6巻”とかひでるさんブログで書いてましたが、こちらはえろえろでした。
誤魔化しなく、直球ストレートな内容でしたよー。
そんな訳で子供は見ちゃダメ。
シリーズが好きだった方は、冊数のあるうち早めにどうぞ。
ここで本編も「はたらく人妻さん/艶々」の紹介だったらばっちりでしたが、本日は「田中十酢」センセです。
たぶん、以前にセンセの単行本はどちらかを読んでいたと思います。
この「ESP SEX ~念力愛撫~」は5冊目くらいの単行本。
表題作のメイン中編ほか、2話の連続話と短編による構成でした。
※左:藤崎先輩、右:鮎美さん
「藤崎先輩」のあっさり感はいいですね。
「パンチラLOVE」と「生徒会長LOVE」はなにげに連続もの。
巻頭カラーでシマパンを選択した(笑)、という「パンチラLOVE」
「藤崎」先輩と「新一」くんカップルのえっち短編です。
ただ、タイトルになっているものの、シマパンなのは冒頭・オチ部分だけなんですねー。
まぁ、カラー4ページ部分で堪能できたからいいか。
こちらのヒロイン「藤崎さん」は、なかなか手っ取り早くていい感じです。
後者「生徒会長LOVE」は生徒会長の「鮎美」さん。
眼鏡でちょっとキツい感じの女性で、運動部な方々との複数えっちでした。
なかなかハードですが、本人が受け入れているので問題なし。
ただ…携帯はもったいないよ。
なお、こちらでも「藤崎さん」・「新一くん」カップルが登場しています。
冒頭の柄下着ほか、「……ったく、しょうがないわね…!」が良かったですよ。
そんな訳で唯一の短編「かわいい後輩」ですが…これは作品紹介にてセンセが言っていることそのままですね。
登場する「平井かおり」ちゃんはいいんですけど。
※念力愛撫・ヒロインズ
個人的には人数半分くらいでよかったかなぁ。
6話収録の中編「念力愛撫」
校内で頻発している、”勝手にスカートがめくられる怪現象”
化学部の部長「清水和美」はそれを解明するべく、校内のあちこちにカメラを仕掛けていたのです。
その映像を解析した結果、鍵を握る人物として「西田三郎」特定。
彼に詰め寄ったところ、ついに怪現象の謎を判明させたのでした。
なんと、「西田くん」は念力が使えたのです。
なんか似た映画ありましたよね(笑)
単にパンチラだけでなく、えっちなことにまで至るのは成年漫画らしいです。
スケベさがためか彼の念力は相当に凄く、「和美さん」を浮かせるほか、遠距離から視界に入っていない対象にまで影響させていました。
そんな訳で、超能力えっちコメディーというマンガです。
※化学部・部長「清水和美さん」
やっぱり「和美さん」ですね。いいめくれっぷりです。
導入となる1話目、続く2話目。
5話にもあるんですが、「西田くん」の前に立った「和美さん」のスカートが全力でめくれてるのがいい感じ(笑)
「あなたを徹底的に調べるしかないわっ!」
…という1話目は、初・能力解放なお話です。
「西田くん」本人もどこまで力があるのか知らなかったらしく、思う存分にさせた「和美さん」はさすが化学部でした。
そんな経験がため、彼女に念力が影響するようになる2話目。
ここが期待するシチュエーションですね。
ブルマ姿の「和美さん」が素敵です。
対象を考えるだけで通じてしまうらしく、逃げ込んだトイレでも念力えっちされていました。
「授業中ずっと~」とか台詞にありましたが、その部分も見たかったなぁ。
3話目はチャイナ服の「林麗華(りん・れいふぁ)」、4話目はメイド「真子」・放電娘「藤本早苗」と次々に新キャラ登場。
前者は「和美さん」の危機に頑張る彼がちょっと格好いいんですが…えっちなんですよねー。
イマイチ決まらないというのも、まさに成年漫画だと思います。
とある理由がため、「早苗さん」とのえっち展開となる後者。
あれって…「麗華さん」がいれば、特に「西田くん」である必要はなかったのでは…。
どーでもいいですが、彼はおそらく体験したそのままを「和美さん」に聞かせてるのね。
正直だなぁ。
これらは雰囲気的に番外編みたいなエピソードでしたね。
5、6話は再び学校に戻って「栞」先生登場。
授業中、うっかり先生に対して能力を使ってしまうんですが…こんなんが本来の期待される漫画でしょう。
もう少し早くても良かったかな。
また「今日は特別に許してあげる」とか言っていた「和美さん」でしたが、もう少しやきもきしてくれた方が楽しいですよ。
※おまけ:ブルマの和美さん
こんな言葉をもっとほしかったです。で、この後に…。
他キャラの出番が早い(※特に2、3話)かな。
ネタは非常に良く「和美さん」も可愛いかったんですけど、もっと2人でラブコメちっくに突き詰めてほしかったです。
色々なシチュエーションが想像できますよね。
巻末に収録されているおまけマンガによると、編集の方との打ち合わせで最終話のタイミングも決まっているらしく、お話がガチャガチャしてしまうのは仕方のないことかもしれません。
しっかりとした線のすっきり絵。
濃淡は適度なくらいで、比較的大きめなコマ割り。
ごっちゃりした描き方ですね。
幅広めな輪郭と小さい目ぱっかり口が特徴の人物絵。
こざっぱりとしており、巧さというよりも味のある感じです。
正直なところ、当初の感覚よりも違和感なく読み進められました。
いいんじゃないでしょうか。
カラーでもさして変化はないので、↓表紙での判断で問題ありません。
あるいは紹介帯の漫画カットでどうぞ。
ESP SEX~念力愛撫 (姫盗人コミックス) (2009/07/28) 田中 十酢 商品詳細を見る |
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■空色スクエア。 (双)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 恋愛・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク別絵、合間にネタ絵。
・その他: 初単行本、折返しに著者近影、
カラー(4P)、6話+プロローグ収録、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「双(そう)」センセの「空色スクエア。 1巻」です。
疲れた身には優しい歌声がいいでしょう。
そんな訳で、きゅーとな声が魅力である「詩月カオリ」さんの初アルバム「SPYGLASS」を買ってきました。
これは3曲目「Chasse」がオススメです。
なんだか「るんるんるる…」という声がずっと耳に残ってます(笑)
ふとしたタイミングでそのフレーズに頭を支配されるという、えびせんのような歌ですね。
これはいい曲だ。
さて、CD紹介のブログではないので本編を。
本日は「双」センセの初単行本「空色スクエア。 1巻」です。
ひでるさんの初期ターゲットは「やみ憑きマリス/森崎くるみ」でしたが、書店側ががっつり山積みしていたのはこちらでした。
その勢いに押され、なんとなく手を出したのです。
※尾浜文香
そこそこのホールにて単独コンサートするくらいのアイドルです。
山と海に囲まれた田舎街。
カメラが趣味な「しゅーちゃん」こと「立花修一」の元に、離れていた幼馴染み「尾浜文香」が姿を見せました。
東京で超人気アイドル「HUMI」として活躍していた彼女は、親の都合がため活動を一時休止して帰郷したのです。
もう一人の幼馴染み、年下の「水堂深雪」は事故によって2年前までの記憶がなくなっていました。
そのため、再会した3人には元の仲良しであった感覚は薄く、どこかギクシャクとしていたのです。
過去に「好きです。」という一言だけのラブレターをもらっていた「修一」も2人のうちどちらが差出人であるか不明なままで、自身の気持ちはまた不安定だったのでした…。
大雑把ですが、おおむねそんなん。
恋愛要素の強いラブコメ漫画ですね。
Wヒロインと男性1人というキャラ配置。
あちこち全然異なりますが、イメージとしては「わたしたちの田村くん」みたいな感覚ですか。
3人は幼馴染みという元仲良し3人組。
ただ、「文香さん」はアイドル、「深雪さん」は記憶喪失、とそれぞれ簡単でない背景を抱えており、恋愛ドラマにちょっとしたスパイスを利かせていました。
ヒロイン「文香さん」ですが、人気アイドルという設定は不要だったのではないかなぁ。
まず、超人気アイドルであった彼女が、わざわざ仕事を休んでまで田舎へ戻るのがイマイチ説明不足で強引。
親の海外出張って、小さい子供じゃーあるまいし。
ここは後々解明される部分なのかもしれませんが…実際なら、ファンやマスコミによって根掘り葉掘り周辺について調べら、噂から憶測まで並べられそうなところ。
特に近しい存在である「修一くん」は、質問攻めにあってもおかしくないでしょう。
追っかけだって追跡すると思います。
さらに、「修一くん」らのクラスへ転校していたので、学校は終日見物人でごった返しても不思議ではありません。同じクラスを狙って、転校する者も出たりするかもしれませんね。
だいたい、田舎街から出た芸能人が帰郷すると言えば、街が総出で歓迎したりするのでは?
(※「アイドルなんてこの街には大きすぎる存在」、という台詞もありました)
また、帰った当初の「文香さん」はコート下になぜかステージ衣装そのままでしたし、サングラスをかけていたとはいえ単独でふらふらと行動していました。
相手は「修一くん」だったから良かったものの、あっさり正体バラしてましたし…。
何かあったらどうするのよ?
※水堂深雪
見ていてなんとなく不利かなぁ。ずっと一緒であったアドバンテージを生かして頑張れ!
注目は2話目。
”まだ荷物届いていない”という彼女は、「修一くん」の服を借りて出掛けているんですが…。
下着脱いだコマがわざわざ差し込まれてるのね。
…ってコトは……上下とも下着つけてなかったりする??
まぁ、いつものような漫画ではないので、何もツッコミありませんでしたが(笑)
当然のように、主人公宅にて同居を始める「文香さん」
そりゃー着替えシーンにばっちり(わざと)出くわしたり、お風呂覗いたりとイベント満載のように思いますが…こちらの「修一くん」はなかなかタンパクで、はしゃいだ感はまったくありません。
↓表紙も「深雪さん」でしたし、設定とかも考えると最終ターゲットは彼女の方なのかな。
4話目のシーンは事故のすぐ後ですよね。
「ゆっくりやっていけばいいと思うよ。少なくとも、それまで俺はずっとついているからさ」
周囲に迷惑をかけている、と落ち込む彼女に対し、そーんなモテ台詞を言っておりました。
思わず「深雪さん」も顔真っ赤にしていましたが…過去はどうあれ、意識しない訳がありませんね。
続く5話でも、”デートに出掛けて途中から雨に降られる”という抜群なシチュエーションにてあーんなコト言っておりました。
どんなんかは秘密ね。
雨が止まなければ、もう一歩進めたかなぁ。
くぅーっ(笑)
お祭りへ出かける6話では、「修一くん」に気安い「文香さん」に嫉妬したり対抗しようとする姿が見られるようになりました。
いい感じですよ!
1巻ラストでは「文香さん」が逆襲して終わっていました。
しっかり目撃してしまう「深雪さん」がイイ感じです。
仲良く迎合したりせず、「修一くん」争奪戦を繰り広げてほしいですね。
2巻を期待して待ちましょう。
※おまけ:元仲良し3人組
揉めてくれそうです。今後「深雪さん」の記憶喪失がどう影響するのかなぁ。
しなやかで強い線の絵柄。
勢いがあるだけやや不安定さもあり、たまに乱れておりました。
線そのまま色は強く、ややごっちゃり気味。
コマ割りも細かいです。
細く縦長な人物絵。
概ね問題ないですが、たまーに気が抜けたようになってしまうところが見られました。
カラーでもあまり変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
なお、こちらの単行本は某専門ショップにて購入すると8ページのフルカラー小冊子がついてきます。
サービスシーンもあってちょっぴりお得なので、興味をもったならそちらをチョイスするのがいいでしょう。
描き下ろしとのことでしたが、白黒絵の良い部分を残したカラーが非常に巧いです。
この感じであれば、絵柄については問題なさそうです。
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・話 :■■■■□
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・属性 : 恋愛・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク別絵、合間にネタ絵。
・その他: 初単行本、折返しに著者近影、
カラー(4P)、6話+プロローグ収録、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「双(そう)」センセの「空色スクエア。 1巻」です。
疲れた身には優しい歌声がいいでしょう。
そんな訳で、きゅーとな声が魅力である「詩月カオリ」さんの初アルバム「SPYGLASS」を買ってきました。
これは3曲目「Chasse」がオススメです。
なんだか「るんるんるる…」という声がずっと耳に残ってます(笑)
ふとしたタイミングでそのフレーズに頭を支配されるという、えびせんのような歌ですね。
これはいい曲だ。
さて、CD紹介のブログではないので本編を。
本日は「双」センセの初単行本「空色スクエア。 1巻」です。
ひでるさんの初期ターゲットは「やみ憑きマリス/森崎くるみ」でしたが、書店側ががっつり山積みしていたのはこちらでした。
その勢いに押され、なんとなく手を出したのです。
※尾浜文香
そこそこのホールにて単独コンサートするくらいのアイドルです。
山と海に囲まれた田舎街。
カメラが趣味な「しゅーちゃん」こと「立花修一」の元に、離れていた幼馴染み「尾浜文香」が姿を見せました。
東京で超人気アイドル「HUMI」として活躍していた彼女は、親の都合がため活動を一時休止して帰郷したのです。
もう一人の幼馴染み、年下の「水堂深雪」は事故によって2年前までの記憶がなくなっていました。
そのため、再会した3人には元の仲良しであった感覚は薄く、どこかギクシャクとしていたのです。
過去に「好きです。」という一言だけのラブレターをもらっていた「修一」も2人のうちどちらが差出人であるか不明なままで、自身の気持ちはまた不安定だったのでした…。
大雑把ですが、おおむねそんなん。
恋愛要素の強いラブコメ漫画ですね。
Wヒロインと男性1人というキャラ配置。
あちこち全然異なりますが、イメージとしては「わたしたちの田村くん」みたいな感覚ですか。
3人は幼馴染みという元仲良し3人組。
ただ、「文香さん」はアイドル、「深雪さん」は記憶喪失、とそれぞれ簡単でない背景を抱えており、恋愛ドラマにちょっとしたスパイスを利かせていました。
ヒロイン「文香さん」ですが、人気アイドルという設定は不要だったのではないかなぁ。
まず、超人気アイドルであった彼女が、わざわざ仕事を休んでまで田舎へ戻るのがイマイチ説明不足で強引。
親の海外出張って、小さい子供じゃーあるまいし。
ここは後々解明される部分なのかもしれませんが…実際なら、ファンやマスコミによって根掘り葉掘り周辺について調べら、噂から憶測まで並べられそうなところ。
特に近しい存在である「修一くん」は、質問攻めにあってもおかしくないでしょう。
追っかけだって追跡すると思います。
さらに、「修一くん」らのクラスへ転校していたので、学校は終日見物人でごった返しても不思議ではありません。同じクラスを狙って、転校する者も出たりするかもしれませんね。
だいたい、田舎街から出た芸能人が帰郷すると言えば、街が総出で歓迎したりするのでは?
(※「アイドルなんてこの街には大きすぎる存在」、という台詞もありました)
また、帰った当初の「文香さん」はコート下になぜかステージ衣装そのままでしたし、サングラスをかけていたとはいえ単独でふらふらと行動していました。
相手は「修一くん」だったから良かったものの、あっさり正体バラしてましたし…。
何かあったらどうするのよ?
※水堂深雪
見ていてなんとなく不利かなぁ。ずっと一緒であったアドバンテージを生かして頑張れ!
注目は2話目。
”まだ荷物届いていない”という彼女は、「修一くん」の服を借りて出掛けているんですが…。
下着脱いだコマがわざわざ差し込まれてるのね。
…ってコトは……上下とも下着つけてなかったりする??
まぁ、いつものような漫画ではないので、何もツッコミありませんでしたが(笑)
当然のように、主人公宅にて同居を始める「文香さん」
そりゃー着替えシーンにばっちり(わざと)出くわしたり、お風呂覗いたりとイベント満載のように思いますが…こちらの「修一くん」はなかなかタンパクで、はしゃいだ感はまったくありません。
↓表紙も「深雪さん」でしたし、設定とかも考えると最終ターゲットは彼女の方なのかな。
4話目のシーンは事故のすぐ後ですよね。
「ゆっくりやっていけばいいと思うよ。少なくとも、それまで俺はずっとついているからさ」
周囲に迷惑をかけている、と落ち込む彼女に対し、そーんなモテ台詞を言っておりました。
思わず「深雪さん」も顔真っ赤にしていましたが…過去はどうあれ、意識しない訳がありませんね。
続く5話でも、”デートに出掛けて途中から雨に降られる”という抜群なシチュエーションにてあーんなコト言っておりました。
どんなんかは秘密ね。
雨が止まなければ、もう一歩進めたかなぁ。
くぅーっ(笑)
お祭りへ出かける6話では、「修一くん」に気安い「文香さん」に嫉妬したり対抗しようとする姿が見られるようになりました。
いい感じですよ!
1巻ラストでは「文香さん」が逆襲して終わっていました。
しっかり目撃してしまう「深雪さん」がイイ感じです。
仲良く迎合したりせず、「修一くん」争奪戦を繰り広げてほしいですね。
2巻を期待して待ちましょう。
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揉めてくれそうです。今後「深雪さん」の記憶喪失がどう影響するのかなぁ。
しなやかで強い線の絵柄。
勢いがあるだけやや不安定さもあり、たまに乱れておりました。
線そのまま色は強く、ややごっちゃり気味。
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細く縦長な人物絵。
概ね問題ないですが、たまーに気が抜けたようになってしまうところが見られました。
カラーでもあまり変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
なお、こちらの単行本は某専門ショップにて購入すると8ページのフルカラー小冊子がついてきます。
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空色スクエア。 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (2009/08/11) 双 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメ
■女生徒大百科 (ジョン湿地王)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×8
(うち「さくらふぶき」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ジョン湿地王(じょん・しっちおう)」センセの「女生徒(スクールガール)大百科」です。
このやったらな眠気は…やっぱりゲームのせいですか。
立っていようが座っていようが、ぼーっとしていると膝がガックリときます(本当)
まったく時間がありません。
もう一方のブログ記事も書かないといけないし、ほかにも色々な物事が終わっていかないんですよ。
次々に積み上げられていきます。
いつか、平穏な時が来るんでしょうかね?
さて、毎度の疲れ気味なひでるさんはそれくらいに、本日は「ジョン湿地王」センセです。
「女生徒大百科」は2冊目の単行本。
初単行本「VSおんなのこ」もブログで紹介してましたねー。
あまり発売のなかった週末にて、あの透けた胸の↓表紙が店頭で輝いていました。
裏表紙にもブルマ、競泳水着からのーぱんまで揃っており、なかなかいい感じ(笑)
内容も読後感の良い、ラブコメ漫画集となっておりました。
※左:小宮ヨシノ、右:石井ヤエ
なかなか豊かな胸をお持ちの「ヨシノさん」なのでした。
単行本のメイン「さくらふぶき」は全3話という中編でした。
友人からじわじわと時間をかけて仲良くなった「小宮ヨシノ」さんに告白した、「渡辺マサユキ」くん。
しかし、その返事は期待したものではありませんでした。
翌日の教室はお互いに気まずく、げんなりしていたところ「ヨシノさん」の友人「石井ヤエ」さんに呼び出されたのです。
「あたしずっと渡辺くんのこと狙ってたんだ」
ラブコメというほどの軽さなく、恋愛というほど重くもない三角関係話でした。
Wヒロインで3話ということは…察しのいい方、その通りです、「ヤエさん」、「ヨシノさん」、そして3名複数という構成。
際立ってコレというものはありませんでしたが、あまりコメディーに傾倒しない、そこそこシリアスな漫画が良かったです。
1話目はポニーテールな「ヤエさん」
気さくで積極的だったので、彼女のが人気ありそうな感じですね。たぶん。
「いま下着つけてないんだ…」
そうした付近の、彼を誘う描写が素敵なのでした。
しかし、「渡辺くん」はなかなか気概ある男性で、体はともかく(笑)心は「ヤエさん」に屈することなく、終始「ヨシノさん」の名を呼び続けていました。
フラれた直後というのもあるかなぁ…。
そんなんだけ、逆に「ヤエさん」にすがってしまいそうでしたけれど。
事の真相が描かれる2話目は、独特な髪型の正ヒロイン「ヨシノさん」
いちおう妄想ですが、1話目冒頭のカラー部分でえっちシーン描かれているんですけどね。
えー、新鮮な感覚で読めるよう、だいたいのお話については省略しておきます。
描かれていた、ああした理由はちょっと拍子抜け。
まぁ、真面目そうな娘ですからねー。
必要以上に真剣に悩んでしまった、というコトなのかな。
「ダメ……ダメだよ、これ以上は…」
という台詞がえっちです。
そんなん言われたら止まんないってば。
屋上でのえっちは、セオリーそのまま柵を掴んだりする描写があります。
あれって、めちゃくちゃ目立ってそうですよ。
最終話は何と言っても冒頭の対決シーンが見ものです。
揉めるの大好きなひでるさん(笑)
詳しくは書きませんが、やっぱり「ヤエさん」は良い娘だー。
ラストでも描かれていたように、あるいは…というコトも十分あり得そうな気がしました。
ぜひ彼女には幸せになってほしいものです。
前述したようにぐっさり差し込まれるほどのインパクトはないものの、”成年系の連続話を過不足なく、しっかり描いている”と思いました。
優等生な中編漫画ですね。
読み応えと共にえっちさもあり、楽しめました。
こちらほか同時収録の短編群もなかなかの出来栄え揃いなのです。
※左:先輩・亜紀さん、右:汀さん
わざわざブルマ越しなんですねー。えらいコトになっているでしょう。
コメディー短編「先輩が水着に着替えたら」
本日が卒業式という水泳部の「亜紀」さん。
後輩「栗山」くんを伴って部室の片づけをしていたところ、昔使っていた水着が出てきたんですが…
「じゃあその水着…俺にくださいっ!!」
おもろいです。
素直に使用目的まで(多少ぼやかされていたけど)きっぱり言い放った「栗山くん」がいいですねー。
交換条件も全て蹴っ飛ばし、”実際着たやつが欲しいんです”とか言ってました。
あそこまできっぱりエロを前面にすると、逆に妙な爽やかさがありますね。
そうした流れで、水着を渡すのをなんとか阻止したい「亜紀さん」は交換条件として水着姿を披露することとなるのでした。
すっかり彼のペースです。
そのためか、触られてもあまり抵抗してなかったですねー。
えっちシーン後半では好きが高じて突き破っていたりするので、御期待下さい。
いきなりブルマ姿でのお漏らしシーンという衝撃な短編「いけない水あそび」
トイレを我慢していた「汀(なぎさ)」さん。
体育の授業を抜け出してトイレの目前まで来たんですが、もう臨界点ぎりぎりになっていたのでした。
そんな時、用を済ませた「麻実」くんが普通に声をかけたところ…と、だいたいそんな流れ。
成年漫画らしく、黙っている見返りを求めた「麻実くん」
ここで「汀さん」は、わっと泣き出してしまうんですねー。
この意外なコメディーっぽい展開にはびっくり。
もともと「麻実くん」は悪人でないため、おろおろとしていました。
漫画では、合計で3回ほどの放尿描写があります。
口止めからのカップルでしたが、今後も2人で放尿えっちとかしてそうですねー。
「俊哉」くんと付き合う剣道部所属の「美弥子」さんは、豪快な行動と硬い言い回しの女の子。
彼の存在がため、なんとなく色気のなさを気にするようになっていたのです。
ちょうどバイト代があった「俊哉くん」は、そんな「美弥子さん」を連れて女の子っぽい服を買いに出掛けるのでした…。
そんな「お買い物に行こう!」は、ひでるさん好きな試着室えっちですね。
丈の短いスカートを気にする「美弥子さん」
いや、貴女冒頭でスカートばっさーやってパンチラさせてたじゃない(笑)
途中には店員さんにカーテン越しで声をかけられたりしてましたが、バレるかもしれないドキドキ感と言うよりは鏡映しにしたえっちに比重が置かれていました。
なにしろ、途中から普通に声出してましたからねぇ。
いかにも真面目そうだった「美弥子さん」にスイッチ入ってしまうのがいいんですけど…ナース服だのメイド服だの着せるより、ぜひ剣道着でチャレンジしてほしいところでした。
またどーでもいいコトですが、この試着室って広くない?
※美弥子さん
この服であちこち連れまわしてほしいです。
「たのしいおくすり」はなにげに収録で唯一の近親カップルです。
通信販売にて、”世界中の女の子がトリコになる”という怪しげな薬を購入した「コー」ちゃん。
しかし、酔っ払ったお姉ちゃんに乱入され、うっかり薬を一気飲みされてしまったのでした。
税込7980円だって。
高いよ。
いわゆるラブラブでも、ドロドロでもない近親えっち。
オチはああしたものでしたが、もうひと押し、ふた押しすれば次の展開があるかもしれません。
まぁ、彼を見ていると積極的にはいけないかなぁ。
付き合ってもう半年というカップル「尋」くんと「千秋」さん。
奥手な「尋くん」はまるで手を出す様子なく、意を決した「千秋さん」はマニュアル通り積極的なアピールしてみることとしたんですが…あっさり逃げられてしまったのです。
しかし、次の日顔を合わせた彼は、おずおずと自らの心情を語り始めたのでした。
そんな短編「はじめての誘惑」
こちらの「尋くん」は成年漫画っぽくない男性。
冒頭で逃げ出すのはまだいいとして、中盤でも「恥ずかしい」とか言ってました。
顔を両手で隠したりもしてますね。
…女の子じゃーないんだから(笑)
ちなみに、その時もう脱ぎかかっていた「千秋さん」は、
「私だってすっごく恥ずかしいんだからねっ!!」
とか言ってます。
そりゃそうだ。
ラブラブなオチが爽やかで、後半の流れは王道っぽいものでした。
やや太めのしっかりした絵柄。
適度なくらいの濃淡で、コマ割りは比較的大きめで迫力がありました。
白の面積もそれなりにあるため、すっきりとしてますね。
縦に長い人物絵は肉付き良く、健康的な雰囲気。
アダルトのようで可愛らしくもあり、ふんわりとした曲線の胸・お尻がいい感じ。
鼻に代表される縦長の顔パーツから、頬に楕円でたまる恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴です。
ほぼ個性を確立しつつあり、安定しつつありました。
あちこちのバランス感覚に優れており、新しい原稿(たぶん)は癖も和らいだ印象があります。
カラー・白黒であまり変化はないので、↓表紙にて御判断下さいませ。
読んだ際には「中島零」センセと似てるかなぁ、と思ってましたが、先ほど並べたら全然違いました(笑)
まぁ、なんとなーーーく近い感じはする…よね?どことなく。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×8
(うち「さくらふぶき」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ジョン湿地王(じょん・しっちおう)」センセの「女生徒(スクールガール)大百科」です。
このやったらな眠気は…やっぱりゲームのせいですか。
立っていようが座っていようが、ぼーっとしていると膝がガックリときます(本当)
まったく時間がありません。
もう一方のブログ記事も書かないといけないし、ほかにも色々な物事が終わっていかないんですよ。
次々に積み上げられていきます。
いつか、平穏な時が来るんでしょうかね?
さて、毎度の疲れ気味なひでるさんはそれくらいに、本日は「ジョン湿地王」センセです。
「女生徒大百科」は2冊目の単行本。
初単行本「VSおんなのこ」もブログで紹介してましたねー。
あまり発売のなかった週末にて、あの透けた胸の↓表紙が店頭で輝いていました。
裏表紙にもブルマ、競泳水着からのーぱんまで揃っており、なかなかいい感じ(笑)
内容も読後感の良い、ラブコメ漫画集となっておりました。
※左:小宮ヨシノ、右:石井ヤエ
なかなか豊かな胸をお持ちの「ヨシノさん」なのでした。
単行本のメイン「さくらふぶき」は全3話という中編でした。
友人からじわじわと時間をかけて仲良くなった「小宮ヨシノ」さんに告白した、「渡辺マサユキ」くん。
しかし、その返事は期待したものではありませんでした。
翌日の教室はお互いに気まずく、げんなりしていたところ「ヨシノさん」の友人「石井ヤエ」さんに呼び出されたのです。
「あたしずっと渡辺くんのこと狙ってたんだ」
ラブコメというほどの軽さなく、恋愛というほど重くもない三角関係話でした。
Wヒロインで3話ということは…察しのいい方、その通りです、「ヤエさん」、「ヨシノさん」、そして3名複数という構成。
際立ってコレというものはありませんでしたが、あまりコメディーに傾倒しない、そこそこシリアスな漫画が良かったです。
1話目はポニーテールな「ヤエさん」
気さくで積極的だったので、彼女のが人気ありそうな感じですね。たぶん。
「いま下着つけてないんだ…」
そうした付近の、彼を誘う描写が素敵なのでした。
しかし、「渡辺くん」はなかなか気概ある男性で、体はともかく(笑)心は「ヤエさん」に屈することなく、終始「ヨシノさん」の名を呼び続けていました。
フラれた直後というのもあるかなぁ…。
そんなんだけ、逆に「ヤエさん」にすがってしまいそうでしたけれど。
事の真相が描かれる2話目は、独特な髪型の正ヒロイン「ヨシノさん」
いちおう妄想ですが、1話目冒頭のカラー部分でえっちシーン描かれているんですけどね。
えー、新鮮な感覚で読めるよう、だいたいのお話については省略しておきます。
描かれていた、ああした理由はちょっと拍子抜け。
まぁ、真面目そうな娘ですからねー。
必要以上に真剣に悩んでしまった、というコトなのかな。
「ダメ……ダメだよ、これ以上は…」
という台詞がえっちです。
そんなん言われたら止まんないってば。
屋上でのえっちは、セオリーそのまま柵を掴んだりする描写があります。
あれって、めちゃくちゃ目立ってそうですよ。
最終話は何と言っても冒頭の対決シーンが見ものです。
揉めるの大好きなひでるさん(笑)
詳しくは書きませんが、やっぱり「ヤエさん」は良い娘だー。
ラストでも描かれていたように、あるいは…というコトも十分あり得そうな気がしました。
ぜひ彼女には幸せになってほしいものです。
前述したようにぐっさり差し込まれるほどのインパクトはないものの、”成年系の連続話を過不足なく、しっかり描いている”と思いました。
優等生な中編漫画ですね。
読み応えと共にえっちさもあり、楽しめました。
こちらほか同時収録の短編群もなかなかの出来栄え揃いなのです。
※左:先輩・亜紀さん、右:汀さん
わざわざブルマ越しなんですねー。えらいコトになっているでしょう。
コメディー短編「先輩が水着に着替えたら」
本日が卒業式という水泳部の「亜紀」さん。
後輩「栗山」くんを伴って部室の片づけをしていたところ、昔使っていた水着が出てきたんですが…
「じゃあその水着…俺にくださいっ!!」
おもろいです。
素直に使用目的まで(多少ぼやかされていたけど)きっぱり言い放った「栗山くん」がいいですねー。
交換条件も全て蹴っ飛ばし、”実際着たやつが欲しいんです”とか言ってました。
あそこまできっぱりエロを前面にすると、逆に妙な爽やかさがありますね。
そうした流れで、水着を渡すのをなんとか阻止したい「亜紀さん」は交換条件として水着姿を披露することとなるのでした。
すっかり彼のペースです。
そのためか、触られてもあまり抵抗してなかったですねー。
えっちシーン後半では好きが高じて突き破っていたりするので、御期待下さい。
いきなりブルマ姿でのお漏らしシーンという衝撃な短編「いけない水あそび」
トイレを我慢していた「汀(なぎさ)」さん。
体育の授業を抜け出してトイレの目前まで来たんですが、もう臨界点ぎりぎりになっていたのでした。
そんな時、用を済ませた「麻実」くんが普通に声をかけたところ…と、だいたいそんな流れ。
成年漫画らしく、黙っている見返りを求めた「麻実くん」
ここで「汀さん」は、わっと泣き出してしまうんですねー。
この意外なコメディーっぽい展開にはびっくり。
もともと「麻実くん」は悪人でないため、おろおろとしていました。
漫画では、合計で3回ほどの放尿描写があります。
口止めからのカップルでしたが、今後も2人で放尿えっちとかしてそうですねー。
「俊哉」くんと付き合う剣道部所属の「美弥子」さんは、豪快な行動と硬い言い回しの女の子。
彼の存在がため、なんとなく色気のなさを気にするようになっていたのです。
ちょうどバイト代があった「俊哉くん」は、そんな「美弥子さん」を連れて女の子っぽい服を買いに出掛けるのでした…。
そんな「お買い物に行こう!」は、ひでるさん好きな試着室えっちですね。
丈の短いスカートを気にする「美弥子さん」
いや、貴女冒頭でスカートばっさーやってパンチラさせてたじゃない(笑)
途中には店員さんにカーテン越しで声をかけられたりしてましたが、バレるかもしれないドキドキ感と言うよりは鏡映しにしたえっちに比重が置かれていました。
なにしろ、途中から普通に声出してましたからねぇ。
いかにも真面目そうだった「美弥子さん」にスイッチ入ってしまうのがいいんですけど…ナース服だのメイド服だの着せるより、ぜひ剣道着でチャレンジしてほしいところでした。
またどーでもいいコトですが、この試着室って広くない?
※美弥子さん
この服であちこち連れまわしてほしいです。
「たのしいおくすり」はなにげに収録で唯一の近親カップルです。
通信販売にて、”世界中の女の子がトリコになる”という怪しげな薬を購入した「コー」ちゃん。
しかし、酔っ払ったお姉ちゃんに乱入され、うっかり薬を一気飲みされてしまったのでした。
税込7980円だって。
高いよ。
いわゆるラブラブでも、ドロドロでもない近親えっち。
オチはああしたものでしたが、もうひと押し、ふた押しすれば次の展開があるかもしれません。
まぁ、彼を見ていると積極的にはいけないかなぁ。
付き合ってもう半年というカップル「尋」くんと「千秋」さん。
奥手な「尋くん」はまるで手を出す様子なく、意を決した「千秋さん」はマニュアル通り積極的なアピールしてみることとしたんですが…あっさり逃げられてしまったのです。
しかし、次の日顔を合わせた彼は、おずおずと自らの心情を語り始めたのでした。
そんな短編「はじめての誘惑」
こちらの「尋くん」は成年漫画っぽくない男性。
冒頭で逃げ出すのはまだいいとして、中盤でも「恥ずかしい」とか言ってました。
顔を両手で隠したりもしてますね。
…女の子じゃーないんだから(笑)
ちなみに、その時もう脱ぎかかっていた「千秋さん」は、
「私だってすっごく恥ずかしいんだからねっ!!」
とか言ってます。
そりゃそうだ。
ラブラブなオチが爽やかで、後半の流れは王道っぽいものでした。
やや太めのしっかりした絵柄。
適度なくらいの濃淡で、コマ割りは比較的大きめで迫力がありました。
白の面積もそれなりにあるため、すっきりとしてますね。
縦に長い人物絵は肉付き良く、健康的な雰囲気。
アダルトのようで可愛らしくもあり、ふんわりとした曲線の胸・お尻がいい感じ。
鼻に代表される縦長の顔パーツから、頬に楕円でたまる恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴です。
ほぼ個性を確立しつつあり、安定しつつありました。
あちこちのバランス感覚に優れており、新しい原稿(たぶん)は癖も和らいだ印象があります。
カラー・白黒であまり変化はないので、↓表紙にて御判断下さいませ。
読んだ際には「中島零」センセと似てるかなぁ、と思ってましたが、先ほど並べたら全然違いました(笑)
まぁ、なんとなーーーく近い感じはする…よね?どことなく。
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■はたらく人妻さん (艶々)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 人妻・職業
・おまけ:
・その他: 原作「みなかみゆう」、短編×10
(うち「はたらく人妻さん」×6、「マリの潤いの庭」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「はたらく人妻さん」です。
お台場では等身大「ガンダム」が人気なようですが…。
買ってきましたよ、「Gジェネレーションウォーズ」
やる時間もあまりないというのに。
前回と比べて、今回はだいぶプレイし易い印象がありますね。
金さえあればバリバリ原作キャラをスカウトできるというのは、いいような、悪いような…。
(※忙しいサラリーマンには楽ちんかも)
派手になった演出面とか、W参戦もいいと思いますが、08小隊とかのシナリオがすっ飛ばされてるんですねー。
うーむ。
とりあえず、ちまちま簡単そうなシナリオを攻略中です。
目指すはヘビーアームズなひでるさん。
遠距離からバリバリ撃ち落としたいです。
さて、関係無い話題はそれくらいにして、本日は「家政婦のミツコさん」以来の「艶々」センセです。
こちらの「はたらく人妻さん」は一般系。
単行本を持った段階から、ややずっしりとくる感覚がありました。
数値で言うと全222ページで、なかなかボリュームのある仕上がりになっています。
もともとカラー原稿だったのも白黒になっているとか、あとがきほかオマケ要素が皆無というのがちと残念でしたが。
まぁ、いいか。
「はたらく人妻さん」、というタイトルそのまま、仕事をしている人妻が次々に登場する単行本です。
様々な職業の女性が登場するオムニバス「はたらく人妻さん」、明るい人妻「水田マリ」さん主役の「マリの潤いの庭」という2つのシリーズが収録されております。
「マリさん」もいちおう客商売での出来事であるため、全て仕事関係でした。
タイトルに偽りなしです。
※マリの御休憩処
お話が良かったので、こちらのが好みです。
やりやすいので、後半に収録されている「マリの潤いの庭」から。
旦那の仕事から夫婦仲まで円満・良好という、専業主婦「水田マリさん」
「社会とのつながりを持ちたい」
…ということで、義父の残してくれた広く風情のある庭を利用し、軽い飲み物と会話を楽しむ”御休憩処”をオープンさせたのでした。
一般えっち系ではよく見かける、問題解決タイプ。
御休憩処に訪れる客の悩みを聞き、ちょっとしたアドバイスと共にえっちをすることで、明日の活力を見出させる、みたいな基本でした。
特に巨大なストーリーのない、癒し系な漫画ですかね。
大らかで母性溢れる主人公「マリさん」
漫画ではそれぞれの問題を解決させている彼女ですが、特に何かしているのではありません。
単に聞き上手なのよ。
たいがい、本人がざーっと喋ってましたから。
相手に心情を吐露させ、その後にふんわりと包み込むような感じ。
なんだっけ。
……あ、「斎女伝説クラダルマ/柴田昌弘」の1シーンだ。
”散々口汚く罵られ、その後に優しく手を差し伸べられる~”みたいなシーンがあるんですが、感覚としてはそんなんだと思います。
だから、心身ともにスッキリする意味でえっちも必要なのです。
そんな訳で、訪れる男性客と次々にえっちをしている「マリさん」ですが、本人に(相手も)意識がないため人妻らしいドロドロな感覚はまったくありません。
なんというか、子供に添い寝するような感覚なんですね。
そのためか、こうした漫画では珍しいほど夫婦仲には一切の問題がなく、旦那さんともしっかりイチャイチャしておりました。
一緒にお風呂へ入っている描写まであり、見ていて心地よいほどです。
※水田マリさん
旦那とはラブラブで、他とは後腐れないという、スペシャルな人妻さんです。
1話目「本日開店」は営業マン。
疲れ切っていた彼が、つい手を伸ばしかけてしまう女子高生とのくだりはなんだか非常にリアル。
はー、案外真相というのは、こうしたものかもしれませんね。
それだけに、判断良く彼を止めた「マリさん」は女神のようでした。
あの場面で、余計な慰めを言わなかったのも素敵です。
傘が谷間に挟まっている扉絵が良い2話目「心の鎧」
普段はおばちゃん連中の溜まり場という御休憩処。
しっかり情報通になっている「マリさん」になんだか納得です。
もともと道楽みたいなモノですし、おそらく儲けてないだろうなぁ。
こちらはデザイン会社の社長さん。
個人デザイン会社というのは、相当に大変であるとよく聞きます。
なんだか出来すぎくらいな展開になっていましたが、実際にはあの後も厳しいでしょうねー。
画家がお客さんとして登場する3話目「雪に踊れば」
ここで語られる画家サイド、画商サイドそれぞれの言葉は非常に重く深いですね。
(※そのまま漫画家・編集者という感じもしました)
それだけに、やや突飛な「マリさん」の行動に癒されるのだと思いました。
全て計算しての言動だったら、相当に出来た女性ですね、この方。
…どんな成長してきたんだろ。
4話目「気持ちをつなぐ」は酒屋の御用聞き。
これもよくわかるわー。
登場する息子・父親という双方の意見をしみじみと読ませて頂きました。
最終話然としたものではありませんが、コレでいいのでしょう。
以上、それぞれは非常に良いお話でした。
しかし、主人公「マリさん」に毒がまったくないだけ、インパクトには欠けていたと思います。
これらはサラリーマン向きかなぁ。
※左:三上薫、右:片桐美咲
婦長「美咲さん」のエピソードは必見!
オムニバスの人妻・職業えっち漫画「はたらく人妻さん」
職業に従事する人妻らの短編です。
いかにシテしまったのか、みたいな感覚ですかね。
先ほどの「マリの潤いの庭」とは異なり、明らかにえっち寄りな内容です。
(※そういったシーンも、だいたい倍ほどのページ数がありました)
以前勤めていた会社に秘書として再雇用された「三上薫」さんが1話目。
まぁ、社長秘書と言えば…漫画ではえっち込みがあたり前(笑)
とある理由がため用意された制服が破られていたんですけど、それを”社長命令”で着させるシーンが良かったです。
えろいぞ!社長さん!!
机上でのえっちも王道でした。
色々とややこしい現代では、こんなんないだろうなぁ。
2話目「坂口悦子」さんは夫と共にクリーニング店を経営。
こちらは「悦子さん」から誘うパターンでした。
…だろうねぇ。
レンタルビデオ店をやはり旦那と経営する4話目「竹内さなえ」さんも同様。
ただ、こちらはバイトくんとのえっちになっており、切っ掛け部分に驚き。
「ねっ、好きでしょアレ!」
だって。
ああされたら、バイト続けない訳にはいかないでしょう。
凄い交換条件ね。
「片桐美咲」さんはナースでも婦長であるという、なかなか珍しいヒロインの3話目。
セオリーの婦長は口やかましいオバちゃんですが、こちらの「美咲さん」は知的美人です。
これは…いくつになっても元気でいたい、という感覚の漫画でしょうか(笑)
先ほどまでの短編とはまた違ったシチュエーションになっており、オチ部分に注目。
5話目の「梶浦要」さんは女医です。
町医者というのは承知しているんですが、なんとなく「美咲さん」いたりしないかなー、ってコマの隅まで確認したりして。
収録でもなかなかエグい設定になっており、もし連載したならば営業の彼が胡散臭い感じなのですよ。
最終6話目の「沢口佐和子」さんは家政婦。
メイドでも、「ミツコさん」でもありません。
職業的なコトは無論、お尻の出迎えから背中洗うまで、王道な漫画でした。
ちらほらと感じていましたが、初出を見るとかなりバラバラとした時期での単行本。
うち「マリの潤いの庭」は比較的古く、弱いひでるさんの記憶では「かすみの杜」みたいな可愛らしい人物絵です。
…顔とは裏腹に、スタイルはしっかり人妻しているんですけどねー。
多少の不安定さは確かにありましたが、もともと巧い方なのでさして問題ではないでしょう。
(※当然ですが、ひでるさんはセンセのファンであるため気にならないのかもしれませんが)
よく熟れた肉感はそのままなので、こうした系統の漫画がお好きであれば大丈夫。
タイトルと↓表紙ですぱーっと決めちゃって下さい。
またまた楽しませて頂きました、ありがとうございました。
センセのHPによると、「はだかのくすりゆび」の2巻が次月に控えているようです。
そちらも楽しみですよ。
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」
巫女さん漫画(一般)
「たとえば母が」 「6巻[完結]」
母子の近親モノ(一般)
「となりのとなりのお姉さん」
Wお姉さんモノ(一般)
「久枝さんの背徳日記」
久枝さんシリーズ、他短編(成年)
「ボクノアイジン[限定版]」
CDドラマつき(成年)
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
近親モノ(成年)
「はだかのくすりゆび」
人妻不倫モノ(一般)
「家政婦のミツコさん」
人妻メイド・コメディー(一般)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 人妻・職業
・おまけ:
・その他: 原作「みなかみゆう」、短編×10
(うち「はたらく人妻さん」×6、「マリの潤いの庭」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
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お台場では等身大「ガンダム」が人気なようですが…。
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(※忙しいサラリーマンには楽ちんかも)
派手になった演出面とか、W参戦もいいと思いますが、08小隊とかのシナリオがすっ飛ばされてるんですねー。
うーむ。
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さて、関係無い話題はそれくらいにして、本日は「家政婦のミツコさん」以来の「艶々」センセです。
こちらの「はたらく人妻さん」は一般系。
単行本を持った段階から、ややずっしりとくる感覚がありました。
数値で言うと全222ページで、なかなかボリュームのある仕上がりになっています。
もともとカラー原稿だったのも白黒になっているとか、あとがきほかオマケ要素が皆無というのがちと残念でしたが。
まぁ、いいか。
「はたらく人妻さん」、というタイトルそのまま、仕事をしている人妻が次々に登場する単行本です。
様々な職業の女性が登場するオムニバス「はたらく人妻さん」、明るい人妻「水田マリ」さん主役の「マリの潤いの庭」という2つのシリーズが収録されております。
「マリさん」もいちおう客商売での出来事であるため、全て仕事関係でした。
タイトルに偽りなしです。
※マリの御休憩処
お話が良かったので、こちらのが好みです。
やりやすいので、後半に収録されている「マリの潤いの庭」から。
旦那の仕事から夫婦仲まで円満・良好という、専業主婦「水田マリさん」
「社会とのつながりを持ちたい」
…ということで、義父の残してくれた広く風情のある庭を利用し、軽い飲み物と会話を楽しむ”御休憩処”をオープンさせたのでした。
一般えっち系ではよく見かける、問題解決タイプ。
御休憩処に訪れる客の悩みを聞き、ちょっとしたアドバイスと共にえっちをすることで、明日の活力を見出させる、みたいな基本でした。
特に巨大なストーリーのない、癒し系な漫画ですかね。
大らかで母性溢れる主人公「マリさん」
漫画ではそれぞれの問題を解決させている彼女ですが、特に何かしているのではありません。
単に聞き上手なのよ。
たいがい、本人がざーっと喋ってましたから。
相手に心情を吐露させ、その後にふんわりと包み込むような感じ。
なんだっけ。
……あ、「斎女伝説クラダルマ/柴田昌弘」の1シーンだ。
”散々口汚く罵られ、その後に優しく手を差し伸べられる~”みたいなシーンがあるんですが、感覚としてはそんなんだと思います。
だから、心身ともにスッキリする意味でえっちも必要なのです。
そんな訳で、訪れる男性客と次々にえっちをしている「マリさん」ですが、本人に(相手も)意識がないため人妻らしいドロドロな感覚はまったくありません。
なんというか、子供に添い寝するような感覚なんですね。
そのためか、こうした漫画では珍しいほど夫婦仲には一切の問題がなく、旦那さんともしっかりイチャイチャしておりました。
一緒にお風呂へ入っている描写まであり、見ていて心地よいほどです。
※水田マリさん
旦那とはラブラブで、他とは後腐れないという、スペシャルな人妻さんです。
1話目「本日開店」は営業マン。
疲れ切っていた彼が、つい手を伸ばしかけてしまう女子高生とのくだりはなんだか非常にリアル。
はー、案外真相というのは、こうしたものかもしれませんね。
それだけに、判断良く彼を止めた「マリさん」は女神のようでした。
あの場面で、余計な慰めを言わなかったのも素敵です。
傘が谷間に挟まっている扉絵が良い2話目「心の鎧」
普段はおばちゃん連中の溜まり場という御休憩処。
しっかり情報通になっている「マリさん」になんだか納得です。
もともと道楽みたいなモノですし、おそらく儲けてないだろうなぁ。
こちらはデザイン会社の社長さん。
個人デザイン会社というのは、相当に大変であるとよく聞きます。
なんだか出来すぎくらいな展開になっていましたが、実際にはあの後も厳しいでしょうねー。
画家がお客さんとして登場する3話目「雪に踊れば」
ここで語られる画家サイド、画商サイドそれぞれの言葉は非常に重く深いですね。
(※そのまま漫画家・編集者という感じもしました)
それだけに、やや突飛な「マリさん」の行動に癒されるのだと思いました。
全て計算しての言動だったら、相当に出来た女性ですね、この方。
…どんな成長してきたんだろ。
4話目「気持ちをつなぐ」は酒屋の御用聞き。
これもよくわかるわー。
登場する息子・父親という双方の意見をしみじみと読ませて頂きました。
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以上、それぞれは非常に良いお話でした。
しかし、主人公「マリさん」に毒がまったくないだけ、インパクトには欠けていたと思います。
これらはサラリーマン向きかなぁ。
※左:三上薫、右:片桐美咲
婦長「美咲さん」のエピソードは必見!
オムニバスの人妻・職業えっち漫画「はたらく人妻さん」
職業に従事する人妻らの短編です。
いかにシテしまったのか、みたいな感覚ですかね。
先ほどの「マリの潤いの庭」とは異なり、明らかにえっち寄りな内容です。
(※そういったシーンも、だいたい倍ほどのページ数がありました)
以前勤めていた会社に秘書として再雇用された「三上薫」さんが1話目。
まぁ、社長秘書と言えば…漫画ではえっち込みがあたり前(笑)
とある理由がため用意された制服が破られていたんですけど、それを”社長命令”で着させるシーンが良かったです。
えろいぞ!社長さん!!
机上でのえっちも王道でした。
色々とややこしい現代では、こんなんないだろうなぁ。
2話目「坂口悦子」さんは夫と共にクリーニング店を経営。
こちらは「悦子さん」から誘うパターンでした。
…だろうねぇ。
レンタルビデオ店をやはり旦那と経営する4話目「竹内さなえ」さんも同様。
ただ、こちらはバイトくんとのえっちになっており、切っ掛け部分に驚き。
「ねっ、好きでしょアレ!」
だって。
ああされたら、バイト続けない訳にはいかないでしょう。
凄い交換条件ね。
「片桐美咲」さんはナースでも婦長であるという、なかなか珍しいヒロインの3話目。
セオリーの婦長は口やかましいオバちゃんですが、こちらの「美咲さん」は知的美人です。
これは…いくつになっても元気でいたい、という感覚の漫画でしょうか(笑)
先ほどまでの短編とはまた違ったシチュエーションになっており、オチ部分に注目。
5話目の「梶浦要」さんは女医です。
町医者というのは承知しているんですが、なんとなく「美咲さん」いたりしないかなー、ってコマの隅まで確認したりして。
収録でもなかなかエグい設定になっており、もし連載したならば営業の彼が胡散臭い感じなのですよ。
最終6話目の「沢口佐和子」さんは家政婦。
メイドでも、「ミツコさん」でもありません。
職業的なコトは無論、お尻の出迎えから背中洗うまで、王道な漫画でした。
ちらほらと感じていましたが、初出を見るとかなりバラバラとした時期での単行本。
うち「マリの潤いの庭」は比較的古く、弱いひでるさんの記憶では「かすみの杜」みたいな可愛らしい人物絵です。
…顔とは裏腹に、スタイルはしっかり人妻しているんですけどねー。
多少の不安定さは確かにありましたが、もともと巧い方なのでさして問題ではないでしょう。
(※当然ですが、ひでるさんはセンセのファンであるため気にならないのかもしれませんが)
よく熟れた肉感はそのままなので、こうした系統の漫画がお好きであれば大丈夫。
タイトルと↓表紙ですぱーっと決めちゃって下さい。
またまた楽しませて頂きました、ありがとうございました。
センセのHPによると、「はだかのくすりゆび」の2巻が次月に控えているようです。
そちらも楽しみですよ。
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★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」
巫女さん漫画(一般)
「たとえば母が」 「6巻[完結]」
母子の近親モノ(一般)
「となりのとなりのお姉さん」
Wお姉さんモノ(一般)
「久枝さんの背徳日記」
久枝さんシリーズ、他短編(成年)
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CDドラマつき(成年)
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
近親モノ(成年)
「はだかのくすりゆび」
人妻不倫モノ(一般)
「家政婦のミツコさん」
人妻メイド・コメディー(一般)
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■覚醒淫メイド (小島紗)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・メイド
・おまけ: あとがき漫画、単行本作業日記、カバー裏に別絵。
・その他: 描き下ろしピンナップ、カラー(16P)、短編×10
(うち「この身が果てるまで…」×2、「おしおきだよ・お姉ちゃん」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小島紗(こじま・さや)」センセの「覚醒淫メイド」です。
仕事の突発対応がため出ずっぱりなので、消耗しております。
やったら眠いのですよ。
世間一般は夏休みなのか、電車が空いてるのはいいんですが…。
既刊「ラブイロ」、「ラブミルク」をブログで紹介している「小島紗」センセです。
「覚醒淫メイド」はおそらく3冊目の単行本。
全ての収録が”メイド調教ネタ”ということで、非常にまとまりの良い構成となっております。
人によって意見は異なるかと思いますが、色々と幅広く収録されているものより、このようにジャンルを固定してくれた方が買いやすいです。
確実に刺さるだろう人をピンポイントで狙う感じね。
※メイド「あやなさん」
がんばるパターンなので、ある意味気持ちよく読めます。
短編と前後編の連続モノでの構成です。
テーマは同一でもお話はそれぞれ異なっており、ボリュームとしても十分。
やや性急かなぁ、と思いましたが、成年漫画ですし問題ない程度でしょう。
ご主人様とラブラブなメイド「あやな」さん。
他のメイドからの理解もあり、充実した日々を過ごしていました。
しかし、とある部屋を覗くと、そこには激しい調教を受けるメイドとご主人様の姿が…という短編「しあわせメイド」
なるほど、これが幸せだ(笑)
センセの可愛らしい絵柄もあり、ラブコメちっくだった前半が突如崩壊するようなところが見事です。
まぁ、事前に分かったというのは、双方にとって良かったことでしょう。
それでいてなお、受け入れる決断をした「あやなさん」は素敵でした。
耐えれるのであれば、これほど幸せなことはないでしょう。
前後編「この身が果てるまで…」も、そちらとやや似たパターン。
「葉月」のメイド「優衣」は彼の性奴隷となるべく、日々えっちを頑張っておりました。
だいたい慣れた頃合いを見計らって、躾のプロである「サキ」に彼女を任せるのです。
カラー原稿で始まる冒頭ですね。
本人が理想的なソレとなるべく、健気(?)に躾けられているため、「優衣ちゃん」のがんばり物語という風情。
かなりボコボコにされていましたが、本人が望んでのことなのでどことなく爽やかな感じさえありました(笑)
※メイド「優衣さん」
このコマがお気に入り。可愛いです。
カラー原稿もある「愛しいふたり」はご主人様が女性というパターン。
非常に仲の良いメイドの姉「雪菜」、執事の弟「雪登(ゆきと)」
しかし、ご主人様に絶対服従なの「雪登」は命令によって実姉に襲いかかるのでした…。
メインは姉弟なので、どちらかというと近親系。
ご主人様がタブー突破の鍵となっております。
言動から察するに姉「雪菜さん」は真面目そうなタイプであり、ああした結末が用意されているのならば”仲良し姉弟”のあたりをしっかりと描いた前後編くらいのボリュームで見たかった。
ご主人様も兄なり弟なりがもしいるならば、何か屈折した感情がありそうですねー。
えっちなWメイド話「メイド・メイド」
メイド「マリ」、「みゆ」の2人はご主人様の言い付けでレズプレイをしたところ、予想以上にハマってしまったのでした。
そんな訳で2人のえっちから後半は複数に発展するタイプ。
メインはプレイによって開花させられてしまった「みゆちゃん」で、終始受け身でした。
どーでもいいですが、「マリさん」
メイクしたご主人様のベットでいちゃいちゃしちゃうのもそうですが、「いいよー!」という返事は駄目でしょ。
ちなみに、短編「宴の夜に」にて登場するメイド「マオ」ちゃんも同様。
「やっほー♪」…じゃないでしょー!
どんなメイドだ。
姉「ルナ」さんと共にえっちされるパターンで、同じくWメイドもの。
いちおう妹「マオちゃん」はロリちっくに描かれているんですが、姉「ルナさん」も可愛らしい容姿なため、あまり差が出ていないのが残念。
胸サイズが異なるんですが、漫画中はメイド服着たままなのね。
※左からご主人様「ひなちゃん」、姉妹メイド「マオちゃん」「ルナさん」
この「ひなちゃん」は掘り下げてほしいキャラですね。
厳しい教育で名門として知られる「メイド学園」をトップクラスで卒業した「由美」と「茜」
新人ながらご主人様のパーティーに参加し、激しいえっちにも経歴に恥じない対応力を発揮するのでした…そんな短編「ずーっと一緒に」もやはりWメイド。
これは即えっち系ですね。
ほか、野外調教を受けるメイド「マユ」さんの「恥ずかしいですご主人様」
これは、しっかり完成された「レイナ」さんと、まだ過程段階にある彼女との比較を楽しむ漫画ですかね。
後半部分はスワッピングちっくで、そんなん好きな方はより楽しめるでしょう。
前後編「おしおきだよ・お姉ちゃん」は…勧善懲悪モノ??
メイド「コウ」と執事「ヒロト」のえっちを目撃した、ツインテールなご主人様「ひな」
一計を案じた「ひな」は、友人「優太」らと共に「コウ」の調教を開始するのでした。
これは…いい話……なのかな??
漫画のポイントであった「ひなちゃん」をもうちょっと見たいかなぁ。
何か色々と想像させられる魅力がありました。
サービスもなかったですしねー。
乱れない丁寧な線の絵柄。
適度な濃淡具合のデジタル絵で、洗練された今風な漫画という感じです。
比較的コマは小さい区切りであるため、ページはにぎやか。
やや、わさわさと忙しい印象でした。
くっきりとした大きい目に特徴あり、キャラには安定感があります。
ほぼ個性を確立された印象ですね。
そんな訳で人を選ぶと思います。
判断には、紹介帯裏面のカット絵がいいでしょう。
事前に下調べができるのなら、「コアマガジン」さんHP、あるいは「小島紗」センセ自身のHPにて直接原稿画像が見れますので、オススメしておきます。
なお、↓表紙もそうなんですが単行本には折り込みでカラーピンナップが描き下ろしされてます。
これが非常に良いのです!
特にピンナップの両面は飾っておきたくなるほどの出来栄え。
直接にエロいので、堂々と飾るにはある程度の悟りが必要そうですが(笑)
カラー原稿部分でもそんなクオリティは維持されており、そっち系(フルカラー漫画)でもイケそうな予感がしました。
…センセは大変でしょうけれど……。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・メイド
・おまけ: あとがき漫画、単行本作業日記、カバー裏に別絵。
・その他: 描き下ろしピンナップ、カラー(16P)、短編×10
(うち「この身が果てるまで…」×2、「おしおきだよ・お姉ちゃん」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小島紗(こじま・さや)」センセの「覚醒淫メイド」です。
仕事の突発対応がため出ずっぱりなので、消耗しております。
やったら眠いのですよ。
世間一般は夏休みなのか、電車が空いてるのはいいんですが…。
既刊「ラブイロ」、「ラブミルク」をブログで紹介している「小島紗」センセです。
「覚醒淫メイド」はおそらく3冊目の単行本。
全ての収録が”メイド調教ネタ”ということで、非常にまとまりの良い構成となっております。
人によって意見は異なるかと思いますが、色々と幅広く収録されているものより、このようにジャンルを固定してくれた方が買いやすいです。
確実に刺さるだろう人をピンポイントで狙う感じね。
※メイド「あやなさん」
がんばるパターンなので、ある意味気持ちよく読めます。
短編と前後編の連続モノでの構成です。
テーマは同一でもお話はそれぞれ異なっており、ボリュームとしても十分。
やや性急かなぁ、と思いましたが、成年漫画ですし問題ない程度でしょう。
ご主人様とラブラブなメイド「あやな」さん。
他のメイドからの理解もあり、充実した日々を過ごしていました。
しかし、とある部屋を覗くと、そこには激しい調教を受けるメイドとご主人様の姿が…という短編「しあわせメイド」
なるほど、これが幸せだ(笑)
センセの可愛らしい絵柄もあり、ラブコメちっくだった前半が突如崩壊するようなところが見事です。
まぁ、事前に分かったというのは、双方にとって良かったことでしょう。
それでいてなお、受け入れる決断をした「あやなさん」は素敵でした。
耐えれるのであれば、これほど幸せなことはないでしょう。
前後編「この身が果てるまで…」も、そちらとやや似たパターン。
「葉月」のメイド「優衣」は彼の性奴隷となるべく、日々えっちを頑張っておりました。
だいたい慣れた頃合いを見計らって、躾のプロである「サキ」に彼女を任せるのです。
カラー原稿で始まる冒頭ですね。
本人が理想的なソレとなるべく、健気(?)に躾けられているため、「優衣ちゃん」のがんばり物語という風情。
かなりボコボコにされていましたが、本人が望んでのことなのでどことなく爽やかな感じさえありました(笑)
※メイド「優衣さん」
このコマがお気に入り。可愛いです。
カラー原稿もある「愛しいふたり」はご主人様が女性というパターン。
非常に仲の良いメイドの姉「雪菜」、執事の弟「雪登(ゆきと)」
しかし、ご主人様に絶対服従なの「雪登」は命令によって実姉に襲いかかるのでした…。
メインは姉弟なので、どちらかというと近親系。
ご主人様がタブー突破の鍵となっております。
言動から察するに姉「雪菜さん」は真面目そうなタイプであり、ああした結末が用意されているのならば”仲良し姉弟”のあたりをしっかりと描いた前後編くらいのボリュームで見たかった。
ご主人様も兄なり弟なりがもしいるならば、何か屈折した感情がありそうですねー。
えっちなWメイド話「メイド・メイド」
メイド「マリ」、「みゆ」の2人はご主人様の言い付けでレズプレイをしたところ、予想以上にハマってしまったのでした。
そんな訳で2人のえっちから後半は複数に発展するタイプ。
メインはプレイによって開花させられてしまった「みゆちゃん」で、終始受け身でした。
どーでもいいですが、「マリさん」
メイクしたご主人様のベットでいちゃいちゃしちゃうのもそうですが、「いいよー!」という返事は駄目でしょ。
ちなみに、短編「宴の夜に」にて登場するメイド「マオ」ちゃんも同様。
「やっほー♪」…じゃないでしょー!
どんなメイドだ。
姉「ルナ」さんと共にえっちされるパターンで、同じくWメイドもの。
いちおう妹「マオちゃん」はロリちっくに描かれているんですが、姉「ルナさん」も可愛らしい容姿なため、あまり差が出ていないのが残念。
胸サイズが異なるんですが、漫画中はメイド服着たままなのね。
※左からご主人様「ひなちゃん」、姉妹メイド「マオちゃん」「ルナさん」
この「ひなちゃん」は掘り下げてほしいキャラですね。
厳しい教育で名門として知られる「メイド学園」をトップクラスで卒業した「由美」と「茜」
新人ながらご主人様のパーティーに参加し、激しいえっちにも経歴に恥じない対応力を発揮するのでした…そんな短編「ずーっと一緒に」もやはりWメイド。
これは即えっち系ですね。
ほか、野外調教を受けるメイド「マユ」さんの「恥ずかしいですご主人様」
これは、しっかり完成された「レイナ」さんと、まだ過程段階にある彼女との比較を楽しむ漫画ですかね。
後半部分はスワッピングちっくで、そんなん好きな方はより楽しめるでしょう。
前後編「おしおきだよ・お姉ちゃん」は…勧善懲悪モノ??
メイド「コウ」と執事「ヒロト」のえっちを目撃した、ツインテールなご主人様「ひな」
一計を案じた「ひな」は、友人「優太」らと共に「コウ」の調教を開始するのでした。
これは…いい話……なのかな??
漫画のポイントであった「ひなちゃん」をもうちょっと見たいかなぁ。
何か色々と想像させられる魅力がありました。
サービスもなかったですしねー。
乱れない丁寧な線の絵柄。
適度な濃淡具合のデジタル絵で、洗練された今風な漫画という感じです。
比較的コマは小さい区切りであるため、ページはにぎやか。
やや、わさわさと忙しい印象でした。
くっきりとした大きい目に特徴あり、キャラには安定感があります。
ほぼ個性を確立された印象ですね。
そんな訳で人を選ぶと思います。
判断には、紹介帯裏面のカット絵がいいでしょう。
事前に下調べができるのなら、「コアマガジン」さんHP、あるいは「小島紗」センセ自身のHPにて直接原稿画像が見れますので、オススメしておきます。
なお、↓表紙もそうなんですが単行本には折り込みでカラーピンナップが描き下ろしされてます。
これが非常に良いのです!
特にピンナップの両面は飾っておきたくなるほどの出来栄え。
直接にエロいので、堂々と飾るにはある程度の悟りが必要そうですが(笑)
カラー原稿部分でもそんなクオリティは維持されており、そっち系(フルカラー漫画)でもイケそうな予感がしました。
…センセは大変でしょうけれど……。
覚醒淫メイド (ホットミルクコミックス 300) (2009/08/10) 小島紗 商品詳細を見る |
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■初めて恋をした。 (あさぎ龍)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 百合・恋愛
・おまけ: あとがき、合間に作品解説・ラフ絵、
カバー裏に別絵。
・その他: 短編×8(うち「初めて恋をした。」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あさぎ龍(あさぎ・りゅう)」センセの「初めて恋をした。」です。
ブログではもう何度も書いてますが…。
絵(漫画)には合う・合わないがあります。
大多数の人が「巧い」と評価するほどのは別にして、たいていは好みの問題でしょう。
ひでるさんは極端なので、あくまでも参考程度にしておいて頂ければ幸いです。
そんな訳で「あさぎ龍」センセです。
以前ブログで取り上げました初単行本「お姉さんが好き」については、かなりばっさり書かせて頂きました。
2冊目「初めて恋をした。」は…良い面もありましたが、全体的にはまだ厳しいかなぁ。
これから正直に感想を書きますんで、そうしたのが得意でない方はここで御遠慮下さい。
(※センセ、およびファンの方、すみません)
※左:「ピアノと先生」、右:「銀色の雪」
比較画像です。左はかなりイイ感じなんですが…。
・
・
・
ではその絵柄から。
柔らかな線のすっきり絵。
線は乱れ気味でバランスも弱く、あちこち微妙なコマが散見されます。
(※例えば、よく見ると違和感がある↓表紙絵とか、また合間に描かれていた「北村結衣」は明らかに小さ過ぎだと思います)
白比率が高くページ全体が見易くなっているため、よりそこが強調されていました。
目指すところは“ふんわりとした優しい絵柄~”という系統だと思いますが、まだ遠いようです。
収録のうち「銀色の雪」などは古い原稿なのかなぁ。
こちらは極端に酷く、ラストに位置していることもあって読後感にまで影響しております。
以前そのままで、非常に厳しいですね。
前回も書きましたが、成年漫画としてこの出来栄えは致命的。
ただし、おそらく最近の原稿だろう絵についてはかなり落ち着いてきていました。
(→確認しました:センセのHPによると、「銀色の雪」は07年、「ピアノと先生」は08年、他は09年とのことでした)
百合漫画というネタにも助けられていたと思います。
直接よりも幻想的な感じに、ぼやかした方がいいものでしょう。
良く描けているコマもあったんですが、もう少し漫画力がほしいなぁ。(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージね)
多くの単行本がリリースされる現在ですから、特にファンの方でなければまだ見送るのもいいでしょう。
表題作ほか、合計で4話ほどある直接系百合漫画。
これがなかなか良いんですが、ジャンル的にはやや隙間産業という感じ。
ラブコメという軽さなく、恋愛よりだったのも原因の1つですね。
心理描写がメインでないため百合漫画としては刺さり辛く、成年漫画として見た場合は物足りないでしょう。
ただし、女性同士のゆりゆりとした絡み合いが好きな方にはピンポイントの直撃コースです。
教師「榛夏(はるか)」と生徒「香音(かのん)」の「夕霧はるか」は短編。
”想いを寄せる2人が下着を交換する”風習「絵合わせ」が残る学校にて、元卒業生の「榛夏」は付き合う生徒「香音」と交換をするのでした…。
上品そうな雰囲気であるのに、「榛夏さん」の喋りはちと意外。
当初は別の方の台詞だと勘違いしました。
そのギャップが同性にモテるのかな。
立場的な事があるのか、なにげに「香音さん」が主導であったのは良かったと思います。
※左:「夕霧はるか」、右:「初めて恋をした。」
百合系の2話です。例えば右なんですが、並ぶと極端に大小異なっちゃうんですよねー。
表題作「初めて恋をした。」は3話の中編でした。
冷めた態度がため、男性との付き合いが長続きしない「北村結衣」
そんな彼女でしたが、帰りの電車にて顔を見かける名前すら知らない年上の女性(一ノ瀬仁美)がなんとなく気になっていました。
ある日、彼女が落とした本を拾ったことで会話ができた「結衣」は、勢いを止められずそのままキスしてしまったのです。
…だいたいそんな導入部。
先の短編とは違い、切っ掛けから描かれた百合漫画。
それまで、じわじわと鬱屈したモノを抱えていたとは言え、いきなり唇を奪う「結衣さん」は変な女性。
しかし、それをあっさりと受け入れ、次の日の喫茶店でキスし返した「仁美さん」も相当に変な女性でした。
同趣味同士で惹きあったということかなぁ。
「これは夢だ」
漫画内で「結衣さん」が感じていたそのまま、パタパタと関係が進むところはいかにもえっち系ですね。
端折った部分もあったとはいえ、相当にジェットコースターなお話です。
ラブラブっぷりが物凄く、”週末まで会えない”ということで「仁美さん」の下着を貰うという、先の短編と似た感覚のシーンがありました。
3話ともあまりお話には起伏なく、ゆったりとした流れ。
若干だけ同性カップルの問題も描かれていましたが、本当に些細な程度でした。
最初のあたりに描かれていた、「仁美さん」を見かけてファッション・チェックをする「結衣さん」というあたりはいかにも女の子してますね。
研修医「松永大輔」、ナース「樫宮小雪」さんとその妹「樫宮むつみ」というWヒロイン「白衣は天使の甘いささやき」
うーん、センセは大小キャラを並べて描かれるのは苦手なんでしょうか。
↑上でも書きました合間イラストと同じく、なんだか小さ過ぎる違和感が…。
お話としては面白いんですけどねー。
えっち最中・真っ只中を目撃されてしまう「大輔くん」
「小雪さん」の怒りはよく分かるんですが…その後ああいった行動を取るのには、これまた違和感。
ブン殴って無視するか、その場で2人を怒鳴りつけるか、ではないかなぁ。
収録のうち「ピアノと先生」は安定した線で好みな感じ。
これが2番目に古いというのは意外ですね。
…時期はあまり関係ないのかな。
元音楽教師という「衣織」先生と、その生徒だった「伏見」くんの恋愛モノ。
丁寧な口調と上品な雰囲気が良く、お話も綺麗にまとまっていました。
同じく年上女性との恋愛ネタ「春風が聞こえる」
「一花(いちか)」さんと「智志」くんは幼馴染みの関係。
何度かあったキスシーンがいいですねー。
特に同級生の彼女がいい感じだったんですが…やっぱ揉めませんか(笑)
ひでるさん的には、もう2歩、3歩という感じでした。
1冊目より格段に良くなっており、また直接えっちな百合漫画というジャンルを確立しつつあったので、今後に期待ですかね。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 百合・恋愛
・おまけ: あとがき、合間に作品解説・ラフ絵、
カバー裏に別絵。
・その他: 短編×8(うち「初めて恋をした。」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あさぎ龍(あさぎ・りゅう)」センセの「初めて恋をした。」です。
ブログではもう何度も書いてますが…。
絵(漫画)には合う・合わないがあります。
大多数の人が「巧い」と評価するほどのは別にして、たいていは好みの問題でしょう。
ひでるさんは極端なので、あくまでも参考程度にしておいて頂ければ幸いです。
そんな訳で「あさぎ龍」センセです。
以前ブログで取り上げました初単行本「お姉さんが好き」については、かなりばっさり書かせて頂きました。
2冊目「初めて恋をした。」は…良い面もありましたが、全体的にはまだ厳しいかなぁ。
これから正直に感想を書きますんで、そうしたのが得意でない方はここで御遠慮下さい。
(※センセ、およびファンの方、すみません)
※左:「ピアノと先生」、右:「銀色の雪」
比較画像です。左はかなりイイ感じなんですが…。
・
・
・
ではその絵柄から。
柔らかな線のすっきり絵。
線は乱れ気味でバランスも弱く、あちこち微妙なコマが散見されます。
(※例えば、よく見ると違和感がある↓表紙絵とか、また合間に描かれていた「北村結衣」は明らかに小さ過ぎだと思います)
白比率が高くページ全体が見易くなっているため、よりそこが強調されていました。
目指すところは“ふんわりとした優しい絵柄~”という系統だと思いますが、まだ遠いようです。
収録のうち「銀色の雪」などは古い原稿なのかなぁ。
こちらは極端に酷く、ラストに位置していることもあって読後感にまで影響しております。
以前そのままで、非常に厳しいですね。
前回も書きましたが、成年漫画としてこの出来栄えは致命的。
ただし、おそらく最近の原稿だろう絵についてはかなり落ち着いてきていました。
(→確認しました:センセのHPによると、「銀色の雪」は07年、「ピアノと先生」は08年、他は09年とのことでした)
百合漫画というネタにも助けられていたと思います。
直接よりも幻想的な感じに、ぼやかした方がいいものでしょう。
良く描けているコマもあったんですが、もう少し漫画力がほしいなぁ。(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージね)
多くの単行本がリリースされる現在ですから、特にファンの方でなければまだ見送るのもいいでしょう。
表題作ほか、合計で4話ほどある直接系百合漫画。
これがなかなか良いんですが、ジャンル的にはやや隙間産業という感じ。
ラブコメという軽さなく、恋愛よりだったのも原因の1つですね。
心理描写がメインでないため百合漫画としては刺さり辛く、成年漫画として見た場合は物足りないでしょう。
ただし、女性同士のゆりゆりとした絡み合いが好きな方にはピンポイントの直撃コースです。
教師「榛夏(はるか)」と生徒「香音(かのん)」の「夕霧はるか」は短編。
”想いを寄せる2人が下着を交換する”風習「絵合わせ」が残る学校にて、元卒業生の「榛夏」は付き合う生徒「香音」と交換をするのでした…。
上品そうな雰囲気であるのに、「榛夏さん」の喋りはちと意外。
当初は別の方の台詞だと勘違いしました。
そのギャップが同性にモテるのかな。
立場的な事があるのか、なにげに「香音さん」が主導であったのは良かったと思います。
※左:「夕霧はるか」、右:「初めて恋をした。」
百合系の2話です。例えば右なんですが、並ぶと極端に大小異なっちゃうんですよねー。
表題作「初めて恋をした。」は3話の中編でした。
冷めた態度がため、男性との付き合いが長続きしない「北村結衣」
そんな彼女でしたが、帰りの電車にて顔を見かける名前すら知らない年上の女性(一ノ瀬仁美)がなんとなく気になっていました。
ある日、彼女が落とした本を拾ったことで会話ができた「結衣」は、勢いを止められずそのままキスしてしまったのです。
…だいたいそんな導入部。
先の短編とは違い、切っ掛けから描かれた百合漫画。
それまで、じわじわと鬱屈したモノを抱えていたとは言え、いきなり唇を奪う「結衣さん」は変な女性。
しかし、それをあっさりと受け入れ、次の日の喫茶店でキスし返した「仁美さん」も相当に変な女性でした。
同趣味同士で惹きあったということかなぁ。
「これは夢だ」
漫画内で「結衣さん」が感じていたそのまま、パタパタと関係が進むところはいかにもえっち系ですね。
端折った部分もあったとはいえ、相当にジェットコースターなお話です。
ラブラブっぷりが物凄く、”週末まで会えない”ということで「仁美さん」の下着を貰うという、先の短編と似た感覚のシーンがありました。
3話ともあまりお話には起伏なく、ゆったりとした流れ。
若干だけ同性カップルの問題も描かれていましたが、本当に些細な程度でした。
最初のあたりに描かれていた、「仁美さん」を見かけてファッション・チェックをする「結衣さん」というあたりはいかにも女の子してますね。
研修医「松永大輔」、ナース「樫宮小雪」さんとその妹「樫宮むつみ」というWヒロイン「白衣は天使の甘いささやき」
うーん、センセは大小キャラを並べて描かれるのは苦手なんでしょうか。
↑上でも書きました合間イラストと同じく、なんだか小さ過ぎる違和感が…。
お話としては面白いんですけどねー。
えっち最中・真っ只中を目撃されてしまう「大輔くん」
「小雪さん」の怒りはよく分かるんですが…その後ああいった行動を取るのには、これまた違和感。
ブン殴って無視するか、その場で2人を怒鳴りつけるか、ではないかなぁ。
収録のうち「ピアノと先生」は安定した線で好みな感じ。
これが2番目に古いというのは意外ですね。
…時期はあまり関係ないのかな。
元音楽教師という「衣織」先生と、その生徒だった「伏見」くんの恋愛モノ。
丁寧な口調と上品な雰囲気が良く、お話も綺麗にまとまっていました。
同じく年上女性との恋愛ネタ「春風が聞こえる」
「一花(いちか)」さんと「智志」くんは幼馴染みの関係。
何度かあったキスシーンがいいですねー。
特に同級生の彼女がいい感じだったんですが…やっぱ揉めませんか(笑)
ひでるさん的には、もう2歩、3歩という感じでした。
1冊目より格段に良くなっており、また直接えっちな百合漫画というジャンルを確立しつつあったので、今後に期待ですかね。
初めて恋をした。 (富士美コミックス) (2009/07/25) あさぎ 龍 商品詳細を見る |
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■ナースを彼女にする方法 (藤坂空樹)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ラブコメ・ナース
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、キャラ4コマ、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(4P)、8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤坂空樹(ふじさか・くうき)」センセの「ナースを彼女にする方法 1巻」です。
やっとゲットできました。
アマゾンに掲載された↓表紙を見てからずっと探していたんですが…なかなか店頭在庫になかったんですよねー。
ちなみに、「彼女日和/ぽんこつわーくす」もまだ店頭で見かけていません。
現在通販しようかどうか迷っているところです。
売れてるのかなぁ。
そんな訳で、初単行本「密な毎日」を紹介している「藤坂空樹」センセです。
おそらく4冊目の単行本は、「ナースを彼女にする方法 1巻」でした。
こちらが初の巻数表記ある漫画だそうです。
しかし…非常に良い出来栄えの↓表紙でしたねー。
色合い・構図・脱ぎっぷりなど絶妙で、しかもナースなんですよ。
PCの画面で一覧ずらーとなった中で、もっとも輝いていました。
また、「藤坂空樹」センセの絵は癖を強く感じる(※ひでるさんの場合ね)んですが、それもだいぶ抑えられてます。
デザイン「510design(5GAS)」とあったので外注だと思いますが、それは成功でないでしょうか。
※左:夏夜子、右:羽鳥
並べてみて気付きましたが、服のデザイン違うんですね。
大学中退して新人看護師となった「太嶋海斗(たじま・かいと)」
病院で彼の配属された外科は1対30という男女比率でした。
そのため、大勢の女性陣は不規則な生活とストレスで出会いが少ないため、彼氏獲得に必死なのです。
初日からさっそく先輩に連れ込まれてしまった「海斗」でしたが、高校時代の元カノ「瀬崎夏夜子」に助けられ、無事に過ごす方法としてアピールされるんですが…彼の視線は病院にて再会した「羽鳥」へ向いていたのでした…。
だいたいそんなお話。
ベタな病院ラブコメ漫画です。
さして取り柄なさそうな主人公がとにかく女性陣にモテまくり、憧れの彼女と仲を発展させる一方で次々とえっちな体験をする~というもの。
玄人にはお馴染み過ぎるくらいのお話ですね。
ただ、ナースとのいちゃいちゃが売りである本作品。
長編で一般系ということも考えると、変化球ではなく直球勝負で正解なのかもしれません。
こうした漫画で、憧れな女性とえっちしない(できない)のは宿命。
そのため、1話目から「夏夜子さん」がサービス要員として奮闘しておりました。
凄いですねー、まるで場所を選んでおりません(笑)
あちこちなかなか良いタイミングで登場しているほか、さりげなく気を使っている描写があります。
いい女性だと思います。
それだけに、おそらくは…今後横から獲物(笑)をぱっと奪われそうで、心配でした。
清楚な雰囲気でがんばり屋さんという正ヒロイン「羽鳥さん」
ついでに、ちょっと主人公「海斗くん」に好意を抱いている様子…と、やたらスタンダードなキャラなのです。
直接えっちシーンはないものの、パンチラやうっかり胸を触られてしまう描写などがありました。
しかし、一応着替えシーンにて全裸を披露していたほか、彼の妄想内では当然色々とされており、画面的にはちゃんと補完されています。
次に期待ですかね。
そんな「羽鳥さん」との再会部分なんですが、コレが非常に疑問。
病院内にて彼女の姿を目撃した「海斗くん」はいきなり窓から飛び出しているんですが…この行動が実に意味不明なのです。
なんで飛び出したの??
危険な目に遭いそうとか、どっかへ行っちゃうとか、最終回じゃーないんだから。
ついでに言えば過去には友達程度の関係だったらしく、ますますあの突発な動きの意味がよーわかりません。
(※下手すると、こっちの想いとは裏腹にすっかり忘れられてたかもしれませんよ)
掴みの部分だったので、ここはがっかり。
またどーでもいいですが、初日から寝坊で遅刻なんてする奴ぁ、他のスキルがどれだけ素晴らしくとも社会人としては失格ですよ、「海斗くん」
ただ、この病院はナース陣もレベルが低いんですね。
”パートナー獲得は死活問題”というのも分からないでもないですが、一般会社ならともかく仮にも病院で男にうようよと群がるというのは漫画ですね。(※漫画ですが)
彼氏がほしいのであれば、合コンにでも出向いて下さい。
ちゃんと仕事しようよ。
※左:岡野先生、右:工藤さん
えらい胸ですが…こんな女医いないだろうなぁ
そうした連中に囲まれているため、「羽鳥さん」の後輩である「工藤」さんの言動はやや厳しめに感じるものの、あれが普通だと思います。
彼女とは、飲み会後のトイレえっちという、なかなか刺激的なシチュエーションが用意されているので注目。
前後不覚なほど酔っ払っていたので、あの行動には説得力がありますね。
単純にえっちパターンで言うと、4話・7話に登場の女医「岡野」先生でしょう。
彼女とは母乳プレイがあり、カーテン越しや車内などがいい感じ。
そっと手助けをしてくれる第3者的な立場でしたが、できればもうひと個性ほしかったです。
柔らかな線のすっきり絵柄。
舞台が病院であるためか白比率が高く、自然と線が目立っています。
正直なところ、ちょっと頼りなく感じました。
広く縦長な輪郭で、大きく強い目に比べて控えめな口が特徴。
えっちっぽくなく、透明感さえある女性を描かれますね。
そういう意味では漫画と合致しているのかもしれません。
やや個性があるので注意してください。
前述したように今回の↓表紙はかなりイイ仕上がりなため、過去単行本のが参考になるでしょう。
1巻ラストでは2人の女性が「海斗くん」との仲を明言しており、今後の波乱が予想されます。
多分ないでしょうけれど、女性らで大いに揉めてほしいなぁ。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ラブコメ・ナース
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、キャラ4コマ、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(4P)、8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤坂空樹(ふじさか・くうき)」センセの「ナースを彼女にする方法 1巻」です。
やっとゲットできました。
アマゾンに掲載された↓表紙を見てからずっと探していたんですが…なかなか店頭在庫になかったんですよねー。
ちなみに、「彼女日和/ぽんこつわーくす」もまだ店頭で見かけていません。
現在通販しようかどうか迷っているところです。
売れてるのかなぁ。
そんな訳で、初単行本「密な毎日」を紹介している「藤坂空樹」センセです。
おそらく4冊目の単行本は、「ナースを彼女にする方法 1巻」でした。
こちらが初の巻数表記ある漫画だそうです。
しかし…非常に良い出来栄えの↓表紙でしたねー。
色合い・構図・脱ぎっぷりなど絶妙で、しかもナースなんですよ。
PCの画面で一覧ずらーとなった中で、もっとも輝いていました。
また、「藤坂空樹」センセの絵は癖を強く感じる(※ひでるさんの場合ね)んですが、それもだいぶ抑えられてます。
デザイン「510design(5GAS)」とあったので外注だと思いますが、それは成功でないでしょうか。
※左:夏夜子、右:羽鳥
並べてみて気付きましたが、服のデザイン違うんですね。
大学中退して新人看護師となった「太嶋海斗(たじま・かいと)」
病院で彼の配属された外科は1対30という男女比率でした。
そのため、大勢の女性陣は不規則な生活とストレスで出会いが少ないため、彼氏獲得に必死なのです。
初日からさっそく先輩に連れ込まれてしまった「海斗」でしたが、高校時代の元カノ「瀬崎夏夜子」に助けられ、無事に過ごす方法としてアピールされるんですが…彼の視線は病院にて再会した「羽鳥」へ向いていたのでした…。
だいたいそんなお話。
ベタな病院ラブコメ漫画です。
さして取り柄なさそうな主人公がとにかく女性陣にモテまくり、憧れの彼女と仲を発展させる一方で次々とえっちな体験をする~というもの。
玄人にはお馴染み過ぎるくらいのお話ですね。
ただ、ナースとのいちゃいちゃが売りである本作品。
長編で一般系ということも考えると、変化球ではなく直球勝負で正解なのかもしれません。
こうした漫画で、憧れな女性とえっちしない(できない)のは宿命。
そのため、1話目から「夏夜子さん」がサービス要員として奮闘しておりました。
凄いですねー、まるで場所を選んでおりません(笑)
あちこちなかなか良いタイミングで登場しているほか、さりげなく気を使っている描写があります。
いい女性だと思います。
それだけに、おそらくは…今後横から獲物(笑)をぱっと奪われそうで、心配でした。
清楚な雰囲気でがんばり屋さんという正ヒロイン「羽鳥さん」
ついでに、ちょっと主人公「海斗くん」に好意を抱いている様子…と、やたらスタンダードなキャラなのです。
直接えっちシーンはないものの、パンチラやうっかり胸を触られてしまう描写などがありました。
しかし、一応着替えシーンにて全裸を披露していたほか、彼の妄想内では当然色々とされており、画面的にはちゃんと補完されています。
次に期待ですかね。
そんな「羽鳥さん」との再会部分なんですが、コレが非常に疑問。
病院内にて彼女の姿を目撃した「海斗くん」はいきなり窓から飛び出しているんですが…この行動が実に意味不明なのです。
なんで飛び出したの??
危険な目に遭いそうとか、どっかへ行っちゃうとか、最終回じゃーないんだから。
ついでに言えば過去には友達程度の関係だったらしく、ますますあの突発な動きの意味がよーわかりません。
(※下手すると、こっちの想いとは裏腹にすっかり忘れられてたかもしれませんよ)
掴みの部分だったので、ここはがっかり。
またどーでもいいですが、初日から寝坊で遅刻なんてする奴ぁ、他のスキルがどれだけ素晴らしくとも社会人としては失格ですよ、「海斗くん」
ただ、この病院はナース陣もレベルが低いんですね。
”パートナー獲得は死活問題”というのも分からないでもないですが、一般会社ならともかく仮にも病院で男にうようよと群がるというのは漫画ですね。(※漫画ですが)
彼氏がほしいのであれば、合コンにでも出向いて下さい。
ちゃんと仕事しようよ。
※左:岡野先生、右:工藤さん
えらい胸ですが…こんな女医いないだろうなぁ
そうした連中に囲まれているため、「羽鳥さん」の後輩である「工藤」さんの言動はやや厳しめに感じるものの、あれが普通だと思います。
彼女とは、飲み会後のトイレえっちという、なかなか刺激的なシチュエーションが用意されているので注目。
前後不覚なほど酔っ払っていたので、あの行動には説得力がありますね。
単純にえっちパターンで言うと、4話・7話に登場の女医「岡野」先生でしょう。
彼女とは母乳プレイがあり、カーテン越しや車内などがいい感じ。
そっと手助けをしてくれる第3者的な立場でしたが、できればもうひと個性ほしかったです。
柔らかな線のすっきり絵柄。
舞台が病院であるためか白比率が高く、自然と線が目立っています。
正直なところ、ちょっと頼りなく感じました。
広く縦長な輪郭で、大きく強い目に比べて控えめな口が特徴。
えっちっぽくなく、透明感さえある女性を描かれますね。
そういう意味では漫画と合致しているのかもしれません。
やや個性があるので注意してください。
前述したように今回の↓表紙はかなりイイ仕上がりなため、過去単行本のが参考になるでしょう。
1巻ラストでは2人の女性が「海斗くん」との仲を明言しており、今後の波乱が予想されます。
多分ないでしょうけれど、女性らで大いに揉めてほしいなぁ。
ナースを彼女にする方法 1巻(バンブーコミックス・VITAMAN SELECT) (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT) (2009/07/16) 藤坂空樹 商品詳細を見る |
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